JP3978295B2 - Gas demand forecasting method and gas demand forecasting system - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水道管に流れている実際の水温を検出するための水温検出方法及び装置、並びに、上記水温検出方法及び装置を用いてガス需要予測量を計算するためのガス需要予測方法及びガス需要予測システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
図6は、従来例のガス供給システムの構成を示すブロック図である。図6に示すように、ガス生産装置50によって生産されたガスは、各地域毎に複数に分岐してそれぞれガスホルダーGH1、GH2,GH3を介して各ガス需要家61−1乃至61−N,62−1乃至62−N,63−1乃至63−N(以下、総称して符号61を付す。)に供給されている。ここで、ガス生産装置50は定常的に一定の割合の生産量でガスを生産して供給しており、矢印83に示すようにガス需要家61に供給される。そして、夜間や早朝などガス需要量が比較的少ないときには、バルブ71を開いて矢印81に示すようにガスホルダーGH1,GH2,GH3に充填しておいた後、昼間などガス需要量が比較的多いときには、バルブ82を開いて矢印82に示すようにガスホルダーGH1,GH2,GH3に充填しておいた分も放出するように構成されている。
【0003】
ところで、当日のガス需要予測量を予測するには、季節による需要傾向と、当日の気温、当日のガス需要の推移などから類推して予測していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ガス需要予測量に非常に影響を与える「水温」の情報が加味されておらず、また、従来検出される水温は貯め水(実際に水道管を流れている水ではなく、測定のために貯めた水)の温度であり、貯め水の温度は気温に影響される性質上、ガス需要予測の精度を向上できなかった。
【0005】
本発明の目的は以上の問題点を解決し、水道管に流れている水の温度を、従来技術に比較して正確に検出することができる水温検出方法及び装置を提供することにある。
【0006】
本発明の別の目的は以上の問題点を解決し、ガス需要予測量を、従来技術に比較して高い精度で予測することができるガス需要予測方法及びガス需要予測システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るガス需要予測方法は、水道管から供給される水を温めて給湯する給湯器が動作して水道管から水が供給されていることを検出するステップと、
上記給湯器が動作し水道管から水が供給されていることを検出したときに、上記給湯器に入水する水の温度である水温を検出するステップと、
上記検出された水温のデータを、時刻データとともに第1の記憶装置に記憶するステップと、
上記第1の記憶装置に記憶された時刻データ付きの水温のデータに基づいて、所定の時間における平均水温を計算するステップと、
上記計算された平均水温のデータを、所定のエリア内の複数のガス需要家に設けられた制御装置から所定の通信回線を介して受信することにより収集して第2の記憶装置に記憶するステップと、
上記第2の記憶装置に記憶された上記エリア内の複数のガス需要家の平均水温のデータに基づいて、その平均水温を局所的な水温として計算し、計算された局所的な水温に基づいて上記エリア内の局所的なガス需要予測量を計算するステップとを含むことを特徴とする。
【0010】
また、上記ガス需要予測方法において、上記1つのエリア内の局所的なガス需要予測量を計算するステップの処理を所定の複数のエリアに対して繰り返すことにより、所定の複数のエリアの局所的なガス需要予測量を計算するステップと、
上記計算された複数のエリアの局所的なガス需要予測量に基づいて、上記複数のエリアを含む大きなエリアにおける大局的なガス需要予測量を計算するステップとを含むことを特徴とする。
【0011】
本発明に係るガス需要予測システムは、水道管から供給される水を温めて給湯する給湯器が動作して水道管から水が供給されていることを検出する第1の検出手段と、
上記給湯器が動作し水道管から水が供給されていることを検出したときに、上記給湯器に入水する水の温度である水温を検出する第2の検出手段と、
上記検出された水温のデータを、時刻データとともに記憶する第1の記憶装置と、
上記第1の記憶装置に記憶された時刻データ付きの水温のデータに基づいて、所定の時間における平均水温を計算する第1の計算手段と、
上記計算された平均水温のデータを、所定のエリア内の複数のガス需要家に設けられた制御装置から所定の通信回線を介して受信することにより収集して記憶する第2の記憶装置と、
上記第2の記憶装置に記憶された上記エリア内の複数のガス需要家の平均水温のデータに基づいて、その平均水温を局所的な水温として計算し、計算された局所的な水温に基づいて上記エリア内の局所的なガス需要予測量を計算する第2の計算手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】
また、上記ガス需要予測システムにおいて、上記1つのエリア内の局所的なガス需要予測量を計算するステップの処理を所定の複数のエリアに対して繰り返すことにより、所定の複数のエリアの局所的なガス需要予測量を計算する第3の計算手段と、
上記計算された複数のエリアの局所的なガス需要予測量に基づいて、上記複数のエリアを含む大きなエリアにおける大局的なガス需要予測量を計算する第4の計算手段とをさらに備えたことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態について説明する。
【0016】
図1は、本発明に係る一実施形態であるガス需要予測システムの構成を示すブロック図である。本実施形態のガス需要予測システムは、図1に示すように、水温データ収集センター100に設けられた水温データ収集センター装置101と、ガス需要家61に設けられた給湯器制御装置200とを備え、これかの間は公衆電話網300を介して接続されている。
【0017】
ここで、給湯器制御装置200は、図2の給湯器制御処理を実行することにより、図4の水道管13から供給される水を温めて給湯するガス給湯器10が動作して水道管13から水が供給されていることを検出し、これに応答してガス給湯器10に入水する水の温度である水温を入水温度センサ11により検出し、検出された水温のデータを時刻データとともに処理メモリ21内の水温テーブル28に記憶し、記憶された時刻データ付きの水温のデータに基づいて、例えば1時間である所定の時間における平均水温を計算して、当該平均水温のデータを含む電文信号を通信制御部40、モデム装置42、公衆電話網300を介して水温データ収集センター装置101に送信することを特徴としている。従って、給湯器制御装置200は水温検出装置を構成している。
【0018】
次いで、水温データ収集センター装置101のデータ処理制御部30は、公衆電話網300を介して送信されてきた平均水温のデータを含む電文信号を受信することにより、所定のエリア内の複数のガス需要家61から公衆電話網300を介して受信して処理メモリ31内の水温データテーブル36に記憶し、記憶された上記エリア内の複数のガス需要家61の平均水温のデータに基づいて、その平均水温を局所的な水温として計算して平均水温テーブル37に記憶し、記憶された局所的な水温に基づいて上記エリア内の局所的なガス需要予測量を計算してガス需要予測量テーブル38に記憶し、さらに、所定の複数のエリアの局所的なガス需要予測量を計算し、上記計算された複数のエリアの局所的なガス需要予測量に基づいて、上記複数のエリアを含む大きなエリアにおける大局的なガス需要予測量を計算してガス需要予測量テーブル38に記憶し、計算された局所的及び大局的なガス需要予測量のデータをプリンタ33に出力して印字するとともに、CRTディスプレイ34に出力して表示することを特徴とする。
【0019】
図4において、地中の温度はその変化が少ないので、地中における水道管13内の水温Aは概ね一定である。しかしながら、地中から出た水道管13では、大気の温度変化が大きいので、大気の気温が水温Bに対して大きな影響を与える。特に、ガス給湯器10に入水される前の水の温度Bは水が流れていないとき貯め水となり、大きく影響を受ける。すなわち、図5(a)に示すように、夏季では、水を流さない期間においては水温が気温に温められ真の水温から上昇する一方、図5(b)に示すように、冬季では、水を流さない期間においては水温が気温に冷やされ真の水温から下降する。
【0020】
これを解決するために、本発明に係る実施形態においては、図4に示すガス給湯器10において、バルブ12が開かれたときや台所リモートコントローラ25又は浴室リモートコントローラ26により動作開始指示がキー入力されたときなどの場合に、ガス給湯器10の動作がオンとされたときに、水がガス給湯器10に供給され、その水は入水温度センサ11によりその水の温度が検出された後、ガス給湯器10により温められ湯となってバルブ12及び蛇口14を経て出力される。
【0021】
図1の給湯器制御装置200の給湯器制御部20は、処理メモリ21を用いて、ガス給湯器10の動作のオン又はオフを制御するとともに、図2の給湯器制御処理を実行する。台所リモートコントローラ25又は浴室リモートコントローラ26で入力された給湯指示などのオン指示信号は、信号変換などの処理を行うインターフェース回路24を介して給湯器制御部20に入力される。また、入水温度センサ11からの水道管13内の水温データは、信号変換などの処理を行うインターフェース回路22を介して給湯器制御部20に入力される。さらに、給湯器制御部20は、現在時刻を計時するタイマー回路23から時刻データをロードする。処理メモリ27は、制御テーブル27と、水温テーブル28とを含み、制御テーブル27は、ガス給湯器10の動作を制御するために必要な種々のデータを格納し、水温テーブル28は、入水温度センサ11で測定された水温データと、図2の給湯器制御処理で計算される所定の単位時間(例えば、1時間当りの平均水温のデータを格納する。
【0022】
また、給湯器制御部20には通信制御部40が接続され、通信制御部40は、水温データ収集センター装置101と通信をするために必要な種々のデータ(例えば、装置IDや電文信号フォーマットなど)を記憶するデータメモリ41を用いて、給湯器制御部20から入力される入水温度平均値データとその時刻データを含む電文信号を所定の信号フォーマットでモデム装置42を介して水温データ収集センター装置101に対して送信する。ここで、モデム装置42は、ネットワークコントロールユニット(NCU)回路を備え、通信制御部40から入力される電文信号(ディジタル信号)を所定の変調方式で変調して公衆電話網300を介して水温データ収集センター装置101に送信するとともに、受信した変調信号を復調して給湯器制御部20に出力する。
【0023】
図1の水温データ収集センター装置101において、データ処理制御部30は、キーボードなどの入力装置32からの実行指示コマンドに基づいて、処理メモリ31を用いて、図3のデータ処理制御処理を実行し、給湯器制御装置200から公衆電話網300及びモデム装置35を介して受信される電文信号を受信して、それに含まれる複数のガス需要家61の平均水温データにも基づいて、エリア毎の局所的なガス需要予測量及び複数のエリアを統合した大局的なガス需要予測量を計算する。ここで、モデム装置35は、ネットワークコントロールユニット(NCU)回路を備え、公衆電話網300を介して受信される電文信号の変調信号を所定の復調方式で復調して電文信号(ディジタル信号)を取りだしてデータ処理制御部30に出力するとともに、データ処理制御部30から送信される電文信号を所定の変調方式で変調して公衆電話網300を介して送信する。
【0024】
処理メモリ31は、水温データテーブル36と、平均水温テーブル37と、ガス需要予測量テーブル38と、データベーステーブル39とを含む。ここで、水温データテーブル36は、各ガス需要家61の給湯器制御装置200から送信される電文信号に含まれる入水温度の平均値データとその時刻データを格納し、平均水温テーブル37は、計算されたエリア毎の平均水温のデータを格納し、ガス需要予測量テーブル38は、計算された局所的及び大局的なガス需要予測量を格納し、データベーステーブル39は、ガス需要家61やそこに設けられた給湯器制御装置200に関する識別符号や位置データ、並びに詳細後述するガス需要予測量を計算するときに必要なデータなどのデータベースを格納する。
【0025】
データ処理制御部30には、プリンタ33及びCRTディスプレイ34が接続され、データ処理制御部30によって計算された局所的及び大局的なガス需要予測量並びにガス生産計画やガス供給計画をプリンタ33に出力して印字するとともに、CRTディスプレイ34に出力して表示する。
【0026】
次いで、ガス需要予測量の具体的な予測計算方法について説明する。ここでは、以下の3つの予測計算方法について説明するが、方法の選択は適宜行う。
(a)回帰予測方法;
(b)前日ベースモデルに基づく予測方法;及び
(c)類似日サーチモデルに基づく予測方法。
なお、以下で用いる水温は、好ましくは、給湯器制御部20によって計算される所定の時間当りの平均水温である。
【0027】
<回帰予測方法>
まず、回帰予測方法について説明する。回帰予測方法は前半需要予測量[kNm3](以下、8時から22時までの昼間の期間を前半という。)、後半需要予測量[kNm3](以下、23時から7時までの夜間の期間を後半という。)を別々に計算し、従って、回帰係数も前半、後半別に求める。以下の式は全て前半、後半別に適用する。
(1)基本モデル式
【0028】
【数1】
【0029】
ここで、aは最高水温にかかる回帰係数であり、bは最低水温にかかる回帰係数である。上記数1は、予測日とベース日との水温差によって、予測日の需要量がベース日の送出量に対してどの程度変動するかを予測する式である。ベース日として設けるのは次の5種類であり、そのうち1つを予め選択する。
(I)前日…予測日の前日。ただし、前日が特異日だった場合は通常日まで遡る。
(II)前同一曜日…一番最近で、曜日モードが予測日と同じだった日
(III)同一曜日平均…曜日モードが予測日と同じだった日の平均値。過去30日間の中からピックアップする。
(IV)指定日…オペレータが指定した日。過去10年間の中から指定する。
(V)指定曜日平均…オペレータが指定した曜日モードを持つ日の平均値。過去30日間の中からピックアップする。
【0030】
(2)ベース日の送出量の曜日補正
ベース日として前日を指定した場合には、ベース送出量について次式の曜日補正を行った上で上記数1の基本モデル式に代入する。
【0031】
【数2】
ベース送出量=前日送出量×(予測日の曜日率/前日の曜日率)
【0032】
ここで、曜日率は、各曜日の送出量の、平日(月曜日から金曜日まで)平均の送出量に対する比率を表したものである。
【0033】
(3)回帰係数の曜日補正
予測対象日の回帰係数a,bは平日(月曜日から金曜日まで)の送出量を基に得られた回帰係数であるa0,b0に曜日補正を行った上で上記数1の基本モデル式に代入する。
【0034】
【数3】
a=a0×予測日の曜日率
【数4】
b=b0×予測日の曜日率
【0035】
ここで、a0は最高水温にかかる平日回帰係数であり、b0は最低水温にかかる平日回帰係数である。
【0036】
<前日ベースモデルに基づいた予測方法>
次いで、前日ベースモデルに基づいた予測方法について説明する。この予測方法では、前日の実績をベースとして、次式を用いて、水温の変動を考慮にいれた回帰予測を行う。
【0037】
【数5】
【0038】
(1)当日実績無視需要予測量[kNm3/日]の計算
この計算には次式を用いる。
【0039】
【数6】
【0040】
ここで、前半需要予測量と後半需要予測量は次式で表すことができる。
【0041】
【数7】
【0042】
ここで、a1は最高水温にかかる回帰係数(前半送出量に関する)であり、b1は最低水温にかかる回帰係数(前半送出量に関する)である。
【0043】
【数8】
【0044】
ここで、a2は最高水温にかかる回帰係数(後半送出量に関する)であり、b2は最低水温にかかる回帰係数(後半送出量に関する)である。また、前日送出量、及び回帰係数は上述の曜日補正後の値を用いる。
【0045】
(2)当日実績反映需要予測量[kNm3/日]の計算
この計算は次式を用いる。
【0046】
【数9】
【0047】
ここで、前日ベースモデルにおける特殊処理では、前日実績の判断において、前日は次表に示す分類モードにおける同一モードの日とし、前日が異種モードの場合は1日ずつ遡って同一モードの日を検索し、最初に見つかった同一モードの日の実績を、前日の実績ベースとする。
【0048】
【表1】
――――――――――――――――――――――――――――――――――
分類モード:該当曜日モード
――――――――――――――――――――――――――――――――――
平日 :月曜、火曜、水曜、木曜、金曜
土曜 :土曜
日曜 :日曜
特異日 :特異日
――――――――――――――――――――――――――――――――――
【0049】
また、翌日予測では翌日からみて前々日の実績をベースとする。
【0050】
<最近類似日サーチモデルに基づいた予測方法>
気象変動が類似している日を検索して、該当日の送出量をベースとする。検索の対象は過去30日間とする。なお、特異日は除くものとする。需要予測量は次式で表すことができる。
【0051】
【数10】
【0052】
(1)当日実績無視需要予測量[kNm3/日]の計算
この計算は次式を用いる。
【0053】
【数11】
【0054】
(2)当日実績反映需要予測量[kNm3/日]の計算
この計算は次式を用いる。
【0055】
【数12】
【0056】
ここで、類似日の基準は、特異日を除いた過去30日間の中で、次式によって求められる水温誤差(e)が最小となる日を類似日とみなす。
【0057】
【数13】
水温誤差(e)=最高水温の誤差(e1)+最低水温の誤差(e2)
ここで、
【数14】
最高水温の誤差(e1)=|予測日最高水温−i日最高水温|
【数15】
最低水温の誤差(e2)=|予測日最低水温−i日最低水温|
【0058】
ここで、iは前日〜31日前の日である。ただし、e>eupper、又はe1>e1upper、もしくは、e2>e2upperのときは、類似日無しとする。ここで、eupper、e1upper、及びe2upperは入力装置32を用いて操作者により任意に設定される誤差上限値である。
【0059】
さらに、局所的なガス需要予測量から、大局的なガス需要予測量を計算する方法について説明する。例えば、局所的なエリアでのガス需要予測量が、ガス供給事業者の供給エリア全域をカバーできる場合、基本的には、単に加算することにより、大局的なガス需要予測量を計算することができる。しかしながら、現実的には、局所的なエリアは、あくまでもサンプルしたエリアであり、すべて足しても供給エリア全体をカバーできないこともあり、その場合は、単純に足し算で求まるのではない。例えば、大阪府全体のガス需要予測量を計算する場合に、局所的なガス需要予測量が大阪市、堺市、東大阪市しか算出されていない場合は、大阪市のガス需要予測量が、大阪府のガス需要予測量に占める割合をαとし、堺市のガス需要予測量が、大阪府のガス需要予測量に占める割合をβとし、東大阪市のガス需要予測量が、大阪府のガス需要予測量に占める割合をγとすれば、大阪府全体のガス需要予測量は次式で計算することができる。
【0060】
【数16】
【0061】
すなわち、割合α、β、γ、δ(δ=α+β+γ)の係数も含めた計算を実行することにより、より正確な大局的なガス需要予測量を計算することができる。
【0062】
さらに、効率的な生産計画、供給計画の具体的な算出方法について説明する。生産計画や供給計画は、すでに供給したガス送出量と、算出されたガス需要予測値に応じて計算される。具体的には、ガス製造所では、予測された今日のこれからのガス需要予測量から、ガスホルダーに既に蓄えてある量を引いた分を、新規に製造が必要なガス需要予測量として、必要な量のLNG(液化天然ガス)を気体の都市ガスに変えて送出する。ここで、予測値が実際の需要より多いと、余分な量のLNGを都市ガスに変えてしまうため無駄が発生し、余った分をガスホルダーに貯めるためのエネルギーも必要となり無駄が多い。つまり、ガス需要の予測値が高精度に求まれば求まるほど、ガス製造所やガスホルダーを最適に稼働できる。供給計画もほぼ同様に計算され、予測値が高精度になれば、次の日のために夜間や早朝にガスホルダーに蓄えておく都市ガスの量を、必要最低限の量にできる。
【0063】
図2は、図1の給湯器制御部20によって実行される給湯器制御処理を示すフローチャートである。図2において、まず、ステップS1においてオン指示信号を受信したか否かが判断され、受信するまで待機し、YESのときにステップS2に進み、ガス給湯器10の動作を開始させる。次いで、ステップS3において入水温度センサ11を用いて入水温度を検出して、タイマー回路23からの現在の時刻データとともに水温テーブル28に格納し、ステップS4においてオフ指示信号を受信したか否かが判断され、NOのときはステップS5に進む一方、YESのときはステップS6に進む。次いで、ステップS5において温度検出から例えば1分の所定時間だけ経過したか否かが判断され、YESのときはステップS3に戻って入水温度を検出する一方、NOのときはステップS4に戻る。ステップS6においてガス給湯器10の動作を停止させ、ステップS7において1時間以上の入水温度のデータを格納したか否かが判断され、YESのときはステップS8に進む一方、NOのときはステップS1に戻る。ステップS8において所定の単位時間である1時間毎の入水温度の平均値を計算して水温テーブル28に格納し、ステップS9において通信制御部40を用いて水温データ収集センター装置101に対して発呼した後、水温テーブル28内の入水温度の平均値データとその時刻データを含む電文信号を送信し、ステップS1に戻る。
【0064】
図3は、図1のデータ処理制御部30によって実行されるデータ処理制御処理を示すフローチャートである。図3において、まず、ステップS11において電文信号を受信したか否かが判断され、YESのときはステップS13に進む一方、NOのときはステップS12に進む。次いで、ステップS12においてガス需要予測の指示コマンドが入力されたか否かが判断され、YESのときはステップS21に進む一方、NOのときはステップS11に戻る。
【0065】
ステップS13においては、受信した電文信号に含まれる、入水温度平均値データとその時刻データを水温データテーブル35に格納してステップS11に戻る。また、ステップS21においては、水温データテーブル35に基づいてエリア毎の平均水温を計算して平均水温テーブル36に格納し、ステップS22において計算されたエリア毎の平均水温に基づいて、局所的なガス需要予測量を予測計算してガス需要予測量テーブル38に格納する。そして、ステップS23において、上記予測計算された局所的なガス需要予測値に基づいて、大局的なガス需要予測量を予測計算してガス需要予測量テーブル38に格納する。さらに、ステップS24において、予測計算された局所的なガス需要予測量に基づいて、効率的なガス生産計画及びガス供給計画を計算し、ステップS25において計算されたガス需要予測値及びガス生産計画、ガス供給計画をプリンタ33を用いて印字するとともに、CRTディスプレイ34に表示して、ステップS11に戻る。
【0066】
以上説明したように、本実施形態によれば、水道管13から供給される水を温めて給湯するガス給湯器10が動作して水道管13から水が供給されていることを検出し、このときガス給湯器10に入水する水の温度である水温を検出するので、貯め水の水温ではなく、正確な水温を測定することができる。
【0067】
また、上記検出された水温のデータを、時刻データとともに水温テーブル28に記憶し、時刻データ付きの水温のデータに基づいて、所定の時間における平均水温を計算するので、所定の単位時間当りの正確な水温を測定することができる。
【0068】
さらに、上記計算された平均水温のデータを、所定のエリア内の複数のガス需要家61の給湯器制御装置200から公衆電話網300を介して受信して水温データテーブル36に記憶し、上記記憶された上記エリア内の複数のガス需要家61の平均水温のデータに基づいて、その平均水温を局所的な水温として計算し、計算された局所的な水温に基づいて上記エリア内の局所的なガス需要予測量を計算するので、従来技術に比較して高い精度で局所的なガス需要予測量を計算することができる。これにより、計算された局所的なガス需要予測量を用いて、日別のガスの生産計画や、ガス生産・供給設備の稼働計画に反映することで、上記設備の利用効率を向上させることができる。
【0069】
またさらに、上記1つのエリア内の局所的なガス需要予測量を計算するステップの処理を所定の複数のエリアに対して繰り返すことにより、所定の複数のエリアの局所的なガス需要予測量を計算し、上記計算された複数のエリアの局所的なガス需要予測量に基づいて、上記複数のエリアを含む大きなエリアにおける大局的なガス需要予測量を計算するので、従来技術に比較して高い精度で大局的なガス需要予測量を計算することができる。これにより、計算された大局的なガス需要予測量を用いて、日別のガスの生産計画や、ガス生産・供給設備の稼働計画に反映することで、上記設備の利用効率を向上させることができる。
【0070】
<変形例>
以上のガス給湯器10について説明しているが、本発明はこれに限らず、電気給湯器などの他の種類の給湯器に適用することができる。
【0071】
水温データ収集センター装置101と給湯器制御装置200との間は公衆電話網300を介して接続されているが、本発明はこれに限らず、専用線やISDN回線などの有線回線、もしくは携帯電話又はPHSなどの無線回線などの所定の通信回線であればよい。例えば、給湯器制御装置200を有線又は無線の自動検針システムの検針メータ装置に接続して、水温データやその平均値データを検針システムの回線を介して水温データ収集センター装置101に送信してもよい。ここで、水温データ収集センター装置101は、検針システムのセンター装置であってもよい。ガス給湯器10側からの発呼に限らずセンター装置101側から発呼でデータを収集してもよい。
【0072】
さらに、本実施形態では、ガス給湯器10の動作開始直後に水温を検出しているが、地中からガス給湯器10までの間の水(貯め水)を完全に流しきるための所定時間(例えば10秒)後の水温を測定してもよい。
【0073】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明に係る水温検出方法又は装置によれば、水道管から供給される水を温めて給湯する給湯器が動作して水道管から水が供給されていることを検出し、上記給湯器が動作し水道管から水が供給されていることを検出したときに、上記給湯器に入水する水の温度である水温を検出する。従って、貯め水の水温ではなく、正確な水温を測定することができる。
【0074】
また、上記水温検出方法又は装置において、上記検出された水温のデータを、時刻データとともに第1の記憶装置に記憶し、上記第1の記憶装置に記憶された時刻データ付きの水温のデータに基づいて、所定の時間における平均水温を計算する。従って、所定の単位時間当りの正確な水温を測定することができる。
【0075】
さらに、本発明に係るガス需要予測方法又はガス需要予測システムによれば、上記水温検出方法又は装置を含み、上記計算された平均水温のデータを、所定のエリア内の複数のガス需要家に設けられた制御装置から所定の通信回線を介して受信することにより収集して第2の記憶装置に記憶し、上記第2の記憶装置に記憶された上記エリア内の複数のガス需要家の平均水温のデータに基づいて、その平均水温を局所的な水温として計算し、計算された局所的な水温に基づいて上記エリア内の局所的なガス需要予測量を計算する。従って、従来技術に比較して高い精度で局所的なガス需要予測量を計算することができる。これにより、計算された局所的なガス需要予測量を用いて、日別のガスの生産計画や、ガス生産・供給設備の稼働計画に反映することで、上記設備の利用効率を向上させることができる。
【0076】
また、上記ガス需要予測方法又はガス需要予測システムにおいて、上記1つのエリア内の局所的なガス需要予測量を計算するステップの処理を所定の複数のエリアに対して繰り返すことにより、所定の複数のエリアの局所的なガス需要予測量を計算し、上記計算された複数のエリアの局所的なガス需要予測量に基づいて、上記複数のエリアを含む大きなエリアにおける大局的なガス需要予測量を計算する。従って、従来技術に比較して高い精度で大局的なガス需要予測量を計算することができる。これにより、計算された大局的なガス需要予測量を用いて、日別のガスの生産計画や、ガス生産・供給設備の稼働計画に反映することで、上記設備の利用効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る一実施形態であるガス需要予測システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 図1の給湯器制御部20によって実行される給湯器制御処理を示すフローチャートである。
【図3】 図1のデータ処理制御部30によって実行されるデータ処理制御処理を示すフローチャートである。
【図4】 図1のガス給湯器10の周辺の水温と気温との関係を示す模式図である。
【図5】 (a)は夏季における時間変化に対する気温と水温の関係を示すグラフであり、(b)は冬季における時間変化に対する気温と水温の関係を示すグラフである。
【図6】 従来例のガス供給システムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10…ガス給湯器、
11…入水温度センサ、
12…バルブ、
13…水道管、
14…蛇口、
20…給湯器制御部、
21…処理メモリ、
22…インターフェース回路、
23…タイマー回路、
24…インターフェース回路、
25…台所リモートコントローラ、
26…浴室リモートコントローラ、
27…制御テーブル、
28…水温テーブル、
30…データ処理制御部、
31…処理メモリ、
32…入力装置、
33…プリンタ、
34…CRTディスプレイ、
35…モデム装置、
36…水温データテーブル、
37…平均水温テーブル、
38…ガス需要予測量テーブル、
39…データベーステーブル、
40…通信制御部、
41…データメモリ、
42…モデム装置、
50…ガス生産装置、
61,61−1乃至61−N,62−1乃至62−N,63−1乃至63−N…ガス需要家、
71,72…バルブ、
100…水温データ収集センター、
101…水温データ収集センター装置、
200…給湯器制御装置、
300…公衆電話網、
GH1,GH2,GH3…ガスホルダー。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a water temperature detection method and apparatus for detecting an actual water temperature flowing in a water pipe, and a gas demand prediction method and gas for calculating a gas demand prediction amount using the water temperature detection method and apparatus. It relates to a demand forecasting system.
[0002]
[Prior art]
FIG. 6 is a block diagram showing a configuration of a conventional gas supply system. As shown in FIG. 6, the gas produced by the
[0003]
By the way, in order to predict the gas demand forecast amount of the day, it was predicted by analogy from the demand trend according to the season, the temperature of the day, the transition of the gas demand of the day, and the like.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, the information on the “water temperature” that greatly affects the gas demand forecast amount is not taken into account, and the water temperature detected in the past is the stored water (not the water actually flowing through the water pipe, The temperature of the stored water was affected by the temperature, and the accuracy of the gas demand prediction could not be improved.
[0005]
An object of the present invention is to solve the above problems and provide a water temperature detection method and apparatus capable of accurately detecting the temperature of water flowing in a water pipe as compared with the prior art.
[0006]
Another object of the present invention is to provide a gas demand prediction method and a gas demand prediction system capable of solving the above-described problems and predicting a gas demand prediction amount with higher accuracy than in the prior art. .
[0007]
[Means for Solving the Problems]
According to the present inventionGas demand forecast methodDetecting that water is supplied from the water pipe by operating a water heater that warms and supplies water supplied from the water pipe;
A step of detecting a water temperature, which is a temperature of water entering the water heater, when the water heater is operated and it is detected that water is supplied from a water pipe;,
Storing the detected water temperature data together with time data in a first storage device;
Calculating an average water temperature at a predetermined time based on water temperature data with time data stored in the first storage device;
A step of collecting the calculated average water temperature data by receiving it from a control device provided in a plurality of gas consumers in a predetermined area via a predetermined communication line and storing it in a second storage device When,
Based on the average water temperature data of a plurality of gas consumers in the area stored in the second storage device, the average water temperature is calculated as a local water temperature, and based on the calculated local water temperature Calculating a local predicted gas demand in the area.
[0010]
Also,the aboveIn the gas demand prediction method, the local gas demand prediction of a plurality of predetermined areas is performed by repeating the process of calculating the local gas demand prediction amount in the one area for the plurality of predetermined areas. Calculating a quantity;
And calculating a global gas demand prediction amount in a large area including the plurality of areas based on the calculated local gas demand prediction amounts of the plurality of areas.
[0011]
According to the present inventionGas demand forecasting systemA first detection means for detecting that water is supplied from the water pipe by operating a water heater that warms and supplies water supplied from the water pipe;
Second detecting means for detecting a water temperature, which is a temperature of water entering the water heater, when the water heater is operated and water is supplied from the water pipe;,
A first storage device for storing the detected water temperature data together with time data;
First calculating means for calculating an average water temperature at a predetermined time based on water temperature data with time data stored in the first storage device;
A second storage device for collecting and storing the calculated average water temperature data by receiving the data from a control device provided in a plurality of gas consumers in a predetermined area via a predetermined communication line;
Based on the average water temperature data of a plurality of gas consumers in the area stored in the second storage device, the average water temperature is calculated as a local water temperature, and based on the calculated local water temperature And a second calculating means for calculating a local predicted gas demand in the area.
[0014]
Also,the aboveIn the gas demand prediction system, the local gas demand prediction of a plurality of predetermined areas is performed by repeating the process of calculating the local gas demand prediction amount in the one area for the plurality of predetermined areas. A third calculating means for calculating the quantity;
And a fourth calculation means for calculating a global gas demand prediction amount in a large area including the plurality of areas based on the calculated local gas demand prediction amounts of the plurality of areas. Features.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments according to the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0016]
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of a gas demand prediction system according to an embodiment of the present invention. As shown in FIG. 1, the gas demand prediction system of the present embodiment includes a water temperature data collection center device 101 provided in the water temperature
[0017]
Here, the water heater controller 200 performs the water heater control process of FIG. 2, whereby the gas water heater 10 that warms and supplies the water supplied from the water pipe 13 of FIG. The water temperature, which is the temperature of water entering the gas water heater 10 in response to this, is detected by the incoming
[0018]
Next, the data
[0019]
In FIG. 4, since the underground temperature has little change, the water temperature A in the water pipe 13 in the underground is substantially constant. However, since the temperature change of the atmosphere is large in the water pipe 13 coming out of the ground, the temperature of the atmosphere has a great influence on the water temperature B. In particular, the temperature B of water before entering the gas water heater 10 is stored water when water is not flowing, and is greatly affected. That is, as shown in FIG. 5 (a), in the summer, the water temperature rises from the true water temperature and rises from the true water temperature in the period when water is not passed, while in the winter, the water temperature rises from the true water temperature. During the period when the water is not flown, the water temperature is cooled to the air temperature and falls from the true water temperature.
[0020]
In order to solve this, in the embodiment according to the present invention, in the gas water heater 10 shown in FIG. 4, when the valve 12 is opened, an operation start instruction is input by the kitchen
[0021]
The
[0022]
In addition, a
[0023]
In the water temperature data collection center device 101 of FIG. 1, the data
[0024]
The processing memory 31 includes a water temperature data table 36, an average water temperature table 37, a gas demand predicted amount table 38, and a database table 39. Here, the water temperature data table 36 stores the average value data of the incoming water temperature and the time data included in the telegram signal transmitted from the water heater controller 200 of each
[0025]
A printer 33 and a
[0026]
Next, a specific prediction calculation method for the gas demand prediction amount will be described. Here, the following three prediction calculation methods will be described, but the method is selected as appropriate.
(A) regression prediction method;
(B) a forecasting method based on the previous day base model; and
(C) A prediction method based on a similar date search model.
The water temperature used below is preferably an average water temperature per predetermined time calculated by the
[0027]
<Regression prediction method>
First, the regression prediction method will be described. The regression forecast method uses the first half demand forecast [kNmThree] (Hereinafter, the daytime period from 8:00 to 22:00 is referred to as the first half), second half demand forecast [kNmThree] (Hereinafter, the night period from 23:00 to 7:00 is referred to as the second half), and therefore, the regression coefficient is also obtained separately for the first half and the second half. All the following formulas are applied separately for the first half and the second half.
(1) Basic model formula
[0028]
[Expression 1]
[0029]
Here, a is a regression coefficient concerning the maximum water temperature, and b is a regression coefficient concerning the minimum water temperature. The
(I) The day before ... the day before the forecast date. However, if the previous day was a special day, it goes back to the normal day.
(II) Previous same day… The most recent day when the day of the week mode was the same as the forecast date
(III) Average on the same day: Average value on the day when the day mode is the same as the predicted day. Pick up from the last 30 days.
(IV) Specified date: The date specified by the operator. Specify from the past 10 years.
(V) Specified day average: Average value of days having the day mode specified by the operator. Pick up from the last 30 days.
[0030]
(2) Day-of-week correction of the sending amount of the base date
When the previous day is designated as the base date, the day-of-week correction of the following formula is performed for the base transmission amount, and the result is substituted into the basic model formula (1).
[0031]
[Expression 2]
Base transmission amount = previous day transmission amount x (day rate of forecast day / day rate of previous day)
[0032]
Here, the day of the week rate represents the ratio of the transmission amount of each day of the week to the average transmission amount on weekdays (from Monday to Friday).
[0033]
(3) Day correction of regression coefficient
The regression coefficients a and b of the prediction target day are regression coefficients obtained based on the transmission amount on weekdays (from Monday to Friday).0, B0The day of the week is corrected, and the result is substituted into the basic model equation (1).
[0034]
[Equation 3]
a = a0× Estimated day of the week rate
[Expression 4]
b = b0× Estimated day of the week rate
[0035]
Where a0Is the weekday regression coefficient for maximum water temperature, b0Is the weekday regression coefficient for the minimum water temperature.
[0036]
<Prediction method based on the previous day base model>
Next, a prediction method based on the previous day base model will be described. In this prediction method, based on the previous day's results, regression prediction is performed using the following equation in consideration of fluctuations in water temperature.
[0037]
[Equation 5]
[0038]
(1) Actual demand forecast amount on the day [kNmThree/ Day]
The following formula is used for this calculation.
[0039]
[Formula 6]
[0040]
Here, the first half demand forecast amount and the second half demand forecast amount can be expressed by the following equations.
[0041]
[Expression 7]
[0042]
Where a1Is the regression coefficient for the maximum water temperature (related to the first half delivery amount), b1Is the regression coefficient for the minimum water temperature (related to the first half delivery).
[0043]
[Equation 8]
[0044]
Where a2Is the regression coefficient for the maximum water temperature (related to the second half delivery amount), b2Is the regression coefficient for the lowest water temperature (in relation to the second half delivery volume). The previous day's transmission amount and the regression coefficient use the values after the above day correction.
[0045]
(2) Demand forecast volume reflecting actual results [kNmThree/ Day]
This calculation uses the following equation.
[0046]
[Equation 9]
[0047]
Here, in the special processing in the previous day base model, in the judgment of the previous day results, the previous day is the day of the same mode in the classification mode shown in the following table. The result of the day in the same mode that is found first is used as the result base of the previous day.
[0048]
[Table 1]
――――――――――――――――――――――――――――――――――
Classification mode: Corresponding day mode
――――――――――――――――――――――――――――――――――
Weekdays: Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday
Saturday: Saturday
Sunday: Sunday
Singular day: Singular day
――――――――――――――――――――――――――――――――――
[0049]
The next day prediction is based on the performance of the day before the next day.
[0050]
<Prediction method based on recent similar day search model>
Search for days with similar weather fluctuations, and based on the amount sent on that day. The search target is the last 30 days. Special days are excluded. The demand forecast amount can be expressed by the following equation.
[0051]
[Expression 10]
[0052]
(1) Actual demand forecast amount on the day [kNmThree/ Day]
This calculation uses the following equation.
[0053]
## EQU11 ##
[0054]
(2) Demand forecast volume reflecting actual results [kNmThree/ Day]
This calculation uses the following equation.
[0055]
[Expression 12]
[0056]
Here, according to the criteria for the similar date, the date on which the water temperature error (e) obtained by the following equation is the minimum among the past 30 days excluding the specific date is regarded as the similar date.
[0057]
[Formula 13]
Water temperature error (e) = Maximum water temperature error (e1) + Minimum water temperature error (e2)
here,
[Expression 14]
Maximum water temperature error (e1) = | Maximum water temperature on the predicted day-Maximum water temperature on the i day |
[Expression 15]
Minimum water temperature error (e2) = | Minimum water temperature on forecast day-Minimum water temperature on i day |
[0058]
Here, i is the day before 31 days ago. However, e> eupperOr e1> E1upperOr e2> E2upperIf there is no similar day. Where eupper, E1upperAnd e2upperIs an error upper limit value arbitrarily set by the operator using the
[0059]
Furthermore, a method for calculating a global gas demand prediction amount from a local gas demand prediction amount will be described. For example, if the gas demand forecast amount in the local area can cover the entire supply area of the gas supplier, basically, the global gas demand forecast amount can be calculated by simply adding. it can. However, in reality, the local area is a sampled area, and even if all the areas are added, the entire supply area may not be covered. In such a case, the area cannot be simply obtained by addition. For example, when calculating the gas demand forecast amount for the entire Osaka prefecture, if the local gas demand forecast amount is calculated only for Osaka City, Sakai City, and Higashi Osaka City, the gas demand forecast amount for Osaka City is The proportion of Osaka Prefecture's gas demand forecast amount is α, Sakai City's gas demand forecast amount is proportion of Osaka Prefecture's gas demand forecast amount β, and Higashi Osaka City's gas demand forecast amount is If the ratio to the gas demand forecast amount is γ, the gas demand forecast amount for the entire Osaka prefecture can be calculated by the following equation.
[0060]
[Expression 16]
[0061]
That is, by executing the calculation including the coefficients of the ratios α, β, γ, and δ (δ = α + β + γ), a more accurate global gas demand prediction amount can be calculated.
[0062]
Furthermore, a specific calculation method for an efficient production plan and supply plan will be described. The production plan and the supply plan are calculated according to the gas supply amount already supplied and the calculated gas demand prediction value. Specifically, at the gas plant, it is necessary to subtract the amount already stored in the gas holder from the predicted amount of gas demand that is predicted today, as the amount of gas demand predicted to be newly manufactured. A small amount of LNG (liquefied natural gas) is converted into gaseous city gas and sent out. Here, when the predicted value is larger than the actual demand, waste is generated because an excessive amount of LNG is changed to city gas, and energy for storing the surplus in the gas holder is also required, which is wasteful. In other words, the more accurate the gas demand forecast is obtained, the more optimally the gas factory or gas holder can be operated. The supply plan is calculated in the same way, and if the predicted value becomes highly accurate, the amount of city gas stored in the gas holder at night or early morning for the next day can be reduced to the minimum necessary amount.
[0063]
FIG. 2 is a flowchart showing a water heater control process executed by the
[0064]
FIG. 3 is a flowchart showing a data processing control process executed by the data
[0065]
In step S13, the incoming water temperature average value data and the time data included in the received telegram signal are stored in the water temperature data table 35, and the process returns to step S11. In step S21, the average water temperature for each area is calculated based on the water temperature data table 35 and stored in the average water temperature table 36, and the local gas is calculated based on the average water temperature for each area calculated in step S22. The demand forecast amount is predicted and calculated and stored in the gas demand forecast amount table 38. In step S23, a global gas demand prediction amount is predicted based on the predicted local gas demand prediction value and stored in the gas demand prediction table 38. Furthermore, in step S24, an efficient gas production plan and a gas supply plan are calculated based on the predicted and calculated local gas demand forecast amount, and the gas demand forecast value and the gas production plan calculated in step S25, The gas supply plan is printed using the printer 33 and displayed on the
[0066]
As described above, according to the present embodiment, it is detected that the gas water heater 10 that warms and supplies hot water supplied from the water pipe 13 operates to supply water from the water pipe 13, Since the water temperature that is the temperature of the water entering the gas water heater 10 is detected, it is possible to measure the accurate water temperature, not the water temperature of the stored water.
[0067]
In addition, the detected water temperature data is stored in the water temperature table 28 together with the time data, and the average water temperature at a predetermined time is calculated based on the water temperature data with the time data. Can measure the correct water temperature.
[0068]
Further, the calculated average water temperature data is received from the water heater control devices 200 of the plurality of
[0069]
Furthermore, the local gas demand prediction amount of a predetermined plurality of areas is calculated by repeating the process of calculating the local gas demand prediction amount within the one area for the predetermined plurality of areas. The global gas demand forecast amount in a large area including the plurality of areas is calculated based on the calculated local gas demand forecast amount in the plurality of areas. It is possible to calculate the global gas demand forecast. As a result, using the calculated global gas demand forecast amount and reflecting it in daily gas production plans and gas production / supply facility operation plans can improve the utilization efficiency of the above facilities. it can.
[0070]
<Modification>
Although the above gas water heater 10 has been described, the present invention is not limited to this, and can be applied to other types of water heaters such as an electric water heater.
[0071]
The water temperature data collection center device 101 and the water heater controller 200 are connected via the
[0072]
Further, in the present embodiment, the water temperature is detected immediately after the operation of the gas water heater 10 is started. However, a predetermined time (completely) for allowing the water (reserved water) from the underground to the gas water heater 10 to flow completely. For example, the water temperature after 10 seconds) may be measured.
[0073]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the water temperature detection method or apparatus according to the present invention, it is detected that a water heater that warms and supplies hot water supplied from a water pipe operates to supply water from the water pipe. When it is detected that the water heater is operating and water is supplied from the water pipe, the water temperature, which is the temperature of the water entering the water heater, is detected. Therefore, it is possible to measure the accurate water temperature, not the water temperature of the stored water.
[0074]
Further, in the water temperature detection method or apparatus, the detected water temperature data is stored in the first storage device together with the time data, and based on the water temperature data with the time data stored in the first storage device. The average water temperature at a predetermined time is calculated. Accordingly, it is possible to measure an accurate water temperature per predetermined unit time.
[0075]
Furthermore, according to the gas demand prediction method or the gas demand prediction system according to the present invention, including the water temperature detection method or apparatus, the calculated average water temperature data is provided to a plurality of gas consumers in a predetermined area. The average water temperature of a plurality of gas consumers in the area stored in the second storage device, collected by receiving from the control device via a predetermined communication line and stored in the second storage device Based on the data, the average water temperature is calculated as a local water temperature, and the local gas demand prediction amount in the area is calculated based on the calculated local water temperature. Therefore, it is possible to calculate the local gas demand prediction amount with higher accuracy than in the prior art. As a result, the calculated local gas demand forecast amount is reflected in daily gas production plans and gas production / supply facility operation plans, thereby improving the utilization efficiency of the above facilities. it can.
[0076]
Further, in the gas demand prediction method or the gas demand prediction system, by repeating the process of calculating the local gas demand prediction amount in the one area for a plurality of predetermined areas, Calculate the local gas demand forecast for the area, and calculate the global gas demand forecast for a large area including the multiple areas based on the calculated local gas demand forecast for the multiple areas. To do. Therefore, it is possible to calculate a global gas demand prediction amount with higher accuracy than in the prior art. As a result, using the calculated global gas demand forecast amount and reflecting it in daily gas production plans and gas production / supply facility operation plans can improve the utilization efficiency of the above facilities. it can.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration of a gas demand prediction system according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a flowchart showing a water heater control process executed by a
FIG. 3 is a flowchart showing a data processing control process executed by the data
4 is a schematic diagram showing a relationship between water temperature and air temperature around the gas water heater 10 in FIG. 1; FIG.
FIG. 5A is a graph showing the relationship between air temperature and water temperature with respect to time change in summer, and FIG. 5B is a graph showing the relationship between air temperature and water temperature with time change in winter.
FIG. 6 is a block diagram showing a configuration of a conventional gas supply system.
[Explanation of symbols]
10 ... Gas water heater,
11 ... Water temperature sensor,
12 ... Valve,
13 ... Water pipe,
14 ... faucet,
20 ... water heater controller,
21 ... Processing memory,
22: Interface circuit,
23. Timer circuit,
24. Interface circuit,
25 ... Kitchen remote controller,
26 ... Bathroom remote controller,
27 ... Control table,
28 ... Water temperature table,
30: Data processing control unit,
31 ... Processing memory,
32 ... Input device,
33 ... Printer,
34 ... CRT display
35 ... modem device,
36 ... Water temperature data table,
37 ... Average water temperature table,
38 ... Gas demand forecast amount table,
39 ... Database table,
40. Communication control unit,
41 ... Data memory,
42 ... modem device,
50 ... Gas production equipment,
61, 61-1 to 61-N, 62-1 to 62-N, 63-1 to 63-N ... gas consumers,
71, 72 ... valves,
100 ... Water temperature data collection center,
101 ... Water temperature data collection center device,
200 ... water heater controller,
300 ... public telephone network,
GH1, GH2, GH3 ... Gas holder.
Claims (4)
上記給湯器が動作し水道管から水が供給されていることを検出したときに、上記給湯器に入水する水の温度である水温を検出するステップと、
上記検出された水温のデータを、時刻データとともに第1の記憶装置に記憶するステップと、
上記第1の記憶装置に記憶された時刻データ付きの水温のデータに基づいて、所定の時間における平均水温を計算するステップと、
上記計算された平均水温のデータを、所定のエリア内の複数のガス需要家に設けられた制御装置から所定の通信回線を介して受信することにより収集して第2の記憶装置に記憶するステップと、
上記第2の記憶装置に記憶された上記エリア内の複数のガス需要家の平均水温のデータに基づいて、その平均水温を局所的な水温として計算し、計算された局所的な水温に基づいて上記エリア内の局所的なガス需要予測量を計算するステップとを含むことを特徴とするガス需要予測方法。 Detecting that water is supplied from the water pipe by operating a water heater that warms and supplies water supplied from the water pipe;
Detecting the water temperature, which is the temperature of the water entering the water heater, when the water heater is operating and detecting that water is being supplied from the water pipe;
Storing the detected water temperature data together with time data in a first storage device;
Calculating an average water temperature at a predetermined time based on water temperature data with time data stored in the first storage device;
A step of collecting the calculated average water temperature data by receiving it from a control device provided in a plurality of gas consumers in a predetermined area via a predetermined communication line and storing it in a second storage device When,
Based on the average water temperature data of a plurality of gas consumers in the area stored in the second storage device, the average water temperature is calculated as a local water temperature, and based on the calculated local water temperature Calculating a local gas demand prediction amount in the area.
上記1つのエリア内の局所的なガス需要予測量を計算するステップの処理を所定の複数のエリアに対して繰り返すことにより、所定の複数のエリアの局所的なガス需要予測量を計算するステップと、
上記計算された複数のエリアの局所的なガス需要予測量に基づいて、上記複数のエリアを含む大きなエリアにおける大局的なガス需要予測量を計算するステップとを含むことを特徴とするガス需要予測方法。In the gas demand prediction method of Claim 1 ,
Calculating a local gas demand prediction amount for a plurality of predetermined areas by repeating the process of calculating the local gas demand prediction amount within the one area for the predetermined plurality of areas; and ,
Calculating a global gas demand prediction amount in a large area including the plurality of areas based on the calculated local gas demand prediction amount of the plurality of areas. Method.
上記給湯器が動作し水道管から水が供給されていることを検出したときに、上記給湯器に入水する水の温度である水温を検出する第2の検出手段と、
上記検出された水温のデータを、時刻データとともに記憶する第1の記憶装置と、
上記第1の記憶装置に記憶された時刻データ付きの水温のデータに基づいて、所定の時間における平均水温を計算する第1の計算手段と、
上記計算された平均水温のデータを、所定のエリア内の複数のガス需要家に設けられた制御装置から所定の通信回線を介して受信することにより収集して記憶する第2の記憶装置と、
上記第2の記憶装置に記憶された上記エリア内の複数のガス需要家の平均水温のデータに基づいて、その平均水温を局所的な水温として計算し、計算された局所的な水温に基づいて上記エリア内の局所的なガス需要予測量を計算する第2の計算手段とを備えたことを特徴とするガス需要予測システム。 A first detection means for detecting that water is supplied from the water pipe by operating a water heater that warms and supplies water supplied from the water pipe;
A second detecting means for detecting a water temperature, which is a temperature of water entering the water heater, when the water heater is operated and it is detected that water is supplied from the water pipe;
A first storage device for storing the detected water temperature data together with time data;
First calculating means for calculating an average water temperature at a predetermined time based on water temperature data with time data stored in the first storage device;
A second storage device for collecting and storing the calculated average water temperature data by receiving the data from a control device provided in a plurality of gas consumers in a predetermined area via a predetermined communication line;
Based on the average water temperature data of a plurality of gas consumers in the area stored in the second storage device, the average water temperature is calculated as a local water temperature, and based on the calculated local water temperature A gas demand prediction system comprising: a second calculation means for calculating a local gas demand prediction amount in the area.
上記1つのエリア内の局所的なガス需要予測量を計算するステップの処理を所定の複数のエリアに対して繰り返すことにより、所定の複数のエリアの局所的なガス需要予測量を計算する第3の計算手段と、
上記計算された複数のエリアの局所的なガス需要予測量に基づいて、上記複数のエリアを含む大きなエリアにおける大局的なガス需要予測量を計算する第4の計算手段とをさらに備えたことを特徴とするガス需要予測システム。In the gas demand prediction system according to claim 3 ,
The process of calculating the local gas demand prediction amount in the one area is repeated for the predetermined plurality of areas to calculate the local gas demand prediction amount in the predetermined plurality of areas. With the calculation means of
And a fourth calculation means for calculating a global gas demand prediction amount in a large area including the plurality of areas based on the calculated local gas demand prediction amounts of the plurality of areas. Characteristic gas demand forecasting system.
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