JP3972890B2 - 電気機器 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の電池パックに対応し、当該電池パックを着脱することができる電気機器に使用されるものであって、それら複数の電池パックのうち、当該電気機器本体に適合する電池パックのみを使用することができる電気機器に関するものである。
近年、電気機器に用いられる電池は、電圧やその種類の違いから、非常に多種多様なものが出回っている。同じ電気機器であっても、複数の種類の電池を利用できるようになっており、例えば、小型のビデオカメラや、ヘッドホンステレオなどでは、ニッケル・カドミウム電池の他、ニッケル・水素電池なども利用できるようになっている。このように、複数の電池が存在するようになると、ユーザが誤って適合しない電池を使用する恐れがある。これを防ぐためには、例えば、特許文献1のようにすれば良い。この技術は、電池パックに特定形状の穴を設ける一方、その電池パックを取り付ける電気機器本体に、当該穴と嵌合する突部を設けることによって、適合する電池パックを判別するようにしたものである。
特開平6−104017号公報
しかしながら、同文献に記載された技術では、電気機器本体に設けた突部が磨耗するなどした場合には、当該電気機器本体に電池パックを装着することが可能になる場合がある。このような状況となると、その電気機器本体に適合しない電圧が印加されるなどして、十分な電力が供給されず所望の性能が発揮されなかったり、逆に過剰な電力が供給されて発熱を起こしたりする問題点があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、誤って適合しない電池パックが電気機器本体に装着されても、その電池パックが供給する電力によって当該電気機器本体が動作しないようにして安全性を確保した電気機器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本願発明は、複数の電池パックに対応し、当該電池パックを着脱自在に構成した電気機器本体を備えた電気機器において、前記電池パックは、それぞれ自己の種別に対応した押圧突起が設けられる一方、前記電気機器本体は、前記電池パックの電圧値を計測する電圧センサと、前記電池パックに設けられた押圧突起のうち、自己に適合する種別を示した押圧突起と対応する位置であって、かつその電池パックが当該電気機器本体に取り付けられた際に、前記押圧突起によって押圧可能な位置に設けられたスイッチと、そのスイッチのON状態の検出により当該電池パックの種別を判別し、予め記憶してあるテーブルを参照して、その種別に応じた電圧値を求めると共に、前記電圧センサから電池パックの電圧値の情報を受け取り、その電圧値が前記種別に応じた電圧値に所定の閾値を加えた電圧範囲内にあるかを判別して、その範囲内にあると判断した場合には制御指令を出力する制御部と、その制御指令によって負荷が接続された回路をON状態とする第2のスイッチと、を備えたことを特徴としたものである。
従って、誤って適合しない電池パックが電気機器本体に装着されても、電池パックから電気機器本体に含まれる負荷に電力が供給されてしまうことがないので、電気機器本体に適合しない電圧が印加されるなどして、十分な電力が供給されず所望の性能が発揮されなかったり、逆に過剰な電力が供給されて発熱を起こしたりする心配がないという効果を奏する。
本発明の参考例となる実施の形態
上述の解決手段を踏まえ、本発明の参考例となる実施の形態について説明する。尚、本参考例が適用されるのは、複数の電池パックを着脱することができる電気機器である。この電気機器とは、電池パックの供給電力により、所定の働きをするものであれば足り、特に限定されるものではないが、ここでは便宜のため、着脱自在の電池パックを備えた電動工具を例に説明することにする。
(電動工具の構成)
まず、その電動工具の構成について、図1を参照して説明する。図1に示されているのは、当該電動工具の概略図を示したものであり、(a)は電動工具本体のグリップ下方部分の断面図、(b)は電池パックの側面図と上面図である。本実施形態の電動工具は、電気機器本体に相当する電動工具本体1に対して、その電動工具本体1に電力を供給する電池パック2が着脱自在に設けられており、この点は従来のものと同様である。
一方、本実施形態の特徴的なところは、電池パック2に、当該電池パック2の種別に対応した押圧突起21〜2n(以下、押圧突起2nという)が設けられる一方、電動工具本体1に、その押圧突起2nと対応する位置にスイッチ31〜3n(以下、スイッチ3nという)が設けられ、電池パック2が電動工具本体1に取り付けられた際に、当該押圧突起2nによって、スイッチ3nが押圧されることにより、電動工具本体1に何れの種別の電池パック2が取り付けられたのかを判別しようとする点にある。
より詳しく説明すると、押圧突起21は種別1(例えば、9.6Vのニッケル・カドミウム電池)、押圧突起22は種別2(例えば、12Vのニッケル・カドミウム電池)、押圧突起23は種別3(例えば、9.6Vのニッケル水素電池)を示すといったように、それぞれの押圧突起に、電池パックの種類とその電圧値を割り当てて、各電池パック2に、それぞれの種別に対応した押圧突起2nを設ける。
一方、電動工具本体1には、当該電池パック2の種別のうち、適合する種別を示す押圧突起2nと対応する位置にスイッチ3nを設けるようにし、電池パック2が取り付けられたときに、そのスイッチ3を押圧突起2nにて押圧させることによって、適合する電池パック2かどうかを判別している。無論、適合しない電池パック2が取り付けられたときには、その電池パック2の押圧突起2nは、スイッチ3を押圧することができないため、電動工具本体1は、自己の種別に合わない電池パックであると判別することができる。
尚、各種別の情報は、電池パックの種類とその電圧値からなると説明したが、何れか一方のみにしても良いし、押圧突起21〜24を、それぞれニッケル・カドミウム、ニッケル水素といったような電池パックの種類の列、押圧突起25〜27を、それぞれ7.5V、9.6Vといったような電圧値の列とし、それぞれの組み合わせから種別を判別するようにしても良い。
また、その他の構成について、図1(a)では、電動工具本体1が9.6Vに対応するものということで、電動工具本体1に、電池パック2の押圧突起21と23とに対応する位置に、スイッチ31と32とが設けられており、同(b)では、9.6Vのニッケル・カドミウム電池ということで、押圧突起21が設けられている。
また、これら押圧突起2nの突設箇所については、電池パック2の上面部に設けられる一方、スイッチ3の取り付け箇所については、電動工具本体1のグリップ1aの下面部近傍に設けられており、電動工具本体1のグリップ部分1aに、当該電池パック2を取り付けることで、押圧突起2nがスイッチ3nを押圧することができるように構成されている。しかしながら、これは一例であって、押圧可能な構成とすれば良く、押圧突起2nの突設箇所等は、これに限定されるものではない。すなわち、本実施形態の趣旨を逸脱しない範囲での改変は許容されるものである。
(判別のための回路構成)
次に、上述した判別を行うための回路構成について、図2を参照して説明する。まず、各部の接続関係を説明すると、図2に示すように、電池パック2はDC−DCコンバータ4と接続されており、そのDC−DCコンバータ4は、それぞれ抵抗R1〜Rnとスイッチ31〜3n
とが対応づけられて直列的に接続された回路群と、制御部5と、FETドライバ6と接続されている。各抵抗R1〜R3と、スイッチ31〜3nとの間からは、それぞれ信号線が導出されており、その信号線は制御部5へと接続されている。
また、制御部5からの信号線は、FETドライバ6へと接続されており、さらに、そのFETドライバ6は、FET7と接続されている。そして、電池パック2は、DC−DCコンバータ4と接続される他、FET7、モータ8、スイッチ9と直列的に接続されている。尚、本実施形態にあっては、上述したように、スイッチ31と32のみが存在するため、これらのスイッチと接続された回路群のみが存在している(同図に点線で示すように、抵抗R2とスイッチ32の回路は存在しない)。
各部について説明すると、電池パック2は、上述したように、電動工具本体1に着脱自在に設けられる電池である。スイッチ3nは、タクトスイッチ等からなるが、上述した押圧突起2nの押圧によって開閉されるものであれば良く、特に限定されるものではない。DC−DCコンバータ4は、電池パック2の電圧値を、制御部5の駆動電圧まで昇降圧するものである。例えば、電動工具用の電池パックの電圧値としては、7.2V、9.6V、12V、15.6V、18V、24V等が用いられているので、これらの電圧値を5V程度まで降圧する。制御部5は、いわゆるマイコンであり、スイッチ3nの押圧の状況によって、FETドライバ6への出力を決定する。
FETドライバ6は、FET7のON抵抗を少なくするために、制御部5からの信号を所定の電圧まで昇圧する素子(回路)であるが、電界効果型トランジスタは4V程度のゲート電圧でも駆動するので、省略しても構わないものである。FET7は、制御部5の指令に基づいて、電池パック2、モータ8、スイッチ9からなる直列回路のON/OFFをするスイッチ手段であって、換言すると、制御部5からの制御指令によって負荷(モータ8)が接続された回路をON状態とする第2のスイッチといえる。また、モータ8は、電動工具本体1を駆動させる原動機であり、スイッチ9はそのモータ8をON/OFFさせるための開閉手段である。尚、FET7を用いるとして説明したが、直接的であろうと間接的であろうと、制御部5で制御可能なスイッチであれば足り、例えば、トランジスタ、リレー等でも良いものである。
(本実施形態の動作)
次に、上述の各構成を踏まえ、本実施形態の動作について、図1と図2に、図3のフローチャートを加えて説明する。まず、ユーザによって、電動工具本体1のグリップ1aに、電池パック2が取り付けられる(ステップS1)。そうすると、電池パック2に設けられた押圧突起21によって、電動工具本体1に設けられたスイッチ31が押圧される(ステップS2)。このスイッチ31のON状態は、制御部5にて検出され(ステップS3)、当該制御部5は、FETドライバ6を介して、FET7へ制御指令を出力して、FETを導通させるようになっている(ステップS41)。このように、電動工具本体1に適合可能な電池パック2であれば、FET7が導通することになるので、スイッチ9を開閉することにより、電動工具本体1を駆動させることができる(以上、ステップS51)。
一方、電動工具本体1に適合しない電池パック2が取り付けられた場合には(ステップS1)、対応するスイッチ31、33が押圧されることがなく(ステップS2)、制御部5にてスイッチはOFF状態であると検出されるので(ステップS3)、当該制御部5は、FET7への制御指令を出力しない(ステップS42)。このように、電動工具本体1に不適合な電池パック2であれば、FET7は導通されないので、スイッチ9をONにしたとしても、電動工具本体1を駆動させることができないようになっている(以上、ステップS52)。
よって、本実施形態にあっては、以上のとおりの動作をするので、電池パック2の押圧突起2nが、磨耗するなどした場合であっても、特許文献1のように、電池パックから電気機器本体に電力が供給されてしまうことがなく、電気機器本体に適合しない電圧が印加されるなどして、十分な電力が供給されず所望の性能が発揮されなかったり、逆に過剰な電力が供給されて発熱を起こしたりする心配がない。
本発明の参考例となる別の実施の形態]
次に、本発明の参考例となる別の実施の形態について、図4を参照して説明する。尚、上述の実施形態と同様の部分については、同様の符号を付す等して説明を省略することとする。本実施形態が上述の実施形態と異なり、特徴を有するのは、電池パック2の押圧突起2nに、それぞれ2進数の指数を割り当て、さらに2進数の各数字(累乗)をIDとして、当該IDに電池パックの種類とその電圧値を割り当てた点にある。
例えば、押圧突起21は0の指数、押圧突起22は1の指数、押圧突起23は2の指数とし、ID1は種別1(例えば、9.6Vのニッケル・カドミウム電池)、ID2は種別2(例えば、12Vのニッケル・カドミウム電池)、ID3は種別3(例えば、9.6Vのニッケル水素電池)というように割り当てる。そして、押圧突起22のみを設けた場合にはID2であるから種別2、押圧突起21と22を設けた場合にはID3であるから種別3といったように、押圧突起2nの数で2進数を表し、それに応じたIDにより、電池パック2の種別を判断するようにしたものである。
このように、本実施形態の場合には、上述の実施形態のように、押圧突起2nと種別とが一対一の対応関係にないので、関係のないスイッチ3nを省略することができず(図2参照)、電池パック2の種別の数だけスイッチ3nを設けることが必要となる(図4(b)参照)。しかしながら、電動工具本体1が多くの電池パック2に対応している場合、上述の実施形態では、その数量分だけスイッチ3nが必要となる。
具体的に説明すると、7つの電池パックを判別する必要がある場合、上述の実施形態では、7個のスイッチ3nが必要となるが、本実施形態にあっては、3個のスイッチ3nで足りることになり、電動工具本体1に設けられるスイッチ3nの数を減少させることができ、引いては省スペースとコストを低廉にせしめることができる。
本発明の実施の形態]
次に、本発明の実施の形態について、図5、6を参照して説明する。尚、上述の参考例の実施形態と同様の部分については、同様の符号を付す等して説明を省略することとする。上述したように、本願の発明者は、不適合の電池パックが電気機器本体に装着された場合であっても、当該電気機器本体が動作することがなく、安全な電気機器を提供することができた。しかしながら、図1等で説明した電池パック2に設けられた押圧突起2nが、不良等によって別の位置に設けられていたり、当該電池パック2の押圧突起2nの周辺や、スイッチ3nにゴミが付着していたり、スイッチ3が破損して短絡している場合には、不適合の電池パック2でも使用できてしまう恐れがあった。
そこで、本発明者は、不適合の電池パック2を判別するための手段を、もう一つ別に設けて、
複数の判別手段によって信頼性を向上させることに想到した。具体的に説明すると、図5に示すように、電池パック2の電圧を検出する電圧センサ10を設け、そのセンサで得られた電圧情報が所定の範囲内に入っているかを制御部5にて判別するようにし、範囲内に入っていない場合には、FET7を導通させないようにしたものである。この所定の範囲内とは、電池パック2の種別に応じた電圧値に所定の閾値を加えた電圧範囲内にあるかを判別している。例えば、種別1である場合には、電池の供給電圧は9.6Vなので、4.8V〜16Vを許容するといった具合である。ここで、電圧センサ10は、電池パック2の電位が計測できればどのようなものでも良いが、例えばPTが用いられる。
次に、図6を参照して、本実施形態の動作を説明する。まず、ユーザによって電池パック2が取り付けられると(ステップN1)、電池パック2に設けられた押圧突起2nによって、電動工具本体1に設けられたスイッチ3nが押圧される(ステップN2)。このとき制御部5では当該電池パック2の種別を判別し、予め記憶してあるテーブルを参照して、その種別に応じた電圧値を求める。
次に、制御部5は、電圧センサ10から電池パック2の電圧値の情報を受け取り(ステップN3)、スイッチ3nがON状態であることを認識すると(ステップN4)、その電圧値が、電池パック2の種別に応じた電圧値に所定の閾値を加えた電圧範囲内にあるかを判別して(ステップN51)、その範囲内にあると判断した場合には、FET7へ制御指令を出力して、当該FET7を導通させるようになっている(ステップ61)。このように、電動工具本体1に適合可能な電池パック2であれば、スイッチ9を開閉することにより、上述の実施形態と同様にして、電動工具本体1を駆動させることができる(以上、ステップS71)。
一方、電動工具本体1に適合しない電池パック2が取り付けられた場合には(ステップN1
)、対応するスイッチ3nが押圧されることがなく(ステップN2)、制御部5では電池パック2の種別を求めることができない。従って、制御部5は、当該電池パック2の種別に応じた電圧値を求めても(ステップN3)、スイッチ3nがOFF状態であることを認識するので(ステップN4)、当該制御部5は、FET7への制御指令を出力しない(ステップN52)。このように、電動工具本体1に不適合な電池パック2であれば、スイッチ9をONにしたとしても、上述の実施形態と同様にして、電動工具本体1を駆動させることができないようになっている(以上、ステップS52)。
以上のように、本実施形態にあっては、ゴミの付着などによって、スイッチ3nの誤押圧等
が生じて、本来の種別とは違う種別と判断された場合であっても、電圧センサによってバックアップを行うので、より安全な電気機器を提供することができる。
本発明の参考例となる更に別の実施の形態]
上述の各実施形態により、本願の発明者は、不適合の電池パックが電気機器本体に装着された場合や、ゴミなどが付着した場合であっても、当該電気機器本体が動作することがなく、安全な電気機器を提供することができた。しかしながら、取り付けた電池パック2が不適合と判断された場合であっても、ユーザにとっては何故動作しないのかが分からず、電池パック2の容量をチェックするなどの事態も生じえる。
そこで、本発明者は、電動工具本体1での判別状況をユーザが把握するために、表示手段を設けることに想到した。具体的に説明すると、図7に示すように、表示手段たる発光ダイオードD1〜Dn(以下、発光ダイオードDnという)を設けるようにし、電池パックの種類とその電圧値を表示するようにしたものである。尚、この表示にあたっては、何れか一方のみを表示するようにしても良い。
この発光ダイオードDnは、同図に示すように、その一端がDC−DCコンバータ4と接続されると一方、他端は制御部5とそれぞれ接続されている。そして、電池パック2が取り付けられると、その電池パック2の押圧突起2nによって、制御部5は当該電池パック2の種別を判別することができるので、その判別した結果を表示指令として、発光ダイオードDnへ出力し、当該発光ダイオードDnが発光することにより、ユーザはどの種別の電池パック2であるか、使用できるものなのか等を知ることができるようになっている。
尚、ここでは、発光ダイオードを例に説明したが、これに限定されるものではなく、制御部5の判別結果を報知するものであれば良い。また、上述の各実施形態と同様の部分については、同様であるので、同様の符号を付して説明を省略する。
本発明の参考例となる実施の形態に係る電動工具の概略図を示したものであり、(a)は電動工具本体のグリップ下方部分の断面図、(b)は電池パックの側面図と上面図である。 本発明の参考例となる実施の形態で用いられる回路の構成図であって、電池パック2が適合するかどうかの判別を行うための回路構成図である。 本発明の参考例となる実施の形態のフローチャートである。 本発明の参考例となる別の実施の形態に係る電動工具を示す図であって、(a)は電池パック2の構成図、(b)は当該電池パック2の判別を行うための回路構成図である。 本発明の実施の形態で用いられる回路の構成図であって、電池パック2が適合するかどうかの判別を行うための回路構成図である。 本発明の実施の形態のフローチャートである。 本発明の参考例となる更に別の実施の形態の回路の構成図であって、電池パック2の適合、不適合の判別を表示手段によって表示するための回路構成図である。
符号の説明
1 電動工具本体(電気機器本体)
2 電池パック
21〜2n 押圧突起
31〜3n スイッチ
5 制御部
7 FET(制御部からの制御指令によって
負荷が接続された回路をON状態とする第2のスイッチ)
8 モータ(負荷)

Claims (1)

  1. 複数の電池パックに対応し、当該電池パックを着脱自在に構成した電気機器本体を備えた電気機器において、前記電池パックは、それぞれ自己の種別に対応した押圧突起が設けられる一方、前記電気機器本体は、前記電池パックの電圧値を計測する電圧センサと、前記電池パックに設けられた押圧突起のうち、自己に適合する種別を示した押圧突起と対応する位置であって、かつその電池パックが当該電気機器本体に取り付けられた際に、前記押圧突起によって押圧可能な位置に設けられたスイッチと、そのスイッチのON状態の検出により当該電池パックの種別を判別し、予め記憶してあるテーブルを参照して、その種別に応じた電圧値を求めると共に、前記電圧センサから電池パックの電圧値の情報を受け取り、その電圧値が前記種別に応じた電圧値に所定の閾値を加えた電圧範囲内にあるかを判別して、その範囲内にあると判断した場合には制御指令を出力する制御部と、その制御指令によって負荷が接続された回路をON状態とする第2のスイッチと、を備えたことを特徴とする電気機器。
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