JP3988081B2 - Wind direction adjustment device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば車両用エアコンの空調用レジスタや住宅用エアコンの室内機などに用いられ、空調用空気の風向を調整する風向調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
特許文献1には、並置された二つの縦フィン群を、単一のモータにより駆動できる風向調整装置が紹介されている。図10に、同文献記載の風向調整装置の斜視図を示す。図に示すように、風向調整装置200は、モータ100と第一溝カム101と第二溝カム102と第一連結ロッド103と第二連結ロッド104と第一縦フィン群105と第二縦フィン群106とを備えている。
【0003】
第一溝カム101および第二溝カム102は、モータ100の駆動軸107に止着されている。第一連結ロッド103の一端には、第一ガイドピン108が配置されている。第一ガイドピン108は、第一溝カム101に摺接している。また、第一連結ロッド103の他端胴部には、第一縦フィン群105を構成する第一縦フィン109の第一駆動端110が枢支されている。
【0004】
同様に、第二連結ロッド104の一端には、第二ガイドピン111が配置されている。第二ガイドピン111は、第二溝カム102に摺接している。また、第二連結ロッド104の他端胴部には、第二縦フィン群106を構成する第二縦フィン112の第二駆動端113が枢支されている。
【0005】
モータ100の駆動軸107が回動すると、第一溝カム101も回動する。したがって、第一ガイドピン108は第一溝カム101内を相対的に摺動する。この摺動により、第一連結ロッド103は往復動する。この往復動により、第一駆動端110すなわち第一縦フィン109は、第一揺動軸114を中心に揺動する。
【0006】
同様に、駆動軸107が回動すると、第二溝カム102も回動する。したがって、第二ガイドピン111は第二溝カム102内を相対的に摺動する。この摺動により、第二連結ロッド104は往復動する。この往復動により、第二駆動端113すなわち第二縦フィン112は、第二揺動軸115を中心に揺動する。
【0007】
同文献記載の風向調整装置200によると、このようにして、第一縦フィン109(第一縦フィン群105)と第二縦フィン112(第二縦フィン群106)とを、単一のモータ100により駆動することができる。
【0008】
【特許文献1】
特開平10−26397号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、エアコンにおいては、例えば縦フィン群を横方向に繰り返し揺動させて、室内広角度に空調用空気を拡散させたい場合がある。例えば、二つの縦フィン群を同方向に揺動させる同方向モードによると、室内広角度に大量の空調用空気を行き渡らせることができる。また、二つの縦フィン群を対称方向に揺動させる対称方向モードによると、各々の縦フィン群から吹き出される気流はそれぞれ干渉しない。このため、二つの気流を、各々専用的に使用することができる。
【0010】
しかしながら、同文献記載の風向調整装置200の場合、二つの縦フィン群の揺動モードは実質上一つに限定されていた。言い換えると、二つの縦フィン群の揺動モードを、あるモード(例えば上記同方向モード)から他のモード(例えば上記対称方向モード)に切り替えることができなかった。
【0011】
すなわち、同文献記載の風向調整装置200によると、第一縦フィン群105の揺動パターンは、第一ガイドピン108が摺接する第一溝カム101の溝形状により、ある一つのパターンに特定される。同様に、第二縦フィン群106の揺動パターンは、第二ガイドピン111が摺接する第二溝カム102の溝形状により、ある一つのパターンに特定される。
【0012】
このため、第一縦フィン群105の揺動パターンと第二縦フィン群106の揺動パターンとの組み合わせ、つまり二つの縦フィン群の揺動モードは、実質上一つのみであった。揺動モードを変更するためには、第一溝カム101や第二溝カム102の溝形状を変える必要があった。あるいは、第一溝カム101と第二溝カム102との相対角度を変える必要があった。
【0013】
ところが、一旦、駆動軸107に第一溝カム101および第二溝カム102が止着された後、上記溝形状の変更や相対角度の変更を行うのは極めて困難である。このため、二つの縦フィン群の揺動モードを切り替えるのは、実質上不可能であった。
【0014】
ここで、各々の縦フィン群を別々のモータにより駆動すれば、二つの縦フィン群の揺動モードを切り替えることができる。具体的には、二つのモータの回転速度や回転方向などを相対的に変更することにより、縦フィン群の揺動モードを切り替えることができる。しかしながら、各々の縦フィン群を別々のモータにより駆動すると、モータ単一の場合と比較して、当然、部品点数が多くなる。また、構造が複雑化してしまう。このため、組み付け作業が煩雑化し、製造コストも高くなる。
【0015】
本発明の風向調整装置は、上記課題に鑑みて完成されたものである。したがって、本発明は、単一の駆動装置により駆動され、かつフィン群の揺動モードを切り替え可能な風向調整装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
(1)上記課題を解決するため、本発明の風向調整装置は、空調用空気の風向を調整する第一フィン群と、該第一フィン群から独立して空調用空気の風向を調整する第二フィン群と、該第一フィン群および該第二フィン群を駆動する単一の駆動装置と、該第一フィン群と該第二フィン群との間に配置され該駆動装置からの駆動力を該第一フィン群および該第二フィン群に伝達する単一の駆動軸と、を備えてなる風向調整装置であって、さらに、前記駆動軸と、前記第一フィン群および前記第二フィン群と、の間には、該駆動軸の回動に同期して該第一フィン群と該第二フィン群とを同方向に揺動させる同方向モードと、該駆動軸の回動を往復動に変換することにより該第一フィン群と該第二フィン群とを対称方向に揺動させる対称方向モードとに、該第一フィン群および該第二フィン群の動きを切り替え可能な切り替え装置が配置されており、該切り替え装置は、前記駆動軸に偏心して配置された偏心軸と、該偏心軸が摺接する摺接溝と該駆動軸の軸延長線上に配置された延長軸とを持つ揺動往復動部材と、該延長軸に枢支され前記第一フィン群を揺動させる第一揺動部材と、該延長軸に枢支され前記第二フィン群を揺動させる第二揺動部材と、該揺動往復動部材と該第一揺動部材および該第二揺動部材とを係止、解除するロック部材と、を備えてなり、前記同方向モードの場合は、該揺動往復動部材と該第一揺動部材および該第二揺動部材とが、該ロック部材により係止され、該駆動軸と該延長軸とが直結され、該駆動軸の回動力がそのまま該第一揺動部材および該第二揺動部材に伝達され、該第一フィン群および該第二フィン群が同方向に揺動し、前記対称方向モードの場合は、該揺動往復動部材と該第一揺動部材および該第二揺動部材との係止が、該ロック部材により解除され、該偏心軸が該摺接溝内を相対的に摺動することにより、該駆動軸の回動力が該第一揺動部材および該第二揺動部材の往復動力に変換され、該第一フィン群および該第二フィン群が対称方向に揺動することを特徴とする。
【0017】
本発明の風向調整装置によると、単一の駆動装置により駆動されているにもかかわらず、第一フィン群および第二フィン群の揺動モードを、同方向モードと対称方向モードとに切り替えることができる。
本構成によると、ロック部材の係止、解除操作だけで、同方向モードと対称方向モードとを切り替えることができる。このため、操作性に優れている。また、モード切り替え機構が比較的単純である。
【0018】
(2)好ましくは、前記駆動装置は、前記第一フィン群と前記第二フィン群との間に配置されている構成とする方がよい。駆動軸は、第一フィン群と第二フィン群との間に配置されている。このため、本構成によると、駆動軸と駆動装置との間の距離が短くなる。したがって、風向調整装置の設置スペースが小さくなる。
【0021】
(3)好ましくは、前記駆動装置と前記駆動軸との間には、該駆動軸の回動速度および回動方向の少なくとも一方を調整可能な変換装置が配置されている構成とする方がよい。
【0022】
本構成によると、駆動装置の出力軸の回動速度や回動方向に規制されず、駆動軸の回動速度や回動方向を設定することができる。例えば、駆動装置の出力軸の回動速度が所望の回動速度に対して速すぎる場合は、変換装置により回動速度を遅くすることができる。また、駆動装置の出力軸の回動方向が所望の回動方向に対して反対である場合は、変換装置により回動方向を反転させることができる。また、回動速度を遅くしながら、かつ回動方向を反転させることもできる。
【0023】
(4)好ましくは、前記第一フィン群は筒状の第一リテーナの内部に配置された第一縦フィン群であり、前記第二フィン群は該第一リテーナから独立した筒状の第二リテーナの内部に配置された第二縦フィン群である構成とする方がよい。
【0024】
例えば、自動車のインストルメントパネルほぼ中央には、車幅方向に並置された二つのリテーナを持つセンターレジスタが配置されている。センターレジスタの場合、二つのリテーナの縦フィン群は車幅方向に並置されている。本構成は、このような構造を持つセンターレジスタなどに、本発明の風向調整装置を用いるものである。本構成によると、第一縦フィン群と第二縦フィン群とを単一の駆動装置で揺動させることができる。このため、風向調整装置の設置スペースが小さくて済む。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の風向調整装置を、センターレジスタに用いた実施の形態について説明する。図1に、本実施形態の風向調整装置が組み込まれたセンターレジスタの分解図を示す。図2に、本実施形態の風向調整装置の斜視図を示す。
【0026】
まず、センターレジスタの構成について説明する。センターレジスタ1は、運転席用リテーナ2aと助手席用リテーナ2bとベゼル3と風向調整装置4と横フィン群(図略)と横フィン群駆動機構(図略)とを備えている。
【0027】
運転席用リテーナ2aは、樹脂製であって角筒状を呈している。運転席用リテーナ2aは、本発明の第一リテーナに含まれる。運転席用リテーナ2aの前方(車室外方向)には、空調用ダクト(図略)が接続されている。運転席用リテーナ2aには、この空調用ダクトから空調用空気が供給される。
【0028】
助手席用リテーナ2bは、樹脂製であって角筒状を呈している。助手席用リテーナ2bは、本発明の第二リテーナに含まれる。助手席用リテーナ2bは、車室内から見て、運転席用リテーナ2aの左側に並置されている。助手席用リテーナ2bと運転席用リテーナ2aとは、架橋状に一体に形成されている。これら助手席用リテーナ2bおよび運転席用リテーナ2aは、車室内前方のインストルメントパネル(図略)中央に埋設されている。助手席用リテーナ2bの前方には、空調用ダクト(図略)が接続されている。助手席用リテーナ2bには、この空調用ダクトから空調用空気が供給される。
【0029】
ベゼル3は、樹脂製であって矩形板状を呈している。ベゼル3は、運転席用リテーナ2aおよび助手席用リテーナ2bの後方(車室内方向)に接続されている。また、ベゼル3は、インストルメントパネルとほぼ面一に配置されている。ベゼル3の右部分には、矩形状の運転席用吹出口30aが開設されている。運転席用吹出口30aは、運転席用リテーナ2a内部と連通している。また、ベゼル3の左部分には、矩形状の助手席用吹出口30bが開設されている。助手席用吹出口30bは、助手席用リテーナ2b内部と連通している。運転席用吹出口30aと助手席用吹出口30bとの間には、同方向モードスイッチ31と対称方向モードスイッチ32とが、上下に並んで配置されている。
【0030】
風向調整装置4は、モータ46と偏心部材40と揺動往復動部材41とロック部材47と運転席用揺動部材42aと助手席用揺動部材42bと運転席用連結ロッド43aと助手席用連結ロッド43bと運転席用連結ピン44aと助手席用連結ピン44bと運転席用縦フィン群45aと助手席用縦フィン群45bとを備えている。このうち、偏心部材40と揺動往復動部材41と運転席用揺動部材42aと助手席用揺動部材42bとロック部材47とは、本発明の切り替え装置に含まれる。
【0031】
モータ46は、本発明の駆動装置に含まれる。モータ46は、モータ制御装置と電気的に接続されている。
【0032】
偏心部材40は、樹脂製であって円板状を呈している。偏心部材40の中央にはモータ46の出力軸460が止着されている。出力軸460は、本発明の駆動軸に含まれる。偏心部材40は、出力軸460とともに回動可能である。偏心部材40の上面からは、出力軸460に偏心して偏心軸400が突設されている。
【0033】
揺動往復動部材41は、樹脂製であって円板状を呈している。揺動往復動部材41の下面には、図2中点線で示すように、直線状の摺接溝410が凹設されている。摺接溝410には、前記偏心軸400が挿入されている。偏心軸400は、摺接溝410内を溝長手方向に往復動可能である。揺動往復動部材41の上面には、延長軸411とロック部材47とが配置されている。延長軸411は、前記出力軸460の軸延長線上に配置されている。ロック部材47は、スプリング470を備えている。ロック部材47は、スプリング470により上方に飛び出し可能である。
【0034】
運転席用揺動部材42aは、樹脂製であって円板状を呈している。運転席用揺動部材42aは、本発明の第一揺動部材に含まれる。運転席用揺動部材42aは、右方向に突出する腕部420aを備えている。運転席用揺動部材42aの中央には、揺動孔(図略)が穿設されている。揺動孔には、前記延長軸411が挿入されている。また、運転席用揺動部材42aには、ロック孔(図略)も穿設されている。ロック孔には、前記ロック部材47が脱着可能に挿入されている。
【0035】
助手席用揺動部材42bは、樹脂製であって円板状を呈している。助手席用揺動部材42bは、本発明の第二揺動部材に含まれる。助手席用揺動部材42bは、運転席用揺動部材42aの上方に積層配置されている。助手席用揺動部材42bは、左方向に突出する腕部420bを備えている。助手席用揺動部材42bの中央には、揺動孔421bが穿設されている。揺動孔421bには、前記延長軸411が挿入されている。また、助手席用揺動部材42bには、ロック孔422bも穿設されている。ロック孔422bには、前記ロック部材47が脱着可能に挿入されている。
【0036】
運転席用連結ロッド43aは、樹脂製であって細板状を呈している。運転席用連結ロッド43aの左端は、前記運転席用揺動部材42aの腕部420a先端に枢支されている。運転席用連結ロッド43aには、連動溝430aが形成されている。連動溝430aは、前後方向に延在している。また、連動溝430aは、左右方向に平行に合計五列配置されている。
【0037】
助手席用連結ロッド43bは、樹脂製であって細板状を呈している。助手席用連結ロッド43bの右端は、前記助手席用揺動部材42bの腕部420b先端に枢支されている。助手席用連結ロッド43bには、連動溝430bが形成されている。連動溝430bは、前後方向に延在している。また、連動溝430bは、左右方向に平行に合計五列配置されている。
【0038】
運転席用縦フィン群45aは、五枚の運転席用縦フィン450aから構成されている。運転席用縦フィン群45aは、本発明の第一縦フィン群に含まれる。運転席用縦フィン450aは、樹脂製であって板状を呈している。運転席用縦フィン450aの上端面中央からは、上方揺動軸451aが突設されている。上方揺動軸451aは、運転席用リテーナ2a上壁に枢支されている。運転席用縦フィン450aの下端面中央からは、下方揺動軸452aが突設されている。
【0039】
助手席用縦フィン群45bは、五枚の助手席用縦フィン450bから構成されている。助手席用縦フィン群45bは、本発明の第二縦フィン群に含まれる。助手席用縦フィン450bは、樹脂製であって板状を呈している。助手席用縦フィン450bの上端面中央からは、上方揺動軸451bが突設されている。上方揺動軸451bは、助手席用リテーナ2b上壁に枢支されている。助手席用縦フィン450bの下端面中央からは、下方揺動軸452bが突設されている。
【0040】
運転席用連結ピン44aは、樹脂製であって前後方向に延びる細板小片状を呈している。運転席用連結ピン44aは、五枚の運転席用縦フィン450aそれぞれの下方に配置されている。すなわち、運転席用連結ピン44aも運転席用縦フィン450a同様に合計五枚配置されている。運転席用連結ピン44aの前端には、揺動孔440aが穿設されている。揺動孔440aには、前記下方揺動軸452aが挿入止着されている。したがって、運転席用縦フィン450aと運転席用連結ピン44aとは、一体的に揺動する。運転席用連結ピン44aの後端からは、ピン軸441aが下方に向かって穿設されている。ピン軸441aは、前記運転席用連結ロッド43aの連動溝430aに挿入されている。ピン軸441aは、連動溝430a内を摺動可能である。
【0041】
助手席用連結ピン44bは、樹脂製であって前後方向に延びる細板小片状を呈している。助手席用連結ピン44bは、五枚の助手席用縦フィン450bそれぞれの下方に配置されている。すなわち、助手席用連結ピン44bも助手席用縦フィン450b同様に合計五枚配置されている。助手席用連結ピン44bの前端には、揺動孔440bが穿設されている。揺動孔440bには、前記下方揺動軸452bが挿入止着されている。したがって、助手席用縦フィン450bと助手席用連結ピン44bとは、一体的に揺動する。助手席用連結ピン44bの後端からは、ピン軸441bが下方に向かって穿設されている。ピン軸441bは、前記助手席用連結ロッド43bの連動溝430bに挿入されている。ピン軸441bは、連動溝430b内を摺動可能である。
【0042】
横フィン群は、四枚の横フィン(図略)から構成されている。横フィンは、運転席用リテーナ2aおよび助手席用リテーナ2bそれぞれにおいて、右側壁に穿設された揺動孔90と、左側壁に凹設された揺動溝91と、の間に揺動可能に枢支されている。横フィン駆動機構は、これらの横フィン群を駆動している。
【0043】
次に、本実施形態の風向調整装置の動きについて説明する。まず、同方向モードの場合における風向調整装置の動きについて説明する。図3に、本実施形態の風向調整装置の同方向モード時の上方透過図を示す。図に示すように、モータ46と偏心部材40と揺動往復動部材41と運転席用揺動部材42aと助手席用揺動部材42bとは、下方から上方に向かって、同軸上に積層配置されている。また、同図においては、運転席用縦フィン群45aおよび助手席用縦フィン群45bは、車両前後方向(図において左右方向)に延びて、平行に配置されている。したがって、空調用空気の風向は、正面(図において右側)を向いている。
【0044】
風向を正面から助手席側(図において右下側)に揺動させる場合について説明する。操作者により、前出図1の同方向モードスイッチ31が押されると、同方向モードスイッチ31からモータ制御装置に信号が発信される。この信号を受けたモータ制御装置からの指示により、前出図2に示すロック部材47は、スプリング470の付勢力に従って、運転席用揺動部材42aのロック孔および助手席用揺動部材42bのロック孔422bを貫通する。この貫通により、揺動往復動部材41と運転席用揺動部材42aと助手席用揺動部材42bとが、係止される。これらの部材が係止されると、モータ制御装置の指示により、モータ46が駆動される。
【0045】
図4に、風向を助手席側に揺動させた後の上方透過図を示す。モータ46が駆動されると、図中時計回り方向に、出力軸460が回動する。偏心部材40は、出力軸460に止着されている。このため、偏心部材40も、出力軸460とともに回動する。並びに、偏心部材40の偏心軸400も、出力軸460を中心に揺動する。ここで、偏心軸400は、揺動往復動部材41の摺接溝410に挿入されている。したがって、偏心軸400が揺動すると、偏心軸400外周面により摺接溝410溝側面が押圧され、揺動往復動部材41も出力軸460を中心に揺動する。前述したように、揺動往復動部材41と運転席用揺動部材42aと助手席用揺動部材42bとは、ロック部材により係止されている。したがって、運転席用揺動部材42aおよび助手席用揺動部材42bも、出力軸460を中心に揺動する。
【0046】
揺動により、運転席用揺動部材42aの腕部420aは、助手席側に移動する。したがって、腕部420aに枢支された運転席用連結ロッド43aも助手席側に移動する。ここで、運転席用連結ロッド43aの連動溝430aには、運転席用連結ピン44aのピン軸441aが挿入されている。
【0047】
運転席用連結ピン44aは、運転席用縦フィン450aに止着されている。このため、運転席用連結ピン44aは、運転席用縦フィン450aとともに、上方揺動軸451aおよび下方揺動軸452aを中心に、揺動可能である。
【0048】
運転席用連結ロッド43aが助手席側に移動すると、連動溝430aも同方向に移動する。したがって、連動溝430aの溝側面に規制されながら、ピン軸441aは連動溝430a内を相対的に摺動する。この摺動により、運転席用連結ピン44aおよび運転席用縦フィン450aは、上方揺動軸451aおよび下方揺動軸452aを中心に、助手席側に揺動する。このようにして、運転席用縦フィン群45aは、助手席側に揺動する。
【0049】
同様に、助手席用揺動部材42bの腕部420bも、助手席側に移動する。したがって、腕部420bに枢支された助手席用連結ロッド43bも助手席側に移動する。ここで、助手席用連結ロッド43bの連動溝430bには、助手席用連結ピン44bのピン軸441bが挿入されている。
【0050】
助手席用連結ピン44bは、助手席用縦フィン450bに止着されている。このため、助手席用連結ピン44bは、助手席用縦フィン450bとともに、上方揺動軸451bおよび下方揺動軸452bを中心に、揺動可能である。
【0051】
助手席用連結ロッド43bが助手席側に移動すると、連動溝430bも同方向に移動する。したがって、連動溝430bの溝側面に規制されながら、ピン軸441bは連動溝430b内を相対的に摺動する。この摺動により、助手席用連結ピン44bおよび助手席用縦フィン450bは、上方揺動軸451bおよび下方揺動軸452bを中心に、助手席側に揺動する。このようにして、助手席用縦フィン群45bは、助手席側に揺動する。以上のような動きにより、運転席用縦フィン群45aおよび助手席用縦フィン群45bを、ともに正面から助手席側に揺動させることができる。したがって、空調用空気の風向を、正面から助手席側に揺動させることができる。
【0052】
風向を正面から運転席側(図4において右上側)に揺動させる場合の各部材の連動は、上述した風向を正面から助手席側に揺動させる場合の各部材の連動と、同様である。相違点は、モータ46の出力軸460の回動方向が、時計回り方向(図4参照)から反時計回り方向に反転する点である。そして、これに伴い各部材の揺動方向が助手席側から運転席側に反転する点である。
【0053】
図5に、風向を運転席側に揺動させた後の上方透過図を示す。図に示すように、出力軸460を図中反時計回り方向に回動させると、運転席用縦フィン群45aおよび助手席用縦フィン群45bを、運転席側に揺動させることができる。
【0054】
このように、モータ46の出力軸460を時計回り方向→反時計回り方向に所定角度繰り返し回動させることにより、運転席用縦フィン群45aおよび助手席用縦フィン群45bを助手席側→運転席側に繰り返し揺動させることができる。
【0055】
次に、対称方向モードの場合における風向調整装置の動きについて説明する。図6に、本実施形態の風向調整装置の対称方向モード時の上方透過図を示す。図においては、運転席用縦フィン群45aおよび助手席用縦フィン群45bは、車両前後方向(図において左右方向)に延びて、平行に配置されている。したがって、空調用空気の風向は、正面(図において右側)を向いている。
【0056】
操作者により、前出図1の対称方向モードスイッチ32が押されると、対称方向モードスイッチ32からモータ制御装置に信号が発信される。この信号を受けたモータ制御装置からの指示により、前出図2に示すロック部材47は、スプリング470の付勢力に抗して、運転席用揺動部材42aのロック孔および助手席用揺動部材42bのロック孔422bから抜出される。この抜出により、揺動往復動部材41と運転席用揺動部材42aと助手席用揺動部材42bとの係止が解除される。そして、前出図3に示す同方向モードの場合に対して、揺動往復動部材41が90°だけ揺動する。対称方向モードにおいて揺動往復動部材41は、この角度のまま保持される。揺動往復動部材41が90°だけ揺動すると、モータ制御装置の指示により、モータ46が駆動される。
【0057】
モータ46が駆動されると、図6中時計回り方向に、出力軸460が回動する。このため、偏心部材40も、出力軸460とともに回動する。並びに、偏心部材40の偏心軸400も、出力軸460を中心に揺動する。偏心軸400が揺動すると、偏心軸400外周面により摺接溝410溝側面が押圧され、揺動往復動部材41が車室内方向(図において右方向)に押し出される。
【0058】
図7に、図6に対して偏心軸が時計回りに90°揺動した状態の上方透過図を示す。図に示すように、偏心軸400は、摺接溝410内を運転席方向端からほぼ中央まで、相対的に移動している。また、これに伴い、揺動往復動部材41と運転席用揺動部材42aと助手席用揺動部材42bとは、車室内方向に押し出されている。運転席用連結ロッド43aは、運転席用揺動部材42aの腕部420aにより、運転席側に押し出される。このため、連動溝430aに挿入された運転席用連結ピン44aは、下方揺動軸452aを中心に運転席側に揺動する。したがって、運転席用連結ピン44aに止着された運転席用縦フィン450aも運転席側に揺動する。このようにして、運転席用縦フィン群45aは、運転席側に揺動する。
【0059】
一方、助手席用連結ロッド43bは、助手席用揺動部材42bの腕部420bにより、助手席側に押し出される。このため、連動溝430bに挿入された助手席用連結ピン44bは、下方揺動軸452bを中心に助手席側に揺動する。したがって、助手席用連結ピン44bに止着された助手席用縦フィン450bも助手席側に揺動する。このようにして、助手席用縦フィン群45bは、助手席側に揺動する。
【0060】
図8に、図6に対して偏心軸が時計回りに180°揺動した状態の上方透過図を示す。図に示すように、偏心軸400は、摺接溝410内をほぼ中央から助手席方向端まで、相対的に移動している。これに伴い、揺動往復動部材41と運転席用揺動部材42aと助手席用揺動部材42bとは、車室外方向(図において左方向)に復動している。したがって、運転席用縦フィン群45aは、前出図6に示す角度にまで復動している。同様に、助手席用縦フィン群45bも、前出図6に示す角度にまで復動している。
【0061】
図9に、図6に対して偏心軸が時計回りに270°揺動した状態の上方透過図を示す。図に示すように、偏心軸400は、摺接溝410内を助手席方向端からほぼ中央まで、相対的に移動している。また、これに伴い、揺動往復動部材41と運転席用揺動部材42aと助手席用揺動部材42bとは、車室外方向に押し出されている。運転席用連結ロッド43aは、運転席用揺動部材42aの腕部420aに引っ張られ、助手席側に復動する。このため、連動溝430aに挿入された運転席用連結ピン44aは、下方揺動軸452aを中心に助手席側に揺動する。したがって、運転席用連結ピン44aに止着された運転席用縦フィン450aも助手席側に揺動する。このようにして、運転席用縦フィン群45aは、助手席側に揺動する。
【0062】
一方、助手席用連結ロッド43bは、助手席用揺動部材42bの腕部420bに引っ張られ、運転席側に復動する。このため、連動溝430bに挿入された助手席用連結ピン44bは、下方揺動軸452bを中心に運転席側に揺動する。したがって、助手席用連結ピン44bに止着された助手席用縦フィン450bも運転席側に揺動する。このようにして、助手席用縦フィン群45bは、運転席側に揺動する。
【0063】
以上のように、偏心軸400の回動に同期して、揺動往復動部材41と運転席用揺動部材42aと助手席用揺動部材42bとは、運転席用縦フィン群45aと助手席用縦フィン群45bとの間において、車室内−外方向に往復動する。揺動往復動部材41が車室内方向に移動する際、運転席用縦フィン群45aおよび助手席用縦フィン群45bは、揺動往復動部材41に押し出されるように、車幅外方向に開く。一方、揺動往復動部材41が車室外方向に移動する際、運転席用縦フィン群45aおよび助手席用縦フィン群45bは、揺動往復動部材41に引っ張られるように、車幅内方向に閉じる。このように、対称方向モードにおいては、運転席用縦フィン群45aと助手席用縦フィン群45bとは、対称方向に揺動する。
【0064】
次に、本実施形態の風向調整装置の効果について説明する。本実施形態の風向調整装置4によると、運転席用縦フィン群45aおよび助手席用縦フィン群45bを、単一のモータ46により駆動することができる。このため、運転席用と助手席用とに各々独立してモータを配置する場合と比較して、部品点数が少なくて済む。
【0065】
また、本実施形態の風向調整装置4の出力軸460と運転席用縦フィン群45aおよび助手席用縦フィン群45bとの間には、偏心部材40と、揺動往復動部材41と、運転席用揺動部材42aと、助手席用揺動部材42bと、ロック部材47と、からなる切り替え装置が配置されている。この切り替え装置により、運転席用縦フィン群45aおよび助手席用縦フィン群45bの揺動モードを、同方向モードと対称方向モードとに切り替えることができる。すなわち、本実施形態の風向調整装置4によると、単一のモータ46により駆動されているにもかかわらず、運転席用縦フィン群45aおよび助手席用縦フィン群45bの揺動モードを、同方向モードと対称方向モードとに切り替えることができる。
【0066】
また、本実施形態の風向調整装置4によると、運転席用縦フィン群45aと助手席用縦フィン群45bとの間にモータ46が配置されている。このため、設置スペースが小さくて済む。
【0067】
また、本実施形態の風向調整装置4によると、ロック部材47の係止、解除操作だけで、同方向モードと対称方向モードとを切り替えることができる。このため、操作性に優れている。また、モード切り替え機構が比較的単純である。
【0068】
以上、本発明の風向調整装置の実施の形態について説明した。しかしながら、実施の形態は上記形態に特に限定されるものではない。当業者が行いうる種々の変形的形態、改良的形態で実施することも可能である。
【0069】
例えば、上記実施形態においては、モータ46の出力軸460を本発明の駆動軸として利用した。すなわち、出力軸460に直接偏心部材40を止着した。しかしながら、モータ46の出力軸460と駆動軸とを別個に設け、両軸間に出力軸460の回動速度および回動方向の少なくとも一方を調整可能な変換装置を配置してもよい。こうすると、出力軸460の回動速度や回動方向に規制されず、駆動軸の回動速度や回動方向を設定することができる。例えば、出力軸460の回動速度が所望の回動速度に対して速すぎる場合は、変換装置により回動速度を遅くすることができる。また、出力軸460の回動方向が所望の回動方向に対して反対である場合は、変換装置により回動方向を反転させることができる。また、回動速度を遅くしながら、かつ回動方向を反転させることもできる。変換装置は、歯車やベルトやチェーンなどを組み合わせて構成することができる。
【0070】
また、上記実施形態においては、出力軸460に別途偏心部材40を止着し偏心軸400を配置した。しかしながら、出力軸460そのものをクランク状に形成し、クランク先端部分を偏心軸400としてもよい。こうすると、部品点数が少なくて済む。
【0071】
また、上記実施形態においては、運転席用縦フィン群45aを五枚の運転席用縦フィン450aにより構成した。しかしながら、運転席用縦フィン450aの枚数は特に限定しない。例えば、一枚でもよい。同様に、助手席用縦フィン450bの枚数も特に限定しない。
【0072】
また、本発明の風向調整装置は、センターレジスタ1に限らず、住宅用エアコンの室内機などに用いてもよい。
【0073】
【発明の効果】
本発明によると、単一の駆動装置により駆動され、かつフィン群の揺動モードを切り替え可能な風向調整装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の風向調整装置が組み込まれたセンターレジスタの分解図である。
【図2】 本発明の一実施形態の風向調整装置の斜視図である。
【図3】 本発明の一実施形態の風向調整装置の同方向モード時(風向正面)の上方透過図である。
【図4】 本発明の一実施形態の風向調整装置の同方向モード時(風向助手席側)の上方透過図である。
【図5】 本発明の一実施形態の風向調整装置の同方向モード時(風向運転席側)の上方透過図である。
【図6】 本発明の一実施形態の風向調整装置の対称方向モード時(偏心軸揺動角0°)の上方透過図である。
【図7】 本発明の一実施形態の風向調整装置の対称方向モード時(偏心軸揺動角90°)の上方透過図である。
【図8】 本発明の一実施形態の風向調整装置の対称方向モード時(偏心軸揺動角180°)の上方透過図である。
【図9】 本発明の一実施形態の風向調整装置の対称方向モード時(偏心軸揺動角270°)の上方透過図である。
【図10】 従来の風向調整装置の斜視図である。
【符号の説明】
1:センターレジスタ、2a:運転席用リテーナ(第一リテーナ)、2b:助手席用リテーナ(第二リテーナ)、3:ベゼル、30a:運転席用吹出口、30b:助手席用吹出口、31:同方向モードスイッチ、32:対称方向モードスイッチ、4:風向調整装置、40:偏心部材、400:偏心軸、41:揺動往復動部材、410:摺接溝、411:延長軸、42a:運転席用揺動部材(第一揺動部材)、42b:助手席用揺動部材(第二揺動部材)、420a:腕部、420b:腕部、421b:揺動孔、422b:ロック孔、43a:運転席用連結ロッド、43b:助手席用連結ロッド、430a:連動溝、430b:連動溝、44a:運転席用連結ピン、44b:助手席用連結ピン、440a:揺動孔、440b:揺動孔、441a:ピン軸、441b:ピン軸、45a:運転席用縦フィン群(第一縦フィン群)、45b:助手席用縦フィン群(第二縦フィン群)、450a:運転席用縦フィン、450b:助手席用縦フィン、451a:上方揺動軸、451b:上方揺動軸、452a:下方揺動軸、452b:下方揺動軸、46:モータ(駆動装置)、460:出力軸(駆動軸)、47:ロック部材、470:スプリング、90:揺動孔、91:揺動溝。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a wind direction adjusting device that is used, for example, in an air conditioning register of a vehicle air conditioner or an indoor unit of a residential air conditioner and adjusts the air direction of air for air conditioning.
[0002]
[Prior art]
Patent Document 1 introduces a wind direction adjusting device capable of driving two juxtaposed vertical fin groups by a single motor. FIG. 10 is a perspective view of the wind direction adjusting device described in the document. As shown in the figure, the wind
[0003]
The
[0004]
Similarly, a
[0005]
When the
[0006]
Similarly, when the
[0007]
According to the wind
[0008]
[Patent Document 1]
JP-A-10-26397
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in an air conditioner, for example, there is a case where the vertical fin group is repeatedly swung in the horizontal direction to diffuse the air-conditioning air over a wide indoor angle. For example, according to the same direction mode in which two vertical fin groups are swung in the same direction, a large amount of air for air conditioning can be spread over a wide indoor angle. Further, according to the symmetrical direction mode in which the two vertical fin groups are swung in the symmetrical direction, the airflows blown from the respective vertical fin groups do not interfere with each other. For this reason, each of the two airflows can be used exclusively.
[0010]
However, in the case of the wind
[0011]
That is, according to the wind
[0012]
For this reason, the combination of the swing pattern of the first
[0013]
However, once the
[0014]
Here, if each vertical fin group is driven by a separate motor, the swing mode of the two vertical fin groups can be switched. Specifically, the swing mode of the vertical fin group can be switched by relatively changing the rotational speeds and rotational directions of the two motors. However, when each vertical fin group is driven by a separate motor, the number of parts naturally increases as compared with the case of a single motor. In addition, the structure becomes complicated. For this reason, the assembling work becomes complicated and the manufacturing cost increases.
[0015]
The wind direction adjusting device of the present invention has been completed in view of the above problems. Therefore, an object of the present invention is to provide a wind direction adjusting device that is driven by a single driving device and can switch the swing mode of the fin group.
[0016]
[Means for Solving the Problems]
(1) In order to solve the above problem, a wind direction adjusting device of the present invention includes a first fin group that adjusts the air direction of air-conditioning air, and a first fin group that adjusts the air direction of air-conditioning air independently from the first fin group. A two-fin group, a single driving device for driving the first fin group and the second fin group, and a driving force from the driving device disposed between the first fin group and the second fin group A wind direction adjusting device comprising: a single drive shaft that transmits the first fin group and the second fin group; and further comprising the drive shaft, the first fin group, and the second fin The same direction mode in which the first fin group and the second fin group are swung in the same direction in synchronization with the rotation of the drive shaft, and the rotation of the drive shaft. Symmetric direction mode in which the first fin group and the second fin group are swung in a symmetric direction by converting them into motion. To, said first fin group and said second group of fins of possible switching device switches the motion is arrangedThe switching device has an oscillating reciprocating motion having an eccentric shaft disposed eccentrically with the drive shaft, a sliding contact groove with which the eccentric shaft is slidably contacted, and an extension shaft disposed on an axis extension line of the drive shaft. A member, a first swing member pivoted on the extension shaft and swinging the first fin group, a second swing member pivoted on the extension shaft and swinging the second fin group, A rocking reciprocating member and a lock member for locking and releasing the first rocking member and the second rocking member. In the case of the same direction mode, the rocking reciprocating member The first oscillating member and the second oscillating member are locked by the lock member, the drive shaft and the extension shaft are directly connected, and the rotational force of the drive shaft remains as it is. And the first fin group and the second fin group are swung in the same direction. The locking of the swinging reciprocating member, the first swinging member, and the second swinging member is released by the lock member, and the eccentric shaft slides relatively in the sliding contact groove. As a result, the rotational force of the drive shaft is converted into the reciprocating power of the first swing member and the second swing member, and the first fin group and the second fin group swing in a symmetrical direction.It is characterized by that.
[0017]
According to the wind direction adjusting device of the present invention, the swing mode of the first fin group and the second fin group is switched between the same direction mode and the symmetric direction mode despite being driven by a single drive device. Can do.
According to this configuration, it is possible to switch between the same direction mode and the symmetric direction mode only by locking and releasing the locking member. For this reason, it is excellent in operability. In addition, the mode switching mechanism is relatively simple.
[0018]
(2) Preferably, the drive device is configured to be disposed between the first fin group and the second fin group. The drive shaft is disposed between the first fin group and the second fin group. For this reason, according to this structure, the distance between a drive shaft and a drive device becomes short. Therefore, the installation space for the wind direction adjusting device is reduced.
[0021]
(3Preferably, it is preferable that a conversion device capable of adjusting at least one of the rotation speed and the rotation direction of the drive shaft is disposed between the drive device and the drive shaft.
[0022]
According to this configuration, the rotation speed and rotation direction of the drive shaft can be set without being restricted by the rotation speed and rotation direction of the output shaft of the drive device. For example, when the rotation speed of the output shaft of the drive device is too high relative to the desired rotation speed, the rotation speed can be reduced by the conversion device. Further, when the rotation direction of the output shaft of the drive device is opposite to the desired rotation direction, the rotation direction can be reversed by the conversion device. It is also possible to reverse the rotation direction while slowing the rotation speed.
[0023]
(4Preferably, the first fin group is a first vertical fin group disposed inside a cylindrical first retainer, and the second fin group is a cylindrical second retainer independent of the first retainer. It is better to have a configuration that is a group of second vertical fins arranged inside.
[0024]
For example, a center register having two retainers juxtaposed in the width direction of the vehicle is disposed in the approximate center of an instrument panel of an automobile. In the case of the center register, the vertical fin groups of the two retainers are juxtaposed in the vehicle width direction. In this configuration, the wind direction adjusting device of the present invention is used for a center register having such a structure. According to this configuration, the first vertical fin group and the second vertical fin group can be swung by a single driving device. For this reason, the installation space for the wind direction adjusting device can be small.
[0025]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment in which the wind direction adjusting device of the present invention is used for a center register will be described. FIG. 1 is an exploded view of a center register in which the wind direction adjusting device of this embodiment is incorporated. In FIG. 2, the perspective view of the wind direction adjustment apparatus of this embodiment is shown.
[0026]
First, the configuration of the center register will be described. The center register 1 includes a driver seat retainer 2a, a
[0027]
The driver's seat retainer 2a is made of resin and has a rectangular tube shape. The driver seat retainer 2a is included in the first retainer of the present invention. An air conditioning duct (not shown) is connected in front of the driver's seat retainer 2a (in the direction outside the passenger compartment). Air conditioning air is supplied from the air conditioning duct to the driver seat retainer 2a.
[0028]
The
[0029]
The bezel 3 is made of resin and has a rectangular plate shape. The bezel 3 is connected to the rear of the driver seat retainer 2a and the
[0030]
The wind
[0031]
The
[0032]
The
[0033]
The
[0034]
The driver seat swinging member 42a is made of resin and has a disk shape. The driver seat swing member 42a is included in the first swing member of the present invention. The driver seat swinging member 42a includes an
[0035]
The passenger
[0036]
The driver's
[0037]
The passenger
[0038]
The driver-seat
[0039]
The passenger seat
[0040]
The driver's
[0041]
The passenger
[0042]
The horizontal fin group is composed of four horizontal fins (not shown). The lateral fin can swing between a
[0043]
Next, the movement of the wind direction adjusting device of this embodiment will be described. First, the movement of the wind direction adjusting device in the case of the same direction mode will be described. FIG. 3 shows an upper transmission diagram in the same direction mode of the wind direction adjusting device of the present embodiment. As shown in the figure, the
[0044]
A case where the wind direction is swung from the front to the passenger seat side (lower right side in the figure) will be described. When the operator presses the same direction mode switch 31 shown in FIG. 1, a signal is transmitted from the same direction mode switch 31 to the motor control device. In response to an instruction from the motor control device that has received this signal, the
[0045]
FIG. 4 shows an upper transparent view after the wind direction is swung to the passenger seat side. When the
[0046]
By swinging, the
[0047]
The driver
[0048]
When the driver's
[0049]
Similarly, the
[0050]
The passenger
[0051]
When the passenger
[0052]
The interlocking of each member when the wind direction is swung from the front to the driver's seat side (upper right side in FIG. 4) is the same as the interlocking of the respective members when the wind direction is swung from the front to the passenger seat side. . The difference is that the rotation direction of the
[0053]
FIG. 5 shows an upper transmission diagram after the wind direction is swung to the driver's seat side. As shown in the figure, when the
[0054]
In this way, by rotating the
[0055]
Next, the movement of the wind direction adjusting device in the case of the symmetric direction mode will be described. FIG. 6 shows an upper transmission diagram in the symmetric direction mode of the wind direction adjusting device of the present embodiment. In the figure, the driver-seat
[0056]
When the symmetric
[0057]
When the
[0058]
FIG. 7 shows an upper transmission diagram in a state where the eccentric shaft is swung clockwise by 90 ° with respect to FIG. As shown in the figure, the
[0059]
On the other hand, the passenger
[0060]
FIG. 8 shows an upper transmission diagram in a state where the eccentric shaft is rotated 180 ° clockwise relative to FIG. As shown in the drawing, the
[0061]
FIG. 9 shows an upper transmission diagram in a state where the eccentric shaft oscillates 270 ° clockwise with respect to FIG. As shown in the drawing, the
[0062]
On the other hand, the passenger
[0063]
As described above, in synchronization with the rotation of the
[0064]
Next, the effect of the wind direction adjusting device of this embodiment is demonstrated. According to the wind
[0065]
Further, between the
[0066]
Further, according to the wind
[0067]
Further, according to the wind
[0068]
The embodiment of the wind direction adjusting device of the present invention has been described above. However, the embodiment is not particularly limited to the above embodiment. Various modifications and improvements that can be made by those skilled in the art are also possible.
[0069]
For example, in the above embodiment, the
[0070]
In the above embodiment, the
[0071]
In the above embodiment, the driver's seat
[0072]
The wind direction adjusting device of the present invention is not limited to the center register 1 and may be used for an indoor unit of a residential air conditioner.
[0073]
【The invention's effect】
ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the wind direction adjustment apparatus which can be driven by the single drive device and can switch the rocking | fluctuation mode of a fin group can be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an exploded view of a center register incorporating a wind direction adjusting device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view of a wind direction adjusting device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 3 is an upper transmission diagram in the same direction mode (front direction of wind direction) of the wind direction adjusting device according to the embodiment of the present invention.
FIG. 4 is an upper transparent view of the wind direction adjusting device according to the embodiment of the present invention in the same direction mode (wind direction passenger seat side).
FIG. 5 is an upper transparent view of the wind direction adjusting device according to the embodiment of the present invention in the same direction mode (wind direction driver seat side).
FIG. 6 is an upper transmission diagram in the symmetric direction mode (eccentric
FIG. 7 is an upper transmission diagram in the symmetric direction mode (eccentric shaft swing angle of 90 °) of the wind direction adjusting device according to the embodiment of the present invention.
FIG. 8 is an upper transmission diagram in the symmetric direction mode (eccentric shaft swing angle 180 °) of the airflow direction adjusting device according to the embodiment of the present invention.
FIG. 9 is an upper transmission diagram in the symmetric direction mode (eccentric axis swing angle 270 °) of the airflow direction adjusting device according to the embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a perspective view of a conventional wind direction adjusting device.
[Explanation of symbols]
1: Center register, 2a: Retainer for driver seat (first retainer), 2b: Retainer for passenger seat (second retainer), 3: Bezel, 30a: Air outlet for driver seat, 30b: Air outlet for passenger seat, 31 : Same direction mode switch, 32: Symmetric direction mode switch, 4: Wind direction adjusting device, 40: Eccentric member, 400: Eccentric shaft, 41: Oscillating reciprocating member, 410: Sliding contact groove, 411: Extension shaft, 42a: Driver seat swing member (first swing member), 42b: Passenger seat swing member (second swing member), 420a: Arm portion, 420b: Arm portion, 421b: Swing hole, 422b: Lock hole 43a: connecting rod for driver seat, 43b: connecting rod for passenger seat, 430a: interlocking groove, 430b: interlocking groove, 44a: connecting pin for driver seat, 44b: connecting pin for passenger seat, 440a: swing hole, 440b : Oscillating hole, 441a Pin shaft, 441b: Pin shaft, 45a: Vertical fin group for driver seat (first vertical fin group), 45b: Vertical fin group for passenger seat (second vertical fin group), 450a: Vertical fin for driver seat, 450b: Passenger seat vertical fins, 451a: upward swing shaft, 451b: upward swing shaft, 452a: downward swing shaft, 452b: downward swing shaft, 46: motor (drive device), 460: output shaft (drive shaft) 47: lock member, 470: spring, 90: swing hole, 91: swing groove.
Claims (4)
さらに、前記駆動軸と、前記第一フィン群および前記第二フィン群と、の間には、該駆動軸の回動に同期して該第一フィン群と該第二フィン群とを同方向に揺動させる同方向モードと、該駆動軸の回動を往復動に変換することにより該第一フィン群と該第二フィン群とを対称方向に揺動させる対称方向モードとに、該第一フィン群および該第二フィン群の動きを切り替え可能な切り替え装置が配置されており、
該切り替え装置は、前記駆動軸に偏心して配置された偏心軸と、該偏心軸が摺接する摺接溝と該駆動軸の軸延長線上に配置された延長軸とを持つ揺動往復動部材と、該延長軸に枢支され前記第一フィン群を揺動させる第一揺動部材と、該延長軸に枢支され前記第二フィン群を揺動させる第二揺動部材と、該揺動往復動部材と該第一揺動部材および該第二揺動部材とを係止、解除するロック部材と、を備えてなり、
前記同方向モードの場合は、該揺動往復動部材と該第一揺動部材および該第二揺動部材とが、該ロック部材により係止され、該駆動軸と該延長軸とが直結され、該駆動軸の回動力がそのまま該第一揺動部材および該第二揺動部材に伝達され、該第一フィン群および該第二フィン群が同方向に揺動し、
前記対称方向モードの場合は、該揺動往復動部材と該第一揺動部材および該第二揺動部材との係止が、該ロック部材により解除され、該偏心軸が該摺接溝内を相対的に摺動することにより、該駆動軸の回動力が該第一揺動部材および該第二揺動部材の往復動力に変換され、該第一フィン群および該第二フィン群が対称方向に揺動することを特徴とする風向調整装置。A first fin group for adjusting the air direction of air for air conditioning, a second fin group for adjusting the air direction of air for air conditioning independent of the first fin group, and driving the first fin group and the second fin group A single driving device that is disposed between the first fin group and the second fin group and transmits a driving force from the driving device to the first fin group and the second fin group. A wind direction adjusting device comprising a drive shaft,
Further, the first fin group and the second fin group are arranged in the same direction between the drive shaft and the first fin group and the second fin group in synchronization with the rotation of the drive shaft. In the same direction mode in which the first fin group and the second fin group are swung in a symmetric direction by converting the rotation of the drive shaft into a reciprocating motion. A switching device capable of switching the movement of the one fin group and the second fin group is arranged ,
The switching device includes an eccentric shaft disposed eccentrically with respect to the drive shaft, a swinging reciprocating member having a sliding contact groove with which the eccentric shaft is slidably contacted, and an extension shaft disposed on an axis extension line of the drive shaft; A first swing member pivotally supported by the extension shaft and swinging the first fin group; a second swing member pivotally supported by the extension shaft and swinging the second fin group; and the swing A reciprocating member, and a lock member for locking and releasing the first swing member and the second swing member,
In the same direction mode, the swing reciprocating member, the first swing member, and the second swing member are locked by the lock member, and the drive shaft and the extension shaft are directly connected. , The rotational force of the drive shaft is transmitted as it is to the first swing member and the second swing member, and the first fin group and the second fin group swing in the same direction,
In the case of the symmetric direction mode, the locking of the swinging reciprocating member, the first swinging member, and the second swinging member is released by the lock member, and the eccentric shaft is in the sliding contact groove. , The rotational force of the drive shaft is converted into the reciprocating power of the first swing member and the second swing member, and the first fin group and the second fin group are symmetrical. wind deflector, characterized in swinging to Rukoto direction.
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