JP3972529B2 - Steel plate damping device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、製鉄設備の圧延ライン、表面処理ライン等において、その走路面を走行する帯板状の鋼板の振動を制振する鋼板の制振装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、特開平5−245523号公報に開示されているような、走行する鋼板の振動を抑え、走路面に沿って鋼板を安定して走行させる制振装置が知られている。この制振装置の概略の構成を図7に示す。この制振装置は、帯板状の鋼板110を走行させるべき走路面111の両側に、この走路面111から所定の間隔をあけて対称に配置された一対の電磁石112、113と、一方の電磁石112の内部に組み込まれた非接触式の位置検出器114と、この位置検出器114が出力する信号に基づいて、比例、積分、微分等の信号処理を行って各電磁石112、113の吸引力を制御する制御器119とを備えている。
【0003】
この制振装置によれば、走路面111を走行する帯板状の鋼板110の変位を位置検出器114で検出し、その信号に基づいて制御器119により比例、積分、微分等の信号処理を行って各電磁石112、113の吸引力を制御し、鋼板110の振動を制御する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような制振装置においては、鋼板が位置検出器(センサ)の検出範囲から外れた場合、制御不能となるため、対向する電磁石どうしの間隔は、センサの検出距離以内に制限されるという問題がある。
逆に、電磁石どうしの間隔を広くしようとすると、検出範囲の大きなセンサが必要になるが、このようなセンサは一般にセンサヘッドの径が大きいので、これに伴って電磁石も大型化し、電磁石の吸引力が、鋼板の広い範囲に対して作用してしまう。ここで、この鋼板は、薄くて非常に柔軟な鋼板であることが多く、前記のように電磁石の吸引力が広い面積に対して作用すると、面内で変形が起こりやすい。すると、センサが検出する鋼板までの距離と、電磁石の制御力が作用し、変形した位置での距離とに差異が生じ、制御が不安定になりやすいという問題がある。
【0005】
また、前記センサには、高温や粉塵に対して強いという理由から、渦電流式変位センサが使用されることが多い。この渦電流式変位センサは、電磁石から発生する磁束によりオフセット電圧が変化したり、温度によりゲインが変化したりする。一方、これらの変化の補正機能を有するセンサは高価である。従って、通常の安価なセンサを使用する場合には、使用の都度、センサが出力する位置信号を補正しなければならないという問題がある。
【0006】
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、安価で小型のセンサを用いて、電磁石を大型化させてしまうことなく、センサどうし、あるいは電磁石どうしの間隔を広くしても鋼板の振動や走行位置を良好に制御可能で、かつ、電磁石による磁束変化や温度変化に対して制振装置の特性の変化が小さく、安定した制振制御が可能な鋼板の制振装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、走行する鋼鈑の制振を行うため、鋼鈑と交わる方向に磁力を作用させる電磁石と、この電磁石と前記鋼鈑との距離を検出するためのセンサと、このセンサによって検出された距離に基づいて、前記電磁石に流す励磁電流を制御する制御装置とを有し、前記センサは、前記鋼鈑を挟んで対向する位置に対になって配置され、この時、対向するセンサの間隔から板厚を差し引いた距離が対向するセンサの最大検出可能距離の和以下であり、前記制御装置は、前記対になって配置された一対のセンサの出力電圧の差をとる差分検出手段を含み、この差分検出手段が出力する差に基づいて、前記電磁石に流す励磁電流を制御することを特徴とする鋼鈑の制振装置である。
【0008】
請求項2に記載の発明は、前記電磁石は、前記鋼板を挟んで対向する位置に対になって配置され、前記センサは、前記電磁石の中央に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の鋼板の制振装置である。
【0009】
請求項3に記載の発明は、前記一対のセンサの出力電圧の差分の非線形性をアナログ回路もしくはディジタル処理により線形化することを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の鋼鈑の制振装置である。
【0010】
【発明の実施の形態】
まず、本発明の第1実施形態の構成を図1を参照して説明する。鋼板1は、図の下から上に向かって走行する。すなわち、この図には、鋼板1を側面から見た図が示されている。走行する鋼板1の表面側には電磁石2Aが設けられ、裏面側には電磁石2Bが設けられている。電磁石2Aと2Bは、鋼板1を挟んで対向する位置に設けられている。電磁石2A内には、前記鋼板1までの距離を検出するためのセンサ3Aが設けられ、電磁石2B内には、やはり前記鋼板1までの距離を検出するためのセンサ3Bが設けられている。センサ3Aの検出面は、電磁石2Aの磁極面と同一面上となっており、センサ3Bの検出面は、電磁石2Bの磁極面と同一面上となっている。すなわち、センサ3Aと3Bも、鋼板1を挟んで対向する位置に設けられている。
【0011】
センサ3Aおよび3Bの出力は、コントローラ4に入力されている。コントローラ4の出力は、パワーアンプ5Aおよび5Bに入力され、パワーアンプ5Aの出力は、電磁石2Aに入力され、パワーアンプ5Bの出力は、電磁石2Bに入力されている。
【0012】
図2は、コントローラ5内の詳細な構成図である。前記センサ3A、3Bによって検出された鋼板1の位置を示すセンサ信号が、第1の差分検出手段6aに入力され、これらの入力の差がとられる。この第1の差分検出手段6aの出力は、次段の、第2の差分検出手段6bに入力されている。この第2の差分検出手段6bには、さらに、位置指令手段7が出力する位置指令値が入力され、この位置指令値と前記第1の差分検出手段の出力との差がとられる。
【0013】
前記第2の差分検出手段6bの出力は、振動制御コントローラ8に入力され、この振動制御コントローラ8の出力は、電流制御手段9Aおよび9Bに入力されている。電流制御手段9Aが出力するパワー指令Aは、前記パワーアンプ5Aに入力されており、電流制御手段9Bが出力するパワー指令Bは、前記パワーアンプ5Bに入力されている。
【0014】
次に、本実施形態の動作を説明する。センサ3Aは、このセンサ3Aの検出面と鋼板1の表面との距離dAを検出し、検出結果をコントローラ4に伝達する。同様に、センサ3Bは、このセンサ3Bの検出面と鋼板1の裏面との距離dBを検出し、検出結果をコントローラ4に伝達する。
【0015】
コントローラ4は、このコントローラ4が内蔵する第1の差分検出手段6aによって、前記距離dAの検出結果と距離dBの検出結果との差、すなわちセンサ差分値をとる。さらに、第2の差分検出手段6bによって、前記センサ差分値と、位置指令手段7が出力する位置指令値との差がとられる。この位置指令値は、例えば、鋼板1の目標位置がセンサ3Aと3Bのちょうど中間であれば、0とされる。
【0016】
センサ差分値と位置指令値との差、すなわち第2の差分検出手段の出力は、振動制御コントローラ8に入力され、この振動制御コントローラ8は、入力された差が0になるように、すなわちセンサ差分値が位置指令値に一致するように、電流制御手段9Aおよび9Bを制御する。
【0017】
電流制御手段9Aおよび9Bは、パワー指令AおよびBによってパワーアンプ5Aおよび5Bを制御し、パワーアンプ5Aおよび5Bは、電磁石2Aおよび2Bに供給する励磁電流IAおよびIBを増減させる。例えば、dA<dBであればIA<IBとされ、dA>dBであればIA>IBとされる。以上の動作により、鋼板1は、常に目標位置に引き戻され、制振が行われる。
【0018】
次に、センサ3Aおよび3Bの動作を図3を参照して詳細に説明する。図3(a)は、センサ3A単独での動作を示すものである。この図の横軸は、センサ3Aの検出面と、この検出面と対向する鋼板1の表面との距離であり、縦軸は、センサ3Aの出力電圧である。距離と出力電圧とは、距離が近いうちは比例しているが、距離が最大検出距離lsを超えると、出力電圧は飽和し、一定値が出力されるようになる。なお、センサ3B単独での動作も同様である。
【0019】
図3(b)は、センサ3Aと3Bの動作を組み合わせたものである。横軸は、センサ3Aと鋼板1との距離、縦軸は、センサ差分値、すなわちセンサ3Aと3Bの出力電圧の差である。ここで、センサ3Aと3Bとの距離から板厚を差し引いた距離を2lとすると、l≦ls≦2lであるものとする。
【0020】
このようにすれば、センサ3Aと3Bの間のどの位置に鋼板1があっても、鋼板1の位置検出が可能である。このとき、センサ3Aと3Bとの距離2lが、センサの最大検出距離lsより大きくても、鋼板1の位置を検出可能である。
また、センサ3Aと3Bの検出処理のオーバーラップにより生じる図3(b)のような検出感度の非線形性はアナログ回路もしくはディジタル処理等により線形化することが可能である。
【0021】
次に、電磁石が発生する磁束とセンサの出力電圧との関係について説明する。図4に、本実施形態における電磁石2A、2Bとセンサ3A、3Bとの位置関係を示す。すなわち、電磁石2A、2Bの内部にセンサ3A、3Bが配置されている。このような配置の場合には、電磁石2A、2Bに流す励磁電流を変化させると、電磁石2A、2Bが発生する磁束が変化し、この磁束の変化の影響で、鋼板1の位置が変化していないにも関わらず、図5に示すように、センサ3A、3Bの出力電圧が変化してしまう。
【0022】
このとき、センサ3Aと3Bの出力電圧の差をとれば、電磁石2A、2Bが発生する磁束の影響がキャンセルされ、出力電圧の差は、ほぼ一定の値となる。
【0023】
次に、本発明の第2実施形態を図6を参照して説明する。第2実施形態においては、電磁石2Aが鋼板1の片側のみに設けられている。従って、この電磁石2Aを駆動するパワーアンプ5Aもまた、1個設けられているのみである。これ以外の構成は、第1実施形態と同様である。例えば、センサ3A、3Bは、第1実施形態と同様に、鋼板1の両側に対向して設けられている。この第2実施形態のように、電磁石を1個しか用いない場合であっても、本発明の適用は可能である。
【0024】
【発明の効果】
本発明によれば、センサを鋼板を挟んで対向する位置に対にして配置し、センサと鋼板との距離をセンサの最大検出可能距離以下としたので、対向するセンサどうしの間隔を広くとることができる。また、センサどうしの間隔を広くしても、検出範囲が広く、大型のセンサを用いる必要はないので、センサを電磁石の中央に配置しても、電磁石を大型化させてしまうことがない。
また、電磁石を鋼板を挟んで対向する位置に対にして配置する場合には、対向する電磁石どうしの間隔を広くとることができる。
また、対になって配置されたセンサによって検出された距離どうしの差をとる差分検出手段を設けたので、安価なセンサを用いた場合であっても、電磁石による磁束の変化や温度変化に対して、制振装置の特性の変化を小さくでき、安定した制振制御が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態である鋼板の制振装置の概略構成図。
【図2】 コントローラ4の内部構成図。
【図3】 センサ・鋼板間距離と、センサの出力電圧との関係を示すグラフ。
【図4】 電磁石とセンサの位置関係を示す図。
【図5】 電磁石が発生する磁束密度と、センサの出力電圧との関係を示すグラフ。
【図6】 本発明の第2実施形態である鋼板の制振装置の概略構成図。
【図7】 従来の鋼板の制振装置の概略構成図。
【符号の説明】
1 鋼板 2A、2B 電磁石
3A、3B センサ 4 コントローラ(制御装置)
5A、5B パワーアンプ
6a 第1の差分検出手段(差分検出手段)
6b 第2の差分検出手段 7 位置指令手段
8 振動制御コントローラ 9A、9B 電流制御手段
110 鋼板 111 走路面
112、113 電磁石 114 位置検出器
119 制御器[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a steel plate damping device for damping vibrations of a strip-like steel plate that travels on a road surface in a rolling line, a surface treatment line, and the like of an iron manufacturing facility.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, there has been known a vibration damping device that suppresses vibration of a traveling steel sheet and stably travels the steel sheet along a running surface, as disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 5-245523. A schematic configuration of this vibration damping device is shown in FIG. The vibration damping device includes a pair of
[0003]
According to this vibration damping device, the displacement of the strip-
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In such a vibration damping device, when the steel plate is out of the detection range of the position detector (sensor), control becomes impossible, so that the distance between the opposing electromagnets is limited within the detection distance of the sensor. There is.
Conversely, when trying to widen the gap between the electromagnets, a sensor with a large detection range is required. However, since such a sensor generally has a large sensor head diameter, the electromagnet also becomes larger and attracts the electromagnet. The force acts on a wide range of steel plates. Here, this steel plate is often a thin and very flexible steel plate, and when the attractive force of the electromagnet acts on a large area as described above, deformation is likely to occur in the plane. Then, there is a problem in that the control tends to become unstable because the distance to the steel plate detected by the sensor and the control force of the electromagnet act to cause a difference between the distance at the deformed position.
[0005]
Further, an eddy current displacement sensor is often used as the sensor because it is resistant to high temperatures and dust. In this eddy current displacement sensor, the offset voltage changes due to the magnetic flux generated from the electromagnet, and the gain changes depending on the temperature. On the other hand, a sensor having a function of correcting these changes is expensive. Therefore, when a normal inexpensive sensor is used, there is a problem that the position signal output from the sensor must be corrected each time the sensor is used.
[0006]
The present invention has been made to solve the above-described problem, and uses a cheap and small sensor, and without increasing the size of the electromagnets, the steel plates can be made even if the sensors or the intervals between the electromagnets are widened. A steel plate damping device capable of controlling the vibration and the traveling position of the steel plate, and having a small change in the characteristics of the damping device with respect to a change in magnetic flux and temperature due to an electromagnet and capable of stable damping control. Is.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to
[0008]
The invention according to
[0009]
The invention according to claim 3 is characterized in that the non-linearity of the difference between the output voltages of the pair of sensors is linearized by an analog circuit or digital processing . It is a vibration control device.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
First, the configuration of the first embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. The
[0011]
The outputs of the
[0012]
FIG. 2 is a detailed configuration diagram in the controller 5. A sensor signal indicating the position of the
[0013]
The output of the second difference detection means 6b is input to the
[0014]
Next, the operation of this embodiment will be described. The sensor 3 </ b> A detects the distance dA between the detection surface of the sensor 3 </ b> A and the surface of the
[0015]
The
[0016]
The difference between the sensor difference value and the position command value, that is, the output of the second difference detection means, is input to the
[0017]
Current control means 9A and 9B
[0018]
Next, the operation of the
[0019]
FIG. 3B is a combination of the operations of the
[0020]
In this way, the position of the
Further, the non-linearity of the detection sensitivity as shown in FIG. 3B caused by the overlap of the detection processes of the
[0021]
Next, the relationship between the magnetic flux generated by the electromagnet and the output voltage of the sensor will be described. FIG. 4 shows the positional relationship between the electromagnets 2A and 2B and the
[0022]
At this time, if the difference between the output voltages of the
[0023]
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. In the second embodiment, the
[0024]
【The invention's effect】
According to the present invention, the sensors are arranged in pairs facing each other across the steel plate, and the distance between the sensor and the steel plate is set to be equal to or less than the maximum detectable distance of the sensor. Can do. Further, even if the distance between the sensors is wide, the detection range is wide and it is not necessary to use a large sensor. Therefore, even if the sensor is arranged at the center of the electromagnet, the electromagnet is not enlarged.
In addition, when the electromagnets are arranged in pairs at positions facing each other with the steel plate in between, the distance between the facing electromagnets can be widened.
In addition, since a difference detection means that takes the difference between the distances detected by the sensors arranged in pairs is provided, even if an inexpensive sensor is used, it can be used against changes in magnetic flux and temperature due to electromagnets. Thus, the change in the characteristics of the vibration damping device can be reduced, and stable vibration damping control is possible.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram of a steel plate damping device according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an internal configuration diagram of a
FIG. 3 is a graph showing the relationship between the sensor-steel plate distance and the output voltage of the sensor.
FIG. 4 is a diagram showing a positional relationship between an electromagnet and a sensor.
FIG. 5 is a graph showing the relationship between the magnetic flux density generated by the electromagnet and the output voltage of the sensor.
FIG. 6 is a schematic configuration diagram of a steel plate damping device according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a schematic configuration diagram of a conventional steel plate vibration damping device.
[Explanation of symbols]
1 Steel plate 2A,
5A,
6b Second difference detection means 7 Position command means 8
Claims (3)
この電磁石と前記鋼鈑との距離を検出するためのセンサと、
このセンサによって検出された距離に基づいて、前記電磁石に流す励磁電流を制御する制御装置と、
を有し、
前記センサは、前記鋼鈑を挟んで対向する位置に対になって配置され、この時、対向するセンサの間隔から板厚を差し引いた距離が対向するセンサの最大検出可能距離の和以下であり、
前記制御装置は、前記対になって配置された一対のセンサの出力電圧の差をとる差分検出手段を含み、この差分検出手段が出力する差に基づいて、前記電磁石に流す励磁電流を制御する
ことを特徴とする鋼鈑の制振装置。An electromagnet that exerts a magnetic force in the direction intersecting with the steel plate in order to control the traveling steel plate;
A sensor for detecting the distance between the electromagnet and the steel plate;
Based on the distance detected by this sensor, a control device for controlling the excitation current flowing through the electromagnet,
Have
The sensors are arranged in pairs at opposite positions across the steel plate, and at this time, the distance obtained by subtracting the plate thickness from the distance between the opposed sensors is equal to or less than the sum of the maximum detectable distances of the opposed sensors. ,
The control device includes a difference detection unit that takes a difference between output voltages of the pair of sensors arranged in a pair, and controls an excitation current flowing through the electromagnet based on a difference output from the difference detection unit. A steel plate damping device characterized by that.
前記センサは、前記電磁石の中央に配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載の鋼鈑の制振装置。The electromagnets are arranged in pairs at opposite positions across the steel plate,
The steel plate vibration damping device according to claim 1, wherein the sensor is disposed at a center of the electromagnet.
ことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の鋼鈑の制振装置。The steel plate vibration damping device according to claim 1 or 2, wherein the nonlinearity of the difference between the output voltages of the pair of sensors is linearized by an analog circuit or digital processing .
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