JP3970676B2 - camera - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮影者自身を撮影するセルフポートレート撮影モードを備えたカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
カメラを用いて撮影者が自分自身を撮影する場合、カメラを三脚にセットし、カメラに備えられたセルフタイマモード機能を用いて撮影することが一般的である。しかし、三脚は重くて嵩張るものであり、常時携帯するには不便であるうえ、撮影者が撮影を所望する場所で、常に三脚が使えるとは限らない。したがって、第3者に撮影をお願いするのが難しい場合、撮影者が片手でカメラを自分の方に向けて持ち、その手を伸ばして撮影することが多い。ところが、このような撮影方法で撮影する場合、そのような近距離撮影に対応したカメラでないために、大きなピントずれが起こったり、撮影者がファインダを覗くことができないために、ときには撮影者自身が写真等に写っていないことがある。近年、この問題を解消する、セルフポートレート撮影モードを備えたカメラが知られてきている。このセルフポートレート撮影モードでは、例えば、被写体までの距離情報を予め用意されている値に固定したり、ズームを広角にして撮影画角を広くするなど、撮影者自身が撮影画角内に入り、かつ撮影者にピントが合うような諸設定を行なう。このセルフポートレート撮影モードを用いることによって、撮影者自身が写真等に写っていない、あるいは大きなピントずれが生じるという失敗は起こりにくくなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、片手だけでカメラを持ち、さらにその手を伸ばして撮影する方法は、手ぶれが起こり易いという問題があり、この問題は従来のセルフポートレート撮影モード機能では解決されていない。
【0004】
本発明は、上記事情に鑑み、セルフポートレート撮影モード機能を備えたカメラにおいて、撮影者自身を撮影するときの手ぶれの影響を抑えるカメラを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明のカメラは、被写体の撮影を行なうカメラにおいて、
このカメラの撮影モードを、シャッタボタンを押して撮影者から離れた被写体を撮影する通常撮影モードと、撮影レンズを撮影者側に向けてシャッタボタンを押すことにより撮影者を被写体として撮影するセルフポートレート撮影モードとのいずれかの撮影モードに自在に切り替えるモード切替手段と、
シャッタボタンを押してから所定時間経過後に撮影を行う、通常撮影モードおよびセルフポートレート撮影モードのいずれのモードにおいても動作するセルフタイマ機能を設定するセルフタイマ設定手段と、
このカメラを、モード切替手段により切り替えられた撮影モードおよびセルフタイマ設定手段によるセルフタイマ機能の設定の有無に応じた状態に設定する状態設定手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】
ここでいうセルフポートレート撮影モードは、撮影者自身を撮影するときに、例えば、ズームレンズを広角に設定するなどして、撮影者自身が撮影画角内に収まるような撮影を行なう機能である。
【0007】
本発明のカメラは、セルフタイマ機能と上記のセルフポートレート撮影モードの併用が可能である。通常、撮影者が片手でカメラを持ち、その手を伸ばして撮影者自身を撮影する場合、シャッタ釦を押すタイミングでカメラが動いてしまうことが多い。本発明のカメラによると、例えば、シャッタ釦を押したときにカメラが動いてしまっても、セルフタイマ機能の作用により、シャッタ釦を押して暫らくしてからカメラの内部でシャッタが切られるため、写真等には手ぶれの影響がでにくい。さらに、セルフポートレート撮影モードを併用するため、写真等に撮影者自身が写っていないという失敗も起こりにくい。
【0008】
また、本発明のカメラにおいて、状態設定手段は、セルフポートレート撮影モードとセルフタイマ機能とが併設された場合のセルフタイマ秒時を、通常撮影モードとセルフタイマ機能とが併設された場合のセルフタイマ秒時よりも短い時間に設定するものであることが好ましい。
【0009】
通常、セルフタイマ機能を用いた撮影は、三脚等にカメラがセットされて行なわれることが多い。これに対し、セルフタイマ機能をセルフポートレート撮影モードと併用する場合、撮影者自身がカメラを持って撮影するため、セルフタイマ秒時がある程度短い方が、疲労感が少ない快適な撮影を行なうことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について説明する。
【0011】
図1は、本発明の一実施形態のカメラの外観図である。ここで、本実施形態のカメラは、撮影画角の中央付近にある被写体に自動的にピントを合わせるオートフォーカスカメラであり、焦点距離を決めるズームは、Z1(広角撮影を行なう)、Z2、Z3、Z4、Z5(望遠撮影を行なう)の5段階に切替可能である。
【0012】
図1(a)は、カメラ100の正面図である。
【0013】
このカメラ100の正面には、撮影時に押されるシャッタ釦110、撮影者が被写体の位置などを定めるために覗くファインダ120、撮像信号の明るさを測定するAE窓121、セルフタイマ撮影時に点灯あるいは点滅して撮影タイミングを知らせるセルフタイマランプ122、被写体に焦点を合わせるためのレンズ130、シャッタ釦110の押下に同期して発光する閃光発光装置140、閃光発光装置140から発光された光量を計測する閃光調光センサ141、測距用の赤外光を被写体方向に投光する投光窓150、および投光窓150から投光された赤外光が被写体で反射されて戻ってきた反射光を受光する受光窓160が備えられている。ここで、シャッタ釦110は半押し、および全押しの2段階に押下可能であり、シャッタ釦110が半押しされると焦点を合わせるための動作等の撮影準備がカメラ100の内部で行われ、シャッタ釦110が全押しされると実際の撮影が行われる。
【0014】
図1(b)は、カメラ100を上から見た上面図である。
【0015】
カメラ100の上面には、図1にも示すシャッタ釦110とレンズ130、通常撮影モード(レバーをTの方に合わせる)とセルフポートレート撮影モード(レバーをSの方にあわせる)とを切り替える撮影モード切替レバー170、セルフタイマの使用(レバーをONの方に合わせる)および不使用(レバーをOFFの方に合わせる)を切り替えるセルフタイマ設定レバー180、およびズームレバー190を倒すことで5段階のズーム位置が切替可能なズームレバー190が備えられている。
【0016】
このズーム位置は、番号が大きいほど焦点距離が長くなり、望遠撮影向きとなる。逆にズーム位置が小さいほど焦点距離が短くなり、広角撮影向きとなる。電源ONでZ1にセットされ、Tに倒すことによってZ2−Z3−Z4−Z5とズームし、Wに倒すと逆にズームする。
【0017】
また、ここでいう通常撮影モードとは、ズーム位置がズームレバー190を用いて撮影者によって設定され、被写体までの距離を表わす距離情報が、図1(a)の投光窓150および受光窓160で投光および受光される赤外光を使って、カメラ100に内蔵されているCPUで算出される撮影モードである。これに対し、セルフポートレート撮影モードは、ズーム位置および距離情報として、予め用意されている値が用いられる撮影モードである。また、撮影モード切替レバー170とセルフタイマ設定レバー180は、相互に独立に設定可能である。この通常撮影モードは、本発明にいう通常撮影モードにあたり、セルフポートレート撮影モードは、本発明にいうセルフポートレート撮影モードにあたる。また、セルフタイマ設定レバー180でセルフタイマの使用が設定された状態は、本発明にいうセルフタイマ機能が設定された状態にあたる。さらに、撮影モード切替レバー170は、本発明のカメラのモード切替手段の一例に相当し、セルフタイマ設定レバー180は、本発明のカメラのセルフタイマ設定手段の一例に相当する。
【0018】
ここで、カメラ100の内部の構造について説明する。
【0019】
図2は、カメラ100のブロック図である。
【0020】
このカメラ100には、CPU200、撮影モード切替スイッチ211、セルフタイマ設定スイッチ212、ズーム切替スイッチ213、シャッタスイッチ214、測距回路220、測光回路230、閃光発光回路240、メモリ250、鏡胴制御回路260、鏡胴261、ズームレンズ262、シャッタ駆動回路270、絞り兼用シャッタ271、およびフィルム給送回路280が具備されており、さらに、フィルム300が装填されている。
【0021】
まず、各スイッチについて説明する。
【0022】
撮影モード切替スイッチ211は、図1(b)の撮影モード切替レバー170と連動し、撮影モードを切り替えるスイッチである。撮影モード切替レバー170で通常撮影モードあるいはセルフポートレート撮影モードが選択されると、撮影モードが撮影モード切替スイッチ211からCPU200に伝えられる。セルフタイマ設定スイッチ212は、図1(b)のセルフタイマ設定レバー180でセルフタイマの使用あるいは不使用が設定されると、CPU200にセルフタイマの使用および不使用を伝える。ズーム切替スイッチ213は、図1(b)のズームレバー190でズーム位置が指定されると、そのズーム位置をCPU200に伝える。シャッタスイッチ214は、図1(b)のシャッタ釦110が半押しされると1段目のスイッチが入り、CPU200にシャッタが半押しされたことを表わすシャッタ半押し情報を伝える。また、シャッタ釦110が全押しされると2段目のスイッチが入り、CPU200にシャッタが全押しされたことを表わすシャッタ全押し情報を伝える。
【0023】
次に、スイッチ以外の各部について説明する。
【0024】
CPU200は、撮影画角の中央付近にある被写体にピントを合わせるときの合焦位置の算出、絞り量およびシャッタスピードの算出、および図2の各部への動作の指示等を行なう。
【0025】
測距回路220は、CPU200から動作の指示を受けると、図1(a)の投光窓150から撮影画角の中央部にある被写体の方向に赤外光を投光し、受光窓160で被写体が反射する反射光を受光する。さらに、受光窓で反射光を受光した位置から、被写体までの距離情報を算出する。この距離情報は、CPU200に伝えられる。
【0026】
測光回路230は、CPU200から動作の指示により、撮影場所の明るさを測光する。測光結果は、CPU200に送られる。
【0027】
閃光発光回路240は、CPU200から閃光の適性発光量の情報を受けると、図1(a)の閃光発光装置140から閃光を発光する。このとき発光した閃光の発光量を閃光調光センサ141で計測し、適性発光量を発光すると、発光を停止する。
【0028】
メモリ250は、セルフポートレート撮影モード時の距離情報、およびセルフタイマ撮影モード時のセルフタイマ秒時等を記憶するメモリである。
【0029】
鏡胴制御回路260は、CPU200からズームレンズ262のレンズ位置を指示されると、鏡胴261に取りつけられたモータを駆動し、指示されたレンズ位置にズームレンズ262を設定する。
【0030】
シャッタ駆動回路270は、CPU200から受け取った絞り情報、およびシャッタ速度に従って、絞り兼用シャッタ271に取りつけられたモータを駆動して、絞り兼用シャッタ271を切る。
【0031】
ここで、CPU200、鏡胴制御回路260、およびシャッタ駆動回路270は、セルフポートレート撮影モード選択時およびセルフタイマ設定時の諸設定を行なう回路であり、これは本発明のカメラにおける状態設定手段の一例に相当する。
【0032】
絞り兼用シャッタ271が切られ、1回の撮影が終了すると、CPU200は、フィルム300に取りつけられたモータを駆動し、フィルムを1駒巻き上げる。撮影可能な全ての駒が撮影されると、CPU200は、フィルム給送回路280に動作指示を送る。CPU200から動作指示を受けると、フィルム給送回路280はフィルムを巻き取る動作を行う。
【0033】
本実施形態のカメラは、基本的には以上のように構成されるものであり、次にこのカメラ100を用いて被写体を撮影する手順について説明する。
【0034】
図3は、カメラ100で被写体を撮影するときの撮影場面の場合分けを示すフローチャート図である。以下、このフローチャート図を使って説明する。
【0035】
まず、第1の場面として、セルフタイマを使わずに通常撮影モードで撮影を行なうときの手順について説明する。
【0036】
まず、撮影者は、図1(b)の撮影モード切替レバー170をT(通常撮影モード)、セルフタイマ設定レバー180をOFF(セルフタイマ不使用)に合わせる。尚、今回はズームレバー190は倒さずに、初期状態であるZ1が設定された状態で撮影する。
【0037】
撮影モード切替レバー170で撮影モードが選択されると、図2の撮影モード切替スイッチ211からCPU200に通常撮影モードを選択したことが伝えられる。同様に、セルフタイマ設定レバー180でセルフタイマ不使用を設定したことが、セルフタイマ設定スイッチ212からCPU200に伝えられ、ズームレバー190で選択されたZ1がズーム切替スイッチ213からCPU200に伝えられる。
【0038】
CPU200は、ズーム切替スイッチ213から送られたズーム位置から、ズームレンズ262のズームレンズ位置を決定し、ズームレンズ位置の情報を鏡胴制御回路260に伝える。CPU200からズームレンズ位置の情報を受け取った鏡胴制御回路260は、鏡胴261に取りつけられているモータを駆動し、指示されたズームレンズ位置にズームレンズ262を設定する。
【0039】
このとき、図3のステップ(a)において、今回は通常撮影モードで撮影するため、ステップ(b)に進む。
【0040】
さらに、ステップ(b)で、セルフタイマは使用しないので、ステップ(d)に進む。
【0041】
図1に戻り、撮影者は、図1(a)のファインダ120をのぞき、所望の被写体がカメラの撮影画角の中央にくるようにカメラを動かし、シャッタ釦110を半押しする。
【0042】
この時点で、カメラの内部で撮影準備が始まるが、以下の説明は図4のフローチャート図を用いて説明する。
【0043】
図4は、撮影が行われるときのカメラ100の内部の動作を示すフローチャート図である。
【0044】
撮影者が図1のシャッタ釦110を半押しすると、図2のシャッタスイッチ214の1段目のスイッチが入る(図4のステップ(ア))。このとき、シャッタスイッチ214からシャッタ半押し情報がCPU200に伝えられる。
【0045】
シャッタ半押し情報を受け取ったCPU200は、測距回路220および測光回路230に動作の指示を与える。
【0046】
測距回路220は、CPU200から動作の指示を受けると、図1(a)の投光窓150から赤外光を投光し、その反射光を受光窓160で受光する。さらに、被写体までの距離情報を算出し、この距離情報をCPU200に伝える(図4のステップ(イ))。
【0047】
また、測光回路230は、撮影場所の明るさを測定し、測光結果をCPU200に送る(図4のステップ(ウ))。
【0048】
測距回路220から距離情報を受け取ったCPU200は、この距離情報を基に、被写体に焦点が合うときのズームレンズ262のフォーカス位置を算出する(図4のステップ(エ))。このフォーカス位置の情報は、鏡胴制御回路260に伝えられる。
【0049】
また、CPU200は、測光回路230から測光結果を受け取り、その測光結果を基に、絞り量、およびシャッタ速度を算出する(図4のステップ(オ))。さらに、絞りを小さくするに従って低下する露出量を補うための、閃光の適性発光量を算出する。
【0050】
CPU200からフォーカス位置の情報を受け取った鏡胴制御回路260は、鏡胴261に取りつけられているモータを駆動し、指示されたフォーカス位置にズームレンズ262を設定する(ステップ(カ))。
【0051】
ここまでの処理で撮影のための準備は完了し、撮影者によって図1(a)のシャッタ釦110が全押しされるまでの間、待機状態になる。
【0052】
図1に戻り、撮影者は、シャッタ釦110を半押し後、暫くしてからシャッタ釦110を全押しする。
【0053】
シャッタ釦110が全押しされると、図2のシャッタスイッチ214の2段目のスイッチが入る(図4のステップ(キ))。このとき、シャッタスイッチ214からシャッタ全押し情報がCPU200に伝えられる。
【0054】
シャッタ全押し情報を受け取ったCPU200は、算出した絞り量およびシャッタ速度をシャッタ駆動回路270に送り、同様に、適性発光量を閃光発光回路240に送る。
【0055】
閃光発光回路240は、CPU200から閃光の適性発光量の情報を受けると、図1(a)の閃光発光装置140から閃光を発光する。このとき発光した閃光の発光量を閃光調光センサ141で計測し、適性発光量を発光すると、発光を停止する。
【0056】
シャッタ駆動回路270は、CPU200から絞り量およびシャッタ速度を受けると、絞り兼用シャッタ271に取りつけられたモータを駆動して、絞り兼用シャッタ271を切る(図4のステップ(ク))。ここで、フィルム300への露光が行われ、1回の撮影が終了する。
【0057】
以上で図4のフローチャート図の説明を終了し、図3のフローチャート図に戻って説明する。
【0058】
図4のフローチャート図を使って説明したように、図3のステップ(d)の通常モード撮影が終了すると、図2のCPU200は、フィルム300を駆動し、フィルムを1駒巻き上げる。
【0059】
さらに、ステップ(h)に進む。図示しないが、この時点で図1のカメラ100の背面に備えられている電源スイッチが押されると、全ての撮影が終了する。さらに撮影を続ける場合、ステップ(a)に戻って撮影が始められる。
【0060】
これでセルフタイマを使わずに通常撮影モードで撮影を行なう第1の場面の説明を終了し、次にセルフタイマを使って通常撮影モードで撮影を行なう第2の場面の手順について説明する。尚、第2の場面の説明を行なうにあたり、第1の場面と重なる部分の説明は省略する。
【0061】
まず、撮影者は、図1(b)の撮影モード切替レバー170をT(通常撮影モード)、セルフタイマ設定レバー180をON(セルフタイマ使用)に合わせる。尚、今回もズームレバー190は倒さずに、初期状態であるZ1が設定された状態で撮影する。
【0062】
撮影モード切替レバー170で撮影モードが選択されると、図2の撮影モード切替スイッチ211からCPU200に通常撮影モードを選択したことが伝えられる。同様に、セルフタイマ設定レバー180でセルフタイマ使用を設定したことが、セルフタイマ設定スイッチ212からCPU200に伝えられ、ズームレバー190で選択されたZ1がズーム切替スイッチ213からCPU200に伝えられる。さらに、第1の場面と同様に、ズームレンズ262がZ1に対応するズームレンズ位置に設定される。
【0063】
このとき、図3のステップ(a)において、今回は通常撮影モードで撮影するため、ステップ(b)に進む。
【0064】
さらに、ステップ(b)で、セルフタイマを使用するので、ステップ(c)に進む。
【0065】
図1に戻り、撮影者は、図1(a)のファインダ120をのぞき、所望の被写体がカメラの撮影画角の中央にくるようにカメラを動かし、シャッタ釦110を半押しする。
【0066】
撮影者がシャッタ釦110を半押しすると、図2のシャッタスイッチ214の1段目のスイッチが入る(図4のステップ(ア))。このとき、シャッタスイッチ214からシャッタ半押し情報がCPU200に伝えられる。
【0067】
以下、第1の場合と同様に図4のフローチャート図のステップ(ア)からステップ(カ)までの処理がカメラ100の内部で行われる。
【0068】
図1に戻り、撮影者がシャッタ釦110を全押しする。
【0069】
シャッタ釦110が全押しされると、図2のシャッタスイッチ214の2段目のスイッチが入る(図4のステップ(キ))。このとき、シャッタスイッチ214からシャッタ全押し情報がCPU200に伝えられる。
【0070】
シャッタ全押し情報を受け取ったCPU200は、メモリ250から、通常撮影モード時のセルフタイマ秒時を取得する。この通常撮影モード時のセルフタイマ秒時は、本発明にいう、「セルフタイマ撮影モードのみが設定された場合のセルフタイマ秒時」にあたる。本実施形態においては、通常撮影モード時のセルフタイマ秒時は5秒であるとする。
【0071】
CPU200は、シャッタ全押し情報を受け取ってから5秒後に、絞り量およびシャッタ速度をシャッタ駆動回路270に送り、同様に、適性発光量を閃光発光回路240に送る。
【0072】
閃光発光回路240は、CPU200から閃光の適性発光量の情報を受けると、図1(a)の閃光発光装置140から閃光を発光する。同様に、シャッタ駆動回路270は、CPU200から絞り量およびシャッタ速度を受けると、絞り兼用シャッタ271に取りつけられたモータを駆動して、絞り兼用シャッタ271を切り、撮影が行われる(図4のステップ(ク))。
【0073】
図3のフローチャート図において、ステップ(c)で1回の撮影が終了すると、フィルム300が1駒巻き上げられ、第1の場面の場合と同様に、ステップ(h)に進む。
【0074】
これでセルフタイマを使用し、通常撮影モードで撮影を行なう第2の場面の説明を終了する。
【0075】
次に、撮影者が、セルフタイマを使用せずに、セルフポートレート撮影モードで撮影者自身を撮影する第3の場面の手順について説明する。尚、第1および第2の場面と異なる部分の説明のみ行う。
【0076】
まず、撮影者は、図1(b)の撮影モード切替レバー170をS(セルフポートレート撮影モード)、セルフタイマ設定レバー180をOFF(セルフタイマ不使用)に合わせる。
【0077】
撮影モード切替レバー170で撮影モードが選択されると、図2の撮影モード切替スイッチ211からCPU200にセルフポートレート撮影モードを選択したことが伝えられる。同様に、セルフタイマ設定レバー180でセルフタイマ不使用を設定したことが、セルフタイマ設定スイッチ212からCPU200に伝えられる。また、第1および第2の場面とは異なり、ズーム位置については、CPU200が、最も広角な撮影画可能であるズーム位置1に自動的に設定する。さらに、第1および第2の場面と同様に、ズームレンズ262がZ1に対応するズームレンズ位置に設定される。
【0078】
このとき、図3のステップ(a)において、今回はセルフポートレート撮影モードで撮影するため、ステップ(e)に進む。
【0079】
さらに、ステップ(e)で、セルフタイマは使用しないので、ステップ(g)に進む。
【0080】
ここで、撮影者は、カメラ100が撮影者自身の方を向くように片手でカメラを持ち、カメラを持った手を伸ばしてシャッタ釦110を半押しする。
【0081】
撮影者がシャッタ釦110を半押しすると、図2のシャッタスイッチ214の1段目のスイッチが入る(図4のステップ(ア))。このとき、シャッタスイッチ214からシャッタ半押し情報がCPU200に伝えられる。
【0082】
シャッタ半押し情報を受け取ったCPU200は、測光回路230に動作の指示を与える。
【0083】
図4のステップ(イ)で、セルフポートレート撮影モード選択時には、被写体までの距離情報は予め用意されている値を用いる。CPU200は、メモリ250からセルフポートレート撮影モード時の距離情報を取得する。本実施形態において、この距離情報は、手の長さ程度の60cmであるとする。
【0084】
CPU200から動作指示を受けた測光回路230は、撮影場所の明るさを測定し、測光結果をCPU200に送る(図4のステップ(ウ))。
【0085】
CPU200は、距離情報を基に、被写体に焦点が合うときのズームレンズ262のレンズ位置を算出する。(図4のステップ(エ))。このレンズ位置の情報は、鏡胴制御回路260に伝えられる。
【0086】
以下、第1の場合と同様に、ステップ(オ)からステップ(ク)までの処理が行われ、1回の撮影が終了する。
【0087】
図3のステップ(g)のセルフポートレート撮影が終了すると、図2のCPU200は、フィルム300を駆動し、フィルムを1駒巻き上げる。さらに、第1の場合と同様に、ステップ(h)の処理が行われる。
【0088】
以上のような手順で、セルフタイマを使用せず、セルフポートレート撮影モードで撮影を行なう第3の場面の撮影が行われる。ここで、第3の場面の撮影方法で撮影した写真は、セルフポートレート撮影モードを適用するため、撮影者自身は確実に撮影画角内に収まり、写真に写っていないという事故は起こり難いが、シャッタ釦110を押すときに手が動いてしまい、手ぶれの影響を受け易い。
【0089】
次に、セルフタイマを使用し、セルフポートレート撮影モードで撮影を行なう第4の場面について説明する。尚、第1、第2、および第3の場面と異なる部分の説明のみ行う。
【0090】
まず、撮影者は、図1(b)の撮影モード切替レバー170をS(セルフポートレート撮影モード)、セルフタイマ設定レバー180をON(セルフタイマ使用)に合わせる。尚、今回もズームレバー190は押さずに、初期状態であるZ1が設定された状態で撮影する。
【0091】
撮影モード切替レバー170で撮影モードが選択されると、図2の撮影モード切替スイッチ211からCPU200にセルフポートレート撮影モードを選択したことが伝えられる。同様に、セルフタイマ設定レバー180でセルフタイマ使用を設定したことが、セルフタイマ設定スイッチ212からCPU200に伝えられる。さらに、第3の場面と同様に、CPU200によって、Z1が設定され、ズームレンズ262がZ1に対応するレンズ位置に設定される。
【0092】
このとき、図3のステップ(a)において、今回はセルフポートレート撮影モードで撮影するため、ステップ(e)に進む。
【0093】
さらに、ステップ(e)で、セルフタイマを使用するので、ステップ(f)に進む。
【0094】
ここで、撮影者は、カメラ100が撮影者自身の方を向くように片手でカメラを持ち、カメラを持った手を伸ばしてシャッタ釦110を半押しする。
【0095】
以下、第3の場合と同様に、図4のステップ(ア)からステップ(カ)までの処理が行われる。
【0096】
図1に戻り、撮影者がシャッタ釦110を全押しする。
【0097】
シャッタ釦110が全押しされると、図2のシャッタスイッチ214の2段目のスイッチが入る(図4のステップ(キ))。このとき、シャッタスイッチ214からシャッタ全押し情報がCPU200に伝えられる。
【0098】
シャッタ全押し情報を受け取ったCPU200は、メモリ250から、セルフポートレート撮影モード時のセルフタイマ秒時を取得する。セルフポートレート撮影モード時のセルフタイマ秒時は、通常撮影モード時のセルフタイマ秒時よりも短く、本実施形態においては、セルフポートレート撮影モード時のセルフタイマ秒時は2秒であるとする。このセルフポートレート撮影モード時のセルフタイマ秒時は、本発明にいう、「セルフポートレート撮影モードとセルフタイマ撮影モードとが併設された場合のセルフタイマ秒時」に相当する。
【0099】
CPU200は、シャッタ全押し情報を受け取ってから2秒後に、絞り量およびシャッタ速度をシャッタ駆動回路270に送り、同様に、適性発光量を閃光発光回路240に送る。
【0100】
以下、第3の場合と同様に図4のステップ(ク)の処理が行われる。
【0101】
図3のフローチャート図において、ステップ(f)で1回の撮影が終了すると、フィルム300が1駒巻き上げられ、第3の場面の場合と同様に、ステップ(h)に進む。
【0102】
第4の場合の撮影方法は、第3の場合と異なり、シャッタ釦110が全押しされた後、2秒後に撮影が行われる。したがって、シャッタ釦110を押すときに手が動いてしまっても、手ぶれの影響を受け難い。また、通常撮影モード時のセルフタイマ秒時よりも短いため、カメラを片手で持っていても疲労感は少ない。このように、本実施形態のカメラを用いると、手ぶれの影響を受け難く、さらに疲労感の少ない撮影を行なうことができる。
【0103】
ここで、本実施形態では、フィルムを用いて写真を撮影するカメラについて説明したが、被写体の撮影画像を得るものであればよく、画像データから撮影画像を生成するデジタルカメラでもよい。
【0104】
また、本実施形態では、セルフポートレート撮影モード選択時に、被写体までの距離情報を固定し、広角撮影を行うカメラについて説明したが、例えば、距離情報を固定するだけのものであってもよい。
【0105】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明によれば、セルフポートレート撮影モードを備えたカメラにおいて、撮影者自身を撮影するときの手ぶれの影響を抑えるカメラを提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態が適用されたカメラの外観図である。
【図2】カメラ100のブロック図である。
【図3】カメラ100で被写体を撮影するときの撮影場面の場合分けを示すフローチャート図である。
【図4】撮影が行われるときのカメラ100の内部の動作を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
100 カメラ
110 シャッタ釦
120 ファインダ
121 AE窓
122 セルフタイマランプ
130 レンズ
140 閃光発光装置
141 調光センサ
150 投光窓
160 受光窓
170 撮影モード切替レバー
180 セルフタイマ設定レバー
190 ズームレバー
200 CPU
211 撮影モード切替スイッチ
212 セルフタイマ設定スイッチ
213 ズーム切替スイッチ
214 シャッタスイッチ
220 測距回路
230 測光回路
240 閃光発光回路
250 メモリ
260 レンズ駆動回路
261 鏡胴
262 ズームレンズ
270 シャッタ駆動回路
271 絞り兼用シャッタ
280 フィルム給送回路
300 フィルム[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a camera having a self-portrait photographing mode for photographing a photographer himself.
[0002]
[Prior art]
When a photographer shoots himself / herself using a camera, it is common to set the camera on a tripod and shoot using a self-timer mode function provided in the camera. However, tripods are heavy and bulky, and are inconvenient to carry at all times. In addition, tripods are not always usable in places where photographers desire to take pictures. Therefore, when it is difficult to ask a third person to take a picture, the photographer often holds the camera with one hand toward him and stretches out his hand. However, when shooting with such a shooting method, because the camera is not compatible with such close-up shooting, a large focus shift occurs or the photographer cannot look into the viewfinder. It may not be reflected in photos. In recent years, cameras with a self-portrait shooting mode that solve this problem have been known. In this self-portrait shooting mode, for example, the photographer himself falls within the shooting angle of view, such as fixing the distance information to the subject to a predetermined value or widening the shooting angle of view by zooming wide. And make various settings to focus on the photographer. By using this self-portrait shooting mode, it is less likely that the photographer himself is not in the photograph or the like, or that a large focus shift occurs.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, the method of holding a camera with only one hand and further extending the hand has a problem that camera shake is likely to occur, and this problem has not been solved by the conventional self-portrait shooting mode function.
[0004]
In view of the above circumstances, an object of the present invention is to provide a camera having a self-portrait shooting mode function that suppresses the influence of camera shake when shooting a photographer himself.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The camera of the present invention that achieves the above object is a camera for photographing a subject.
This camera has two shooting modes: a normal shooting mode for shooting a subject away from the photographer by pressing the shutter button, and a self-portrait for shooting the photographer as a subject by pressing the shutter button with the shooting lens facing the photographer. Mode switching means for freely switching to any one of the shooting modes;
Self-timer setting means for setting a self-timer function that operates in any of the normal shooting mode and the self-portrait shooting mode, which performs shooting after a predetermined time has elapsed since the shutter button was pressed;
The camera includes a shooting mode switched by the mode switching unit and a state setting unit that sets the camera in a state corresponding to the presence or absence of the setting of the self-timer function by the self-timer setting unit.
[0006]
The self-portrait shooting mode here is a function that, when shooting the photographer himself, for example, by setting the zoom lens to a wide angle so that the photographer himself falls within the shooting angle of view. .
[0007]
The camera of the present invention can use both the self-timer function and the self-portrait shooting mode. Normally, when a photographer holds a camera with one hand and takes a picture of the photographer himself by extending his hand, the camera often moves when the shutter button is pressed. According to the camera of the present invention, for example, even if the camera moves when the shutter button is pressed, the shutter is released inside the camera after the shutter button is pressed for a while due to the action of the self-timer function. The effects of camera shake are less likely to occur on photos. In addition, since the self-portrait shooting mode is used in combination, it is difficult for the photographer himself to fail in the photograph or the like.
[0008]
In the camera according to the present invention, the state setting means may be configured such that the self-timer time when the self-portrait shooting mode and the self-timer function are provided is the self-timer time when the normal shooting mode and the self-timer function are provided. It is preferable to set a time shorter than the timer time.
[0009]
Usually, photographing using the self-timer function is often performed with a camera set on a tripod or the like. On the other hand, when the self-timer function is used in combination with the self-portrait shooting mode, the photographer himself / herself takes a picture with the camera. Can do.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described.
[0011]
FIG. 1 is an external view of a camera according to an embodiment of the present invention. Here, the camera of the present embodiment is an autofocus camera that automatically focuses on a subject near the center of the shooting angle of view, and the zoom that determines the focal length is Z1 (performs wide-angle shooting), Z2, and Z3. , Z4, Z5 (perform telephoto shooting).
[0012]
FIG. 1A is a front view of the
[0013]
On the front of the
[0014]
FIG. 1B is a top view of the
[0015]
On the upper surface of the
[0016]
As the zoom position has a larger number, the focal length becomes longer and the zoom position is suitable for telephoto shooting. On the other hand, the smaller the zoom position, the shorter the focal length and the wider angle shooting. When the power is turned on, it is set to Z1, and when it is tilted to T, it zooms to Z2-Z3-Z4-Z5.
[0017]
In the normal shooting mode here, the zoom position is set by the photographer using the
[0018]
Here, the internal structure of the
[0019]
FIG. 2 is a block diagram of the
[0020]
The
[0021]
First, each switch will be described.
[0022]
The shooting
[0023]
Next, each part other than the switch will be described.
[0024]
The
[0025]
When receiving an operation instruction from the
[0026]
The
[0027]
When the flash
[0028]
The
[0029]
When the lens position of the
[0030]
The
[0031]
Here, the
[0032]
When the diaphragm /
[0033]
The camera of the present embodiment is basically configured as described above. Next, a procedure for photographing a subject using the
[0034]
FIG. 3 is a flowchart showing the case classification of shooting scenes when shooting a subject with the
[0035]
First, as a first scene, a procedure for shooting in the normal shooting mode without using the self-timer will be described.
[0036]
First, the photographer sets the shooting
[0037]
When the shooting mode is selected with the shooting
[0038]
The
[0039]
At this time, in step (a) in FIG. 3, since the current shooting is performed in the normal shooting mode, the process proceeds to step (b).
[0040]
Further, since the self-timer is not used in step (b), the process proceeds to step (d).
[0041]
Returning to FIG. 1, the photographer looks through the
[0042]
At this point, the preparation for shooting starts inside the camera. The following description will be given with reference to the flowchart of FIG.
[0043]
FIG. 4 is a flowchart showing the internal operation of the
[0044]
When the photographer half-presses the
[0045]
Receiving the shutter half-press information, the
[0046]
When receiving an operation instruction from the
[0047]
The
[0048]
The
[0049]
The
[0050]
Upon receiving the focus position information from the
[0051]
The preparation for photographing is completed by the processing so far, and the camera enters a standby state until the photographer fully presses the
[0052]
Returning to FIG. 1, the photographer presses the
[0053]
When the
[0054]
Receiving the shutter full-press information, the
[0055]
When the flash
[0056]
Upon receiving the aperture amount and shutter speed from the
[0057]
This is the end of the description of the flowchart of FIG. 4, and the description returns to the flowchart of FIG. 3.
[0058]
As described with reference to the flowchart of FIG. 4, when the normal mode photographing in step (d) of FIG. 3 is completed, the
[0059]
Further, the process proceeds to step (h). Although not shown, when the power switch provided on the back surface of the
[0060]
This concludes the description of the first scene in which shooting is performed in the normal shooting mode without using the self-timer, and the procedure for the second scene in which shooting is performed in the normal shooting mode using the self-timer will now be described. In the description of the second scene, the description of the portion overlapping the first scene is omitted.
[0061]
First, the photographer sets the shooting
[0062]
When the shooting mode is selected with the shooting
[0063]
At this time, in step (a) in FIG. 3, since the current shooting is performed in the normal shooting mode, the process proceeds to step (b).
[0064]
Further, since the self-timer is used in step (b), the process proceeds to step (c).
[0065]
Returning to FIG. 1, the photographer looks through the
[0066]
When the photographer presses the
[0067]
Thereafter, similarly to the first case, the processing from step (a) to step (f) in the flowchart of FIG.
[0068]
Returning to FIG. 1, the photographer fully presses the
[0069]
When the
[0070]
The
[0071]
The
[0072]
When the flash
[0073]
In the flowchart of FIG. 3, when one shooting is completed in step (c), the
[0074]
This concludes the description of the second scene where the self-timer is used to perform shooting in the normal shooting mode.
[0075]
Next, a procedure of a third scene in which the photographer photographs the photographer himself in the self-portrait photographing mode without using the self-timer will be described. Only the differences from the first and second scenes will be described.
[0076]
First, the photographer sets the shooting
[0077]
When a shooting mode is selected with the shooting
[0078]
At this time, in step (a) in FIG. 3, since the current time is shooting in the self-portrait shooting mode, the process proceeds to step (e).
[0079]
Furthermore, since the self-timer is not used in step (e), the process proceeds to step (g).
[0080]
Here, the photographer holds the camera with one hand so that the
[0081]
When the photographer presses the
[0082]
Receiving the shutter half-press information, the
[0083]
When the self-portrait shooting mode is selected in step (a) in FIG. 4, a value prepared in advance is used as the distance information to the subject. The
[0084]
Upon receiving the operation instruction from the
[0085]
The
[0086]
Thereafter, similarly to the first case, the processing from step (e) to step (ku) is performed, and one shooting is completed.
[0087]
When the self-portrait photographing in step (g) in FIG. 3 is completed, the
[0088]
With the above procedure, the third scene is shot in the self-portrait shooting mode without using the self-timer. Here, since the photograph taken with the shooting method of the third scene applies the self-portrait shooting mode, the photographer himself surely falls within the shooting angle of view, and it is unlikely that the accident that the photographer is not in the photograph will occur When the
[0089]
Next, a fourth scene in which shooting is performed in the self-portrait shooting mode using the self-timer will be described. Only the differences from the first, second, and third scenes will be described.
[0090]
First, the photographer sets the shooting
[0091]
When a shooting mode is selected with the shooting
[0092]
At this time, in step (a) in FIG. 3, since the current time is shooting in the self-portrait shooting mode, the process proceeds to step (e).
[0093]
Further, since the self-timer is used in step (e), the process proceeds to step (f).
[0094]
Here, the photographer holds the camera with one hand so that the
[0095]
Thereafter, similarly to the third case, the processing from step (a) to step (f) in FIG. 4 is performed.
[0096]
Returning to FIG. 1, the photographer fully presses the
[0097]
When the
[0098]
Receiving the shutter full press information, the
[0099]
The
[0100]
Thereafter, similarly to the third case, the processing of step (c) in FIG. 4 is performed.
[0101]
In the flowchart of FIG. 3, when one shooting is finished in step (f), the
[0102]
Unlike the third case, the shooting method in the fourth case is shot 2 seconds after the
[0103]
Here, in the present embodiment, a camera that takes a photograph using a film has been described. However, any camera that obtains a photographed image of a subject may be used, and a digital camera that generates a photographed image from image data may be used.
[0104]
Further, in the present embodiment, the camera that performs wide-angle shooting by fixing the distance information to the subject when the self-portrait shooting mode is selected has been described. However, for example, the camera may only fix the distance information.
[0105]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to provide a camera that suppresses the influence of camera shake when the photographer himself / herself is photographed in a camera having a self-portrait photographing mode.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an external view of a camera to which an embodiment of the present invention is applied.
FIG. 2 is a block diagram of the
FIG. 3 is a flowchart showing a case classification of shooting scenes when shooting a subject with the
FIG. 4 is a flowchart showing an internal operation of the
[Explanation of symbols]
100 cameras
110 Shutter button
120 Finder
121 AE window
122 Self-timer lamp
130 lenses
140 Flash-emitting device
141 Light control sensor
150 Floodlight window
160 Light receiving window
170 Shooting mode switching lever
180 Self-timer setting lever
190 Zoom lever
200 CPU
211 Shooting mode selector switch
212 Self-timer setting switch
213 Zoom switch
214 Shutter switch
220 Ranging circuit
230 Photometric circuit
240 Flash Light Emitting Circuit
250 memory
260 Lens drive circuit
261 Lens barrel
262 zoom lens
270 Shutter drive circuit
271 Shutter / shutter
280 Film feeding circuit
300 films
Claims (2)
このカメラの撮影モードを、シャッタボタンを押して撮影者から離れた被写体を撮影する通常撮影モードと、撮影レンズを撮影者側に向けてシャッタボタンを押すことにより撮影者を被写体として撮影するセルフポートレート撮影モードとのいずれかの撮影モードに自在に切り替えるモード切替手段と、
シャッタボタンを押してから所定時間経過後に撮影を行う、前記通常撮影モードおよび前記セルフポートレート撮影モードのいずれのモードにおいても動作するセルフタイマ機能を設定するセルフタイマ設定手段と、
このカメラを、前記モード切替手段により切り替えられた撮影モードおよび前記セルフタイマ設定手段によるセルフタイマ機能の設定の有無に応じた状態に設定する状態設定手段とを備えたことを特徴とするカメラ。In a camera that shoots a subject,
This camera has two shooting modes: a normal shooting mode for shooting a subject away from the photographer by pressing the shutter button, and a self-portrait for shooting the photographer as a subject by pressing the shutter button with the shooting lens facing the photographer. Mode switching means for freely switching to any one of the shooting modes;
Self-timer setting means for setting a self-timer function that operates in any of the normal shooting mode and the self-portrait shooting mode, which performs shooting after a predetermined time has elapsed since the shutter button was pressed;
A camera comprising: a shooting mode switched by the mode switching unit; and a state setting unit that sets the camera in a state corresponding to the presence or absence of a setting of a self-timer function by the self-timer setting unit.
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