JP3962180B2

JP3962180B2 - Water stop structure of faucet

Info

Publication number: JP3962180B2
Application number: JP18554999A
Authority: JP
Inventors: 明西岡
Original assignee: 株式会社三栄水栓製作所
Priority date: 1999-06-30
Filing date: 1999-06-30
Publication date: 2007-08-22
Anticipated expiration: 2019-06-30
Also published as: JP2001011911A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水栓の止水構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の止水構造の一つに、図７（Ａ）に示すように、流路１８中に設けられた球状体８’と、この球状体８’を回動させるための回動手段９と、前記球状体８’を回動可能に保持するための環状部材１０’、１０’とからなるものがある。すなわち、前記球状体８’は、互いに連通する水入口６’および水出口７’を有しており、回動手段９によって球状体８’を回動させることで、上流側から流れてきた水を、下流側へ流したり、止水したりすることができる。
【０００３】
ところで、テフロンなどの比較的硬い材質からなる前記環状部材１０’は、図７（Ｂ）に示すように、凹入部１９を有しており、この凹入部１９に、前記球状体８’の一部を嵌め込むことで、球状体８’を回動可能に保持していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
上記構成からなる止水構造は、前記回動手段９を９０°回動させるだけで、止水、吐水の切り換え操作ができるため、使用性に優れていたが、環状部材１０’と球状体８’との摩擦が大きいことから、頻繁に止水、吐水の切り換え操作を行う必要のある一般の水栓に用いると、環状部材１０’や球状体８’の磨耗の進行が早く、耐久性に劣るという問題があった。
【０００５】
本発明は上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、汎用性および耐久性が高く、使用性に優れた水栓の止水構造を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の水栓の止水構造は、水入口およびこの水入口に連通する水出口を有する球状体と、この球状体を回動させるための回動手段と、前記球状体を回動可能に保持するための環状部材とを有する水栓の止水構造であって、前記環状部材が、大径部と、先端側が滑らかな曲面に形成され、かつその曲面が前記球状体に当接可能な小径部とからなるとともに、前記環状部材の変形を防止するための変形防止手段が、環状部材の内側および大径部の外側に設けられ、また、前記水入口を水の上流側に向けて開口させず、上流側からの水が球状体の側面に回り込んで水入口に流入するように構成し、前記環状部材が、水圧により、外側から内側に向かって付勢されるように構成した。
また、前記水栓の止水構造において、前記変形防止手段が、前記大径部および小径部の内側面と、大径部の外側面とに当接し、小径部の前記曲面には当接しないように構成してあることが好ましい。
さらに、前記水栓の止水構造において、前記環状部材を二つ設け、前記球状体を両側から回動可能に保持するように構成してあってもよい。
【０００７】
上記の構成により、汎用性および耐久性が高く、使用性に優れた水栓の止水構造を提供することができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を、図を参照しながら説明する。
図１は、本発明の第一実施例に係る水栓の止水構造Ｄの構成を概略的に示す縦断面図である。
１は、壁（図示せず）に取り付けねじ２を介して取り付けられた水栓本体（たとえば単水栓や湯水混合栓）であり、先端に吐出部３を有している。そして、前記水栓の止水構造Ｄは、前記水栓本体１の内部に設けられ、前記吐出部３の上流側に位置している。
【０００９】
前記吐出部３は、上流側に流入口４を、そして、下流側に吐出口５を有している。
【００１０】
図２は、上記実施例の構成を概略的に示す側方から見た場合の拡大縦断面図である。
前記水栓の止水構造Ｄは、水入口６およびこの水入口６に連通し、かつ水入口６の設けられた位置と直角をなす角度に設けられた水出口７を有する球状体８と、球状体８の前記水入口６の反対側に相当する位置に接続され、球状体８を回動させるための回動手段９（図４参照）と、前記球状体８をその両側から回動可能に保持するための二つの環状部材１０、１０とからなる。
【００１１】
図３は、上記実施例の構成を概略的に示す要部拡大斜視図である。
球状体８の一側には前記回動手段９が接続される接続部９’が設けられ、他側には前記水入口６が設けられており、さらに、前記接続部９’および水入口６に対して９０°の角度をなす位置に、前記水出口７が設けられている。
【００１２】
図４（Ａ）は、上記実施例の構成を概略的に示す正面から見た場合の縦断面図である。前記回動手段９は、一端が球状体８に接続された栓棒１１と、この栓棒１１の他端部に固定されたレバー１２とから構成されている。そして、レバー１２を回動させることで、球状体８を同時に回動させることができる。なお、前記レバー１２を、ハンドルなどとしてもよい。
【００１３】
前記回動手段９により、水栓本体１を止水状態とした場合には、図４（Ｂ）に示すように、水出口７は前記流入口４がある方向と直角をなす方向に向けられ、反対に、回動手段９により、水栓本体１を吐水状態とした場合には、図４（Ｃ）に示すように、水出口７は前記流入口４がある方向に向けられる。
【００１４】
前記環状部材１０、１０は、合成ゴムあるいは合成樹脂などの適宜の弾力性を有する材料で形成され、図２に示すように、一方が前記流入口４の上流側に設けられ、他方がこの流入口４と対向する位置に設けられている。そして、各環状部材１０は、外面がほぼ面一の大径部１３と、外面が先端側ほど細くなる滑らかな曲面に形成され、かつ前記球状体８に当接可能な小径部１４とからなる。このような二つの環状部材１０、１０の各小径部１４の先端付近が前記球状体８に当接することによって、球状体８は、回動可能に保持される。加えて、球状体８に接触する小径部１４の外面を、滑らかな曲面に形成したことにより、球状体８の作動を円滑に行うことができる。
【００１５】
各環状部材１０の内側および大径部１３の外側には、それぞれ環状部材１０の変形を防止するための変形防止手段１５が設けられており、この変形防止手段１５によって、水圧による環状部材１０の変形（特に、内側への倒れ込み）を防止し、かつ環状部材１０に適度の張りを持たせることができる。そして、このような変形防止や張りを持たせたことにより、小径部１４による球状体８の保持を、適宜の強度で行わせることができる。
【００１６】
次に、水栓の止水構造Ｄの使用条件について説明する。
水栓の止水構造Ｄは、環状部材１０、１０が、水圧Ｗにより、外側から内側に向かって付勢された状態で使用されるように構成されている。このため、内側に付勢される小径部１４を、球状体８に常に強く当接させることができ、球状体８への密着によって、止水時の漏水を防止することができる。さらに、環状部材１０の小径部１４には、内側方向へ付勢する圧力が加わることから、摩擦によって小径部１４と球状体８の当接部分が少々磨耗しても、小径部１４を球状体８に密着させておくことが可能である。従って、環状部材１０の取り替えなどのメンテナンスを行う回数を減らすことができるとともに、水栓の止水構造Ｄ自体の汎用性および耐久性を高くすることができる。なお、上記のことを考慮して、前記小径部１４の長さに若干の余裕を持たせておくことが望ましい。また、前記環状部材１０、１０の強度等を調節することで、たとえば前記水圧Ｗが小さい場合にも、環状部材１０、１０が球状体８に常に強く当接しておけるように構成してもよい。
【００１７】
上記の構成からなる水栓の止水構造Ｄでは、前記レバー１２を９０°の範囲で回動させるだけで、球状体８も同じく９０°の範囲で回動され、吐出部３からの吐水量を、ゼロから最大値にまで操作することができるため、非常に使用性に優れたものとなっている。
【００１８】
図５は、本考案の第二実施例に係る水栓の止水構造Ｄ₂の構成を概略的に示す説明図である。なお、上記第一実施例と構造が同じものについては、同じ符号を付し、その説明を省略する。
第二実施例は、第一実施例の構成とほとんど同じであるが、相違点は、水栓本体の止水、吐水を切り換えるために用いられるのではなく、水栓本体を、止水状態、カラン（図示せず）からの吐水状態、シャワーヘッド（図示せず）からの吐水状態の三状態に切り換えるための一次止水切替ユニットとして用いられ、また、回動手段９による球状体８の回動が、９０°の範囲で行われるのでなく、１８０°の範囲で行われ、さらに、前記水出口７から水栓本体（図示せず）の外部に吐出されるまでの水のルートが、水出口７、導入口４、吐出口５の一通りでなく、二通り用意されている点である。
【００１９】
水栓本体には、導出部１６と、導出部１７が、互いに対向する位置関係に設けられている。そして、回動手段９により、水出口７を導出部１６の方へ向けると（図５（Ｂ）参照）、水をカランから吐出させることができ、水出口７を導出部１６、１７のそれぞれに対して直角に向けると（図５（Ｃ）参照）、水栓本体が止水状態となり、水出口７を導出部１７の方へ向けると（図５（Ｄ）参照）、水をシャワーから吐出させることができる。
【００２０】
図６は、本考案の第三実施例に係る水栓の止水構造Ｄ₃の構成を概略的に示す縦断面図である。なお、上記第一実施例と構造が同じものについては、同じ符号を付し、その説明を省略する。
第三実施例は、上記第一実施例の構成とほとんど同じであるが、相違点は、水栓の止水構造Ｄ₃が、水栓本体１に内蔵されているのではなく、水栓本体１の先端部に着脱自在であるカートリッジとして形成されている点である。また、それに伴って、前記吐出部３も、着脱自在に形成されている。
【００２１】
【発明の効果】
以上説明したように、本考案の水栓の止水構造は、水入口およびこの水入口に連通する水出口を有する球状体と、この球状体を回動させるための回動手段と、前記球状体を回動可能に保持するための環状部材とを有する水栓の止水構造であって、前記環状部材が、大径部と、先端側が滑らかな曲面に形成され、かつその曲面が前記球状体に当接可能な小径部とからなるとともに、前記環状部材の変形を防止するための変形防止手段が、環状部材の内側および大径部の外側に設けられ、また、前記水入口を水の上流側に向けて開口させず、上流側からの水が球状体の側面に回り込んで水入口に流入するように構成し、前記環状部材が、水圧により、外側から内側に向かって付勢されるように構成したことにより、汎用性および耐久性が高く、使用性に優れた水栓の止水構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第一実施例に係る水栓の止水構造の構成を概略的に示す縦断面図である。
【図２】上記実施例の構成を概略的に示す側方から見た場合の拡大縦断面図である。
【図３】上記実施例の構成を概略的に示す要部拡大斜視図である。
【図４】（Ａ）は、上記実施例の構成を概略的に示す正面から見た場合の縦断面図であり、（Ｂ）および（Ｃ）は、上記実施例の止水時の状態および吐水時の状態を概略的に示す側面からの縦断面図である。
【図５】（Ａ）は、本考案の第二実施例に係る水栓の止水構造の構成を概略的に示す正面からの縦断面図であり、（Ｂ）、（Ｃ）および（Ｄ）は、それぞれ、上記実施例の動作を概略的に示す説明図である。
【図６】本考案の第三実施例に係る水栓の止水構造の構成を概略的に示す縦断面図である。
【図７】（Ａ）は、従来の水栓の止水構造の構成を概略的に示す縦断面図であり、（Ｂ）は、その要部の構成を概略的に示す斜視図である。
【符号の説明】
６…水入口、７…水出口、８…球状体、９…回動手段、１０…環状部材、１３…大径部、１４…小径部、１５…変形防止手段、Ｄ…水栓の止水構造、Ｗ…水圧。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a water stop structure for a faucet.
[0002]
[Prior art]
As shown in FIG. 7A, a conventional water stop structure includes a spherical body 8 ′ provided in a flow path 18 and a rotating means 9 for rotating the spherical body 8 ′. In addition, there is an annular member 10 ′, 10 ′ for rotatably holding the spherical body 8 ′. That is, the spherical body 8 ′ has a water inlet 6 ′ and a water outlet 7 ′ communicating with each other, and the spherical body 8 ′ is rotated by the rotating means 9, so that the water that has flowed from the upstream side. Can flow to the downstream side or can be stopped.
[0003]
By the way, as shown in FIG. 7B, the annular member 10 ′ made of a relatively hard material such as Teflon has a recessed portion 19, and the recessed portion 19 has one of the spherical bodies 8 ′. The spherical body 8 ′ was held rotatably by fitting the part.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The water stop structure having the above configuration is excellent in usability because it can be switched between water stop and water discharge only by rotating the rotating means 9 by 90 °, but the ring member 10 ′ and the spherical body 8 are excellent. Because of the large friction between the ring member 10 'and the spherical body 8', the wear of the ring member 10 'and the spherical body 8' progresses quickly and is durable. There was a problem of being inferior.
[0005]
The present invention has been made in consideration of the above-described matters, and an object of the present invention is to provide a water stop structure for a faucet that is highly versatile and durable and excellent in usability.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a water stop structure for a faucet of the present invention includes a spherical body having a water inlet and a water outlet communicating with the water inlet, and a rotating means for rotating the spherical body. a water stop structure of the faucet and an annular member for holding the spherical body rotatably, said annular member includes a large diameter portion, the distal end side is formed on the smooth Rakana curved surface and the curved surface And a small-diameter portion capable of contacting the spherical body, and deformation preventing means for preventing deformation of the annular member are provided inside the annular member and outside the large-diameter portion, and the water inlet the without open mouth toward the upstream side of the water, goes around the water from the upstream side to the side of the spherical body is adapted to flow into the water inlet, the annular member, the water pressure, from the outside to the inside It was configured to be energized.
Further, in the water stop structure of the faucet, the deformation preventing means abuts on the inner surface of the large diameter portion and the small diameter portion and the outer surface of the large diameter portion, and does not abut on the curved surface of the small diameter portion. It is preferable to be configured as described above.
Furthermore, in the water stop structure of the water faucet, two annular members may be provided so that the spherical body is rotatably held from both sides.
[0007]
With the above configuration, it is possible to provide a water stop structure for a faucet that is highly versatile and durable and excellent in usability.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
FIG. 1 is a longitudinal sectional view schematically showing a configuration of a water stop structure D of a faucet according to a first embodiment of the present invention.
Reference numeral 1 denotes a faucet body (for example, a single faucet or a hot and cold water mixing faucet) attached to a wall (not shown) via an attachment screw 2 and has a discharge portion 3 at the tip. The water stop structure D of the faucet is provided inside the faucet body 1 and is located on the upstream side of the discharge part 3.
[0009]
The discharge part 3 has an inflow port 4 on the upstream side and a discharge port 5 on the downstream side.
[0010]
FIG. 2 is an enlarged longitudinal sectional view when seen from the side schematically showing the configuration of the embodiment.
The water stop structure D of the faucet has a spherical body 8 having a water outlet 6 and a water outlet 7 which communicates with the water inlet 6 and is provided at an angle perpendicular to the position where the water inlet 6 is provided. Rotating means 9 (see FIG. 4) for rotating the spherical body 8 is connected to a position corresponding to the opposite side of the water inlet 6 of the spherical body 8, and the spherical body 8 can be rotated from both sides thereof. It consists of two annular members 10 and 10 for holding.
[0011]
FIG. 3 is an enlarged perspective view of a main part schematically showing the configuration of the above embodiment.
One side of the spherical body 8 is provided with a connecting portion 9 ′ to which the turning means 9 is connected, the other side is provided with the water inlet 6, and further, the connecting portion 9 ′ and the water inlet 6. The water outlet 7 is provided at a position that forms an angle of 90 ° with respect to the water outlet 7.
[0012]
FIG. 4A is a longitudinal sectional view when seen from the front schematically showing the configuration of the above embodiment. The rotating means 9 is composed of a plug bar 11 having one end connected to the spherical body 8 and a lever 12 fixed to the other end of the plug bar 11. And the spherical body 8 can be simultaneously rotated by rotating the lever 12. The lever 12 may be a handle or the like.
[0013]
When the faucet body 1 is stopped by the turning means 9, the water outlet 7 is oriented in a direction perpendicular to the direction in which the inlet 4 is located, as shown in FIG. On the contrary, when the faucet body 1 is discharged by the turning means 9, the water outlet 7 is directed in the direction where the inlet 4 is located as shown in FIG.
[0014]
The annular members 10 and 10 are made of a material having appropriate elasticity such as synthetic rubber or synthetic resin. As shown in FIG. 2, one of the annular members 10 and 10 is provided on the upstream side of the inflow port 4 and the other is this flow. It is provided at a position facing the inlet 4. Each annular member 10 includes a large-diameter portion 13 whose outer surface is substantially flush with each other, and a small-diameter portion 14 that is formed into a smooth curved surface whose outer surface becomes thinner toward the distal end side and can come into contact with the spherical body 8. . The spherical body 8 is rotatably held by the vicinity of the tips of the small diameter portions 14 of the two annular members 10 and 10 coming into contact with the spherical body 8. In addition, since the outer surface of the small-diameter portion 14 that contacts the spherical body 8 is formed into a smooth curved surface, the operation of the spherical body 8 can be performed smoothly.
[0015]
Deformation preventing means 15 for preventing deformation of the annular member 10 is provided on the inner side of each annular member 10 and on the outer side of the large-diameter portion 13, respectively. It is possible to prevent deformation (particularly, inward collapse) and to impart an appropriate tension to the annular member 10. Further, by providing such deformation prevention and tension, the spherical body 8 can be held by the small diameter portion 14 with an appropriate strength.
[0016]
Next, the use conditions of the water stop structure D of the faucet will be described.
The water stop structure D of the faucet is configured to be used in a state where the annular members 10 and 10 are urged from the outside toward the inside by the water pressure W. For this reason, the small diameter part 14 urged inward can be always brought into strong contact with the spherical body 8, and the close contact with the spherical body 8 can prevent water leakage at the time of water stoppage. Further, since the pressure biased inward is applied to the small-diameter portion 14 of the annular member 10, even if the contact portion between the small-diameter portion 14 and the spherical body 8 is slightly worn due to friction, the small-diameter portion 14 becomes spherical. 8 can be kept in close contact. Accordingly, the number of maintenance operations such as replacement of the annular member 10 can be reduced, and the versatility and durability of the water stop structure D itself of the faucet can be increased. In consideration of the above, it is desirable to allow a slight margin in the length of the small diameter portion 14. Further, by adjusting the strength or the like of the annular members 10 and 10, the annular members 10 and 10 may always be in strong contact with the spherical body 8 even when the water pressure W is small. .
[0017]
In the water stop structure D of the faucet having the above-described configuration, the spherical body 8 is also rotated in the range of 90 ° just by rotating the lever 12 in the range of 90 °, and the amount of water discharged from the discharge unit 3 Can be operated from zero to the maximum value, so that it has excellent usability.
[0018]
Figure 5 is an explanatory view schematically showing the structure of a water stopping structure D ₂ of the faucet according to the second embodiment of the present invention. In addition, about the thing with the same structure as said 1st Example, the same code | symbol is attached | subjected and the description is abbreviate | omitted.
The second embodiment is almost the same as the configuration of the first embodiment, but the difference is that the faucet body is not used for switching the water stop and water discharge of the faucet body. It is used as a primary water stop switching unit for switching between a water discharge state from a currant (not shown) and a water discharge state from a shower head (not shown). The movement of water is not performed in the range of 90 ° but in the range of 180 °, and the water route from the water outlet 7 to the outside of the faucet body (not shown) It is a point that two kinds are prepared instead of one way of the outlet 7, the inlet 4, and the outlet 5.
[0019]
The faucet body is provided with a lead-out portion 16 and a lead-out portion 17 in a positional relationship facing each other. Then, when the water outlet 7 is directed toward the outlet 16 by the rotating means 9 (see FIG. 5B), water can be discharged from the currant, and the water outlet 7 is connected to each of the outlets 16 and 17. If the water faucet body is in a water-stopping state and the water outlet 7 is directed toward the outlet 17 (see FIG. 5D), the water is removed from the shower. Can be discharged.
[0020]
Figure 6 is a longitudinal sectional view schematically showing a configuration of a water stopping structure D ₃ of the faucet according to the third embodiment of the present invention. In addition, about the thing with the same structure as said 1st Example, the same code | symbol is attached | subjected and the description is abbreviate | omitted.
Third embodiment is almost the same as that of the first embodiment, differences are water stopping structure D ₃ of faucet, rather than being incorporated in the faucet body 1, faucet body It is the point formed as a cartridge which can be attached or detached at the front-end | tip part of 1. Accordingly, the discharge unit 3 is also detachable.
[0021]
【The invention's effect】
As described above, the water stop structure of the faucet of the present invention includes a spherical body having a water inlet and a water outlet communicating with the water inlet, a rotating means for rotating the spherical body, and the spherical shape. a water stop structure of the faucet and an annular member for holding the body rotatably, said annular member includes a large diameter portion, the distal end side is formed on the smooth Rakana curved surface and the curved surface is the together comprising a contact capable small diameter portion spherical body, said deformation preventing means for preventing the deformation of the annular member, provided on the outside of the inner and the large diameter portion of the annular member, also water the water inlet The water from the upstream side wraps around the side surface of the spherical body and flows into the water inlet, and the annular member is urged from the outside to the inside by water pressure. As a result, it is highly versatile and durable. It is possible to provide a water stop structure of the superior faucet sex.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view schematically showing the structure of a water stop structure for a faucet according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an enlarged longitudinal sectional view when seen from the side schematically showing the configuration of the embodiment.
FIG. 3 is an enlarged perspective view of a main part schematically showing the configuration of the embodiment.
4 (A) is a longitudinal sectional view when viewed from the front schematically showing the configuration of the above embodiment, and (B) and (C) are the states when the water stops in the above embodiment and FIG. It is a longitudinal cross-sectional view from the side which shows the state at the time of water discharge roughly.
FIG. 5 (A) is a longitudinal sectional view from the front schematically showing the structure of a water stop structure of a faucet according to a second embodiment of the present invention, and (B), (C) and (D) ) Is an explanatory diagram schematically showing the operation of the above embodiment.
FIG. 6 is a longitudinal sectional view schematically showing the structure of a water stop structure of a faucet according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 7A is a longitudinal sectional view schematically showing a configuration of a water stop structure of a conventional water faucet, and FIG. 7B is a perspective view schematically showing a configuration of a main part thereof.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 6 ... Water inlet, 7 ... Water outlet, 8 ... Spherical body, 9 ... Turning means, 10 ... Ring member, 13 ... Large diameter part, 14 ... Small diameter part, 15 ... Deformation prevention means, D ... Water stop of faucet Structure, W ... Water pressure.

Claims

A faucet having a spherical body having a water inlet and a water outlet communicating with the water inlet, a rotating means for rotating the spherical body, and an annular member for rotatably holding the spherical body a water stop structure of the annular member, and the large diameter portion, the distal end side is formed on the smooth Rakana curved, and with its curved surface comprising a contact capable small diameter portion to said spherical body, said annular member The deformation preventing means for preventing the deformation of the water is provided on the inner side of the annular member and on the outer side of the large diameter portion, and the water inlet is not opened toward the upstream side of the water, so that the water from the upstream side is spherical A water stop structure for a faucet characterized in that it is configured to flow around the side of the body and flow into the water inlet, and the annular member is urged from outside to inside by water pressure. .

The deformation preventing means is configured to abut against an inner surface of the large-diameter portion and the small-diameter portion and an outer surface of the large-diameter portion, and not to abut against the curved surface of the small-diameter portion. Water stop structure of the faucet.

The water stop structure for a faucet according to claim 1 or 2, wherein two annular members are provided and the spherical body is rotatably held from both sides.