JP3975089B2

JP3975089B2 - Packaging for sheet-like aluminum lithographic printing plates

Info

Publication number: JP3975089B2
Application number: JP2002021994A
Authority: JP
Inventors: 千奈美桜井
Original assignee: Mitsubishi Paper Mills Ltd
Current assignee: Mitsubishi Paper Mills Ltd
Priority date: 2002-01-30
Filing date: 2002-01-30
Publication date: 2007-09-12
Anticipated expiration: 2022-01-30
Also published as: JP2003226385A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アルミニウムを支持体とした平版印刷版の梱包体に関し、特に露光装置（例えば走査型露光用出力機）への明室装填が可能な梱包体に関する。
【０００２】
【従来の技術】
近年、各種レーザー及びＬＥＤ等を用いた走査型露光出力機（以降、プレートセッターと称す）が普及し、それを用いたＣＴＰ（コンピュータ・ツー・プレート）システムが注目されており、走査型露光用平版印刷版を用いたカラー印刷を実現している。走査型露光用平版印刷版は、従来から紙やプラスチックフィルムを支持体とした銀塩印刷版が知られているが、近年、アルミニウム板を支持体としたものが用いられるようになってきた。
【０００３】
アルミニウム板を支持体とした平版印刷版（以降、アルミ印刷版と称す）は、一般にシート状で供給されており、２０〜５０枚を１セットとして梱包されている。アルミ印刷版は紙やプラスチックを支持体とした印刷版に比べ重量が重いため、梱包体の強度を持たせることに重点が置かれている。梱包体としては、一般に段ボールが用いられているが、強度を確保するためにプレスボード等も用いられている。底板と蓋板を接合するフレーム（側板）は、アルミ印刷版の重量による梱包体の変形を防止するために、段ボールシートを３〜７重に貼合わせた厚みが２ｃｍ以上のものや矩形の発泡樹脂体、クラフト紙をスパイラル状に重ねて巻き付けた中空の矩形成形体等が用いられている。アルミ印刷版の梱包体としては、例えば特開平１１−１２５８９９号、特開２０００−２３８８７４号等に記載されている。
【０００４】
収納箱の寸法は設計寸法に対して公差１ｍｍ以下の精度を必要とするため、フレーム（側板）と底板との貼り付けに木枠等の貼り付け治具及び自動貼り付け装置が用いられている。近年ユーザーのニーズは多様化しており、様々なサイズの印刷版が要求されるようになってきた。従って、印刷版のサイズ毎に収納箱を揃えようとするとサイズ毎に前記した貼り付け治具が必要になり、また自動貼り付け装置の設定変更等が生じ、収納箱の生産性が低下し結果的にコストアップになる。
【０００５】
プレートセッターには、アルミ印刷版を１枚ずつ直接ドラムに装填するもの、及びカセットを用いて複数枚のアルミ印刷版を一度に装填するものがある。更に後者のカセットを用いて装填するタイプにもカセットへの装填方法が２種類有り、一つは暗室でアルミ印刷版を製品梱包体から取り出し詰め替える方法と、もう一つは収納箱に収納された状態で明室下で装填する方法がある。後者の収納箱に収納された状態でカセットに装填する方法は、梱包体の寸法及び反りに対して厳しい精度を要求される。
【０００６】
収納箱の上面を封鎖する蓋は、物流中に印刷版がずれたり、アルミ印刷版の感光面と裏面が擦れて感光面に傷が入いることを事を防ぐために、平版印刷版の少なくとも一部を押し圧するように内蓋を設ける構成になっている。蓋の押し圧部分（内蓋）は段ボールシートを２枚以上貼り合わせて形成されている。このような段ボールシートで形成された蓋は、製品梱包体の保管や、流通での環境条件で反りが生じ、環境特に湿度の変化によって反りを生じる。反りは特に湿度の影響を受けやすく、その結果、テープ等で封緘された収納箱も蓋と一体になって反り、明室装填専用カセットに装填できなくなると言う問題があった。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、輸送時および取扱時の梱包体の変形や反りを完全に防止したアルミ印刷版の梱包体を提供することにある。本発明の他の目的は、プレートセッターの専用カセットに明室下で装填することができるアルミ印刷版の梱包体を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記目的は、以下の発明によって基本的に達成された。
アルミニウム板を支持体としたシート状平版印刷版を収納する上面開放の収納箱と、該収納箱の上面を封鎖する蓋からなる梱包体において、前記収納箱は底板と４辺の側板からなり、前記蓋は前記収納箱の外径にほぼ相当する外蓋と内径にほぼ相当する内蓋からなり、前記外蓋と内蓋はそれぞれ段ボールで構成され、前記外蓋と前記内蓋はほぼ中央部で接合され、該接合面積は前記内蓋上面の２〜２０％であることを特徴とするシート状アルミニウム平版印刷版の梱包体。
【００１０】
前記した梱包体の反りは、段ボールからなる外蓋と内蓋を貼り合わせて構成されているため、梱包体の保管や流通での環境によって梱包体の内外での含水分差が生じて反りが増強され、重量物のアルミ印刷版が収納されているにも関わらず梱包体を大きく反らせてしまう。蓋の反りの影響が最も小さくなるように、外蓋と内蓋の接合部を中央部の限られた面積（２〜２０％）にすることで梱包体の反りがなくなることを見いだし、本発明に至った。
【００１１】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。
収納箱のスペーサーに用いられる材料としては、発泡体、段ボール、クラフト紙をスパイラル状に重ねて巻き付けた中空の矩形成形体等が挙げられる。強度、加工寸法精度を考慮すると発泡体が好ましい。プラスチック樹脂の発泡体としては、例えばポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、ポリイソシアヌレート、メラミン系樹脂、フェノール系樹脂等があり、詳細には、株式会社東レリサーチセンター発行の「発泡体・多孔質体技術と用途展開」（1997年4月15日発行）のP300〜P374の公開特許公報リストに記載されている。他に、特開平4-106128号公報に記載の木質発泡体も用いることができる。
【００１２】
前記樹脂発泡体の発泡倍率は、樹脂の硬度によって適当な範囲が選択されるが、本発明の梱包体は比較的高い強度が要求される。従って、１０以下の発泡倍率が好ましく、特に２〜６の発泡倍率が好ましい。これらの発泡樹脂体を用いることによって、通常の樹脂に比べて強度をあまり低下させずに重量を大幅に軽減できる。発泡樹脂体としてはポリスチレンの発泡体が好ましく用いられる。
【００１３】
スペーサーに用いられる段ボールとしては、Ａフルート又はＡＢフルートが好ましい。強度を持たせるために段ボールシートを２枚以上貼り合わせたもの、例えばＡＢフルート（複両面段ボール）、トライウォール（３枚重ね）、又はハニカムの構成が好ましい。
【００１４】
スペーサーに用いられる中空の矩形成形体は、従来から紙、布、プラスチックフィルム及び薄い金属箔等のウェブを巻き付けるために用いられる矩形の紙コアと同じものであり、当業界で公知方法で作成することができる。前記中空の矩形成形体は、中空部を除いた肉厚は２〜４ｍｍ程度必要である。
【００１５】
上記した材質の中でも、樹脂発泡体と段ボールを組み合わせたスペーサーが好ましい。樹脂発泡体は、金型を用いて射出成型されるため、印刷版のサイズ毎に金型が必要になり、樹脂発泡体を各種製造するための費用がかかる。一方、段ボールはアルミ印刷版との接触で紙紛が発生する問題がある。従って、スペーサーの一部として樹脂発泡体をアルミ印刷版と接触する側に配置し、該樹脂発泡体と側板の間の空間を埋めるのに段ボールを用いることによって上記の問題が解決できる。
【００１６】
以下、図面を用いて説明する。
図６は、収納される印刷版のサイズ毎に設計された梱包体の断面図であり、複数のアルミ印刷版３を収納する収納箱１と、該収納箱の解放された上面を封鎖する蓋２からなる。収納箱１は底板１１と側板１２からなる。アルミ印刷版３の最上面には遮光シート４が挿入されており、収納箱１と蓋２は封緘テープ５で封緘されている。蓋２は外蓋２ａと内蓋２ｂからなり、外蓋２ａは、収納箱１の外径にほぼ相当し、内蓋２ｂは収納箱１の内径にほぼ相当し収納箱内に隙間なく挿入され、そしてアルミ印刷版３及び遮光シート４を押し圧してアルミ印刷版３が収納箱内で移動しないように固定する役目を有する。図７は、図６における収納箱１の平面図であり、底板１１と４辺の側板１２ａ、１２ｂ、１２ｃ、及び１２ｄから構成されている。図６で示した梱包体は、サイズ毎に設計されたもので、スペーサーを有しない。
【００１７】
上記梱包体に対して、本発明の梱包体は、収納箱に特徴を有する。即ち、所定サイズに設計された収納箱に、所定サイズより小さい印刷版を収納箱の中でほとんど移動することがないように固定状態で収納するためのスペーサーを有する。
【００１８】
図１はスペーサーを用いた本発明の梱包体の断面図であり、図２はスペーサーが設けられた収納箱の平面図を示す。図１の本発明の梱包体は、スペーサーを用いる以外は、上記した図６の構成とほぼ同じである。本発明は、４辺の側板の内の１辺もしくは２辺と、収納されるアルミ印刷版との間の空間を埋めるスペーサーを有する。ここで、スペーサーを側板の１辺に対応させるか、２辺に対応させるかは、アルミ印刷版のサイズと収納箱のサイズによって決定される。図２では、２辺の側板１２ａ、及び１２ｂに対してスペーサー１３ａ及び１３ｂを設けた。
【００１９】
スペーサーの長さは、対応する側板の長さに対して２５〜８０％にすることが本発明の特徴であり、これによって、スペーサーの強度及び明室装填時の遮光性保持が同時に解決する。即ち、スペーサーの長さを側板の２５％未満にすると、スペーサーの強度が不足し、流通時での取り扱いや輸送によって、スペーサーがアルミ印刷版の加重で破壊され、アルミ印刷版が固定状態で収納することができなくなる。また、８０％を越えると、蓋２によって押しつけられた遮光シートが、アルミ印刷版とスペーサーとの段差部で上側に折れや反りを生じ、専用カセットに明室装填するために蓋２を取り外したときに光りが進入しアルミ印刷版が感光するという不都合が生じる。これらの問題は、スペーサーの長さを上記したように調整することによって解決することを見出したものである。
【００２０】
前記したスペーサーの長さと側板の長さの比は、梱包体に収納されるアルミ印刷版の重量によって適宜設計されるが、好ましくは３０〜８０％で有り、より好ましくは４０〜８０％である。表１に、スペーサーの長さと側板の長さの比と、アルミ印刷版の重量変化における強度との関係についての試験結果を示す。尚、試験は、ＪＩＳ−Ｚ−０２０５に準じた傾斜衝撃試験を実施した。
【００２１】
【表１】

【００２２】
表中 ○；スペーサーの破壊なし
△；部分的に破壊あるが、実用上ぎりぎり可
×；全体的に破壊あり
【００２３】
本発明におけるスペーサーについて詳細に説明すると、側板１２ａの長さＬに対するスペーサー１３ａの長さＬ１、及び側板１２ｂの長さＺに対するスペーサー１３ｂの長さＺ１は、いずれも３０〜８０％である。また、上記した明室装填時の遮光性維持については、特にスペーサーが対応する側板に隣接する２辺の側板からそれぞれ２ｃｍ以上離間してスペーサーを設けられることによって更に高い効果が得られる。図２で詳しく説明すると、スペーサー１３ａが対応する側板１２ａに隣接する２辺の側板１２ｂ及び１２ｄとスペーサー１３ａの離間長さＬ２及びＬ３が２ｃｍ以上であることが好ましく、３ｃｍ以上がより好ましく、特に５ｃｍ以上が好ましい。同様に、スペーサー１３ｂが対応する側板１２ｂに隣接する２辺の側板１２ａ及び１２ｃとスペーサー１３ｂの離間長さＺ２及びＺ３が２ｃｍ以上であることが好ましく、３ｃｍ以上がより好ましく、特に５ｃｍ以上が好ましい。
【００２４】
スペーサの材質は前述したとおりであり、好ましくは強度、加工性、寸法精度、重量、コスト等を総合的にみて、樹脂発泡体と段ボールを組み合わせたものが用いられる。発泡樹脂体はポリスチレン樹脂発泡体が好ましい。段ボールの高さは、樹脂発泡体にアルミ印刷版の荷重がかかっても倒れてこないようにするために、樹脂発泡体の高さの１／２から発泡体と同じにするのが好ましい。従って、強度、高さ、コストを考慮すると、該段ボールはＡＢフルート（複両面段ボール）が好ましく用いられる。
【００２５】
スペーサーの幅は梱包されるアルミ印刷版のサイズに応じて設定されるが、輸送及び取扱中の衝撃に対する耐強度性を考慮して、側板とアルミ印刷版との空間を完全に埋めるような幅に設計する。
【００２６】
スペーサーの高さは、梱包されるアルミ印刷版がズレないようにアルミ印刷版の高さより１ｍｍ以上高くし、蓋２の押し圧部の厚みによって適宜選択される。
【００２７】
図３に樹脂発泡体と段ボールで構成されたスペーサーを用いた部分断面図を示す。スペーサー１３は、図示しないアルミ印刷版と接触する側に配置された樹脂発泡体１４と、該樹脂発泡体と側板１２との空間を埋めるように配置された段ボール１５からなる。樹脂発泡体１４の底板１１と当接する面には、切り欠き１６が発泡樹脂１４の長手方向に設けられている。該切り欠き１６は側板に対向する側に設けられている。切り欠き１６の面はＬ字になっており、両面粘着テープが丁度収まる形状になっている。樹脂発泡体１４と底板１１の接合に際し、両面粘着テープを切り欠き１６に予め貼り付けておき、次いで底板と樹脂発泡体１４を接合する。
【００２８】
上述のように、スペーサー１３を底板１１と接合することによって、接合部がアルミ印刷版側に露出しないので、粘着成分がアルミ印刷版に付着したり、また、接合部にアルミ印刷版が潜り込むことを防止できる。また、図示しないが、段ボール１５は接着剤や両面粘着テープ等で底板１１と接合されている。段ボール１５と、樹脂発泡体１４及び側板１２とは接合しないのが好ましい。
【００２９】
収納箱１を構成する底板１１は、段ボール、プレスボード、板紙、発泡体、樹脂等で形成される。コスト、廃棄性及び加工性の面から段ボールが好ましく用いられる。強度面から、特に強化中しんを用いたＡフルートまたはＡＢフルート（複両面ダンボール）が好ましい。ここで強化中しんとは、ＳＣＰ中しんとも称し、セミケミカルパルプを１００％使用して作ったものである。詳しくは、株式会社日報発行の「ダンボール包装技術入門」（発行日昭和60年3月20日）に記載されている。底板１１のより好ましい態様は、段ボール（ＡＢフルート）の上に、遮光及び防湿性を施すためにカーボンブラックを練り込んだ熱可塑性樹脂、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート（ＰＥＴ）等の厚み１００μｍ程度のフィルムが貼合わされたものである。
【００３０】
側板１２の材質としては、プレスボード、前記した樹脂発泡体またはクラフト紙をスパイラル状に重ねて巻き付けた中空の矩形成形体が用いられる。側板１２の厚みは２０ｍｍ以下が好ましい。この厚みは用いる材質によって好適な範囲が選ばれる。例えばプレスボードであれば２〜１０ｍｍ程度、発泡体であれば５〜２０ｍｍ程度、中空の矩形成形体であれば１０〜２０ｍｍ程度が適当である。また、フレーム１２の高さは、梱包されるアルミ印刷版の厚みや枚数、及び蓋２の中央部の厚みによって適宜選択される。
【００３１】
側板１２の材質としては、重量、強度、加工性、寸法精度及び周囲環境条件の影響度合い等を総合的に見て、前記樹脂発泡体が好ましい。最も好ましくはポリスチレンの発泡体であり、ポリスチレン樹脂に予め黒顔料が練り込まれたものである。
【００３２】
遮光シート４は、梱包体の蓋を取り外した状態で、アルミ印刷版が収納された収納箱を、プレートセッター（イメージセッターともいう）の専用カセットに明室下で装填するときに、アルミ印刷版が光りで感光するのを防止する働きをする。遮光シートは、板紙等の紙や樹脂フィルム等の基材シートに、カーボンブラックが練り込まれた熱可塑性樹脂フィルム、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート（ＰＥＴ）等のフィルムを貼り合わせたものが好ましく用いられる。基材シートの厚みは０．５〜２ｍｍ程度で、熱可塑性樹脂フィルムの厚みは３０〜１００μｍ程度が適当である。遮光シートは、熱可塑性樹脂フィルムを貼り合わせた面を下にしてアルミ印刷版に対面するように挿入する。また、梱包体の蓋の取り外しは、梱包体を専用カセットにセットし４５度に立てた状態で行うために、アルミ印刷版の縦方向のカット面は揃うが、横方向のカット面は揃いにくいので、遮光シートの横方向（長手方向）については、基材シートより熱可塑性樹脂フィルムを長く設定し、遮光性を強化した。遮光シートは、基材シートの両端より１〜４ｍｍ程度熱可塑性樹脂フィルムがはみ出るのが好ましい。
【００３３】
本発明の梱包体は、前述したようにアルミ印刷版が収納された収納箱を、プレートセッター（イメージセッターともいう）の専用カセットに明室下で装填する方法に適用されるが、湿度等の影響で収納箱自体に反りが生じ、専用カセットに装填できなくなると言う問題がある。かかる課題は、前述したように段ボールからなる蓋の湿度変化による反りが影響していることを突き止めた。従って、本発明の別の目的は、この問題を解決するものであり、梱包体の蓋の反りをなくすことで達成できる。
【００３４】
即ち、
アルミニウム板を支持体としたシート状平版印刷版を収納する上面開放の収納箱と、該収納箱の上面を封鎖する蓋からなる梱包体において、前記収納箱は底板と４辺の側板からなり、前記蓋は前記収納箱の外径にほぼ相当する外蓋と内径にほぼ相当する内蓋からなり、前記外蓋と内蓋はそれぞれ段ボールで構成され、前記外蓋と前記内蓋はほぼ中央部で接合され、該接合面積は前記内蓋上面の２〜２０％であることを特徴とするシート状アルミニウム平版印刷版の梱包体である。
【００３５】
本発明の梱包体に用いられる蓋部の好ましい態様を、図４、５を用いて詳細に説明する。ここで説明する蓋は、前述した図１及び図６の梱包体に適用できる。図４は蓋の断面図であり、図５は蓋を下から見た下面図を示す。蓋２は外蓋２ａと内蓋２ｂからなり、外蓋２ａは、収納箱１の外径にほぼ相当し、内蓋２ｂは収納箱１の内径にほぼ相当し収納箱内に隙間なく挿入され、そしてアルミ印刷版３及び遮光シート４を押し圧してアルミ印刷版３が収納箱内で移動しないように固定する働きをする。
【００３６】
本発明の蓋の特徴は、外蓋２ａと内蓋２ｂの接合方法にある。即ち、外蓋２ａと内蓋２ｂはほぼ中央部で接合され、該接合部２ｃの面積は内蓋２ｂの上面の全面積の２〜２０％である。このように、中央部を限られた面積で接合（接着）することによって、蓋の反りを抑制し、それによって梱包体自体の反りを防止することができる。接合面積は、好ましくは内蓋２ｂ上面の全面積の２〜１０％である。上記接合にはコールドグルー糊剤や両面粘着テープを用いることができる。
【００３７】
外蓋及び内蓋の材質としては段ボールが用いられる。外蓋はＡフルートまたはＡＢフルート（複両面段ボール）が好ましく用いられる。内蓋は強度を持たせ、またアルミ印刷版のズレを抑制させるために、段ボールシートを２枚以上貼合わせたもの、例えばＡＢフルート（複両面段ボール）、トライウォール（３枚重ね）、またはハニカムの構成にするのが好ましく、厚みは５〜１５ｍｍが適当である。
【００３８】
また、内蓋２ｂの外蓋２ａと対面する面に黒顔料（例えばカーボンブラック）を練り込んだ熱可塑性樹脂層（フィルム）２ｄを、塗工、貼り合わせ、あるいはラミネートして設けるのが好ましい。これによって、遮光性と防湿性が向上し、また内蓋の役目であるアルミ印刷版を押し圧できる適度な反りを蓋に付与する。
【００３９】
前記したような外蓋と内蓋との接合面積の限定と、内蓋上面へ熱可塑性樹脂層を設ける構成との組み合わせによって、アルミ印刷版への適度な押し圧を維持しながら梱包体自体の反りを防止できるという利点がある。前記した熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等が好ましく用いられる。
【００４０】
【発明の効果】
本発明の梱包体を用いることによって、輸送時及び取り扱い時の歪みや変形、破損がなく、アルミ印刷版を正常な状態でユーザーに供給しプレートセッターに明室下で装填することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の梱包体の断面図
【図２】本発明の収納箱の平面図
【図３】本発明のスペーサー部分の部分断面図
【図４】本発明の梱包体の蓋の断面図
【図５】本発明の梱包体の蓋の下面図
【図６】スペーサーを有しない梱包体の断面図
【図７】図６の収納箱の平面図
【符号の説明】
１収納箱
２蓋
３アルミ印刷版
４遮光シート
５封緘テープ
１１底板
１２側板
１３スぺーサー[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a package of a planographic printing plate using aluminum as a support, and more particularly to a package that can be loaded into an exposure apparatus (for example, a scanning exposure output machine) in a bright room.
[0002]
[Prior art]
In recent years, a scanning exposure output machine (hereinafter referred to as a plate setter) using various lasers and LEDs has become widespread, and a CTP (computer-to-plate) system using the same has been attracting attention. Color printing using lithographic printing plates has been realized. As a lithographic printing plate for scanning exposure, a silver salt printing plate using a paper or plastic film as a support has been conventionally known, but in recent years, a plate using an aluminum plate as a support has been used.
[0003]
A lithographic printing plate using an aluminum plate as a support (hereinafter referred to as an aluminum printing plate) is generally supplied in the form of a sheet, and 20 to 50 sheets are packed as one set. Aluminum printing plates are heavier than printing plates that use paper or plastic as a support, and therefore emphasis is placed on the strength of the package. Cardboard is generally used as the package, but a press board or the like is also used to ensure strength. The frame (side plate) that joins the bottom plate and the lid plate has a thickness of 2 cm or more in which the cardboard sheets are laminated 3 to 7 layers or a rectangular foam to prevent deformation of the package due to the weight of the aluminum printing plate A resin body, a hollow rectangular molded body in which kraft paper is wound in a spiral shape, and the like are used. For example, JP-A-11-125899, JP-A-2000-238874, etc. describe the aluminum printing plate package.
[0004]
Since the size of the storage box requires an accuracy of 1 mm or less with respect to the design size, a sticking jig such as a wooden frame and an automatic sticking device are used for sticking the frame (side plate) and the bottom plate. . In recent years, user needs have been diversified, and printing plates of various sizes have been required. Therefore, if the storage boxes are arranged for each size of the printing plate, the above-mentioned pasting jig is required for each size, and the setting of the automatic pasting apparatus is changed, resulting in lowering the productivity of the storage box. Cost increases.
[0005]
Some plate setters directly load aluminum printing plates one by one on a drum, and others load a plurality of aluminum printing plates at once using a cassette. Furthermore, there are two methods for loading the cassette using the latter cassette, one is a method of taking out the aluminum printing plate from the product package in the dark room and refilling the other, and the other is stored in the storage box. There is a method of loading under the light room in the state. The method of loading the cassette in the state of being stored in the latter storage box requires strict accuracy with respect to the size and warpage of the package.
[0006]
The lid that seals the upper surface of the storage box is used to prevent at least one of the lithographic printing plates from slipping during printing and from scratching the photosensitive surface and back surface of the aluminum printing plate. An inner lid is provided so as to press the part. The pressing pressure portion (inner lid) of the lid is formed by bonding two or more cardboard sheets. A lid formed of such a corrugated cardboard sheet warps due to environmental conditions in storage and distribution of the product package, and warps due to environmental changes, particularly humidity. Warping is particularly susceptible to humidity, and as a result, there is a problem that the storage box sealed with tape or the like warps together with the lid and cannot be loaded into the light room loading cassette.
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a package of an aluminum printing plate completely prevent the deformation or warping of the package of at during transportation and handling. Another object of the present invention is to provide a package of an aluminum printing plate that can be loaded into a dedicated cassette of a platesetter under a bright room.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The above object of the present invention has been basically achieved by the following invention.
And storage box open top for housing the A aluminum plate support and the sheet-shaped planographic printing plate, in the packaging body and a lid to seal the upper surface of the storage box, the storage box consists of side plate of the bottom plate and four sides The lid includes an outer lid that substantially corresponds to the outer diameter of the storage box and an inner lid that substantially corresponds to the inner diameter. The outer lid and the inner lid are each formed of corrugated cardboard, and the outer lid and the inner lid are substantially centered. A sheet-like aluminum lithographic printing plate package characterized in that the bonding area is 2 to 20% of the upper surface of the inner lid.
[0010]
Warp warp of the previous noted the packing body, because it is composed by bonding the outer lid and the inner lid made of cardboard, and water content difference between the inside and outside of the packaging body is caused by the environment in the storage and distribution of packing material And the package is greatly warped despite the fact that a heavy aluminum printing plate is stored. It has been found that the warping of the package is eliminated by setting the joint portion of the outer lid and the inner lid to a limited area (2 to 20%) in the center so that the influence of the warping of the lid is minimized. It came to.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail.
Examples of the material used for the spacer of the storage box include a hollow rectangular molded body in which a foam, cardboard, kraft paper is wound in a spiral shape, and the like. In view of strength and processing dimensional accuracy, a foam is preferable. Examples of the plastic resin foam include polystyrene, polyethylene, polypropylene, polyurethane, polyvinyl chloride, polyisocyanurate, melamine resin, phenol resin, and the like. "Porous material technology and application development" (issued on April 15, 1997), P300 to P374, published patent list. In addition, the woody foam described in JP-A-4-106128 can also be used.
[0012]
The expansion ratio of the resin foam is selected in an appropriate range depending on the hardness of the resin, but the package of the present invention is required to have a relatively high strength. Accordingly, an expansion ratio of 10 or less is preferable, and an expansion ratio of 2 to 6 is particularly preferable. By using these foamed resin bodies, the weight can be greatly reduced without significantly reducing the strength compared to ordinary resins. A polystyrene foam is preferably used as the foamed resin body.
[0013]
The corrugated cardboard used for the spacer is preferably A flute or AB flute. A structure in which two or more corrugated cardboard sheets are laminated to give strength, for example, AB flute (double-sided corrugated cardboard), triwall (three-layered), or honeycomb is preferable.
[0014]
The hollow rectangular molded body used for the spacer is the same as the rectangular paper core conventionally used for winding a web such as paper, cloth, plastic film and thin metal foil, and is prepared by a method known in the art. be able to. The hollow rectangular molded body needs to have a thickness of about 2 to 4 mm excluding the hollow portion.
[0015]
Among the materials described above, a spacer in which a resin foam and cardboard are combined is preferable. Since the resin foam is injection-molded using a mold, a mold is required for each size of the printing plate, and costs for manufacturing various resin foams are required. On the other hand, corrugated cardboard has a problem that paper dust is generated by contact with an aluminum printing plate. Therefore, the above problem can be solved by disposing the resin foam as a part of the spacer on the side in contact with the aluminum printing plate and using the corrugated cardboard to fill the space between the resin foam and the side plate.
[0016]
Hereinafter, it demonstrates using drawing.
FIG. 6 is a cross-sectional view of a packing body designed for each size of printing plates to be stored, a storage box 1 for storing a plurality of aluminum printing plates 3, and a lid for sealing the opened upper surface of the storage box. It consists of two. The storage box 1 includes a bottom plate 11 and side plates 12. A light shielding sheet 4 is inserted on the uppermost surface of the aluminum printing plate 3, and the storage box 1 and the lid 2 are sealed with a sealing tape 5. The lid 2 comprises an outer lid 2a and an inner lid 2b. The outer lid 2a substantially corresponds to the outer diameter of the storage box 1, and the inner lid 2b substantially corresponds to the inner diameter of the storage box 1 and is inserted into the storage box without any gap. The aluminum printing plate 3 and the light shielding sheet 4 are pressed to fix the aluminum printing plate 3 so that it does not move in the storage box. FIG. 7 is a plan view of the storage box 1 in FIG. 6, and is composed of a bottom plate 11 and four side plates 12a, 12b, 12c, and 12d. The package shown in FIG. 6 is designed for each size and does not have a spacer.
[0017]
In contrast to the above package, the package of the present invention is characterized by a storage box. In other words, the storage box designed for a predetermined size has a spacer for storing a printing plate smaller than the predetermined size in a fixed state so that the printing plate hardly moves in the storage box.
[0018]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a packaging body of the present invention using a spacer, and FIG. 2 is a plan view of a storage box provided with a spacer. The packaging body of the present invention of FIG. 1 is substantially the same as the configuration of FIG. 6 described above except that a spacer is used. The present invention includes a spacer that fills a space between one or two of the four side plates and a stored aluminum printing plate. Here, whether the spacer corresponds to one side or two sides of the side plate is determined by the size of the aluminum printing plate and the size of the storage box. In FIG. 2, spacers 13a and 13b are provided for the side plates 12a and 12b on the two sides.
[0019]
It is a feature of the present invention that the length of the spacer is 25 to 80% with respect to the length of the corresponding side plate, and this simultaneously solves the strength of the spacer and the light-shielding property when the bright room is loaded. That is, if the spacer length is less than 25% of the side plate, the strength of the spacer is insufficient, the spacer is destroyed by the weight of the aluminum printing plate during handling and transportation, and the aluminum printing plate is stored in a fixed state. Can not do. Further, when it exceeds 80%, the light-shielding sheet pressed by the lid 2 is bent or warped upward at the step portion between the aluminum printing plate and the spacer, and the lid 2 is removed for loading into a special cassette. Sometimes light enters and the aluminum printing plate is exposed to light. It has been found that these problems can be solved by adjusting the length of the spacer as described above.
[0020]
The ratio of the length of the spacer and the length of the side plate is appropriately designed depending on the weight of the aluminum printing plate accommodated in the package, but is preferably 30 to 80%, more preferably 40 to 80%. . Table 1 shows the test results on the relationship between the ratio of the length of the spacer and the length of the side plate and the strength in the weight change of the aluminum printing plate. In addition, the test performed the inclination impact test according to JIS-Z-0205.
[0021]
[Table 1]

[0022]
In the table: ○: No spacer breakage △: Partially broken, but practically possible ×: Overall broken [0023]
The spacer in the present invention will be described in detail. The length L1 of the spacer 13a with respect to the length L of the side plate 12a and the length Z1 of the spacer 13b with respect to the length Z of the side plate 12b are both 30 to 80%. Further, with respect to maintaining the light shielding property when the bright room is loaded, a higher effect can be obtained particularly by providing the spacers with a distance of 2 cm or more from the two side plates adjacent to the corresponding side plate. Describing in detail in FIG. 2, the distances L2 and L3 between the side plates 12b and 12d on the two sides adjacent to the side plate 12a corresponding to the spacer 13a and the spacer 13a are preferably 2 cm or more, more preferably 3 cm or more. 5 cm or more is preferable. Similarly, the separation lengths Z2 and Z3 between the two side plates 12a and 12c adjacent to the side plate 12b corresponding to the spacer 13b and the spacer 13b are preferably 2 cm or more, more preferably 3 cm or more, and particularly preferably 5 cm or more. .
[0024]
The material of the spacer is as described above, and preferably a combination of resin foam and corrugated board is used in view of strength, workability, dimensional accuracy, weight, cost, and the like. The foamed resin body is preferably a polystyrene resin foam. The height of the corrugated cardboard is preferably set to be the same as that of the foam from 1/2 of the height of the resin foam so that the resin foam does not fall down even when the load of the aluminum printing plate is applied to the resin foam. Therefore, in view of strength, height, and cost, the corrugated board is preferably an AB flute (double-sided cardboard).
[0025]
The width of the spacer is set according to the size of the aluminum printing plate to be packed, but considering the strength against impact during transportation and handling, it is a width that completely fills the space between the side plate and the aluminum printing plate. To design.
[0026]
The height of the spacer is appropriately selected according to the thickness of the pressing portion of the lid 2 so as to be 1 mm or more higher than the height of the aluminum printing plate so that the aluminum printing plate to be packed is not displaced.
[0027]
FIG. 3 shows a partial cross-sectional view using a spacer composed of a resin foam and cardboard. The spacer 13 includes a resin foam 14 disposed on a side in contact with an aluminum printing plate (not shown) and a cardboard 15 disposed so as to fill a space between the resin foam and the side plate 12. A notch 16 is provided in the longitudinal direction of the foamed resin 14 on the surface of the resin foam 14 that contacts the bottom plate 11. The notch 16 is provided on the side facing the side plate. The surface of the notch 16 is L-shaped so that the double-sided pressure-sensitive adhesive tape can be accommodated. When the resin foam 14 and the bottom plate 11 are joined, a double-sided adhesive tape is previously attached to the notch 16, and then the bottom plate and the resin foam 14 are joined.
[0028]
As described above, since the joint portion is not exposed to the aluminum printing plate side by joining the spacer 13 to the bottom plate 11, the adhesive component adheres to the aluminum printing plate, or the aluminum printing plate sinks into the joint portion. Can be prevented. Although not shown, the cardboard 15 is bonded to the bottom plate 11 with an adhesive, a double-sided adhesive tape, or the like. It is preferable that the corrugated cardboard 15 and the resin foam 14 and the side plate 12 are not joined.
[0029]
The bottom plate 11 constituting the storage box 1 is formed of cardboard, press board, paperboard, foam, resin or the like. Corrugated cardboard is preferably used in terms of cost, discardability and workability. From the viewpoint of strength, A flute or AB flute (double-sided corrugated cardboard) using reinforced shin is particularly preferable. Here, reinforced middle shin is also called SCP middle shin and is made using 100% semi-chemical pulp. Details are described in “Introduction to Cardboard Packaging Technology” (published on March 20, 1985) published by Nikkan Inc. A more preferable embodiment of the bottom plate 11 is a thermoplastic resin in which carbon black is kneaded on a corrugated cardboard (AB flute) to provide light shielding and moisture resistance, such as polyethylene, polypropylene, polyethylene terephthalate (PET), and the like, having a thickness of about 100 μm. The film is pasted.
[0030]
As a material of the side plate 12, a hollow rectangular molded body in which a press board, the above-described resin foam or kraft paper is wound in a spiral shape is used. The thickness of the side plate 12 is preferably 20 mm or less. A suitable range for the thickness is selected depending on the material used. For example, about 2 to 10 mm for a press board, about 5 to 20 mm for a foam, and about 10 to 20 mm for a hollow rectangular molded body are appropriate. The height of the frame 12 is appropriately selected depending on the thickness and number of aluminum printing plates to be packed and the thickness of the central portion of the lid 2.
[0031]
As the material of the side plate 12, the resin foam is preferable in view of weight, strength, workability, dimensional accuracy, degree of influence of ambient environmental conditions, and the like. Most preferred is a polystyrene foam, in which a black pigment is previously kneaded into a polystyrene resin.
[0032]
The light-shielding sheet 4 is formed when the storage box containing the aluminum printing plate is loaded in a dedicated cassette of a plate setter (also referred to as an image setter) under the light room with the lid of the package body removed. Prevents light from being exposed to light. The light shielding sheet is preferably a paper sheet such as paperboard or a base material sheet such as a resin film, and a thermoplastic resin film kneaded with carbon black, for example, a film of polyethylene, polypropylene, polyethylene terephthalate (PET) or the like. Used. The thickness of the base sheet is about 0.5 to 2 mm, and the thickness of the thermoplastic resin film is about 30 to 100 μm. The light shielding sheet is inserted so that the surface on which the thermoplastic resin film is bonded is faced down and faces the aluminum printing plate. In addition, the lid of the packing body is removed in a state where the packing body is set in a dedicated cassette and set at 45 degrees, so that the vertical cut surfaces of the aluminum printing plate are aligned, but the horizontal cut surfaces are difficult to align. So, about the horizontal direction (longitudinal direction) of the light shielding sheet, the thermoplastic resin film was set longer than the base material sheet, and light shielding property was strengthened. It is preferable that a thermoplastic resin film protrudes from the both ends of a base material sheet about 1-4 mm from the light shielding sheet.
[0033]
The package of the present invention is applied to a method of loading a storage box containing an aluminum printing plate into a dedicated cassette of a plate setter (also referred to as an image setter) under a bright room as described above. There is a problem that the storage box itself is warped due to the influence and cannot be loaded into the dedicated cassette. As described above, the problem has been found that the warp due to the humidity change of the lid made of cardboard is affected. Therefore, another object of the present invention is to solve this problem and can be achieved by eliminating the warping of the lid of the package.
[0034]
That is,
In a packing body comprising a storage box with an open top surface for storing a sheet-like planographic printing plate using an aluminum plate as a support, and a lid for sealing the top surface of the storage box, the storage box comprises a bottom plate and four side plates. The lid includes an outer lid that substantially corresponds to the outer diameter of the storage box and an inner lid that substantially corresponds to the inner diameter. The outer lid and the inner lid are each formed of corrugated cardboard, and the outer lid and the inner lid are substantially center portions. The sheet-like aluminum lithographic printing plate is characterized in that the bonding area is 2 to 20% of the upper surface of the inner lid.
[0035]
The preferable aspect of the cover part used for the package of this invention is demonstrated in detail using FIG. The lid described here can be applied to the package of FIGS. 1 and 6 described above. 4 is a cross-sectional view of the lid, and FIG. 5 is a bottom view of the lid as viewed from below. The lid 2 comprises an outer lid 2a and an inner lid 2b. The outer lid 2a substantially corresponds to the outer diameter of the storage box 1, and the inner lid 2b substantially corresponds to the inner diameter of the storage box 1 and is inserted into the storage box without any gap. The aluminum printing plate 3 and the light shielding sheet 4 are pressed to fix the aluminum printing plate 3 so as not to move in the storage box.
[0036]
The feature of the lid of the present invention is the method of joining the outer lid 2a and the inner lid 2b. That is, the outer lid 2a and the inner lid 2b are joined substantially at the center, and the area of the joined portion 2c is 2 to 20% of the total area of the upper surface of the inner lid 2b. Thus, by joining (adhering) the central portion with a limited area, warping of the lid can be suppressed, thereby preventing warping of the package itself. The bonding area is preferably 2 to 10% of the total area of the upper surface of the inner lid 2b. A cold glue glue or a double-sided adhesive tape can be used for the joining.
[0037]
Corrugated cardboard is used as a material for the outer lid and the inner lid. The outer lid is preferably an A flute or an AB flute (double-sided cardboard). The inner lid is strong and has a laminate of two or more corrugated cardboard sheets, for example, AB flute (double-sided corrugated cardboard), triwall (three-layered), or honeycomb to suppress the deviation of the aluminum printing plate The thickness is preferably 5 to 15 mm.
[0038]
Further, it is preferable to provide a thermoplastic resin layer (film) 2d kneaded with a black pigment (for example, carbon black) on the surface facing the outer lid 2a of the inner lid 2b by coating, bonding or laminating. As a result, the light-shielding property and moisture-proof property are improved, and an appropriate warp capable of pressing the aluminum printing plate serving as the inner lid is imparted to the lid.
[0039]
By combining the limitation of the bonding area between the outer lid and the inner lid as described above and the configuration in which the thermoplastic resin layer is provided on the upper surface of the inner lid, the packaging body itself is maintained while maintaining an appropriate pressing force on the aluminum printing plate. There is an advantage that warpage can be prevented. As the above-mentioned thermoplastic resin, polyethylene, polypropylene, polyethylene terephthalate and the like are preferably used.
[0040]
【The invention's effect】
Depending on the use of the package of the present invention, during transportation and distortion and deformation during handling, damage without be loaded in a bright room under the supply to the users aluminum printing plate in a normal state platesetter it can.
[Brief description of the drawings]
1 is a cross-sectional view of a packaging body of the present invention. FIG. 2 is a plan view of a storage box of the present invention. FIG. 3 is a partial cross-sectional view of a spacer portion of the present invention. FIG. 5 is a bottom view of the lid of the packaging body of the present invention. FIG. 6 is a cross-sectional view of the packaging body having no spacer. FIG. 7 is a plan view of the storage box of FIG.
1 Storage Box 2 Lid 3 Aluminum Printing Plate 4 Shading Sheet 5 Sealing Tape 11 Bottom Plate 12 Side Plate 13 Spacer

Claims

In a packing body comprising a storage box with an open top surface for storing a sheet-like planographic printing plate using an aluminum plate as a support, and a lid for sealing the top surface of the storage box, the storage box comprises a bottom plate and four side plates. The lid is composed of an outer lid substantially corresponding to the outer diameter of the storage box and an inner lid substantially corresponding to the inner diameter. The outer lid and the inner lid are each formed of corrugated cardboard, and the outer lid and the inner lid are substantially center portions. The sheet-like aluminum lithographic printing plate package is characterized in that the bonding area is 2 to 20% of the upper surface of the inner lid.