JP3984100B2 - Video recording apparatus and video recording method - Google Patents

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JP3984100B2 JP2002157993A JP2002157993A JP3984100B2 JP 3984100 B2 JP3984100 B2 JP 3984100B2 JP 2002157993 A JP2002157993 A JP 2002157993A JP 2002157993 A JP2002157993 A JP 2002157993A JP 3984100 B2 JP3984100 B2 JP 3984100B2
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達也 羽山
秀行 堤竹
茂 前田
丈之 小林
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、映像記録装置及び映像記録方法に関し、特にMPEG2エンコードされた映像をハードディスクなどの記録媒体に記録する映像記録装置及び映像記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、地上波TV放送をMPEG2エンコードし、ハードディスクやDVD-RAMディスクへ記録する装置が注目を浴びている。これらの機器に映像を記録する場合、ファイルとして記録されるのが一般的であり、OS(Operating System)としてLinuxなどの汎用のOSを使用した場合には、ファイルシステム(ファイルの管理や書込み、読み込みの制御を行なう部分)もOS付属のファイルシステムを用いることになる。
【0003】
この場合、録画中に停電が発生したりユーザが誤ってACプラグを抜いてしまい強制電源断が発生した場合には、次回の電源投入、OS起動時に、OSのファイルシステムが持つファイル修復機能が働きファイル修復が行われるが、最悪の場合はファイルシステム自体が破壊される場合もありうる。近年のLinuxには、突然の電源断からファイルシステムの不整合や破壊を防ぐ機能を持ったジャーナリングファイルシステムも採用され始めている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術においてファイルシステムとして修復機能を持ったジャーナリングファイルシステムを用いた場合でも、保証されるのはファイル管理領域(I-node)の整合性のみであり、ファイルに書き込まれるデータ自体は保証されていない。これは、データそのものまで保証するとファイルシステムの書込み速度などの効率が落ちるためである。
【0005】
録画中に電源断が発生した場合の録画対象ファイルのデータの概略を図7に示す。図7に示すように、録画開始から電源断発生までに録画された映像データ長、つまり管理領域が示すファイル長のうち、ファイル途中までは正常なデータであるが、ファイル末尾付近にはランダムなデータが書き込まれてしまう。この現象は、ファイルの長さなどを管理している管理領域部分は2重化などを行なうことにより不整合が発生しないようにしているが、ファイルのデータ自体はOSの書込みバッファおよびハードディスクのライトキャッシュ中に含まれるデータの吐き出しは管理領域の書込みより遅延して行われるためである。
【0006】
また、映像記録装置では、入力映像をMPEG2圧縮した映像ファイルと映像ファイル中のGOP(Group of picture)位置などを保存しているインデックスファイルを同時に書き込んでいる場合が多い。この場合、映像ファイルおよびインデックスファイルの両方のファイル末尾に無意味なデータが存在してしまうことになる。これらのファイルをそのまま再生に用いると、映像ファイルの無意味なデータ部分のデコードは行なえず、記録媒体上の無駄な領域を消費するという問題がある。また、インデックスファイル末尾に無意味なデータが存在すると、ありえないGOP位置を示すことになり再生が全く行なえない可能性もあるなどの問題があった。
【0007】
本発明は、これらの問題点を解決するものであり、映像ファイル及びこの映像ファイルのインデックスファイルによる記録容量の無駄な消費及びこれらファイルの再生エラーを防止することが可能な映像記録装置及び映像記録方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決し目的を達成するために、この発明の映像記録装置及び映像記録方法は、以下のように構成されている。
【0009】
(1)この発明の映像記録装置は、映像ファイルの検査及び修復を行なう映像ファイル検査修復手段と、前記映像ファイルのインデックス情報を含むインデックスファイルの検査及び修復を行なうインデックスファイル検査修復手段と、前記映像ファイル及び前記インデックスファイルを記録する記録手段とを備えている。
【0010】
(2)この発明の映像記録方法は、映像ファイル及びこの映像ファイルのインデックス情報を含むインデックスファイルの検査及び修復を行い、前記映像ファイル及び前記インデックスファイルを記録する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本実施の形態について説明する。
【0012】
図1は、この発明の第1の実施形態に係る映像記録装置の概略構成を示す図である。本装置の動作概略は次の通りである。
【0013】
システム制御部102は、ユーザからの指示101を受け取るとともに、各部への制御指示103を出力する。具体的に言うと、まず、システム制御部102は、映像入力選択指示を受け取る。それにより、システム制御部102は、各部へ制御指示103を出力し、入力映像をチューナからの映像またはライン入力からの映像のどちらかに切り替える。次に、システム制御部102は、即ち録画の開始指示を受け取る。システム制御部102は、MPEG2エンコーダ110及び録画制御部111を起動させる。MPEG2エンコーダ部110は、チューナ入力あるいはライン入力のうち選択された方の信号を受け取り、MPEG2圧縮を行い後段へ送出する。録画制御部111が起動されると、インデックスファイル118および映像ファイル117がオープンされ、それぞれのファイル名がファイルシステム120へ通知される。
【0014】
図2は、インデックスファイル118のデータ構造の一例を示す図である。インデックスファイル118は、映像ファイル117のインデックス情報を含む。インデックス情報とは、例えばGOP位置を示す情報である。映像ファイル117には、MPEG2エンコーダ部110から出力されるMPEG2圧縮されたデジタルデータが保存される。録画制御部111はMPEG2エンコーダ110から送信されるMPEG2圧縮されたデータを受け取り、MPEG2ヘッダを調べ、GOP先頭を検出した場合にはインデックスファイル118にファイル先頭からのGOP位置を書き込む。なお、GOP先頭の検出はMPEG2エンコーダ部110からの通知によって行っても構わない。GOP先頭の検出如何にかかわらず、MPEG2圧縮データは映像ファイル117へ書き込まれる。それぞれのファイル書き込みはファイルシステム120を経由して行われる。録画が継続している間はこの処理を継続する。
【0015】
最後に、システム制御部102が、ユーザからの指示101、即ち録画停止指示を受け取ると、MPEG2エンコーダ部110へエンコード停止、録画制御部111へ処理停止を行なう。MPEG2エンコード部110はエンコード停止指示を受け取ると、後段へのデータ送信を中止する。録画制御部111では、録画停止指示を受け取ると、映像ファイル117およびインデックスファイル118のクローズを行なう。
【0016】
この第1の実施形態の映像記録装置は、例えば起動時にシステム制御部102により修復処理が行われる。修復処理の概要フローチャートを図3に示す。システム制御部102は、記憶している全録画タイトルの映像ファイル名とインデックスファイル名の組を取り出す(ST101)。ここでは、全タイトルの修復は終了していないので(ST102、NO)、映像ファイル名とインデックスファイル名の組を一つずつ取り出し(ST103)、インデックスファイル修復部113、相互修復部114、映像ファイル修復部115を順にコールする(ST104、ST105、ST106)。この処理を映像ファイル名とインデックスファイル名の組の全てに対して行なう。
【0017】
まずインデックス修復部113が起動される。図4にインデックス修復部113の処理フローチャートを示す。例えば、インデックスファイルの各GOPの映像ファイル先頭からのオフセット値は8バイトで格納されているとする。この各々の8バイトをレコードと呼び、インデックスファイル中のそれぞれのレコードの値をindex[0], index[1], ....., index[N]と表す。なおNは総レコード長を示す。各レコードの値は、映像ファイル中のGOPの場所を順に格納しているため、単調に増加する。あるレコードの値index[i]よりも次のレコードの値index[i+1]が小さい場合はありえない。まず、インデックス修復部113では、インデックスファイルのファイルサイズを取得し、fSizeへ代入する(ST201)。次に、fSize/8の余りを求め(ST202)、0ならば(ST203、YES)、何も行なわないで次に進む。0以外ならば(ST203、NO)、余りの長さだけインデックスファイルのサイズを切り詰める(ST204)。次に変数Iに0を代入し(ST205)、インデックスファイルより8バイト読み込み、index[0]へ代入する(ST206)。ここからループに入る。インデックスファイルから8バイト読み込み、index[I+1]へ代入する(ST207)。index[I]<index[I+1]ならば(ST208、YES)、Iを1増やす(ST209)。IがN-1より大きい場合に(ST211、NO)、ループを抜け終了し、それ以外の場合はループ先頭(ST207)へ戻る。index[I]≧index[I+1]が成立する場合は(ST208、NO)、異常なデータが書き込まれていると判断し、index[I+1]以降のインデックスファイルを切り捨て(ST210)、修復処理は終了する。インデックス修復部113の処理により、インデックスファイルの各レコードは単調増加していることが保証される。
【0018】
次に相互修復部114が起動される。図5に相互修復部114の処理フローチャートを示す。本実施例では、簡単のために各pack長は2048バイト固定とし、Pack Hader長も14バイト固定する。さらに、GOPの先頭packには必ずSystem Headerが存在するものとする。この構造をもつ場合、各packを調べて15バイト目から18バイト目までのデータが0x00, 0x00, 0x01, 0xbb(System Header start code)ならばGOP先頭と判断が可能である。まず変数Iに0を代入する(ST301)。ここからループに入る。インデックスファイルから8バイト読み込み(ST302)、index[0]へ代入する。次に映像ファイルを先頭からindex[0]だけseekし(ST303)、1024バイト読み込み、bufferへ代入する(ST304)。Buffer[14] == 0 かつ buffer[15] == 0 かつ buffer[16] == 1 かつ buffer[17] == 0xbb ならば正常GOPと判断し(ST305、YES)、Iを1増やす(ST306)。IがN以上になった場合に(ST307、NO)、ループを抜け終了し、それ以外の場合は(ST307、YES)、ループ先頭(ST302)へ戻る。Buffer[14] != 0 または buffer[15] != 0 または buffer[16] != 1 または buffer[17] != 0xbbの場合は異常GOPと判断し(ST305、NO)、映像ファイルのうちindex[I]以降の部分を削除(ST308)、インデックスファイルのI番目以降のレコードを削除し(ST309)、修正処理を終了する。
【0019】
最後に映像ファイル修復部115が起動される。映像ファイル記録部では最終GOPのみ検査が行われ、MPEG2規格に準拠しているかの詳細な確認を行なう。映像ファイル修復部115の目的は、上記相互修復部114では、GOP先頭部分のみしか確認しないため、最終GOP直前までのGOPについては正当性が保証できるが、最終GOPについてはGOP先頭が存在することしか保証できない。よって、映像ファイル修復部115にて最終GOPの検査が必要になる。例えば、最終GOPが2048バイトの倍数(pack長の倍数)かの判断を行い、pack長の倍数でなければ、余り部分を切り捨てる。
【0020】
映像記録装置において録画実行中に停電などが発生してシステムへの電源供給が絶たれた場合において、既に記録媒体に記録されている映像ファイルおよびインデックスファイルを修復し、壊れた部分および映像ファイルとインデックスファイル間で不整合が発生している部分、不完全なGOPが取り除かれる。これにより、電源断までに録画していたタイトルを出来る限り救うことが出来る。さらに映像ファイルとインデックスファイルの不整合が無くなるため、再生において不具合が発生することも無くなる。また、起動時に録画済の全てのタイトルに対して修復処理が行われるが、この処理により全てのタイトルの整合性が常に保たれることになる。
【0021】
なおインデックスファイルの形式は、上記説明した形式にとらわれるものではない。映像ファイル中の各GOPの位置が何らかの形式で保存されていれば、上記説明した映像記録装置における修復処理が実現可能である。
【0022】
以上説明した映像記録装置は、録画実行中に電源断が発生しても、次回起動時に録画中に電源断が発生したことを検出し、録画対象となっていた映像ファイルおよびインデックスファイルに対して、それぞれファイルの単独修復および相互関係の整合性による修復を行い、映像ファイルおよびインデックスファイル中の異常なデータの切捨てを行い、正常に再生可能なファイルにすることができる。
【0023】
図6は、この発明の第2の実施形態に係る映像記録装置の概略構成を示す図である。本装置の動作概略について、図1に示す映像記録装置と異なる箇所を中心に説明する。
【0024】
この映像記録装置では、システム制御部102がユーザからの録画の開始指示を受け取った場合、システム制御部102は、MPEG2エンコーダ110の起動、及び録画制御部111の起動に加えて、状態記録部112へ「録画中」情報を通知する。状態記録部112では、システム制御部110から受け取った「録画中」情報により、「録画中フラグ」を記録媒体116または不揮発性メモリなどに書き込み、電源断でも情報が失われないようにする。
【0025】
次にユーザからの録画停止指示をシステム制御部102が受け取ると、システム制御部102は状態記録部112へ「録画停止」情報の通知を行なう。状態記録部112では、システム制御部102からの「録画停止」通知を受け取った場合にのみ録画が正常に終了したと判断し、記録媒体116に保持していた「録画中フラグ」をクリアする。このように、「録画中」フラグは、システムで録画を実行している時のみONになっている。
【0026】
上記の録画中の状態の時に、停電が発生したり、ユーザが誤って電源プラグを抜いたりした場合には、システム全体への電源供給が絶たれるため全てのシステムが停止する。その後、初めて電源が投入され、システムが起動した後、システム制御部102は状態制御部112に修復の必要性の問い合わせを行なう。システム制御部102は、記録媒体116または不揮発性メモリに記録している「録画中フラグ」により修復の必要性の可否を判断する。「録画中フラグ」が存在したならば、録画実行中に予期せぬ電源断が発生したと判断して、システム制御部102へ修復要の通知と、修復対象のファイル名の通知を行なう。「録画中フラグ」がクリアされていれば、録画は正常に終了しており修復の必要は無いため、システム制御部102へ修復不要の通知を行なう。
【0027】
システム制御部102は修復要の通知を受け取った場合には、修復対象のファイルのみファイル修復処理を開始する。図6に示す記録再生装置のファイル修復処理は、図1に示す映像記録再生装置のファイル修復処理と同様であり、再度の説明は省略する。
【0028】
この第2の実施形態の映像記録装置により、必要な場合のみ修復処理を起動させることが可能になり、システムの起動が迅速に行なえる。
【0029】
なお、本願発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【0030】
【発明の効果】
この発明によれば、映像ファイル及びこの映像ファイルのインデックスファイルによる記録容量の無駄な消費及びこれらファイルの再生エラーを防止することが可能な映像記録装置及び映像記録方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態に係る映像記録装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】インデックスファイルのデータ構造の一例を示す図である。
【図3】映像ファイル及びインデックスファイルの修復処理の概要を示すフローチャートである。
【図4】インデックスファイル修復部によるインデックスファイルの修復処理を示すフローチャートである。
【図5】相互修復部による映像ファイル及びインデックスファイルの修復処理を示すスフローチャートである。
【図6】この発明の第2の実施形態に係る映像記録装置の概略構成を示すブロック図である。
【図7】録画中の電源断の影響を受けた映像ファイルのデータの概略を示す図である。
【符号の説明】
102…システム制御部
110…MPEGエンコーダ
111…録画制御部
112…状態記録部
113…インデックスファイル修復部
114…相互修復部
115…映像ファイル修復部
116…記録媒体
120…ファイルシステム
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a video recording apparatus and a video recording method, and more particularly to a video recording apparatus and a video recording method for recording an MPEG2-encoded video on a recording medium such as a hard disk.
[0002]
[Prior art]
In recent years, attention has been focused on devices that encode MPEG2 encoded terrestrial TV broadcasts onto hard disks and DVD-RAM disks. When recording video to these devices, it is generally recorded as a file. When a general-purpose OS such as Linux is used as the OS (Operating System), the file system (file management and writing, The file system attached to the OS is also used for the part that controls reading).
[0003]
In this case, if a power failure occurs during recording or if the user accidentally disconnects the AC plug and a forced power cut occurs, the file restoration function of the OS file system will be available when the power is turned on the next time and the OS is started. The working file is repaired, but in the worst case, the file system itself may be destroyed. In recent years, a journaling file system that has a function to prevent inconsistencies and destruction of the file system from a sudden power interruption has started to be adopted.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, even when a journaling file system having a repair function is used as the file system in the above-mentioned conventional technology, only the consistency of the file management area (I-node) is guaranteed, and the data itself written in the file is Not guaranteed. This is because if the data itself is guaranteed, the efficiency such as the writing speed of the file system is lowered.
[0005]
FIG. 7 shows an outline of data of a recording target file when a power interruption occurs during recording. As shown in FIG. 7, the video data length recorded from the start of recording to the occurrence of power interruption, that is, the file length indicated by the management area, is normal until the middle of the file, but is random near the end of the file. Data is written. This phenomenon prevents duplication in the management area that manages the length of the file by duplicating the file, but the file data itself is written to the OS write buffer and hard disk. This is because the discharge of data contained in the cache is performed with a delay from the writing of the management area.
[0006]
In many cases, a video recording apparatus simultaneously writes an MPEG2 compressed video file of an input video and an index file that stores a GOP (Group of picture) position in the video file. In this case, meaningless data exists at the end of both the video file and the index file. If these files are used for reproduction as they are, there is a problem that a meaningless data portion of the video file cannot be decoded and a useless area on the recording medium is consumed. In addition, if meaningless data exists at the end of the index file, it indicates an impossible GOP position, and there is a possibility that reproduction may not be performed at all.
[0007]
The present invention solves these problems, and a video recording apparatus and a video recording capable of preventing wasteful consumption of recording capacity due to a video file and an index file of the video file and a reproduction error of these files. It is to provide a method.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems and achieve the object, a video recording apparatus and a video recording method of the present invention are configured as follows.
[0009]
(1) A video recording apparatus according to the present invention comprises a video file inspection / repair means for inspecting and repairing a video file, an index file inspection / repair means for inspecting and repairing an index file including index information of the video file, Recording means for recording the video file and the index file.
[0010]
(2) According to the video recording method of the present invention, the video file and the index file including the index information of the video file are inspected and repaired, and the video file and the index file are recorded.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The present embodiment will be described below with reference to the drawings.
[0012]
FIG. 1 is a diagram showing a schematic configuration of a video recording apparatus according to the first embodiment of the present invention. The outline of the operation of this apparatus is as follows.
[0013]
The system control unit 102 receives an instruction 101 from the user and outputs a control instruction 103 to each unit. Specifically, first, the system control unit 102 receives a video input selection instruction. Thereby, the system control unit 102 outputs a control instruction 103 to each unit, and switches the input video to either the video from the tuner or the video from the line input. Next, the system control unit 102 receives a recording start instruction. The system control unit 102 activates the MPEG2 encoder 110 and the recording control unit 111. The MPEG2 encoder unit 110 receives the signal selected from the tuner input or the line input, performs MPEG2 compression, and sends it to the subsequent stage. When the recording control unit 111 is activated, the index file 118 and the video file 117 are opened, and the file names are notified to the file system 120.
[0014]
FIG. 2 is a diagram illustrating an example of the data structure of the index file 118. The index file 118 includes index information of the video file 117. The index information is information indicating the GOP position, for example. The video file 117 stores MPEG2 compressed digital data output from the MPEG2 encoder unit 110. The recording control unit 111 receives the MPEG2-compressed data transmitted from the MPEG2 encoder 110, checks the MPEG2 header, and writes the GOP position from the file head to the index file 118 when the GOP head is detected. The GOP head detection may be performed by notification from the MPEG2 encoder unit 110. Regardless of the detection of the GOP head, the MPEG2 compressed data is written to the video file 117. Each file writing is performed via the file system 120. This process is continued while recording continues.
[0015]
Finally, when the system control unit 102 receives an instruction 101 from the user, that is, a recording stop instruction, the system control unit 102 stops encoding to the MPEG2 encoder unit 110 and stops processing to the recording control unit 111. When receiving the encoding stop instruction, the MPEG2 encoding unit 110 stops data transmission to the subsequent stage. When receiving a recording stop instruction, the recording control unit 111 closes the video file 117 and the index file 118.
[0016]
In the video recording apparatus according to the first embodiment, for example, the restoration process is performed by the system control unit 102 at the time of activation. An outline flowchart of the repair process is shown in FIG. The system control unit 102 extracts a set of video file names and index file names of all recorded titles stored (ST101). Here, since the restoration of all the titles has not been completed (ST102, NO), one set of video file name and index file name is taken out one by one (ST103), the index file restoration unit 113, the mutual restoration unit 114, and the video file. The repair unit 115 is called in order (ST104, ST105, ST106). This process is performed for all pairs of video file names and index file names.
[0017]
First, the index restoration unit 113 is activated. FIG. 4 shows a process flowchart of the index restoration unit 113. For example, it is assumed that the offset value from the top of each GOP video file in the index file is stored in 8 bytes. Each of these 8 bytes is called a record, and the value of each record in the index file is represented as index [0], index [1],..., Index [N]. N represents the total record length. The value of each record increases monotonically because the location of the GOP in the video file is stored in order. It is impossible that the value index [i + 1] of the next record is smaller than the value index [i] of a certain record. First, the index restoration unit 113 acquires the file size of the index file and substitutes it into fSize (ST201). Next, the remainder of fSize / 8 is obtained (ST202), and if it is 0 (ST203, YES), it proceeds to the next without performing anything. If it is other than 0 (ST203, NO), the size of the index file is truncated by the remaining length (ST204). Next, 0 is assigned to variable I (ST205), 8 bytes are read from the index file, and assigned to index [0] (ST206). Enter the loop from here. 8 bytes are read from the index file and assigned to index [I + 1] (ST207). If index [I] <index [I + 1] (ST208, YES), I is incremented by 1 (ST209). When I is larger than N−1 (ST211, NO), the process exits the loop and ends, otherwise, the process returns to the loop head (ST207). When index [I] ≧ index [I + 1] is satisfied (ST208, NO), it is determined that abnormal data is written, and index files after index [I + 1] are truncated (ST210). The repair process ends. The processing of the index restoration unit 113 ensures that each record of the index file is monotonously increasing.
[0018]
Next, the mutual repair unit 114 is activated. FIG. 5 shows a process flowchart of the mutual repair unit 114. In this embodiment, for simplicity, each pack length is fixed to 2048 bytes, and Pack Hader length is also fixed to 14 bytes. Furthermore, it is assumed that there is always a System Header in the first pack of the GOP. In the case of this structure, if each pack is examined and the data from the 15th byte to the 18th byte is 0x00, 0x00, 0x01, 0xbb (System Header start code), it can be determined as the GOP head. First, 0 is substituted for variable I (ST301). Enter the loop from here. 8 bytes are read from the index file (ST302) and assigned to index [0]. Next, the video file is seeked by index [0] from the top (ST303), 1024 bytes are read and substituted into buffer (ST304). If Buffer [14] == 0 and buffer [15] == 0 and buffer [16] == 1 and buffer [17] == 0xbb, it is determined as a normal GOP (ST305, YES), and I is incremented by 1 (ST306) ). When I becomes N or more (ST307, NO), the process exits the loop and ends (ST307, YES), and returns to the loop head (ST302). Buffer [14]! = 0 or buffer [15]! = 0 or buffer [16]! = 1 or buffer [17]! = If 0xbb, it is judged as an abnormal GOP (ST305, NO), and the index of the video file [I] and subsequent portions are deleted (ST308), the I-th and subsequent records in the index file are deleted (ST309), and the correction process is terminated.
[0019]
Finally, the video file restoration unit 115 is activated. In the video file recording unit, only the final GOP is inspected to confirm in detail whether it complies with the MPEG2 standard. The purpose of the video file restoration unit 115 is that the mutual restoration unit 114 only confirms the GOP head part, so that the validity of the GOP up to immediately before the final GOP can be guaranteed, but the GOP head exists for the last GOP. Can only be guaranteed. Accordingly, the final GOP needs to be inspected by the video file restoration unit 115. For example, it is determined whether the final GOP is a multiple of 2048 bytes (a multiple of the pack length). If it is not a multiple of the pack length, the remainder is discarded.
[0020]
When a power outage occurs during video recording in the video recording device and the power supply to the system is cut off, the video file and index file already recorded on the recording medium are repaired, Inconsistent GOPs between index files and incomplete GOPs are removed. As a result, it is possible to save as much as possible the titles that were recorded before the power was turned off. Furthermore, since there is no inconsistency between the video file and the index file, there is no occurrence of a problem in reproduction. In addition, a restoration process is performed on all recorded titles at the time of startup, and this process always maintains the consistency of all titles.
[0021]
The format of the index file is not limited to the format described above. If the position of each GOP in the video file is stored in some form, the above-described restoration processing in the video recording apparatus can be realized.
[0022]
The video recording apparatus described above detects that a power interruption has occurred during recording at the next start-up even if a power interruption occurs during recording execution. Each file can be repaired independently and repaired by mutual consistency, and abnormal data in the video file and the index file can be cut off to make a normally reproducible file.
[0023]
FIG. 6 is a diagram showing a schematic configuration of a video recording apparatus according to the second embodiment of the present invention. An outline of the operation of this apparatus will be described with a focus on differences from the video recording apparatus shown in FIG.
[0024]
In this video recording apparatus, when the system control unit 102 receives a recording start instruction from a user, the system control unit 102 starts the MPEG2 encoder 110 and starts the recording control unit 111, in addition to the status recording unit 112. Notify the “Recording” information. The status recording unit 112 writes the “recording flag” in the recording medium 116 or the nonvolatile memory based on the “recording” information received from the system control unit 110 so that the information is not lost even when the power is turned off.
[0025]
Next, when the system control unit 102 receives a recording stop instruction from the user, the system control unit 102 notifies the status recording unit 112 of “recording stop” information. The status recording unit 112 determines that the recording has ended normally only when the “recording stop” notification from the system control unit 102 is received, and clears the “recording flag” held in the recording medium 116. As described above, the “recording” flag is ON only when recording is being performed in the system.
[0026]
If a power failure occurs or the user unplugs the power plug accidentally during the recording state, the entire system is stopped because the power supply to the entire system is cut off. Thereafter, after the power is turned on for the first time and the system is started, the system control unit 102 inquires of the state control unit 112 about the necessity for repair. The system control unit 102 determines whether restoration is necessary or not based on the “recording flag” recorded in the recording medium 116 or the nonvolatile memory. If the “recording flag” exists, it is determined that an unexpected power interruption has occurred during recording, and the system control unit 102 is notified of the necessity of repair and the file name to be repaired. If the “recording flag” is cleared, the recording is normally completed and there is no need for repair, so the system control unit 102 is notified that repair is not required.
[0027]
When the system control unit 102 receives a notification indicating that repair is necessary, the system control unit 102 starts file repair processing for only the file to be repaired. The file restoration process of the recording / reproducing apparatus shown in FIG. 6 is the same as the file restoration process of the video recording / reproducing apparatus shown in FIG.
[0028]
The video recording apparatus according to the second embodiment makes it possible to activate the repair process only when necessary, and the system can be activated quickly.
[0029]
Note that the present invention is not limited to the above-described embodiment, and various modifications can be made without departing from the scope of the invention in the implementation stage. In addition, the embodiments may be appropriately combined as much as possible, and in that case, the combined effect can be obtained. Further, the above embodiments include inventions at various stages, and various inventions can be extracted by appropriately combining a plurality of disclosed constituent elements. For example, even if some constituent requirements are deleted from all the constituent requirements shown in the embodiment, the problem described in the column of the problem to be solved by the invention can be solved, and the effect described in the column of the effect of the invention Can be obtained as an invention.
[0030]
【The invention's effect】
According to the present invention, it is possible to provide a video recording apparatus and a video recording method capable of preventing wasteful consumption of recording capacity due to a video file and an index file of the video file and a reproduction error of these files.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a schematic configuration of a video recording apparatus according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a diagram illustrating an example of a data structure of an index file.
FIG. 3 is a flowchart showing an outline of restoration processing of a video file and an index file.
FIG. 4 is a flowchart showing index file repair processing by the index file repair unit.
FIG. 5 is a flowchart illustrating video file and index file repair processing by the mutual repair unit.
FIG. 6 is a block diagram showing a schematic configuration of a video recording apparatus according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a diagram showing an outline of data of a video file that is affected by a power interruption during recording.
[Explanation of symbols]
102 ... System control unit 110 ... MPEG encoder 111 ... Recording control unit 112 ... Status recording unit 113 ... Index file restoration unit 114 ... Mutual restoration unit 115 ... Video file restoration unit 116 ... Recording medium 120 ... File system

Claims (4)

突然の電源断からファイル管理領域の情報の整合性を保証する機能を有し、映像ファイル及びこの映像ファイルの中のピクチャーグループの場所を格納しているインデックスファイルの両方の末尾の無意味なデータを削除する映像記録装置であって、
バイト単位のレコードにより構成される前記インデックスファイルのファイルサイズを取得し、この取得したファイルサイズを前記バイト単位に対応する8で除算し、余りの長さだけインデックスファイルを切り詰め、単調増加する各レコードの値を調べて単調増加の条件に該当しないレコード以降を切り捨てるインデックスファイル処理手段と、
前記インデックスファイル処理手段により処理されたインデックスファイルに基づき、映像ファイルの中のピクチャーグループを構成する先頭パックの所定位置に所定コードが存在するか否かに基づきピクチャーグループの正常又は異常を判断し、異常と判断されたピクチャーグループ以降を削除し、さらにインデックスファイルの中の異常と判断されたピクチャーグループ以降を指すレコードも削除するファイル相互処理手段と、
前記ファイル相互処理手段により処理された映像ファイルの中の最終のピクチャーグループが所定バイト数の倍数で構成されているか否かを検査し、所定バイト数の倍数ではなく余りが生じる場合には、その余り部分を切り捨てる映像ファイル処理手段と、
前記インデックスファイル処理手段、前記ファイル相互処理手段、及び前記映像ファイル処理手段により処理された前記インデックスファイル及び前記映像ファイルを記録する記録手段と、
を備えたことを特徴とする映像記録装置。
A meaningless data at the end of both the video file and the index file that stores the location of the picture group in this video file, which has a function to guarantee the consistency of information in the file management area from sudden power interruption A video recording device for deleting
The file size of the index file composed of records in units of 8 bytes is acquired, the acquired file size is divided by 8 corresponding to the units of bytes , the index file is truncated by the remaining length, and each monotonously increasing An index file processing means that examines the value of the record and truncates the records that do not meet the monotonically increasing condition,
Based on the index file processed by the index file processing means, determine whether the picture group is normal or abnormal based on whether or not a predetermined code is present at a predetermined position of the leading pack constituting the picture group in the video file, A file mutual processing means for deleting a picture group after the picture group determined to be abnormal, and further deleting a record indicating the picture group after the picture group determined to be abnormal in the index file;
It is checked whether the last picture group in the video file processed by the file mutual processing means is composed of a multiple of a predetermined number of bytes, and if there is a remainder instead of a multiple of the predetermined number of bytes, Video file processing means to cut off the remainder,
Recording means for recording the index file and the video file processed by the index file processing means, the file mutual processing means, and the video file processing means;
A video recording apparatus comprising:
記録開始指示の受け取りに基づき記録中を示す情報を記録し、記録停止指示の受け取りに基づき前記記録中を示す情報をクリアする状態記録手段と、
前記状態記録手段により記録された記録中を示す情報の存在に基づき、前記インデックスファイル処理手段、前記ファイル相互処理手段、前記映像ファイル処理手段による前記インデックスファイル及び前記映像ファイルの両方の末尾の無意味なデータを削除する処理を実行する制御手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の映像記録装置。
Status recording means for recording information indicating recording based on receipt of a recording start instruction, and clearing information indicating recording based on reception of a recording stop instruction;
Based on the presence of information indicating that recording is in progress recorded by the status recording means, the index file processing means, the file mutual processing means, the meaning of the end of both the index file and the video file by the video file processing means Control means for executing processing for deleting unnecessary data;
The video recording apparatus according to claim 1, further comprising:
突然の電源断からファイル管理領域の情報の整合性を保証する機能を有し、映像ファイル及びこの映像ファイルの中のピクチャーグループの場所を格納しているインデックスファイルの両方の末尾の無意味なデータを削除する映像記録方法であって、
バイト単位のレコードにより構成される前記インデックスファイルのファイルサイズを取得し、この取得したファイルサイズを前記バイト単位に対応する8で除算し、余りの長さだけインデックスファイルを切り詰め、単調増加する各レコードの値を調べて単調増加の条件に該当しないレコード以降を切り捨て、
前記インデックスファイルに基づき、映像ファイルの中のピクチャーグループを構成する先頭パックの所定位置に所定コードが存在するか否かに基づきピクチャーグループの正常又は異常を判断し、異常と判断されたピクチャーグループ以降を削除し、さらにインデックスファイルの中の異常と判断されたピクチャーグループ以降を指すレコードも削除し、
前記映像ファイルの中の最終のピクチャーグループが所定バイト数の倍数で構成されているか否かを検査し、所定バイト数の倍数ではなく余りが生じる場合には、その余り部分を切り捨て、
前記インデックスファイル及び前記映像ファイルを記録する、
ことを特徴とする映像記録方法。
A meaningless data at the end of both the video file and the index file that stores the location of the picture group in this video file, which has a function to guarantee the consistency of information in the file management area from sudden power interruption A video recording method for deleting
The file size of the index file composed of records in units of 8 bytes is acquired, the acquired file size is divided by 8 corresponding to the units of bytes , the index file is truncated by the remaining length, and each monotonously increasing Check the record value and truncate records that do not meet the monotonically increasing condition.
Based on the index file, whether the picture group is normal or abnormal is determined based on whether or not a predetermined code is present at a predetermined position of the first pack constituting the picture group in the video file. Is deleted, and records that point to the picture group and later in the index file are also deleted.
Check whether the last picture group in the video file is composed of a multiple of a predetermined number of bytes, and if there is a remainder instead of a multiple of the predetermined number of bytes, the remainder is truncated,
Recording the index file and the video file;
And a video recording method.
記録開始指示の受け取りに基づき記録され、記録停止指示の受け取りに基づきクリアされる記録中を示す情報の存在に基づき、前記インデックスファイル及び前記映像ファイルの両方の末尾の無意味なデータを削除する処理を実行する、
ことを特徴とする請求項3に記載の映像記録方法。
Processing for deleting meaningless data at the end of both the index file and the video file based on the presence of information indicating that recording is in progress and is recorded upon receipt of a recording start instruction and cleared upon receipt of a recording stop instruction Run the
The video recording method according to claim 3.
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