JP3990048B2 - Glasses hinge - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、眼鏡の構成材であるレンズフレームとテンプルの間に使用するヒンジに関する。
【0002】
【従来の技術】
眼鏡の構成がレンズとレンズフレームとヒンジとテンプルとで成立つことには変わりないが、材料の進歩により多様な素材が生まれて軽量化と品質が著しく向上し、従来はガラスであったレンズの分野に大量の樹脂が進出し、一方レンズフレームやテンプルの分野にはステンレス鋼に変わりチタンや樹脂の使用が飛躍的に増加した。
【0003】
製作技術の進歩はデザイン面の多様化を生み出し、構造的にレンズとレンズフレームの一体化が出現し、使用面ではヒンジ以降でテンプルを着脱交換式としたり、ヒンジとテンプルの間にスプリングを内蔵して遊びを持たせたり、テンプル側に板ばねを装着し開閉に節目をつけたヒンジも開発されたが、通常のヒンジ構造も多く使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
眼鏡は自体のサイズや使用者の頭部の形状等が原因で、テンプルに柔軟性を欠いたりヒンジ部分に弾性または遊びがない眼鏡を着用した時に、テンプルの内面が顔の側面を強く圧迫して不快感を与えるので、ヒンジとテンプルの間にスライド機構とスプリングを内蔵した小容積のケースをテンプル内面に設け、ヒンジとテンプルの動きにより遊びを持たせた構造が考慮されているが、複雑で製造に手間を要して価格が高く補修も難しい。
【0005】
板ばねを装着した眼鏡もあるが、使用時にレンズフレームとテンプルの接続部に隙間を生じて皮膚や衣料品を挟み込む原因を造り、また板ばねの材質や形状や寸法や用法等に起因して、本来ヒンジの動作時に望まれる細かい動きと柔らかさに充分に対応できない。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は既述の問題点を解消し、製造と補修が極めて容易な構造で柔軟性を備え、使用中にレンズフレームとテンプルの合わせ目に隙間のできないヒンジの提供を目的とする。
【0007】
本発明は、レンズフレームとテンプルの端部に備えたヒンジ用のアーム同士を組合せ、そのヒンジ中心に回転軸を挿入し両者を回動可能に連結してなる眼鏡において、
レンズフレームのヒンジ用アームに深穴と該穴底に連接する小穴と回転軸が移動する長孔を形成し、その長孔の中心軌跡をレンズフレーム端の外縁を回転中心とした円に一致せしめ、深穴にコイルスプリングを格納し、そのコイルスプリングの一方の係止端を小穴に挿入し、その係止端をレンズフレームの外側より挿入したねじにより貫通して固定し、
レンズフレームとテンプルを回転軸で回動自在に取付ける際に、その回転軸をレンズフレーム端のヒンジ用アームの長孔と共に予備緊張を与えたコイルスプリングの他方の係止端を通して接続し、
テンプルを開くと回転軸は長孔の内寄りの端に位置し、レンズフレームとテンプルの端の直線部が接し、テンプルを外側に押し開くと外縁が乖離することなく、回転軸が長孔内を他端に移動してコイルスプリングを引き延ばし、力を除くと収縮力によりテンプルを原位置に自動復帰する構造、
若しくは、テンプルのヒンジ用アームに深穴と該穴底に連接する小穴と長孔を形成し、その深穴にコイルスプリングを格納し、そのコイルスプリングの一方の係止端を小穴に挿入し、その係止端をテンプルの外側より挿入したねじにより貫通して固定し、
レンズフレームとテンプルを回転軸で回動自在に取付ける際に、その回転軸をテンプル端のヒンジ用アームの長孔と共に予備緊張を与えたコイルスプリングの他方の係止端を通して接続し、
テンプルを開くと回転軸は長孔の外寄りの端に位置し、レンズフレームとテンプルの端の直線部が接し、テンプルを外側に押し開くと外縁が乖離することなく、回転軸が長孔内を他端に移動してコイルスプリングを引き延ばし、力を除くと収縮力によりテンプルを原位置に自動復帰する構造としたことを特徴とする眼鏡用ヒンジである。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明は、眼鏡に用いるヒンジに関するものであり、そのヒンジは長孔とコイルスプリングを備えると共に、テンプル側のヒンジ用アームの動きにより、レンズフレームとテンプルの接続部の外縁同士が、テンプルの開から閉への動作を除き如何なる開状態にも乖離することがなくなり、テンプルの過開の際の自動復帰機能を備える。
【0009】
レンズフレーム端のヒンジ用アーム部分にコイルスプリングを格納する深穴と長孔を開け、その長孔中心の軌跡がレンズフレームとテンプルの両端が接する外縁を中心とした円上にある様に配置し、レンズフレームに対してテンプルを回動可能に組合せ、回転軸を挿入して両者を連結する際に、その回転軸で予め深穴に格納し予備緊張を与えたコイルスプリングの一端を固定した構造である。
【0010】
テンプルを開いた段階では回転軸は長孔の手前にあり、更に力を加えテンプルを外側に向けて押し広げて過開すると、回転軸が長孔内を移動して他端に移りコイルスプリングはより緊張し、その収縮力により力を除くとテンプルを原位置に戻す。その際の動きはレンズフレームとテンプルが接触した外縁が回転中心となり、その外縁は離れずにテンプルの開閉が円滑に進む。
【0011】
コイルスプリングは長孔を通る回転軸で止め予備緊張させるので、ヒンジを構成するレンズフレームとテンプルの接続部に生じ勝ちな遊びの吸収に役立ち、しかも長孔上の回転軸の動きがコイルスプリングの緊張を高め、テンプルの自動復帰の原動力となる。従って、眼鏡の構造が簡単でありながら安定し、且つ製作と組立と補修等の容易性を高め、機能を削ることなくコストの低下を可能とし、高級品から使い捨てに至る多種類の眼鏡への適用範囲を広めた。またコイルスプリングの格納場所をレンズフレームに代えてテンプルとする逆の構成でもよい。
【0012】
【作用】
本発明のヒンジは、長孔とコイルスプリングの組合せにより、使用の際にレンズフレームとテンプルの外縁が乖離することがなく、押し開きに際しての自動復帰の機能を備えた。
【0013】
【実施例1】
図1と2は開いた状態の眼鏡1の平面図と側面図で、レンズ2とレンズフレーム3とテンプル4及びヒンジ5の主要部材からなり、ヒンジ5の構造は外からは見えない。図3はヒンジ部を内側から見た拡大側面図で、レンズフレーム3の両端には雄形のヒンジ用アーム6が形成され、そのアームにはレンズ2側に向けて深穴7と穴底に連続して小穴8が形成されている。
【0014】
テンプル4との接続面であるレンズフレーム3側のヒンジ用アーム6には長孔9を設け、孔の中心の軌跡がテンプル4と接するレンズフレーム3の端部の外縁18(図1参照)を中心として描いた円の一部に一致する様に配置する。この長孔にはレンズフレーム3とテンプル4を接続するために回転軸17を挿入し、その回転軸はテンプル4側のフォーク状の雌形アームの上下に設けた孔11とねじ孔12とで固定し、レンズフレーム3側の長孔9内を移動自在とする。
【0015】
レンズフレーム3とテンプル4との接続に先立ち、レンズフレーム3の深穴7に、両端にフック状の係止部を備えたコイルスプリング13を挿入し、一方の係止部14を小穴8に挿入しレンズフレーム3の内側表面からねじ16で固定し、他方の係止部15はレンズフレーム3とテンプル4との接続の際に挿入する回転軸17を通して固定する。深穴の形状は回転軸と共にコイルスプリングが長孔に沿い動くので開口部が広く奥に行く程狭い裁頭錐状が好ましく、コイルスプリング13の長さは取付けにより予備緊張が備わる様に短めにつくられている。
【0016】
眼鏡1を着用する際のヒンジ5の動きに伴うレンズフレーム3とテンプル4の端部の接触状態を、図4(A)で正常な開時の状態を、図4(B)でテンプル4を押し広げた状態を、図4(C)でテンプル4の折り畳みの始めの状態を、図4(D)で折り畳み完了状態を夫々示し、その細かい動きを以下に説明する。
【0017】
眼鏡1の開閉時に於けるヒンジの動きは、先ずテンプル4を開いた状態(図1参照)が図4(A)に示す様にレンズフレーム3とテンプル4の端が直線部19で接し、回転軸17は長孔9の内端に位置する。テンプル4に外向きの力を加えると、図4(B)に示す様にテンプル4側ヒンジ用アーム10に固定した回転軸17が長孔9に沿い移動する。長孔9の回転中心はレンズフレーム3の端部の外縁18とテンプル4の外縁にあり、図4(A、B)の場合に両外縁18は乖離することはない。
【0018】
テンプル4を押し広げ過開すると回転軸17が長孔9の他端に移動してコイルスプリング13が緊張し、力を除くと収縮力で回転軸17を長孔9の原位置に戻す。直線部19の端から始まるテンプル4のヒンジ用アーム10の内側面は、回転軸17を挿入する孔11からの距離(回転半径)を図示の如くr、r1 、r2 の三地点で示した時、その各点間を滑らかにつないだ曲面20とした。
【0019】
最初の地点のrに対してr1 は小さく、図4(C)のテンプル4を折り畳み始めの際にr1 の先端はレンズフレーム3の直線部19から離れ、回転軸17だけで廻るので摩擦が少なくて動かし易い。図4(D)では回転するにつれてr1 より大きいr2 の先端はレンズフレーム3の直線部19に再接触し、その際に回転軸17は長孔9に沿い動くが、テンプル4はコイルスプリング13の緊張力が抵抗となりバランスした位置で停止する。
【0020】
ヒンジは構造が簡単なため機能を落とすことなく、製作と組立と補修を容易にしたのでコストの低下が出来た。また自動復帰力やテンプル内面の頬への押圧にかかわる動きの柔らかさは、コイルスプリングの材質とコイル径やコイル数やコイルの太さ等のサイズの組合せを変えて対応できる他、ヒンジのコイルスプリングが穴に格納されて眼鏡の着用中は見え難く、格納用穴の入口を覆えばより見栄えも上がり、高級品から使い捨てまでの種類の眼鏡に幅広く適用できた。
【0021】
【実施例2】
本例では、実施例1と異なる部分の説明に止め、その他の部分については実施例1の説明を引用する。図5はレンズフレーム3にコイルスプリング13を予備緊張を与えて取付けた状態の側面図で、長孔9内にアーム6の幅以下の中空短軸21を摺動可能に挿入してコイルスプリング13を支持する構造で、テンプル4との接続はテンプル側ヒンジ用アームに開けた孔11から回転軸17を中空短軸21に通して他端のねじ孔12に固定する。
【0022】
この構造では、コイルスプリング13に予備緊張を与えながら中空短軸21を取付ける作業は、テンプル4とは関係なくレンズフレーム3だけを対象として進められるので、実施例1のようにレンズフレーム3とテンプル4の接続の際に、コイルスプリング13を延ばしながら回転軸17を挿入する作業に較べると遙かに容易であり、部品数は増えるが組立と分解が容易になり製作も修理も楽になる利点を備える。
【0023】
【実施例3】
本例は、実施例1でレンズフレーム3端のヒンジ用アーム6に長孔9とコイルスプリグ13を装着したのに対し、図6に示す様にテンプル24端のヒンジ用アーム26に深孔27と小孔28と長孔29を設けてコイルスプリグ13を装着したもので、内蔵位置がレンズフレーム23からテンプル24に、各アームがレンズフレーム23ではフォーク状の雌形25にテンプル24が雄形26に変更されたが、それ以外の外縁30と長孔29の関係等の構造と目的と働きは実施例1と同じであり説明は省略する。また本例に実施例2と同様に中空単軸を適用できることはいうまでもない。
【0024】
【発明の効果】
本発明の眼鏡用ヒンジの使用により下記の効果をもたらした。
▲1▼長孔とコイルスプリングを組合せることにより、眼鏡を装着中にレンズフレームとテンプルが接触する外縁の乖離を防止した。
▲2▼テンプルを正常の開位置から過開しても、力を除くと原位置に自動復帰し、その動きは柔らかく円滑になった。
▲3▼簡単な構造により製造と組立と補修が容易になりコストが低下した。
▲4▼高級品から廉価品までの広範囲の眼鏡に適用することが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の眼鏡の平面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図2のヒンジ内側からの側面図である。
【図4】図3のヒンジの上面図で、(A)はテンプルの開状態、(B)はテンプルを外側に押し開いた状態、(C)テンプルの閉じ始め、(D)はテンプル閉じ終わりを示した。
【図5】実施例2の中空短軸を使用したヒンジ内側の側面図である。
【図6】実施例3のヒンジ平面図を(A)、側面図を(B)で示した。
【符号の説明】
1 眼鏡
2 レンズ
3、23 レンズフレーム
4、24 テンプル
5 ヒンジ
6、10、25、26 アーム
7、27 深孔(格納用)
8、28 小穴(取付用)
9、29 長孔
11 孔
12 ねじ孔
13 コイルスプリング
14、15 係止端
16 固定ねじ
17 回転軸
18、30 外縁
19 直線部
20 曲面
21 中空短軸[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a hinge used between a lens frame, which is a component of spectacles, and a temple.
[0002]
[Prior art]
Although the composition of glasses is not limited to lenses, lens frames, hinges, and temples, various materials are born with the advancement of materials, and the weight and quality are significantly improved. A large amount of resin has entered the field, while the use of titanium and resin in the lens frame and temple fields has dramatically increased in place of stainless steel.
[0003]
Advances in manufacturing technology have created diversification in design, and the structural integration of the lens and lens frame has emerged. On the usage side, the temple can be attached and removed after the hinge, and a spring is built in between the hinge and temple. Hinge with a leaf spring on the temple side and a knot for opening and closing has also been developed, but a normal hinge structure is also often used.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
Because of the size of the glasses and the shape of the user's head, the inner surface of the temple strongly presses the side of the face when wearing glasses that lack flexibility or have no elasticity or play at the hinge. However, a structure with a small volume case with a slide mechanism and a spring built in between the hinge and the temple is provided on the inner surface of the temple and play is provided by the movement of the hinge and temple. Therefore, it takes a lot of time to manufacture and is expensive and difficult to repair.
[0005]
Some spectacles are equipped with leaf springs, but when used, there is a gap between the lens frame and the temple, creating a cause of pinching skin and clothing, and because of the leaf spring material, shape, dimensions, usage, etc. The fine movement and softness originally desired during the operation of the hinge cannot be sufficiently handled.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
An object of the present invention is to provide a hinge that eliminates the above-mentioned problems, has a structure that is extremely easy to manufacture and repair, has flexibility, and that does not have a gap at the joint between the lens frame and the temple during use.
[0007]
The present invention is a pair of spectacles in which a lens frame and arms for hinges provided at the ends of the temples are combined, a rotation shaft is inserted at the center of the hinge, and both are connected rotatably.
The lens frame hinge arm is formed with a deep hole, a small hole connected to the bottom of the hole, and a long hole through which the rotation axis moves, and the center locus of the long hole is made to coincide with a circle centering on the outer edge of the lens frame. The coil spring is stored in the deep hole, and one locking end of the coil spring is inserted into the small hole, and the locking end is penetrated and fixed by a screw inserted from the outside of the lens frame,
When the lens frame and the temple are pivotably attached to the rotation axis, the rotation axis is connected through the other locking end of the coil spring that has been pre-tensioned together with the long hole of the hinge arm at the end of the lens frame,
When the temple is opened, the rotation axis is located at the inner end of the long hole, the lens frame and the linear part of the temple end are in contact, and when the temple is pushed outward, the outer edge is not separated, and the rotation axis is in the long hole. To the other end to extend the coil spring, and when the force is removed, the temple is automatically returned to its original position by the contraction force,
Alternatively, a deep hole and a small hole and a long hole connected to the bottom of the hole are formed in the temple hinge arm, a coil spring is stored in the deep hole, and one locking end of the coil spring is inserted into the small hole, The locking end is penetrated and fixed with a screw inserted from the outside of the temple,
When the lens frame and the temple are pivotably mounted on the rotation shaft, the rotation shaft is connected through the other latching end of the coil spring which is pre-tensioned together with the elongated hole of the hinge arm at the temple end,
When the temple is opened, the rotation axis is located at the outer end of the long hole, the lens frame and the linear part of the temple end are in contact, and when the temple is pushed outward, the outer edge does not diverge and the rotation axis is within the long hole. This is a spectacles hinge that has a structure in which the coil spring is extended by moving the coil to the other end, and when the force is removed, the temple is automatically returned to the original position by the contraction force.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The present invention relates to a hinge for use in eyeglasses. The hinge includes a long hole and a coil spring, and the movement of the hinge arm on the temple side causes the outer edges of the connection portion between the lens frame and the temple to open the temple. Except for the operation from closing to closing, there is no divergence in any open state, and an automatic return function is provided when the temple is overopened.
[0009]
Open a deep hole and a long hole to store the coil spring in the hinge arm part at the end of the lens frame, and place the locus of the center of the long hole on a circle centering on the outer edge where both ends of the lens frame and the temple are in contact. A structure in which one end of a coil spring that is prestored in a deep hole and pre-tensioned is fixed with the rotation shaft when the rotation shaft is inserted and connected to each other so that the temple can be rotated with respect to the lens frame. It is.
[0010]
At the stage where the temple is opened, the rotating shaft is in front of the long hole, and if the force is further applied and the temple is extended outwardly to spread out, the rotating shaft moves inside the long hole and moves to the other end. The temple is returned to its original position when the tension is removed and the force is removed by the contraction force. In this case, the outer edge where the lens frame and the temple contact is the center of rotation, and the temple is smoothly opened and closed without leaving the outer edge.
[0011]
Since the coil spring is stopped and pre-tensioned at the rotating shaft that passes through the long hole, it helps to absorb the play that tends to occur at the connection between the lens frame and the temple constituting the hinge, and the movement of the rotating shaft on the long hole is Increases tension and becomes the driving force for automatic temple return. Therefore, the structure of the glasses is simple and stable, and the ease of production, assembly, and repair is improved, and the cost can be reduced without cutting the functions. Widened the scope of application. Moreover, the reverse structure which uses a temple instead of a lens frame for the storage location of a coil spring may be sufficient.
[0012]
[Action]
The hinge according to the present invention has a function of automatically returning when pushing open, without the lens frame and the outer edge of the temple being separated from each other by the combination of the long hole and the coil spring.
[0013]
[Example 1]
FIGS. 1 and 2 are a plan view and a side view of the
[0014]
A
[0015]
Prior to the connection between the
[0016]
The contact state between the end of the
[0017]
The movement of the hinge when the
[0018]
When the
[0019]
R 1 is smaller than r at the first point, and when the
[0020]
Since the hinge has a simple structure, it is easy to manufacture, assemble, and repair without reducing its function. In addition, the softness of the movement related to the automatic return force and the pressure on the cheek inside the temple can be handled by changing the combination of the coil spring material and the size of the coil diameter, number of coils, coil thickness, etc. The spring was stored in the hole and it was difficult to see while wearing glasses, and it looked better when the entrance of the storage hole was covered, and it could be applied to a wide range of luxury to disposable glasses.
[0021]
[Example 2]
In this example, the description of the parts different from the first example will be stopped, and the description of the first example will be cited for the other parts. FIG. 5 is a side view showing a state in which the
[0022]
In this structure, the operation of attaching the hollow
[0023]
[Example 3]
In this example, the
[0024]
【The invention's effect】
The use of the spectacle hinge of the present invention has the following effects.
(1) By combining the long hole and the coil spring, the outer edge where the lens frame and the temple are in contact with each other while wearing the glasses is prevented.
(2) Even if the temple was over-opened from the normal open position, it automatically returned to the original position when the force was removed, and the movement became soft and smooth.
(3) The simple structure facilitates manufacture, assembly and repair, reducing costs.
(4) It has become possible to apply to a wide range of spectacles from high-end to low-priced products.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of eyeglasses of Example 1. FIG.
FIG. 2 is a side view of FIG.
FIG. 3 is a side view from the inside of the hinge of FIG. 2;
4A is a top view of the hinge of FIG. 3, in which FIG. 3A shows an opened state of the temple, FIG. 4B shows a state in which the temple is pushed outward, FIG. 3C shows that the temple starts to close, and FIG. showed that.
5 is a side view of the inside of a hinge using the hollow short shaft of Example 2. FIG.
6A is a plan view of a hinge of Example 3, and FIG. 6B is a side view thereof.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
8, 28 Small hole (for mounting)
9, 29
Claims (4)
レンズフレーム(3)のヒンジ(5)用アーム(6)に深穴(7)と該穴底に連接する小穴(8)と回転軸(17)が移動する長孔(9)を形成し、その長孔の中心軌跡をレンズフレーム(3)端の外縁(18)を回転中心とした円に一致せしめ、深穴(7)にコイルスプリング(13)を格納し、そのコイルスプリングの一方の係止端(14)を小穴(8)に挿入し、その係止端をレンズフレーム(3)の外側より挿入したねじ(16)により貫通して固定し、
レンズフレーム(3)とテンプル(4)を回転軸(17)で回動自在に取付ける際に、その回転軸をレンズフレーム端のヒンジ用アーム(6)の長孔(9)と共に予備緊張を与えたコイルスプリング(13)の他方の係止端(15)を通して接続し、
テンプル(4)を開くと回転軸(17)は長孔(9)の内寄りの端に位置し、レンズフレーム(3)とテンプル(4)の端の直線部(19)が接し、テンプル(4)を外側に押し開くと外縁(18)が乖離することなく、回転軸(17)が長孔(9)内を他端に移動してコイルスプリング(13)を引き延ばし、力を除くと収縮力によりテンプル(4)を原位置に自動復帰する構造としたことを特徴とする眼鏡用ヒンジ。In the spectacles formed by combining arms for hinges provided at the end of the lens frame and temple, inserting a rotation shaft at the center of the hinge, and connecting both of them rotatably.
The arm (6) for the hinge (5) of the lens frame (3) is formed with a deep hole (7), a small hole (8) connected to the bottom of the hole, and a long hole (9) through which the rotation shaft (17) moves. The center locus of the long hole is made to coincide with a circle centering on the outer edge (18) at the end of the lens frame (3), the coil spring (13) is stored in the deep hole (7), and one of the coil springs is engaged. The stop end (14) is inserted into the small hole (8), and the locking end is penetrated and fixed by the screw (16) inserted from the outside of the lens frame (3).
When the lens frame (3) and the temple (4) are rotatably mounted on the rotation shaft (17), the rotation shaft is pre-tensioned together with the elongated hole (9) of the hinge arm (6) at the end of the lens frame. Connected through the other locking end (15) of the coil spring (13),
When the temple (4) is opened, the rotation shaft (17) is located at the inner end of the long hole (9), the lens frame (3) and the linear portion (19) at the end of the temple (4) are in contact, and the temple ( 4) When the outer side is pushed outward, the outer edge (18) is not separated, and the rotating shaft (17) moves to the other end in the long hole (9) to extend the coil spring (13). A hinge for spectacles, wherein the temple (4) is automatically returned to its original position by force.
テンプル(24)のヒンジ用アーム(26)に深穴(27)と該穴底に連接する小穴(28)と長孔(29)を形成し、その深穴にコイルスプリング(13)を格納し、そのコイルスプリングの一方の係止端を小穴(28)に挿入し、その係止端をテンプル(24)の外側より挿入したねじにより貫通して固定し、
レンズフレーム(23)とテンプル(24)を回転軸(17)で回動自在に取付ける際に、その回転軸をテンプル端のヒンジ用アーム(26)の長孔(29)と共に予備緊張を与えたコイルスプリング(13)の他方の係止端を通して接続し、
テンプル(24)を開くと回転軸(17)は長孔(29)の外寄りの端に位置し、レンズフレーム(23)とテンプル(24)の端の直線部が接し、テンプル(24)を外側に押し開くと外縁(30)が乖離することなく、回転軸(17)が長孔(29)内を他端に移動してコイルスプリング(13)を引き延ばし、力を除くと収縮力によりテンプル(24)を原位置に自動復帰する構造としたことを特徴とする眼鏡用ヒンジ。In the spectacles formed by combining arms for hinges provided at the end of the lens frame and temple, inserting a rotation shaft at the center of the hinge, and connecting both of them rotatably.
A deep hole (27), a small hole (28) connected to the bottom of the hole, and a long hole (29) are formed in the hinge arm (26) of the temple (24), and the coil spring (13) is stored in the deep hole. The one end of the coil spring is inserted into the small hole (28), and the end of the lock is inserted and fixed by a screw inserted from the outside of the temple (24).
When the lens frame (23) and the temple (24) were rotatably mounted on the rotating shaft (17), the rotating shaft was pre-tensioned together with the elongated hole (29) of the hinge arm (26) at the temple end. Connected through the other locking end of the coil spring (13),
When the temple (24) is opened, the rotation shaft (17) is positioned at the outer end of the long hole (29), the lens frame (23) and the linear portion at the end of the temple (24) are in contact with each other, and the temple (24) is moved. When it is pushed outward, the outer edge (30) does not diverge, the rotating shaft (17) moves to the other end in the long hole (29) and extends the coil spring (13). A spectacles hinge characterized in that (24) is configured to automatically return to its original position.
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JP28592298A Expired - Lifetime JP3990048B2 (en) | 1998-09-21 | 1998-09-21 | Glasses hinge |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3990048B2 (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11921358B2 (en) | 2018-03-30 | 2024-03-05 | Luxottica S.R.L. | Bistable spectacles knuckle |
-
1998
- 1998-09-21 JP JP28592298A patent/JP3990048B2/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11921358B2 (en) | 2018-03-30 | 2024-03-05 | Luxottica S.R.L. | Bistable spectacles knuckle |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000098307A (en) | 2000-04-07 |
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