JP3988927B2

JP3988927B2 - Deodorize

Info

Publication number: JP3988927B2
Application number: JP2002236079A
Authority: JP
Inventors: 博一長谷川
Original assignee: Aron Kasei Co Ltd
Current assignee: Aron Kasei Co Ltd
Priority date: 2002-08-13
Filing date: 2002-08-13
Publication date: 2007-10-10
Anticipated expiration: 2022-08-13
Also published as: JP2004076342A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、防臭ますに関し、殊に、防臭とゴミや油等の分離とを行う、いわゆる防臭・油分離ますに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
一般に排水設備には阻集器と呼ばれる設備があって、これは、排水中に含まれる有害・危険物、望ましくない物質、または再利用できる物質の流下を阻止して分離・収集し、残りの水液のみを自然流下で排水する装置、とされている。
【０００３】
そして、かかる阻集器の性能は、一般的にいって排水中の前記物質を完全に阻集するのではなく、可及的に阻集する能力を備えておればよい、とされており、また、阻集器には、この阻集能力の他に、トラップ機能を合せもつものが多い、とされている。
【０００４】
ところで、かかる阻集器は、その阻集対象物質の種類により、グリ−ス阻集器、オイル阻集器、砂阻集器等の専用の装置になっている。
【０００５】
更に、この特定の専用阻集器の中でも各種のものが知られている。例えば、オイル阻集器（油脂遮断装置または防油ますともいう）には、箱トラップを用いた装置、泥だめと組合せた装置、陶管を用いた装置等が知られている。
【０００６】
本出願人は、本人が先鞭をつけた塩ビ製小口径ますの開発実績を踏まえて、各種の阻集用合成樹脂製ますを提供し、好評を博している。
【０００７】
例えば、トラップ機能をもつ油分離ますを提供しているが、これを図６および図７で示す。
【０００８】
これは、掃除口付ますを基本としてＪトラップ（本明細書ではＬ形トラップまたはＬトラップともいう）ますタイプに改良した防臭・油分離ます１Ａであって、塩ビ製（合成樹脂製）ます本体２は、若干深底状の有底円筒体で構成し、その外側には掃除口３がこれと平行に立設され、該掃除口３はます本体２の底方で接続してＪトラップ状に構成している。
【０００９】
すなわち、このます本体２の上下中間より若干上方（宅内排水枝管の埋設深さに相当）に流入口４が、同中間より若干下方（封水部の形成および油阻集空間をもつ間隔）に流出口５が、それぞれ開口している。
【００１０】
この流入口４には、両口ソケット（規格上ＤＳともいう）６が水平状に接合されて、その両口ソケット６の外側に、建屋側宅内排水枝管１２が接続され、また、その内側でもって、ます本体２内に取出し自在に収容したゴミ取り用（固形物阻集用）かご７を片持ち支持し、しかもその中へ臨ませている。したがって、建屋側宅内排水枝管（例えば、台所の流しの排水管）１２からの排水が直接かご７に流入してかご７によってゴミ（流し台からの固形物）を捕集するようにしている。
【００１１】
また、流出口５には、前記のように掃除口３を形成するため、上向きに開口した第１のエルボ８Ａを接続し、この第１のエルボ８ＡにＴ字を横にしたチ−ズ９を接続し，そのＴ字の足を主管側宅内排水枝管１４を介して宅内排水主管１３に接続してＪトラップ状ますを構成している。
【００１２】
そして、ます本体２の上方開口部には蓋用嵌合部１０を形成し、ここに不図示の円形蓋が着脱自在に覆蓋する。
【００１３】
なお、前記かご７は多孔ＳＵＳ製（金属製または合成樹脂製でも可）有底円筒体で構成している。したがって、このかご７の開口径は、ます本体２のそれより若干小径にし、かつ、ます本体２の底部より若干浮いた状態にしている。
【００１４】
また、このかご７には仕切板１１をその底部より若干浮かして取付け、流入した排水を底部へ迂回させて再び浮上させるから、油脂分の浮上分離を良好にすると共に、仕切板１１をかご７の開口部より若干立上がらせて把持部として、かご７の出入れを便利にしている。図中、１６は宅内排水主管１３に設けた分岐口３３をもつ会所ますである。
【００１５】
以上のような本出願人の提供した掃除口３をもつＪトラップタイプの防臭・油分離ます１Ａでは、トラップがＪ字ないしＬ字状になっているので、Ｕトラップに比べ、ます本体２と掃除口３とを可及的に近接させて設置面積を小スペ−ス化すると共に、ます本体１Ａを若干深底にしているので、容積を拡大したかご７が使用でき、また、円形蓋を外して阻集した油脂等を汲み出す等の阻集物の回収撤去期間を延長することができる。
【００１６】
しかも、両口ソケット６を始め、エルボ８Ａおよびチ−ズ９は規格品を用いているので、全体が簡素かつ安価となり、埋設しても信頼性が得られる。
【００１７】
尚、本出願人の提供したこの防臭・油分離ます１Ａの他に、特開平５−５１９５７号公報や特開平６−１２９００２号公報でも、Ｕトラップタイプの防臭・分離ますが示されている。
【００１８】
これらの防臭・分離ますでは、ます本体の流出口が、ます本体の上方開口の掃除点検口周縁より平面視で内側に形成されていて、防臭・分離ますの設置面積を小スペ−ス化しており、また、この流出口に接続したＵトラップがます本体に対し、Ｕ字の一方の縦棒を中心とする範囲で首振り自在に構成しているので、Ｕトラップの出口側接続配管に自由度が得られ、特に前者の公報のものでは、Ｕトラップの出口にチ−ズを接続して掃除口を設けて掃除口付ますタイプにしたものが示されており、また、後者の公報のものでは、通水孔のない容器を取出し自在に収容したものが示されている。
【００１９】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記本出願人の提供したＪトラップタイプの防臭・油分離ます１Ａでは、建屋１７と宅内排水主管１３との距離が、ＬトラップないしＪトラップタイプによって小スペ−ス化しても、図７に示すように、尚相当の間隔Ｌａをもち、更なる小スペ−ス配管の阻害をしていることがその後判明した。
【００２０】
そのため、本発明者は流出口側の配管、例えば掃除口３をます本体２に対し首振りさせて建屋１７に近接させることに着想したのであるが、この首振りをさせようとしても、トラップがＪ字ないしＬ字状になっているので、これができない。
【００２１】
そこで、前掲の公報群で示されたような首振りをさせようとすると、Ｕ字タイプのトラップとなるので、通常の宅内配管勾配で段差のない宅地に適用する場合、流出口（５）の高さが流入口４の高さに近づき油阻集機能がなくなることから、採用できない。
【００２２】
なお、Ｕトラップタイプのます分析してみると、次のことが判明した。
【００２３】
すなわち、Ｕ字の一方の縦棒を中心として首振りさせる場合、Ｕトラップがます本体から離れている場合には、そのピポットとなるＵ字の縦棒は定位置として残っており、また、Ｕトラップをます本体の内側に設けている場合には、首振りするＵ字の縦棒がます本体の外周面に当るので、総じて、Ｕトラップタイプの防臭・防油ますでは、首振りによる建屋に近接させる考えは好ましくないことが判明した。
【００２４】
ところで、流出口側の配管を首振りさせるため、いわゆる自在胴を適用することが考えられる。
【００２５】
すなわち、ます本体（２）を上下に２分割して上胴部を下胴部に対し６０度ないし９０度の範囲で回動自在にする提案（特開平７−１２７１２３号公報）が知られているが、この提案を前記本出願人の提供している防臭・油分離ます１Ａに適用しようとすると、勿論、この提案が狭隘地での施工性向上のためのものではないので、６０度ないし９０度の範囲の首振りでは、ます本体（２）が建屋１７から建屋側宅内排水枝管１２を介して突設した状態においては、尚デッドスペ−スが残り、しかも、この提案では、ます本体に設けた流入口と流出口とが、いわゆるベルトラップを介在して、相当な落差を形成しているので、通常の宅内配管を行う一般の家屋では適用困難で、その上、上胴部を首振り状態にしているので、トラップを形成している下胴部の首振りにならず、総じてこの提案は採用できない。
【００２６】
そこで、本発明は、Ｊトラップタイプの防臭・油分離ます１Ａにおいて、建屋と宅内排水主管との距離を更に縮めることを主たる目的として、建屋から排水の流速を可及的に抑制して油阻集機能を更に向上させることを副たる目的とする。
【００２７】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するため、本発明の要旨とするところは、１）有底円筒状ます本体に、その上方に流入口を、下方に流出口をそれぞれ開口し、該流出口外側に、小スペ−ス化のためのＪトラップ状に立設した第１のエルボおよびこれに接続したチ−ズまたは他の第２のエルボを接続し、前記ます本体の底方と第１のエルボとで封水部を形成し、前記流出口を主管側宅内排水枝管を介して宅内排水主管に接続するようにした合成樹脂製防臭ますにあって、前記ます本体を上下に分割して自在胴に構成し、上部胴に前記流入口を下部胴に前記流出口をそれぞれ設け、該流入口を既設の建屋側宅内排水枝管に接続し、前記チ−ズまたは他の第２のエルボを、該建屋に略平行に布設された前記宅内排水主管の前記主管側宅内排水枝管に接続すると共に、前記第１のエルボに対し、これに接続する前記チ−ズまたは他の第２のエルボを首振り自在に接続することにより、前記流入口に対し前記トラップ側を大きく首振り自在にして極狭隘地でも配管の施工性を向上させたことを特徴とする合成樹脂製防臭ますにあり、また、２）前記ます本体に固形物阻集用かごを取出し自在に収容した請求項１に記載の合成樹脂製防臭ますにあり、また、３）前記流入口からの排水の流速を抑制するため、前記第１のエルボの平面視での管軸に対し、前記チ−ズまたは他の第２のエルボの流出口の平面視での管軸を、前記宅内排水主管側に向け略直交させることにより、狭隘地専用とした請求項１または２に記載の合成樹脂製防臭ますにあり、また、４）既設の建屋側宅内排水枝管と、該建屋に接近して略平行に布設された宅内排水主管における主管側排水枝管との間に設ける合成樹脂製防臭ますにおいて、前記ます本体を上下に分割して自在胴に構成し、上方に前記建屋側宅内排水枝管に接続する流入口を、下方に前記主管側排水枝管に接続する流出口をそれぞれ設けて、該流出口の外側に、Ｊトラップ状に立設する第１のエルボおよびこれに首振り自在に接続したチ−ズまたは他の第２のエルボを接続し、これらのチ−ズまたは他の第２のエルボを、前記宅内排水主管に介在した会所ますの前記主管側宅内排水枝管に接続して、前記既設建屋と宅内排水主管との配管の施工性を向上させたことを特徴とする合成樹脂製防臭ますにある。
【００２８】
【発明の実施の形態】
本発明を添付図面に示す実施例により詳細に述べる。
【００２９】
図１は本発明の実施例の全体の模式斜視図、図２は図１の実施例の説明のための使用例を示す平面図、図３は同実施例の分解断面図、図４は図３の要部平面図、図５は図３の他の要部詳細断面図であって、従来例を示す図６の断面図および図７の従来例の説明のための使用例を示す平面図と同一部分は同一符号を付し、その説明を簡略化する。
【００３０】
本発明の実施例の防臭・油分離ます１は、主として合成樹脂製（射出成形製の塩ビ製）で、狭隘な宅地（勿論、狭隘でない宅地にも適用可）に布設される塩ビ配管に好都合に適用できるものである。
【００３１】
そのため、掃除口付ますの形態を基本にしてＬトラップないしＪトラップタイプで且つ自在胴（分割した胴が互に回動すること）に構成し、Ｌ字水平部の突出した分すべてをなくすように、トラップ側の首振り（水平方向の回動）を大きくでき、すなわち、前記分析したＵトラップ付のますに比べ建屋１７に近接させ、例えば最大約２２０度迄首振りできるようにして、狭隘地における小スペ−ス化配管ができ、しかも、そこでの配管の施工性を容易化している。
【００３２】
また、この自在胴は、このます本体２を上下に略等分に２分割して上胴部２ａに対し、下胴部２ｂを、図１Ａ矢のように大きく回動自在にしたものである。
【００３３】
このます本体２の概略寸法は、例えば、口径２００ｍｍφ、全体の高さ約５８０ｍｍの若干深底の有底円筒体で構成しているが、上下に２分割しているので、上、下胴部２ａ、２ｂ共、射出成形可能となって量産化によるコストダウンが得られるようになっている。
【００３４】
このます本体４には、掃除口３がこれと平行に立上っており、この掃除口３はます本体２の底方（底部１８より若干上方で開口して泥だめ効果を向上させているが、底部１８でも可）で接続して、このます本体２の底方と後記第１のエルボ体８とで封水部を形成したＪ形トラップタイプ（Ｊトラップ状）に構成している。
【００３５】
すなわち、このます本体２の上下方向の中間よりやや上方、すなわち、上部胴２ａに流入口４が、同中間よりやや下方に、すなわち、下胴部２ｂに流出口５がそれぞれ開口しており、この流入口４には、外向きに受口１９を一体的に突設し建屋側宅内排水枝管１２を接着接合できるようにしている。この受口１９には縮径用インクリ−ザを内嵌合してもよい。
【００３６】
また、その内向きには支持用短管２０を一体的に突設し（射出成形時に一体成形）、この支持用短管２０でもって、ます本体２内に取出し自在に収容したかご７を、該支持用短管２０の嶺面に形成した円弧状二条の係止片２１に引掛けて片持ち支持すると共に、その開口部をかご７内に臨ませている。
【００３７】
このかご７はＳＵＳ製多孔状有底円筒体で構成し、仕切板１１をその底部より若干浮かして取付け、流入した排水をかご７の底部へ迂回させ、再び浮上させるようにしている。
【００３８】
また、このかご７には取っ手２２を取付け、かご７の出入れを便利にしている。勿論、このます本体２は、かご７なしの溜めますでもよい。
【００３９】
前記流出口５には、掃除口３を形成するため、上向きに開口した第１のエルボ体８を一体的に設け（射出整形時に一体成形してもよいが、別体で接着接合による一体化でもよい。前者の場合部品点数が少なくなり、製品コストが安価となる）、すなわち、下胴部２ｂに上向き開口部を設けており、この第１のエルボ体８に、Ｔ字を横にしたチ−ズ９を接着接合し、そのＴ字の足、すわなちチ−ズ９の流出口を短管状の主管側宅内排水枝管１４に接着接合し、この主管側宅内排水枝管１４を会所ます１６の分岐口３３に接続している。
【００４０】
なお、このチ−ズ９を第１のエルボ体８に接合するとき、平面視でチ−ズ９の流出口を第１のエルボ体８の管軸と直交させておくと、すなわち、第１のエルボ８の平面視での管軸に対し、チ−ズ９の平面視での管軸を宅内排水主管１３側に略直交させて接着接合させておくと、狭隘地専用の防臭・油分離ます１にすることができ、しかも、流入口４からの排水の流速を直交により前記仕切板１１と相俟って抑制できる。なお、この会所ます１６は、宅内排水主管１３に介在させている。
【００４１】
そして、これらの第１のエルボ体８（ないしチ−ズ９）およびます本体２の底方によって封水部を形成したＪ形トラップタイプを構成している。
【００４２】
また、ます本体２の上方開口部には、蓋用嵌合部１０を形成し、ここに円形蓋２３を着脱自在に覆蓋し、前記チ−ズ９の上方開口部２４にも小円形蓋２５を着脱自在に覆蓋し、Ｊ形トラップに対して点検・掃除をするようにしている。
【００４３】
この小円形蓋２５の覆蓋位置は、円形蓋２３の覆蓋地面位置より若干下方になって埋設されるので、Ｊ形トラップに対する点検・掃除は通常行われない。したがって、このチ−ズ９は第２のエルボを用いて掃除口３を省略してもよい。
【００４４】
ここにおいて、ます本体２を自在胴に構成するため、上胴部２ａと下胴部２ｂとに分割してその両者を図１Ａ矢のように大きく回動自在している。
【００４５】
そのため、図５に示すように上胴部２ａの下端を受口部２６に形成し、下胴部２ｂの上端側を差口部２７に形成して、この差口部２７を受口部２６に、その嵌合する時に外れないようなシ−ル用ゴムリング２８を介して、内嵌する。この受口部２６の基部には受口ストッパ−２９を、差口部２７の基部には土砂浸入防止フランジ３０を、それぞれ形成している。
【００４６】
そして、上胴部６２ａと下胴部２ｂとを嵌合状態で結合したとき、互に回動自在としながら抜け止めするため、差口部２７の外周で軸方向略中間に突条３１を、受口部２６の内周で軸方向略中間に、該突条３１が樹脂弾性による強制嵌入して、若干ガタのある嵌合溝３２を形成している。
【００４７】
したがって、上胴部２ａと下胴部２ｂとを結合するには、製造工場または施工現場等において、差口部２７にゴムリング２８を外嵌してから、差口部２７を受口部２６にやや強力に押込めば嵌合して結合でき、特に、下胴部２ｂは上胴部２ａに対し、回動自在にすることができる。
【００４８】
次に、本実施例の防臭・油分離ます１の作用を述べる。なお、この防臭・油分離ます１は上胴部２ａと下胴部２ｂおよびチ−ズ９がセットされて施工現場に持込まれる場合を述べる。
【００４９】
さて、通常の場合、建屋１７には排水用器具（例えば、流し台）が既設され、したがって、その建屋側宅内排水枝管１２が配管されている。また、宅内排水主管１３も埋設されてはいないが、建屋１７に略平行に接近して布設されている。
【００５０】
そこで、建屋側宅内排水枝管１２に防臭・油分離ます１の流入口４を接続し、次いで、この防臭・油分離ます１の下胴部２ｂを回動させてから、主管側宅内排水枝管１４を会所ます１６の分岐口３３と接着接合する。これらの接続時にもし発生した、いわゆるジゴク配管は、会所ます１６によって調整吸収する。
【００５１】
また、別の施工例として、下胴部２ｂを、いわゆるオガミ合せ配管に用いる場合、建屋１７には排水用器具（例えば、流し台）が既設され、したがって、その建屋側宅内排水枝管１２は配管されている。また、宅内排水主管１３も埋設はされていないが、建屋１７に略平行に接近して布設されている。
【００５２】
そこで、建屋側宅内排水枝管１２に防臭・油分離ます１の流入口４を接続し、次いで、下胴部２ｂを回動させて、図２の点線のように掃除口３側を建屋１７に可及的に近接回動（約３０度）させておく。
【００５３】
一方、宅内排水主管１３に介在させている会所ます１６の分岐口３３に、短管状の主管側宅内排水枝管１４を接着接合して、その先端側を突出させておく。
【００５４】
したがって、チ−ズ９の流出口は、平面視で第１のエルボ体８の管軸に直交しているので、下胴部２ｂを建屋１７から離すように若干回動させると、このチ−ズ９の流出口は主管側宅内排水枝管１４に近づき、いわゆるオガミ合せ接合ができ、ひいては、極狭小地での施工性が向上する。
【００５５】
以上、いずれの場合でも、図７で示した従来例より建屋１７と宅内排水主管１３との距離Ｌｂは、試験施工によると、約２００ｍｍ短縮でき、換言すると、極狭隘地での施工が容易にできる。
【００５６】
特に、第１のエルボ体８とチ−ズ９との接合は、施工現場で行ってもよいし、工場組立の場合には、図１Ｂ矢印のようにゴム輪接合等による首振り接合してもよく、この場合、施工性は更に向上する。
【００５７】
【発明の効果】
本発明によると、ます本体の底方と第１のエルボ等で封水部を形成したトラップをもつ、通常宅内排水勾配のますにおいて、防臭ますでありながら、該トラップを大きく首振り自在にしたので、このＬ字ないしＪ字形トラップの形成による小スペ−ス化の他に、建屋側近接による更なる小スペ−ス化が図られ、その上、施工性が向上し、極狭隘地でも設置可能にすることができる。
【００５８】
また、ます本体を上胴部と下胴部とに分割したので、大形のます本体でも、金型を安価にして射出成形可能となって、量産メリットが得られると共に、流入口の支持用短管や流出口の第１のエルボを一体成形することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例の全体の模式斜視図である。
【図２】図１の実施例の説明のための使用例を示す平面図である。
【図３】同実施例の分解断面図である。
【図４】図３の要部平面図である。
【図５】図３の他の要部詳細断面図である。
【図６】従来例である。
【図７】従来例の説明図である。
【符号の説明】
１…防臭・油分離ます、２…ます本体、２ａ…上胴部、２ｂ…下胴部、４…流入口、５…流出口、７…かご、８…第１のエルボ体、９…チ−ズ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a deodorant, and more particularly to a so-called deodorant / oil separator that performs deodorization and separation of dust and oil.
[0002]
[Prior art]
In general, drainage facilities have a so-called interceptor, which separates and collects harmful and dangerous substances, undesirable substances, or reusable substances contained in the wastewater, and separates and collects the remaining water. It is said to be a device that drains only liquid under natural flow.
[0003]
The performance of the interceptor is generally not limited to completely intercepting the substance in the wastewater, but should have the ability to intercept as much as possible. It is said that many vessels have a trap function in addition to this blocking ability.
[0004]
By the way, such an interceptor is a dedicated device such as a grease interceptor, an oil interceptor, a sand interceptor or the like depending on the kind of the substance to be intercepted.
[0005]
Further, various types of this specific dedicated interceptor are known. For example, a device using a box trap, a device combined with a mud dam, a device using a ceramic pipe, and the like are known as an oil interceptor (also referred to as an oil blocking device or an oil blocking device).
[0006]
Based on the development results of the PVC small caliber that the applicant has pioneered, the present applicant has provided various types of blocking synthetic resins and has been well received.
[0007]
For example, an oil separator having a trap function is provided, which is shown in FIGS.
[0008]
This is a deodorizing and oil separating 1A improved to a J trap (also referred to as an L-shaped trap or L trap in this specification) based on a cleaning port, and is made of PVC (synthetic resin). 2 is composed of a slightly deep bottomed cylindrical body, and a cleaning port 3 is erected on the outside of the cylindrical body, and the cleaning port 3 is connected to the bottom of the main body 2 to form a J trap. It is configured.
[0009]
That is, the inlet 4 is slightly above the middle of the main body 2 (corresponding to the embedding depth of the drainage branch pipe in the house) and slightly below the middle (interval with the formation of a sealed portion and an oil collecting space). Each outlet 5 is open.
[0010]
A double-sided socket (also referred to as DS in the standard) 6 is joined horizontally to the inflow port 4, and a building-side residential drainage branch pipe 12 is connected to the outside of the double-sided socket 6. Therefore, the garbage collecting (solid intercepting) basket 7 accommodated in the main body 2 so as to be freely taken out is supported in a cantilever manner, and is faced in it. Therefore, the waste water from the building side drain branch pipe (for example, the kitchen sink drain pipe) 12 flows directly into the car 7 and the garbage is collected by the car 7 (solid matter from the sink).
[0011]
In addition, in order to form the cleaning port 3 as described above, the first elbow 8A opened upward is connected to the outlet port 5, and the first elbow 8A has a T-shaped side 9 in the side. And the T-shaped leg is connected to the residential drainage main pipe 13 via the main pipe side drainage branch pipe 14 to constitute a J trap-like ridge.
[0012]
Then, a lid fitting portion 10 is formed in the upper opening of the main body 2, and a circular lid (not shown) is detachably covered here.
[0013]
In addition, the said cage | basket | car 7 is comprised with the bottomed cylindrical body made from porous SUS (a metal or a synthetic resin is also possible). Accordingly, the opening diameter of the car 7 is made slightly smaller than that of the main body 2 and is slightly lifted from the bottom of the main body 2.
[0014]
In addition, the partition plate 11 is attached to the car 7 so that it floats slightly from the bottom thereof, and the drained water is diverted to the bottom portion and floats again, so that the separation of oil and fat is improved and the partition plate 11 is attached to the car 7. The car 7 is made to rise slightly from the opening to make the basket 7 convenient to put in and out. In the figure, reference numeral 16 denotes a meeting place having a branch port 33 provided in the residential drainage main pipe 13.
[0015]
With the J trap type deodorizing and oil separating 1A with the cleaning port 3 provided by the applicant as described above, the trap is J-shaped or L-shaped, so the main body 2 and The cleaning area is made as close as possible to the cleaning port 3 to reduce the installation area, and the main body 1A is made slightly deeper, so that the car 7 having an enlarged volume can be used, and a circular lid is used. It is possible to extend the collection and removal period of the obstructed matter such as pumping out the obstructed oil and fat.
[0016]
In addition, since the elbow 8A and the teeth 9 including the double-ended socket 6 are made of standard products, the whole is simple and inexpensive, and reliability is obtained even when embedded.
[0017]
In addition to the deodorant / oil separation 1A provided by the present applicant, U.S. Pat. No. 5,51957 and JP-A-6-129002 also show U trap type deodorization / separation.
[0018]
With these deodorizing / separating devices, the main body outlet is increasingly formed in the plan view from the periphery of the cleaning inspection opening in the upper opening of the main body, reducing the installation area of the deodorizing / separating device. In addition, the U trap connected to this outflow port can be swung freely with respect to the main body in the range centered on one vertical bar of the U shape, so it can be freely connected to the U trap outlet side connection piping. In particular, the former publication discloses a type in which a cleaning port is provided by connecting a cheese to the outlet of the U trap and a cleaning opening is attached. As for the thing, the thing which accommodated the container without a water passage hole freely is shown.
[0019]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the J trap type deodorizing / oil separating 1A provided by the applicant, even if the distance between the building 17 and the main drainage pipe 13 is made small by the L trap or the J trap type, FIG. As shown in the figure, it was later found that there was still a considerable interval La, and that further small space piping was obstructed.
[0020]
Therefore, the present inventor has conceived that the outlet side piping, for example, the cleaning port 3 is swung with respect to the main body 2 so as to be close to the building 17. This is not possible because it is J-shaped or L-shaped.
[0021]
Therefore, when trying to swing the head as shown in the above publication group, it becomes a U-shaped trap. Therefore, when applying to a residential land where there is no step in the normal piping gradient, the outlet (5) Since the height approaches the height of the inlet 4 and the oil blocking function is lost, it cannot be employed.
[0022]
Further analysis of the U-trap type revealed the following.
[0023]
That is, when swinging around one U-shaped vertical bar, if the U trap is further away from the main body, the U-shaped vertical bar that becomes the pivot remains in place, If the trap is installed inside the main body, the U-shaped vertical bar that swings will come into contact with the outer peripheral surface of the main body. It turned out that the idea of making it close is not preferable.
[0024]
By the way, in order to swing the piping on the outlet side, it is conceivable to apply a so-called universal barrel.
[0025]
That is, a proposal (Japanese Patent Laid-Open No. 7-127123) is known in which the main body (2) is divided into two parts vertically so that the upper body part can be rotated within a range of 60 to 90 degrees with respect to the lower body part. However, if this proposal is applied to the deodorant / oil separator 1A provided by the present applicant, of course, this proposal is not intended to improve workability in a confined area. When the main body (2) protrudes from the building 17 via the building side drainage branch pipe 12 in the range of 90 degrees, there is still a dead space. The inflow and the outflow provided in the above form a considerable drop through a so-called belt wrap, so it is difficult to apply to ordinary houses with ordinary in-house piping. Since I'm in a swing state, That not to swing the lower torso, this proposal can not be adopted generally.
[0026]
Therefore, the present invention aims to further reduce the distance between the building and the drainage main pipe in the J trap type deodorant / oil separation separator 1A, with the aim of further reducing the flow rate of drainage from the building as much as possible. The secondary purpose is to further improve the function.
[0027]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve such an object, the gist of the present invention is as follows. 1) Open an inlet at the bottom and an outlet at the bottom of the bottomed cylindrical main body, and open a small space outside the outlet. -Connect the first elbow erected in the shape of a J-trap for gasification and the chees or other second elbow connected to it, and seal it with the bottom of the main body and the first elbow. Forming a water section, the deodorant made of synthetic resin that connects the outlet to the main drain side main pipe through the main pipe side drain branch pipe, the main body is divided into upper and lower parts and configured into a flexible body The inlet is provided in the upper trunk and the outlet is provided in the lower trunk, the inlet is connected to an existing building side drainage branch pipe, and the chews or other second elbow is connected to the building. When connected to the main drain side branch pipe of the residential drain main pipe laid substantially parallel to The pole or the second elbow connected to the first elbow is swingably connected to the first elbow so that the trap side can be swung largely with respect to the inlet. The synthetic resin deodorant is characterized by improved workability of piping even in confined areas, and 2) The synthetic body according to claim 1, wherein a basket for collecting solid matter is detachably accommodated in the main body. 3) In order to suppress the flow rate of drainage from the inflow port, the above-mentioned teeth or other second elbows are arranged with respect to the tube axis of the first elbow in plan view. The synthetic resin deodorant according to claim 1 or 2, which is exclusively used for narrow spaces by making the tube axis in plan view of the outlet of the pipe substantially orthogonal to the residential drainage main pipe side, and 4) Close to the existing building side drainage branch pipe and the building In the deodorizing slag made of synthetic resin provided between the main drainage pipes in the house drainage main pipes laid in a row, the main body is divided into upper and lower parts to constitute a flexible trunk, and the building side drainage branch pipes above A first elbow standing in a J-trap shape on the outside of the outlet, and swingable to the first elbow. Connect the connected chees or other second elbows, and connect these chews or other second elbows to the main side drainage branch pipes of the main branch side of the house drainage main pipe. The synthetic resin deodorizing maser is characterized by improving the workability of the piping between the existing building and the main drainage pipe.
[0028]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The invention will be described in more detail by means of an embodiment shown in the accompanying drawings.
[0029]
1 is a schematic perspective view of an entire embodiment of the present invention, FIG. 2 is a plan view showing an example of use of the embodiment of FIG. 1, FIG. 3 is an exploded sectional view of the embodiment, and FIG. FIG. 5 is another detailed cross-sectional view of the main part of FIG. 3, and is a cross-sectional view of FIG. 6 showing a conventional example and a plan view showing a use example for explaining the conventional example of FIG. 7. The same parts are denoted by the same reference numerals, and the description thereof will be simplified.
[0030]
Deodorant / oil separator 1 of the embodiment of the present invention is mainly made of synthetic resin (made of PVC made of injection molding), and is convenient for PVC piping laid in narrow residential land (of course, applicable to non-narrow residential land). Is applicable.
[0031]
Therefore, the L trap or J trap type based on the form with the cleaning mouth is configured as a free cylinder (the divided cylinders rotate with each other), and all the protruding part of the L-shaped horizontal part is eliminated. In addition, the trap-side swing (horizontal rotation) can be increased, that is, closer to the building 17 than the analyzed U-trap with the above-described analysis, for example, the head can be swung up to a maximum of about 220 degrees. Small space piping can be made in the ground, and the workability of the piping there is facilitated.
[0032]
In addition, this universal body is obtained by dividing the main body 2 into two substantially equal parts and making the lower body part 2b pivotable with respect to the upper body part 2a as shown by arrows in FIG. 1A. .
[0033]
The main dimensions of the main body 2 are, for example, a slightly deep bottomed cylindrical body having a diameter of 200 mmφ and an overall height of about 580 mm. Both 2a and 2b can be injection-molded, and the cost can be reduced by mass production.
[0034]
The main body 4 has a cleaning port 3 rising in parallel with the main body 4, and the cleaning port 3 is opened to the bottom of the main body 2 (slightly above the bottom portion 18 to improve the mud accumulation effect). However, the bottom portion 18 may be connected), and the bottom portion of the main body 2 and the first elbow body 8 to be described later constitute a J-shaped trap type (J trap shape).
[0035]
That is, the inflow port 4 is opened slightly above the middle of the main body 2 in the vertical direction, that is, the upper trunk 2a, and slightly below the middle, that is, the outlet 5 is opened at the lower trunk 2b. A receiving port 19 is integrally projected to the inflow port 4 so that the building-side drainage branch pipe 12 can be bonded and bonded. A diameter-reducing increaser may be fitted into the receiving port 19.
[0036]
In addition, a supporting short tube 20 is integrally protruded inwardly (integral molding at the time of injection molding), and with this supporting short tube 20, the car 7 accommodated in the main body 2 so as to be freely taken out, It is hooked and supported by two arc-shaped locking pieces 21 formed on the flange surface of the supporting short tube 20, and its opening faces the car 7.
[0037]
The car 7 is composed of a porous bottomed cylindrical body made of SUS, and the partition plate 11 is attached so as to float slightly from the bottom, so that the drained water flows around the bottom of the car 7 and floats again.
[0038]
Further, a handle 22 is attached to the car 7 so that the car 7 can be taken in and out. Of course, the main body 2 may be stored without the car 7.
[0039]
In order to form the cleaning port 3, the outlet 5 is integrally provided with a first elbow body 8 that opens upward (may be integrally formed during injection molding, but may be integrated by adhesive bonding separately. In the case of the former, the number of parts is reduced and the product cost is reduced), that is, the lower body 2b is provided with an upward opening, and the first elbow body 8 has a T-shaped sideways. Tee 9 is adhesively bonded, and the T-shaped foot, that is, the outlet of the chief 9 is adhesively bonded to a short tubular main pipe side drainage branch pipe 14. It is connected to 16 branch gates 33.
[0040]
When joining the first elbow body 8 to the first elbow body 8, if the outlet of the seed 9 is orthogonal to the tube axis of the first elbow body 8 in plan view, that is, If the tube axis in plan view of the elbow 8 is bonded and bonded substantially orthogonally to the drainage main pipe 13 side of the house 9, the deodorant and oil separation dedicated to narrow areas In addition, the flow rate of the waste water from the inlet 4 can be suppressed in combination with the partition plate 11 by orthogonality. The house 16 is interposed in the residential drainage main pipe 13.
[0041]
The first elbow body 8 (or the teeth 9) and the bottom of the main body 2 constitute a J-shaped trap type in which a sealed portion is formed.
[0042]
Further, a lid fitting portion 10 is formed in the upper opening of the main body 2, and a circular lid 23 is detachably covered here, and a small circular lid 25 is also formed in the upper opening 24 of the above-described seed 9. The J-type trap is inspected and cleaned.
[0043]
Since the cover position of the small circular cover 25 is buried slightly below the cover ground position of the circular cover 23, inspection / cleaning of the J-shaped trap is not normally performed. Therefore, this nozzle 9 may omit the cleaning port 3 using a second elbow.
[0044]
Here, in order to form the main body 2 into a free body, the upper body 2a and the lower body 2b are divided into two so as to be largely rotatable as shown by arrows in FIG. 1A.
[0045]
Therefore, as shown in FIG. 5, the lower end of the upper body portion 2 a is formed in the receiving portion 26, and the upper end side of the lower body portion 2 b is formed in the inserting portion 27. In addition, it is fitted through a seal rubber ring 28 that does not come off when fitting. A receiving stopper 29 is formed at the base of the receiving portion 26, and an earth-and-sand intrusion prevention flange 30 is formed at the base of the opening 27.
[0046]
And, when the upper body portion 62a and the lower body portion 2b are joined in a fitted state, the protrusion 31 is arranged in the middle of the axial direction on the outer periphery of the opening portion 27 in order to prevent the upper body portion 62a and the lower body portion 2b from rotating while being rotatable. On the inner periphery of the receiving portion 26, the protrusion 31 is forcibly fitted by resin elasticity to form a fitting groove 32 having a slight backlash in the middle of the axial direction.
[0047]
Therefore, in order to join the upper body 2a and the lower body 2b, the rubber ring 28 is externally fitted to the opening 27 at the manufacturing factory or construction site, and then the opening 27 is connected to the receiving section 26. If they are pushed slightly stronger, they can be fitted and joined. In particular, the lower body 2b can be rotated with respect to the upper body 2a.
[0048]
Next, the operation of the deodorizing and oil separating device 1 of this embodiment will be described. The deodorizing / oil separation machine 1 describes the case where the upper body 2a, the lower body 2b and the seed 9 are set and brought into the construction site.
[0049]
In a normal case, the building 17 is already provided with a drainage device (for example, a sink), and therefore, the building side in-house drainage branch pipe 12 is piped. In addition, although the house drain main pipe 13 is not buried, it is laid close to the building 17 substantially in parallel.
[0050]
Therefore, after connecting the inlet 4 of the deodorizing / oil separating 1 to the building side drainage branch pipe 12, and then rotating the lower body 2 b of the deodorizing / oil separating 1, the main pipe side drainage branch The pipe 14 is adhesively bonded to the 16 branch ports 33 of the house. The so-called Jigoku pipe generated at the time of connection is adjusted and absorbed by the chamber 16.
[0051]
As another construction example, when the lower body portion 2b is used for so-called “Ogami-matching piping”, a drainage device (for example, a sink) is already installed in the building 17, and therefore the in-house drainage branch pipe 12 on the building side is piping. Has been. In addition, although the house drain main pipe 13 is not buried, it is laid close to the building 17 substantially in parallel.
[0052]
Therefore, the inlet 4 of the deodorizing / oil separating 1 is connected to the building side drain branch 12 and then the lower body 2b is rotated so that the cleaning port 3 side is connected to the building 17 as shown by the dotted line in FIG. And rotate as close as possible (about 30 degrees).
[0053]
On the other hand, the short tubular main pipe side drainage branch pipe 14 is bonded and joined to the branch port 33 of the house 16 that is interposed in the home drain main pipe 13, and the tip side thereof is protruded.
[0054]
Accordingly, since the outlet of the teeth 9 is orthogonal to the tube axis of the first elbow body 8 in plan view, when the lower body 2b is slightly rotated away from the building 17, this The outlet of the pipe 9 is close to the main pipe side drainage branch pipe 14 so that so-called “Ogami” joining can be performed, and as a result, workability in an extremely narrow area is improved.
[0055]
As described above, in any case, the distance Lb between the building 17 and the house drainage main pipe 13 can be shortened by about 200 mm according to the test construction from the conventional example shown in FIG. 7, in other words, the construction in the extremely narrow area is easy. it can.
[0056]
In particular, the first elbow body 8 and the teeth 9 may be joined at the construction site, or in the case of factory assembly, swing joints such as rubber ring joining as shown by arrows in FIG. 1B. In this case, the workability is further improved.
[0057]
【The invention's effect】
According to the present invention, the trap is formed with a sealed portion at the bottom of the main body and the first elbow, etc., and the trap is greatly swung while being deodorized in a normal drainage gradient. Therefore, in addition to the space reduction by forming this L-shaped or J-shaped trap, further space reduction is achieved by approaching the building side, and in addition, the workability is improved and it is installed even in extremely narrow areas. Can be possible.
[0058]
In addition, since the main body is divided into an upper body and a lower body, even large-sized main bodies can be injection-molded at a low cost, providing mass production benefits and supporting the inlet. The short pipe and the first elbow of the outlet can be integrally formed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall schematic perspective view of an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a plan view showing a usage example for explaining the embodiment of FIG. 1;
FIG. 3 is an exploded cross-sectional view of the same embodiment.
4 is a plan view of the main part of FIG. 3. FIG.
5 is a detailed cross-sectional view of another main part of FIG. 3;
FIG. 6 is a conventional example.
FIG. 7 is an explanatory diagram of a conventional example.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Deodorant and oil separation, 2 ... Mass body, 2a ... Upper trunk | drum, 2b ... Lower trunk | drum, 4 ... Inlet, 5 ... Outlet, 7 ... Basket, 8 ... First elbow body, 9 ... -

Claims

A bottom ellipsoidal cylindrical main body having an inlet at the top and an outlet at the bottom, and a first elbow erected on the outside of the outlet in the form of a J trap for making a small space, Ji was connected to - connect's or other second elbow, the seal water portion is formed by the bottom side and the first elbow of the masu body, through the main pipe side home drainage branch pipe the outlet in the synthetic resin-made deodorant mass was to be connected to the home drainage main pipe Te,
The main body is divided into upper and lower bodies to form a free cylinder, the inlet is provided in the upper trunk, and the outlet is provided in the lower trunk, and the inlet is connected to an existing building side drain branch pipe, -Or other second elbow is connected to the main-drain-side drainage branch pipe of the residential drainage main pipe installed substantially parallel to the building, and connected to the first elbow By connecting a cheese or other second elbow so that it can swing freely, the trap side can be swung largely with respect to the inlet, thereby improving the workability of piping even in extremely narrow areas. Synthetic resin deodorant.

The deodorant made of synthetic resin according to claim 1, wherein a basket for collecting solid matter is detachably accommodated in the main body .

To suppress the flow rate of effluent from the inlet, with respect to the tube axis in plan view of the first elbow, the Chi - the tube axis in plan view of the outlet of's or other second elbow The deodorant made of synthetic resin according to claim 1 or 2, which is exclusively used for narrow spaces by making it substantially orthogonal to the drainage main pipe side of the house .

In the synthetic resin deodorizing slag provided between the existing building side drainage branch pipe and the main drainage branch pipe in the residential drainage main pipe laid in parallel with the building.
The main body is divided into upper and lower parts to form a free cylinder, and an inlet that is connected to the drain side branch pipe on the building side is provided above, and an outlet that is connected to the drain side branch pipe on the main pipe side is provided below, A first elbow erected in a J-trap shape and a swivel-connected chisel or other second elbow are connected to the outside of the outlet, and these chews or other second elbow A synthetic resin characterized by improving the workability of piping between the existing building and the home drain main pipe by connecting an elbow Made deodorant.