JP3988558B2 - 食器洗浄機の残菜回収装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、食器洗浄機を運転したとき食器からの残菜を回収する食器洗浄機の残菜回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、食器洗浄機は図3に示すように構成していた。以下、その構成について説明する。
【0003】
図3に示すように、洗浄槽1は、内部に洗浄水を加熱するヒータ2、洗浄ノズル3を設けるとともに、食器かご4を配置し、下面にフィルター5を着脱自在に装着し、さらにフィルター5の下流に固定フィルター6を洗浄槽1に対し固定している。洗浄ポンプ7は、洗浄行程またはすすぎ行程で、洗浄槽1内の洗浄水を洗浄ノズル3に圧送し、洗浄水を循環するものであり、排水ポンプ8は、排水行程で、洗浄槽1内の洗浄水を排水ホース9a、9bを通して排水するものである。
【0004】
ここで、フィルター5の目の粗さは、配水管10に排出できない残菜を除去する目の粗さとし、固定フィルター6の目の粗さは、万一、洗浄ポンプ7または排水ポンプ8内に残菜が浸入してもモータロック等の支障を起こさないレベルのものであり、一般的に、フィルター5と比較して明らかに粗い目となっている。
【0005】
給水弁11は、給水ホース12a、12bを通して洗浄槽1に給水するものであり、制御装置13は、ヒータ2、洗浄ポンプ7、排水ポンプ8、乾燥ファン等の動作を制御し、洗浄、すすぎ、乾燥の一連の行程を逐次制御するよう構成している。
【0006】
上記構成において動作を説明する。食器かご4に食器類14をセットし、運転を開始すると、給水弁11が動作し、給水ホース12a、12bを通して洗浄槽1内に所定の水位まで給水した後、洗浄ポンプ7を駆動する。洗浄ポンプ7の駆動により、洗浄槽1内の洗浄水をフィルター5、固定フィルター6を経由して吸い込み、洗浄ノズル3から食器かご4にセットした食器類14に噴射し、食器類14を洗浄して洗浄水を循環する。
【0007】
このとき、食器類14より洗い落とされた汚れの内、フィルター5の目を通過できる大きさのものは洗浄水とともに洗浄槽1内を循環し、フィルター5を通過できない大きさの残菜はフィルター5によって回収され、運転終了後に使用者がフィルター5を取り外して除去する。また、排水ポンプ8の運転の場合も同様に、フィルター5を通過した汚れは洗浄水とともに排水ホース9a、9bを経由して排水管10へ排出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の食器洗浄機では、排水ホース9bを配水管10に直結しているため、環境に悪影響を及ぼすことのないよう、フィルター5の目の粗さを配水管10に排出できない残菜を除去する目の粗さとしているため、フィルター6を通過できる残菜も通過できない残菜もフィルター5に重なり合って回収され、本来、フィルター5を楽に通過できる残菜までフィルター5の目づまりの要因となり、結果的に洗浄ポンプ7、排水ポンプ8の吸い込み力を低下させ、洗浄ノズル3の噴射力を弱め、洗浄性能への悪影響を及ぼすとともに、本来排出可能な残菜が食器類14への再付着の要因ともなっていた。
【0009】
すなわち、フィルター5の目の粗さを配水管10に排出できない残菜を除去する目の粗さとし、環境に悪影響を及ぼすことのないようにするために、細かい目とすることで、フィルター5に多くの残菜が回収され、目づまり現象を発生することに問題があった。
【0010】
本発明は上記課題を解決するもので、食器洗浄機内のフィルターの目に関係なく配水管に所定の大きさの残菜を排出しないようにし、洗浄性能を向上することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、食器洗浄機の洗浄槽の下面に第1のフィルターを設けて洗浄水に含まれる残菜を回収し、第1のフィルターを通った洗浄水を排水ホースを介してシンクに排水し、シンクに設けたシンクトラップケースの残菜回収かごに洗浄水に含まれる残菜を回収する第2のフィルターを配設し、シンクトラップケースは、上方に設けた略円筒状の胴部と、この胴部に設け外方に突出して排水ホースを接続する排水ホース接続開口部と、底部に設け封水機能を形成するトラップカバーと、このトラップカバーの上方に着脱自在に設けた残菜回収かごと、胴部の上方に着脱自在に設けた水切りキャップとを有し、残菜回収かごは、上部を切り欠き穴を有する壁面で構成し、その壁面の上下外周に略コ字断面を有する隔壁を設けてシンクトラップケースと内接する排水経路を形成し、排水経路内に排水ホース接続開口部を位置させる構成とするとともに、第2のフィルターは、所定の目の粗さとし、第1のフィルターは第2のフィルターより目を粗くしたものである。
【0012】
これにより、食器洗浄機内の第1のフィルターの目を粗くしても、第1のフィルターの目に関係なく配水管に所定の大きさの残菜を排出しないようにでき、食器洗浄機内のフィルターの目づまりを防止できて洗浄性能を向上することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、食器洗浄機の洗浄槽の下面に設け洗浄水に含まれる残菜を回収する第1のフィルターと、前記第1のフィルターを通った洗浄水を排水ホースを介して排水するシンクと、前記シンクに設けたシンクトラップケースとを備え、前記シンクトラップケースは、上方に設けた略円筒状の胴部と、この胴部に設け外方に突出して前記排水ホースを接続する排水ホース接続開口部と、底部に設け封水機能を形成するトラップカバーと、このトラップカバーの上方に着脱自在に設けた残菜回収かごと、前記胴部の上方に着脱自在に設けた水切りキャップとを有し、前記残菜回収かごは、下部に第2のフィルターを有するとともに、上部を切り欠き穴を有する壁面で構成し、前記壁面の上下外周に略コ字断面を有する隔壁を設けて前記シンクトラップケースと内接する排水経路を形成し、前記排水経路内に前記排水ホース接続開口部を位置させる構成とするとともに、前記第2のフィルターは、所定の目の粗さとし、前記第1のフィルターは前記第2のフィルターより目を粗くしたものであり、食器洗浄機の排水ホースをシステムキッチン等のシンクに接続し、シンクに常設されているシンクトラップケースに配設した第2のフィルターで、配水管に排出してはいけない残菜を回収することで、食器洗浄機内の第1のフィルターの目を粗くしても、第1のフィルターの目に関係なく配水管に所定の大きさの残菜を排出しないようにできて、残菜により環境に悪影響を及ぼすことがないようにできるとともに、洗浄槽の下面に設けた第1のフィルターの目の粗さは、洗浄ポンプまたは排水ポンプ内に残菜が浸入してもモータロック等の支障を起こさないレベルのものにすることができ、第1のフィルターを通過できる残菜が多くなって、第1のフィルターの目づまりを防止できて洗浄性能を向上することができる。
【0014】
また、シンクを使用するとき排水ホースが邪魔になることがなく、また、食器洗浄機からの高温の洗浄水を排水することにより、シンクトラップケース内を洗浄できて雑菌の繁殖を防止することができ、衛生的にすることができる。
【0015】
さらに、食器洗浄機からの高温の洗浄水が排水経路を通るとき、シンクトラップケース内を洗浄することができて、雑菌の繁殖を防止することができ、排水経路内に排水ホース接続開口部を位置させることによりシンク側からの逆流と食器洗浄機からの高温洗浄液の排水飛び散りを防止することができる。
【0016】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0017】
(実施例1)
図1に示すように、フィルター15は、洗浄槽1の下面に着脱自在に装着し、フィルター15の下流に設け洗浄槽1に固定した固定フィルター6とともに第1のフィルター16を構成し、洗浄水に含まれる残菜を回収するようにしている。このフィルター15の目の粗さは固定フィルター6とほぼ同等の目の粗さとし、万一、洗浄ポンプ7または排水ポンプ8内に残菜が浸入してもモータロック等の支障を起こさないレベルのものとし、後述する第2のフィルター20より目を粗くしている。
【0018】
シンク17は、食器洗浄機Aとともにシステムキッチンを構成するもので、シンク17内の汚物を回収するシンクトラップケース18を設けており、シンクトラップケース18は底部にトラップ機能を形成するトラップカバー19を有し、トラップカバー19の上方に第2のフィルター20を有する残菜回収かご21を着脱自在に設け、最上方開口部に水切りキャップ22を着脱自在に設け、最下部に屋外へ汚水を導く排水管23を接続し、パッキン24を介してナット25でシンク17の底面に取り付けている。
【0019】
第2のフィルター20は、配水管23に排出してはいけない残菜を回収する所定の目の粗さ、すなわち、直径1.5mm以下の丸穴または一辺1.4mm以下の角穴(BL規格参照)により構成し、第2のフィルター20を通って排出される残菜により環境に悪影響を及ぼすことのないようにしている。
【0020】
シンクトラップケース18は、上方外側面に内壁26に対し突出した排水ホース接続開口部27を有し、この排水ホース接続開口部27に排水ホース9bを接続している。残菜回収かご21は、上部を切り欠き穴28を有する壁面29で構成し、壁面29の上下外周に略コ字断面を有する隔壁を設けてシンクトラップケース18と内接する排水経路30を形成し、排水ホース接続開口部27から排出された洗浄水は、排水経路30通って切り欠き穴28より第2のフィルター20へ流れ、残菜を回収した後、排水管23より屋外へ排出するよう構成している。
【0021】
上記構成において動作を説明する。食器かご4に食器類14をセットし、運転を開始すると、給水弁11が動作し、給水ホース12a、12bを通して洗浄槽1内に所定の水位まで給水した後、洗浄ポンプ7を駆動する。洗浄ポンプ7の駆動により、洗浄槽1内の洗浄水を第1のフィルター16を構成するフィルター15および固定フィルター6を経由して吸い込み、洗浄ノズル3から食器かご4にセットした食器類14に噴射し、食器類14を洗浄して洗浄水を循環する。
【0022】
このとき、フィルター15の目の粗さはフィルター6とほぼ同等の目の粗さとしているので、食器類14より洗い落とされた汚れの内、フィルター15および固定フィルター6の目を通過できる大きさのものは、洗浄ポンプ7または排水ポンプ8内に残菜が浸入してもモータロック等の支障を起こさないレベルのものであり、配水管23に排出できない残菜を含んでいる。これらは洗浄水とともに洗浄槽1内を循環する。残菜を含む洗浄水が循環することにより食器類14に残菜が再付着する場合も当然発生するが、元来、洗浄行程は食器類14にこびり付いた汚物を剥離させることを目的としているため何ら支障はない。
【0023】
フィルター15および固定フィルター6を通過できない大きさの残菜、すなわち、洗浄ポンプ7または排水ポンプ8内に残菜が浸入したときモータロック等の支障を起こすレベルのものは、フィルター15によって回収され、運転終了後に使用者がフィルター15を取り外して除去する。ここで、固定フィルター6はフィルター18の装着を忘れたとき、フィルター15に代わって残菜を回収する。
【0024】
ここで、洗浄槽1の下面に設けた第1のフィルター16の目の粗さは、洗浄ポンプ7または排水ポンプ8内に残菜が浸入してもモータロック等の支障を起こさないレベルのものにすることができ、第1のフィルター16を通過できる残菜が多くなって、第1のフィルター16の目づまりを防止できて洗浄ポンプ7の機能を十分に発揮させることができて、洗浄性能を向上することができる。
【0025】
また、運転後に第1のフィルター16に残る残菜の量が極力少なくなるため、万一長時間放置された場合でも、従来のフィルターを使用した場合に比べ、洗浄槽1内の臭いの発生を抑えることができる。さらに、手入れも容易となり、第1のフィルター16は残菜のすべてを回収させないため、小型化で浅く構成することができる。
【0026】
つぎに、排水行程に移ると、排水ポンプ8が動作し、残菜が浮遊している洗浄水は排水ホース9a、9bを通して、シンク17に設けたシンクトラップケース18に排出される。このとき、排水ホース接続開口部27から排出された洗浄水は、排水経路30を通って切り欠き穴28より第2のフィルター20へ流れ、第2のフィルター20により残菜を回収した後、排水管23より屋外へ排出する。
【0027】
ここで、第2のフィルター20は、配水管23に排出できない残菜を除去する目の粗さであるため、第2のフィルター20により配水管23に排出できない残菜を回収することができ、環境に悪影響を及ぼすことのないようにできる。
【0028】
すなわち、最初の洗浄行程後の排水行程で、第1のフィルター16を構成するフィルター15の目を通過できない残菜を除いて、洗浄ポンプ7または排水ポンプ8内に残菜が浸入したときモータロック等の支障を起こさないレベルの残菜を同時に機外へ排出するため、これらを閉じ込めたまますすぎ行程を繰り返していたことに比べ、フィルター15の目づまりを防止できて洗浄性能を向上することができ、排出された残菜は環境に悪影響を及ぼすことなく、残菜回収かご21に回収することができる。
【0029】
つまり、従来は、排水ホース9bを配水管10に直結していたため、環境に悪影響を及ぼすことのないよう食器洗浄機独自で残菜を回収していたが、これに比べて合理的であり、フィルター15も小型化できて、小型で浅く構成することも可能となり、また、運転後のフィルター15の手入れも残菜が少なくなることで非常に楽になる。
【0030】
さらに、数回の給水、すすぎ、排水行程を繰り返し、食器類14に再付着していた残菜をすへて排出することができる。
【0031】
また、排水ホース9a、9bをシンク17に設けたシンクトラップケース18に接続しているので、シンク17を使用するとき排水ホース9a、9bが邪魔になることがなく、また、食器洗浄機Aからの高温の洗浄水を排水することにより、シンクトラップケース18内を洗浄できて雑菌の繁殖を防止することができ、衛生的にすることができる。
【0032】
また、シンクトラップケース18は、上方外側面に内壁26に対して、排水ホース9bを接続する排水ホース接続開口部27を突出させ、残菜回収かご21は、第2のフィルター20を有するとともに、上部を切り欠き穴28を有する壁面29で構成し、壁面29の上下外周に略コ字断面を有する隔壁を設けてシンクトラップケース18と内接する排水経路30を形成し、排水経路30内に排水ホース接続開口部27を位置させているので、食器洗浄機Aからの高温の洗浄水が排水経路30を通るとき、シンクトラップケース18の内面と第2のフィルター20の内外面を洗浄することができて、雑菌の繁殖を防止することができ、排水経路30内に排水ホース接続開口部27を位置させることによりシンク17側からの逆流と食器洗浄機Aからの高温洗浄液の排水飛び散りを防止することができる。
【0033】
従来のシンクトラップケースの場合、シンク内の汚物を回収する単機能であることと、給湯機からの湯を流すにしても約40℃前後であるため、残菜回収かごの表面には栄養分と微生物が発生する好条件となり、ぬめり現象が発生し、トラップより下流の排水ホースにおいてつまりの原因となっていた。しかし、食器洗浄機からの高温(70〜80℃)洗浄水を流すことにより、雑菌の繁殖を防止することができ、食器洗浄機とのシステム化によって衛生性を向上することができる。
【0034】
また、既設のシステムキッチン等に食器洗浄機を後づけする場合においても、狭いキッチン空間での配水管追加工事の必要性もなく、シンクトラップケースの取り換え工事だけで設置が可能となるため、リフォーム業者にとっても時間的、作業的に大幅に効率化することができる。
【0035】
なお、本実施例では、フィルター15と固定フィルター6とで第1のフィルター16を構成しているが、フィルター15、固定フィルター6のいずれかで第1のフィルタ16を構成してもよく、同様の作用効果を得ることができる。
【0036】
(実施例2)
つぎに、本発明の実施例2について説明する。なお、食器洗浄機Aの構成は上記実施例1と同じであるので説明を省略し、また、上記実施例1と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0037】
図2に示すように、シンク31は、ステムキッチン等に設けるもので、シンク31内の汚物を回収するシンクトラップケース18を設けるとともにオーバーフロー水受け32を有し、このオーバーフロー水受け32をホース33を通してシンクトラップケース18に接続し、食器洗浄機の排水ホース9bをオーバーフロー水受け32に接続している。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0038】
上記構成において動作を説明する。なお、食器洗浄機の洗浄、すすぎ、排水の各行程の基本的な動作は上記実施例1の動作と同じであるので説明を省略する。
【0039】
洗浄行程の後に排水行程に入ると、高温の洗浄水はオーバーフロー水受け32を経由した後、ホース33を通してシンクトラップケース18に排出される。このとき、オーバーフロー水受け32を経由して排出されるので、上記実施例1に比して、シンク31から排水ホース9bへの逆流を防止することができる。
【0040】
さらに、オーバーフロー水受け32においても上方を開放とし、底部に着脱自在な残菜回収かご(図示せず)を備えることで、食器洗浄機から排出された残菜を回収することができ、ホース33を通して排出される残菜を減らし、シンクトラップケース18内の第2のフィルター20およびシンクトラップケース18を小型化することができる。
【0041】
【発明の効果】
以上のように、請求項1に記載の発明によれば、食器洗浄機の排水ホースをシステムキッチン等のシンクに接続し、シンクに常設されているシンクトラップケースに配設した第2のフィルターで、配水管に排出できない残菜を除去することで、食器洗浄機内の第1のフィルターの目を粗くしても、第1のフィルターの目に関係なく配水管に所定の大きさの残菜を排出しないようにできて、残菜により環境に悪影響を及ぼすことがないようにできるとともに、洗浄槽の下面に設けた第1のフィルターの目の粗さは、洗浄ポンプまたは排水ポンプ内に残菜が浸入してもモータロック等の支障を起こさないレベルのものにすることができ、第1のフィルターを通過できる残菜が多くなって、第1のフィルターの目づまりを防止できて洗浄性能を向上することができる。また、シンクを使用するとき排水ホースが邪魔になることがなく、また、食器洗浄機からの高温の洗浄水を排水することにより、シンクトラップケース内を洗浄できて雑菌の繁殖を防止することができ、衛生的にすることができる。さらに、食器洗浄機からの高温の洗浄水が排水経路を通るとき、シンクトラップケース内を洗浄することができて、雑菌の繁殖を防止することができ、排水経路内に排水ホース接続開口部を位置させることによりシンク側からの逆流と食器洗浄機からの高温洗浄液の排水飛び散りを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の食器洗浄機の残菜回収装置を備えた食器洗浄機とシンクの一部切欠した断面図
【図2】 本発明の第2の実施例の食器洗浄機の残菜回収装置を備えたシンクの断面図
【図3】 従来の食器洗浄機の残菜回収装置を備えた食器洗浄機の断面図
【符号の説明】
1 洗浄槽
9a 排水ホース
9b 排水ホース
16 第1のフィルター
17 シンク
18 シンクトラップケース
20 第2のフィルター
23 配水管
A 食器洗浄機

Claims (1)

  1. 食器洗浄機の洗浄槽の下面に設け洗浄水に含まれる残菜を回収する第1のフィルターと、前記第1のフィルターを通った洗浄水を排水ホースを介して排水するシンクと、前記シンクに設けたシンクトラップケースとを備え、前記シンクトラップケースは、上方に設けた略円筒状の胴部と、この胴部に設け外方に突出して前記排水ホースを接続する排水ホース接続開口部と、底部に設け封水機能を形成するトラップカバーと、このトラップカバーの上方に着脱自在に設けた残菜回収かごと、前記胴部の上方に着脱自在に設けた水切りキャップとを有し、前記残菜回収かごは、下部に第2のフィルターを有するとともに、上部を切り欠き穴を有する壁面で構成し、前記壁面の上下外周に略コ字断面を有する隔壁を設けて前記シンクトラップケースと内接する排水経路を形成し、前記排水経路内に前記排水ホース接続開口部を位置させる構成とするとともに、前記第2のフィルターは、所定の目の粗さとし、前記第1のフィルターは前記第2のフィルターより目を粗くした食器洗浄機の残菜回収装置。
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