JP3974783B2 - Travel control device - Google Patents
Travel control device Download PDFInfo
- Publication number
- JP3974783B2 JP3974783B2 JP2002005075A JP2002005075A JP3974783B2 JP 3974783 B2 JP3974783 B2 JP 3974783B2 JP 2002005075 A JP2002005075 A JP 2002005075A JP 2002005075 A JP2002005075 A JP 2002005075A JP 3974783 B2 JP3974783 B2 JP 3974783B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- torque
- vehicle
- control device
- travel control
- brake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、緩速走行時にブレーキ操作のみによる車速調整を容易にした緩速走行モードを備える走行制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両の走行時に車速を所定の範囲に制御する各種の技術が知られており、比較的高速の車速領域では、アクセル開度を自動調整することで所定の車速を得るオートクルーズ装置等が知られている。緩速走行時の車速制御技術としては、例えば、特開平10−278825号公報に開示されている技術が知られている。この技術はクリープ走行を利用して自動駐車を行うものであり、車速の制御は、基本的に運転者がブレーキ操作により実行するものであるが、自動駐車に適した車速範囲を越えた場合には報知手段により運転者に報知することで運転者の適切なブレーキ操作を促すものである。また、設定車速を閾値として、この車速を越えたら制動力を付与することで車速を制御する技術も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
こうしたクリープ走行利用時には、車速のコントロール性を向上させ、車速制御範囲を拡大するため、トルクアップといわれる駆動力付与制御を行う技術が知られている。しかし、トルクアップを行っている場合には、トルクアップを行っていない場合に比べて必要な制動力が増大するため、制動系への負担が大きくなり、運転者の制動操作量も増大してしまう。
【0004】
そこで本発明は、制動系への負担を増大させることなく、駆動力付与制御が可能な走行制御装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明に係る走行制御装置は、アクセルオフ時のエンジン発生トルクを所定のトルクアップ状態とすることで緩速走行時のブレーキ操作による車速調整を容易にする緩速走行モードを備える走行制御装置において、緩速走行モード時に停車している場合にはトルクアップを解除または軽減することを特徴とする。
【0006】
停車状態が継続した場合には、トルクアップを解除または軽減することにより停車に必要な制動力が軽減され、制動系への負担が軽減される。
【0007】
この緩速走行モードは駐車支援装置による駐車支援中に実行されることが好ましい。このようにすると、駐車支援操作時の操作性が向上する。
【0008】
トルクアップの解除または軽減後に停止状態が継続している場合には、運転者に駐車支援の解除を促す報知手段をさらに備えていることが好ましい。トルクアップ停止後も停止状態が継続している場合には、駐車支援が対応しきれない急勾配や障害物が存在している場合が考えられることから、このような場合には駐車支援を解除して運転者の手動操作に切り換えることが好ましいからである。
【0009】
トルクアップの解除または軽減操作後にブレーキ解除操作が継続して車両が移動した場合には、トルクアップを復帰させることが好ましい。このようにすると、進路上に歩行者が存在するなどして運転者が一時的に停車させた場合、発進後にトルクアップを自動的に復帰させることができるとともに、トルクアップとトルクダウンのハンチングを抑制することができるので、乗り心地が向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の参照番号を附し、重複する説明は省略する。
【0011】
図1は本発明に係る走行制御装置110を含む駐車支援装置100のブロック構成図である。この駐車支援装置100には、本発明に係る走行制御装置110に加えて自動操舵装置120を備えており、制御装置である駐車支援ECU1により制御される。駐車支援ECU1は、CPU、ROM、RAM、入力信号回路、出力信号回路、電源回路などにより構成され、走行制御装置110の制御を行う走行制御部10と自動操舵装置の制御を行う操舵制御部11とを有している。この走行制御部10と操舵制御部11とは駐車支援ECU1内でハード的に区分されていてもよいが、ハード的には同一のCPU、ROM、RAM等を用い、ソフト的に区分されていてもよい。
【0012】
走行制御装置110は、前述した走行制御部10と制動系、駆動系により構成される。制動系は各輪へ付与する制動力をブレーキECU31によって電子制御する電子制御ブレーキ(ECB)システムであって、アクチュエータ34により各輪に配置された油圧ブレーキのホイルシリンダ38へ付加されるブレーキ油圧を調整することで制動力を調整する。ブレーキECU31には、各輪に配置されてその車輪速を検出する車輪速センサ32と、車両の加速度を検出する加速度センサ33、アクチュエータ34内に配置されており、内部およびホイルシリンダ38に付加される油圧を検出する図示していない油圧センサ群、ブレーキペダル37とアクチュエータ34との間に接続されているマスタシリンダ35の油圧を検出するマスタシリンダ(M/C)油圧センサ36の各出力信号が入力されている。
【0013】
駆動系を構成するエンジン22はエンジンECU21によって制御され、エンジンECU21とブレーキECU31は走行制御部10と相互に情報を通信して協調制御を行う。ここで、エンジンECU21には、トランスミッションのシフト状態を検出するシフトセンサ12の出力が入力されている。
【0014】
自動操舵装置120は、ステアリングホイール40とステアリングギヤ41との間に配置されたパワーステアリング装置を兼ねる駆動モータ42と、ステアリングの変位量を検出する変位センサ43とを備え、操舵制御部11は駆動モータ42の駆動を制御するとともに、変位センサ43の出力信号が入力されている。
【0015】
走行制御部10と操舵制御部20とを備える駐車支援ECU1には、車両後方の画像を取得するための後方カメラ15で取得した画像信号と、駐車支援にあたって運転者の操作入力を受け付ける入力手段16の出力信号が入力されるとともに、運転者に対して画像により情報を表示するモニタ13と、音声により情報を提示するスピーカー14が接続されている。
【0016】
図2はこの装置を用いた駐車支援制御の概要を説明する図である。車両5が図に示される位置から5aに示される位置へ移動して路肩63に沿って駐車されている車両61と62の間にいわゆる縦列駐車を行う場合を例に説明する。
【0017】
まず、車両5を図に示される位置に移動した後、運転者はモニタ13に表示されている後方カメラ15で撮像した画像を見ながら、入力手段16を操作することにより、画面上に表示されている駐車枠を図の5aの位置に移動させることで、目標駐車位置の設定を行う。以下、車両の重心位置をP(x,y)とし、目標駐車位置5aの重心位置をPt(xt,yt)で表す。
【0018】
駐車支援ECU1は、画像認識処理によりPt(xt,yt)を求める。Pt(xt,yt)は例えば現在の車両位置P(x,y)を原点とする相対座標として求めてもよい。次に、駐車支援ECU1はP(x,y)からPt(xt,yt)に至る最適な車両重心の経路51を求め、この経路51を採るために必要な操舵操作と重心位置に対応する操舵角変化として算出する。
【0019】
運転者がブレーキペダル37を踏み込んで、シフトレバーを操作して後退にセットすると、駐車支援ECU1の走行制御部10は、エンジンECU21にエンジン22をトルクアップするよう指示する。これにより、エンジン22は通常のアイドル時より高い回転数で回転することにより、駆動力の高いトルクアップ状態に移行する。このため、アクセル操作を行うことなく、ブレーキペダル37のみで調整できる車速範囲が拡大し、車両のコントロール性が向上する。
【0020】
そして、運転者がブレーキペダル37を戻すと、そのペダル開度に応じてアクチュエータ34によってホイルシリンダ38に付与されるホイルシリンダ油圧(ブレーキ油圧)が調整され、各輪に付与される制動力を調整することで車速を調整する。このとき、車輪速センサ32で検出している車速が上限車速を超えないようアクチュエータ34で各ホイルシリンダ38に付与するブレーキ油圧を調整することで制動力を付与して上限車速Vref以下となるよう車速ガードを行う。以上の走行制御を以下、緩速走行モード制御と呼ぶ。
【0021】
操舵制御部11は、変位センサ43の出力を監視しながら、駆動モータ42を制御してステアリングギヤ41を操作して舵角が駐車支援ECU1で求めた舵角変位に合致するよう制御する。こうして設定した経路に沿った移動が行われるので、運転者は進路上の安全確認と車速調整に専念することができる。進路上に障害物や歩行者等が存在した場合は、運転者がブレーキペダル37を踏み込むと、それに応じた制動力がブレーキECU31の制御によりアクチュエータ34を経てホイルシリンダ38へと付与されるので安全に減速、停止することができる。
【0022】
次に本実施形態における緩速走行モード制御の詳細について図3を参照して具体的に説明する。図3はこの制御を示すフローチャートである。本制御は上述した駐車支援操作中に、所定のタイミング(タイムステップΔt)で繰り返し実行されるものである。
【0023】
まず、ステップS1では、車輪速センサ3から読み込んだ各車輪速を基にして車両の速度Vを算出し、次のステップS2では車速Vが0か、つまり停止中か否かを判定する。停止中の場合にはステップS3へと移行して停止継続時間tstopにタイムステップΔtを加算することで継続して停止している時間を算出する。
【0024】
次のステップS4では、トルクアップ中か否かを判定する。トルクアップ中の場合にはステップS5へと移行して、停止継続時間tstopと閾値tth1とを比較する。このtth1は例えば30秒に設定される。tstop≧tth1の場合にはステップS6へと移行し、トルクアップを解除して処理を終了する。一方、ステップS5でtstop<tth1と判定された場合には、ステップS6の処理をスキップして終了する。この結果、閾値tth1より長時間、車両が継続して停止していた場合には、トルクアップを解除して、駆動力を小さく変更することにより、車両を停止させるのに必要な制動力を低下させる。これにより、運転者がブレーキを強く踏み続ける必要がなくなり、操作が楽になるほか、ブレーキ系への負荷も小さくなる。また、過剰なトルクアップを行わないので、無駄なエネルギ消費を抑制することができる。
【0025】
ステップS4でトルクアップ中でないと判定された場合、つまり、ステップS6でトルクアップが解除された後もなおも車両が停止し続けている場合には、ステップS7へと移行し、ブレーキペダル37を戻す戻し操作中であるか否かを判定する。この戻し操作の有無の判定は、例えば、油圧センサ36で測定しているマスタシリンダ油圧の変化を参照し、マスタシリンダ油圧が前回のタイムステップより減少している場合に戻し操作中であると判定すればよい。
【0026】
ステップS7で戻し操作中でないと判定された場合、つまり運転者がブレーキペダル37を前回のタイムステップよりさらに踏み込んでいるか、同様に踏み続けている場合にはステップS8へと移行して、ブレーキ戻し操作の継続時間tblを0に初期化した後、ステップS9で停止継続時間tstopと閾値tth2とを比較する。tth2はtth1より長時間に設定されており、例えば、3分に設定されている。tstop<tth2と判定された場合には、その後の処理をスキップして終了する。tstop≧tth2の場合にはステップS10へと移行し、モニタ13やスピーカー14によって運転者に駐車支援を解除するように促す警報処理を行ってから処理を終了する。
【0027】
この結果、トルクアップ解除後に停車状態が継続している場合には、トルクアップ解除状態が継続されるとともに、長時間停車状態が継続している場合には、障害物や急勾配などの駐車支援装置では対応しきれない事情が発生している可能性があるとみて駐車支援解除を促すので、対応不能な状態で駐車支援を継続することがなく、運転者の装置に対する信頼を確保できる。
【0028】
ステップS7で戻し操作中であると判定された場合には、ステップS11で戻し操作の継続時間tblにタイムステップΔtを加算し、次のステップS12でtblと閾値tth3とを比較する。このtth3は例えば、戻し操作の速度に応じて速度が速いほど短く、遅いほど長く設定することが好ましい。tbl<tth3と判定された場合には、その後の処理をスキップして終了する。tbl≧tth3の場合にはステップS13へと移行し、トルクアップを再開する。この結果、運転者がブレーキを踏んで意図的に車両を停止させた後にブレーキを緩めたような場合には、トルクアップを再開して駆動力を大きくし、発進性を向上させることができるので、車両のコントロール性を維持することができる。また、このブレーキ戻し操作が小さい場合には、トルクアップ解除状態を継続することで、運転者が意図的にではなく、一時的にブレーキを緩めた場合に急にトルクアップが復帰することがないので、運転者の意図通りの車両コントロールを行うことができる。
【0029】
ステップS2で停止中ではないと判定された場合には、ステップS14で停止継続時間tstopに0を設定して初期化した後、処理を終了する。この場合には、トルクアップ状態が継続されているので、車両のコントロール性を維持することができる。
【0030】
以上の説明では、自動操舵機能を有する駐車支援装置における実施例を説明してきたが、操舵を自動的に切り替えるのではなく、運転者に対して適切な操舵量を指示する操舵ガイダンスを行う駐車支援装置でも同様に用いることができる。さらに、ブレーキペダルによる車速制御範囲を拡大する走行制御装置110単体の場合でも駐車操作や停止、移動を繰り返す場合に好適である。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、運転者の意図により、あるいは、障害物や急勾配等の外部条件によって車両が停止している場合にはトルクアップを自動的に解除するので、無駄にトルクアップを継続することがなく、制動系への負担を抑制するとともに、運転者の負担も軽減することができる。
【0032】
さらに、ブレーキ解除操作が継続する場合にはトルクアップを復帰させることで、トルクアップが必要な際には確実にトルクアップ状態へと復帰させることができ、車両の発進性やコントロール性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る走行制御装置を含む駐車支援装置の概略構成図である。
【図2】図1の装置における駐車支援制御の概要を説明する図である。
【図3】本発明に係る緩速走行支援制御の処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…駐車支援ECU、10…走行制御部、11…操舵制御部、12…シフトセンサ、13…モニタ、14…スピーカー、15…後方カメラ、16…入力手段、21…エンジンECU、22…エンジン、31…ブレーキECU、32…車輪速センサ、33…加速度センサ、34…アクチュエータ、35…マスタシリンダ、36…油圧センサ、37…ブレーキペダル、38…ホイルシリンダ、40…ステアリングホイール、41…ステアリングギヤ、42…駆動モータ、43…変位センサ、5…車両、61、62…他車、100…駐車支援装置、110…走行制御装置、120…自動操舵装置。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a travel control device including a slow travel mode that facilitates vehicle speed adjustment only by a brake operation during slow travel.
[0002]
[Prior art]
Various techniques are known for controlling the vehicle speed within a predetermined range when the vehicle is running, and in a relatively high speed vehicle speed range, an auto cruise device that obtains a predetermined vehicle speed by automatically adjusting the accelerator opening is known. ing. As a vehicle speed control technique during slow running, for example, a technique disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 10-278825 is known. This technology uses creep driving to perform automatic parking.Vehicle speed control is basically performed by the driver by braking, but when the vehicle speed range suitable for automatic parking is exceeded. Is to notify the driver by a notification means, thereby prompting the driver to perform an appropriate brake operation. Also known is a technique for controlling the vehicle speed by applying a braking force when the vehicle speed exceeds the set vehicle speed as a threshold.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
A technique for performing driving force application control called torque up is known in order to improve the controllability of the vehicle speed and expand the vehicle speed control range when using such creep running. However, when the torque is increased, the required braking force increases compared to when the torque is not increased, which increases the burden on the braking system and increases the amount of braking operation by the driver. End up.
[0004]
Therefore, an object of the present invention is to provide a travel control device that can perform driving force application control without increasing the load on the braking system.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problem, a travel control device according to the present invention provides a slow travel mode that facilitates vehicle speed adjustment by brake operation during slow travel by setting the engine generated torque when the accelerator is off to a predetermined torque-up state. When the vehicle is stopped in the slow driving mode, the torque increase is released or reduced.
[0006]
When the stopped state continues, the braking force necessary for stopping is reduced by releasing or reducing the torque increase, and the load on the braking system is reduced.
[0007]
This slow driving mode is preferably executed during parking assistance by the parking assistance device. If it does in this way, the operativity at the time of parking assistance operation will improve.
[0008]
In the case where the stop state continues after cancellation or reduction of the torque increase, it is preferable to further include notification means for urging the driver to cancel the parking assistance. If the stopped state continues after the torque-up stop, there may be a steep slope or obstacle that the parking support cannot handle, so in this case the parking support is canceled. This is because it is preferable to switch to manual operation by the driver.
[0009]
It is preferable to restore the torque increase when the brake release operation continues and the vehicle moves after the torque increase cancellation or reduction operation. In this way, when the driver temporarily stops due to the presence of a pedestrian on the course, the torque up can be automatically restored after the start, and the torque up and torque down hunting can be performed. Since it can suppress, riding comfort improves.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
DESCRIPTION OF EXEMPLARY EMBODIMENTS Hereinafter, preferred embodiments of the invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. In order to facilitate the understanding of the description, the same reference numerals are given to the same components in the drawings as much as possible, and duplicate descriptions are omitted.
[0011]
FIG. 1 is a block diagram of a
[0012]
The
[0013]
The
[0014]
The
[0015]
The parking support ECU 1 including the
[0016]
FIG. 2 is a diagram for explaining the outline of parking support control using this apparatus. The case where the
[0017]
First, after moving the
[0018]
Parking assist ECU1 calculates a Pt (x t, y t) by the image recognition processing. Pt (x t , y t ) may be obtained as relative coordinates with the current vehicle position P (x, y) as the origin, for example. Next, the parking assist ECU1 corresponding to P (x, y) from Pt (x t, y t) determined the
[0019]
When the driver depresses the
[0020]
When the driver returns the
[0021]
While monitoring the output of the
[0022]
Next, details of the slow running mode control in the present embodiment will be specifically described with reference to FIG. FIG. 3 is a flowchart showing this control. This control is repeatedly executed at a predetermined timing (time step Δt) during the parking assist operation described above.
[0023]
First, in step S1, the vehicle speed V is calculated based on each wheel speed read from the wheel speed sensor 3, and in the next step S2, it is determined whether the vehicle speed V is 0, that is, whether the vehicle is stopped. When the vehicle is stopped, the process proceeds to step S3, and the time of continuous stop is calculated by adding the time step Δt to the stop duration tstop.
[0024]
In the next step S4, it is determined whether torque is being increased. When the torque is being increased, the process proceeds to step S5, and the stop duration tstop is compared with the threshold value tth1. This tth1 is set to 30 seconds, for example. When tstop ≧ tth1, the process proceeds to step S6, the torque-up is released, and the process is terminated. On the other hand, if it is determined in step S5 that tstop <tth1, the process of step S6 is skipped and the process ends. As a result, when the vehicle has been continuously stopped for a longer time than the threshold value tth1, the braking force necessary to stop the vehicle is reduced by releasing the torque increase and changing the driving force to a smaller value. Let This eliminates the need for the driver to continue to depress the brakes, making operation easier and reducing the load on the brake system. Moreover, since excessive torque increase is not performed, useless energy consumption can be suppressed.
[0025]
If it is determined in step S4 that the torque is not being increased, that is, if the vehicle is still stopped after the torque increase is canceled in step S6, the process proceeds to step S7, and the
[0026]
If it is determined in step S7 that the return operation is not being performed, that is, if the driver has stepped on the
[0027]
As a result, if the stopped state continues after the torque-up is released, the torque-up released state continues, and if the stopped state continues for a long time, parking assistance such as obstacles and steep slopes Since it is considered that there may be a situation that cannot be handled by the device, parking support cancellation is urged, so that parking assistance is not continued in a state where the device cannot be handled, and the driver's trust in the device can be ensured.
[0028]
If it is determined in step S7 that the return operation is being performed, the time step Δt is added to the return operation duration tbl in step S11, and tbl and the threshold value tth3 are compared in the next step S12. This tth3 is preferably set shorter as the speed is higher and longer as the speed is lower, for example, according to the speed of the return operation. If it is determined that tbl <tth3, the subsequent process is skipped and the process ends. In the case of tbl ≧ tth3, the process proceeds to step S13 and the torque up is resumed. As a result, when the driver depresses the brake and intentionally stops the vehicle and then releases the brake, the torque can be resumed to increase the driving force and improve the startability. The controllability of the vehicle can be maintained. Further, when the brake return operation is small, the torque-up release state is continued, so that the torque-up does not return suddenly when the driver unintentionally releases the brake temporarily. As a result, the vehicle can be controlled as intended by the driver.
[0029]
If it is determined in step S2 that the vehicle is not stopped, the stop duration tstop is set to 0 and initialized in step S14, and then the process ends. In this case, since the torque-up state is continued, the controllability of the vehicle can be maintained.
[0030]
In the above description, the embodiment in the parking assist device having the automatic steering function has been described. The same can be used in the apparatus. Furthermore, even in the case of the
[0031]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, torque increase is automatically canceled when the vehicle is stopped due to the driver's intention or due to an external condition such as an obstacle or a steep slope. Torque-up is not continued, and the burden on the braking system can be suppressed and the burden on the driver can be reduced.
[0032]
Furthermore, when the brake release operation continues, the torque-up is restored, so that when the torque-up is necessary, the torque-up state can be surely restored, and the startability and controllability of the vehicle are ensured. be able to.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram of a parking assistance device including a travel control device according to the present invention.
FIG. 2 is a diagram for explaining an outline of parking support control in the apparatus of FIG. 1;
FIG. 3 is a flowchart showing a process of slow running support control according to the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (4)
緩速走行モード時に停車している場合にはトルクアップを解除または軽減することを特徴とする走行制御装置。In a travel control device having a slow travel mode that facilitates vehicle speed adjustment by brake operation during slow travel by setting the engine generated torque when the accelerator is off to a predetermined torque-up state,
A travel control device that releases or reduces torque increase when the vehicle is stopped in a slow travel mode .
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002005075A JP3974783B2 (en) | 2002-01-11 | 2002-01-11 | Travel control device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002005075A JP3974783B2 (en) | 2002-01-11 | 2002-01-11 | Travel control device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003205810A JP2003205810A (en) | 2003-07-22 |
JP3974783B2 true JP3974783B2 (en) | 2007-09-12 |
Family
ID=27644221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002005075A Expired - Fee Related JP3974783B2 (en) | 2002-01-11 | 2002-01-11 | Travel control device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3974783B2 (en) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4488012B2 (en) * | 2007-02-27 | 2010-06-23 | トヨタ自動車株式会社 | Vehicle travel support device |
-
2002
- 2002-01-11 JP JP2002005075A patent/JP3974783B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003205810A (en) | 2003-07-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3755464B2 (en) | Parking assistance device | |
JP6275213B2 (en) | Vehicle start control device | |
JP3930110B2 (en) | Vehicle cruise control device | |
EP1327554B1 (en) | Vehicle traveling control system | |
JP3832526B2 (en) | Vehicle travel control device | |
JP5119768B2 (en) | Vehicle braking / driving control device for controlling braking and starting of vehicle | |
JP5206868B2 (en) | Driving assistance device | |
JP3675240B2 (en) | Vehicle tracking control device | |
US9393938B2 (en) | Vehicular brake control apparatus | |
JP3786643B2 (en) | Vehicle speed automatic setting method and apparatus | |
JP3785837B2 (en) | Vehicle travel control device | |
JP3988774B2 (en) | Vehicle travel control device | |
JP4039062B2 (en) | Parking assistance device | |
JP5115458B2 (en) | Driving assistance device | |
US8396638B2 (en) | Vehicle drive control device | |
JP2004352110A (en) | Travel supporting device for vehicle | |
CN110641466A (en) | Vehicle control device | |
JP4163844B2 (en) | Vehicle rear-end collision avoidance device | |
JP4013051B2 (en) | Driving assistance device | |
JP7001007B2 (en) | Vehicle control device | |
JP3974783B2 (en) | Travel control device | |
WO2021172502A1 (en) | Driving assistance method and driving assistance device | |
JP3988773B2 (en) | Vehicle travel control device | |
JPH05162623A (en) | Automatic brake device | |
KR20170024231A (en) | A control method of car brake system in ramp |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040930 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070207 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070313 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070510 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070605 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070615 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 3974783 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100622 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110622 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110622 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120622 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120622 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130622 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |