JP3988184B2

JP3988184B2 - Legs, scaffolding and construction method

Info

Publication number: JP3988184B2
Application number: JP2002234899A
Authority: JP
Inventors: 貴夫栢森; 浩一坂口; 淳一朝倉
Original assignee: Toto Ltd
Current assignee: Toto Ltd
Priority date: 2002-08-12
Filing date: 2002-08-12
Publication date: 2007-10-10
Anticipated expiration: 2022-08-12
Also published as: JP2004076311A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建築物の内装を改修するにあたり、床下地の養生中に次工程の施工を行なうことできる脚体、足場および施工方法に関するものである。
【０００２】
【従来技術】
近年、オフィスビル，学校，駅等の建築物での非住宅トイレ空間の改修において、床下地の工程では、モザイクタイル等の既存床上にまず、下地プライマーを塗付し、１日養生後、次に床下地材としてセルフレベリング材の流し込みを行なう。セルフレベリング材が硬化するまで、気温２０℃、湿度６５％の環境下で２日程度の養生、冬場の場合、３〜７日程度の養生を行ない、次工程の施工を行っている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
従来では養生中は、次工程の施工ができないことにより、床下地の工程だけで４〜９日間かかり、工期が長くなっている上、トイレの使用ができない。
【０００４】
特開平１０−２３１１６５には、気温２０℃，湿度６５％の環境下で、３時間で硬化する組成物が開示されている。しかし、こういった超速硬性セルフレベリング材を使用しても、冬場では、超速硬性セルフレベリング材でも、１２時間以上の養生が必要であるため、セルフレベリング材を流し込んだ当日には、次工程の施工はできない。
【０００５】
非住宅トイレ空間の改修では、近年、周辺テナントへの影響を考慮して、トイレの使用頻度の少ない週末だけで工事を行なう要望があるが、その際、前述したように下地プライマー及びセルフレベリング材の養生時間が必要であるため、週末だけでの工事を行なうことができずに、要望に応えられないことがある。
このような場合、床下地材上に足場を設置すれば、前記足場上で次工程の作業を行なうことができると考えられるが、床下地材が硬化後に足場を取り除く際、足場と床下地材が密着し、簡単に足場を取り外すことができない。
【０００６】
そこで本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、床下地材を施工した後、前記床下地上に足場を載置し、前記床下地材の養生中に前記足場上で次工程の作業を行なうことができ、さらに前記床下地材が硬化後、簡単に足場を回収することができる脚体、足場及び施工方法を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項１記載の発明は、床下地材上で使用される脚体であって、脚部と板部とからなり、前記脚部が前記板部の各々の頂点に１本づつそれぞれ個別に着脱自在に取付けられていることを特徴とする脚体を提供する。
【０００８】
本発明では、前記脚部が前記板部に対して着脱自在に取付けられているため、前記床下地材が硬化後、まず、前記板部を取り外した後、前記脚部を抜き取ることができ、簡単に足場の回収作業を行なうことができる。
即ち、床下地材が硬化した後、板部を取り外す際、板部と脚部が一体構造であると、脚部を真上に引き上げなければ板部が取り外せないが、本発明のような板部を脚部から取り外す構造をとることで、床下地材が硬化後、まず、板部を取り外し、次いで脚部を抜き取ることができ、容易に脚体の回収作業を行なうことができる。
また、床下地材が硬化した後、板部を取り外し、脚部を床下地材と面一で切断すれば、後工程の穴の補修作業を省略することができる。
【０００９】
請求項２記載の発明は、請求項１記載の脚体において、脚部が板部側に向かって太くなるテーパー構造を有していることを特徴とする。
【００１０】
この発明では、床下地材が硬化後、前記脚部を取り外す際に前記脚部がテーパー構造を有しているため、床下地材から簡単に抜き取ることができ、足場回収の作業性を向上することができる。
【００１１】
請求項３記載の発明は、前記脚体の少なくとも２つ以上に板材を覆い被せ足場としたことを特徴とする。
【００１２】
この発明では、足場としての広い面積が確保できるため、足場上での作業性を向上することができ、さらに板部と脚部から構成される脚体をコンパクトにすることができ、運搬性が向上する。
【００１３】
請求項４記載の発明は、請求項３記載の足場において、前記板材の少なくとも端部と前記板部を固定することを特徴とする。
【００１４】
この発明では、前記板材の端部のがたつきを軽減でき、さらに足場としての強度が増大する。
【００１５】
請求項５記載の発明は、請求項１または２に記載の脚体と、該脚体同士を繋ぐ板材とからなる足場セットを提供する。
この発明では、あらかじめ汎用性のある大きさを足場セットとして容易しておくことで、特異な現場を除いて、養生中であってもすぐに次工程の施工ができる。
【００１６】
請求項６記載の発明は、床下地材を施工し、次いで前記床下地材の養生中に作業を行なうために、請求項１ないし４のいずれかに記載の脚体を前記床下地材上に設置すると共に、請求項３または請求項４に記載の板材を前記脚体に載せ、前記床下地材が硬化した後、前記板材および前記脚体の板部を取り除き、次いで前記脚体の脚部を除去することを特徴とする。
【００１７】
本発明では、前記脚部が前記板部に対して着脱自在に取付けられているため、前記床下地材が硬化後、まず、前記板部を取り外した後、前記脚部を抜き取ることができ、簡単に足場の回収作業を行なうことができる。
また、床下地材が硬化した後、板部を取り外す際、板部と脚部が一体構造であると、脚部を真上に引き上げなければ板部が取り外せないが、本発明のような板部を脚部から取り外す構造をとることで、床下地材が硬化後、まず、板部を取り外し、次いで脚部を抜き取ることができ、容易に脚体の回収作業を行なうことができる。
また、床下地材が硬化した後、板部を取り外し、脚部を床下地材と面一で切断すれば、後工程の穴の補修作業を省略することができる。
このように、この発明では、前記床下地材の養生中に次工程の作業を行なうことができる施工方法であるため、従来の養生後に次の工程に移る工法に比べて、トイレ改修工事期間を大幅に短縮することができる。
【００１８】
【発明の実施の形態】
以下、図１から図１０を基に本発明の一実施例を具体的に説明する。
本発明の脚体は少なくとも１本の板部１と脚部２で構成されるが、図１では脚部２を板部１の４隅にそれぞれ取付けた例を示す。
図２では、脚体を床下地材３上に載置した例を示す。脚部２は少なくとも部分的に床下地材３に埋没され、板部１を支持している。ここで、脚部と床下地材３の接触面積はできる限り少ない方が、脚部を取り除いた後の穴の補修作業が少なくてすむ。
また、脚部がテーパー構造を有していると、床下地材から簡単に抜き取ることができるので、作業性を向上することができる。
さらに、床下地材の乾燥の点から板部１は床下地材３と接触しない構造が好ましい。
床下地材３は、図示の例では、下地プライマーまたはセルフレベリング材であるが、モルタルまたはコンクリート等でも良く、特に限定されない。
【００１９】
図３は、板部１から脚部２を取り外しできる脚体の例を示す断面図である。
板部１と脚部２は面ファスナまたは両面テープ等の着脱可能なテープ４で固定しているので板部１から脚部２を容易に取り外すことができる。
また、板部１と脚部２に板状磁石を接着すれば、さらに簡単に板部１と脚部２を着脱することができる。
また、床下地材３が硬化した後、板部１を取り外す際、板部１と脚部２が一体構造であると、脚部２が真上に引き上げなければ板部１が取り外せない。図３（ｂ）のように板部１と脚部２を取り外すことができる構造であれば、床下地材３が硬化後、まず、板部１を取り外し、次いで脚部２を抜き取ることができ、容易に脚体の回収作業を行なうことができる。
【００２０】
図４は、脚体の壁際の納まりを示す断面図である。
脚体の壁際の納まりについては、既存壁５に突き付けるのではなく、図４に示すように５０ｍｍ程度空かして載置すれば、足場の施工後、巾木、壁下地、壁仕上げ等の壁の施工を行なうことができる。
【００２１】
図５は、板部１と板材６の形状の一例について表した図である。
板部１及び板材６は、作業者が脚体または足場上で作業しやすいことから平面形状が好ましいが、特に板部１は、図５に限定されるものではなく、円形等でもよい。
【００２２】
図６は脚体に板材を覆い被せて、使用した場合の足場構造の斜視図である。
脚体の少なくとも２つ以上に板材６を覆い被せれば、足場としての広い面積が確保できる。さらに板材６を使用する場合には、脚体をコンパクトにすることができ、脚体の運搬性が向上する。
また、板材６は１枚とは限らず、２枚重ねて使用すれば、足場としての強度が増大するので、複数枚使用してもよい。
また、脚体に板材６を覆い被せて使用する場合に、板材６の少なくとも端部と板部１をビス等で固定すれば、板材６の端部のがたつきを軽減でき、さらに足場としての強度が増大する。
【００２３】
現場に応じて床面積及び出隅、入隅の数が異なるので、現場毎に板部１または板材６の形状は異なる。現場にて足場の加工を行なう場合、板部１及び板材６に加工性の良い合板、パーティクルボードを使用すれば、簡単に作業することができる。
一方、現場で加工場を確保できない場合や少しでも工期を短くしたい場合は、事前に現場に応じた形状で足場を用意すれば、床下地材３を流し込んだ直後に足場組みの作業を行なうことができ、工期短縮できる。
【００２４】
また、汎用性のある大きさをあらかじめ足場セットとして容易しておくと、特異な現場を除いては、養生中であってもすぐに次工程の施工ができる。
【００２５】
図７は、脚部２形状の一例について表した図である。
脚部２は、床下地材３が硬化した後、脚部２を取り外しやすいため、テーパー形状が好ましい。板部１における１枚あたりの脚部２の数量は、脚体が自立し、撓まない程度の間隔で設けられている限り、特に限定されず、１本でも良い。
脚部２の設置位置については、板部の各々の頂点に脚部２を設ければ脚体が安定し、脚体の端部に荷重がかかっても、脚体が倒れたりすることはない。
材質については、脚体を支持する必要があるため、例えば真鍮、金属のような剛性の高いものが望ましいが、特に限定されず、生産性の高い樹脂製でエポキシ、塩ビ、ノリル等を用いても良い。
また、脚部２の高さについては、市販されている床下地材３の最大施工厚みが２０ｍｍ程度あるため、施工誤差を考慮して、少なくとも３０〜４０ｍｍ以上の高さは確保できる形状が望ましい。
【００２６】
図８は、脚部が床下地材内に埋没したまま脚体を回収する例について表した図である。
これまでの例では、床下地材３が硬化した後、板部１を取り外し、脚部２を抜き取る施工手順であった。
これに対して、図８のように、床下地材３が硬化した後、板部１を取り外し、脚部２を床下地材３と面一で切断すれば、後工程の穴の補修作業を省略することができる。
なお、この場合は、脚部２に抜け防止部を設け、床下地材３から簡単に抜き取れないような構造が望ましい。
【００２７】
図９（ａ）は、足場上に養生シートを敷き詰めた場合における足場構造の断面図である。図９（ｂ）は、足場上に養生シートを敷き詰めた場合における足場構造の斜視図である。
床下地材３上に脚体を載置した後、ビニル系の養生シート７を既存壁５面と仮固定すれば、壁仕上げ材や配管の切断作業上、発生する粉じんが床下地材３表面に付着するのを防ぐことができる。
【００２８】
図１０は、本発明の標準的な施工手順を表した図である。
まず、床下地材３の施工がトイレの奥から入口に向かって行なわれる。
次に、図１０（ａ）に示すように、トイレの入口から奥に向かって４００ｍｍ×４００ｍｍの板部１と４本の脚部２で構成された脚体を９００ｍｍ程度の間隔で設置していく。次に、図１０（ｂ）に示すように９００ｍｍ×１８００ｍｍの板材６を脚体の上に覆い被せて載置し足場とし、各々の板部１と板材６をビス等で固定する。
（施工面積が狭く、脚体上で作業ができる場合は、板材を載置しなくてもよい。）
次に、図１０（ｃ）に示すように養生シート７を部分的に既存壁５と仮固定し、全面に敷きつめる。
以上の作業により、床下地材３の上方に足場が載置され、次工程の施工を行なうことができる。
その後、床下地材３が硬化した後、まずビスを取り外し、板材６を取り外し、続いて板部１を取り外す。そして、部分的に床下地材３内に埋没された脚部２を抜き取る。
最後に、脚部２が埋没していた床下地材３表面の凹部を補修用の速硬性パテで埋め戻し、長尺塩ビシートまたは塩ビタイル等の床仕上げ材の施工を行なう。
【００２９】
【発明の効果】
本発明によれば、床下地材が養生中であっても、取り外し可能な脚部と板部とからなる脚体または足場を床下地材上に載置し、その上で次工程の施工ができるので、工期を短縮することができる。
また、本発明の脚体は床下地材が硬化した後に、板部を取り外し、その後脚部を抜き取ることができるので、簡単に足場の回収作業を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の脚体の斜視図である。
【図２】本発明の脚体の断面図である。
【図３】板部と脚部との取り外しを示す断面図である。
【図４】脚体の壁際の納まりを示す断面図である。
【図５】板部または板材形状の一例について表した図である。
【図６】本発明の足場の構造の斜視図である。
【図７】本発明の脚部形状の例を示す図である。
【図８】脚部を床下地材内に残す例について表した図である。
【図９】足場上に養生シートを敷き詰めた例をしめす断面図である。
【図１０】本発明の標準的な施工手順を表した図である。
【符号の説明】
１板部
２脚部
３床下地材
４着脱可能なテープ
５既存壁
６板材
７養生シート[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a leg, a scaffold, and a construction method capable of performing the next process during the curing of a floor foundation when refurbishing the interior of a building.
[0002]
[Prior art]
In recent years, in the renovation of non-residential toilet spaces in office buildings, schools, stations, etc., in the floor foundation process, a primer primer is first applied on an existing floor such as a mosaic tile, and after curing for one day, the next A self-leveling material is poured as a floor base material. Until the self-leveling material is cured, curing is performed for about 2 days in an environment of an air temperature of 20 ° C. and a humidity of 65%, and in the winter, the curing is performed for about 3 to 7 days, and the next process is performed.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
Conventionally, during curing, the next process cannot be performed, so it takes 4 to 9 days only for the floor base process, and the construction period is long, and the toilet cannot be used.
[0004]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 10-231165 discloses a composition that cures in 3 hours in an environment of an air temperature of 20 ° C. and a humidity of 65%. However, even if such a super-fast-hardening self-leveling material is used, even in the winter season, the super-fast-hardening self-leveling material requires curing for 12 hours or more. Construction is not possible.
[0005]
In renovation of non-residential toilet space, in recent years, considering the impact on surrounding tenants, there is a demand for construction only on weekends where toilet use is less frequent. Since the curing time is necessary, the construction work on the weekend alone cannot be performed and the request may not be met.
In such a case, if a scaffold is installed on the floor base material, it is considered that the next process can be performed on the scaffold, but when the floor base material is cured and the scaffold is removed, the scaffold and the floor base material are used. Cannot be removed easily.
[0006]
Then, this invention is made | formed in order to solve the said subject, after constructing | assembling a floor base material, mounting a scaffold on the said floor base material, The following process on the said scaffold during the curing of the said floor base material It is another object of the present invention to provide a leg, a scaffold, and a construction method capable of performing the above-described work and easily recovering the scaffold after the floor base material is cured.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the invention according to claim 1 is a leg body used on a floor base material, comprising a leg portion and a plate portion, wherein the leg portion is at each apex of the plate portion. mounted detachably worn separately one by one respectively to provide a leg, characterized in that.
[0008]
In the present invention, since the leg portion is detachably attached to the plate portion, after the floor base material is cured, first, after removing the plate portion, the leg portion can be extracted, Scaffold collection work can be performed easily.
That is, when the plate part is removed after the floor base material has hardened, if the plate part and the leg part have an integral structure, the plate part cannot be removed unless the leg part is pulled up directly. By adopting a structure in which the part is removed from the leg part, after the floor base material is cured, the plate part can be removed first, and then the leg part can be extracted, so that the leg can be easily recovered.
Further, after the floor base material is cured, if the plate portion is removed and the leg portion is cut flush with the floor base material, the work of repairing the hole in the post process can be omitted.
[0009]
The invention according to claim 2 is characterized in that, in the leg body according to claim 1, the leg portion has a tapered structure that becomes thicker toward the plate portion side.
[0010]
In this invention, since the leg portion has a tapered structure when the leg portion is removed after the floor base material is hardened, it can be easily extracted from the floor base material, and the workability of collecting the scaffold is improved. be able to.
[0011]
The invention according to claim 3 is characterized in that at least two or more of the legs are covered with a plate material to form a scaffold.
[0012]
In this invention, since a large area as a scaffold can be secured, the workability on the scaffold can be improved, and the leg body composed of the plate portion and the leg portion can be made compact, and the transportability can be improved. improves.
[0013]
According to a fourth aspect of the present invention, in the scaffold according to the third aspect, at least the end portion of the plate member and the plate portion are fixed.
[0014]
In this invention, the rattling of the edge part of the said board | plate material can be reduced, and also the intensity | strength as a scaffold increases.
[0015]
The invention according to claim 5 provides a scaffold set comprising the leg according to claim 1 or 2 and a plate material connecting the legs.
In the present invention, since the size having versatility is easily set as a scaffold set in advance, the next process can be immediately performed even during curing, except for a specific site.
[0016]
According to a sixth aspect of the present invention, the leg according to any one of the first to fourth aspects is placed on the floor base material in order to construct the floor base material and then perform the work during the curing of the floor base material. The plate material according to claim 3 or 4 is placed on the leg body, and after the floor base material is cured, the plate material and the plate portion of the leg body are removed, and then the leg portion of the leg body is installed. It is characterized by removing.
[0017]
In the present invention, since the leg portion is detachably attached to the plate portion, after the floor base material is cured, first, after removing the plate portion, the leg portion can be extracted, Scaffold collection work can be performed easily.
In addition, when the plate portion is removed after the floor base material has hardened, if the plate portion and the leg portion have an integral structure, the plate portion cannot be removed unless the leg portion is lifted straight up. By adopting a structure in which the part is removed from the leg part, after the floor base material is cured, the plate part can be removed first, and then the leg part can be extracted, so that the leg can be easily recovered.
Further, after the floor base material is cured, if the plate portion is removed and the leg portion is cut flush with the floor base material, the work of repairing the hole in the post process can be omitted.
Thus, in this invention, since it is a construction method in which the work of the next process can be performed during the curing of the floor base material, the toilet repair work period is longer than the conventional method of moving to the next process after curing. It can be greatly shortened.
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to FIGS.
The leg of the present invention is composed of at least one plate portion 1 and leg portion 2, but FIG. 1 shows an example in which the leg portion 2 is attached to each of the four corners of the plate portion 1.
FIG. 2 shows an example in which the legs are placed on the floor base material 3. The leg portion 2 is at least partially embedded in the floor base material 3 and supports the plate portion 1. Here, if the contact area between the leg portion and the floor base material 3 is as small as possible, the repair work for the hole after removing the leg portion can be reduced.
In addition, when the leg portion has a tapered structure, it can be easily extracted from the floor base material, so that workability can be improved.
Furthermore, it is preferable that the plate portion 1 does not come into contact with the floor base material 3 from the viewpoint of drying the floor base material.
In the illustrated example, the floor base material 3 is a base primer or a self-leveling material, but may be mortar or concrete and is not particularly limited.
[0019]
FIG. 3 is a cross-sectional view showing an example of a leg body from which the leg portion 2 can be removed from the plate portion 1.
Since the plate portion 1 and the leg portion 2 are fixed by a removable tape 4 such as a hook-and-loop fastener or a double-sided tape, the leg portion 2 can be easily detached from the plate portion 1.
Further, if a plate magnet is bonded to the plate portion 1 and the leg portion 2, the plate portion 1 and the leg portion 2 can be attached and detached more easily.
Further, when the plate portion 1 is removed after the floor base material 3 is hardened, if the plate portion 1 and the leg portion 2 have an integral structure, the plate portion 1 cannot be removed unless the leg portion 2 is pulled up. If it is a structure which can remove the board part 1 and the leg part 2 like FIG.3 (b), after the floor base material 3 hardens | cures, the board part 1 can be removed first, and then the leg part 2 can be extracted. The leg can be easily collected.
[0020]
FIG. 4 is a cross-sectional view showing the fit of the leg body near the wall.
As for the fit of the legs near the wall, if it is placed about 50 mm away from the existing wall 5 as shown in FIG. Construction can be performed.
[0021]
FIG. 5 is a diagram illustrating an example of the shapes of the plate portion 1 and the plate material 6.
The plate portion 1 and the plate material 6 are preferably planar because the operator can easily work on the leg or the scaffold, but the plate portion 1 is not particularly limited to FIG. 5 and may be circular or the like.
[0022]
FIG. 6 is a perspective view of the scaffold structure when the leg is covered with a plate material.
If at least two of the legs are covered with the plate material 6, a large area as a scaffold can be secured. Furthermore, when using the board | plate material 6, a leg can be made compact and the transportability of a leg improves.
Moreover, since the board | plate material 6 is not restricted to 1 sheet | seat and the intensity | strength as a scaffold will increase if it uses two sheets, it may use several sheets.
In addition, when the leg material is covered with the plate material 6, if at least the end portion of the plate material 6 and the plate portion 1 are fixed with screws or the like, rattling of the end portion of the plate material 6 can be reduced, and as a scaffold The strength of the increases.
[0023]
Since the floor area, the number of exit corners, and the number of entrance corners differ depending on the site, the shape of the plate portion 1 or the plate material 6 differs for each site. When processing the scaffolding at the site, if a plywood or particle board having good processability is used for the plate portion 1 and the plate material 6, the work can be easily performed.
On the other hand, if it is not possible to secure a processing site at the site or if you want to shorten the construction period as much as possible, prepare the scaffold in a shape that suits the site in advance, and work on the scaffold assembly immediately after pouring the floor base material 3 The construction period can be shortened.
[0024]
In addition, if the size with versatility is facilitated in advance as a scaffold set, the next process can be performed immediately even during curing, except in specific sites.
[0025]
FIG. 7 is a diagram illustrating an example of the shape of the leg 2.
The leg 2 is preferably tapered since the leg 2 is easy to remove after the floor base material 3 is cured. The number of the leg portions 2 per sheet in the plate portion 1 is not particularly limited as long as the legs are provided at intervals such that the legs are self-supporting and do not bend.
About the installation position of the leg part 2, if the leg part 2 is provided in each vertex of a board part, a leg will be stabilized, and even if a load is applied to the edge part of a leg, a leg will not fall down. .
As for the material, since it is necessary to support the leg, for example, a material having high rigidity such as brass or metal is desirable, but it is not particularly limited, and is made of highly productive resin using epoxy, vinyl chloride, noryl, etc. Also good.
Moreover, about the height of the leg part 2, since the maximum construction thickness of the floor base material 3 marketed is about 20 mm, the shape which can ensure the height of at least 30-40 mm or more is considered in consideration of a construction error. .
[0026]
FIG. 8 is a diagram illustrating an example in which the leg is collected while the leg is buried in the floor base material.
In the example so far, after the floor base material 3 hardened | cured, it was the construction procedure which removes the board part 1 and extracts the leg part 2. FIG.
On the other hand, as shown in FIG. 8, after the floor base material 3 is cured, if the plate portion 1 is removed and the leg portion 2 is cut flush with the floor base material 3, the hole repair work in the subsequent process is performed. Can be omitted.
In this case, it is desirable to provide a structure in which a leg prevention part is provided in the leg part 2 so that it cannot be easily removed from the floor base material 3.
[0027]
Fig.9 (a) is sectional drawing of a scaffold structure at the time of spreading a curing sheet on a scaffold. FIG. 9B is a perspective view of the scaffold structure when a curing sheet is spread on the scaffold.
After placing the legs on the floor base material 3, if the vinyl-based curing sheet 7 is temporarily fixed to the existing wall 5 surface, the generated dust will be generated on the surface of the floor base material 3 when cutting the wall finishing material and piping. Can be prevented from adhering to.
[0028]
FIG. 10 is a diagram showing a standard construction procedure of the present invention.
First, the construction of the floor base material 3 is performed from the back of the toilet toward the entrance.
Next, as shown in FIG. 10 (a), a leg body composed of a plate portion 1 of 400 mm × 400 mm and four leg portions 2 from the entrance of the toilet to the back is installed at intervals of about 900 mm. Go. Next, as shown in FIG. 10 (b), a plate material 6 of 900 mm × 1800 mm is covered and placed on the legs to form a scaffold, and each plate portion 1 and the plate material 6 are fixed with screws or the like.
(If the construction area is small and work can be performed on the legs, it is not necessary to place the plate.)
Next, as shown in FIG.10 (c), the curing sheet 7 is partially temporarily fixed with the existing wall 5, and it spreads over the whole surface.
With the above operation, the scaffold is placed above the floor base material 3, and the next process can be performed.
Thereafter, after the floor base material 3 is cured, the screws are first removed, the plate material 6 is removed, and then the plate portion 1 is removed. And the leg part 2 partially embedded in the floor base material 3 is extracted.
Finally, the concave portion on the surface of the floor base material 3 in which the legs 2 are buried is backfilled with a fast-curing putty for repairing, and a floor finishing material such as a long PVC sheet or a PVC tile is applied.
[0029]
【The invention's effect】
According to the present invention, even when the floor base material is under curing, a leg or a scaffold consisting of a detachable leg portion and a plate portion is placed on the floor base material, and then the next process is performed. Because it is possible, the construction period can be shortened.
Moreover, since the leg of this invention can remove a board | plate part after a floor base material hardens | cures, and can extract a leg part after that, the collection | recovery operation | work of a scaffold can be performed easily.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a leg of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view of the leg of the present invention.
FIG. 3 is a cross-sectional view showing removal of a plate portion and a leg portion.
FIG. 4 is a cross-sectional view showing the fit of the leg body near the wall.
FIG. 5 is a diagram illustrating an example of a plate portion or a plate material shape.
FIG. 6 is a perspective view of the structure of the scaffold of the present invention.
FIG. 7 is a diagram showing an example of a leg shape of the present invention.
FIG. 8 is a diagram showing an example in which legs are left in the floor base material.
FIG. 9 is a cross-sectional view showing an example in which a curing sheet is spread on a scaffold.
FIG. 10 is a diagram showing a standard construction procedure of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Board part 2 Leg part 3 Floor base material 4 Detachable tape 5 Existing wall 6 Board material 7 Curing sheet

Claims

A leg used on underfloor member consists of a leg portion and the plate portion, said leg portion is attached to detachably worn individually one by one at the apex of each of said plate portions Legs characterized by.

The leg body according to claim 1, wherein the leg portion has a tapered structure that becomes thicker toward the plate portion side.

A scaffold characterized by covering at least two or more legs according to claim 1 or 2 with a plate material.

The scaffold according to claim 3, wherein at least an end portion of the plate material and the plate portion are fixed.

A scaffold set comprising the leg according to claim 1 and a plate member connecting the legs.

In order to construct a floor base material and then perform work during curing of the floor base material, the legs according to any one of claims 1 to 4 are installed on the floor base material , and claim 3 or The plate material according to claim 4 is placed on the leg body, and after the floor base material is cured, the plate material and the plate portion of the leg body are removed, and then the leg portion of the leg body is removed. Construction method.