JP3963884B2 - 駆動電圧供給回路 - Google Patents

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Description

本発明は、たとえばプラズマディスプレイパネル等の走査駆動に適用可能な大電流の線順次駆動のための駆動電圧供給回路に関するものである。
以下、添付図面を参照しながら、従来の駆動回路(駆動電圧供給回路)について説明する。
図6および図7は、従来の駆動回路のブロック図である。
図6に示すとおり、従来の駆動回路1aは64個の出力駆動部10aが順次に配置されて構成され、それぞれの出力駆動部10aが駆動出力HVO1〜64を出力する。
図7は、各出力駆動部10aの内部ブロック図であり、出力駆動部10aはシフトレジスタ11と、ゲート回路12a,12bと、バッファ回路13と、プルダウン用NMOSトランジスタ15と、ダイオード16,17と、レベルシフト回路18と、プルアップ用PMOSトランジスタ19とを備えて構成される。
なお、図6に示すとおり、それぞれ順次に配置された複数の出力駆動部10aのうち、特定の出力駆動部10aについて述べるときは、1番目の出力駆動部10aおよび2番目の出力駆動部10aをそれぞれ10a(1),10a(2)と括弧を付し、すべての出力駆動部10aに共通した内容を説明する場合は、括弧を付さずに10aと記載する。また、出力駆動部10aの各構成要素についても同様に、たとえば2番目の出力駆動部10aのシフトレジスタ11はシフトレジスタ11(2)と記載する。
まず、上述した出力駆動部10aの各構成要素について図7を用いて説明する。
シフトレジスタ11のI端子は出力駆動部10aの外部端子111に接続され、シフトレジスタ11のO端子は出力駆動部10aの外部端子112に接続される。シフトレジスタ11のCK端子は出力駆動部10aの外部端子113に接続され、クロック信号CKを取り込む。
シフトレジスタ11は、CK端子に入力するクロック信号CKに同期したタイミングで、順次、外部端子111を通してI端子から入力するデータ信号を端子112に出力し、後段の出力駆動部10aへ受け渡すと同時に、ゲート回路12a,12bへ出力する。
ゲート回路12a,12bは、それぞれ外部端子121に接続され、外部端子121から制御信号CTRLを入力する。制御信号CTRLは、たとえば2ビットの信号により構成され、この制御信号CTRLにより、ゲート回路12a,12bがレベルシフト回路18およびバッファ回路13に出力する論理レベルの組合せを自由に制御することが可能である。
本実施例においては、ゲート回路12a,12bに入力されるシフトレジスタ11の出力がHレベル(VDD)のときは、ゲート回路12a,12bの出力論理レベルはともにHレベルとなり、ゲート回路12a,12bに入力されるシフトレジスタ11の出力がLレベル(GND)のときは、ゲート回路12a,12bの出力論理レベルはともにLレベルとなるように、ゲート回路12a,12bは、外部端子121を通して制御信号CTRLにより制御される。
バッファ回路13は、ゲート回路12aの出力端子とNMOSトランジスタ15のゲート端子に接続され、ゲート回路12aの出力論理レベルに応じて、そのバッファ出力をプルダウン用NMOSトランジスタ15に供給する。
レベルシフト回路18は、ゲート回路12bの出力端子とPMOSトランジスタ19のゲート端子に接続され、ゲート回路12bの出力論理レベルを出力駆動部10aの駆動出力であるHVOレベルに変換する。
すなわち、ゲート回路12bの出力がHレベル(VDD)のときはHレベル(VH)を出力し、ゲート回路12bの出力がLレベル(GND)のときはLレベル(GND)を出力する。したがって、レベルシフト回路18の入出力の論理はバッファと同様である。
図8はレベルシフト回路18の1実施例を示す回路図である。
図8を用いて、レベルシフト回路18の構成と動作を以下説明する
図8に例示した実施例においては、レベルシフト回路18はインバータ181と、NMOSトランジスタ182,183と、プルアップ用PMOSトランジスタ184,185から構成される。
ゲート回路12bの出力S12bがHレベル(VDD)のときは、NMOSトランジスタ182はオン状態となり、プルアップ用NMOSトランジスタ185はオン状態となるため、出力信号S18はHレベル(VH)となる。その際、NMOSトランジスタ183はオフ状態となるので、出力信号S18の出力線はGND線と遮断される。このとき、PMOSトランジスタ184は、オフ状態を維持する。
ゲート回路12bの出力S12bがLレベル(GND)のときは、NMOSトランジスタ183がオン状態となり、出力信号S18はLレベル(GND)となる。その際、NMOSトランジスタ182はオフ状態となり、PMOSトランジスタ184がオン状態となるので、プルアップ用PMOSトランジスタ185はオフ状態を維持し、出力信号S18の出力線は高電圧VH線と遮断される。
すなわち、レベルシフト回路18は、ゲート回路12bの出力論理を維持したまま電圧をレベルシフトさせる。
次に、プルダウン用のNMOSトランジスタ15は、そのゲート端子がバッファ回路13の出力側に接続され、ドレイン端子が出力駆動部10aの出力端子200に接続され、ソース端子が外部端子151に接続される。外部端子151は、常にGND線に接続されている。
プルアップ用のPMOSトランジスタ19は、そのゲート端子がレベルシフト回路18に接続され、ソース端子が外部端子191に接続され、そしてドレイン端子が出力駆動部10aの出力端子200に接続される。外部端子191は、常に高圧(VH)側の電源線に接続される。
上述したとおり、プルダウン用NMOSトランジスタ15のドレイン端子とプルアップ用PMOSトランジスタ19のドレイン端子が出力端子200に接続されているので、ゲート回路12a,12bの出力論理レベルにより、出力駆動部10aの出力端子200の出力をVH(高圧)レベルまたはGNDレベルに制御することができる。
次に、図6を用いて、従来の駆動回路1aにおける各出力駆動部10aの接続状態について説明する。
図6に示すように、各出力駆動部10aの外部端子101および外部端子151はそれぞれ電源電圧VDD線およびグランドGND線に接続され、これにより出力駆動部10a内の各素子が機能する。
各出力駆動部10aの外部端子121は、すべて制御信号CTRL線に接続され、これにより、各出力駆動部10aのゲート回路12a,12bのロジックはすべて同一となる。
出力駆動部10a(1)の外部端子111(1)には、データ信号が入力され、シフトレジスタ11(1)のI端子に入力される。
各出力駆動部10の外部端子113は、外部のクロック信号CK線に接続され、これにより、各出力駆動部10aのシフトレジスタ11のCK端子に同一のタイミングでクロック信号CKが入力され、動作する。
出力駆動部10a(1)の外部端子112(1)は出力駆動部10a(2)の外部端子111(2)と接続されているので、シフトレジスタ11(1)の出力(端子Oのレベル)が、クロック信号CKに同期してシフトレジスタ11(2)の入力端子Iに取り込まれる。
また、同様に、出力駆動部10a(2)の外部端子112(2)は出力駆動部10a(3)の外部端子111(3)と接続されているので、シフトレジスタ11(2)の出力(端子Oのレベル)が、クロック信号CKに同期してシフトレジスタ11(3)の入力端子Iに取り込まれる。
したがって、出力駆動部10a(1)が外部端子111(1)より入力したデータ信号は、クロック信号CKに同期して順次、後段の出力駆動部10aにシフトされていく動作となる。
以上説明したように、各出力駆動部10a(1)〜10a(64)は、シフトレジスタ11のI端子とO端子を介して、それぞれカスケードに接続され、また、電源電圧VDDや制御信号CTRL等の入力を行う外部端子が、VDD線やCTRL線等の外部の共通線に接続されている。
上述した構成を有する駆動回路1aの動作を、以下にタイミングチャートを用いて説明する。
図9は、従来の駆動回路1aの動作を説明するためのタイミングチャートである。
図9において、(A)はクロック信号CKを示し、(B)は出力駆動部10a(1)のシフトレジスタ11(1)のI端子に入力されるデータ信号Dataを示し、(C)は出力駆動部10a(1)の駆動出力HVO1を示し、(D)は出力駆動部10a(2)の駆動出力HVO2を示し、(E)は出力駆動部10a(63)の駆動出力HV63を示し、(F)は出力駆動部10a(64)の駆動出力HV64を示す。
また、本駆動回路1aの基本動作を説明するため、図9(B)に示すとおり、データ信号Dataとして1パルスを出力駆動部10a(1)に入力した場合を示している。
まず、時刻t1では、データ信号DataがまだLレベル(GND)であるため、全出力駆動部10のシフトレジスタ11の出力はLレベル(GND)であり、NMOSトランジスタ15はオフ状態であり、また、レベルシフト回路19はオン状態となり、すべての駆動出力HVOはHレベル(VH)となっている。
次に、時刻t1と時刻t2の間で、図9(B)に示すように、データ信号DataがLレベルからHレベルへ変化すると、シフトレジスタ11(1)は、時刻t2のタイミングで、データ信号DataのHレベル(VDD)をゲート回路12a(1),12b(1)に出力すると同時に、後段の出力駆動部10a(2)のシフトレジスタ11(2)のI端子にもHレベル(VDD)を出力する。
Hレベル(VDD)を入力したゲート回路12a(1),12b(1)は、上述したように制御信号CTRLによりロジックが制御されており、それぞれHレベル(VDD)を出力する。
これにより、プルダウン用NMOSトランジスタ15(1)はオン状態となるため、出力駆動部10a(1)の駆動出力は、図9(C)に示すとおり、VHからGNDレベルへ変化する。
ここで、レベルシフト回路18(1)によりレベルシフトされたHレベル(VH)がゲート端子に印加されたプルアップ用PMOSトランジスタ19(1)はオフ状態となっている。
次に、時刻t3になると、駆動回路1a(1)においては、シフトレジスタ11(1)がデータ信号DataのLレベル(GND)をゲート回路12a(1),12b(1)に出力すると同時に、後段の出力駆動部10a(2)のシフトレジスタ11(2)のI端子に出力する。
Lレベル(GND)を入力したゲート回路12a(1),12b(1)は、上述したように制御信号CTRLにより制御されるロジックに従って、それぞれLレベル(GND)を出力する。
これにより、プルダウン用NMOSトランジスタ15(1)はオフ状態となる一方、レベルシフト回路18(1)を介してLレベル(GND)がゲート端子に印加されたプルアップ用PMOSトランジスタ19はオン状態となるため、出力駆動部10a(1)の駆動出力は、図9(C)に示すとおり、GNDから電圧VHに変化する。
出力駆動部10a(2)においては、シフトレジスタ11(2)が、時刻t2の時点で入力したHレベルをゲート回路12a(2),12b(2)に出力すると同時に、後段の出力駆動部10a(3)のシフトレジスタ11(3)のI端子にもHレベル(VDD)を出力する。
Hレベル(VDD)を入力したゲート回路12a(2),12b(2)は、上述したように制御信号CTRLによりロジックが制御されており、それぞれHレベル(VDD)を出力する。
これにより、プルダウン用NMOSトランジスタ15(2)はオン状態となるため、出力駆動部10a(2)の駆動出力は、図9(D)に示すとおり、VHからGNDレベルへ変化する。
以降、上述したように、図6において出力駆動部10aの各シフトレジスタ11(1)〜(64)はカスケードに接続されているため、各シフトレジスタ11の出力は、クロック信号CKの立ち上がりエッジのタイミングで順次、後段のシフトレジスタ11へシフトされていく。
この結果、出力駆動部10a(2)より後段の出力駆動部10a(3)〜10a(64)についても、出力駆動部10a(1),(2)で説明した動作と同一の動作が行われ、図9に示すように、駆動出力HVO1から駆動出力HVO64に向けてクロック信号CK1周期分のLレベル(GND)が順次出力されていくように動作することになる。
しかし、従来の駆動回路1aは、上述したとおり、回路構成上すべての出力駆動部10aにレベルシフト回路18およびプルアップ用PMOSトランジスタ19を必要とするため、チップサイズが大きくなるという欠点がある。
従来の駆動回路1aがプラズマディスプレイパネルの表示駆動に使用される場合、たとえば駆動電圧が160V、駆動電流が1Aにもなるため、上記レベルシフト回路18およびPMOSトランジスタ19は耐圧の高い素子が必要とされ、駆動回路全体が大型化する原因となっていた。
また、ゲート回路12a,12bによりすべてのHVOを同時にHレベル(VH)にすると、ピーク電流が大きくなり、表示装置にノイズなどによる不具合を発生させるという問題がある。つまり、各PMOSトランジスタ19に流れる駆動電流が1Aとすると、それらのトランジスタが同時にオン状態となった場合、全体で64Aの大電流が流れることになり、表示装置に与えるノイズの影響が無視できない。
上記課題を解決するために本発明の駆動電圧供給回路は、第1の駆動電圧が供給される第1の駆動電圧供給ラインと、第2の駆動電圧が供給される第2の駆動電圧供給ラインと、第1の電圧入力端子と、上記第2の駆動電圧供給ラインに接続された第2の電圧入力端子と、駆動電圧出力端子と、上記第1の電圧入力端子と上記駆動電圧出力端子との間に接続されたダイオード素子と、上記第2の電圧入力端子と上記駆動電圧出力端子との間に接続されたスイッチング素子と、駆動制御信号を入力するラッチ回路と、上記ラッチ回路に保持されている上記駆動制御信号に応じて上記スイッチング素子の導通状態を制御するドライバとをそれぞれ有し、上記ラッチ回路が直列に接続されてシフトレジスタが構成され、上記ラッチ回路の接続順序に従って配置されている複数の駆動電圧出力回路と、上記第1の駆動電圧供給ラインとn(nは1以上の整数)個おきの上記駆動電圧出力回路の上記第1の電圧入力端子との間に接続されたn+1個の共用スイッチング素子と、上記共用スイッチング素子に共通に接続された上記駆動電圧出力回路の上記ラッチ回路に保持されている上記駆動制御信号に応じて当該共用スイッチング素子の導通状態を制御するn+1個の駆動回路とを有する。
好適には、上記共用スイッチング素子に共通に接続された上記駆動電圧出力回路の上記ラッチ回路に保持されている上記駆動制御信号が全て同じである場合に当該共用スイッチング素子が導通状態とされ、それ以外の場合に上記共用スイッチング素子が非導通状態とされる。
好適には、上記第1の駆動電圧が高電圧駆動電圧であり、上記第2の駆動電圧が接地電圧であり、上記ダイオード素子のアノードが上記第1の電圧入力端子に接続され、上記ダイオード素子のカソードが上記駆動電圧出力端子に接続されている。
好適には、上記nが3である。
本発明の駆動電圧供給回路は、従来の駆動電圧供給回路に対して同一の製造プロセス、回路技術が適用でき、特別な回路素子やプロセスを必要としないでチップサイズを低減できるという利点がある。
発明の実施形態
以下に、本発明の実施形態として、図1および図2に示す駆動回路(駆動電圧供給回路)1について説明する。尚、以下の図において、nは2〜16の整数とする。
図1および図2は、駆動回路1のブロック図である。
図1および図2に示すとおり、本発明に係る駆動回路1は、64個の出力駆動部10(1)〜10(64)と、4個のプルアップ用PMOSトランジスタ20_1〜20_4と、4個のレベルシフト回路21_1〜21_4と、4個のインバータ22_1〜22_4と、4個のプルアップ抵抗23_1〜23_4と、64個のバッファ30(1)〜30(64)と、64個のNMOSトランジスタ31(1)〜31(64)から構成される。
図1において、たとえば出力駆動部10(1)〜10(64)について一般的な記載とするために、10(4n−3),10(4n−2),10(4n−1),10(4n)とする表記を用いているが、本実施形態では出力駆動部は64個から構成されているので、n=1,2,…,16となる。尚、図2に示すシフトレジスタ11は、図1の出力駆動部10に含まれるものであるが、その接続関係を分かり易くするために、敢えて記してある。
図3は、本実施形態における駆動回路1の出力駆動部10の回路構成図である。
出力駆動部10は、シフトレジスタ11と、ゲート回路12と、バッファ回路13と、ダイオード14と、プルダウン用NMOSトランジスタ15と、ダイオード16,17から構成される。
したがって、本発明の実施形態における駆動回路1の出力駆動部10は、従来の駆動回路1aの出力駆動部10aに存在するゲート回路12bとレベルシフト回路18とPMOSトランジスタ19を有しておらず、ダイオード14を新たに有している。
ここで、出力駆動部10の各構成要素において、従来の駆動回路1aの出力駆動部10aの各構成要素と符号が同一の場合は、同一の構成要素が適用可能であることを表している。
なお、それぞれ順次に配置された複数の出力駆動部10のうち、特定の出力駆動部10について述べるときは、1番目の出力駆動部10,2番目の出力駆動部10をそれぞれ10(1),10(2)と括弧を付し、すべての出力駆動部10に共通した内容を説明する場合は、括弧を付さずに10と記載する。また、出力駆動部10の各構成要素についても同様に、たとえば2番目の出力駆動部10のシフトレジスタ11はシフトレジスタ11(2)と記載する。
以下、本実施形態における駆動回路1の各構成要素について説明する。
まず、上述した出力駆動部10の各構成要素について図3を用いて説明する。
シフトレジスタ11のI端子は出力駆動部10aの外部端子111に接続され、シフトレジスタ11のO端子は出力駆動部10の外部端子112に接続される。シフトレジスタ11のCK端子は出力駆動部10の外部端子113に接続され、クロック信号CKを取り込む。
シフトレジスタ11は、CK端子に入力するクロック信号CKに同期したタイミングで、順次、外部端子111を通してI端子から入力するデータ信号を端子112に出力し、後段の出力駆動部10へ受け渡すと同時に、ゲート回路12へ出力する。
ゲート回路12は、外部端子121に接続され、外部端子121から制御信号CTRLを入力する。制御信号CTRLにより、ゲート回路12がバッファ回路13に出力する論理レベルを制御することが可能である。
本実施例においては、ゲート回路12に入力されるシフトレジスタ11の出力がHレベル(VDD)のときは、ゲート回路12の出力論理レベルはHレベルとなり、ゲート回路12に入力されるシフトレジスタ11の出力がLレベル(GND)のときは、ゲート回路12の出力論理レベルはLレベルとなるように、ゲート回路12は、外部端子121を通して制御信号CTRLにより制御される。
バッファ回路13は、ゲート回路12の出力端子とNMOSトランジスタ15のゲート端子に接続され、ゲート回路12の出力論理レベルに応じて、そのバッファ出力をプルダウン用NMOSトランジスタ15のゲート端子に供給する。
ダイオード14は、駆動出力端子である外部端子200と外部のプルアップ用PMOSトランジスタ20_1〜20_4に接続される外部端子141との間に設けられて、後述するように、プルアップ用PMOSトランジスタ20_1〜20_4がオフ状態であっても、駆動出力端子を高電圧VHレベルを維持するように機能する。
次に、プルダウン用のNMOSトランジスタ15は、そのゲート端子がバッファ回路13に接続され、ドレイン端子が出力端子200に接続され、ソース端子が外部端子151に接続される。外部端子151は、常にGND線に接続されている。
プルダウン用のNMOSトランジスタ15のドレイン端子は、出力端子200に接続されているので、ゲート回路12の出力論理レベルにより、出力駆動部10の駆動出力HVOをGNDレベルに制御することができる。
以上、出力駆動部10の構成について説明した。
出力駆動部10は、上述した構成を有しているため、シフトレジスタ11のI端子にHレベル(VDD)の信号が入力される場合は、バッファ回路13はHレベルを出力するため、NMOSトランジスタ15はオン状態となり、駆動出力HVOはLレベル(GND)となり、シフトレジスタ11のI端子にLレベルの信号が入力される場合は、バッファ回路13はLレベル(GND)を出力するため、NMOSトランジスタ15はオフ状態となり、駆動出力HVOは外部端子141のレベルとなるように動作する。
次に、出力駆動部10以外の構成要素について説明する。
図2に示すとおり、64個のバッファ30は、各出力駆動部10のシフトレジスタ11のO端子に接続され、それぞれの出力論理レベルに基づいたバッファ出力を、それぞれ64個のNMOSトランジスタ31のゲート端子に供給する。
64個のNMOSトランジスタ31は、バッファ30のバッファ出力に基づいてスイッチング動作を行う。
64個のNMOSトランジスタ31のソース端子はすべてグランドGNDに接続され、ドレイン端子は、4個のインバータ22_1〜22_4に順番に接続される。
すなわち、図2に示すとおり、NMOSトランジスタ31(1),31(5),…,31(4n−3),…,31(61)は、インバータ22_1に接続され、NMOSトランジスタ31(2),31(6),…,31(4n−2),…,31(62)は、インバータ22_2に接続され、NMOSトランジスタ31(3),31(7),…,31(4n−1),…,31(63)は、インバータ22_3に接続され、NMOSトランジスタ31(4),31(8),…,31(4n),…,31(64)は、インバータ22_4に接続されているので、それぞれ4系統のワイヤードORにより4個のインバータ22_1〜22_4に各シフトレジスタ11の出力端子が接続されている。
したがって、インバータ22_1に接続されるNMOSトランジスタ31(1),31(5),…,31(4n−3),…,31(61)のいずれか1個のNMOSトランジスタ31がオン状態であれば、インバータ22_1にはLレベル(GND)が入力され、すべてのNMOSトランジスタ31(1),31(5),…,31(4n−3),…,31(61)がオフ状態であれば、インバータ22_1には、プルアップ抵抗23_1を介してHレベルが入力される。
また、インバータ22_2に接続されるNMOSトランジスタ31(2),31(6),…,31(4n−2),…,31(62)のいずれか1個のNMOSトランジスタ31がオン状態であれば、インバータ22_2にはLレベル(GND)が入力され、すべてのNMOSトランジスタ31(2),31(6),…,31(4n−2),…,31(62)がオフ状態であれば、インバータ22_2には、プルアップ抵抗23_2を介してHレベルが入力される。
また、インバータ22_3に接続されるNMOSトランジスタ31(3),31(7),…,31(4n−1),…,31(63)のいずれか1個のNMOSトランジスタ31がオン状態であれば、インバータ22_3にはLレベル(GND)が入力され、すべてのNMOSトランジスタ31(3),31(7),…,31(4n−1),…,31(63)がオフ状態であれば、インバータ22_3には、プルアップ抵抗23_3を介してHレベルが入力される。
また、インバータ22_4に接続されるNMOSトランジスタ31(4),31(8),…,31(4n),…,31(64)のいずれか1個のNMOSトランジスタ31がオン状態であれば、インバータ22_4にはLレベル(GND)が入力され、すべてのNMOSトランジスタ31(4),31(8),…,31(4n),…,31(64)がオフ状態であれば、インバータ22_4には、プルアップ抵抗23_4を介してHレベルが入力される。
インバータ22_1〜22_4は、入力レベルを反転させるために設けられている。
これにより、たとえば、シフトレジスタ11(1),11(5),…,11(4n−3),…,11(61)のいずれか1個がHレベル(VDD)を出力する場合、すなわち、インバータ22_1に接続されるNMOSトランジスタ31(1),31(5),…,31(4n−3),…,31(61)のいずれか1個のNMOSトランジスタ31がオン状態の場合、Lレベルとなるインバータ22_1の入力レベルは、Hレベル(VDD)に反転されて出力されるので、シフトレジスタ11の出力とプルアップ用PMOSトランジスタの論理関係は、従来の出力駆動部10aと同等となる。
図2で示すインバータ22_1〜22_4の出力信号S22_1〜22_4は、図1に示すように、それぞれ4個のレベルシフト回路21_1〜21_4に入力される。
レベルシフト回路22_1〜22_4は、それぞれ後段の4個のプルアップ用PMOSトランジスタ20_1〜20_4の各ゲート端子に接続され、インバータ22_1〜22_4の論理レベルを出力駆動部10の駆動出力であるHVOレベルに変換する。すなわち、各インバータ22_1〜22_4の出力がHレベル(VDD)のときはHレベル(VH)を出力し、各インバータ22_1〜22_4の出力がLレベル(GND)のときはLレベル(GND)を出力する。
なお、各レベルシフト回路21_1〜21_4の実施例として、図9において示した従来の出力駆動部10aのレベルシフト回路18の回路を、そのまま適用することが可能である。
プルアップ用の4個のPMOSトランジスタ20_1〜20_4は、各ゲート端子がそれぞれレベルシフト回路21_1〜21_4に接続され、ソース端子が高電圧線(VH)に接続され、ドレイン端子が直列に接続された出力駆動部10の外部端子141に順番に接続される。
すなわち、PMOSトランジスタ20_1のソース端子は、出力駆動部10(1),10(5),…,10(4n−3),…,10(61)の外部端子141に接続される。
PMOSトランジスタ20_2のソース端子は、出力駆動部10(2),10(6),…,10(4n−2),…,10(62)の外部端子141に接続される。
PMOSトランジスタ20_3のソース端子は、出力駆動部10(3),10(7),…,10(4n−1),…,10(63)の外部端子141に接続される。
PMOSトランジスタ20_4のソース端子は、出力駆動部10(4),10(8),…,10(4n),…,10(64)の外部端子141に接続される。
さらに、図1を用いて、駆動回路1における各出力駆動部10の接続状態について説明する。
図3に示すように、各出力駆動部10の外部端子101および外部端子151にはそれぞれ電源電圧VDD線およびグランドGND線に接続され、これにより出力駆動部10内の各素子が機能する。
各出力駆動部10の外部端子121は、すべて制御信号CTRL線に接続され、これによりゲート回路12のロジックはすべて同一となる。
出力駆動部10(1)の外部端子111(1)には、データ信号が入力され、シフトレジスタ11のI端子に入力される。
各出力駆動部10の外部端子113は、外部のクロック信号CK線に接続され、これにより、出力駆動部10のシフトレジスタ11のCK端子に同一のタイミングでクロック信号CKが入力され、動作する。
出力駆動部10(1)の外部端子112(1)は出力駆動部10(2)の外部端子111(2)と接続されているので、シフトレジスタ11(1)の出力(端子Oのレベル)が、クロック信号CKに同期してシフトレジスタ11(2)の入力端子Iに取り込まれる。
また、同様に、出力駆動部10(2)の外部端子112(2)は出力駆動部10(3)の外部端子111(3)と接続されているので、シフトレジスタ11(2)の出力(端子Oのレベル)が、クロック信号CKに同期してシフトレジスタ11(3)の入力端子Iに取り込まれる。
したがって、出力駆動部10(1)が外部端子111(1)より入力したデータ信号は、クロック信号CKに同期して順次、後段の出力駆動部10にシフトされていく動作となる。
出力駆動部10(1)〜10(64)の各外部端子141(1)〜141(64)は、上述したとおり、順番に4個のPMOSトランジスタ20_1〜20_4に接続されている。
以上説明したように、各出力駆動部10(1)〜10(64)は、シフトレジスタ11のI端子とO端子を介して、それぞれカスケードに接続され、また、電源電圧VDDや制御信号CTRL等の入力を行う外部端子が、VDD線やCTRL線等の外部の共通線に接続されている。
以上、本実施形態における駆動回路1の構成について説明した。
次に、本実施形態における駆動回路1の動作について、添付図面を参照しながら説明する。
図4は、本実施形態における駆動回路1の動作を説明するための回路ブロック図である。
図4に示す回路ブロック図は、図1および図2を用いて説明した駆動回路1のなかで、プルアップ用PMOSトランジスタ20_1により制御される1系統の出力駆動部10を抜粋したブロック図である。すなわち、プルアップ用PMOSトランジスタ20_1によって制御される出力駆動部10(1),10(5),…,10(4n−3)のシフトレジスタ11やNMOSトランジスタ15等といった内部素子と、出力駆動部10の外部の素子との結線関係が明確になるようにしている。
他の3系統、すなわち、PMOSトランジスタ20_2によって制御される出力駆動部10(2),10(6),…,10(4n−2)、PMOSトランジスタ20_3によって制御される出力駆動部10(3),10(7),…,10(4n−3)、および、PMOSトランジスタ20_4によって制御される出力駆動部10(4),10(8),…,10(4n)についても、図4と同様の結線関係により、以下に説明する動作と同様の動作が行われる。
図4において、シフトレジスタ11(1)の出力端子OからNMOSトランジスタ15(1)のゲート端子へ接続される点線により示した線L1は、図3を用いて出力駆動部10の内部構成を説明したとおり実際には存在しないが、シフトレジスタ11(1)の出力がHレベル(VDD)のときは、ゲート回路12(1)の出力はHレベル(VDD)となり、バッファ回路13(1)を介して、NMOSトランジスタ15(1)のゲート端子にHレベル(VDD)が供給され、シフトレジスタ11(1)の出力がLレベルのときは、ゲート回路12(1)の出力はLレベル(GND)となり、バッファ回路13(1)を介して、NMOSトランジスタ15(1)のゲート端子にLレベルが供給されることにより、シフトレジスタ11(1)の出力レベルとNMOSトランジスタ15(1)のゲート端子入力レベルの論理が一致しているため、図4においては、説明の便宜のため、線L1により直接シフトレジスタ11(1)とNMOSトランジスタ15(1)のゲート端子を接続して記載している。
また、シフトレジスタ11(5)の出力端子OからNMOSトランジスタ15(5)のゲート端子へ接続される点線により示した線L5は、図3を用いて出力駆動部10の内部構成を説明したとおり実際には存在しないが、シフトレジスタ11(5)の出力レベルとNMOSトランジスタ15(5)のゲート端子入力レベルの論理が一致しているため、図4においては、説明の便宜のため、シフトレジスタ11(5)とNMOSトランジスタ15(5)のゲート端子を、線L5により直接接続して記載している。
同様に、シフトレジスタ11(4n−3)の出力端子OからNMOSトランジスタ15(4n−3)のゲート端子へ接続される点線により示した線L4n−3は、図3を用いて出力駆動部10の内部構成を説明したとおり実際には存在しないが、シフトレジスタ11(4n−3)の出力レベルとNMOSトランジスタ15(4n−3)のゲート端子入力レベルの論理が一致しているため、図4においては、説明の便宜のため、シフトレジスタ11(4n−3)とNMOSトランジスタ15(4n−3)のゲート端子を、線L4n−3により直接接続して記載している。
図4において点線で示す線LORは、シフトレジスタ11(1),11(5),11(4n−3)の各出力端子Oからレベルシフト回路21_1へワイヤードORにより接続される線である。
この線LORは、図2を用いて回路構成を説明したとおり実際には存在しない。しかしながら、図2において各シフトレジスタ11(1),11(5),11(4n−3)のいずれか1つの出力がHレベル(VDD)の場合は、Hレベルを出力するシフトレジスタ11に接続されるバッファ30を介して、対応するNMOSトランジスタ31がオン状態となり、インバータ22_1の入力がLレベル(GND)となり、レベルシフト回路21_1へのインバータ22_1の反転出力がHレベル(VDD)となり、逆に、上記各シフトレジスタ11の出力がすべてLレベルの場合はインバータ22_1の入力がHレベルとなり、レベルシフト回路21_1へのインバータ22_1の反転出力がLレベル(GND)となるため、図4の線LORのようにワイヤード接続しても論理が一致することから、図4においては、説明の便宜のため、線LORにより、シフトレジスタ11(1),11(5),11(4n−3)の各出力端子Oからレベルシフト回路21_1へワイヤードORにより直接接続して記載している。
以下、図4を用いて駆動回路1の動作について説明する。
図4に示すように、出力駆動部10のすべてのシフトレジスタ11(1),11(2),11(3),…,11(4n−3)はカスケードに接続されているので、シフトレジスタ11(1)が入力するデータ信号Dataは、各シフトレジスタ11に供給されるクロック信号CKの立ち上がりエッジに同期して、順次シフトされて各シフトレジスタ11から出力される。
そして、このように各シフトレジスタ11をシフトされてくるデータ信号Dataに基づいて、各シフトレジスタ11(1),11(5),…,11(4n−3)がすべてLレベル(GND)を出力するときは、それぞれ対応するNMOSトランジスタ15(1),15(5),…,15(4n−3)がすべてオフ状態となる。
また、図4において線LORによりワイヤード接続されたレベルシフト回路21_1への入力がLレベル(GND)となり、レベルシフト回路21_1はプルアップ用PMOSトランジスタ20_1のゲート端子に対してLレベル(GND)を供給するので、PMOSトランジスタ20_1はオン状態となり、駆動出力HVO1,HVO5,…,HVO4n−3はすべてHレベル(VH)となる。実際には、ダイオード14における電圧降下(VF)により、VH−VF(0.7V)となる。
各シフトレジスタ11をシフトされてくるデータ信号Dataに基づいて、各シフトレジスタ11(1),11(5),…,11(4n−3)のうちのいずれかがHレベル(VDD)を出力するときは、Hレベルを出力するシフトレジスタ11に対応する駆動出力HVOがGNDレベルとなる。
また、図4において線LORによりワイヤード接続されたレベルシフト回路21_1への入力がHレベル(VDD)となり、プルアップ用PMOSトランジスタ20_1のゲート端子に対してHレベル(VH)を供給し、PMOSトランジスタ20_1はオフ状態となるので、Hレベルを出力するシフトレジスタ11に対応する駆動出力以外の駆動出力HVOはハイインピーダンス(HZ)状態となる。
上記のように、各シフトレジスタ11(1),11(5),…,11(4n−3)のうちのいずれかが選択的にHレベル(VDD)を出力し、対応する駆動出力HVO(選択出力)がGNDレベルとなった場合、選択されていない駆動出力(非選択駆動出力、すなわちシフトレジスタ11の出力がLレベルの出力駆動部10の駆動出力)は、たとえばHレベル(VH)からハイインピーダンス(HZ)状態に変化するが、非選択駆動出力に対応するダイオード14が各駆動出力(VH)に対して逆方向に働くため、直前のVHの電圧を維持する。
たとえば、ある時点で、シフトレジスタ11(4)(図4に示す系統以外のシフトレジスタ)のみがHレベルを出力し、各シフトレジスタ11(1),11(5),…,11(4n−3)がLレベルを出力している場合、各駆動出力HVO1,HVO5,…,HVO4n−3は、Hレベル(VH)を出力する。
次のクロックCKのタイミングで、前時点でのシフトレジスタ11(4)の出力がシフトされた結果、各シフトレジスタ11(1),11(5),…,11(4n−3)のなかで、シフトレジスタ11(5)のみがHレベルを出力する場合、選択出力である駆動出力HVO5はGNDレベルとなる。
そして、非選択出力である駆動出力HVO5以外の駆動出力HVO1,…,HVO4n−3は、プルアップ用PMOSトランジスタ20_1がオフ状態となるため、直前のHレベル(VH)からハイインピーダンス(HZ)状態に変化するが、図4に示すように、非選択出力端子200(1)とプルアップ用PMOSトランジスタ20_1との間にダイオード14(1)が逆バイアスされるように設けられ、また、同様に、非選択出力端子200(4n−3)とプルアップ用PMOSトランジスタ20_1との間にダイオード14(4n−3)が逆バイアスされるように設けられているため、これらの駆動出力HVO5,…,HVO4n−3はVHレベルを維持する。
以上、図4を用いて、レベルシフト回路21_1により制御される1系統の駆動出力HVO1,HVO5,…,HVO4n−3,…,HVO61の動作について説明したが、プルアップ用PMOSトランジスタ20_2,20_3,20_4により制御される他の系統においても、同一の動作となる。
すなわち、レベルシフト回路21_2により制御される系統においては、各シフトレジスタ11をシフトされてくるデータ信号Dataに基づいて、各シフトレジスタ11(2),11(6),…,11(4n−2)がすべてLレベル(VDD)を出力するときは、駆動出力HVO2,HVO6,…,HVO4n−2はすべてHレベル(VH)となる。
各シフトレジスタ11をシフトされてくるデータ信号Dataに基づいて、各シフトレジスタ11(2),11(6),…,11(4n−2)のうちのいずれかがHレベル(VDD)を出力するときは、Hレベルを出力するシフトレジスタ11に対応する駆動出力HVOのみがGNDレベルとなる。
Hレベルを出力するシフトレジスタ11に対応する駆動出力以外の駆動出力HVOはハイインピーダンス(HZ)状態となる。
また、各シフトレジスタ11(2),11(6),…,11(4n−2)のうちのいずれかが選択的にHレベル(VDD)を出力し、対応する駆動出力HVO(選択出力)がGNDレベルとなった場合、選択されていない駆動出力(非選択駆動出力、すなわちシフトレジスタ11の出力がLレベルの出力駆動部10の駆動出力)は、たとえばHレベル(VH)からハイインピーダンス(HZ)状態に変化するが、非選択駆動出力に対応するダイオード14が各駆動出力(VH)に対して逆方向に働くため、直前のVHの電圧を維持する。
レベルシフト回路21_3により制御される系統においては、各シフトレジスタ11をシフトされてくるデータ信号Dataに基づいて、各シフトレジスタ11(3),11(7),…,11(4n−1)がすべてLレベル(VDD)を出力するときは、駆動出力HVO3,HVO7,…,HVO4n−1はすべてHレベル(VH)となる。
各シフトレジスタ11をシフトされてくるデータ信号Dataに基づいて、各シフトレジスタ11(3),11(7),…,11(4n−1)のうちのいずれかがHレベル(VDD)を出力するときは、Hレベルを出力するシフトレジスタ11に対応する駆動出力HVOのみがGNDレベルとなる。
Hレベルを出力するシフトレジスタ11に対応する駆動出力以外の駆動出力HVOはハイインピーダンス(HZ)状態となる。
また、各シフトレジスタ11(3),11(7),…,11(4n−1)のうちのいずれかが選択的にHレベル(VDD)を出力し、対応する駆動出力HVO(選択出力)がGNDレベルとなった場合、選択されていない駆動出力(非選択駆動出力、すなわちシフトレジスタ11の出力がLレベルの出力駆動部10の駆動出力)は、たとえばHレベル(VH)からハイインピーダンス(HZ)状態に変化するが、非選択駆動出力に対応するダイオード14が各駆動出力(VH)に対して逆方向に働くため、直前のVHの電圧を維持する。
レベルシフト回路21_4により制御される系統においては、各シフトレジスタ11をシフトされてくるデータ信号Dataに基づいて、各シフトレジスタ11(4),11(8),…,11(4n)がすべてLレベル(VDD)を出力するときは、駆動出力HVO4,HVO8,…,HVO4nはすべてHレベル(VH)となる。
各シフトレジスタ11をシフトされてくるデータ信号Dataに基づいて、各シフトレジスタ11(4),11(8),…,11(4n)のうちのいずれかがHレベル(VDD)を出力するときは、Hレベルを出力するシフトレジスタ11に対応する駆動出力HVOのみがGNDレベルとなる。
Hレベルを出力するシフトレジスタ11に対応する駆動出力以外の駆動出力HVOはハイインピーダンス(HZ)状態となる。
また、各シフトレジスタ11(4),11(8),…,11(4n)のうちのいずれかが選択的にHレベル(VDD)を出力し、対応する駆動出力HVO(選択出力)がGNDレベルとなった場合、選択されていない駆動出力(非選択駆動出力、すなわちシフトレジスタ11の出力がLレベルの出力駆動部10の駆動出力)は、たとえばHレベル(VH)からハイインピーダンス(HZ)状態に変化するが、非選択駆動出力に対応するダイオード14が各駆動出力(VH)に対して逆方向に働くため、直前のVHの電圧を維持する。
さらに、以上説明した図4を参照しながら、タイミングチャートを用いて駆動回路1の動作を説明する。
図5は、本実施形態における駆動回路1の動作を説明するためのタイミングチャートである。
図5において、(A)はクロック信号CKを示し、(B)は出力駆動部10(1)のシフトレジスタ11(1)のI端子に入力されるデータ信号Dataを示し、(C)〜(K)はそれぞれ出力駆動部10(1)〜10(4n)の駆動出力HVO1〜HVO4nを示している。
また、図5により本駆動回路1の基本動作を説明するため、図5(B)に示すとおり、データ信号Dataとして1パルスを出力駆動部10(1)に入力した場合を示している。
また、以下の説明においては、レベルシフト回路21_1およびPMOSトランジスタ20_1により制御される出力駆動部10(1),10(5),…,10(4n−3)を第1系統(図4により説明した系統)と、レベルシフト回路21_2およびPMOSトランジスタ20_2により制御される出力駆動部10(2),10(6),…,10(4n−2)を第2系統と、レベルシフト回路21_3およびPMOSトランジスタ20_3により制御される出力駆動部10(3),10(7),…,10(4n−1)を第3系統と、レベルシフト回路21_4およびPMOSトランジスタ20_4により制御される出力駆動部10(4),10(8),…,10(4n)を第4系統と定義する。
まず、時刻t1では、データ信号DataがまだLレベル(GND)であるため、全出力駆動部10のシフトレジスタ11の出力はLレベル(GND)であり、プルダウン用NMOSトランジスタ15はオフ状態であり、また、全系統のプルアップ用PMOSトランジスタ20_1〜20_4はオン状態となり、すべての駆動出力HVOはHレベル(VH)となっている。
次に、(B)に示すデータ信号Dataが、時刻t1から時刻t2の間にLレベルからHレベルに変化すると、シフトレジスタ11(1)は、時刻t2のタイミングでHレベル(VDD)を出力し、プルダウン用NMOSトランジスタ15(1)がオン状態となるため、駆動出力HVO(1)は、図5(C)に示すとおり、GNDレベルとなる。同時に、後段のシフトレジスタ11(2)にHレベルの信号が取り込まれる。
このとき、シフトレジスタ11(1)から出力されたHレベルの信号により、第1系統の複数のシフトレジスタ11がワイヤード接続された図4に示す線LOR、および、レベルシフト回路21_1を介して、プルアップ用PMOSトランジスタ20_1がオフ状態となる。
これにより、出力駆動部10(1)以外の第1系統に属する出力駆動部10の駆動出力HVOは、図5(G)において駆動出力HVO5を示すように、Hレベル(VH)からハイインピーダンス(HZ)状態に変化するが、出力駆動部10(1)以外の第1系統に属する出力駆動部10においては、プルアップ用PMOSトランジスタ20_1と駆動出力端子200の間に設けられたダイオード14に逆バイアスがかかるため、Hレベル(VH)が維持される。
以上の状態が時刻t3まで保持される。
時刻t3になると、Hレベルを取り込んだシフトレジスタ11(2)がHレベル(VDD)を出力し、プルダウン用NMOSトランジスタ15(2)がオン状態となるため、駆動出力HVO(2)は、図5(D)に示すとおり、GNDレベルとなる。同時に、後段のシフトレジスタ11(3)にHレベルの信号が転送される。
このとき、シフトレジスタ11(2)から出力されたHレベルの信号により、第2系統の複数のシフトレジスタ11がワイヤード接続された図4に示す線LORに相当する線、および、レベルシフト回路21_2を介して、PMOSトランジスタ20_2がオフ状態となる。
これにより、出力駆動部10(2)以外の第2系統に属する出力駆動部10の駆動出力HVOは、Hレベル(VH)からハイインピーダンス(HZ)状態に変化するが、出力駆動部10(2)以外の第2系統に属する出力駆動部10においては、プルアップ用PMOSトランジスタ20_2と駆動出力端子200の間に設けられたダイオード14に逆バイアスがかかるため、Hレベル(VH)が維持される。
また、時刻t3においては、第1系統のすべてのシフトレジスタ11の出力はLレベルとなるため、PMOSトランジスタ20_1はオン状態に切り替わり、第1系統のすべての駆動出力HVOはHレベル(VH)となる。
以上の状態が時刻t4まで保持される。
時刻t4になると、Hレベルを取り込んだシフトレジスタ11(3)がHレベル(VDD)を出力し、プルダウン用NMOSトランジスタ15(3)がオン状態となるため、駆動出力HVO(3)は、図5(E)に示すとおり、GNDレベルとなる。同時に、後段のシフトレジスタ11(4)にHレベルの信号が転送される。
このとき、シフトレジスタ11(3)から出力されたHレベルの信号により、第3系統の複数のシフトレジスタ11がワイヤード接続された図4に示す線LORに相当する線、および、レベルシフト回路21_3を介して、PMOSトランジスタ20_3がオフ状態となる。
これにより、出力駆動部10(3)以外の第3系統に属する出力駆動部10の駆動出力HVOは、Hレベル(VH)からハイインピーダンス(HZ)状態に変化するが、出力駆動部10(3)以外の第3系統に属する出力駆動部10においては、プルアップ用PMOSトランジスタ20_3と駆動出力端子200の間に設けられたダイオード14に逆バイアスがかかるため、Hレベル(VH)が維持される。
また、時刻t4においては、第2系統のすべてのシフトレジスタ11の出力はLレベルとなるため、プルアップ用PMOSトランジスタ20_2はオン状態に切り替わり、第2系統のすべての駆動出力HVOはHレベル(VH)となる。
以上の状態が時刻t5まで保持される。
時刻t5になると、Hレベルを取り込んだシフトレジスタ11(4)がHレベル(VDD)を出力し、プルダウン用NMOSトランジスタ15(4)がオン状態となるため、駆動出力HVO(4)は、図5(F)に示すとおり、GNDレベルとなる。同時に、後段のシフトレジスタ11(5)にHレベルの信号が転送される。
このとき、シフトレジスタ11(4)から出力されたHレベルの信号により、第4系統の複数のシフトレジスタ11がワイヤード接続された図4に示す線LORに相当する線、および、レベルシフト回路21_4を介して、プルアップ用PMOSトランジスタ20_4がオフ状態となる。
これにより、出力駆動部10(4)以外の第3系統に属する出力駆動部10の駆動出力HVOは、Hレベル(VH)からハイインピーダンス(HZ)状態に変化するが、出力駆動部10(4)以外の第4系統に属する出力駆動部10においては、プルアップ用PMOSトランジスタ20_4と駆動出力端子200の間に設けられたダイオード14に逆バイアスがかかるため、Hレベル(VH)が維持される。
また、時刻t5においては、第3系統のすべてのシフトレジスタ11の出力はLレベルとなるため、プルアップ用PMOSトランジスタ20_3はオン状態に切り替わり、第3系統のすべての駆動出力HVOはHレベル(VH)となる。
以上の状態が時刻t6まで保持される。
時刻t6になり、Hレベルを取り込んだシフトレジスタ11(4)がHレベル(VDD)を出力する場合の動作は、上述した時刻t2における動作と同様であり、図5(G)に示すように、駆動出力HVO5がGNDレベルとなる。
以上説明したような動作が、クロック信号CKに同期して順次行われる結果、図5に示すように、駆動出力HVO1から駆動出力HVO64に向けて、順次GNDレベルが出力されていく。
また、上述したとおり、各出力駆動部10のダイオード14は、逆バイアスになる状態が4クロック(CK)に1回の割合に制限されているため、ダイオード14の動特性に起因するリカバリー効果(順バイアスから逆バイアスに切り替わったときに逆方向に過大な電圧効果が発生する現象)が比較的少ない状態で動作する。
以上説明したように、本発明に係る駆動回路1は、64個の出力駆動部10の各シフトレジスタ11をカスケードに接続し、該64個の出力駆動部10を順番に4系統の制御回路(制御系統)に対応させ、各制御系統に属するシフトレジスタ11の出力をワイヤード接続し、制御系統毎に設けた4個のプルアップ用PMOSトランジスタにより、各制御系統に属する出力駆動部10の駆動出力HVOを制御するように構成し、プルアップ用PMOSトランジスタと駆動出力端子との間にダイオード14を設けたので、Hレベル(VDD)を出力するシフトレジスタ11に対応する駆動出力HVOは従来通りプルダウン用NMOSトランジスタ15によりGNDレベルを出力し、それぞれの制御系統に属するシフトレジスタ11がすべてLレベルを出力するときは、対応する駆動出力HVOはすべてHレベル(VH)を出力し、いずれかのシフトレジスタ11がHレベルを出力するときは、該Hレベルを出力するシフトレジスタ11に対応する駆動出力HVOのみLレベル(GND)を出力し、それ以外のシフトレジスタ11はハイインピーダンス(HZ)となるものの、Hレベル(VH)を維持するように動作する。
したがって、図9を用いて説明した従来の駆動回路1aと同様の機能を保ちつつ、従来の駆動回路1aと比較して以下の効果を得ることができる。
(1)
従来の駆動回路1aにおいて、各出力駆動部10a(64個)がそれぞれ有するPMOSトランジスタ19(64個)とレベルシフト回路18(64個)とゲート回路12bによって行っていた制御および駆動部分を、本実施形態における駆動回路1では使用せず、4系統の制御回路(4個のレベルシフト回路21_1〜21_4と4個のPMOSトランジスタ20_1〜20_4等)により各出力駆動部10を制御するので、レベルシフト回路とプルアップ用PMOSトランジスタを4/64に低減させることができる。
これにより、本実施形態における駆動回路1を、従来の駆動回路1aと比較して、チップサイズを2/3程度に低減させることができる。
なお、ダイオード14は追加になるが、プルアップ用PMOSトランジスタ19と比較すれば小さいもので済む。
(2)
比較的簡単に製造できる高耐圧ダイオード、高耐圧MOSトランジスタおよびCMOSロジック回路により構成できるため、従来の駆動回路1aと同様、同一の製造プロセス、回路技術が適用でき、特別な回路素子やプロセスを必要としない。
(3)
プルアップ用のPMOSトランジスタの1駆動出力HVO当たりの能力を容易に向上させることができるとともに、4個のプルアップ用PMOSトランジスタが同時にオン状態のときは、負荷がそれぞれ16個の駆動出力HVOになることから立ち上がりを遅くでき、したがって、ノイズによる誤動作を低減させることができる。
本発明は、上記の実施形態の説明に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。
たとえば、プルアップ用のPMOSトランジスタ20_1〜20_4は、PMOSトランジスタに限られず高耐圧の能動型スイッチング素子であれば良いので、バイポーラ型トランジスタやIGBTでも構わない。
また、上述した駆動回路1では、64個の出力駆動部10を4系統の制御回路により制御するが、出力駆動部10の数,制御回路の系統数(制御系統数)は、任意の数とすることができる。例えば、出力駆動部10の数を60とし、制御回路の系統数を3とすることもできる。
次に、最適な制御回路の系統数について言及する。
一般に、制御系統数を少なくすればするほど、レベルシフト回路やプルアップ用のPMOSトランジスタの数を低減させることができるので、チップサイズの低減という上述した効果の点で望ましい。
しかし、制御系統数を少なくした場合、例えば、上述の本実施形態で説明した4系統を2系統にした場合、2個のプルアップ用PMOSトランジスタが各クロック信号CK毎にそれぞれオン・オフ状態を繰り返すため、各出力駆動部10の出力端子200に接続された各走査駆動線は、同時刻で見ると、走査中(駆動出力HVOがLレベル)の走査駆動線とハイインピーダンス(HZ)状態の走査駆動線とが近接し、カップリング等の影響を受けやすくなるという問題がある。
また、出力駆動部10の数に対して系統数を少なくすると、1つのプルアップ用PMOSトランジスタが駆動すべき電流が大きくなり、PMOSトランジスタの素子の大型化が懸念される。制御系統数を2個とした場合は、各プルアップ用PMOSトランジスタが32個の出力駆動部10を駆動するため、各トランジスタに対する負担が大きくなる。
以上の観点から、制御回路の系統数は4個が望ましい。
本発明の実施形態における駆動回路1のブロック図の一部である。 本発明の実施形態における駆動回路1のブロック図の一部である。 本発明の実施形態における駆動回路1の出力駆動部10の回路図である。 本発明の実施形態における駆動回路1の出力動作を説明するための図である。 本発明の実施形態における駆動回路1の出力動作を示すタイミングチャートである。 従来の駆動回路1aのブロック図である。 従来の駆動回路1aの出力駆動部10aの回路図である。 従来の駆動回路1aの出力駆動部10aのレベルシフト回路18の1実施例を示す回路図である。 従来の駆動回路1aの出力動作を示すタイミングチャートである。
符号の説明
1…駆動回路
10…出力駆動部
11…シフトレジスタ
12…ゲート回路
13…バッファ回路
14…ダイオード
15…NMOSトランジスタ
16,17…ダイオード
20_1〜20_4…PMOSトランジスタ
21_1〜21_4…レベルシフト回路
22_1〜22_4…インバータ
23_1〜23_4…プルアップ抵抗
30…バッファ
31…NMOSトランジスタ
1a…駆動回路
10a…出力駆動部
11…シフトレジスタ
12a,12b…ゲート回路
13…バッファ回路
15…NMOSトランジスタ
16,17…ダイオード
18…レベルシフト回路
181…インバータ
182,183…NMOSトランジスタ
184,185…PMOSトランジスタ
19…PMOSトランジスタ。

Claims (4)

  1. 第1の駆動電圧が供給される第1の駆動電圧供給ラインと、
    第2の駆動電圧が供給される第2の駆動電圧供給ラインと、
    第1の電圧入力端子と、上記第2の駆動電圧供給ラインに接続された第2の電圧入力端子と、駆動電圧出力端子と、上記第1の電圧入力端子と上記駆動電圧出力端子との間に接続されたダイオード素子と、上記第2の電圧入力端子と上記駆動電圧出力端子との間に接続されたスイッチング素子と、駆動制御信号を入力するラッチ回路と、上記ラッチ回路に保持されている上記駆動制御信号に応じて上記スイッチング素子の導通状態を制御するドライバとをそれぞれ有し、上記ラッチ回路が直列に接続されてシフトレジスタが構成され、上記ラッチ回路の接続順序に従って配置されている複数の駆動電圧出力回路と、
    上記第1の駆動電圧供給ラインとn(nは1以上の整数)個おきの上記駆動電圧出力回路の上記第1の電圧入力端子との間に接続されたn+1個の共用スイッチング素子と、
    上記共用スイッチング素子に共通に接続された上記駆動電圧出力回路の上記ラッチ回路に保持されている上記駆動制御信号に応じて当該共用スイッチング素子の導通状態を制御するn+1個の駆動回路と、
    を有する駆動電圧供給回路。
  2. 上記共用スイッチング素子に共通に接続された上記駆動電圧出力回路の上記ラッチ回路に保持されている上記駆動制御信号が全て同じである場合に当該共用スイッチング素子が導通状態とされ、それ以外の場合に上記共用スイッチング素子が非導通状態とされる請求項1に記載の駆動電圧供給回路。
  3. 上記第1の駆動電圧が高電圧駆動電圧であり、上記第2の駆動電圧が接地電圧であり、上記ダイオード素子のアノードが上記第1の電圧入力端子に接続され、上記ダイオード素子のカソードが上記駆動電圧出力端子に接続されている請求項1又は2に記載の駆動電圧供給回路。
  4. 上記nが3である請求項1、2又は3に記載の駆動電圧供給回路。
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