JP3965914B2

JP3965914B2 - Dovetail and rear bumper support structure

Info

Publication number: JP3965914B2
Application number: JP2001023106A
Authority: JP
Inventors: 直人斎藤
Original assignee: Nissan Motor Co Ltd
Current assignee: Nissan Motor Co Ltd
Priority date: 2001-01-31
Filing date: 2001-01-31
Publication date: 2007-08-29
Anticipated expiration: 2021-01-31
Also published as: JP2002225653A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、バックドアを閉じたときにバックドアの左右方向位置を所定の位置に案内して支持するダブテールと、リアバンパの左右両端部との支持構造に関し、特に、リアバンパは、左右両端部が、車体の後部に設けられたドア開口部の左右下縁部に沿って上方に立ち上がって後方から見て略Ｕ字形状を成すものに関する。
【０００２】
【従来の技術】
ワンボックス車やワゴン車などのように車体の後面にバックドアを有した車両において、特に、リアバンパの左右両端部がドア用開口部に沿って上方に立ち上がる立上部を有したリアバンパと、ダブテールとの支持は、従来、図６に示すように、車体後部のドア開口部の左右両端を形成するリアピラー０１の下端部に、車両後方を向いたバンパ用取付面０２と、車両中央方向を向いたダブテール用取付面０３とを備えた凸部０４を形成し、バンパ用取付面０２には、バンパ用支持ブラケット０５を取り付け、このバンパ用支持ブラケット０５にリアバンパ０９の立上部０９１をクリップ０１０やねじを用いて取り付けて支持し、また、ダブテール用取付面０３には、ダブテールの車体側部材０６を取り付けていた。
なお、ダブテールは、車体側部材０６と、図外のバックドア側ダブテールとを備え、バックドアを閉じたときに、両者が当接して両者のガイド面により相互に案内されることでバックドアを正規の位置に配置させるものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のような従来技術にあっては、以下に列挙する解決すべき課題を有している。
１．寸法精度を高く保つことが難しいプレス成形によりバンパ用取付面０２とダブテール用取付面０３が形成されており、両取付面０２，０３の相対的位置を正確に形成することが難しいものであり、さらに、リアバンパ０９は、バンパ用取付面０２に取り付けられたバンパ用支持ブラケット０５に支持され、車体側部材０６とリアバンパとの相対位置関係が、バンパ用支持ブラケット０５の成形精度ならびに取付精度にも影響を受けてしまう。
このため、凸部０４における両取付面０２，０３の成形精度と、バンパ用支持ブラケット０５の成形精度ならびに取付精度とにより、バックドアを閉じたときにダブテールにより案内されるドアの位置とリアバンパ０９との相対位置が正規の位置と異なる配置される場合があり、この場合、バックドアの左右下端部とリアバンパの立上部分との間に形成される隙間が左右で異なる幅となって、建て付け品質が劣るものであり、これにより、外観品質が低下するものであった。
２．２つの取付面０２，０３を有した形状の凸部０４をプレス加工により形成する場合、その近傍において凹部を形成すると、形状変化量が大きくなりすぎ、安価にこのような加工を行うことが難しい。そのため、リアバンパの立上部に連続してその上方にリアコンビネーションランプを設置するデザイン的要望があった場合、図６に示すようにリアコンビネーションランプを設置するための凹部０７を設ける必要があるが、前記取付面０２，０３を有した凸部０４の上部近傍に凹部０７を形成することが難しく、このようなデザイン的要望に応えることが技術的に困難となる。このように、凸部０４を形成してリアバンパおよびダブテールを支持する構造にあっては、凸部０４を形成するが故に、造形上の制約を与えてしまうものであって、設計自由度に劣るものであった。あるいは、上述のように凸部０４と凹部０７とが連続する形状を形成することは可能ではあるが、プレスなどの加工を複数回行うことになり、加工コストの上昇を招くものであった。
すなわち、凸部０４により支持する構造にあっては、安価に高い設計自由度を得ることができなかった。
３．２つの取付面０２，０３を有した凸部０４は、リアピラー０１に形成しているが、このリアピラー０１には、バックドアと当接して水密を保つウエザストリップ０８が図６に示すように取り付けられる。このウエザストリップ０８は、通常、リアピラー０１を形成するアウタパネルとインナパネルとを溶接するために重ね合わせられているフランジに取り付けるのが一般的である。したがって、ドア用開口部の開口幅を広くしようとした場合、その最大寸法はウエザストリップ０８の位置により制約を受けることになる。
そこで、上述の凸部０４をプレス加工により形成した場合、凸部０４には加工のための絞りが必要となって、ウエザストリップ０８を取り付けるフランジと、凸部０４におけるダブテール用取付面０３との間には、加工上必要な寸法を確保する必要になる。
このため、ドア開口部の最大幅が凸部０４の位置に制約されてしまい、この加工上必要な寸法分だけは、開口幅が狭められるものであり、それだけ設計自由度が低くなる。
【０００４】
本発明は、上述の従来の問題点に着目して成されたものであり、バックドアとリアバンパ立上部の隙間寸法の精度を高めて外観品質の向上を図ること、プレス加工による制約を抑えることにより、リアコンビネーションランプとリアバンパの立上部を連続させるような造形も安価に達成可能として、設計自由度の向上を安価に図ること、ウエザストリップの外側に加工上必要な寸法を確保することを不要として相対的な開口幅を広くすること、を可能として造形上の制約を無くして設計自由度の向上を図ることを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明は、車体の後面に、上部を支点として上下に回動するバックドアが設けられ、このバックドアの下部と車体との間には、バックドア側部材と車体側部材とから成り、バックドアを閉じたときに全閉直前から全閉となる間に両部材が当接してバックドアの左右方向位置を所定の正規位置に導くダブテールが設けられ、車体の後面に取り付けられるリアバンパの左右両端部には、バックドアの左右下端縁部に沿って立ち上がる立上部が設けられ、バックドアの左右下端部近傍の車体に、前記ダブテールの車体側部材を支持するダブテール支持部と、前記リアバンパの立上部を支持するバンパ支持部が設けられているダブテールおよびリアバンパ支持構造において、
前記バックドアの左右下端部近傍であってピラーアウタパネルとピラーインナパネルとを接合させて形成されたリアピラーのピラーアウタパネルに略車両後方を向いて設けられた取付面に、支持ブラケットが取り付けられ、この支持ブラケットは、前記取付面に取り付けられた取付片と、この取付片の車両中央側の端縁から略車両後方に延在された前記ダブテール支持部と、前記取付片の上縁から略水平方向に延在された前記バンパ支持部とが形成され、
前記バンパ支持部には、バンパ固定用クリップが固定され、このバンパ固定用クリップには、リアバンパ本体もしくはリアバンパに固定された部材に設けられた被挟持部を略水平に挟持する２枚の挟持片が対向して設けられているとともに、一方の挟持片の内側に他方の挟持片に向けて係合爪が突設され、前記被挟持部には、前記係合爪を挿入して係合状態を形成可能な係合穴が形成され、この係合穴と係合爪とは、係合状態において被挟持部の差込方向には相対移動することのない寸法関係に形成され、前記被挟持部には、挟持片に差し込んで係合穴と係合爪とを係合させた状態において挟持片の外周縁と前記差込方向と略直交方向で係合して挟持片と被挟持部との前記直交方向への相対移動を規制する係合部が形成されていることを特徴とするダブテールおよびリアバンパ支持構造とした。
【０００６】
また、請求項２に記載の発明は、請求項１に記載のダブテールおよびリアバンパ支持構造において、前記被挟持部に形成された係合部は、差込方向の前端部ほど広く後端部ほど狭い形状に形成されていることを特徴とする。
【０００８】
【発明の作用および効果】
本発明構造では、車体に支持ブラケットを取り付け、この支持ブラケットのダブテール支持部にダブテールの車体側部材を取り付け、また、支持ブラケットのバンパ支持ブラケットによりリアバンパの立上部をクリップやねじなどにより支持する。
【０００９】
このように、一つの部材である支持ブラケットにより、ダブテールとリアバンパとを支持できるため、両者の相対位置が車体の支持面の精度に左右されることが無くなり、支持ブラケットの成形精度と、ダブテールの車体側部材の取付精度と、リアバンパの組付精度とに依存するだけとなる。よって、従来のように、車体側の２つの取付面における成形精度の影響を受けなくなるため、バックドアを閉じたときのバックドアとリアバンパの立上部との隙間の寸法精度を従来よりも向上させて左右均等となるように建て付け精度を向上させることが容易となり、外観品質の向上を図ることができる。
【００１０】
また、本発明では、リアバンパとダブテールの車体側部材の支持のために凸部を形成することが不要となった。このため、従来のように、凸部を形成するための絞りが不要となって、ドア開口部の回りにウエザストリップおよび、その取付用のフランジを設けるにあたって、フランジとダブテールを支持する部分との間に、加工上必要な寸法を確保する必要が無くなる。
よって、ドア開口部の最大幅が凸部の位置に制約されることがなくなり、その分、開口幅に関する制約が無くなり、それだけ設計自由度が高くなる。
【００１１】
本発明では、ダブテールの車体側部材とリアバンパとの支持のために凸部を形成することが不要となった。このため、凸部を形成するが故の造形上の制約が無くなり、支持ブラケットの取付面の上方位置にコンビネーションランプ取付用凹部を形成する構造であっても、従来に比べて車体の凹凸変化量を小さくすることができ、単純なプレス成形によりコンビネーションランプ取付用凹部の成形が可能となる。したがって、安価に従来よりも設計自由度を向上させることができる。
【００１２】
また、本発明にあっては、リアバンパを支持する際には、リアバンパ本体あるいはリアバンパに固定された部材に設けられた被挟持部を、支持ブラケットに固定されたバンパ固定用クリップに設けられている２枚の挟持片の間に差し込む。この差込を行う際には、被挟持部に設けられている係合部が、挟持片の差込直交方向両側に配置されるように、すなわち両係合部の間に挟持片を所定量差し込むと、挟持片の係合爪と被挟持部の係合穴とが係合することになり、支持状態が形成される。このリアバンパの支持状態にあっては、リアバンパは、係合爪と係合穴との係合により、車体に対して前記差込方向に相対移動するのが規制され、また、挟持片の縁部と係合部との係合により前記差込方向と略直交方向に車体に対して相対移動するのが規制されるものであり、水平面の直交２方向の移動を規制することにより水平面の移動が規制されることになる。
【００１３】
このように、リアバンパの被挟持部を車体側の挟持片の間に差し込むだけでリアバンパの支持を行うことができ、しかも、その際に、被挟持部に設けた係合部と挟持片との相対位置関係を見ながら作業を行うことにより、係合爪と係合穴とが係合する適正な位置を把握することができるため、作業性に優れるという効果が得られる。
【００１４】
請求項２に記載の発明にあっては、リアバンパの支持作業において、被挟持部を挟持片の間に差し込むにあたり、被挟持部の係合部の広がった側の間に挟持片を配置させるように差し込めば、奥に差し込むにしたがって、係合爪と係合穴とが係合する正規位置に対して差込直交方向に位置がずれていれば、係合部が挟持片の縁部に当たって正規位置側に矯正されることになり、係合部の間隔が狭まった時点で、正規の位置に配置されて係合爪と係合穴とが係合する。したがって、よりいっそう、高い作業性を得ることができる。
【００１５】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図２は本実施の形態を適用した車両の後面を示す斜視図であって、本実施の形態は、いわゆるワンボックスカーに適用されている。
この車両の車体Ｂの後面には、上端部に設けられた図示を省略したヒンジにより上下に回動するバックドア１が設けられている。このバックドア１は、図示のように、下端部において左右両端部が狭くなった逆凸形状に形成されている。そして、このバックドア１の下端部の左右にはコンビネーションランプ２が設けられている。なお、コンビネーションランプ２には、図示は省略するが、ストップランプ、方向指示ランプ、後退ランプを内部に組み込まれている。
【００１６】
また、バックドア１の下方にはリアバンパ３が設けられている。このリアバンパ３は、前記バックドア１の下端部に沿って延在される本体部３ａと、この本体部３ａの左右両端部から上方に立ち上がって形成された立上部３ｂとを有して、後方から見て略Ｕ字形状に形成されている。
【００１７】
前記バックドア１の左右下端部と車体Ｂとの間にはダブテール４が設けられている。図３は図２のＳ３−Ｓ３断面図であって、このダブテール４の説明をする前に、バックドア１の左右下端部と車体Ｂ側の構造について説明すると、前記バックドア１は、図示のように、ドアアウタパネル１ａとドアインナパネル１ｂとを接合させて、両者１ａ，１ｂの間に空間１ｃを形成して形成されている。また、ドアインナパネル１ｂには、図示のように車外方向を向いたドア端面１ｄが形成され、かつ、このドア端面１ｄに連続して車両前方を向いた当たり面１ｅが形成されている。
【００１８】
次に、図３において５はリアピラーである。このリアピラー５は、前記バックドア１により開閉されるドア開口部６の左右端縁部に立設されており、ピラーアウタパネル５ａとピラーインナパネル５ｂとを接合させて形成され、両パネル５ａ，５ｂの間には空間５ｃが形成されている。そして、両パネル５ａ，５ｂの接合部分において略車両後方を向いてフランジ５ｄが立てられ、このフランジ５ｄにウエザストリップ７が取り付けられている。このウエザストリップ７は、前記バックドア１を全閉状態としたときに前記当たり面１ｅに当たって、車室の水密を確保するものである。
【００１９】
前記リアピラー５には、前記ウエザストリップ７の取付位置よりも車外側の位置に略車両後方を向いた取付面５ｆが形成され、この取付面５ｆに支持ブラケット８が取り付けられている。
図１は支持ブラケット８が取り付けられている部位を示す分解斜視図であって、この図に示すように、前記支持ブラケット８は、前記取付面５ｆにねじ止めされた略四角形状を成す取付片８ａと、この取付片８ａの上縁に連続されて略水平方向に延在されて略四角形状を成すバンパ支持片８ｂと、前記取付片８ａの車両中央側の端縁に連続されて略車両後方に延在されたダブテール支持片８ｃとを備えている。
【００２０】
次に、図３に戻り、前記ダブテール４について説明すると、ダブテール４は、図示のように前記ウエザストリップ７よりも車外側の位置に設けられている。ダブテール４は、車体側部材４１とバックドア側部材４２とを備えているもので、まず、このバックドア側部材４２について説明すると、このバックドア側部材４２は、前記ドア端面１ｄに取り付けられている。このバックドア側部材４２は、ドア端面１ｄに固定されたブラケット４２ａと、樹脂あるいは硬質ゴムなどのような比較的剛性の低い素材により形成されて前記ブラケット４２ａに対して略車両前後方向、すなわちバックドア１の全閉直前から全閉となる移動方向に移動可能に支持されたドア側ダブテール４２ｂとを備えている。なお、このドア側ダブテール４２ｂは、その移動可能な支持は、例えばレールと溝のようなスライドガイド手段により行われており、かつ、リターンスプリング４２ｃにより前方に付勢されている。また、ドア側ダブテール４２ｂの車両前方かつ車外方向（図では左方向）の角部には、後方に向けて車外方向に広がるように傾斜したガイド面４２ｄが形成されている。
【００２１】
一方、ダブテール４の前記車体側部材４１は、支持ブラケット８のダブテール支持片８ｃにねじにより固定されたブラケット４１ａと、このブラケット４１ａと一体に形成されて樹脂や硬質ゴムなどの比較的剛性の低い素材により形成された車体側ダブテール４１ｂとを備えている。そして、車体側ダブテール４１ｂには、前記ドア側ダブテール４２ｂのガイド面４２ｄと当たるガイド面４１ｄが形成されている。したがって、バックドア１を全閉状態に向けて閉じると、全閉の寸前で車体側ダブテール４１ｂとドア側ダブテール４２ｂとのガイド面４１ｄ，４２ｄが当接し、これらガイド面４１ｄ，４２ｄの傾斜に基づいて左右においてバックドア１が車両中央方向に押圧されることにより、所定の正規位置に配置されることになる。この全閉時において、前記車体側ダブテール４１ｂとドア側ダブテール４２ｂとは、不図示のラップ代を有しており、その分、ドア側ダブテール４２ｂがリターンスプリング４２ｃを縮めながら車両後方へ、すなわち図示位置へ変位する。
【００２２】
次に、図１に戻り、前記リアバンパ３の取付構造について説明する。
前記リアバンパ３には、本体部３ａの上端部分と立上部３ｂの車両中央側部分とに後面フランジ３ｆが形成されており、また、立上部３ｂの上端部分には略水平方向を向いた上面フランジ３ｇが形成されている。また、上面フランジ３ｇには、被挟持部３ｈが設けられ、この被挟持部３ｈには、図示のように左右に長い係合穴３ｊが穿設されている。また、前記被挟持部３ｈの外周縁には、略コの字形状を無してコの字の開口方向を車両前方に向けたガイド突起３ｋ（特許請求の範囲の係合部に相当する）が設けられている。なお、このガイド突起３ｋは、コの字の開口側が徐々に広がる形状に形成されており、また、断面は図５に示すように四角断面形状に形成されている。
【００２３】
前記リアバンパ３の被挟持部３ｈは、前記支持ブラケット８に固定されたバンパ固定用クリップ９に装着される。すなわち、前記リアバンパ３は、本体部３ａは、後面フランジ３ｆに穿設されたねじ穴３ｍの部分で車体Ｂにねじ止めして固定されるとともに、立上部３ｂの上端部分は、被挟持部３ｈを支持ブラケット８に設けられたバンパ固定用クリップ９に係合されて固定される。
【００２４】
ここで、前記バンパ固定用クリップ９について説明すると、このバンパ固定用クリップ９は、前記被挟持部３ｈを略水平に挟持する上側挟持片９ａと下側挟持片９ｂとが対向して設けられて、図１のＳ４−Ｓ４断面である図４に示すように、略Ｕ字形状に形成されている。また、図示のように上側挟持片９ａの後端部には上向きのガイド面９ｃが形成されているとともに下側挟持片９ｂの後端部には下向きのガイド面９ｄが形成されている。
【００２５】
さらに、下側挟持片９ｂの下面には、図１のＳ５−Ｓ５断面である図５および前述の図４に示すように、固定用突起９ｅが下方に突設されている。この固定用突起９ｅは、前記バンパ支持片８ｂに穿設された略四角形の固定用穴８ｅに挿通されてバンパ固定用クリップ９をバンパ支持片８ｂに固定するものであり、この固定用突起９ｅには、固定用穴８ｅに挿通させたときに固定用穴８ｅの縁に係合して抜け止めを行う係合爪９ｆが形成されている。
【００２６】
また、前記上側挟持片９ａの下面には、下方に向けて係合爪９ｇが突設されている。この係合爪９ｇは、図４および図５に示すように、前面および左右側面が四角柱形状を成し、かつ、後面が前記ガイド面９ｃに連続する傾斜面状に形成されている。
前記係合爪９ｇは、両挟持片９ａ，９ｂの間に前記被挟持部３ｈが差し込まされたときに、図４に示すように前記係合穴３ｊと係合して被挟持部３ｈが差し込み方向の逆方向である後方へ移動するのを規制するものであり、また、図５に示すように係合爪９ｇの左右方向寸法は、係合穴３ｊの左右方向寸法よりも小さな寸法に形成されている。
さらに、上述の係合爪９ｇと係合穴３ｊとが係合した状態では、前記被挟持部３ｈに形成されたガイド突起３ｋは、図５に示すように、その左右方向の幅は、上側挟持片９ａの左右方向幅寸法よりも僅かだけ広い寸法となって、バンパ固定用クリップ９とリアバンパ３の被挟持部３ｈとが車幅方向の相対変位した場合には、上側挟持片９ａの左右端縁部がガイド突起３ｋに当たってこの車幅方向の相対変位を規制する構造となっている。
【００２７】
図１に戻り、前記リアピラー５において、支持ブラケット８を固定する取付面５ｆの上方位置に、前記コンビネーションランプ２を収容するコンビネーションランプ取付用凹部５ｇが車体前方に向かって凹んで形成されている。
【００２８】
次に、本実施の形態による取付作業手順を説明する。
まず、ドア開口部６の左右のリアピラー５に設けられた取付面５ｆに予め設けられた図外のねじ穴に対し、支持ブラケット８の位置決めを行った後、ねじ止めする。
次に、支持ブラケット８のダブテール支持片８ｃには、ダブテール４の車体側部材４１を位置決めしてねじ４３，４３により固定する。
【００２９】
一方、支持ブラケット８のバンパ支持片８ｂには、バンパ固定用クリップ９を固定する。この固定は、バンパ固定用クリップ９の固定用突起９ｅをバンパ支持片８ｂの固定用穴８ｅに差し込んで行う。
さらに、リアバンパ３を車体に固定するにあたり、左右の立上部３ｂは、その上端部に設けられた被挟持部３ｈを前記バンパ固定用クリップ９の上側挟持片９ａと下側挟持片９ｂとの間に差し込む。
この際、被挟持部３ｈの外周に形成された略コの字形状を成すガイド突起３ｋのコの字の内側に上側挟持片９ａを差し入れるようにして両者の相対位置を調節しながら被挟持部３ｈを両挟持片９ａ，９ｂの間に差し込む。そして、この差込量が所定量となると、上側挟持片９ａに設けられた係合爪９ｇが被挟持部３ｈに形成された係合穴３ｊに落ち込んで、この係合爪９ｇと係合穴３ｊとが図４に示す係合状態となる。
この係合状態において、リアバンパ３の立上部３ｂが車体Ｂに対して後方に相対移動しようとしても係合爪９ｇと係合穴３ｊとが図示のように係合して、この移動が規制され、リアバンパ３の立上部３ｂが後方に移動することはない。また、リアバンパ３の立上部３ｂが車体Ｂに対して前方へ相対移動しようとした場合には、被挟持部３ｈがバンパ固定用クリップ９の挟持片９ａ，９ｂを繋ぐＵ字形状部分に突き当たり、この前方への相対移動が規制される。
また、リアバンパ３の立上部３ｂが車体Ｂに対して左右方向に相対移動しようとした場合には、被挟持部３ｈに形成されたガイド突起３ｋがバンパ固定用クリップ９の上側挟持片９ａの左右端縁部に当たり、この左右方向への相対移動が規制される。また、リアバンパ３の立上部３ｂが車体に対して上下方向に移動しようとした場合、被挟持部３ｈの上下移動がバンパ固定用クリップ９の両挟持片９ａ，９ｂにより規制される。
このようにリアバンパ３の立上部３ｂが前後左右上下方向に移動するのが規制される。
【００３０】
上述したリアバンパ３の立上部３ｂの支持を行うにあたり、この時の作業としては、リアバンパ３の被挟持部３ｈをバンパ固定用クリップ９に差し込むだけで良く、作業性に優れるものであり、しかも、その際に被挟持部３ｈの周囲に設けたガイド突起３ｋを目印にしてバンパ固定用クリップ９に差し込むだけで良く、加えて、ガイド突起３ｋは、差込方向側が広くなっているため、このガイド突起３ｋの間にバンパ固定用クリップ９の上側挟持片９ａを配置させるように差し込む作業を行いやすく、この点でも作業性に優れるという効果が得られる。
【００３１】
次に、バックドア１を閉じたときには、全閉近傍からは左右に設けられたダブテール４が作動して、バックドア１の左右方向の振れが規制されて所定の正規位置に配置される。
このようにバックドア１がダブテール４により所定の正規位置に配置されたときには、図３に示すバックドア１の左右端部と、リアバンパ３の立上部３ｂとの間に形成される隙間ＳＳが、左右で略均一の間隔になり、外観品質に優れる。そして、このように左右の隙間ＳＳの寸法を一致させるにあたり、本実施の形態では、両者の位置を規制するダブテール４の車体側部材４１とバンパ固定用クリップ９とが１つの部材である支持ブラケット８により支持されているため、バックドア１の左右端部とリアバンパ３の立上部３ｂとの相対位置が、従来のように車体のプレス成形により形成される支持面の精度に左右されることが無くなり、支持ブラケット８の成形精度と、ダブテール４の車体側部材４１の取付精度と、リアバンパ３の組付精度とに依存するだけとなり、バックドア１を閉じたときのバックドア１とリアバンパ３の立上部３ｂとの隙間ＳＳが左右均等となるように建て付け精度を向上させることが容易となる。
よって、従来と比較して簡単に外観品質の向上を図ることができる。
【００３２】
また、本実施の形態では、リアバンパ３とダブテール４の車体側部材４１との支持のために凸部を形成することが不要となった。このため、リアバンパ３の立上部３ｂの上方にコンビネーションランプ取付用凹部５ｇを形成するデザインを採用しても、プレスによる凹凸の変化量が少なくなって、通常のプレス加工による成形が可能となる。
このため、リアバンパ３の上にコンビネーションランプ２が連続するデザインを安価に採用することが可能となり、従来に比較してコストアップを招くことなく設計自由度を向上させることができる。
【００３３】
さらに、本実施の形態にあっては、図３に示すようにダブテール４の車体側部材４１の支持を支持ブラケット８により行い、従来のようにこの支持を行う凸部をリアピラー５に形成しない構成としたため、車体側部材４１を支持する位置とウエザストリップ７を支持する位置との間に、凸部を形成するのに必要な絞り寸法を確保する必要が無くなった。
したがって、従来と比較して、バックドア１の幅により決定されるダブテール４の位置に対して相対的にウエザストリップ７を支持する位置を近付けることが可能となり、それだけ従来よりも開口幅を広くすることが可能となり、それだけ設計自由度が高くなる。
【００３４】
以上、図面により実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、実施の形態では、リアバンパ３の立上部３ｂを支持ブラケット８のバンパ支持片８ｂに対してバンパ固定用クリップ９を介して固定する例を示したが、この固定は、ビス止めやねじ止めなど他の手段を用いて行うようにしてもよい。同様に車体側部材４１の固定に関しても、実施の形態で示したねじ止めに限定されるものではなく、ビス止めなど他の手段を用いてもよい。また、支持ブラケット８は、バンパ支持片８ｂおよびダブテール支持片８ｃを有している構成であれば、その形状は実施の形態で示した形状に限定されるものではない。また、実施の形態では、リアバンパ３の立上部３ｂの上方にコンビネーションランプ２を設けたものを示したが、この位置にこのコンビネーションランプを設けない構成にも適用することができる。また、実施の形態では、バンパ固定用クリップ９にリアバンパ３の立上部３ｂに形成した被挟持部３ｈを差し込むようにしたが、このように差し込むのは、立上部３ｂに固定したブラケットのようなリアバンパ３とは別体の部材を差し込むようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図１】実施の形態のダブテールおよびバンパ支持構造を示す分解斜視図である。
【図２】実施の形態を適用した車両を示す斜視図である。
【図３】実施の形態の要部を示す断面図（図２のＳ３−Ｓ３断面）である。
【図４】実施の形態の要部を示す断面図（図１のＳ４−Ｓ４断面）である。
【図５】実施の形態の要部を示す断面図（図４のＳ５−Ｓ５断面）である。
【図６】従来技術を示す斜視図である。
【符号の説明】
１バックドア
１ａドアアウタパネル
１ｂドアインナパネル
１ｃ空間
１ｄドア端面
１ｅ当り面
２コンビネーションランプ
３リアバンパ
３ａ本体部
３ｂ立上部
３ｆ後面フランジ
３ｇ上面フランジ
３ｈ被挟持部
３ｊ係合穴
３ｋガイド突起
３ｍ穴
４ダブテール
４１車体側部材
４１ａブラケット
４１ｂ車体側ダブテール
４１ｄガイド面
４２バックドア側部材
４２ａブラケット
４２ｂドア側ダブテール
４２ｃリターンスプリング
４２ｄガイド面
５リアピラー
５ａピラーアウタパネル
５ｂピラーインナパネル
５ｃ空間
５ｄフランジ
５ｆ取付面
５ｇコンビネーションランプ取付用凹部
６ドア開口部
７ウエザストリップ
８支持ブラケット
８ａ取付片
８ｂバンパ支持片
８ｃダブテール支持片
８ｅ固定用穴
９バンパ固定用クリップ
９ａ上側挟持片
９ｂ下側挟持片
９ｃガイド面
９ｄガイド面
９ｅ固定用突起
９ｆ係合爪
９ｇ係合爪[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a support structure of a dovetail that supports the back door in the left-right direction when the back door is closed and supports the left and right ends of the rear bumper, and in particular, the rear bumper has both left and right ends. Further, the present invention relates to an apparatus that rises upward along the left and right lower edges of a door opening provided at the rear part of a vehicle body and has a substantially U shape when viewed from the rear.
[0002]
[Prior art]
In a vehicle having a back door on the rear surface of the vehicle body such as a one-box vehicle or a wagon vehicle, in particular, a rear bumper having an upright portion where the left and right ends of the rear bumper rise upward along the door opening, a dovetail, Conventionally, as shown in FIG. 6, the bumper mounting surface 02 facing the rear of the vehicle and the vehicle center direction are directed to the lower ends of the rear pillars 01 that form the left and right ends of the door opening at the rear of the vehicle body. The bumper mounting surface 02 is provided with a bumper support bracket 05, and the bumper support bracket 05 is attached to the bumper support bracket 05 with the clip 010 and screws. In addition, a dovetail vehicle body side member 06 is attached to the dovetail attachment surface 03.
The dovetail is provided with a vehicle body side member 06 and a back door side dovetail (not shown). When the back door is closed, both come into contact with each other and are guided to each other by the guide surfaces of the two. It is arranged at a regular position.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional techniques as described above have problems to be solved as listed below.
1. The bumper mounting surface 02 and the dovetail mounting surface 03 are formed by press molding, which is difficult to maintain high dimensional accuracy, and it is difficult to accurately form the relative positions of both mounting surfaces 02 and 03. Further, the rear bumper 09 is supported by a bumper support bracket 05 attached to the bumper attachment surface 02, and the relative positional relationship between the vehicle body side member 06 and the rear bumper also affects the molding accuracy and the attachment accuracy of the bumper support bracket 05. It will be affected.
For this reason, the position of the door guided by the dovetail when the back door is closed and the rear bumper 09 are determined by the molding accuracy of the mounting surfaces 02 and 03 on the convex portion 04 and the molding accuracy and mounting accuracy of the bumper support bracket 05. In this case, the gap formed between the left and right lower ends of the back door and the rising part of the rear bumper has different widths on the left and right sides. The attachment quality was inferior, and the appearance quality was thereby reduced.
2. When the convex part 04 having the shape having the two mounting surfaces 02 and 03 is formed by pressing, if the concave part is formed in the vicinity thereof, the shape change amount becomes too large, and such processing is performed at low cost. Is difficult. Therefore, when there is a design request to install a rear combination lamp continuously above the rising part of the rear bumper, it is necessary to provide a recess 07 for installing the rear combination lamp as shown in FIG. It is difficult to form the concave portion 07 in the vicinity of the upper portion of the convex portion 04 having the mounting surfaces 02 and 03, and it is technically difficult to meet such a design demand. As described above, in the structure in which the convex portion 04 is formed to support the rear bumper and the dovetail, since the convex portion 04 is formed, there is a restriction on modeling, and the degree of freedom in design is inferior. It was a thing. Alternatively, as described above, it is possible to form a shape in which the convex portions 04 and the concave portions 07 are continuous, but processing such as pressing is performed a plurality of times, leading to an increase in processing costs.
That is, in the structure supported by the convex portion 04, a high design freedom cannot be obtained at a low cost.
3. The convex part 04 having the two mounting surfaces 02 and 03 is formed in the rear pillar 01. The rear pillar 01 has a weather strip 08 that is in contact with the back door and keeps watertight as shown in FIG. It is attached as follows. The weather strip 08 is generally attached to a flange that is overlapped in order to weld the outer panel and the inner panel that form the rear pillar 01. Therefore, when trying to widen the opening width of the door opening, the maximum dimension is restricted by the position of the weather strip 08.
Therefore, when the above-described convex portion 04 is formed by press working, the convex portion 04 requires a drawing for processing, and a flange for attaching the weather strip 08, a dovetail attachment surface 03 in the convex portion 04, In the meantime, it is necessary to secure dimensions necessary for processing.
For this reason, the maximum width of the door opening is restricted by the position of the convex portion 04, and the opening width is narrowed by the dimension necessary for this processing, and the degree of freedom in design is accordingly reduced.
[0004]
The present invention has been made paying attention to the above-mentioned conventional problems, and improves the appearance quality by improving the accuracy of the gap dimension between the back door and the rear bumper upright, and suppresses the restrictions due to press working. Therefore, it is possible to achieve low-cost shaping that allows the rear combination lamp and the rear bumper to rise continuously, to improve design flexibility at low cost, and to secure the dimensions required for processing outside the weather strip. An object of the present invention is to increase the degree of freedom in design by making it possible to widen the relative opening width as it is unnecessary and eliminating the restrictions on modeling.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above-described object, according to the present invention, a back door that rotates up and down with an upper portion as a fulcrum is provided on the rear surface of the vehicle body, and a back door side member is provided between the lower portion of the back door and the vehicle body. And a vehicle body side member, and when the back door is closed, a dovetail is provided to bring the two members into contact with each other while the back door is fully closed immediately before it is fully closed to guide the back door's left-right position to a predetermined normal position. The left and right ends of the rear bumper attached to the rear surface are provided with rising portions that rise along the left and right lower edges of the back door, and support the vehicle body side member of the dovetail on the vehicle body near the left and right lower ends of the back door. In the dovetail and rear bumper support structure provided with a dovetail support portion and a bumper support portion that supports an upright portion of the rear bumper,
A support bracket is attached to a mounting surface provided in the vicinity of the left and right lower ends of the back door and facing the rear of the vehicle substantially on the pillar outer panel of the rear pillar formed by joining the pillar outer panel and the pillar inner panel. The support bracket includes an attachment piece attached to the attachment surface, the dovetail support portion extending substantially rearward from the vehicle center side edge of the attachment piece, and a substantially horizontal direction from the upper edge of the attachment piece. And the bumper support portion extended to
A bumper fixing clip is fixed to the bumper support portion, and two clamping pieces for clamping a clamped portion provided on a rear bumper body or a member fixed to the rear bumper substantially horizontally to the bumper fixing clip. Are provided opposite to each other, and an engaging claw is protruded toward the other holding piece inside the one holding piece, and the engaging claw is inserted into the held portion to be engaged. The engaging hole and the engaging claw are formed in a dimensional relationship that does not move relative to each other in the inserting direction of the sandwiched portion in the engaged state. The part is engaged with the outer peripheral edge of the holding piece and the insertion direction in a direction substantially orthogonal to the insertion direction in a state where the engaging hole and the engaging claw are engaged with each other. Engaging portion for restricting relative movement in the orthogonal direction It is characterized by being formed Dovetail and rear bumper A support structure was adopted.
[0006]
The invention according to claim 2 is the dovetail and rear bumper support structure according to claim 1, wherein The engaging part formed in the sandwiched part has a shape that is wider at the front end in the insertion direction and narrower at the rear end. It is formed.
[0008]
Operation and effect of the invention
In the structure of the present invention, the support bracket is attached to the vehicle body, the vehicle body side member of the dovetail is attached to the dovetail support portion of the support bracket, and the upright portion of the rear bumper is supported by a clip or a screw by the bumper support bracket of the support bracket.
[0009]
Thus, since the dovetail and the rear bumper can be supported by the support bracket which is a single member, the relative position between the two is not affected by the accuracy of the support surface of the vehicle body, and the forming accuracy of the support bracket and the dovetail It depends only on the mounting accuracy of the vehicle body side member and the mounting accuracy of the rear bumper. Therefore, unlike the conventional case, since it is not affected by the molding accuracy on the two mounting surfaces on the vehicle body side, the dimensional accuracy of the gap between the back door and the rear bumper when the back door is closed is improved compared to the conventional case. As a result, it is easy to improve the installation accuracy so that the left and right sides are even, and the appearance quality can be improved.
[0010]
Further, in the present invention, it is not necessary to form a convex portion for supporting the rear bumper and the vehicle body side members of the dovetail. Therefore, unlike the conventional case, there is no need for a diaphragm for forming the convex portion, and when the weather strip and the mounting flange are provided around the door opening, a portion supporting the flange and the dovetail is provided. During this period, it is not necessary to ensure the dimensions required for processing.
Therefore, the maximum width of the door opening is not restricted by the position of the convex part, and the restriction on the opening width is eliminated correspondingly, and the degree of design freedom is increased accordingly.
[0011]
In the present invention, it is not necessary to form a convex portion for supporting the vehicle body side member of the dovetail and the rear bumper. For this reason, there are no restrictions on modeling due to the formation of convex parts. , Support Even with a structure in which the concave portion for mounting the combination lamp is formed at a position above the mounting surface of the holding bracket, the amount of change in the concave and convex portions of the vehicle body can be reduced compared to the conventional case, and the concave portion for mounting the combination lamp can be reduced by simple press molding. Molding becomes possible. Therefore, the degree of design freedom can be improved at a lower cost than in the past.
[0012]
Also book In the invention, when supporting the rear bumper, the sandwiched portion provided on the rear bumper main body or the member fixed to the rear bumper is provided with two pieces provided on the bumper fixing clip fixed to the support bracket. Insert between the clamping pieces. When performing this insertion, the engagement portions provided in the sandwiched portion are arranged on both sides of the sandwiching piece in the insertion orthogonal direction, that is, a predetermined amount of the sandwiching piece is placed between both engagement portions. When inserted, the engaging claw of the holding piece and the engaging hole of the held portion are engaged, and a support state is formed. In the support state of the rear bumper, the rear bumper is restricted from relative movement in the insertion direction with respect to the vehicle body by the engagement of the engagement claw and the engagement hole, and the edge of the sandwiching piece The movement of the horizontal plane is restricted by the engagement between the engagement portion and the engagement portion, and relative movement with respect to the vehicle body in a direction substantially orthogonal to the insertion direction is restricted. It will be regulated.
[0013]
In this way, the rear bumper can be supported simply by inserting the sandwiched portion of the rear bumper between the sandwiching pieces on the vehicle body side, and at that time, the engagement portion provided on the sandwiched portion and the sandwiching piece By performing the work while looking at the relative positional relationship, it is possible to grasp an appropriate position where the engagement claw and the engagement hole engage with each other, so that an effect of excellent workability can be obtained.
[0014]
Claim 2 In the rear bumper support operation, when inserting the sandwiched portion between the sandwiched pieces, the sandwiched piece is disposed so as to be disposed between the side where the engaging portion of the sandwiched portion is widened. If the position is shifted in the insertion orthogonal direction with respect to the normal position where the engagement claw and the engagement hole engage with each other as the plug is inserted into the back, the engagement portion hits the edge of the sandwiching piece and moves to the normal position side. When the interval between the engaging portions is narrowed, the engaging claw and the engaging hole are engaged with each other at a normal position. Therefore, even higher workability can be obtained.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
FIG. 2 is a perspective view showing a rear surface of a vehicle to which the present embodiment is applied. The present embodiment is applied to a so-called one-box car.
On the rear surface of the vehicle body B of this vehicle, there is provided a back door 1 that is turned up and down by a hinge (not shown) provided at the upper end. As shown in the figure, the back door 1 is formed in an inverted convex shape with both left and right ends narrowed at the lower end. A combination lamp 2 is provided on the left and right of the lower end of the back door 1. Although not shown, the combination lamp 2 incorporates a stop lamp, a direction indicator lamp, and a backward lamp.
[0016]
A rear bumper 3 is provided below the back door 1. The rear bumper 3 includes a main body portion 3a extending along the lower end portion of the back door 1, and an upright portion 3b formed to rise upward from both left and right end portions of the main body portion 3a. It is formed in a substantially U shape when viewed from above.
[0017]
A dovetail 4 is provided between the left and right lower ends of the back door 1 and the vehicle body B. 3 is a cross-sectional view taken along line S3-S3 of FIG. 2. Before explaining the dovetail 4, the structure of the left and right lower ends of the back door 1 and the vehicle body B will be described. In this way, the door outer panel 1a and the door inner panel 1b are joined together to form a space 1c between the two 1a and 1b. The door inner panel 1b is formed with a door end face 1d facing the outside of the vehicle as shown in the figure, and a contact face 1e facing the front of the vehicle is formed continuously with the door end face 1d.
[0018]
Next, in FIG. 3, 5 is a rear pillar. The rear pillar 5 is erected on the left and right edge portions of the door opening 6 that is opened and closed by the back door 1, and is formed by joining a pillar outer panel 5a and a pillar inner panel 5b, and both panels 5a and 5b. A space 5c is formed between them. Then, a flange 5d is erected substantially facing the rear of the vehicle at the joint portion between the panels 5a and 5b, and a weather strip 7 is attached to the flange 5d. The weather strip 7 contacts the contact surface 1e when the back door 1 is fully closed to ensure water tightness of the passenger compartment.
[0019]
The rear pillar 5 is formed with a mounting surface 5f facing the rear of the vehicle at a position outside the mounting position of the weather strip 7, and a support bracket 8 is mounted on the mounting surface 5f.
FIG. 1 is an exploded perspective view showing a portion to which a support bracket 8 is attached. As shown in FIG. 1, the support bracket 8 is an attachment piece having a substantially square shape screwed to the attachment surface 5f. 8a, a bumper support piece 8b extending in a substantially horizontal direction and extending substantially in the horizontal direction on the upper edge of the mounting piece 8a, and a vehicle on the vehicle center side of the mounting piece 8a. And a dovetail support piece 8c extending rearward.
[0020]
Next, returning to FIG. 3, the dovetail 4 will be described. The dovetail 4 is provided at a position outside the weather strip 7 as shown in the figure. The dovetail 4 includes a vehicle body side member 41 and a back door side member 42. First, the back door side member 42 will be described. The back door side member 42 is attached to the door end surface 1d. Yes. The back door side member 42 is formed of a bracket 42a fixed to the door end surface 1d and a material having a relatively low rigidity such as resin or hard rubber. A door-side dovetail 42b supported so as to be movable in a moving direction in which the door 1 is fully closed immediately before the door 1 is fully closed. The door side dovetail 42b is supported by a slide guide means such as a rail and a groove, and is urged forward by a return spring 42c. In addition, a guide surface 42d is formed at a corner of the door-side dovetail 42b in front of the vehicle and in the vehicle exterior direction (left direction in the figure) so as to spread rearward in the vehicle exterior direction.
[0021]
On the other hand, the vehicle body side member 41 of the dovetail 4 has a bracket 41a fixed to the dovetail support piece 8c of the support bracket 8 by screws, and is formed integrally with the bracket 41a and has a relatively low rigidity such as resin or hard rubber. And a vehicle body side dovetail 41b formed of a material. The vehicle body side dovetail 41b is formed with a guide surface 41d that contacts the guide surface 42d of the door side dovetail 42b. Therefore, when the back door 1 is closed toward the fully closed state, the guide surfaces 41d and 42d of the vehicle body side dovetail 41b and the door side dovetail 42b come into contact just before the fully closed state, and based on the inclination of the guide surfaces 41d and 42d. The left and right back doors 1 are pressed in the center of the vehicle, so that they are arranged at predetermined regular positions. When fully closed, the vehicle body side dovetail 41b and the door side dovetail 42b have a lap allowance (not shown), and the door side dovetail 42b correspondingly retracts the return spring 42c toward the rear of the vehicle, that is, as shown. Displace to position.
[0022]
Next, returning to FIG. 1, the mounting structure of the rear bumper 3 will be described.
The rear bumper 3 is formed with a rear flange 3f at the upper end portion of the main body portion 3a and the vehicle central side portion of the upright portion 3b, and the upper end portion of the upright portion 3b has an upper surface flange facing substantially the horizontal direction. 3g is formed. The top flange 3g is provided with a sandwiched portion 3h, and a long engagement hole 3j is formed in the sandwiched portion 3h as shown in the drawing. In addition, a guide protrusion 3k (corresponding to an engaging portion in the claims) is formed on the outer peripheral edge of the sandwiched portion 3h with the substantially U-shaped configuration and the U-shaped opening direction facing the front of the vehicle. Is provided. The guide protrusion 3k is formed in a shape in which the U-shaped opening side gradually widens, and the cross section is formed in a square cross section as shown in FIG.
[0023]
The sandwiched portion 3 h of the rear bumper 3 is attached to a bumper fixing clip 9 fixed to the support bracket 8. That is, in the rear bumper 3, the main body portion 3a is fixed to the vehicle body B with a screw hole 3m formed in the rear flange 3f, and the upper end portion of the upright portion 3b is fixed to the sandwiched portion 3h. Is engaged with and fixed to a bumper fixing clip 9 provided in the support bracket 8.
[0024]
Here, the bumper fixing clip 9 will be described. The bumper fixing clip 9 is provided with an upper clamping piece 9a and a lower clamping piece 9b facing each other to sandwich the clamped portion 3h substantially horizontally. As shown in FIG. 4, which is a cross section taken along the line S4-S4 of FIG. 1, it is formed in a substantially U shape. Further, as shown in the drawing, an upward guide surface 9c is formed at the rear end portion of the upper holding piece 9a, and a downward guide surface 9d is formed at the rear end portion of the lower holding piece 9b.
[0025]
Further, as shown in FIG. 5 which is a cross section of S5-S5 in FIG. 1 and FIG. 4 described above, a fixing protrusion 9e is provided on the lower surface of the lower holding piece 9b. The fixing protrusion 9e is inserted into a substantially rectangular fixing hole 8e formed in the bumper support piece 8b to fix the bumper fixing clip 9 to the bumper support piece 8b. The fixing protrusion 9e Is formed with an engaging claw 9f that engages with the edge of the fixing hole 8e when it is inserted through the fixing hole 8e to prevent it from coming off.
[0026]
Further, an engaging claw 9g protrudes downward from the lower surface of the upper clamping piece 9a. As shown in FIGS. 4 and 5, the engaging claw 9g has a front surface and left and right side surfaces formed in a quadrangular prism shape, and a rear surface formed in an inclined surface shape continuous with the guide surface 9c.
When the sandwiched portion 3h is inserted between the sandwiching pieces 9a and 9b, the engagement claw 9g engages with the engagement hole 3j and the sandwiched portion 3h is inserted as shown in FIG. 5, the lateral dimension of the engaging claw 9 g is formed smaller than the lateral dimension of the engaging hole 3 j as shown in FIG. 5. Has been.
Further, in the state in which the engagement claw 9g and the engagement hole 3j are engaged, the guide protrusion 3k formed on the sandwiched portion 3h has a lateral width as shown in FIG. If the bumper fixing clip 9 and the clamped portion 3h of the rear bumper 3 are displaced relative to each other in the vehicle width direction, the width of the upper clamp piece 9a is The end edge portion is in contact with the guide projection 3k to restrict the relative displacement in the vehicle width direction.
[0027]
Returning to FIG. 1, in the rear pillar 5, a combination lamp mounting recess 5 g that accommodates the combination lamp 2 is formed at a position above the mounting surface 5 f that fixes the support bracket 8 so as to be recessed toward the front of the vehicle body.
[0028]
Next, an installation work procedure according to this embodiment will be described.
First, the support bracket 8 is positioned with respect to screw holes (not shown) provided in advance on the mounting surfaces 5f provided on the left and right rear pillars 5 of the door opening 6, and then screwed.
Next, the vehicle body side member 41 of the dovetail 4 is positioned and fixed to the dovetail support piece 8 c of the support bracket 8 by screws 43 and 43.
[0029]
On the other hand, a bumper fixing clip 9 is fixed to the bumper support piece 8 b of the support bracket 8. This fixing is performed by inserting the fixing protrusion 9e of the bumper fixing clip 9 into the fixing hole 8e of the bumper support piece 8b.
Further, when the rear bumper 3 is fixed to the vehicle body, the left and right upright portions 3b are configured so that the sandwiched portion 3h provided at the upper end thereof is interposed between the upper and lower clamping pieces 9a and 9b of the bumper fixing clip 9. Plug in.
At this time, the upper holding piece 9a is inserted inside the U-shape of the substantially U-shaped guide protrusion 3k formed on the outer periphery of the sandwiched portion 3h, and the relative position of the both is adjusted. The part 3h is inserted between the both clamping pieces 9a and 9b. When the amount of insertion becomes a predetermined amount, the engaging claw 9g provided on the upper holding piece 9a falls into the engaging hole 3j formed in the held portion 3h, and the engaging claw 9g and the engaging hole 3j is in the engaged state shown in FIG.
In this engaged state, even if the upright portion 3b of the rear bumper 3 tries to move rearward relative to the vehicle body B, the engaging claw 9g and the engaging hole 3j are engaged as shown in the figure, and this movement is restricted. The rising portion 3b of the rear bumper 3 does not move backward. When the upright portion 3b of the rear bumper 3 is about to move forward relative to the vehicle body B, the sandwiched portion 3h hits the U-shaped portion that connects the sandwiching pieces 9a and 9b of the bumper fixing clip 9, This forward relative movement is restricted.
When the upright portion 3b of the rear bumper 3 is about to move in the left-right direction with respect to the vehicle body B, the guide protrusion 3k formed on the clamped portion 3h moves to the left and right of the upper clamping piece 9a of the bumper fixing clip 9. This relative movement in the left-right direction is restricted when hitting the edge. Further, when the upright portion 3 b of the rear bumper 3 is about to move in the vertical direction with respect to the vehicle body, the vertical movement of the sandwiched portion 3 h is restricted by both the sandwiching pieces 9 a and 9 b of the bumper fixing clip 9.
In this way, the upright portion 3b of the rear bumper 3 is restricted from moving in the front-rear, left-right, up-down directions.
[0030]
In supporting the raised portion 3b of the rear bumper 3 described above, as the work at this time, it is only necessary to insert the sandwiched portion 3h of the rear bumper 3 into the bumper fixing clip 9, and the workability is excellent. At this time, it is only necessary to insert the guide projection 3k provided around the clamped portion 3h into the bumper fixing clip 9 with the guide projection 3k as a mark. In addition, the guide projection 3k is wide on the insertion direction side. The work of inserting the upper clamping piece 9a of the bumper fixing clip 9 between the protrusions 3k is easy to perform, and in this respect, the effect of excellent workability can be obtained.
[0031]
Next, when the back door 1 is closed, the dovetails 4 provided on the left and right are actuated from the vicinity of the fully closed state, and the back-and-forth movement of the back door 1 is restricted and placed at a predetermined regular position.
Thus, when the back door 1 is arranged at a predetermined regular position by the dovetail 4, a gap SS formed between the left and right end portions of the back door 1 and the upright portion 3b of the rear bumper 3 shown in FIG. It has a substantially uniform spacing on the left and right, and has excellent appearance quality. In this embodiment, in order to make the dimensions of the left and right gaps SS coincide with each other in this manner, the support bracket in which the vehicle body side member 41 of the dovetail 4 and the bumper fixing clip 9 that regulate the positions of the two are one member. 8, the relative position between the left and right end portions of the back door 1 and the upright portion 3b of the rear bumper 3 depends on the accuracy of the support surface formed by press molding of the vehicle body as in the prior art. It depends only on the molding accuracy of the support bracket 8, the mounting accuracy of the vehicle body side member 41 of the dovetail 4, and the mounting accuracy of the rear bumper 3. It is easy to improve the installation accuracy so that the gap SS with the upright portion 3b is equal to the left and right.
Therefore, the appearance quality can be easily improved as compared with the conventional case.
[0032]
In the present embodiment, it is not necessary to form a convex portion for supporting the rear bumper 3 and the vehicle body side member 41 of the dovetail 4. For this reason, even if a design in which the combination lamp mounting recess 5g is formed above the upright portion 3b of the rear bumper 3, the amount of change in unevenness due to pressing is reduced, and molding by normal pressing is possible.
For this reason, a design in which the combination lamp 2 is continuous on the rear bumper 3 can be adopted at a low cost, and the degree of freedom in design can be improved without increasing the cost as compared with the conventional case.
[0033]
Further, in the present embodiment, as shown in FIG. 3, the vehicle body side member 41 of the dovetail 4 is supported by the support bracket 8, and the convex portion for performing this support is not formed on the rear pillar 5 as in the prior art. Therefore, it is no longer necessary to secure the aperture size necessary for forming the convex portion between the position for supporting the vehicle body side member 41 and the position for supporting the weather strip 7.
Therefore, it is possible to make the position for supporting the weather strip 7 relatively close to the position of the dovetail 4 determined by the width of the back door 1 as compared with the conventional case, and thus the opening width is wider than that of the conventional case. The degree of freedom in design is increased accordingly.
[0034]
As mentioned above, although embodiment was described with drawing, this invention is not limited to this. For example, in the embodiment, the example in which the upright portion 3b of the rear bumper 3 is fixed to the bumper support piece 8b of the support bracket 8 via the bumper fixing clip 9 has been described. For example, other means may be used. Similarly, the fixing of the vehicle body side member 41 is not limited to the screwing shown in the embodiment, and other means such as screwing may be used. The shape of the support bracket 8 is not limited to the shape shown in the embodiment as long as the support bracket 8 includes the bumper support piece 8b and the dovetail support piece 8c. In the embodiment, the combination lamp 2 is provided above the rising portion 3b of the rear bumper 3. However, the present invention can also be applied to a configuration in which this combination lamp is not provided at this position. Further, in the embodiment, the clamped portion 3h formed on the upright portion 3b of the rear bumper 3 is inserted into the bumper fixing clip 9, but the insertion is performed like a bracket fixed to the upright portion 3b. A member separate from the rear bumper 3 may be inserted.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an exploded perspective view showing a dovetail and bumper support structure of an embodiment.
FIG. 2 is a perspective view showing a vehicle to which the embodiment is applied.
FIG. 3 is a cross-sectional view (S3-S3 cross section of FIG. 2) showing a main part of the embodiment.
FIG. 4 is a cross-sectional view (S4-S4 cross section in FIG. 1) showing a main part of the embodiment.
FIG. 5 is a cross-sectional view (S5-S5 cross section in FIG. 4) showing a main part of the embodiment.
FIG. 6 is a perspective view showing a conventional technique.
[Explanation of symbols]
1 Backdoor
1a Door outer panel
1b Door inner panel
1c space
1d Door end face
1e per surface
2 Combination lamp
3 Rear bumper
3a Body
3b Upright
3f Rear flange
3g Top flange
3h Clamped part
3j engagement hole
3k guide protrusion
3m hole
4 Dovetail
41 Car body side member
41a bracket
41b Body side dovetail
41d Guide surface
42 Back door side member
42a Bracket
42b Door side dovetail
42c Return spring
42d guide surface
5 Rear pillar
5a Pillar outer panel
5b Pillar inner panel
5c space
5d flange
5f Mounting surface
5g Recess for mounting combination lamp
6 Door opening
7 Weather Strip
8 Support bracket
8a Mounting piece
8b Bumper support piece
8c Dovetail support piece
8e Fixing hole
9 Bumper fixing clip
9a Upper clamping piece
9b Lower clamping piece
9c Guide surface
9d guide surface
9e Fixing protrusion
9f engaging claw
9g engaging claw

Claims

A back door that pivots up and down with the upper part as a fulcrum is provided on the rear surface of the vehicle body. Between the lower part of the back door and the vehicle body, a back door side member and a vehicle body side member are formed, and the back door is closed. Sometimes the dovetails are provided to guide the back door's left and right direction position to a predetermined regular position while it is fully closed from just before full closing, and at the left and right ends of the rear bumper attached to the rear surface of the vehicle body, An upright portion is provided that rises along the left and right lower edges of the back door, and supports a dovetail support portion that supports the vehicle body side member of the dovetail and an upright portion of the rear bumper on the vehicle body near the left and right lower ends of the back door In the dovetail and rear bumper support structure provided with the bumper support,
A support bracket is attached to a mounting surface provided in the vicinity of the left and right lower ends of the back door and facing the rear of the vehicle substantially on the pillar outer panel of the rear pillar formed by joining the pillar outer panel and the pillar inner panel. The support bracket includes an attachment piece attached to the attachment surface, the dovetail support portion extending substantially rearward from the vehicle center side edge of the attachment piece, and a substantially horizontal direction from the upper edge of the attachment piece. And the bumper support portion extended to
A bumper fixing clip is fixed to the bumper support portion, and two clamping pieces for clamping a clamped portion provided on a rear bumper body or a member fixed to the rear bumper substantially horizontally to the bumper fixing clip. Are provided opposite to each other, and an engaging claw is protruded toward the other holding piece inside the one holding piece, and the engaging claw is inserted into the held portion to be engaged. The engaging hole and the engaging claw are formed in a dimensional relationship that does not move relative to each other in the inserting direction of the sandwiched portion in the engaged state. The part is engaged with the outer peripheral edge of the holding piece and the insertion direction in a direction substantially orthogonal to the insertion direction in a state where the engaging hole and the engaging claw are engaged with each other. characterized in that the engaging portion for restricting the relative movement of the the orthogonal direction is formed Dovetail and the rear bumper support structures.

2. The dovetail and rear bumper support structure according to claim 1, wherein the engaging portion formed in the sandwiched portion is formed in a shape that is wider toward the front end portion in the insertion direction and narrower toward the rear end portion. Dovetail and rear bumper support structure.