JP3603144B2 - Tool grinder - Google Patents

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JP3603144B2
JP3603144B2 JP21752498A JP21752498A JP3603144B2 JP 3603144 B2 JP3603144 B2 JP 3603144B2 JP 21752498 A JP21752498 A JP 21752498A JP 21752498 A JP21752498 A JP 21752498A JP 3603144 B2 JP3603144 B2 JP 3603144B2
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邦男 水野
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はヘリカルエンドミルの刃の内側面を研削できる工具研削盤の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、金属部品の側面や溝の内面を加工するのにヘリカルエンドミルが使用されている。このヘリカルエンドミルは使用しているうちに刃の外周が摩耗してきて切削性が低下してくる。このように摩耗した切削工具は工具研削盤で研削して尖らせてから再度使用している。しかしながら刃が螺旋状に捩じれているヘリカルエンドミルは、通常の工具研削盤では研削できないので、専門の研磨業者に出して研削している。
【0003】
しかしながら従来の工具研削盤では図11に示すように、ヘリカルエンドミル1の螺旋状になっている刃2の外周を研削するため、幅tだけ研削すると外径D1が最初の外径D−研削幅2tとなる。このため数回研削すると外径が大幅に小さくなるので、加工精度が出にくくなり通常は廃棄しなければならなかった。このため数回の外注研削の費用に加えて、短期間に廃棄してしまうため機械工場では工具費の占める割合が大きい問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記欠点を除去し、小形で安価な構成で、従来の工具研削盤にも簡単に取付けられ、機械工場の現場でも簡単にヘリカルエンドミルの内側面を研削できると共に、工具外径の変化も少なく長期間にわたって使用することができ、工具費を大幅に削減できる工具研削盤を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載の工具研削盤は、ベースにスライダー機構を介して本体ブロックを可動自在に取付けると共に、ハンドルレバーに接続したピニオンギアを前記ベースに取付け、本体ブロックに前記ピニオンギアと噛合するラックを設けて、前記ハンドルレバーの回動により本体ブロックをベースに前後進自在に取付け、この本体ブロックを進行方向に沿って貫通して円筒状軸受を回転自在に取付け、更にこの円筒状軸受の内側に、これと係脱自在にスピンドルを挿着し、このスピンドルの先端に、研磨する工具を着脱自在に支持するチャックを取付けると共に、スピンドルの後部側に、複数の溝を放射状に形成した割り出しコマを取付け、この割り出しコマの溝に係合する爪を係脱自在に設け、前記円筒状軸受の外周にギアを取り付けると共に、このギアに複数段のギアを噛合させ、最終段のギアにラックを噛合させ、このラックにガイドローラを取付けて本体ブロックに上下動自在に支持し、更に前記ガイドローラが走行するガイド溝を形成した捩じれ量調整板をベースの側面に沿って回動自在に取付けると共に、この捩じれ量調整板の回動角度を設定する角度設定具を設けたことを特徴とするものである。
【0006】
更に本発明の請求項2記載の工具研削盤は、円筒状軸受を囲むように渦巻きスプリングが設けられ、このスプリングの内周端部は円筒状軸受に接続され、また外周端部は本体ブロックの内側に接続されて、円筒状軸受を常時一方向に弾性的に押しつけるようにしたことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の一形態を図1ないし図10を参照して詳細に説明する。図において3はベースで、4はこの上に可動自在に取付けられた本体ブロックである。5は本体ブロックの中央部を、その移動方向に沿って貫通する円筒状軸受で、6はこの円筒状軸受5の内側に挿着されたスピンドルである。
【0008】
前記ベース3の上部にはガイドボス7…が接続され、ここに本体ブロック4の底面側に平行に取付けたガイドレール8、8が貫通するスライダー機構9により可動自在に取付けられている。またベース3の側面には図3に示すように平板状ブラケット10が突設され、ここにピニオンギア11が取付けられ、これは図2に示すようにハンドルレバー12に接続されて回動するようになっている。また本体ブロック4の側面にはラック13が取付けられ、これとピニオンギア11が噛合して、ハンドルレバー12を本体ブロック4の進行方向に沿って上下に回動させることによりピニオンギア11が回転し、スライダー機構9により本体ブロック4が前後進するようになっている。
【0009】
またベース3の中心側にはストッパ15が突設され、更に本体ブロック4の後部底面側には調整ボルト16が螺合して、調整ボルト16の先端がストッパ15に当たることにより本体ブロック4の前進位置を規制するようになっている。
【0010】
また図1に示すように前記本体ブロック4の中央部を横方向に貫通する円筒状軸受5は、その両端側がベアリング17…で回転自在に支持されている。またこの円筒状軸受5の内側にはスピンドル6が挿着され、このスピンドル6の先端に、研磨するヘリカルエンドミル1を着脱自在に支持するコレットチャック18が取付けられている。更にスピンドル6の後部側には、複数の溝を放射状に形成した割り出しコマ19が取付けられ、この割り出しコマ19を挟んで締付けボルト20をスピンドル6の後端に締付けることによりスピンドル6と円筒状軸受5が一体に連結して回動するようになっている。
【0011】
割り出しコマ19は図6に示すように、リング21の外周に6個の溝22が放射状に形成され、円筒状軸受5の後端に回動自在に取付けた爪23を1つの溝22に係合させることにより割り出しを行なうようになっている。この場合、6個の溝22が設けられた割り出しコマ19は、ヘリカルエンドミル1の刃数が2個または3個もしくは6個の場合に使用することができる。
【0012】
また図1に示すように本体ブロック4の内側と、円筒状軸受5の中間の外周には取付け溝が形成され、ここに円筒状軸受5を囲むように渦巻きスプリング24が設けられ、この内周端部は円筒状軸受5に接続され、また外周端部は本体ブロック4の内側に接続されている。この渦巻きスプリング24により円筒状軸受5が常時一方向に弾性的に押しつけられてガタツキをなくすと共に、円筒状軸受5が回転した時に復帰する回転力が働くようになっている。
【0013】
また円筒状軸受5の外周には図5に示すようにギア26Aが一体に接続されている。このギア26Aにはギア26Bが噛合し、これと同軸に取付けたギア26Cは最終段のギア26Dに噛合している。更にこの最終段のギア26Dは図7に示すように本体ブロック4の側面に取付けた平面コ字形のラックガイド筒28内に上下動自在に支持されたラック29に噛合している。なお前記ギア26B、26C、26Dは図1に示すように、本体ブロック4の上部に接続したL形ブラケット27に支持されている。
【0014】
また図5に示すように、ラック29の下部にはカムフロアで形成されたガイドローラ30が取付けられ、これはベース3の端部に突設した平板状ブラケット32の側面に回動自在に取付けた捩じれ量調整板33のガイド溝34に挿着されて斜めに走行するようになっている。
【0015】
また捩じれ量調整板33はその一端側が図3に示すように、平板状ブラケット32に取付けた回転軸35で、ベース3の側面に沿って回動自在に支持されている。また捩じれ量調整板33には湾曲したガイド孔36が貫通して設けられ、これは図4に示すように締付けボルト37で平板状ブラケット32に接合され、捩じれ量調整板33を任意の角度で固定できるようになっている。
【0016】
また平板状ブラケット32の上部には取付けブロック39が接続され、この側面に回動ブロック40が回動自在に支持されている。この回動ブロック40には調整ボルト41が上下方向に貫通して取付けられている。また捩じれ量調整板33の先端には図4(A)に示すように2枚のブラケット42、42が突設され、この間にねじボス43が回動自在に支持され、ここに前記調整ボルト41が螺合している。従って、調整ボルト41を回転させることにより、回動ブロック40とねじボス43の間隔が変化して、ねじボス43を取付けた捩じれ量調整板33が回転軸35を支点として回動し、ガイド溝34の傾斜角度を調整できるようになっている。
【0017】
上記構成の工具研削盤は、図8に示すように回転砥石45を設けた市販の研削盤の取付けベース46に取付ける。先ずコレットチャック18にヘリカルエンドミル1を取付ける。次にヘリカルエンドミル1の先端が回転砥石45に接するように取付けベース46への取付け位置や角度を調整する。次にダイヤルゲージ47をヘリカルエンドミル1の刃2の先端の内側面に当接させて、ゲージ目盛を0に合わせる。
【0018】
この後、図2に示すようにハンドルレバー12を、本体ブロック4の先端に取付けたヘリカルエンドミル1側に回動させると、ピニオンギア11とラック13により本体ブロック4がベース3上を前進する。本体ブロック4が前進すると、図9に示すようにベース3に接続されている捩じれ量調整板33の傾斜したガイド溝34が固定された状態となっているので、ここに挿入されたガイドローラ30は斜めに走行する。この結果、本体ブロック4に取付けたラックガイド筒28内をラック29が前進しながら下降していく。
【0019】
ラック29が下降すると図5に示すように、これに噛合している最終段のギア26Dが回転し、以下ギア26C、26B、26Aの順に回転力が伝達されて、円筒状軸受5とこの内側に連結したスピンドル6が同時に回転する。即ちハンドルレバー12をヘリカルエンドミル1の前進方向に回動させると、本体ブロック4が前進し、同時にスピンドル6は回転しながら前進し、この先端に取付けたヘリカルエンドミル1は回転しながら前進することになる。
【0020】
ここで刃2の捩じれ量は、ヘリカルエンドミル1の前進する距離に対する捩じれ角度から決まる。即ち刃2の捩じれは、一定距離前進した時にある角度だけ回転することになるので、この回転量は図9で示すようにラック29の下降距離に置き換えられる。つまりラック29に取付けたガイドローラ30の下降距離、即ちガイド溝34の傾斜角度を規定すればよいことになる。このためガイド溝34の傾斜角度を調整してダイヤルゲージ47の目盛りを見ながらヘリカルエンドミル1を前後進させると、ゲージ目盛りが0のままの状態となる角度を選定すれば、ヘリカルエンドミル1の刃2の捩じれ量とスピンドル6の捩じれ量が一致することになり、スピンドル6が回転しながら前進すると、常に回転砥石45と刃2は一定の位置で接触することになる。
【0021】
このガイド溝34の傾斜角度の調整は、図4に示すように調整ボルト41を回転させると、これに螺合するねじボス43との距離が変化し、このねじボス43に一体に接続した捩じれ量調整板33が回転軸35を支点として上下に回動するので、ダイヤルゲージ47を見ながら調整ボルト41を回転させることによりガイド溝34の傾斜角度を調整することができる。この場合、回動ブロック40は取付けブロック39に、またねじボス43は2枚のブラケット42、42にそれぞれ回動自在に支持されているので、捩じれ量調整板33は円滑に回動できると共に微調整が可能である。調整が終わったら湾曲したガイド孔36の締付けボルト37を締付けて捩じれ量調整板33を固定する。またヘリカルエンドミル1が前進し過ぎて基部側まで研削しないように図1に示す調整ボルト16の突出長さを調整しておく。
【0022】
このように設定が終わったら、ダイヤルゲージ47を取外し、回転砥石45を図示しないモータで回転させながら、回転砥石45をヘリカルエンドミル1の刃2の内側面に接触させて、工具研削盤のハンドルレバー12を上方に回動させる。このように本体ブロック4が前進すると、前述の作用により傾斜したガイド溝34に沿ってラック29が下降し、これに伴ってギア26A、26B、26C、26Dを介してスピンドル6が回転するので、図10に示すようにヘリカルエンドミル1の刃2の内側面が研削させて先端を尖らせることができる。
【0023】
またハンドルレバー12をヘリカルエンドミル1の前進方向に沿って回動させると、ヘリカルエンドミル1が前進して回転砥石45に押しつけられるので、その力の調整はハンドルレバー12を持つ手の感触で調整することができる。また図1に示すようにヘリカルエンドミル1が前進して円筒状軸受5が回転すると、渦巻きスプリング24が巻かれて弾性力が大きくなり、ハンドルレバー12を持つ手を緩めると円筒状軸受5に復帰する力が働き、この結果、本体ブロック4が戻ろうとし、ハンドルレバー12にも下降する力が作用するので操作が容易である。
【0024】
またヘリカルエンドミル1が3枚刃の場合、1枚の刃2の研削が終わったら、図6に示す爪23を起こして溝22から外す。この後、割り出しコマ19を120度回転させると、円筒状軸受5は回転しないでスピンドル6と、先端のヘリカルエンドミル1が120度回転して隣接する刃2が回転砥石45に接触する。この後、爪23を戻して割り出しコマ19の溝22に嵌合させて、円筒状軸受5と連結する。
【0025】
従って、螺旋状に捩じれている刃2の外周内側面で回転砥石45が常時接触するので、刃2の内側面全体を研削することができる。このため図10に示すように、幅tだけ内側面を研削しても外径D2は最初の外径Dが僅かに小さくなるだけであり、図11に示す従来方法に比べて外径の減少は極めて小さい。このため加工精度の低下が少なく何度も研削して再使用できるので工具寿命を大幅に向上させることができる。
【0026】
なおヘリカルエンドミル1が4枚刃の時には割り出しコマ19は4個の溝22を90度間隔に形成したものを用い、また5枚刃の時には割り出しコマ19は5個の溝22を72度間隔に形成したものを用いる。なお上記説明ではヘリカルエンドミル1を研削する場合について示しが、切削バイトなどその他の形状の切削工具の研削も行なうことができる。
【0027】
【発明の効果】
以上説明した如く本発明に係る請求項1記載の工具研削盤によれば、ベースに本体ブロックを前後進自在に取付け、ラックを取付けたガイドローラを、捩じれ量調整板の傾斜したガイド溝に挿入して、本体ブロックを前進させることによりラックが下降して、これと噛合するギアを介してスピンドルを前進させながら回転させる極めて簡単で小形の構造により、熟練を要せずにヘリカルエンドミルの刃の内側面全体を捩じれに沿って研削することができる。またハンドルレバーをヘリカルエンドミルの前進方向に沿って回動させると、ヘリカルエンドミルが前 進して回転砥石に押しつけられるので、その力の調整を、ハンドルレバーを持つ手の感触で調整することができる。
【0028】
このため機械工場で、簡単に研削できるので外部の研磨業者に出す必要がなく、また予備のヘリカルエンドミルを余分に持つ必要がなく、工具費を大幅に低減することができる。しかも刃の内側面を研削するので何度も研削しても外径の減少が僅かで、加工精度の低下が少なく工具寿命を大幅に向上させることができる。
【0029】
また請求項2記載の工具研削盤によれば、円筒状軸受を囲むように渦巻きスプリングが設けられ、このスプリングの内周端部は円筒状軸受に接続され、また外周端部は本体ブロックの内側に接続されて、円筒状軸受を常時一方向に弾性的に押しつけるようにしたので、円筒状軸受のガタツキがなく、しかも円筒状軸受が前進して回転した時に、復帰する回転力が働いて、ハンドルレバーを持つ手を緩めると円筒状軸受が自動的に復帰し、レバー操作による力の調整が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態による工具研削盤の縦断右側面図である。
【図2】図1に示す工具研削盤の右側面図である。
【図3】図1に示す工具研削盤の左側面図である。
【図4】(A)は捩じれ量調整板の角度調整機構を示す縦断背面図で、(B)はその縦断側面図である。
【図5】ギアとラックの組合構造を示す説明図である。
【図6】割り出しコマの取付け部分を示す背面図である。
【図7】最終段のギアとラックの噛合状態を示す水平断面図である。
【図8】本発明の工具研削盤を回転砥石を設けた研削盤のベースに取付けた状態を示す斜視図である。
【図9】ラックのガイドローラが捩じれ量調整板のガイド溝に挿入されて移動している状態を示す側面図である。
【図10】本発明の工具研削盤により、刃の外周内側面を研削した状態を示す断面図である。
【図11】従来の工具研削盤により、刃の外周面を研削した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ヘリカルエンドミル
2 刃
3 ベース
4 本体ブロック
5 円筒状軸受
6 スピンドル
9 スライダー機構
11 ピニオンギア
12 ハンドルレバー
13 ラック
18 コレットチャック
19 割り出しコマ
20 締付けボルト
22 溝
23 爪
24 渦巻きスプリング
26D ギア
28 ラックガイド筒
29 ラック
30 ガイドローラ
33 捩じれ量調整板
34 ガイド溝
37 締付けボルト
41 調整ボルト
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an improvement in a tool grinder capable of grinding an inner surface of a blade of a helical end mill.
[0002]
[Prior art]
Generally, a helical end mill is used to machine a side surface of a metal part or an inner surface of a groove. During use of the helical end mill, the outer periphery of the blade wears, and the cutting performance decreases. The worn cutting tool is used again after being ground and sharpened by a tool grinder. However, a helical end mill having a helically twisted blade cannot be ground by a normal tool grinder, and is therefore ground by a specialized polishing company.
[0003]
However, in the conventional tool grinder, as shown in FIG. 11, in order to grind the outer periphery of the spiral blade 2 of the helical end mill 1, if the grinding is performed by the width t, the outer diameter D1 becomes the initial outer diameter D-the grinding width. 2t. For this reason, when the grinding is performed several times, the outer diameter is greatly reduced, so that it is difficult to obtain a high processing accuracy, and the grinding has to be discarded. For this reason, in addition to the cost of several times of outsourcing grinding, there is a problem that the tool cost occupies a large proportion in a machine factory because it is discarded in a short time.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention eliminates the above-mentioned disadvantages, has a small and inexpensive configuration, can be easily attached to a conventional tool grinder, can easily grind the inner surface of a helical end mill even at the site of a machine shop, and can change the outer diameter of the tool. An object of the present invention is to provide a tool grinder which can be used for a long period of time and can greatly reduce tool cost.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In the tool grinding machine according to the first aspect of the present invention, a main body block is movably mounted on a base via a slider mechanism, a pinion gear connected to a handle lever is mounted on the base, and the main body block meshes with the pinion gear. The main body block is mounted on the base so as to be able to move forward and backward by the rotation of the handle lever, and the cylindrical block is rotatably mounted by penetrating the main body block along the traveling direction. A spindle for detachably supporting a spindle is mounted on the inside of the spindle, and a chuck for detachably supporting a polishing tool is attached to the tip of the spindle, and a plurality of grooves are formed radially on the rear side of the spindle. Attach an indexing piece, provide a hook that engages with the groove of this indexing piece so as to be freely disengageable, and attach a gear to the outer periphery of the cylindrical bearing. Together, are meshed in a plurality of stages gear the gear, is engaged with the rack to the final gear, the guide groove vertically movably supported on the main body block attached to the guide rollers to the rack, further wherein the guide roller is running The torsion amount adjusting plate formed as described above is rotatably mounted along the side surface of the base, and an angle setting tool for setting the rotation angle of the torsion amount adjusting plate is provided.
[0006]
Further, in the tool grinding machine according to claim 2 of the present invention , a spiral spring is provided so as to surround the cylindrical bearing, an inner peripheral end of the spring is connected to the cylindrical bearing, and an outer peripheral end of the main body block. The cylindrical bearing is connected to the inside so that the cylindrical bearing is always elastically pressed in one direction.
[0007]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to FIGS. In the figure, 3 is a base, and 4 is a main body block movably mounted thereon. Reference numeral 5 denotes a cylindrical bearing that penetrates the center of the main body block along the moving direction thereof . Reference numeral 6 denotes a spindle inserted inside the cylindrical bearing 5.
[0008]
Guide bosses 7 are connected to the upper portion of the base 3, and guide rails 8, 8 attached in parallel to the bottom side of the main body block 4 are movably attached to the base 3 by a slider mechanism 9 penetrating therethrough. A flat bracket 10 protrudes from the side surface of the base 3 as shown in FIG. 3, and a pinion gear 11 is mounted on the bracket 10 and is connected to a handle lever 12 as shown in FIG. It has become. A rack 13 is attached to the side surface of the main body block 4, and the rack 13 is engaged with the rack 13, and the handle lever 12 is rotated up and down along the traveling direction of the main body block 4 to rotate the pinion gear 11. The main body block 4 is moved forward and backward by the slider mechanism 9.
[0009]
A stopper 15 protrudes from the center of the base 3, and an adjustment bolt 16 is screwed into the rear bottom surface of the main body block 4. The tip of the adjustment bolt 16 contacts the stopper 15 to advance the main body block 4. The position is regulated.
[0010]
Further, as shown in FIG. 1, the cylindrical bearing 5 penetrating the center part of the main body block 4 in the lateral direction is rotatably supported at both ends by bearings 17. A spindle 6 is inserted inside the cylindrical bearing 5, and a collet chuck 18 for detachably supporting the helical end mill 1 to be polished is attached to the tip of the spindle 6. Further, an indexing piece 19 having a plurality of grooves formed radially is attached to the rear side of the spindle 6, and a tightening bolt 20 is tightened to the rear end of the spindle 6 with the indexing piece 19 interposed therebetween, whereby the spindle 6 and the cylindrical bearing are mounted. 5 are integrally connected to rotate.
[0011]
As shown in FIG. 6, in the indexing piece 19, six grooves 22 are radially formed on the outer periphery of the ring 21, and a claw 23 rotatably attached to the rear end of the cylindrical bearing 5 is engaged with one groove 22. The index is determined by matching them. In this case, the indexing piece 19 provided with six grooves 22 can be used when the number of blades of the helical end mill 1 is two, three, or six.
[0012]
Also, as shown in FIG. 1, a mounting groove is formed on the inside of the main body block 4 and on the outer periphery in the middle of the cylindrical bearing 5, and a spiral spring 24 is provided so as to surround the cylindrical bearing 5, and this inner circumference is provided. The end is connected to the cylindrical bearing 5, and the outer end is connected to the inside of the main body block 4. The spiral spring 24 constantly presses the cylindrical bearing 5 elastically in one direction to eliminate backlash and to apply a rotational force that returns when the cylindrical bearing 5 rotates.
[0013]
A gear 26A is integrally connected to the outer periphery of the cylindrical bearing 5 as shown in FIG. A gear 26B meshes with the gear 26A, and a gear 26C mounted coaxially with the gear 26A meshes with a final gear 26D. Further, as shown in FIG. 7, the gear 26D at the last stage is meshed with a rack 29 supported vertically movably in a flat U-shaped rack guide tube 28 attached to the side surface of the main body block 4. The gears 26B, 26C, 26D are supported by an L-shaped bracket 27 connected to the upper part of the main body block 4, as shown in FIG.
[0014]
As shown in FIG. 5, a guide roller 30 formed of a cam floor is attached to a lower portion of the rack 29, and is rotatably attached to a side surface of a flat bracket 32 protruding from an end of the base 3. The torsion adjustment plate 33 is inserted into the guide groove 34 and runs obliquely.
[0015]
3, one end of the torsion adjusting plate 33 is rotatably supported along the side surface of the base 3 by a rotating shaft 35 attached to the flat bracket 32, as shown in FIG. A curved guide hole 36 is provided in the torsion adjustment plate 33 so as to penetrate therethrough. The torsion adjustment plate 33 is connected to the flat bracket 32 with a tightening bolt 37 as shown in FIG. It can be fixed.
[0016]
A mounting block 39 is connected to an upper portion of the flat bracket 32, and a rotating block 40 is rotatably supported on a side surface thereof. An adjustment bolt 41 is attached to the rotating block 40 so as to penetrate in the vertical direction. As shown in FIG. 4A, two brackets 42, 42 are protruded from the tip of the torsion adjustment plate 33, and a screw boss 43 is rotatably supported therebetween. Is screwed. Therefore, by rotating the adjustment bolt 41, the distance between the rotation block 40 and the screw boss 43 changes, and the torsion amount adjustment plate 33 to which the screw boss 43 is attached rotates about the rotation shaft 35 as a fulcrum, and the guide groove is formed. 34 can be adjusted.
[0017]
The tool grinder having the above configuration is mounted on a mounting base 46 of a commercially available grinder provided with a rotary grindstone 45 as shown in FIG. First, the helical end mill 1 is mounted on the collet chuck 18. Next, the position and angle of attachment to the attachment base 46 are adjusted so that the tip of the helical end mill 1 contacts the rotary grindstone 45. Next, the dial gauge 47 is brought into contact with the inner surface of the tip of the blade 2 of the helical end mill 1, and the gauge scale is adjusted to zero.
[0018]
Thereafter, as shown in FIG. 2, when the handle lever 12 is rotated toward the helical end mill 1 attached to the tip of the main body block 4 , the main body block 4 moves forward on the base 3 by the pinion gear 11 and the rack 13. When the main body block 4 moves forward, the inclined guide groove 34 of the torsion adjustment plate 33 connected to the base 3 is fixed as shown in FIG. Runs diagonally. As a result, the rack 29 descends while moving forward in the rack guide tube 28 attached to the main body block 4.
[0019]
When the rack 29 is lowered, as shown in FIG. 5, the final stage gear 26D meshing with the rack 29 rotates, and thereafter the rotational force is transmitted in the order of the gears 26C, 26B and 26A, and the cylindrical bearing 5 and the inner side thereof are rotated. Are simultaneously rotated. That is, when the handle lever 12 is rotated in the forward direction of the helical end mill 1, the main body block 4 advances, and at the same time, the spindle 6 advances while rotating, and the helical end mill 1 attached to the tip advances while rotating. Become.
[0020]
Here, the amount of twist of the blade 2 is determined by the twist angle with respect to the distance the helical end mill 1 advances. That is, since the torsion of the blade 2 is rotated by a certain angle when the blade 2 is moved forward by a certain distance, the amount of rotation is replaced by the descending distance of the rack 29 as shown in FIG. That is, the descending distance of the guide roller 30 attached to the rack 29, that is, the inclination angle of the guide groove 34 may be defined. Therefore, if the helical end mill 1 is moved forward and backward while adjusting the inclination angle of the guide groove 34 and watching the scale of the dial gauge 47, if the angle at which the gauge scale remains 0 is selected, the blade of the helical end mill 1 is selected. 2 and the torsion amount of the spindle 6 coincide, and when the spindle 6 advances while rotating, the rotating grindstone 45 and the blade 2 always contact at a fixed position.
[0021]
When adjusting the inclination angle of the guide groove 34, as shown in FIG. 4, when the adjustment bolt 41 is rotated, the distance between the adjustment bolt 41 and the screw boss 43 screwed thereto changes, and the torsion integrally connected to the screw boss 43. Since the amount adjustment plate 33 rotates up and down with the rotation shaft 35 as a fulcrum, the inclination angle of the guide groove 34 can be adjusted by rotating the adjustment bolt 41 while watching the dial gauge 47. In this case, since the rotation block 40 is rotatably supported by the mounting block 39 and the screw boss 43 is rotatably supported by the two brackets 42, 42, the torsion amount adjusting plate 33 can be smoothly rotated and finely. Adjustments are possible. After the adjustment, the tightening bolt 37 of the curved guide hole 36 is tightened to fix the torsion adjustment plate 33. Further, the projecting length of the adjusting bolt 16 shown in FIG. 1 is adjusted so that the helical end mill 1 does not advance too much and does not grind to the base side.
[0022]
After the setting is completed, the dial gauge 47 is removed, and the rotating grindstone 45 is brought into contact with the inner surface of the blade 2 of the helical end mill 1 while rotating the rotating grindstone 45 with a motor (not shown). 12 is rotated upward. When the main body block 4 moves forward in this manner, the rack 29 descends along the inclined guide groove 34 by the above-described action, and the spindle 6 rotates through the gears 26A, 26B, 26C, 26D. As shown in FIG. 10, the inner surface of the blade 2 of the helical end mill 1 can be ground to sharpen the tip.
[0023]
Further, when the handle lever 12 is rotated in the forward direction of the helical end mill 1, the helical end mill 1 moves forward and is pressed against the rotating grindstone 45. Therefore, the adjustment of the force is performed by the feel of the hand holding the handle lever 12. be able to. As shown in FIG. 1, when the helical end mill 1 advances and the cylindrical bearing 5 rotates, the spiral spring 24 is wound to increase the elastic force. When the hand holding the handle lever 12 is released, the cylindrical spring returns to the cylindrical bearing 5. As a result, the main body block 4 attempts to return, and a downward force acts on the handle lever 12, so that the operation is easy.
[0024]
When the helical end mill 1 has three blades, when the grinding of one blade 2 is completed, the claw 23 shown in FIG. Thereafter, when the indexing piece 19 is rotated by 120 degrees, the cylindrical bearing 5 does not rotate, the spindle 6 and the helical end mill 1 at the tip rotate 120 degrees, and the adjacent blade 2 comes into contact with the rotary grindstone 45. Thereafter, the claw 23 is returned and fitted into the groove 22 of the indexing piece 19, and connected to the cylindrical bearing 5.
[0025]
Therefore, since the rotary grindstone 45 is always in contact with the inner peripheral surface of the blade 2 that is spirally twisted, the entire inner surface of the blade 2 can be ground. For this reason, as shown in FIG. 10, even if the inner surface is ground by the width t, the outer diameter D2 is only slightly smaller than the initial outer diameter D, and the outer diameter is reduced as compared with the conventional method shown in FIG. Is extremely small. For this reason, the machining life can be reduced and the grinding can be repeated and reused, so that the tool life can be greatly improved.
[0026]
When the helical end mill 1 has four blades, the indexing piece 19 has four grooves 22 formed at 90-degree intervals, and when the helical end mill 1 has five blades, the indexing piece 19 has five grooves 22 at 72-degree intervals. Use the formed one. In the above description, the case where the helical end mill 1 is ground is shown, but a cutting tool having another shape such as a cutting tool can also be ground.
[0027]
【The invention's effect】
As described above, according to the tool grinder according to the first aspect of the present invention, the main body block is attached to the base so as to be able to move forward and backward, and the guide roller on which the rack is attached is inserted into the inclined guide groove of the twist amount adjusting plate. The rack is lowered by advancing the main body block, and the spindle is advanced and rotated through a gear meshing with the rack. The extremely simple and small structure allows the blade of the helical end mill to be used without skill. The entire inner surface can be ground along the twist. Also is rotated along the handle lever in the forward direction of the helical end mill, since it is pressed against the rotating grindstone helical end mill pre proceeds, it is possible to adjust the force, it is adjusted by hand feeling with handle lever .
[0028]
For this reason, since the grinding can be easily performed at the machine factory, there is no need to provide an external grinding company, and there is no need to have an extra spare helical end mill, so that the tool cost can be greatly reduced. In addition, since the inner side surface of the blade is ground, the outer diameter is slightly reduced even if the blade is repeatedly grounded, so that the machining accuracy is reduced and the tool life can be greatly improved.
[0029]
According to the tool grinding machine of the second aspect, a spiral spring is provided so as to surround the cylindrical bearing, an inner peripheral end of the spring is connected to the cylindrical bearing, and an outer peripheral end is inside the main body block. And the cylindrical bearing is always elastically pressed in one direction, so that there is no backlash of the cylindrical bearing, and when the cylindrical bearing moves forward and rotates, the returning rotational force acts, When the hand holding the handle lever is loosened, the cylindrical bearing automatically returns, and it is easy to adjust the force by operating the lever.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a vertical right side view of a tool grinding machine according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a right side view of the tool grinding machine shown in FIG.
FIG. 3 is a left side view of the tool grinding machine shown in FIG.
4A is a longitudinal rear view showing an angle adjusting mechanism of a twist amount adjusting plate, and FIG. 4B is a vertical side view thereof.
FIG. 5 is an explanatory view showing a combination structure of a gear and a rack.
FIG. 6 is a rear view showing a mounting portion of an index frame.
FIG. 7 is a horizontal sectional view showing a meshing state of a gear and a rack at the last stage.
FIG. 8 is a perspective view showing a state in which the tool grinder of the present invention is attached to a base of a grinder provided with a rotary grindstone.
FIG. 9 is a side view showing a state in which a guide roller of the rack is being moved while being inserted into a guide groove of a twist amount adjusting plate.
FIG. 10 is a cross-sectional view showing a state in which the inner peripheral surface of the blade is ground by the tool grinding machine of the present invention.
FIG. 11 is a cross-sectional view showing a state where an outer peripheral surface of a blade is ground by a conventional tool grinder.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Helical end mill 2 Blade 3 Base 4 Body block 5 Cylindrical bearing 6 Spindle 9 Slider mechanism 11 Pinion gear 12 Handle lever 13 Rack 18 Collet chuck 19 Indexing top 20 Tightening bolt 22 Groove 23 Claw 24 Spiral spring 26D Gear 28 Rack guide cylinder 29 Rack 30 Guide roller 33 Torsion adjustment plate 34 Guide groove 37 Tightening bolt 41 Adjustment bolt

Claims (2)

ベースにスライダー機構を介して本体ブロックを可動自在に取付けると共に、ハンドルレバーに接続したピニオンギアを前記ベースに取付け、本体ブロックに前記ピニオンギアと噛合するラックを設けて、前記ハンドルレバーの回動により本体ブロックをベースに前後進自在に取付け、この本体ブロックを進行方向に沿って貫通して円筒状軸受を回転自在に取付け、更にこの円筒状軸受の内側に、これと係脱自在にスピンドルを挿着し、このスピンドルの先端に、研磨する工具を着脱自在に支持するチャックを取付けると共に、スピンドルの後部側に、複数の溝を放射状に形成した割り出しコマを取付け、この割り出しコマの溝に係合する爪を係脱自在に設け、前記円筒状軸受の外周にギアを取り付けると共に、このギアに複数段のギアを噛合させ、最終段のギアにラックを噛合させ、このラックにガイドローラを取付けて本体ブロックに上下動自在に支持し、更に前記ガイドローラが走行するガイド溝を形成した捩じれ量調整板をベースの側面に沿って回動自在に取付けると共に、この捩じれ量調整板の回動角度を設定する角度設定具を設けたことを特徴とする工具研削盤。Base via a slider mechanism with mounting the body block movably attaching a pinion gear connected to the handle lever to said base, provided with a rack for the pinion gear and meshed with the main block, the rotation of the handle lever The main body block is attached to the base so as to be able to move forward and backward, the cylindrical block is penetrated along the traveling direction, and the cylindrical bearing is rotatably mounted. Attach a chuck that detachably supports a tool to be polished to the tip of this spindle, and attach an indexing piece with multiple grooves formed radially to the rear side of the spindle, and engage with the groove of this indexing piece. And a gear is attached to the outer periphery of the cylindrical bearing, and a plurality of gears mesh with this gear. Is allowed, the rack of the final gear is engaged, vertically movable and supported by the body block by attaching a guide roller with the rack, yet the guide roller twist was formed a guide groove which runs amount adjusting plate base aspect with attached rotatably along, tool grinder, characterized in that a angle setting instrument for setting a rotation angle of the twist quantity adjusting plate. 円筒状軸受を囲むように渦巻きスプリングが設けられ、このスプリングの内周端部は円筒状軸受に接続され、また外周端部は本体ブロックの内側に接続されて、円筒状軸受を常時一方向に弾性的に押しつけるようにしたことを特徴とする請求項1記載の工具研削盤。A spiral spring is provided so as to surround the cylindrical bearing, and the inner peripheral end of the spring is connected to the cylindrical bearing, and the outer peripheral end is connected to the inside of the main body block, so that the cylindrical bearing is always in one direction. The tool grinder according to claim 1, wherein the tool grinder is elastically pressed.
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