JP3981545B2 - Bonnet attachment / detachment structure - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、農作業機のボンネットの着脱構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の農作業機は、自走可能に構成した走行機体の後部に作業機を昇降可能に配設しており、該走行機体は、機体フレームの前側上部に原動機部を配設し、該原動機部の後方に運転操作部を配設していた。
【0003】
前記運転操作部には、座席の前方位置に所定間隔をあけて、ステアリングシャフトを回 動自在に配設し、該ステアリングシャフトの先端部にステアリングホイルを取り付けており、ステアリングシャフトは、ボンネット後構成体で被覆していた。
【0004】
原動機部は機体フレームの前側上部にエンジンを載設し、該エンジンの上方位置に燃料タンクを配設し、これらエンジンと燃料タンクの前方及び左右側方を、ボンネット前構成体で被覆し、エンジンと燃料タンクの後方を前記ボンネット後構成体で被覆していた。
【0005】
そして、機体フレームの前側上部にステップを載設し、該ステップの前端部にボンネット前構成体の前端部を係止する一方、ボンネット後構成体の左右側部にボンネット前構成体の左右側部をノブネジで固定することにより、機体にボンネット前構成体及びボンネット後構成体を取り付けていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来技術の農作業機にあっては、ボンネット後構成体の左右側部にボンネット前構成体の左右側部をノブネジで固定していたため、固定具であるノブネジが外観表面に露出しており、機体前方からの乗降時等に作業者の身体に引っ掛かることによって、ノブネジが弛み、ボンネット前構成体及びボンネット後構成体にガタが生じたり、ノブネジが破損したりする虞れがあり、また、エンジン等のメンテナンスのためにボンネット前構成体又はボンネット後構成体を取り外すときには、左右両方のノブネジを外す作業が必要となり、メンテナンス作業が繁雑なものとなる虞れがあった。
【0007】
また、ボンネット後構成体にボンネット前構成体を、ロックカム機構を利用して固定したものにあっては、該ロックカム機構のロック操作及びロック解除操作を行うための操作レバーが運転操作部に設けられており、作業者の身体が誤って操作レバーに接触してしまった場合に、ボンネットが不意に脱落してしまうのを防止するために複雑な構造にする必要があり、また、エンジン等のメンテナンスのためにボンネットを取り外す際には、わざわざ、運転操作部にて操作レバーを操作しなければならず、メンテナンス作業が繁雑なものとなる虞れがあった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0009】
請求項1においては、ボンネット(60)をボンネット前構成体(62)とボンネット後構成体(68)で構成したボンネットの着脱構造において、該ボンネット前構成体(62)の下部の係止部材(62a)と、機体フレーム(5)側の係止部(74)により、ボンネット前構成体(62)の係止機構(70A)を構成し、該ボンネット前構成体(62)の上部の弾性体係止部材(82)と、ステアリングポスト(28)のブラケット(79)との間に弾性体(81)を介して係止するボンネット前構成体(62)のロック機構(70B)を設け、前記ボンネット後構成体(68)の下部の係止部材(68a)と、機体フレーム(5)側の係止部(63a)により、該ボンネット後構成体(68)の係止機構(71A)を構成し、該ボンネット後構成体(68)の上部の弾性体取付部材(102)と、ステアリング支持部の弾性体係止部材(103a)との間に弾性体(97)を介して係止する該ボンネット後構成体(68)のロック機構(71B)を構成し、前記ボンネット(60)の組立において、ボンネット後構成体(68)の下部を係止機構(71A)により係止して、次にロック機構(71B)の弾性体(97)を該ブラケット(79)に係合し、次に、ボンネット前構成体(62)の下部の係止機構(70A)を係止して、更に上部ロック機構(70B)の弾性体(81)をブラケット(79)に係止して、ボンネット前構成体(62)を固定するものである。
【0010】
請求項2においては、請求項1記載のボンネットの着脱構造において、前記ボンネット(60)内に燃料タンク(40)を配置し、前記ボンネット前構成体(62)は、後側上部に開口(75)を形成し、該開口(75)に燃料タンク(40)の給油口(76)を配置し、該開口(75)に給油用の給油口蓋(77)を開閉自在に取り付け、該開口(75)に、前記弾性体(81)のボンネット前構成体(62)側の弾性体係止部材(82)を形成したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、以下の図面を用いて発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の実施例に係る田植機を示す左側面図、図2は機体フレームを示す平面図、図3は同じく左側面図である。図4は原動機部を示す左側面図、図5はステアリングシャフト支持フレーム構成体を示す斜視図、図6は同じく平面図、図7はエンジンのファンケースの側面図である。図8はボンネット前構成体及びボンネット後構成体を示す左側面図、図9は給油口蓋を外したボンネット前構成体の正面図、図10はボンネット前構成体及びボンネット後構成体の後上部を示す左断面側面図、図11は弾性体を示す図である。図12はステアリング機構を示す左側面図、図13はヒューズボックス取付の別例を示す図、図14はスイッチボックス及びその取付パネルを示す図、図15はトルクジェネレータとステアリングケースを示す側面断面図、図16はトルクジェネレータを示す正面図、図17はスイッチボックスの取付を示す一部断面図である。
【0012】
以下に本発明の実施例について図面を参照しながら具体的に説明する。なお、本実施例では本発明に係る農作業機として、乗用田植機1を例に採り説明しているが、本発明に係る農作業機は田植機1に限定されることなく、トラクタ、コンバイン、野菜移植機等の各種作業機にも適用できるものである。
【0013】
図1に示す如く、本実施例に係る田植機1は、自走可能に構成した走行機体2の後部に作業機としての植付装置3を、昇降機構4を介して昇降可能に連接しており、走行機体2は、前後方向に向けて伸延する機体フレーム5の下方に走行部6を配設する一方、機体フレーム5の前側上部に原動機部7を配設し、該原動機部7の後方位置に運転操作部8を配設している。
【0014】
運転操作部8は座席83の前方に所定間隔をあけてステアリングシャフト27を回動自在に配設し、該ステアリングシャフト27の先端部にステアリングホイル104を取り付けて構成している。また、原動機部7は、機体フレーム5の前端上部にエンジン16を載設し、該エンジン16の直上方位置に、燃料タンク40(図4)を配設して構成している。
【0015】
そして、機体フレーム5の前端上部に平面視略U字状のフロントステップ63をその二又状の先端部分をエンジン16の左右側方に向けて伸延させた状態で載設すると共に、フロントステップ63の二又状の先端部間に前側カバー65を開閉自在に配設し、これらフロントステップ63と前側カバー65の上部に前側から順にボンネット前構成体62とボンネット後構成体68を載設しており、これらボンネット前構成体62及びボンネット後構成体68とで構成されるボンネット60によってエンジン16と燃料タンク40の前方及び左右側方を被覆し、また、ボンネット後構成体68によってエンジン16と燃料タンク40の後方を被覆している。
【0016】
以下に、前記農作業機を構成する機体フレーム5、走行部6、原動機部7及び運転操作部8の構造について夫々詳細に説明する。
【0017】
[機体フレーム]
まず、機体フレーム5の構造について説明する。図1乃至図3に示す如く、前後方向に伸延させると共に略中央部から後側を上方に向けて屈曲させた左右一対のセンターフレーム構成体9・10の前端部間に、中央部分を左右幅方向に向けて伸延させると共に、左右側部で屈曲させて左右側部を後方に向けて伸延させた略コ字状の円筒状の前側フレーム構成体11を架設し、センターフレーム構成体9・10の前側中途部間に左右幅方向に向けて伸延させた中空矩形状の予備苗載台支持フレーム構成体12を架設し、また、センターフレーム構成体9・10の中途部間に、左右幅方向に向けて伸延させた円筒状のステップ支持フレーム構成体13と、正面視で略門型の円筒状の座席支持フレーム構成体14の基端部とを架設し、さらには、センターフレーム構成体9・10の後端部間に背面視で略門型の中空矩形状のリヤフレーム構成体15の上部を架設して、機体フレーム5を構成している。
【0018】
また、機体フレーム5は前側フレーム構成体11の中央部と予備苗載台支持フレーム構成体12の中央部との間にエンジン16を載置するための、矩形平板状のエンジン支持体17を前後方向に向けて伸延させた状態で架設しており、該エンジン支持体17の後端には、ステアリング機構18を支持するための矩形平板状のステアリング支持体19を延設している。
【0019】
また、機体フレーム5は予備苗載台支持フレーム構成体12の左右端部に予備苗載台20を構成する予備苗載台支持支柱21の基端部をブラケット22を介して夫々取り付けており、該予備苗載台支持フレーム構成体12の左右端部に前側フレーム構成体11の左右端部を連結し、これら予備苗載台支持フレーム構成体12と前側フレーム構成体11の右側部間にバッテリー23を載置するための矩形平板状のバッテリー支持体24を架設し、さらには、センターフレーム構成体9・10と予備苗載台支持フレーム構成体12との交叉部近傍に左右一対のステップ支持支柱51・52を上方に向けて立設している。
【0020】
また、機体フレーム5は、図4乃至図6に示す如く、前側フレーム構成体11の中央部に左右一対のステアリングシャフト支持フレーム構成体25・26の前端部を取り付け、両ステアリングシャフト支持フレーム構成体25・26の後端部にステアリングシャフト27を回動自在に支持する円筒状のステアリングポスト28を略U字状のプレート29及びブラケット29aを介して取り付けている。
【0021】
さらに、機体フレーム5は、図2及び図3に示す如く、門型のリヤフレーム構成体15の左右側部に左右一対の円筒状のステップ支持フレーム構成体30・31の基端部を取り付けると共に、これらリヤフレーム構成体15の角部とステップ支持フレーム構成体30・31の基端部との間にリヤデッキ支持ブラケット32・33を取り付けている。各ステップ支持フレーム構成体30・31は基端部を左右幅方向に向けて伸延させると共に中途部で屈曲して、先端部を前後方向に向けて伸延させた状態となっている。
【0022】
[走行部]
次に、走行部6について説明する。走行部6は、図1乃至図3に示す如く、機体フレーム5に設けたステアリング支持体19の後部にミッションケース34の前部を固定し、該ミッションケース34の前部に左右一対のフロントアクスルケース35・36を連結し、各フロントアクスルケース35・36に前車輪37・37を連動連結している。
【0023】
また、走行部6はミッションケース34の後部に左右幅方向に向けて伸延させたリヤアクスルケース38を一体的に成形し、該リヤアクスルケース38の左右端部に後車輪39・39を夫々連動連結している。該リヤアクスルケース38は、左右側上部を機体フレーム5のリヤフレーム構成体15の基端部に取り付けている。
【0024】
[原動機部]
次に、原動機部7の構成について説明する。原動機部7は、図1乃至図4に示す如く、機体フレーム5のエンジン支持体17にエンジン16を載設し、該エンジン16の上方に燃料タンク40を配設すると共に、エンジン16の左側部にマフラー59を連設し、これらエンジン16、燃料タンク40及びマフラー59等をボンネット60で被覆している。なお、前記ボンネット60は、ボンネット前構成体62とボンネット後構成体68で構成している。
【0025】
そして、原動機部7はエンジン16の後方左側部に駆動軸41を突設し、該駆動軸41の先端部に走行動力伝達機構43の一部を構成するベルト式無段変速装置45を連動連結すると共に、該変速装置45の左側部に同軸上に植付装置3等を油圧昇降するための油圧ポンプ46を取り付け、該油圧ポンプ46にもエンジン16の駆動軸41を連動連結している。走行動力伝達機構43は、エンジン16の駆動軸41に変速装置45の出力側プーリ47を取り付ける一方、ミッションケース34の前方左側部に突出させた入力軸48に入力側プーリ49を取り付け、これら出力側プーリ47と入力側プーリ49との間に伝動ベルト50を巻回しており、エンジン16の動力を変速装置45で変速した後に、ミッションケース34とフロントアクスルケース35・36やリヤアクスルケース38を介して前後車輪37・37・39・39に伝達している。
【0026】
また、原動機部7は、エンジン16の前方右側部に駆動軸42を突設し、該駆動軸42の先端部に出力側プーリ53を取り付ける一方、機体フレーム5の右側のセンターフレーム構成体9・10の前側部に立設した発電機支持支柱54と右側のステップ支持支柱52との間に発電機55を取り付け、該発電機55の入力軸56に入力側プーリ57を取り付け、これら出力側プーリ53と入力側プーリ57との間に伝動ベルト58を巻回している。
【0027】
このように、エンジン16の左右側方に駆動軸41・42を夫々突出させると共に、エンジン16の左側方に走行動力伝達機構43を配設する一方、エンジン16の右側方に発電機構44を配設し、エンジン16の左側方に突設した駆動軸41に走行動力伝達機構43を連動連結し、エンジン16の右側方に突設した駆動軸42に発電機構44を連動連結している。
【0028】
また、図2に示す如く、左右一対のセンターフレーム構成体9・10の前端部間に前側フレーム構成体11を横架すると共に、該前側フレーム構成体11の左右端部を予備苗載台支持フレーム構成体12の左右側部に連結し、平面視において、前側フレーム構成体11と予備苗載台支持フレーム構成体12の左右側部とで囲まれた領域に、右側から、バッテリー23、エンジン16、変速装置45、油圧ポンプ46の順に配設している。これらエンジン16やバッテリー23や油圧ポンプ46は、図1及び図4に示す如く、平板状のフロントステップ63で被覆されている。
【0029】
なお、図7に示す如く、前記エンジン16のファンケース88には、下方開放状のファンケースカバー88aを取り付けて、ボンネット前構成体62内の高温の空気を冷却用の空気として吸い込むことのないようにしている。このように、エンジン16のヒートバランスを良好にすることによって、走行性の向上を図っている。また、特に本実施例のように、エンジン16の駆動軸42から動力を取り出す形式の場合は、前記ファンケースカバー88aを駆動軸42や出力側プーリ53等が、該駆動軸42近傍に配設された機器や配線コード等との接触を防止するための保護カバーとして利用することができる。このように、ファンケースカバー88aに複数の機能を持たせることによって、部品点数を削減し低廉化に寄与することができる。
【0030】
前記、フロントステップ63は、その先端部分をエンジン16の左右側方に向けて伸延させた状態で機体フレーム5に形成したステップ支持支柱51・52の上部に載設している。また、フロントステップ63は、二又状の前部に前側カバー65を開閉自在に配設しており、該前側カバー65は、前側フレーム構成体11を中心に前後に開閉可能となっている。
【0031】
そして、前側カバー65の内側方にエンジン16のエンジンオイル検油兼給油口67を位置させている。特に、フロントステップ63の前側中央部に形成した切欠部に開閉蓋として機能する前側カバー65を配設し、しかも、前側カバー65の内側方にエンジン16のエンジンオイル検油兼給油口67を位置させて、フロントステップ63を取り外すことなく前側カバー65を開閉するだけで、エンジンオイルの検油や給油作業を行うことができるようにしている。
【0032】
図8に示す如く、前記フロントステップ63の上部には、前方から順にボンネット前構成体62とボンネット後構成体68を載設しており、ボンネット前構成体62によってエンジン16と燃料タンク40の前方及び左右側方を被覆すると共に、ボンネット後構成体68によってエンジン16と燃料タンク40の後方を被覆している。すなわち、これらボンネット前構成体62とボンネット後構成体68で構成されたボンネット60によって、機体前部に配設されたエンジン16や燃料タンク40等を被覆している。
【0033】
ボンネット前構成体62は、図9に示す如く、下部の左右幅よりも上部の左右幅を狭くすることによって正面視で略中央部よりも上部側に凹部69・69を形成している。該凹部69は、例えば、座席83後方に施肥機を搭載する場合、該施肥機への肥料補給時等に、作業者が楽な姿勢で余裕を持って重量物である肥料袋をフロントステップ63の上面を移動することができるように設けられたものであり、該凹部69はボンネット前構成体62の左右側面に連続する滑らかな曲面で形成している。
【0034】
本発明に係るボンネット前構成体62には、図4に示す如く、該ボンネット前構成体62を機体フレーム5側に係止するための係止機構70Aと、ボンネット前構成体62を後方へ付勢することで該ボンネット前構成体62の動きをロックするためのロック機構70Bとを夫々設けている。
【0035】
まず、前記係止機構70Aの構造について説明する。係止機構70Aは前記ボンネット前構成体62の前端下部に構成されており、図4、図8及び図9に示す如く、ボンネット前構成体62の前端下部の左右中央に係止部材62aを形成している。なお、本実施例においてはボンネット前構成体62と一体的に形成した舌片を前下方に突出して係止部材62aとしている。一方、図4及び図5に示す如く、ステアリングシャフト支持フレーム構成体25・26の中途部間に左右幅方向に伸延させたブラケット72を横架し、該ブラケット72の中央下部に係止片73を設け、該係止片73に係止部74を設けている。なお、本実施例においては、前記係止片73に穿設した横長孔状の孔を前記係止部74としている。そして、該係止部74に前記係止部材62aを挿入し係合させることによって、機体フレーム5にボンネット前構成体62の前端部を係止させている。
【0036】
また、前記係止機構70Aとは別に、ボンネット前構成体62の後部縁の左右両側に後方に突出する側部係止部材62b・62bを該ボンネット前構成体62と一体的に形成している。そして、該側部係止部材62b・62bを、ボンネット後構成体68の前部の左右両側に一体的に形成した係止部68b・68bと係合させることで、ボンネット前構成体62とボンネット後構成体68との左右方向のズレを防止している。
【0037】
次に、前記ロック機構70Bの構造について説明する。図4及び図10に示す如く、前記ロック機構70Bは、ボンネット前構成体62の後上部に設けられており、主に、弾性体81、弾性体取付部材80及び弾性体係止部材82とで構成されている。
【0038】
前記ボンネット前構成体62は、後側上部に開口75を形成し、該開口75に燃料タンク40の給油口76を位置させると共に、開口75に給油用の給油口蓋77を開閉自在に取り付け、さらに、開口75の上端部に弾性体係止部材82を形成している。すなわち、ボンネット前構成体62の後部に弾性体係止部材82を設けている。本実施例では、図9にも示す如く、ボンネット前構成体62の開口75の上端中央部に穿設した係止孔を前記弾性体係止部材82としている。
【0039】
一方、ステアリングポスト28の上端部にブラケット79を前方に向けて突設し、該ブラケット79の先端部に弾性体取付部材80としての雌ネジ80aを設けている。さらに、該雌ネジ80aに、弾性体81の一側を間に挟んで雄ネジ80bを螺合して、弾性体81をステアリングポスト28に設けたブラケット79に固定している。すなわち、弾性体取付部材80を介して弾性体81の一側を本機側に固定している。
【0040】
また、図11に示す如く、本実施例において前記弾性体81としてバネを採用している。該弾性体81は、一側に前記弾性体取付部材80に取り付けるための取付部81aを形成し、他側に前記弾性体係止部材82に係止するための爪部81bと、持手部81cを形成している。なお、通常は弾性体取付部材80に弾性体81が取り付けられた状態としており、ロック機構70Bに係る部材がボンネット前構成体62の脱着により紛失することのないようにしている。但し、弾性体取付部材80から弾性体81を着脱可能に構成しているので、メンテナンス時に本機側から弾性体を取り外して該弾性体が作業を阻害することのないようにすることができる。
【0041】
ボンネット前構成体62をロックするときは、前記係止機構70Aによって機体フレーム5にボンネット前構成体62の前端部を係止した状態で、給油口蓋77を開き、給油口蓋77の内側部に手を入れて、弾性体81の持手部81cに指を掛けて該弾性体81を前方へ引き、ボンネット前構成体62の後部に形成された弾性体係止部材82に弾性体81の爪部81bを係止させると、ボンネット前構成体62は該弾性体81により後方に付勢される。すなわち、ボンネット前構成体62はボンネット後構成体68前方の定位置に固定されロックされた状態となる。
【0042】
また、ボンネット前構成体62のロックを解除するときは、給油口蓋77を開き、給油口蓋77の内側部に手を入れて、弾性体81の持手部81cに指を掛けて該弾性体81を前方へ引き、弾性体81の爪部81bと弾性体係止部材82との係合を解除する。
【0043】
上述の如く、ロック機構70Bの構成部材である弾性体取付部材80、弾性体81及び弾性体係止部材82を開閉蓋としての給油口蓋77で被覆すると共に、該開閉蓋(給油口蓋77)の内側にてロック機構70Bのロック操作及びロック解除操作が行えるようにしている。従って、ボンネット60の外観上にロック機構70Bの構成部材が露出しておらず、ロック機構70Bの構成部材に作業者の身体が接触することがなくなり、ロックが解除されてボンネット前構成体62が脱落してしまうのを複雑な構造とすることなく未然に防止することができ、安全性を向上させることができると共に、外観上にロック機構70Bの構成部材が露出していないために、デザイン上において良好なものとすることができる。
【0044】
特に、開閉蓋としてボンネット前構成体62に開閉自在に設けた給油用の給油口蓋77を用いているため、ロック機構70Bの構成部材を被覆するために開閉蓋を別途設ける必要がなくなり、構成する部品点数を削減することができ、製造コストや部品管理コストの低廉化や機体の軽量化を図ることができる。
【0045】
また、本発明に係るボンネット後構成体68には、図4に示す如く、ボンネット後構成体68を機体フレーム5側に係止するための係止機構71Aと、ボンネット後構成体68を前方へ付勢することでボンネット後構成体68の動きをロックするためのロック機構71Bとを夫々設けている。
【0046】
前記係止機構71Aは、ボンネット後構成体68の後部に設けられており、該ボンネット後構成体68の後端下部には係止部材68aが設けられている。本実施例においては、ボンネット後構成体68と一体的に形成した下方への突出片を前記係止部材68aとしている。一方、機体フレーム5の前端上部に載設したフロントステップ63に、係止部63aを設けている。本実施例においては、フロントステップ63に一体的に形成した長孔を前記係止部63aとしている。
【0047】
そして、前記係止部材68aを前記係止部63aに挿入して係合させることによって、機体フレーム5側にボンネット後構成体68の後端部を係止させている。なお、係止機構71Aに設けられる係止部材68a及び係止部63aの数は限定されず、ボンネット後構成体68が良好に機体フレーム5側に係止されるように適宜その数を変更することが好ましい。また、前記係止機構71Aとは別に、図8に示す如く、ボンネット後構成体68の前部左右両側の下端より下方への突出片68c・68cを設けており、フロントステップに設けられた係止孔63b・63bに該突出片68c・68cを挿入して係止させることで、ボンネット後構成体68の左右方向の動きを係止している。
【0048】
そして、ボンネット後構成体68の前部左右両側方にはロック機構71B・71Bが設けられている。該ロック機構71B・71Bはボンネット後構成体68の左右両側に設けられており、その構成は機体左右方向中心線に対して左右対称であるため、ここでは左側のロック機構71Bについて説明する。
【0049】
前記ロック機構71Bでは、前述のボンネット前構成体62と機体フレーム5間に構成された前記ロック機構70Bと略同形状の弾性体97を用いて、ボンネット後構成体68を前方へ付勢して機体フレーム5に対してその動きをロックしている。
【0050】
図6及び図10に示す如く、ボンネット後構成体68を前方へ付勢する弾性体97の取付部97aを、ボンネット後構成体68内部に一体的に形成された凸部である弾性体取付部材102に取り付けている。また、ステアリングシャフト支持フレーム構成体25に固定されたステー103に弾性体係止部材103aを設けている。本実施例においては、燃料タンク取付孔103bを形成したステー103に穿設した孔を弾性体係止部材103aとしている。
【0051】
そして、前記係止機構71Aによってボンネット後構成体68の後部を機体フレーム5側へ係止させた状態で、弾性体97の持手部97bに指をかけて該弾性体97を前方へ引き出し、係止部97cと弾性体係止部材103aとを係合又は係合解除させることでロック及びロック解除操作を行うことができる。よって、簡易な操作でロック及びロック解除操作をすることができ、また、簡易な構造でありながら、ボンネット後構成体68がその後部において係止された状態で前方に付勢されて本機側に良好に固定される。
【0052】
なお、組立の際には、まず、ボンネット後構成体68を固定し、次に、ボンネット前構成体62を固定する。従って、前記ロック機構71Bはボンネット60の内部空間に構成されるが、その操作に支承はなく、また、該ロック機構71Bの構成部材がボンネット60の外部に露出することがないので、作業者の接触等によって不意にロックが解除されてボンネット後構成体68が脱落してしまうのを未然に防止することができ、また、デザイン上において良好なものとすることができる。
【0053】
上述の如く、ボンネット前構成体62は、係止機構70Aによってその前部を機体フレーム5側に係止された状態で、ロック機構70Bによって後方へ付勢され、一方、ボンネット後構成体68は、係止機構71Aによってその後部を機体フレーム5側に係止された状態で、ロック機構71Bにより前方へ付勢されて、これらボンネット前構成体62及びボンネット後構成体68は、機体フレーム5(本機側)に良好に固定される。また、ボンネット前構成体62又はボンネット後構成体68の何れにおいても、機体フレーム5(本機側)との固定及び固定解除操作は簡易であり、機体前方より操作することが可能である。
【0054】
[運転操作部]
次に、運転操作部8の構造について説明する。運転操作部8は、図1、図3、図4及び図10に示す如く、機体フレーム5の座席支持フレーム構成体14の中央上部に座席83を取り付け、該座席83の前方に所定間隔を開けてステアリングシャフト27を回動自在に配設し、該ステアリングシャフト27をステアリングポスト28で回動自在に支持すると共に、該ステアリングポスト28をボンネット後構成体68で被覆し、該ボンネット後構成体68の右側方に操作レバー(主変速レバー84aや苗継レバー84b)や左右ブレーキペダル(図示省略)を配設する一方、ボンネット後構成体68の左側方にクラッチペダル85を配設している。図中、104は、ステアリングシャフト27の上端に取り付けたステアリングホイルである。
【0055】
座席83の直前方位置には、図4に示す如く、ステアリングポスト28にブラケット29aを介して取り付けた横長矩形箱型状のキースイッチパネル87を配設している。キースイッチパネル87には、上面に各種の警告ランプやスイッチ等が配設され、後側面の右側下部にキースイッチ91が配設されている。
【0056】
図10にも示す如く、前記キースイッチパネル87は、ヒューズボックス89を取り付けるための支持ステー90と伴締めすることによってステアリングポスト28に固定されており、従って、ヒューズボックス89はキースイッチパネル87とステアリングポスト28を介して前後反対側且つ燃料タンク40の後方であって、ボンネット後構成体68の内部に配設されている。なお、図6に示す如く、前記ステー90は前端下部にヒューズボックス取付部90a・90bが形成されており、ヒューズボックス89は該ヒューズボックス取付部90a・90bにボルト等の固定具によって固定する。このようにヒューズボックス89を、燃料タンク40とステアリングポスト28間のデッドスペースを利用して配置することにより、ヒューズボックス89用のスペースを別途確保する必要がなくなり、省スペース設計を可能としている。
【0057】
また、上述の如くボンネット後構成体68の上部内側に配設されたヒューズボックス89は、メンテナンス時の利便性を考慮して該ヒューズボックス89のメンテナンス用開口部89aが上側に向くように配置されている。従って、後述する給油口蓋77を開放すれば、ヒューズボックス89を容易に視認でき、さらに、ヒューズボックス89のメンテナンス用開口部89aが上側を向いていることから、ヒューズのメンテナンスがし易く作業性の向上に寄与している。
【0058】
なお、図6及び図13に示す如く、ヒューズボックス89の規模によっては、前記支持ステー90の前端下部ではなく中途部形成したヒューズボックス取付部90cにヒューズボックス89を取り付けることもできる。この場合、ヒューズボックス89はステアリングポスト28に沿った状態に配置されることになり、よりコンパクトにレイアウトすることが可能となる。
【0059】
また、図12、図14及び図17に示す如く、前記キースイッチパネル87の下方には、植付装置3の自動水平制御装置(図示せず)の左右角度の微調整をするスイッチ等、複数のスイッチを配設したスイッチボックス92が設けられている。
【0060】
ステアリングポスト28の下部に設けられたステーに固定した取付パネル96にスイッチボックス92用の窓孔96Aを穿設し、ここにスイッチボックス92を取り付けるようにしている。前記窓孔96Aの上方からスイッチボックス92を挿入すると、該スイッチボックス92の上面パネル92aは窓孔96Aより大きく形成されており、スイッチボックス92はその上面パネル92aによって取付パネル96に係止されている。
【0061】
一方、取付パネル96の下方では、スイッチボックス92を覆うカバー体78を該スイッチボックス92の底面に固定部材78a・78aによって固定している。なお、取付パネル96の窓孔96Aの縁部にはリブ96Aaが形成されており、該リブ96Aaによってカバー体78が係止されて該カバー体78の位置がズレないようにしている。
【0062】
また、前記取付パネル96には主変速操作レバー84aや苗継レバー84bのガイド溝96b・96cが形成されている。このように、複数個のスイッチや操作レバー等をまとめて配置することにより操作性を向上させ、また、低廉化に寄与している。但し、田植機1に自動水平制御装置を装備しないときには、取付パネル96に窓孔96Aを設けないようにする。
【0063】
また、運転操作部8は、図4及び図12に示す如く、ステアリングシャフト27の端部にパワーステアリング用のトルクジェネレータ93の上端部を連動連結し、該トルクジェネレータ93の下端部に減速機構94(図15参照)を収容したステアリングケース95を連動連結している。なお、これらトルクジェネレータ93とステアリングケース95は、エンジン16とミッションケース34の間に配設し、ステアリングケース95とミッションケース34とを別個独立した別体として形成している。
【0064】
前記トルクジェネレータ93とステアリングケース95について説明する。図4及び図12に示す如く、機体フレーム5にエンジン16を支持するために設けたエンジン支持体17の後端にステアリングケース95を支持するためのステアリング支持体19を延設し、該ステアリング支持体19の上部にトルクジェネレータ93を載設する一方、ステアリング支持体19の下部にステアリングケース95を配設し、これらトルクジェネレータ93とステアリングケース95とを左右二本づつの合計四本のボルト98・98・・で機体フレーム5のステアリング支持体19を介して直接的に締結し、さらには、該ステアリング支持体19の後端部とミッションケース34の前端部とをブラケット99を介して連結する一方、ステアリングケース95の後端下部にミッションケース34の前端下部を補強支持体100を介して連結している。
【0065】
前記トルクジェネレータ93は、図15に示す如く、トルクジェネレータ本体105の下端部であってトルクジェネレータ本体105とステアリングケース95との間にケース体106を覆設しており、該ケース体106によってトルクジェネレータ本体105の内部に形成されたパワーステアリング用のオイルの循環流路を密閉するように構成している。図中、107はオイル排出口、108はオイル吸入口である。前記ケース体106は、トルクジェネレータ本体105のオイルを排出するためのドレン開口109を後端部に形成している。図中、110はドレンパイプである。
【0066】
上述の如く、トルクジェネレータ93のオイル排出口107やオイル吸入口108等の配設された油圧ポート面を、トルクジェネレータ93とエンジン16のデッドスペース側に向けて配設して、油圧配管用のスペースを別途確保することなくこれらトルクジェネレータ93とエンジン16をコンパクトにレイアウトすることを可能としている。そして、図16にも示す如く、前記オイル吸入口108には、継手108aを接続し、該継手108aの先端にオイル吸入口である口金108bを配設することによって、該口金108bの位置を継手108aを用いることによってスペースの広いところに配置することで、メンテナンス性の向上と、コンパクトなレイアウトの実現を両立させている。
【0067】
また、トルクジェネレータ93は、トルクジェネレータ本体105の下端部に突出させた中間軸111の先端部に、ケース体106内部に回動自在に設けた出力紬112の基端部を連結し、該出力軸112の先端部に出力ギヤ113を取り付けている。
【0068】
一方、ステアリングケース95は、図15に示す如く、ステアリングケース本体116の上部開口をステアリングケース蓋117で覆設しており、内部に減速機構94を収容配設している。減速機構94は、ステアリングケース本体116とステアリングケース蓋117とで回動自在に支持した入力紬118の上部に、前記出力ギヤ113と噛合する大径変速ギヤ119を取り付けると共に、該大径変速ギヤ119の下部に小径変速ギヤ120を取り付け、一方、ステアリングケース本体116の後部で回動自在に支持した出力紬121の上部に扇状の旋回ギヤ122を取り付け、これら小径変速ギヤ120と旋回ギヤ122とを噛合させて構成している。
【0069】
また、ステアリングケース95は、ステアリングケース本体116の後方下部に出力紬121を下方に向けて突出させ、該出力紬121の下端部に板状のピットマンアーム123を取り付け、該ピットマンアーム123の前端部に左右一対のドラッグリンク124・125を連動連結しており、該ドラッグリンク124・125は、左右のフロントアクスルケース35・36に設けたナックルアーム(図示省略)に連動連結している。
【0070】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、以下に示すような効果を奏する。
【0071】
請求項1に示す如く、ボンネット(60)をボンネット前構成体(62)とボンネット後構成体(68)で構成したボンネットの着脱構造において、該ボンネット前構成体(62)の下部の係止部材(62a)と、機体フレーム(5)側の係止部(74)により、ボンネット前構成体(62)の係止機構(70A)を構成し、該ボンネット前構成体(62)の上部の弾性体係止部材(82)と、ステアリングポスト(28)のブラケット(79)との間に弾性体(81)を介して係止するボンネット前構成体(62)のロック機構(70B)を設け、前記ボンネット後構成体(68)の下部の係止部材(68a)と、機体フレーム(5)側の係止部(63a)により、該ボンネット後構成体(68)の係止機構(71A)を構成し、該ボンネット後構成体(68)の上部の弾性体取付部材(102)と、ステアリング支持部の弾性体係止部材(103a)との間に弾性体(97)を介して係止する該ボンネット後構成体(68)のロック機構(71B)を構成し、前記ボンネット(60)の組立において、ボンネット後構成体(68)の下部を係止機構(71A)により係止して、次にロック機構(71B)の弾性体(97)を該ブラケット(79)に係合し、次に、ボンネット前構成体(62)の下部の係止機構(70A)を係止して、更に上部ロック機構(70B)の弾性体(81)をブラケット(79)に係止して、ボンネット前構成体(62)を固定するので、弾性体により簡易な構造で良好にボンネットが本機側に固定された状態にロックされる。
また、弾性体の係止又は係止解除によって簡易にボンネットのロック又はロック解除操作を行うことができる。
しかも、機体の前方でボンネットの着脱作業を行うことができ、エンジン等のメンテナンス作業の作業性を向上させることができる。
【0072】
請求項2に示す如く、前記ボンネット(60)内に燃料タンク(40)を配置し、前記ボンネット前構成体(62)は、後側上部に開口(75)を形成し、該開口(75)に燃料タンク(40)の給油口(76)を配置し、該開口(75)に給油用の給油口蓋(77)を開閉自在に取り付け、該開口(75)に、前記弾性体(81)のボンネット前構成体(62)側の弾性体係止部材(82)を形成したので、ボンネット前構成体62をロックするときは、前記係止機構70Aによって機体フレーム5にボンネット前構成体62の前端部を係止した状態で、給油口蓋77を開き、給油口蓋77の内側部に手を入れて、弾性体81の持手部81cに指を掛けて該弾性体81を前方へ引き、ボンネット前構成体62の後部に形成された弾性体係止部材82に弾性体81の爪部81bを係止させると、ボンネット前構成体62は該弾性体81により後方に付勢される。
すなわち、ボンネット前構成体62はボンネット後構成体68前方の定位置に固定されロックされた状態となる。
【0073】
また、ボンネット前構成体62のロックを解除するときは、給油口蓋77を開き、給油口蓋77の内側部に手を入れて、弾性体81の持手部81cに指を掛けて該弾性体81を前方へ引き、弾性体81の爪部81bと弾性体係止部材82との係合を解除する。
上述の如く、ロック機構70Bの構成部材である弾性体取付部材80、弾性体81及び弾性体係止部材82を開閉蓋としての給油口蓋77で被覆すると共に、該開閉蓋(給油口蓋77)の内側にてロック機構70Bのロック操作及びロック解除操作が行えるようにしている。
従って、ボンネット60の外観上にロック機構70Bの構成部材が露出しておらず、ロック機構70Bの構成部材に作業者の身体が接触することがなくなり、ロックが解除されてボンネット前構成体62が脱落してしまうのを複雑な構造とすることなく未然に防止することができ、安全性を向上させることができると共に、外観上にロック機構70Bの構成部材が露出していないために、デザイン上において良好なものとすることができる。
【0074】
また、開閉蓋としてボンネット前構成体62に開閉自在に設けた給油用の給油口蓋77を用いているため、ロック機構70Bの構成部材を被覆するために開閉蓋を別途設ける必要がなくなり、構成する部品点数を削減することができ、製造コストや部品管理コストの低廉化や機体の軽量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る田植機を示す左側面図。
【図2】 機体フレームを示す平面図。
【図3】 同じく左側面図。
【図4】 原動機部を示す左側面図。
【図5】 ステアリングシャフト支持フレーム構成体を示す斜視図。
【図6】 同じく平面図。
【図7】 エンジンのファンケースの側面図。
【図8】 ボンネット前構成体及びボンネット後構成体を示す左側面図。
【図9】 給油口蓋を外したボンネット前構成体の正面図。
【図10】 ボンネット前構成体及びボンネット後構成体の後上部を示す左断面側面図。
【図11】 弾性体を示す図。
【図12】 ステアリング機構を示す左側面図。
【図13】 ヒューズボックス取付の別例を示す図。
【図14】 スイッチボックス及びその取付パネルを示す図。
【図15】 トルクジェネレータとステアリングケースを示す側面断面図。
【図16】 トルクジェネレータを示す正面図。
【図17】 スイッチボックスの取付を示す一部断面図。
【符号の説明】
16 エンジン
60 ボンネット
62 ボンネット前構成体
62a 係止部材
63a 係止部
68 ボンネット後構成体
68a 係止部材
73 係止片
74 係止部
80 弾性体取付部材
81 弾性体
82 弾性体係止部材
97 弾性体
102 弾性体取付部材
103 弾性体係止部材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a bonnet attachment / detachment structure for an agricultural machine.
[0002]
[Prior art]
A conventional farm work machine has a work machine that can be moved up and down at the rear part of a traveling machine body that is configured to be capable of self-running, and the running machine body has a prime mover part disposed on an upper front side of a machine frame, the prime mover part A driving operation unit was arranged behind the vehicle.
[0003]
A steering shaft is rotatably arranged at a predetermined interval in the front position of the seat in the driving operation portion, and a steering wheel is attached to the tip portion of the steering shaft. It was covered with the body.
[0004]
The prime mover has an engine mounted on the front upper part of the fuselage frame, a fuel tank is disposed above the engine, and the front side and the left and right sides of the engine and the fuel tank are covered with a bonnet front structure. And the rear of the fuel tank was covered with the post-bonnet component.
[0005]
Then, a step is placed on the front upper part of the body frame, and the front end of the bonnet front component is locked to the front end of the step, while the left and right sides of the bonnet front component are connected to the left and right sides of the bonnet rear component. Was fixed with a knob screw to attach the front bonnet component and the rear bonnet component to the fuselage.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-mentioned conventional agricultural machine, the left and right sides of the bonnet front structure are fixed to the left and right sides of the bonnet rear structure with knob screws, so that the knob screw as a fixing tool is exposed on the outer surface. There is a risk that the knob screw will be loosened by getting caught on the operator's body when getting on and off from the front of the machine, the front bonnet component and the rear bonnet component will be loose, or the knob screw may be damaged. When removing the front bonnet structural body or the rear bonnet structural body for maintenance of the engine or the like, it is necessary to remove both the left and right knob screws, and the maintenance work may be complicated.
[0007]
In the case where the bonnet front structure is fixed to the rear bonnet structure using a lock cam mechanism, an operation lever for performing a lock operation and a lock release operation of the lock cam mechanism is provided in the driving operation section. If the operator's body accidentally touches the control lever, the bonnet must be made complex in order to prevent it from falling off unexpectedly. Therefore, when removing the bonnet, the operation lever must be operated in the driving operation unit, which may cause complicated maintenance work.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The problem to be solved by the present invention is as described above. Next, means for solving the problem will be described.
[0009]
In claim 1,In the bonnet attaching / detaching structure in which the bonnet (60) is constituted by the bonnet front structural body (62) and the bonnet rear structural body (68), a locking member (62a) below the bonnet front structural body (62), and the body frame (5) The locking portion (74) on the side constitutes a locking mechanism (70A) of the bonnet front structural body (62), and an elastic body locking member (82) on the top of the bonnet front structural body (62). And a bracket (79) of the steering post (28) are provided with a locking mechanism (70B) of the bonnet front structure (62) that is locked via an elastic body (81), and the bonnet rear structure (68). ) And a locking part (63a) on the machine body frame (5) side constitute a locking mechanism (71A) of the rear bonnet component (68), and the rear hood configuration Body (68) Lock mechanism (68) of the rear bonnet component (68) which is locked between the upper elastic body mounting member (102) and the elastic body locking member (103a) of the steering support portion via the elastic body (97) ( 71B), in assembling the bonnet (60), the lower part of the rear bonnet (68) is locked by the locking mechanism (71A), and then the elastic body (97) of the locking mechanism (71B) Is engaged with the bracket (79), and then the lower locking mechanism (70A) of the bonnet front structure (62) is locked, and the elastic body (81) of the upper locking mechanism (70B) is further locked. Lock to bracket (79) to secure bonnet front structure (62)Is.
[0010]
In
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the invention will be described with reference to the following drawings. FIG. 1 is a left side view showing a rice transplanter according to an embodiment of the present invention, FIG. 2 is a plan view showing a body frame, and FIG. 3 is a left side view. 4 is a left side view showing the prime mover portion, FIG. 5 is a perspective view showing a steering shaft support frame structure, FIG. 6 is a plan view, and FIG. 7 is a side view of a fan case of the engine. FIG. 8 is a left side view showing the bonnet front structure and the bonnet rear structure, FIG. 9 is a front view of the bonnet front structure with the fuel filler lid removed, and FIG. 10 is the rear upper part of the bonnet front structure and the bonnet rear structure. FIG. 11 is a diagram showing the elastic body. 12 is a left side view showing the steering mechanism, FIG. 13 is a view showing another example of mounting the fuse box, FIG. 14 is a view showing the switch box and its mounting panel, and FIG. 15 is a side sectional view showing the torque generator and the steering case. 16 is a front view showing the torque generator, and FIG. 17 is a partial sectional view showing the mounting of the switch box.
[0012]
Embodiments of the present invention will be specifically described below with reference to the drawings. In the present embodiment, the riding rice transplanter 1 is described as an example of the farm working machine according to the present invention. However, the farm working machine according to the present invention is not limited to the rice transplanter 1, and includes a tractor, a combine, and a vegetable. It can also be applied to various working machines such as transplanters.
[0013]
As shown in FIG. 1, a rice transplanter 1 according to the present embodiment is configured such that a
[0014]
The
[0015]
Then, a
[0016]
Below, the structure of the
[0017]
[Airframe frame]
First, the structure of the
[0018]
The
[0019]
In addition, the
[0020]
Further, as shown in FIGS. 4 to 6, the
[0021]
Further, as shown in FIGS. 2 and 3, the
[0022]
[Running part]
Next, the traveling
[0023]
Further, the traveling
[0024]
[Motor part]
Next, the configuration of the
[0025]
The
[0026]
The
[0027]
As described above, the
[0028]
Further, as shown in FIG. 2, a
[0029]
As shown in FIG. 7, the
[0030]
The frontStep63 is mounted on the upper portions of the
[0031]
An engine oil inspection /
[0032]
As shown in FIG. 8, a
[0033]
As shown in FIG. 9, the
[0034]
As shown in FIG. 4, the
[0035]
First, the structure of the
[0036]
In addition to the
[0037]
Next, the structure of the lock mechanism 70B will be described. As shown in FIGS. 4 and 10, the lock mechanism 70 </ b> B is provided at the rear upper part of the hood front
[0038]
The bonnet front
[0039]
On the other hand, a
[0040]
Further, as shown in FIG. 11, a spring is employed as the
[0041]
When the
[0042]
Further, when unlocking the
[0043]
As described above, the elastic
[0044]
In particular, since an
[0045]
Further, in the
[0046]
The locking mechanism 71 </ b> A is provided at the rear part of the
[0047]
The rear end portion of the rear
[0048]
Lock mechanisms 71B and 71B are provided on the left and right sides of the front portion of the bonnet
[0049]
In the lock mechanism 71B, an
[0050]
As shown in FIGS. 6 and 10, the elastic
[0051]
Then, with the
[0052]
In assembly, the
[0053]
As described above, the
[0054]
[Operation section]
Next, the structure of the driving
[0055]
As shown in FIG. 4, a
[0056]
As shown in FIG. 10, the
[0057]
In addition, as described above, the
[0058]
As shown in FIGS. 6 and 13, depending on the size of the
[0059]
12, 14, and 17, below the
[0060]
A
[0061]
On the other hand, below the mounting
[0062]
The mounting
[0063]
Further, as shown in FIGS. 4 and 12, the driving
[0064]
The
[0065]
As shown in FIG. 15, the
[0066]
As described above, the hydraulic port surface on which the
[0067]
Further, the
[0068]
On the other hand, as shown in FIG. 15, the
[0069]
Further, the
[0070]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, the following effects can be obtained.
[0071]
As shown in claim 1In the bonnet attaching / detaching structure in which the bonnet (60) is constituted by the bonnet front structural body (62) and the bonnet rear structural body (68), a locking member (62a) below the bonnet front structural body (62), and the body frame (5) The locking portion (74) on the side constitutes a locking mechanism (70A) of the bonnet front structural body (62), and an elastic body locking member (82) on the top of the bonnet front structural body (62). And a bracket (79) of the steering post (28) are provided with a locking mechanism (70B) of the bonnet front structure (62) that is locked via an elastic body (81), and the bonnet rear structure (68). ) And a locking part (63a) on the machine body frame (5) side constitute a locking mechanism (71A) of the rear bonnet component (68), and the rear hood configuration Body (68) Lock mechanism (68) of the rear bonnet component (68) which is locked between the upper elastic body mounting member (102) and the elastic body locking member (103a) of the steering support portion via the elastic body (97) ( 71B), in assembling the bonnet (60), the lower part of the rear bonnet (68) is locked by the locking mechanism (71A), and then the elastic body (97) of the locking mechanism (71B) Is engaged with the bracket (79), and then the lower locking mechanism (70A) of the bonnet front structure (62) is locked, and the elastic body (81) of the upper locking mechanism (70B) is further locked. Since it is locked to the bracket (79) and the bonnet front structure (62) is fixed,The bonnet is well locked to the machine with a simple structure by the elastic body.
Further, the bonnet can be easily locked or unlocked by locking or unlocking the elastic body.
Moreover, the bonnet can be attached / detached in front of the machine body, and the workability of maintenance work for the engine and the like can be improved.
[0072]
As shown in
That is, the
[0073]
Further, when unlocking the
As described above, the elastic
Therefore, the structural member of the lock mechanism 70B is not exposed on the appearance of the
[0074]
Further, since the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a left side view showing a rice transplanter according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a plan view showing an airframe frame.
FIG. 3 is also a left side view.
FIG. 4 is a left side view showing a motor unit.
FIG. 5 is a perspective view showing a steering shaft support frame structure.
FIG. 6 is also a plan view.
FIG. 7 is a side view of an engine fan case.
FIG. 8 is a left side view showing the bonnet front structure and the bonnet rear structure.
FIG. 9 is a front view of the bonnet front structure with the fuel filler lid removed.
FIG. 10 is a left sectional side view showing the rear upper part of the bonnet front structure and the bonnet rear structure.
FIG. 11 is a diagram showing an elastic body.
FIG. 12 is a left side view showing a steering mechanism.
FIG. 13 is a view showing another example of mounting the fuse box.
FIG. 14 is a view showing a switch box and its mounting panel.
FIG. 15 is a side cross-sectional view showing a torque generator and a steering case.
FIG. 16 is a front view showing a torque generator.
FIG. 17 is a partial cross-sectional view showing the mounting of the switch box.
[Explanation of symbols]
16 engine
60 Bonnet
62 Front bonnet
62a Locking member
63a Locking part
68 Post-bonnet component
68a Locking member
73 Locking piece
74 Locking part
80 Elastic body mounting member
81 Elastic body
82 Elastic body locking member
97 Elastic body
102 Elastic body mounting member
103 Elastic body locking member
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