JP3965927B2 - Window control program - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
ウインドウベースのGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)形式のOS上で動く複数のアプリケーション使用してユーザが作業する場合の効率化を補助する発明に関する。
【0002】
【従来の技術】
MS-Windows(マイクロソフト社商標)、OS/2(IBM社商標)等のOS(オペレーティングシステム)は、GUIを使ってオブジェクトを操作するコンピュータ環境を与えている。GUIでは、ディスプレイに操作や機能を絵で表したアイコンやスクロールバー等のグラフィックなオブジェクトを、ユーザが、マウス等のポインテイングデバイスで指定することによって容易に複数のアプリケーションの操作を可能とする。
【0003】
従来のGUIの一般的な動作としては、まず、マウスのクリック等でのイベントにより、オブジェクトの識別子から、登録されているファイルが探し出され、該ファイルに格納された情報にしたがって、アプリケーションのアイコン表示がなされる。ファイルには、アプリケーションウインドウのサイズ・位置等に関する情報が格納されており、アイコンをクリックすることによってオブジェクトの示すウインドウが表示され、アプリケーションは使用可能なアクテイブの状態となる。同時に、GUIは、キーボードからのキー操作等の全ての入力情報を、ウインドウで実行中となっているアプリケーションに転送する。ユーザは、複数のアプリケーションを同時に開いて、デイスプレイ画面上に、複数の重なったウインドウとして見ることができる。また、複数の重なった画面で、下層に配置されたウインドウ画面をマウスのクリックによって、最上層に配置させアクテイブな状態とするスワッピングを行うこともできる。
【0004】
従来、GUIには、ウインドウのタイトルバーに、最小化ボタン、最大化ボタン、閉じるボタンの3つのボタンが設けられている。図2に複数のアプリケーションを起動したときのウインドウの状態を示しており、図中の201が最小化ボタン、202が最大化ボタン、203が閉じるボタンを示す。ユーザは、これら最小化ボタン201や最大化ボタン202をマウスのクリック等で操作することによってイベントを発生させ、それぞれ所定の表示が行われる。上記した複数のウインドウを使用して作業する場合に、最小化の例では、使用するウインドウを切り換え、一時的にタスクバーへのアイコン表示として退避させて画面上から見えなくする等、OSが指定した領域への最小化またはアプリケーションの指定した形式での固定的な最小化ウインドウの表示であった。また、最大化の例でも、OSあるいはアプリケーションの指定になる画面に最大限拡大する固定したサイズでの表示であった。
【0005】
ユーザにとってのサイズの変更は、マウス等を使って四角いウインドウのコーナーあるいは辺をドラッグすることによって行うことであり、また、位置の変更は、タイトルバーのドラッグで可能としているが、その手操作は煩わしく手間のかかる作業である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記してきた問題を解決するため、ウインドウベースのGUIのOS上で複数のアプリケーションを使用するコンピュータ環境において、最小化・最大化ボタンの起動時におけるウインドウ形状及び位置をユーザの任意の設定とすることで、ユーザにとって効率の良い作業環境を実現する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、グラフィカル・ユーザ・インタフェース形式のオペレーティングシステム及びアプリケーションがインストールされ、CPU、キーボード/マウス、及びデイスプレイで構成されるコンピュータ環境において、デイスプレイ画面に表示されるウインドウの最小化の制御をコンピュータによって実現するウインドウ制御プログラムであって、前記最小化が起動されたときのイベント発生によって、予め設定されているアプリケーション毎の、各ウインドウを最小化する場合のウインドウ形状の表示方法に関する設定情報を有するウインドウ制御情報テーブルから、ウインドウ制御情報を取得するウインドウ制御情報取得手段と、取得した前記ウインドウ制御情報にしたがって、アプリケーション毎のウインドウを所定の形状で画面に表示するウインドウ表示手段として、コンピュータを機能させるためのウインドウ制御プログラムである。
【0008】
第2の発明は、第1の発明によるウインドウ制御プログラムにおいて、該最小化が起動されたときのウインドウ表示が、アプリケーションの最小化ウインドウを元の形状を維持しつつ、所定のサイズに縮小して表示する縮小表示である。
【0009】
第3の発明は、第1の発明によるウインドウ制御プログラムにおいて、該最小化が起動されたときのウインドウ表示が、ディスプレイ画面上の指定する領域に、使用中となっているアプリケーションの最小化ウインドウを配置する指定領域表示である。
【0010】
第4の発明は、第1の発明によるウインドウ制御プログラムにおいて、前記ウインドウの表示が、最小化をポインティングデバイスのドラッグ操作で起動することによって、ドラッグ開始位置と、オペレーティングシステムからのウインドウへのメッセージをフックして前記ウインドウ制御情報を取得し、ドロップ操作によってドロップ位置を取得することで、該位置に最小化ウインドウを表示するドラッグ&ドロップ表示である。
【0011】
第5の発明は、グラフィカル・ユーザ・インタフェース形式のオペレーティングシステム及びアプリケーションがインストールされたコンピュータ環境において、デイスプレイ画面に表示されるウインドウの最小化を制御するウインドウ制御装置であって、アプリケーション毎に、各ウインドウを最小化する場合のウインドウ形状の表示方法に関する設定情報を有するウインドウ制御情報テーブルと、最小化が起動されたときのイベント発生によって、前記設定されたウインドウ制御情報を取得するウインドウ制御情報取得手段と、取得した前記ウインドウ制御情報にしたがって、アプリケーション毎のウインドウを所定の形状で画面に表示するウインドウ表示手段とを有する。
【0012】
上記発明によれば、GUIのOS上で動作する複数のアプリケーションのウインドウについて、アプリケーション毎に、ウインドウの表示の形状及び位置についての設定を行い、コンピュータの記憶領域に格納し、使用時に、マウスのクリック等の起動によって、格納したウインドウ情報を取得することによって設定値にしたがった任意のカスタマイズしたウインドウが表示できる。そして、ウインドウ表示の方法には、元のウインドウを指定のサイズに縮小して表示する方法、最小化ウインドウを指定領域内に設置して表示する方法、マウス等のドラッグ&ドロップによって指定場所へ表示する方法、最大化ウインドウの中での縮小したデスクトップウインドウを表示させる方法等がある。
【0013】
本発明によって、以上のような様々なカスタマイズの表示が実現され、複数のウインドウを表示して作業するユーザにとっては、使い勝手の大幅な向上であり、作業負担の軽減となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面にもとずいて本発明の実施形態を説明する。
【0015】
図1に本発明の基本構成例を示す。本発明は、CPU1、デイスプレイ2、キーボード3、マウス4で構成され、CPU1にはGUI形式のOS28上で動くアプリケーション11a、11b・・・11nがインストールされた環境となっている。CPU1は、さらに、アプリケーションにおける最小化・最大化ウインドウのカスタマイズに関し、設定、格納及び表示の制御を行うウインドウ制御部12、設定情報を格納する記憶部23を内蔵している。ウインドウ制御部12は、マウス4のクリックによりイベントを発生させ、情報を取得するイベント情報取得手段13と、アプリケーション11a・・・11nの形状及び位置に関するカスタマイズ設定を行うウインドウ形状設定手段14と、該設定データを保存する記憶部23と、設定した情報を取得してデイスプレイへの表示を行うウインドウ表示手段15とよりなる。
【0016】
また、ウインドウ表示手段15は、カスタマイズした任意アイコンの形状で縮小表示する任意アイコン表示手段16と、最小化されたウインドウを元のウインドウの一部を切り取った形で表示する切出表示手段17と、最小化されたウインドウを指定のサイズに縮尺して表示する縮小表示手段18と、ウインドウを最小化する場合に、カスタマイズした指定の領域に表示する指定領域表示手段19と、ウインドウを最小化する場合に、ユーザのマウス操作により指定した場所に表示するドラッグ&ドロップ表示手段20と、ウインドウを最大化した時に画面を分割し、一方に最大化ウインドウを表示し、他方に最大化ウインドウを除いた画面を表示する最大化分割表示手段21と、複数のウインドウが表示されている画面で、1つを最大化したときに、他のウインドウを縮小して表示するデスクトップ縮小表示手段22とから構成される。さらに、設定情報を格納する記憶部23には、アプリケーション設定情報24a・・・24nと、デフォルト設定情報25と、最小化ウインドウを表示する指定領域の場所を示す指定領域設定情報26と、デスクトップ縮小表示場所設定情報27が格納される。デフォルトの設定では、ウインドウの最小化・最大化の処理を行うに際し、アプリケーション専用の設定がされていない場合はこの設定をもとに最小化・最大化の処理が行われる。
【0017】
図3に、各アプリケーションあるいはデフォルトのウインドウ形状の設定情報のテーブルの例を示す。a)はウインドウの表示方法に関するウインドウ制御情報テーブル、b)は最小化ウインドウの指定領域情報テーブル、c)はデスクトップ縮小表示情報テーブルである。本実施例では、ウインドウ表示方法として、任意アイコン表示/切出表示/縮小表示/最小化したウインドウの指定領域表示/最大化分割表示/デスクトップ縮小表示を用意し、該テーブルはバイナリー形式で記憶部23に保存される。該テーブルのアプリケーション名は、インストールされたアプリケーションa、b・・・n、あるいはデフォルトとなる。任意アイコン表示では、使用する場合にはフラグをたて、ユーザが任意に設定する、例えば、IconABC.bmp 等の形状で、指定した座標(X,Y)位置での表示を行う。使用するデイスプレイ2が640x400ドットであれば、座標(X,Y)は、左上の(0,0)を原点として、右下が(639,399)となる三桁の数値で表現される。以下、切出表示等、他の表示方法についても同様に、フラグ、切取り範囲、表示位置等を設定する。縮小表示では、さらに縮小率が設定される。以上の設定に関しては、後述するが、マウスのクリック等による最小化・最大化ボタンの押下することで、クリック位置に、『ウインドウ形状設定(W)』のようなポップアップメッセージを表示させ、ウインドウ形状設定設定プログラムを起動し、形状及び位置の変更を行う。
【0018】
図4は、アプリケーション毎のウインドウ形状の設定動作を示すフローチャートである。現在開いているウインドウの最小化ボタンを右クリックする。ステップS401で、OSは右クリックされたウインドウのアプリケーションに対し、右クリックのウインドウメッセージを通知する。ステップS402で、ウインドウイベント取得手段によって右クリックの情報を取得、同時に座標位置で起動しているアプリケーションの情報を取得する。ステップS403では、右クリックの位置に、『ウインドウ形状設定(W)』のようなポップアップメッセージを表示し、ステップS404でウインドウ形状の設定を行う。該設定内容は、ステップS405で記憶部23に保存される。終了した時点で、取得したウインドウメッセージ内容を該当ウインドウに通知する。以降、アプリケーションで表示されるウインドウの最小化・最大化の動作は、該アプリケーション用のウインドウ形状の設定情報にしたがって行われる。
【0019】
図5は、ウインドウ形状設定プログラムを直接起動するときの動作フローチャートを示す。ウインドウの右クリックからではなく、直接、ウインドウ形状設定手段が起動された場合は、特定のアプリケーションだけではなく、任意のアプリケーションに対する設定が行える。ステップS501でスタートメニューからウインドウ形状設定ファイルを選択する。ステップS502でウインドウ制御テーブルを表示し、ステップS503でウインドウ形状の設定を行う。該設定内容は、ステップS504で記憶部23に保存し終了する。以降、アプリケーション用に設定されていないウインドウの最小化・最大化の動作は、該設定情報にしたがって行われる。
【0020】
図6は、ウインドウ最小化ボタンをクリックした場合の処理を示すフローチャートである。最小化ボタンを左クリックすることによって、ステップS601でウインドウイベントを得、ステップS602でアプリケーションのウインドウ情報を取得する。そして前記取得情報から、ウインドウ制御テーブルにアプリケーションの情報があるかを判定する(ステップS603)。前記テーブルにアプリケーションの情報があれば、つぎに、ステップS604で最小化の処理ががなされているかの判定を行う。最小化処理がなされていれば、ウインドウ制御テーブルから最小化の動作の指定を取得し、最小化処理の指定の仕方を判定する(ステップS605、S607)。さらに、表示の判定が縮小表示であれば、ステップS608で記憶部23から縮小最小化の表示データを取得する。切出表示、任意アイコン表示についても同様の処理を行う(ステップS609、S610)。そしてステップS611で、指定領域内での表示を行うかの判定に移る。表示を指定領域で行う場合には、該指定領域内に表示領域を取得し表示する(ステップS612)。指定領域外での表示であれば、最小化ウインドウの表示領域を取得し表示を行う(ステップS613)。
【0021】
一方、ステップS603で、ウインドウ制御情報テーブルにアプリケーション情報がないときには、ステップS607でデフォルトウインドウ制御情報テーブルから最小化動作の指定を取得する。そして、ステップS608の最小化処理の指定以降は、上記と同様な処理手順となる。
【0022】
図7はドラッグ&ドロップ操作による最小化処理のフローを示す。最小化ボタンをマウス3でドラッグすることで、OSからのウインドウへのメッセージをフックし、ドラッグの開始位置を取得する(S701、S702)。そして、マウス3のドロップによって、同様に、OSからのウインドウへのメッセージをフックしてドロップ位置の取得を行い、前記ドラッグ&ドロップによるウインドウの表示を行う(S703〜S706)。同時に、ドラッグ開始位置とドロップ位置が一定距離以上となっていれば、ドラッグ&ドロップによる最小化指定と見なして、設定情報テーブルの座標及びフラグの該当項目に変更がなされる。
【0023】
図8はウインドウ最大化ボタンをクリックした場合の処理フローを示す。最大化ボタンを左クリックすることでウインドウイベントを取得し、続いて今開いているアプリケーションのウインドウ情報を取得する(ステップS801、S802)。ステップS803で、格納テーブルにアプリケーションの情報があれば、かつ、ステップS804の判定で、最大化の処理がなされていれば、ステップS805に進み、ウインドウ制御情報テーブルから、最大化動作の指定を取得し、ステップS807で、最大化表示の方法について、デスクトップ縮小表示か、分割表示かの最大化動作の指定の判定を行う。そして、デスクトップ縮小表示であれば、ウインドウ制御情報テーブルからデスクトップ縮小表示の情報を取得し、ウインドウ表示を行う(ステップS808、S809)。また、分割表示の指定であれば、分割表示情報を取得しウインドウを表示する(S810、S811)。一方、ステップS803で、該設定テーブルにアプリケーション情報がなければ、ステップS806で、デフォルトのウインドウ制御情報テーブルから最大化動作の指定を取得し、以下同様の処理が行われる(ステップS807〜S811)。以上記述してきた処理フローによって、アプリケーションのウインドウのユーザによるカスタマイズ表示が実行される。
【0024】
以下に、デイスプレイ2におけるウインドウの表示の例を説明する。図9〜図13に、最小化ボタンをマウス4でクリックしたときのウインドウ表示の例を示し、また図14、図15には、最大化ボタンを、同様にマウス4でクリックしたときのウインドウの表示例を示す。
【0025】
図9は最小化における任意アイコン表示の例を示す。上段は現画面、下段は最小化・最大化ボタンのクリックによって表示されるカスタマイズの設定画面である。最小化アクションによって、ユーザのカスタマイズになるアイコン画面が所定の位置に表示される。この場合、シンボリックなアイコン表示のため内容は表示されないが、ユーザにとっては、主画面の隅に置いておくことで、マルチ画面での編集に便利な機能となる。図10はウインドウの一部を切り出して表示する場合の例である。現画面のウインドウで最小化アクションを起こすと、該ウインドウの特徴的な図、絵、文章等が一部切り出されて作業画面の隅に表示される。
【0026】
図11は元のウインドウをそのままの形で縮小した場合の表示例である。現画面のウインドウにおける最小化アクションによって、ユーザの設定した所定位置に縮小化ウインドウが表示される。図12は最小化した複数のウインドウを主画面の中のキープされた領域に入れ込んだ場合の表示例を示す。現画面のウインドウの最小化アクションによって、指定領域内に複数の最小化によって作った表示画面を併置させるものである。この場合、各ウインドウの最小化画面のサイズは揃えておくことが望ましい。主画面に複数のウインドウが置かれるので、マルチウインドウでの編集には、ユーザに大変便利な機能の提供となる。図13はドラッグ&ドロップによる最小化の表示例を示す。現画面のウインドウの最小化ボタンをマウスでドラッグし、主画面の任意の位置にドロップすることで、該ウインドウの縮小表示を行うことができる。
【0027】
図14は最大化画面の分割表示の例を示す。現画面の重なって表示された2つのウインドウについて、最大化のアクションを行うと、画面は2分割され、各々のウインドウが横軸が縮尺された状態に表示される。本実施例では、2つの画面を均等に分割した例を示したが、画面サイズの比率を変えることは可能である。また、2画面ではなく複数の画面への対応も可能である。図15はデスクトップ縮小表示を示す例である。現画面のウインドウの最大化アクションによって、主ウインドウが最大化した画面の中に、他のウインドウが縮小化され、所定の位置に配置される。
【0028】
以上、本実施例では、ウインドウに表示された最小化・最大化ボタンをポインティングデバイスのクリック等で起動をかけた場合について示してきたが、上記してきた実施例の他に、現在設定されている表示状態を表す方法として、縮小化表示、指定領域表示、アイコン化表示、一部切出表示、ドラッグ&ドロップ表示等の最小化表示を、また、分割表示、デスクトップ縮小表示等の最大化表示を、各アプリケーションのタスクバーとしてアイコン化して表示させることも可能であり、かつ、タスクバー表示された前記設定表示状態のアイコンをクリックすることで、これまで述べてきたウインドウ画面を表示させることが出来る。これは、ユーザに対して一層の使い易さを提供することになる。
(付記1) グラフィカル・ユーザ・インタフェース形式のオペレーティングシステム及びアプリケーションがインストールされたコンピュータ環境において、デイスプレイ画面に表示されるウインドウの最小化の制御をコンピュータによって実現するウインドウ制御プログラムであって、
前記最小化が起動されたときのイベント発生によって、予め設定されているアプリケーション毎の、各ウインドウを最小化する場合のウインドウ形状の表示方法に関する設定情報を有するウインドウ制御情報テーブルから、ウインドウ制御情報を取得するウインドウ制御情報取得手段と、
取得した前記ウインドウ制御情報にしたがって、アプリケーション毎のウインドウを所定の形状で画面に表示するウインドウ表示手段として、
コンピュータを機能させるウインドウ制御プログラム。
(付記2) 付記1記載のウインドウ制御プログラムにおいて、該最小化が起動されたときのウインドウ表示が、アプリケーションの最小化ウインドウを元の形状を維持しつつ、所定のサイズに縮小して表示する縮小表示であることを特徴とするウインドウ制御プログラム。
(付記3) 付記1記載のウインドウ制御プログラムにおいて、該最小化が起動されたときのウインドウ表示が、ディスプレイ画面上の指定する領域に、使用中となっているアプリケーションの最小化ウインドウを配置する指定領域表示であることを特徴とするウインドウ制御プログラム。
(付記4) 付記1記載のウインドウ制御プログラムにおいて、前記ウインドウ表示が、ポインティングデバイスのドラッグ操作による最小化によって、ウインドウ情報をフックすると同時にドラッグ開始位置を取得し、ドロップ操作によってドロップ位置を取得して、該位置に最小化ウインドウを表示するドラッグ&ドロップ表示であることを特徴とするウインドウ制御プログラム。
(付記5) グラフィカル・ユーザ・インタフェース形式のオペレーティングシステム及びアプリケーションがインストールされたコンピュータ環境において、デイスプレイ画面に表示されるウインドウの最大化の制御をコンピュータによって実現するウインドウ制御プログラムであって、
前記最大化が起動されたときのイベント発生によって、予め設定されているアプリケーション毎の、各ウインドウを最大化する場合のウインドウ形状の表示方法に関する設定情報を有するウインドウ制御情報テーブルから、ウインドウ制御情報を取得するウインドウ制御情報取得手段と、
取得した前記ウインドウ制御情報にしたがって、アプリケーション毎のウインドウを所定の形状で画面に表示するウインドウ表示手段として、
コンピュータを機能させるウインドウ制御プログラム。
(付記6) 付記5記載のウインドウ制御プログラムにおいて、該最大化が起動されたときのウインドウ表示が、アプリケーションのウインドウを最大化したウインドウの中に、それ以外のウインドウを縮小してデスクトップウインドウを画面に表示するデスクトップ縮小表示であることを特徴とするウインドウ制御プログラム。
(付記7) 付記1記載のウインドウ制御プログラムにおいて、前記ウインドウの表示が、アプリケーションの最小化ウインドウをユーザの設定になる任意のアイコン形状で表示を行う任意アイコン表示であることを特徴とするウインドウ制御プログラム。
(付記8) 付記1記載のウインドウ制御プログラムにおいて、前記ウインドウの表示が、アプリケーションの最小化ウインドウを元のウインドウの一部を切り出して表示する切出表示であることを特徴とするウインドウ制御プログラム。
(付記9) 付記5記載のウインドウ制御プログラムにおいて、前記ウインドウの表示が、二つ以上のアプリケーションのウインドウを最大化する時に、画面を等分割し、一方に最大化したウインドウを表示し、他方に該最大化したウインドウを除いた画面を表示する分割画面表示であることを特徴とするをウインドウ制御プログラム。
(付記10) グラフィカル・ユーザ・インタフェース形式のオペレーティングシステム及びアプリケーションがインストールされたコンピュータ環境において、デイスプレイ画面に表示されるウインドウの最小化の制御を行うウインドウ制御方法であって、
前記最小化が起動されたときのイベント発生によって、予め設定されているアプリケーション毎の、各ウインドウを最小化する場合のウインドウ形状の表示方法に関する設定情報を有するウインドウ制御情報テーブルから、ウインドウ制御情報を取得するウインドウ制御情報取得段階と、
取得した前記ウインドウ制御情報にしたがって、アプリケーション毎のウインドウを所定の形状で画面に表示するウインドウ表示段階とを、
有することを特徴とするウインドウ制御方法。
(付記11) グラフィカル・ユーザ・インタフェース形式のオペレーティングシステム及びアプリケーションがインストールされたコンピュータ環境において、デイスプレイ画面に表示されるウインドウの最大化の制御を行うウインドウ制御方法であって、
前記最大化が起動されたときのイベント発生によって、予め設定されているアプリケーション毎の、各ウインドウを最大化する場合のウインドウ形状の表示方法に関する設定情報を有するウインドウ制御情報テーブルから、ウインドウ制御情報を取得するウインドウ制御情報取得段階と、
取得した前記ウインドウ制御情報にしたがって、アプリケーション毎のウインドウを所定の形状で画面に表示するウインドウ表示段階とを、
有することを特徴とするウインドウ制御方法。
(付記12) グラフィカル・ユーザ・インタフェース形式のオペレーティングシステム及びアプリケーションがインストールされたコンピュータ環境において、デイスプレイ画面に表示されるウインドウの最小化を制御するウインドウ制御装置であって、
アプリケーション毎に、各ウインドウを最小化する場合のウインドウ形状の表示方法に関する設定情報を有するウインドウ制御情報テーブルと、
前記最小化が起動されたときのイベント発生によって、前記設定されたウインドウ制御情報を取得するウインドウ制御情報取得手段と、
取得した前記ウインドウ制御情報にしたがって、アプリケーション毎のウインドウを所定の形状で画面に表示するウインドウ表示手段とを、
有することを特徴とするウインドウ制御装置。
(付記13) グラフィカル・ユーザ・インタフェース形式のオペレーティングシステム及びアプリケーションがインストールされたコンピュータ環境において、デイスプレイ画面に表示されるウインドウの最大化を制御するウインドウ制御装置であって、
アプリケーション毎に、各ウインドウを最大化する場合のウインドウ形状の表示方法に関する設定情報を有するウインドウ制御情報テーブルと、
前記最大化が起動されたときのイベント発生によって、前記設定されたウインドウ制御情報を取得するウインドウ制御情報取得手段と、
取得した前記ウインドウ制御情報にしたがって、アプリケーション毎のウインドウを所定の形状で画面に表示するウインドウ表示手段とを、
有することを特徴とするウインドウ制御装置。
【0029】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、従来固定的であったウインドウの最小化・最大化の機能をユーザによるカスタマイズ設定とすることにより、複数のウインドウを同一画面上に表示させて、マルチタスクで作業するときの不便さ、即ち、最大化では下層画面が上層画面に覆われ見えなくなる、また、最小化ではタスクバーへの退避となって退避ウインドウの内容が把握できないなどの不便さの解決が図れ、作業効率を大きく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による基本構成例を示す図である。
【図2】複数のアプリケーションが同一画面上で起動しているウインドウの状態を示す図である。
【図3】ウインドウの設定情報テーブルを示す図である。
【図4】アプリケーション毎の設定動作を示すフローチャートを示す図である。
【図5】ウインドウ形状設定プログラムを直接起動するときの動作フローチャートを示す図である。
【図6】ウインドウの最小化ボタンをクリックした場合の処理を示すフローチャート図である。
【図7】ドラッグ&ドロップ操作による最小化処理のフローチャート図である。
【図8】ウインドウの最大化ボタンをクリックした場合の処理を示すフローチャート図である。
【図9】最小化のときの任意アイコン表示の例を示す図である。
【図10】最小化のときのウインドウの一部切出表示の例を示す図である。
【図11】縮小化ウインドウの表示例を示す図である。
【図12】指定領域内への最小化ウインドウの表示例を示す図である。
【図13】ドラッグ&ドロップによる縮小表示の例を示す図である。
【図14】最大化のときの画面分割の例を示す図である。
【図15】デスクトップ縮小表示の例を示す図である。
【符号の説明】
1:CPU
2:ディスプレイ
3:キーボード
4:マウス
11a〜11n:アプリケーションa〜n
12:ウインドウ制御部
23:記憶部
28:OS
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an invention for assisting efficiency when a user works using a plurality of applications running on an OS in a window-based GUI (graphical user interface) format.
[0002]
[Prior art]
An OS (operating system) such as MS-Windows (trademark of Microsoft Corporation) or OS / 2 (trademark of IBM Corporation) provides a computer environment for manipulating objects using a GUI. In the GUI, a user can easily operate a plurality of applications by designating graphic objects such as icons and scroll bars representing operations and functions on a display with a pointing device such as a mouse.
[0003]
As a general operation of the conventional GUI, first, a registered file is searched from an object identifier by an event of a mouse click or the like, and an application icon is determined according to information stored in the file. Display is made. The file stores information related to the size and position of the application window. When the icon is clicked, a window indicated by the object is displayed, and the application is in a usable active state. At the same time, the GUI transfers all input information such as key operations from the keyboard to the application being executed in the window. The user can simultaneously open a plurality of applications and view them as a plurality of overlapping windows on the display screen. Moreover, it is also possible to perform swapping of a plurality of overlapping screens by placing a window screen arranged in a lower layer in the uppermost layer by clicking the mouse so as to be in an active state.
[0004]
Conventionally, the GUI is provided with three buttons, a minimize button, a maximize button, and a close button, in the title bar of the window. FIG. 2 shows the state of the window when a plurality of applications are activated. In FIG. 2, 201 indicates a minimize button, 202 indicates a maximize button, and 203 indicates a close button. The user generates an event by operating the minimize button 201 and the maximize button 202 with a mouse click or the like, and a predetermined display is performed respectively. When working with multiple windows as described above, in the example of minimization, the OS specifies that the window to be used is switched, temporarily saved as an icon display on the taskbar, and made invisible on the screen. It was minimizing to an area or displaying a fixed minimization window in the format specified by the application. Further, even in the maximization example, the display was performed in a fixed size that maximized the screen specified by the OS or application.
[0005]
For the user, the size can be changed by dragging a corner or side of a square window using a mouse or the like, and the position can be changed by dragging the title bar. It is a cumbersome and time-consuming work.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
In order to solve the above-mentioned problems, in the computer environment using a plurality of applications on the OS of the window-based GUI, the window shape and the position when the minimize / maximize button is activated are arbitrarily set by the user. Thus, an efficient working environment for the user is realized.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The first invention controls the minimization of the window displayed on the display screen in a computer environment in which an operating system and application in the form of a graphical user interface are installed, and includes a CPU, a keyboard / mouse, and a display. A window control program realized by a computer, and setting information relating to a window shape display method when each window is minimized for each preset application by occurrence of an event when the minimization is activated A window control information acquisition means for acquiring window control information from the window control information table, and a window for each application in a predetermined shape according to the acquired window control information. As a window display means for displaying a window control program for causing a computer to function.
[0008]
According to a second invention, in the window control program according to the first invention, the window display when the minimization is started reduces the minimized window of the application to a predetermined size while maintaining the original shape. This is a reduced display to be displayed.
[0009]
According to a third invention, in the window control program according to the first invention, the window display when the minimization is activated is a minimized window of the application being used in an area designated on the display screen. It is a designated area display to be arranged.
[0010]
According to a fourth invention, in the window control program according to the first invention, the display of the window is activated by a drag operation of the pointing device to minimize the display of the drag start position and the message from the operating system to the window. This is a drag-and-drop display in which the window control information is obtained by hooking and a drop position is obtained by a drop operation, thereby displaying a minimized window at the position.
[0011]
A fifth invention is a window control device for controlling the minimization of a window displayed on a display screen in a computer environment in which a graphical user interface type operating system and an application are installed. A window control information table having setting information relating to a display method of a window shape when the window is minimized, and a window control information acquiring means for acquiring the set window control information when an event is generated when the minimization is activated And window display means for displaying a window for each application in a predetermined shape on the screen in accordance with the acquired window control information.
[0012]
According to the above invention, for a plurality of application windows operating on the GUI OS, the window display shape and position are set for each application, stored in the storage area of the computer, and when used, Upon activation such as clicking, any customized window according to the set value can be displayed by acquiring the stored window information. The window can be displayed by reducing the original window to the specified size, displaying the minimized window in the specified area, or displaying it at the specified location by dragging and dropping with the mouse. And a method of displaying a reduced desktop window in the maximized window.
[0013]
According to the present invention, the display of various customizations as described above is realized, which is a significant improvement for the user who displays a plurality of windows and works, and reduces the work load.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0015]
FIG. 1 shows a basic configuration example of the present invention. The present invention includes a CPU 1, a display 2, a keyboard 3, and a mouse 4, and the CPU 1 has an environment in which applications 11 a, 11 b... 11 n that run on a GUI OS 28 are installed. The CPU 1 further includes a window control unit 12 that controls setting, storage, and display, and a storage unit 23 that stores setting information regarding customization of the minimization / maximization window in the application. The window control unit 12 generates an event when the mouse 4 is clicked, and acquires event information acquisition means 13 for acquiring information, window shape setting means 14 for performing customization settings regarding the shape and position of the applications 11a... 11n, The storage unit 23 stores the setting data, and the window display unit 15 acquires the set information and displays it on the display.
[0016]
Further, the window display means 15 includes an arbitrary icon display means 16 for reducing and displaying a customized arbitrary icon shape, and a cutout display means 17 for displaying a minimized window by cutting out a part of the original window. The reduced display means 18 for displaying the minimized window to a specified size, the specified area display means 19 for displaying the customized window in the case of minimizing the window, and the window are minimized. In this case, the drag-and-drop display means 20 displayed at a location designated by the mouse operation of the user and the screen is divided when the window is maximized, the maximized window is displayed on one side, and the maximized window is excluded on the other side. Maximize one by maximizing divided display means 21 for displaying a screen and a screen on which a plurality of windows are displayed. Occasionally, it consists desktop reduced display unit 22 for displaying by reducing the other windows. Further, in the storage unit 23 for storing the setting information, application setting information 24a... 24n, default setting information 25, designated area setting information 26 indicating the location of the designated area for displaying the minimized window, and desktop reduction Display location setting information 27 is stored. In the default setting, when the window minimization / maximization process is performed, if the application-specific setting is not performed, the minimization / maximization process is performed based on this setting.
[0017]
FIG. 3 shows an example of a setting information table for each application or default window shape. a) is a window control information table relating to a window display method, b) is a minimized window designation area information table, and c) is a desktop reduced display information table. In this embodiment, as a window display method, arbitrary icon display / cutout display / reduced display / minimized window designation area display / maximized divided display / desktop reduced display are prepared, and the table is stored in a binary format in the storage unit. 23 is stored. The application name in the table is the installed application a, b... N, or default. In the arbitrary icon display, a flag is set when used, and display is performed at a designated coordinate (X, Y) position in a shape arbitrarily set by the user, for example, IconABC.bmp. If the display 2 to be used is 640 × 400 dots, the coordinates (X, Y) are represented by a three-digit numerical value with (0, 0) at the upper left and (639, 399) at the lower right. Hereinafter, the flag, the cutout range, the display position, and the like are similarly set for other display methods such as cutout display. In the reduced display, a reduction rate is further set. The above settings will be described later. By pressing the minimize / maximize button by clicking the mouse, a pop-up message such as “Window shape setting (W)” is displayed at the click position, and the window shape is displayed. Start the setting program and change the shape and position.
[0018]
FIG. 4 is a flowchart showing the window shape setting operation for each application. Right-click the minimize button for the currently open window. In step S401, the OS notifies the right-click window message to the application of the right-click window. In step S402, right-click information is acquired by the window event acquisition means, and information on the application running at the coordinate position is acquired at the same time. In step S403, a pop-up message such as “Window shape setting (W)” is displayed at the right click position, and in step S404, the window shape is set. The setting contents are stored in the storage unit 23 in step S405. At the end, the acquired window message content is notified to the corresponding window. Thereafter, the operation for minimizing and maximizing the window displayed by the application is performed according to the window shape setting information for the application.
[0019]
FIG. 5 shows an operation flowchart when the window shape setting program is directly started. When the window shape setting means is activated directly instead of right-clicking on the window, settings can be made not only for a specific application but also for an arbitrary application. In step S501, a window shape setting file is selected from the start menu. In step S502, the window control table is displayed, and in step S503, the window shape is set. The setting contents are stored in the storage unit 23 in step S504, and the process ends. Thereafter, operations for minimizing and maximizing windows that are not set for the application are performed according to the setting information.
[0020]
FIG. 6 is a flowchart showing processing when the window minimization button is clicked. By left-clicking the minimize button, a window event is obtained in step S601, and application window information is obtained in step S602. Then, it is determined from the acquired information whether there is application information in the window control table (step S603). If there is application information in the table, it is next determined in step S604 whether minimization has been performed. If the minimization process has been performed, the minimization operation designation is acquired from the window control table, and the minimization process designation method is determined (steps S605 and S607). If the display determination is reduced display, display data for minimizing reduction is acquired from the storage unit 23 in step S608. Similar processing is performed for the cut-out display and the arbitrary icon display (steps S609 and S610). In step S611, the process proceeds to determining whether to perform display within the designated area. When the display is performed in the designated area, the display area is acquired and displayed in the designated area (step S612). If the display is outside the designated area, the display area of the minimized window is acquired and displayed (step S613).
[0021]
On the other hand, if there is no application information in the window control information table in step S603, the minimization operation designation is acquired from the default window control information table in step S607. After the designation of the minimization process in step S608, the process procedure is the same as described above.
[0022]
FIG. 7 shows a flow of minimization processing by drag and drop operation. By dragging the minimize button with the mouse 3, the message from the OS to the window is hooked and the drag start position is acquired (S701, S702). Similarly, the drop of the mouse 3 hooks a message from the OS to the window to acquire the drop position, and the window is displayed by the drag and drop (S703 to S706). At the same time, if the drag start position and the drop position are equal to or longer than a certain distance, it is regarded as a minimization specification by drag and drop, and the corresponding items of the coordinates and flag of the setting information table are changed.
[0023]
FIG. 8 shows a processing flow when the window maximizing button is clicked. A window event is acquired by left-clicking the maximize button, and then window information of the currently opened application is acquired (steps S801 and S802). If there is application information in the storage table in step S803, and if maximization processing has been performed in the determination in step S804, the process proceeds to step S805, and the designation of the maximization operation is acquired from the window control information table. In step S807, it is determined whether or not the maximization display method is designated as the maximization operation of desktop reduction display or split display. If it is a reduced desktop display, information on the reduced desktop display is acquired from the window control information table and a window is displayed (steps S808 and S809). Further, if the split display is designated, the split display information is acquired and the window is displayed (S810, S811). On the other hand, if there is no application information in the setting table in step S803, the designation of the maximization operation is acquired from the default window control information table in step S806, and the same processing is performed thereafter (steps S807 to S811). The customized display by the user of the application window is executed by the processing flow described above.
[0024]
Below, the example of the display of the window in the display 2 is demonstrated. FIGS. 9 to 13 show examples of window display when the minimize button is clicked with the mouse 4, and FIGS. 14 and 15 similarly show the window when the maximize button is clicked with the mouse 4. FIG. A display example is shown.
[0025]
FIG. 9 shows an example of arbitrary icon display in minimization. The upper row is the current screen, and the lower row is the customization setting screen displayed by clicking the minimize / maximize button. An icon screen that is customized by the user is displayed at a predetermined position by the minimize action. In this case, the contents are not displayed due to the symbolic icon display, but for the user, the function is convenient for editing on the multi-screen by placing it in the corner of the main screen. FIG. 10 shows an example in which a part of the window is cut out and displayed. When the minimizing action is caused in the window on the current screen, a part of the characteristic figure, picture, text, etc. of the window is cut out and displayed in the corner of the work screen.
[0026]
FIG. 11 shows a display example when the original window is reduced as it is. By the minimizing action in the window on the current screen, the reduced window is displayed at a predetermined position set by the user. FIG. 12 shows a display example when a plurality of minimized windows are inserted into a kept area in the main screen. A display screen created by a plurality of minimizations is juxtaposed in a specified area by a window minimization action of the current screen. In this case, it is desirable that the size of the minimized screen of each window is the same. Since a plurality of windows are placed on the main screen, a multi-window editing provides a very convenient function for the user. FIG. 13 shows a display example of minimization by drag and drop. By dragging the minimize button of the window on the current screen with the mouse and dropping it at an arbitrary position on the main screen, the window can be reduced and displayed.
[0027]
FIG. 14 shows an example of split display of the maximized screen. When the maximization action is performed on the two windows displayed overlapping the current screen, the screen is divided into two, and each window is displayed in a state where the horizontal axis is reduced. In this embodiment, an example is shown in which two screens are divided equally, but the ratio of screen sizes can be changed. Also, it is possible to deal with a plurality of screens instead of two screens. FIG. 15 shows an example of desktop reduction display. By the action of maximizing the window of the current screen, the other windows are reduced in the screen where the main window is maximized and arranged at a predetermined position.
[0028]
As described above, in this embodiment, the case where the minimize / maximize button displayed in the window is activated by clicking the pointing device or the like has been described. However, in addition to the above-described embodiment, the button is currently set. As a method of representing the display state, minimized display such as reduced display, specified area display, iconized display, partial cut-out display, drag and drop display, and maximized display such as split display and desktop reduced display are possible. It is also possible to display the icon as a task bar of each application and to display the window screen described so far by clicking the setting display state icon displayed on the task bar. This provides greater ease of use for the user.
(Additional remark 1) In the computer environment where the operating system and application of the graphical user interface form were installed, the window control program which implement | achieves control of the minimization of the window displayed on a display screen by a computer,
Window control information is obtained from a window control information table having setting information related to a window shape display method when each window is minimized for each preset application by the occurrence of an event when the minimization is activated. Window control information acquisition means for acquiring;
In accordance with the acquired window control information, as a window display means for displaying a window for each application in a predetermined shape on the screen,
A window control program that allows a computer to function.
(Supplementary note 2) In the window control program according to supplementary note 1, when the minimization is activated, the window display is reduced so that the minimized window of the application is reduced to a predetermined size while maintaining the original shape. A window control program characterized by being a display.
(Supplementary Note 3) In the window control program described in Supplementary Note 1, the window display when the minimization is activated is designated to place the minimized window of the application in use in the designated area on the display screen. A window control program characterized by being an area display.
(Supplementary note 4) In the window control program according to supplementary note 1, the window display obtains a drag start position simultaneously with hooking window information by minimizing by a drag operation of a pointing device, and obtains a drop position by a drop operation. A window control program characterized by a drag-and-drop display for displaying a minimized window at the position.
(Supplementary Note 5) In a computer environment in which a graphical user interface type operating system and application are installed, a window control program for realizing control of maximization of a window displayed on a display screen by a computer,
Window control information is obtained from a window control information table having setting information related to a window shape display method in the case of maximizing each window for each preset application by the occurrence of an event when the maximization is activated. Window control information acquisition means for acquiring;
In accordance with the acquired window control information, as a window display means for displaying a window for each application in a predetermined shape on the screen,
A window control program that allows a computer to function.
(Additional remark 6) In the window control program according to additional remark 5, when the maximization is activated, the window display is a window obtained by maximizing the window of the application and reducing the other windows to display the desktop window. A window control program characterized in that it is a reduced-size desktop display.
(Supplementary note 7) The window control program according to supplementary note 1, wherein the display of the window is an arbitrary icon display for displaying the minimized window of the application in an arbitrary icon shape set by the user. program.
(Supplementary note 8) The window control program according to supplementary note 1, wherein the display of the window is a cut-out display that cuts out and displays a part of the original window of the minimized window of the application.
(Supplementary note 9) In the window control program according to supplementary note 5, when the display of the window maximizes the windows of two or more applications, the screen is equally divided, the maximized window is displayed on one side, and the other is displayed on the other side. A window control program characterized by being a split screen display for displaying a screen excluding the maximized window.
(Supplementary Note 10) A window control method for controlling the minimization of a window displayed on a display screen in a computer environment in which a graphical user interface type operating system and an application are installed,
Window control information is obtained from a window control information table having setting information related to a window shape display method when each window is minimized for each preset application by the occurrence of an event when the minimization is activated. A window control information acquisition stage to be acquired;
In accordance with the acquired window control information, a window display step for displaying a window for each application in a predetermined shape on the screen,
A window control method characterized by comprising:
(Supplementary Note 11) A window control method for controlling the maximization of a window displayed on a display screen in a computer environment in which an operating system and application in a graphical user interface format are installed,
Window control information is obtained from a window control information table having setting information related to a window shape display method in the case of maximizing each window for each preset application by the occurrence of an event when the maximization is activated. A window control information acquisition stage to be acquired;
In accordance with the acquired window control information, a window display step for displaying a window for each application in a predetermined shape on the screen,
A window control method characterized by comprising:
(Supplementary note 12) A window control device for controlling minimization of a window displayed on a display screen in a computer environment in which an operating system and an application of a graphical user interface type are installed,
For each application, a window control information table having setting information regarding a window shape display method when each window is minimized, and
Window control information acquisition means for acquiring the set window control information by an event occurrence when the minimization is activated;
Window display means for displaying a window for each application in a predetermined shape on the screen according to the acquired window control information;
A window control device comprising:
(Supplementary Note 13) A window control device for controlling maximization of a window displayed on a display screen in a computer environment in which an operating system and application in a graphical user interface format are installed,
For each application, a window control information table having setting information regarding a window shape display method when maximizing each window;
Window control information acquisition means for acquiring the set window control information by an event occurrence when the maximization is activated;
Window display means for displaying a window for each application in a predetermined shape on the screen according to the acquired window control information;
A window control device comprising:
[0029]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the window minimization / maximization function, which has been fixed in the past, can be customized by the user, so that a plurality of windows can be displayed on the same screen to perform multitasking. Inconvenience, that is, in the case of maximization, the lower layer screen is covered with the upper layer screen and cannot be seen. Efficiency can be greatly improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing an example of a basic configuration according to the present invention.
FIG. 2 is a diagram illustrating a state of a window in which a plurality of applications are activated on the same screen.
FIG. 3 is a diagram showing a window setting information table;
FIG. 4 is a flowchart illustrating a setting operation for each application.
FIG. 5 is a diagram showing an operation flowchart when a window shape setting program is directly started.
FIG. 6 is a flowchart showing processing when the minimize button of the window is clicked.
FIG. 7 is a flowchart of minimization processing by a drag and drop operation.
FIG. 8 is a flowchart showing processing when the maximize button of the window is clicked.
FIG. 9 is a diagram illustrating an example of an arbitrary icon display at the time of minimization.
FIG. 10 is a diagram illustrating an example of a partial cut-out display of a window at the time of minimization.
FIG. 11 is a diagram illustrating a display example of a reduced window.
FIG. 12 is a diagram showing a display example of a minimized window in a designated area.
FIG. 13 is a diagram illustrating an example of reduced display by drag and drop.
FIG. 14 is a diagram illustrating an example of screen division at the time of maximization.
FIG. 15 is a diagram illustrating an example of desktop reduction display.
[Explanation of symbols]
1: CPU
2: Display
3: Keyboard
4: Mouse
11a to 11n: Applications a to n
12: Window control unit
23: Storage unit
28: OS

Claims (1)

グラフィカル・ユーザ・インタフェース形式のオペレーティングシステム及びアプリケーションがインストールされたコンピュータ環境においてデイスプレイ画面に表示されるウインドウの最小化を制御するウインドウ制御プログラムであって、
ポインティングデバイスのドラッグ操作による最小化の起動によってウインドウ情報をフックすると同時にドラッグ開始位置を取得し、かつ該ポインティングデバイスのドロップ操作によってドロップ位置を取得するウインドウ制御情報取得手段と、
前記ドラッグ開始位置と前記ドロップ位置の距離が一定以上ある場合に、前記ドロップ位置に最小化ウインドウを表示するウインドウ表示手段として、
コンピュータを機能させるウインドウ制御プログラム。
A window control program for controlling the minimization of windows graphical user interface format operating system and applications are displayed on the de Isupurei screen Te computer environment smell installed,
A window control information acquisition means for acquiring a drag start position at the same time as hooking window information by activation of minimization by a drag operation of the pointing device, and acquiring a drop position by a drop operation of the pointing device ;
As a window display means for displaying a minimized window at the drop position when the distance between the drag start position and the drop position is a certain distance or more ,
Lou guiding control program causes a computer to function.
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