JP3983551B2

JP3983551B2 - Repair method of slate roof

Info

Publication number: JP3983551B2
Application number: JP2002004408A
Authority: JP
Inventors: 康裕世木
Original assignee: Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Current assignee: Toyo Tire Corp
Priority date: 2002-01-11
Filing date: 2002-01-11
Publication date: 2007-09-26
Anticipated expiration: 2022-01-11
Also published as: JP2003206597A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明はスレート屋根の補修方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
スレート屋根は経年により老巧化して、ひび割れや風化・雨漏りなどが発生し、見栄えも悪くなることから補修が必要になる。
【０００３】
従来、スレート屋根の補修方法としては、特開平５−２５８９１号公報に開示されているように、スレート板の上に下地材を固定し、この下地材を介して新規なスレート板を既存のスレート板に重ねて敷設するという方法があった。
【０００４】
また、特開平１１−８１５６５号公報に開示されているように、新規のスレート板に支持部材を設置して断熱材を重ね葺きする方法もあった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のいずれのスレート屋根の補修方法でも、下地材や支持部材を既存のスレート板に設置し、その上に新規なスレート板や断熱材を重ねるために、補修対象の劣化したスレート板に集中荷重が加わるようになり、下地材を必ず母屋の上に設置しなければならなかった。
【０００６】
また、補修に当たっては、劣化したスレート板の上に載ることができないことから、足場の設置やネットの敷設などの安全対策が必要で、足場の設置等に手間がかかっていた。
【０００７】
その結果、従来の方法では補修コストが高くなるという問題があった。
【０００８】
本発明は、断熱性能を向上させながら補修コストを低廉化することができるスレート屋根の補修方法を提供する点にある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
請求項１による発明の構成・作用・効果は次の通りである。
【００１０】
［構成］
一面側が補修対象のスレート板の波形部に対応する波形部になった硬質ウレタンフォーム切り出し体を硬質ウレタンフォームスラブから切り出し、前記硬質ウレタンフォーム切り出し体の両面のうち少なくとも一方の面に表面材を接着し、波形の金属板と硬質ウレタンフォームとを積層して成るウレタンボードを、その硬質ウレタンフォーム側から前記硬質ウレタンフォーム切り出し体の波形部とは反対側の面に接着してウレタンボード付き断熱材を得るとともに、前記スレート板と前記硬質ウレタンフォーム切り出し体の波形部との少なくとも一方側に接着剤を塗布して、前記ウレタンボード付き断熱材を、前記硬質ウレタンフォーム切り出し体の波形部が前記スレート板の波形部に嵌合する状態に前記スレート板に敷きつめる。
【００１１】
［作用］
［イ］補修対象のスレート板と前記硬質ウレタンフォーム切り出し体の波形部との少なくとも一方側に接着剤を塗布して、ウレタンボード付き断熱材を、その硬質ウレタンフォーム切り出し体の波形部が補修対象のスレート板の波形部に嵌合する状態にスレート板に敷きつめることで、硬質ウレタンフォーム切り出し体がスレート板に面接触した状態になる。
【００１２】
また、硬質ウレタンフォーム切り出し体をスレート板に強固に固定することができる。
【００１３】
［ロ］その結果、スレート板はウレタンボード付き断熱材の荷重を面で受けるようになる。また、スレート板の端から順に施工することで、ウレタンボード付き断熱材の上を歩行する作業者の荷重をスレート板が面で受けるようになる。
【００１４】
これにより、スレート屋根の所定の部位に上方から力が集中して加わるのを回避でき、ウレタンボード付き断熱材の上を歩行する作業者の安全を確保しやすくなって、足場や転落防止ネット等が簡単なもので済むようになる。
【００１５】
［ハ］そして、下地の施工や断熱施工を行う必要がなくなって工程数を少なくすることができる。
【００１６】
［ニ］硬質ウレタンフォーム切り出し体は硬質ウレタンフォームスラブから切り出すから、所望の厚さの硬質ウレタンフォーム切り出し体を得ることができ、例えば、住宅に要求される断熱厚み以上のかなり厚いものまで得ることができる。
【００１７】
［ホ］ウレタンボードは、波形の金属板と硬質ウレタンフォームとを積層して成るから、屋根葺き材を後から施工する必要がなく、工程数をさらに少なくすることができる。
【００１８】
また、請求項１の手段によれば、硬質ウレタンフォーム切り出し体の両面のうち少なくとも一方の面に表面材を接着するから、硬質ウレタンフォーム切り出し体の強度を高めることができる。
【００１９】
そして例えば、ウレタンボード付き断熱材をスレート板から突出しているボルトに突き刺すと、施工時におけるアンカー効果を得ることができるが、請求項１の手段によれば、上記のように硬質ウレタンフォーム切り出し体の両面のうち少なくとも一方の面に表面材を接着するから、ウレタンボード付き断熱材をスレート板から突出しているボルトに突き刺したときの硬質ウレタンフォーム切り出し体の割れを防止することができる。
【００２０】
割れが心配されない場合は表面材の接着を省略してもよい。
【００２１】
［効果］
従って、上記の作用［イ］〜［ホ］により、補修コストを低廉化することができ、しかも断熱効果を得ることができるスレート屋根の補修方法を提供することができた。
【００２２】
請求項２による発明の構成・作用・効果は次の通りである。
【００２３】
［構成］
両面が偏平なウレタンフォーム切り出し体を硬質ウレタンフォームスラブから切り出し、前記硬質ウレタンフォーム切り出し体の両面のうち少なくとも一方の面に表面材を接着し、波形の金属板と硬質ウレタンフォームとを積層して成るウレタンボードを、その硬質ウレタンフォーム側から前記硬質ウレタンフォーム切り出し体に接着してウレタンボード付き断熱材を得るとともに、前記スレート板と硬質ウレタンフォーム切り出し体との少なくとも一方側に接着剤を塗布して、前記ウレタンボード付き断熱材を、前記硬質ウレタンフォーム切り出し体側から補修対象のスレート板に敷きつめる。
【００２４】
［作用］
［へ］補修対象のスレート板と硬質ウレタンフォーム切り出し体との少なくとも一方側に接着剤を塗布して、ウレタンボード付き断熱材を、その硬質ウレタンフォーム切り出し体側から補修対象のスレート板に敷きつめるから、硬質ウレタンフォーム切り出し体がスレート板に面接触した状態になる。また、硬質ウレタンフォーム切り出し体をスレート板に強固に固定することができる。
【００２５】
その結果、上記の作用［ロ］と同様の作用を奏することができる。
【００２６】
［ト］また、上記の作用［ハ］，［ニ］，［ホ］と同様の作用を奏することができる。
【００２７】
［効果］
従って、上記の作用［へ］，［ト］により、補修コストを低廉化することができ、しかも断熱効果を得ることができるスレート屋根の補修方法を提供することができた。
【００４４】
請求項３による発明の構成・作用・効果は次の通りである。
【００４５】
［構成］
両面が偏平で、かつ、密度が１０ｋｇ／ｍ³〜２０ｋｇ／ｍ³の低密度の硬質ウレタンフォーム切り出し体を硬質ウレタンフォームスラブから切り出し、前記硬質ウレタンフォーム切り出し体の両面のうち少なくとも一方の面に表面材を接着し、波形の金属板と硬質ウレタンフォームとを積層して成るウレタンボードを、その硬質ウレタンフォーム側から前記硬質ウレタンフォーム切り出し体に接着してウレタンボード付き断熱材を得るとともに、前記ウレタンボード付き断熱材を、前記硬質ウレタンフォーム切り出し体側から補修対象のスレート板に敷きつめる。
【００４６】
［作用］
［カ］ウレタンボード付き断熱材を、両面が偏平で、かつ、密度が１０ｋｇ／ｍ³ 〜２０ｋｇ／ｍ³ の低密度の硬質ウレタンフォーム切り出し体側から補修対象のスレート板に敷きつめるから、硬質ウレタンフォーム切り出し体がスレート板の波形部の頂部に当接することで窪んで、硬質ウレタンフォーム切り出し体がスレート板に面接触した状態になる。また、補修対象のスレート板に接着剤を塗布しなくても硬質ウレタンフォーム切り出し体をスレート板に固定できて、スレート板に接着剤を塗布する工程を省くことができる。
【００４７】
その結果、上記の作用［ロ］と同様の作用を奏することができる。
【００４８】
［ヨ］また、上記の作用［ハ］，［ニ］，［ホ］と同様の作用を奏することができる。
【００４９】
［効果］
従って、上記の作用［カ］，［ヨ］により、補修コストを低廉化することができ、しかも断熱効果を得ることができるスレート屋根の補修方法を提供することができた。
【００５６】
請求項４による発明の構成・作用・効果は次の通りである。
【００５７】
［構成］
補修対象のスレート板と、波形の金属板と硬質ウレタンフォームとを積層して成るウレタンボードとの少なくとも一方側に接着剤を塗布して、前記ウレタンボードを前記硬質ウレタンフォーム側から前記スレート板に敷きつめる。
【００５８】
［作用］
［ソ］補修対象のスレート板と上記のウレタンボードとの少なくとも一方側に接着剤を塗布して、ウレタンボード付き断熱材を硬質ウレタンフォーム側からスレート板に敷きつめることで、硬質ウレタンフォーム切り出し体がスレート板に面接触した状態になる。
【００５９】
また、硬質ウレタンフォーム切り出し体をスレート板に強固に固定することができる。
【００６０】
［ト］そして、上記作用［ロ］，［ハ］と同様の作用を奏することができる。
【００６１】
［ツ］ウレタンボードは、波形の金属板と硬質ウレタンフォームとを積層して成るから、屋根葺き材を後から施工する必要がなく、工程数をさらに少なくすることができる。
【００６２】
［効果］
従って、上記の作用［ソ］〜［ツ］により、補修コストを低廉化することができ、しかも断熱効果を得ることができるスレート屋根の補修方法を提供することができた。
【００６３】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第１〜第４実施の形態を図面に基づいて説明する。
【００６４】
［第１実施形態］
図１（イ），図１（ロ）に、倉庫の母屋１に複数枚のスレート板３をボルトで固定して形成したスレート屋根２を補修する方法（スレート屋根の補修方法）を示してある。
【００６５】
この方法は次の通りである。
【００６６】
1) 図１（イ）に示すように、一面側が補修対象のスレート板３の波形部４に対応する波形部５になった硬質ウレタンフォーム切り出し体６を硬質ウレタンフォームスラブから切り出す。この切り出しは、ボイマー製カッター（コンピュータ形状制御ワイヤーカッター）によって行うことができる。
【００６７】
スレート板３の波形は、波深さ３５ｍｍ・波ピッチ１３０ｍｍである。硬質ウレタンフォームの密度は、スレート板３が負担する重量や施工性を考慮すれば、３５Ｋｇ／m3〜４０Ｋｇ／m3程度のものが望ましい。
【００６８】
より高い強度、透湿抵抗を付与するために、偏平面側、また場合によっては波形部５側にも、紙面材等の表面材を接着する。
【００６９】
厚みが要求を満たせる場合には、面材付き硬質ウレタンボードから切り出すこともできる。
【００７０】
2) 波形の金属板７（ガルバリウム鋼板である。ガルバリウム鋼板２はアルミニウムと亜鉛とシリコンとから成る、アルミニウム−亜鉛を合金めっきした鋼板である。）と硬質ウレタンフォーム８とを積層して成るウレタンボード９を、その硬質ウレタンフォーム８側から硬質ウレタンフォーム切り出し体６の波形部５とは反対側の面に接着してウレタンボード付き断熱材１０を得る。
【００７１】
上記の接着、あるいは、1)の工程における表面材の接着に際しては、作業性の良さを考慮してゴム系の接着剤、耐久性、接着強度を考慮すればウレタン系、エポキシ系の接着剤が望ましい。また、接着剤スプレーがあれば望ましい。
【００７２】
3) スレート板３の上にウレタン系接着剤をスプレー等で塗布する。そして、ウレタンボード付き断熱材１０を、硬質ウレタンフォーム切り出し体６の波形部５がスレート板３の波形部４に嵌合する状態にスレート板３に敷きつめる（図１（ロ）参照）。
【００７３】
この場合、ウレタンボード付き断熱材１０をスレート板３から突出しているボルトに突き刺すと、施工時におけるアンカー効果を得ることができる。また母屋１に専用の金具等で固定すれば、ウレタンボード付き断熱材１０を母屋１により強固に固定することができる。
【００７４】
［第２実施形態］
図２（イ），図２（ロ）に、倉庫の母屋１に複数枚のスレート板３をボルトで固定して形成したスレート屋根３を補修する方法（スレート屋根の補修方法）を示してある。
【００７５】
この方法は次の通りである。
【００７６】
1) 両面が偏平な硬質ウレタンフォーム切り出し体６を硬質ウレタンフォームスラブから切り出す。
【００７７】
2) 波形の金属板７（ガルバリウム鋼板である）と硬質ウレタンフォーム８とを積層して成るウレタンボード９を、その硬質ウレタンフォーム側から硬質ウレタンフォーム切り出し体６に接着してウレタンボード付き断熱材１０を得る。
【００７８】
3) スレート板３の上にウレタン系接着剤をスプレー等で塗布する。そして、ウレタンボード付き断熱材１０を硬質ウレタンフォーム切り出し体６に敷きつめる。
【００７９】
上記1)〜3)の工程では、第１実施形態の方法の1)〜3)の工程で述べたと同様の手段・構成（例えば硬質ウレタンフォーム切り出し体６の切り出しに用いるカッターや、この硬質ウレタンフォーム切り出し体６の密度、表面材を接着すること等）を採用することができる（以下に述べる第３，第４実施形態においても同様である）。
【００９０】
［第３〜第４実施形態］
第３〜第４実施形態については図示はしないが、上記の第１〜第２実施形態と同様に、倉庫の母屋１に複数枚のスレート板３をボルトで固定して形成したスレート屋根３を補修する方法（スレート屋根の補修方法）である。
【００９２】
［第３実施形態］
1) 両面が偏平で、かつ、密度が１０Ｋｇ／ｍ^３〜２０Ｋｇ／ｍ^３の低密度の硬質ウレタンフォーム切り出し体６を硬質ウレタンフォームスラブから切り出す。
2) 硬質ウレタンフォーム切り出し体６の両面のうち少なくとも一方の面に表面材を接着し、波形の金属板７（ガルバリウム鋼板である）と硬質ウレタンフォーム８とを積層して成るウレタンボード９を、その硬質ウレタンフォーム側から硬質ウレタンフォーム切り出し体６に接着してウレタンボード付き断熱材１０を得る。
【００９３】
3) スレート板３の上に接着剤を塗布することなく、ウレタンボード付き断熱材１０を硬質ウレタンフォーム切り出し体６に敷きつめる。
【００９７】
［第４実施形態］
1) 補修対象のスレート板３にウレタン系接着剤を塗布する。
【００９８】
2) 波形の金属板７（ガルバリウム鋼板である）と硬質ウレタンフォーム８とを積層して成るウレタンボード９を、その硬質ウレタンフォーム８側からスレート板３に敷きつめる。
【００９９】
［別実施形態］
上記の実施形態で挙げた数値は一例であり、別の数値であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図１】スレート屋根の補修方法を示す図
【図２】第２実施形態のスレート屋根の補修方法を示す図
【符号の説明】
３スレート板
４，５波形部
６硬質ウレタンフォーム切り出し体
７金属板
８硬質ウレタンフォーム
９ウレタンボード
１０ウレタンボード付き断熱材 [0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for repairing a slate roof.
[0002]
[Prior art]
The slate roof becomes old with age, and cracks, weathering, rain leaks, etc. occur and it looks bad.
[0003]
Conventionally, as a method for repairing a slate roof, as disclosed in JP-A-5-25891, a base material is fixed on a slate plate, and a new slate plate is attached to the existing slate via the base material. There was a method of laying on a board.
[0004]
In addition, as disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 11-81565, there is a method in which a support member is installed on a new slate plate and a heat insulating material is overlaid.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in any of the above conventional slate roof repair methods, the base material and the support member are installed on the existing slate plate, and the new slate plate and the heat insulating material are stacked thereon, so that the deteriorated slate plate to be repaired As a result, a concentrated load was applied to the floor, and the base material had to be installed on the main building.
[0006]
In addition, since repairs cannot be carried on a deteriorated slate plate, safety measures such as installation of a scaffold and laying of a net are necessary, and it takes time and labor to install the scaffold.
[0007]
As a result, the conventional method has a problem that the repair cost becomes high.
[0008]
An object of the present invention is to provide a method for repairing a slate roof that can reduce the repair cost while improving the heat insulation performance.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The structure, operation, and effect of the invention according to claim 1 are as follows.
[0010]
[Constitution]
Cut out a hard urethane foam cut-out body with a corrugated portion corresponding to the corrugated portion of the slate plate to be repaired from the hard urethane foam slab, and attach the surface material to at least one of the two surfaces of the hard urethane foam cut-out body Then, a urethane board formed by laminating corrugated metal plates and rigid urethane foam is bonded to the surface opposite to the corrugated portion of the rigid urethane foam cut-out body from the rigid urethane foam side to provide a heat insulating material with urethane board. The adhesive is applied to at least one side of the slate plate and the corrugated portion of the rigid urethane foam cutout body, and the corrugated portion of the hard urethane foam cutout body is the slate. The slate plate is laid in a state of being fitted to the corrugated portion of the plate.
[0011]
[Action]
[I] Applying adhesive to at least one side of the slate plate to be repaired and the corrugated portion of the hard urethane foam cut-out body, and the corrugated portion of the hard urethane foam cut-out body is to be repaired. The hard urethane foam cut-out body is in surface contact with the slate plate by laying on the slate plate so as to be fitted to the corrugated portion of the slate plate.
[0012]
Moreover, the rigid urethane foam cut-out body can be firmly fixed to the slate plate.
[0013]
[B] As a result, the slate plate receives the load of the heat insulating material with the urethane board on the surface. Moreover, by performing construction in order from the end of the slate plate, the slate plate comes to receive the load of the worker walking on the heat insulating material with the urethane board.
[0014]
As a result, it is possible to avoid the force from being concentrated on the predetermined part of the slate roof from above, making it easier to ensure the safety of workers walking on the insulating material with urethane board, such as scaffolding and fall prevention nets, etc. Is easy.
[0015]
[C] And, it is not necessary to perform foundation construction or heat insulation construction, and the number of processes can be reduced.
[0016]
[D] Since the hard urethane foam cut-out is cut out from the hard urethane foam slab, it is possible to obtain a hard urethane foam cut-out with a desired thickness, for example, to obtain a considerably thicker than the heat insulation thickness required for a house. Can do.
[0017]
[E] Since the urethane board is formed by laminating corrugated metal plates and rigid urethane foam, it is not necessary to construct a roofing material later, and the number of steps can be further reduced.
[0018]
Moreover, according to the means of Claim 1, since a surface material is adhere | attached on at least one surface among both surfaces of a hard urethane foam cut-out body, the intensity | strength of a hard urethane foam cut-out body can be raised.
[0019]
And, for example, when a heat insulating material with a urethane board is pierced into a bolt protruding from a slate plate, an anchor effect at the time of construction can be obtained. According to the means of claim 1, a rigid urethane foam cut-out body as described above Since the surface material is bonded to at least one of the two surfaces, it is possible to prevent the rigid urethane foam cutout from being cracked when the heat insulating material with the urethane board is stabbed into the bolt protruding from the slate plate.
[0020]
If cracking is not a concern, adhesion of the surface material may be omitted.
[0021]
[effect]
Therefore, the above-described actions [i] to [e] can provide a repair method for a slate roof that can reduce the repair cost and can obtain a heat insulation effect.
[0022]
The structure, operation, and effect of the invention according to claim 2 are as follows.
[0023]
[Constitution]
Cut out a flat urethane foam cut out from a hard urethane foam slab, adhere a surface material to at least one of both sides of the hard urethane foam cut out, and laminate a corrugated metal plate and a hard urethane foam. The urethane board is bonded to the hard urethane foam cut-out body from the hard urethane foam side to obtain a heat insulating material with urethane board, and an adhesive is applied to at least one side of the slate plate and the hard urethane foam cut-out body. Then, the heat insulating material with urethane board is spread on the slate plate to be repaired from the cut out side of the rigid urethane foam.
[0024]
[Action]
[To] Because the adhesive is applied to at least one side of the slate plate to be repaired and the hard urethane foam cut-out body, the insulating material with urethane board is spread on the slate board to be repaired from the hard urethane foam cut-out body side. The hard urethane foam cut-out body is in surface contact with the slate plate. Moreover, the rigid urethane foam cut-out body can be firmly fixed to the slate plate.
[0025]
As a result, the same operation as the above operation [b] can be achieved.
[0026]
[G] In addition, the same actions as the above actions [c], [d] and [e] can be achieved.
[0027]
[effect]
Therefore, the above-mentioned actions [F] and [G] can provide a repair method for a slate roof that can reduce the repair cost and can obtain a heat insulation effect.
[0044]
The structure, operation, and effect of the invention according to claim 3 are as follows.
[0045]
[Constitution]
Both sides a flat, and a density cut rigid polyurethane foam cut having a low density of 10kg / m ^³ ~20kg / m ³ from rigid urethane foam slab on at least one surface of both surfaces of the rigid urethane foam cut body Adhering a surface material, a urethane board formed by laminating a corrugated metal plate and a rigid urethane foam is bonded to the rigid urethane foam cut-out body from the rigid urethane foam side to obtain a heat insulating material with a urethane board, and A heat insulating material with a urethane board is spread on the slate plate to be repaired from the rigid urethane foam cut-out body side.
[0046]
[Action]
The mosquito] with urethane board heat insulator, both sides are flat, and, because the density is laid from rigid polyurethane foam cut side of the low density of 10kg / m ^³ ~20kg / m ³ to slate plates be repaired, rigid urethane The foam cutout body is depressed by abutting the top of the corrugated portion of the slate plate, and the hard urethane foam cutout body is in surface contact with the slate plate. Moreover, the rigid urethane foam cut-out body can be fixed to the slate plate without applying an adhesive to the slate plate to be repaired, and the step of applying the adhesive to the slate plate can be omitted.
[0047]
As a result, the same operation as the above operation [b] can be achieved.
[0048]
[Y] In addition, the same actions as the above actions [C], [D] and [E] can be achieved.
[0049]
[effect]
Therefore, the above-mentioned actions [F] and [Y] can provide a repair method for a slate roof that can reduce the repair cost and can obtain a heat insulation effect.
[0056]
The structure, operation, and effect of the invention according to claim 4 are as follows.
[0057]
[Constitution]
Apply an adhesive to at least one side of the slate plate to be repaired and a urethane board formed by laminating corrugated metal plates and rigid urethane foam, and the urethane board is applied to the slate plate from the rigid urethane foam side. Lay down.
[0058]
[Action]
[So] Applying an adhesive to at least one side of the slate plate to be repaired and the above urethane board, and placing the insulating material with urethane board on the slate plate from the hard urethane foam side, cut out the rigid urethane foam Is in surface contact with the slate plate.
[0059]
Moreover, the rigid urethane foam cut-out body can be firmly fixed to the slate plate.
[0060]
[G] The same actions as the above actions [B] and [C] can be achieved.
[0061]
[Tu] Since the urethane board is formed by laminating corrugated metal plates and rigid urethane foam, it is not necessary to construct a roofing material later, and the number of processes can be further reduced.
[0062]
[effect]
Accordingly, it has been possible to provide a method for repairing a slate roof that can reduce the repair cost and obtain a heat insulation effect by the above-mentioned operations [So] to [tsu].
[0063]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, first to fourth embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0064]
[First Embodiment]
1 (a) and 1 (b) show a method of repairing a slate roof 2 formed by fixing a plurality of slate plates 3 with bolts to a purlin 1 of a warehouse (slate roof repair method). .
[0065]
This method is as follows.
[0066]
1) As shown in FIG. 1 (a), a hard urethane foam cut-out body 6 having a corrugated portion 5 corresponding to the corrugated portion 4 of the slate plate 3 to be repaired is cut out from the hard urethane foam slab. This cutting can be performed by a Boimer cutter (computer shape control wire cutter).
[0067]
The waveform of the slate plate 3 has a wave depth of 35 mm and a wave pitch of 130 mm. The density of the rigid urethane foam is preferably about 35 kg / m 3 to 40 kg / m 3 in consideration of the weight and workability borne by the slate plate 3.
[0068]
In order to provide higher strength and moisture permeability resistance, a surface material such as a paper material is bonded to the uneven plane side and, in some cases, the corrugated portion 5 side.
[0069]
When the thickness can satisfy the requirement, it can be cut out from a hard urethane board with a face material.
[0070]
2) Urethane made by laminating corrugated metal plate 7 (galvalume steel plate. Galvalume steel plate 2 is a steel plate made of aluminum, zinc and silicon and plated with aluminum-zinc alloy) and rigid urethane foam 8. The board 9 is bonded to the surface opposite to the corrugated portion 5 of the hard urethane foam cut-out body 6 from the rigid urethane foam 8 side to obtain a heat insulating material 10 with urethane board.
[0071]
When adhering the surface material in the above step 1) or in the process of 1), a rubber-based adhesive, durability, and adhesive strength are considered in consideration of good workability, and urethane-based and epoxy-based adhesives are used. desirable. An adhesive spray is desirable.
[0072]
3) Apply urethane adhesive on slate plate 3 by spraying. And the heat insulating material 10 with a urethane board is spread | laid on the slate board 3 in the state which the corrugated part 5 of the hard urethane foam cut-out body 6 fits into the corrugated part 4 of the slate board 3 (refer FIG. 1 (B)).
[0073]
In this case, when the heat insulating material 10 with urethane board is stabbed into the bolt protruding from the slate plate 3, an anchor effect at the time of construction can be obtained. Moreover, if it fixes to the main building 1 with an exclusive metal fitting etc., the heat insulating material 10 with a urethane board can be firmly fixed to the main building 1.
[0074]
[Second Embodiment]
2 (a) and 2 (b) show a method of repairing a slate roof 3 formed by fixing a plurality of slate plates 3 with bolts to a main purlin 1 of a warehouse (slate roof repair method). .
[0075]
This method is as follows.
[0076]
1) Cut out the hard urethane foam cut-out body 6 having flat surfaces on both sides from the hard urethane foam slab.
[0077]
2) A urethane board 9 formed by laminating corrugated metal plate 7 (galvanium steel plate) and rigid urethane foam 8 is bonded to rigid urethane foam cut-out body 6 from the rigid urethane foam side to heat insulation material with urethane board. Get 10.
[0078]
3) Apply urethane adhesive on slate plate 3 by spraying. And the heat insulating material 10 with a urethane board is spread on the hard urethane foam cut-out body 6.
[0079]
In the above steps 1) to 3), the same means and configuration as described in the steps 1) to 3) of the method of the first embodiment (for example, a cutter used for cutting out the hard urethane foam cut-out body 6 or this hard urethane) the density of the foam cut body 6, can be adopted that the like) adhering a surface material (3 described below, the same applies Oite to the fourth embodiment).
[0090]
[Third to Fourth Embodiments]
Although not For the illustrated third to the fourth embodiment, similarly to the first to second embodiments, a slate roof 3 which is formed by fixing a plurality of slate plates 3 by bolts to the main house 1 warehouse This is a repair method (slate roof repair method).
[0092]
[Third Embodiment]
1) both sides a flat, and a density cut rigid polyurethane foam cut body 6 of a low density of 10Kg ^/ ^{m 3} ~20Kg ^/ m 3 from rigid urethane foam slab.
2) A urethane board 9 formed by laminating a corrugated metal plate 7 (galvanium steel plate) and a hard urethane foam 8 by adhering a surface material to at least one of both surfaces of the hard urethane foam cut-out body 6; The heat insulating material 10 with a urethane board is obtained by adhering to the hard urethane foam cut-out body 6 from the hard urethane foam side.
[0093]
3) Place the insulating material 10 with urethane board on the hard urethane foam cutout 6 without applying an adhesive on the slate plate 3.
[0097]
[Fourth Embodiment]
1) Apply urethane adhesive to the slate plate 3 to be repaired.
[0098]
2) The urethane board 9 formed by laminating the corrugated metal plate 7 (which is a Galvalume steel plate) and the rigid urethane foam 8 is laid on the slate plate 3 from the rigid urethane foam 8 side.
[0099]
[Another embodiment]
The numerical values given in the above embodiment are merely examples, and may be different numerical values.
[Brief description of the drawings]
1] Fig. [2] showing a method of repairing a slate roof indicate to view a method of repairing a slate roof of a second embodiment EXPLANATION OF REFERENCE NUMERALS
3 Slate plate
4,5 Waveform part
6 Hard urethane foam cutout
7 Metal plate
8 Hard urethane foam
9 Urethane board
10 with urethane board cross-sectional heat material

Claims

Cut out a hard urethane foam cut-out body that has a corrugated part corresponding to the corrugated part of the slate plate to be repaired from the hard urethane foam slab, and attach the surface material to at least one of both surfaces of the hard urethane foam cut-out body Then, a urethane board formed by laminating corrugated metal plates and rigid urethane foam is bonded to the surface opposite to the corrugated portion of the rigid urethane foam cut-out body from the rigid urethane foam side to provide a heat insulating material with urethane board. The adhesive is applied to at least one side of the slate plate and the corrugated portion of the rigid urethane foam cutout body, and the corrugated portion of the hard urethane foam cutout body is the slate. A slate shop that lays on the slate plate in a state of fitting into the corrugated portion of the plate The method of repair.

Cut out a flat urethane foam cut out from a hard urethane foam slab, adhere a surface material to at least one of both sides of the hard urethane foam cut out, and laminate a corrugated metal plate and a hard urethane foam. The urethane board is bonded from the rigid urethane foam side to the rigid urethane foam cut body to obtain a heat insulating material with urethane board, and an adhesive is applied to at least one side of the slate plate and the rigid urethane foam cut body. A method for repairing a slate roof in which the heat insulating material with urethane board is laid on a slate plate to be repaired from the cut side of the rigid urethane foam.

Both sides a flat, and a density cut rigid polyurethane foam cut having a low density of 10kg ^/ m ³ ~20kg / m 3 from rigid urethane foam slab on at least one surface of both surfaces of the rigid urethane foam cut body Adhering a surface material, a urethane board formed by laminating corrugated metal plates and rigid urethane foam, and adhering to the rigid urethane foam cut-out body from the rigid urethane foam side to obtain a heat insulating material with urethane board, A method for repairing a slate roof in which a heat insulating material with a urethane board is laid on a slate plate to be repaired from the rigid urethane foam cut-out body side.

Apply an adhesive to at least one side of the slate plate to be repaired and a urethane board formed by laminating corrugated metal plates and rigid urethane foam, and the urethane board is applied to the slate plate from the rigid urethane foam side. How to repair a slate roof