JP3974384B2 - Motor and disk device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モータ、特に、固定側部材を構成するブラケットが、プレス加工等によって形成されたり、小型・薄型化のために形成された薄肉部材からなるモータに関する。
【0002】
【従来の技術】
ハードディスク等のディスク装置は、記録ディスクと、この記録ディスクと同心に配置された回転駆動用のモータとを有している。このモータは、主に、シャフト等を含む固定側部材と、この固定側部材に回転自在に支持され記録ディスクが搭載されるロータと、固定側部材に固定されたステータとを有している。そして、ステータには電機子コイルが、またロータにはステータに対向するロータマグネットがそれぞれ設けられ、両者の電磁作用によってロータが回転するようになっている。
【0003】
このようなモータにおいては、固定側部材を構成する部材としてブラケットが設けられている。ブラケットは、ロータ及びステータのユニットをシャーシ等に固定するための部材であり、一般に、円板状に形成されてモータの底面部を構成している。そして、従来のブラケットは、アルミのダイカストや鋼板をプレス加工して形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のブラケットにおいて、アルミのダイカストによって形成されたものは、製造コストが比較的高くなる。一方、ブラケットをプレス加工により形成する場合は、低コスト化が図れるが、プレス加工により形成されたブラケットは、その厚みが薄くならざるを得ず、特に、シャフトをブラケットの中央部に固定する、いわゆるシャフト固定タイプのモータの場合、シャフトとブラケットとの締結部分に十分な強度を得ることができず、回転中の振動原因となる。特にブラケットの剛性が弱いためその締結部分に隙間ができることがある。そこで、プレス加工によって形成されたブラケットの中央部にハブ形状のアルミブッシュを嵌合固定し、このアルミブッシュとシャフトとを締結し、さらにブラケットはこのアルミブッシュに締結するようにしてブラケットとシャフトの締結強度を高くするようにした構造も提供されている。
【0005】
しかし、このようなプレス加工に加えてアルミブッシュを嵌合固定するタイプのブラケットでは、アルミブッシュという部品が必要になるのみならず、製造工程も増え、結局、コストの低減を図ることができない。
本発明の課題は、ブラケットと固定部材との締結強度を十分に確保しつつ低コスト化を図ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係るモータは、固定側部材と、ロータと、ステータとを備えている。固定側部材は固定部材本体及び固定部材本体に固定され薄肉部材からなるブラケットを有している。ロータは固定側部材に回転自在に支持され外周部にロータマグネットを有している。ステータは、ブラケットに固定され、ロータマグネットと対向するコイルを有している。そして、ブラケットはロータの回転軸方向に延伸して形成された円筒部を内周部に有しており、円筒部は、固定部材本体に嵌合固定されるとともに、その嵌合部の少なくとも一部が固定部材本体に接着固定されている。
【0007】
このモータでは、固定側部材に回転自在に支持されたロータが、そのロータマグネットとステータとの間の電磁作用によって回転する。このとき、ステータが固定されるブラケットは、薄肉部材から構成されており、それ自身の剛性は比較的低く、したがって、固定部材本体との締結強度が不足するおそれがある。
しかし、この発明では、ブラケットは軸方向に延伸して形成された円筒部を有しており、この円筒部は固定部材本体に嵌合固定され、さらに嵌合固定された部分の一部は固定部材本体に接着固定されているので、接着固定をの使用によって締結強度が向上している。
【0008】
ここでは、例えば、ブラケットをプレス加工によって形成すると、薄肉であるため剛性が低く歪みが生じやすく、このことからブラケットの円筒部にシャフトを圧入により嵌合固定するのみでは締結力が不足する恐れがあるが、その嵌合部の少なくとも一部に接着固定をすることによりブラケットとシャフトとの間の締結強度を高めることができる。このことはブラケットの円筒部にシャフトを圧入固定に限らず隙間嵌め等による嵌合固定の場合にも効果がある。
【0009】
円筒部の外周側には、ステータの内周部が嵌合されている。ここでは、ブラケットの固定部材本体に対する嵌合部の外周に、ステータを嵌合しているので、その締結部はステータにより締め付けられ、締結力をより高めることができる。このとき、ブラケット円筒部におけるステータの嵌合されていない部分は、外側からの締め付け力が作用しない。したがって、この部分について何ら対策しない場合は、ステータが嵌合された部分と嵌合されていない部分とで締結力が異なり、安定した締結強度を得ることができない。
【0010】
しかしここでは、ステータが嵌合されていない部分については、接着剤による接着固定により締結力を得ている。したがって、ブラケットの円筒部の全体にわたって均一な締結力が得られ、安定した締結を実現できる。
さらに、円筒部の先端側部分がステータによって強固に締め付けられると、この局部的な締め付けによってステータの嵌合されていない(締め付けられていない)部分が歪み、この部分と固定部材本体との間に隙間が生じるおそれがある。このような隙間が生じると、締結力が不十分になる。
【0011】
しかし、本発明では、ステータの嵌合されていない部分が接着固定されているので、以上のような不具合を抑えることができ、安定して強固な締結力を得ることができる。
【0012】
この場合は、製造コストを抑えることができる。請求項2に係るモータは、請求項1のモータにおいて、前記円筒部の外周面には段差が形成されており、前記ステータの軸方向端面が前記段差に当接して前記ステータの軸方向の位置決めがなされている。
【0013】
ブラケットをプレス加工により形成する場合、円筒部の先端側部分を薄肉円筒部とし、それ以外の部分を厚肉円筒部とすることが容易である。そして、このように先端側とそれ以外の部分とで肉厚を変えると、それらの境界部分の外周面には段差が形成される。ここでは、その段差に、ステータの軸方向の端面を当接させることによってステータの軸方向の位置決めを行っている。
【0014】
この場合は、ステータを円筒部に嵌合固定する場合の位置決めが容易になる。なお、段差は、バーリング加工の際に形成することが可能であるが、バーリング加工によって円筒部を形成した後に、高精度に形成するために切削によって形成することも可能である。請求項3に係るモータは、請求項1又は2のいずれかのモータにおいて、ロータマグネットはステータの外周側に配置されている。
【0015】
ここでは、アウタロータタイプのモータに本発明を適用したものである。請求項6に係るモータは、請求項4のモータにおいて、固定部材本体はブラケットの中央部に固定されたシャフトであり、シャフトに対してロータを回転自在に支持する軸受をさらに備えている。また、ロータは、軸受を介してシャフトに回転自在に支持されたロータハブ部と、ステータと対向するようにロータマグネットが固定されたロータ円筒部とを有している。
【0016】
ここでは、ブラケットの円筒部は固定部材本体としてのシャフトに締結される。そして、このシャフトの回りにロータが回転する。このようなタイプのモータにおいても、前記同様の作用効果を有する。請求項5に係るモータは、請求項3のモータにおいて、ロータは、ブラケットの円筒部内方に配置されたロータシャフト部と、ロータシャフト部が中心部に設けられたロータハブ部と、ステータと対向するようにロータマグネットが固定されたロータ円筒部とを有している。また、ブラケットの円筒部内周に設けられ、ブラケットにロータシャフト部を回転自在に支持するための軸受をさらに備えており、固定部材本体は軸受である。
【0017】
ここでは、ブラケットの円筒部内周と、ブラケット円筒部の中心部に配置されたロータシャフト部との間に軸受が配置されており、ロータはブラケットの円筒部に軸受を介して支持されて回転する。このようなタイプのモータにおいても、前記同様の作用効果を有する。ここで軸受とは、転がり軸受、動圧軸受等を適用することができる。
【0018】
請求項6に係るディスク装置は、請求項1から5のいずれかに記載のモータと、ロータに装着された記録ディスクとを備えている。このディスク装置では、ブラケットをプレス加工によって形成できるので、製造コストを低減でき、しかもブラケットと固定部材本体の締結強度を高くすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態が採用されたモータ1の概略断面構成図である。このモータ1は、ディスク装置に搭載されて記録ディスク等を回転駆動するためのモータであり、図1のO−O線が回転中心となっている。
【0020】
図1において、モータ1は、主に、ディスク装置のシャーシ2に形成された開口部に固定される固定側部材3と、固定側部材3に対して回転自在なロータ4と、固定側部材3に固定されたステータ5とを備えている。
固定側部材3は、シャフト6と、このシャフト6が中心部に固着されたブラケット7とを有している。
【0021】
ブラケット7は、厚みの比較的薄いプレート部材をプレス加工して形成された円板状の部材であり、内周部から順に、内周円筒部10、底面部11、外周円筒部12及びフランジ部13を連続して有している。
内周円筒部10は、バーリング加工によって回転軸方向に延伸して形成されており、図2に拡大して示すように、先端側(上側)の肉厚の比較的薄い薄肉円筒部15と、この薄肉円筒部15の基端側(下側)に連続して形成され薄肉円筒部15よりも肉厚の厚い厚肉円筒部16とを有している。内周円筒部10の外周面において薄肉円筒部15と厚肉円筒部16との境界部分には、段差17が形成されている。このような薄肉円筒部15と厚肉円筒部16とは、バーリング加工によって一工程で形成することができ、切削加工は不要である。そして、薄肉円筒部15はシャフト6に対して圧入による嵌合固定され、厚肉円筒部16はシャフト6に対して接着剤で接着固定されている。つまり、シャフト6とその内周円筒部10とは嵌合固定され、その一部が接着固定されている。底面部11は、厚肉円筒部16の下端部から回転軸に直交する方向に延び、円板状に形成されている。そして、底面部11の外周部は上方に斜めに折り曲げられて外周円筒部12に連続している。外周円筒部12は内周円筒部10と平行に形成されており、この外周円筒部12の上端部からさらに外方にフランジ部13が形成されている。そして、外周円筒部12の外周面がシャーシ11の開口部端面と当接し、芯出し(半径方向の位置決め)が行われ、フランジ部13の下面がシャーシ2にネジにて固定されている。
【0022】
ロータ4は2つの転がり軸受20,21によってシャフト6に回転自在に支持されたロータハブ23を有しており、このロータハブ23の外周部に設けられた磁性材からなる円筒状のヨーク24(ロータ円筒部に相当)の内周面にロータマグネット25が設けられている。なお、ロータハブ23には、記録ディスクが固定されるようになっている。
【0023】
シャフト6は、円筒状で外周面に、軸受20,21及びブラケット7を接着固定するのに使用する接着剤を溜める接着溝がそれぞれの嵌合部に対応して形成されている。
ステータ5は、磁性板を積層してなるステータコア26とこれに巻設される電機子コイル27とからなる。ステータコア26は、環状部とこれの外周側から径方向にのび周方向に所定間隔をあけてなる複数の磁極部とからなるもので、それぞれの磁極部にコイル26が巻設される。このようなステータ5が、ロータ4の内方に、かつ外周側の端面がロータマグネット25に所定の隙間を介して対向するように配置されている。このステータ5とロータマグネット24とによって、ロータ4に回転力を与えるための磁気回路部が構成されている。また、ステータ5の内周側の端面、すなわちステータコア26の内周端面(環状部の内周面)がブラケット16の薄肉円筒部15の外周面に嵌合固定されている。ここで、ステータ5を薄肉円筒部15に嵌合する際、軸方向における位置決めを行う必要があるが、この軸方向の位置決めを、薄肉円筒部15と厚肉円筒部16とによって形成された段差17を利用している。すなわち、段差17の上面にステータ5の下面(環状部の下面)を当接させて軸方向の位置決めを行っている。このような位置決めによって、ステータ5のコイル27がブラケット3の底面部11に干渉しないようになっている。
【0024】
ステータ5は、ブラケット7とシャフト6とが締結された組立体において、その内周円筒部10に接着剤を介して嵌合固定される。このときステータ5は、シャフト6に対して薄肉円筒部15を締め付けるように応力が作用し、ブラケット7とシャフト6との締結力を強固なものとしている。また、その接着剤は、ステータコア26の環状部の下面とブラケット3の底面部11との間にも行き渡るように充填されている(符号28で示される部分)。これにより、ステータ5はブラケット7の底面部11とで締結され、内周円筒部10との締結と合わせて軸方向及び径方向の剛性が向上して固定されている。また、そのブラケット7の底面部11は軸方向の剛性が弱いため、その接着剤によってステータ5から電磁振動などが生じてもダンパー効果によりモータ全体を振動させることを抑制することができる。
【0025】
ここで、薄肉円筒部15がステータ5の嵌合によって外周側から強固に締め付けられると、内周円筒部10の先端側部分が局部的に締め付けられることとなり、その応力が作用してステータ5の嵌合されていない厚肉円筒部16が歪み、厚肉円筒部16の内周面とシャフト6の外周面との間に隙間が生じるおそれがある。特に、ブラケット7がプレス加工を可能とする程度の肉厚に設定されているため、内周円筒部10は薄肉で歪みやすくその隙間が生じやすい。また、ブラケット7の内周円筒部10にシャフト6を挿入するときに、互いの嵌合面がかじられて部分的に隙間ができることもある。このような隙間が生じると、締結力が不十分になる。
【0026】
しかし、この実施形態では、ステータ5の嵌合されていない厚肉円筒部16がシャフト6の外周面に接着固定されているので、両者の間に隙間が生じるのを抑えることができ、強固な締結力を得ることができる。
なお、シャフト6の上方において、ロータハブ23の上端面には、軸受20,21を潤滑するためのグリス等の潤滑剤がディスク室内に飛散するのを防止するために、シールキャップ30が設けられている。
【0027】
このような構成のモータでは、ステータ5のコイル27に通電されると、ステータ5とロータ4との間に磁気回路が構成され、これによりロータ4はシャフト6の回りを回転する。
このようなモータでは、ブラケット3をプレス加工によって形成するので、製造コストを抑えることができる。また、ブラケット3とシャフト6との締結を、圧入固定と接着固定によって行っているので、従来のようなアルミブッシュ等を用いることなく締結強度を高く、かつ均一にすることができる。しかも、ブラケット3の薄肉円筒部15の外周にステータ5を嵌合固定しているので、この部分の締結力をより高めることができる。故に、ブラケット3をプレス加工したことによる利点を何ら不具合を伴うことなく享受することができる。
【0028】
また、ブラケット3の薄肉円筒部15と厚肉円筒部16との境界に形成された段差によってステータ5の軸方向の位置決めを行っているので、ステータ5の嵌合作業が容易になる。
[第2実施形態]
図3に本発明の第2実施形態を示すが、上記実施形態と同様の用途のモータである。この実施形態におけるモータ40は、ディスク装置のシャーシ2に固定される固定側部材41と、固定側部材41に対して回転自在なロータ42と、固定側部材41に固定されたステータ43とを備えている。
【0029】
固定側部材41は、シャーシ2に形成された開口部に固定されたブラケット44と、ブラケット44に対してロータ42を回転自在に支持するための2つの転がり軸受45,46を構成する外輪45a,46a(固定部材本体)とを有している。
ブラケット44は、前記同様に、薄肉状のプレート部材をプレス加工して形成された円板状の部材であり、内周部から順に、内周円筒部51、底面部52、外周円筒部53及びフランジ部54を連続して有している。
【0030】
内周円筒部51は、前記実施形態と同様に、バーリング加工によって軸方向に延伸して形成されており、先端側の薄肉円筒部55と、基端側の厚肉円筒部56とを有し、さらに両円筒部55,56の境界部分には段差57が形成されている。そして、薄肉円筒部55は軸受45,46の外輪45a,46aに対して圧入により嵌合固定され、厚肉円筒部56は外輪45a,46aに対して接着剤で接着固定されている。また、底面部52は厚肉円筒部56の下端部から軸O−Oに直交する方向に延びて形成されている。また、外周円筒部53は内周円筒部51と平行に形成されており、この外周円筒部53の上端部からさらに外方にフランジ部54が形成されている。そして、外周円筒部53の外周面がシャーシ2の開口部端面に当接し、フランジ部54の外周部下面がシャーシ2に固定されている。
【0031】
ロータ42は、前述の2つの軸受45,46によってブラケット44の内周円筒部51に回転自在に支持されたロータシャフト部60と、ロータシャフト部60の上端部に設けられた円板状のロータハブ部61と、ロータハブ61の外周部に設けられた円筒状のヨーク62(ロータ円筒部に相当)と、ヨーク62の内周面に設けられたロータマグネット63とを有している。
【0032】
ステータ43は、第1実施形態のものと同様にステータコア65と電機子コイル66とからなり、ロータ42の内方に、かつ外周側の端面がロータマグネット63に所定の隙間を介して対向するように配置されている。また、ステータ43の内周側の端面がブラケット44の薄肉円筒部55の外周面に嵌合固定されている。また、ステータ43の軸方向の位置決めは、ステータ43の下面を段差57の上面に当接させることによって行っている。このように、段差57を利用してステータ43の位置決めを行い、ステータ43のコイル66がブラケット44の底面部52に干渉しないようにしている。
【0033】
なお、前記実施形態と同様に、ステータ43の内周部とブラケット44の底面部52との間には、接着剤67が充填されている。
このような実施形態においても、前記各実施形態と同様の効果が得られ、内周円筒部51の軸方向略中間部にステータ43が嵌合固定されることにより、接着による嵌合固定された軸受45,46の外輪45a,46aと内周円筒部51の嵌合部において、そのステータ43の内周部以外の部分が接着固定されているため、隙間等が生じることなく強固な締結力が得られる。
【0034】
[本発明のモータが適用されるディスク装置]
図4は、本発明の実施形態が採用されたディスク装置の一般的な内部構成を模式図として示す。ハウジング71の内部は塵・埃等が極度に少ないクリーンな空間を形成しており、その内部に情報を記憶する円板状のディスク板73が装着されたモータ72が設置されている。加えてハウジング内部には、ディスク板73に対して情報を読み書きするヘッド移動機構77が配置され、このヘッド移動機構は、ディスク板上の情報を読み書きするヘッド76、このヘッドを支えるアーム75、およびヘッドおよびアームをディスク板上の所要の位置に移動させるアクチュエータ部74により構成される。
【0035】
[他の実施形態]
以上、本発明をディスク駆動用モータに適用した場合について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。例えば、上記ブラケットは、何れもプレス加工に適した材料として剛性の低い薄肉部材となっているが、これに限定されるものではなく、切削加工により形成されたもので小型・薄型化のために厚みをを小さくしてそれと同等の剛性の場合でも適用可能である。また、前記実施形態の軸受は転がり軸受を例示しているが、これに限定されるものではなく、動圧軸受やすべり軸受等を適用することも可能であり、例えば、第2実施形態の内周円筒部51の内側に動圧軸受を構成するスリーブを嵌合してロータシャフト部60を回転自在に支持するようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、ブラケットに、軸方向に延伸して形成された円筒部を設け、この円筒部と固定部材本体とを嵌合固定し、その嵌合部の少なくとも一部が接着固定によって締結したので、ブラケットを薄肉に形成した場合でも、他の部材を用いたりすることなくブラケットと固定部材本体との間の締結強度を高めることができる。
【0037】
また、ブラケット円筒部の嵌合固定された部分の外周側にステータを嵌合した場合は、その嵌合部がステータにより締め付けられ、締結力をより高めることができる。しかも、ステータをブラケット円筒部に嵌合固定した場合も、ステータの嵌合されていない部分が接着固定されているので、この部分も同様に強固で安定した締結力が得られる。
【0038】
さらに、ブラケットをプレス加工して形成した場合は、製造コストを抑えることができる。また、ブラケット円筒部に段差を設け、この段差を利用してステータの軸方向の位置決めを行うことにより、ステータを円筒部に嵌合固定する際の位置決めが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態によるモータの概略断面構成図。
【図2】図1の拡大部分図。
【図3】本発明の第2実施形態によるモータの概略断面構成図。
【図4】本発明のモータが適用されるディスク装置の模式図。
【符号の説明】
1,40 モータ
2 シャーシ
3 固定側部材
4,42 ロータ
5,43 ステータ
6 シャフト
7 ブラケット
10 内周円筒部
15,55 薄肉円筒部
16,56 厚肉円筒部
17,57 段差
25 ロータマグネット
27 コイル[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a motor, and more particularly, to a motor in which a bracket constituting a stationary member is formed by pressing or the like, or a thin member formed for miniaturization and thickness reduction.
[0002]
[Prior art]
A disk device such as a hard disk has a recording disk and a motor for rotation driving arranged concentrically with the recording disk. This motor mainly has a fixed side member including a shaft and the like, a rotor that is rotatably supported by the fixed side member and on which a recording disk is mounted, and a stator fixed to the fixed side member. The stator is provided with an armature coil, and the rotor is provided with a rotor magnet facing the stator, and the rotor is rotated by the electromagnetic action of both.
[0003]
In such a motor, a bracket is provided as a member constituting the stationary member. The bracket is a member for fixing the rotor and stator unit to a chassis or the like, and is generally formed in a disc shape and constitutes a bottom surface portion of the motor. The conventional bracket is formed by pressing aluminum die casting or steel plate.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
A conventional bracket formed by aluminum die casting has a relatively high manufacturing cost. On the other hand, when the bracket is formed by pressing, the cost can be reduced, but the bracket formed by pressing must be thin, and in particular, the shaft is fixed to the central portion of the bracket. In the case of a so-called shaft fixing type motor, sufficient strength cannot be obtained at the fastening portion between the shaft and the bracket, which causes vibration during rotation. In particular, since the bracket has a low rigidity, a gap may be formed in the fastening portion. Therefore, a hub-shaped aluminum bush is fitted and fixed to the center part of the bracket formed by pressing, and the aluminum bush and the shaft are fastened. Further, the bracket is fastened to the aluminum bush so that the bracket and the shaft are fastened. A structure is also provided in which the fastening strength is increased.
[0005]
However, in addition to such press work, a bracket that fits and fixes an aluminum bush not only requires a part called an aluminum bush, but also increases the number of manufacturing processes, and consequently cannot reduce the cost.
An object of the present invention is to reduce the cost while sufficiently securing the fastening strength between the bracket and the fixing member.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
A motor according to a first aspect includes a stationary member, a rotor, and a stator. The fixed side member has a fixed member main body and a bracket made of a thin member fixed to the fixed member main body. The rotor is rotatably supported by the fixed member and has a rotor magnet on the outer periphery. The stator has a coil fixed to the bracket and facing the rotor magnet. The bracket has a cylindrical portion formed by extending in the direction of the rotation axis of the rotor, and the cylindrical portion is fitted and fixed to the fixing member body, and at least one of the fitting portions. The part is bonded and fixed to the fixing member main body.
[0007]
In this motor, the rotor rotatably supported by the fixed side member is rotated by electromagnetic action between the rotor magnet and the stator. At this time, the bracket to which the stator is fixed is composed of a thin member, and its own rigidity is relatively low. Therefore, the fastening strength with the fixing member main body may be insufficient.
However, in this invention, the bracket has a cylindrical portion formed by extending in the axial direction, and this cylindrical portion is fitted and fixed to the fixing member body, and a part of the fixed portion is fixed. Since it is adhesively fixed to the member main body, the fastening strength is improved by using adhesive fixing.
[0008]
Here, for example, when the bracket is formed by press working, since it is thin, its rigidity is low and distortion is likely to occur.Therefore, there is a possibility that the fastening force is insufficient only by fitting and fixing the shaft to the cylindrical portion of the bracket by press fitting. However, the fastening strength between the bracket and the shaft can be increased by adhesively fixing at least a part of the fitting portion. This is effective not only in press-fitting and fixing the shaft to the cylindrical portion of the bracket but also in the case of fitting and fixing by clearance fitting or the like.
[0009]
On the outer side of the circular cylindrical portion, the inner peripheral portion of the stator is fitted. Here, since the stator is fitted to the outer periphery of the fitting portion with respect to the fixing member main body of the bracket, the fastening portion is fastened by the stator, and the fastening force can be further increased. At this time, the fastening force from the outside does not act on the portion of the bracket cylindrical portion where the stator is not fitted. Therefore, if no countermeasure is taken for this portion, the fastening force differs between the portion where the stator is fitted and the portion where the stator is not fitted, and stable fastening strength cannot be obtained.
[0010]
However, here, a fastening force is obtained by bonding and fixing with an adhesive for a portion where the stator is not fitted. Therefore, a uniform fastening force can be obtained over the entire cylindrical portion of the bracket, and stable fastening can be realized.
Further, when the tip end portion of the cylindrical portion is firmly tightened by the stator, the portion where the stator is not fitted (not tightened) is distorted by this local tightening, and the portion between the fixed member body and this portion is distorted. There may be gaps. When such a gap is generated, the fastening force becomes insufficient.
[0011]
However, in the present invention, since the portion where the stator is not fitted is bonded and fixed, the above-described problems can be suppressed and a stable and strong fastening force can be obtained .
[0012]
In this case, the manufacturing cost can be suppressed. The motor according to a second aspect is the motor according to the first aspect , wherein a step is formed on the outer peripheral surface of the cylindrical portion, and the axial end surface of the stator is in contact with the step and the axial positioning of the stator is performed. Has been made .
[0013]
When the bracket is formed by press working, it is easy to make the tip side portion of the cylindrical portion a thin cylindrical portion and make the other portion a thick cylindrical portion. When the thickness is changed between the tip side and the other parts in this way, a step is formed on the outer peripheral surface of the boundary part. Here, the axial positioning of the stator is performed by bringing the end surface of the stator in the axial direction into contact with the step.
[0014]
In this case, positioning when the stator is fitted and fixed to the cylindrical portion is facilitated. The step can be formed at the time of burring, but can also be formed by cutting in order to form with high accuracy after forming the cylindrical portion by burring. According to a third aspect of the present invention , in the motor according to the first or second aspect , the rotor magnet is disposed on the outer peripheral side of the stator.
[0015]
Here, the present invention is applied to an outer rotor type motor. The motor according to a sixth aspect is the motor according to the fourth aspect , wherein the fixing member main body is a shaft fixed to a central portion of the bracket, and further includes a bearing that rotatably supports the rotor with respect to the shaft. The rotor has a rotor hub portion rotatably supported on the shaft via a bearing, and a rotor cylindrical portion to which a rotor magnet is fixed so as to face the stator.
[0016]
Here, the cylindrical portion of the bracket is fastened to a shaft as a fixing member body. Then, the rotor rotates around this shaft. This type of motor also has the same effect as described above. According to a fifth aspect of the present invention , in the motor according to the third aspect , the rotor is opposed to the stator, the rotor shaft portion being disposed inside the cylindrical portion of the bracket, the rotor hub portion having the rotor shaft portion provided in the center portion, and the stator. And a rotor cylindrical portion to which the rotor magnet is fixed. Further, a bearing is provided on the inner periphery of the cylindrical portion of the bracket, and rotatably supports the rotor shaft portion on the bracket, and the fixed member body is a bearing.
[0017]
Here, a bearing is disposed between the inner periphery of the cylindrical portion of the bracket and the rotor shaft portion disposed at the center of the bracket cylindrical portion, and the rotor is supported by the cylindrical portion of the bracket via the bearing and rotates. . This type of motor also has the same effect as described above. Here, a rolling bearing, a dynamic pressure bearing, or the like can be applied as the bearing.
[0018]
A disk device according to a sixth aspect includes the motor according to any one of the first to fifth aspects, and a recording disk mounted on a rotor. In this disk apparatus, since the bracket can be formed by press working, the manufacturing cost can be reduced, and the fastening strength between the bracket and the fixing member main body can be increased.
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
[First Embodiment]
FIG. 1 is a schematic cross-sectional configuration diagram of a
[0020]
In FIG. 1, a
The
[0021]
The
The inner circumferential
[0022]
The rotor 4 has a
[0023]
The
The
[0024]
In the assembly in which the
[0025]
Here, when the thin
[0026]
However, in this embodiment, since the thick
Above the
[0027]
In the motor having such a configuration, when the
In such a motor, since the
[0028]
Further, since the
[Second Embodiment]
FIG. 3 shows a second embodiment of the present invention, which is a motor having the same application as the above embodiment. The
[0029]
The fixed-
Similarly to the above, the
[0030]
The inner peripheral
[0031]
The
[0032]
The
[0033]
Similar to the above-described embodiment, an adhesive 67 is filled between the inner peripheral portion of the
Also in such an embodiment, the same effects as those of the above-described embodiments can be obtained, and the
[0034]
[Disk device to which the motor of the present invention is applied]
FIG. 4 is a schematic diagram showing a general internal configuration of a disk device in which an embodiment of the present invention is adopted. The
[0035]
[Other Embodiments]
The case where the present invention is applied to a disk drive motor has been described above. However, the present invention is not limited to the above-described embodiment, and can be changed without departing from the gist of the present invention. For example, each of the brackets is a thin member with low rigidity as a material suitable for pressing, but is not limited to this, and is formed by cutting to reduce the size and thickness. The present invention is applicable even when the thickness is reduced and the rigidity is equivalent to that. In addition, the bearing of the embodiment is exemplified as a rolling bearing, but is not limited thereto, and a dynamic pressure bearing or a sliding bearing can be applied. For example, the bearing in the second embodiment A sleeve constituting a dynamic pressure bearing may be fitted inside the peripheral
[0036]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the bracket is provided with the cylindrical portion formed by extending in the axial direction, the cylindrical portion and the fixing member main body are fitted and fixed, and at least a part of the fitting portion is provided. Therefore, even when the bracket is formed thin, the fastening strength between the bracket and the fixing member main body can be increased without using other members.
[0037]
In addition, when the stator is fitted to the outer peripheral side of the fitting and fixing portion of the bracket cylindrical portion, the fitting portion is tightened by the stator, and the fastening force can be further increased. Moreover, even when the stator is fitted and fixed to the bracket cylindrical portion, the portion where the stator is not fitted is adhesively fixed, so that a strong and stable fastening force can be obtained in this portion as well.
[0038]
Furthermore, when the bracket is formed by pressing, manufacturing costs can be reduced. Further, by providing a step in the bracket cylindrical portion and positioning the stator in the axial direction by using this step, positioning when the stator is fitted and fixed to the cylindrical portion is facilitated.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic cross-sectional configuration diagram of a motor according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an enlarged partial view of FIG.
FIG. 3 is a schematic sectional view of a motor according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a schematic diagram of a disk device to which the motor of the present invention is applied.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記固定側部材に回転自在に支持され外周部にロータマグネットを有するロータと、
前記ブラケットに固定され、前記ロータマグネットと対向するコイルを有するステータとを備え、
前記ブラケットは前記ロータの回転軸方向に延伸して形成された円筒部を内周部に有し、
前記ブラケットの円筒部は、この内周側が前記固定部材本体に嵌合固定されるとともに、この外周側には、前記ステータの内周部が嵌合され、
前記固定部材本体と前記ブラケットとの嵌合部において少なくとも前記ステータの内周部以外の部分が接着固定されている、
モータ。A stationary member having a stationary member main body and a bracket made of a thin member formed by pressing a plate member fixed to the stationary member main body;
A rotor that is rotatably supported by the stationary member and has a rotor magnet on the outer periphery;
A stator having a coil fixed to the bracket and facing the rotor magnet;
The bracket has a cylindrical portion formed by extending in the rotation axis direction of the rotor on the inner peripheral portion,
The cylindrical portion of the bracket, together with the inner peripheral side is fitted and fixed to the fixing member body, this outer periphery, the inner periphery of the stator is fitted,
At least a portion other than the inner peripheral portion of the stator is bonded and fixed in the fitting portion between the fixing member main body and the bracket .
motor.
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