JP3981535B2 - パーテーションスタンド - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、床面に複数のポールを所望の間隔を存して配設し、これらポール相互をクロスパーテーションによって連結し、空間を複数に区画するためのパーテーションスタンドに関する。
【0002】
【従来の技術】
オフィスや病院、ホテルのロビー等の限られたスペースを有効に利用するため、或いはイベント会場等の広いスペースを複数のコーナに区画するために、従来においては、簡易的なプレートタイプの間仕切りやプランターボックス等を使用している。
【0003】
しかし、これらの間仕切りは使用しない場合には移動が困難であるとともに、保管スペースも広く必要であるという問題がある。そこで、区画変更も簡単に行え、また撤去も簡単で便利なパーテーションスタンドが普及している。
【0004】
このパーテーションスタンドは、床面に複数のスタンドを所望の間隔を存して立設し、これらスタンド相互をパーテーションベルトによって連結し、空間を複数に区画するようになっており、不使用時にはパーテーションベルトをスタンドの内部に巻き取ることができるようになっている。
【0005】
すなわち、ポールからなるスタンドの上端部にベルト巻回リールを内蔵し、このリールにパーテーションベルトを繰り出し可能に巻回し、このパーテーションベルトを繰り出して他のスタンドに設けられたベルト受け部材に係止することができる。このパーテーションスタンドは、スタンド相互の間隔にバラツキがあっても、パーテーションベルトの引き出し量を任意に調節できることからスタンド相互間の間隔に関係なくベルトを張設することができる。撤去する際にはパーテーションベルトをベルト巻回リールに巻回することができ、スタンドに格納することができるため、保管、輸送に便利であるというメリットがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のパーテーションスタンドは、ポールからなるスタンドの上端部にベルト巻回リールを内蔵し、このリールにパーテーションベルトを繰り出し可能に巻回した構造である。従って、構造的に複雑であり、またスタンドのポールも大径になって重量があるため、スタンドの間隔を調節しようとしても移動が困難である。
【0007】
この発明は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、構造的に簡単でポールも小径で、軽量化を図ることができ、移動が簡単なパーテーションスタンドを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明は、前記目的を達成するために、請求項1は、床面に一対のポールを所望の間隔を介して配設し、これらポール相互を幅広のクロスパーテーションによって連結し、空間を複数に区画するためのパーテーションスタンドにおいて、ベースを有し床面に立設され、空洞部を有する一対のポールと、これら一対のポールの上端部及び下端部の前記空洞部に設けられた滑車と、前記一対のポールの上端部相互間及び下端部相互間に張設され、中途部が前記滑車に掛け渡されて両端部が前記ポールの内部に導入された索状体と、前記ポールの空洞部の内部で前記索状体の両端部と連結して設けられ、前記一対の間隔に応じて弾性的に伸縮自在であり、前記索状体を前記ポールの軸方向に引き込む方向に付勢する弾性的に伸縮自在な付勢部材と、前記一対のポールの間に設けられ、上縁部及び下縁部が前記索状体に支持されており、前記一対のポールの間隔が変化するに伴って前記付勢部材が伸縮し、前記索状体を前記ポールの上端部及び下端部から繰り出しもしくは引き込んで伸縮する蛇腹状に折り畳み自在なクロスパーテーションとを具備したことを特徴とする。
【0009】
請求項2は、請求項1記載のパーテーションスタンドは、複数組からなり、前記ポール相互をジョイントによって回動自在に連結することにより、直線状に連結または前記ポールをコーナとして屈曲した状態に連結可能であることを特徴とする。
【0012】
前記構成によれば、ポール相互間の間隔を広げることにより、クロスパーテーションが伸長し、間隔を狭めることにより、索状体が付勢部材によってポールの内部に引き込まれ、クロスパーテーションが折り畳まれる。また、ポール相互をジョイントによって連結することにより、直線状に連結またはポールをコーナとして屈曲した状態に連結可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の第1の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0014】
図1はパーテーションスタンドの正面図,側面図及び平面図、図2はポールの縦断側面図、図3はパーテーションスタンドを連結した状態の正面図である。
【0015】
図中、1は一対のポールであり、これらポール1は、例えばアルミニウム等の押出し成形され、この下端部には互いに対向する方向に屈曲するくの字状のベース2が設けられ、床面に対してポール1を垂直に立設できるように構成されている。ポール1の内部は空洞で、上端部及び下端部には滑車3が設けられ、この滑車3には後述する索状体としての上部ワイヤ4及び下部ワイヤ5が掛け渡される。
【0016】
上部ワイヤ4は一対のポール1の上端部間に張設され、両端部はポール1の上端開口から滑車3を介してポール1の内部に導入され、下部ワイヤ5は一対のポール1の下端部間に張設され、両端部はポール1の下端開口から滑車3を介してポール1の内部に導入されている。
【0017】
一対のポール1の下端部には付勢部材としての紐状ゴム6の一端が連結され、この他端には上部ワイヤ4の端部が連結され、一対のポール1の上端部には付勢部材としての紐状ゴム7の一端が連結され、この他端には下部ワイヤ5の端部が連結されている。従って、一対のポール1の間隔を広げると、紐状ゴム6,7が引き伸ばされて上部ワイヤ4及び下部ワイヤ5がポール1から繰出され、一対のポール1の間隔を狭めると、紐状ゴム6,7が収縮して上部ワイヤ4及び下部ワイヤ5がポール1に引き込まれるようになっている。
【0018】
一対のポール1相互間の上部ワイヤ4と下部ワイヤ5との間には蛇腹状で、伸縮自在に折り畳まれるクロスパーテーション8が支持されている。クロスパーテーション8は、例えばポリエステルと綿の混合素材からなり、上縁部及び下縁部に上部ワイヤ4と下部ワイヤ5が横方向にスライド自在に設けられている。
【0019】
従って、一対のポール1の間隔を広げると、紐状ゴム6,7が引き伸ばされて上部ワイヤ4及び下部ワイヤ5がポール1から繰出されるとともに、クロスパーテーション8が伸長し、一対のポール1の間隔を狭めると、紐状ゴム6,7が収縮して上部ワイヤ4及び下部ワイヤ5がポール1に引き込まれるとともに、クロスパーテーション8が折り畳まれるようになっている。
【0020】
このように構成されたパーテンションスタンドのポール1の上端開口にはキャップ9が装着されているとともに、付属部品として8の字状のジョイント10が用意されている。
【0021】
パーテンションスタンドは、オフィスや病院、ホテルのロビー等の限られたスペースを有効に利用するため、或いはイベント会場等の広いスペースを複数のコーナに区画するために、簡易間仕切りを設ける場合、床面に一対のポール1を立設し、一方のポール1を持ってポール1相互間の間隔を広げると上部ワイヤ4及び下部ワイヤ5が繰出されるとともに、クロスパーテーション8が伸長する。また、一方のポール1を持ってポール1相互間の間隔を狭めると、上部ワイヤ4及び下部ワイヤ5がポール1に引き込まれるとともに、クロスパーテーション8が折り畳まれる。従って、クロスパーテーション8の長さの範囲内において任意の幅のパーテーションを構成することができる。
【0022】
また、図3に示すように、複数のパーテーションスタンドを並べて配置し、隣合うポール1の上端部及び下端部相互をジョイント10によって連結することにより、パーテーションスタンドを直線状に連結することができ、またポール1をコーナとして任意の角度に屈曲した状態に連結してパーテーションを構成することができる。この場合、ベース2は互いに対向する方向にくの字状に形成されているため、隣合うポール1を接近させることができ、複数のパーテーションスタンド間に隙間が空くことは無い。
【0023】
なお、前記実施形態においては、付勢部材として紐状ゴムを用いたが、コイルスプリングでもよい。索状体としてワイヤを用いたが、引っ張り強度の高いテグス、合成樹脂線状体でもよい。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、ポール相互間の間隔を広げることにより、クロスパーテーションが伸長し、間隔を狭めることにより、索状体が付勢部材によってポールの内部に引き込まれ、クロスパーテーションが折り畳まれる。従って、オフィスや病院、ホテルのロビー等の限られたスペースを有効に利用することができ、またポールの内部に設けた付勢部材によって索状体をポールの内部に引き込むように構成したため、ポールを細径に形成でき、軽量化を図ることができる。
【0025】
また、ポール相互をジョイントによって連結することにより、直線状に連結またはポールをコーナとして任意の角度に屈曲した状態に連結可能であり、バリエーションのあるパーテーションができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態を示すパーテーションスタンドの正面図、側面図及び平面図。
【図2】同実施形態のポールの縦断側面図及びジョイントの正面図。
【図3】同実施形態を示し、パーテーションスタンドを連結した状態の正面図。
【符号の説明】
1…ポール
2…ベース
4…上部ワイヤ
5…下部ワイヤ
6,7…紐状ゴム
8…クロスパーテーション
Claims (2)
- 床面に一対のポールを所望の間隔を介して配設し、これらポール相互を幅広のクロスパーテーションによって連結し、空間を複数に区画するためのパーテーションスタンドにおいて、
ベースを有し床面に立設され、空洞部を有する一対のポールと、
これら一対のポールの上端部及び下端部の前記空洞部に設けられた滑車と、
前記一対のポールの上端部相互間及び下端部相互間に張設され、中途部が前記滑車に掛け渡されて両端部が前記ポールの内部に導入された索状体と、
前記ポールの空洞部の内部で前記索状体の両端部と連結して設けられ、前記一対の間隔に応じて弾性的に伸縮自在であり、前記索状体を前記ポールの軸方向に引き込む方向に付勢する弾性的に伸縮自在な付勢部材と、
前記一対のポールの間に設けられ、上縁部及び下縁部が前記索状体に支持されており、前記一対のポールの間隔が変化するに伴って前記付勢部材が伸縮し、前記索状体を前記ポールの上端部及び下端部から繰り出しもしくは引き込んで伸縮する蛇腹状に折り畳み自在なクロスパーテーションとを具備したことを特徴とするパーテーションスタンド。 - 請求項1記載のパーテーションスタンドは、複数組からなり、前記ポール相互をジョイントによって回動自在に連結することにより、直線状に連結または前記ポールをコーナとして屈曲した状態に連結可能であることを特徴とするパーテーションスタンド。
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