JP3985292B2 - 照明システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、舞台やスタジオにおける照明負荷の明るさ制御するための調光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、舞台照明では、時間と共に変化する情景や場面に応じて、照明も時間的に連続して変化させることが必要となる。また、テレビなどのスタジオ照明では、テレビカメラのような映像系を通して画像が再生されるため、映像系を考慮に入れた明るさや演色性に配慮する必要がある。テレビスタジオにあっては、各放送番組ごとに照明器具(ランプと照明器具本体からなる)の配置、姿勢の設定、各ランプの調光設定を行い、番組の進行につれて各ランプの明るさを調光制御する必要がある。
【0003】
このように舞台やスタジオでは、複数の照明器具の明るさを調整するための調光装置が必要となる。
【0004】
従来は調光器本体が騒音ノイズを出していたため、舞台,スタジオ外の専用室に集中して配置し、使用する照明器具のある固定場所に対して専用室から負荷線を伸ばしていた(従来技術1)。
【0005】
さらに、スタジオ内で移動可能な調光器を使用する場合には、直接電源に接続した専用コンセントを用意し、これから電源を得、調光制御信号については調光操作卓より信号ケーブルを使用してスタジオ内のコネクタに導き、該コネクタに接続することにより得るようにしていた(従来技術2)。また、調光制御信号については、スタジオや舞台に数箇所アンテナを配置し、該アンテナに調光操作卓からの信号を導いて電波として放射する構成とし、移動可能な調光器には受信アンテナを配設して調光制御信号を無線で受信できるようにしたものがあった(従来技術3)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来技術1では、専用室が必要であると共に照明器具ごとに負荷線が必要となってコスト高であり、さらに調光器数を増やすことも容易ではないという問題があった。また、演出によって調光が必要される場所が変わるため、全く使わない調光器があったり、逆に調光器が足りない場所が生じても増設できにくいという欠点があった。
【0007】
また、従来技術2では、直接電源に接続した専用コンセントを用意するため、配線が多くなり、また、このコンセントを調光出力として使用することができなかった。
【0008】
さらに、従来技術3では、舞台,スタジオ等のように吊り物等が移動する場所においては、スタジオ内にアンテナを数箇所配置すると、吊り物等が障害物となり、無線伝送の妨げとなることがあった。
【0009】
そこで、本発明は、上記の問題に鑑み、少ない数の可搬型調光器を運用して、あらゆる演出に対応することができ、しかも調光手段を容易に増設できる照明システムを提供することを目的とするものである。また、本発明の他の目的は、障害物等の影響を受けにくく、確実なワイヤレス伝送を行うことができる照明システムを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明による照明システムは、アドレスを有した全ての調光器に対して個々の調光器ごとに調光制御するための調光制御信号を出力することが可能な調光操作卓と;個々にアドレスが設定可能でかつ個々に電源入力機能と調光出力機能を備えた複数個の調光器からなり、前記調光操作卓からの調光制御信号によって各々の調光器に入力される電源を個々に全導通或いは調光制御して出力することが可能な調光器盤と;前記調光器盤の各調光器からの全導通或いは調光された出力が供給される電源コンセントと;前記調光操作卓から調光制御信号が供給される信号コンセントと;を具備する照明システムにおいて、前記電源コンセントに直接接続した照明器具は、前記調光操作卓の操作に基づいて前記調光器盤の各調光器を全導通或いは調光制御した出力が供給されるとともに、前記電源コンセントには、任意に複数台の照明器具を配設することができる可搬型調光器が接続可能であり、該可搬型調光器が接続された場合には、前記電源コンセントの電源出力を全導通或いは調光状態の全運転とすることが可能であるとともに、前記信号コンセントに前記可搬型調光器を接続することで前記調光操作卓から出力される調光制御信号によって該可搬型調光器に配設された照明器具を調光制御することができることを特徴とする。
【0011】
以上の各説明で、アドレスとは各調光器のID(識別番号)に相当するものであり、調光操作卓では調光器盤の各調光器及び電源コンセントに接続される可搬型調光器についてそれらのアドレスと調光の有無及び調光する場合はその調光量を指定することができるようになっている。調光器盤の各調光器に対応して電源コンセントと信号コンセントが1つずつ配設されることになるが、電源コンセントと信号コンセントとを一対として1つのコンセントボックスとして構成する方が好ましい。
【0014】
以上の説明で、可搬型調光器としては、トランジスタ等のスイッチング素子を使用した低雑音設計の調光器を使用することが好ましい。
【0016】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の照明システムにおける前記可搬型調光器は、調光制御信号ラインを入力接続する入力端子と;前記入力端子に入力された調光制御信号をそのまま出力するスルー端子と;各々の調光器の一面に設けられて、各調光器ごとに手元調光操作を可能とする操作手段と;を備え、複数の可搬型調光器を、前記入力端子と前記スルー端子を用いて同じ調光制御信号ラインに直列的に接続することが可能である一方、前記可搬型調光器を構成する各調光器自体からの手元調光操作が可能であると共に、調光操作卓による遠方からの調光操作が可能であることを特徴とする。
【0017】
請求項3記載の発明による照明システムは、アドレスを有した全ての調光器に対して個々の調光器ごとに調光制御するための調光制御信号を出力することが可能な調光操作卓と;個々にアドレスが設定可能でかつ個々に電源入力機能と調光出力機能を備えた複数個の調光器からなり、前記調光操作卓からの調光制御信号によって各々の調光器に入力される電源を個々に全導通或いは調光制御して出力することが可能な調光器盤と;前記調光器盤の各調光器からの全導通或いは調光された出力が供給される電源コンセントと;前記調光操作卓から出力された調光制御信号を舞台或いはスタジオ内に信号伝送するためのケーブルであって、舞台或いはスタジオ内で前記調光制御信号を電波状態で放出することが可能な漏洩ケーブルと;を具備し、前記電源コンセントに直接接続した照明器具は、前記調光操作卓の操作に基づいて前記調光器盤の各調光器を全導通或いは調光制御した出力が供給されるとともに、前記電源コンセントには、調光制御信号受信用のアンテナを備え任意に複数台の照明器具を配設することができる移動可能な可搬型調光器が接続可能であり、該可搬型調光器が接続された場合には、前記電源コンセントの電源出力を全導通或いは調光状態の全運転とするとともに、前記調光操作卓の操作によって設定した前記可搬型調光器の各調光器への調光制御信号を前記漏洩ケーブルで送信し、前記アンテナで受信することによって該可搬型調光器に配設された照明器具を調光制御することができることを特徴とする。
【0020】
請求項1記載の発明においては、調光器盤によって照明器具を調光制御することができるシステムにおいて、任意に調光制御できる照明器具を増設することができる特徴がある。すなわち、調光器盤の調光器による調光制御と電線コンセント及び信号コンセントの組合わせに着目したものである。電源コンセントに直接接続する照明器具は、調光器盤の調光器によって調光制御が可能であることに加え、可搬型調光器を電源コンセント及び信号コンセントに接続するとともに、調光器盤の調光器の調光制御を敢えて行なわせないようにすることによって調光制御可能である可搬型調光器に配設された照明器具を調光制御可能としたものである。調光制御できる照明器具の数を容易に増加させることができる。
【0025】
請求項2記載の発明においては、複数個の可搬型調光器を、前記入力端子と前記スルー端子を用いて同じ調光制御信号ラインに直列的に接続することにより、多数の照明器具をそれぞれ調光制御する調光器の数を大幅に増やすことが可能である一方、可搬型調光器を構成する各調光器自体からの手元調光操作も可能となる。
【0026】
請求項3記載の発明においては、調光制御信号の伝送については、舞台或いはスタジオ内に漏洩ケーブルを配設し、調光制御信号を電波状態で放出することが可能なようにしたので、スタジオ内で吊り物等の障害物の影響を受けにくく、確実なワイヤレス伝送を行うことができる調光システムを実現することことができる。信号コンセントが不要となる分、スタジオ内への信号ケーブルの引き込みが容易となり、また可搬型調光器のセッティング時間が短縮できる。電源コンセントに直接接続する照明器具は、調光器盤の調光器によって調光制御が可能であることに加え、可搬型調光器を電源コンセントに接続するとともに、調光器盤の調光器の調光制御を敢えて行なわせないようにすることによって調光制御可能である可搬型調光器に配設された照明器具を、アンテナで受信した調光制御信号によって遠隔から調光制御可能としたものである。調光制御できる照明器具の数を容易に増加させることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施の形態の照明システムを示す図である。
【0030】
図1において、操作室内には、交流電源を供給するための給電手段11と、調光器盤12と、操作手段である調光操作卓12とが配設されている。また、舞台或いはスタジオ内には、電源コンセント21,23,25,27,…と、信号コンセント22,24,26,28,…とが配設され、これらの電源コンセント及び信号コンセントに接続して調光動作を行える可搬型調光器30、及び調光される照明負荷としての照明器具41,42,43が示されている。
【0031】
調光操作卓13は、アドレスを有した後段の全ての調光器それぞれに対して個々に調光制御を行うための調光制御信号を出力することが可能である。従って、調光制御信号は、どの調光器かを示すアドレス値と各アドレスに対応した調光度合い(調光制御量)を示す数値とを含む制御信号であり、信号ライン131を通しさらに伝送分岐ボックス14を介して調光器盤12の各調光器12a〜12tに供給可能とされる一方前記信号コンセント22,24,26,28,……に供給可能とされている。
【0032】
調光器盤12は、個々にアドレス(識別番号)が設定可能でかつ個々に電源入力機能と調光出力機能を備えた少なくとも1つ(図では20個)の調光器12a,12b,……,12tからなり、各調光器12a〜12tはそれぞれ、電源入力端子と、入力された電源をそのまま(非調光状態即ち全導通状態)或いは調光出力として出力する調光出力端子と、調光制御信号の入力端子INと、調光制御信号のスルー端子THRUを備えている。各調光器12a〜12tは各調光器に対して給電手段11からの給電ライン111,112,113,…を通して入力される各々の電源を、調光操作卓13からの調光制御信号によって、個々に調光制御して(或いは調光せずにそのまま)出力することが可能である。なお、給電手段11は例えば主幹盤(又は分岐盤)で構成され、給電ライン111,112,113,…は実際には3相4線となっている。なお、調光操作卓13は、調光器盤12の各調光器に対しては全く調光制御を行わないこと(非調光状態)することにより給電手段11からの電源をそのまま電源コンセント21,23,25,27に供給することも可能であるし、或いは調光制御を行う状態とし各調光器の出力を全運転(FULL)とすることにより給電手段11からの電源をほぼそのまま電源コンセント21,23,25,27に供給することも可能である。
【0033】
図1では、調光器盤12を構成する調光器として、20個の調光器12a〜12tを示しているが、説明を簡単にするため、以下の説明では、各調光器の出力ラインとして調光器12a,12b,12c,12dの出力ライン121,122,123,124についてのみ説明する。
【0034】
前記調光器盤12の各調光器12a,12b,12c,12dの出力ライン121,122,123,124に対応して、舞台或いはスタジオ内には電源コンセント21,23,25,27が配設され、各調光器から調光されない出力(直電源)或いは調光された電源出力が供給されるようになっている。
【0035】
また、調光操作卓13から出力された調光制御信号は、信号ライン131が前記調光器盤12の調光器12aの入力端子INに入りそしてスルー端子THRUから出力した後さらに隣の調光器12bの入力端子INに入りそしてそのスルー端子THRUから出力する……といったように、信号ライン131が各調光器の入力端子INに信号入力を与える一方全ての調光器をスルーするように配線され、さらに舞台或いはスタジオ内に配設した複数の信号コンセント22,24,26,28(実際には調光器盤12の各調光器12a〜12tに対応した数の信号コンセントが配設可能であるが図では4つのみ示してある)を中継(入力及びスルー)するようにしては配線されている。
【0036】
前記の電源コンセントと信号コンセントの組(21と22、23と24、25と26、27と28)はそれぞれ、コンセントボックスとして、舞台或いはスタジオ内に分散配置することが好ましい。このように舞台或いはスタジオ内に、電源コンセント及び信号コンセントを分散配置することにより、次に述べる移動可能な可搬型調光器30を、演出に応じて適宜の場所に移動配置しても、すぐに可搬型調光器30を電源ライン及び信号ラインに接続でき、最適な照明効果を得ることができる。
【0037】
可搬型調光器30は、個々にアドレスが設定可能な複数(図では3つ)の調光器31,32,33からなり、1つの電源入力プラグ34と1つの信号入力プラグ35を有した移動可能な調光器であって、1つの電源入力プラグ34から各々の調光器31,32,33に電源入力でき、各々の調光器31,32,33に入力される電源を、1つの信号入力プラグ35からの調光制御信号によって個々に調光制御して出力することが可能である。
【0038】
例えば、電源コンセント21,23,25,27にはそれぞれ最大60A(アンペア)の電流を供給可能であるすると、電源コンセント21に可搬型調光器30の電源入力プラグ34を接続した場合、電源入力プラグ34から個々の調光器31,32,33にそれぞれ供給可能な電流は最大20Aとなる。従って、可搬型調光器30を使用して駆動可能な照明器具は、20A以下の小型の照明器具である。20A〜60Aの規格範囲の大型の照明器具を接続したい場合は、電源コンセント21,23,25,27のいずれか(例えばコンセント21)に直接に大型の照明器具を接続し、調光器盤12の前記電源コンセント21に対応した調光器12aを、調光操作卓13にて調光制御すれば、大型の照明器具を調光することが可能である。
【0039】
また、可搬型調光器30に小型の複数の照明器具41,42,43を接続して、舞台或いはスタジオ内の適宜の場所でこれらの照明器具41,42,43を使用したい場合には、前記電源コンセント21,23,25,27のいずれか(例えば電源コンセント27)に可搬型調光器30の電源入力プラグ34を接続しかつ前記信号コンセント28に対して可搬型調光器30の信号入力プラグ35を接続し、前記調光操作卓13を操作して調光器盤12の調光器12d(電源コンセント27に対応している)の出力を非調光状態(全導通状態)或いは調光状態の全運転(FULL)に制御し可搬型調光器30への電源入力とすると共に前記調光操作卓13の操作(アドレス指定及び調光量指定)によって可搬型調光器30を構成する各調光器31,32,33の出力を制御し、各々の照明器具41,42,43を調光することができる。なお、調光器盤12の例えば調光器12dの出力を調光状態の全運転(FULL)とした時は、その調光出力波形は全く調光しない場合の電源波形とほぼ同じ(少し歪む程度)であるため、これを可搬型調光器の電源入力として使用することができる。
【0040】
図2は上記可搬型調光器30の構成例(3つの調光器回路を含む例)を示す図である。図2において、(a)は正面図、(b)は背面図、(c)は 側面図、(d)は上面図を示している。
【0041】
上記可搬型調光器30としては、トランジスタ等のスイッチング素子を使用して、本体の騒音ノイズをなくしたものが好ましく、このような低ノイズ設計の可搬型調光器を使用することによって、舞台やスタジオ内に持ち込んで使用しても悪影響を与えることがない。
【0042】
図2(a)に示すように、各調光器31,32,33の正面側には、各調光器ごとにアドレス(識別番号)を設定可能とするアドレス設定手段31a,32a,33aと、卓・手元操作を切り替えるための手元切替え手段31b,32b,33bと、手元操作に切り替えた場合の手元操作を行うための手元操作手段31c,32c,33cが配設されており、調光操作卓13から遠方調光操作が可能であると共に、各調光器自体からの手元調光操作が可能となるようにしてなっている。手元操作によって、仕込み作業、調整時間の短縮が可能となる。さらに、図2(b)に示すように、背面側には、調光制御信号の中継コネクタとしての入力端子IN及びスルー端子THRUと、各調光器31,32,33からの調光出力を出力するための調光出力コネクタ31d,32d,33dが配設されている。なお、可搬型調光器30では、図1に示すように信号入力プラグ35から入った調光制御信号は、信号ライン351を通って図2(b)に示す入力端子INに入ると、調光器31,32間及び調光器32,33間はそれぞれ信号ライン352,353にて直列的に接続(入力及びスルー)していて各調光器31,32,33に信号伝達されるようになっている。図2(b)に示す入力端子INは、各調光器に調光制御信号を取り入れるための端子であり、スルー端子THRUは、別の可搬型調光器との間で調光制御信号ラインを接続していくときに中継して出力するための端子である。
【0043】
以上の図1の構成によれば、調光器盤12の各調光器12a〜12tを、調光操作卓13によって全く調光制御しなければ、電源コンセント21,23,…には電源入力がそのまま出力するので、電源コンセント21,23,…を直電源として使用でき、また調光器盤12の各調光器12a〜12tを、調光操作卓13によって調光制御すれば、電源コンセント21,23,…には電源入力を調光制御したものを出力することができる。つまり、調光操作卓13の操作により、電源コンセント21,23,…を、直電源コネクタとしても使用でき、また調光出力コネクタとしても使用できる。電源コンセント21,23,…を直電源として使用すれば、この直電源コンセントに複数の調光器を搭載した可搬型調光器30の電源入力プラグ34を接続することにより、調光器数を必要な場所で容易に増設することが可能となる。
【0044】
調光操作卓13を操作して前記調光器盤12の各調光器12a〜12tの出力を非調光状態(全導通状態)或いは調光状態の全運転(FULL)に制御し前記可搬型調光器30への電源入力とし、さらに前記調光操作卓13の操作によって前記可搬型調光器30を構成する各調光器31〜33の出力を制御し、各々の照明器具41〜43を自在に調光制御することができる。
【0045】
調光器盤12の各々の調光器12a〜12tに対応して、前記電源コンセント21,23,…及び前記信号コンセント22,24,…の組をコンセントボックスとして、複数組、舞台或いはスタジオ内に分散して配置するようにしたので、少ない数の可搬型調光器30を必要な場所に移動して、あらゆる演出に対応することができ、コストの低減化を図ることができると共に、可搬型調光器30を容易に増設して、非常に多くの照明器具を調光制御することができる。
【0046】
可搬型調光器30は個別に調光制御可能な複数の調光器31〜33を内蔵しているので、可搬型調光器30の1つの電源入力プラグ34を例えば電源コンセント27に接続し信号入力プラグ35を例えば信号コンセント28に接続するだけで、使用できる調光器数を容易に増やすことができる。これにより、調光制御される照明器具の数を増やすことができるので、非常に多種類の演出に対応した照明効果を出すことができる。
【0047】
次に、図1の照明システムにおける可搬型調光器及び照明器具の各種の接続方法を、図3〜図7を参照して説明する。
【0048】
図3は、調光操作卓13を操作して前記調光器盤12の各調光器12a〜12tの出力を非調光状態(全導通状態)或いは調光状態の全運転(FULL)に制御し各電源コンセント27,25,23への電源入力とした上で、各電源コンセント27,25,23にそれぞれ可搬型調光器30,50,60の電源入力プラグ34,54,64を接続しかつ各信号コンセント28,26,24に可搬型調光器30,50,60の信号入力プラグ35,55,65を接続するシステムを構成した例である。
【0049】
可搬型調光器50,60は、可搬型調光器30と同様な構成となっており、それぞれ複数(図では3つ)の調光器51〜53、調光器61〜63を内蔵している。調光器51〜53、調光器61〜63の各々の調光出力コネクタに対しては、照明器具44〜46,照明器具47〜49が照明負荷として接続した構成となっている。そして、前記調光操作卓13の操作(アドレス指定及び調光量指定)によって前記可搬型調光器30,50,60を構成する各調光器31〜33、51〜53、61〜63の出力を調光器ごとに制御し、各々の照明器具41〜43、44〜46、47〜49を自在に調光制御することができる。
【0050】
図4は、調光操作卓13を操作して前記調光器盤12の各調光器12a〜12tの出力を非調光状態(全導通状態)或いは調光状態の全運転(FULL)に制御し各電源コンセント27,25,23への電源入力とした上で、各電源コンセント27,25,23にそれぞれ可搬型調光器30,50,60の電源入力プラグ34,54,64を接続するが、信号コンセント28,26,24については1つの信号コンセント28のみを使用する構成としたものである。このときは、可搬型調光器30,50,60の信号ラインに関しては、図2に示した入力端子INとスルー端子THRUを用いて相互に接続した構成とすることにより、可搬型調光器30の信号入力プラグ35のみを信号コンセント28に接続するだけでよい。
【0051】
この場合も、図3の場合と同様に、前記調光操作卓13の操作(アドレス指定及び調光量指定)によって前記可搬型調光器30,50,60を構成する各調光器31〜33、51〜53、61〜63の出力を調光器ごとに制御し、各々の照明器具41〜43、44〜46、47〜49を自在に調光制御することができる。
【0052】
図5は、図3の構成と図4の構成を組み合わせた構成を示している。調光操作卓13を操作して前記調光器盤12の各調光器12a〜12tの出力を非調光状態(全導通状態)或いは調光状態の全運転(FULL)に制御し各電源コンセント27,25,23への電源入力とした上で、各電源コンセント27,25,23にそれぞれ可搬型調光器30,50,60の電源入力プラグ34,54,64を接続するが、信号コンセント28,26,24については信号コンセント28には可搬型調光器30の電源入力プラグ35を接続し、信号コンセント24に可搬型調光器60の信号入力プラグ65を接続する構成としたものである。このときは、可搬型調光器30,50の信号ラインに関しては、図2に示した入力端子INとスルー端子THRUを用いて相互に接続した構成とし、可搬型調光器60の信号ラインに関しては、信号入力プラグ65を信号コンセント24に接続して使用するようにしたものである。
【0053】
この場合も、図3又は図4の場合と同様に、前記調光操作卓13の操作(アドレス指定及び調光量指定)によって前記可搬型調光器30,50,60を構成する各調光器31〜33、51〜53、61〜63の出力を調光器ごとに制御し、各々の照明器具41〜43、44〜46、47〜49を自在に調光制御することができる。
【0054】
図6は、調光器盤12の各調光器12a〜12dを、調光操作卓13によって調光制御(或いは全く調光制御せず)し、電源コンセント21,23,…に電源出力として給電手段11からの電源を調光制御したもの(或いは全く調光制御しないもの)を出力する構成とし、電源コンセント27,25,23,21にはそれぞれ大型の照明器具器具(例えば60Aのもの)71,72,73,74をそれぞれの電源入力プラグ71a,72a,73a,74aを用いて接続するものである。
【0055】
この場合は、前記調光操作卓13の操作(アドレス指定及び調光量指定)によって前記調光器盤12を構成する各調光器12a〜12dの出力を調光器ごとに制御し、各々の照明器具71〜74を自在に調光制御することができる。しかしながら、図3〜図5で述べた可搬型調光器を使う場合に比して、舞台或いはスタジオ内に配設した電源コンセントの数だけの照明器具しか調光することができないと共に可搬型調光器を使用する場合に比べて手元調光操作ができない点で不便であるが、大出力の照明器具を点灯制御する場合には好適である。
【0056】
図7は、図3の構成と図6の構成とを組み合わせた構成を示している。調光操作卓13を操作して前記調光器盤12の例えば調光器12dの出力を非調光状態(全導通状態)或いは調光状態の全運転(FULL)に制御し電源コンセント27への電源入力とした上で、電源コンセント27に可搬型調光器30の電源入力プラグ34を接続しかつ信号コンセント28に可搬型調光器30の信号入力プラグ35を接続する一方、調光器盤12の各調光器12c,2bを、調光操作卓13によって調光制御し(或いは全く調光制御せず)、電源コンセント25,23に電源出力として調光制御したもの(或いは全く調光制御しないもの)を出力する構成とし、電源コンセント25,23にはそれぞれ大型の照明器具器具(例えば60Aのもの)71,72をそれぞれの電源入力プラグ71a,72aを用いて接続するものである。
【0057】
この場合は、可搬型調光器30は調光器31〜33を内蔵している。調光器41〜43の調光出力コネクタに対しては、照明器具41〜43が照明負荷として接続した構成となっている。そして、前記調光操作卓13の操作(アドレス指定及び調光量指定)によって前記可搬型調光器30を構成する調光器31〜33の出力を調光器ごとに制御し、各々の照明器具41〜43を自在に調光制御することができる。
【0058】
一方、前記調光操作卓13の操作(アドレス指定及び調光量指定)によって前記調光器盤12を構成する各調光器12c,12bの出力を調光器ごとに制御し、各々の大型の照明器具71,72を自在に調光制御することができる。
【0059】
本構成の場合は、20A程度の小型の照明器具41〜43と、60A程度の大型の照明器具71,72とを組み合わせた調光照明が可能となる。
【0060】
図8は、本発明の照明システムを用いた大ホールにおける、調光制御信号の信号ラインの系統図の一例を示すものである。舞台下に当たる地下1,2階から、舞台及び客席のある1階、客席が主である2階、技術ギャラリーのある3階、客席の上の天井側にある簀の子、舞台の上の照明バトンにある簀の子に至るまで、各階の複数箇所及び各簀の子の複数箇所に相当した所に調光制御信号ライン用の中継基板Rを配し、これらの中継基板Rに信号コンセントCONを接続することにより、信号ライン系統を構成している。
【0061】
図9は本発明の他の実施の形態の照明システムを示す図である。
図9において、図1の実施の形態と異なる点は、舞台或いはスタジオ内に導入される調光制御信号用の信号ラインとして、漏洩ケーブル150を用いたことである。漏洩ケーブル150は、舞台或いはスタジオ内程度の広さの空間内において調光制御信号を受信し得る程度の電波状態で放出(漏洩)することが可能なケーブルである。調光操作卓13からの調光制御信号は信号ライン131を通しさらに伝送分岐ボックス14を介して調光器盤12の各調光器12a〜12tに供給可能とされる一方操作室内の図示しない変調器にて比較的高い特定周波数を用いて電波放出可能な状態とされ、舞台或いはスタジオ内に這わせた漏洩ケーブル150に送出可能とされている。このような構成に伴い、図9では、図1における信号コンセント22,24,26,……は不要となり、使用すべき可搬型調光器としては、電波状態としての調光制御信号を受信可能な無線受信回路を備えた可搬型調光器80,90が用いられる。
【0062】
可搬型調光器80は、個々にアドレスが設定可能な複数の調光器81,82,83からなり、1つの電源入力プラグ84と調光制御信号受信用のアンテナ85を有した移動可能な可搬型調光器であって、1つの電源入力プラグ84から各々の調光器81,82,83に電源入力でき、アンテナ85で電波受信した信号から受信回路にて調光制御信号を抽出(復調)することによって各々の調光器81,82,83に入力される電源を個々に調光制御して各々の調光器81,82,83に接続された照明器具41,42,43に出力することが可能な可搬型調光器である。可搬型調光器90についても、可搬型調光器80と同様に、3つの調光器91,92,93からなる同様の構成となっている。
【0063】
以上の構成では、電源コンセント27,25,23,21のうちの例えばコンセント27,23にそれぞれ可搬型調光器80,90の各電源入力プラグ84,94を接続し、前記調光操作卓13を操作して調光器盤12の各調光器のうちの少なくとも調光器12d,12bの出力を非調光状態(全導通状態)或いは調光状態の全運転(FULL)に制御して可搬型調光器80,90の電源入力とした上で、前記調光操作卓13の操作によって設定した可搬型調光器80,90の各調光器81〜83,91〜93への調光制御信号を漏洩ケーブル150で送信し、アンテナ85,95で受信することによって可搬型調光器80,90の各調光器81〜83,91〜93の出力を制御し、各々の照明器具41〜43,44〜46を調光することができる。
【0064】
図9の構成によれば、舞台或いはスタジオ内で吊り物等の障害物の影響を受けにくく、確実なワイヤレス伝送を行うことができる。また、図1〜図7の如く信号ラインをインIN,スルーTHRU,インIN,スルーTHRU,……というように中継する場合では配線が煩雑となり接続的に不具合(不連続となる)を生じる虞れがあるが、図9によれば、ワイヤレス通信で行うため、信号ラインの接続に伴う不具合は生じない。
【0065】
なお、図9においても、無線受信機能を備えた可搬型調光器80,90を使用することなく、図6に示した場合と同様に、調光器盤12の各調光器12a〜12dを、調光操作卓13の操作(アドレス指定及び調光量指定)によって調光制御し、電源コンセント21,23,…に電源出力として調光制御したものを出力する構成とし、電源コンセント27,25,23,21にはそれぞれ大型の照明器具器具(例えば60Aのもの)接続し、各々の大型の照明器具を自在に調光制御することもできる。
【0066】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、調光器盤によって照明器具を調光制御することができるシステムにおいて、任意に調光制御できる照明器具を増設することができる特徴がある。すなわち、調光器盤の調光器による調光制御と電線コンセント及び信号コンセントの組合わせに着目したものである。電源コンセントに直接接続する照明器具は、調光器盤の調光器によって調光制御が可能であることに加え、可搬型調光器を電源コンセント及び信号コンセントに接続するとともに、調光器盤の調光器の調光制御を敢えて行なわせないようにすることによって調光制御可能である可搬型調光器に配設された照明器具を調光制御可能としたものである。調光制御できる照明器具の数を容易に増加させることができる。
【0070】
請求項2記載の発明によれば、複数個の可搬型調光器を、前記入力端子と前記スルー端子を用いて同じ調光制御信号ラインに直列的に接続することにより、多数の照明器具をそれぞれ調光制御する調光器の数を大幅に増やすことが可能である一方、可搬型調光器を構成する各調光器自体からの手元調光操作も可能となり、あらゆる種類の演出に対応した照明効果を出すことができると共に、操作性を向上させることができる。
【0071】
請求項3記載の発明によれば、調光制御信号の伝送については、舞台或いはスタジオ内に漏洩ケーブルを配設し、調光制御信号を電波状態で放出することが可能なようにしたので、舞台やスタジオ内で吊り物等の障害物の影響を受けにくく、確実なワイヤレス伝送を行うことができる調光システムを実現することができる。信号コンセントが不要となる分、舞台或いはスタジオ内への信号ケーブルの引き込みが容易となり、また可搬型調光器のセッティング時間が短縮できる。電源コンセントに直接接続する照明器具は、調光器盤の調光器によって調光制御が可能であることに加え、可搬型調光器を電源コンセントに接続するとともに、調光器盤の調光器の調光制御を敢えて行なわせないようにすることによって調光制御可能である可搬型調光器に配設された照明器具を、アンテナで受信した調光制御信号によって遠隔から調光制御可能としたものである。調光制御できる照明器具の数を容易に増加させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の照明システムを示す図。
【図2】図1における可搬型調光器を示す図。
【図3】図1の照明システムにおける可搬型調光器及び照明器具の接続方法を説明す図。
【図4】図1の照明システムにおける可搬型調光器及び照明器具の接続方法を説明す図。
【図5】図1の照明システムにおける可搬型調光器及び照明器具の接続方法を説明す図。
【図6】図1の照明システムにおける照明器具の接続方法を説明す図。
【図7】図1の照明システムにおける可搬型調光器及び照明器具の接続方法を説明す図。
【図8】本発明の照明システムを用いた大ホールにおける、調光制御信号の信号ライン系統の一例を示す系統図。
【図9】本発明の他の実施の形態の照明システムを示す図。
【符号の説明】
11…給電手段
12…調光器盤
12a〜12t…調光器
13…調光操作卓
21,23,25,27…電源コンセント
22,24,26,28…信号コンセント
30,50,60…可搬型調光器
31〜33…調光器
51〜53…調光器
61〜63…調光器
34,54,64…電源入力プラグ
35,55,65…信号入力プラグ
41〜49…照明器具(照明負荷)
71〜74…照明器具
71a〜74a…電源入力プラグ
80,90…ワイヤレスの可搬型調光器
81〜83…調光器
84,94…電源入力プラグ
85,95…アンテナ
91〜93…調光器
131…信号ライン
150…漏洩ケーブル
Claims (3)
- アドレスを有した全ての調光器に対して個々の調光器ごとに調光制御するための調光制御信号を出力することが可能な調光操作卓と;
個々にアドレスが設定可能でかつ個々に電源入力機能と調光出力機能を備えた複数個の調光器からなり、前記調光操作卓からの調光制御信号によって各々の調光器に入力される電源を個々に全導通或いは調光制御して出力することが可能な調光器盤と;
前記調光器盤の各調光器からの全導通或いは調光された出力が供給される電源コンセントと;
前記調光操作卓から調光制御信号が供給される信号コンセントと;
を具備する照明システムにおいて、
前記電源コンセントに直接接続した照明器具は、前記調光操作卓の操作に基づいて前記調光器盤の各調光器を全導通或いは調光制御した出力が供給されるとともに、
前記電源コンセントには、任意に複数台の照明器具を配設することができる可搬型調光器が接続可能であり、該可搬型調光器が接続された場合には、前記電源コンセントの電源出力を全導通或いは調光状態の全運転とするとともに、前記信号コンセントに前記可搬型調光器を接続することで前記調光操作卓から出力される調光制御信号によって該可搬型調光器に配設された照明器具を調光制御することができることを特徴とする照明システム。 - 前記可搬型調光器は、調光制御信号ラインを入力接続する入力端子と;
前記入力端子に入力された調光制御信号をそのまま出力するスルー端子と;
各々の調光器の一面に設けられて、各調光器ごとに手元調光操作を可能とする操作手段と;を備え、
複数の可搬型調光器を、前記入力端子と前記スルー端子を用いて同じ調光制御信号ラインに直列的に接続することが可能である一方、
可搬型調光器を構成する各調光器自体からの手元調光操作が可能であると共に、前記調光操作卓による遠方からの調光操作が可能であることを特徴とする請求項1記載の照明システム。 - アドレスを有した全ての調光器に対して個々の調光器ごとに調光制御するための調光制御信号を出力することが可能な調光操作卓と;
個々にアドレスが設定可能でかつ個々に電源入力機能と調光出力機能を備えた複数個の調光器からなり,前記調光操作卓からの調光制御信号によって各々の調光器に入力される電源を個々に全導通或いは調光制御して出力することが可能な調光器盤と;
前記調光器盤の各調光器からの全導通或いは調光された出力が供給される電源コンセントと;
前記調光操作卓から出力された調光制御信号を舞台或いはスタジオ内に信号伝送するためのケーブルであって、舞台或いはスタジオ内で前記調光制御信号を電波状態で放出することが可能な漏洩ケーブルと;を具備し、
前記電源コンセントに直接接続した照明器具は、前記調光操作卓の操作に基づいて前記調光器盤の各調光器を全導通或いは調光制御した出力が供給されるとともに、
前記電源コンセントには、調光制御信号受信用のアンテナを備え任意に複数台の照明器具を配設することができる移動可能な可搬型調光器が接続可能であり、該可搬型調光器が接続された場合には、前記電源コンセントの電源出力を全導通或いは調光状態の全運転とするとともに、前記調光操作卓の操作によって設定した前記可搬型調光器の各調光器への調光制御信号を前記漏洩ケーブルで送信し、前記アンテナで受信することによって該可搬型調光器に配設された照明器具を調光制御することができることを特徴とする照明システム。
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