JP3964386B2 - 弾性体シール装置,これを用いたガスタービン及びガスタービンの運転方法 - Google Patents

弾性体シール装置,これを用いたガスタービン及びガスタービンの運転方法 Download PDF

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本発明は、空気や蒸気等を冷却媒体として、タービン冷却翼等を冷却するガスタービンに用いる弾性体シール装置,これを用いたガスタービン及びガスタービンの運転方法に係り、特に、冷却媒体を回収して熱効率の向上を意図するガスタービンの性能低下を防止するのに好適な弾性体シール装置,これを用いたガスタービン及びガスタービンの運転方法に関する。
ガスタービンにおいては、熱効率の向上を図るために作動ガスの温度を高めることが行われ、作動ガス中に配置されているタービン翼がこの高温に耐えられるようにするために、翼内部に冷却媒体を導入して冷却することが行われる。
従来、一般に採用されているこの種のガスタービンは、圧縮機から抽気した空気を冷却媒体として用い、この冷却空気をタービン翼の内部を流通させて冷却するようにしている。そして、翼内部を冷却した後の冷却空気を、翼外表面のフィルム冷却用や翼の後縁等から、またホィールスペースのシール空気として、作動ガス中に排出するようにしたオープン冷却方式である。
このオープン冷却方式は、冷却空気が作動ガス中へ排出されることから、比較的低温である冷却空気の希釈による作動ガスの温度低下や、冷却空気が作動ガス中へ混入する時の作動ガスとの間で発生する混合損失などによってタービンの出力が低下するため、高温化の効果が充分に発揮できない嫌いがある。
この改善策として、被冷却部を冷却した後の冷却空気を作動ガス中に排出しないで、燃焼器に回収するようにした冷却空気回収型ガスタービンや、同じ回収型でも冷却媒体に熱伝達率の大きい蒸気を用いたガスタービン(冷媒消費量の削減と蒸気系への回収による仕事の寄与)などが提案されている。
これら冷媒回収型ガスタービンでは、特に、その開発目的から、冷媒の供給部から回収部に到るまでの冷却経路内で、冷媒のリークの発生を、未然に防止することが重要である。この手段として、系を配管によって閉ざすことが、最も有効で簡単な方法である。しかしながら、静止系経路では、タービン静翼とケーシング間のように、両者間を配管すると、両者の伸び差による熱応力が発生し、配管の損傷等をもたらすことになる。これが供給配管であれば、翼部の冷却が十分行われないことになる。このため、配管をコイル状に巻いて、熱伸び差を吸収することが考えられるが、この方式は、大きな配管スペースがある場合に限られる。また、回転系経路では、基本的に配管が不可能であり、ホィール外径端と動翼供給孔の合わせ面のようなポイントで、総量として大量のリークを発生することになる。
このような冷却経路内でのシール装置として、EAGLE EG&G AERO-SPACE CO.,LTD.のチューブシールが周知であり、中空円柱の支持体と球面状弾性体で構成されている。また、これに関連するものとして、例えば、特開平10−238301号公報に記載のように、薄肉の中空円柱体の外端付近に、球面状弾性体に相当する環状突起とスリットを設けたもので、両者とも部材の弾性を利用してシール孔との間を環状に線接触させ、リーク量を低減するものが知られている。これらは、主として静止場での使用されており、回転場では半径方向流れに対して適用される。
特開平10−238301号公報
しかしながら、従来のチューブシールのようなものを、回転場における水平方向に流れるようなポイントに使用するには、次のような問題が生じる。即ち、遠心力によって、弾性体シール装置はシール孔の半径方向外側に押付けられることになり、内側の一部がシール孔と接触せず、ここからリークが発生する。さらには、外側に押付けられた環状弾性体は、機器の振動による押付け力の繰返し作用によって、疲労破壊の原因となる。これは、リークの増加と言った問題のみならず、破損した弾性体シール装置の一部が動翼の冷却通路を塞ぎ、適正な流量を確保できない動翼の冷却不足を生じさせることになる。
また、これら弾性体シール装置は、弾性変形を利用して、シール孔内面に接触させて使用するものであり、装置の公差管理が非常に煩雑になる。即ち、リーク量はシメシロが10数μmのオーダで倍程度変化するが、シール孔の製作精度がこれに対応できず、個々のシール孔に対してシール装置を製作する必要がある。この管理を徹底しておかなければ、それぞれの製作公差における上・下限の差でリーク量の増大、組立て不可等の不具合が生じることになる。
本発明の目的は、高温被冷却部であるタービン動翼への冷却経路内における水平方向流路に設置した弾性体シール装置において、信頼性の向上を図るとともに、製作管理の簡易化と組込み作業の作業性を向上させた弾性体シール装置,これを用いたガスタービン及びガスタービンの運転方法を提供することにある。
(1)上記目的を達成するために、本発明は、ガスタービンの回転場の水平方向冷却通路に用いる弾性体シール装置であって、支持体と、該支持体の両端に設置された弾性体と、該弾性体にかかる遠心力を緩和する緩和手段とを有し、該緩和手段として、前記支持体の両端外側の外端部に環状突起を設けたものである。
かかる構成により、信頼性の向上を図るとともに、製作管理の簡易化と組込み作業の作業性を向上させ得るものとなる。
(2)上記目的を達成するために、本発明は、ガスタービンの回転場の水平方向冷却通路に用いる弾性体シール装置であって、支持体と、該支持体の両端に設置された弾性体と、該弾性体にかかる遠心力を緩和する緩和手段とを有し、該緩和手段として、前記支持体の両端外側の外端部に環状突起を設け、該環状突起を、前記弾性体の最大径よりも小さな径としたものである。
かかる構成により、信頼性の向上を図るとともに、製作管理の簡易化と組込み作業の作業性を向上させ得るものとなる。
(3)上記目的を達成するために、本発明は、ガスタービンの回転場の水平方向冷却通路に用いる弾性体シール装置であって、中空支持体と、該中空支持体の両端に設置された球面状弾性体と、該弾性体にかかる遠心力を緩和する緩和手段とを有し、該緩和手段として、前記中空支持体の両端外側の外端部に環状突起を設けたものである。
かかる構成により、信頼性の向上を図るとともに、製作管理の簡易化と組込み作業の作業性を向上させ得るものとなる。
(4)上記目的を達成するために、本発明は、支持体と、該支持体の両端に設置された弾性体と、該弾性体にかかる遠心力を緩和する緩和手段とを有し、該緩和手段として、前記支持体の両端外側の外端部に環状突起を設けた弾性体シール装置を、回転場の水平方向冷却通路内に設置したものである。
(5)上記目的を達成するために、本発明は、ガスタービンの運転方法において、中空支持体と、該中空支持体の両端に設置された弾性体と、該弾性体にかかる遠心力を緩和する緩和手段とを有し、該緩和手段として、前記中空支持体の両端外側の外端部に環状突起を設けた弾性体シール装置を、前記ガスタービンの回転場の水平方向冷却通路内に設置してリーク量を低減するようにしたものである。
(6)上記目的を達成するために、本発明は、ガスタービンの回転場の水平方向冷却通路に用いる弾性体シール装置であって、支持体と、該支持体の両端に設置された弾性体と、該弾性体にかかる遠心力を緩和する緩和手段とを有し、該緩和手段として、前記弾性体の外側であって、前記支持体の外端部に、環状突起を設けたものである。
本発明によれば、弾性体シール装置の信頼性が向上するとともに、製作管理の簡易化が図れ、組込み作業の作業性が向上する。
以下、図1〜図4を用いて、本発明の一実施形態によるガスタービンの構成について説明する。
最初に、図1を用いて、本実施形態によるガスタービンを用いる冷媒回収型ガスタービンプラントの全体構成,特に、作動ガスと冷却空気の流れから全体構成について説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるガスタービンを用いる冷媒回収型ガスタービンプラントの全体構成を示すシステム構成図である。
ガスタービン1は、主として、タービン4と、タービン4に連結され、燃焼用の圧縮空気を得る圧縮機2と、圧縮空気を高温高圧ガスに変換する燃焼器3と、発電機5とを備えている。圧縮機2から抽気した冷却空気は、プリクーラ6,フィルタ7,ブースト圧縮機8を経て、冷却空気供給経路10から静翼冷却空気経路11a及び動翼冷却空気経路11bに分岐され、タービン4の被冷却部に供給される。タービン4の翼部を冷却した空気は、冷却空気回収経路12を介して、燃焼器3に回収される。
次に、図2を用いて、本実施形態によるガスタービンの要部の構成について説明する。
図2は、本発明の一実施形態によるガスタービンの上流側2段部分の要部断面図である。
最初に、第1段動翼21aの冷却系について説明する。
タービン4の図示しない軸端に供給された冷却空気は、中心孔24を経て、第1段供給チャンバー15aに導かれた後、第1段動翼供給通路17aに供給される。第1段動翼供給通路17aは、図示しない第1段動翼21a内に設けられた冷却パスと連通し、更には第1段動翼回収通路18aとも連通して、第1段ホィール回収通路19aを介して第1段回収チャンバー16aに到る。その後、第1段ホィール22a、第2段ホィール22bを貫通する冷却空気回収経路12を燃焼器3に向かう。
第1段供給チャンバー15aと第1段動翼供給通路17aの当り面及び、第1段動翼回収通路18aと第1段ホィール回収通路19aの当り面には、それぞれ、第1段供給用弾性体シール30aと第1段回収用弾性体シール31aが設置されている。第1段供給用弾性体シール30aは、半径方向の流れに対しての設置であるが、第1段回収用弾性体シール31aは、水平となる流れ場に設けられている。なお、符号20aは、第1段静翼である。
同様に、第2段動翼21bの冷却系においては、タービン4の図示しない軸端に供給された冷却空気は、中心孔24を経て、第2段供給チャンバー15bに導かれた後、第2段動翼供給通路17bに供給される。第2段動翼供給通路17bは、図示しない第2段動翼21b内に設けられた冷却パスと連通し、更には第2段動翼回収通路18bとも連通して、第2段ホィール回収通路19bを介して第2段回収チャンバー16bに到る。その後、第2段ホィール22b、第2段ホィール22bを貫通する冷却空気回収経路12を燃焼器3に向かう。
第2段供給チャンバー15bと第2段動翼供給通路17bの当り面及び、第2段動翼回収通路18bと第2段ホィール回収通路19bの当り面には、それぞれ、第2段供給用弾性体シール30bと第2段回収用弾性体シール31bが設置されている。第2段供給用弾性体シール30bは、半径方向の流れに対しての設置であるが、第2段回収用弾性体シール31bは、水平となる流れ場に設けられている。なお、符号20bは、第2段静翼である。
次に、図3を用いて、本実施形態によるガスタービンに用いる球面状弾性体シールの構成と組込み状態について説明する。
図3は、本発明の一実施形態によるガスタービンに用いる回収用弾性体シールの構成と組込み時状態を示す断面図である。
第1段回収用弾性体シール31aは、中空支持体34と両端の球面状弾性体35で構成されている。中空支持体34の外端に設けた環状突起36の径をD2とし、球面状弾性体35の開放時の最大径をD1とし、第1段動翼21aに設けられた動翼側シール孔38の孔径をDhとするとき、D1>Dh>D2の関係となっている。更に、球面状弾性体35には、その外端から、最大径D1の位置P点より内側まで延びる、3本のスリット37が加工されている。動翼側シール孔38に組込まれた球面状弾性体35は、その剛性によって最大径をDhまで変化させて、動翼側シール孔38面に接触する。また、この時点では、動翼側シール孔38と環状突起36の間には、周方向に(Dh−D2)/2の間隙をもつが、(D1−Dh)/2>(Dh−D2)/2の関係がある。
なお、以上の説明は、第1段動翼の冷却系についてであるが、2段動翼冷却系の第2段供給用弾性体シール30bと第2段回収用弾性体シール31bについても同様である。また、供給用弾性体シールと回収用弾性体シールの違いは、冷却空気の流れが、半径と水平方向ということで、形状は同一である。
以上のように構成されているので、先ず、弾性体シール装置31a,31bの第1段動翼回収通路18aの動翼側シール孔38への装着にあたり、スリット37を設けたことにより、バネ定数(=押込力/球面状弾性体の変形量)が1/10以下まで弱まり、比較的小さな押込み力で、シール孔に装着が可能となる。
ガスタービン1の運転とともに圧縮機2と燃焼器3で発生する高温高圧の作動ガスは、圧力が約20ata、温度が1400℃程度で、タービン内部の第1段静翼20a、第1段動翼21aをはじめとする、各段でタービン仕事をしながら圧力、温度を低下させ、約600℃で最終段動翼を流出する。この時、ガスタービン1に直結した発電機5が回転して電力を得る。
タービン翼は、高温のガスに晒されるため、圧縮機2で得られる高圧空気の一部を抽気して冷却空気として用いるが、圧縮機2での抽気空気の温度は約500℃と高温であるため、プリクーラ6に導き150℃程度に減温する。さらに、この抽気空気を冷却空気として燃焼器2に戻すための供給圧力は、配管や被冷却部での圧力損失を考慮した上で、回収圧力が20ataよりも大きくなるように設定することが必要である。このため、プリクーラ6で減温した後の抽気空気をブースト圧縮機8に導き、35ata程度に昇圧して、はじめて冷却空気として使用が可能となる。この冷却空気は、静翼側と動翼側へ分岐され、一方を動翼冷却空気経路11bとして、動翼21a,21bの翼内部で熱交換して、翼材料の許容温度以下にメタル温度を減温する。この後、冷却空気回収経路12に沿って、燃焼器3へ回収されタービン出力を増大させることになる。
次に、図4を用いて、本実施形態によるガスタービンに用いる球面状弾性体シールの運転状態における動作について説明する。
図4は、本発明の一実施形態によるガスタービンに用いる回収用弾性体シールの運転状態における状態を示す断面図である。
ガスタービン運転時において、第1段回収用弾性体シール31aは、強い遠心場にあり、半径方向外側向きに遠心力を受ける。しかし、回転数の増加とともに、動翼側シール孔38とスペーサ側シール孔39の外側内面には、環状突起36があたるため、遠心力の全てを受けることはないものである。また、球面状弾性体35がシール孔の中空支持体34の中心線を基準とするDh以下に押え込まれることもないので、中空支持体34と球面状弾性体35の溶接部に掛かる曲げ応力も小さくなる。当然ながら、この近傍では、P点がシール孔と線接触している。一方、半径方向内側は、見かけ上、持ち上げられる様な形になるが、(D1−Dh)/2>(Dh−D2)/2の関係から、球面状弾性体35がシール孔面から離れることはないものである。即ち、全周に亘ってPでの線接触が継続しており、第1段動翼回収通路18と第1段ホィール回収通路19aからホィールスペース25や第2段回収チャンバー16bへのリークを防止できる。
以上説明したように、本実施形態による環状突起を配置した弾性体シール装置では、支持体の外端に環状突起を設けることにより、リーク量削減は勿論のこと、球面状弾性体に掛かる遠心力を緩和し、応力レベルを低下させることにより、損傷破壊を未然に防止する信頼性の高い冷媒回収型ガスタービンを提供するとともに、その効果を十分に発揮できる。
また、球面状弾性体にスリットを設けることにより、剛性を弱められるので、弾性体シール装置の製作に当たり、一つの製作公差で対応が可能となり、製作管理上の煩雑さが解消されるとともに、比較的、小さな力で装着することができるので、作業性の向上が図られる。このスリット長さは、球面状弾性体の剛性に影響する。バネ定数は、スリット長さの2乗倍で変化するので、短ければ、その効果は殆ど期待できない。尚、P点より外端側で長くしても意味が無いのは当然であり、球面状弾性体の剛性を弱めるためには、P点を基準に、内側までスリットを設ける必要がある。
ここで、スリットを設けることによる剛性の弱まりは、スリットそのものの面積とともに、リーク発生の要因となる事が考えられる。しかし、本実施形態は、最低限の剛性確保を狙ったものであり、余分な剛性による弊害を排除できるところに利点がある。因みに、球面弾性体をステンレスとする70μmスリットの3本構成で、シメシロが40μm程度あれば、リークは零に近いことを実験的に確認している。
なお、以上の説明では、第1段動翼について説明したが、後段側動翼の冷却通路のみならず、回転場での流れが水平となる位置でのシール装置として適用すれば、さらに大きな効果が期待できるものである。
また、本発明は、従来オープン冷却方式のガスタービン、或は冷媒の異なるタイプのガスタービンにも適用が可能である。
本発明の一実施形態によるガスタービンを用いる冷媒回収型ガスタービンプラントの全体構成を示すシステム構成図である。 本発明の一実施形態によるガスタービンの上流側2段部分の要部断面図である。 本発明の一実施形態によるガスタービンに用いる回収用弾性体シールの構成と組込み時状態を示す断面図である。 本発明の一実施形態によるガスタービンに用いる回収用弾性体シールの運転状態における状態を示す断面図である。
符号の説明
1…ガスタービン
2…圧縮機
3…燃焼器
4…タービン
5…発電機
6…プリクーラ
7…フィルタ
8…ブースト圧縮機
11b…動翼冷却空気経路
12…冷却空気回収経路
15a…第1段供給チャンバー
16a…第1段回収チャンバー
17a…第1段動翼供給通路
18a…第1段動翼回収通路
19a…第1段ホィール回収通路
30a…第1段供給用弾性体シール
31a…第1段回収用弾性体シール
34…中空支持体
35…球面状弾性体
36…環状突起
37…スリット
38…動翼側シール孔
39…スペーサ側シール孔

Claims (6)

  1. ガスタービンの回転場の水平方向冷却通路に用いる弾性体シール装置であって、
    支持体と、
    該支持体の両端に設置された弾性体と、
    該弾性体にかかる遠心力を緩和する緩和手段とを有し、
    該緩和手段として、前記支持体の両端外側の外端部に環状突起を設けたことを特徴とする弾性体シール装置。
  2. ガスタービンの回転場の水平方向冷却通路に用いる弾性体シール装置であって、
    支持体と、
    該支持体の両端に設置された弾性体と、
    該弾性体にかかる遠心力を緩和する緩和手段とを有し、
    該緩和手段として、前記支持体の両端外側の外端部に環状突起を設け、
    環状突起を、前記弾性体の最大径よりも小さな径とすることを特徴とする弾性体シール装置。
  3. ガスタービンの回転場の水平方向冷却通路に用いる弾性体シール装置であって、
    中空支持体と、
    該中空支持体の両端に設置された球面状弾性体と、
    該弾性体にかかる遠心力を緩和する緩和手段とを有し、
    該緩和手段として、前記中空支持体の両端外側の外端部に環状突起を設けたことを特徴とする弾性体シール装置。
  4. 支持体と、
    該支持体の両端に設置された弾性体と、
    該弾性体にかかる遠心力を緩和する緩和手段とを有し、
    該緩和手段として、前記支持体の両端外側の外端部に環状突起を設けた弾性体シール装置を、回転場の水平方向冷却通路内に設置したガスタービン。
  5. ガスタービンの運転方法において、
    中空支持体と、
    該中空支持体の両端に設置された弾性体と、
    該弾性体にかかる遠心力を緩和する緩和手段とを有し、
    該緩和手段として、前記中空支持体の両端外側の外端部に環状突起を設けた弾性体シール装置を、前記ガスタービンの回転場の水平方向冷却通路内に設置してリーク量を低減するガスタービンの運転方法。
  6. ガスタービンの回転場の水平方向冷却通路に用いる弾性体シール装置であって、
    支持体と、
    該支持体の両端に設置された弾性体と、
    該弾性体にかかる遠心力を緩和する緩和手段とを有し、
    該緩和手段として、前記弾性体の外側であって、前記支持体の外端部に、環状突起を設けたことを特徴とする弾性体シール装置。
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