JP3971980B2 - Grinding equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、金属製のワークの研削を行う研削装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から金属製のワークの角部面取り研削加工は回転する砥石車によって行われている。しかし、通常の面取り加工では結局は面取りした部分に新たに角度が付くため本来は角部全体が滑らかにカーブを描く、いわゆる「R(アール)を取る(以下このような加工をアール加工という)」とような滑らかな面取りが望ましい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、角部にアール加工を施すことは必ずしも容易ではなく、従来の砥石車を使用した研削装置では熟練と加工時間がかかってしまい容易にはできなかった。
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、容易に滑らかな面取り加工を施すことができる研削装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1の発明では駆動源と、同駆動源から回転力を得て回転する出力軸と、同出力軸に固定されて同出力軸とともに回転する可撓性材料を結合材として構成された砥石車と、同砥石車の外周面に隣接して配置されるワーク摺動面に沿ってワークを案内する案内部材と、同砥石車と同案内部材とを相対的に進退させることで同砥石車の外周面をワーク摺動面に面して配置させるようにした進退機構とを備えた研削装置において、前記進退機構として前記案内部材に雄ねじ又は雌ねじのいずれか一方を固着し、同案内部材が配置されるベース側には雄ねじ又は雌ねじのいずれか他方を固着し、螺合した同雄ねじと雌ねじとの相対回動によって同ベースを基準として同案内部材を同砥石車方向に進退させるように構成するとともに、同雄ねじと雌ねじとの間には同両ねじの軸方向に沿って同両ねじを互いに逆方向に付勢する付勢手段を配設するようにしたことを要旨とする。
このように構成すると、進退機構を駆動させて案内部材を砥石車方向に接近させ案内部材を砥石車の外周面とそのワーク摺動面とが面するように配置する。そして、ワーク摺動面をスライドさせてワークを砥石車の外周面によって研削させる。砥石車は可撓性材料を結合材として構成されているため研削の際にワークの角部が当接した際にその押圧力によって撓み、ワークの角部を包み込む。すると、ワークの角部は砥石車の撓んだ断面円弧状の内面によって同じく断面円弧状に研削されることとなる。この時、案内部材は螺合した同雄ねじと雌ねじとの相対回動によってベースを基準として進退させられる。このようなねじの回転による進退においてはねじの公差によってねじを逆転させた場合に若干のがたつきが生じてしまう。ところが、このように付勢手段によって両ねじを互いに逆方向に付勢しているためこのようながたつきが解消されることとなる。
【0005】
請求項2の発明では、請求項1の発明の構成において、前記出力軸の軸方向と前記案内部材のワーク摺動面上でのワークのスライド方向とを互いに直交しないように配置するようにしたことを要旨とする。
これによって請求項1の作用に加え、砥石車の外周面によってワークの角部を研削する場合にワークの角部は砥石車の外周面と広く接することとなって砥石車が片減りすることが防止される。
請求項3の発明では、請求項1又は2の発明の構成において、前記砥石車の外周面が案内部材の裏面側から表面側のスライド面に露出するようにしたことをその要旨とする。
請求項4の発明では、請求項1〜3のいずれかに発明の構成において、前記案内部材は2枚の平面プレートから構成され、前記砥石車の外周面は交差状に配置された同平面プレートの交差線位置に露出されるようにしたことをその要旨とする。
【0008】
【発明の効果】
上記各請求項の発明により容易に滑らかな面取り加工を施すことが可能となるとともに容易に滑らかな面取り加工を施すことが可能となるとともに、案内部材を進退させた際のねじの公差に基づくがたつきがなくなり、案内部材の正確な位置決めを迅速に行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の具体的な実施の形態を図面に基づいて説明する。尚、以下の説明において前方とは図3における下方向を、後方とは同図における上方向を言うものとする。
図1、図3等に示すように、研削装置1のベース3上の第1の架台4上にはギアドモータ5が配設されている。ギアドモータ5は単相交流誘導モータと減速機構から構成されており。第1の出力軸6が後方に露出されている。ギアドモータ5に隣接して軸受けブロック7がベース3の第2の架台8上に配設されている。図3に示すように、軸受けブロック7の軸受け9によって前後に突出する第2の出力軸10が回転自在に支持されている。第2の出力軸10の後方側と前記第1の出力軸6との間にはタイミングベルト11が巻回されており、ギアドモータ5からの回転力が第2の出力軸10に伝達されるようになっている。第2の出力軸10の前端には砥石車13がボルト14によって側面形状T字状に固着されており、第2の出力軸10と一体に周方向に回動可能とされている。
砥石車13は可撓性材料としてのシリコーンゴムを結合材として砥粒が配合された一種のエラスチック砥石車である。
【0010】
ベース3の前方位置であって第2の架台8と隣接する前方位置にはメインプレート15が配設されている。図3に示すように、平面配置状態においてメインプレート15は前記第2の出力軸10と約60度の角度で交差されており、第2の出力軸10の前端に固着された砥石車13はメインプレート15よりも前方位置に配置されている。
メインプレート15は方形の鋼製板体であって、第2の架台8及びベース3に対して図示しないボルトによって固着されている。メインプレート15の前面側下部位置には鋼製のブラケット17がボルト18によっては固定されている。図4に示すようにブラケット17はメインプレート15から前方に向かって片持ちに張り出したテーブル部19が形成されている。テーブル部19にはダイヤルノブ20が配設されている。図8に示すように、ダイヤルノブ20は目盛りプレートGが貼着されたダイヤル部20aとダイヤル部20a中央に立設された雌ねじカラー20bとより構成されている。雌ねじカラー20bの内周面には雌ねじ22が螺設されている。図2及び図4に示すように、雌ねじカラー20bはテーブル部19中央に形成された透孔23に対して下方から挿入された状態で配置されている。ダイヤルノブ20の右側方にはスイッチ21が配設されている。
【0011】
メインプレート15にはスライドベース25が図示しないボルトによって固着されている。図1及び図5に示すように、スライドベース25はメインプレート15の前面上部位置であって、図3に示すように平面配置状態において砥石車13と交差されている。スライドベース25上部には砥石車13の外形形状に対応した円弧状の切り欠き27が形成されている。スライドベース25の左右位置にはガイド29がボルト30によって固定されている。スライドベース25前面右方にはねじ穴31が穿設されている。
スライドベース25の前面にはスライド33が配設されている。スライド33はスライドベース25前面と左右のガイド29によって上下方向にスライド移動可能に支持されている。スライド33は逆H状の鋼製の枠体であって、中央下面には雄ねじ35が下垂形成されている。雄ねじ35は前記雌ねじカラー20bの雌ねじ22と螺合されている。スライド33とブラケット17との間であって同雄ねじ35及び雌ねじカラー20bを包囲するようにコイルスプリング36が配設されている。コイルスプリング36は雄ねじ35と雌ねじ22との間に生じる公差に基づく両者のがたつきを互いに逆方向に付勢することによって解消させている。
【0012】
スライド33の上端には案内部材としてのワーク案内プレート37がボルト38によって固着されている。図6(a)〜(c)に示すように、ワーク案内プレート37は2枚の長方形平面プレートを90度直交して連結した略V字状の側面形状の部材とされ、長手方向中央には長孔状の透孔39が形成されている。
ワーク案内プレート37の上面がワークがスライドしながら移動するスライド面37aとされている。スライド面37aはWc(タングステン)、Co(コバルト)、Ni(ニッケル)、Cr(クローム)からなる合金を超高速フレーム溶射し、次いで平面研削して形成された超硬溶射面とされている。
本実施の形態では2枚の長方形プレートが交差してスライド面37aに現れる直線を交差線Lとする。ワーク案内プレート37の同透孔39位置の裏面側には凹部40が形成されている。図2及び図3に示すように、ワーク案内プレート37の透孔39の直下には砥石車13の外周面が配置されている。特に図3に示すように、平面配置状態において第2の出力軸10に対してワーク案内プレート37の長手方向とは直交せずに約60度の角度を持って配置されている。その結果、砥石車13は透孔39に対して平行ではなく約30度の角度を持って面することとなる。スライド33、ブラケット17、ダイヤルノブ20、左右のガイド29、スライドベース25によって進退機構が構成されている。
【0013】
スライド33の右下方には長孔41が形成されている。同長孔41はスライド33の配設状態において後方のスライドベース25の前面に形成したねじ穴31が露出する位置関係となっている。図1、図3及び図5等に示すように、ロックレバー43の雄ねじ43aが長孔41を介してねじ穴31に螺合されている。ロックレバー43はレバー本体43bを操作して雄ねじ43aを回動させることで進退し、進出することでレバー本体43b後端面44がスライド33の長孔41周縁に当接するように構成されている。そして、同後端面44によってスライド33をスライドベース25に押しつけてスライド33をスライド移動不能にロックすることとなっている。
ギアドモータ5及び軸受けブロック7は第1のカバー45によって、砥石車13は第2のカバー46によって包囲されている。尚、両カバー45,46は図4にのみ図示されている。尚、本実施の形態においてはギアドモータ5への給電部についての記載は省略されている。
【0014】
次にこのように構成した研削装置1の作用について説明する。
まず、砥石車13に対するワーク案内プレート37の位置を調整するために、スライド33を上下動させる。具体的にはダイヤルノブ20のダイヤル部20aを回動させ、雄ねじ35と雌ねじカラー20bの雌ねじ22との螺合関係によってスライド33を上下方向に少しずつスライド33をスライド移動させていく。この時、ロックレバー43は図7に示す仮想線位置にあってこの状態においてはスライド33は非ロック状態とされている。スライド33が上昇させられることによってワーク案内プレート37は砥石車13に下方から接近していき、その外周面が透孔39の周縁に当接する。この状態では砥石車13の外周を含む一部がワーク案内プレート37のスライド面37aよりも上方に露出することとなる。実際の研削位置はこれよりも若干下げる必要があるので、この砥石車13が突き当たった状態(必ずしも当接させる必要はないが)で、ダイヤル部20aを逆回動させて砥石車13を所定量下げる。
【0015】
そして、所望の研削位置を決定した状態でロックレバー43を図7に示す実線位置まで回動させスライド33をロック状態とする。
次いで、スイッチ21を入力する。するとギアドモータ5が駆動され第1の出力軸6の回転力がタイミングベルト11を介して軸受けブロック7側の第2の出力軸10に伝達され砥石車13が研削可能状態とされる。
例えば図10に示すアルミニウム合金製の直方体形状のワークWの面取りを行う場合を考える。図9に示すようにワーク案内プレート37のスライド面37a上であって同ワークWの加工する角部が交差線L上に配置されるようにセットする。そして、ワークWをスライドさせて砥石車13によって研削していく。ここに、砥石車13は可撓性があるため研削の際にワークWの角部が当接した際にその押圧力によって撓み、ワークWの角部を包み込む。すると、ワークWの角部は砥石車の撓んだ断面円弧状の内面によって同じく断面円弧状に研削されることとなる。
【0016】
このように構成することで上記実施の形態では次のような効果が奏される。
(1)従来ではワークの面取りにおいてアール加工を施すことは熟練や時間がかかるため高コストとなっていた。しかし、上記のように構成すれば砥石車13は可撓性があるためワークWの角部は砥石車の撓んだ断面円弧状の内面によって同じく断面円弧状に研削されることとなって特別熟練は必要ではなく、研削時間も極めて短縮できるためコスト削減に寄与する。
また、従来の面取りのように研削によるバリが生ずることもなく仕上がりが綺麗である。
(2)ダイヤルノブ20のダイヤル部20aを回動させることでスライド33が上下動してワーク案内プレート37の位置を調整することができる。そのため、所望の研削条件となるようにワーク案内プレート37と砥石車13との位置を調整することが容易に可能となっている。
(3)砥石車13の外周面はワーク案内プレート37の裏面(下側)から透孔39を介してスライド面37aの交差線L部分に露出するためスライド面37aの長手方向に沿ってワークWをスライドさせるだけで角部に沿ってアール加工を施すことができるため極めて正確で狂いのない滑らかな加工を実現することができる。
【0017】
(4)一般的には雄ねじと雌ねじとの螺合関係によって一方を進退させる機構においては雄ねじと雌ねじとの間の公差に基づくがたつきがあるため、正回転状態から逆回転させると予定した進退量以上にこのがたつきによる進退作用が生じてしまうこととなる。つまり進出量の正確さに欠けることとなっていた。これを解消するためには一旦逆回転させた後に再び正回転させるような操作が必要となり面倒であった。
ところが、本実施の形態ではコイルスプリング36によって雄ねじ35と雌ねじ22を互いに逆方向に付勢している。そのため、正回転状態から逆回転させてもこの付勢力によって常に雄ねじ35と雌ねじ22との接触面は一方向のみで接することとなるためがたつきが生じないこととなっている。従って、操作は単に正逆回転させるだけでよく操作が簡単となる。
(5)ワーク案内プレート37のスライド方向に対して砥石車13は平行ではなく約30度の角度をもって配置されている。すなわち、砥石車13の回転方向とワークWの進行方向がずれているためワークWの角部は砥石車13の外周面と広く接することとなって砥石車が片減りすることが防止される。
(6)ロックレバー43によってスライド33をスライドベース25にしっかりと固定することができるため、より正確な研削が可能となっている。
(7)スライド面37aは滑らかに平面研削された超硬溶射面とされているため非常に傷つきにくく、その結果としてスライド面37aをスライドさせるワークWが傷つくこともなくなる。また、スライド面37aは極めて硬いためワークWがスライド面37aをスライド移動しても容易にすり減ることがなく、経年使用によってすり減って寸法が狂うという不具合が生じにくい。更にスライド面37aが滑らかに平面研削されているためワークWがスライドさせる際に引っかかることがなくスムーズにスライド移動させることができる(いわゆるノッキング現象が生じにくい)。
【0018】
なお、この発明は,次のように変更して具体化することも可能である。
・付勢手段として上記実施の形態ではコイルスプリング36を使用したが、その他の付勢手段でも構わない。
・上記ワーク案内プレート37のように直交する2枚の平面プレートから構成されており、上記のような直角の角部を有するワークWをスライドさせて研削するには適当な形状であったが、ワークに合わせてワーク案内プレート37の形状を変更することは自由である。超硬溶射面の形成の有無も自由である。
・上記実施の形態ではギアドモータ5と軸受けブロック7とを隣接して配置させていたが、直接第1の出力軸6に砥石車13を固定するようにしてもよい。
・上記研削装置1に集塵器を併設するようにしてもよい。
・上記ワークW以外のワークとして金属製以外のもの、例えば石、木材、プラスチック、ガラス等を用いるようにしてもよい。
・ギヤドモータ5は上記以外のモータを使用しても構わない。
。その他、本発明の趣旨を逸脱しない態様で実施することは自由である。
【0019】
本発明の目的を達成するために上記実施の形態から把握できるその他の技術的思想について下記に付記として説明する。
(1)案内部材は直交する2枚の平面プレートから構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の研削装置。
(2)砥石車の外周面が案内部材の裏面側から表面側のスライド面に露出することを特徴とする請求項1〜4若しくは付記1のいずれかに記載の研削装置。
(3)砥石車の外周面は前記交差状に配置された2枚の平面プレートの交差線位置に露出されることを特徴とする請求項1〜4若しくは付記1又は2のいずれかに記載の研削装置。
【0020】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の研削装置の斜視図。
【図2】 同じ研削装置の部分断面正面図。
【図3】 同じ研削装置の平面図。
【図4】 同じ研削装置の部分断面側面図。
【図5】 同じ研削装置の分解斜視図。
【図6】 ワーク案内プレートの(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側断面図。
【図7】 同じ研削装置の操作状態を説明する部分拡大正面図。
【図8】 ダイヤルノブの斜視図。
【図9】 ワーク案内プレート上にワークと砥石車との位置関係を説明する説明図。
【図10】 ワークの斜視図。
【符号の説明】
5…駆動源としてのギヤドモータ、10…出力軸としての第2の出力軸、13…砥石車、17…進退機構の一部をなすブラケット、20…進退機構の一部をなすダイヤルノブ、22…雌ねじ、25…進退機構の一部をなすスライドベース、29…進退機構の一部をなすガイド、33…進退機構の一部をなすスライド、35…雄ねじ、36…付勢手段としてのコイルスプリング、37…案内部材としてのワーク案内プレート、37a…ワーク摺動面としてのスライド面。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a grinding apparatus for grinding a metal workpiece.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, corner chamfering of a metal workpiece has been performed by a rotating grinding wheel. However, in the normal chamfering process, the chamfered part is eventually given a new angle, so the entire corner part is smoothly curved, so-called “R (R) (hereinafter referred to as R process)”. Smooth chamfering like this is desirable.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, it is not always easy to subject the corners to rounding, and a conventional grinding apparatus using a grinding wheel takes skill and processing time, and cannot be easily performed.
The present invention has been made paying attention to such problems existing in the prior art. An object of the present invention is to provide a grinding apparatus capable of easily performing smooth chamfering.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, in the first aspect of the present invention, a drive source, an output shaft that rotates by obtaining rotational force from the drive source, and a flexible material that is fixed to the output shaft and rotates together with the output shaft. A grinding wheel configured as a binder, a guide member for guiding a workpiece along a workpiece sliding surface disposed adjacent to the outer peripheral surface of the grinding wheel, and the grinding wheel and the guide member relative to each other In the grinding apparatus provided with an advance / retreat mechanism in which the outer peripheral surface of the grinding wheel is arranged to face the work sliding surface by moving forward and backward, the guide member has either a male screw or a female screw as the advance / retreat mechanism. And either the male screw or the female screw is fixed to the base side on which the guide member is disposed, and the guide member is mounted on the base by the relative rotation of the screwed male screw and female screw. Configured to move forward and backward Rutotomoni, between the same external thread and the internal thread is summarized in that which is adapted to arrange the biasing means for biasing the two screws along the axial direction of the both screws in opposite directions.
If comprised in this way, an advancing / retreating mechanism will be driven, a guide member will be made to approach a grinding wheel direction, and a guide member will be arrange | positioned so that the outer peripheral surface of a grinding wheel and the workpiece | work sliding surface may face. Then, the work sliding surface is slid to grind the work by the outer peripheral surface of the grinding wheel. Since the grinding wheel is composed of a flexible material as a binder, when the corner portion of the workpiece comes into contact with the grinding wheel, it is bent by the pressing force and wraps around the corner portion of the workpiece. Then, the corner | angular part of a workpiece | work will be ground by the cross-section circular arc shape similarly by the curved cross-section circular arc-shaped inner surface of the grinding wheel. At this time, the guide member is advanced and retracted with reference to the base by the relative rotation of the screwed male screw and female screw. In such advancement and retraction due to the rotation of the screw, a slight rattling occurs when the screw is reversed due to screw tolerance. However, in this way because it urges both screws in opposite directions by a biasing means such backlash can be eliminated becomes Rukoto.
[0005]
According to a second aspect of the present invention, in the configuration of the first aspect of the invention, the axial direction of the output shaft and the sliding direction of the workpiece on the workpiece sliding surface of the guide member are arranged so as not to be orthogonal to each other. This is the gist.
Accordingly, in addition to the operation of the first aspect, when the corner portion of the workpiece is ground by the outer peripheral surface of the grinding wheel, the corner portion of the workpiece is in wide contact with the outer peripheral surface of the grinding wheel, so that the grinding wheel can be reduced. Is prevented.
The gist of the invention of
In the invention of
[0008]
【The invention's effect】
It becomes possible to perform easily smooth chamfering it becomes possible to perform easily smooth chamfering the invention of the above claims, is based on the tolerance of the screw when allowed to advance and retreat the guide member The rattling is eliminated and the guide member can be accurately positioned quickly.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, specific embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. In the following description, “front” refers to the downward direction in FIG. 3, and “rear” refers to the upward direction in FIG.
As shown in FIG. 1, FIG. 3, and the like, a geared
The grinding
[0010]
A
The
[0011]
A
A
[0012]
A
The upper surface of the
In the present embodiment, a straight line appearing on the
[0013]
A
The geared
[0014]
Next, the operation of the
First, the
[0015]
Then, with the desired grinding position determined, the
Next, the
For example, consider the case of chamfering a rectangular parallelepiped workpiece W made of aluminum alloy shown in FIG. As shown in FIG. 9, the
[0016]
With this configuration, the following effects are achieved in the above embodiment.
(1) Conventionally, it has been expensive to perform rounding in chamfering a workpiece because it takes skill and time. However, since the grinding
Moreover, the finish is beautiful without the occurrence of burrs due to grinding as in the conventional chamfering.
(2) By rotating the
(3) Since the outer peripheral surface of the
[0017]
(4) In general, in a mechanism that advances and retracts one by the screwed relationship between the male screw and the female screw, there is rattling based on the tolerance between the male screw and the female screw, so it was planned to reversely rotate from the normal rotation state. The advancing / retreating action due to the rattling will occur more than the advancing / retreating amount. In other words, the amount of advance was lacking in accuracy. In order to solve this problem, it is necessary to perform a reverse rotation and then a normal rotation again.
However, in the present embodiment, the
(5) The
(6) Since the
(7) Since the
[0018]
It should be noted that the present invention can be modified and embodied as follows.
In the above embodiment, the
-It is composed of two plane plates orthogonal to each other like the
In the above embodiment, the geared
A dust collector may be provided in the grinding
A workpiece other than metal, for example, stone, wood, plastic, glass, or the like may be used as a workpiece other than the workpiece W.
A motor other than the above may be used as the
. In addition, it is free to implement in a mode that does not depart from the spirit of the present invention.
[0019]
Other technical ideas that can be grasped from the above-described embodiments in order to achieve the object of the present invention will be described below as additional notes.
(1) The grinding apparatus according to any one of
(2) The grinding apparatus according to any one of
(3) The outer peripheral surface of the grinding wheel is exposed at the position of the intersecting line of the two flat plates arranged in the intersecting manner, according to any one of
[0020]
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a grinding apparatus according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a partial sectional front view of the same grinding apparatus.
FIG. 3 is a plan view of the same grinding apparatus.
FIG. 4 is a partial cross-sectional side view of the same grinding apparatus.
FIG. 5 is an exploded perspective view of the same grinding apparatus.
6A is a front view, FIG. 6B is a plan view, and FIG. 6C is a side sectional view of the workpiece guide plate.
FIG. 7 is a partially enlarged front view illustrating the operating state of the same grinding apparatus.
FIG. 8 is a perspective view of a dial knob.
FIG. 9 is an explanatory diagram for explaining the positional relationship between the workpiece and the grinding wheel on the workpiece guide plate.
FIG. 10 is a perspective view of a workpiece.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (4)
同駆動源から回転力を得て回転する出力軸と、
同出力軸に固定されて同出力軸とともに回転する可撓性材料を結合材として構成された砥石車と、
同砥石車の外周面に隣接して配置されるワーク摺動面に沿ってワークを案内する案内部材と、
同砥石車と同案内部材とを相対的に進退させることで同砥石車の外周面をワーク摺動面に面して配置させるようにした進退機構とを備えた研削装置において、
前記進退機構として前記案内部材に雄ねじ又は雌ねじのいずれか一方を固着し、同案内部材が配置されるベース側には雄ねじ又は雌ねじのいずれか他方を固着し、螺合した同雄ねじと雌ねじとの相対回動によって同ベースを基準として同案内部材を同砥石車方向に進退させるように構成するとともに、同雄ねじと雌ねじとの間には同両ねじの軸方向に沿って同両ねじを互いに逆方向に付勢する付勢手段を配設するようにしたことを特徴とする研削装置。A driving source;
An output shaft that rotates by obtaining rotational force from the drive source;
A grinding wheel configured with a flexible material fixed to the output shaft and rotating together with the output shaft as a binder;
A guide member for guiding the workpiece along a workpiece sliding surface disposed adjacent to the outer peripheral surface of the grinding wheel;
In a grinding apparatus provided with an advancing / retracting mechanism in which the outer peripheral surface of the grinding wheel is arranged to face the workpiece sliding surface by relatively moving the grinding wheel and the guide member forward and backward,
As the advance / retreat mechanism, either a male screw or a female screw is fixed to the guide member, and either the male screw or the female screw is fixed to the base side on which the guide member is disposed. The guide member is configured to move back and forth in the direction of the grinding wheel with reference to the base by relative rotation, and the screws are opposite to each other along the axial direction of the screws. A grinding apparatus characterized in that a biasing means for biasing in a direction is disposed.
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