JP3967281B2 - Hot air heater - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、電気、ガスあるいは石油を熱源とする温風暖房機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、ファンヒータには、過熱や転倒に対する安全装置が装備され、手を触れても火傷するおそれがないので、高齢者や小児がいる家庭でも比較的安心して利用できる上に、熱風吹出し口が本体前面の下部にあって、温風が床面を這うようにして進み、足元から温める構造であるために、頭寒足熱のきわめて理想的な暖房が得られるという利点がある。
【0003】
しかしながら、上記のようなファンヒータは、熱風を床面に沿って吹き出す構造となっているために、高齢者や小児が温風吹出し口に近づき過ぎても気付かないような場合、着衣が過熱したり、低温火傷を起こしたりするおそれがある。このような場合には直ちにファンヒータの運転を停止するのが望ましい。
【0004】
従来の温風暖房機として、特許文献1には、機器本体の前板に設けた温風吹出口と、その下部であって床面近くに設けた輻射センサと、この輻射センサからの出力に基づいて暖房出力を制御する制御部とを備え、居住空間に近い床面からの輻射熱を感度よく検出して効果的に暖房出力を制御し、さらに機器本体の前方に障害物等が置かれた際、温風の熱の逆流を敏感に検出し、障害物自体の温度が高温になる以前に燃焼量を制御することが開示されている。
【0005】
特許文献2には、暖房機の全面に焦電型等の非接触型温度検出素子を設け、暖房機前方に障害物が近寄ったときに、暖房機の運転を停止するようにした安全装置が開示されている。
【0006】
特許文献3には、ファンヒータ本体の前面下部に設けた熱風吹き出し口の近傍に、前方に向けて物体距離センサを取り付け、該物体距離センサが一定距離内に物体を検知した場合に、その検知出力によりタイマを作動させ、該タイマの限度出力によってファンヒータの運転を停止し、若しくは燃焼量を減少させるファンヒータが開示されている。
【0007】
【特許文献1】
特開平8−327057号公報(要約参照)
【特許文献2】
実開昭58−108319号公報(明細書1頁11行〜15行参照)
【特許文献3】
特開平11−257752号公報(請求項1、要約参照)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のようなファンヒータにおいて、物体が検知されても、その物体がその場所を単に通過し、あるいは比較的短時間でその場所から立ち去る場合には、ファンヒータの運転を直ちに停止することは使用上好ましいものではない。
【0009】
しかしながら、特許文献1、2に開示するファンヒータにおいては、温風の熱の逆流を敏感に検知し過ぎるため、その物体がその場所を単に通過し、あるいは比較的短時間でその場所から立ち去る場合でも、ファンヒータの運転を停止してしまうおそれがある。また、一つの温度センサ(輻射センサや非接触型温度検出素子)を室温の検知と障害物の検知とを兼用しているため、室温の変化、送風機周辺の環境状態(例えば、フィルターの埃がつくなど)の変化、さらには温風暖房機の据付状態によって、必ずしも正確な検知を行えるとは限らないといった難点がある。
【0010】
また、特許文献3では、距離センサにより障害物を検知しているため、温風の吹出し温度と関係なく、比較的低温の温風が吹出されて火傷の危険性がない場合でも運転を停止してしまう欠点がある。
【0011】
本発明は、上記に鑑み、常時、前方の物体の有無を監視し、危険な場合にのみ運転を停止し、あるいは暖房出力を減少させるようにして、安全性を向上し得る温風暖房機の提供を目的とするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係る温風暖房機においては、機器本体と、機器本体の前板に設けた温風吹き出し口と、前板の温風吹き出し口の近傍に設けられ機器本体の前方に位置する障害物により機器本体に逆流する温風の温度を検知する温度センサと、室内の空気温度を検出する室温検知センサと、暖房出力を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記温度センサと室温検知センサとで検出された温度差が、第1の値以上で第1の時間継続されたときに暖房出力を通常の暖房出力よりも小さくし、さらに、第1の値よりも小さい第2の値以上の温度差が前記第1の時間より長い第2の時間継続されたときに、一旦、元の暖房出力に戻し、再び上記のサイクルを複数回繰り返し、上記サイクルを複数回繰り返したときに前記第2の値以上の温度差が解消しない場合に暖房出力を停止することを特徴とする。上記構成によると、暖房出力状態で障害物の様子を確実に監視することができ、暖房運転をさらに良好に維持させつつ、安全性を向上させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る温風暖房機として液体燃料燃焼装置を搭載した石油ファンヒータにおける実施形態を図面に基づいて説明する。図1は液体燃料燃焼装置を搭載した石油ファンヒータの正面側斜視図、図2は同じくその側面断面図である。
【0020】
図1において、1は機器本体、2は機器本体の前板7の下部に設けられ、温風を案内するルーバが取り付けられた温風吹き出し口、3は本体の上面前側に配設された操作表示部、4は温風を下向き方向に吹き出すルーバ、5は本体蓋を兼ね備えた給油タンクである。機器本体1の外装体は、前面を覆う前板7と、上面を覆う上面板8と、側面及び背面を覆う背面板9とが置台10の上に固定して構成されている。
【0021】
図2において、11は機器本体の背面側の温風取入口に取り付けられた送風手段としての対流ファン、12は対流ファンのファンモータ、13は機器本体1の背面に設けられた空気取入口、14は燃焼室、15は燃焼室下方のバーナである。この燃焼室14およびバーナ15により温風暖房機の発熱部が構成される。この発熱部の暖房能力は図3に示す燃料経路の各構成部材を制御することにより変更される。
【0022】
図3は燃料経路の概略図である。図3において、5は本体より取外し自在の給油タンク、19は点火ヒータ、20はバーナ上方に配置される炎検知手段としてのフレームセンサ、21は給油タンクの燃料を送るポンプとしての電磁ポンプ、22は電磁ポンプからの燃料を加熱して気化ガスにする気化器、15は気化器の気化ガスをノズルから噴出して燃焼空気と混合して燃焼するバーナである。気化器22には、図示しないが、ノズルを開閉するソレノイドバルブと、気化器を加熱する気化器ヒータが設けられている。
【0023】
24は本体に給油タンクを装着したときに給油タンク5と燃焼部とを接続する第1(送油側)の接続手段であり、タンク側接続ジョイント24aと、燃焼部側の接続ジョイント受け24bとから構成される。25は本体に給油タンクを装着したときに、給油タンクと気化器とを接続し未燃焼ガスを給油タンク5に戻すための第2(戻り油側)の接続手段であり、タンク側接続ジョイント25aと、燃焼部側の接続ジョイント受け25bとから構成される。
【0024】
そして、送油側の接続手段24には経路内に空気を送る空気弁26が設けられている。この空気弁26はソレノイドにより開閉駆動される。また、給油タンク5の第1の接続手段24と電磁ポンプ21の間は配管27、電磁ポンプ21と気化器22の間は配管28、気化器22と第2の接続手段25の間は戻り油配管29で接続されている。
【0025】
また、図2において、31は温度センサで、前板7の温風吹き出し口3下方に設けられている。32は空気取入口13の近傍に設けられた室温検知センサとしての室温サーミスタである。この温度センサ31と室温サーミスタ32は、感温部に受けた温度によって抵抗値が変化することを利用して温度を検知するものである。
【0026】
図4は温度センサ31の取り付け構造を示す断面図である。図に示すように、機器本体の前板7の下部に開口33が形成され、この開口に内側から温度センサ31を内包保持する筒状の保持具34が嵌めこまれ、この保持具34の内端側が機器本体側の取付金具35に取り付けられている。保持具34の周囲には、温度センサ31で感知する熱が逃げるのを防止し、かつ前板7との隙間を確保するための断熱シール材36が設けられている。また、保持具34の外方側には、温度センサ31を保護する保護カバー37が温度センサ31を包み込むように配設されている。
【0027】
図5は本実施形態の制御ブロック図である。図に示すように、制御部30は、一般的なマイクロコンピュータから構成され、内部にCPU、RAM、ROMを備えている。そして、制御部30は、その入力側に操作表示部3の温度設定スイッチ3a、温度センサ31及び室温サーミスタ32が接続され、出力側に発熱部38が接続され、温度センサ31と室温サーミスタ32の出力により発熱部の出力を制御するようになっている。
【0028】
上記構成の石油ファンヒータにおいては、給油タンク5に収容された液体燃料は、燃料圧送用の電磁ポンプ21により送油パイプ28を経由して気化器22に導かれ、気化器22に設けた気化器ヒータ(図示せず)により、送られてきた液体燃料を気化させる。気化器22により気化された燃料ガスは、ノズルから勢い良く噴射されて燃焼用の空気と共にバーナ15に導入されて炎口で燃焼し、燃焼室内の空気が加熱される。
【0029】
そして、図2に示すように、本体背面に設けられたファンモータ12に取付けた対流ファン11により、フィルターを介して吸い込んだ室内の空気を燃焼室14内の加熱された空気や燃焼ガスと共に温風として吹出口2から室内に吹き出すようになっている。
【0030】
一方、炎口のやや上方に設けたフレームセンサ20は燃焼炎による炎電流を検知するもので、予め設定した値以上の炎電流を検知すると、ファンモータ12に通電し、これに伴い対流ファン11が回転して、室内から吸い込んだ空気を温風として吹出口2から室内に吹き出させる。
【0031】
このとき、制御部30は、室温サーミスタ32により空気吸込み口の近傍であって対流ファン11による吸い込んでくる室内の空気の温度と、希望した温度(設定温度)との差に基いて制御部30からの指令に基いて暖房出力を強〜弱〜OFFの範囲で制御するが、同時に、前板の温度センサ31が周囲の温度を検出し、その温度と室温サーミスタ32による検出温度との温度差が所定の値以上(例えば温度差が10℃以上)であれば、暖房出力を停止若しくは低減させる制御を行う。また、上記温度差が所定の値以下(例えば温度差が5℃以下)であれば、通常の暖房出力の制御を行う。
【0032】
本発明者は、温風暖房機の吹出し口の前方30cm付近に、縦200mm、横200mmの直方体の障害物を置き、例えば、暖房出力3kWで暖房した場合の障害物の温度上昇を、室温サーミスタのみによって検出し暖房出力を制御した比較例と、温度センサ31および室温サーミスタ32を設けて検出し、暖房出力を制御した本実施例とで比較した。その結果、比較例では障害物の表面温度が最高80℃まで上昇するまでの間は強暖房で運転され、前方の傷害物の状況をほとんど感知できなかった。
【0033】
これに対し、本実施例では、温風吹き出し口3からの温風が機器本体1側へ逆流することによって短時間で温度上昇し、その温度上昇を温度センサ31で検知し、室温サーミスタ32と温度センサ31とで検出された値の差によって、暖房出力を低下あるいは停止させることができた。
【0034】
なお、図6は温風暖房機から障害物までの距離(横軸)と、温度センサ31および室温サーミスタ32で検出された温度差(縦軸)との関係を示す。図に示すように、距離が近ければ温度差が大きく、遠くなれば温度が小さくなり、距離と温度差とは反比例関係にある。
【0035】
また、本発明者の実験によると、例えば、本体の暖房出力3kW、距離30cmの場所に障害物を置いた場合、障害物が連続的に5分間置かれると、障害物の表面温度は65℃、前板7の温度センサ31の検出温度32℃、室温サーミスタ32の検出温度22℃となり、温度センサ31の検出温度と室温サーミスタ32の検出温度との差が10℃となった。
【0036】
そこで、本発明の参考例として、図7に示す制御を行うようにした。すなわち、図7の制御フローチャートに示すように、運転開始の際に温度設定つまみで温度設定を行った後、暖房運転が開始されると、温度センサ31と室温サーミスタ32とにより温度が検出され、制御部30では、その温度差が10℃以上か否かを判断される。この判断結果で温度差が10℃よりも小さいときには、通常の暖房能力で運転され、また、温度差が10℃以上のときには、さらに温度センサ31と室温サーミスタ32からの検出温度が読み込まれ、その10℃以上の温度差が所定の時間(例えば3分以上)持続されるか否かが判断される。その結果、10℃以上の温度差が所定の時間(例えば3分以上)持続される場合、暖房出力が停止される。また、その所定の時間内に温度差が10℃よりも低くなった場合には、通常の暖房能力で運転をしつつ、再び温度センサ31と室温サーミスタ32からの検出温度を読み込む動作を繰り返す。
【0037】
このように、温度センサ31と室温サーミスタ32とで検出された温度差が所定の値以上のときに暖房出力を制御し、その温度差が所定の値よりも小さい場合には危険温度に到達していないと判断して通常の暖房出力とするので、機器本体の前方に物体があっても、その物体がその場所を単に通過し、あるいは比較的短時間でその場所から立ち去る場合には、暖房出力が制御されなくなり、通常状態での運転が可能となる。
【0038】
また、温風吹出し口3にタオルや洗濯物がかかったり、本体の前板7が何らかの要因で温度センサ31が異常な温度を検出した場合でも、暖房出力を停止することができ、安全性を向上させることができる。
【0039】
図8は本発明の別の参考例を示す制御フローチャートである。図に示すように、運転開始の際に温度設定つまみで温度設定を行った後、暖房運転が開始されると、温度センサ31と室温サーミスタ32とにより温度が検出され、制御部30では、その温度差が10℃以上か否かを判断される。この判断結果で温度差が10℃よりも小さいときには、通常の暖房能力で運転され、また、温度差が10℃以上のときには、さらに温度センサ31と室温サーミスタ32からの検出温度が読み込まれ、その10℃以上の温度差が所定の時間(例えば3分以上)持続されるか否かが判断される。その結果、10℃以上の温度差が所定の時間(例えば3分以上)持続される場合、暖房出力を通常よりも小さくするか又は最小にする。そして、再び温度センサ31と室温サーミスタ32からの検出温度を読み込む動作を繰り返し、10分経過してもその温度差が3℃以上であれば、暖房運転を停止する。
【0040】
そして、本発明では、図8の制御フローチャートでは、温度センサ31と室温サーミスタ32からの検出温度の温度差が10分経過しても3℃以上であれば、暖房運転を直ぐに停止しているが、これを直ぐに停止するのではなく、一旦、強燃焼又は元の暖房出力に戻して、再び、温度センサ31と室温サーミスタ32とによる温度が10℃以上か否かを判断し、その温度差が10℃以上のときには、その10℃以上の温度差が所定の時間(例えば3分以上)継続したときには暖房出力を通常よりも小さく又は最小にし、3℃以上の温度差が10分以上継続するか否かの判断を行う。このサイクルを複数回(例えば2回)繰り返し、上記の状態が解消されないときに、はじめて暖房出力を停止するように制御する。
【0041】
なお、上記図8の制御フローにおいて、「10℃以上」か否かの判断、および「3℃以上か」否かの判断は、あくまでも例示であって、これに限定されるものではなく、また、2つのステップでの判断値(「10℃」と「3℃」)も同じ値であってもよい。
【0042】
また、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で修正・変更を加えることができるのは勿論である。例えば、上記実施形態では液体燃料燃焼装置を搭載した石油ファンヒータについて説明したが、これに限らず、ガスファンヒータあるいは電気ファンヒータであっても本発明を適用できるのは勿論である。また、室温サーミスタは機器本体に設けたものに限らず、リモコンに搭載したものであってもよい。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る温風暖房機によると、温風吹き出し口の近傍に設けた温度センサと、室内の空気温度を検出する室温サーミスタとからの検出温度に基づいて暖房出力を制御するようにしているので、常時、前方の物体の有無を監視し、危険な場合にのみ運転を停止するので、安全性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である液体燃料燃焼装置を搭載した石油ファンヒータの正面側斜視図
【図2】図1の側面断面図
【図3】図1の燃料経路の概略図
【図4】温度センサの取り付け構造を示す断面図
【図5】本発明の制御ブロック図
【図6】温風暖房機から障害物までの距離(横軸)と、温度センサ31および室温サーミスタ32で検出された温度差(縦軸)との関係を示す図
【図7】本発明の参考例を示す制御フローチャート
【図8】本発明の別の参考例を示す制御フローチャート[0001]
[Industrial application fields]
The present invention relates to a hot air heater using electricity, gas, or oil as a heat source.
[0002]
[Prior art]
In recent years, fan heaters have been equipped with safety devices against overheating and falling, and there is no risk of burns even if they are touched by hands. The structure is located in the lower part of the front of the main body, and warm air travels over the floor surface and warms from the feet, so that there is an advantage that extremely ideal heating for the cold head heat is obtained.
[0003]
However, the fan heater as described above has a structure in which hot air is blown out along the floor surface. Therefore, if an elderly person or a child gets too close to the hot air outlet, the clothes overheat. There is a risk of low temperature burns. In such a case, it is desirable to immediately stop the operation of the fan heater.
[0004]
As a conventional hot air heater,
[0005]
[0006]
In
[0007]
[Patent Document 1]
JP-A-8-327057 (see abstract)
[Patent Document 2]
Japanese Utility Model Publication No. 58-108319 (refer to the specification,
[Patent Document 3]
Japanese Patent Laid-Open No. 11-257752 (refer to
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, even if an object is detected in the fan heater as described above, if the object simply passes through the place or leaves the place in a relatively short time, the operation of the fan heater is immediately stopped. Is not preferred for use.
[0009]
However, in the fan heaters disclosed in
[0010]
Further, in
[0011]
In view of the above, the present invention constantly monitors the presence or absence of an object ahead, stops the operation only when it is dangerous, or reduces the heating output so that the safety can be improved. It is for the purpose of provision.
[0018]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, in the hot air heater according to the present invention, the device main body, the hot air outlet provided in the front plate of the device main body, and the device main body provided in the vicinity of the hot air outlet of the front plate A temperature sensor that detects the temperature of hot air that flows back to the device body due to an obstacle located in front of the room, a room temperature detection sensor that detects the indoor air temperature, and a control unit that controls heating output, the control unit Has a heating output smaller than a normal heating output when the temperature difference detected by the temperature sensor and the room temperature detection sensor continues for a first time at a value equal to or greater than the first value, When a temperature difference equal to or greater than a second value smaller than the value is continued for a second time longer than the first time, the temperature is once returned to the original heating output, and the above cycle is repeated again a plurality of times. When the second is repeated a plurality of times Characterized by stopping the heating output when the temperature difference is not eliminated over. According to the above configuration, the state of the obstacle can be reliably monitored in the heating output state, and the safety can be improved while maintaining the heating operation more satisfactorily .
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of an oil fan heater equipped with a liquid fuel combustion device as a hot air heater according to the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a front perspective view of an oil fan heater equipped with a liquid fuel combustion apparatus, and FIG. 2 is a side sectional view of the same.
[0020]
In FIG. 1, 1 is a device main body, 2 is a lower part of a
[0021]
In FIG. 2, 11 is a convection fan as a blowing means attached to the hot air intake on the back side of the apparatus main body, 12 is a fan motor of the convection fan, 13 is an air intake provided on the back of the apparatus
[0022]
FIG. 3 is a schematic view of the fuel path. In FIG. 3, 5 is a fuel tank that can be removed from the main body, 19 is an ignition heater, 20 is a flame sensor as flame detection means disposed above the burner, 21 is an electromagnetic pump as a pump for sending fuel in the fuel tank, 22 Is a vaporizer that heats the fuel from the electromagnetic pump to turn it into vaporized gas, and 15 is a burner that jets vaporized gas from the vaporizer through a nozzle, mixes it with combustion air, and burns it. Although not shown, the
[0023]
[0024]
The oil supply
[0025]
In FIG. 2,
[0026]
FIG. 4 is a cross-sectional view showing the mounting structure of the
[0027]
FIG. 5 is a control block diagram of the present embodiment. As shown in the figure, the
[0028]
In the oil fan heater having the above configuration, the liquid fuel accommodated in the
[0029]
Then, as shown in FIG. 2, the
[0030]
On the other hand, the
[0031]
At this time, the
[0032]
The present inventor placed a rectangular parallelepiped obstacle of 200 mm in length and 200 mm in width in the vicinity of 30 cm in front of the outlet of the hot air heater, for example, the temperature rise of the obstacle when heated at a heating output of 3 kW Comparison was made between the comparative example in which the heating output was controlled only by detecting the
[0033]
On the other hand, in the present embodiment, the temperature rises in a short time by the warm air from the
[0034]
FIG. 6 shows the relationship between the distance from the hot air heater to the obstacle (horizontal axis) and the temperature difference (vertical axis) detected by the
[0035]
Further, according to the experiment by the present inventor, for example, when an obstacle is placed in a place where the heating output of the main body is 3 kW and the distance is 30 cm, the obstacle surface temperature is 65 ° C. when the obstacle is placed continuously for 5 minutes. The detected temperature of the
[0036]
Therefore, the control shown in FIG. 7 is performed as a reference example of the present invention . That is, as shown in the control flowchart of FIG. 7, after setting the temperature with the temperature setting knob at the start of operation, when the heating operation is started, the temperature is detected by the
[0037]
As described above, the heating output is controlled when the temperature difference detected between the
[0038]
Further, even when a towel or laundry is applied to the
[0039]
FIG. 8 is a control flowchart showing another reference example of the present invention. As shown in the figure, when the heating operation is started after the temperature is set with the temperature setting knob at the start of operation, the temperature is detected by the
[0040]
In the present invention, in the control flowchart of FIG. 8, if the temperature difference between the detected temperatures from the
[0041]
In the control flow of FIG. 8, the determination as to whether or not “10 ° C. or higher” and the determination as to “3 ° C. or higher” are merely examples, and are not limited thereto. The judgment values (“10 ° C.” and “3 ° C.”) in the two steps may be the same value.
[0042]
Further, the present invention is not limited to the above-described embodiment, and it is needless to say that corrections and changes can be made within the scope of the present invention. For example, in the above embodiment, the oil fan heater equipped with the liquid fuel combustion apparatus has been described. However, the present invention is not limited to this, and the present invention can of course be applied to a gas fan heater or an electric fan heater. Further, the room temperature thermistor is not limited to the one provided in the apparatus main body, and may be one mounted on a remote controller.
[0043]
【The invention's effect】
As described above, according to the hot air heater according to the present invention, the heating output is based on the detected temperature from the temperature sensor provided in the vicinity of the hot air outlet and the room temperature thermistor for detecting the indoor air temperature. Since the control is performed, the presence or absence of an object ahead is always monitored, and the operation is stopped only when it is dangerous, so that safety can be improved.
[Brief description of the drawings]
1 is a front perspective view of a petroleum fan heater equipped with a liquid fuel combustion apparatus according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a side sectional view of FIG. 1. FIG. 3 is a schematic view of a fuel path of FIG. FIG. 4 is a cross-sectional view showing a temperature sensor mounting structure. FIG. 5 is a control block diagram of the present invention. FIG. 6 is a diagram showing a distance (horizontal axis) from a hot air heater to an obstacle, a
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