JP3989993B2 - Rotary feeder - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロータリーフィーダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ペレットやパウダーなどの粉粒体の定量供給装置としてロータリーフィーダーが使用されている。このロータリーフィーダー1は、図15に示すように、胴部21およびこの胴部21にそれぞれ連結された供給部22と排出部23からなるケーシング2と、このケーシング2の胴部21内で回転可能なロータ本体31、このロータ本体31に放射状に固定されて先端が胴部21の内周面に摺接可能な複数枚のベーン32およびこのベーン32の両側端に設けられた側板33からなるロータ3とで構成され、ロータ3は、ケーシング2の両側に配設された軸受41を介して回転自在に軸支された回転軸4に一体に連結されている。そして、粉粒体を収容するホッパー5の排出口5aにケーシング2の供給部22の上端開口22aが接続され、また、ケーシング2の排出部23の下端開口23aが粉粒体輸送管6の導入口6aに接続されている。
【0003】
したがって、回転軸4をチェーンスプロケット8や歯車などを介して回転駆動させると、回転軸4と一体のロータ3が回転し、ホッパー5に収容された粉粒体は、ケーシング2の供給部22を経て流下し、隣接する一対のベーン32、側板33およびロータ本体31で形成される収容凹部3aと胴部21の内周面とで形成される収容空間Sに収容された後、排出部23を通って粉粒体輸送管6に排出され、さらに、粉粒体輸送管6に図示しないブロアーなどの空気源から供給された圧送空気によって受け入れ設備まで空気輸送されるようになっている。
【0004】
ところで、このようなロータリーフィーダー1は、その機能上ケーシング2の胴部21の内周面と、ロータ3のベーン32の先端および側板33の外周面との間に微小な隙間が形成されており、粉粒体の輸送時、粉粒体がこの微小な隙間を通って、ケーシング2の胴部21の開口部21aを遮蔽するサイドプレート24の内面とロータ3の側板33の外面とで形成される空間に侵入し、ついにはシール部材(図示せず)や軸受41に入り込んで損傷させ、回転軸4、すなわち、ロータ3を回転不能に陥らせる問題があった。
【0005】
このため、実開昭61−5833号公報に記載されるように、粉粒体輸送管6から分岐させた分流管61をケーシング2のサイドプレート24に接続し、圧縮空気をケーシング2のサイドプレート24内面とロータ3の側板33外面との間に形成される空間(サイドチャンバー)に供給することにより、ケーシング2の胴部21の内周面とロータ3の側板33の外周面との間に形成される微小な隙間を経てロータ3の収容凹部3a側に圧縮空気を噴出させ、側板33の外周面を越えて侵入しようとする粉粒体を押し戻して軸受41やシール部材への入り込みを防止することが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような粉粒体の侵入防止構造では、ロータの側板の外周面全長にわたって軸受側に粉粒体が侵入しない程度の圧力と流速で圧縮空気をサイドチャンバーからロータの収容凹部側に噴出させる必要があるが、長大な側板の外周全長にわたって圧縮空気を均一に噴出させることはほとんど不可能である。しかも、側板の外周面にいったん粉粒体の噛み込みが発生すると、サイドチャンバーに供給された圧縮空気は、その噛み込み部分を避けて空気抵抗の少ない部分、すなわち、噛み込みの発生していない部分から噴出することから、噛み込みを除去することはできない。このため、側板の外周面からケーシングのサイドプレート内面とロータの側板外面との間に形成される空間への粉粒体の侵入が継続し、シール部材や軸受を損傷させ、ついには、ロータを回転不能に陥らせるものである。
【0007】
また、圧縮空気をケーシングのサイドプレート内面とロータの側板外面との間に形成される空間(サイドチャンバー)にいったん供給した後、ケーシングの胴部の内周面とロータの側板の外周面との間に形成される微小な隙間を経てロータの収容凹部側に圧縮空気を噴出させる場合、図14(a)に示すように、サイドチャンバー内の静止した状態の圧縮空気がロータの収容凹部側に噴出するだけであるから、圧縮空気が保有している圧力による流速しか生じない。なお、サイドチャンバー内の圧縮空気は静止しているので、ただ単に圧縮空気の圧力によってロータの側板の外周面全周から小さな流速で矢印方向(ロータの軸心と平行な方向)に噴出しようとするだけである。
【0008】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、粉粒体による軸受やシール部材の損傷を確実に防止することのできるロータリーフィーダーを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明における請求項1記載の発明は、胴部およびこの胴部にそれぞれ連結された供給部と排出部からなるケーシングと、このケーシングの両側に配設された軸受を介して回転自在に軸支された回転軸と、この回転軸に一体に連結され、ケーシングの胴部内で回転するロータとで構成され、ロータを回転させることによってケーシングの供給部から流下する粉粒体がロータに形成された収容凹部とケーシングの胴部内周面とで形成される収容空間に収容され、排出部を通って排出されるロータリーフィーダーにおいて、前記ロータの両端外周面もしくはロータの両端外周面に対向するケーシングの胴部内周面の少なくとも一方に環状溝を形成し、この環状溝に連通する空気孔もしくは環状溝に対面する空気孔をケーシングまたはロータに形成し、該空気孔を通って環状溝に供給された圧縮空気がロータの両端外周面とケーシングの胴部内周面との隙間からロータの収容凹部側に向けて噴出するようになされ、さらに、ロータとケーシングおよびそのサイドプレートとの間に形成される空間の少なくとも下端部に臨んで粉粒体排出口をケーシングもしくはそのサイドプレートに形成し、ロータの両端外周面とケーシングの胴部内周面との隙間を通ってロータの外面側に侵入した粉粒体が粉粒体排出口から排出されるようになされていることを特徴とするものである。
【0010】
また、請求項2記載の発明は、胴部およびこの胴部にそれぞれ連結された供給部と排出部からなるケーシングと、このケーシングの両側に配設された軸受を介して回転自在に軸支された回転軸と、この回転軸に一体に連結され、ケーシングの胴部内で回転するロータとで構成され、ロータを回転させることによってケーシングの供給部から流下する粉粒体がロータに形成された収容凹部とケーシングの胴部内周面とで形成される収容空間に収容され、排出部を通って排出されるロータリーフィーダーにおいて、前記ロータの両端外周面もしくはロータの両端外周面に対向するケーシングの胴部内周面の少なくとも一方に環状溝を形成し、この環状溝に連通する空気孔もしくは環状溝に対面する空気孔をケーシングに形成し、該空気孔を通って環状溝に供給された圧縮空気がロータの両端外周面とケーシングの胴部内周面との隙間からロータの収容凹部側に向けて噴出するようになされ、また一方、ロータとケーシングおよびそのサイドプレートとの間に空気溜まりを形成するとともに、この空気溜まりに連通する供給口をケーシングのサイドプレートに形成し、前記供給口を通って空気溜まりに供給された圧縮空気がロータの両端外周面とケーシングの胴部内周面との隙間から前記環状溝に流入するようになされ、さらに、ロータとケーシングおよびそのサイドプレートとの間に形成される空気溜まりの少なくとも下端部に臨んで粉粒体排出口をケーシングもしくはそのサイドプレートに形成し、ロータの両端外周面とケーシングの胴部内周面との隙間を通ってロータの外面側に侵入した粉粒体が粉粒体排出口から排出されるようになされていることを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0012】
なお、説明の便宜上、図15に示した従来例の部材と同一の部材には同一の符号を用いる他、それらの詳細な説明は重複するため省略する。
【0013】
図1には、本発明のロータリーフィーダー1の第1実施形態が示されており、そのロータ3の側板33の外周面には、その全周にわたって環状溝33xが形成されている。一方、この側板33に形成された環状溝33xに対面するように、ケーシング2の胴部21には、複数個の空気孔21bが間隔をおいて形成されており、この空気孔21bにはエア配管7が接続されている。
【0014】
また、ロータ3の側板33の外面とケーシング2の胴部21の内周面およびその胴部21の開口部21aを遮蔽するようにケーシング2の胴部21に固定されたサイドプレート24の内面との間に形成される空間(空気溜まり)kの下端部もしくは下端部近傍に臨んで、ケーシング2の胴部21には、1個もしくは複数個の粉粒体排出口21cが形成されており、この粉粒体排出口21cには粉粒体排出管72が接続されている。
【0015】
なお、サイドプレート24の外面側には、回転軸4の両端を軸支する軸受41を配設したベアリングケース42がボルト42aによって一体に連結されている他、回転軸4と一体のスリーブ43を密封するグランドパッキンなどのシール部材44が挾み込まれて一体に連結されている。
【0016】
次に、本実施形態の作動について説明する。図示しない電動モータを回転駆動させ、チェーンスプロケット8を介して回転軸4を回転駆動させると、回転軸4と一体のロータ3が回転し、ホッパー5に収容された粉粒体は、ケーシング2の供給部22を経てロータ3の収容凹部3aと胴部21の内周面とで形成される収容空間Sに収容された後、排出部23を通って粉粒体輸送管6に排出される。
【0017】
この状態で、図示しないブロワーなどの空気源から圧縮空気をエア配管7を経て空気孔21bに供給すると、その圧縮空気は、ロータ3の側板33の外周面に形成された環状溝33xに向けて噴出され、該環状溝33x内で均質化される。この場合、ロータ3が回転しているので、このロータ3の回転に伴って環状溝33x内の空気も回転することになり、環状溝33x内の圧縮空気は、回転しながら側板33の外周面と胴部21の内周面との微小な隙間を経て側板33の外面側(軸受41側)もしくは内面側(収容凹部3a側)に噴出する。ここで、側板33の外面側は、前述したシール部材44や軸受41によって密封されているので、瞬時にして側板33の外面側の空気圧と環状溝33x内の空気圧は同圧となる。つまり、環状溝33x内に供給された圧縮空気は、側板33の内面側(収容凹部3a側)に向かってのみ勢いよく噴出する。
【0018】
また、空気孔21bから環状溝33x内に供給された圧縮空気は、ロータ3の回転に伴って回転し、回転しながら環状溝33x内から側板33の内面側(収容凹部3a側)に向かって噴出するので、その結果、環状溝33x内に供給された圧縮空気は、ロータ3の回転によって大きな回転速度を付加された後、側板33の内面側(収容凹部3a側)に向かって噴出することになる。したがって、図14(b)に示すように、圧縮空気は保有している圧力だけでなくロータ3の回転によって付加された流速を伴いながら、環状溝33x内から側板33の内面側(収容凹部3a側)に向かって矢印方向(ロータ3の軸心に対して斜め方向)に噴出する。
【0019】
そこで、粉粒体が側板33の外周面と胴部21の内周面との微小な隙間を通って入り込もうとするのを、圧縮空気の圧力およびロータ3の回転によって付加された大きな空気の流速とで防止することができる。
【0020】
また、側板33の外周面と胴部21の内周面との微小な隙間に付着しつつある粉粒体を強力な力で剥離させて押し戻すことができるので、粉粒体がシール部材44や軸受41に達することがなく、長期にわたって安定した回転性能を維持することができる。
【0021】
特に、粉粒体輸送管6が加圧状態のときには、収容凹部3a内の粉粒体が、側板33の外周面と胴部21の内周面との微小な隙間を経て側板33の外面側に侵入しようとする傾向が強いが、このような粉粒体の侵入は確実に防止されるものである。もちろん、粉粒体輸送管6が負圧状態あるいは常圧のときにも、粉粒体の侵入を確実に防止できることはいうまでもない。
【0022】
なお、ホッパー5内の粉粒体が落下してロータ3の収容凹部3a内に入る際、軽い粉粒体は、側板33の外周面と胴部21の内周面との隙間に入り込み、詰まりを発生しやすいが、ロータ3が回転し、かつ、環状溝33x内から収容凹部3a側に向けて圧縮空気が噴出していることから、前述したように詰まりが発生したり、成長して凝り固まることがない。
【0023】
また、環状溝33x内に隙間を通って粉粒体が侵入したとしても、環状溝33x内の空気は、側板33の内面側に向かってのみ噴出されているので、その侵入した粉粒体は、収容凹部3a側に放出される方向に動く。すなわち、環状溝33xを経て外面側には侵入しにくい。このため、軸受41やシール部材44に粉粒体が入り込んで焼付けを起こすことを防止することができる。
【0024】
この場合、図2に詳細に示すように、ロータ3の側板33の外周面と、ケーシング2の胴部21の内周面との隙間δは、0.03〜0.2mm、特に、0.05〜0.1mmが好ましい。また、側板33の外周面と胴部21の内周面との隙間に粉粒体が詰まりにくくするためには、環状溝33xの収容凹部3a側の壁面と側板33の内壁面とで形成される側板33の外周面の幅τ1 は、2.0mm以内、特に、1.5mm以内が好適である。さらに、環状溝33xの軸受41側の壁面と側板33の外壁面とで形成される側板33の外周面の幅τ2 は、5.0mm以内が好ましい。
【0025】
一方、側板33に形成される環状溝33xの断面形状は、方形に限定するものではなく、図3に示すように、台形、逆三角形、半円形などの各種形状を選択することができる。そして、図3(d)〜(f)に示す形状においては、環状溝33xの壁面と側板33の内壁面(外壁面)とで形成される側板33の外周面が、ケーシング2の胴部21の内周面に線状に対向することになり、その外周面の幅τ1 (τ2 )は可及的に0に近づくものとなる。
【0026】
また、粉粒体が側板33の外周面と胴部21の内周面との隙間を経て側板33の外面側に侵入することは防止されているが、仮に、ごくわずかの粉粒体が側板33の外面側に侵入したとしても、それらの粉粒体は、エア配管7および空気孔21bを経て側板33の外面と胴部21の内周面およびサイドプレート24の内面との間に形成される空間(空気溜まり)kに供給された圧縮空気によって粉粒体排出口21cおよび粉粒体排出管72を通って排出される。
【0027】
なお、粉粒体排出管72に配設された図示しない常時閉鎖位置にある開閉弁を開放操作した一定時間毎に、粉粒体が定期的に外部に排出されるようにしておくことが好ましい。もっとも、エア配管7および空気孔21bを経て側板33の外面と胴部21の内周面およびサイドプレート24の内面との間に形成される空間(空気溜まり)k内に供給された空気の圧力が大きく、粉粒体排出管72に設置された図示しないオリフィスに開口する口径が小さい場合には、粉粒体排出管72に配設された開閉弁を常時開としておいてもよく、開閉弁を付設しないでもよい。
【0028】
したがって、側板33の外面側に粉粒体が侵入したとしても、その粉粒体は速やかに外部に排出されることになり、粉粒体が軸受41やシール部材44に入り込むことを確実に防止することができる。
【0029】
ちなみに、ポリ塩化ビニル(PVC)パウダーを空気輸送する場合、従来構造では7時間ごとに内部清掃する必要があるが、本発明の場合、100時間毎の清
掃で足り、ロータリーフィーダー1の稼働率を大幅に向上させることができる。
次に、本発明のロータリーフィーダー1の第2実施形態を図4および図5に基づいて説明すると、このロータリーフィーダー1においては、図1に示した第1実施形態と同様に、ロータ3の側板33の外周面に環状溝33xが形成される一方、この環状溝33xに対面してケーシング2の胴部21にエア配管7が接続された空気孔21bが形成されている。そして、側板33の外面には、円形状の陥没部33aが設けられてサイドプレート24の内面との間に空気溜まりkが形成されている。また、サイドプレート24には、空気溜まりkに連通するように、1個もしくは複数個の供給口24bが形成されており、この供給口24bには圧縮空気のエア配管71が接続されている。
【0030】
さらに、ロータ3の側板33の外面とケーシング2の胴部21の内周面およびケーシング2の胴部21に固定されたサイドプレート24の内面との間に形成される空気溜まりkの少なくとも下端部に臨んで、ケーシング2の胴部21の内周面には、その下端部を中心として一定角度範囲にわたる円弧状溝21yが形成されている。そして、この円弧状溝21yには粉粒体排出口21cが連通され、また、粉粒体排出口21cには粉粒体排出管72が接続されている。
【0031】
なお、この実施形態においては、シール部材44としてメカニカルシールが採
用されている他、回転軸4は歯車9を介して回転駆動されるようになっている。
したがって、この実施形態においては、図示しない空気源から圧縮空気をエア配管7を経て空気孔21bに供給すると、その圧縮空気は、ロータ3の側板33の外周面に形成された環状溝33xに噴出され、該環状溝33x内で均質化される。そして、ロータ3が回転することにより、環状溝33x内の空気も回転し、側板33の外周面と胴部21の内周面との微小な隙間を経て側板33の外面側(軸受41側)もしくは内面側(収容凹部3a側)に噴出する。ここで、空気源からエア配管71を経て空気溜まりkに圧縮空気を供給すると、側板33の外面側は、シール部材44や軸受41によって密封されていることから、空気溜まりkの圧縮空気は、側板33の外周面と胴部21の内周面との隙間を通って環状溝33xに噴出される。また、側板33の外面側の圧力は、その内面側の圧力よりも高くなっており、必要に応じて圧力を調整することができる。したがって、環状溝33x内に噴出された圧縮空気は、内面側に向かってのみ勢いよく噴出することになり、この隙間を通って粉粒体が入り込もうとするのを防止することになる。
【0032】
このように、側板33の内面側に比較してその外面側の圧力が高く、しかも、側板33の外周面と胴部21の内周面との隙間を通って空気溜まりk内の圧縮空気が環状溝33xに向けて噴出されていることから、たとえ粉粒体が環状溝33x内に到達し、側板33の外周面を越えて侵入しようとしても、その粉粒体の侵入は抑制され、むしろ、圧力の低い側板33の内面側に押し戻されて排出されるものである。
【0033】
なお、圧縮空気が環状溝33xに噴出され、また、空気溜まりkに供給されていることから、粉粒体が側板33の外周面と胴部21の内周面との隙間を経て側板33の外面側へ侵入することは積極的に防止されているが、仮に、前述した隙間を通ってごくわずかな粉粒体が側板33の外面側に侵入したとしても、その粉粒体は空気溜まりkに供給された圧縮空気によって円弧状溝21y、粉粒体排出口21cおよび粉粒体排出管72を経て外部に強制的に排出される。したがって、側板33の外面側に粉粒体が侵入したとしても、その粉粒体は速やかに外部に排出されることになり、粉粒体が軸受41やシール部材44に入り込むことを確実に防止することができる。
【0034】
次に、本発明のロータリーフィーダー1の第3実施形態を図6乃至図8に基づいて説明すると、このロータリーフィーダー1においては、ロータ3の側板33の外周面に対向するケーシング2の胴部21の内周面に環状溝21xが形成されている。そして、胴部21には、環状溝21xに連通する空気孔21bが形成されており、この空気孔21bにはエア配管7が接続されている。また、サイドプレート24の内面には、図7に示すように、胴部21の開口部21aに対応する外周縁から回転軸4の軸穴の内周縁にかけて複数個の分離帯24cが形成されている。この結果、サイドプレート24とロータ3の側板33とで形成される空気溜まりkは、前述した分離帯24cによって複数個に分割されている。また、各分割された空気溜まりkにそれぞれ圧縮空気が供給されるように、サイドプレート24には複数個の供給口24bが形成されている。
【0035】
さらに、ロータ3の側板33の外面とケーシング2の胴部21の内周面およびサイドプレート24の内面との間に形成される空気溜まりkは、前述したように分離帯24cによって分割されており、各空気溜まりkの下端部もしくは下端部近傍にそれぞれ臨むように、ケーシング2の開口部21aを遮蔽するサイドプレート24に粉粒体排出口24dが形成されており(図7参照)、この粉粒体排出口24dには粉粒体排出管72が接続されている。
【0036】
したがって、複数個の分離帯24cによって複数個に分割された空気溜まりkの一方は、図8において、ロータ3が反時計回りに回転する時、ホッパー5から流下する粉粒体をロータ3の収容凹部3aに収容して排出するまでの上弦室側(図8におけるY−Y線で区画された左上半部)に対応し、他方の空気溜まりkは、ロータ3の収容凹部3aに収容された粉粒体を排出して再びホッパー5から流下する粉粒体を受け取るまでの下弦室側(図8におけるY−Y線で区画された右下半部)に対応している。
【0037】
このため、分割された各空気溜まりkにエア配管71を経て圧縮空気を供給するとともに、環状溝21xにエア配管7および空気孔21bを経て圧縮空気を供給した状態でロータ3を回転させると、前述した第2実施形態の場合と同様に、各空気溜まりkに供給された圧縮空気は、それぞれ側板33の外周面と胴部21の内周面との隙間を通って環状溝21xに入り、エア配管7および空気孔21bを経て環状溝21xに供給された圧縮空気とともに、内面側(収容凹部3a側)に向かってのみ噴出する。
【0038】
また、分割された各空気溜まりkの圧力をそれぞれ調節し、側板33の外面側の圧力をその内面側の圧力よりもより高い必要圧力に維持することにより、環状溝21x内で回転している空気を、側板33の外周面と胴部21の内周面との隙間から側板33の内面側に向かって勢いよく噴出させ、粉粒体が環状溝21x内に入るのをより効果的に防止することができる。
【0039】
また、上弦室側に供給される圧縮空気の圧力や風量を、下弦室側と同等かもしくはより大きく設定しておくことが好ましい。このように、上弦室側の空気溜まりkに供給される圧縮空気の圧力や風量を大きく設定した場合には、当該上弦室側の空気溜まりkに対応する側板33の内面側に向かって、より多くの圧縮空気が押し出される。つまり、環状溝21xに供給される圧縮空気は、ロータが回転することによって該環状溝21x内で回転して均質化される傾向にあるとはいえ、上弦室側の空気溜まりk内に供給される圧縮空気の圧力や風量が大きければ、上記環状溝21x内で回転している空気が直ちに押し出されることになり、当該上弦室側の空気溜まりkに対応する側板33の内面側に向かって圧縮空気が勢いよく噴出することになる。
【0040】
この場合、ロータリーフィーダー1の上弦室側から側板33の外周面と胴部21の内周面との隙間を通って側板33の外面側へ侵入しようとする粉粒体の量は、ロータリーフィーダー1の下弦室側から前述した隙間を経て側板33の外面側へ侵入しようとする粉粒体よりも多い。そして、上弦室側から侵入しようとする粉粒体については、上弦室側に対応する一方の空気溜まりk側に供給された圧縮空気が対抗して噴出することで防止し、一方、下弦室側から侵入しようとする粉粒体については、下弦室側に対応する他方の空気溜まりk側に供給された圧縮空気が対抗して噴出することで防止することになる。
【0041】
また、下弦室側に比べて相対的に多くの粉粒体を押し戻す必要のある上弦室側に向けて噴出する圧縮空気は、下弦室側に向けて噴出する圧縮空気よりも抵抗が大きくなり、分離帯24cが無ければ空気抵抗の少ない下弦室側に対応する空気溜まりkに逃げようとするものの、分離帯24cによって両方の空気溜まりkは連通が阻止されていることから、上弦室側に対応する空気溜まりkへ侵入しようとする粉粒体を大きな空気圧で押し戻すことになる。
【0042】
したがって、粉粒体が下弦室側からも上弦室側からも側板33の外面側に侵入することができず、この結果、粉粒体がシール部材44や軸受41などに入り込むことを確実に防止することができる。
【0043】
仮に、ごくわずかの粉粒体が側板33の外周面と胴部21の内周面との隙間を経て下弦室側もしくは上弦室側に対応する空気溜まりkに侵入したとしても、それらの粉粒体は、分離帯24cによって分割された各空気溜まりkに供給された圧縮空気によって各空気溜まりkの下端部もしくは下端部近傍に設けられた粉粒体排出口24dから粉粒体排出管72を経て常時もしくは定期的に外部に排出されることになる。
【0044】
この実施形態においては、分離帯24cを2個設けて空気溜まりkを二分割したものを例示したが、分離帯24cを3個以上設けてもよく、また、空気溜まりkを分割できればよいことから、その形状は特に限定されないものである。また、分離帯24cをサイドプレート24と一体に形成するものに代えて、サイドプレート24と別体に形成し、サイドプレート24に取り付けるようにしてもよい。
【0045】
ところで、これらのロータリーフィーダー1のロータ3は、ロータ本体31、複数枚のベーン32および左右の側板33から構成したが、図9に示すロータ3であってもよい。すなわち、このロータ3は、ケーシング2における胴部21の内周面に外周面が摺接して回転するとともに、ポケット(収容凹部)31aを形成したロータ本体31で構成したものである。以下、このようなロータ3を有するロータリーフィーダー1について、本発明の実施形態を図10および図11に基づいて説明する。
【0046】
この実施形態においては、ロータ本体31の両端外周面およびこのロータ本体31の両端外周面が対向するケーシング2の胴部21の内周面にそれぞれ断面半円形状の環状溝31x,21xが形成されており、これらの環状溝31x,21xが重なることによって断面円形の環状溝が形成されるようになっている。また、ロータ本体31には、前述した環状溝31xとロータ本体31の外面との間を連通する複数個の空気孔31bが円周方向に間隔をおいて形成されている。一方、サイドプレート24の内面には、胴部21の開口部21aに対応する外周縁からロータ本体31の空気孔31bの外面側開口部を越えた一定半径位置にかけて薄肉部24eが形成されており、このサイドプレート24の薄肉部24eとロータ本体31の外面とによって空気溜まりkが形成されている。さらに、サイドプレート24には、空気溜まりkに臨むように、その薄肉部24eに複数個の供給口24bが形成されており、この供給口24bにはエア配管71が接続されている。
【0047】
また、サイドプレート24には、前述した空気溜まりkの下端部に臨んで粉粒体排出口24dが形成されており、この粉粒体排出口24dには粉粒体排出管72が接続されている。そして、粉粒体排出管72には、ボールバルブ、ピンチバルブ、電磁弁あるいはモータバルブなどの常時閉鎖された開閉弁Vが配設されている。
【0048】
したがって、この実施形態の場合においても、ロータ3を回転させるとともに、図示しない空気源から圧縮空気をエア配管71を経て空気溜まりkに供給すると、その圧縮空気は、空気孔31bを通って環状溝31x,21xに導かれる。この際、空気溜まりkの空気圧と、環状溝31x,21xの空気圧とは同圧であることから、環状溝31x,21xに導かれた圧縮空気は、該環状溝31x,21x内で均質化され、ロータ本体31の外周面と胴部21の内周面との隙間を通って空気圧の小さいロータ本体31のポケット31aに向けて噴出し、この隙間を通って粉粒体が侵入するのを防止する。つまり、粉粒体は空気溜まりk側へ侵入することはできず、この結果、粉粒体がシール部材44や軸受41などに入り込むことを確実に防止することができ、長期にわたって安定した回転性能を維持することができる。
【0049】
また、仮に、ごくわずかの粉粒体がロータ本体31の外周面と胴部21の内周面との隙間を通って空気溜まりkに侵入したとしても、それらの粉粒体は、開閉弁Vを開放操作する度に空気溜まりkに供給された圧縮空気によって空気溜まりkから粉粒体排出口24dおよび粉粒体排出管72を経て外部に排出されることになる。
【0050】
ところで、前述の実施形態においては、空気溜まりkに侵入した粉粒体(ごくわずかな粉粒体)を粉粒体排出口21c,24dおよび粉粒体排出管72を経て排出する場合を例示しているだけであるが、図12に示すように、粉粒体排出管72をバグフィルターや集塵箱などの集塵器10に接続し、粉粒体排出管72に配設した開閉弁Vを開放操作する度に、粉粒体を該集塵器10に回収するようにしてもよい。このように集塵器10を設けておけば、粉粒体を周囲に飛散させることなく回収できるばかりでなく、作業環境を良好に保つことができる利点がある。
【0051】
また、図13に示すように、粉粒体輸送管6にベンチュリー管Veを形成し、このベンチュリー管Veに粉粒体排出管72を接続することにより、空気溜まりkに侵入した粉粒体を、空気溜まりk内に供給された圧縮空気とともに粉粒体輸送管6に放出するようにしてもよい。この場合、ベンチュリー管Veによって負圧が発生するので、粉粒体は強く吸引され、粉粒体輸送管6に放出されることになる。
【0052】
なお、この実施形態においては、粉粒体排出管72とベンチュリー管Veとの接続部、もしくは粉粒体排出管72の配管途中位置に、オリフィス(管路を絞るための穴のあいた板状のもの)72aを設けておくことが好ましく、特に、粉粒体排出管72がベンチュリー管Veに臨む位置にオリフィス72aを設けておくことがより好ましい。
【0053】
すなわち、空気溜まりk内の圧縮空気が粉粒体輸送管6のベンチュリー管Veに放出されすぎて、ロータ3の収容凹部3a内の粉粒体が空気溜まりk内に侵入し易くなることを、オリフィス72aを設けて管路を絞ることにより防止することができる。また、開閉弁Vを利用して人為的に開閉度を調整すると開閉度が変動する可能性があるが、オリフィス72aを用いることによってその口径(オリフィス72aの穴の径)は常に一定に保たれることになる。例えば、粉粒体排出管72の内径が6mmの場合、オリフィス72aの口径は0.5〜2mmが好ましく、また、粉粒体排出管72の内径が10mmの場合、オリフィス72aの口径は1〜3mmが好ましい。
【0054】
また、図13において、空気溜まりkとベンチュリー管Veとを連結する粉粒体排出管72の途中に開閉弁V(二点鎖線)を設け、開閉弁Vを開放操作する度に粉粒体を粉粒体輸送管6のベンチュリー管Ve部に放出するようにしてもよい。この場合には、たとえ開閉弁Vを全開にしてもオリフィス72aの口径が常に一定であることから、空気溜まりk内の圧縮空気が粉粒体輸送管6のベンチュリー管Veに放出されすぎることがない。
【0055】
なお、図13に示した実施形態では、粉粒体輸送管6にベンチュリー管Veを形成して例示したが、粉粒体を吸引輸送する場合や、空気溜まりkに供給する空気圧を空気輸送管内の空気圧よりも大きくすることができる場合は、ベンチュリー管Veは不要となり、オリフィス72aおよび/または開閉弁Vを設けておくだけでよい。
【0056】
【発明の効果】
以上のように請求項1記載の発明によれば、ロータリーフィーダーにおけるロータの両端外周面もしくはロータの両端外周面に対向するケーシングの胴部内周面の少なくとも一方に環状溝を形成し、この環状溝に連通する空気孔もしくは環状溝に対面する空気孔をケーシングまたはロータに形成し、該空気孔を通って環状溝に供給された圧縮空気がロータの両端外周面とケーシングの胴部内周面との隙間からロータの収容凹部側に向けて噴出するようになされている。そこで、ロータの回転に伴って環状溝内の空気も回転することになり、環状溝内に供給された圧縮空気はロータの回転によって大きな回転速度を付加されることになる。その結果、圧縮空気は圧縮空気が保有している圧力だけでなくロータの回転によって付加された流速を伴い、側板の外周面と胴部の内周面との微小な隙間を経て側板の内面側(収容凹部側)に向かって勢いよく噴出する。つまり、ロータの収容凹部側からロータの両端外周面とケーシングの胴部内周面との隙間を通って軸受側に侵入しようとする粉粒体は、環状溝からロータの両端外周面とケーシングの胴部内周面との隙間を通ってロータ側に噴出する圧縮空気によってロータの収容凹部側に押し戻されることになる。したがって、粉粒体がシール部材や軸受に入り込むことを確実に防止することができ、ロータリーフィーダーを長期間にわたって安定して稼働させることができる。
【0057】
また、仮にロータの収容凹部側からロータの両端外周面とケーシングの胴部内周面との隙間を通ってロータの外面側に粉粒体が侵入したとしても、その粉粒体はロータとケーシングおよびそのサイドプレートとの間に形成される空間の少なくとも下端部に連通する粉粒体排出口を経て排出されることから、粉粒体がシール部材や軸受に入り込むことはない。
【0058】
また、請求項2記載の発明によれば、ロータリーフィーダーにおけるロータの両端外周面もしくはロータの両端外周面に対向するケーシングの胴部内周面の少なくとも一方に環状溝を形成し、この環状溝に連通する空気孔もしくは環状溝に対面する空気孔をケーシングに形成し、該空気孔を通って環状溝に供給された圧縮空気がロータの両端外周面とケーシングの胴部内周面との隙間からロータの収容凹部側に向けて噴出するようになされ、また一方、ロータとケーシングおよびそのサイドプレートとの間に空気溜まりを形成するとともに、この空気溜まりに連通する供給口をケーシングのサイドプレートに形成し、前記供給口を通って空気溜まりに供給された圧縮空気がロータの両端外周面とケーシングの胴部内周面との隙間から前記環状溝に流入するようになされていることにより、ロータの外面側の圧力をその収容凹部側の圧力よりも高く維持し、環状溝内に噴出された圧縮空気を、ロータの両端外周面とケーシングの胴部内周面との隙間からロータの収容凹部側に向けてのみ勢いよく噴出する。したがって、ロータの収容凹部側からロータの両端外周面とケーシングの胴部内周面との隙間を通って軸受側に侵入しようとする粉粒体は、ロータの収容凹部側に確実に押し戻されることになり、粉粒体の浸入を確実に防止することができる。
【0059】
また、仮にロータの収容凹部側からロータの両端外周面とケーシングの胴部内周面との隙間を通ってロータの外面側に粉粒体が侵入したとしても、その粉粒体はロータとケーシングおよびそのサイドプレートとの間に形成される空気溜まりの少なくとも下端部に連通する粉粒体排出口を経て排出されることから、粉粒体がシール部材や軸受に入り込むことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロータリーフィーダーの第1実施形態を示す断面図である。
【図2】図1の部分拡大図である。
【図3】図1の側板に形成された環状溝の変形例を示す部分拡大図である。
【図4】本発明のロータリーフィーダーの第2実施形態を示す断面図である。
【図5】図4の部分拡大図である。
【図6】本発明のロータリーフィーダーの第3実施形態を示す断面図である。
【図7】図6のロータリーフィーダーにおけるサイドプレートの内面の斜視図である。
【図8】図6のX−X線断面図である。
【図9】本発明の他のロータリーフィーダーを示す断面図である。
【図10】図9のロータリーフィーダーの断面図である。
【図11】図10のZ−Z線断面図である。
【図12】図1に示したロータリーフィーダーを利用して粉粒体を空気輸送する場合の説明図である。
【図13】図4に示したロータリーフィーダーを利用して粉粒体を空気輸送する場合の説明図である。
【図14】本発明のロータリーフィーダーおよび従来のロータリーフィーダーにおける空気の流れを示す説明図である。
【図15】従来のロータリーフィーダーを示す断面図である。
【符号の説明】
1 ロータリーフィーダー
2 ケーシング
21 胴部
21b 空気孔
21c 粉粒体排出口
21x 環状溝
22 供給部
23 排出部
24 サイドプレート
24b 供給口
24c 分離帯
24d 粉粒体排出口
3 ロータ
3a 収容凹部
31 ロータ本体
31a ポケット(収容凹部)
31x 環状溝
32 ベーン
33 側板
33a 陥没部
33x 環状溝
4 回転軸
41 軸受
44 シール部材
6 粉粒体輸送管
7,71 エア配管
72 粉粒体排出管
72a オリフィス
10 集塵器
S 収容空間
k 空間(空気溜まり)
V 開閉弁
Ve ベンチュリー管[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a rotary feeder.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a rotary feeder has been used as a quantitative supply device for powder particles such as pellets and powder. As shown in FIG. 15, the
[0003]
Therefore, when the
[0004]
By the way, in such a
[0005]
Therefore, as described in Japanese Utility Model Laid-Open No. 61-5833, the
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in such a structure for preventing the intrusion of granular material, compressed air is jetted from the side chamber to the housing recess side with a pressure and a flow rate at which the granular material does not enter the bearing side over the entire outer peripheral surface of the rotor side plate. However, it is almost impossible to eject the compressed air uniformly over the entire outer circumference of the long side plate. In addition, once the granular material bites into the outer peripheral surface of the side plate, the compressed air supplied to the side chamber avoids the biting portion and has a low air resistance, that is, no biting occurs. The bite cannot be removed because it erupts from the part. For this reason, the intrusion of powder particles from the outer peripheral surface of the side plate into the space formed between the inner surface of the side plate of the casing and the outer surface of the side plate of the rotor continues, damages the seal member and the bearing, and finally the rotor It makes it impossible to rotate.
[0007]
Further, after supplying compressed air to a space (side chamber) formed between the inner surface of the side plate of the casing and the outer surface of the side plate of the rotor, the inner peripheral surface of the casing body and the outer peripheral surface of the side plate of the rotor When compressed air is ejected to the housing recess side of the rotor through a minute gap formed between them, the stationary compressed air in the side chamber is moved to the rotor housing recess side as shown in FIG. Since it is only ejected, only a flow rate due to the pressure of the compressed air is generated. Since the compressed air in the side chamber is stationary, the pressure of the compressed air is simply blown in the direction of the arrow (direction parallel to the rotor axis) from the entire outer peripheral surface of the side plate of the rotor with a small flow velocity. Just do it.
[0008]
This invention is made | formed in view of such a problem, and provides the rotary feeder which can prevent reliably the damage of the bearing and seal member by a granular material.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to
[0010]
Further, the invention according to
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0012]
For convenience of explanation, the same members as those of the conventional example shown in FIG. 15 are denoted by the same reference numerals, and detailed descriptions thereof are omitted because they are duplicated.
[0013]
FIG. 1 shows a first embodiment of a
[0014]
Further, the outer surface of the
[0015]
A bearing
[0016]
Next, the operation of this embodiment will be described. When an electric motor (not shown) is driven to rotate and the
[0017]
In this state, when compressed air is supplied from an air source such as a blower (not shown) to the
[0018]
Further, the compressed air supplied from the
[0019]
Therefore, the flow rate of the large air added by the pressure of the compressed air and the rotation of the
[0020]
Moreover, since the granular material adhering to the minute gap between the outer peripheral surface of the
[0021]
In particular, when the granular
[0022]
In addition, when the granular material in the
[0023]
Further, even if the granular material enters the
[0024]
In this case, as shown in detail in FIG. 2, the gap δ between the outer peripheral surface of the
[0025]
On the other hand, the cross-sectional shape of the
[0026]
Moreover, although it is prevented that a granular material penetrate | invades into the outer surface side of the
[0027]
In addition, it is preferable that the granular material is periodically discharged to the outside at regular intervals when the opening / closing valve (not shown) disposed in the normally-closed position (not shown) disposed in the granular
[0028]
Therefore, even if the granular material enters the outer surface side of the
[0029]
Incidentally, when the polyvinyl chloride (PVC) powder is pneumatically transported, it is necessary to clean the interior every 7 hours in the conventional structure.
Sweeping is sufficient, and the operating rate of the
Next, a second embodiment of the
[0030]
Further, at least the lower end portion of the air pocket k formed between the outer surface of the
[0031]
In this embodiment, a mechanical seal is used as the
In addition, the
Therefore, in this embodiment, when compressed air is supplied from an air source (not shown) to the
[0032]
In this way, the pressure on the outer surface side is higher than the inner surface side of the
[0033]
In addition, since compressed air is ejected into the
[0034]
Next, a third embodiment of the
[0035]
Furthermore, the air pocket k formed between the outer surface of the
[0036]
Accordingly, one of the air pockets k divided into a plurality of parts by the plurality of
[0037]
Therefore, when the compressed air is supplied to each divided air reservoir k through the
[0038]
Further, the pressure in each of the divided air reservoirs k is adjusted, and the pressure on the outer surface side of the
[0039]
Moreover, it is preferable to set the pressure and the air volume of the compressed air supplied to the upper string chamber side to be equal to or larger than those of the lower string chamber side. As described above, when the pressure or air volume of the compressed air supplied to the air chamber k on the upper chord chamber side is set to be large, the inner surface side of the
[0040]
In this case, the amount of the granular material to enter the outer surface side of the
[0041]
In addition, the compressed air ejected toward the upper chord chamber side, which needs to push back a relatively large amount of powder particles compared to the lower chord chamber side, has a greater resistance than the compressed air ejected toward the lower chord chamber side, If there is no
[0042]
Therefore, the granular material cannot enter the outer surface side of the
[0043]
Even if a very small amount of powder particles enter the air reservoir k corresponding to the lower string chamber side or the upper string chamber side through the gap between the outer peripheral surface of the
[0044]
In this embodiment, an example in which two
[0045]
Incidentally, the
[0046]
In this embodiment,
[0047]
The
[0048]
Therefore, also in the case of this embodiment, when the
[0049]
Even if a very small amount of powder particles enter the air reservoir k through the gap between the outer peripheral surface of the
[0050]
By the way, in above-mentioned embodiment, the case where the granular material (very few granular material) which penetrate | invaded the air pocket k is discharged | emitted via the granular
[0051]
In addition, as shown in FIG. 13, by forming a Venturi tube Ve in the granular
[0052]
In this embodiment, an orifice (a plate-like shape having a hole for constricting a pipe line) is provided at a connection portion between the granular
[0053]
That is, the compressed air in the air reservoir k is released too much into the venturi tube Ve of the granular
[0054]
In FIG. 13, an opening / closing valve V (two-dot chain line) is provided in the middle of the
[0055]
In the embodiment shown in FIG. 13, the Venturi tube Ve is formed in the granular
[0056]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, the annular groove is formed on at least one of the outer peripheral surfaces of the rotor in the rotary feeder or the inner peripheral surface of the body portion of the casing facing the outer peripheral surfaces of the rotor. An air hole communicating with the annular groove or an air hole facing the annular groove is formed in the casing or the rotor, and the compressed air supplied to the annular groove through the air hole is formed between the outer peripheral surface of both ends of the rotor and the inner peripheral surface of the trunk portion of the casing. It is made to eject from the gap toward the housing recess side of the rotor. Therefore, as the rotor rotates, the air in the annular groove also rotates, and the compressed air supplied into the annular groove is given a large rotational speed by the rotation of the rotor. As a result, the compressed air has not only the pressure held by the compressed air but also the flow velocity applied by the rotation of the rotor, and the inner surface side of the side plate passes through a minute gap between the outer peripheral surface of the side plate and the inner peripheral surface of the body portion. It ejects vigorously toward the housing recess side. That is, the granular material that is about to enter the bearing side through the gap between the outer peripheral surface of both ends of the rotor and the inner peripheral surface of the casing from the housing recess side of the rotor is The compressed air that is jetted to the rotor side through the gap with the inner peripheral surface of the part is pushed back to the housing recess side of the rotor. Therefore, it can prevent reliably that a granular material enters a sealing member or a bearing, and can operate a rotary feeder stably over a long period of time.
[0057]
Further, even if powder particles enter the outer surface side of the rotor through the gap between the outer peripheral surface of both ends of the rotor and the inner peripheral surface of the casing from the housing recess side of the rotor, Since it is discharged | emitted through the granular material discharge port connected to at least the lower end part of the space formed between the side plates, the granular material does not enter the seal member or the bearing.
[0058]
According to the second aspect of the present invention, the annular groove is formed in at least one of the outer peripheral surfaces of both ends of the rotor in the rotary feeder or the inner peripheral surface of the body portion of the casing facing the outer peripheral surfaces of both ends of the rotor. An air hole facing the annular groove is formed in the casing, and the compressed air supplied to the annular groove through the air hole passes through the gap between the outer peripheral surface of both ends of the rotor and the inner peripheral surface of the casing body. It is made to eject toward the housing recess side, and on the other hand, an air reservoir is formed between the rotor and the casing and its side plate, and a supply port communicating with the air reservoir is formed in the side plate of the casing, Compressed air supplied to the air reservoir through the supply port is formed in the annular shape from the gap between the outer peripheral surface of both ends of the rotor and the inner peripheral surface of the casing body. The pressure on the outer surface side of the rotor is maintained to be higher than the pressure on the housing recess side, and the compressed air blown into the annular groove is allowed to flow into the outer peripheral surfaces of both ends of the rotor and the casing cylinder. It ejects vigorously only from the gap with the inner peripheral surface toward the housing recess of the rotor. Therefore, the granular material that tries to enter the bearing side through the gap between the outer peripheral surface of both ends of the rotor and the inner peripheral surface of the casing from the housing recess side of the rotor is surely pushed back to the housing recess side of the rotor. Therefore, it is possible to reliably prevent the intrusion of the granular material.
[0059]
Further, even if powder particles enter the outer surface side of the rotor through the gap between the outer peripheral surface of both ends of the rotor and the inner peripheral surface of the casing from the housing recess side of the rotor, Since it is discharged | emitted through the granular material discharge port connected to at least the lower end part of the air pocket formed between the side plates, the granular material does not enter the seal member or the bearing.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing a first embodiment of a rotary feeder of the present invention.
FIG. 2 is a partially enlarged view of FIG.
FIG. 3 is a partially enlarged view showing a modification of the annular groove formed in the side plate of FIG. 1;
FIG. 4 is a cross-sectional view showing a second embodiment of the rotary feeder of the present invention.
FIG. 5 is a partially enlarged view of FIG. 4;
FIG. 6 is a sectional view showing a third embodiment of the rotary feeder of the present invention.
7 is a perspective view of an inner surface of a side plate in the rotary feeder of FIG. 6. FIG.
8 is a cross-sectional view taken along line XX of FIG.
FIG. 9 is a cross-sectional view showing another rotary feeder of the present invention.
10 is a cross-sectional view of the rotary feeder of FIG.
11 is a cross-sectional view taken along the line ZZ of FIG.
12 is an explanatory diagram in the case where the granular material is pneumatically transported using the rotary feeder shown in FIG. 1. FIG.
13 is an explanatory diagram in the case of pneumatically transporting powder particles using the rotary feeder shown in FIG.
FIG. 14 is an explanatory view showing the air flow in the rotary feeder of the present invention and the conventional rotary feeder.
FIG. 15 is a cross-sectional view showing a conventional rotary feeder.
[Explanation of symbols]
1 Rotary feeder
2 Casing
21 Torso
21b Air hole
21c Granule outlet
21x annular groove
22 Supply section
23 Discharge section
24 Side plate
24b Supply port
24c separation zone
24d Powder outlet
3 Rotor
3a receiving recess
31 Rotor body
31a Pocket (receiving recess)
31x annular groove
32 Vane
33 Side plate
33a depression
33x annular groove
4 Rotating shaft
41 Bearing
44 Sealing member
6 Powder transport pipe
7,71 Air piping
72 Pulverizer discharge pipe
72a Orifice
10 Dust collector
S accommodation space
k space (air reservoir)
V open / close valve
Ve Venturi tube
Claims (4)
前記ロータの両端外周面もしくはロータの両端外周面に対向するケーシングの胴部内周面の少なくとも一方に環状溝を形成し、この環状溝に連通する空気孔もしくは環状溝に対面する空気孔をケーシングまたはロータに形成し、該空気孔を通って環状溝に供給された圧縮空気がロータの両端外周面とケーシングの胴部内周面との隙間からロータの収容凹部側に向けて噴出するようになされ、
さらに、ロータとケーシングおよびそのサイドプレートとの間に形成される空間の少なくとも下端部に臨んで粉粒体排出口をケーシングもしくはそのサイドプレートに形成し、ロータの両端外周面とケーシングの胴部内周面との隙間を通ってロータの外面側に侵入した粉粒体が粉粒体排出口から排出されるようになされていることを特徴とするロータリーフィーダー。A casing composed of a body part and a supply part and a discharge part respectively connected to the body part, a rotating shaft rotatably supported via bearings disposed on both sides of the casing, and an integral part of the rotating shaft And a rotor that rotates in the body part of the casing, and by rotating the rotor, the granular material that flows down from the supply part of the casing is formed in the housing recess and the inner peripheral surface of the body part of the casing. In the rotary feeder that is accommodated in the accommodation space to be formed and discharged through the discharge part,
An annular groove is formed in at least one of the outer peripheral surface of both ends of the rotor or the outer peripheral surface of the casing opposite to the outer peripheral surfaces of both ends of the rotor, and an air hole communicating with the annular groove or an air hole facing the annular groove is formed in the casing or Compressed air formed in the rotor and supplied to the annular groove through the air hole is made to be ejected from the gap between the outer peripheral surface of both ends of the rotor and the inner peripheral surface of the casing toward the housing concave portion side,
Further, a particulate discharge port is formed in the casing or its side plate so as to face at least the lower end of the space formed between the rotor and the casing and its side plate, and the outer peripheral surfaces of both ends of the rotor and the inner periphery of the casing A rotary feeder characterized in that the granular material that has entered the outer surface side of the rotor through a gap with the surface is discharged from the granular material discharge port.
前記ロータの両端外周面もしくはロータの両端外周面に対向するケーシングの胴部内周面の少なくとも一方に環状溝を形成し、この環状溝に連通する空気孔もしくは環状溝に対面する空気孔をケーシングに形成し、該空気孔を通って環状溝に供給された圧縮空気がロータの両端外周面とケーシングの胴部内周面との隙間からロータの収容凹部側に向けて噴出するようになされ、また一方、ロータとケーシングおよびそのサイドプレートとの間に空気溜まりを形成するとともに、この空気溜まりに連通する供給口をケーシングのサイドプレートに形成し、前記供給口を通って空気溜まりに供給された圧縮空気がロータの両端外周面とケーシングの胴部内周面との隙間から前記環状溝に流入するようになされ、
さらに、ロータとケーシングおよびそのサイドプレートとの間に形成される空気溜まりの少なくとも下端部に臨んで粉粒体排出口をケーシングもしくはそのサイドプレートに形成し、ロータの両端外周面とケーシングの胴部内周面との隙間を通ってロータの外面側に侵入した粉粒体が粉粒体排出口から排出されるようになされていることを特徴とするロータリーフィーダー。A casing composed of a body part and a supply part and a discharge part respectively connected to the body part, a rotating shaft rotatably supported via bearings disposed on both sides of the casing, and an integral part of the rotating shaft And a rotor that rotates in the body part of the casing, and by rotating the rotor, the granular material that flows down from the supply part of the casing is formed in the housing recess and the inner peripheral surface of the body part of the casing. In the rotary feeder that is accommodated in the accommodation space to be formed and discharged through the discharge part,
An annular groove is formed in at least one of the outer peripheral surfaces of both ends of the rotor or the inner peripheral surface of the casing facing the outer peripheral surfaces of both ends of the rotor, and an air hole communicating with the annular groove or an air hole facing the annular groove is formed in the casing. The compressed air that is formed and supplied to the annular groove through the air hole is jetted from the gap between the outer peripheral surface of both ends of the rotor and the inner peripheral surface of the casing body toward the housing recess. Compressed air that forms an air reservoir between the rotor and the casing and its side plate, and forms a supply port communicating with the air reservoir in the side plate of the casing, and is supplied to the air reservoir through the supply port. Is made to flow into the annular groove from the gap between the outer peripheral surfaces of both ends of the rotor and the inner peripheral surface of the trunk portion of the casing,
Furthermore, a particulate discharge port is formed in the casing or its side plate so as to face at least the lower end portion of the air pocket formed between the rotor and the casing and its side plate. A rotary feeder characterized in that the granular material that has entered the outer surface side of the rotor through a gap with the peripheral surface is discharged from the granular material discharge port.
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