JP3983107B2 - Steel tower device and steel tower dismantling method - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、送電鉄塔を効率的に上部から解体するための台棒装置及びこれを用いた解体方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、送電鉄塔の解体工事においては、送電鉄塔の周辺位置にクレーン車やクレーン装置などの大型設備を搬入、設置して鉄塔の構成材などを順次取り外して吊り降ろすことにより解体している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のクレーン車やクレーン装置においては、市街地や山岳部のようなクレーン車の乗り入れやクレーンの搬入が困難であったり、適切でない場合がある。この様な場合には、簡易的に台棒装置が使用される。この台棒装置は、送電鉄塔を構成する四方の主柱材の一つにブームを取り付けて、他の主柱材をウインチで巻き取る吊り下げワイヤで吊り降ろすものである。ブームの前後方向の位置調整は、起伏操作ワイヤをその先端部から鉄塔上のガイド滑車を介して地上で操作して行う。ブームの左右方向の位置決めは、ブームの左右両側に旋回操作用支線を張り、これを地上から操作して行う。そして、台棒装置は鉄塔を上部から下方へ移動して順次主柱材を取り外していく。
しかしながら、この台棒装置においては、旋回操作用の支線や起伏操作のワイヤを地上に張らなければならず、地上に操作の支障がないようにスペースを取らなければならない。
そこで、本発明は、既設送電鉄塔への着脱が容易で、設置スペースを取らず、効率よく送電鉄塔を解体できる鉄塔解体用台棒装置及び解体方法を提供することを課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、この出願の発明においては、取付金具2と、ブーム3と、ガイド金具4と、吊り下げワイヤ5ととを具備させて鉄塔解体作業用の台棒装置を構成する。取付金具2は、鉄塔Tにおける取り外し対象である上部主柱材T1の下方に隣接する下部主柱材T2に着脱自在に取り付けられる。ブーム3は、取付金具2に基端部が枢支され、下部主柱材T2および上部主柱材T1に沿って伸び、先端部が、解体後の上部主柱材T1を吊り下げ可能な高さ位置に至る。ガイド金具4は、ブーム3の途上を下部主柱材T2に固定するために、下部主柱材T2に着脱可能に取り付けられる。吊り下げワイヤ5は、一端がウインチへ係止され、中間がブーム3の先端部の滑車20に掛け回され、他端側が滑車20から垂下して上部主柱材T1に係止される。ガイド金具4は、ブーム3の途上を下部主柱材T2に固定するために、ブーム周りを把持するためのボルト17と、ボルト17の軸上に介設されるスペーサ19とを具備する。スペーサ19は、ボルト17によるブーム周りの締め込みを規制することによって、ブーム3を軸方向に移動自在に保持する。
また、この出願の発明は、上記台棒装置を用いた鉄塔の新しい解体方法を提供する。この方法は、台棒装置を四方の主柱材上で順次下方へ移設しつつ、上部主柱材T1から下部主柱材T2へと順次解体して台棒装置で吊り降ろすもので、以下の工程を含む。取り外し対象である上部主柱材T1の下方に隣接する下部主柱材T2に、取付金具2を固定する工程、下部主柱材T2にガイド金具4を取り付け、このガイド金具4のボルト17を締め付けて、ブーム3の途上をガイド金具4で把持する工程、吊り下げワイヤ5の先端を上部主柱材T1に係止した後、当該上部主柱材T1を解体する工程、解体された上部主柱材T1を、ウインチと吊り下げワイヤ5で地上へ吊り降ろす工程、解体された上部主柱材T1を地上へ吊り降ろした後、台棒装置が支持されている下部主柱材T2を取り外し対象とするために、当該下部主柱材T2のさらに下方に隣接する下部主柱材T2にブーム3を移設する工程、ブーム3の移設工程において、ブーム3の途上を把持しているガイド金具4のボルト17を緩め、当該ボルト17の軸上にスペーサ19を介設することによって、ブーム3を軸方向に移動自在に保持する工程、次いで取付金具2を下方の下部主柱材T2へ移動させつつ、ブーム3をガイド金具4にガイドさせて下方へ移動させる工程、下方へ移動させた取付金具2を下方の下部主柱材T2の所定位置に固定する工程、下方の下部主柱材T2に、別のガイド金具4を取り付け、このガイド金具4のボルト17を締め付けて、ブーム3の途上をこのガイド金具4で把持する工程、次いで、スペーサ19を介設したガイド金具4を主柱材T2から撤去する工程を具備することを特徴とする鉄塔解体方法である。
以上、添付図面の符号を参照して説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態を図面を参照して説明する。
図1及び図2において、送電鉄塔Tにはこれを解体すべくその主柱材T1に台棒装置1が取り付けられる。台棒装置1は、主柱材T1に取り付けるための取付金具2と、この取付金具2に立設されるブーム3と、このブーム3を固定すると共に移動を案内するためのガイド金具4と、ブーム3を利用して主柱材T1などの使用済み資材を吊り降ろす吊りワイヤ5などを備えている。
【0006】
図3及び図4に示すように、取付金具2は、アングル鋼材である主柱材T2に取り付けるべく、その内側に沿ってほぼ直角を成す当て板6を備えている。この当て板6の両板面には、上下に三本の横方向のボルト挿通用長孔6aが夫々設けられている。当て板6には主柱材T1の両縁部を当て板6と挟み込んでボルト7で固定するための止め板8が結合される。この止め板8には主柱材T2の両側縁及び当て板6に重なるように主柱材T2面と当て板6面に合致する段差が形成されている。当て板6の内側には横板9が水平に固着されている。この横板9上にはアイ10が立設されている。横板9の下面及び当て板6の内側面には横方向に間隔を置いて対面する一対の支持板11が縦方向に固着されている。
【0007】
ブーム3は、図1,図2に示すように、鋼管材で構成されており、下端に取付金具2のアイ10に枢支するためのクレビス3aを有する。ブーム3の先端部の取付片3bには吊りワイヤ5を掛ける滑車20が吊支され、下部の取付片3cには吊りワイヤ5をガイドするための滑車21が設けられている。取付片3bは、ブーム3に対して軸周りに回転自在に設けることによって、主柱材T1,T2の鉄塔内側への傾斜角、いわゆる転び角に対して滑車20からの吊りワイヤ5の繰り出し位置をブーム3の背部側に配置して、吊りワイヤ5を資材に結び留めるときの作業性を考慮することができる。吊りワイヤ5の一端は、取り外される上部主柱材T1などの資材を留め、他端は地上に設置された図示しないウィンチに巻き取られる。
【0008】
図5及び図6に示すように、ガイド金具4は、解体すべき上部の主柱材の下方に接続する下部主柱材T2に取り付けられる。ガイド金具4は、主柱材T2の内側に沿ってほぼ直角に屈折する当て板12を備えている。この当て板12には、上下に二本の横方向のボルト挿通用長孔12aが設けられている。当て板12には、これに重なって主柱材T2の両側縁部を当て板12と挟み込み、ボルト13で結合するための止め板14を備えている。この止め板14には主柱材T2の両側縁に重なるように主柱材T2面と当て板12面に合致する段差が形成されている。当て板12の内側には、上下に間隔を置いて渡された一対の横板15を介して、ブーム3の側面を受ける断面円弧状に湾曲した受け板16が垂直に固着されている。この受け板16には、これと共にブーム3を把持する断面円弧状の押え板18がボルト17で固定される。図7に示すように、ボルト17の軸上には、受け板16と押え板18との間隔を広げてブーム3を軸線方向へ移動自由にガイドするために略U字状のスペーサ19を嵌合させることができる。
【0009】
この台棒装置1においては、送電鉄塔Tを構成する上下に接続された主柱材T1,T2のうち上部のものT1から順次取り外していくために、鉄塔Tを組む四方の下部主柱材T2に夫々取り付ける。台棒装置1は、先ず取付金具2を下部主柱材T2に取り付け、この下部主柱材T2にブーム3を支持させ、ガイド金具4を下部主柱材T2に取り付けてブーム3を固定する。取付金具2は、当て板6を下部主柱材T2の内側にあてがい、その当て板6と下部主柱材T2の両側縁部とに跨るように止め板8を重ね、ボルト7を長孔6aに挿通して締め止める。ブーム3のクレビス3aは、取付金具2のアイ10にピン結合させる。ガイド金具4は、当て板12を下部主柱材T2の内側にあてがい、当て板12と下部主柱材T2の両縁部とに跨るように止め板14を重ね、ボルト13を長孔12aに挿通して締め止めて、下部主柱材T2に固定する。ガイド金具4は、ブーム3を受け板16と押え板18とで挟み、ボルト17で締め止めることにより把持する。
【0010】
吊り降ろし作業は、先ず上部主柱材T1又はこれに付属する斜材などの資材を吊りワイヤ5に結び留めてから、資材を鉄塔Tから外し、下部の滑車21でガイドさせつつ、地上のウィンチを操作して資材を鉄塔Tの内側の地上スペースに吊り降ろす。
取付片3bをブーム3の軸周りに回転自在に設けた場合には、取付片3bを旋回させて、主柱材T1,T2と共に転び角の分だけ傾斜したブーム3の背部側に滑車20を配置すれば、ブーム3に対して主柱材T1と同じ側に吊りワイヤ5が滑車20から繰り出されるので、吊りワイヤ5を資材に結び留めるときの作業性が良好となる。この場合、吊りワイヤ5を資材に結び留めた後、資材を旋回させてブーム3の腹側に配置してから、先と同様にして資材を吊り降ろす。
【0011】
台棒装置1により解体した上部主柱材T1を吊り降ろしたら、取付金具2のボルト7及びガイド金具4のボルト13を緩めて各金具2,4を取り外し、次にこの下部主柱材T2を取り外し対象とすべく台棒装置1をさらに下方に隣接する下部主柱材T2に移動させて取り付け、その上部の主柱材T2の取り外し作業を同様にして行う。これらの作業を送電鉄塔Tを組む四方の主柱材のそれぞれについて行い、送電鉄塔Tを上部から下部へ順次解体していく。
【0012】
台棒装置1の下部主柱材T2への移行の際には、ガイド金具4のボルト17を緩めて受け板16と押え板18との間隔を広げ、相互間のボルト17の軸にスペーサ19を嵌合させ再びボルト17を締め込むことにより、予めスペーサ19を固定しておく。そして、ブーム3を支持しつつ取付金具2のボルト7を緩め、下部主柱材T2から取付金具2を取り外し、ブーム3を取付金具2もろともその下部に隣接する下部主柱材T2に移動させてから、先と同様にして取付金具2及び別の新たなガイド金具4で固定する。このとき、先のガイド金具4によってブーム3が軸方向にガイドされるので、ブーム3を転倒させることがないし、横方向にぶれ難くなるので、作業が安全で容易になる。ブーム3の移動に用いた先のガイド金具4はブーム3の移行後主柱材T2から取り外す。このように、二つのガイド金具4は交互に使用する。
【0013】
【発明の効果】
以上のように、本発明は、送電鉄塔に対して容易に着脱できるので、送電鉄塔上での設置位置を上部から下部へ比較的容易に変更でき、上部から構成材を順次取り外して鉄塔Tの内側の地上スペースに吊り降ろし、下方へ移行しながら送電鉄塔を解体することができる。これにより、従来のように地上におけるクレーン車やクレーン装置の設置スペースや、台棒装置の操作用支線などの作業スペースを省くことができ、解体工事を効率よく遂行することができるという効果を有する。特に、クレーン車の乗り入れやクレーンの搬入が困難であったり、適切でない場所における送電鉄塔の解体に最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る鉄塔解体用台棒装置の使用状態の斜視図である。
【図2】台棒装置の一部を省略した正面図である。
【図3】取付金具の斜視図である。
【図4】取付金具の平面図である。
【図5】ガイド金具の斜視図である。
【図6】ガイド金具の平面図である。
【図7】ガイド金具の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 台棒装置
2 取付金具
3 ブーム
4 ガイド金具
5 吊りワイヤ
6 当て板
8 止め板
12 当て板
14 止め板
16 受け板
17 ボルト
18 押え板
19 スペーサ
20 滑車
21 滑車
T 送電鉄塔
T1 上部主柱材
T2 下部主柱材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a base bar device for efficiently dismantling a power transmission tower from above and a dismantling method using the same.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in the dismantling work of a power transmission tower, large facilities such as crane trucks and crane devices are installed and installed around the power transmission tower, and the components of the steel tower are sequentially removed and suspended.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional crane vehicles and crane devices described above, it may be difficult or inappropriate to enter a crane vehicle such as an urban area or a mountainous area or to carry a crane. In such a case, a base bar device is simply used. This base bar device attaches a boom to one of the four main pillar members constituting the power transmission tower, and suspends the other main pillar member with a suspension wire that winds the main pillar member with a winch. The position adjustment of the boom in the front-rear direction is performed by operating the hoisting operation wire from the tip of the hoisting operation wire on the ground via a guide pulley on the steel tower. Positioning of the boom in the left-right direction is performed by placing branch lines for turning operation on both the left and right sides of the boom and operating this from the ground. And the pedestal device moves the steel tower downward from the upper part and removes the main pillar material sequentially.
However, in this pedestal device, a branch line for turning operation and a wire for undulation operation must be stretched on the ground, and a space must be provided on the ground so as not to hinder the operation.
Therefore, an object of the present invention is to provide a tower demolition pedestal device and a demolition method that can be easily detached from an existing power transmission tower, can take up installation space, and can efficiently dismantle the power transmission tower.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, in the invention of this application, a
In addition, the invention of this application provides a new dismantling method of a steel tower using the above-mentioned bar device. In this method, the base rod device is sequentially moved downward on the four main pillar materials, and is sequentially disassembled from the upper main pillar material T1 to the lower main pillar material T2 and suspended by the base rod device. Process. The step of fixing the
While the present invention has been described above with reference to the accompanying drawings, the present invention is not limited to this.
[0005]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
In FIG.1 and FIG.2, the base-
[0006]
As shown in FIGS. 3 and 4, the
[0007]
As shown in FIGS. 1 and 2, the
[0008]
As shown in FIGS. 5 and 6, the
[0009]
In this
[0010]
The hanging work is performed by first tying the material such as the upper main pillar T1 or the diagonal member attached thereto to the
When the mounting piece 3b is provided so as to be rotatable around the axis of the
[0011]
When the upper main column member T1 disassembled by the
[0012]
When the
[0013]
【The invention's effect】
As described above, the present invention can be easily attached to and detached from the power transmission tower, so that the installation position on the power transmission tower can be changed relatively easily from the upper part to the lower part. The power transmission tower can be dismantled while hanging down on the inner ground space and moving downward. As a result, it is possible to save work space such as crane vehicles and crane devices on the ground and operation branch lines of the base bar device as in the prior art, and it is possible to efficiently perform the dismantling work. . In particular, it is most suitable for dismantling power transmission towers in places where it is difficult to enter cranes or carry cranes, or where it is not appropriate.
[Brief description of the drawings]
BRIEF DESCRIPTION OF DRAWINGS FIG. 1 is a perspective view of a tower tower dismantling device according to the present invention in use.
FIG. 2 is a front view in which a part of the base bar device is omitted.
FIG. 3 is a perspective view of a mounting bracket.
FIG. 4 is a plan view of a mounting bracket.
FIG. 5 is a perspective view of a guide fitting.
FIG. 6 is a plan view of a guide fitting.
FIG. 7 is an exploded perspective view of a guide fitting.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (3)
取り外し対象である上部主柱材の下方に隣接する下部主柱材に着脱自在に取り付けられる取付金具と、
この取付金具に基端部が枢支され、前記下部主柱材および上部主柱材に沿って伸び、先端部が、解体後の前記上部主柱材を吊り下げ可能な高さ位置に至るブームと、
このブームの途上を前記下部主柱材に固定するために、下部主柱材に着脱可能に取り付けられるガイド金具と、
一端がウインチへ係止され、中間が前記ブームの先端部の滑車に掛け回され、他端側が滑車から垂下し、前記上部主柱材に係止可能な吊り下げワイヤとを具備し、
前記ガイド金具は、前記ブームの途上を前記下部主柱材に固定するために、ブーム周りを把持するボルトと、
前記ボルトの軸上に介設され、ブーム周りの締め込みを規制することによって、ブームを軸方向に移動自在に保持するためのスペーサとを具備することを特徴とする鉄塔解体用台棒装置。 In order to dismantle the transmission tower, the main pillar material for the tower dismantling used for the work of dismantling and hanging down the four main pillar members that form the steel tower from the upper main pillar material to the lower main pillar material,
A mounting bracket that is detachably attached to a lower main pillar material adjacent to the lower part of the upper main pillar material to be removed;
A boom whose base end portion is pivotally supported by the mounting bracket, extends along the lower main column material and the upper main column material, and a tip portion reaches a height position at which the upper main column material after disassembly can be suspended. When,
In order to fix the middle of the boom to the lower main pillar material, a guide fitting removably attached to the lower main pillar material,
One end is locked to the winch, the middle is hung around the pulley at the tip of the boom, the other end is suspended from the pulley, and includes a hanging wire that can be locked to the upper main pillar material,
The guide metal fittings are bolts that grip around the boom in order to fix the middle of the boom to the lower main pillar material;
A tower disassembling pedestal device comprising a spacer interposed on the shaft of the bolt for holding the boom movably in the axial direction by restricting tightening around the boom .
取り外し対象である上部主柱材の下方に隣接する下部主柱材に、前記取付金具を固定する工程と、
前記下部主柱材に前記ガイド金具を取り付け、このガイド金具の前記ボルトを締め付けて、ブームの途上をガイド金具で把持する工程と、
前記吊り下げワイヤの先端を前記上部主柱材に係止した後、当該上部主柱材を解体する工程と、
前記解体された上部主柱材を、前記ウインチと吊り下げワイヤで地上へ吊り降ろす工程と、
前記解体された上部主柱材を地上へ吊り降ろした後、前記台棒装置が支持されている下部主柱材を取り外し対象とするために、当該下部主柱材のさらに下方に隣接する下部主柱材にブームを移設する工程とを具備し、
前記ブームの移設工程において、ブームの途上を把持している前記ガイド金具の前記ボルトを緩め、当該ボルトの軸上にスペーサを介設することによって、ブームを軸方向に移動自在に保持する工程と、
次いで前記取付金具を下方の下部主柱材へ移動させつつ、ブームを前記ガイド金具にガイドさせて下方へ移動させる工程と、
下方へ移動させた前記取付金具を下方の下部主柱材の所定位置に固定する工程と、
前記下方の下部主柱材に、別のガイド金具を取り付け、このガイド金具のボルトを締め付けて、前記ブームの途上をガイド金具で把持する工程と、
次いで、前記スペーサを介設したガイド金具を主柱材から撤去する工程とを具備することを特徴とする鉄塔解体方法。 A tower dismantling method in which the base bar device according to claim 1 is sequentially moved downward on the four main pillar members, and then disassembled and suspended from the upper main pillar member to the lower main pillar member,
Fixing the mounting bracket to the lower main pillar material adjacent to the lower part of the upper main pillar material to be removed; and
Attaching the guide fitting to the lower main pillar, tightening the bolt of the guide fitting, and gripping the middle of the boom with the guide fitting;
A step of disassembling the upper main pillar member after locking the tip of the hanging wire to the upper main pillar member;
A step of suspending the disassembled upper main pillar material to the ground with the winch and a suspension wire;
After the disassembled upper main pillar material is suspended to the ground, the lower main pillar material, which is adjacent to the lower main pillar material, is further adjacent to the lower main pillar material so as to be removed. And a step of moving the boom to the pillar material,
In the step of moving the boom, loosening the bolt of the guide fitting holding the middle of the boom, and interposing a spacer on the axis of the bolt, thereby holding the boom movably in the axial direction; ,
Next, while moving the mounting bracket to the lower main pillar material below, the step of guiding the boom to the guide bracket and moving downward,
Fixing the mounting bracket moved downward at a predetermined position of the lower main pillar member below;
A process of attaching another guide fitting to the lower lower main pillar member, tightening a bolt of the guide fitting, and gripping the middle of the boom with the guide fitting,
Next, a method of dismantling the steel tower , comprising the step of removing the guide metal fitting provided with the spacer from the main pillar material .
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