JP3974016B2

JP3974016B2 - Dust remover

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Publication number: JP3974016B2
Application number: JP2002318845A
Authority: JP
Inventors: 和男鶴田
Original assignee: Maezawa Industries Inc
Current assignee: Maezawa Industries Inc
Priority date: 2002-10-31
Filing date: 2002-10-31
Publication date: 2007-09-12
Anticipated expiration: 2022-10-31
Also published as: JP2004150205A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水路を流れる流水中の塵芥をスクリーンで捕捉した後、スクリーンから塵芥を掻き取る除塵機に関する。
【０００２】
【従来の技術】
この種の除塵機として、例えば下記特許文献１に記載されたものがある。この除塵機は、二本のガイドレール間にレーキを昇降可能に配設し、レーキを昇降させて、水路に配設されたスクリーンで捕捉した夾雑物や汚物等の塵芥を掻き取るようにしていた。しかしながら、この除塵機は、レーキの昇降を、水路の両側に付設した２本のガイドレールによってガイドするという構造上の特徴から以下の課題を有していた。つまり、昇降するレーキが、水路両側の２本のガイドレールと干渉する恐れがあるため、水路幅一杯にレーキ爪の寸法を採ることができず、スクリーンの両側に掻き残しを生じ易かった。また、各ガイドレールとレーキとの同期調整が必要であるため、設置作業が煩雑でコスト高を招いていた。
【０００３】
これに対して特許文献２に記載の除塵機は、１本のレールでレーキアームを昇降作動させ、このレーキアームに連動するレーキによって塵芥を掻き取るモノレール式除塵機である。この除塵機では、レーキに設けた掻き取り用のレーキ爪を水路の幅方向に配設し、そのレーキ爪の幅方向中央部にレーキ軸を設けてレーキアームに取り付け、レーキアームをガイドレールに沿って昇降させる構成となる。そのため、水路幅一杯にレーキ爪の寸法を採ることができて塵芥除去効率の向上が期待できる。また、レーキアームの昇降時の同期調整が不要になり、メンテナンス等が容易になる。
【０００４】
【特許文献１】
特開平８−１２０６４７号公報（第４−５欄、図３〜図７）
【特許文献２】
特開２００２−２１０４８号公報（第４−６頁、図１〜図６）
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した特許文献１及び２に記載の除塵機では、レーキまたはレーキアームに駆動源を取り付け、駆動源と共にレーキ及びレーキアームを昇降作動させていたため、昇降するレーキ及びレーキアームの重量が過大になり易い。このような除塵機では、レーキはスクリーンに対して起立して離間したり倒伏して接近する動作を繰り返すため、重量負荷を極力軽減することが望ましい。
特に、特許文献２に記載のモノレール式除塵機の場合、レーキの昇降を１本のレールでガイドするという構造上の特徴から、一層、レーキにかかる重量負荷を軽減する必要があった。
また、従来のモノレール式除塵機では、レーキの強度上の安全性、作動上の安定性のためにレーキ爪の幅が限られており、設置可能な水路幅が限られてくるという課題もあった。
【０００６】
本発明は、このような実情に鑑みて、昇降作動するレーキの重量を極力抑えて正確な作動制御を行えるようにした除塵機を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
本発明による除塵機は、レーキ支持部材に対して自重で揺動可能に支持されたレーキによってスクリーンにて捕捉された塵芥を掻き取るレーキ手段と、該レーキ手段を支持する無端状のチェーンを周回運動させることによってレーキ手段を昇降動作させる昇降機構と、前記チェーンの周回軌道をガイドするチェーンガイドと前記レーキ手段の移動経路及び姿勢をガイドするガイドレールとを備えたガイド機構と、前記チェーンを介してレーキ手段を昇降作動させるための駆動源とを備えた除塵機において、前記昇降機構は、上部スプロケット及び下部スプロケットと、該上部及び下部スプロケットに噛合状態で巻回されていて１本の前記レーキ手段をその左右方向中央部で支持する一本の前記チェーンとからなり、前記駆動源は前記ガイド機構を支持するレール部に固定配置されていることを特徴とする。
固定配置された駆動源から駆動力の伝達を受けたレーキ手段は、昇降機構によって昇降するとともにガイド機構によって案内されて、スクリーンで捕捉した塵芥を掻き取る。この場合、駆動源はレーキ手段とは別個のレール部に固定配置されているため、レーキ手段を軽量化できて正確な昇降作動を行える。
なお、本除塵機により、例えば昇降機構における上昇行程と下降行程の一方で塵芥の掻き取りを行い、他方でスクリーンからレーキが離間した戻り作動を行うという制御作動が可能である。
【００１３】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面により説明する。図１乃至図８は実施の形態による除塵機を示すものであり、図１は除塵機の側面図、図２は除塵機の正面図、図３はガイドレールとレーキ手段とワイパー手段との連結構成を示す状態図、図４乃至図８は除塵機の昇降動作を示す作用図である。
【００１４】
図１、図２に示す除塵機１は水路Ｐ内に配設されるものであり、この水路Ｐ内には、例えば格子状のスクリーン２が配設されている。このスクリーン２は、例えば複数の鋼板を相互に隙間を空け、水流方向に対して略直交する水路Ｐの幅方向に並列配置させて構成したものであり、流水中の夾雑物や汚物等（以下、塵芥と称する）を捕捉できるようになっている。除塵機１はスクリーン２の上流側で傾斜配置されたスクリーン２に対向して略平行となるように傾斜配置されている。スクリーン２で捕捉した塵芥を除塵機１のレーキ手段１４で掻き取る。
本実施の形態による除塵機１は、レーキ手段１４と、レーキ手段１４を昇降作動させる昇降機構６と、レーキ手段１４の掻き取り動作をガイドするガイド機構５と、レーキ手段１４を昇降作動させるために固定配置された駆動源（本実施の形態ではモータＭ）とを備えている。また、この除塵機１は、一本のレール８に沿ってレーキ手段１４を昇降動作させるモノレール式である。
【００１５】
まず、昇降機構６について説明する。
除塵機１のレール部８は、フレームＲに固定されている。このレール部８では、上下方向に離間して上部スプロケット９と下部スプロケット１０とがそれぞれ駆動軸１１と支軸１２とに取り付けられている。さらに、上下部スプロケット９、１０には無端状のチェーン１３が噛合状態で巻回されており、このチェーン１３にレーキアーム１５が回転可能に支持されている。チェーン１３は図１において時計回り方向に回転する。そのため、上下部スプロケット９、１０間のスクリーン２側の略直線状をなす下降用チェーン部分１３ａでは下降移動し、スクリーン２から離間した側の略直線状をなす上昇用チェーン部分１３ｂでは上昇移動することになる。なお、この各チェーン部分１３ａ、１３ｂの内側には、レール８に固定されたチェーンガイド１６ａ、１６ｂがそれぞれ平行に配設されており、回転するチェーン１３の軌道を案内している。
【００１６】
モータＭは、レール部８の上部に固定配置されており、このモータＭの出力軸は減速機構１９（図２参照）を介して上部スプロケット９の駆動軸１１に連結され、駆動力を減速しつつ上部スプロケット９に伝達するようになっている。
以上から、本実施の形態による除塵機１においては、上下部スプロケット９、１０とチェーン１３とが昇降機構６に相当する。なお、この態様は一例に過ぎず、固定配置された駆動源からの動力を、レーキ手段１４を昇降させる動力に変換できる態様であれば、他の形態であっても良い。ちなみに、モータＭ、減速機構１９、駆動軸１１は、本実施の形態における駆動機構を構成する。
【００１７】
次にレーキ手段１４とガイド機構５について図１、図２及び図３により説明する。なお、本実施の形態におけるレーキ手段１４は、レーキ支持部材であるレーキアーム１５とレーキ３とから構成される。
レール部８において、下降用チェーン部分１３ａの更にスクリーン２側には、下降用チェーン部分１３ａに略平行となる板状のガイドレール１８が設けられいる。このガイドレール１８は、チェーン１３の延在範囲よりも上下方向に長く形成されている。
レーキアーム１５の基端部１５ｂは、チェーン１３に回転可能に支持されており、先端部１５ｃにレーキ３が取り付けられている。レーキアーム１５は長手方向の途中部分で屈曲しており、この屈曲部１５ａに支軸２０が設けられ、この支軸２０を介して基板２１が回動可能に取り付けられている。基板２１には一対の副ガイドローラ２４、２４が取り付けられており、支軸２０には主ガイドローラ２３が取り付けられている。主ガイドローラ２３と副ガイドローラ２４、２４とは、ガイドレール１８を夾み付けた状態にある。そのため、基板２１はガイドレール１８の軌道に沿って移動する。
【００１８】
レーキアーム１５の基端部１５ｂは、周回するチェーン１３と一体に移動する。また、このレーキアーム１５に連結する基板２１は、ガイドレール１８の軌道に沿って移動する。そのため、支軸２０を支点とするレーキアーム１５の先端部１５ｃの姿勢は、レーキアーム１５の基端部１５ｂの位置と基板２１の位置によって決まり、両者の位置関係を制御することにより、その姿勢を起立状態と倒伏状態とに制御できる。
【００１９】
レーキアーム１５の先端部１５ｃには、レーキ３が回動可能に支持されており、かつ、レーキ３は自重にて揺動可能な状態（規制を解くと自然と垂下する状態）にある。レーキ３はレーキ軸３ｂとその下端のレーキ爪３ａとで構成されている。レーキ軸３ｂは、レーキアーム１５の先端部１５ｃに支軸２５によって回転可能に取り付けられている。また、支軸２５を夾んだ上部は、ガイドレール１８側に屈曲または湾曲してその上端にローラ２６（当接部材）が設けられている。レーキ軸３ｂの下部に設けられたレーキ爪３ａは、図２の如く、スクリーン２の幅即ち水路Ｐの水流方向に直交する方向の幅と同等の長さを有しており、この幅方向、つまり、左右方向の中心が、レーキ軸３ｂに固着されている。また、このレーキ爪３ａは、略櫛刃状に形成されており、各櫛刃が、スクリーン２の目幅内に入り込む。なお、請求の範囲にて記載する「レーキ手段の中央部」とは、左右方向にて釣り合う位置を意味しており、厳密な中心を意味するものでは無い。
以上により、本実施の形態による除塵機１は、フレームＲの左右方向の中央部に昇降機構６を設け、この昇降機構６でレーキ手段１４を支持している。
【００２０】
レーキ３は、図３の如く支軸２５を夾んだ上部よりも下部の方が、レーキ爪３ａを取り付けているため重くなっている。また、レーキアーム１５に取り付けられた支軸２５に対してレーキ３は揺動可能に支持されている。そのため、レーキアーム１５の姿勢の切り換えに対してレーキ３は自重によって垂下状態を維持すべく揺動する。なお、レーキ３の揺動に対し、何ら規制が働かない状態では、支軸２５を夾んだレーキ３の下部（レーキ爪３ａを含む）の重心が、支軸２５に対して鉛直下方に位置するように変化する。しかし、本実施の形態では、二つの規制が働いており、揺動範囲を規制する。一つは、レーキ軸３ｂの上部に設けたローラ２６（当接部材）が、ガイドレール１８に当接することによる規制であり、もう一つは、ストッパ機構２８による規制である。本実施の形態では、前者がレーキ３の掻き取り上昇をガイドするための規制であり、後者がレーキ３とスクリーン２との干渉防止の為の規制である。つまり、本実施の形態では、レーキ３の上昇をガイドする必要上、また、レーキ３とスクリーン２との干渉による損傷を防止する必要上、レーキ３の揺動範囲を規制する。以下、レーキ３の揺動範囲の規制について図１に基づいて詳述する。
【００２１】
本実施の形態の場合、レーキ手段１４が上昇用チェーン部分１３ｂで上昇する場合には、レーキアーム１５が倒伏する。すると、レーキ３の自重による揺動（図１において支軸２５を中心とした反時計回りの回転）は、ローラ２６がガイドレール１８に当接することによって規制される。この規制は、レーキ爪３ａが、スクリーン２の目幅に食い込んで塵芥を掻き上げる際に最適な位置となるように設定してある。つまり、本実施の形態では、この揺動範囲の規制により、レーキ３による塵芥の掻き取りが可能になる。なお、この状態のレーキ手段１４を図１中の符号１４Ａ、１４Ｂで示している。また、ローラ２６は、ガイドレール１８に沿って転動するため、必然的にレーキ爪３ａのスクリーン２に対する位置もガイドレール１８によってガイドされることになる。つまり、レーキ手段１４が上昇用チェーン部分１３ｂで上昇する場合には、レーキ３の上端のローラ２６がガイドレール１８に当接して走行し、レーキ３の姿勢が保持される。
【００２２】
なお、本実施の形態では、レーキ３の上昇行程、つまり、レーキ手段１４がスクリーン２から塵芥を掻き取る工程において、レーキ３がスクリーン２から離間する方向（図１で、レーキ３が、支軸２５を中心として時計回り方向）への規制は無い。つまり、この方向における揺動範囲の規制は解放した状態にある。そのため、レーキ３に過負荷がかかった場合（例えば、金属等の異物がスクリーン２の目に絡みついたり、レーキ３がスクリーン２に接触した場合等）には、レーキ３は揺動によってスクリーン２から逃げ、損傷が回避される。
【００２３】
一方、レーキ手段１４が下降用チェーン部１３ａで下降する場合には、レーキアーム１５が起立する。すると、レーキ３の自重による揺動（図１において支軸２５を中心とした反時計回りの回転）は、ローラ２６がガイドレール１８に当接するよりも先に、ストッパ機構２８にて規制される。ちなみに、ストッパ機構２８によってレーキ３の揺動範囲が規制された状態にあるレーキ手段１４を、図１中の符号１４Ｃで示している。ストッパ機構２８について詳述する。
【００２４】
レーキアーム１５とレーキ３との間には自重によるレーキ３の回動を制限するストッパ機構２８が取り付けられている。本実施の形態に係るストッパ機構２８は、図３の如くレーキアーム１５の屈曲部１５ａと支軸２５との中間に取り付けられたストッパ２９と、レーキ３の支軸２５とローラ２６との間に固着された基部３０と、この基部３０を螺合状態で貫通し、ストッパ２９に向けて進退可能な調整ボルト３１（調整部材）とからなる。ストッパ機構２８により、レーキ３が支軸２５を支点として自重で反時計回りに回転しようとすると、調整ボルト３１の先端がストッパ２９に当接し回動範囲を規制する。つまり、レーキ手段１４が下降用チェーン部１３ａを下降する場合には、ローラ２６は、ガイドレール１８から離間した状態にて保持される。
【００２５】
以上から、本実施の形態に係るガイド機構５は、チェーン１３の周回軌道をガイドするチェーンガイド１６ａ、１６ｂ、チェーン１３に支持されたレーキアーム１５の移動経路と姿勢をガイドするガイドレール１８が相当する。また、レーキ３の揺動範囲を規制する手段として、ガイドレール１８に当接して転動するローラ２６、およびストッパ機構２８が相当する。
【００２６】
次にレーキ３で掻き取られた塵芥を回収するための塵芥回収機構３３について図１、図２及び図３により説明する。なお、本実施の形態に係る塵芥回収機構３３は、レーキ手段１４の上昇に対応してワイパー手段３６が、レーキ手段１４に引っかかる塵芥を塵芥回収用のシュート３４に排出する。以下、詳述する。
図１において、水路Ｐの近傍の路上には塵芥排出回収用のシュート３４が設けられ、このシュート３４には塵芥を受け取って搬送するためのベルトコンベア３５が取り付けられている。そしてベルトコンベア３５の上方には、レーキ３で掻き取った塵芥をレーキ爪３ａから掻き出してシュート３４上に落下させるワイパー手段３６がフレームＲに取り付けられている。
【００２７】
ワイパー手段３６は、図２、図３に示すように、フレームＲの上部スプロケット９寄りに設けられた一対のワイパーアーム３７、３７と、一対のワイパーアーム３７、３７の下端に取り付けられたワイパー３８とで構成される。ワイパーアーム３７は略Ｌ字型を呈していてフレームＲの対向する一対の側壁８ａ、８ａに回動軸３９、３９で回動可能に支持されている。また、ワイパー３８の原位置（待機位置）は、レーキ爪３ａの付け根の軌道と交叉する位置となるように設定しており、さらに、この位置から上方（図３において、回転軸３９を支点に反時計回り方向）にのみ、ワイパーアーム３７、３７が回動可能としている。
レーキ手段１４が上昇移動すると、ワイパー３８がレーキ爪３ａの付け根に当接する。その後、レーキ手段１４がさらに上昇移動をすると、ワイパー３８は、レーキ爪３ａによって持ち上げられ、回転軸３９を支点に回動する。その際、ワイパー３８の先端は、レーキ爪３ａの上面をなぞり、内から外へ、つまり、レーキ爪３ａに引っかかる塵芥をシュート３４側へ押し出す方向へ移動し、塵芥排出作用をする。
【００２８】
なお、本実施の形態では、図３の如く、ガイドレール１８の上部途中に段差部１８ａが形成されており、ガイドレール１８の軌道が、段差部１８ａの上方で内側へ向けてオフセットしている。そして、ワイパー３８がレーキ爪３ａに当接する位置と、ローラ２６が段差部１８ａに到達する位置とを対応させている。そのため、ローラ２６が段差部１８ａに沿って転動することにより、オフセットの分、レーキ爪３ａが外方（シュート３４側）に突き出る結果となり、塵芥がシュート３４からこぼれるのを軽減する。
以上より、本実施の形態に係る塵芥回収機構３３では、レーキ手段１４（レーキ３）の上昇に対応しつつ、ワイパーアーム３７が回動し、ワイパー３８でレーキ爪３ａに引っかかる除塵を、シュート３４へ排出している。
【００２９】
ちなみに、本実施の形態に係る塵芥回収機構３３では、フレームＲにワイパーアーム３７、３７が取り付けられ、両ワイパーアーム３７、３７によって挟まれた領域をレーキ３が上昇する。そのため、レーキ３のレーキ爪３ａ等が、ワイパーアーム３７、３７に干渉する事は無い。さらに、レーキ爪３ａの上昇によってワイパー３８とレーキ爪３ａとの当接状態が解かれた場合、ワイパー３８は、原位置（待機位置）に復帰する。
【００３０】
次に、本実施の形態に係る除塵機１の作用を図４乃至図８を中心に、適宜他の図面を参照しつつ説明する。図１の如く、水路Ｐに設けられたスクリーン２に対向してその上流側に除塵機１が配設されており、この除塵機１はスクリーン２と略平行をなすように傾斜状態に保持されている。またレーキ３のレーキ爪３ａは水路Ｐの幅及びスクリーン２の幅に対応した長さで水路Ｐの幅方向に配設されている。そして、作動開始時にレーキ手段１４が図４に示すように下部スプロケット１０に巻回された部分のチェーン１３に保持されているものとする。図１では、この位置のレーキ手段１４が１４Ａとして示されている。
【００３１】
この状態からモータＭを駆動して、減速機構１９を介して駆動軸１１を駆動させると、上部スプロケット９が図１で時計回りに回転し、レーキ手段１４を保持するチェーン１３も同方向に周回動する。これによって図４に示すようにレーキ手段１４はレーキアーム１５が上昇用チェーン部分１３ｂを上昇する。このとき、レーキアーム１５は、主ガイドローラ２３と副ガイドローラ２４、２４とで挟持するガイドレール１８に沿って上昇する。また、レーキアーム１５に取り付けられたレーキ３は、自重で支軸２５を中心に反時計回りに回動してローラ２６がガイドレール１８に当接した状態に保持される。この時、ストッパ機構２８の調整ボルト３１は、ストッパ２９から若干離間した状態に保持される。
【００３２】
この状態でレーキアーム１５は支軸２０回りに反時計方向に回動した倒伏状態に保持されてレーキ３をスクリーン２側へ突き出した状態であるため、レーキ３のレーキ爪３ａはスクリーン２の目幅内に進入して噛み合った状態になる。そして上昇用チェーン部分１３ｂの上昇移動により、レーキ手段１４もレーキ爪３ａがスクリーン２に噛み合った状態でスクリーンと略平行に上昇し、スクリーン２で捕捉した塵芥を徐々に掻き取る。
【００３３】
次にレーキ手段１４の上昇行程において、レーキ３がスクリーン２の塵芥を掻き取った後に、ローラ２６が、図３に示すようにガイドレール１８の段差部１８ａに至る。この位置で、ワイパー手段３６のワイパー３８が、レーキ爪３ａの付け根に当接する。その後、レーキ３が更に上昇し、ローラ２６が段差部１８ａに倣って転動すると、レーキ３は自重によって支軸２５回りに若干反時計方向に回動してレーキ爪３ａを支軸２５回りに反時計回りに回動させる。すると、押動されたワイパー３８はレーキ爪３ａ上の塵芥を掻き出すことになる。
掻き出された塵芥はシュート３４のベルトコンベア３５上に落下し、搬送されて回収される。その後、図５に示すように、レーキ手段１４が更に上昇することで、レーキ爪３ａを外れたワイパー３８は原位置（待機位置）に復帰する。
なお、レーキ３は自重でスクリーン２の目幅内にレーキ爪３ａが進入するようにしており、また、スクリーン２から離間する方向への揺動規制は、解放している。そのため、塵芥や金属等の異物がスクリーン２に絡みついたりして過負荷がかかると、レーキ３は自重に抗して支軸２５回りにスクリーン２から離間する方向に回動し、レーキ爪３ａはスクリーン２から退く。そのため、過負荷によるレーキ手段１４や除塵機１の損傷を防止できる。
【００３４】
次に上部スプロケット９に到達したレーキ手段１４は、図６及び図７に示すようにチェーン１３の上部スプロケット９回りの回転によって下降用チェーン部分１３ａ側に移動することになり、この位置でレーキアーム１５が支軸２０を中心に時計回りに回動してガイドレール１８側に近づいた起立状態となる。そのため、レーキ３は自重によって支軸２５回りに反時計方向に負荷がかかるために回動してストッパ２９に調整ボルト３１が当接された状態に保持される。この場合、レーキ３を保持するレーキアーム１５が起立状態であるため、レーキ爪３ａはスクリーン２から引っ込められて離間した位置になる。
この状態で、チェーン１３の移動によってレーキ手段１４は下降移動させられ、図８に示すような下部スプロケット１０にレーキ手段１４が到達することになる。
このようにしてレーキ手段１４は上下部スプロケット９、１０間に張架された無端状のチェーン１３に取り付けられた状態で一体に周回動し、上昇用チェーン部分１３ｂの領域でスクリーン２に捕捉された塵芥の掻き取り及び排出を行い、下降用チェーン部分１３ａの領域でスクリーン２から離間した戻り運動を行うことで間欠的に掻き取りを行う。
【００３５】
上述のように本実施の形態による除塵機１によれば、レーキ手段１４の駆動源であるモータＭや減速機構１９はレール８に固定配置されており、レーキ手段１４に設けられていないから、レーキ手段１４を軽量化できて起立作動及び倒伏作動を正確に行える。しかもスクリーン２の塵芥掻き取り時にレーキ３は自重でスクリーン２の間隙に挿入されているため、レーキ爪３ａに過負荷がかかった場合に自重に抗してスクリーン２から容易に退くことになり、レーキ手段１４や除塵機１が損傷するのを防止できる。
【００３６】
本実施の形態による除塵機１は、レーキ３のレーキ爪３ａが水路Ｐ及びスクリーン２の幅方向両端付近まで延在していて、その長手方向の略中央をレーキ軸３ｂで支持しており、しかも１本のチェーン１３でレーキ手段１４を昇降させるモノレール式である。また、この除塵機１では、レーキ手段１４に駆動源が搭載されていないため、従来のモノレール式除塵機と比較しても、構造上、有利であり、水路幅Ｐに対する適用範囲が広がる。しかし、その範囲にも限界があり、必要以上に水路Ｐの幅が大きくなると、レーキ３にかかる負荷が過大になり、損傷や誤作動のおそれがある。そのような場合、次のような除塵装置を採用できる。
本実施の形態による除塵装置５０について図９及び図１０によって説明するが、上述の実施の形態による除塵機１と同一または同様な部分、部材には同一の符号を用いて説明を省略する。
【００３７】
図９は第一の除塵装置を示す除塵装置の正面図である。
ここでは、水路Ｐ１の幅が、上述の水路Ｐの幅の約２倍の長さを想定している。そのため、本除塵装置５０では、除塵機１を二つ並列に設けており、これらを除塵機１Ａ及び１Ｂとする。除塵機１Ａ及び１Ｂは各レーキ手段１４、１４の周回時にレーキ爪３ａ、３ａが互いに接触しない程度にわずかの間隙を有するように配設されている。本除塵装置５０では、駆動手段としてモータＭは１つ設け、減速機構１９を介して１つの駆動軸１１に駆動力を伝達する機構を有している。つまり、この駆動軸１１を二つの除塵機１Ａ、１Ｂに平行に配列された各上部スプロケット９、９に連結させて駆動力をそれぞれ伝達するように構成されている。そのため、二つの除塵機１Ａ、１Ｂで１つの駆動機構７を共用できる。
【００３８】
またこの除塵装置５０では、除塵機１Ａ、１Ｂにおいて、各チェーン１３、１３によるレーキ手段１４の周回動のサイクルを例えば半周ずらしている。そのため、一方の除塵機１Ａにおけるレーキ手段１４が上部スプロケット９の領域に位置する時に、他方の除塵機１Ｂにおけるレーキ手段１４が下部スプロケット１０の領域に位置する。
なお、除塵機１Ａ、１Ｂにおけるレーキ手段１４の周回動のサイクルを同期させるようにしてもよい。この場合、除塵機１Ａ、１Ｂの直線状に並ぶレーキ爪３ａ、３ａで同時にスクリーン２の塵芥を捕捉することになる。
本除塵装置５０によれば、複数の除塵機１Ａ、１Ｂを備えていても、各除塵機１Ａ、１Ｂは個別に周回動してレーキ３で塵芥の掻き取り回収を個別に行うから、除塵機間での相互の昇降移動調整は必要ない。しかも、単一の駆動機構７を用いて複数の除塵機１Ａ、１Ｂを作動させるために効率が良く、同期作動や等速作動を簡単に行える。
【００３９】
次に図１０は第二の除塵装置による除塵機を示すものである。
図１０に示す除塵装置６０では、第一の除塵装置５０と同様に２基の除塵機１Ａ、１Ｂが並列に配設されている。しかも２基の除塵機１Ａ、１Ｂにおいて、２つのレーキ手段１４、１４のレーキ軸３ｂ、３ｂで保持するレーキ爪３ａは一体で形成され、水路Ｐ１及びスクリーン２の幅に対応した長さに設定されている。なお、複数のレーキ軸３ｂ、３ｂは単一のレーキ爪３ａに対して所定間隔を以て略対称な位置で支持することが好ましい。またワイパー装置３６も単一のものが設けられているが、個別に設けてもよい。
駆動機構７は第一の除塵装置と同様に１組のみ設けられ、共通のモータＭ、減速機構１９、駆動軸１１を介して除塵機１Ａ、１Ｂの上部スプロケット９、９に駆動力を伝動するようになっている。
【００４０】
この除塵装置６０においても、一対のレーキ手段１４、１４は同期して周回動させることになる。
本除塵装置６０では、複数の除塵装置１Ａ、１Ｂを同期して作動させることになるが、駆動機構７を共通に設定して同一のモータＭから駆動力を伝達させて同時に複数の除塵機１Ａ、１Ｂを作動させるようにしたから、同期作動を容易に行えることになる。
なお、上述の各除塵装置では、除塵装置５０、６０として、実施の形態による構成を備えた除塵機１を２基並設したものを説明したが、これに限定されることなく、３基以上並設してもよい。その際、各除塵機１を個別に配列して駆動源だけを共通にしてもよいし、或いはレーキ爪３ａを一体にして複数の除塵機１に設けられた複数のレーキ３で支持するようにしてもよい。
【００４１】
【発明の効果】
上述のように本発明に係る除塵機によれば、レーキ手段は駆動源から駆動力の伝達を受けて昇降してスクリーンで捕捉した塵芥を掻き取ることができ、しかも駆動源はレーキ手段とは別個に固定配置されているため、レーキ手段を軽量化できて正確な昇降作動を行える。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施の形態による除塵機の基本構成を示す側面図である。
【図２】図１に示す除塵機を水路の上流側から見た正面図である。
【図３】図１に示す除塵機においてレーキ手段とガイド手機構とワイパー手段との関係を示す要部拡大側面図である。
【図４】実施の形態による除塵機が掻き取り工程に移行する状態を示す側面図である。
【図５】除塵機の掻き取り工程においてレーキ爪で掻き取った塵芥の排出を終了した状態を示す側面図である。
【図６】除塵機の掻き取り工程から戻り工程に移行する途中の状態を示す側面図である。
【図７】除塵機が戻り工程に移行した状態を示す側面図である。
【図８】除塵機が戻り工程の終了段階にある状態を示す側面図である。
【図９】第一の除塵装置による除塵装置の正面図である。
【図１０】第二の除塵装置による除塵装置の正面図である。
【符号の説明】
１、１Ａ、１Ｂ除塵機
２スクリーン
３レーキ（レーキ手段）
３ａレーキ爪（レーキ手段）
７駆動機構
１３チェーン（索状体）
１４レーキ手段
１５レーキアーム（レーキ手段）
１６ａ、１６ｂチェーンガイド（ガイド機構）
１８ガイドレール（ガイド機構）
１８ａ段差部
２３主ガイドローラ（ガイド機構）
２４副ガイドローラ（ガイド機構）
２６ローラ（当接部材）
２８ストッパ機構
３６ワイパー手段
５０、６０除塵装置
Ｍモータ（駆動源）[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention captures dust in flowing water flowing through a water channel with a screen, and then scrapes the dust from the screen. About dust remover .
[0002]
[Prior art]
As this kind of dust remover, for example, there is one described in Patent Document 1 below. This dust remover is arranged so that the rake can be raised and lowered between two guide rails, and the rake is raised and lowered to scrape dust such as foreign matter and dirt captured by a screen arranged in the water channel. It was. However, this dust remover has the following problems because of the structural feature that the rake is guided by two guide rails attached to both sides of the water channel. That is, since the rake that moves up and down may interfere with the two guide rails on both sides of the water channel, the size of the rake claw cannot be taken to the full width of the water channel, and it is easy to leave scratches on both sides of the screen. Further, since it is necessary to adjust each guide rail and rake synchronously, the installation work is complicated and the cost is increased.
[0003]
On the other hand, the dust remover described in Patent Document 2 is a monorail dust remover in which a rake arm is moved up and down by one rail and scrapes are scraped off by a rake interlocked with the rake arm. In this dust remover, a rake claw for scraping provided on the rake is arranged in the width direction of the water channel, a rake shaft is provided at the center of the rake claw in the width direction, and the rake arm is attached along the guide rail. It is configured to be raised and lowered. Therefore, the size of the rake claw can be taken to the full width of the water channel, and improvement of dust removal efficiency can be expected. In addition, it is not necessary to perform synchronous adjustment when the rake arm is raised and lowered, and maintenance and the like are facilitated.
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-8-120647 (column 4-5, FIGS. 3 to 7)
[Patent Document 2]
JP 200221048 (page 4-6, FIGS. 1 to 6)
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the dust remover described in Patent Documents 1 and 2 described above, the drive source is attached to the rake or the rake arm, and the rake and the rake arm are moved up and down together with the drive source. . In such a dust remover, the rake stands up with respect to the screen and repeats the operation of moving apart and lying down, so it is desirable to reduce the weight load as much as possible.
In particular, in the case of the monorail type dust remover described in Patent Document 2, it is necessary to further reduce the weight load applied to the rake because of the structural feature that the raising and lowering of the rake is guided by one rail.
In addition, the conventional monorail type dust remover has a problem that the width of the rake claw is limited due to the safety in terms of rake strength and operational stability, and the width of the water channel that can be installed is limited. It was.
[0006]
In view of such circumstances, an object of the present invention is to provide a dust remover capable of performing accurate operation control while suppressing the weight of a rake that moves up and down as much as possible.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The dust remover according to the present invention is: By a rake supported so as to be swingable by its own weight with respect to the rake support member Rake means for scraping off dust captured by the screen, and an elevating mechanism for moving the rake means up and down by orbiting an endless chain that supports the rake means; A chain guide that guides the circular orbit of the chain, and a guide rail that guides the movement path and posture of the rake means. A guide mechanism; For raising and lowering the rake means via the chain Dust remover with drive source In , The elevating mechanism is composed of an upper sprocket and a lower sprocket, and the one chain that is wound in mesh with the upper and lower sprockets and supports one rake means at the center in the left-right direction. The drive source is fixedly disposed on a rail portion that supports the guide mechanism. It is characterized by that.
The rake means that has received the driving force from the fixedly arranged driving source moves up and down by the elevating mechanism and is guided by the guide mechanism to scrape dust collected by the screen. In this case, the drive source is separate from the rake means. On the rail Since it is fixedly arranged, the rake means can be reduced in weight and can be moved up and down accurately.
In addition, with this dust remover, for example, a control operation can be performed in which dust is scraped off in one of an ascending process and a descending process in an elevating mechanism, and on the other hand, a return operation in which the rake is separated from the screen is performed.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings. 1 to 8 show a dust remover according to an embodiment, FIG. 1 is a side view of the dust remover, FIG. 2 is a front view of the dust remover, and FIG. 3 is a connection of guide rails, rake means, and wiper means. FIG. 4 to FIG. 8 are action diagrams showing the lifting and lowering operation of the dust remover.
[0014]
A dust remover 1 shown in FIGS. 1 and 2 is disposed in a water channel P. In the water channel P, for example, a lattice-shaped screen 2 is disposed. The screen 2 is configured by, for example, arranging a plurality of steel plates with a gap therebetween and arranged in parallel in the width direction of the water channel P substantially orthogonal to the water flow direction. (Referred to as dust). The dust remover 1 is inclined and arranged so as to be substantially parallel to the screen 2 that is inclined and arranged on the upstream side of the screen 2. The dust captured by the screen 2 is scraped off by the rake means 14 of the dust remover 1.
The dust remover 1 according to the present embodiment is configured to raise and lower the rake means 14, the raising and lowering mechanism 6 that raises and lowers the rake means 14, the guide mechanism 5 that guides the scraping operation of the rake means 14, and the rake means 14. And a drive source (in this embodiment, a motor M) fixedly disposed on the motor. The dust remover 1 is a monorail type that moves the rake means 14 up and down along one rail 8.
[0015]
First, the lifting mechanism 6 will be described.
The rail portion 8 of the dust remover 1 is fixed to the frame R. In the rail portion 8, an upper sprocket 9 and a lower sprocket 10 are attached to a drive shaft 11 and a support shaft 12, respectively, spaced apart in the vertical direction. Further, an endless chain 13 is wound around the upper and lower sprockets 9 and 10 so as to mesh with each other, and a rake arm 15 is rotatably supported by the chain 13. The chain 13 rotates in the clockwise direction in FIG. Therefore, the descending chain portion 13a that is substantially linear on the screen 2 side between the upper and lower sprockets 9 and 10 moves downward, and the ascending chain portion 13b that is substantially linear on the side away from the screen 2 moves upward. It will be. Note that chain guides 16a and 16b fixed to the rail 8 are arranged in parallel inside the chain portions 13a and 13b, respectively, to guide the track of the rotating chain 13.
[0016]
The motor M is fixedly disposed on the upper portion of the rail portion 8, and the output shaft of the motor M is connected to the drive shaft 11 of the upper sprocket 9 via a speed reduction mechanism 19 (see FIG. 2) to reduce the driving force. While being transmitted to the upper sprocket 9.
From the above, in the dust remover 1 according to the present embodiment, the upper and lower sprockets 9 and 10 and the chain 13 correspond to the lifting mechanism 6. Note that this aspect is merely an example, and any other form may be used as long as it can convert power from a fixedly arranged drive source to power that moves the rake means 14 up and down. Incidentally, the motor M, the speed reduction mechanism 19, and the drive shaft 11 constitute a drive mechanism in the present embodiment.
[0017]
Next, the rake means 14 and the guide mechanism 5 will be described with reference to FIGS. The rake means 14 in the present embodiment includes a rake arm 15 and a rake 3 that are rake support members.
In the rail portion 8, a plate-like guide rail 18 that is substantially parallel to the descending chain portion 13 a is provided further on the screen 2 side of the descending chain portion 13 a. The guide rail 18 is formed longer in the vertical direction than the extending range of the chain 13.
The base end 15b of the rake arm 15 is rotatably supported by the chain 13, and the rake 3 is attached to the tip 15c. The rake arm 15 is bent at an intermediate portion in the longitudinal direction, and a support shaft 20 is provided at the bent portion 15a, and a substrate 21 is rotatably attached via the support shaft 20. A pair of sub guide rollers 24, 24 are attached to the substrate 21, and a main guide roller 23 is attached to the support shaft 20. The main guide roller 23 and the sub guide rollers 24 and 24 are in a state where the guide rail 18 is squeezed. Therefore, the substrate 21 moves along the track of the guide rail 18.
[0018]
The base end portion 15b of the rake arm 15 moves integrally with the circulating chain 13. Further, the substrate 21 connected to the rake arm 15 moves along the track of the guide rail 18. Therefore, the posture of the distal end portion 15c of the rake arm 15 with the support shaft 20 as a fulcrum is determined by the position of the base end portion 15b of the rake arm 15 and the position of the substrate 21, and the posture is raised by controlling the positional relationship between the two. It can be controlled to the state and the lodging state.
[0019]
The rake 3 is rotatably supported at the distal end portion 15c of the rake arm 15, and the rake 3 is in a state where it can be swung by its own weight (a state where the rake 3 hangs down naturally when the restriction is released). The rake 3 includes a rake shaft 3b and a rake claw 3a at the lower end thereof. The rake shaft 3 b is rotatably attached to the tip portion 15 c of the rake arm 15 by a support shaft 25. The upper part sandwiching the support shaft 25 is bent or curved toward the guide rail 18 and is provided with a roller 26 (contact member) at the upper end thereof. As shown in FIG. 2, the rake claw 3a provided at the lower portion of the rake shaft 3b has a length equivalent to the width of the screen 2, that is, the width in the direction perpendicular to the water flow direction of the water channel P. That is, the center in the left-right direction is fixed to the rake shaft 3b. Further, the rake claw 3 a is formed in a substantially comb blade shape, and each comb blade enters into the mesh width of the screen 2. In addition, the “center portion of the rake means” described in the claims means a position balanced in the left-right direction, and does not mean a strict center.
As described above, the dust remover 1 according to the present embodiment is provided with the lifting mechanism 6 at the center in the left-right direction of the frame R, and the lifting mechanism 6 supports the rake means 14.
[0020]
The rake 3 is heavier at the lower part than the upper part sandwiching the support shaft 25 as shown in FIG. 3 because the rake claw 3a is attached. The rake 3 is supported so as to be swingable with respect to a support shaft 25 attached to the rake arm 15. Therefore, the rake 3 swings to maintain the suspended state by its own weight with respect to the switching of the posture of the rake arm 15. In the state where no restriction is imposed on the swing of the rake 3, the center of gravity of the lower part of the rake 3 (including the rake claw 3 a) sandwiching the support shaft 25 is positioned vertically below the support shaft 25. To change. However, in this embodiment, two restrictions are working, and the swing range is restricted. One is restriction by the roller 26 (contact member) provided on the upper part of the rake shaft 3b being in contact with the guide rail 18, and the other is restriction by the stopper mechanism 28. In the present embodiment, the former is a regulation for guiding the rake 3 to be scraped up, and the latter is a regulation for preventing interference between the rake 3 and the screen 2. That is, in the present embodiment, the swing range of the rake 3 is restricted in order to guide the rise of the rake 3 and to prevent damage due to interference between the rake 3 and the screen 2. Hereinafter, the regulation of the swing range of the rake 3 will be described in detail with reference to FIG.
[0021]
In the case of the present embodiment, when the rake means 14 rises at the raising chain portion 13b, the rake arm 15 falls. Then, the swing of the rake 3 due to its own weight (counterclockwise rotation about the support shaft 25 in FIG. 1) is restricted by the roller 26 coming into contact with the guide rail 18. This regulation is set so that the rake claw 3a is in an optimum position when the rake claw 3a bites into the mesh width of the screen 2 and scrapes up the dust. In other words, in the present embodiment, dust can be scraped off by the rake 3 by regulating the swing range. The rake means 14 in this state is indicated by reference numerals 14A and 14B in FIG. Further, since the roller 26 rolls along the guide rail 18, the position of the rake claw 3 a relative to the screen 2 is necessarily guided by the guide rail 18. That is, when the rake means 14 is raised by the raising chain portion 13b, the roller 26 at the upper end of the rake 3 travels in contact with the guide rail 18, and the posture of the rake 3 is maintained.
[0022]
In the present embodiment, in the ascending process of the rake 3, that is, in the step in which the rake means 14 scrapes dust from the screen 2, the direction in which the rake 3 moves away from the screen 2 (in FIG. 1, the rake 3 is the support shaft). There is no restriction in the clockwise direction around 25. That is, the regulation of the swing range in this direction is in a released state. Therefore, when the rake 3 is overloaded (for example, when a foreign object such as metal gets entangled in the eyes of the screen 2 or the rake 3 comes into contact with the screen 2), the rake 3 is swung from the screen 2 by swinging. Escape and damage are avoided.
[0023]
On the other hand, when the rake means 14 is lowered by the lowering chain portion 13a, the rake arm 15 is raised. Then, the swing of the rake 3 due to its own weight (counterclockwise rotation about the support shaft 25 in FIG. 1) is regulated by the stopper mechanism 28 before the roller 26 contacts the guide rail 18. . Incidentally, the rake means 14 in a state where the swing range of the rake 3 is regulated by the stopper mechanism 28 is indicated by reference numeral 14C in FIG. The stopper mechanism 28 will be described in detail.
[0024]
Between the rake arm 15 and the rake 3, a stopper mechanism 28 for restricting the rotation of the rake 3 due to its own weight is attached. As shown in FIG. 3, the stopper mechanism 28 according to the present embodiment is fixed between the stopper 29 attached between the bent portion 15a of the rake arm 15 and the support shaft 25, and the support shaft 25 of the rake 3 and the roller 26. And the adjusting bolt 31 (adjusting member) that penetrates the base 30 in a screwed state and can be advanced and retracted toward the stopper 29. When the rake 3 tries to rotate counterclockwise by its own weight with the support shaft 25 as a fulcrum by the stopper mechanism 28, the tip of the adjustment bolt 31 comes into contact with the stopper 29 and restricts the rotation range. That is, when the rake means 14 descends the descending chain portion 13a, the roller 26 is held in a state of being separated from the guide rail 18.
[0025]
From the above, the guide mechanism 5 according to the present embodiment corresponds to the chain guides 16 a and 16 b that guide the circular orbit of the chain 13 and the guide rail 18 that guides the movement path and posture of the rake arm 15 supported by the chain 13. . Further, as means for restricting the swing range of the rake 3, a roller 26 that abuts on the guide rail 18 and rolls, and a stopper mechanism 28 correspond.
[0026]
Next, a dust collection mechanism 33 for collecting the dust scraped off by the rake 3 will be described with reference to FIGS. 1, 2, and 3. In the dust collecting mechanism 33 according to the present embodiment, the wiper means 36 discharges the dust caught by the rake means 14 to the dust collecting chute 34 in response to the rise of the rake means 14. Details will be described below.
In FIG. 1, a chute 34 for collecting and discharging dust is provided on a path near the water channel P, and a belt conveyor 35 for receiving and transporting the dust is attached to the chute 34. Above the belt conveyor 35, a wiper means 36 is attached to the frame R for scraping the dust scraped off by the rake 3 from the rake claw 3a and dropping it on the chute 34.
[0027]
As shown in FIGS. 2 and 3, the wiper means 36 includes a pair of wiper arms 37, 37 provided near the upper sprocket 9 of the frame R, and a wiper 38 attached to the lower ends of the pair of wiper arms 37, 37. It consists of. The wiper arm 37 is substantially L-shaped, and is supported by a pair of side walls 8a, 8a facing the frame R so as to be rotatable by rotating shafts 39, 39. Further, the original position (standby position) of the wiper 38 is set so as to cross the trajectory of the base of the rake claw 3a, and further above this position (in FIG. 3, the rotating shaft 39 is a fulcrum). The wiper arms 37, 37 can rotate only in the counterclockwise direction.
When the rake means 14 moves upward, the wiper 38 comes into contact with the base of the rake claw 3a. Thereafter, when the rake means 14 further moves upward, the wiper 38 is lifted by the rake claw 3a and rotates about the rotation shaft 39 as a fulcrum. At that time, the tip of the wiper 38 traces the upper surface of the rake claw 3a and moves from the inside to the outside, that is, in the direction of pushing out the dust caught on the rake claw 3a to the chute 34 side, and has a dust discharging action.
[0028]
In the present embodiment, as shown in FIG. 3, a step 18a is formed in the middle of the upper portion of the guide rail 18, and the track of the guide rail 18 is offset inward above the step 18a. . The position where the wiper 38 contacts the rake claw 3a and the position where the roller 26 reaches the stepped portion 18a are made to correspond to each other. Therefore, when the roller 26 rolls along the step portion 18 a, the rake claw 3 a protrudes outward (on the side of the chute 34) by the amount of offset, and the dust is reduced from spilling from the chute 34.
As described above, in the dust collecting mechanism 33 according to the present embodiment, the wiper arm 37 rotates while responding to the rising of the rake means 14 (rake 3), and the chute 34 removes the dust that is caught by the wiper 38 on the rake claw 3a. Are discharged.
[0029]
Incidentally, in the dust collecting mechanism 33 according to the present embodiment, the wiper arms 37 and 37 are attached to the frame R, and the rake 3 rises in a region sandwiched between the wiper arms 37 and 37. Therefore, the rake claw 3a of the rake 3 does not interfere with the wiper arms 37, 37. Further, when the contact state between the wiper 38 and the rake claw 3a is released by the rising of the rake claw 3a, the wiper 38 returns to the original position (standby position).
[0030]
Next, the operation of the dust remover 1 according to the present embodiment will be described with reference to other drawings as appropriate, centering on FIGS. As shown in FIG. 1, a dust remover 1 is disposed on the upstream side of the screen 2 provided in the water channel P. The dust remover 1 is held in an inclined state so as to be substantially parallel to the screen 2. ing. The rake claw 3 a of the rake 3 is disposed in the width direction of the water channel P with a length corresponding to the width of the water channel P and the width of the screen 2. Then, it is assumed that the rake means 14 is held by the chain 13 of the portion wound around the lower sprocket 10 as shown in FIG. In FIG. 1, the rake means 14 at this position is shown as 14A.
[0031]
When the motor M is driven from this state and the drive shaft 11 is driven via the speed reduction mechanism 19, the upper sprocket 9 rotates clockwise in FIG. 1, and the chain 13 holding the rake means 14 also circulates in the same direction. Move. As a result, as shown in FIG. 4, in the rake means 14, the rake arm 15 raises the raising chain portion 13b. At this time, the rake arm 15 ascends along the guide rail 18 sandwiched between the main guide roller 23 and the sub guide rollers 24 and 24. Further, the rake 3 attached to the rake arm 15 is rotated counterclockwise around the support shaft 25 by its own weight, and the roller 26 is held in contact with the guide rail 18. At this time, the adjustment bolt 31 of the stopper mechanism 28 is held in a state slightly separated from the stopper 29.
[0032]
In this state, the rake arm 15 is held in a lying state in which the rake arm 15 is rotated counterclockwise around the support shaft 20 and the rake 3 protrudes toward the screen 2, so that the rake claw 3 a of the rake 3 has a mesh width of the screen 2. It enters and enters into a state of being engaged. As the rising chain portion 13b moves upward, the rake means 14 also rises substantially parallel to the screen with the rake claw 3a engaged with the screen 2, and gradually scrapes the dust trapped on the screen 2.
[0033]
Next, in the upward stroke of the rake means 14, after the rake 3 scrapes off the dust on the screen 2, the roller 26 reaches the step 18a of the guide rail 18 as shown in FIG. At this position, the wiper 38 of the wiper means 36 contacts the base of the rake claw 3a. Thereafter, when the rake 3 further rises and the roller 26 rolls following the stepped portion 18a, the rake 3 rotates slightly counterclockwise around the support shaft 25 due to its own weight, and the rake claw 3a moves around the support shaft 25. Turn counterclockwise. Then, the wiper 38 that has been pushed scrapes off the dust on the rake claw 3a.
The scraped dust falls on the belt conveyor 35 of the chute 34, and is conveyed and collected. Thereafter, as shown in FIG. 5, when the rake means 14 is further raised, the wiper 38 that has come off the rake claw 3a returns to the original position (standby position).
Note that the rake 3 has its own weight so that the rake claw 3a enters the screen width of the screen 2, and the swing regulation in the direction away from the screen 2 is released. Therefore, when foreign matter such as dust or metal is entangled with the screen 2 and an overload is applied, the rake 3 rotates in the direction away from the screen 2 around the support shaft 25 against its own weight, and the rake claw 3a Retreat from screen 2. Therefore, damage to the rake means 14 and the dust remover 1 due to overload can be prevented.
[0034]
Next, the rake means 14 that has reached the upper sprocket 9 moves to the lowering chain portion 13a side by the rotation of the chain 13 around the upper sprocket 9 as shown in FIGS. Is rotated clockwise about the support shaft 20 to be in an upright state approaching the guide rail 18 side. Therefore, the rake 3 is rotated in a counterclockwise direction around the support shaft 25 by its own weight, so that the rake 3 is rotated and held in a state where the adjustment bolt 31 is in contact with the stopper 29. In this case, since the rake arm 15 holding the rake 3 is in an upright state, the rake claw 3a is retracted from the screen 2 and is in a separated position.
In this state, the rake means 14 is moved downward by the movement of the chain 13, and the rake means 14 reaches the lower sprocket 10 as shown in FIG.
In this way, the rake means 14 integrally rotates while being attached to the endless chain 13 stretched between the upper and lower sprockets 9, 10 and is captured by the screen 2 in the region of the ascending chain portion 13b. The dust is scraped and discharged, and is intermittently scraped by performing a return movement away from the screen 2 in the region of the descending chain portion 13a.
[0035]
As described above, according to the dust remover 1 according to the present embodiment, the motor M and the speed reduction mechanism 19 that are driving sources of the rake means 14 are fixedly disposed on the rail 8 and are not provided on the rake means 14. The rake means 14 can be reduced in weight, and the standing operation and the lying operation can be performed accurately. Moreover, since the rake 3 is inserted into the gap of the screen 2 by its own weight when the dust of the screen 2 is scraped off, when the rake claw 3a is overloaded, it easily retreats from the screen 2 against its own weight, It is possible to prevent the rake means 14 and the dust remover 1 from being damaged.
[0036]
In the dust remover 1 according to the present embodiment, the rake claw 3a of the rake 3 extends to the vicinity of both ends of the water channel P and the screen 2 in the width direction, and supports the approximate center in the longitudinal direction by the rake shaft 3b. In addition, the rake means 14 is moved up and down by one chain 13. Moreover, in this dust remover 1, since the drive source is not mounted in the rake means 14, compared with the conventional monorail dust remover, it is structurally advantageous and the application range with respect to the channel width P spreads. However, the range is also limited, and if the width of the water channel P becomes larger than necessary, the load applied to the rake 3 becomes excessive, and there is a risk of damage or malfunction. In such a case, the following dust removing device can be employed.
Although the dust removing device 50 according to the present embodiment will be described with reference to FIGS. 9 and 10, the same or similar parts and members as those of the dust remover 1 according to the above-described embodiment are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
[0037]
FIG. 9 is a front view of the dust removing device showing the first dust removing device.
Here, it is assumed that the width of the water channel P1 is approximately twice the width of the water channel P described above. Therefore, in this dust removal apparatus 50, two dust removers 1 are provided in parallel, and these are designated as dust removers 1A and 1B. The dust removers 1A and 1B are arranged so as to have a slight gap so that the rake claws 3a and 3a do not come into contact with each other when the rake means 14 and 14 rotate. In the dust removing device 50, one motor M is provided as a driving unit, and a mechanism for transmitting a driving force to one driving shaft 11 via the speed reduction mechanism 19 is provided. That is, the drive shaft 11 is connected to each of the upper sprockets 9 and 9 arranged in parallel with the two dust removers 1A and 1B to transmit the driving force. Therefore, one drive mechanism 7 can be shared by the two dust removers 1A and 1B.
[0038]
Moreover, in this dust removal apparatus 50, in the dust removers 1A and 1B, the cycle of the circumferential rotation of the rake means 14 by the chains 13 and 13 is shifted, for example, by a half turn. Therefore, when the rake means 14 in one dust remover 1 </ b> A is located in the area of the upper sprocket 9, the rake means 14 in the other dust remover 1 </ b> B is located in the area of the lower sprocket 10.
In addition, you may make it synchronize the cycle of the periphery rotation of the rake means 14 in dust remover 1A, 1B. In this case, the dust on the screen 2 is simultaneously captured by the rake claws 3a and 3a arranged in a straight line of the dust removers 1A and 1B.
According to the present dust removing device 50, even if a plurality of dust removers 1A and 1B are provided, each dust remover 1A and 1B individually rotates and individually scrapes and collects dust with the rake 3. Therefore, the dust remover There is no need to adjust the vertical movement between each other. Moreover, since the plurality of dust removers 1A and 1B are operated using the single drive mechanism 7, the efficiency is high, and the synchronous operation and the constant speed operation can be easily performed.
[0039]
Next, FIG. 10 shows a dust remover using a second dust remover.
In the dust removing device 60 shown in FIG. 10, as in the first dust removing device 50, two dust removers 1 </ b> A and 1 </ b> B are arranged in parallel. Moreover, in the two dust removers 1A and 1B, the rake claws 3a held by the rake shafts 3b and 3b of the two rake means 14 and 14 are integrally formed and set to a length corresponding to the width of the water channel P1 and the screen 2. Has been. The plurality of rake shafts 3b and 3b are preferably supported at substantially symmetrical positions with a predetermined interval with respect to the single rake claw 3a. The wiper device 36 is also provided as a single device, but may be provided individually.
As with the first dust removing device, only one set of the drive mechanism 7 is provided, and a driving force is transmitted to the upper sprockets 9 and 9 of the dust removers 1A and 1B via the common motor M, the speed reduction mechanism 19, and the drive shaft 11. It is like that.
[0040]
Also in the dust removing device 60, the pair of rake means 14, 14 is rotated in a synchronized manner.
In the dust removing device 60, the plurality of dust removing devices 1A and 1B are operated in synchronization. However, the drive mechanism 7 is set in common and the driving force is transmitted from the same motor M so that the plurality of dust removing devices 1A are simultaneously used. Since 1B is operated, the synchronous operation can be easily performed.
In each of the dust removing devices described above, the dust removing devices 50 and 60 have been described as having two dust removers 1 provided with the configuration according to the embodiment. However, the present invention is not limited to this, and three or more dust removing devices are provided. You may install in parallel. At that time, each dust remover 1 may be arranged individually so that only the drive source is common, or the rake claws 3a are integrated and supported by a plurality of rakes 3 provided in the plurality of dust removers 1. May be.
[0041]
【The invention's effect】
As described above, according to the dust remover according to the present invention, the rake means can receive the driving force transmitted from the driving source and can lift up and down to scrape dust collected by the screen, and the driving source is the rake means. Separately Fixed placement Therefore, the rake means can be reduced in weight and an accurate lifting operation can be performed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view showing a basic configuration of a dust remover according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a front view of the dust remover shown in FIG. 1 as viewed from the upstream side of the water channel.
3 is an enlarged side view of an essential part showing a relationship among rake means, guide hand mechanisms, and wiper means in the dust remover shown in FIG. 1. FIG.
FIG. 4 is a side view showing a state where the dust remover according to the embodiment shifts to a scraping process.
FIG. 5 is a side view showing a state in which the discharge of the dust scraped off by the rake claw in the dust remover scraping step is finished.
FIG. 6 is a side view showing a state during the transition from the scraping process of the dust remover to the return process.
FIG. 7 is a side view showing a state where the dust remover has shifted to a return process.
FIG. 8 is a side view showing a state where the dust remover is in the end stage of the return process.
FIG. 9 is a front view of a dust removing device using a first dust removing device.
FIG. 10 is a front view of a dust removing device using a second dust removing device.
[Explanation of symbols]
1, 1A, 1B dust remover
2 screens
3 Rake (Rake means)
3a Rake claw (Rake means)
7 Drive mechanism
13 Chain
14 Rake means
15 Rake arm (rake means)
16a, 16b Chain guide (guide mechanism)
18 Guide rail (guide mechanism)
18a Stepped part
23 Main guide roller (guide mechanism)
24 Sub guide roller (guide mechanism)
26 Roller (contact member)
28 Stopper mechanism
36 Wiper means
50, 60 dust remover
M motor (drive source)

Claims

Rake means that scrapes dust collected by the screen by a rake supported so as to be swingable by its own weight with respect to the rake support member , and the endless chain that supports the rake means is rotated to move the rake means. An elevating mechanism for elevating and lowering , a guide mechanism including a chain guide for guiding the circular orbit of the chain, and a guide rail for guiding a movement path and posture of the rake means, and the rake means to be moved up and down via the chain in a dust remover provided with a drive source for,
The elevating mechanism is composed of an upper sprocket and a lower sprocket, and one chain that is wound in mesh with the upper and lower sprockets and supports one rake means at the center in the left-right direction. The dust remover, wherein the drive source is fixedly disposed on a rail portion that supports the guide mechanism .