JP3982288B2

JP3982288B2 - 3D window display device, 3D window display method, and 3D window display program

Info

Publication number: JP3982288B2
Application number: JP2002067385A
Authority: JP
Inventors: 和宏二村
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 2002-03-12
Filing date: 2002-03-12
Publication date: 2007-09-26
Anticipated expiration: 2022-03-12
Also published as: JP2003271279A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のウィンドウを半透明表示し、仮想的に奥行き方向を設定して、奥にあるウィンドウを縮小表示するとともに、これら複数のウィンドウの相対的三次元位置関係を維持したまま、回転移動し、奥にあるウィンドウをアクティブにして奥にある状態のまま操作する三次元ウィンドウ表示装置、方法及びプログラムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
近年、コンピュータなどの情報処理装置や、インターネットなどの通信技術の急激な進歩に伴って、これらの情報処理技術は、爆発的に社会に浸透している。
また、これら情報処理技術における利用上の操作性も急速に向上している。現在では、企業内においても、家庭においても、パーソナルコンピュータなどのディスプレイ上に複数のウィンドウを表示して作業を行うことは、特にめずらしいことではなくなっている。
【０００３】
しかし、多くのウィンドウを表示する必要がある場合には、ディスプレイのサイズに限界がある以上、これらのウィンドウを重ねて表示せざるを得ないことがあり、その操作が煩雑になることがあった。
このような操作性の問題を解決するために、例えば、特開平３−２８８８９１号公報や、特開２０００−２９３２８８号公報には、ウィンドウの一部を透明にしたり、ウィンドウを半透明表示する方法等が開示されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらの方法等によっても、重なりあったウィンドウを十分に利用できるとは言い得なかった。
すなわち、このようにウィンドウを半透明表示しても、実際には重なり合った文字を判別することは困難であり、読みづらいという問題があった。
【０００５】
また、重なりの下側にあるウィンドウに対して操作を行う場合に、下側にある状態のままで操作することはできず、ウィンドウの重なり合いの相対位置を変更せざるを得なかった。
さらに、ウィンドウが多数の場合は、各ウィンドウの重なり合いの位置関係を把握することが難しく、ウィンドウ全体が、他のウィンドウの下に重なっている場合には、ウィンドウ画面をクリックすることによってアクティブにすることができないという問題があった。
【０００６】
本発明は、上記の事情にかんがみなされたものであり、仮想的に奥行き方向を設定して、複数の半透明ウィンドウのうち相対的に奥にあるウィンドウを縮小表示するとともに、奥にある状態のまま操作可能とし、これらの相対的三次元位置関係を維持したまま回転移動も可能とする三次元ウィンドウ表示方法、装置及びプログラムの提供を目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の請求項１記載の三次元ウィンドウ表示装置は、カーソル及びウィンドウの位置情報に、仮想的な奥行き情報をもたせた三次元位置情報を用いて、ディスプレイ上に複数の半透明ウィンドウを表示する三次元ウィンドウ表示装置であって、ウィンドウを半透明表示するとともに、互いに重なりあったウィンドウのうち、相対的に下側にあるウィンドウを、遠近法を用いて縮小表示する表示制御部と、ウィンドウ及びカーソルの制御を行う入力情報制御部を有し、表示制御部が、入力装置からの入力情報にもとづいて、カーソル又は半透明ウィンドウを、この半透明ウィンドウ面に対して奥行き方向に移動する位置情報を算出し、この位置情報にもとづいて、カーソル又は半透明ウィンドウを表示し、入力情報制御部が、入力装置からの入力情報にもとづいて、複数の半透明ウィンドウのうち、相対的に奥にあるウィンドウを、複数の半透明ウィンドウの位置情報を変更することなくカレントウィンドウにするとともに、カーソルの奥行き方向の位置情報として、このカレントウィンドウの奥行き方向の位置情報を設定し、カーソルが、ディスプレイ面上において半透明ウィンドウ上にある場合であって、かつ、カーソルの奥行き方向の位置情報と同一の奥行き方向の位置情報をもつ半透明ウィンドウが、複数存在する場合、入力情報制御部が、当該複数の半透明ウィンドウのうち、最後に作成されたウィンドウをカレントウィンドウにする構成としてある。
【０００８】
三次元ウィンドウ表示装置をこのような構成にすれば、三次元ウィンドウ表示装置の利用者（以下、単に利用者と称する。）は、複数の重なり合った半透明ウィンドウを見る際に、それぞれのウィンドウの文字の大きさが異なるため、文字同士が重なった場合でも、どちらのウィンドウの文字であるかを容易に判別することができる。
このため、利用者は、同じ大きさの文字が重なり合った場合に比べて、その文字を容易に読むことが可能となる。
【００１０】
また、三次元ウィンドウ表示装置をこのような構成にすれば、利用者は、例えば、所定のキーを押下し続けることによって、選択した半透明ウィンドウをこのウィンドウに対して垂直な軸にそって、奥方向に移動させるとともに、この半透明ウィンドウを縮小表示させることができる。
【００１１】
また、ウィンドウを選択していない状態で、所定のキーを押下し続けることによって、カーソルを奥方向に移動させるとともに、カーソルを縮小表示させることもできる。
もちろん、反対に、手前方向に移動させるキーをもたせ、奥に移動したウィンドウを元に戻すことも可能である。
【００１２】
ここで、ウィンドウの選択とは、例えば、マウスを用いて、このウィンドウのメニューバーを、左ボタンを押下しつづけることによって、移動等の操作の可能な状態とすることを意味する。
また、表示制御部が算出に用いる入力装置からの入力情報は、この入力装置から直接入力される必要はない。例えば、これらの入力装置の制御部を介して、表示制御部に入力することができる。
なお、入力装置としては、キーボードやマウスの他、三次元ウィンドウ表示装置にデータの入力を行うことのできる各種入力装置、例えば、デバイスポインタ、タッチパッド、タブレット等を用いることができる。
【００１４】
さらに、三次元ウィンドウ表示装置をこのような構成にすれば、利用者は、各ウィンドウが三次元位置情報によって管理されていても、それぞれのウィンドウに位置を変更することなく容易にカレントウィンドウとすることができ、それぞれに対して各種操作を実行することが可能となる。
【００１５】
なお、本発明の三次元ウィンドウ表示装置を、この三次元ウィンドウ表示装置において、表示制御部が、カレントウィンドウが他のウィンドウの奥にある場合であっても、入力装置からのカレントウィンドウに対する入力情報にもとづいて、カレントウィンドウを表示する構成とすることも好ましい。
【００１６】
三次元ウィンドウ表示装置をこのような構成にすれば、利用者は、奥にある（すなわち、下に重なっている）ウィンドウを選択した場合に、奥にある状態のまま各種入力や、選択入力等を行うことができる。また、このカレントウィンドウを移動することももちろん可能である。
【００１７】
また、本発明の三次元ウィンドウ表示装置を、この三次元ウィンドウ表示装置において、表示制御部が、入力装置からの入力情報にもとづいて、複数の半透明ウィンドウの相対的三次元位置関係を維持したまま、これらの半透明ウィンドウを回転移動する位置情報及び回転量を算出し、この位置情報及び回転量にもとづいて、複数の半透明ウィンドウを表示する構成とすることも好ましい。
【００１８】
三次元ウィンドウ表示装置をこのような構成にすれば、複数のウィンドウをより三次元的に表示することができ、利用者は、直感的なウィンドウ操作を行うことが可能となる。
例えば、利用者は、複数の半透明ウィンドウを任意の方向に回転移動させ、これらの相対的三次元配置を変更することなく参照したり、選択することが可能となる。
【００１９】
これによって、ウィンドウが多数ある場合であっても、それぞれの位置関係を容易に把握することができるとともに、二次元状態では、他のウィンドウの下に完全に覆われているウィンドウを隠れない状態とすることもできる。
そして、ウィンドウをこのような状態で表示することにより、利用者は、カーソルを奥へ移動させることなく、容易に奥にあるウィンドウを選択することも可能となる。
【００２２】
また、本発明の三次元ウィンドウ表示装置を、この三次元ウィンドウ表示装置において、奥行き方向の所定位置への移動機能を割り当てられたキーボードの所定のキーの押下に応じ、表示制御部が、カーソル又は選択されている半透明ウィンドウの位置情報における奥行き方向の情報を変更して、この位置情報にもとづいて半透明ウィンドウを表示する構成とすることも好ましい。
【００２３】
三次元ウィンドウ表示装置をこのような構成にすれば、例えば、所定の奥行き位置として８段階を設定し、これらをファンクションキーのＦ１〜Ｆ８にそれぞれ設定することができる。
このため、利用者は、カーソルや半透明ウィンドウを奥行き方向へ移動させたい場合には、ファンクションキーを押下するのみで、これを容易に行うことが可能となる。
このとき、移動した半透明ウィンドウは、それぞれの奥行き位置に応じた縮尺率にて表示される。
【００２５】
本発明の請求項２記載の三次元ウィンドウ表示装置は、カーソルが、ディスプレイ面上において半透明ウィンドウ上にある場合であって、かつ、カーソルの奥行き方向の位置情報と同一の奥行き方向の位置情報をもつ半透明ウィンドウが、一つしか存在しない場合、入力情報制御部が、当該ウィンドウをカレントウィンドウにする構成としてある。
【００２６】
本発明の請求項３記載の三次元ウィンドウ表示装置は、カーソルが、ディスプレイ面上において半透明ウィンドウ上にある場合であって、かつ、カーソルの奥行き方向の位置情報と同一の奥行き方向の位置情報をもつ半透明ウィンドウが、存在しない場合、入力情報制御部が、半透明ウィンドウのうち、仮想的な奥行き方向において最もディスプレイ面の近くにあるウィンドウをカレントウィンドウにするとともに、カーソルの奥行き方向の位置情報として、このカレントウィンドウの奥行き方向の位置情報を設定する構成としてある。
【００２７】
本発明の請求項４記載の三次元ウィンドウ表示装置は、表示制御部が、入力装置からの入力情報にもとづいて、三次元表示された複数の半透明ウィンドウについて、各半透明ウィンドウを、カーソルの奥行き方向の座標を含みディスプレイ面に平行な平面内で平行移動し、又は、奥行き方向に移動する構成としてある。
三次元ウィンドウ表示装置をこのような構成にすれば、複数の半透明ウィンドウを三次元表示させた状態で、さらに各半透明ウィンドウをそれぞれ同一奥行き座標（Ｚ軸座標）平面内で、平行移動することができるとともに、Ｚ軸座標にそって平行移動させることも可能となる。
【００２８】
本発明の請求項５記載の三次元ウィンドウ表示方法は、ウィンドウを半透明表示するとともに、互いに重なりあったウィンドウのうち、相対的に下側にあるウィンドウを、遠近法を用いて縮小表示する表示制御部と、ウィンドウ及びカーソルの制御を行う入力情報制御部を有する三次元ウィンドウ表示装置により、カーソル及びウィンドウの位置情報に、仮想的な奥行き情報をもたせた三次元位置情報を用いて、ディスプレイ上に複数の半透明ウィンドウを表示する三次元ウィンドウ表示方法であって、表示制御部が、入力装置からの入力情報にもとづいて、カーソル又は半透明ウィンドウを、この半透明ウィンドウ面に対して奥行き方向に移動する位置情報を算出し、この位置情報にもとづいて、カーソル又は半透明ウィンドウを表示し、入力情報制御部が、入力装置からの入力情報にもとづいて、複数の半透明ウィンドウのうち、相対的に奥にあるウィンドウを、複数の半透明ウィンドウの位置情報を変更することなくカレントウィンドウにするとともに、カーソルの奥行き方向の位置情報として、このカレントウィンドウの奥行き方向の位置情報を設定し、カーソルが、ディスプレイ面上において半透明ウィンドウ上にある場合であって、かつ、カーソルの奥行き方向の位置情報と同一の奥行き方向の位置情報をもつ半透明ウィンドウが、複数存在する場合、入力情報制御部が、当該複数の半透明ウィンドウのうち、最後に作成されたウィンドウをカレントウィンドウにする方法としてある。
【００２９】
本発明の請求項６記載の三次元ウィンドウ表示方法は、カーソルが、ディスプレイ面上において半透明ウィンドウ上にある場合であって、かつ、カーソルの奥行き方向の位置情報と同一の奥行き方向の位置情報をもつ半透明ウィンドウが、一つしか存在しない場合、入力情報制御部が、当該ウィンドウをカレントウィンドウにする方法としてある。
本発明の請求項７記載の三次元ウィンドウ表示方法は、カーソルが、ディスプレイ面上において半透明ウィンドウ上にある場合であって、かつ、カーソルの奥行き方向の位置情報と同一の奥行き方向の位置情報をもつ半透明ウィンドウが、存在しない場合、入力情報制御部が、半透明ウィンドウのうち、仮想的な奥行き方向において最もディスプレイ面の近くにあるウィンドウをカレントウィンドウにするとともに、カーソルの奥行き方向の位置情報として、このカレントウィンドウの奥行き方向の位置情報を設定する方法としてある。
【００３０】
本発明の請求項８記載の三次元ウィンドウ表示方法は、表示制御部が、入力装置からの入力情報にもとづいて、三次元表示された複数の半透明ウィンドウについて、各半透明ウィンドウを、カーソルの奥行き方向の座標を含みディスプレイ面に平行な平面内で平行移動し、又は、奥行き方向に移動する方法としてある。
本発明の請求項９記載の三次元ウィンドウ表示プログラムは、ウィンドウを半透明表示するとともに、互いに重なりあったウィンドウのうち、相対的に下側にあるウィンドウを、遠近法を用いて縮小表示する表示制御部と、ウィンドウ及びカーソルの制御を行う入力情報制御部を有する三次元ウィンドウ表示装置に、カーソル及びウィンドウの位置情報に、仮想的な奥行き情報をもたせた三次元位置情報を用いて、ディスプレイ上に複数の半透明ウィンドウを表示させる三次元ウィンドウ表示プログラムであって、表示制御部に、入力装置からの入力情報にもとづいて、カーソル又は半透明ウィンドウを、この半透明ウィンドウ面に対して奥行き方向に移動する位置情報を算出させ、この位置情報にもとづいて、カーソル又は半透明ウィンドウを表示させ、入力情報制御部に、入力装置からの入力情報にもとづいて、複数の半透明ウィンドウのうち、相対的に奥にあるウィンドウを、複数の半透明ウィンドウの位置情報を変更させることなくカレントウィンドウにさせるとともに、カーソルの奥行き方向の位置情報として、このカレントウィンドウの奥行き方向の位置情報を設定させ、カーソルが、ディスプレイ面上において半透明ウィンドウ上にある場合であって、かつ、カーソルの奥行き方向の位置情報と同一の奥行き方向の位置情報をもつ半透明ウィンドウが、複数存在する場合、入力情報制御部に、当該複数の半透明ウィンドウのうち、最後に作成されたウィンドウをカレントウィンドウにさせる構成としてある。
【００３１】
本発明の請求項１０記載の三次元ウィンドウ表示プログラムは、カーソルが、ディスプレイ面上において半透明ウィンドウ上にある場合であって、かつ、カーソルの奥行き方向の位置情報と同一の奥行き方向の位置情報をもつ半透明ウィンドウが、一つしか存在しない場合、入力情報制御部に、当該ウィンドウをカレントウィンドウにさせる構成としてある。
【００３２】
本発明の請求項１１記載の三次元ウィンドウ表示プログラムは、カーソルが、ディスプレイ面上において半透明ウィンドウ上にある場合であって、かつ、カーソルの奥行き方向の位置情報と同一の奥行き方向の位置情報をもつ半透明ウィンドウが、存在しない場合、入力情報制御部に、半透明ウィンドウのうち、仮想的な奥行き方向において最もディスプレイ面の近くにあるウィンドウをカレントウィンドウにさせるとともに、カーソルの奥行き方向の位置情報として、このカレントウィンドウの奥行き方向の位置情報を設定させる構成としてある。
本発明の請求項１２記載の三次元ウィンドウ表示プログラムは、表示制御部に、入力装置からの入力情報にもとづいて、三次元表示された複数の半透明ウィンドウについて、各半透明ウィンドウを、カーソルの奥行き方向の座標を含みディスプレイ面に平行な平面内で平行移動させ、又は、奥行き方向に移動させる構成としてある。
【００３３】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照して説明する。
［第一実施形態］
まず、本発明の第一実施形態について、図１を参照して説明する。同図は、本発明の各実施形態における三次元ウィンドウ表示装置の構成を示すブロック図である。
【００３４】
同図に示すように、三次元ウィンドウ表示装置１０は、入力情報制御部としてのウィンドウ・マウスカーソル制御部１１、表示制御部１２、３Ｄグラフィックスライブラリ１３、記憶部１４、キーボード１５、マウス１６及びディスプレイ１７を有している。
ウィンドウ・マウスカーソル制御部１１は、キーボード１５及びマウス１６の制御を行う。そして、これらの入力情報を表示制御部１２に出力するとともに、この入力内容にもとづいて、画面表示を更新するように指示を出す。
【００３５】
また、この際ウィンドウ・マウスカーソル制御部１１は、キーボード１５及びマウス１６の入力情報にもとづいて、これらの入力装置からの情報にもとづいて、どのような画面処理を実行するかを判断する。
すなわち、マウスカーソルの平行移動を行うのか、あるいは画面回転を行うのかなどを判断し、それぞれの画面表示の実行を表示制御部１２に対して指示する。
【００３６】
表示制御部１２は、ウィンドウ・マウスカーソル制御部１１から入力したマウス１６の移動量や移動方向及び、キーボード１５からの入力情報等にもとづいて、移動後のカーソル位置情報や、ウィンドウの位置情報及び画面回転角情報を算出する。
【００３７】
そして、この算出した位置情報及び画面回転角情報にもとづいて、画面表示を更新する。この際、３Ｄグラフィックスライブラリ１３から所定の関数を呼び出して、位置情報及び画面回転角情報等を引数として設定し、画面表示更新を実行させる。
【００３８】
このとき、表示制御部１２は、各ウィンドウを半透明表示するとともに、位置情報に応じたウィンドウサイズに、各ウィンドウを縮小又は拡大表示する。
このウィンドウのサイズ変更は、単にウィンドウの大きさを変更するのみならず、そのウィンドウの内部で用いられているフォントや、アイコン等の全ての大きさが変更される。
【００３９】
３Ｄグラフィックスライブラリ１３は、ウィンドウシステム初期化、画面回転、ウィンドウサイズ変更、ウィンドウ位置変更等の機能をもつ既存の関数を保有しており、表示制御部１２からの要求に応じて、処理を行いディスプレイ１７に表示する。
また、この３Ｄグラフィックスライブラリ１３に、新たに作成した３Ｄグラフィックス用関数を登録することも可能である。
【００４０】
記憶部１４は、位置情報等を記憶し、表示制御部１２の要求に応じて、これを表示制御部１２へ出力するとともに、位置情報等の変更に伴って、表示制御部１２から新たな位置情報等を入力し、これを記憶する。
この位置情報としては、三次元の情報をもたせる。通常のウィンドウシステムは、２次元であるため、ウィンドウやマウスカーソルの位置情報として、縦方向と横方向の値（ｘ、ｙ）のみを有しているが、本発明においては、奥行き方向の情報も有しているため、位置情報は（ｘ、ｙ、ｚ）となる。
【００４１】
すなわち、記憶部１４は、マウス１６座標として（Ｍｘ，Ｍｙ，Ｍｚ）を管理するとともに、各ウィンドウごとに、ウィンドウ左上座標（ＷＬＴｘ，ＷＬＴｙ，ＷＬＴｚ）、ウィンドウ右下座標（ＷＲＢｘ，ＷＲＢｙ，ＷＲＢｚ）を管理している。
このときのＺ軸は、任意の基準で設定することが可能である。例えば、通常の２次元画面の位置を０として、奥行き方向にその値が大きくなるように設定することができる。
【００４２】
さらに、画面回転角（Ｒｘ，Ｒｙ，Ｒｚ）及び画面解像度（Ｘ，Ｙ，Ｚ）を管理している。
これらの各種データは、ウィンドウ・マウスカーソル制御部１１、表示制御部１２、３Ｄグラフィックスライブラリ１３の共有データとして利用される。
すなわち、記憶部１４は、ウィンドウ・マウスカーソル制御部１１、表示制御部１２、３Ｄグラフィックスライブラリ１３が上記各種データを利用する際に、これらからの参照を受ける。
また、表示制御部１２において新たな位置情報が算出された場合などに更新を受けるが、以下の処理手順の説明においては特に必要のない限り省略する。
【００４３】
キーボード１５は、利用者によって押下されたキー情報をウィンドウ・マウスカーソル制御部１１へ出力する。
マウス１６は、カーソル移動装置であり、回転体の移動信号をウィンドウ・マウスカーソル制御部１１へ出力することによって、カーソル位置を移動させることができる。また、マウスボタンにより、クリックなどの所定の信号をウィンドウ・マウスカーソル制御部１１へ出力する。
このカーソル移動装置として、タッチパッドやデバイスポインタ等の入力装置を用いることもできる。
ディスプレイ１７は、３Ｄグラフィックスライブラリ１３から出力された画面データを表示する表示装置である。
【００４４】
次に、第一実施形態の三次元ウィンドウ表示装置における処理手順について、図１を参照して説明する。
まず、はじめにウィンドウシステムが起動されると、表示制御部１２が記憶部１４における画像解像度（Ｘ，Ｙ，Ｚ）を参照し、これを引数として３Ｄグラフィックスライブラリ１３が保有するウィンドウシステム初期化関数をコールする。
ウィンドウシステム初期化関数が実行されることにより、ディスプレイ１７上には上記解像度で画面の表示が行われる。この画面解像度（Ｘ，Ｙ，Ｚ）は、利用者が任意に設定することができる。
【００４５】
次に、利用者がキーボード１５、マウス１６から入力したデータは、ウィンドウ・マウスカーソル制御部１１及び表示制御部１２に入力される。
これらの制御部は、それぞれに必要な入力データにもとづいた制御を行う。
例えば、利用者が、新しくウィンドウを表示させる指示を入力した場合には、ウィンドウ・マウスカーソル制御部１１は、その新しいウィンドウの位置情報を記憶部１４に記憶し、記憶部１４はその管理を開始する。
【００４６】
また、利用者が、あるウィンドウをマウスカーソルにより選択し、これを移動させる場合は、ウィンドウ・マウスカーソル制御部１１は、マウスカーソルの移動データを表示制御部１２に出力して、画面表示を更新するように指示を出す。
【００４７】
表示制御部１２は、このマウスカーソルの移動データにもとづいて、ウィンドウ及びマウス１６の移動後の位置情報や画面回転角を算出する。
そして、上記移動後の位置情報等を引数に設定して、３Ｄグラフィックスライブラリ１３の関数をコールすることにより、ディスプレイ１７の表示を更新する。
【００４８】
このとき、表示制御部１２は、各ウィンドウを半透明表示するとともに、より奥にあるウィンドウを、遠近法に従って、より小さく縮小表示する。また、この縮小表示においては、ウィンドウサイズを変更するだけでなく、フォントサイズを含むすべてを縮小表示する。
【００４９】
次に、図２を用いて、マウス１６の移動操作を行った場合の処理の詳細について説明する。同図は、本実施形態の三次元ウィンドウ表示装置におけるマウス移動に伴う処理の手順を示すフローチャートである。
まず、ウィンドウ・マウスカーソル制御部１１は、マウス１６の左ボタンが押されているか否かを判断し（ステップ１０）、押されていない場合は、マウスカーソルの平面移動処理を実行する（ステップ１１）。
【００５０】
ここで、キーボード１５の所定のキー、例えば、コントロール（Ｃｔｒｌ）キー及びＱキーを同時に押すことにより、画面回転移動を実行するようにキーを割り当てるとする。以降、このようなキーを画面回転キーと称する。
マウス１６の左ボタンが押された状態で、マウス１６の移動が行われた場合は、マウス１６の左ボタンと同時に、キーボード１５上の画面回転キーが押されているか否かを判断する（ステップ１２）。
【００５１】
マウス１６の左ボタンと画面回転キー押されている場合には、画面回転処理となり、ウィンドウ・マウスカーソル制御部１１は、表示制御部１２に画面回転処理を実施するように指示を出す（ステップ１３）。
このとき、表示制御部１２は、マウス１６の移動量及び移動方向から、回転量及び回転方向を計算し、この算出データを引数として、３Ｄグラフィックスライブラリ１３の画面回転関数をコールする。
そして、この関数の実行により、視点の移動、画面の回転が行われ、回転後の画面がディスプレイ１７に表示される。
【００５２】
次に、上記の画面回転キーが押されておらず、マウス１６の左ボタンのみが押されて、マウス１６の移動が行われた場合は、ウィンドウ・マウスカーソル制御部１１は、そのマウスカーソルが、ＸＹ座標平面上において、ウィンドウ上にあるか否かを判断する（ステップ１４）。
そして、マウスカーソルが、ウィンドウ上にない場合は、マウスカーソルの平面移動処理を実行する（ステップ１５）。
【００５３】
マウスカーソルが、ウィンドウ上にある場合は、ウィンドウ・マウスカーソル制御部１１は、マウス１６の左ボタンが押された位置に、マウスカーソルのＺ座標値と、同じＺ座標値をもつウィンドウが存在するか否かを判断する（ステップ１６）。
【００５４】
マウスカーソルと同じＺ座標値をもつウィンドウが存在しない場合は、マウスカーソルがそのウィンドウ上にあり、かつ、Ｚ座標値が最も小さいウィンドウ、すなわち、最も手前にあるウィンドウをカレントウィンドウにするとともに、マウスカーソルのＺ座標値にそのウィンドウのＺ座標値を代入する。
そして、マウス１６の左ボタンが、ウィンドウ上のどの位置でクリックされたかを判断するルーチンへジャンプする（ステップ１７）。
【００５５】
マウスカーソルと同じＺ座標値をもつウィンドウが存在する場合は、ウィンドウ・マウスカーソル制御部１１は、そのウィンドウが、カレントウィンドウであるか否かを判断する（ステップ１８）。カレントウィンドウである場合は、上記ルーチンへジャンプする。
【００５６】
カレントウィンドウでない場合は、マウスカーソルと同じＺ座標値をもつウィンドウが、複数存在するか否かを判断する（ステップ１９）。そして、複数存在する場合は、これら複数のウィンドウの中で、最後に作成されたウィンドウをカレントウィンドウに変更して、上記ルーチンへジャンプする（ステップ２０）。
【００５７】
マウスカーソルと同じＺ座標値をもつウィンドウが、一つしか存在しない場合は、ウィンドウ・マウスカーソル制御部１１は、そのウィンドウをカレントウィンドウとし、上記ルーチンへジャンプする（ステップ２１）。
このようにして、マウス１６の左ボタンが、ウィンドウ上のどの位置でクリックされたかを判断するルーチンへ処理が進む。
【００５８】
このマウス１６の左ボタンが、ウィンドウ上のどの位置でクリックされたかを判断するルーチンにおいて、ウィンドウ・マウスカーソル制御部１１は、左ボタンが、ウィンドウの角で押されたか、ウィンドウ内で押されたか、あるいはウィンドウのタイトルバーで押されたかを判断する（ステップ２２）。
マウス１６の左ボタンがウィンドウの角で押された場合は、ウィンドウサイズの変更処理となり、ウィンドウ・マウスカーソル制御部１１は、表示制御部１２にウィンドウサイズ変更の指示を出力する。
【００５９】
このとき、表示制御部１２は、マウス１６の移動量及び移動方向にもとづいて、サイズ変更されるウィンドウの左上座標（ＷＬＴｘ，ＷＬＴｙ，ＷＬＴｚ）、右下座標（ＷＲＢｘ，ＷＲＢｙ，ＷＲＢｚ）の値を変更する。
また、この変更後の座標を引数として、３Ｄグラフィックスライブラリ１３のウィンドウサイズ変更関数をコールする。
その結果、サイズ変更が行われたウィンドウが、ディスプレイ１７に表示される（ステップ２３）。
【００６０】
マウス１６の左ボタンが、ウィンドウの内部の位置で押された場合は、そのウィンドウに対するマウス１６操作が行われる。例えば、コピー領域選択、メニュー選択等の処理が実行される（ステップ２４）。
マウス１６の左ボタンが、ウィンドウのタイトルバーで押された場合は、キーボード１５上のＺ軸方向移動キーが押されているかが判断される（ステップ２５）。
Ｚ軸方向（奥行き方向）移動キーが押されていない場合には、ウィンドウの平面移動処理となり、ウィンドウ・マウスカーソル制御部１１は、表示制御部１２にウィンドウ平面移動の指示を出力する。
【００６１】
このとき、表示制御部１２は、ステップ２３の場合と同様にして、マウス１６の移動量及び移動方向にもとづいて、ウィンドウの平行移動が行われる。
すなわち、表示制御部１２は、上記情報にもとづいて、ウィンドウの左上座標（ＷＬＴｘ，ＷＬＴｙ，ＷＬＴｚ）、右下座標（ＷＲＢｘ，ＷＲＢｙ，ＷＲＢｚ）の値を変更し、変更後の座標を引数として、３Ｄグラフィックスライブラリ１３のウィンドウ移動関数をコールする。
【００６２】
この場合は、平面移動であるため、移動の前後でＺ軸座標の値ＷＬＴｚ、ＷＲＢｚは変化しない。
そして、ウィンドウ移動関数の実行の結果、ディスプレイ１７には、平行移動後のウィンドウが表示される（ステップ２６）。
【００６３】
キーボード１５上のＺ軸方向移動キーが押されている場合には、ウィンドウのＺ軸方向の移動処理が実行される。
このとき、ウィンドウ・マウスカーソル制御部１１は、表示制御部１２にウィンドウをＺ軸方向に移動させる指示を出力する。
【００６４】
表示制御部１２は、マウス１６の移動量及び移動方向により、平面移動されるウィンドウの左上座標（ＷＬＴｘ，ＷＬＴｙ，ＷＬＴｚ）、右下座標（ＷＲＢｘ，ＷＲＢｙ，ＷＲＢｚ）の値を更新して、そのデータを引数として３Ｄグラフィックスライブラリ１３のウィンドウ移動関数をコールする。
【００６５】
Ｚ軸方向移動の場合は、Ｘ軸方向及びＹ軸方向の値、ＷＬＴｘ、ＷＬＴｙ、ＷＲＢｘ、ＷＲＢｙは変化しない。
そして、ウィンドウ移動関数の実行の結果、ディスプレイ１７には、平行移動後のウィンドウが表示される（ステップ２７）。
【００６６】
次に、図３〜図６を用いて、本実施形態における画面回転及び画面選択等について説明する。
図３及び図６は、本実施形態の三次元ウィンドウ表示装置における複数の半透明ウィンドウを表示した図であり、図４及び図５は、図３、図６をそれぞれ回転移動した図である。
【００６７】
図３においては、三枚のウィンドウが表示されており、最も手前にある太線にて示されたウィンドウＡが、カレントウィンドウである。
右上に表示されているウィンドウＢは、その一部がカレントウィンドウと重なることなく表示されているため、このウィンドウＢにフォーカスを切り替える（カレントウィンドウを変更する）場合、ウィンドウＢ上のウィンドウＡと重なっていない部分をクリックするだけでよい。
【００６８】
しかし、最も奥にあるウィンドウＣは、完全にカレントウィンドウに重なった状態であるため、このまま状態ではカーソルのＺ軸座標を移動させることなくフォーカスを切り替えることができない。
そこで、より容易にフォーカスの切り替えを行うために、キーボード１５上の、画面回転キーを押しながらマウス１６を左ドラッグすることで画面を回転させ、図４に示すように立体的（三次元）に表示させる。
【００６９】
このように表示することによって、一番奥にあるウィンドウＣをクリックすることができるようになり、これをクリックすることによって、図５に示すように、ウィンドウＣにフォーカスを簡単に移動することができる。
そして、このような状態のままで、ウィンドウＣに対する各種操作、例えば、データの入力や、ウィンドウＣにおけるメニューの操作等を行うことが可能となる。
【００７０】
もちろん、図５に示すような状態ウィンドウ選択状態のまま画面を回転し、図６のように二次元表示に戻して操作することも可能である。
また、図５に示すような状態で、ウィンドウＣを同一Ｚ軸座標平面内で平行移動させたり、あるいはＺ軸方向に移動させることも可能である。
【００７１】
なお、上記説明においては、Ｚ軸方向の移動をキーボード１５上の特定のキーを押下しながら、マウス１６の左ボタンをドラッグすることによって行うようにしたが、同様の結果を他の操作を用いて得るようにしてもよい。
例えば、Ｚ軸のプラス方向への移動及びマイナス方向への移動をそれぞれキーボード１５上の所定のキーに割り当て、これを押下し続けることによって、マウス１６にて選択中のウィンドウをＺ軸方向に移動させるようにすることもできる。
【００７２】
また、ウィンドウを選択することなく上記キーを押下し続けることによって、カーソルのみをＺ軸方向に移動させるとともに、Ｚ軸の奥方向（プラス方向）に移動させたときには、そのカーソルの大きさを次第に縮小させ、手前方向（マイナス方向）に移動させたときには、次第に拡大するようにすることもできる。
【００７３】
さらに、マウスの右ボタンや、スクロールボタンを用いることによって、キーボード１５を用いることなく、マウス１６のみを用いてＺ軸方向の移動を行うようにしてもよい。
上記画面回転キーについても同様に、キーボード１５を用いることなく、例えば、マウス１６の右ボタンと左ボタンを同時に押下することによって回転させることも可能である。
【００７４】
また、本実施形態においては、主に入力装置からのデータにもとづいて、どのような処理を実行させるかの判断を、ウィンドウ・マウスカーソル制御部１１に行わせ、位置情報などの計算や画面表示を表示制御部１２に行わせるようにしているが、この構成は同様な機能が実現できる限りにおいて、変更することが可能である。
例えば、表示制御部１２にウィンドウ・マウスカーソル制御部１１の機能を持たせ、ウィンドウ・マウスカーソル制御部１１を省略することも可能である。
【００７５】
三次元ウィンドウ表示装置における処理手順をこのような順序とすれば、利用者は、画面上に複数のウィンドウが重なり合って表示されている場合であっても、それぞれの内容を容易に認識することができる。
これは、それぞれのウィンドウが半透明で表示されるとともに、それぞれ異なる奥行きの位置に表示することができ、かつ、奥にあるものは縮小して表示され、その文字も異なる大きさで表示されるためである。
【００７６】
また、多くのウィンドウが表示されている場合であっても、これらのウィンドウの三次元的位置関係を変えることなく、仮想的三次元空間で回転させることができるため、それぞれの位置関係を容易に把握することができるとともに、各ウィンドウを容易に選択することが可能となる。
さらに、それぞれのウィンドウに対して、これらのウィンドウの位置関係をいちいち変更することなく、その状態のまま直接操作することも可能となる。
【００７７】
［第二実施形態］
次に、本発明の第二実施形態につき、図１を参照して説明する。本実施形態は、Ｚ軸方向の移動のために、あらかじめ所定の奥行き位置を設定して、所定のキーに割り当て、これを押下することによって、容易に移動可能とする点で第一実施形態と相違する。
例えば、所定のＺ軸座標における解像度として、Ｚ軸座標が大きくなるにつれて、縮小率が大きくなるように、８段階の解像度を設定し、これらをファンクションキーのＦ１〜Ｆ８にそれぞれ設定することができる。
【００７８】
そして、これを押下することによって、カーソルをＺ軸における所定座標に容易に移動させることが可能となる。
また、ウィンドウを選択しながら、すなわち、マウス１６の左ボタンを、そのウィンドウのメニューバー上で押下しつづけながら、上記ファンクションキーを押下することによって、そのウィンドウを所定のＺ軸座標位置に移動することも可能となる。
さらに、新しくウィンドウを表示させるときに、これらのファンクションキーのＺ軸座標位置に順次表示させるようにすることも好ましい。
【００７９】
三次元ウィンドウ表示装置における処理手順をこのような順序とすれば、複数のウィンドウの表示位置を所定のＺ軸座標のみに限定することができ、よりウィンドウの位置関係を容易に把握することが可能となるとともに、各ウィンドウの選択も容易となる。
【００８０】
上記の実施形態におけるマウス移動の判断や、３Ｄグラフィックスライブラリのコール等は、三次元ウィンドウ表示プログラムにより実行される。
この三次元ウィンドウ表示プログラムは、コンピュータの各構成要素に指令を送り、所定の処理、例えば、マウス移動の判断処理や、３Ｄグラフィックスライブラリのコール処理等を行わせる。
これによって、これらの処理は、三次元ウィンドウ表示プログラムとコンピュータとが協働した三次元ウィンドウ表示装置１０により実現される。
【００８１】
なお、三次元ウィンドウ表示プログラムは、コンピュータのＲＯＭやハードディスクに記憶させる他、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、たとえば、外部記憶装置及び可搬記録媒体等に格納することができる。
外部記憶装置とは、磁気ディスク等の記録媒体を内蔵し、例えば三次元ウィンドウ表示装置１０などに外部接続される記憶増設装置をいう。一方、可搬記録媒体とは、記録媒体駆動装置（ドライブ装置）に装着でき、かつ、持ち運び可能な記録媒体であって、たとえば、ＣＤ−ＲＯＭ、フレキシブルディスク、メモリカード、光磁気ディスク等をいう。
【００８２】
そして、記録媒体に記録されたプログラムは、コンピュータのＲＡＭにロードされて、ＣＰＵにより実行される。この実行により、上述した本実施形態の三次元ウィンドウ表示装置１０の機能が実現される。
さらに、コンピュータで三次元ウィンドウ表示プログラムをロードする場合、他のコンピュータで保有された三次元ウィンドウ表示プログラムを、通信回線を利用して自己の有するＲＡＭや外部記憶装置にダウンロードすることもできる。
【００８３】
このダウンロードされた三次元ウィンドウ表示プログラムも、ＣＰＵにより実行され、本実施形態のマウス移動の判断処理や、３Ｄグラフィックスライブラリのコール処理等を実現する。
なお、本発明は以上の実施形態に限定されるものではなく、例えば、第一実施形態と第二実施形態を組合せ、所定のＺ軸座標への移動キーを設けるとともに、その設定されたＺ軸座標以外の位置へも移動可能として、ウィンドウの配置を柔軟に行えるようにしたり、あるいは奥行き方向移動とウィンドウ平面内における平行移動を同時に実行させるなど適宜設計変更できるものである。
【００８４】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、利用者は、画面上に複数のウィンドウが重なり合って表示されている場合であっても、それぞれ異なる奥行きの位置に表示することができ、かつ、奥にあるものは縮小して表示され、その文字も異なる大きさで表示されるため、それぞれの内容を容易に認識することが可能となる。
【００８５】
また、多くのウィンドウが表示されている場合であっても、これらのウィンドウの三次元的位置関係を変えることなく、仮想的三次元空間で回転させることができるため、それぞれの位置関係を容易に把握することができるとともに、各ウィンドウを容易に選択することが可能となる。
さらに、それぞれのウィンドウに対して、これらのウィンドウの位置関係を変更することなく、その状態のまま直接操作することも可能となる。
また、そのウィンドウを三次元表示のまま移動させることも可能である。
【００８６】
このようにウィンドウシステムを人間の生活空間と同じ三次元にすることで、直感的にウィンドウの位置関係を認識でき、違和感なく操作することが可能となる。
加えて、複数のウィンドウの表示位置を所定のＺ軸座標のみに限定することができるため、よりウィンドウの位置関係を容易に把握することが可能となるとともに、各ウィンドウの選択を容易に行うことも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の各実施形態の三次元ウィンドウ表示装置の構成を示すブロック図である。
【図２】本発明の第一実施形態の三次元ウィンドウ表示装置におけるマウス移動に伴う処理の手順を示すフローチャートである。
【図３】本発明の各実施形態の三次元ウィンドウ表示装置における複数の半透明ウィンドウを表示した図である。
【図４】本発明の各実施形態の三次元ウィンドウ表示装置における複数の半透明ウィンドウを回転表示した図である。
【図５】本発明の各実施形態の三次元ウィンドウ表示装置における複数の半透明ウィンドウを回転表示した図である。
【図６】本発明の各実施形態の三次元ウィンドウ表示装置における複数の半透明ウィンドウを表示した図である。
【符号の説明】
１０三次元ウィンドウ表示装置
１１ウィンドウ・マウスカーソル制御部
１２表示制御部
１３３Ｄグラフィックスライブラリ
１４記憶部
１５キーボード
１６マウス
１７ディスプレイ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention displays a plurality of windows semi-transparently, virtually sets the depth direction, reduces the window at the back, and rotates the plurality of windows while maintaining the relative three-dimensional positional relationship. The present invention relates to a three-dimensional window display device, a method, and a program for moving, operating a window in the back, and operating the window in the back.
[0002]
[Prior art]
In recent years, with rapid progress in information processing apparatuses such as computers and communication technologies such as the Internet, these information processing technologies have exploded into society.
In addition, operability in use in these information processing technologies is rapidly improving. At present, it is not particularly unusual to display a plurality of windows on a display such as a personal computer in a company or at home.
[0003]
However, when it is necessary to display a large number of windows, it may be necessary to overlap these windows as the display size is limited, which may complicate the operation. .
In order to solve such operability problems, for example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 3-288891 and Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-293288 disclose a method of making a part of a window transparent or displaying a window translucently. Etc. are disclosed.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, even with these methods, it cannot be said that the overlapped window can be used sufficiently.
That is, even if the window is displayed semi-transparently in this way, it is difficult to actually distinguish the overlapped characters and it is difficult to read.
[0005]
In addition, when an operation is performed on a window on the lower side of the overlap, the operation cannot be performed with the state on the lower side, and the relative position of the overlap of the windows has to be changed.
In addition, when there are many windows, it is difficult to grasp the positional relationship of the overlapping of each window, and when the whole window is overlapped with other windows, it is activated by clicking the window screen There was a problem that I could not.
[0006]
The present invention has been considered in view of the above circumstances, in which a depth direction is virtually set, and a relatively deep window among a plurality of semi-transparent windows is reduced and displayed. It is an object of the present invention to provide a three-dimensional window display method, apparatus, and program that can be operated as they are, and that can be rotated while maintaining their relative three-dimensional positional relationship.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
  To achieve the above object, a three-dimensional window display device according to claim 1 of the present invention uses a plurality of three-dimensional position information with virtual depth information as position information of a cursor and a window, and a plurality of them are displayed on the display. 3D window display device that displays a semi-transparent window, and displays the window semi-transparently, and among the overlapping windows, displays a relatively lower window using a perspective method. A display control unit and an input information control unit for controlling the window and the cursor, and the display control unit sets the cursor or the translucent window to the translucent window surface based on the input information from the input device; Calculate the position information to move in the depth direction, display a cursor or translucent window based on this position information, and input information Based on the input information from the input device, the control unit makes a relatively deep window out of the plurality of translucent windows the current window without changing the position information of the plurality of translucent windows, Set the position information in the depth direction of this current window as the position information in the depth direction of the cursorIf the cursor is on a semi-transparent window on the display surface and there are multiple semi-transparent windows having the same position information in the depth direction as the position information in the depth direction of the cursor, input The information control unit sets the last created window among the plurality of translucent windows as the current windowAs a configuration.
[0008]
When the three-dimensional window display device is configured as described above, a user of the three-dimensional window display device (hereinafter simply referred to as a user) sees each of the windows when viewing a plurality of overlapping translucent windows. Since the sizes of the characters are different, even if the characters overlap each other, it is possible to easily determine which window the character is.
For this reason, the user can read the characters more easily than when the same size characters overlap.
[0010]
  Also,With such a configuration of the three-dimensional window display device, the user can, for example, keep pressing the predetermined key to move the selected translucent window along the axis perpendicular to the window in the back direction. This semi-transparent window can be reduced in size.
[0011]
Further, by continuing to press a predetermined key while no window is selected, the cursor can be moved in the back direction and the cursor can be displayed in a reduced size.
Of course, on the contrary, it is also possible to provide a key for moving in the forward direction and return the window moved to the back.
[0012]
Here, the selection of the window means, for example, that the menu bar of this window is brought into a state in which an operation such as movement can be performed by continuously pressing down the left button using the mouse.
Further, the input information from the input device used for calculation by the display control unit does not need to be directly input from the input device. For example, it can input into a display control part via the control part of these input devices.
In addition to the keyboard and mouse, various input devices that can input data to the three-dimensional window display device such as a device pointer, a touch pad, and a tablet can be used as the input device.
[0014]
  further,If the three-dimensional window display device has such a configuration, even if each window is managed by the three-dimensional position information, the user can easily set the current window without changing the position of each window. It is possible to perform various operations on each.
[0015]
  The present inventionof3D window display deviceTheIn this three-dimensional window display device, the display control unit displays the current window based on the input information for the current window from the input device even when the current window is behind another window.It is also preferable to do.
[0016]
If the three-dimensional window display device has such a configuration, when the user selects a window at the back (that is, overlapped below), various inputs, selection inputs, etc. remain in the state at the back. It can be performed. It is of course possible to move this current window.
[0017]
  Also,The present inventionof3D window displayTheIn this three-dimensional window display device, the display control unit rotates and moves these semi-transparent windows while maintaining the relative three-dimensional positional relationship of the plurality of semi-transparent windows based on the input information from the input device. A configuration for calculating position information and rotation amount, and displaying a plurality of translucent windows based on the position information and rotation amount;It is also preferable to do.
[0018]
If the three-dimensional window display device has such a configuration, a plurality of windows can be displayed in a three-dimensional manner, and the user can perform intuitive window operations.
For example, the user can rotate and move a plurality of translucent windows in an arbitrary direction, and can refer to or select these without changing the relative three-dimensional arrangement.
[0019]
As a result, even when there are a large number of windows, it is possible to easily grasp the positional relationship between them, and in a two-dimensional state, a window that is completely covered under other windows is not hidden. You can also
By displaying the window in such a state, the user can easily select the window at the back without moving the cursor to the back.
[0022]
  Also,The present inventionof3D window displayTheIn this three-dimensional window display device, in response to the pressing of a predetermined key on the keyboard assigned the function of moving to a predetermined position in the depth direction, the display control unit displays the position information on the cursor or the selected translucent window. Change the depth information and display a translucent window based on this position information.It is also preferable to do.
[0023]
If the three-dimensional window display device has such a configuration, for example, eight stages can be set as predetermined depth positions, and these can be set as function keys F1 to F8, respectively.
For this reason, when the user wants to move the cursor or the translucent window in the depth direction, the user can easily do this by simply pressing the function key.
At this time, the moved translucent window is displayed at a scale ratio corresponding to each depth position.
[0025]
  Claims of the invention2In the described three-dimensional window display device, the cursor is on a semi-transparent window on the display surface, and a semi-transparent window having the same position information in the depth direction as the position information in the depth direction of the cursor is provided. If there is only one, the input information control unit makes the window the current window.
[0026]
  Claims of the invention3In the described three-dimensional window display device, the cursor is on a semi-transparent window on the display surface, and a semi-transparent window having the same position information in the depth direction as the position information in the depth direction of the cursor is provided. If there is not, the input information control unit makes the window closest to the display surface in the virtual depth direction out of the semi-transparent windows as the current window, and uses this current window as position information in the depth direction of the cursor. The position information in the depth direction is set.
[0027]
  Claims of the invention4In the described three-dimensional window display device, the display control unit includes, for each of the plurality of semi-transparent windows displayed in three dimensions based on input information from the input device, each semi-transparent window including coordinates in the depth direction of the cursor. It is configured to translate in a plane parallel to the display surface or to move in the depth direction.
  If the three-dimensional window display device has such a configuration, a plurality of semi-transparent windows are displayed in three dimensions, and each semi-transparent window is further translated in the same depth coordinate (Z-axis coordinate) plane. In addition, it can be translated along the Z-axis coordinates.
[0028]
  Claims of the invention5The described three-dimensional window display method includes: a display control unit that displays a window semitransparently; and a relatively lower window among the windows that overlap each other; A plurality of translucent windows are displayed on the display by using a three-dimensional window display device having an input information control unit for controlling the cursor, using three-dimensional position information having virtual depth information as position information of the cursor and the window. The display control unit displays position information for moving the cursor or the semitransparent window in the depth direction with respect to the semitransparent window surface based on the input information from the input device. Based on this position information, a cursor or a translucent window is displayed, and the input information control unit Based on the input information from the input device, among the multiple translucent windows, the relatively deep window becomes the current window without changing the position information of the multiple translucent windows, and the depth direction of the cursor Set the position information in the depth direction of this current window as the position information ofIf the cursor is on a semi-transparent window on the display surface and there are multiple semi-transparent windows having the same position information in the depth direction as the position information in the depth direction of the cursor, input The information control unit sets the last created window among the plurality of translucent windows as the current windowThere is a way.
[0029]
  Claims of the invention6The described three-dimensional window display method is a case where the cursor is on a semi-transparent window on the display surface, and a semi-transparent window having the same position information in the depth direction as the position information in the depth direction of the cursor. If there is only one, the input information control unit makes the current window the current window.
  Claims of the invention7The described three-dimensional window display method is a case where the cursor is on a semi-transparent window on the display surface, and a semi-transparent window having the same position information in the depth direction as the position information in the depth direction of the cursor. If there is not, the input information control unit makes the window closest to the display surface in the virtual depth direction out of the semi-transparent windows as the current window, and uses this current window as position information in the depth direction of the cursor. This is a method for setting position information in the depth direction.
[0030]
  Claims of the invention8In the described three-dimensional window display method, the display control unit includes, for a plurality of semi-transparent windows displayed in three dimensions based on input information from the input device, each semi-transparent window including coordinates in the depth direction of the cursor. This is a method of translating in a plane parallel to the display surface or moving in the depth direction.
  Claims of the invention9The three-dimensional window display program described includes a display control unit that displays a window semi-transparently and displays a relatively lower window among the windows that overlap each other using a perspective method; A three-dimensional window display device having an input information control unit for controlling the cursor, and using the three-dimensional position information with virtual depth information as the position information of the cursor and the window, a plurality of translucent windows on the display Is a three-dimensional window display program for displaying a position information for moving a cursor or a translucent window in the depth direction with respect to the translucent window surface based on the input information from the input device. Based on this position information, a cursor or a translucent window is displayed and entered. Based on the input information from the input device, the information control unit causes a relatively deep window among the plurality of translucent windows to become the current window without changing the position information of the plurality of translucent windows. The position information in the depth direction of this current window is set as the position information in the depth direction of the cursor.When the cursor is on a semi-transparent window on the display surface and there are a plurality of semi-transparent windows having the same position information in the depth direction as the position information in the depth direction of the cursor, input information Let the control unit make the last created window among the plurality of translucent windows the current window.As a configuration.
[0031]
  Claims of the invention10In the described three-dimensional window display program, the cursor is on a semi-transparent window on the display surface, and a semi-transparent window having the same position information in the depth direction as the position information in the depth direction of the cursor is displayed. If there is only one, the input information control unit causes the window to become the current window.
[0032]
  Claims of the invention11In the described three-dimensional window display program, the cursor is on a semi-transparent window on the display surface, and a semi-transparent window having the same position information in the depth direction as the position information in the depth direction of the cursor is displayed. If not, the input information control unit causes the window that is closest to the display surface in the virtual depth direction among the translucent windows to be the current window, and the current window is used as position information in the depth direction of the cursor. The position information in the depth direction is set.
  Claims of the invention12The described three-dimensional window display program includes, in the display control unit, a plurality of semi-transparent windows displayed in three dimensions based on input information from the input device, each semi-transparent window including coordinates in the depth direction of the cursor. It is configured to move in a plane parallel to the display surface or to move in the depth direction.
[0033]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[First embodiment]
First, a first embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. FIG. 2 is a block diagram showing the configuration of the three-dimensional window display device in each embodiment of the present invention.
[0034]
As shown in the figure, the three-dimensional window display device 10 includes a window / mouse cursor control unit 11, a display control unit 12, a 3D graphics library 13, a storage unit 14, a keyboard 15, a mouse 16, and an input information control unit. A display 17 is provided.
The window / mouse cursor control unit 11 controls the keyboard 15 and the mouse 16. Then, the input information is output to the display control unit 12 and an instruction is issued to update the screen display based on the input content.
[0035]
At this time, the window / mouse cursor control unit 11 determines what screen processing is to be executed based on the information from these input devices based on the input information of the keyboard 15 and the mouse 16.
That is, it is determined whether the mouse cursor is to be translated or the screen is rotated, and the display control unit 12 is instructed to execute each screen display.
[0036]
The display control unit 12 is based on the amount and direction of movement of the mouse 16 input from the window / mouse cursor control unit 11, input information from the keyboard 15, etc. Calculate screen rotation angle information.
[0037]
Then, the screen display is updated based on the calculated position information and screen rotation angle information. At this time, a predetermined function is called from the 3D graphics library 13, position information, screen rotation angle information, and the like are set as arguments, and screen display update is executed.
[0038]
At this time, the display control unit 12 displays each window translucently and reduces or enlarges each window to a window size corresponding to the position information.
Changing the size of the window not only changes the size of the window, but also changes the size of all fonts and icons used in the window.
[0039]
The 3D graphics library 13 has existing functions having functions such as window system initialization, screen rotation, window size change, and window position change, and performs processing in response to a request from the display control unit 12. Displayed on the display 17.
In addition, a newly created 3D graphics function can be registered in the 3D graphics library 13.
[0040]
The storage unit 14 stores position information and the like, and outputs the position information to the display control unit 12 in response to a request from the display control unit 12. Input information etc. and store it.
As this position information, three-dimensional information is provided. Since a normal window system is two-dimensional, it has only vertical and horizontal values (x, y) as position information of a window or a mouse cursor. Therefore, the position information is (x, y, z).
[0041]
That is, the storage unit 14 manages (Mx, My, Mz) as the mouse 16 coordinates, and for each window, the upper left window coordinates (WLTx, WLTYy, WLTz) and the lower right window coordinates (WRBx, WRBy, WRBz). Is managing.
At this time, the Z-axis can be set according to any reference. For example, the position of a normal two-dimensional screen can be set to 0, and the value can be set to increase in the depth direction.
[0042]
Furthermore, the screen rotation angle (Rx, Ry, Rz) and the screen resolution (X, Y, Z) are managed.
These various data are used as shared data for the window / mouse cursor control unit 11, the display control unit 12, and the 3D graphics library 13.
That is, when the window / mouse cursor control unit 11, the display control unit 12, and the 3D graphics library 13 use the various data, the storage unit 14 receives reference from them.
In addition, the update is received when new position information is calculated in the display control unit 12, but is omitted in the following description of the processing procedure unless particularly necessary.
[0043]
The keyboard 15 outputs key information pressed by the user to the window / mouse cursor control unit 11.
The mouse 16 is a cursor moving device, and the cursor position can be moved by outputting a moving signal of the rotating body to the window / mouse cursor control unit 11. Further, a predetermined signal such as a click is output to the window / mouse cursor control unit 11 by a mouse button.
As the cursor moving device, an input device such as a touch pad or a device pointer can be used.
The display 17 is a display device that displays screen data output from the 3D graphics library 13.
[0044]
Next, a processing procedure in the three-dimensional window display device of the first embodiment will be described with reference to FIG.
First, when the window system is activated, the display control unit 12 refers to the image resolution (X, Y, Z) in the storage unit 14 and uses this as an argument for the window system initialization function held by the 3D graphics library 13. Call.
By executing the window system initialization function, the screen is displayed on the display 17 at the above resolution. The screen resolution (X, Y, Z) can be arbitrarily set by the user.
[0045]
Next, data input from the keyboard 15 and mouse 16 by the user is input to the window / mouse cursor control unit 11 and the display control unit 12.
These control units perform control based on necessary input data.
For example, when the user inputs an instruction to display a new window, the window / mouse cursor control unit 11 stores the position information of the new window in the storage unit 14, and the storage unit 14 starts its management. To do.
[0046]
When the user selects a window with the mouse cursor and moves it, the window / mouse cursor control unit 11 outputs the movement data of the mouse cursor to the display control unit 12 to update the screen display. Give instructions to do.
[0047]
The display control unit 12 calculates position information and a screen rotation angle after the movement of the window and the mouse 16 based on the movement data of the mouse cursor.
Then, the position information after the movement is set as an argument, and the function of the 3D graphics library 13 is called to update the display on the display 17.
[0048]
  At this time, the display control unit 12TheA translucent window and a deeper windowTheAccording to the perspective method, the image is reduced and displayed smaller. In this reduced display, not only the window size is changed, but also everything including the font size is reduced and displayed.
[0049]
Next, details of processing when the mouse 16 is moved will be described with reference to FIG. This figure is a flowchart showing a procedure of processing accompanying mouse movement in the three-dimensional window display device of the present embodiment.
First, the window / mouse cursor control unit 11 determines whether or not the left button of the mouse 16 is pressed (step 10), and if not, executes a plane movement process of the mouse cursor (step 11). ).
[0050]
Here, it is assumed that a key is assigned so as to execute a screen rotation movement by simultaneously pressing a predetermined key of the keyboard 15, for example, a control (Ctrl) key and a Q key. Hereinafter, such a key is referred to as a screen rotation key.
If the mouse 16 is moved while the left button of the mouse 16 is pressed, it is determined whether or not the screen rotation key on the keyboard 15 is pressed simultaneously with the left button of the mouse 16 (step). 12).
[0051]
If the left button of the mouse 16 and the screen rotation key are pressed, the screen rotation process is performed, and the window / mouse cursor control unit 11 instructs the display control unit 12 to perform the screen rotation process (step 13). ).
At this time, the display control unit 12 calculates the rotation amount and rotation direction from the movement amount and movement direction of the mouse 16, and calls the screen rotation function of the 3D graphics library 13 using the calculated data as an argument.
By executing this function, the viewpoint is moved and the screen is rotated, and the rotated screen is displayed on the display 17.
[0052]
  Next, when the screen rotation key is not pressed and only the left button of the mouse 16 is pressed and the mouse 16 is moved, the window / mouse cursor control unit 11 displays the mouse cursor. ,On the XY coordinate plane,It is determined whether it is on the window (step 14).
  If the mouse cursor is not on the window, plane movement processing of the mouse cursor is executed (step 15).
[0053]
When the mouse cursor is on the window, the window / mouse cursor control unit 11 has a window having the same Z coordinate value as that of the mouse cursor at the position where the left button of the mouse 16 is pressed. Whether or not (step 16).
[0054]
  If there is no window with the same Z coordinate value as the mouse cursor, the mouse cursorwindowThe window having the smallest Z coordinate value, that is, the window at the forefront is made the current window, and the Z coordinate value of the window is substituted for the Z coordinate value of the mouse cursor.
  Then, the routine jumps to a routine for determining where the left button of the mouse 16 is clicked on the window (step 17).
[0055]
When there is a window having the same Z coordinate value as that of the mouse cursor, the window / mouse cursor control unit 11 determines whether or not the window is the current window (step 18). If it is the current window, jump to the above routine.
[0056]
If it is not the current window, it is determined whether there are a plurality of windows having the same Z coordinate value as the mouse cursor (step 19). If there are a plurality of windows, the window created last is changed to the current window among the plurality of windows, and the process jumps to the routine (step 20).
[0057]
If there is only one window having the same Z coordinate value as the mouse cursor, the window / mouse cursor control unit 11 sets the window as the current window and jumps to the routine (step 21).
In this way, the process proceeds to a routine for determining at which position on the window the left button of the mouse 16 has been clicked.
[0058]
In a routine for determining where the left button of the mouse 16 is clicked on the window, the window / mouse cursor control unit 11 determines whether the left button is pressed at the corner of the window or within the window. Alternatively, it is determined whether or not it has been pressed on the title bar of the window (step 22).
When the left button of the mouse 16 is pressed at the corner of the window, the window size is changed, and the window / mouse cursor control unit 11 outputs a window size change instruction to the display control unit 12.
[0059]
At this time, the display control unit 12 determines the values of the upper left coordinates (WLTx, WLTYy, WLTz) and lower right coordinates (WRBx, WRBy, WRBz) of the window to be resized based on the moving amount and moving direction of the mouse 16. change.
Also, the window size changing function of the 3D graphics library 13 is called with the changed coordinates as an argument.
As a result, the window whose size has been changed is displayed on the display 17 (step 23).
[0060]
When the left button of the mouse 16 is pressed at a position inside the window, the mouse 16 is operated on the window. For example, processing such as copy area selection and menu selection is executed (step 24).
If the left button of the mouse 16 is pressed on the title bar of the window, it is determined whether the Z-axis direction movement key on the keyboard 15 is pressed (step 25).
When the Z-axis direction (depth direction) movement key is not pressed, window plane movement processing is performed, and the window / mouse cursor control unit 11 outputs an instruction to move the window plane to the display control unit 12.
[0061]
At this time, the display control unit 12 performs the parallel movement of the window based on the moving amount and moving direction of the mouse 16 in the same manner as in step 23.
That is, the display control unit 12 changes the values of the upper left coordinates (WLTx, WLTYy, WLTz) and lower right coordinates (WRBx, WRBy, WRBz) of the window based on the above information, and uses the changed coordinates as arguments. A window moving function of the 3D graphics library 13 is called.
[0062]
In this case, since the movement is a plane, the Z-axis coordinate values WLTz and WRBz do not change before and after the movement.
As a result of the execution of the window moving function, the window after the parallel movement is displayed on the display 17 (step 26).
[0063]
When the Z-axis direction movement key on the keyboard 15 is pressed, a window movement process in the Z-axis direction is executed.
At this time, the window / mouse cursor control unit 11 outputs an instruction to move the window in the Z-axis direction to the display control unit 12.
[0064]
The display control unit 12 updates the values of the upper left coordinates (WLTx, WLTYy, WLTz) and lower right coordinates (WRBx, WRBy, WRBz) of the window to be moved in accordance with the moving amount and moving direction of the mouse 16, The window moving function of the 3D graphics library 13 is called with data as an argument.
[0065]
In the case of movement in the Z-axis direction, values in the X-axis direction and the Y-axis direction, WLTx, WLTYy, WRBx, and WRBy do not change.
As a result of the execution of the window moving function, the window after the parallel movement is displayed on the display 17 (step 27).
[0066]
Next, screen rotation, screen selection, and the like in the present embodiment will be described with reference to FIGS.
3 and 6 are diagrams showing a plurality of translucent windows in the three-dimensional window display device of the present embodiment, and FIGS. 4 and 5 are diagrams in which FIGS. 3 and 6 are rotated and moved, respectively.
[0067]
In FIG. 3, three windows are displayed, and a window A indicated by a bold line at the forefront is the current window.
Since part of the window B displayed in the upper right is displayed without overlapping the current window, when the focus is switched to this window B (the current window is changed), it overlaps the window A on the window B. Just click on the part that is not.
[0068]
However, since the farthest window C completely overlaps the current window, in this state, the focus cannot be switched without moving the Z-axis coordinate of the cursor.
Therefore, in order to switch the focus more easily, the screen is rotated by dragging the mouse 16 to the left while pressing the screen rotation key on the keyboard 15, and three-dimensionally (three-dimensionally) as shown in FIG. Display.
[0069]
By displaying in this way, it becomes possible to click on the deepest window C, and by clicking this, the focus can be easily moved to the window C as shown in FIG. it can.
In this state, various operations on the window C, such as data input and menu operations in the window C, can be performed.
[0070]
Of course, it is also possible to rotate the screen while the state window is selected as shown in FIG. 5, and to operate it back to the two-dimensional display as shown in FIG.
Further, in the state shown in FIG. 5, the window C can be translated in the same Z-axis coordinate plane or moved in the Z-axis direction.
[0071]
In the above description, the movement in the Z-axis direction is performed by dragging the left button of the mouse 16 while pressing a specific key on the keyboard 15, but the same result is obtained using other operations. You may make it obtain.
For example, the movement of the Z axis in the plus direction and the minus direction is assigned to a predetermined key on the keyboard 15 and the selected window is moved in the Z axis direction by keeping the mouse key pressed. It can also be made to do.
[0072]
In addition, by continuing to press the above key without selecting a window, only the cursor is moved in the Z-axis direction, and when the Z-axis is moved in the back direction (plus direction), the size of the cursor gradually increases. When it is reduced and moved in the forward direction (minus direction), it can be gradually enlarged.
[0073]
Further, by using the right button or scroll button of the mouse, the movement in the Z-axis direction may be performed using only the mouse 16 without using the keyboard 15.
Similarly, the screen rotation key can be rotated by simultaneously pressing the right button and the left button of the mouse 16 without using the keyboard 15.
[0074]
  Further, in the present embodiment, the window / mouse cursor control unit 11 determines which processing is to be executed mainly based on data from the input device, and calculates position information and screen display. However, this configuration can be changed as long as a similar function can be realized.
  For example, the function of the window / mouse cursor control unit 11 is added to the display control unit 12.TheThe window / mouse cursor control unit 11 can be omitted.
[0075]
If the processing procedure in the three-dimensional window display device is in this order, the user can easily recognize the contents of each window even when a plurality of windows are overlapped and displayed on the screen. it can.
This is because each window is displayed in a translucent manner, and can be displayed at different depth positions, and what is in the back is displayed in a reduced size, and the characters are also displayed in different sizes. Because.
[0076]
In addition, even when many windows are displayed, they can be rotated in a virtual three-dimensional space without changing the three-dimensional positional relationship of these windows. As well as being able to grasp, each window can be easily selected.
Furthermore, it is also possible to directly operate each window without changing the positional relationship between these windows.
[0077]
[Second Embodiment]
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. This embodiment is different from the first embodiment in that a predetermined depth position is set in advance for movement in the Z-axis direction, assigned to a predetermined key, and can be easily moved by pressing this key. Is different.
For example, as the resolution at a predetermined Z-axis coordinate, eight levels of resolution can be set so that the reduction ratio increases as the Z-axis coordinate increases, and these can be set as function keys F1 to F8, respectively. .
[0078]
Then, by pressing this, the cursor can be easily moved to a predetermined coordinate on the Z axis.
Further, by selecting the window, that is, by pressing the function key while pressing the left button of the mouse 16 on the menu bar of the window, the window is moved to a predetermined Z-axis coordinate position. It is also possible.
Further, when a new window is displayed, it is also preferable that these function keys are sequentially displayed at the Z-axis coordinate positions.
[0079]
If the processing procedure in the three-dimensional window display device is in this order, the display position of a plurality of windows can be limited to only predetermined Z-axis coordinates, and the positional relationship of the windows can be more easily grasped. At the same time, selection of each window becomes easy.
[0080]
The determination of the mouse movement and the call of the 3D graphics library in the above embodiment are executed by the 3D window display program.
This three-dimensional window display program sends a command to each component of the computer to perform predetermined processing, for example, determination processing of mouse movement, call processing of a 3D graphics library, and the like.
Thus, these processes are realized by the three-dimensional window display device 10 in which the three-dimensional window display program and the computer cooperate.
[0081]
The three-dimensional window display program can be stored in a computer-readable recording medium such as an external storage device and a portable recording medium in addition to being stored in a ROM or hard disk of a computer.
The external storage device refers to a storage expansion device that incorporates a recording medium such as a magnetic disk and is externally connected to, for example, the three-dimensional window display device 10. On the other hand, the portable recording medium is a recording medium that can be mounted on a recording medium driving device (drive device) and can be carried, for example, a CD-ROM, a flexible disk, a memory card, a magneto-optical disk, and the like. .
[0082]
The program recorded on the recording medium is loaded into the RAM of the computer and executed by the CPU. By this execution, the function of the three-dimensional window display device 10 of the present embodiment described above is realized.
Further, when a three-dimensional window display program is loaded on a computer, the three-dimensional window display program held by another computer can be downloaded to its own RAM or external storage device using a communication line.
[0083]
The downloaded three-dimensional window display program is also executed by the CPU, and realizes the mouse movement determination process, the 3D graphics library call process, and the like of the present embodiment.
The present invention is not limited to the above embodiment. For example, the first embodiment and the second embodiment are combined, a movement key to a predetermined Z-axis coordinate is provided, and the set Z-axis is set. It can be moved to positions other than the coordinates so that the windows can be arranged flexibly, or the design can be changed as appropriate, for example, the movement in the depth direction and the parallel movement in the window plane can be executed simultaneously.
[0084]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, even when a plurality of windows are overlapped and displayed on the screen, the user can display them at different depth positions and Some are displayed in a reduced size, and the characters are also displayed in different sizes, so that each content can be easily recognized.
[0085]
In addition, even when many windows are displayed, they can be rotated in a virtual three-dimensional space without changing the three-dimensional positional relationship of these windows. As well as being able to grasp, each window can be easily selected.
Furthermore, it is possible to directly operate each window without changing the positional relationship between the windows.
It is also possible to move the window in a three-dimensional display.
[0086]
In this way, by making the window system the same three-dimensional as the human living space, it is possible to intuitively recognize the positional relationship of the windows and to operate without a sense of incongruity.
In addition, since the display positions of a plurality of windows can be limited to only predetermined Z-axis coordinates, it is possible to more easily grasp the positional relationship between the windows and easily select each window. Is also possible.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of a three-dimensional window display device according to each embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a flowchart showing a procedure of processing accompanying mouse movement in the three-dimensional window display device according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a diagram showing a plurality of translucent windows displayed in the three-dimensional window display device of each embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a diagram in which a plurality of translucent windows are rotated and displayed in the three-dimensional window display device of each embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a diagram in which a plurality of translucent windows are rotated and displayed in the three-dimensional window display device according to each embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a diagram showing a plurality of translucent windows displayed in the three-dimensional window display device according to each embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
10 3D window display device
11 Window / Mouse Cursor Control
12 Display controller
13 3D graphics library
14 Storage unit
15 keyboard
16 mice
17 Display

Claims

A three-dimensional window display device that displays a plurality of semi-transparent windows on a display using three-dimensional position information having virtual depth information as position information of a cursor and a window,
A display control unit that displays a window semi-transparently and displays a relatively lower window among overlapping windows, and an input information control unit that controls the window and the cursor. Have
Based on the input information from the input device, the display control unit calculates position information for moving the cursor or the semi-transparent window in the depth direction with respect to the semi-transparent window surface, and based on the position information. , Display the cursor or the translucent window,
Based on input information from the input device, the input information control unit is configured to change the position of the plurality of semi-transparent windows without changing the position of the plurality of semi-transparent windows among the plurality of semi-transparent windows. While making the current window, the position information in the depth direction of the current window is set as the position information in the depth direction of the cursor ,
The cursor is on the translucent window on the display surface, and
When there are a plurality of the translucent windows having the same position information in the depth direction as the position information in the depth direction of the cursor,
The three-dimensional window display device, wherein the input information control unit sets a last created window among the plurality of the semi-transparent windows as a current window .

The cursor is on the translucent window on the display surface, and
When there is only one translucent window having the same position information in the depth direction as the position information in the depth direction of the cursor,
The three-dimensional window display device according to claim 1, wherein the input information control unit sets the window as a current window.

The cursor is on the translucent window on the display surface, and
When the semi-transparent window having the same position information in the depth direction as the position information in the depth direction of the cursor does not exist,
The input information control unit sets the window closest to the display surface in the virtual depth direction among the translucent windows as the current window, and uses the depth of the current window as position information in the depth direction of the cursor. the three-dimensional window display device of claim 1, wherein setting the position information of the direction.

The display control unit includes a plurality of three-dimensionally displayed semi-transparent windows based on input information from the input device, and each of the semi-transparent windows includes a coordinate in the depth direction of the cursor and is parallel to the display surface. a translate in a plane, or a three-dimensional window display device according to any one of claims 1 to 3, characterized in that movement in the depth direction.

A display control unit that displays a window semi-transparently and displays a relatively lower window among overlapping windows, and an input information control unit that controls the window and the cursor. A three-dimensional window display method for displaying a plurality of translucent windows on a display by using three-dimensional position information with virtual depth information as the cursor and window position information. There,
Based on the input information from the input device, the display control unit calculates position information for moving the cursor or the semi-transparent window in the depth direction with respect to the semi-transparent window surface, and based on the position information. , Display the cursor or the translucent window,
Based on input information from the input device, the input information control unit is configured to change the position of the plurality of semi-transparent windows without changing the position of the plurality of semi-transparent windows among the plurality of semi-transparent windows. While making the current window, the position information in the depth direction of the current window is set as the position information in the depth direction of the cursor ,
The cursor is on the translucent window on the display surface, and
When there are a plurality of the translucent windows having the same position information in the depth direction as the position information in the depth direction of the cursor,
The three-dimensional window display method, wherein the input information control unit sets a last created window among the plurality of the semi-transparent windows as a current window .

The cursor is on the translucent window on the display surface, and
When there is only one translucent window having the same position information in the depth direction as the position information in the depth direction of the cursor,
The three-dimensional window display method according to claim 5 , wherein the input information control unit makes the window a current window.

The cursor is on the translucent window on the display surface, and
When the semi-transparent window having the same position information in the depth direction as the position information in the depth direction of the cursor does not exist,
The input information control unit sets the window closest to the display surface in the virtual depth direction among the translucent windows as the current window, and uses the depth of the current window as position information in the depth direction of the cursor. The three-dimensional window display method according to claim 5 or 6 , wherein the position information of the direction is set.

The display control unit includes a plurality of three-dimensionally displayed semi-transparent windows based on input information from the input device, and each of the semi-transparent windows includes a coordinate in the depth direction of the cursor and is parallel to the display surface. The three-dimensional window display method according to any one of claims 5 to 7 , wherein the three-dimensional window display method moves in a parallel plane or moves in a depth direction.

A display control unit that displays a window semi-transparently and displays a relatively lower window among overlapping windows, and an input information control unit that controls the window and the cursor. A three-dimensional window display program for displaying a plurality of translucent windows on a display using three-dimensional position information having virtual depth information as position information of a cursor and a window. There,
Based on the input information from the input device, the display control unit calculates position information for moving the cursor or the translucent window in the depth direction with respect to the translucent window surface, and based on the position information. , Display the cursor or the translucent window,
Based on the input information from the input device, the input information control unit does not change the position information of the plurality of semi-transparent windows for a relatively deep window among the plurality of semi-transparent windows. While making the current window, as the position information in the depth direction of the cursor, the position information in the depth direction of the current window is set ,
The cursor is on the translucent window on the display surface, and
When there are a plurality of the translucent windows having the same position information in the depth direction as the position information in the depth direction of the cursor,
A three-dimensional window display program for causing the input information control unit to execute the last created window among the plurality of translucent windows as a current window .

The cursor is on the translucent window on the display surface, and
When there is only one translucent window having the same position information in the depth direction as the position information in the depth direction of the cursor,
The three-dimensional window display program according to claim 9 , for causing the input information control unit to execute the window as a current window.

The cursor is on the translucent window on the display surface, and
When the semi-transparent window having the same position information in the depth direction as the position information in the depth direction of the cursor does not exist,
The input information control unit causes the window that is closest to the display surface in the virtual depth direction among the semi-transparent windows to be the current window, and uses the depth of the current window as position information in the depth direction of the cursor. The three-dimensional window display program according to claim 9 or 10 for executing the setting of position information of a direction.

Based on the input information from the input device, the display control unit includes a plurality of three-dimensionally displayed semi-transparent windows, each semi-transparent window including coordinates in the depth direction of the cursor and parallel to the display surface. A three-dimensional window display program according to any one of claims 9 to 11 for executing a parallel movement in a flat plane or a movement in a depth direction.