JP3984038B2 - Boiling water nuclear power plant - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、原子炉圧力容器(RPV)の配管が破断してRPV内の炉心を冷却する水量が通常運転中に想定される過渡変化の範囲を越えて減少するような非常時には前記RPVに注水して前記炉心を冷却する非常用炉心冷却システム(ECCS)が備えられる沸騰水型原子力発電所に関し、特にECCSに非常用注水以外の機能も持たせた沸騰水型原子力発電所に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の沸騰水型原子力発電所が備えているECCSの構成について説明する。
【0003】
図1は従来の135万KWe級改良型沸騰水型原子力発電所(以下ABWR)のECCSの構成を示したものである。また図2は前記ECCS構成を模式的に示したものである。
【0004】
図1に示す原子力発電所の概要を述べる。
【0005】
炉心に燃料集合体が備わる原子炉圧力容器(RPV)9は、原子炉格納容器(PCV)8に全体的に包まれるように収納される。RPV9を収納するPCV8の内部空間は、ドライウェル19と圧力抑制室(S/C)20に分けられる。RPV内の冷却水を多量に喪失する事故の際、冷却水が気水混合物となって放出される空間がドライウェル19である。ドライウェル19に放出された前記気水混合物は、ベント管(図示せず)を経てS/C20内の圧力抑制プール(S/P)11に導かれて冷却凝縮され、PCV内の圧力上昇を抑制する。
【0006】
またドライウェル19の外に置かれる復水貯蔵タンク(CST)10はドライウェル19内に置くことも可能である。
【0007】
前記S/P11は、配管42、残留熱除去系(RHR系)ポンプ45、RHR系熱交換器46、配管47を介してRPV9に連通している。またRPV9は、配管44、配管42、RHR系ポンプ45、RHR系熱交換器46、配管47を通して再びRPV9に戻る流路を有する。これらは、電源系(A、B、C)の3区分がそれぞれ備えられ、低圧のECCSを構成している。
【0008】
タービン24で駆動される原子炉隔離時冷却系(RCIC系)ポンプ30は、CST10あるいはS/P11の水を、配管26、配管28、配管32を介してRPV9に注入する。これは電源系Aに属する。HPCF系ポンプ13は、CST10あるいはS/P11の水を、配管26、配管15、配管14、配管18を介してRPV9に注入する。HPCF系ポンプ13は、電源系(B、C)の2区分がそれぞれ備えられる。高圧炉心注水系(RCIC系)ポンプ30、HPCF系ポンプ13は、高圧のECCSを構成する。
【0009】
上記ABWRのECCSは、単なる非常用の注水設備としての機能だけでなく、常用のいくつかの機能も兼ね備えた設備とすることで合理化を図っており、以下の条件を満たすように設計されている。
【0010】
第一に、ポンプ等の動的機器の駆動電源は独立した3区分の電源から供給されること、第二に、高圧かつ低流量の運転点(RPVに接続する配管の中小破断の時に必要な運転状態。この時にはRPV内が高圧のまま水位が低下するため。)と低圧かつ大流量の運転点(RPVに接続する配管の大破断の時に必要な運転状態。この時にはRPV内が急速に減圧されると同時に、急速にRPV内水位が低下するため。)の両方での注水が可能であること、第三に、通常運転中に起こりうるRPV内の過渡的な水位低下発生時に、高圧かつ低流量運転点で運転してRPV内へ補給水を実施できること、第四に、原子炉停止時に原子炉で発生する残留熱を除去できること、第五に、事故時にPCV内を冷却することができること、である。
【0011】
以上の要件を満たすための従来のECCSについて、図2に沿い説明する。
【0012】
ECCS1はA系ECCS2とB系ECCS3と、C系ECCS4の3区分で構成される。それぞれはA系の電源系5,B系の電源系6,C系の電源系7から図1に示すポンプ13,30,45や電動弁などの動的機器の駆動電力が供給される。前記A系電源系5,B系電源系6,C系電源系7は、互いに独立した電源系統である。
【0013】
前記3区分は、それぞれ高圧系ECCSと低圧系ECCSが1系統ずつの計2系統を備えている。前記A系ECCS2は、高圧系ECCSとして原子炉隔離時冷却系(RCIC系)1系統、低圧系ECCSとして残留熱除去系(RHR系)1系統を備えている。前記B系ECCS3は、高圧系ECCSとして高圧炉心注水系(HPCF系)1系統、低圧系ECCSとしてRHR系1系統を備えている。前記C系ECCS4もまた、高圧系ECCSとしてHPCF系1系統、低圧系ECCSとしてRHR系1系統を備えている。
【0014】
これら高圧系ECCSと低圧系ECCSのポンプ性能の関係を図3に示す。図3は横軸にポンプ流量、縦軸にポンプ揚程を示している。RPVに接続する配管の中小破断時に要求されるECCSポンプの運転点が運転点71であり、大破断時に要求されるECCSポンプの運転点が運転点72である。つまりECCSはこの2点を通る性能曲線を持つポンプにより構成されていれば良い。しかしながら、前記2点の運転点の両方を1台でカバーできるような性能曲線を持つポンプは製作が難しくコスト的に不利なため、従来の技術では高圧系ECCSポンプ(性能曲線73を有するポンプ)と低圧系ECCSポンプ(性能曲線74を有するポンプ)の2系列を各区分に持たせる設計としている。区分は電源構成と同じく3区分としなくてはいけないため、従来の技術では沸騰水型原子力発電所では合計6系列のECCSを備えていた。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術では、従来の技術に示した4つの要件を満たすためにECCSとして計6つもの系統を沸騰水型原子力発電所に持たせている。しかしながらECCSは通常運転中は基本的に使用しない系統であるばかりでなく、高い安全グレードを要求されるため機器コストが高い系統である。よって多系統のECCSを1つのプラントに設置することは経済的に不利な要因となる。
【0016】
上記のような問題に鑑み、本発明は、ECCSの系統数を出来る限り少ない簡単な構成にして原子力発電プラントの経済性を向上させることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明は、RPVに連通され、かつ水等の流体を流通する配管が破断してRPV内の炉心を冷却する水量が通常運転中に想定される過渡変化の範囲を越えて減少するような非常時には、RPVに注水して炉心を冷却する非常用炉心冷却システム(ECCS)が備えられる沸騰水型原子力発電所において、ECCSは、RPVに注水するポンプを夫々1台づつ備える3つの系統を有し、かつ各ポンプの駆動電源はそれぞれ独立した3区分の別電源系とし、3つの系統のうち、少なくとも2系統にはRPVに注水される冷却水を冷やす熱交換器を備えたことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、本発明の実施例を示す図面を引用して説明する。本発明の実施例は図4、図5、図12、図13で示しているが、要所で従来例と比べながら本発明を解説する。
【0019】
図4は本発明の実施例となる70万Kwe級改良型沸騰水型原子力発電所(従来技術に示した改良型沸騰水型原子力発電所の約半分の電気出力)のECCSの構成を示している。
【0020】
また、図5は本発明の実施例となるECCSの構成を模式的に示したものである。従来の技術同様、ECCS81はA系ECCS82とB系ECCS83と、C系ECCS84の3区分で構成される。
【0021】
それぞれはA系電源系85,B系電源系86,C系電源系87からポンプや電動弁などの動的機器の駆動電源を供給する。前記A系電源系85,B系電源系86,C系電源系87は、互いに独立した電源系統である。前記A系ECCS82は、低圧系ECCSであるRHR系1系統を備えている。前記B系ECCS83もまた、低圧系ECCSであるRHR系1系統を備えている。前記C系ECCS84は、高圧系ECCSであるHPCF系1系統を備えている。よってECCSは全部で3系統のみとなる。
【0022】
ここで、本発明の理解を深めるために、図6、図7、図8、図9、図10、図11に示す従来例に触れる。
【0023】
図6にHPCF系の系統構成を示す。復水貯蔵タンク(CST)10あるいは圧力抑制プール(S/P)11の水をそれぞれ配管12あるいは配管15を通して(この切り替えは電動弁16と電動弁17の開閉により行う)HPCF系ポンプ13へ導き、前記ポンプ13で昇圧してから配管14及び配管18を通してRPVに注入する。
【0024】
図7にRCIC系の系統構成を示す。RPV9内で発生する蒸気を、主蒸気配管21から分岐する配管22及び配管23を通して、RCIC系ポンプ30と軸が直結しているタービン24へ導きこれを駆動する。前記タービン24の排気は、配管25を通して前記S/P11へと排出する。前記RCIC系ポンプ30は、前記HPCF系と同じくCST10あるいはS/P11の水を、それぞれ配管26及び配管28を通して(この切り替えは電動弁27と電動弁29の開閉により行う)水源とし、この水を昇圧して配管31と配管32を通して前記RPV9に注入する。高圧系ECCSであるHPCF系ポンプ13とRCIC系ポンプ30はプラント通常運転圧力付近でもRPVに注水できるほどの高楊程ポンプである。
【0025】
図8にRPV注水時のRHR系及びADSの系統構成を示す。前記S/P11の水を配管42を通してRHR系ポンプ45へ導き、前記RHR系ポンプ45で昇圧して配管47を通してRPV9へ注入する。前記RHR系ポンプ45は低圧系ECCSでありRPV9内圧力が大気圧付近の時に前記RPV9に注水することを想定した低楊程ポンプであるため、前記RPV9内の圧力が高い状態では注水ができない。このような場合には、前記RHR系ポンプ45起動前にADS49により前記RPV9内圧力を低下させる。ADSは、前記RPV9内で発生した蒸気をタービン側へと導く主蒸気配管21に設置された主蒸気逃がし安全弁49を、アキュムレータにより強制的に開操作し、蒸気を配管48から配管50を通してS/P11内へ排出するシステムである。
【0026】
前記ADSの起動論理を図9に示す。「RPV9内の水位が規定値よりも低下した」という条件65と「ドライウェル19内の圧力が規定値よりも高くなった」という条件66の両方が満たされ、かつ「低圧系ECCSが起動している」という条件68が成立した場合に「ADS49起動」という操作67が実行される。
【0027】
図10にRHR系の停止時原子炉残留熱除去運転モード時の系統構成を示す。図10は、図8から電動弁41を閉操作、電動弁43を開操作した状態である。RPV9内の水を配管44から配管42を通してRHR系ポンプ45に導き、前記RHR系ポンプ45で昇圧し、RHR系熱交換器46を通すことで冷却した上で配管47を通して前記RPV9へ戻す。前記RHR系熱交換器46には配管61を通して冷却水が供給されており、配管62から排出している。
【0028】
図11にRHR系の事故時格納容器冷却運転モード時の系統構成を示す。図11は図8から電動弁67と電動弁68を閉操作し、電動弁63と電動弁64と電動弁65と電動弁66を開操作した状態である。S/Pの水を配管42を通してRHR系ポンプ45に導き、前記RHR系ポンプ45で昇圧した後配管69及び配管70を通して、それぞれスパージャ101及びスパージャ102から、ドライウェル105及びS/C20へ放水する。
【0029】
これら高圧系ECCSと低圧系ECCSのポンプ性能の関係を図12に示す。図12は横軸にポンプ流量、縦軸にポンプ揚程を示している。RPVに接続する配管の中小破断時に要求されるECCSポンプの運転点が運転点91であり、大破断時に要求されるECCSポンプの運転点が運転点92である。プラント出力を100MWe以下に低減することで低圧系ECCSの必要流量を低減し、HPCF系ポンプの性能曲線93がこの2点を通るようにすることを可能とした。これにより、前記C系ECCSは低圧系ECCSが必要なくなり、HPCF系1系統のみの構成とすることが可能となった。
【0030】
一方、前記A系ECCSとB系ECCSはADS起動条件を強化し、低圧系ECCSの起動圧力を従来の技術よりも高く設定することで高圧系ECCSを削除可能とし、低圧系ECCSであるRHR系のみの構成とした。前記ADS起動条件の強化について図13に示す。図13は図9と同様にADS起動論理を示した図である。すなわち、本発明では「RPV9内の水位が規定値よりも低下した」という条件65と「ドライウェル19内の圧力が規定値よりも高くなった」という条件66のいずれか一方が満たされ、かつ「低圧系ECCSが起動している」という条件68が成立した場合に「ADS49起動」という操作67が実行されるようにした。
【0031】
このようにADS49の起動条件が緩和されるため、RPV9内圧力が高い状態でも前記ADSの起動と前記RHR系(低圧系ECCS)による前記PRV内への注水がより確実に行われるようになる。更に、低圧系ECCSが起動する時のRPV内圧力の設定値を引き上げた。
【0032】
なぜなら、RPV9内の水位低下を検知すると直ちにポンプを起動し、前記RPV9内への注水を開始できるHPCF系と異なり、RHR系は前記RPV内の水位低下を検知してからADS49が起動して前記RPV9内の圧力がRHR系の運転可能圧力になるまで下がってから起動して前記RPV9内へ注水を行うため、HPCF系に比べて注水開始までの時間が若干必要だからである。そこでRHR系を起動するための前記RPV内の圧力設定値を引き上げることにより、注水開始までの時間差を縮め、HPCF系のような高圧系ECCSの設置の必要性を低減した。
【0033】
以上のように、本発明ではECCSの3つの各区分に高圧系ECCSあるいは低圧系ECCSの1系統のみずつ設置する構成のECCSを備えた沸騰水型原子力発電所を提供する。
【0034】
上述した本発明の主な特徴を挙げると、次の通りである。
【0035】
第一の特徴は、ECCSの構成を各電源区分に1系統のみずつの計3系統とし、そのうち2つ以上の系統でポンプから熱交換器を通してRPVへ注水できる構成とすることである。
【0036】
これにより、系統数を電源区分と同数まで減少させたECCSで、かつ原子炉停止時に炉心で発生する崩壊熱を除去する機能と、事故時に格納容器を冷却する機能を備えたECCSを備えた沸騰水型原子力発電所を提供できる。
【0037】
第二の特徴は、ECCSの構成を高圧系ECCSが1系統、低圧系ECCSが2系統の合計3系統である構成とし、「前記RPV内水位が規定値よりも低いこと」、あるいは「前記PCV内のドライウェルにおける圧力が規定値よりも高いこと」のいずれか一つが成立し、かつ「低圧系ECCSが起動していること」が成立したことを前記ADSの起動条件とすることである。
【0038】
これにより、高圧系ECCSと低圧系ECCSにより第一の手段を実現し、かつ通常運転中に前記RPV内水位が過渡的に低下した時に前記RPV内へ補給水を注水する機能を備えたECCS構成を提供できる。
【0039】
第三の特徴は、第一の特徴で述べたECCS構成において、低圧系ECCSの起動圧力を、高圧系ECCSの起動圧力の1/2より大きく、通常時運転圧力約7MPa(gage)より小さくすることである。
【0040】
これにより、第二の特徴による作用に加え、RPVに接続する配管に破断が発生するなどの事故時に、低圧系ECCSが高圧系ECCSなみに速やかに前記RPV内への注水を開始することが可能なECCSを有する沸騰水型原子力発電所を提供する。
【0041】
第四の特徴は、第一の特徴あるいは第二の特徴で述べたECCS構成において、発電所電気出力を100万KWe以下とすることである。
【0042】
これにより、第一の特徴あるいは第二の特徴を実現する適当なプラント出力レベルの沸騰水型原子力発電所を提供できる。
【0043】
【発明の効果】
本発明によれば、簡単な構成にして原子力発電プラントの経済性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例に係るもので、RPVおよびECCSの配管系統を全体的に示した概略図である。
【図2】従来例に係るもので、ECCSを電源系との関連でまとめた概略図である。
【図3】従来例に係るもので、ECCSポンプの性能曲線図である。
【図4】本発明の実施形態に係る実施例で、RPVおよびECCSの配管系統を全体的に示した概略図である。
【図5】本発明の実施形態に係る実施例で、ECCSを電源系との関連でまとめた概略図である。
【図6】従来例に係るもので、HPCF系の系統構成を示す図である。
【図7】従来例に係るもので、RCIC系の系統構成を示す図である。
【図8】従来例に係るもので、RHR系のRPV注水モード時の系統構成を示す図である。
【図9】従来例に係るもので、ADS系の起動原理を示すブロック図である。
【図10】従来例に係るもので、RHR系の停止時冷却モード時の系統構成を示す図である。
【図11】従来例に係るもので、RHR系の格納容器冷却モード時の系統構成を示す図である。
【図12】本発明の実施形態に係る実施例で、ECCSポンプの性能曲線図である。
【図13】本発明の実施形態に係る実施例で、ADS系の起動原理を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,81…ECCS、2,82…A系ECCS、3,83…B系ECCS、4,84…C系ECCS、8…原子炉格納容器、9…原子炉圧力容器(RPV)、10…復水貯蔵タンク、11…サプレッションプール(S/P)、13…高圧炉心注水系(HPCF系)ポンプ、19…ドライウェル、20…圧力抑制室(S/C)、21…主蒸気配管、24…原子炉隔離時冷却系(RCIC系)タービン、30…RCIC系ポンプ、45…残留熱除去系(RHR系)ポンプ、46…RHR系熱交換器、49…自動減圧系(ADS)、73,93…高圧系ECCSポンプ性能曲線、74,94…低圧系ECCSポンプ性能曲線、101…ドライウェルスパージャ、102…S/Cスパージャ。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
In the present invention, water is poured into the RPV in an emergency where the piping of the reactor pressure vessel (RPV) is broken and the amount of water for cooling the reactor core in the RPV decreases beyond the range of transient changes assumed during normal operation. In particular, the present invention relates to a boiling water nuclear power plant equipped with an emergency core cooling system (ECCS) for cooling the core, and more particularly to a boiling water nuclear power plant having functions other than emergency water injection in ECCS.
[0002]
[Prior art]
The configuration of ECCS provided in a conventional boiling water nuclear power plant will be described.
[0003]
FIG. 1 shows the ECCS configuration of a conventional 1.35 million KWe class improved boiling water nuclear power plant (hereinafter referred to as ABWR). FIG. 2 schematically shows the ECCS configuration.
[0004]
The outline of the nuclear power plant shown in FIG. 1 will be described.
[0005]
A reactor pressure vessel (RPV) 9 having a fuel assembly in the core is accommodated so as to be entirely enclosed in a reactor containment vessel (PCV) 8. The internal space of the
[0006]
The condensate storage tank (CST) 10 placed outside the
[0007]
The S /
[0008]
A reactor isolation cooling system (RCIC system)
[0009]
The above ABWR ECCS is designed not only to function as an emergency water injection facility but also to have several functions for regular use, and is designed to satisfy the following conditions: .
[0010]
First, the drive power for dynamic equipment such as pumps is supplied from three independent power sources, and second, the operating point for high pressure and low flow rate (necessary for small and medium breakage of piping connected to the RPV) Operational state, because the water level drops while the pressure inside the RPV remains high) and a low-pressure, high-flowing operating point (operating state required when the pipe connected to the RPV is severely ruptured. At the same time, the water level in the RPV decreases rapidly.) Third, it is possible to inject water at both, and thirdly, when a transient water level decrease in the RPV that may occur during normal operation occurs, The ability to operate at a low flow point and supply makeup water into the RPV, fourth, the ability to remove residual heat generated in the reactor when the reactor is shut down, and fifth, the ability to cool the PCV during an accident .
[0011]
A conventional ECCS for satisfying the above requirements will be described with reference to FIG.
[0012]
The ECCS 1 is composed of three sections: an A-system ECCS 2, a B-system ECCS 3, and a C-system ECCS 4. Drive power for dynamic devices such as the
[0013]
The three sections have two systems, one for each of the high-pressure ECCS and the low-pressure ECCS. The A-system ECCS 2 includes a reactor isolation cooling system (RCIC system) as a high-pressure ECCS and a residual heat removal system (RHR system) as a low-pressure ECCS. The B-system ECCS 3 includes one high-pressure core water injection system (HPCF system) as a high-pressure ECCS and one RHR system as a low-pressure ECCS. The C-system ECCS 4 also includes one HPCF system as a high-pressure ECCS and one RHR system as a low-pressure ECCS.
[0014]
The relationship between the pump performance of these high-pressure ECCS and low-pressure ECCS is shown in FIG. FIG. 3 shows the pump flow rate on the horizontal axis and the pump head on the vertical axis. The operating point of the ECCS pump required when the pipe connected to the RPV is small or small is the
[0015]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional technology, a boiling water nuclear power plant has a total of six systems as ECCS in order to satisfy the four requirements shown in the conventional technology. However, ECCS is not only a system that is basically not used during normal operation, but also a system with high equipment costs because a high safety grade is required. Therefore, it is economically disadvantageous to install a multi-system ECCS in one plant.
[0016]
In view of the above problems, an object of the present invention is to improve the economic efficiency of a nuclear power plant by making the number of ECCS systems as simple as possible.
[0017]
[Means for Solving the Problems]
The present invention is an emergency in which a pipe communicating with an RPV and flowing through a fluid such as water is broken and the amount of water for cooling the core in the RPV is reduced beyond the range of transient changes assumed during normal operation. Sometimes, in a boiling water nuclear power plant equipped with an emergency core cooling system (ECCS) that injects water into the RPV and cools the core, the ECCS has three systems each having one pump that injects water into the RPV. In addition, the drive power supply of each pump is an independent three-part power supply system, and at least two of the three systems are provided with heat exchangers that cool the cooling water injected into the RPV. .
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings illustrating examples of the present invention. The embodiment of the present invention is shown in FIGS. 4, 5, 12, and 13, but the present invention will be explained in comparison with the conventional example in the main points.
[0019]
FIG. 4 shows an ECCS configuration of a 700,000 Kwe class improved boiling water nuclear power plant (about half the electrical output of the improved boiling water nuclear power plant shown in the prior art) as an embodiment of the present invention. Yes.
[0020]
FIG. 5 schematically shows the configuration of an ECCS that is an embodiment of the present invention. As in the prior art, the
[0021]
Each of them supplies driving power for a dynamic device such as a pump or an electric valve from an A system
[0022]
Here, in order to deepen the understanding of the present invention, the conventional examples shown in FIGS. 6, 7, 8, 9, 10, and 11 will be referred to.
[0023]
FIG. 6 shows the system configuration of the HPCF system. The water in the condensate storage tank (CST) 10 or the pressure suppression pool (S / P) 11 is led to the
[0024]
FIG. 7 shows the system configuration of the RCIC system. The steam generated in the
[0025]
FIG. 8 shows the system configuration of the RHR system and the ADS during RPV water injection. The water of the S /
[0026]
The activation logic of the ADS is shown in FIG. Both the
[0027]
FIG. 10 shows the system configuration in the reactor residual heat removal operation mode when the RHR system is stopped. FIG. 10 shows a state in which the motor-operated
[0028]
FIG. 11 shows the system configuration in the RHR system containment vessel cooling operation mode during an accident. FIG. 11 shows a state in which the motor-operated
[0029]
The relationship between the pump performance of these high-pressure ECCS and low-pressure ECCS is shown in FIG. FIG. 12 shows the pump flow rate on the horizontal axis and the pump head on the vertical axis. The operating point of the ECCS pump required when the pipe connected to the RPV is small or small is the
[0030]
On the other hand, the A system ECCS and the B system ECCS strengthen the ADS start condition, and the high pressure ECCS can be deleted by setting the start pressure of the low pressure system ECCS higher than that of the prior art, and the RHR system is a low pressure system ECCS. Only the configuration was adopted. The strengthening of the ADS activation condition is shown in FIG. FIG. 13 is a diagram showing the ADS activation logic as in FIG. That is, in the present invention, either the
[0031]
As described above, since the starting conditions of the
[0032]
This is because, unlike the HPCF system, which starts the pump immediately upon detecting a decrease in the water level in the
[0033]
As described above, the present invention provides a boiling water nuclear power plant including an ECCS having a configuration in which only one system of a high-pressure ECCS or a low-pressure ECCS is installed in each of the three sections of the ECCS.
[0034]
The main features of the present invention described above are as follows.
[0035]
The first feature is that the ECCS has a total of three systems, one for each power supply section, and two or more of them can be injected into the RPV from the pump through the heat exchanger.
[0036]
With this, boiling with ECCS with the number of systems reduced to the same number as the power supply category, and with the function of removing decay heat generated in the core when the reactor is shut down and the function of cooling the containment vessel in the event of an accident Can provide water nuclear power plants.
[0037]
The second feature is that the ECCS is composed of one high-pressure ECCS and two low-pressure ECCS for a total of three systems, and the “water level in the RPV is lower than a specified value” or “the PCV The ADS activation condition is that any one of “the pressure in the dry well is higher than a predetermined value” and that “the low-pressure ECCS is activated” is established.
[0038]
This realizes the first means by the high-pressure system ECCS and the low-pressure system ECCS, and an ECCS configuration having a function of injecting makeup water into the RPV when the water level in the RPV decreases transiently during normal operation. Can provide.
[0039]
The third feature is that, in the ECCS configuration described in the first feature, the starting pressure of the low pressure ECCS is larger than ½ of the starting pressure of the high pressure ECCS and smaller than the normal operating pressure of about 7 MPa (gage). That is.
[0040]
As a result, in addition to the effects of the second feature, the low pressure ECCS can start water injection into the RPV as quickly as the high pressure ECCS in the event of a break in the piping connected to the RPV. A boiling water nuclear power plant having an ECCS is provided.
[0041]
The fourth feature is that the electrical output of the power plant is set to 1 million KWe or less in the ECCS configuration described in the first feature or the second feature.
[0042]
Thereby, the boiling water nuclear power plant of the suitable plant output level which implement | achieves the 1st characteristic or the 2nd characteristic can be provided.
[0043]
【The invention's effect】
According to the present invention, the economic efficiency of a nuclear power plant can be improved with a simple configuration.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 relates to a conventional example, and is a schematic diagram showing an entire RPV and ECCS piping system.
FIG. 2 relates to a conventional example, and is a schematic diagram in which ECCS is summarized in relation to a power supply system.
FIG. 3 is a performance curve diagram of an ECCS pump according to a conventional example.
FIG. 4 is a schematic diagram showing an overall RPV and ECCS piping system in an example according to an embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a schematic diagram illustrating ECCS in relation to a power supply system in an example according to an embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a diagram illustrating a system configuration of an HPCF system according to a conventional example.
FIG. 7 is a diagram showing a system configuration of an RCIC system according to a conventional example.
FIG. 8 is a diagram showing a system configuration in an RHR RPV water injection mode according to a conventional example.
FIG. 9 is a block diagram illustrating the activation principle of an ADS system according to a conventional example.
FIG. 10 relates to a conventional example and is a diagram showing a system configuration in an RHR system stop-time cooling mode.
FIG. 11 relates to a conventional example and is a diagram showing a system configuration in an RHR containment vessel cooling mode.
FIG. 12 is a performance curve diagram of an ECCS pump in an example according to the embodiment of the present invention.
FIG. 13 is a block diagram showing an activation principle of an ADS system in an example according to the embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記ECCSは、前記RPVに注水するポンプを夫々1台づつ備える3つの系統を有し、かつ各ポンプの駆動電源はそれぞれ独立した3区分の別電源系とし、前記3つの系統のうち、少なくとも2系統には前期RPVに注水される冷却水を冷やす熱交換器を備え、
前記ECCSは、1系統を高圧系とし、残り2系統を低圧系とし、高圧系には高圧仕様のポンプを、低圧系には低圧仕様のポンプを用い、
前記高圧系のECCSによるRPV内への注水は、RPV内の圧力が通常運転中の圧力に等しいときでも可能とし、前記低圧系のECCSによるRPV内への注水は、RPV内の圧力が通常運転中の1/2以下で可能とし、前記ADSが作動する条件は、「前記RPV内水位が規定値よりも低く」あるいは「前記RPVを格納する前記PCV内(ドライウェル)の圧力が規定値よりも高く」、しかも「前記低圧系ECCSが起動している」ときに成立することを特徴とする沸騰水型原子力発電所。A reactor pressure vessel (RPV) having a fuel assembly in the core, and an airtight vessel that encloses the RPV as a whole and seals the radioactive material so that it does not leak to the outside even if the radioactive material is released from the RPV. A reactor containment vessel (PCV) having the functions of: a condensate storage tank, a pressure suppression pool, the RPV, the condensate storage tank, and the pressure suppression pool, and a fluid such as water is distributed. It has an automatic decompression system (ADS) that operates to lower the pressure in the RPV in an emergency, and an amount of water that cools the reactor core in the RPV when the piping breaks is assumed during normal operation. In the case of an emergency that decreases beyond the range of transient change, in a boiling water nuclear power plant equipped with an emergency core cooling system (ECCS) that injects water into the RPV to cool the core,
The ECCS has three systems each having one pump for injecting water into the RPV, and the drive power supply of each pump is an independent three-part separate power supply system, and at least two of the three systems are used. The system is equipped with a heat exchanger that cools the cooling water poured into the RPV in the previous term,
In the ECCS, one system is a high pressure system, the remaining two systems are low pressure systems, a high pressure pump is used for the high pressure system, and a low pressure pump is used for the low pressure system.
Water injection into the RPV by the high pressure ECCS is possible even when the pressure in the RPV is equal to the pressure during normal operation, and water injection into the RPV by the low pressure ECCS is performed when the pressure in the RPV is normal operation. The ADS is operated under the condition that the water level in the RPV is lower than a specified value or the pressure in the PCV (dry well) storing the RPV is lower than a specified value. Boiling water nuclear power plant, which is established when “the low-pressure system ECCS is activated”.
前記低圧系ECCSが起動する圧力は、前記高圧系ECCSが起動する圧力の1/2より大きく、通常運転時の圧力より低い値であることを特徴とする沸騰水型原子力発電所。What is described in claim 1
The boiling water nuclear power plant is characterized in that the pressure at which the low-pressure ECCS is activated is greater than ½ of the pressure at which the high-pressure ECCS is activated and lower than the pressure during normal operation.
発電所発電出力が100万KWe以下であることを特徴とする沸騰水型原子力発電所。In the boiling water nuclear power plant according to claim 1 or 2 ,
A boiling water nuclear power plant characterized in that the power generation output of the power plant is 1 million KWe or less.
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