JP3968402B2 - Method for suspending cables and the like using a spiral support and fixing brackets used for the method - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、螺旋状支持具を使用して電柱間に張設したメッセンジャーワイヤに電線、ケーブル又は通信線等を吊下げるための施工方法及びこれに使用する固定金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、螺旋状支持具を使用して電柱間に張設したメッセンジャーワイヤにケーブルを吊下げる施工方法としては、特許第3203556号公報に記載の方法が知られている。
【0003】
この施工方法は、一方の電柱付近で螺旋状支持具をメッセンジャーワイヤに取付けて他方の電柱側に移送する手順と、螺旋状支持具の他端とこれに連接する螺旋状支持具の一端とをジョイントスリーブを形成した雄雌端子付きコネクタにて連結を繰り返す手順と、最先端の螺旋状支持具が他方の電柱に到達した時点で固定具を使用して螺旋状支持具をメッセンジャーワイヤに固定する手順と、引き紐通し具を使用して螺旋状支持具内にケーブルを引き込む手順とにより行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記施工方法で使用されるコネクタは、雄端子コネクタと、雌端子コネクタとを結合するものであり、予め2種類のコネクタを用意しなければならず、生産コストが高くなるとともに、螺旋状支持具が方向性を持つことから施工作業の時間もかかっていた。
【0005】
この問題点を解決したのが、本出願人の特願2001−380927号に記載の発明である。この発明は、図10,11に示すように、螺旋状支持具1は両端に同一形状のコネクタ2,2を取着してなるものであり、このコネクタ2は、中心に対して対向する2箇所に突設された一対の二股状の突片3,3及びこれの内側にそれぞれ設けられた係合突起4,4と、これら突片3,3と直交する2箇所に設けられ、接続される螺旋状支持具1の係合突起4,4が係合する係合孔部5,5とから構成されている。
【0006】
したがって、コネクタ2は1種類で済むことからコストを削減することができると共に、施工作業の時間の短縮化を図ることができるようになった。
【0007】
そこで、本発明は、上記、本出願人の発明した螺旋状支持具1を使用し、且つ上述の従来の施工方法と比較してもコスト安で、作業時間の短縮化を図ることもできる螺旋状支持具を使用したケーブル等の吊架施工方法及びこれに使用する固定金具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、電柱間に張設したメッセンジャーワイヤに螺旋状支持具を使用してケーブルを吊下げるための施工方法において、
一方の電柱付近でメッセンジャーワイヤに螺旋状支持具を、該螺旋状支持具の螺旋内に前記メッセンジャーワイヤが入るようにして取り付け、該メッセンジャーワイヤを固定金具内に遊通させ、前記螺旋状支持具と固定金具とを仮留めし、該固定金具とケーブル牽引用ロープとを接続し、且つ該ケーブル牽引用ロープの一方が前記螺旋状支持具の螺旋内に入るようにして、それら全てを他方の電柱側に移送する第1の工程と、
前記螺旋状支持具の他端とこれに連接する螺旋状支持具の一端とを二股状係合突起付コネクタにて連結を繰り返す第2の工程と、
1本目の螺旋状支持具と固定金具とケーブル牽引用ロープとが他方の電柱側に到達した時点でメッセンジャーワイヤと螺旋状支持具とを固定金具に固定し、既に螺旋状支持具の螺旋内に入っているケーブル牽引用ロープの後端にケーブルを連結して該ケーブルを引き込む第3の工程と、
を有することに特徴を有する。
【0009】
請求項2の発明は、電柱間に張設したメッセンジャーワイヤに螺旋状支持具を使用してケーブルを吊下げるための施工方法において、
一方の電柱付近でメッセンジャーワイヤに螺旋状支持具を、該螺旋状支持具の螺旋内に前記メッセンジャーワイヤが入るようにして取り付け、該メッセンジャーワイヤを固定金具内に遊通させ、前記螺旋状支持具と固定金具とを仮留めし、該固定金具とケーブルとを接続し、且つ該ケーブルが前記螺旋状支持具の螺旋内に入るようにして、それら全てを他方の電柱側に移送する第1の工程と、
前記螺旋状支持具の他端とこれに連接する螺旋状支持具の一端とを二股状係合突起付コネクタにて連結を繰り返す第2の工程と、
1本目の螺旋状支持具と固定金具とケーブルとが他方の電柱側に到達した時点でメッセンジャーワイヤと螺旋状支持具とを固定金具に固定する第3の工程と、
を有することに特徴を有する。
【0010】
請求項3の発明は、一方の電柱付近でメッセンジャーワイヤに螺旋状支持具を、該螺旋状支持具の螺旋内に前記メッセンジャーワイヤが入るようにして取り付け、該メッセンジャーワイヤを固定金具内に遊通させ、前記螺旋状支持具と固定金具とを仮留めし、電柱間に張設したメッセンジャーワイヤに螺旋状支持具を使用してケーブルを吊下げるための請求項1又は2に記載の施工方法において使用する固定金具であって、
該固定金具は、前板と中間板と後板とからなる挟持板と、該前板と中間板との間に介設される冶具と、前記前板と中間板と後板相互の間隔を互いに接近又は離接させる締結金具とからなり、前記メッセンジャーワイヤを前記前板と中間板との間で遊通、挟持及び前記螺旋状支持具を前記中間板と後板との間で挟持することに特徴を有する。
【0011】
請求項4の発明は、請求項3に記載の発明において、前記締結金具は、前記挟持板の上部及び下部に穿孔されたボルト貫通孔と、該ボルト貫通孔に前記挟持板の前板側から挿入されるボルトと、該ボルトに前記挟持板の後板側から螺合するナットとからなり、前記挟持板の前板と中間板との上部側には前記メッセンジャーワイヤを遊通挟持する凹部が、後板には中間板と前記螺旋状支持具を挟持する凹部が形成されていることに特徴を有する。
【0012】
請求項5の発明は、一方の電柱付近でメッセンジャーワイヤに螺旋状支持具を、該螺旋状支持具の螺旋内に前記メッセンジャーワイヤが入るようにして取り付け、該メッセンジャーワイヤを固定金具内に遊通させ、前記螺旋状支持具と固定金具とを仮留めし、電柱間に張設したメッセンジャーワイヤに螺旋状支持具を使用してケーブルを吊下げるための請求項1又は2に記載の施工方法において使用する固定金具であって、
該固定金具は、前記メッセンジャーワイヤを両側から遊通状態で挟持するU字状の挟持板と、前記U字状の挟持板に前記メッセンジャーワイヤと螺旋状支持具の両部材を当接させて固定する固定具とからなり、前記メッセンジャーワイヤを遊通、挟持及び前記螺旋状支持具を挟持することに特徴を有する。
【0013】
請求項6の発明は、請求項5に記載の発明において、前記固定具は、前記U字状の挟持板の4箇所に穿孔されたU字ボルト貫通孔と、該U字ボルト貫通孔の一方側から挿入されるボルトと、該U字ボルトに前記挟持板の他方側から螺合するナットとからなることに特徴を有する。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図5は本発明に係る螺旋状支持具を使用したケーブルの吊架施工方法の手順の一例を示す説明図である。
【0015】
先ず、図1に示すように予め、電柱6a,6b間にはメッセンジャーワイヤ7が張設されている。そして、一方の電柱6a側から、メッセンジャーワイヤ7に螺旋状支持具1を巻き付け、この螺旋状支持具1の先端とメッセンジャーワイヤ7とを固定金具8によって仮止めするのである。この時、固定金具8はメッセンジャーワイヤ7上を移動することができる程度に緩く固定金具8に遊通、保持されている。
【0016】
次に、図2に示すように、専用治具9を使用して固定金具8の両側にロープ10a,10bを取付け、このロープ10a,10bを図面上、左右に位置する電柱6a,6bに取付けられている金車11a,11bに通すのである。この時、図面上、左側のロープ10aは螺旋状支持具1の螺旋内に入る位置に取付けられるようにしている。
【0017】
次に、図3に示すように、第1番目の螺旋状支持具1aの後端部と第2番目の螺旋状支持具1bの先端部とを接続した後、右側のロープ10bを右方向に引っ張り、メッセンジャーワイヤ7に沿って固定金具8を右側に移動させるのである。この時、同様にして、左側のロープ10aは螺旋状支持具1bの螺旋内に入るのである。
【0018】
さらに、第2番目の螺旋状支持具1bの後端部と第3番目の螺旋状支持具の先端部とを接続して…というように、上述の作業を繰り返すことにより、電柱6a,6b間に螺旋状支持具1を配設するのである。
【0019】
そして、図4に示すように、1区間の電柱6a,6bに螺旋状支持具1の配設が完了した状態で、各々の電柱6a,6b付近の螺旋状支持具1とメッセンジャーワイヤ7とを固定金具8a,8bで固定し、右側の固定金具8bに取付けてあるロープ10bを専用治具9と共に取り外すのである。この取り外したロープ10bと専用治具9とは次の電柱6b,6c間の螺旋状支持具1の配設に再度使用し、図示しないが6c以降も再度繰り返し使用するのである。
【0020】
最後に、図5に示すように、通信ケーブル12を張設すべき電柱6a,6b,6c区間の全てに螺旋状支持具1を配設したところで、ケーブルクリップ13と撚り戻し器14とを介してロープ10bと通信ケーブル12とを接続し、ロープ12を図面上、右側の電柱6aから引っ張ることによって、通信ケーブル12を螺旋状支持具1の螺旋内に通しつつ、電柱6a,6b,6c区間全体への張設が完了するのである。
【0021】
図6は本発明に係る螺旋状支持具を使用したケーブルの吊架施工方法に使用する固定金具の断面を示す説明図である。固定金具8cは前板81aと中間板81bと後板81cとからなる挟持板81と、この挟持板81の上部及び下部に穿孔されたボルト貫通孔と、このボルト貫通孔に挟持板81の前板81a側から挿入されるボルト15と、このボルト15に挟持板81の後板81c側から螺合するナット16とからなるものである。
【0022】
また、挟持板81の前板81aと中間板81bとの上部側には前記メッセンジャーワイヤ7を遊通、挟持する凹部82a,82bが設置されている。又、後板81cの中間には螺旋状支持具1を挟持する凹部82cが設置されている。
【0023】
図6(イ)は、ロープ接続用の専用治具9を前板81aと中間板81bとの間のボルト15に取付けた状態を示す断面図である。前述したように、螺旋状支持具1とメッセンジャーワイヤ7とを仮留めする場合には、このように専用治具9を使用すればメッセンジャーワイヤ7を遊通させる前板81aと中間板81bとの凹部82a,82b間に隙間を形成することができるので、固定金具8cをメッセンジャーワイヤ7に沿って移動させることができるのである。
【0024】
又、前板81aと中間板81bの凹部82a,82bは固定金具8cの上側に取付けてあるので、固定金具8cの重心が凹部82a,82bより下にくることから固定金具8cのメッセンジャーワイヤ7上を摺動する移動によっても固定金具8cが回転することがないのである。
【0025】
一方、図6(ロ)は、固定金具8cにメッセンジャーワイヤ7と螺旋状支持具1とを固定した状態を示す断面図である。この図に示すように専用治具9を取り外した状態で、ナット16によってボルト15を締付けることによって、図4で示したように各々の電柱6a、6b、6c付近の螺旋状支持具1とメッセンジャーワイヤ7とを固定金具8cで固定するのである。
【0026】
図7は、固定金具の他の例を示す図であり、図7(イ)は正面図と右側面図及び左側面図である。また、図7(ロ)はメッセンジャーワイヤと螺旋状支持具とを固定した状態を示す斜視図である。
【0027】
この固定金具8dは、メッセンジャーワイヤ7と螺旋状支持具1との固定のみを行う金具であり、U字形状の挟持板83の一方の側面83aにメッセンジャーワイヤ7を案内し固定する溝83bが形成されている。また、溝83bの上部にメッセンジャーワイヤ7を固定する突起83cが形成されている。
【0028】
さらに、他方の側面83dには螺旋状支持具1を案内し固定する溝83eが形成されていて、この溝83eの上部には同様にして螺旋状支持具1を固定する突起83fが形成されている。
【0029】
そして、挟持板83の両端部にはボルト貫通孔が穿設されていて、このボルト貫通孔にボルト15を貫通させ、ナット16で締め付けることによってメッセンジャーワイヤ7と螺旋状支持具1とが固定されるのである。
【0030】
図8は、固定金具のさらに他の例を示す分解説明図である。また、図9は、この固定金具の使用方法を示す説明図である。
【0031】
この固定金具8eは、Uボルト15a及びこれに螺合するナット16,16と、4箇所に穿設されているUボルト15aが貫通する貫通孔84cとで構成される固定具と、U字状の挟持板84とからなるものである。
【0032】
この固定金具8eの使用方法は、図9(イ)に示すようにU字状の挟持板84をメッセンジャーワイヤ7に掛け遊通し、螺旋状支持具1はUボルト15aとU字状の挟持板84の一方の板84aとの間に挟んで挟持板84の他方の板84b側からナット16を締め付けて固定するのである。この時、固定金具8eはメッセンジャーワイヤ7に掛けられ遊通されているだけの状態なので、メッセンジャーワイヤ7上を摺動して移動することができるのである。また、前述のケーブル牽引用ロープ又はケーブルの先端にフックを取付ければこのフックをUボルト15aに引っ掛けることができるのである。
【0033】
そして、メッセンジャーワイヤ7上の移動が終了してメッセンジャーワイヤ7と螺旋状支持具1とを強固に固定する場合には,一旦固定金具8eをメッセンジャーワイヤ7から取り外した後、図9(ロ)に示すようにメッセンジャーワイヤ7と螺旋状支持具1とをUボルト15aとU字状の挟持板84の一方の板84aとの間に挟んでU字状の挟持板84の他方の板84b側からナット16を締め付けて固定するのである。
【0034】
尚、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の実施形態をとるこができることは言うまでもない。上記実施形態では固定金具8とケーブル牽引用ロープ10a,10bとを接続する構成としているが、これに限定されるものではなく、ケーブル牽引用ロープ10a,10bを使用せずに直接固定金具8とケーブル12とを接続する構成とすることもできるものである。
【0035】
【発明の効果】
請求項1の発明は、電柱間に張設したメッセンジャーワイヤに螺旋状支持具を使用してケーブルを吊下げるための施工方法において、
一方の電柱付近でメッセンジャーワイヤに螺旋状支持具を、該螺旋状支持具の螺旋内に前記メッセンジャーワイヤが入るようにして取り付け、該メッセンジャーワイヤを固定金具内に遊通させ、前記螺旋状支持具と固定金具とを仮留めし、該固定金具とケーブル牽引用ロープとを接続し、且つ該ケーブル牽引用ロープの一方が前記螺旋状支持具の螺旋内に入るようにして、それら全てを他方の電柱側に移送する第1の工程と、
前記螺旋状支持具の他端とこれに連接する螺旋状支持具の一端とを二股状係合突起付コネクタにて連結を繰り返す第2の工程と、
1本目の螺旋状支持具と固定金具とケーブル牽引用ロープとが他方の電柱側に到達した時点でメッセンジャーワイヤと螺旋状支持具とを固定金具に固定し、既に螺旋状支持具の螺旋内に入っているケーブル牽引用ロープの後端にケーブルを連結して該ケーブルを引き込む第3の工程と、
を有することに特徴を有するので、特許第3203556号公報に記載の方法で使用していた引き紐通し具を用いる必要がなく、作業の効率化が図られコスト安な施工方法である。また、施工作業が電柱側だけで行うことができるので、作業者の安全を図ることができる。
【0036】
請求項2の発明は、電柱間に張設したメッセンジャーワイヤに螺旋状支持具を使用してケーブルを吊下げるための施工方法において、
一方の電柱付近でメッセンジャーワイヤに螺旋状支持具を、該螺旋状支持具の螺旋内に前記メッセンジャーワイヤが入るようにして取り付け、該メッセンジャーワイヤを固定金具内に遊通させ、前記螺旋状支持具と固定金具とを仮留めし、該固定金具とケーブルとを接続し、且つ該ケーブルが前記螺旋状支持具の螺旋内に入るようにして、それら全てを他方の電柱側に移送する第1の工程と、
前記螺旋状支持具の他端とこれに連接する螺旋状支持具の一端とを二股状係合突起付コネクタにて連結を繰り返す第2の工程と、
1本目の螺旋状支持具と固定金具とケーブルとが他方の電柱側に到達した時点でメッセンジャーワイヤと螺旋状支持具とを固定金具に固定する第3の工程と、
を有することに特徴を有するので、特にケーブル牽引用ロープの吊り下げ施工の必要はないので、請求項1の発明よりもさらに、作業を簡略化させることができ、コスト安な施工方法である。
【0037】
請求項3の発明は、一方の電柱付近でメッセンジャーワイヤに螺旋状支持具を、該螺旋状支持具の螺旋内に前記メッセンジャーワイヤが入るようにして取り付け、該メッセンジャーワイヤを固定金具内に遊通させ、前記螺旋状支持具と固定金具とを仮留めし、電柱間に張設したメッセンジャーワイヤに螺旋状支持具を使用してケーブルを吊下げるための請求項1又は2に記載の施工方法において使用する固定金具であって、
該固定金具は、前板と中間板と後板とからなる挟持板と、該前板と中間板との間に介設される冶具と、前記前板と中間板と後板相互の間隔を互いに接近又は離接させる締結金具とからなり、前記メッセンジャーワイヤを前記前板と中間板との間で遊通、挟持及び前記螺旋状支持具を前記中間板と後板との間で挟持することに特徴を有するので、固定金具がメッセンジャーワイヤ上を移動することができ、螺旋状支持具とメッセンジャーワイヤの固定を確実に行うことができる。また、メッセンジャーワイヤに取付けた固定金具の重心がメッセンジャーワイヤを挟持する凹部よりも下側に位置するので、固定金具が回転することを防ぐこともできる。
【0038】
請求項4の発明は、請求項3に記載の発明において、前記締結金具は、前記挟持板の上部及び下部に穿孔されたボルト貫通孔と、該ボルト貫通孔に前記挟持板の前板側から挿入されるボルトと、該ボルトに前記挟持板の後板側から螺合するナットとからなり、前記挟持板の前板と中間板との上部側には前記メッセンジャーワイヤを遊通挟持する凹部が、後板には中間板と前記螺旋状支持具を挟持する凹部が形成されているので、請求項3に記載の発明と同様の効果を得ることができる。
【0039】
請求項5の発明は、一方の電柱付近でメッセンジャーワイヤに螺旋状支持具を、該螺旋状支持具の螺旋内に前記メッセンジャーワイヤが入るようにして取り付け、該メッセンジャーワイヤを固定金具内に遊通させ、前記螺旋状支持具と固定金具とを仮留めし、電柱間に張設したメッセンジャーワイヤに螺旋状支持具を使用してケーブルを吊下げるための請求項1又は2に記載の施工方法において使用する固定金具であって、
該固定金具は、前記メッセンジャーワイヤを両側から遊通状態で挟持するU字状の挟持板と、前記U字状の挟持板に前記メッセンジャーワイヤと螺旋状支持具の両部材を当接させて固定する固定具とからなり、前記メッセンジャーワイヤを遊通、挟持及び前記螺旋状支持具を挟持することに特徴を有するので、固定金具がメッセンジャーワイヤ上を移動することができ、メッセンジャーワイヤと螺旋状支持具とを固定することができると共に、製作も容易なことからコスト高になることもない固定金具を提供することができる。
【0040】
請求項6の発明は、請求項5に記載の発明において、前記固定具は、前記U字状の挟持板の4箇所に穿孔されたU字ボルト貫通孔と、該U字ボルト貫通孔の一方側から挿入されるボルトと、該U字ボルトに前記挟持板の他方側から螺合するナットとからなることに特徴を有するので、請求項5に記載の発明と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るケーブル吊架施工方法の説明図である。
【図2】 本発明に係るケーブル吊架施工方法の説明図である。
【図3】 本発明に係るケーブル吊架施工方法の説明図である。
【図4】 本発明に係るケーブル吊架施工方法の説明図である。
【図5】 本発明に係るケーブル吊架施工方法の説明図である。
【図6】 本発明で使用する固定金具の断面を示す説明図である。
【図7】 本発明で使用する固定金具の他例を示す説明図である。
【図8】 本発明で使用する固定金具の他例を示す説明図である。
【図9】 本発明で使用する固定金具の使用方法を示す説明図である。
【図10】本発明で使用する螺旋状支持具を示す説明図である。
【図11】本発明で使用する螺旋状支持具のコネクタ部分を示す説明図である。
【符号の説明】
1 螺旋状支持具
2 コネクタ
7 メッセンジャーワイヤ
8,8c,8d,8e 固定金具
9 専用治具
10a,10b ケーブル牽引用ロープ
11a,11b 金車
12 通信ケーブル[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a construction method for suspending an electric wire, a cable, a communication line, or the like on a messenger wire stretched between utility poles using a spiral support, and a fixing metal fitting used therefor.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a method described in Japanese Patent No. 3203556 is known as a construction method for suspending a cable between messenger wires stretched between utility poles using a spiral support.
[0003]
In this construction method, a spiral support is attached to a messenger wire in the vicinity of one power pole and transferred to the other power pole, and the other end of the spiral support and one end of the spiral support connected to the other end. The procedure to repeat the connection with the connector with male and female terminals formed with a joint sleeve, and when the state-of-the-art spiral support reaches the other utility pole, use the fixture to fix the spiral support to the messenger wire The procedure and the procedure of drawing the cable into the spiral support using a drawstring threader.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, the connector used in the above construction method is to connect the male terminal connector and the female terminal connector, and two types of connectors must be prepared in advance. Since the support has directionality, it took time for construction work.
[0005]
The invention described in Japanese Patent Application No. 2001-380927 of the present applicant has solved this problem. In the present invention, as shown in FIGS. 10 and 11, a
[0006]
Accordingly, since only one type of
[0007]
Therefore, the present invention uses the above-described
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The invention of
A spiral support is attached to the messenger wire in the vicinity of one of the utility poles so that the messenger wire enters the spiral of the spiral support, and the messenger wire is allowed to pass through the fixing bracket, thereby the spiral support. And the fixing bracket, temporarily connecting the fixing bracket and the cable pulling rope, so that one of the cable pulling ropes is within the spiral of the helical support, and A first step of transferring to the utility pole side;
A second step of repeatedly connecting the other end of the spiral support tool and one end of the spiral support tool connected thereto with a connector with a bifurcated engagement protrusion;
When the first spiral support, the fixing bracket, and the cable pulling rope reach the other power pole side, the messenger wire and the spiral support are fixed to the fixing bracket, and are already in the spiral of the spiral support. A third step of connecting the cable to the rear end of the contained cable pulling rope and drawing the cable;
It has the characteristic in having.
[0009]
The invention of
A spiral support is attached to the messenger wire in the vicinity of one of the utility poles so that the messenger wire enters the spiral of the spiral support, and the messenger wire is allowed to pass through the fixing bracket, thereby the spiral support. First fixing the fixing bracket and the fixing bracket, connecting the fixing bracket and the cable, and moving the cable to the other utility pole side so that the cable enters the spiral of the spiral support. Process,
A second step of repeatedly connecting the other end of the spiral support tool and one end of the spiral support tool connected thereto with a connector with a bifurcated engagement protrusion;
A third step of fixing the messenger wire and the spiral support to the fixing bracket when the first spiral support, the fixing bracket and the cable reach the other power pole side;
It has the characteristic in having.
[0010]
According to the invention of claim 3 , a spiral support is attached to the messenger wire in the vicinity of one of the power poles so that the messenger wire enters the spiral of the spiral support, and the messenger wire is loosely inserted into the fixing bracket. In the construction method according to
The fixing bracket includes a sandwiching plate composed of a front plate, an intermediate plate , and a rear plate, a jig interposed between the front plate and the intermediate plate, and an interval between the front plate, the intermediate plate, and the rear plate. It consists of a fastener that approaches or separates from each other , and the messenger wire is allowed to freely pass between the front plate and the intermediate plate, and the helical support is clamped between the intermediate plate and the rear plate. It has the characteristics.
[0011]
According to a fourth aspect of the present invention, in the third aspect of the present invention, the fastening bracket includes a bolt through-hole drilled in an upper portion and a lower portion of the clamping plate, and the bolt through-hole from the front plate side of the clamping plate. A bolt to be inserted and a nut screwed into the bolt from the rear plate side of the clamping plate, and a recess for loosely clamping the messenger wire on the upper side of the front plate and the intermediate plate of the clamping plate The rear plate is characterized in that a recess for holding the intermediate plate and the helical support member is formed.
[0012]
According to the invention of claim 5 , a spiral support is attached to the messenger wire in the vicinity of one of the power poles so that the messenger wire enters the spiral of the spiral support, and the messenger wire is loosely inserted into the fixing bracket. In the construction method according to
The fixing metal fitting is fixed to a U-shaped holding plate that holds the messenger wire in a loose state from both sides, and the U-shaped holding plate is brought into contact with both members of the messenger wire and a spiral support. The messenger wire is allowed to pass through and sandwich, and the spiral support tool is sandwiched.
[0013]
According to a sixth aspect of the present invention, in the fifth aspect of the present invention, the fixture includes a U-shaped bolt through-hole drilled in four locations on the U-shaped clamping plate, and one of the U-shaped bolt through-holes. It is characterized by comprising a bolt inserted from the side and a nut screwed into the U-bolt from the other side of the clamping plate.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. 1-5 is explanatory drawing which shows an example of the procedure of the cable suspension construction method using the helical support tool which concerns on this invention.
[0015]
First, as shown in FIG. 1, a
[0016]
Next, as shown in FIG. 2, the
[0017]
Next, as shown in FIG. 3, after connecting the rear end of the first spiral support 1a and the tip of the
[0018]
Further, by connecting the rear end portion of the second
[0019]
Then, as shown in FIG. 4, in the state where the
[0020]
Finally, as shown in FIG. 5, when the
[0021]
FIG. 6 is an explanatory view showing a cross section of a fixing bracket used in a cable suspension construction method using a helical support according to the present invention. The fixing
[0022]
Further, on the upper side of the
[0023]
FIG. 6 (a) is a cross-sectional view showing a state in which the
[0024]
Further, since the
[0025]
On the other hand, FIG. 6B is a cross-sectional view showing a state in which the
[0026]
FIG. 7 is a view showing another example of the fixing bracket, and FIG. 7A is a front view, a right side view, and a left side view. FIG. 7B is a perspective view showing a state in which the messenger wire and the spiral support are fixed.
[0027]
The fixing
[0028]
Further, a
[0029]
Bolt through holes are formed at both ends of the clamping
[0030]
FIG. 8 is an exploded explanatory view showing still another example of the fixture. Moreover, FIG. 9 is explanatory drawing which shows the usage method of this fixing bracket.
[0031]
The
[0032]
As shown in FIG. 9 (a), the fixing
[0033]
When the movement on the
[0034]
In addition, it cannot be overemphasized that various embodiment can be taken in the range which does not deviate from the meaning of this invention. In the above embodiment, the fixing
[0035]
【The invention's effect】
The invention of
A spiral support is attached to the messenger wire in the vicinity of one of the utility poles so that the messenger wire enters the spiral of the spiral support, and the messenger wire is allowed to pass through the fixing bracket, thereby the spiral support. And the fixing bracket, temporarily connecting the fixing bracket and the cable pulling rope, so that one of the cable pulling ropes is within the spiral of the helical support, and A first step of transferring to the utility pole side;
A second step of repeatedly connecting the other end of the spiral support tool and one end of the spiral support tool connected thereto with a connector with a bifurcated engagement protrusion;
When the first spiral support, the fixing bracket, and the cable pulling rope reach the other power pole side, the messenger wire and the spiral support are fixed to the fixing bracket, and are already in the spiral of the spiral support. A third step of connecting the cable to the rear end of the contained cable pulling rope and drawing the cable;
Therefore, there is no need to use the drawstring threading tool used in the method described in Japanese Patent No. 3203556, which is a construction method that improves work efficiency and is low in cost. Moreover, since the construction work can be performed only on the utility pole side, the safety of the operator can be achieved.
[0036]
The invention of
A spiral support is attached to the messenger wire in the vicinity of one of the utility poles so that the messenger wire enters the spiral of the spiral support, and the messenger wire is allowed to pass through the fixing bracket, thereby the spiral support. First fixing the fixing bracket and the fixing bracket, connecting the fixing bracket and the cable, and moving the cable to the other utility pole side so that the cable enters the spiral of the spiral support. Process,
A second step of repeatedly connecting the other end of the spiral support tool and one end of the spiral support tool connected thereto with a connector with a bifurcated engagement protrusion;
A third step of fixing the messenger wire and the spiral support to the fixing bracket when the first spiral support, the fixing bracket and the cable reach the other power pole side;
Since there is no need to suspend the cable pulling rope in particular, the work can be further simplified and the cost can be reduced.
[0037]
According to the invention of claim 3 , a spiral support is attached to the messenger wire in the vicinity of one of the power poles so that the messenger wire enters the spiral of the spiral support, and the messenger wire is loosely inserted into the fixing bracket. In the construction method according to
The fixing bracket includes a sandwiching plate composed of a front plate, an intermediate plate , and a rear plate, a jig interposed between the front plate and the intermediate plate, and an interval between the front plate, the intermediate plate, and the rear plate. It consists of a fastener that approaches or separates from each other , and the messenger wire is allowed to freely pass between the front plate and the intermediate plate, and the helical support is clamped between the intermediate plate and the rear plate. Therefore, the fixing bracket can move on the messenger wire, and the helical support tool and the messenger wire can be securely fixed. In addition, since the center of gravity of the fixing bracket attached to the messenger wire is located below the concave portion that holds the messenger wire, it is possible to prevent the fixing bracket from rotating.
[0038]
According to a fourth aspect of the present invention, in the third aspect of the present invention, the fastening bracket includes a bolt through-hole drilled in an upper portion and a lower portion of the clamping plate, and the bolt through-hole from the front plate side of the clamping plate. A bolt to be inserted and a nut screwed into the bolt from the rear plate side of the clamping plate, and a recess for loosely clamping the messenger wire on the upper side of the front plate and the intermediate plate of the clamping plate Since the rear plate is formed with a recess for sandwiching the intermediate plate and the helical support , the same effect as that of the invention according to claim 3 can be obtained.
[0039]
According to the invention of claim 5 , a spiral support is attached to the messenger wire in the vicinity of one of the power poles so that the messenger wire enters the spiral of the spiral support, and the messenger wire is loosely inserted into the fixing bracket. In the construction method according to
The fixing metal fitting is fixed to a U-shaped holding plate that holds the messenger wire in a loose state from both sides, and the U-shaped holding plate is brought into contact with both members of the messenger wire and a spiral support. The fixture is characterized in that the messenger wire is passed through, pinched, and the spiral support tool is clamped, so that the fixture can move on the messenger wire, and the messenger wire and the spiral support It is possible to provide a fixing bracket that can be fixed to the tool and that is easy to manufacture and does not increase the cost.
[0040]
According to a sixth aspect of the present invention, in the fifth aspect of the present invention, the fixture includes a U-shaped bolt through-hole drilled in four locations on the U-shaped clamping plate, and one of the U-shaped bolt through-holes. Since it is characterized by comprising a bolt inserted from the side and a nut screwed into the U-bolt from the other side of the clamping plate, the same effect as the invention according to claim 5 can be obtained. .
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory diagram of a cable suspension construction method according to the present invention.
FIG. 2 is an explanatory diagram of a cable suspension construction method according to the present invention.
FIG. 3 is an explanatory diagram of a cable suspension construction method according to the present invention.
FIG. 4 is an explanatory diagram of a cable suspension construction method according to the present invention.
FIG. 5 is an explanatory diagram of a cable suspension construction method according to the present invention.
FIG. 6 is an explanatory view showing a cross section of a fixing metal fitting used in the present invention.
FIG. 7 is an explanatory view showing another example of a fixture used in the present invention.
FIG. 8 is an explanatory view showing another example of a fixing metal fitting used in the present invention.
FIG. 9 is an explanatory view showing a method of using the fixing bracket used in the present invention.
FIG. 10 is an explanatory view showing a spiral support used in the present invention.
FIG. 11 is an explanatory view showing a connector portion of a helical support used in the present invention .
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (6)
一方の電柱付近でメッセンジャーワイヤに螺旋状支持具を、該螺旋状支持具の螺旋内に前記メッセンジャーワイヤが入るようにして取り付け、該メッセンジャーワイヤを固定金具内に遊通させ、前記螺旋状支持具と固定金具とを仮留めし、該固定金具とケーブル牽引用ロープとを接続し、且つ該ケーブル牽引用ロープの一方が前記螺旋状支持具の螺旋内に入るようにして、それら全てを他方の電柱側に移送する第1の工程と、
前記螺旋状支持具の他端とこれに連接する螺旋状支持具の一端とを二股状係合突起付コネクタにて連結を繰り返す第2の工程と、
1本目の螺旋状支持具と固定金具とケーブル牽引用ロープとが他方の電柱側に到達した時点でメッセンジャーワイヤと螺旋状支持具とを固定金具に固定し、既に螺旋状支持具の螺旋内に入っているケーブル牽引用ロープの後端にケーブルを連結して該ケーブルを引き込む第3の工程と、
を有することを特徴とする螺旋状支持具を使用したケーブルの吊架施工方法。In the construction method to suspend the cable using a spiral support tool on the messenger wire stretched between the utility poles,
A spiral support is attached to the messenger wire in the vicinity of one of the utility poles so that the messenger wire enters the spiral of the spiral support, and the messenger wire is allowed to pass through the fixing bracket, thereby the spiral support. And the fixing bracket, temporarily connecting the fixing bracket and the cable pulling rope, so that one of the cable pulling ropes is within the spiral of the helical support, and A first step of transferring to the utility pole side;
A second step of repeatedly connecting the other end of the spiral support tool and one end of the spiral support tool connected thereto with a connector with a bifurcated engagement protrusion;
When the first spiral support, the fixing bracket, and the cable pulling rope reach the other power pole side, the messenger wire and the spiral support are fixed to the fixing bracket, and are already in the spiral of the spiral support. A third step of connecting the cable to the rear end of the contained cable pulling rope and drawing the cable;
A cable suspension construction method using a spiral support tool characterized by comprising:
一方の電柱付近でメッセンジャーワイヤに螺旋状支持具を、該螺旋状支持具の螺旋内に前記メッセンジャーワイヤが入るようにして取り付け、該メッセンジャーワイヤを固定金具内に遊通させ、前記螺旋状支持具と固定金具とを仮留めし、該固定金具とケーブルとを接続し、且つ該ケーブルが前記螺旋状支持具の螺旋内に入るようにして、それら全てを他方の電柱側に移送する第1の工程と、
前記螺旋状支持具の他端とこれに連接する螺旋状支持具の一端とを二股状係合突起付コネクタにて連結を繰り返す第2の工程と、
1本目の螺旋状支持具と固定金具とケーブルとが他方の電柱側に到達した時点でメッセンジャーワイヤと螺旋状支持具とを固定金具に固定する第3の工程と、
を有することを特徴とする螺旋状支持具を使用したケーブルの吊架施工方法。In the construction method to suspend the cable using a spiral support tool on the messenger wire stretched between the utility poles,
A spiral support is attached to the messenger wire in the vicinity of one of the utility poles so that the messenger wire enters the spiral of the spiral support, and the messenger wire is allowed to pass through the fixing bracket, thereby the spiral support. First fixing the fixing bracket and the fixing bracket, connecting the fixing bracket and the cable, and moving the cable to the other utility pole side so that the cable enters the spiral of the spiral support. Process,
A second step of repeatedly connecting the other end of the spiral support tool and one end of the spiral support tool connected thereto with a connector with a bifurcated engagement protrusion;
A third step of fixing the messenger wire and the spiral support to the fixing bracket when the first spiral support, the fixing bracket and the cable reach the other power pole side;
A cable suspension construction method using a spiral support tool characterized by comprising:
該固定金具は、前板と中間板と後板とからなる挟持板と、該前板と中間板との間に介設される冶具と、前記前板と中間板と後板相互の間隔を互いに接近又は離接させる締結金具とからなり、
前記メッセンジャーワイヤを前記前板と中間板との間で遊通、挟持及び前記螺旋状支持具を前記中間板と後板との間で挟持することを特徴とする固定金具。 A spiral support is attached to the messenger wire in the vicinity of one of the utility poles so that the messenger wire enters the spiral of the spiral support, and the messenger wire is allowed to pass through the fixing bracket, thereby the spiral support. A fixing bracket used in the construction method according to claim 1 or 2, wherein the cable is suspended using a spiral support tool on a messenger wire stretched between utility poles. ,
The fixing bracket includes a sandwiching plate composed of a front plate, an intermediate plate , and a rear plate, a jig interposed between the front plate and the intermediate plate, and an interval between the front plate, the intermediate plate, and the rear plate. It consists of fasteners that approach or separate from each other ,
A fixing metal fitting characterized in that the messenger wire is allowed to freely pass between the front plate and the intermediate plate, and the spiral support is clamped between the intermediate plate and the rear plate .
該固定金具は、前記メッセンジャーワイヤを両側から遊通状態で挟持するU字状の挟持板と、前記U字状の挟持板に前記メッセンジャーワイヤと螺旋状支持具の両部材を当接させて固定する固定具とからなり、
前記メッセンジャーワイヤを遊通、挟持及び前記螺旋状支持具を挟持することを特徴とする固定金具。 The helical support the messenger wire around one electric pole, mounted as the messenger wire is within the helix of the helical support, is遊通 the messenger wire in the fixed metal fitting, said helical support The fixing bracket used in the construction method according to claim 1 or 2, wherein the cable and the fixing bracket are temporarily fastened, and the cable is suspended by using a spiral support tool on a messenger wire stretched between the utility poles. And
The fixing metal fitting is fixed to a U-shaped holding plate that holds the messenger wire in a loose state from both sides, and the U-shaped holding plate is brought into contact with both members of the messenger wire and a spiral support. A fixing tool that
A fixing metal fitting characterized in that the messenger wire is allowed to go through and pinch and the helical support is pinched.
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