JP3987981B2 - 跳躍板補助装置 - Google Patents
跳躍板補助装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3987981B2 JP3987981B2 JP08488898A JP8488898A JP3987981B2 JP 3987981 B2 JP3987981 B2 JP 3987981B2 JP 08488898 A JP08488898 A JP 08488898A JP 8488898 A JP8488898 A JP 8488898A JP 3987981 B2 JP3987981 B2 JP 3987981B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- rubber cable
- jumping
- auxiliary
- mounting bracket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
- Floor Finish (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は体操競技に用いる跳躍板補助装置に係り、特に女子競技２種目である平均台及び段違い平行棒競技に於いて、着地マット上に載置し使用する跳躍板補助装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の女子の平均台及び段違い平行棒競技に於いては、着地マット上に直接跳躍板を載置し使用していたことは知られている（例えば図５ａ参照）。
【０００３】
又、これを改良したものとして跳躍板を載置使用するマット位置に衝撃吸収力を除去した硬い着地マットを使用していたことも知られている（例えば図５ｂ参
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
従来の跳躍板の前者に於いて、着地マットは競技者の落下時その衝撃を吸収し怪我等を防止する為のものであり、弾力性を有する着地マット上に直接跳躍板を載置して踏み込めば当然着地マットにその衝撃及び反発弾性力が吸収されるため本来跳躍板が有する反発弾性力は得られずその機能を失うという問題点を有していた。
【０００５】
又、後者に於いて、跳躍板を載置する位置を限定し衝撃吸収力を減少させた硬めの着地マットを設置するため踏み込む際、着地マットへの沈み込みは減少するが、競技者の演技失敗による落下位置は限定出来ず落下時人体への影響等甚大な損傷を与えるという危険性を有していた。
【０００６】
本発明は、従来技術の有する上述問題点に鑑みて為されたものであり、跳躍板の接地部前側もしくは前・後両側にゴムケーブルを介し補助板を着脱自在に装着し接地面積を増大したことにより、載置した着地マットへの沈み込みを抑止し跳躍板の反発弾性力の低下を防止する跳躍板補助装置の提供を目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の跳躍板補助装置に於いては、補助板下面に緩衝材を貼着し、上面略央部位置に跳躍板下部バネ先端と係合する受け金具と、この受け金具に装着したゴムケーブル取付金具とを夫々設け、一端にフックを装着し他端を前記ゴムケーブル取付金具と連結するゴムケーブルとから成り、中間バネにフックを係合することでゴムケーブルの弾撥力により前記補助板と跳躍板とを着脱自在に装着して成るものである。
【０００８】
上記目的を達成するために本発明に於いては、前記補助板を前・後側に夫々配設し、前側補助板にゴムケーブル取付金具を装着すると共に、後側補助板上に設けた規制杆にゴムケーブル取付金具を装着しゴムケーブル両端部を夫々連結する一方、跳躍板下部バネ先・後端と前記受け金具とをゴムケーブルの弾撥力により着脱自在に係合するものである。
【０００９】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。
《実施例１》
図１に示される実施例に於いて、補助板１の下面に緩衝材５を貼着し上面略央部位置に跳躍板７の下部バネ板９前部と係合する受け金具２と、この受け金具２にゴムケーブル取付金具３を夫々設け、一端にフック６を設けたゴムケーブル４の他端を前記ゴムケーブル取付金具３に止着して成り、前記補助板１に設けた受け金具２に前記跳躍板７の下部バネ９前部を前記フック６と跳躍板７中間バネ板８後端とを夫々係脱自在にゴムケーブル４の弾撥力により掛着するものである。
【００１０】
《実施例２》
図２は他の実施例を示し、前・後側に配設した２枚の補助板１ａ、１ｂの下面に夫々緩衝材５ａ、５ｂを貼着し上面略央部位置に前側補助板１ａには跳躍板７ａの下部バネ９ａ先端部と後側補助板１ｂには跳躍板７ａ後端部と係合する受け金具２ａ、２ｂを設け前記補助板１ａに止着したゴムケーブル取付金具３ａと、後側補助板１ｂの規制杆１０に止着したゴムケーブル取付金具３ｂとを夫々設けゴムケーブル４ａの両端部を連結しこのゴムケーブル４ａの弾撥力により２枚の前記補助板１ａ、１ｂと前記跳躍板７ａの下部バネ９ａ前部及び後部夫々に着脱自在に掛着して成るものである。
【００１１】
図３は従来例を示し、平均台１２又は段違い平行棒１３競技に於いて、限定位置に設置した硬めの着地マットＡ上に跳躍板７’を載置したものと（３ａ）、一般用着地マットＢ上に載置した（３ｂ）例を示す。
【００１２】
【発明の効果】
本発明は、上記の如く構成されているので次に記載される様な効果を奏する。
【００１３】
跳躍板の下面に巾広な補助板を係脱自在に装着したことにより設置面積が増大し着地マット上での位置限定もなく、どの位置に載置し使用しても良好な反発弾性力を保持出来る。
【００１４】
跳躍板への補助板着脱はゴムケーブルを介したフック及び後方補助板上面に設けた受け金具により操作が容易となる他、補助板下面に貼着した緩衝材により着地マット表面を損傷することもなく、着地マット設置位置限定もなく競技者の安全性も確保出来る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例を示す全体構造展開斜視図である。
【図２】他の実施例を示す全体構造展開斜視図である。
【図３】従来の跳躍板の使用状態を示す側面図である。
【符号の説明】
１、１ａ、１ｂ 補助板
２、２ａ、２ｂ 受け金具
３、３ａ、３ｂ ゴムケーブル取付け金具
４、４ａ ゴムケーブル
５、５ａ、５ｂ 緩衝材
６ フック
７、７ａ、７’ 跳躍板
８ 中間バネ板
９、９ａ 下部バネ板
１０ 規制杆
Ａ 硬めの着地マット
Ｂ 一般の着地マット
【発明の属する技術分野】
本発明は体操競技に用いる跳躍板補助装置に係り、特に女子競技２種目である平均台及び段違い平行棒競技に於いて、着地マット上に載置し使用する跳躍板補助装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の女子の平均台及び段違い平行棒競技に於いては、着地マット上に直接跳躍板を載置し使用していたことは知られている（例えば図５ａ参照）。
【０００３】
又、これを改良したものとして跳躍板を載置使用するマット位置に衝撃吸収力を除去した硬い着地マットを使用していたことも知られている（例えば図５ｂ参
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
従来の跳躍板の前者に於いて、着地マットは競技者の落下時その衝撃を吸収し怪我等を防止する為のものであり、弾力性を有する着地マット上に直接跳躍板を載置して踏み込めば当然着地マットにその衝撃及び反発弾性力が吸収されるため本来跳躍板が有する反発弾性力は得られずその機能を失うという問題点を有していた。
【０００５】
又、後者に於いて、跳躍板を載置する位置を限定し衝撃吸収力を減少させた硬めの着地マットを設置するため踏み込む際、着地マットへの沈み込みは減少するが、競技者の演技失敗による落下位置は限定出来ず落下時人体への影響等甚大な損傷を与えるという危険性を有していた。
【０００６】
本発明は、従来技術の有する上述問題点に鑑みて為されたものであり、跳躍板の接地部前側もしくは前・後両側にゴムケーブルを介し補助板を着脱自在に装着し接地面積を増大したことにより、載置した着地マットへの沈み込みを抑止し跳躍板の反発弾性力の低下を防止する跳躍板補助装置の提供を目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の跳躍板補助装置に於いては、補助板下面に緩衝材を貼着し、上面略央部位置に跳躍板下部バネ先端と係合する受け金具と、この受け金具に装着したゴムケーブル取付金具とを夫々設け、一端にフックを装着し他端を前記ゴムケーブル取付金具と連結するゴムケーブルとから成り、中間バネにフックを係合することでゴムケーブルの弾撥力により前記補助板と跳躍板とを着脱自在に装着して成るものである。
【０００８】
上記目的を達成するために本発明に於いては、前記補助板を前・後側に夫々配設し、前側補助板にゴムケーブル取付金具を装着すると共に、後側補助板上に設けた規制杆にゴムケーブル取付金具を装着しゴムケーブル両端部を夫々連結する一方、跳躍板下部バネ先・後端と前記受け金具とをゴムケーブルの弾撥力により着脱自在に係合するものである。
【０００９】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。
《実施例１》
図１に示される実施例に於いて、補助板１の下面に緩衝材５を貼着し上面略央部位置に跳躍板７の下部バネ板９前部と係合する受け金具２と、この受け金具２にゴムケーブル取付金具３を夫々設け、一端にフック６を設けたゴムケーブル４の他端を前記ゴムケーブル取付金具３に止着して成り、前記補助板１に設けた受け金具２に前記跳躍板７の下部バネ９前部を前記フック６と跳躍板７中間バネ板８後端とを夫々係脱自在にゴムケーブル４の弾撥力により掛着するものである。
【００１０】
《実施例２》
図２は他の実施例を示し、前・後側に配設した２枚の補助板１ａ、１ｂの下面に夫々緩衝材５ａ、５ｂを貼着し上面略央部位置に前側補助板１ａには跳躍板７ａの下部バネ９ａ先端部と後側補助板１ｂには跳躍板７ａ後端部と係合する受け金具２ａ、２ｂを設け前記補助板１ａに止着したゴムケーブル取付金具３ａと、後側補助板１ｂの規制杆１０に止着したゴムケーブル取付金具３ｂとを夫々設けゴムケーブル４ａの両端部を連結しこのゴムケーブル４ａの弾撥力により２枚の前記補助板１ａ、１ｂと前記跳躍板７ａの下部バネ９ａ前部及び後部夫々に着脱自在に掛着して成るものである。
【００１１】
図３は従来例を示し、平均台１２又は段違い平行棒１３競技に於いて、限定位置に設置した硬めの着地マットＡ上に跳躍板７’を載置したものと（３ａ）、一般用着地マットＢ上に載置した（３ｂ）例を示す。
【００１２】
【発明の効果】
本発明は、上記の如く構成されているので次に記載される様な効果を奏する。
【００１３】
跳躍板の下面に巾広な補助板を係脱自在に装着したことにより設置面積が増大し着地マット上での位置限定もなく、どの位置に載置し使用しても良好な反発弾性力を保持出来る。
【００１４】
跳躍板への補助板着脱はゴムケーブルを介したフック及び後方補助板上面に設けた受け金具により操作が容易となる他、補助板下面に貼着した緩衝材により着地マット表面を損傷することもなく、着地マット設置位置限定もなく競技者の安全性も確保出来る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例を示す全体構造展開斜視図である。
【図２】他の実施例を示す全体構造展開斜視図である。
【図３】従来の跳躍板の使用状態を示す側面図である。
【符号の説明】
１、１ａ、１ｂ 補助板
２、２ａ、２ｂ 受け金具
３、３ａ、３ｂ ゴムケーブル取付け金具
４、４ａ ゴムケーブル
５、５ａ、５ｂ 緩衝材
６ フック
７、７ａ、７’ 跳躍板
８ 中間バネ板
９、９ａ 下部バネ板
１０ 規制杆
Ａ 硬めの着地マット
Ｂ 一般の着地マット
Claims (2)
- 着地マット上に載置使用する跳躍板補助装置であって、補助板１下面に緩衝材５を貼着し、上面略央部位置に跳躍板７下部バネ９先端と係合する受け金具２と、この受け金具２に装着したゴムケーブル取付金具３とを夫々設け、一端にフック６を装着し他端を前記ゴムケーブル取付金具３と連結するゴムケーブル４とから成り、中間バネ８にフック６を係合することでゴムケーブル４の弾撥力により前記補助板１と跳躍板７とを着脱自在に装着することを特徴とする跳躍板補助装置。
- 前記補助板１を前・後側に夫々配設し、前側補助板１ａにゴムケーブル取付金具３ａを装着すると共に、後側補助板１ｂ上に設けた規制杆１０にゴムケーブル取付金具３ｂを装着しゴムケーブル４ａ両端部を夫々連結する一方、跳躍板７ａ下部バネ９ａ先・後端と前記受け金具２ａ、２ｂとをゴムケーブル４ａの弾撥力により着脱自在に係合することを特徴とする請求項１記載の跳躍板補助装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08488898A JP3987981B2 (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 跳躍板補助装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08488898A JP3987981B2 (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 跳躍板補助装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11235400A JPH11235400A (ja) | 1999-08-31 |
| JP3987981B2 true JP3987981B2 (ja) | 2007-10-10 |
Family
ID=13843306
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08488898A Expired - Fee Related JP3987981B2 (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 跳躍板補助装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3987981B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108837375A (zh) * | 2018-06-28 | 2018-11-20 | 池州市尔文软件开发有限公司 | 一种体操防滑助跳板 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10205243A1 (de) * | 2002-02-08 | 2003-08-28 | Spieth Gymnastic Gmbh | Unterlagenvorrichtung für ein Sprungbrett zum Turnen |
| CN108708510B (zh) * | 2018-06-08 | 2024-05-03 | 南京浩日机电工程有限公司 | 带缓冲、助力和膝盖保护功能的台阶装饰座 |
| CN118376463B (zh) * | 2024-06-26 | 2024-09-10 | 河南省厚朴环保科技有限公司 | 一种气体污染检测用采样器及其使用方法 |
-
1998
- 1998-02-23 JP JP08488898A patent/JP3987981B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108837375A (zh) * | 2018-06-28 | 2018-11-20 | 池州市尔文软件开发有限公司 | 一种体操防滑助跳板 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11235400A (ja) | 1999-08-31 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6893383B1 (en) | Stepper | |
| US8221294B2 (en) | Trampoline system | |
| EP0963766B1 (en) | Buffer structure for a jogging machine | |
| US6390488B1 (en) | Impact and shock absorbing motorcycle foot peg | |
| US5586759A (en) | Basketball goal unit | |
| KR101221857B1 (ko) | 런닝머신용 완충장치 | |
| JP3987981B2 (ja) | 跳躍板補助装置 | |
| US4979761A (en) | Ski suspension | |
| US5514054A (en) | Stilts | |
| US5679039A (en) | Shock absorbing binding | |
| US20030193168A1 (en) | Double-deck ski mounting structure | |
| US20070052190A1 (en) | Skateboard with flexible spine | |
| US4691697A (en) | Knee support | |
| CN212893554U (zh) | 一种天车司机使用的安全防护装置 | |
| JPH03195503A (ja) | 翔ッ靴 | |
| CN211078112U (zh) | 一种电梯及其主机防倾覆减震装置 | |
| CN211154034U (zh) | 一种省力跑鞋 | |
| JPH0255056B2 (ja) | ||
| CN219537591U (zh) | 一种保护脚踝的组件及运动鞋 | |
| CN208919191U (zh) | 一种摩托车刹车片用减震弹簧结构 | |
| CN211752128U (zh) | 一种高强度户外拓展蹦床 | |
| KR100749562B1 (ko) | 플로워용 완충시스템 | |
| US20120261891A1 (en) | Skate Suspension System | |
| CN220000947U (zh) | 一种悬浮式头盔 | |
| CN219863825U (zh) | 一种具备防滑耐磨性能的橡胶减震垫 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050120 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070525 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070612 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070702 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100727 Year of fee payment: 3 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |