JP3968750B2 - Brick residue accumulation program, computer-readable recording medium recording the program, and tile residue accumulation system - Google Patents

Brick residue accumulation program, computer-readable recording medium recording the program, and tile residue accumulation system Download PDF

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【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、建物の屋根に施工される瓦のうち、所定範囲を切断して屋根の隅棟部等に沿って施工される切断瓦の実寸（実際の寸法）を算出し、切断瓦から切除される残材の量等を算出するための瓦残材積算プログラム、該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、及び瓦残材積算システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
周知のように、建物の寄棟屋根等の屋根に瓦を施工する場合、屋根の隅棟部等に施工する瓦（切断瓦）に対しては、あらかじめ所定範囲を斜め方向等に切断しておく必要がある。この切断瓦の施工部位における採寸作業や瓦の切断作業は、施工現場でその都度行われている。また、切断瓦から切除される残材は、産業廃棄物として処理されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、瓦の切断作業が終了しなければ残材の総量を把握できないので、残材の処理コスト管理を行いにくいという問題点がある。
【０００４】
この発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、瓦を施工する前にあらかじめ残材の総量を見積もることができる瓦残材積算プログラム、該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、及び瓦残材積算システムを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための請求項１の瓦残材積算プログラムは、建物の屋根に施工される瓦のうち、所定範囲を切断して施工される切断瓦の切断後の実寸を算出し、切断瓦から切除される残材の量を算出するために、コンピュータに、所定の記憶手段から屋根伏せＣＡＤデータを読み込む手順と、入力装置から入力された屋根伏せＣＡＤデータの縮尺に基づいて屋根伏せＣＡＤデータを実寸スケールに補正し、屋根伏せ補正ＣＡＤデータを作成する手順と、屋根伏せ補正ＣＡＤデータを表示装置の画面上に表示する手順と、ファイル装置にあらかじめ記録された瓦施工面補正ルールファイルから、入力装置により屋根伏せ補正ＣＡＤデータにそれぞれ指定された要素線の組合せ及び入力装置から入力された瓦の種類に応じた瓦施工面補正ルールを読み出す手順と、瓦施工面補正ルール及び入力装置から入力された屋根勾配に基づいて屋根伏せ補正ＣＡＤデータを補正し、瓦施工面ＣＡＤデータを作成する手順と、ファイル装置にあらかじめ記録された割り付けルールファイルから、瓦の種類及び入力装置から入力された割り付け型に応じた割り付けルールを読み出す手順と、ファイル装置にあらかじめ記録された瓦ＣＡＤデータファイルから瓦の種類及び割り付け型に応じた瓦ＣＡＤデータを読み出す手順と、瓦ＣＡＤデータを割り付けルールに基づいて瓦施工面ＣＡＤデータに割り付ける手順と、瓦施工面ＣＡＤデータの要素線と交差する切断瓦としての瓦ＣＡＤデータに割り付けルールに基づいて切断瓦番号を付与する手順と、ファイル装置にあらかじめ記録された実寸算出ルールファイルから瓦の種類に応じた実寸算出ルールを読み出す手順と、実寸算出ルールに基づいて各切断瓦ごとに実寸データを算出する手順と、ファイル装置にあらかじめ記録された実寸補正ルールファイルから、瓦の種類に応じた実寸補正ルールを読み出す手順と、実寸補正ルールに基づいて各実寸データをそれぞれ補正し、各切断瓦ごとに実寸補正データを算出する手順と、実寸補正データに基づいて基礎データを各切断瓦ごとに算出する手順と、ファイル装置にあらかじめ記録された瓦データファイルから切断瓦に応じた瓦データを各切断瓦ごとに読み出す手順と、基礎データ及び瓦データに基づいて残材の量を各切断瓦ごとに算出して集計し、この集計値を残材の総量として出力する手順と、を実行させるためのものである。
【０００６】
請求項２の瓦残材積算プログラムは、建物の屋根に施工される瓦のうち、所定範囲を切断して施工される切断瓦の切断後の実寸を算出し、切断瓦から切除される残材の量を算出するために、コンピュータに、所定の記憶手段から屋根伏せＣＡＤデータを読み込む手順と、入力装置から入力された屋根伏せＣＡＤデータの縮尺に基づいて屋根伏せＣＡＤデータを実寸スケールに補正し、屋根伏せ補正ＣＡＤデータを作成する手順と、屋根伏せ補正ＣＡＤデータを表示装置の画面上に表示する手順と、ファイル装置にあらかじめ記録された瓦施工面補正ルールファイルから、入力装置により屋根伏せ補正ＣＡＤデータにそれぞれ指定された要素線の組合せ及び入力装置から入力された瓦の種類に応じた瓦施工面補正ルールを読み出す手順と、瓦施工面補正ルール及び入力装置から入力された屋根勾配に基づいて屋根伏せ補正ＣＡＤデータを補正し、瓦施工面ＣＡＤデータを作成する手順と、ファイル装置にあらかじめ記録された割り付けルールファイルから、瓦の種類及び入力装置から入力された割り付け型に応じた割り付けルールを読み出す手順と、ファイル装置にあらかじめ記録された瓦ＣＡＤデータファイルから瓦の種類及び割り付け型に応じた瓦ＣＡＤデータを読み出す手順と、瓦ＣＡＤデータを割り付けルールに基づいて瓦施工面ＣＡＤデータに割り付ける手順と、瓦施工面ＣＡＤデータの要素線と交差する切断瓦としての瓦ＣＡＤデータに割り付けルールに基づいて切断瓦番号を付与する手順と、ファイル装置にあらかじめ記録された実寸算出ルールファイルから瓦の種類に応じた実寸算出ルールを読み出す手順と、実寸算出ルールに基づいて各切断瓦ごとに実寸データを算出する手順と、ファイル装置にあらかじめ記録された実寸補正ルールファイルから瓦の種類に応じた実寸補正ルールを読み出す手順と、実寸補正ルールに基づいて各実寸データをそれぞれ補正し、各切断瓦ごとに実寸補正データを算出する手順と、実寸補正データに基づいて基礎データを各切断瓦ごとに算出する手順と、ファイル装置にあらかじめ記録された瓦データファイルから、切断瓦及び基礎データに応じた瓦データを各切断瓦ごとに読み出す手順と、瓦データ及び実寸補正データに基づいて残材の量を各切断瓦ごとに算出して集計し、この集計値を残材の総量として出力する手順と、を実行させるためのものである。
【０００７】
請求項３の瓦残材積算プログラムは、建物の屋根に施工される瓦のうち、所定範囲を切断して施工される切断瓦の切断後の実寸を算出し、切断瓦から切除される残材の量を算出するために、コンピュータに、所定の記憶手段から屋根伏せＣＡＤデータを読み込む手順と、入力装置から入力された屋根伏せＣＡＤデータの縮尺に基づいて屋根伏せＣＡＤデータを実寸スケールに補正し、屋根伏せ補正ＣＡＤデータを作成する手順と、屋根伏せ補正ＣＡＤデータを表示装置の画面上に表示する手順と、ファイル装置にあらかじめ記録された瓦施工面補正ルールファイルから、入力装置により屋根伏せ補正ＣＡＤデータにそれぞれ指定された要素線の組合せ及び入力装置から入力された瓦の種類に応じた瓦施工面補正ルールを読み出す手順と、瓦施工面補正ルール及び入力装置から入力された屋根勾配に基づいて屋根伏せ補正ＣＡＤデータを補正し、瓦施工面ＣＡＤデータを作成する手順と、ファイル装置にあらかじめ記録された割り付けルールファイルから、瓦の種類及び入力装置から入力された割り付け型に応じた割り付けルールを読み出す手順と、ファイル装置にあらかじめ記録された瓦ＣＡＤデータファイルから瓦の種類及び割り付け型に応じた瓦ＣＡＤデータを読み出す手順と、瓦ＣＡＤデータを割り付けルールに基づいて瓦施工面ＣＡＤデータに割り付ける手順と、瓦施工面ＣＡＤデータの要素線と交差する切断瓦としての瓦ＣＡＤデータに割り付けルールに基づいて切断瓦番号を付与する手順と、ファイル装置にあらかじめ記録された実寸算出ルールファイルから瓦の種類に応じた実寸算出ルールを読み出す手順と、実寸算出ルールに基づいて各切断瓦ごとに実寸データを算出する手順と、ファイル装置にあらかじめ記録された実寸補正ルールファイルから、瓦の種類に応じた実寸補正ルールを読み出す手順と、実寸補正ルールに基づいて各実寸データをそれぞれ補正し、各切断瓦ごとに実寸補正データを算出する手順と、ファイル装置にあらかじめ記録された３次元瓦ＣＡＤデータファイルから切断瓦に応じた３次元瓦ＣＡＤデータを各切断瓦ごとに読み出す手順と、３次元瓦ＣＡＤデータに基づいて各実寸補正データをそれぞれ補正し、各切断瓦ごとに３次元実寸補正データを算出する手順と、ファイル装置にあらかじめ記録された瓦データファイルから切断瓦に応じた瓦データを各切断瓦ごとに読み出す手順と、３次元瓦ＣＡＤデータ、３次元実寸補正データ、及び瓦データに基づいて残材の量を各切断瓦ごとに算出して集計し、この集計値を残材の総量として出力する手順と、を実行させるためのものである。
【０００８】
請求項４の瓦残材積算プログラムにおいては、コンピュータに、切断瓦を加工するための瓦切断機を制御する制御装置へ３次元実寸補正データをＣＡＭデータとして転送する手順を実行させることもできる。
【０００９】
請求項５の瓦残材積算プログラムにおいては、コンピュータに、残材の全量を粉砕してなる粉砕物を粒径により複数種に分別した分別粉砕物の量を残材の総量に基づいて各分別粉砕物ごとに算出する手順と、各分別粉砕物の量をそれぞれ出力する手順とを実行させることもできる。
【００１０】
請求項６の瓦残材積算プログラムにおいては、コンピュータに、入力装置により施工の種類として葺き替えが選択されたときに、瓦施工面ＣＡＤデータに含まれている複数の瓦施工面の面積をそれぞれ算出して集計する手順と、ファイル装置にあらかじめ記録された元葺きデータファイルから、入力装置から入力された元葺き瓦の種類に応じた元葺きデータを読み出す手順と、元葺きデータ及び瓦施工面の総面積に基づいて元葺き量を算出する手順と、元葺き量を出力する手順とを実行させることもできる。
【００１１】
請求項７の瓦残材積算プログラムにおいては、コンピュータに、残材の総量と元葺き量を加算する手順と、この加算値を残材混合物の総量として出力する手順とを実行させることもできる。
【００１２】
請求項８の瓦残材積算プログラムにおいては、コンピュータに、残材混合物の全量を粉砕してなる粉砕物を粒径により複数種に分別した分別粉砕物の量を残材混合物の総量に基づいて各分別粉砕物ごとに算出する手順と、各分別粉砕物の量をそれぞれ出力する手順とを実行させることもできる。
【００１３】
請求項９の瓦残材積算プログラムにおいては、コンピュータに、分別粉砕物から製造されるリサイクル品の量を分別粉砕物の量に基づいて各分別粉砕物ごとに算出する手順と、各リサイクル品の量をそれぞれ出力する手順とを実行させることもできる。
【００１４】
また、請求項１０のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、請求項１乃至９のいずれか記載の瓦残材積算プログラムを記録したものである。
【００１５】
更に、瓦残材積算システムは、請求項１乃至９のいずれか記載の瓦残材積算プログラムをコンピュータのファイル装置に記録したものである。
【００１６】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図１に示すように、この実施形態に係る瓦残材積算システムは、瓦残材積算プログラム１をコンピュータのファイル装置２に記録（インストール）したものである。
【００１７】
コンピュータは、ハードディスクドライブ等のファイル装置２の他、ＣＰＵ（Central Processing Unit，中央処理装置）３、メインメモリ４、キーボードやマウス等の入力装置５、及びディスプレイ等の表示装置６等を備えており、これらＣＰＵ３等はコンピュータのシステムバス７にそれぞれ接続されている。また、システムバス７には、必要に応じて、レーザープリンタやインクジェットプリンタ等の印刷装置８や、切断瓦を加工するための瓦切断機を制御する制御装置（図示せず）も接続されている。なお、制御装置は、ＲＳ−２３２Ｃケーブル等の通信ケーブル及びインターフェイスを介してシステムバス７と接続することができる。
【００１８】
瓦残材積算プログラム（ソフトウェア）１は、制御プログラム９、瓦施工面補正ルールファイル１０、割り付けルールファイル１１、瓦ＣＡＤデータファイル１２、実寸算出ルールファイル１３、実寸補正ルールファイル１４、瓦データファイル１５Ｄ等を備えており、ファイル装置２にあらかじめ記録されている。この瓦残材積算プログラム１をコンピュータ上で起動させれば、制御プログラム９がメインメモリ４上に読み込まれ、この制御プログラム９の指令によってＣＰＵ３が各ファイル１０，１１，１２，１３，１４，１５Ｄ等から適用すべきルールやデータを検索し、メインメモリ４上に読み出す等して各種の処理を実行するようになっている。
【００１９】
瓦残材積算プログラム１による処理を詳細に説明する前に、まず、図２及び図３のようなＦ形瓦（瓦）１５を例にとり、瓦を実際に建物の屋根１６に施工する場合の施工例について説明する。
【００２０】
Ｆ形瓦１５は、平面視が四角形の本体部１７と、この本体部１７の左側の側端に突設された平面視が長方形のアンダーラップ部１８とから構成されている。このようなＦ形瓦１５は、図４乃至図６に示すように、屋根１６の下方側かつ右側から順に千鳥状（一文字葺）に施工されるのが一般的である。横方向においては、本体部１７が互いに隣接するように配置される。上下方向においては、下段のＦ形瓦１５の上端にその上段のＦ形瓦１５の下端が数十ｍｍの重ね代をとって重ねるように載置される。最下段のＦ形瓦１５の下端は、野地板１９上にアスファルトルーフィング２０を介して長手方向が水平となるように固定された瓦座（図示せず）等の上に載置される。
【００２１】
図３及び図５に示すように、Ｆ形瓦１５の上端には下方へ突出する例えば２つのフック部２１が突設されているが、このＦ形瓦１５は、野地板１９上にアスファルトルーフィング２０を介して長手方向が水平となるように固定された瓦桟２２にフック部２１を引掛けるようにして配置され、緊結用釘２３等により瓦桟２２に固着される。Ｆ形瓦１５の野地板１９の面方向に対する葺き勾配θは、５°程度が一般的である。また、図６に示すように、屋根１６の隅棟部１６ａ等においては、Ｆ形瓦１５のうち、所定範囲を斜め方向等に切断して残材を切除した後の切断瓦１５ｂが施工される。隅棟部１６ａ等には、取付け桟木２４を介して隅棟瓦２５等が施工される。なお、Ｊ形瓦やＳ形瓦等においては、下段と上段の瓦の配置が左右にずれない桟瓦葺等となるのが一般的である。また、瓦桟２２を長手方向が水平となるように固定する上記のような一般の工法（いわゆる横桟工法）による場合に加え、瓦桟２２を長手方向が屋根勾配の向きに沿うように固定するいわゆる縦桟工法や、あるいは瓦桟２２を使用しない直葺により瓦を施工する場合もある。
【００２２】
瓦残材積算プログラム１は、上記のような瓦の施工に際しての割り付けをあらかじめコンピュータ上で仮想的に実行し、切断瓦の切断後の実寸を算出し、切断瓦から切除される残材の量を算出するものである。なお、割り付ける瓦の種類としては、例えばＦ形瓦１５、Ｊ形瓦、Ｓ形瓦等の粘土瓦の他、各種の厚形スレート、金属板瓦等が挙げられる。また、割り付ける瓦の形状による種類としては、桟瓦の他、例えば軒瓦、袖瓦、角瓦、掛瓦等が挙げられる。
【００２３】
次に、瓦残材積算プログラム１による処理の手順例を図７乃至図９のフローチャートに基づいてより詳細に説明する。
【００２４】
まず、所定の記憶手段（図示せず）から、ＤＸＦ（Drawing Interchange File）形式等のＣＡＤソフト用のファイル形式でこの記憶手段に記録されていた屋根伏せＣＡＤデータがメインメモリ４上に読み込まれる（ステップＳ１）。
【００２５】
屋根伏せＣＡＤデータが記録された記憶手段としては、例えば、ＦＤ（Flexible Disk）、ＣＤ−ＲＯＭ（Compact Disc Read Only Memory）、ＣＤ−Ｒ（Compact Disc Recordable）、ＣＤ−ＲＷ（Compact Disc Rewritable）、ＭＯ（Magneto Optical Disk）等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体の他、瓦残材積算システムのコンピュータがＬＡＮ（Local Area Network）やインターネット等のネットワークを介してアクセス可能な他のコンピュータのハードディスクドライブ（ネットワークドライブ）等が挙げられる。
【００２６】
屋根伏せＣＡＤデータは、瓦を施工しようとする建物の屋根１６の平面図に相当する屋根伏せ図を表すものであり、所定の縮尺で描画された複数の要素線（線分データ）を含んでいる。
【００２７】
次いで、キーボード又はマウス等の入力装置５から、屋根伏せＣＡＤデータの縮尺が入力される（ステップＳ２）。
【００２８】
入力は、キーボード等から例えば「１：１００」又は「１／１００」、「１：３０」又は「１／３０」、「１：１」又は「１／１」等と打ち込むことにより実行してもよいが、ＧＵＩ（Graphical User Interface）環境における表示装置６の画面６ａ上のメニューバー（ツールバー）やマウスの右ボタン（右クリック）等のプルダウンメニュー等に割り当てられた縮尺の上記のような種類をマウス等により選択できるようにしておけば、簡単に実行できる。
【００２９】
その後、制御プログラム９の指令を受けたＣＰＵ３により、メインメモリ４上で屋根伏せＣＡＤデータの縮尺に基づいて屋根伏せＣＡＤデータが実寸スケール（１：１の実物大スケール）に補正され、図１０のような屋根伏せ補正ＣＡＤデータ３１が作成されて（ステップＳ３）、表面装置６の画面６ａ上に表示される（ステップＳ４）。
【００３０】
例えば、図１０のような寄棟屋根の場合、屋根伏せ補正ＣＡＤデータ３１には、要素線として、１つの陸棟線３２と４つの隅棟線３３と４つの軒瓦線３４とが含まれる。なお、屋根１６の形状としては、寄棟の他、例えば切妻、方形、入母屋等が挙げられる。要素線の種類は特に限定されるものではなく、その他に谷線、右袖瓦線、左袖瓦線、掛瓦線、降棟線、水平壁際線、流れ壁際線、渡根丸線（利根丸線）、風切り丸線等が挙げられる。また、要素線は、直線状の他、曲線状であってもよい。
【００３１】
次いで、マウス等の入力装置５から、各要素線ごとにその種類が指定される（ステップＳ５）。
【００３２】
図１０の例においては、陸棟線（要素線）３２は陸棟線として、隅棟線（要素線）３３は隅棟線として、軒瓦線（要素線）３４は軒瓦線として、それぞれ要素線の種類が指定される。指定は、例えば、マウス等により画面６ａ上の適宜の要素線を選択した後又は選択する前に、ＧＵＩ環境における画面６ａ上のメニューバー（ツールバー）やマウスの右ボタン（右クリック）等のプルダウンメニュー等に割り当てられた要素線の種類をマウス等により選択できるようにしておけば、簡単に実行できる。この場合、プルダウンメニュー等には、例えば「陸棟線」、「隅棟線」、「軒瓦線」等の各種の要素線の種類を割り当てることができる。また、屋根面が凸面となった照り（てり）や凹面となった起り（むくり）である場合に対応するために、例えば「隅棟線（照り）」や「隅棟線（起り）」等の種類も指定できるようにしておくのが望ましい。この場合、照りや起りの曲率半径（Ｒ）を加味した例えば「隅棟線（照り：Ｒ＝ＸＸＸＸＸ）」や「隅棟線（起り：Ｒ＝ＸＸＸＸＸ）」等の種類を曲率半径の値に応じて選択できるようにすることもできる。
【００３３】
その後、キーボード又はマウス等の入力装置５から、瓦の種類、屋根勾配、割り付け型が入力される（ステップＳ６〜Ｓ８）。なお、瓦の種類等の入力の順序は特に限定されるものではなく、また、これら瓦の種類等の入力を各要素線ごとの種類の指定（ステップＳ５）の前に実行することもできる。
【００３４】
この場合も、ＧＵＩ環境におけるプルダウンメニュー等に割り当てられた瓦の種類等をマウス等により選択できるようにしておけば、簡単に入力できる。プルダウンメニュー等に割り当てる瓦の種類としては、例えば「Ｆ形瓦」、「Ｊ形瓦」、「Ｓ形瓦」等が挙げられる。同様に、屋根勾配としては、例えば「４／１０」、「３．５／１０」、「３／１０」、「２．５／１０」、「１／１０」等が挙げられる。割り付け型としては、例えば、軒瓦線３４の中点３４ａから最下段の瓦を左右に配置していくいわゆる「対称型」や、軒瓦線３４の中点３４ａに最下段の瓦の中心線等が重なるように配置するいわゆる「中央型」、袖瓦線（図示せず）から最下段の瓦を配置していくいわゆる「切妻型」等が挙げられる。
【００３５】
次いで、制御プログラム９の指令を受けたＣＰＵ３により瓦施工面補正ルールファイル１０が検索され、この瓦施工面補正ルールファイル１０から、要素線の組合せ及び瓦の種類に応じた瓦施工面補正ルールがメインメモリ４上に読み出される（ステップＳ９）。
【００３６】
瓦施工面補正ルールファイル１０は、各種の瓦施工面補正ルールが要素線の組合せ及び瓦の種類に対応付けて記録されている。例えば、図１０の例において、瓦の種類として「Ｆ形瓦」を入力すれば、要素線の組合せが「１つの陸棟線３２，４つの隅棟線３３，４つの軒瓦線３４」でありかつ瓦の種類が「Ｆ形瓦」である場合、即ち、寄棟屋根にＦ形瓦１５を施工する場合に対応付けられた瓦施工面補正ルールが読み出される。
【００３７】
その後、制御プログラム９の指令を受けたＣＰＵ３により瓦施工面補正ルール及び屋根勾配に基づいて屋根伏せ補正ＣＡＤデータ３１が補正され、メインメモリ４上に図１１のような瓦施工面ＣＡＤデータ３５が作成される（ステップＳ１０）。
【００３８】
瓦施工面ＣＡＤデータ３５は、瓦施工面補正ルールに基づいて屋根伏せ補正ＣＡＤデータ３１から補正された複数の野地板面１９ａ，１９ｂを含む屋根１６の展開図を、更に瓦施工面補正ルールに基づいて瓦の施工後の投影面である複数の瓦施工面３６ａ，３６ｂを含む展開図に補正したものである。例えば、図１０の例においては、まず、屋根伏せ補正ＣＡＤデータ３１が瓦施工面補正ルールに基づいて図１１のような台形の２つの野地板面１９ａと三角形の２つの野地板面１９ｂを含むように補正される。適用される瓦施工面補正ルールには、屋根勾配に基づいて展開図が作成されるように補正を行う計算式等が含まれている。次いで、瓦施工面補正ルールに基づいて各野地板面１９ａ，１９ｂの高さに「Ｆ形瓦」の軒の出寸法Ｅを加算するように補正され、台形の２つの瓦施工面３６ａと三角形の２つの瓦施工面３６ｂを含む瓦施工面ＣＡＤデータ３５が作成される。台形の瓦施工面３６ａは、１つの陸棟線３２と２つの隅棟線３３と１つの軒瓦線３４とを含んでいる。三角形の瓦施工面３６ｂは、２つの隅棟線３３と１つの軒瓦線３４とを含んでいる。
【００３９】
既述したように、瓦施工面補正ルールは要素線の組合せ及び瓦の種類に応じて適用されるので、屋根伏せ補正ＣＡＤデータ３１が例えば右袖瓦線や左袖瓦線を含んでいる場合においては、瓦の袖の出寸法（右袖瓦線等の元の位置からの突出長さ）を横幅に加算等するように補正される。同様に、谷線を含んでいる場合においては、瓦の谷の入り寸法（谷線の元の位置からの横方向への引き込み長さ）を横幅から減算等するように補正される。陸棟線３２を含んでおり、他の瓦の種類を入力した場合等においては、瓦の陸棟の入り寸法（陸棟線３２の元の位置からの縦方向への引き込み長さ）を高さから減算等するように補正される。隅棟線３３を含んでおり、他の瓦の種類を入力した場合等においては、瓦の隅棟の入り寸法（隅棟線３３の元の位置からの横方向への引き込み長さ）を横幅から減算等するように補正される。水平壁際線を含んでおり、他の瓦の種類を入力した場合等においては、瓦の水平壁際の入り寸法（水平壁際線の元の位置からの縦方向への引き込み長さ）を高さから減算等するように補正される。流れ壁際線を含んでおり、他の瓦の種類を入力した場合等においては、瓦の流れ壁際の入り寸法（流れ壁際線の元の位置からの横方向への引き込み長さ）を横幅から減算等するように補正される。渡根丸線を含んでおり、他の瓦の種類を入力した場合等においては、瓦の渡根丸の入り寸法（渡根丸線の元の位置からの横方向への引き込み長さ）を横幅から減算等するように補正される。
【００４０】
なお、軒の出寸法Ｅ等は瓦の種類によっても相違するが、瓦の種類にも応じた瓦施工面補正ルールが適用されるので、適正に瓦施工面ＣＡＤデータ３５に補正される。また、瓦施工面ＣＡＤデータ３５への補正は、実寸スケールのまま実行される。
【００４１】
要素線の種類として既述の「隅棟線（照り：Ｒ＝ＸＸＸＸＸ）」又は「隅棟線（起り：Ｒ＝ＸＸＸＸＸ）」等を指定した場合、即ち、屋根面が照り又は起りである場合は、照り又は起りの曲率半径（Ｒ）に基づいても補正される。
【００４２】
また、作成された瓦施工面ＣＡＤデータ３５は、制御プログラム９の指令を受けたＣＰＵ３により、この段階で表示装置６や印刷装置８に出力することもできる。この場合、図１１のような２次元の展開面に加え、屋根１６の立体形状を容易に把握できるように、３次元の立体図として出力することもできる。
【００４３】
次いで、制御プログラム９の指令を受けたＣＰＵ３により割り付けルールファイル１１が検索され、この割り付けルールファイル１１から、瓦の種類及び割り付け型に応じた割り付けルールがメインメモリ４上に読み出される（ステップＳ１１）。
【００４４】
割り付けルールファイル１１は、各種の割り付けルールが瓦の種類及び割り付け型に対応付けて記録されている。例えば、瓦の種類が「Ｆ形瓦」でありかつ割り付け型が既述の「対称型」である場合、即ち、軒瓦線３４の中点３４ａから最下段のＦ形瓦１５を左右に配置していく場合に対応付けられた割り付けルールが読み出される。割り付けルールには、瓦の種類及び割り付け型に応じ、所定の形状の瓦（桟瓦、軒瓦、袖瓦、角瓦、掛瓦等）を所定の部位に所定の重ね代をとって所定の葺き方で配置するように実行させる指令や計算式等が含まれている。例えば、袖瓦線に沿って袖瓦を配置したり、軒瓦線に沿って軒瓦を配置したり、その他の部位に桟瓦を配置したりするように実行させる。
【００４５】
また、制御プログラム９の指令を受けたＣＰＵ３により瓦ＣＡＤデータファイル１２が検索され、この瓦ＣＡＤデータファイル１２から、瓦の種類及び割り付け型に応じた瓦ＣＡＤデータがメインメモリ４上に読み出される（ステップＳ１２）。
【００４６】
瓦ＣＡＤデータファイル１２は、実寸スケールで描画された各種の瓦ＣＡＤデータが瓦の種類及び割り付け型に対応付けて記録されている。例えば、瓦の種類が「Ｆ形瓦」でありかつ割り付け型が「対称型」である場合は、図１２のような瓦ＣＡＤデータ３７が読み出される。この瓦ＣＡＤデータ３７は、既述の本体部１７とアンダーラップ部１８とを含むＦ形瓦１５の平面図を表すものであり、実寸スケールで作成されている。なお、瓦ＣＡＤデータ３７のうち、本体部１８の所定範囲は、表面に露出する働き面３７ａとなる。また、「Ｆ形瓦」でも他の割り付け型である場合や、瓦の種類が「Ｆ形瓦」以外である場合等においては、桟瓦としての瓦ＣＡＤデータ３７に加え、軒瓦、袖瓦、角瓦、又は掛瓦等としての瓦ＣＡＤデータが読み出されることもある。
【００４７】
その後、制御プログラム９の指令を受けたＣＰＵ３により、図１３及び図１４に示すように、瓦ＣＡＤデータ３７（図１３及び図１４では働き面３７ａのみを示している。）が割り付けルールに基づいてメインメモリ４上の瓦施工面ＣＡＤデータ３５に割り付けられる（ステップＳ１３）。
【００４８】
例えば、図１３及び図１４の例においては、瓦の種類が「Ｆ形瓦」でありかつ割り付け型が「対称型」である場合に応じて読み出された割り付けルールに基づいて瓦ＣＡＤデータ３７が割り付けられている。この例においては、瓦の形状による種類として、全て「Ｆ形瓦」の「桟瓦」に対応した瓦ＣＡＤデータ３７が割り付けられている。割り付けルールには、既述した実際の施工例と同様の配置状態となるような指令や計算式等が含まれている。
【００４９】
なお、上記と同様、制御プログラム９の指令を受けたＣＰＵ３により、割り付けた状態の瓦施工面ＣＡＤデータ３５及び瓦ＣＡＤデータ３７をこの段階で表示装置６や印刷装置８に出力することもできる。
【００５０】
次いで、制御プログラム９の指令を受けたＣＰＵ３により、図１５乃至図１７に示すように、要素線と交差する、切断前の切断瓦１５ａとしての瓦ＣＡＤデータ３７（図１５乃至図１７では働き面３７ａのみを示している。）にメインメモリ４上で切断瓦番号Ｎが付与される（ステップＳ１４）。
【００５１】
例えば、図１５乃至図１７の例においては、瓦の種類が「Ｆ形瓦」でありかつ割り付け型が「対称型」である場合に応じて読み出された割り付けルールに基づいて、例えば隅棟線３３や陸棟線３２と交差する瓦ＣＡＤデータ３７に「１」、「２」、「３」等の切断瓦番号Ｎが付与される。割り付けルールには、切断瓦番号Ｎを所定の順序で付与するための指令や計算式等が含まれている。
【００５２】
なお、上記と同様、制御プログラム９の指令を受けたＣＰＵ３により、切断瓦番号Ｎを付与した状態の瓦施工面ＣＡＤデータ３５及び瓦ＣＡＤデータ３７を切断瓦番号Ｎと共にこの段階で表示装置６や印刷装置８に出力することもできる。この場合、各切断瓦番号Ｎは、円３８により包囲したいわゆるバルーンナンバーとして出力してもよいし、あるいは、切断瓦番号Ｎ又はバルーンナンバーを各瓦ＣＡＤデータ３７から引出線によりそれぞれ引き出した状態で出力してもよい。
【００５３】
その後、制御プログラム９の指令を受けたＣＰＵ３により実寸算出ルールファイル１３が検索され、この実寸算出ルールファイル１３から、瓦の種類に応じた実寸算出ルールがメインメモリ４上に読み出される（ステップＳ１５）。
【００５４】
次いで、制御プログラム９の指令を受けたＣＰＵ３により、図１８乃至図２３に示すように、切断瓦１５ａの切断後の実寸データ（必要材１５ｂの実寸データ）が各切断瓦１５ａごとに算出される（ステップＳ１６）。なお、屋根１６には、切断瓦１５ａから残材１５ｃを切除した必要材１５ｂが施工される。
【００５５】
実寸算出ルールファイル１３は、各種の実寸算出ルールが瓦の種類に対応付けて記録されている。例えば、瓦の種類が「Ｆ形瓦」である場合、実寸算出ルールには、本体部１７における隅棟線３３や陸棟線３２の下側の部分の「上辺寸法」Ａ、「下辺寸法」Ｂ、「左辺寸法」Ｃ、「右辺寸法」Ｄ、隅棟線３３が瓦ＣＡＤデータ３７のうちのアンダーラップ部１８のみと交差する場合のアンダーラップ部１８における隅棟線３３や陸棟線３２の下側の部分の上辺寸法（「Ｕ上辺寸法」）、下辺寸法（「Ｕ下辺寸法」）ＵＢ、左辺寸法（「Ｕ左辺寸法」）ＵＣ等を採寸するように実行させる指令や計算式等が含まれている。
【００５６】
ここで、ＣＰＵ３に、制御プログラム９の指令を受けて、下辺寸法Ｂ等の切断瓦１５ａの切断後の実寸データ（必要材１５ｂの実寸データ）があらかじめ設定（相対値又は絶対値による設定）していた設定値以下の場合はその切断瓦１５ａの切断瓦番号Ｎを削除する手順と、各切断瓦１５ａの切断瓦番号Ｎをリナンバする手順とを実行させるように構成すれば、実際の施工時には使用しない切断瓦１５ａについての実寸データの算出を防止できるという利点がある。
【００５７】
その後、制御プログラム９の指令を受けたＣＰＵ３により実寸補正ルールファイル１４が検索され、この実寸補正ルールファイル１４から、瓦の種類に応じた実寸補正ルールがメインメモリ４上に読み出される（ステップＳ１７）。
【００５８】
実寸補正ルールファイル１４は、各種の実寸補正ルールが瓦の種類に対応付けて記録されている。例えば、瓦の種類が「Ｆ形瓦」である場合、実寸補正ルールには、既述のＦ形瓦１５の葺き勾配θに基づいて実寸データの補正を行う計算式等が含まれている。
【００５９】
次いで、制御プログラム９の指令を受けたＣＰＵ３により、実寸補正ルールに基づいて各実寸データがそれぞれ補正され、各切断瓦１５ａごとに実寸補正データが算出される（ステップＳ１８）。
【００６０】
ここで、図８に示すように、必要に応じて、制御プログラム９の指令を受けたＣＰＵ３に、実寸補正データを切断瓦１５ａに対応付けて図２４のような瓦屋根積算データテーブルを作成する手順（ステップＳ１９）と、瓦屋根積算データテーブルを表示装置６や印刷装置８に出力する手順（ステップＳ２０）とを実行させるように構成すれば、切断瓦１５ａの切断後の実寸（必要材１５ｂの実寸）を把握し易いという利点がある。
【００６１】
また、制御プログラム９の指令を受けたＣＰＵ３に、切断瓦番号Ｎが付与された瓦ＣＡＤデータ３７の瓦施工面ＣＡＤデータ３５上の位置を計測する手順と、この位置を切断瓦１５ａの施工部位として切断瓦１５ａに対応付けて瓦屋根積算データテーブルに格納する手順とを実行させるように構成すれば、瓦屋根積算データテーブルの出力により切断瓦１５ａの施工部位を簡単に把握することもできる。
【００６２】
切断瓦１５ａの施工部位としては、図２４に示すように、例えば「台形１段左」、「台形２段左」、「台形２１段左」、「台形２１段中」、「台形１段右」等が挙げられる。これらは既述の例に対応したものであり、それぞれ切断瓦番号Ｎが「１」、「２」、「４」、「３９」、「４０」、「８６」の切断瓦１５ａに対応している。
【００６３】
この場合、ＣＰＵ３に、制御プログラム９の指令を受けて、切断瓦番号Ｎが付与された瓦ＣＡＤデータ３７の形状による種類を切断瓦１５ａに対応付けて瓦屋根積算データテーブルに格納する手順を実行させるように構成すれば、瓦屋根積算データテーブルの出力により切断瓦１５ａの形状による種類を簡単に把握できる。
【００６４】
切断瓦１５ａの形状による種類としては、図２４に示す「桟瓦」の他、例えば「軒瓦」、「袖瓦」、「角瓦」、「掛瓦」等が挙げられる。
【００６５】
その後、図９に示すように、制御プログラム９の指令を受けたＣＰＵ３により、実寸補正データに基づいて基礎データが算出される（ステップＳ２１）。
【００６６】
基礎データとしては、例えば切断瓦１５ａの切断後の投影面積（必要材１５ｂの投影面積）等が挙げられる。制御プログラムには、実寸補正データに基づいて切断瓦１５ａの切断後の投影面積等を算出する計算式等が含まれている。
【００６７】
次いで、制御プログラム９の指令を受けたＣＰＵ３により瓦データファイルが検索され、この瓦データファイルから、切断瓦１５ａに応じた瓦データが各切断瓦１５ａごとにメインメモリ上に読み出される（ステップＳ２２）。
【００６８】
瓦データには、例えば切断前の切断瓦１５ａの初期投影面積の他、初期重量又は初期体積等が含まれている。瓦データファイルは、瓦データが切断瓦１５ａに対応付けてファイル装置に記録されている。
【００６９】
その後、制御プログラム９の指令を受けたＣＰＵ３により、基礎データ及び瓦データに基づいて残材１５ｃの量が各切断瓦１５ａごとに算出されて集計されると共に、この集計値が残材１５ｃの総量として出力され（ステップＳ２３）、処理が終了する。
【００７０】
制御プログラム９には、基礎データ及び瓦データに基づいて残材１５ｃの量（重量又は体積）を算出する計算式等が含まれている。この場合、図２５のような瓦残材積算データテーブルに、残材１５ｃの総量（総重量又は総体積）を例えば「合計ＸＸＸｋｇ」又は「合計ＸＸＸｍ3」等として格納するようにしてもよい。また、上記の処理のいずれかの段階でキーボード等の入力装置５から例えば「ＹＹＹＹＹＹＹＹＹＹ」等の物件名を入力しておき、この物件名を例えば「Ｆ形瓦」等の瓦の種類や例えば「対称型」等の割り付け型と共に、瓦残材積算データテーブルに格納するようにしてもよい。
【００７１】
上記のように構成された瓦残材積算システム及び瓦残材積算プログラム１によれば、瓦を施工する前にあらかじめ切断瓦１５ａの切断後の実寸を算出できると共に、残材１５ｃの総量を見積もることができるので、残材１５ｃを産業廃棄物として処理する場合でも、処理コスト管理を行い易いという利点がある。また、残材１５ｃを適宜の粒径に粉砕して粉砕物とし、この粉砕物を例えば埋め立て材等としてリサイクルする場合は、残材１５ｃの総量を埋め立て材等の製品出荷量として見積もることができる。
【００７２】
ここで、図２６に示すように、残材１５ｃの総量を出力（ステップＳ２３）した後、必要に応じて、制御プログラム９の指令を受けたＣＰＵ３により、残材１５ｃの全量を粉砕してなる粉砕物を粒径により複数種に分別した分別粉砕物の量を残材１５ｃの総量に基づいて各分別粉砕物ごとに算出する手順（ステップＳ２４）と、各分別粉砕物の量をそれぞれ出力する手順（ステップＳ２５）とを実行させるように構成すれば、各分別粉砕物をリサイクルする場合におけるそれぞれの製品出荷量を見積もることができるという利点がある。
【００７３】
粉砕物は、粒径により例えば、１ｍｍ未満、１ｍｍ以上３ｍｍ未満、３ｍｍ以上の３種の分別粉砕物に分別できる。制御プログラム９には、複数種の分別粉砕物の量比（重量比又は体積比）及び残材１５ｃ（粉砕物）の総量に基づいて分別粉砕物の量（重量又は体積）を算出する計算式等が含まれている。この場合、図２５のような瓦残材積算データテーブルに、分別粉砕物の粒径を例えば「φ＜１ｍｍ」、「１≦φ＜３ｍｍ」、「φ≧３ｍｍ」等とし、各分別粉砕物の量を例えば「ＸＸＸｋｇ」又は「ＸＸＸｍ3」等としてそれぞれ格納するようにしてもよい。なお、分別粉砕物への分別は３種に限定されるものではなく、適当な粒径により２種や４種以上に分別することもできる。
【００７４】
また、図２６に示すように、各分別粉砕物の量をそれぞれ出力（ステップＳ２５）した後、必要に応じて、制御プログラム９の指令を受けたＣＰＵ３により、分別粉砕物から製造されるリサイクル品の量を分別粉砕物の量に基づいて各分別粉砕物ごとに算出する手順（ステップＳ２６）と、各リサイクル品の量をそれぞれ出力する手順（ステップＳ２７）とを実行させるように構成すれば、分別粉砕物から適宜のリサイクル品を製造する場合における各リサイクル品の製品出荷量をそれぞれ見積もることができるという利点がある。
【００７５】
リサイクル品としては、分別粉砕物の粒径が例えば１ｍｍ未満の場合は、南蛮漆喰用原料、Ｕ字溝・路側帯用Ｌ字ブロック・植木鉢・プランター・インターロッキングブロック等のセメントブロック又はセメント製品等が挙げられる。南蛮漆喰用原料は、粒径が１ｍｍ未満の分別粉砕物に、消石灰、すさ等を適宜の割合で添加、混合すれば製造できる。セメントブロック又はセメント製品は、粒径が１ｍｍ未満の分別粉砕物に、セメント、水分、添加剤等を適宜の割合で添加、混練して注型成形、プレス成形、遠心成形、又は押出成形、及び養生等を行えば製造できる。
【００７６】
分別粉砕物の粒径が例えば１ｍｍ以上３ｍｍ未満の場合、リサイクル品としては、例えば苗床土等の育苗資材等が挙げられる。育苗資材は、粒径が１ｍｍ以上３ｍｍ未満の分別粉砕物に、化成肥料、有機肥料、腐葉土、造粒剤、水分等を適宜の割合で添加、混合して粒状等に成形、乾燥等すれば製造できる。
【００７７】
分別粉砕物の粒径が例えば３ｍｍ以上の場合、リサイクル品としては、例えば、建物の基礎用の捨石、道路用骨材等の土木建築資材等が挙げられる。土木建築資材は、粒径が３ｍｍ以上の分別粉砕物に、セメント、リグニン酸塩、ステアリン酸塩等の固形化材、水分等を適宜の割合で添加、混合して粒状等に成形、養生等すれば製造できる。
【００７８】
制御プログラム９には、分別粉砕物の単位量当たりのリサイクル品の量（重量、体積、又は数量）及び分別粉砕物の量（重量又は体積）に基づいてリサイクル品の量を各分別粉砕物ごとに算出する計算式等が含まれている。この場合、図２５のような瓦残材積算データテーブルに、各リサイクル品の量を例えば「ＸＸＸｋｇ」、「ＸＸＸｍ3」、又は「ＸＸＸ個」等としてそれぞれ格納するようにしてもよい。また、各分別粉砕物につき、２種以上のリサイクル品の量をそれぞれ出力し、瓦残材積算データテーブルに格納するようにしてもよい。
【００７９】
ここで、図２７に示すように、既述のステップＳ２４〜Ｓ２７の代わりに、残材１５ｃの総量を出力（ステップＳ２３）した後、必要に応じて、制御プログラム９の指令を受けたＣＰＵ３により、入力装置５により施工の種類として葺き替えが選択されたときに（ステップＳ２８でＹＥＳ）、瓦施工面ＣＡＤデータ３５に含まれている複数の瓦施工面３６ａ，３６ｂの面積をそれぞれ算出して集計する手順（ステップＳ２９）と、ファイル装置２にあらかじめ記録された元葺きデータファイルから、入力装置５から入力（ステップＳ３０）された元葺き瓦の種類に応じた元葺きデータを読み出す手順（ステップＳ３１）と、元葺きデータ及び瓦施工面３６ａ，３６ｂの総面積に基づいて元葺き量を算出する手順（ステップＳ３２）と、元葺き量を出力する手順（ステップＳ３３）とを実行させるように構成すれば、瓦を葺き替える場合における元葺き量を見積もることができるという利点がある。
【００８０】
入力装置５により施工の種類として新築が選択（ステップＳ２８でＮＯ）された場合は、ステップＳ２４に進み、既述の処理が実行される。
【００８１】
なお、元葺き量とは、瓦の葺き替え前に既に施工されていた元葺き瓦（古瓦）及びそれを施工するために使用されていた元葺き土（古土）の総量（総重量又は総体積）をいう。この場合も、ＧＵＩ環境におけるプルダウンメニュー等に割り当てられた施工の種類や元葺き瓦の種類をマウス等により選択できるようにしておけば、簡単に入力できる。プルダウンメニュー等に割り当てる施工の種類としては、例えば「葺き替え」、「新築」等が挙げられる。同様に、元葺き瓦の種類としては、例えば「Ｆ形瓦」、「Ｊ形瓦」、「Ｓ形瓦」等が挙げられる。
【００８２】
元葺きデータファイルは、瓦施工面３６ａ，３６ｂの単位面積当たりの元葺き量が元葺き瓦の種類に対応付けてファイル装置に記録されている。制御プログラム９には、読み出された元葺きデータ及び瓦施工面３６ａ，３６ｂの総面積に基づいて元葺き量を算出する計算式等が含まれている。この場合、図２８のような瓦残材積算データテーブルに、元葺き量を例えば「ＸＸＸｋｇ」又は「ＸＸＸｍ3」等として格納するようにしてもよい。
【００８３】
また、図２７に示すように、元葺き量を出力（ステップＳ３３）した後、必要に応じて、制御プログラム９の指令を受けたＣＰＵ３により、残材１５ｃの総量と元葺き量を加算する手順（ステップＳ３４）と、この加算値を残材混合物の総量（総重量又は総体積）として出力する手順（ステップＳ３５）とを実行させるように構成すれば、葺き替えの場合における残材混合物の総量を見積もることができるという利点がある。
【００８４】
制御プログラム９には、残材１５ｃの総量と元葺き量を加算して加算値を算出する計算式等が含まれている。この場合、図２８のような瓦残材積算データテーブルに、残材混合物の総量を例えば「総合計ＸＸＸｋｇ」又は「総合計ＸＸＸｍ3」等として格納するようにしてもよい。
【００８５】
更に、図２７に示すように、残材混合物の総量を出力（ステップＳ３５）した後、必要に応じて、制御プログラム９の指令を受けたＣＰＵ３により、残材混合物の全量を粉砕してなる粉砕物を粒径により複数種に分別した分別粉砕物の量を残材混合物の総量に基づいて各分別粉砕物ごとに算出する手順（ステップＳ３６）と、各分別粉砕物の量をそれぞれ出力する手順（ステップＳ３７）とを実行させるように構成すれば、残材混合物からの各分別粉砕物の量をそれぞれ見積もることができるという利点がある。
【００８６】
残材混合物の粉砕物からの各分別粉砕物への分別の仕方、各分別粉砕物の量の見積もり、及びリサイクル品の量の見積もりは、既述と同様の手法及び構成により実行させることができる。即ち、制御プログラム９の指令を受けたＣＰＵ３により、分別粉砕物から製造されるリサイクル品の量を分別粉砕物の量に基づいて各分別粉砕物ごとに算出する手順（ステップＳ３８）と、各リサイクル品の量をそれぞれ出力する手順（ステップＳ３９）とを実行させるように構成することができる。
【００８７】
なお、図２９に示すように、既述のステップＳ２１〜Ｓ２３の代わりに、制御プログラム９の指令を受けたＣＰＵ３により、実寸補正データに基づいて基礎データを各切断瓦１５ａごとに算出する手順（ステップＳ４０）と、ファイル装置２にあらかじめ記録された瓦データファイルから、切断瓦１５ａ及び基礎データに応じた瓦データを各切断瓦１５ａごとに読み出す手順（ステップＳ４１）と、瓦データ及び実寸補正データに基づいて残材１５ｃの量を各切断瓦１５ａごとに算出して集計し、この集計値を残材１５ｃの総量として出力する手順（ステップＳ４２）とを実行させるように構成しても、既述と同様の利点がある。
【００８８】
基礎データとしては、例えば瓦ＣＡＤデータ３７の下辺ｂに対する隅棟線３３等の要素線の傾き等が挙げられる。制御プログラム９には、実寸補正データに基づいて要素線の傾き等を算出する計算式等が含まれている。
【００８９】
瓦データには、例えば所定の傾きにおける要素線の瓦ＣＡＤデータ３７内の上下位置に対する残材１５ｃの量を算出する計算式（検量線を示す数式）等が含まれている。瓦データファイルは、上記の計算式等が要素線の傾き等の基礎データ及び切断瓦１５ａに対応付けてファイル装置２に記録されている。制御プログラム９には、読み出された瓦データ及び実寸補正データに基づいて残材１５ｃの量を算出する計算式等が含まれている。
【００９０】
また、図３０に示すように、既述のステップＳ２１〜Ｓ２３の代わりに、制御プログラム９の指令を受けたＣＰＵ３により、ファイル装置２にあらかじめ記録された３次元瓦ＣＡＤデータファイルから切断瓦１５ａに応じた３次元瓦ＣＡＤデータを各切断瓦１５ａごとに読み出す手順（ステップＳ４３）と、３次元瓦ＣＡＤデータに基づいて各実寸補正データをそれぞれ補正し、各切断瓦１５ａごとに３次元実寸補正データを算出する手順（ステップＳ４４）と、ファイル装置２にあらかじめ記録された瓦データファイルから切断瓦１５ａに応じた瓦データを各切断瓦１５ａごとに読み出す手順（ステップＳ４５）と、３次元瓦ＣＡＤデータ、３次元実寸補正データ、及び瓦データに基づいて残材１５ｃの量を各切断瓦１５ａごとに算出して集計し、この集計値を残材１５ｃの総量として出力する手順（ステップＳ４７）とを実行させるように構成しても、既述と同様の利点がある。
【００９１】
３次元瓦ＣＡＤデータファイルは、実寸スケールで３次元的に描画された各種の３次元瓦ＣＡＤデータが切断瓦１５ａに対応付けてファイル装置に記録されている。制御プログラム９には、読み出された３次元瓦ＣＡＤデータに基づいて各実寸補正データをそれぞれ補正し、各切断瓦１５ａごとに３次元実寸補正データを算出する計算式等が含まれている。
【００９２】
瓦データには、例えば切断前の切断瓦１５ａの初期重量又は初期体積等が含まれている。瓦データファイルは、瓦データが切断瓦１５ａに対応付けてファイル装置２に記録されている。制御プログラム９には、読み出された瓦データ、３次元瓦ＣＡＤデータ、及び３次元実寸補正データに基づいて残材１５ｃの量を各切断瓦１５ａごとに算出して集計する計算式等が含まれている。
【００９３】
ここで、瓦データを各切断瓦１５ａごとに読み出した（ステップＳ４５）後、制御プログラム９の指令を受けたＣＰＵ３により、既述の瓦切断機を制御する制御装置へ３次元実寸補正データをＣＡＭデータとして転送する手順（ステップＳ４６）を実行させるように構成すれば、３次元ＣＡＤ／ＣＡＭシステムを利用して切断瓦１５ａの切断作業を自動的に実行させることができるという利点がある。
【００９４】
また、瓦残材積算プログラム１を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体としておけば、瓦残材積算プログラム１を適宜のコンピュータのファイル装置に記録（インストール）して簡単に瓦残材積算システムを構築できるという利点がある。なお、記録媒体には、瓦残材積算プログラム１と共に、この瓦残材積算プログラム１をコンピュータのファイル装置に簡単に記録（インストール）するためのインストールプログラム等を記録しておくことができる。このような記録媒体としては、既述と同様、ＦＤ、ＣＤ−ＲＯＭ、ＣＤ−ＲＷ、ＣＤ−Ｒ、ＭＯ等の各種のものが挙げられる。
【００９５】
以上、この実施形態においては、実寸補正データや残材１５ｃの総量等を瓦残材積算プログラム１により算出する場合について説明したが、その他、メインメモリ４上から抽出した実寸データ等を上記と同様にして実寸補正データ等に補正等するための計算式等を含む表計算ソフト用のフォームを例えば瓦の種類や割り付け型等ごとにファイル装置２に記録しておき、瓦残材積算プログラム１により実寸データ等を算出した後はこのフォームを利用して表計算ソフト上で実寸補正データや残材１５ｃの総量等を算出するようにしてもよい。また、瓦残材積算プログラム１により作成された図２４のような瓦屋根積算データテーブルや図２５及び図２８のような瓦残材積算データテーブルを、ＣＳＶ（Comma Separated Value）形式やＸＬＳ形式等の表計算ソフト用又はデータベースソフト用のファイル形式で保存できるようにしてもよい。
【００９６】
【発明の効果】
以上のように、請求項１、請求項２、請求項３、及び請求項１１の発明によれば、瓦を施工する前にあらかじめ切断瓦の切断後の実寸を算出できると共に、残材の総量を見積もることができるので、残材を産業廃棄物として処理する場合でも、処理コスト管理を行い易い。また、残材を適宜の粒径に粉砕して粉砕物とし、この粉砕物を例えば埋め立て材等としてリサイクルする場合は、残材の総量を埋め立て材等の製品出荷量として見積もることができる。
【００９７】
請求項４及び請求項１１の発明によれば、コンピュータに、瓦切断機を制御する制御装置へ３次元実寸補正データをＣＡＭデータとして転送する手順を実行させることもできるので、３次元ＣＡＤ／ＣＡＭシステムを利用して切断瓦の切断作業を自動的に実行させることができる。
【００９８】
請求項５及び請求項１１の発明によれば、コンピュータに、分別粉砕物の量を残材の総量に基づいて各分別粉砕物ごとに算出する手順と、各分別粉砕物の量をそれぞれ出力する手順とを実行させることもできるので、各分別粉砕物をリサイクルする場合におけるそれぞれの製品出荷量を見積もることができる。
【００９９】
請求項６及び請求項１１の発明によれば、コンピュータに、入力装置により施工の種類として葺き替えが選択されたときに、瓦施工面ＣＡＤデータに含まれている複数の瓦施工面の面積をそれぞれ算出して集計する手順と、元葺きデータファイルから元葺き瓦の種類に応じた元葺きデータを読み出す手順と、元葺きデータ及び瓦施工面の総面積に基づいて元葺き量を算出する手順と、元葺き量を出力する手順とを実行させることもできるので、瓦を葺き替える場合における元葺き量を見積もることができる。
【０１００】
請求項７及び請求項１１の発明によれば、コンピュータに、残材の総量と元葺き量を加算する手順と、この加算値を残材混合物の総量として出力する手順とを実行させることもできるので、葺き替えの場合における残材混合物の総量を見積もることができる。
【０１０１】
請求項８及び請求項１１の発明によれば、コンピュータに、分別粉砕物の量を残材混合物の総量に基づいて各分別粉砕物ごとに算出する手順と、各分別粉砕物の量をそれぞれ出力する手順とを実行させることもできるので、残材混合物からの各分別粉砕物の量をそれぞれ見積もることができる。
【０１０２】
請求項９及び請求項１１の発明によれば、コンピュータに、分別粉砕物から製造されるリサイクル品の量を分別粉砕物の量に基づいて各分別粉砕物ごとに算出する手順と、各リサイクル品の量をそれぞれ出力する手順とを実行させることもできるので、分別粉砕物から適宜のリサイクル品を製造する場合における各リサイクル品の製品出荷量をそれぞれ見積もることができる。
【０１０３】
請求項１０の発明によれば、瓦残材積算プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であるので、上記の効果に加え、瓦残材積算プログラムを適宜のコンピュータのファイル装置に記録（インストール）して簡単に瓦残材積算システムを構築できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施形態に係る瓦残材積算システムのシステム構成図。
【図２】Ｆ形瓦の表側を示す斜視図。
【図３】Ｆ形瓦の裏側を示す斜視図。
【図４】Ｆ形瓦の施工例を示す斜視図。
【図５】Ｆ形瓦を施工した状態を示す要部拡大縦断面図。
【図６】屋根の隅棟部付近を示す斜視図。
【図７】瓦残材積算プログラムによる処理の手順の一例を示すフローチャート。
【図８】瓦残材積算プログラムによる処理の手順の一例を示すフローチャート。
【図９】瓦残材積算プログラムによる処理の手順の一例を示すフローチャート。
【図１０】屋根伏せ補正ＣＡＤデータを表示装置の画面上に表示した状態を示す説明図。
【図１１】瓦施工面ＣＡＤデータを示す説明図。
【図１２】瓦ＣＡＤデータを示す説明図。
【図１３】台形の瓦施工面に瓦ＣＡＤデータを割り付けた状態を示す説明図。
【図１４】三角形の瓦施工面に瓦ＣＡＤデータを割り付けた状態を示す説明図。
【図１５】台形の瓦施工面における隅棟線の左下側付近の要部拡大説明図。
【図１６】台形の瓦施工面における隅棟線の左上側付近の要部拡大説明図。
【図１７】台形の瓦施工面における隅棟線の右下側付近の要部拡大説明図。
【図１８】切断瓦番号が「１」である瓦ＣＡＤデータの説明図。
【図１９】切断瓦番号が「２」である瓦ＣＡＤデータの説明図。
【図２０】切断瓦番号が「４」である瓦ＣＡＤデータの説明図。
【図２１】切断瓦番号が「３９」である瓦ＣＡＤデータの説明図。
【図２２】切断瓦番号が「４０」である瓦ＣＡＤデータの説明図。
【図２３】切断瓦番号が「８６」である瓦ＣＡＤデータの説明図。
【図２４】瓦屋根積算データテーブルの一例を示す説明図。
【図２５】瓦残材積算データテーブルの一例を示す説明図。
【図２６】瓦残材積算プログラムによる処理の手順の他例を示すフローチャート。
【図２７】瓦残材積算プログラムによる処理の手順の他例を示すフローチャート。
【図２８】瓦残材積算データテーブルの他例を示す説明図。
【図２９】瓦残材積算プログラムによる処理の手順の他例を示すフローチャート。
【図３０】瓦残材積算プログラムによる処理の手順の他例を示すフローチャート。
【符号の説明】
１ 瓦残材積算プログラム
２ ファイル装置
５ 入力装置
６ 表示装置
６ａ 画面
１０ 瓦施工面補正ルールファイル
１１ 割り付けルールファイル
１２ 瓦ＣＡＤデータファイル
１３ 実寸算出ルールファイル
１４ 実寸補正ルールファイル
１５Ｄ 瓦データファイル
１５ Ｆ形瓦（瓦）
１５ａ 切断瓦
１５ｃ 残材
１６ 屋根
１６ａ 隅棟部
３１ 屋根伏せ補正ＣＡＤデータ
３２ 陸棟線（要素線）
３３ 隅棟線（要素線）
３４ 軒瓦線（要素線）
３５ 瓦施工面ＣＡＤデータ
３６ａ，３６ｂ 瓦施工面
３７ 瓦ＣＡＤデータ
Ｎ 切断瓦番号[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
This invention calculates the actual size (actual dimension) of the cut tiles constructed along the corner ridges of the roof by cutting a predetermined range among the tiles constructed on the roof of the building, and excised from the cut tiles The present invention relates to a tile remaining material accumulation program for calculating the amount of remaining material, etc., a computer-readable recording medium recording the program, and a tile remaining material accumulation system.
[0002]
[Prior art]
As is well known, when tiles are constructed on the roof of a building such as a dormitory roof, the tiles (cut tiles) constructed on the corner ridges, etc. of the roof are preliminarily cut in a diagonal direction. It is necessary to keep. The measuring work and the cutting work of the roof tile at the construction site are performed each time at the construction site. Moreover, the remaining material cut out from the cut roof tile is treated as industrial waste.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, there is a problem that it is difficult to manage the processing cost of the remaining material because the total amount of the remaining material cannot be grasped unless the roof cutting operation is completed.
[0004]
The present invention has been made in view of the above problems, and a tile remaining material accumulation program capable of estimating the total amount of remaining material in advance before constructing a roof tile, and a computer-readable recording of the program. It is an object of the present invention to provide a recording medium and a roof tile accumulation system.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the remaining tile accumulation program according to claim 1 calculates an actual size after cutting a cut tile to be constructed by cutting a predetermined range among tiles to be constructed on a roof of a building, In order to calculate the amount of remaining material to be cut off from the roof tile, the roof cover CAD data is read based on the procedure for reading the roof cover CAD data from a predetermined storage means and the scale of the roof cover CAD data input from the input device. From the procedure to correct the data to the actual scale and create the roofing correction CAD data, the procedure to display the roofing correction CAD data on the screen of the display device, and the tile construction surface correction rule file recorded in advance on the file device The tile construction surface correction loop according to the combination of the element lines specified in the roofing correction CAD data by the input device and the type of the tile input from the input device. , The roof construction correction CAD data based on the roof construction correction rule and the roof slope input from the input device, the roof construction correction CAD data is created, and the layout recorded in advance in the file device The procedure for reading out the allocation rules according to the tile type and the allocation type input from the input device from the rule file, and the tile CAD data according to the tile type and allocation type from the tile CAD data file pre-recorded in the file device , A procedure for assigning tile CAD data to the tile construction surface CAD data based on the allocation rule, and a roof tile based on the allocation rule for the tile CAD data as a cutting tile crossing the element line of the tile construction surface CAD data The numbering procedure and the actual size calculation rule recorded in advance on the file device From the procedure for reading the actual size calculation rule according to the type of roof tile from the file, the procedure for calculating the actual size data for each cut roof based on the actual size calculation rule, and the actual size correction rule file recorded in advance on the file device, The procedure for reading out the actual size correction rule according to the type of the actual data, the procedure for correcting each actual size data based on the actual size correction rule, calculating the actual size correction data for each cut roof tile, and the basic data based on the actual size correction data The procedure to calculate for each cut roof tile, the procedure to read the roof tile data corresponding to the cut roof tile from the roof tile data file recorded in the file device for each cut roof tile, and the amount of remaining material based on the basic data and roof tile data Are calculated for each cut roof tile and totalized, and a procedure for outputting the total value as the total amount of remaining material is executed.
[0006]
The tile remaining material accumulation program according to claim 2 calculates the actual size after cutting of a cut tile to be constructed by cutting a predetermined range among the tiles to be constructed on the roof of the building, and the remaining material cut from the cut tile In order to calculate the amount of roofing, the roofing CAD data is corrected to an actual scale based on the procedure of reading the roofing CAD data from a predetermined storage means into a computer and the scale of the roofing CAD data input from the input device. From the procedure for creating the roofing correction CAD data, the procedure for displaying the roofing correction CAD data on the screen of the display device, and the tile construction surface correction rule file recorded in advance on the file device, the roofing correction is performed by the input device. A procedure for reading a tile construction surface correction rule corresponding to the combination of element lines specified in the CAD data and the type of tile input from the input device; The roof type correction CAD data is corrected based on the surface correction rule and the roof slope input from the input device, and the tile construction surface CAD data is created. And a procedure for reading allocation rules corresponding to the allocation type input from the input device, a procedure for reading tile CAD data corresponding to the type and allocation type of tiles from the tile CAD data file recorded in advance in the file device, and tile CAD A procedure for allocating data to the tile construction surface CAD data based on the allocation rule, a procedure for assigning a cutting tile number based on the allocation rule to the tile CAD data as a cutting tile crossing the element line of the tile construction surface CAD data, Types of roof tiles from the actual size calculation rule file recorded in advance on the file device The procedure to read out the actual size calculation rule, the procedure to calculate the actual size data for each cut roof based on the actual size calculation rule, and the actual size correction rule according to the type of roof tile from the actual size correction rule file recorded in the file device in advance , A procedure for correcting each actual size data based on the actual size correction rule, calculating an actual size correction data for each cut roof tile, and a procedure for calculating basic data for each cut roof tile based on the actual size correction data And the procedure to read the roof tile data corresponding to the cut roof tile and basic data from the roof tile data file recorded in the file device for each cutting roof tile, and the amount of the remaining material for each cutting based on the roof tile data and the actual size correction data And calculating and summing up each tile and outputting the summed value as the total amount of remaining material.
[0007]
The tile residual material accumulation program according to claim 3 calculates the actual size after cutting of a cut tile to be constructed by cutting a predetermined range among the tiles constructed on the roof of the building, and the remaining material cut from the cut tile In order to calculate the amount of roofing, the roofing CAD data is corrected to an actual scale based on the procedure of reading the roofing CAD data from a predetermined storage means into a computer and the scale of the roofing CAD data input from the input device. From the procedure for creating the roofing correction CAD data, the procedure for displaying the roofing correction CAD data on the screen of the display device, and the tile construction surface correction rule file recorded in advance on the file device, the roofing correction is performed by the input device. A procedure for reading a tile construction surface correction rule corresponding to the combination of element lines specified in the CAD data and the type of tile input from the input device; The roof type correction CAD data is corrected based on the surface correction rule and the roof slope input from the input device, and the tile construction surface CAD data is created. And a procedure for reading allocation rules corresponding to the allocation type input from the input device, a procedure for reading tile CAD data corresponding to the type and allocation type of tiles from the tile CAD data file recorded in advance in the file device, and tile CAD A procedure for allocating data to the tile construction surface CAD data based on the allocation rule, a procedure for assigning a cutting tile number based on the allocation rule to the tile CAD data as a cutting tile crossing the element line of the tile construction surface CAD data, Types of roof tiles from the actual size calculation rule file recorded in advance on the file device The actual size correction according to the type of roof tile from the procedure for reading the actual size calculation rule according to the procedure, the actual size data calculation procedure for each cut roof tile based on the actual size calculation rule, and the actual size correction rule file recorded in the file device in advance A procedure for reading out the rule, a procedure for correcting each actual size data based on the actual size correction rule, calculating an actual size correction data for each cut roof tile, and a cut roof tile from a 3D roof tile CAD data file recorded in the file device in advance. A procedure for reading out the 3D roof tile CAD data corresponding to each cut roof tile, a procedure for correcting each actual size correction data based on the 3D roof tile CAD data, and calculating a 3D actual size correction data for each cut roof tile, , The procedure to read tile data corresponding to the cut tile from the tile data file pre-recorded in the file device for each cut tile And a procedure of calculating and totaling the amount of remaining material for each cut roof tile based on the three-dimensional roof CAD data, three-dimensional actual size correction data, and roof tile data, and outputting the total value as the total amount of remaining material; Is to execute.
[0008]
In the roof tile accumulation program according to the fourth aspect, it is possible to cause the computer to execute a procedure of transferring the three-dimensional actual size correction data as CAM data to a control device that controls a roof tile cutting machine for processing the roof tile.
[0009]
In the tile remaining material accumulation program according to claim 5, the amount of the separately pulverized material obtained by separating the pulverized material obtained by pulverizing the entire amount of the remaining material into a plurality of types according to the particle size is classified based on the total amount of the remaining material. It is also possible to execute a procedure for calculating each pulverized product and a procedure for outputting the amount of each pulverized product.
[0010]
In the tile remaining material accumulation program according to claim 6, when the replacement is selected as the construction type by the input device, the computer calculates the areas of the plurality of tile construction surfaces included in the tile construction surface CAD data, respectively. And the procedure for reading the original roofing data according to the type of the roofing tile input from the input device, the source roofing data and the roof construction surface It is also possible to execute a procedure for calculating the original amount of fire based on the total area and a procedure for outputting the original amount of fire.
[0011]
In the roof tile accumulation program according to the seventh aspect, it is possible to cause the computer to execute a procedure of adding the total amount of the remaining material and the amount of the original material and a procedure of outputting the added value as the total amount of the remaining material mixture.
[0012]
In the tile remaining material integration program according to claim 8, the amount of the separately pulverized material obtained by separating the pulverized material obtained by pulverizing the entire amount of the remaining material mixture into a plurality of types based on the particle size is calculated based on the total amount of the remaining material mixture. It is also possible to execute a procedure for calculating each separately pulverized product and a procedure for outputting the amount of each pulverized product.
[0013]
In the tile remaining material accumulation program according to claim 9, the computer calculates the amount of the recycled product manufactured from the separated pulverized product for each separated pulverized product based on the amount of the separated pulverized product, And a procedure for outputting each quantity.
[0014]
A computer-readable recording medium according to a tenth aspect is a recording medium for recording the roof tile accumulation material accumulation program according to any one of the first to ninth aspects.
[0015]
Further, the tile remaining material accumulation system records the tile remaining material accumulation program according to any one of claims 1 to 9 in a file device of a computer.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
As shown in FIG. 1, the remaining tile accumulation system 1 according to this embodiment records (installs) a remaining tile accumulation program 1 in a file device 2 of a computer.
[0017]
The computer includes a file device 2 such as a hard disk drive, a CPU (Central Processing Unit) 3, a main memory 4, an input device 5 such as a keyboard and a mouse, and a display device 6 such as a display. The CPU 3 and the like are connected to a system bus 7 of the computer. The system bus 7 is also connected to a printing device 8 such as a laser printer or an ink jet printer, and a control device (not shown) for controlling a roof tile cutting machine for processing the roof tile as necessary. . The control device can be connected to the system bus 7 via a communication cable such as an RS-232C cable and an interface.
[0018]
The tile remaining material integration program (software) 1 includes a control program 9, a tile construction surface correction rule file 10, an allocation rule file 11, a roof CAD data file 12, an actual size calculation rule file 13, an actual size correction rule file 14, and a roof tile data file 15D. Etc., and are recorded in the file device 2 in advance. If this roof tile accumulation program 1 is started on the computer, the control program 9 is read into the main memory 4, and the CPU 3 instructs each file 10, 11, 12, 13, 14, 15D in response to a command from the control program 9. Various types of processing are executed by retrieving rules and data to be applied from the main memory 4 and the like.
[0019]
Before explaining in detail the processing by the tile remaining material accumulation program 1, first, an F-shaped tile (tile) 15 as shown in FIGS. 2 and 3 is taken as an example, and the tile is actually constructed on the roof 16 of the building. A construction example will be described.
[0020]
The F-shaped roof tile 15 is composed of a main body portion 17 having a square shape in plan view and an underlap portion 18 having a rectangular shape in plan view projecting from the left side end of the main body portion 17. As shown in FIGS. 4 to 6, the F-shaped roof tile 15 is generally constructed in a zigzag shape (single-letter wall) in order from the lower side and the right side of the roof 16. In the lateral direction, the main body portions 17 are arranged adjacent to each other. In the vertical direction, the lower F-shaped roof tile 15 is placed on the upper end of the lower F-shaped roof tile 15 so that the lower end of the upper F-shaped roof tile 15 is overlapped by several tens of millimeters. The lower end of the lowermost F-shaped roof tile 15 is placed on a roof tile (not shown) or the like fixed on the base plate 19 via an asphalt roofing 20 so that the longitudinal direction is horizontal.
[0021]
As shown in FIGS. 3 and 5, for example, two hook portions 21 projecting downward project from the upper end of the F-shaped roof tile 15, and the F-shaped rooftop 15 is asphalt roofing on the field board 19. The hook portion 21 is disposed so as to be hooked on the roof tile 22 fixed so that the longitudinal direction thereof is horizontal via 20, and is fixed to the roof tile 22 by a fastening nail 23 or the like. The winding gradient θ with respect to the surface direction of the base plate 19 of the F-shaped roof tile 15 is generally about 5 °. Moreover, as shown in FIG. 6, in the corner ridge part 16a of the roof 16, etc., the cut roof tile 15b after cutting a predetermined range diagonally etc. and cutting off the remaining material is constructed among the F-shaped roof tiles 15a. The Corner building tiles 25 and the like are installed on the corner building portions 16a and the like via the attachment piers 24. In addition, in J-shaped roof tiles, S-shaped roof tiles, and the like, it is common that the layout of the lower and upper roof tiles is a horizontal roof tile or the like that does not shift from side to side. Further, in addition to the above-described general construction method (so-called horizontal rail construction method) in which the longitudinal direction is fixed so that the longitudinal direction is horizontal, the tile rail 22 is fixed so that the longitudinal direction follows the direction of the roof gradient. In some cases, the roof tiles are constructed by the so-called vertical beam method or by the straight beam not using the tile beam 22.
[0022]
The amount of remaining material to be cut from the cut tile is calculated by virtually executing the allocation of the tile as described above on a computer in advance and calculating the actual size after cutting the cut tile. Is calculated. In addition, as a kind of tile to allocate, various thick slate, a metal plate roof tile, etc. other than clay roof tiles, such as F-shaped roof tile 15, J-shaped roof tile, and S-shaped roof tile, are mentioned, for example. Moreover, as a kind by the shape of the tile to allocate, eaves tile, a sleeve tile, a square tile, a hanging tile etc. other than a crosspiece tile are mentioned, for example.
[0023]
Next, a procedure example of the processing by the roof tile accumulation program 1 will be described in more detail based on the flowcharts of FIGS.
[0024]
First, the roof-cover CAD data recorded in the storage means in a file format for CAD software such as DXF (Drawing Interchange File) format is read into the main memory 4 from a predetermined storage means (not shown) ( Step S1).
[0025]
Examples of the storage means in which the roofing CAD data is recorded include FD (Flexible Disk), CD-ROM (Compact Disc Read Only Memory), CD-R (Compact Disc Recordable), CD-RW (Compact Disc Rewritable), In addition to computer-readable recording media such as MO (Magneto Optical Disk), hard disk drives (networks) of other computers that can be accessed via a network such as a LAN (Local Area Network) or the Internet. Drive).
[0026]
The roof covering CAD data represents a roof covering diagram corresponding to a plan view of the roof 16 of the building on which the tile is to be constructed, and includes a plurality of element lines (line segment data) drawn at a predetermined scale. Yes.
[0027]
Next, the scale of the roof-cover CAD data is input from the input device 5 such as a keyboard or a mouse (step S2).
[0028]
Input is performed by typing "1: 100" or "1/100", "1:30" or "1/30", "1: 1" or "1/1" etc. from a keyboard or the like. However, the above-described types of scales assigned to pull-down menus such as a menu bar (toolbar) on the screen 6a of the display device 6 in the GUI (Graphical User Interface) environment and the right button (right click) of the mouse. If it can be selected with a mouse or the like, it can be easily executed.
[0029]
After that, the CPU 3 that has received a command from the control program 9 corrects the roofing CAD data to the actual scale (1: 1 actual scale) on the main memory 4 based on the scale of the roofing CAD data. Such roof-up correction CAD data 31 is created (step S3) and displayed on the screen 6a of the surface device 6 (step S4).
[0030]
For example, in the case of a dormitory roof as shown in FIG. 10, the roofing correction CAD data 31 includes one land building line 32, four corner building lines 33, and four eaves tile lines 34 as element lines. . As the shape of the roof 16, in addition to the dormitory, for example, a gable, a square, a main building and the like can be cited. The type of element line is not particularly limited, and in addition, valley line, right sleeve tile line, left sleeve tile line, hanging tile line, descending line, horizontal wall border line, flow wall border line, Tonemaru line (Tone Round line), wind-cut round line and the like. Further, the element line may be a curved line in addition to a straight line.
[0031]
Next, the type is designated for each element line from the input device 5 such as a mouse (step S5).
[0032]
In the example of FIG. 10, the land building line (element line) 32 is the land building line, the corner building line (element line) 33 is the corner building line, and the eaves tile line (element line) 34 is the eaves roof line. The element line type is specified. For example, after selecting or selecting an appropriate element line on the screen 6a with a mouse or the like, pull-down such as a menu bar (toolbar) on the screen 6a or a right button (right click) of the mouse in the GUI environment. If the type of element line assigned to a menu or the like can be selected with a mouse or the like, it can be easily executed. In this case, various types of element lines such as “land building line”, “corner building line”, and “eave tile line” can be assigned to the pull-down menu or the like. In addition, in order to cope with the case where the roof surface is a convex shin (tele) or a concave ridge (turn), for example, "Sumi-Kon Line (shine)" or "Sumi-Kon Line (rise) It is desirable to be able to specify a type such as “”. In this case, for example, “corner ridge line (shine: R = XXXX)” or “corner ridge line (raise: R = XXXX)” or the like that takes account of the radius of curvature (R) of shine or rise is used as the radius of curvature It can also be made to be selectable accordingly.
[0033]
Thereafter, the tile type, the roof gradient, and the layout type are input from the input device 5 such as a keyboard or a mouse (steps S6 to S8). It should be noted that the order of inputting the tile type or the like is not particularly limited, and the tile type or the like can be input before specifying the type for each element line (step S5).
[0034]
Also in this case, if the tile type assigned to the pull-down menu or the like in the GUI environment can be selected with a mouse or the like, it can be easily input. Examples of the tile type assigned to the pull-down menu include “F-shaped roof tile”, “J-shaped roof tile”, “S-shaped roof tile”, and the like. Similarly, examples of the roof slope include “4/10”, “3.5 / 10”, “3/10”, “2.5 / 10”, “1/10”, and the like. As the allocation type, for example, a so-called “symmetric type” in which the lowermost tile is arranged from the middle point 34a of the eaves tile line 34 to the left and right, or the center line of the lowermost tile at the middle point 34a of the eaves tile line 34. The so-called “center type” in which the tiles are arranged so as to overlap each other, the so-called “gable type” in which the bottom tile is arranged from the sleeve tile wire (not shown), and the like.
[0035]
Next, the tile construction surface correction rule file 10 is retrieved by the CPU 3 that has received a command from the control program 9, and the tile construction surface correction rule corresponding to the combination of element lines and the type of the tile is obtained from the tile construction surface correction rule file 10. The data is read onto the main memory 4 (step S9).
[0036]
In the tile construction surface correction rule file 10, various tile construction surface correction rules are recorded in association with element line combinations and tile types. For example, in the example of FIG. 10, if “F-shaped roof tile” is input as the type of roof tile, the combination of element lines is “one land building line 32, four corner building lines 33, four eaves roofing wire 34”. When there is a tile and the type of the tile is “F-shaped tile”, that is, when the F-shaped tile 15 is constructed on the laid roof, the tile construction surface correction rule associated with the tile is read.
[0037]
Thereafter, the CPU 3 that has received a command from the control program 9 corrects the roof covering correction CAD data 31 based on the tile construction surface correction rule and the roof slope, and the tile construction surface CAD data 35 as shown in FIG. It is created (step S10).
[0038]
The tile construction surface CAD data 35 is a development plan of the roof 16 including a plurality of field plate surfaces 19a and 19b corrected from the roof-up correction CAD data 31 based on the tile construction surface correction rule, and further to the tile construction surface correction rule. Based on this, the development is corrected to include a plurality of tile construction surfaces 36a and 36b, which are projection surfaces after the tile construction. For example, in the example of FIG. 10, the roof-up correction CAD data 31 first includes two trapezoidal field plate surfaces 19 a and two triangular field plate surfaces 19 b based on the tile construction surface correction rule. It is corrected as follows. The applied tile construction surface correction rule includes a calculation formula for performing correction so that a development view is created based on the roof slope. Next, based on the tile construction surface correction rules, the height of each base plate surface 19a, 19b is corrected to add the eaves dimension E of the “F-shaped roof tile”, and two trapezoidal tile construction surfaces 36a and a triangle are corrected. The tile construction surface CAD data 35 including the two tile construction surfaces 36b is created. The trapezoidal tile construction surface 36 a includes one land building line 32, two corner building lines 33, and one eaves tile line 34. The triangular tile construction surface 36 b includes two corner building lines 33 and one eaves tile line 34.
[0039]
As described above, the tile construction surface correction rule is applied according to the combination of the element lines and the type of the tile, so that the roof-up correction CAD data 31 includes, for example, the right sleeve tile line and the left sleeve tile line. Is corrected so that the protruding dimension of the tile sleeve (the protruding length from the original position of the right sleeve tile line or the like) is added to the horizontal width. Similarly, in the case of including a valley line, correction is made so as to subtract or the like from the width of the tile valley dimension (the length of the valley line drawn in from the original position in the horizontal direction). In the case where the land building line 32 is included and other tile types are input, the roof building size of the roof tile (the length of the land building line 32 drawn in from the original position in the vertical direction) is increased. Correction is made so as to subtract from it. In the case where the corner building line 33 is included and another tile type is input, the width of the corner building of the tile (the length of the corner building line 33 drawn from the original position in the horizontal direction) is Is corrected to be subtracted from. In the case where a horizontal wall edge is included and other tile types are entered, the horizontal dimension of the tile (the length of the horizontal wall edge drawn in the vertical direction from the original position) is determined from the height. Correction is made to subtract. In the case where a flow wall edge is included and other tile types are entered, the size of the tile at the flow wall edge (the length of the flow wall edge drawn in the horizontal direction from the original position) is subtracted from the width. It is corrected to be equal. In the case of including the Tonemaru line and entering other roof tile types, the size of the roof of the Tonemaru line (the length of pulling in the lateral direction from the original position of the Tonemaru line) Correction is made to subtract from the width.
[0040]
The eaves protruding dimension E and the like vary depending on the type of tile, but since the tile construction surface correction rule corresponding to the type of tile is applied, the tile construction surface CAD data 35 is appropriately corrected. Further, the correction to the tile construction surface CAD data 35 is executed with the actual scale.
[0041]
When the above-mentioned “Sumishin Line (light: R = XXXX)” or “Sumishin Line (rise: R = XXXX)” or the like is specified as the type of element line, that is, the roof surface is lighted or raised. Is also corrected based on the radius of curvature (R) of the shimmer or rise.
[0042]
Further, the created roof construction surface CAD data 35 can be output to the display device 6 and the printing device 8 at this stage by the CPU 3 that has received a command from the control program 9. In this case, in addition to the two-dimensional development surface as shown in FIG. 11, a three-dimensional solid view can be output so that the three-dimensional shape of the roof 16 can be easily grasped.
[0043]
Next, the allocation rule file 11 is retrieved by the CPU 3 that has received a command from the control program 9, and the allocation rule corresponding to the type and allocation type of the roof tile is read from the allocation rule file 11 onto the main memory 4 (step S11). .
[0044]
In the allocation rule file 11, various allocation rules are recorded in association with roof tile types and allocation types. For example, when the type of roof tile is “F-shaped roof tile” and the allocation type is “symmetrical” as described above, that is, the bottom F-shaped roof tile 15 is arranged from the middle point 34 a of the eaves roof wire 34. The allocation rule associated with this is read out. According to the allocation rules, according to the type and allocation type of tiles, tiles with a predetermined shape (bar roof tiles, eaves tiles, sleeve tiles, square roof tiles, hanging tiles, etc.) are placed at predetermined locations with a predetermined overlap allowance. Instructions and calculation formulas that are executed so as to be arranged in the direction are included. For example, the sleeve tiles are arranged along the sleeve tile lines, the eave tiles are arranged along the eave tile lines, and the cross tiles are arranged at other portions.
[0045]
Further, the tile CAD data file 12 is retrieved by the CPU 3 that has received a command from the control program 9, and tile CAD data corresponding to the type and allocation type of the tile is read from the tile CAD data file 12 onto the main memory 4 ( Step S12).
[0046]
In the roof tile CAD data file 12, various roof tile CAD data drawn on an actual scale are recorded in association with roof tile types and layout types. For example, when the type of roof tile is “F roof tile” and the allocation type is “symmetric” roof tile CAD data 37 as shown in FIG. 12 is read. The roof tile CAD data 37 represents a plan view of the F-shaped roof tile 15 including the main body portion 17 and the underlap portion 18 described above, and is created on an actual scale. In the roof tile CAD data 37, a predetermined range of the main body 18 is a working surface 37a exposed on the surface. In addition, when the “F-shaped roof tile” is other allocation type, or when the type of the roof tile is other than “F-shaped roof tile”, in addition to the roof tile CAD data 37, eave roof tiles, sleeve roof tiles, The tile CAD data as square tiles or hanging tiles may be read out.
[0047]
Thereafter, as shown in FIGS. 13 and 14, the tile CAD data 37 (only the working surface 37a is shown in FIGS. 13 and 14) is assigned to the CPU 3 in response to the instruction of the control program 9 based on the allocation rule. The tile construction surface CAD data 35 on the main memory 4 is allocated (step S13).
[0048]
For example, in the example of FIGS. 13 and 14, the roof tile CAD data 37 is based on the layout rule read out when the type of roof tile is “F-shaped roof tile” and the layout type is “symmetric”. Is assigned. In this example, tile CAD data 37 corresponding to “bar roof tiles” of “F-shaped roof tiles” is allocated as types according to the shape of the roof tiles. The allocation rule includes a command, a calculation formula, or the like that results in an arrangement state similar to the actual construction example described above.
[0049]
Similarly to the above, the CPU 3 that has received a command from the control program 9 can also output the tile construction surface CAD data 35 and the tile CAD data 37 in the allocated state to the display device 6 and the printing device 8 at this stage.
[0050]
Next, the tile CAD data 37 (the work surface in FIGS. 15 to 17) as the cut roof tile 15 a before cutting that intersects the element line by the CPU 3 that has received a command from the control program 9, as shown in FIGS. 15 to 17. 37a only) is given a cut tile number N on the main memory 4 (step S14).
[0051]
For example, in the examples of FIGS. 15 to 17, for example, the corner building is based on the allocation rule read according to the case where the type of roof tile is “F-shaped roof tile” and the layout type is “symmetric”. Cut tile numbers N such as “1”, “2”, “3”, etc. are assigned to the tile CAD data 37 intersecting with the line 33 and the ridge line 32. The allocation rule includes a command, a calculation formula, and the like for assigning the cut tile numbers N in a predetermined order.
[0052]
In the same manner as described above, the CPU 3 that has received a command from the control program 9 sends the roof tile construction surface CAD data 35 and the roof tile CAD data 37 with the roof tile number N assigned thereto together with the roof tile number N at this stage. It can also be output to the printing device 8. In this case, each cut roof tile number N may be output as a so-called balloon number surrounded by a circle 38, or the cut roof tile number N or the balloon number is drawn from each roof tile CAD data 37 by a leader line. It may be output.
[0053]
Thereafter, the actual size calculation rule file 13 is retrieved by the CPU 3 that has received an instruction from the control program 9, and the actual size calculation rule corresponding to the type of roof tile is read from the actual size calculation rule file 13 onto the main memory 4 (step S15). .
[0054]
Next, as shown in FIGS. 18 to 23, the CPU 3 that has received a command from the control program 9 calculates the actual size data of the cut roof tile 15a after cutting (the actual size data of the necessary material 15b) for each cut roof tile 15a. (Step S16). In addition, the necessary material 15b which excised the remaining material 15c from the cut tile 15a is applied to the roof 16.
[0055]
In the actual size calculation rule file 13, various actual size calculation rules are recorded in association with roof tile types. For example, when the type of roof tile is “F-shaped roof tile”, the actual size calculation rule includes “upper side dimension” A and “lower side dimension” of the lower part of the corner building line 33 and the land building line 32 in the main body 17. B, “Left-side dimension” C, “Right-side dimension” D, Corner building line 33 and Land building line 32 in the underlap portion 18 when the corner building line 33 intersects only the underlap portion 18 in the roof tile CAD data 37. Commands and formulas to be executed to measure the upper side dimension ("U upper side dimension"), lower side dimension ("U lower side dimension") UB, left side dimension ("U left side dimension") UC, etc. It is included.
[0056]
Here, upon receiving a command from the control program 9 to the CPU 3, actual size data (actual size data of the necessary material 15 b) after cutting the cut roof tile 15 a such as the lower side dimension B is set in advance (set by a relative value or an absolute value). If it is configured to execute the procedure for deleting the cut tile number N of the cut roof tile 15a and the procedure for renumbering the cut roof tile number N of each cut roof tile 15a when the set value is less than the set value, There is an advantage that it is possible to prevent the calculation of the actual size data for the cutting roof 15a not used.
[0057]
Thereafter, the CPU 3 that has received a command from the control program 9 searches the actual size correction rule file 14, and the actual size correction rule corresponding to the type of roof tile is read from the actual size correction rule file 14 onto the main memory 4 (step S17). .
[0058]
In the actual size correction rule file 14, various actual size correction rules are recorded in association with roof tile types. For example, when the type of the roof tile is “F-shaped roof tile”, the actual size correction rule includes a calculation formula for correcting the actual size data based on the above-described whirling gradient θ of the F-shaped roof tile 15.
[0059]
Next, the CPU 3 that has received a command from the control program 9 corrects each actual size data based on the actual size correction rule, and calculates actual size correction data for each cut roof tile 15a (step S18).
[0060]
Here, as shown in FIG. 8, the tile roof integrated data table as shown in FIG. 24 is created by associating the actual size correction data with the cut roof tile 15a to the CPU 3 that has received a command from the control program 9 as necessary. If it is configured to execute the procedure (step S19) and the procedure (step S20) for outputting the tile roof integrated data table to the display device 6 or the printing device 8, the actual size after cutting the cut tile 15a (necessary material 15b). There is an advantage that it is easy to grasp the actual size).
[0061]
Further, the CPU 3 that has received a command from the control program 9 measures the position of the roof tile CAD data 37 to which the roof tile number N is assigned on the roof tile construction surface CAD data 35 and the position of the roof tile 15a. If it is configured to execute the procedure of storing in the tiled roof accumulated data table in association with the cut tile 15a, the construction site of the cut tile 15a can be easily grasped by the output of the tiled roof accumulated data table.
[0062]
24. As shown in FIG. 24, for example, “trapezoid one step left”, “trapezoid two steps left”, “trapezoid 21 steps left”, “trapezoid 21 steps middle”, “trapezoid one step right as shown in FIG. Or the like. These correspond to the above-described examples, and correspond to the cut roof tiles 15a having the cut roof tile numbers N of “1”, “2”, “4”, “39”, “40”, and “86”, respectively. Yes.
[0063]
In this case, the CPU 3 receives a command from the control program 9 and executes a procedure for storing the type of the tile CAD data 37 to which the cut tile number N is given in association with the cut tile 15a in the tile roof integrated data table. If it comprises, it can grasp | ascertain easily the kind by the shape of the cut tile 15a by the output of a tile roof integrated data table.
[0064]
Examples of the type depending on the shape of the cut roof tile 15a include “eave roof tile”, “sleeve roof tile”, “square roof tile”, “hanging roof tile” and the like in addition to the “bar roof tile” shown in FIG.
[0065]
After that, as shown in FIG. 9, the basic data is calculated based on the actual size correction data by the CPU 3 that has received a command from the control program 9 (step S21).
[0066]
Examples of the basic data include a projected area after cutting the cut roof tile 15a (projected area of the necessary material 15b). The control program includes a calculation formula for calculating a projected area or the like after cutting the cut roof tile 15a based on the actual size correction data.
[0067]
Next, the roof tile data file is retrieved by the CPU 3 that has received an instruction from the control program 9, and roof tile data corresponding to the cut roof tile 15a is read from the roof tile data file onto the main memory for each cut roof tile 15a (step S22). .
[0068]
The tile data includes, for example, an initial weight or an initial volume in addition to the initial projected area of the cut tile 15a before cutting. In the roof tile data file, roof tile data is recorded in the file device in association with the cut roof tile 15a.
[0069]
Thereafter, the CPU 3 that has received an instruction from the control program 9 calculates and aggregates the amount of the remaining material 15c for each cut roof tile 15a based on the basic data and the roof tile data, and calculates this total value as the total amount of the remaining material 15c. (Step S23), and the process ends.
[0070]
The control program 9 includes a calculation formula for calculating the amount (weight or volume) of the remaining material 15c based on the basic data and the roof tile data. In this case, the total amount (total weight or total volume) of the remaining material 15c is set to, for example, “total XXXkg” or “total XXXm” in the tile remaining material integrated data table as shown in FIG. Three Or the like. In addition, a property name such as “YYYYYYYYYY” is input from the input device 5 such as a keyboard at any stage of the above processing, and the property name is used as a type of roof tile such as “F-shaped roof tile” or “ It may be stored in the tile remaining material integration data table together with the allocation type such as “symmetric type”.
[0071]
According to the tile remaining material accumulation system and the tile remaining material accumulation program 1 configured as described above, the actual size after cutting the cut roof tile 15a can be calculated in advance before the roof tile is constructed, and the total amount of the remaining material 15c is estimated. Therefore, even when the remaining material 15c is processed as industrial waste, there is an advantage that it is easy to manage the processing cost. Further, when the remaining material 15c is pulverized to an appropriate particle size to obtain a pulverized product and the pulverized product is recycled as, for example, a landfill material, the total amount of the remaining material 15c can be estimated as a product shipment amount of the landfill material or the like. .
[0072]
Here, as shown in FIG. 26, after the total amount of the remaining material 15c is output (step S23), the entire amount of the remaining material 15c is pulverized by the CPU 3 having received a command from the control program 9 as necessary. A procedure (step S24) of calculating the amount of each pulverized product obtained by classifying the pulverized product into a plurality of types based on the particle size based on the total amount of the remaining material 15c, and outputting the amount of each pulverized product. If it is configured to execute the procedure (step S25), there is an advantage that it is possible to estimate each product shipment amount in the case of recycling each pulverized product.
[0073]
The pulverized product can be classified into, for example, three types of separately pulverized products having a particle size of less than 1 mm, less than 1 mm, less than 3 mm, and 3 mm. In the control program 9, a calculation formula for calculating the amount (weight or volume) of the separately pulverized material based on the amount ratio (weight ratio or volume ratio) of the plurality of types of pulverized materials and the total amount of the remaining material 15c (ground material). Etc. are included. In this case, in the tile remaining material integration data table as shown in FIG. 25, for example, the particle size of the separately pulverized material is “φ <1 mm”, “1 ≦ φ <3 mm”, “φ ≧ 3 mm”, etc. For example “XXXkg” or “XXXm Three Or the like. In addition, the classification into a fractionated pulverized product is not limited to three types, and can be classified into two types or four or more types with an appropriate particle size.
[0074]
In addition, as shown in FIG. 26, after outputting the amount of each pulverized product (step S25), the recycled product manufactured from the pulverized product by the CPU 3 having received a command from the control program 9 as necessary. If it is configured to execute a procedure for calculating the amount of each pulverized product based on the amount of the pulverized product (step S26) and a procedure for outputting the amount of each recycled product (step S27), There is an advantage that it is possible to estimate the product shipment amount of each recycled product when an appropriate recycled product is produced from the pulverized product.
[0075]
As recycled products, if the particle size of the pulverized product is less than 1 mm, for example, raw materials for Nanto plaster, cement blocks such as U-shaped grooves, L-shaped blocks for roadside belts, flowerpots, planters, interlocking blocks, etc. Is mentioned. The raw material for Nanban plaster can be produced by adding and mixing slaked lime, soot, etc. in an appropriate ratio to a fractionally pulverized product having a particle size of less than 1 mm. Cement block or cement product is added to kneaded pulverized material having a particle size of less than 1 mm in an appropriate ratio, kneaded and cast, press, centrifugal, or extrusion, and Can be manufactured by curing.
[0076]
When the particle size of the pulverized product is, for example, 1 mm or more and less than 3 mm, examples of the recycled product include seedling raising materials such as a seedbed soil. If the seedling material is a pulverized product having a particle size of 1 mm or more and less than 3 mm, a chemical fertilizer, organic fertilizer, humus, granulating agent, moisture, etc. are added at an appropriate ratio, mixed, shaped into granules, dried, etc. Can be manufactured.
[0077]
When the particle size of the separated and pulverized product is, for example, 3 mm or more, examples of the recycled products include rubble for building foundations, civil engineering and building materials such as road aggregates, and the like. Civil engineering and construction materials are added to and mixed with solidified materials such as cement, lignate, and stearate, and water, etc., in appropriate proportions, and then shaped into granules, cured, etc. Can be manufactured.
[0078]
In the control program 9, the amount of recycled product per unit amount of the separately pulverized product (weight, volume, or quantity) and the amount of recycled product based on the amount of crushed product (weight or volume) are determined for each separately pulverized product. Includes a calculation formula to be calculated. In this case, the amount of each recycled product is set to, for example, “XXXkg”, “XXXm” in the tile remaining material integration data table as shown in FIG. Three ”Or“ XXX ”or the like. Moreover, you may make it output the quantity of 2 or more types of recycled goods about each classification | fractionation pulverization thing, respectively, and you may make it store in a tile remaining material integrated data table.
[0079]
Here, as shown in FIG. 27, instead of the above-described steps S24 to S27, after outputting the total amount of the remaining material 15c (step S23), the CPU 3 having received a command from the control program 9 as necessary. When the replacement is selected as the type of construction by the input device 5 (YES in step S28), the areas of the plurality of tile construction surfaces 36a and 36b included in the tile construction surface CAD data 35 are respectively calculated and tabulated. Procedure (step S29), and a procedure for reading the original fired data corresponding to the type of the original roof tile input from the input device 5 (step S30) from the original fired data file recorded in advance in the file device 2 (step S31) ), A procedure (step S32) for calculating the amount of the original firing based on the original firing data and the total area of the tile construction surfaces 36a, 36b, and the original firing If configured to execute the instructions (step S33) for outputting, there is an advantage that it is possible to estimate the original roofing amount when Fukikaeru the tile.
[0080]
When new construction is selected as the construction type by the input device 5 (NO in step S28), the process proceeds to step S24, and the above-described processing is executed.
[0081]
In addition, the original amount of firewood refers to the total amount (total weight or total weight) of the former thatched tiles (old tiles) that had already been constructed before the replacement of the tiles and the former thatched soils (old soil) that were used to construct them. Volume). Also in this case, if the type of construction assigned to the pull-down menu or the like in the GUI environment or the type of the former roof tile can be selected with a mouse or the like, it can be easily input. Examples of the construction type assigned to the pull-down menu include “replacement” and “new construction”. Similarly, examples of the original roof tile include “F-shaped roof tile”, “J-shaped roof tile”, and “S-shaped roof tile”.
[0082]
In the original roofing data file, the amount of original roofing per unit area of the tile construction surfaces 36a and 36b is recorded in the file device in association with the type of roofing tile. The control program 9 includes a calculation formula for calculating the amount of original firing based on the read original firing data and the total area of the roof tile construction surfaces 36a and 36b. In this case, for example, “XXXkg” or “XXXm” is set in the tile remaining material integration data table as shown in FIG. Three Or the like.
[0083]
In addition, as shown in FIG. 27, after outputting the original amount (step S33), the CPU 3 that has received a command from the control program 9 adds the total amount of the remaining material 15c and the original amount as necessary. (Step S34) and the procedure of outputting this added value as the total amount (total weight or total volume) of the remaining material mixture (step S35), the total amount of the remaining material mixture in the case of replacement is determined. There is an advantage that it can be estimated.
[0084]
The control program 9 includes a calculation formula for calculating the added value by adding the total amount of the remaining material 15c and the amount of the original material. In this case, the total amount of the remaining material mixture is, for example, “total total XXXkg” or “total total XXXm” in the tile residual material integration data table as shown in FIG. Three Or the like.
[0085]
Further, as shown in FIG. 27, after the total amount of the remaining material mixture is output (step S35), the CPU 3 that receives the command of the control program 9 pulverizes the entire amount of the remaining material mixture as necessary. A procedure (step S36) for calculating the amount of each separately pulverized product based on the total amount of the remaining material mixture, and a procedure for outputting the amount of each separately pulverized product, respectively. If (Step S37) is configured to be executed, there is an advantage that the amount of each pulverized product from the remaining material mixture can be estimated.
[0086]
The method of separating the remaining material mixture from the pulverized product into each pulverized product, the estimation of the amount of each pulverized product, and the estimation of the amount of the recycled product can be executed by the same method and configuration as described above. . That is, the CPU 3 that has received a command from the control program 9 calculates the amount of the recycled product manufactured from the separated pulverized product for each separated pulverized product based on the amount of the separated pulverized product (step S38), and each recycling. It can be configured to execute a procedure (step S39) for outputting the quantity of each item.
[0087]
In addition, as shown in FIG. 29, instead of the above-described steps S21 to S23, the CPU 3 that has received a command from the control program 9 calculates basic data for each cut roof 15a based on the actual size correction data ( Step S40), a procedure for reading the roof tile data corresponding to the cut roof tile 15a and the basic data from the roof tile data file recorded in advance in the file device 2 (step S41), roof tile data and actual size correction data The amount of the remaining material 15c is calculated and totaled for each cut roof tile 15a based on the above, and the procedure (step S42) for outputting the total value as the total amount of the remaining material 15c is executed. There are the same advantages as described above.
[0088]
As the basic data, for example, the inclination of an element line such as the corner building line 33 with respect to the lower side b of the roof tile CAD data 37 can be cited. The control program 9 includes a calculation formula for calculating the inclination of the element line based on the actual size correction data.
[0089]
The roof tile data includes, for example, a calculation formula (formula indicating a calibration curve) for calculating the amount of the remaining material 15c with respect to the vertical position in the roof tile CAD data 37 of the element line at a predetermined inclination. In the roof tile data file, the above calculation formulas and the like are recorded in the file device 2 in association with the basic data such as the inclination of the element lines and the cut roof tile 15a. The control program 9 includes a calculation formula for calculating the amount of the remaining material 15c based on the read roof tile data and actual size correction data.
[0090]
Further, as shown in FIG. 30, instead of the above-described steps S21 to S23, the CPU 3 that has received a command from the control program 9 converts the three-dimensional roof CAD data file recorded in advance in the file device 2 into the cutting roof 15a. The corresponding 3D roof tile CAD data is read for each cut roof tile 15a (step S43), and each actual size correction data is corrected based on the 3D roof tile CAD data. Of calculating roof tile (step S44), a procedure of reading roof tile data corresponding to the cut roof tile 15a from the roof tile data file recorded in advance in the file device 2 (step S45), and three-dimensional roof tile CAD data Based on the three-dimensional actual size correction data and the tile data, the amount of the remaining material 15c is calculated for each cut tile 15a. And total, be configured the aggregate value so as to perform the procedure (step S47) to output as the total amount of the remainder 15c, the same merits as described above.
[0091]
In the three-dimensional roof CAD data file, various three-dimensional roof CAD data drawn three-dimensionally on an actual scale are recorded in the file device in association with the cut roof tile 15a. The control program 9 includes a calculation formula for correcting each actual size correction data based on the read three-dimensional roof tile CAD data and calculating three-dimensional actual size correction data for each cut roof tile 15a.
[0092]
The tile data includes, for example, the initial weight or initial volume of the cut tile 15a before cutting. In the roof tile data file, roof tile data is recorded in the file device 2 in association with the cut roof tile 15a. The control program 9 includes a calculation formula that calculates and aggregates the amount of the remaining material 15c for each cut roof 15a based on the read roof tile data, 3D roof tile CAD data, and 3D actual size correction data. It is.
[0093]
Here, after the roof tile data is read for each cutting roof tile 15a (step S45), the CPU 3 having received a command from the control program 9 sends the three-dimensional actual size correction data to the control device for controlling the roof tile cutting machine described above. If it is configured to execute the procedure of transferring as data (step S46), there is an advantage that the cutting work of the cutting roof 15a can be automatically executed using the three-dimensional CAD / CAM system.
[0094]
In addition, if a computer-readable recording medium that records the roof tile accumulation program 1 is recorded, the roof residue accumulation program 1 can be recorded (installed) in an appropriate computer file device to easily construct a roof tile accumulation system. There is an advantage that you can. In addition to the roof tile accumulation program 1, an installation program for easily recording (installing) the roof tile accumulation program 1 in a file device of a computer can be recorded on the recording medium. Examples of such a recording medium include various types of media such as FD, CD-ROM, CD-RW, CD-R, and MO as described above.
[0095]
As described above, in this embodiment, the case where the actual size correction data, the total amount of the remaining material 15c, and the like are calculated by the roof tile remaining material integration program 1 has been described. In addition, the actual size data extracted from the main memory 4 is the same as described above. For example, a form for spreadsheet software including a calculation formula for correcting the actual size correction data or the like is recorded in the file device 2 for each tile type, allocation type, etc. After calculating the actual size data and the like, the actual size correction data, the total amount of the remaining material 15c, and the like may be calculated on the spreadsheet software using this form. Further, the tile roof accumulated data table as shown in FIG. 24 and the tile remaining material accumulated data table as shown in FIGS. 25 and 28 created by the tile remaining material accumulation program 1 are converted into CSV (Comma Separated Value) format, XLS format, etc. The file may be saved in a file format for spreadsheet software or database software.
[0096]
【The invention's effect】
As described above, according to the first, second, third, and eleventh inventions, the actual size after cutting of the roof tile can be calculated in advance before the roof tile is constructed, and the total amount of the remaining material. Therefore, even when the remaining material is processed as industrial waste, it is easy to manage the processing cost. Further, when the remaining material is pulverized into an appropriate particle size to obtain a pulverized product, and the pulverized product is recycled as, for example, a landfill material, the total amount of the remaining material can be estimated as a product shipment amount of the landfill material.
[0097]
According to the fourth and eleventh aspects of the invention, it is possible to cause the computer to execute a procedure for transferring the three-dimensional actual size correction data as CAM data to the control device for controlling the roof tile cutting machine. The system can be used to automatically execute the cutting work of the roof tile.
[0098]
According to the fifth and eleventh aspects of the present invention, a procedure for calculating the amount of the separately pulverized product for each of the pulverized products based on the total amount of the remaining material and the amount of each of the pulverized products are output to the computer. Therefore, it is possible to estimate each product shipment amount in the case of recycling each sorted pulverized product.
[0099]
According to the sixth and eleventh aspects of the present invention, when switching is selected as the type of construction by the input device, the areas of the plurality of tile construction surfaces included in the tile construction surface CAD data are respectively determined. A procedure for calculating and summing up, a procedure for reading the original roofing data corresponding to the type of the original roof tile from the original roofing data file, a procedure for calculating the amount of the roofing based on the original roofing data and the total area of the roof tile construction surface, and In addition, since it is possible to execute the procedure of outputting the original amount of fire, it is possible to estimate the amount of original fire when the roof tile is replaced.
[0100]
According to the seventh and eleventh aspects of the invention, it is possible to cause the computer to execute a procedure for adding the total amount of the remaining material and the amount of the original material and a procedure for outputting the added value as the total amount of the remaining material mixture. Therefore, it is possible to estimate the total amount of the remaining material mixture in the case of replacement.
[0101]
According to the eighth and eleventh aspects of the invention, a procedure for calculating the amount of the separately pulverized product for each of the pulverized products based on the total amount of the remaining material mixture and the amount of each of the pulverized products are output to the computer. Therefore, it is possible to estimate the amount of each pulverized product from the remaining material mixture.
[0102]
According to the ninth and eleventh aspects of the invention, the computer calculates the amount of the recycled product produced from the fractionated pulverized product for each fractionated pulverized product based on the amount of the fractionated pulverized product, and each recycled product. Therefore, it is possible to estimate the product shipment amount of each recycled product when an appropriate recycled product is manufactured from the separately pulverized product.
[0103]
According to the invention of claim 10, since it is a computer-readable recording medium on which the roof tile residue accumulation program is recorded, in addition to the above effects, the roof tile residue accumulation program is recorded (installed) in an appropriate computer file device. This makes it easy to build a tile residue accumulation system.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a system configuration diagram of a tile remaining material integrating system according to an embodiment.
FIG. 2 is a perspective view showing the front side of an F-shaped roof tile.
FIG. 3 is a perspective view showing the back side of an F-shaped roof tile.
FIG. 4 is a perspective view showing a construction example of F-shaped roof tiles.
FIG. 5 is an enlarged vertical cross-sectional view of a main part showing a state in which an F-shaped roof tile is constructed.
FIG. 6 is a perspective view showing the vicinity of a corner ridge portion of a roof.
FIG. 7 is a flowchart showing an example of a processing procedure by a roof tile accumulation program.
FIG. 8 is a flowchart showing an example of a processing procedure performed by a roof tile accumulation program.
FIG. 9 is a flowchart showing an example of a procedure of processing by a roof tile accumulation program.
FIG. 10 is an explanatory diagram illustrating a state in which roof-up correction CAD data is displayed on a screen of a display device.
FIG. 11 is an explanatory diagram showing tile construction surface CAD data.
FIG. 12 is an explanatory diagram showing roof tile CAD data.
FIG. 13 is an explanatory view showing a state in which tile CAD data is assigned to a trapezoidal tile construction surface.
FIG. 14 is an explanatory diagram showing a state in which tile CAD data is assigned to a triangular roof tile construction surface.
FIG. 15 is an enlarged explanatory view of the main part near the lower left side of the corner building line on the trapezoidal tile construction surface.
FIG. 16 is an enlarged explanatory view of the main part near the upper left side of the corner building line on the trapezoidal tile construction surface.
FIG. 17 is an enlarged explanatory view of the main part near the lower right side of the corner building line on the trapezoidal tile construction surface.
FIG. 18 is an explanatory diagram of roof tile CAD data whose cut roof tile number is “1”.
FIG. 19 is an explanatory diagram of roof tile CAD data whose cut roof tile number is “2”.
FIG. 20 is an explanatory diagram of roof tile CAD data whose cut roof tile number is “4”.
FIG. 21 is an explanatory diagram of roof tile CAD data whose cut roof tile number is “39”.
FIG. 22 is an explanatory diagram of roof tile CAD data whose cut roof tile number is “40”.
FIG. 23 is an explanatory diagram of roof tile CAD data whose cut roof tile number is “86”.
FIG. 24 is an explanatory diagram showing an example of a tiled roof integration data table.
FIG. 25 is an explanatory diagram showing an example of a tile remaining material integration data table.
FIG. 26 is a flowchart showing another example of the processing procedure by the roof tile accumulation program.
FIG. 27 is a flowchart showing another example of the processing procedure by the tile remaining material integration program.
FIG. 28 is an explanatory view showing another example of the tile remaining material integration data table.
FIG. 29 is a flowchart showing another example of the processing procedure by the roof tile accumulation program.
FIG. 30 is a flowchart showing another example of the processing procedure by the tile remaining material integration program.
[Explanation of symbols]
1 Tile residue accumulation program
2 File device
5 input devices
6 Display device
6a screen
10 Tile construction surface correction rule file
11 Allocation rule file
12 Tile CAD data file
13 Actual size calculation rule file
14 Actual size correction rule file
15D roof tile data file
15 F-shaped roof tile (tile)
15a Cut tile
15c Remaining material
16 Roof
16a Corner building
31 Roof-up correction CAD data
32 Land building line (element line)
33 Corner building line (element line)
34 tile lines (element lines)
35 Roof construction surface CAD data
36a, 36b Tile construction surface
37 Tile CAD data
N Cut tile number

Claims (11)

建物の屋根に施工される瓦のうち、所定範囲を切断して施工される切断瓦の切断後の実寸を算出し、切断瓦から切除される残材の量を算出するために、コンピュータに、
所定の記憶手段から屋根伏せＣＡＤデータを読み込む手順と、
入力装置から入力された屋根伏せＣＡＤデータの縮尺に基づいて屋根伏せＣＡＤデータを実寸スケールに補正し、屋根伏せ補正ＣＡＤデータを作成する手順と、
屋根伏せ補正ＣＡＤデータを表示装置の画面上に表示する手順と、
ファイル装置にあらかじめ記録された瓦施工面補正ルールファイルから、入力装置により屋根伏せ補正ＣＡＤデータにそれぞれ指定された要素線の組合せ及び入力装置から入力された瓦の種類に応じた瓦施工面補正ルールを読み出す手順と、
瓦施工面補正ルール及び入力装置から入力された屋根勾配に基づいて屋根伏せ補正ＣＡＤデータを補正し、瓦施工面ＣＡＤデータを作成する手順と、
ファイル装置にあらかじめ記録された割り付けルールファイルから、瓦の種類及び入力装置から入力された割り付け型に応じた割り付けルールを読み出す手順と、
ファイル装置にあらかじめ記録された瓦ＣＡＤデータファイルから瓦の種類及び割り付け型に応じた瓦ＣＡＤデータを読み出す手順と、
瓦ＣＡＤデータを割り付けルールに基づいて瓦施工面ＣＡＤデータに割り付ける手順と、
瓦施工面ＣＡＤデータの要素線と交差する切断瓦としての瓦ＣＡＤデータに割り付けルールに基づいて切断瓦番号を付与する手順と、
ファイル装置にあらかじめ記録された実寸算出ルールファイルから瓦の種類に応じた実寸算出ルールを読み出す手順と、
実寸算出ルールに基づいて各切断瓦ごとに実寸データを算出する手順と、
ファイル装置にあらかじめ記録された実寸補正ルールファイルから、瓦の種類に応じた実寸補正ルールを読み出す手順と、
実寸補正ルールに基づいて各実寸データをそれぞれ補正し、各切断瓦ごとに実寸補正データを算出する手順と、
実寸補正データに基づいて基礎データを各切断瓦ごとに算出する手順と、
ファイル装置にあらかじめ記録された瓦データファイルから切断瓦に応じた瓦データを各切断瓦ごとに読み出す手順と、
基礎データ及び瓦データに基づいて残材の量を各切断瓦ごとに算出して集計し、この集計値を残材の総量として出力する手順と、
を実行させるための瓦残材積算プログラム。In order to calculate the actual size after cutting of the cut tiles constructed by cutting a predetermined range among the tiles constructed on the roof of the building, and to calculate the amount of remaining material cut from the cut tiles,
A procedure for reading roof covering CAD data from a predetermined storage means;
A procedure for correcting the roofing CAD data to an actual scale based on the scale of the roofing CAD data input from the input device, and creating roofing correction CAD data;
A procedure for displaying the roofing correction CAD data on the screen of the display device;
The tile construction surface correction rule according to the combination of the element lines specified in the roofing correction CAD data by the input device and the type of the tile input from the input device from the tile construction surface correction rule file recorded in advance in the file device The procedure of reading
A procedure for correcting the roofing correction CAD data based on the tile construction surface correction rule and the roof slope input from the input device, and creating the tile construction surface CAD data;
A procedure for reading out an allocation rule corresponding to the type of roof tile and the allocation type input from the input device from the allocation rule file recorded in advance on the file device;
A procedure for reading roof tile CAD data corresponding to the type and layout type of roof tiles from a roof tile CAD data file recorded in advance in the file device;
A procedure for allocating tile CAD data to the tile construction surface CAD data based on the allocation rules;
A procedure for assigning a cut tile number to the tile CAD data as a cut tile intersecting with the element line of the tile construction surface CAD data based on the allocation rule;
A procedure for reading an actual size calculation rule corresponding to the type of roof tile from an actual size calculation rule file recorded in advance on the file device,
A procedure for calculating the actual size data for each cutting tile based on the actual size calculation rule,
A procedure for reading out an actual size correction rule corresponding to the type of roof tile from an actual size correction rule file recorded in advance on the file device,
Correcting each actual size data individually based on the actual size correction rule, calculating the actual size correction data for each cutting roof,
A procedure for calculating basic data for each cutting tile based on the actual size correction data,
A procedure for reading roof tile data corresponding to each cut roof tile from a roof tile data file recorded in advance on the file device,
Calculating and totaling the amount of remaining material for each cut tile based on the basic data and roof tile data, and outputting this total value as the total amount of remaining material;
Tile residual material accumulation program for running. 建物の屋根に施工される瓦のうち、所定範囲を切断して施工される切断瓦の切断後の実寸を算出し、切断瓦から切除される残材の量を算出するために、コンピュータに、
所定の記憶手段から屋根伏せＣＡＤデータを読み込む手順と、
入力装置から入力された屋根伏せＣＡＤデータの縮尺に基づいて屋根伏せＣＡＤデータを実寸スケールに補正し、屋根伏せ補正ＣＡＤデータを作成する手順と、
屋根伏せ補正ＣＡＤデータを表示装置の画面上に表示する手順と、
ファイル装置にあらかじめ記録された瓦施工面補正ルールファイルから、入力装置により屋根伏せ補正ＣＡＤデータにそれぞれ指定された要素線の組合せ及び入力装置から入力された瓦の種類に応じた瓦施工面補正ルールを読み出す手順と、
瓦施工面補正ルール及び入力装置から入力された屋根勾配に基づいて屋根伏せ補正ＣＡＤデータを補正し、瓦施工面ＣＡＤデータを作成する手順と、
ファイル装置にあらかじめ記録された割り付けルールファイルから、瓦の種類及び入力装置から入力された割り付け型に応じた割り付けルールを読み出す手順と、
ファイル装置にあらかじめ記録された瓦ＣＡＤデータファイルから瓦の種類及び割り付け型に応じた瓦ＣＡＤデータを読み出す手順と、
瓦ＣＡＤデータを割り付けルールに基づいて瓦施工面ＣＡＤデータに割り付ける手順と、
瓦施工面ＣＡＤデータの要素線と交差する切断瓦としての瓦ＣＡＤデータに割り付けルールに基づいて切断瓦番号を付与する手順と、
ファイル装置にあらかじめ記録された実寸算出ルールファイルから瓦の種類に応じた実寸算出ルールを読み出す手順と、
実寸算出ルールに基づいて各切断瓦ごとに実寸データを算出する手順と、
ファイル装置にあらかじめ記録された実寸補正ルールファイルから瓦の種類に応じた実寸補正ルールを読み出す手順と、
実寸補正ルールに基づいて各実寸データをそれぞれ補正し、各切断瓦ごとに実寸補正データを算出する手順と、
実寸補正データに基づいて基礎データを各切断瓦ごとに算出する手順と、
ファイル装置にあらかじめ記録された瓦データファイルから、切断瓦及び基礎データに応じた瓦データを各切断瓦ごとに読み出す手順と、
瓦データ及び実寸補正データに基づいて残材の量を各切断瓦ごとに算出して集計し、この集計値を残材の総量として出力する手順と、
を実行させるための瓦残材積算プログラム。In order to calculate the actual size after cutting of the cut tiles constructed by cutting a predetermined range among the tiles constructed on the roof of the building, and to calculate the amount of remaining material cut from the cut tiles,
A procedure for reading roof covering CAD data from a predetermined storage means;
A procedure for correcting the roofing CAD data to an actual scale based on the scale of the roofing CAD data input from the input device, and creating roofing correction CAD data;
A procedure for displaying the roofing correction CAD data on the screen of the display device;
The tile construction surface correction rule according to the combination of the element lines specified in the roofing correction CAD data by the input device and the type of the tile input from the input device from the tile construction surface correction rule file recorded in advance in the file device The procedure of reading
A procedure for correcting the roofing correction CAD data based on the tile construction surface correction rule and the roof slope input from the input device, and creating the tile construction surface CAD data;
A procedure for reading out an allocation rule corresponding to the type of roof tile and the allocation type input from the input device from the allocation rule file recorded in advance on the file device;
A procedure for reading roof tile CAD data corresponding to the type and layout type of roof tiles from a roof tile CAD data file recorded in advance in the file device;
A procedure for allocating tile CAD data to the tile construction surface CAD data based on the allocation rules;
A procedure for assigning a cut tile number to the tile CAD data as a cut tile intersecting with the element line of the tile construction surface CAD data based on the allocation rule;
A procedure for reading an actual size calculation rule corresponding to the type of roof tile from an actual size calculation rule file recorded in advance on the file device,
A procedure for calculating the actual size data for each cutting tile based on the actual size calculation rule,
The procedure for reading out the actual size correction rule corresponding to the type of roof tile from the actual size correction rule file recorded in advance on the file device,
Correcting each actual size data individually based on the actual size correction rule, calculating the actual size correction data for each cutting roof,
A procedure for calculating basic data for each cutting tile based on the actual size correction data,
A procedure for reading the roof tile data corresponding to the cut roof tile and the basic data from the roof tile data file recorded in advance in the file device for each roof tile,
A procedure for calculating and totaling the amount of remaining material for each cut roof tile based on the roof tile data and actual size correction data, and outputting this total value as the total amount of remaining material,
Tile residual material accumulation program for running. 建物の屋根に施工される瓦のうち、所定範囲を切断して施工される切断瓦の切断後の実寸を算出し、切断瓦から切除される残材の量を算出するために、コンピュータに、
所定の記憶手段から屋根伏せＣＡＤデータを読み込む手順と、
入力装置から入力された屋根伏せＣＡＤデータの縮尺に基づいて屋根伏せＣＡＤデータを実寸スケールに補正し、屋根伏せ補正ＣＡＤデータを作成する手順と、
屋根伏せ補正ＣＡＤデータを表示装置の画面上に表示する手順と、
ファイル装置にあらかじめ記録された瓦施工面補正ルールファイルから、入力装置により屋根伏せ補正ＣＡＤデータにそれぞれ指定された要素線の組合せ及び入力装置から入力された瓦の種類に応じた瓦施工面補正ルールを読み出す手順と、
瓦施工面補正ルール及び入力装置から入力された屋根勾配に基づいて屋根伏せ補正ＣＡＤデータを補正し、瓦施工面ＣＡＤデータを作成する手順と、
ファイル装置にあらかじめ記録された割り付けルールファイルから、瓦の種類及び入力装置から入力された割り付け型に応じた割り付けルールを読み出す手順と、
ファイル装置にあらかじめ記録された瓦ＣＡＤデータファイルから瓦の種類及び割り付け型に応じた瓦ＣＡＤデータを読み出す手順と、
瓦ＣＡＤデータを割り付けルールに基づいて瓦施工面ＣＡＤデータに割り付ける手順と、
瓦施工面ＣＡＤデータの要素線と交差する切断瓦としての瓦ＣＡＤデータに割り付けルールに基づいて切断瓦番号を付与する手順と、
ファイル装置にあらかじめ記録された実寸算出ルールファイルから瓦の種類に応じた実寸算出ルールを読み出す手順と、
実寸算出ルールに基づいて各切断瓦ごとに実寸データを算出する手順と、
ファイル装置にあらかじめ記録された実寸補正ルールファイルから、瓦の種類に応じた実寸補正ルールを読み出す手順と、
実寸補正ルールに基づいて各実寸データをそれぞれ補正し、各切断瓦ごとに実寸補正データを算出する手順と、
ファイル装置にあらかじめ記録された３次元瓦ＣＡＤデータファイルから切断瓦に応じた３次元瓦ＣＡＤデータを各切断瓦ごとに読み出す手順と、
３次元瓦ＣＡＤデータに基づいて各実寸補正データをそれぞれ補正し、各切断瓦ごとに３次元実寸補正データを算出する手順と、
ファイル装置にあらかじめ記録された瓦データファイルから切断瓦に応じた瓦データを各切断瓦ごとに読み出す手順と、
３次元瓦ＣＡＤデータ、３次元実寸補正データ、及び瓦データに基づいて残材の量を各切断瓦ごとに算出して集計し、この集計値を残材の総量として出力する手順と、
を実行させるための瓦残材積算プログラム。In order to calculate the actual size after cutting of the cut tiles constructed by cutting a predetermined range among the tiles constructed on the roof of the building, and to calculate the amount of remaining material cut from the cut tiles,
A procedure for reading roof covering CAD data from a predetermined storage means;
A procedure for correcting the roofing CAD data to an actual scale based on the scale of the roofing CAD data input from the input device, and creating roofing correction CAD data;
A procedure for displaying the roofing correction CAD data on the screen of the display device;
The tile construction surface correction rule according to the combination of the element lines specified in the roofing correction CAD data by the input device and the type of the tile input from the input device from the tile construction surface correction rule file recorded in advance in the file device The procedure of reading
A procedure for correcting the roofing correction CAD data based on the tile construction surface correction rule and the roof slope input from the input device, and creating the tile construction surface CAD data;
A procedure for reading out an allocation rule corresponding to the type of roof tile and the allocation type input from the input device from the allocation rule file recorded in advance on the file device;
A procedure for reading roof tile CAD data corresponding to the type and layout type of roof tiles from a roof tile CAD data file recorded in advance in the file device;
A procedure for allocating tile CAD data to the tile construction surface CAD data based on the allocation rules;
A procedure for assigning a cut tile number to the tile CAD data as a cut tile intersecting with the element line of the tile construction surface CAD data based on the allocation rule;
A procedure for reading an actual size calculation rule corresponding to the type of roof tile from an actual size calculation rule file recorded in advance on the file device,
A procedure for calculating the actual size data for each cutting tile based on the actual size calculation rule,
A procedure for reading out an actual size correction rule corresponding to the type of roof tile from an actual size correction rule file recorded in advance on the file device,
Correcting each actual size data individually based on the actual size correction rule, calculating the actual size correction data for each cutting roof,
A procedure for reading out the 3D roof tile CAD data corresponding to the cut roof tile from the 3D roof tile CAD data file recorded in advance in the file device for each cut roof tile,
A procedure for correcting each actual size correction data based on the three-dimensional roof tile CAD data and calculating the three-dimensional actual size correction data for each cut roof tile,
A procedure for reading roof tile data corresponding to each cut roof tile from a roof tile data file recorded in advance on the file device,
A procedure for calculating and totaling the amount of remaining material for each cut roof tile based on the three-dimensional roof tile CAD data, the three-dimensional actual size correction data, and the roof tile data, and outputting the total value as the total amount of the remaining material;
Tile residual material accumulation program for running. コンピュータに、切断瓦を加工するための瓦切断機を制御する制御装置へ３次元実寸補正データをＣＡＭデータとして転送する手順を実行させることもできる請求項３記載の瓦残材積算プログラム。The roof tile accumulation material accumulation program according to claim 3, wherein the computer can cause the computer to execute a procedure of transferring the three-dimensional actual size correction data as CAM data to a control device that controls a roof tile cutting machine for processing the roof tile. コンピュータに、残材の全量を粉砕してなる粉砕物を粒径により複数種に分別した分別粉砕物の量を残材の総量に基づいて各分別粉砕物ごとに算出する手順と、各分別粉砕物の量をそれぞれ出力する手順とを実行させることもできる請求項１乃至４のいずれか記載の瓦残材積算プログラム。The computer calculates the amount of the pulverized product obtained by pulverizing the entire amount of the remaining material into a plurality of types according to the particle size for each pulverized material based on the total amount of the remaining material, and each pulverized product. The roof tile accumulation material accumulation program according to any one of claims 1 to 4, wherein a program for outputting the amount of each item can be executed. コンピュータに、入力装置により施工の種類として葺き替えが選択されたときに、瓦施工面ＣＡＤデータに含まれている複数の瓦施工面の面積をそれぞれ算出して集計する手順と、ファイル装置にあらかじめ記録された元葺きデータファイルから、入力装置から入力された元葺き瓦の種類に応じた元葺きデータを読み出す手順と、元葺きデータ及び瓦施工面の総面積に基づいて元葺き量を算出する手順と、元葺き量を出力する手順とを実行させることもできる請求項１乃至５のいずれか記載の瓦残材積算プログラム。When the computer selects the replacement as the type of construction by the input device, it calculates and sums up the areas of the multiple tile construction surfaces included in the tile construction surface CAD data, and records them in the file device in advance. The procedure for reading the original roofing data according to the type of the original roof tile input from the input device, and the procedure for calculating the amount of the original roofing based on the original roofing data and the total area of the roof tile construction surface The roof tile accumulation material accumulation program according to any one of claims 1 to 5, wherein a program for outputting the original amount of firewood can be executed. コンピュータに、残材の総量と元葺き量を加算する手順と、この加算値を残材混合物の総量として出力する手順とを実行させることもできる請求項６記載の瓦残材積算プログラム。7. The roof tile residue accumulation program according to claim 6, wherein the computer can execute a procedure for adding the total amount of the remaining material and the amount of the original material and a procedure for outputting the added value as the total amount of the remaining material mixture. コンピュータに、残材混合物の全量を粉砕してなる粉砕物を粒径により複数種に分別した分別粉砕物の量を残材混合物の総量に基づいて各分別粉砕物ごとに算出する手順と、各分別粉砕物の量をそれぞれ出力する手順とを実行させることもできる請求項７記載の瓦残材積算プログラム。The computer calculates the amount of the pulverized product obtained by pulverizing the entire amount of the remaining material mixture into a plurality of types according to the particle size based on the total amount of the remaining material mixture, The roof tile accumulation material accumulation program according to claim 7, which can also execute a procedure for outputting the amount of each pulverized product. コンピュータに、分別粉砕物から製造されるリサイクル品の量を分別粉砕物の量に基づいて各分別粉砕物ごとに算出する手順と、各リサイクル品の量をそれぞれ出力する手順とを実行させることもできる請求項５又は８記載の瓦残材積算プログラム。It is also possible to cause the computer to execute a procedure for calculating the amount of the recycled product produced from the separated pulverized product for each sorted pulverized product based on the amount of the separated pulverized product, and a procedure for outputting the amount of each recycled product. The roof tile accumulation material accumulation program according to claim 5 or 8. 請求項１乃至９のいずれか記載の瓦残材積算プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。The computer-readable recording medium which recorded the tile remaining material integration | accumulation program in any one of Claims 1 thru | or 9. 請求項１乃至９のいずれか記載の瓦残材積算プログラムをコンピュータのファイル装置に記録した瓦残材積算システム。A roof tile accumulation system that records the tile accumulation material accumulation program according to any one of claims 1 to 9 in a file device of a computer.
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