JP3975804B2

JP3975804B2 - Keyboard and electronics

Info

Publication number: JP3975804B2
Application number: JP2002092362A
Authority: JP
Inventors: 啓喜大平; 正夫藤井
Original assignee: Casio Computer Co Ltd
Current assignee: Casio Computer Co Ltd
Priority date: 2002-03-28
Filing date: 2002-03-28
Publication date: 2007-09-12
Anticipated expiration: 2022-03-28
Also published as: JP2003288152A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、キーボードおよび電子機器に関する。
【０００２】
【従来の技術】
近年、ＰＤＡ、携帯電話、電子手帳などの各種携帯用電子機器が提案され、実用化されている。最近では、このような携帯用電子機器に電子メール機能などが搭載され、文字入力の機会が多くなっているため、文字入力を行うための入力装置が多く提案されている。
【０００３】
従来の入力装置としては、例えば、折畳式の横長の携帯用電子機器であって、上ケースに表示を有し下ケースに横長のキーボードが設けられたものがあった。このような携帯用電子機器では、使用時は上ケースと下ケースを開いて用い、携帯時は、上ケースと下ケースを閉じてコンパクトに携帯する。しかしながら携帯時に、十分な携帯性を実現するためには、下ケースのキーボードのサイズを小さくする必要があり、キーピッチやキー数が制限されるため、文字入力操作を行い難かった。
【０００４】
また、従来の入力装置の他の例としては、板状の携帯用電子機器の下端に取り付け・取り外し自在な別体のキーボードが挙げられる。このような別体のキーボードは、キーピッチを広くとることができるので、文字入力操作が比較的容易となるが、携帯用電子機器と別に携帯する必要があって取り扱い難かった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、コンパクト化が可能であるとともに入力操作が容易なキーボードを提供することである。
【０００６】
また、本発明の課題は、コンパクトで携帯性に優れるとともに、入力操作が容易で使い勝手がよい電子機器を提供することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、請求項１記載の発明は、略平行する複数のキー列を備えるキーボードであって、キー列毎にキーを共通に支持する複数の支持軸と、これら複数の支持軸を略平行に保持するキー保持部をなす互いにスライド可能に連結した第１部材および第２部材とを備え、前記第１部材および第２部材には、前記複数の支持軸をスライド可能に保持する溝部をそれぞれ設け、前記第１部材および第２部材の離間する方向へのスライド動作で前記複数の支持軸が一方の部材の前記溝部の端部に押されて前記一方の部材とともにスライド動作することにより、前記複数のキー列の間隔が広がることを特徴とする。
【００１１】
請求項２記載の発明は、略平行する複数のキー列を備えるキーボードであって、キー列は隣接する他のキー列に重なる部分を有し、キー列毎にキーを共通に支持する複数の支持軸と、これら複数の支持軸を略平行に保持するキー保持部をなす互いにスライド可能に連結した第１部材および第２部材とを備え、これら第１部材および第２部材のスライド動作で複数のキー列の間隔を変化させるキー列間隔可変機構を構成したことを特徴とする。
【００１６】
請求項３記載の発明は、請求項１又は２記載のキーボードが、ヒンジを介して連結した上ケースおよび下ケースの間に配置して備えられる電子機器であって、
前記第１部材を前記下ケースに取り付けて、前記第２部材を前記上ケースに取り付け、
前記下ケースに前記上ケースを重ねた状態で、前記キーボードが上ケースと下ケースとの間に収納されるとともに、前記第２部材が前記第１部材に近づく方向にスライド動作して前記複数のキー列の間隔が狭くなった状態に保持され、
前記下ケースに対し前記上ケースを開くと、前記キーボードが上ケース側に引き上げられて下ケース上に傾斜した状態となるとともに、前記第２部材が前記第１部材から遠ざかる方向にスライド動作して前記複数のキー列の間隔が広がった状態に保持されることを特徴とする。
【００２１】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【００２２】
[第１の実施の形態]
本実施の形態においては、キーボード３０を備えた折畳式の携帯用電子機器であるＰＤＡ１について説明することとする。図１は、本実施の形態に係るＰＤＡ１の斜視図である。また、図２はＰＤＡ１の正面図である。ＰＤＡ１は、これら図１および図２に示すように、上ケース１０と、上ケース１０に連結された下ケース２０と、上ケース１０と下ケース２０との間に挟まれて重なり合うように配置されたキーボード３０とを備えている。
【００２３】
図３に、図２のIII−III部分の断面図を示した。図１から図３に示すように、上ケース１０は、下ケース２０との対向面に表示画面１１を有する平板状の構成部分である。この表示画面１１はタッチパネルを兼ねており、ペンタッチにより所望の情報を入力することができる。下ケース２０は、後述するキーボード３０を収納する収納部２１を備えた平たい筐体状の構成部分である。
【００２４】
上ケース１０と下ケース２０とは、図３に示すように第１ヒンジ部６０を介して回動自在に連結されている。このため、下ケース２０に対して上ケース１０を最大限に開いた状態（以下、「全開状態」という）から、第１ヒンジ部６０を中心に上ケース１０を回動させて折り畳むことができる。
【００２５】
図４は、図３に示した全開状態から上ケース１０を回動させ、下ケース２０の上面に重ね合せて折り畳んだ状態（以下、「全閉状態」という）の断面図である。上ケース１０は、図４に示すように下ケース２０およびキーボード３０に重ねられることにより、キーボード３０を保護するハードカバーとしての機能をも果たす。
【００２６】
キーボード３０は、本実施の形態に係るＰＤＡ１の主要部であり、図１から図３に示すように、複数のキー列４０（４０Ａ、４０Ｂ、４０Ｃ）と、これら複数のキー列４０を平行に保持するキー保持部５０とを備えるものである。このキーボード３０は、図１に示すように下ケース２０に対して上ケース１０を開くと、下ケース２０の上方に配置され、文字入力装置として使用することができる。また、キーボード３０は、図４に示すように下ケース２０に対して上ケース１０を閉じると、上ケース１０と下ケース２０との間に収納することができる。
【００２７】
以下、本実施の形態に係るＰＤＡ１の主要部であるキーボード３０の構成について、詳細に説明する。
【００２８】
＜キー列４０について＞
キー列４０（４０Ａ、４０Ｂ、４０Ｃ）は、平面形状が矩形状を呈する複数のキー４１（４１Ａ、４１Ｂ、４１Ｃ）と、一列に並べたキー４１を共通に支持する支持軸４２（４２Ａ、４２Ｂ、４２Ｃ）と、から構成される。図５は、このようにして形成した３つのキー列４０（４０Ａ、４０Ｂ、４０Ｃ）を拡大して示したものである。キー列４０Ａは、図１および図２に示すように、後述するキー保持部５０の第２部材５２の上方部５２ａ近傍に固定される。また、キー列４０Ｂ、４０Ｃは、図１および図２に示すように、後述するキー保持部５０によってスライド可能に保持される。
【００２９】
キー列４０のキー４１の構造について、図６を用いて説明する。図６（Ａ）は、ＰＤＡ１が図３の全開状態にある場合のキーボード３０の側断面図であり、キー列４０の間隔が広げられた状態を示している。図６（Ｂ）は、ＰＤＡ１が図４の全閉状態にある場合のキーボード３０の側断面図であり、キー列４０の間隔が狭められた状態を示している。
【００３０】
３つのキー列４０Ａ、４０Ｂ、４０Ｃのうち中央に配置されたキー列４０Ｂのキー４１Ｂは、図６（Ａ）に示すように、扁平な直方体形状を呈する基部４１Ｂａと、この基部４１Ｂａの表面から紙面左側に延在するように設けられた延在部４１Ｂｂとを備えている。キー４１Ａ、４１Ｃも、キー４１Ｂと同一の構造を有する。
【００３１】
キー列４０の間隔を狭めると、キー４１Ｂの基部４１Ｂａの紙面右側の端部は、図６（Ｂ）に示すように、キー４１Ａの延在部４１Ａｂの下側の空間に嵌まり込む。すなわち、キー４１Ａの延在部４１Ａａは、隣接するキー４１Ｂに重なる部分である。また、キー４１Ｂの延在部４１Ｂｂは、図６（Ｂ）に示すように、キー４１Ｃの基部４１Ｃａの紙面右側の端部上方に重なる。すなわち、キー４１Ｂの延在部４１Ｂｂは、隣接するキー４１Ｃに重なる部分である。なお、キー４１Ｃの延在部４１Ｃａも、後述するキー保持部５０の操作キー部５１ｃに重なる部分とされている。
【００３２】
すなわち、本実施の形態においては、キー列４０の間隔を狭めると、一のキー列４０Ａ（４０Ｂ）のキー４１Ａ（４１Ｂ）を、隣接する他のキー列４０Ｂ（４０Ｃ）のキー４１Ｂ（４１Ｃ）に部分的に重ねることができる。
【００３３】
＜キー保持部５０について＞
キー保持部５０は、第１部材５１と、この第１部材５１にスライド可能に取り付けられた第２部材５２とから構成される。キー保持部５０の第１部材５１は、この図７に示されるように、平板部５１ａと、平板部５１ａの左右端に設けられた第１連結部５１ｂと、平板部５１ａの下端に設けられた第２キー部５１ｃとから構成される略平板状の構成部分である。平板部５１ａの表面には、図１に示したようにキー列４０（４０Ａ、４０Ｂ、４０Ｃ）が配置される。また、第２キー部５１ｃの上面には、各種キー群５１ｃＫが設けられている。この第２キー部５１ｃの下端は、図３に示すように、下ケース２０に第２ヒンジ部７０を介して回動可能に取り付けられている。
【００３４】
第１連結部５１ｂは、下側が開口した断面コの字型のフランジ状部分である。第１連結部５１ｂには、図７に示すように、後述する第２部材５２の第２連結部５２ｂが上方からスライド可能に嵌め込まれる。また、第１連結部５１ｂの内壁には、第１溝部５１ｄが設けられている。第１溝部５１ｄは、後述する第２溝部５２ｄとともに、キー列４０Ｂ、４０Ｃをスライド可能に保持するためのものであり、後述するキー列間隔可変機構を構成する。
【００３５】
キー保持部５０の第２部材５２は、図７に示すように、上方部５２ａと、この上方部５２ａに一体的に設けられた第２連結部５２ｂとから構成される枠状の構成部分である。上方部５２ａの上端は、図３に示すように、上ケース１０に第３ヒンジ部８０を介して連結されている。このため、下ケース２０に対して上ケース１０を開くと、この第２部材５２が上ケース１０側に引き上げられ、第１ヒンジ部６０よりも若干上方に離隔させた位置に配置されることとなる。
【００３６】
第２連結部５２ｂは、下側が開口した断面コの字型のフランジ状部分であり、前記したように第１部材５１の第１連結部５１ｂの上方にスライド可能に嵌め込まれるものである。第２連結部５２ｂの内壁には、第２溝部５２ｄが設けられている。第２溝部５２ｄは、第１溝部５１ｄとともにキー列４０Ｂ、４０Ｃをスライド可能に保持するためのものであり、後述するキー列間隔可変機構を構成する。
【００３７】
以上の説明から明らかなように、キー保持部５０の第１部材５１と第２部材５２とは、第１連結部５１ｂおよび第２連結部５２ｂを介して相互にスライド可能に連結されている。
【００３８】
＜キー列間隔可変機構について＞
キーボード３０は、キー列間隔可変機構を備える。キー列間隔可変機構とは、キー保持部５０の第２部材５２を第１部材５１から遠ざける方向にスライドさせる動作に伴い、キー列４０の間隔を広げる一方、第２部材５２を第１部材５１に近づける方向へスライドさせる動作に伴い、キー列４０の間隔を狭めるように機能するものである。
【００３９】
ここで、「キー列４０の間隔」とは、キー列４０Ａとキー列４０Ｂとの間の距離、および、キー列４０Ｂとキー列４０Ｃとの間の距離を意味する。なお、本実施の形態では、キー列間隔可変機構によって、キー列４０Ｃと第１部材５１の第２キー部５１ｃとの間の距離をも広げたり狭めたりすることができる。
【００４０】
まず、キー列間隔可変機構の構成について、図７、図８および図９を用いて詳細に説明する。
【００４１】
キー列間隔可変機構は、キー保持部５０の第１部材５１の第１連結部５１ｂに設けられた第１溝部５１ｄと、第２部材５２の第２連結部５２ｂに設けられた第２溝部５２ｄと、キー列５０Ｂ、５０Ｃの支持軸５２Ｂ、５２Ｃと、の組み合わせによって構成される。
【００４２】
図７は、図１に示したＰＤＡ１からキー列５０Ｂおよびキー列５０Ｃを取り外して、第１溝部５１ｄおよび第２溝部５２ｄを露出させた状態を示したものである。これら第１溝部５１ｄおよび第２溝部５２ｄの位置関係を説明するために、第１部材５１の第１連結部５１ｂに第２部材５２の第２連結部５２ｂを嵌め込んだ部分（図７のIXＡ部分）の拡大図を、図９（Ａ）に示した。
【００４３】
図９（Ａ）に示すように、第１溝部５１ｄは、紙面右側に配置された第１右側溝５１ｄＲと、紙面左側に配置された第１左側溝５１ｄＬと、から構成される。また、第２溝部５２ｄは、紙面右側に配置された第２右側溝５２ｄＲと、紙面左側に配置された第２左側溝５２ｄＬと、から構成される。
【００４４】
そして、キー列４０Ｂの支持軸４２Ｂの端部が、紙面手前側から、第２右側溝５２ｄＲおよび第１右側溝５１ｄＲに順次挿入されることによって、キー列４０Ｂがキー保持部５０に取り付けられる。同様に、キー列４０Ｃの支持軸４２Ｃの端部が、紙面手前側から、第２左側溝５２ｄＬおよび第１右側溝５１ｄＲに順次挿入されることによって、キー列４０Ｃがキー保持部５０に取り付けられる。
【００４５】
図７に示すようにＰＤＡ１が「全開状態」にある場合には、図９（Ａ）に示すように、第１右側溝５１ｄＲの紙面右側の端部と、第２右側溝５２ｄＲの紙面左側の端部とによって、キー列４０Ｂの支持軸４２Ｂが挟まれた状態で固定される。また、第１左側溝５１ｄＬの紙面右側の端部と、第２左側溝５２ｄＬの紙面左側の端部とによって、キー列４０Ｃの支持軸４２Ｃが挟まれた状態で固定されることとなる。
【００４６】
図８は、図７の全開状態から、ＰＤＡ１の上ケース１０を下ケース２０側に約６０°回動させた状態を示したものである。この図８のIXＢ部分の拡大図を図９（Ｂ）に示した。
【００４７】
ＰＤＡ１が図８の状態にある場合には、図９（Ｂ）に示すように、第２部材５２が第１部材５１側に若干近接する。このため、第１右側溝５１ｄＲの紙面右側の端部と、第２右側溝５２ｄＲの紙面左側の端部との間に、第１支持軸移動許容領域Ｗ１が形成される。従って、キー列４０Ｂの支持軸４２Ｂは、この第１支持軸移動許容領域Ｗ１内においてスライド可能となる。同時に、第１左側溝５１ｄＬの紙面右側の端部と、第２左側溝５２ｄＬの紙面左側の端部との間にも、第２支持軸移動許容領域Ｗ２が形成される。従って、キー列４０Ｃの支持軸４２Ｃは、この第２支持軸移動許容領域Ｗ２内においてスライド可能となる。
【００４８】
図９（Ｃ）は、図８の状態から、ＰＤＡ１の上ケース１０を下ケース２０側にさらに回動させ、図４の全閉状態に移行させた場合における第１溝部５１ｃおよび第２溝部５２ｃの拡大図である。このようにＰＤＡ１が図４の状態にある場合には、図９（Ｃ）に示すように、第１支持軸移動許容領域Ｗ１および第２支持軸移動許容領域Ｗ２がさらに拡大する。
【００４９】
なお、図７、図８および図９を用いて説明したのは、ＰＤＡ１を図２に示すように下ケース２０を手前側にして配置した場合における、一方（紙面左側）のキー列間隔可変機構の構造である。他方（紙面右側）のキー列間隔可変機構の構造については、前記した構造と左右対称となるのみで実質的に同一であるため、説明を省略する。
【００５０】
次に、キー列間隔可変機構の動作説明を行う。
【００５１】
ＰＤＡ１を図７の全開状態から、図８の状態へと移行させ、さらに図４の全閉状態に移行させると、キー列間隔可変機構によって、キー列４０の間隔は漸次狭められる。この場合のキー列間隔可変機構の動作について説明する。
【００５２】
図７の全開状態から上ケース１０を回動させて図８の状態へと移行させると、第２部材５２が上ケース１０に連動して第１部材５１に近づく方向にスライドする。すると、図９（Ｂ）に示したように、第１支持軸移動許容領域Ｗ１および第２支持軸移動許容領域Ｗ２が形成されてキー列４０Ｂ、４０Ｃはスライド可能になる。このとき、第２部材５２のスライド動作に伴う摩擦により、キー列４０Ｂ、４０Ｃに、第１部材５１側に移動させるような力が作用する。この結果、キー列４０Ｂ、４０Ｃが第２部材５２と連動して第１部材５１側へとスライドする。なお、この際、第２部材５２に固定されているキー列４０Ａも一緒に移動する。
【００５３】
第２部材５２のスライド動作に伴う摩擦力によって、キー列４０Ｂ、４０Ｃは第２部材５２とともにスライドするが、キー列４０Ｃは、所定の距離だけスライドすると第１部材５０の第２キー部５１ｃに当接して停止する。この停止したキー列４０Ｃに対し、第２部材５２とともにスライドするキー列４０Ｂが近づくため、キー列４０Ｂおよびキー列４０Ｃの間隔は漸次狭められる。次いで、キー列４０Ｂは、さらに所定の距離だけスライドすると停止しているキー列５０Ｃに当接して停止する。この停止したキー列４０Ｂに対し、第２部材５２とともに移動するキー列４０Ａが近づくため、キー列４０Ｂとキー列４０Ａとの間隔が漸次狭められることとなる。
【００５４】
このようにＰＤＡ１を図７の全開状態から図８の状態に移行させてキー列４０の間隔を漸次狭めてゆき、さらに、図４の全閉状態へと移行させると、キー列４０は相互に当接した状態とされる。すでに説明した図６（Ｂ）は、この全閉状態における３つのキー列４０Ａ、４０Ｂ、４０Ｃの位置関係を示したものである。
【００５５】
なお、図４の全閉状態においては、図９（Ｃ）に示すように、第１支持軸移動許容領域Ｗ１および第２支持軸移動許容領域Ｗ２が形成されて、支持軸４２Ｂ、４２Ｃはスライド可能な状態にあるが、実際には、キー列４０Ａ、４０Ｂ、４０Ｃが、相互に当接した状態となるため、動くことはない（図６（Ｂ）参照）。
【００５６】
逆に、ＰＤＡ１を図４の全閉状態から、図８の状態へと移行させ、さらに図７の全開状態に移行させる場合には、キー列間隔可変機構によって、キー列４０の間隔は漸次広げられる。この場合のキー列間隔可変機構の動作について説明する。
【００５７】
図４の全閉状態から上ケース１０を回動させて図８の状態へと移行させると、第２部材５２が上ケース１０に連動して第１部材５１から遠ざかる方向にスライドする。すると、第２部材５２に固定されているキー列４０Ａは第２部材５２とともにスライドするが、キー列４０Ｂ、４０Ｃは停止しているため、キー列４０Ａとキー列４０Ｂとの間の距離が広げられる。
【００５８】
次いで、第２部材５２が所定の距離だけスライドすると、第２右側溝５２ｄＲの紙面左側の端部が、キー列４０Ｂの支持軸４２Ｂに当接する。そして、キー列４０Ｂの支持軸４２Ｂが、第２右側溝５２ｄＲの紙面左側の端部に押されることにより、キー列４０Ｂが第２部材５２とともにスライドする。このとき、キー列４０Ｃは停止しているため、キー列４０Ｂとキー列４０Ｃとの間の距離が広げられる。
【００５９】
続いて、第２部材５２がさらに所定の距離だけスライドすると、第２左側溝５２ｄＬの紙面左側の端部が、キー列４０Ｃの支持軸４２Ｃに当接する。そして、キー列４０Ｃの支持軸４２Ｃが、第２左側溝５２ｄＬの紙面左側の端部に押されることにより、キー列４０Ｃが第２部材５２とともにスライドする。このキー列４０Ｃのスライドにより、キー列４０Ｃと第１部材５１の第２キー部５１ｃとの間の距離が広げられる。
【００６０】
第２部材５２をスライドさせて第１部材５１から最も遠ざけ、ＰＤＡ１を図７の全開状態にすると、第１溝部５１ｄおよび第２溝部５２ｄによって、キー列４０Ｂおよびキー列４０Ｃが固定される。すなわち、第１右側溝５１ｄＲの紙面右側の端部と、第２右側溝５２ｄＲの紙面左側の端部とによって、キー列４０Ｂの支持軸４２Ｂが挟まれた状態で固定される。また、第１左側溝５１ｄＬの紙面右側の端部と、第２左側溝５２ｄＬの紙面左側の端部とによって、キー列４０Ｃの支持軸４２Ｃが挟まれた状態で固定される（図９（Ａ）参照）。
【００６１】
このようにＰＤＡ１が全開状態（図７参照）にある場合には、キー列４０Ａとキー列４０Ｂとの間隔、および、キー列４０Ｂとキー列４０Ｃとの間隔が最も広げられた状態となる。また、キー列４０Ｃと第２キー部５１ｃとの間隔も、最も広げられた状態とされる。すでに説明した図６（Ａ）は、この全開状態における３つのキー列４０Ａ、４０Ｂ、４０Ｃの位置関係を示したものである。
【００６２】
次に、キーボード３０のキー４１への入力操作を検知する入力検知手段について、図１０を用いて説明する。
【００６３】
入力検知手段は、図１０に示すように、キー４１を支持する支持軸４２に一体的に設けられた断面Ｌ字型の台座９１と、台座９１の水平部の上面に設けられた端子部９２と、端子部９２にフレキシブルＰＣＢ９３を介して接続されるメインＰＣＢ９４とから構成されている。
【００６４】
台座９１は、全てのキー４１の下面側に配置されており、その上面に設けられた端子部９２は、キー４１の押下操作を検知するものである。キー４１の押下操作による入力信号は、この端子部９２およびフレキシブルＰＣＢ９３を介してメインＰＣＢ９４に伝送される。なお、本実施の形態においては、メインＰＣＢ９４は下ケース２０内に内装されている。
【００６５】
本実施の形態に係るＰＤＡ１においては、下ケース２０に対して上ケース１０を開くと、キーボード３０のキー保持部５０の第２部材５２が上ケース１０側に引き上げられるとともに、キー保持部５０の第１部材５１が下ケース２０上に傾斜して配置される（図１参照）。しかも、この際、第２部材５２が第１部材５１から遠ざかる方向にスライドしてキー列４０の間隔が広げられる（図６（Ａ）参照）。従って、キーボード３０のキーピッチを大きくした状態で文字入力操作を行うことができるので、きわめて使い勝手がよい。
【００６６】
また、本実施の形態に係るＰＤＡ１においては、図１、図７の全開状態において、キー列間隔可変機構を構成する第１溝部４１ｄおよび第２溝部４２ｄによってキー列４０Ｂ、４０Ｃをキー保持部５０に固定することができる（図９（Ａ）参照）。従って、この全開状態においては、文字入力操作の際にキー列４０がぐらつくことがなく、安定した状態で文字入力操作を行うことができる。
【００６７】
さらに、本実施の形態に係るＰＤＡ１においては、下ケース２０に対して上ケース１０を閉じると、キーボード３０がこれら上ケース１０と下ケース２０との間に挟まれて重なり合った状態で収納される（図４参照）。しかも、この際、第２部材５２が第１部材５１に近づく方向にスライドしてキー列４０の間隔が狭められる（図９（Ｂ）参照）。従って、キーボード３０をコンパクトにした状態で収納することができるので、キーボード３０の収納に要するスペースを小さくすることができる。この結果、ＰＤＡ１自体がコンパクトになり、きわめて良好な携帯性を有する。
【００６８】
さらにまた、本実施の形態に係るＰＤＡ１においては、キー４１が特定の構造を有するため、下ケース２０に対して上ケース１０を閉じてキー列４０の間隔を狭めた際に、キー列４０Ａ（４０Ｂ）のキー４１Ａ（４１Ｂ）を、隣接するキー列４０Ｂ（４０Ｃ）のキー４１Ｂ（４１Ｃ）に重ねることができる（図６（Ｂ）参照）。
【００６９】
また、本実施の形態に係るＰＤＡ１においては、図７の全開状態から上ケース１０を下ケース２０側へと回動させて図８の状態に移行させた場合に、第１支持軸移動許容領域Ｗ１が形成されてキー列４０Ｂの支持軸４２Ｂが拘束されずにスライド可能な状態となる（図９（Ｂ）参照）。同時に、第２支持軸移動許容領域Ｗ２が形成されてキー列４０Ｃの支持軸４２Ｃが拘束されずにスライド可能な状態となる（図９（Ｂ）参照）。
【００７０】
また、本実施の形態に係るＰＤＡ１においては、入力検知手段が、図１０に示すように台座９１、端子部９２、フレキシブルＰＣＢ９３およびメインＰＣＢ９４から構成される。このため、キー列４０をスライドさせてキー４１の位置を自在に変更した場合でも、キー４０の位置に関係なく、キー４０への押下操作による入力信号を常に検知することができる。
【００７１】
従って、本実施の形態に係るＰＤＡ１が、図８のような状態にある場合に、キー列４０Ｂ、４０Ｃを使い易い位置にスライドさせてキーの位置を適宜変更した上で、文字入力操作を行うことができる。この結果、ユーザの好みに応じた使用態様で文字入力操作を行うことができる。
【００７２】
[第２の実施の形態]
本実施の形態に係る電子機器は、第１の実施の形態に係る電子機器において、入力検知手段のみを変更したものであり、その他の構成については実質的に同一であるので、重複した構成については説明を省略する。
【００７３】
図１１は、本実施の形態における入力検知手段を示すものである。図１１（Ａ）は、ＰＤＡ１が全閉状態にあるときの入力検知手段の位置を示す説明図であり、図１１（Ｂ）は、ＰＤＡ１が全開状態にあるときの入力検知手段の位置を示す説明図である。
【００７４】
入力検知手段は、図１１（Ａ）に示すように、端子部９２Ａを備えるメインＰＣＢ９４Ａ（入力検知基板）と、スペーサ９５Ａと、から構成されている。メインＰＣＢ９４Ａおよびスペーサ９５Ａは、キー保持部５０の第２部材５２に一体的に取り付けられており、第２部材５２とともにスライド可能とされている。メインＰＣＢ９４Ａ上の端子部９２Ａは、図１１（Ｂ）に示したように、キー列４０の間隔が最も広げられた状態のキー４１の位置に対応するように配置されている。スペーサ９５Ａは、メインＰＣＢ９４Ａ上の端子部９２Ａに対応する位置以外の部分で、キー４１が誤って押下操作されるのを防ぐように機能する。
【００７５】
本実施の形態に係る入力検知手段は、このような構成とされているため、図１１（Ｂ）に示したようにキー列４０の間隔が最も広げられた状態にある場合にのみ、キー４０の押下操作による入力信号がメインＰＣＢ９４Ａに伝えられることとなる。この入力検知手段は、フレキシブルＰＣＢを用いていないため、比較的簡易な構造で安価に製造することができる。
【００７６】
なお、以上の実施の形態においては、携帯用電子機器としてＰＤＡ１を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、電子手帳、ワードプロセッサ、パーソナルコンピュータなどの他の電子機器であってもよい。
【００７７】
また、以上の実施の形態におけるＰＤＡ１では、キー４０を横方向に一列に並べて構成したキー列４０を、縦方向に３つ並べて配置して、横長のキーボード３０を構成している。そして、キー列４０を上ケース１０の開閉動作に連動させて縦方向にスライド可能にしているが、このような構成に限られるものではない。例えば、キー４０を縦方向に一列に並べて構成したキー列を、横方向に複数並べて横長のキーボードを構成することもできる。この場合には、キー列を横方向にスライドさせることができる。
【００７８】
【発明の効果】
請求項１記載の発明によれば、キー列毎に設けた複数の支持軸を略平行に保持するキー保持部の第１部材および第２部材をスライド動作すると、キー列間隔可変機構によって複数のキー列の間隔が変化するので、キーボードとして、キー列の間隔を狭くして携帯時にコンパクトなものとしながら、使用時にはキー列の間隔を広げて入力操作性を良くできる。
【００８０】
請求項２記載の発明によれば、キー列の間隔を狭めた際に、キー列を隣接する他のキー列に部分的に重ねることができる。従って、キーボードのさらなるコンパクト化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第１の実施の形態に係るＰＤＡを開いた状態の斜視図である。
【図２】図１に示したＰＤＡの正面図である。
【図３】図２に示したＰＤＡのIII−III部分の断面図である。
【図４】図３に示したＰＤＡを折り畳んだ状態の断面図である。
【図５】図１に示したＰＤＡのキーボードを構成するキー列の拡大平面図である。
【図６】（Ａ）は図１から図３の状態（全開状態）にあるＰＤＡのキー列の位置関係を示す説明図であり、（Ｂ）は図４の状態（全閉状態）にあるＰＤＡのキー列の位置関係を示す説明図である。
【図７】図１に示したＰＤＡのキー保持部からキー列の一部を取り外して、第１溝部および第２溝部を露出させた状態を示す斜視図である。
【図８】図７に示したＰＤＡの上ケースを下ケース側に約６０°回動させた状態を示す斜視図である。
【図９】（Ａ）は図７の状態（全開状態）にあるＰＤＡの第１溝部および第２溝部の位置関係を示す説明図であり、（Ｂ）は図８の状態にあるＰＤＡの第１溝部および第２溝部の位置関係を示す説明図であり、（Ｃ）は図４の状態（全閉状態）にあるＰＤＡの第１溝部および第２溝部の位置関係を示す説明図である。
【図１０】本発明の第１の実施の形態に係るＰＤＡの入力検知手段を説明するための説明図である。
【図１１】本発明の第２の実施の形態に係るＰＤＡの入力検知手段を説明するためのものであり、（Ａ）は、ＰＤＡが全閉状態にあるときの入力検知手段の位置を示す説明図であり、（Ｂ）は、ＰＤＡが全開状態にあるときの入力検知手段の位置を示す説明図である。
【符号の説明】
１ＰＤＡ
１０上ケース
１１表示画面
２０下ケース
２１収納部
３０キーボード
４０Ａキー列
４１Ａキー
４１Ａａ基部
４１Ａｂ延在部
４２Ａ支持軸
４０Ｂキー列
４１Ｂキー
４１Ｂａ基部
４１Ｂｂ延在部
４２Ｂ支持軸
４０Ｃキー列
４１Ｃキー
４１Ｃａ基部
４１Ｃｂ延在部
４２Ｃ支持軸
５０キー保持部
５１第１部材
５１ａ平板部
５１ｂ第１連結部
５１ｃ第２キー部
５１ｃＫキー群
５１ｄ第１溝部
５１ｄＲ第１右側溝
５１ｄＬ第１左側溝
５２第２部材
５２ａ上方部
５２ｂ第２連結部
５２ｄ第２溝部
５２ｄＲ第２右側溝
５２ｄＬ第２左側溝
６０第１ヒンジ部
７０第２ヒンジ部
８０第３ヒンジ部
９１台座
９２端子部
９２Ａ端子部
９３フレキシブルＰＣＢ
９４メインＰＣＢ
９４ＡメインＰＣＢ
９５Ａスペーサ
Ｗ₁ 第１支持軸移動許容領域
Ｗ₂ 第２支持軸移動許容領域[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a keyboard and an electronic device.
[0002]
[Prior art]
In recent years, various portable electronic devices such as PDAs, mobile phones, and electronic notebooks have been proposed and put into practical use. Recently, an electronic mail function or the like is installed in such a portable electronic device, and there are many opportunities for character input. Therefore, many input devices for inputting characters have been proposed.
[0003]
As a conventional input device, for example, there is a foldable horizontally long portable electronic device having a display in an upper case and a horizontally long keyboard in a lower case. In such a portable electronic device, the upper case and the lower case are opened when used, and the upper case and the lower case are closed and carried compactly when being carried. However, in order to realize sufficient portability when carrying, it is necessary to reduce the size of the keyboard of the lower case, and the key pitch and the number of keys are limited, making it difficult to perform character input operations.
[0004]
Another example of a conventional input device is a separate keyboard that can be attached to and detached from the lower end of a plate-like portable electronic device. Such a separate keyboard can take a wide key pitch, so that a character input operation is relatively easy, but it is difficult to handle because it needs to be carried separately from the portable electronic device.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is to provide a keyboard that can be made compact and can be easily input.
[0006]
Another object of the present invention is to provide an electronic device that is compact and excellent in portability, easy to input, and easy to use.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the invention described in claim 1 , A plurality of substantially parallel Key column With keyboard Because Key column Every Key Multiple supporting common Support shaft And these multiple Support shaft Is held almost parallel Key holder Slidably connected to each other 1st member and Second member And The first member and the second member are each provided with a groove portion that slidably holds the plurality of support shafts, and the plurality of support shafts are slid in a direction in which the first member and the second member are separated from each other. The interval between the plurality of key rows is widened by being pushed by the end of the groove of one member and sliding along with the one member. It is characterized by that.
[0011]
Claim 2 The described invention A keyboard having a plurality of substantially parallel key rows, wherein the key row has a portion overlapping another adjacent key row, a plurality of support shafts that support the key in common for each key row, and the plurality of support A first member and a second member, which are slidably connected to each other and form a key holding portion for holding the shaft substantially in parallel, and the interval between the plurality of key rows is changed by a sliding operation of the first member and the second member. Configured the key string interval variable mechanism It is characterized by that.
[0016]
Claim 3 The invention described in claim 1 Or 2 Described keyboard But, Hinge Connected through Upper case and Lower case To be arranged between Electronics Because
Said 1st member The above Lower case Attached to the above Second member The above Upper case Attached to the
Said Lower case To the above Upper case In the state where keyboard But Upper case When Lower case And is stored between Second member Said 1st member Slide in the direction approaching Key column Is maintained in a state where the interval of
Said Lower case Against Upper case Open the above keyboard But Upper case Pulled up to the side Lower case It will be in an inclined state and Second member Said 1st member The sliding movement in the direction away from Key column It is characterized in that the interval is maintained in a widened state.
[0021]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0022]
[First embodiment]
In the present embodiment, a PDA 1 that is a foldable portable electronic device including a keyboard 30 will be described. FIG. 1 is a perspective view of a PDA 1 according to this embodiment. FIG. 2 is a front view of the PDA 1. As shown in FIGS. 1 and 2, the PDA 1 is arranged so as to be sandwiched between the upper case 10, the lower case 20 connected to the upper case 10, and the upper case 10 and the lower case 20. Keyboard 30.
[0023]
FIG. 3 is a cross-sectional view taken along the line III-III in FIG. As shown in FIGS. 1 to 3, the upper case 10 is a flat plate-shaped component having a display screen 11 on the surface facing the lower case 20. The display screen 11 also serves as a touch panel, and desired information can be input by a pen touch. The lower case 20 is a flat casing-like component having a storage portion 21 for storing a keyboard 30 described later.
[0024]
As shown in FIG. 3, the upper case 10 and the lower case 20 are rotatably connected via a first hinge part 60. Therefore, the upper case 10 can be folded around the first hinge portion 60 from the state in which the upper case 10 is fully opened with respect to the lower case 20 (hereinafter referred to as “fully open state”). .
[0025]
4 is a cross-sectional view of a state in which the upper case 10 is rotated from the fully opened state shown in FIG. 3 and overlapped with the upper surface of the lower case 20 (hereinafter referred to as “fully closed state”). The upper case 10 also functions as a hard cover that protects the keyboard 30 by being overlaid on the lower case 20 and the keyboard 30 as shown in FIG.
[0026]
The keyboard 30 is a main part of the PDA 1 according to the present embodiment. As shown in FIGS. 1 to 3, the plurality of key rows 40 (40A, 40B, 40C) and the plurality of key rows 40 are arranged in parallel. The key holding part 50 to hold | maintain is provided. As shown in FIG. 1, when the upper case 10 is opened with respect to the lower case 20, the keyboard 30 is disposed above the lower case 20 and can be used as a character input device. Further, the keyboard 30 can be stored between the upper case 10 and the lower case 20 when the upper case 10 is closed with respect to the lower case 20 as shown in FIG.
[0027]
Hereinafter, the configuration of the keyboard 30 which is the main part of the PDA 1 according to the present embodiment will be described in detail.
[0028]
<About the key column 40>
The key row 40 (40A, 40B, 40C) includes a plurality of keys 41 (41A, 41B, 41C) having a rectangular planar shape and a support shaft 42 (42A, 42B) that commonly supports the keys 41 arranged in a row. 42C). FIG. 5 is an enlarged view of the three key rows 40 (40A, 40B, 40C) formed in this way. As shown in FIGS. 1 and 2, the key row 40A is fixed in the vicinity of the upper portion 52a of the second member 52 of the key holding portion 50 described later. Further, as shown in FIGS. 1 and 2, the key rows 40B and 40C are slidably held by a key holding unit 50 described later.
[0029]
The structure of the key 41 of the key row 40 will be described with reference to FIG. FIG. 6A is a side sectional view of the keyboard 30 when the PDA 1 is in the fully opened state of FIG. 3, and shows a state where the interval between the key rows 40 is widened. FIG. 6B is a side cross-sectional view of the keyboard 30 when the PDA 1 is in the fully closed state of FIG. 4, and shows a state where the interval between the key rows 40 is narrowed.
[0030]
The key 41B of the key row 40B arranged in the center among the three key rows 40A, 40B, and 40C includes a base portion 41Ba having a flat rectangular parallelepiped shape and a surface of the base portion 41Ba as shown in FIG. And an extending portion 41Bb provided to extend to the left side of the drawing. The keys 41A and 41C also have the same structure as the key 41B.
[0031]
When the interval between the key rows 40 is narrowed, the right end of the base 41Ba of the key 41B fits into the space below the extension 41Ab of the key 41A as shown in FIG. 6B. That is, the extended portion 41Aa of the key 41A is a portion overlapping the adjacent key 41B. Further, as shown in FIG. 6B, the extension 41Bb of the key 41B overlaps the upper end of the right side of the base 41Ca of the key 41C. That is, the extending part 41Bb of the key 41B is a part overlapping the adjacent key 41C. The extended portion 41Ca of the key 41C is also a portion that overlaps an operation key portion 51c of the key holding portion 50 described later.
[0032]
That is, in this embodiment, when the interval between the key rows 40 is narrowed, the key 41A (41B) of one key row 40A (40B) is changed to the key 41B (41C) of another adjacent key row 40B (40C). Can be partially overlapped.
[0033]
<About the key holding unit 50>
The key holding unit 50 includes a first member 51 and a second member 52 slidably attached to the first member 51. As shown in FIG. 7, the first member 51 of the key holding unit 50 is provided at the flat plate portion 51a, the first connecting portion 51b provided at the left and right ends of the flat plate portion 51a, and the lower end of the flat plate portion 51a. The second key portion 51c is a substantially flat component. As shown in FIG. 1, the key row 40 (40A, 40B, 40C) is arranged on the surface of the flat plate portion 51a. Various key groups 51cK are provided on the upper surface of the second key portion 51c. As shown in FIG. 3, the lower end of the second key portion 51 c is rotatably attached to the lower case 20 via a second hinge portion 70.
[0034]
The first connecting portion 51b is a U-shaped flange-shaped portion having an open lower side. As shown in FIG. 7, a second connecting portion 52b of a second member 52, which will be described later, is fitted into the first connecting portion 51b so as to be slidable from above. A first groove 51d is provided on the inner wall of the first connecting portion 51b. The first groove 51d is for holding the key rows 40B and 40C in a slidable manner together with the second groove 52d described later, and constitutes a key row interval variable mechanism described later.
[0035]
As shown in FIG. 7, the second member 52 of the key holding unit 50 is a frame-shaped component part that includes an upper part 52 a and a second connecting part 52 b provided integrally with the upper part 52 a. is there. The upper end of the upper part 52a is connected to the upper case 10 via a third hinge part 80 as shown in FIG. For this reason, when the upper case 10 is opened with respect to the lower case 20, the second member 52 is pulled up to the upper case 10 side and disposed at a position slightly spaced above the first hinge portion 60. Become.
[0036]
The second connecting portion 52b is a U-shaped flange-shaped portion having an open bottom, and is slidably fitted above the first connecting portion 51b of the first member 51 as described above. A second groove 52d is provided on the inner wall of the second connecting portion 52b. The second groove portion 52d is for holding the key rows 40B and 40C in a slidable manner together with the first groove portion 51d, and constitutes a key row interval variable mechanism described later.
[0037]
As is apparent from the above description, the first member 51 and the second member 52 of the key holding unit 50 are slidably connected to each other via the first connection portion 51b and the second connection portion 52b.
[0038]
<Key string interval variable mechanism>
The keyboard 30 includes a key row interval variable mechanism. The key row interval variable mechanism increases the interval between the key rows 40 with the operation of sliding the second member 52 of the key holding unit 50 away from the first member 51, while the second member 52 is changed to the first member 51. This function functions to reduce the interval between the key rows 40 in accordance with the operation of sliding in the direction closer to the key.
[0039]
Here, “the interval between the key rows 40” means the distance between the key row 40A and the key row 40B and the distance between the key row 40B and the key row 40C. In the present embodiment, the distance between the key row 40C and the second key portion 51c of the first member 51 can also be increased or decreased by the key row interval variable mechanism.
[0040]
First, the configuration of the key row interval variable mechanism will be described in detail with reference to FIGS. 7, 8, and 9. FIG.
[0041]
The key row interval varying mechanism includes a first groove portion 51d provided in the first connecting portion 51b of the first member 51 of the key holding portion 50 and a second groove portion 52d provided in the second connecting portion 52b of the second member 52. And the support shafts 52B and 52C of the key rows 50B and 50C.
[0042]
FIG. 7 shows a state where the key row 50B and the key row 50C are removed from the PDA 1 shown in FIG. 1, and the first groove portion 51d and the second groove portion 52d are exposed. In order to describe the positional relationship between the first groove portion 51d and the second groove portion 52d, a portion in which the second connecting portion 52b of the second member 52 is fitted into the first connecting portion 51b of the first member 51 (IXA in FIG. 7). An enlarged view of (part) is shown in FIG.
[0043]
As shown in FIG. 9A, the first groove 51d is composed of a first right groove 51dR arranged on the right side of the paper and a first left groove 51dL arranged on the left side of the paper. The second groove portion 52d includes a second right groove 52dR disposed on the right side of the sheet and a second left groove 52dL disposed on the left side of the sheet.
[0044]
Then, the end of the support shaft 42B of the key row 40B is sequentially inserted into the second right groove 52dR and the first right groove 51dR from the front side of the page, whereby the key row 40B is attached to the key holding portion 50. Similarly, the end of the support shaft 42C of the key row 40C is sequentially inserted into the second left side groove 52dL and the first right side groove 51dR from the front side of the sheet, whereby the key row 40C is attached to the key holding unit 50. .
[0045]
As shown in FIG. 7, when the PDA 1 is in the “fully open state”, as shown in FIG. 9A, the right end of the first right groove 51dR and the left end of the second right groove 52dR The support shaft 42B of the key row 40B is fixed in a state of being sandwiched between the ends. Further, the support shaft 42C of the key row 40C is fixed in a state where the support shaft 42C of the key row 40C is sandwiched between the end portion on the right side of the first left groove 51dL and the end portion on the left side of the second left groove 52dL.
[0046]
FIG. 8 shows a state in which the upper case 10 of the PDA 1 is rotated about 60 ° toward the lower case 20 from the fully opened state of FIG. 7. An enlarged view of the IXB portion of FIG. 8 is shown in FIG.
[0047]
When the PDA 1 is in the state of FIG. 8, the second member 52 is slightly closer to the first member 51 side as shown in FIG. 9B. For this reason, the first support shaft movement allowable region W1 is formed between the end portion on the right side of the first right groove 51dR and the left end portion of the second right groove 52dR. Accordingly, the support shaft 42B of the key row 40B can slide within the first support shaft movement allowable area W1. At the same time, the second support shaft movement allowable region W2 is also formed between the end portion on the right side of the first left groove 51dL and the end portion on the left side of the second left groove 52dL. Accordingly, the support shaft 42C of the key row 40C can slide within the second support shaft movement allowable region W2.
[0048]
FIG. 9C shows the first groove portion 51c and the second groove portion 52c when the upper case 10 of the PDA 1 is further rotated from the state of FIG. 8 to the lower case 20 side to shift to the fully closed state of FIG. FIG. As described above, when the PDA 1 is in the state shown in FIG. 4, the first support shaft movement allowable region W1 and the second support shaft movement allowable region W2 are further expanded as shown in FIG. 9C.
[0049]
7, 8, and 9, the key row spacing variable mechanism on one side (left side of the drawing) when the PDA 1 is disposed with the lower case 20 on the front side as shown in FIG. 2 is described. This is the structure. The other (right side of the drawing) key row interval variable mechanism is substantially the same as the above-described structure, but is not described here.
[0050]
Next, the operation of the key string interval variable mechanism will be described.
[0051]
When the PDA 1 is shifted from the fully opened state of FIG. 7 to the state of FIG. 8 and further shifted to the fully closed state of FIG. 4, the interval between the key rows 40 is gradually narrowed by the key row interval variable mechanism. The operation of the key string interval variable mechanism in this case will be described.
[0052]
When the upper case 10 is rotated from the fully opened state of FIG. 7 to shift to the state of FIG. 8, the second member 52 slides in a direction approaching the first member 51 in conjunction with the upper case 10. Then, as shown in FIG. 9B, the first support shaft movement allowable region W1 and the second support shaft movement allowable region W2 are formed, and the key rows 40B and 40C can be slid. At this time, due to the friction accompanying the sliding operation of the second member 52, a force is applied to the key rows 40B and 40C so as to move to the first member 51 side. As a result, the key rows 40B and 40C slide in the first member 51 side in conjunction with the second member 52. At this time, the key row 40A fixed to the second member 52 also moves together.
[0053]
The key rows 40B and 40C slide together with the second member 52 due to the frictional force accompanying the sliding operation of the second member 52. However, when the key row 40C slides a predetermined distance, the key row 40C moves to the second key portion 51c of the first member 50. Stops in contact. Since the key row 40B that slides with the second member 52 approaches the stopped key row 40C, the interval between the key row 40B and the key row 40C is gradually reduced. Next, when the key row 40B is further slid by a predetermined distance, the key row 40B comes into contact with the stopped key row 50C and stops. Since the key row 40A that moves together with the second member 52 approaches the stopped key row 40B, the interval between the key row 40B and the key row 40A is gradually narrowed.
[0054]
As described above, when the PDA 1 is shifted from the fully opened state in FIG. 7 to the state in FIG. 8 to gradually narrow the interval between the key rows 40 and further moved to the fully closed state in FIG. It is in a contact state. FIG. 6B already described shows the positional relationship between the three key rows 40A, 40B, and 40C in the fully closed state.
[0055]
In the fully closed state of FIG. 4, as shown in FIG. 9C, a first support shaft movement allowable region W1 and a second support shaft movement allowable region W2 are formed, and the support shafts 42B and 42C are slid. Although it is possible, the key rows 40A, 40B, and 40C actually do not move because they are in contact with each other (see FIG. 6B).
[0056]
Conversely, when the PDA 1 is shifted from the fully closed state in FIG. 4 to the state in FIG. 8 and further shifted to the fully open state in FIG. 7, the interval between the key rows 40 is gradually widened by the key row interval variable mechanism. It is done. The operation of the key string interval variable mechanism in this case will be described.
[0057]
When the upper case 10 is rotated from the fully closed state of FIG. 4 to the state of FIG. 8, the second member 52 slides in a direction away from the first member 51 in conjunction with the upper case 10. Then, although the key row 40A fixed to the second member 52 slides together with the second member 52, the key rows 40B and 40C are stopped, so that the distance between the key row 40A and the key row 40B is increased. It is done.
[0058]
Next, when the second member 52 slides by a predetermined distance, the left end of the second right groove 52dR comes into contact with the support shaft 42B of the key row 40B. Then, the support shaft 42B of the key row 40B is pushed by the end of the second right side groove 52dR on the left side of the drawing surface, so that the key row 40B slides together with the second member 52. At this time, since the key row 40C is stopped, the distance between the key row 40B and the key row 40C is increased.
[0059]
Subsequently, when the second member 52 is further slid by a predetermined distance, the left end of the second left groove 52dL contacts the support shaft 42C of the key row 40C. Then, the support shaft 42 C of the key row 40 C is pushed by the left end portion of the second left-side groove 52 d L, so that the key row 40 C slides with the second member 52. By sliding the key row 40C, the distance between the key row 40C and the second key portion 51c of the first member 51 is increased.
[0060]
When the second member 52 is slid away from the first member 51 and the PDA 1 is fully opened in FIG. 7, the key row 40B and the key row 40C are fixed by the first groove portion 51d and the second groove portion 52d. That is, the support shaft 42B of the key row 40B is fixed in a state of being sandwiched by the end portion on the right side of the first right groove 51dR and the left end portion of the second right groove 52dR. Further, the support shaft 42C of the key row 40C is fixed in a state of being sandwiched by the end portion on the right side of the first left groove 51dL and the end portion on the left side of the second left groove 52dL (FIG. 9A). )reference).
[0061]
When the PDA 1 is in the fully open state (see FIG. 7) as described above, the interval between the key row 40A and the key row 40B and the interval between the key row 40B and the key row 40C are maximized. Further, the interval between the key row 40C and the second key portion 51c is also set to the widest state. FIG. 6A that has already been described shows the positional relationship between the three key rows 40A, 40B, and 40C in the fully opened state.
[0062]
Next, input detection means for detecting an input operation to the key 41 of the keyboard 30 will be described with reference to FIG.
[0063]
As shown in FIG. 10, the input detection means includes an L-shaped pedestal 91 provided integrally with a support shaft 42 that supports the key 41, and a terminal portion 92 provided on the upper surface of the horizontal portion of the pedestal 91. And a main PCB 94 connected to the terminal portion 92 via a flexible PCB 93.
[0064]
The pedestal 91 is arranged on the lower surface side of all the keys 41, and the terminal portion 92 provided on the upper surface thereof detects a pressing operation of the key 41. An input signal generated by pressing the key 41 is transmitted to the main PCB 94 via the terminal portion 92 and the flexible PCB 93. In the present embodiment, the main PCB 94 is housed in the lower case 20.
[0065]
In the PDA 1 according to the present embodiment, when the upper case 10 is opened with respect to the lower case 20, the second member 52 of the key holding part 50 of the keyboard 30 is pulled up to the upper case 10 side, and the key holding part 50 The 1st member 51 is inclined and arrange | positioned on the lower case 20 (refer FIG. 1). In addition, at this time, the second member 52 slides away from the first member 51 to widen the interval between the key rows 40 (see FIG. 6A). Therefore, since the character input operation can be performed with the key pitch of the keyboard 30 increased, it is extremely convenient.
[0066]
Further, in the PDA 1 according to the present embodiment, in the fully opened state of FIGS. 1 and 7, the key rows 40B and 40C are connected to the key holding portion 50 by the first groove portion 41d and the second groove portion 42d constituting the key row interval variable mechanism. (See FIG. 9A). Accordingly, in this fully open state, the key row 40 does not wobble during the character input operation, and the character input operation can be performed in a stable state.
[0067]
Furthermore, in the PDA 1 according to the present embodiment, when the upper case 10 is closed with respect to the lower case 20, the keyboard 30 is sandwiched between the upper case 10 and the lower case 20 and stored in an overlapping state. (See FIG. 4). In addition, at this time, the second member 52 slides in a direction approaching the first member 51 to narrow the interval between the key rows 40 (see FIG. 9B). Therefore, since the keyboard 30 can be stored in a compact state, the space required for storing the keyboard 30 can be reduced. As a result, the PDA 1 itself is compact and has very good portability.
[0068]
Furthermore, in the PDA 1 according to the present embodiment, since the key 41 has a specific structure, when the upper case 10 is closed with respect to the lower case 20 and the interval between the key rows 40 is narrowed, the key row 40A ( 40B) key 41A (41B) can be superimposed on key 41B (41C) of adjacent key row 40B (40C) (see FIG. 6B).
[0069]
Further, in the PDA 1 according to the present embodiment, when the upper case 10 is rotated from the fully opened state of FIG. 7 to the lower case 20 side and is shifted to the state of FIG. W1 is formed, and the support shaft 42B of the key row 40B is slidable without being restrained (see FIG. 9B). At the same time, the second support shaft movement allowable region W2 is formed, and the support shaft 42C of the key row 40C is slidable without being restrained (see FIG. 9B).
[0070]
Further, in the PDA 1 according to the present embodiment, the input detection means includes a pedestal 91, a terminal portion 92, a flexible PCB 93, and a main PCB 94 as shown in FIG. For this reason, even when the key row 40 is slid and the position of the key 41 is freely changed, an input signal due to a pressing operation on the key 40 can always be detected regardless of the position of the key 40.
[0071]
Therefore, when the PDA 1 according to the present embodiment is in a state as shown in FIG. 8, the key rows 40B and 40C are slid to easy-to-use positions and the key positions are changed as appropriate, and a character input operation is performed. be able to. As a result, the character input operation can be performed in a usage manner according to the user's preference.
[0072]
[Second Embodiment]
The electronic device according to the present embodiment is the same as the electronic device according to the first embodiment except that only the input detection means is changed, and the other configurations are substantially the same. Will not be described.
[0073]
FIG. 11 shows the input detection means in the present embodiment. FIG. 11A is an explanatory diagram showing the position of the input detection means when the PDA 1 is in a fully closed state, and FIG. 11B shows the position of the input detection means when the PDA 1 is in a fully open state. It is explanatory drawing.
[0074]
As shown in FIG. 11A, the input detection means includes a main PCB 94A (input detection board) having a terminal portion 92A and a spacer 95A. The main PCB 94 A and the spacer 95 A are integrally attached to the second member 52 of the key holding unit 50 and are slidable together with the second member 52. As shown in FIG. 11B, the terminal portion 92A on the main PCB 94A is arranged so as to correspond to the position of the key 41 in the state in which the interval between the key rows 40 is most widened. The spacer 95A functions to prevent the key 41 from being pressed by mistake at a portion other than the position corresponding to the terminal portion 92A on the main PCB 94A.
[0075]
Since the input detection means according to the present embodiment is configured as described above, only when the interval between the key rows 40 is in the widest state as shown in FIG. An input signal due to the pressing operation is transmitted to the main PCB 94A. Since this input detection means does not use a flexible PCB, it can be manufactured at a low cost with a relatively simple structure.
[0076]
In the above embodiment, the PDA 1 is exemplified as the portable electronic device. However, the present invention is not limited to this, and other electronic devices such as an electronic notebook, a word processor, and a personal computer may be used. Good.
[0077]
Further, in the PDA 1 in the above embodiment, the horizontally long keyboard 30 is configured by arranging three key rows 40 in which the keys 40 are arranged in a row in the horizontal direction. The key row 40 is slidable in the vertical direction in conjunction with the opening / closing operation of the upper case 10, but is not limited to such a configuration. For example, a horizontally long keyboard can be configured by arranging a plurality of key rows in which the keys 40 are arranged in a row in the vertical direction in the horizontal direction. In this case, the key row can be slid in the horizontal direction.
[0078]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, when the first member and the second member of the key holding part that holds the plurality of support shafts provided for each key row in parallel are slid, a plurality of key row spacing variable mechanisms are used to Since the interval between the key rows changes, the keyboard can be made compact by reducing the interval between the key rows so that the keyboard can be compact, and the input operability can be improved by widening the interval between the key rows when used.
[0080]
Claim 2 According to the described invention, when the interval between the key rows is narrowed, the key row can be partially overlapped with another adjacent key row. Accordingly, the keyboard can be further reduced in size.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a state in which a PDA according to a first embodiment of the present invention is opened.
FIG. 2 is a front view of the PDA shown in FIG.
3 is a cross-sectional view taken along the line III-III of the PDA shown in FIG.
4 is a cross-sectional view of the PDA shown in FIG. 3 in a folded state.
5 is an enlarged plan view of a key row constituting the keyboard of the PDA shown in FIG.
6A is an explanatory view showing the positional relationship of the key sequence of the PDA in the state of FIGS. 1 to 3 (fully opened state), and FIG. 6B is in the state of FIG. 4 (fully closed state). It is explanatory drawing which shows the positional relationship of the key row | line | column of PDA.
7 is a perspective view showing a state where a part of a key row is removed from the key holding part of the PDA shown in FIG. 1 and a first groove part and a second groove part are exposed. FIG.
8 is a perspective view showing a state where the upper case of the PDA shown in FIG. 7 is rotated about 60 ° toward the lower case.
9A is an explanatory diagram showing a positional relationship between the first groove portion and the second groove portion of the PDA in the state of FIG. 7 (fully opened state), and FIG. 9B is a diagram of the PDA in the state of FIG. It is explanatory drawing which shows the positional relationship of 1 groove part and a 2nd groove part, (C) is explanatory drawing which shows the positional relationship of the 1st groove part and 2nd groove part of PDA in the state (fully closed state) of FIG.
FIG. 10 is an explanatory diagram for explaining an input detection unit of the PDA according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 11 is a diagram for explaining input detection means of a PDA according to a second embodiment of the present invention, and (A) shows the position of the input detection means when the PDA is in a fully closed state. It is explanatory drawing and (B) is explanatory drawing which shows the position of an input detection means when PDA is in a full open state.
[Explanation of symbols]
1 PDA
10 Upper case
11 Display screen
20 Lower case
21 Storage section
30 keyboard
40A key sequence
41A key
41Aa Base
41Ab extension
42A Support shaft
40B key sequence
41B key
41Ba base
41Bb extension
42B Support shaft
40C key sequence
41C key
41Ca base
41Cb extension
42C Support shaft
50 Key holder
51 First member
51a Flat plate part
51b 1st connection part
51c Second key part
51cK key group
51d First groove
51dR first right groove
51dL first left groove
52 Second member
52a upper part
52b 2nd connection part
52d Second groove
52dR second right groove
52dL second left groove
60 1st hinge part
70 Second hinge part
80 Third hinge
91 pedestal
92 Terminal
92A terminal
93 Flexible PCB
94 Main PCB
94A Main PCB
95A spacer
W ₁ First support shaft movement allowable region
W ₂ Second support shaft movement allowable area

Claims

A keyboard having a plurality of substantially parallel key rows,
A plurality of support shafts that support the key in common for each key row;
A first member and a second member that are slidably connected to each other to form a key holding portion that holds the plurality of support shafts substantially in parallel;
The first member and the second member are each provided with a groove portion that slidably holds the plurality of support shafts,
The plurality of support shafts are pushed by the end portions of the groove portions of one member by the sliding operation in the direction in which the first member and the second member are separated from each other, thereby sliding together with the one member. A keyboard characterized by wide intervals between key rows .

A keyboard having a plurality of substantially parallel key rows,
  The key sequence has a portion that overlaps another adjacent key sequence,
  A plurality of support shafts that support the key in common for each key row;
  A first member and a second member that are slidably connected to each other to form a key holding portion that holds the plurality of support shafts substantially in parallel;
  A keyboard comprising a key row interval variable mechanism configured to change the interval between a plurality of key rows by a sliding operation of the first member and the second member.

The keyboard according to claim 1 or 2, wherein the keyboard is disposed between an upper case and a lower case connected via a hinge.
Attaching the first member to the lower case and attaching the second member to the upper case;
With the upper case overlaid on the lower case, the keyboard is housed between the upper case and the lower case, and the second member slides in a direction approaching the first member to move the plurality of The key row spacing is kept narrow,
When the upper case is opened with respect to the lower case, the keyboard is pulled up to the upper case side and is inclined to the lower case, and the second member slides in a direction away from the first member. An electronic apparatus characterized in that the plurality of key strings are held in an expanded state.