JP3960509B2 - Traveling work machine - Google Patents
Traveling work machine Download PDFInfo
- Publication number
- JP3960509B2 JP3960509B2 JP2000313205A JP2000313205A JP3960509B2 JP 3960509 B2 JP3960509 B2 JP 3960509B2 JP 2000313205 A JP2000313205 A JP 2000313205A JP 2000313205 A JP2000313205 A JP 2000313205A JP 3960509 B2 JP3960509 B2 JP 3960509B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- traveling
- machine body
- work
- cutting blade
- traveling machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、走行機体を進行させながら作業を行う走行式作業機に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の解決課題は、走行機体の走行位置に対する作業位置を適宜に選択して、作業環境に応じた作業を効率よく行うことができる走行式作業機を提供することである。
【0003】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明に係る走行式作業車は、走行機体と、該走行機体に取着された作業部材と、を備え、該作業部材を、前記走行機体の腹部の下方かつ前記走行機体の左右幅の範囲内で作業を行う第一作業位置と、前記走行機体の前記左右幅の範囲を越えて該左右幅の外方へ突出して作業を行う第二作業位置と、に位置変更自在とせしめてなる走行式作業機であって、前記作業部材が、前記走行機体の左右方向に支持されたアウターレールに対して伸縮自在かつ位置固定自在に設けられたインナーレールの長さ方向に移動自在かつ位置固定自在に設けたものである(請求項1)。
【0004】
本発明によれば、前記伸縮レールを伸縮させて、前記走行機体に対する前記作業部材の位置を、前記第一作業位置と前記第二作業位置とから選択し、前記走行機体を走行させながら、前記作業部材で作業を行うことができる。前記第一作業位置を選択すると、前記走行機体の左右幅の範囲内での作業が行われ、前記第二作業位置を選択すると、前記走行機体の左右幅の範囲を越えた該左右幅の外方での作業が行われる。よって、作業環境に応じた作業を効率よく行うことができる。
【0006】
また、前記作業部材が地面の起伏に追従して上下動できるように、前記走行機体と前記伸縮レールとの間に平行リンク機構を備えたものとしてもよい(請求項2)。このようにすれば、該地面に対して常に均一な作業が行えるほか、例えば、前記走行式作業機を、踏み板を斜めに掛け渡してトラックに載せる場合、前記走行式作業機を水平面と傾斜面とに渡って進行させる場合でも、全く不都合がなく、好適である。
【0007】
さらに、前記第二作業位置にある前記作業部材、前記走行機体の走行路と連続する傾斜面に追従して上下動自在とせしめてもよい(請求項3)。このようにすれば、前記走行路を走行しながら、該走行路と連続する前記傾斜面に対する作業を行うことができるので、一層好適である。
【0008】
さらにまた、前記第二作業位置にある前記作業部材を、前記走行機体の進行によって障害物に当接した時に前記走行機体の進行方向後方へ退避揺動可能とせしめることもできる(請求項4)。このようにすれば、前記走行機体の前記左右幅の外側に位置する前記作業部材が、前記走行機体の進行によって前記障害物に衝突しても、前記作業部材や前記走行機体等が破損する等の問題がなく、なお一層好適である。
【0009】
さらにまた、前記走行式作業機において、障害物に当接する衝突検知部材と、該衝突検知部材が前記障害物に当接した時に前記走行機体をそれまでとは逆方向に走行せしめる進行方向切換機構と、を備えたものとしてもよい(請求項5)。このようにすれば、前記衝突検知部材が前記障害物に当接した時に、前記進行方向切換機構の働きで自動的に前記走行機体の進行方向がそれまでとは逆方向に変更せしめられるので、前記走行式作業機の破損が回避できて、好適である。
【0010】
同様の効果は、障害物に当接する衝突検知部材と、該衝突検知部材が前記障害物に当接した時に前記走行機体の走行駆動を停止せしめる緊急停止機構と、を備えたものとせしめた場合(請求項6)にも奏される。すなわち、前記衝突検知部材が前記障害物に当接した時に、前記緊急停止機構の働きで前記走行機体の走行駆動が自動的に停止されるので、前記走行式作業機の破損が回避できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な一実施の形態について説明する。
【0012】
図1は、本発明の一実施の形態に係る走行式作業機としての走行式草刈機の平面図、図2は、図1の走行式草刈機の左側面図、図3は、図1の走行式草刈機の使用方法の一例を示す後面図である。
【0013】
図1及び図2において、本実施の形態に係る走行式草刈機1は、走行機体2と、該走行機体2に取着された作業部材としての刈刃装置3と、を備えている。
【0014】
前記走行機体2は、前後左右四つの走行輪4,4,4,4に支持された機体フレーム5上に、前から順に、操向装置としてのステアリングハンドル6、運転席7、エンジンボックス8を備えている。該エンジンボックス8内には、前記走行機体2の及び前記刈刃装置3等の駆動源としての内燃エンジン9と、変速装置の一例としての静油圧駆動変速機(HST)10と、が配設されている。
【0015】
前記刈刃装置3は、前記走行機体2の左右方向に沿って並んだ複数(本実施の形態では三つ)の回転刈刃11(11a,11b,11c)を備えている。該刈刃11は、前記走行機体2の左右方向に延びた横長の刈刃カバー12によって支持されている。本実施の形態では、前記三つの刈刃11a,11b,11cは、前記内燃エンジン9で駆動されるようになっている。前記走行機体2の後部には、前記内燃エンジン9で駆動される動力取り出し軸13が縦方向に延びるように配設されていて、該動力取り出し軸13に接続されたフレキシブル伝動軸14の先端部14aが、ワンタッチカプラ等を介して、前記三つの刈刃11a,11b,11cの内の一つの刈刃(図1の例では、最も右側の刈刃11a)の回転軸15aに着脱自在に接続されている。残りの二つの刈刃11b,11cの回転軸15b,15cには、図3に示すように、前記一つの刈刃11aの回転軸11aから、プーリ16,17,18,19とVベルト20,21等の適当な伝動手段を介して、回転駆動力が伝達される。
【0016】
前記各刈刃11a,11b,11cは、図2に示すように、その下部に、地面G上で前記各刈刃11a,11b,11cを所定地上高に支持する支持部材としての刈刃支持カップ22a,22b,22cを有している。該各刈刃支持カップ22a,22b,22cは、前記各刈刃11a,11b,11cの回転にかかわらず空転自在であり、その滑らかな湾曲下面で前記地面Gに接触して滑動し、前記各刈刃11a,11b,11cを、前記地面G上で常に所定の地上高に保持せしめる。
【0017】
本実施の形態では、前記各刈刃11a,11b,11cを、縦軸回りで回転する水平回転式のものとしているが、その他、いわゆるバリカン式のもの等であっても良い。前記各刈刃11a,11b,11cを回転式のものとする場合、円盤状の刈刃としても、短冊状の回転刈刃としても、ナイロンコード式の刈刃としても良い。
【0018】
また、前記刈刃11の数は、本実施の形態のもののように三つには限定されず、単数でも、二つでも、四つ以上であってもよい。
【0019】
図1及び図3に示すように、前記刈刃装置3は、前記走行機体2の腹部2aの下方かつ前記走行機体2の左右幅Wの範囲内で作業を行う第一作業位置P1と、前記走行機体2の前記左右幅Wの範囲を越えて該左右幅Wの外方へ突出して作業を行う第二作業位置P2と、に位置変更自在とされている。したがって、運転者(作業者)は、前記走行機体2に対する前記刈刃装置3の位置を、前記第一作業位置P1と前記第二作業位置P2とから選択し、前記走行機体2を走行させながら、草刈り作業を行うことができる。前記第一作業位置P1を選択すると、前記走行機体2の前記左右幅Wの範囲内での作業が行われ、前記第二作業位置P2を選択すると、前記走行機体2の前記左右幅Wの範囲を越えた該左右幅Wの外方での作業が行われる。前記刈刃装置3を前記第二作業位置P2に配置すれば、例えば、果樹園の樹幹Tの根元近くの草刈りを、前記走行機体2を走行させながら行うことができる。
【0020】
図1において、前記左右一対の前輪4,4と前記左右一対の後輪4,4との間に二点鎖線で図示された刈刃装置が、前記第一作業位置P1にある前記刈刃装置3である。また、本実施の形態では、図1において、前記走行機体2の左外方に実線で図示された刈刃装置が、前記第二作業位置P2にある前記刈刃装置3である。
【0021】
図1に示すように、本実施の形態では、前記刈刃装置3は、前記第二作業位置P2にある時に、前記走行機体2の前記運転席7の真横又はそれよりやや前方に位置している。このようにせしめれば、前記運転席7に座った前記運転者が、前記第二作業位置P2にある前記刈刃装置3と、その前方の障害物と、の相互の位置関係を視認し易くなるので、運転し易い利点がある。
【0022】
また、前記刈刃装置3は、前記地面Gの起伏に追従して上下動自在とされている。本実施の形態では、図2に示すように、前記刈刃装置3を、前記走行機体2に対して、平行リンク機構23を介して取り付けている。このため、前記地面Gに凹凸があっても該地面Gに対して常に均一な作業が行えるほか、前記各刈刃11a,11b,11cが前記地面Gに食い込んでしまう等の問題がない。また、踏み板を前記地面Gとトラックの荷台との間に斜めに掛け渡して前記走行式草刈機1を自走させて前記トラックに載せる場合等、前記走行式草刈機1を水平面と傾斜面とに渡って進行させる場合でも、全く不都合がない。
【0023】
さらに、図3に示すように、前記刈刃装置3は、前記第二作業位置P2にある時に、前記走行機体2の走行路Aと連続する傾斜面Bに追従して傾動自在とされている。このため、前記走行機体2は前記走行路Aを走行しながら、前記第二作業位置P2にある前記刈刃装置3によって、前記傾斜面Bの草刈りを行うことができる。例えば、前記樹幹Tの根元等には、盛り土が施されていることが多いが、本実施の形態の構成によれば、前記走行機体2をそのまま進行させて、前記傾斜面Bとしての前記盛り土部の草刈りを行うことができて、好適である。
【0024】
さらにまた、図1に示すように、本実施の形態に係る前記走行式草刈機1においては、前記第二作業位置P2にある前記刈刃装置3が、前記走行機体2の進行によって、例えば前記樹幹Tや杭S等の障害物に当接した時に、前記走行機体2の進行方向の後方Rへ退避揺動可能とされている。このため、前記走行機体2の前記左右幅Wの範囲を越えてその外方へ突出して作業を行う前記刈刃装置3が、前記走行機体2の進行によって前記樹幹Tや杭等の障害物に衝突しても、前記刈刃装置3や前記走行機体2が破損する等の問題がない。
【0025】
次に、図1及び図2に加えて図4を参照して、前記走行機体2に対する前記刈刃装置3の取付構造の一例について説明する。
【0026】
図4に示すように、前記刈刃装置3は、前記走行機体2に対する左右位置の変更を可能にせしめるための伸縮部材として、前記走行機体2の左右方向に沿って伸縮自在な伸縮レール24を備えている。該伸縮レール24は、その開口部が前記走行機体2の後方R向きとなるように配置された断面C字形のアウターレール25と、該アウターレール25の内側にその開口部が前記走行機体2の後方R向きとなるように相対伸縮自在に嵌挿された断面C字形のインナーレール26と、を備えている。該インナーレール26の内側には、前記刈刃カバー12を支持する刈刃カバー支持ブロック27が、前記インナーレール26の長さ方向に移動自在に嵌挿されている。前記アウターレール25と前記インナーレール26との間、及び、該インナーレール26と前記刈刃カバー支持ブロック27との間には、それぞれ、図示しない手締めねじ等の位置固定部材が設けられていて、該位置固定部材を手動で操作することにより、前記伸縮レール24の長さ及び前記インナーレール26に対する前記刈刃カバー支持ブロック27の固定位置を自在に変更することができる。したがって、前記伸縮レール24をいっぱいまで縮めるとともに、前記刈刃カバー支持ブロック27を、図4で見て前記インナーレール26の右端部26a側に寄せれば、前記刈刃装置3が前記第一作業位置P1となり、前記伸縮レール24をいっぱいまで伸ばすとともに、前記刈刃カバー支持ブロック27を、図4で見て前記インナーレール26の左端部26b側に寄せれば、前記刈刃装置3が前記第二作業位置P2となる。
【0027】
なお、前記伸縮レール24の代わりに、断面C字形の単一のレールを設け、該単一のレールの内側に前記刈刃カバー支持ブロック27をスライド自在に嵌挿することとしても良いが、本実施の形態のもののように伸縮レールを採用すると、前記刈刃カバー12を、前記走行機体2の左右方向に沿って大きく位置変更することができるとともに、前記第二作業位置P2にある時の前記刈刃カバー12の支持安定性が良好となり、好適である。
【0028】
図4に示すように、前記伸縮レール24の前記アウターレール25は、前記走行機体2の前記機体フレーム5に対して、前記平行リンク機構23を介して支持されているので、水平状態を保ったままで、前記走行機体2に対して上下動することができる。このため、前記地面G上を滑動する前記各刈刃支持カップ22a,22b,22cによって前記地面G上で支持される前記刈刃11も、前記地面Gの凹凸に追従して、上下動することができる。
【0029】
前記刈刃カバー支持ブロック27と、前記刈刃カバー12と、の間には、前記走行機体2の進行によって、前記刈刃カバー12が、草刈り現場の前記樹幹T等の障害物に当接した時に、前記走行機体2の進行方向の後方Rへと前記刈刃カバー12を退避揺動可能とせしめる退避揺動連結部28と、前記刈刃カバー12を前記走行機体2の前記走行路Aと連続する前記傾斜面Bに追従して上下に傾動自在とせしめる上下傾動連結部29と、が介装されている。
【0030】
前記二つの連結部28,29は、互いに直交する位置関係にある二つの枢支軸、すなわち、退避揺動枢支軸30および上下傾動枢支軸31を含んでいる。具体的には、前記刈刃カバー支持ブロック27に突設された刈刃カバー取付部32に、前記退避揺動枢支軸30が上向きに垂直に固着され、該退避揺動枢支軸30には、図示しないベアリングを介して、退避揺動用筒体33が回動可能に装着されている。該退避揺動用筒体33には、前記上下傾動枢支軸31が、前記走行機体2の後方へ向けて固着され、前記上下傾動枢支軸31には、図示しないベアリングを介して、上下傾動用筒体34が回動可能に装着されている。そして、該上下傾動用筒体34には、刈刃カバー支持腕35が固着され、該刈刃カバー支持腕35には、前記刈刃カバー12が、前記地面Gに対して水平な状態で固着されている。
【0031】
前記構成において、前記走行機体2がその前方Fへ進行すると、前記各刈刃11a,11b,11cは、前記各刈刃支持カップ22a,22b,22cを前記地面Gに接触させたままで前進しながら、該地面G上の草を刈り取る。そして、前記地面Gに起伏があると、これに追従して、前記平行リンク機構23を介して、前記各刈刃11a,11b,11cが、一体的に上下動する。
【0032】
また、図1に示すように、前記刈刃カバー12は、前記走行機体2の前方Fへの進行によって前記樹幹Tや杭S等の障害物に接触した場合には、前記第二作業位置P2にある前記刈刃カバー12が、前記走行機体2の進行方向Fに向かって左右方向外方へ延びた通常刈取位置NPから、前記退避揺動枢支軸30を中心として、前記走行機体2の進行方向の後方Rへと退避揺動する。このため、前記樹幹Tの損傷や、前記刈刃装置3の損傷が防止されるとともに、前記樹幹Tの根元の間近まで草刈りを行うことができる。
【0033】
前記刈刃装置3が前記樹幹Tを通り過ぎると、前記刈刃カバー支持ブロック27側と前記退避揺動用筒体33側との間に介装された、刈刃カバー戻し手段としての刈刃カバー戻しばね(図示せず)によって、前記刈刃カバー12が前記通常刈取位置NPへと自動的に復帰する。前記刈刃カバー12は、前記刈刃カバー戻しばねの付勢力と、前記刈刃カバー支持ブロック27側に形成されて前記退避揺動用筒体33側に衝接するストッパ36(図1参照)と、によって、常時は前記通常刈取位置NPに保持されている。
【0034】
なお、既に述べたように、前記走行機体2側の前記内燃エンジン9から前記刈刃装置3側への刈刃駆動力の伝達は、前記フレキシブル伝動軸14を介して行われるので、前記刈刃装置3が前記走行機体2の後方Rへと揺動しても、刈刃駆動力の伝達に支障はない。
【0035】
図1及び図4に示すように、前記刈刃カバー12には、前記樹幹Tへの当接による前記走行機体2の進行方向の後方Rへの退避揺動時に個々のガイド転輪37,37,37,・・・が前記樹幹Tと順次接触して縦軸回りで遊転するガイド転輪群38を備えている。前記各ガイド転輪37,37,37,・・・は、互いに同一形状の小径のもので、前記刈刃カバー12の前縁部に沿って、隣接するもの同士の間にわずかな間隔をおいて、列設されている。前記各ガイド転輪37,37,37,・・・の周面の前部は、前記刈刃カバー12の前記前縁部より前方へ突出しているので、前記刈刃カバー12も前記刈刃11も、前記樹幹Tに直接接触することがない。
【0036】
既に述べたように、前記走行機体2の前方Fへの進行によって、前記刈刃装置3が前記樹幹Tに衝突すると、該樹幹Tに相対的に押されて、前記刈刃装置3が、前記走行機体2の進行方向の後方Rへと退避揺動する。この時、前記走行機体2をそのまま前方Fへと進行させても、前記ガイド転輪群38を形成する前記各ガイド転輪37が、前記樹幹Tと順次接触して縦軸回りで滑らかに回転するので、前記刈刃装置3と前記樹幹Tとの間の摩擦はごく小さい。よって、前記刈刃装置3も前記樹幹Tも、損傷することがない。
【0037】
よって、前記刈刃装置3の外方側を前記樹幹Tに意図的に接触せしめるように前記走行機体2を走行せしめることにより、前記樹幹Tの根元の間近まで草刈りを行うことができ、その場合でも、前記樹幹Tの損傷や、前記刈刃装置3の損傷が回避される。
【0038】
以上の説明においては、記載の簡略化のために、前記刈刃装置3は、作業中は常時接地して、地面Gの凹凸に応じて浮動するものとして説明したが、下がる位置は予め所望の刈り高さに合わせて規制せしめ、上方へは地面の大きな凸部等に対応して自由に押し上げられるように構成せしめると、一層好適である。
【0039】
以上述べたように、前記走行式草刈機1においては、前記第二作業位置P2にある前記刈刃カバー12は、前記走行機体2の進行方向の後方Rへ向けて退避揺動自在であるので、前記刈刃カバー12が前記樹幹T等に衝突しても、何ら問題はない。しかし、前記刈刃カバー12が前記第二作業位置P2にある時には、図1に示すように、いっぱいまで伸ばされた前記伸縮レール24が、前記走行機体2の前記左右幅Wの範囲を越えてその外方へ突出してしまう。このため、場合によっては、前記走行機体2の前進走行時に、前記伸縮レール24が、杭S等の障害物に衝突してしまう事態も予測される。
【0040】
そこで、本実施の形態では、安全装置40を設けている。図5及び図6は、前記安全装置40の実施の形態を示すものであり、いずれも、前記杭S等の障害物に当接する衝突検知部材としての衝突検知レバー41と、該衝突検知レバー41が前記杭S等に当接した時に前記走行機体2をそれまでとは逆方向に走行せしめる進行方向切換機構42と、を備えている。本実施の形態では、前記衝突検知レバー41は、図1に示すように、前記走行機体2の前記左右幅Wを越えてその外方へと伸び出している前記伸縮レール24の前方に、前記走行機体の左右方向外方に向けて揺動自在に配置されていて、不使用時には、図1に二点鎖線で示すように、前記走行機体2に沿って収納される。
【0041】
図5及び図6の前記安全装置40は、前記走行機体2に設けた進行方向切換操作部材としての進行方向切換操作レバー43と、前記静油圧駆動変速機10の進行方向切換作用部材としての進行方向切換作用レバー44と、の間の連動操作系に、前記衝突検知レバー41が前記杭S等に当接した時に状態変化して前記進行方向切換作用レバー44のシフト位置を切り換える状態変化部材45を介装したものである。
【0042】
図5の例では、前記進行方向切換機構42として、油圧回路を用いている。すなわち、前記状態変化部材45として、シリンダ46と、該シリンダ46内を油圧(液圧)で往復摺動せしめられるピストン47と、の組み合わせを採用している。前記シリンダ46内には、前記ピストン47によって、第一の油室(液室)48と第二の油室(液室)49とが区画形成され、これらの油室48,49への作動油(作動液)の流入が、前記衝突検知レバー41により連動操作される方向切換弁50によって制御される。作動油は、前記静油圧駆動変速機10から供給される。前記シリンダ46と前記ピストン47は、それぞれ、前記進行方向切換操作レバー43と、前記静油圧駆動変速機10の前記進行方向切換作用レバー44と、に連結されている。
【0043】
図5の例では、常時は、前記第一および第二の油室48,49にそれぞれ作動油が満たされた状態で、前記第一および第二の油室48,49につながる前記方向切換弁50のポートが閉じているので、運転者が前記進行方向切換操作レバー43を揺動操作すると、前記シリンダ46と前記ピストン47とが一体となって移動し、前記進行方向切換作用レバー44が揺動せしめられて、前記走行機体2の進行方向が切り替わる。
【0044】
ここで、前記衝突検知レバー41が前記杭S等の何らかの障害物に当接すると、前記方向切換弁50の作用で油圧回路が切り換わり、前記第一の油室48に作動油が流入するとともに、前記第二の油室49から作動油が流出する。このため、前記シリンダ46内で前記ピストン47が図5で見て左方へ移動して、前記進行方向切換作用レバー44が後進シフト位置へと切り換わり、前記走行機体2が後進し始める。よって、前記走行式草刈機1が破損することはない。前記運転者は、前記走行機体2の進行方向が切り換わった後に、直ちに前記走行機体2を停止せしめれば良い。
【0045】
図6の例は、前記進行方向切換機構42としてばね力を用いたもので、前記衝突検知レバー41が前記杭S等の障害物に衝突すると、ばね力を蓄えた状態で拘束されていたばね51が解放されて、前記静油圧駆動変速機10の前記進行方向切換作用レバー44が、自動的に後進シフト位置へと切り換わるようにせしめたものである。
【0046】
すなわち、ベース部52に固定されたシリンダ53の内部に、該シリンダ53とともに前記状態変化部材を形成するピストン54と圧縮コイルばね51を挿入し、前記ベース部52に回動自在に取着したロックレバー55によって、前記圧縮コイルばね51を圧縮せしめて、前記ピストン54を所定位置に固定している。前記ロックレバー55には、前記衝突検知レバー41の揺動他端部41bが係合している。前記シリンダ53と前記ピストン54は、それぞれ、前記走行機体2に取り付けられた前記進行方向切換操作レバー43と、前記静油圧駆動変速機10の前記進行方向切換作用レバー44に連結されている。
【0047】
図6の例では、常時は、前記ロックレバー55と前記圧縮コイルばね51とによって、前記シリンダ53に対する前記ピストン54の位置が所定位置に固定されているので、運転者が前記進行方向切換操作レバー43を揺動操作すると、前記シリンダ53と前記ピストン51とが一体となって前記ベース部52とともに移動し、前記進行方向切換作用レバー44が揺動せしめられて、前記走行機体2の進行方向が切り替わる。
【0048】
ここで、前記衝突検知検知レバー41の揺動一端部41aが、前記杭S等の何らかの障害物に当接すると、前記衝突検知レバー41の前記揺動他端部41bが前記ロックレバー55を回動せしめ、該ロックレバー55が前記ピストン54から外れる。このため、それまでばね力を蓄えた状態で拘束されていた前記圧縮コイルばね51が解放されて、前記シリンダ53内で前記ピストン54が図6で見て左方へ移動して、前記進行方向切換作用レバー44が後進シフト位置に切り換わり、前記走行機体2が後進し始める。よって、前記走行式草刈機1が破損することはない。前記運転者は、前記走行機体2の進行方向が切り換わった後に、直ちに前記走行機体2を停止せしめれば良い。
【0049】
前記安全装置40のその他の使用例として、図5及び図6の例において、前記衝突検知レバー41を、前記刈刃装置3の後側に設け、該刈刃装置3を前記第二作業位置P2とした状態で前記走行機体2を後進せしめる場合の安全装置として使用することもできる。
【0050】
また、その他の安全装置の例として、障害物に当接する衝突検知部材としての衝突検知レバーと、該衝突検知レバーが前記障害物に当接した時に前記走行機体の走行駆動を停止せしめる緊急停止機構と、を備えたものとすることもできる。前記衝突検知レバーと連動して作用する前記緊急停止機構の例としては、例えば、前記内燃エンジンの点火回路を短絡させることによって、前記内燃エンジンを停止せしめる機構や、前記内燃エンジンのスロットルを連動せしめて前記内燃エンジンをアイドリング状態にせしめる機構や、走行クラッチを切る機構等が挙げられる。
【0051】
なお、以上述べた様々な形態の前記安全装置の使用は、いずれも、前記走行式草刈機1には限定されず、走行式作業機について広く適用できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係る走行式作業機としての走行式草刈機の平面図である。
【図2】 図1の走行式草刈機の左側面図である。
【図3】 図1の走行式草刈機を使用した草刈方法の一例を示す後面図である。
【図4】 図1の走行式草刈機の走行機体に対する刈刃装置の取付構造の一例を示す斜視図である。
【図5】 安全装置の一実施の形態を示す説明図である。
【図6】 安全装置の他の実施の形態を示す説明図である。
【符号の説明】
2 走行機体(乗用式走行機体)
2a 走行機体の腹部
3 作業部材(刈刃装置)
7 運転席
23 平行リンク機構
24 伸縮レール
25 アウターレール
26 インナーレール
41 衝突検知部材(衝突検知レバー)
42 進行方向切換機構
A 走行路
B 傾斜面
G 地面
P1 第一作業位置
P2 第二作業位置
R 進行方向後方
S 障害物(杭)
T 障害物(樹幹)
W 走行機体の左右幅[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a traveling work machine that performs work while a traveling machine body is advanced.
[0002]
[Problems to be solved by the invention]
The problem to be solved by the present invention is to provide a traveling work machine capable of efficiently selecting a work position with respect to the traveling position of the traveling machine body and efficiently performing work according to the work environment.
[0003]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, a traveling work vehicle according to the present invention includes a traveling machine body and a work member attached to the traveling machine body, and the working member is disposed below the abdomen of the traveling machine body and the working member. Positioned at a first work position where the work is performed within the range of the left and right width of the traveling machine body, and a second work position where the work is performed by projecting outward of the left and right width beyond the range of the left and right width of the traveling machine body It is a traveling work machine that can be changed freely,The working member is provided so as to be movable and position-fixable in the length direction of the inner rail provided to be extendable and position-fixable with respect to the outer rail supported in the left-right direction of the traveling machine body.(Claim 1).
[0004]
According to the present invention,Extending the telescopic rail,The position of the working member with respect to the traveling machine body can be selected from the first working position and the second working position, and work can be performed with the working member while the traveling machine body is running. When the first work position is selected, the work is performed within the lateral width range of the traveling machine body, and when the second work position is selected, the lateral width outside the lateral width range of the traveling machine body is exceeded. Work is done. Therefore, the work according to the work environment can be performed efficiently.
[0006]
Further, a parallel link mechanism may be provided between the traveling machine body and the telescopic rail so that the working member can move up and down following the undulations of the ground.2). In this way, it is possible to always perform uniform work on the ground. For example, the traveling work machine is slanted over the tread plate.TPlace on the rackIfEven when the traveling working machine is advanced over a horizontal plane and an inclined plane, there is no inconvenience and it is preferable.
[0007]
Furthermore, the working member at the second working position and the inclined surface continuous with the traveling path of the traveling machine body may be made to move up and down (claims).3). In this way, it is possible to perform the work on the inclined surface that is continuous with the travel path while traveling on the travel path.
[0008]
Furthermore, the working member in the second working position can be retracted and swung back in the traveling direction of the traveling machine body when the traveling member comes into contact with an obstacle by the traveling of the traveling machine body.4). In this way, even if the working member located outside the lateral width of the traveling machine body collides with the obstacle due to the traveling machine body, the working member, the traveling machine body, etc. are damaged. This is still more preferable.
[0009]
Furthermore,In the traveling work machine, a collision detection member that abuts against an obstacle, and a traveling direction switching mechanism that causes the traveling machine body to travel in the opposite direction when the collision detection member abuts against the obstacle. It may be provided (claims)5). In this way, when the collision detection member comes into contact with the obstacle, the traveling direction of the traveling machine body is automatically changed to the opposite direction by the function of the traveling direction switching mechanism. It is preferable that the traveling work machine can be prevented from being damaged.
[0010]
The same effect is obtained when a collision detection member that comes into contact with an obstacle and an emergency stop mechanism that stops the traveling drive of the traveling machine when the collision detection member comes into contact with the obstacle are provided. (Claims6). That is, when the collision detection member comes into contact with the obstacle, the traveling drive of the traveling machine body is automatically stopped by the action of the emergency stop mechanism, so that the traveling work machine can be prevented from being damaged.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
DESCRIPTION OF EXEMPLARY EMBODIMENTS Hereinafter, a preferred embodiment of the invention will be described with reference to the accompanying drawings.
[0012]
FIG. 1 is a plan view of a traveling mower as a traveling working machine according to an embodiment of the present invention, FIG. 2 is a left side view of the traveling mower in FIG. 1, and FIG. It is a rear view which shows an example of the usage method of a traveling type mower.
[0013]
1 and 2, a
[0014]
The traveling
[0015]
The
[0016]
As shown in FIG. 2, each of the
[0017]
In the present embodiment, each of the
[0018]
The number of the
[0019]
As shown in FIGS. 1 and 3, the
[0020]
In FIG. 1, the cutting blade device illustrated by a two-dot chain line between the pair of left and right
[0021]
As shown in FIG. 1, in the present embodiment, when the
[0022]
Further, the
[0023]
Furthermore, as shown in FIG. 3, the
[0024]
Furthermore, as shown in FIG. 1, in the traveling
[0025]
Next, with reference to FIG. 4 in addition to FIGS. 1 and 2, an example of an attachment structure of the
[0026]
As shown in FIG. 4, the
[0027]
A single rail having a C-shaped cross section may be provided in place of the
[0028]
As shown in FIG. 4, the
[0029]
Between the cutting blade
[0030]
The two connecting
[0031]
In the above configuration, when the traveling
[0032]
In addition, as shown in FIG. 1, when the
[0033]
When the
[0034]
As already described, since the transmission of the cutting blade driving force from the
[0035]
As shown in FIGS. 1 and 4, the
[0036]
As already described, when the
[0037]
Therefore, by moving the traveling
[0038]
In the above description, for simplification of description, the
[0039]
As described above, in the traveling
[0040]
Therefore, in the present embodiment, a
[0041]
The
[0042]
In the example of FIG. 5, a hydraulic circuit is used as the traveling
[0043]
In the example of FIG. 5, the directional control valve connected to the first and second oil chambers 48, 49 is normally in a state where the first and second oil chambers 48, 49 are filled with hydraulic oil, respectively. Since the
[0044]
Here, when the
[0045]
The example of FIG. 6 uses a spring force as the traveling
[0046]
In other words, the
[0047]
In the example of FIG. 6, the position of the
[0048]
Here, when the one
[0049]
As another example of use of the
[0050]
As another example of the safety device, a collision detection lever as a collision detection member that contacts an obstacle, and an emergency stop mechanism that stops the traveling drive of the traveling machine body when the collision detection lever contacts the obstacle And can also be provided. Examples of the emergency stop mechanism that operates in conjunction with the collision detection lever include, for example, a mechanism for stopping the internal combustion engine by short-circuiting the ignition circuit of the internal combustion engine and a throttle of the internal combustion engine. And a mechanism for bringing the internal combustion engine into an idling state, a mechanism for disengaging the traveling clutch, and the like.
[0051]
Needless to say, the use of the various types of safety devices described above is not limited to the traveling
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view of a traveling mower as a traveling working machine according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a left side view of the traveling mower of FIG.
FIG. 3 is a rear view showing an example of a mowing method using the traveling mower of FIG. 1;
4 is a perspective view showing an example of a structure for attaching a cutting blade device to a traveling machine body of the traveling mower of FIG. 1; FIG.
FIG. 5 is an explanatory diagram showing an embodiment of a safety device.
FIG. 6 is an explanatory view showing another embodiment of the safety device.
[Explanation of symbols]
2 traveling aircraft (passenger traveling aircraft)
2a Abdominal part of traveling aircraft
3 Working members (cutting blade device)
7 Driver's seat
23 Parallel link mechanism
24 telescopic rail
25 Outer rail
26 Inner rail
41 Collision detection member (collision detection lever)
42 Traveling direction switching mechanism
A runway
B inclined surface
G ground
P1 First work position
P2 Second work position
R backward direction of travel
S obstacle (pile)
T Obstacle (tree trunk)
W Horizontal width of the aircraft
Claims (6)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000313205A JP3960509B2 (en) | 2000-10-13 | 2000-10-13 | Traveling work machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000313205A JP3960509B2 (en) | 2000-10-13 | 2000-10-13 | Traveling work machine |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002119115A JP2002119115A (en) | 2002-04-23 |
JP3960509B2 true JP3960509B2 (en) | 2007-08-15 |
Family
ID=18792660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000313205A Expired - Fee Related JP3960509B2 (en) | 2000-10-13 | 2000-10-13 | Traveling work machine |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3960509B2 (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020110241A1 (en) * | 2018-11-28 | 2020-06-04 | ハイガー・Haige産業株式会社 | Self-propelled lawn mower |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005160380A (en) * | 2003-12-02 | 2005-06-23 | Kioritz Corp | Self-propelled truck and self-propelled spreader |
KR101195744B1 (en) | 2011-02-11 | 2012-11-01 | 유한회사 웅진기계 | Mid-mower rising and falling apparatus |
JP5336672B1 (en) | 2013-04-24 | 2013-11-06 | 有限会社渥美不動産アンドコーポレーション | Self-propelled mower |
JP6247920B2 (en) * | 2013-12-11 | 2017-12-13 | 中日本ハイウェイ・メンテナンス東名株式会社 | Mower |
-
2000
- 2000-10-13 JP JP2000313205A patent/JP3960509B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020110241A1 (en) * | 2018-11-28 | 2020-06-04 | ハイガー・Haige産業株式会社 | Self-propelled lawn mower |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002119115A (en) | 2002-04-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3672458B2 (en) | Lawn mower | |
US5190398A (en) | Apparatus for preparing a road bed | |
US4395865A (en) | Self propelled lawn mower | |
US7401456B2 (en) | Horizontally retractable mower deck | |
US5704201A (en) | Implement carrier and method for using | |
US7770370B2 (en) | Device for limiting lowering of implement on working vehicle | |
JP3960509B2 (en) | Traveling work machine | |
US5212896A (en) | Control system for a walk behind trencher machine | |
US20210238815A1 (en) | Ride-On Roadway Maintenance Machine | |
EP1800532B1 (en) | Mowing machine | |
EP1900274B1 (en) | Mechanism for offsetting cutting units for a grass mowing machine and grass mowing machine | |
JP3779135B2 (en) | Traveling work machine and work device | |
JP2003118624A (en) | Steering lever of mower | |
JP2005000092A (en) | Hydraulically driven traveling vehicle | |
JPH07236330A (en) | Cutting device | |
KR200256447Y1 (en) | Multipurpose Weeder for Vehicles | |
JP2000324926A (en) | Self-propelled mounting type mowing machine | |
JP6000145B2 (en) | Working device connection structure for passenger work vehicles | |
JP3828497B2 (en) | Mower power transmission mechanism | |
JP4540192B2 (en) | Power sprayer | |
JPH0418344Y2 (en) | ||
JPH0139127Y2 (en) | ||
JP2004243981A (en) | Traveling vehicle | |
JPH09205842A (en) | Mowing operation vehicle | |
JP6000155B2 (en) | Working device connection structure for passenger work vehicles |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041018 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060508 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060519 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060707 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061027 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061212 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070409 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070511 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |