JP3960488B2 - Boxing equipment - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は箱詰め装置、特に商品を段ボール箱等の容器に順次箱詰めする箱詰め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ポテトチップス等のスナック菓子のように、例えば製袋包装機で所定重量に袋詰めされた商品は、段ボール箱等の容器に複数個が箱詰めされて市場に出荷される。その場合に例えば特開平6−263106号公報に開示されているように、製袋包装機から供給された包装済み商品を、該商品の搬送経路を形成する搬送コンベアで順次搬送して箱詰めステーションに送り込み、ここに備えられた箱詰め機構で上記商品を段ボール等の容器に自動的に箱詰めする箱詰め装置が知られている。
【0003】
また、このような箱詰め装置において、搬送コンベアで箱詰めステーションに搬入される包装済み商品の搬入位置の側方位置に容器が別途設置される場合、その箱詰め機構として、例えば、箱詰めする包装済み商品の搬入位置の上方と、該商品を収容する容器の設置位置の上方との間で旋回自在に設けられたアーム部材と、該アーム部材の先端部に備えられて上記商品を吸着し又は解放する吸引式のパッドとを有し、上記アーム部材を水平方向に旋回させることにより、上記吸引パッドで上記商品搬入位置に搬入された所定個数の商品を吸着保持し、これを容器設置位置に設置された容器内に収納、箱詰めするものが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記した箱詰め機構では、所定個数の商品が商品搬入位置に不揃いで搬入されたような場合、吸引パッドで所定個数の商品を吸着保持するときに、例えば一つの商品を吸着保持できなかったり、或は、十分な吸着が行えなくて傾いて落ちそうな状態で吸着することがある。
【0005】
しかし、このような場合にあっても、従来では、商品搬入位置に吸着保持できなかった商品を残したまま、或は、商品が傾いて落ちそうな状態のまま容器設置位置に設置された容器内に運ばれて該容器内に箱詰めされるようになっている。そのため、容器内に、予め決められた個数の商品が正確に箱詰めされないことがあり、また、容器内にバラバラの状態で箱詰めされるといった問題があった。
【0006】
さらに、容器に予め決められた個数の商品が正確に箱詰めされたかどうかを確認するため、箱詰め終了後に、例えばその容器の重量をチェックしてその重量をもとに確認するといった確認作業が必要であった。
【0007】
そこで、本発明は、箱詰めする所定個数の商品をその搬入位置とは別に設置される容器に箱詰めする際に、所定個数の商品が正確に、かつ整然と箱詰めできる箱詰め装置の提供を課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するために、本願の請求項1に記載の発明は、箱詰めする商品の搬入位置の上方と、該商品を収容する容器の設置位置の上方との間で移動自在に設けられたアーム部材と、該アーム部材の先端部に備えられて側縁部が重合された所定個数の商品を負圧により吸着し又は解放する吸着手段とを有し、上記アーム部材を水平方向に往復動させることにより、上記吸着手段で上記重合状態の所定個数の商品を吸着保持して容器内に箱詰めする箱詰め装置であって、上記商品搬入位置において、吸着ミスの商品を排出する排出手段と、上記吸着手段の負圧を検出する負圧センサと、上記吸着手段による上記重合状態の所定個数の商品の吸着時に、上記負圧センサからの検出信号により負圧が所定圧以上に上昇しないときは商品の吸着ミスと判断して、上記吸着手段による吸引を停止させ、続いて上記排出手段を作動させて商品搬入位置に戻された商品を排出させると共に、上記負圧が所定圧以上に上昇したときは、上記アーム部材を容器設置位置の上方に移動させるコントローラとを備えており、かつ、上記アーム部材は、旋回中心から両方に延びて両先端部にそれぞれ上記吸着手段を備えると共に、一方の吸着手段が上記商品搬入位置に位置するときには他方の吸着手段が上記容器設置位置に位置するように交互に旋回することを特徴とし、また、本願の請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、商品搬入位置及び容器設置位置において吸着手段をそれぞれ昇降させる昇降機構を備え、コントローラにより、上記容器設置位置側の昇降機構の下降ストロークの変更制御が可能とされていることを特徴とする。
【0009】
上記請求項1に記載の発明によれば、側縁部が重合された所定個数の商品が搬入された搬入位置の上方と、該商品を収容する容器の設置位置の上方との間で水平方向に移動自在なアーム部材の先端部に備えられた吸着手段で商品搬入位置に位置する上記所定個数の商品を負圧により吸着保持するとき、負圧センサにより吸着手段の負圧の変化が検出され、吸着手段が商品を正確に吸着保持できなくて、上記負圧が所定圧以上に上昇しないときには、コントローラが、該負圧センサからの検出信号により吸着ミスを検出し、上記吸着手段による吸引を停止させ、続いて商品搬入位置に設けられた排出手段を作動させて商品搬入位置に戻された商品を排出させることになる。これにより、吸着手段が側縁部が重合された所定個数の商品を正確に吸着保持して商品の吸着に伴う吸着手段の負圧が所定圧以上に上昇したときにのみ、アーム部材を上記両位置間の上方で移動させて、吸着手段で吸着保持した所定個数の商品を容器設置位置に設置された容器内に正確に、かつ整列状態で箱詰めすることが可能となる。特にその場合、旋回するアーム部材の両先端部にそれぞれ吸着手段を備えているので、商品の吸着作業と箱詰め作業とを同時並行的に行なうことができ、箱詰め作業の能率をより一層向上することが可能となる。そして、請求項2に記載の発明によれば、商品を箱詰めする際に、投入すべき高さに合わせて順次容器設置位置側の吸着手段の下降ストロークを変化させるので、投入時にばらついたりすることなく整然と箱詰めすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
【0011】
図1に示すように、この実施の形態に係る箱詰め装置1の全体について説明すると、この箱詰め装置1は、例えば製袋包装機により所定重量に袋詰めされたポテトチップス等のスナック菓子のような袋詰め済みの商品を所定個数ずつ整列状態で段ボール箱等の所定の容器内に自動的に箱詰めするように構成されたものであって、上記包装機(図示せず)側より供給部アに落下供給される上記商品Xを順次図1の実線矢印a方向に搬送すると共に該商品Xの重量を計量する計量搬送機構2と、この計量搬送機構2により搬送された商品Xを上昇させながらさらに下流側に搬送すると共に該商品Xの包装袋のシール不良及び商品Xの長さを検出する袋検査搬送機構3と、この袋検査搬送機構3により搬送された商品Xを上記の計量結果及び検査結果に基づいて当該箱詰め装置1の外部に排出するか又は引き続き下流側に搬送する振分搬送機構4と、この振分搬送機構4により引き続き搬送された商品Xを所定個数づつその搬送方向における前後の側縁部を重ね合わせた状態で箱詰め作業部イに搬送する整列搬送機構5と、この整列搬送機構5により箱詰め作業部イに搬送された所定個数の商品X…Xを上方から吸着保持して上記箱詰め作業部イに別途用意された段ボール箱Y内にその上方開口部より重なり合った状態で箱詰めする箱詰め機構6とを有し、これらの各搬送機構2〜5によって上記商品Xを供給部アから箱詰め作業部イまで搬送する商品搬送経路が形成されている。
【0012】
また、上記商品搬送経路の側方には、該商品搬送経路と平行して段ボール箱Yを上記箱詰め作業部イに供給する搬送コンベア7でなる段ボール供給経路が並設されている。
【0013】
そして、この箱詰め装置1によれば、まず、計量搬送機構2により、上記包装機(図示せず)側より供給部アに落下供給される袋詰め済み商品Xを順次図1の実線矢印A方向に搬送すると共に、その搬送途中に設けたロードセル等で構成される計量器21により該商品Xの重量を計量し、次に、この計量搬送機構2によって搬送された商品Xを、袋検査搬送機構3により上昇させながらさらに下流側に搬送すると共に、その搬送途中に設けたならし機構31のならし板32により商品Xの膨らみ高さを均一にならすと共に、シールチェッカ33により高さをならした商品Xの包装袋を押圧してシールが不良であるかどうかの検出を行ない、かつ図示しない長さ検出センサにより商品Xの長さを検出する。そして、振分搬送機構4においては、上記袋検査搬送機構3により搬送された商品Xのうち、シール不良及び商品Xの長さが長すぎたり或は短すぎるものについては、搬送方向と直交する方向に排出機構41により取り出して当該箱詰め装置1の外部に排出し、それ以外の正常なものについては引き続き下流側に搬送する。さらに、整列搬送機構5においては、上記振分搬送機構4により搬送された商品Xを、連続的に搬送する第1傾斜コンベア51と間欠的に搬送する第2傾斜コンベア52との組み合わせ搬送により、その中継部において所定個数ずつその搬送方向における前後の側縁部を重ね合わせ、その状態で上記箱詰め作業部イに位置する搬入コンベア53上の商品搬入位置ウに搬送し、そして、この整列搬送機構5により商品搬入位置ウに搬送された所定個数の商品X…Xを、箱詰め機構6により上方から吸着保持して上記商品搬入位置ウの側方に位置する搬送コンベア7上の容器設置位置エに用意された段ボール箱Y内にその上部開口部より複数個ずつ重なり合った状態で箱詰めするようになっている。
【0014】
次に、本発明の対象となる箱詰め機構6の構成について詳細に説明する。
【0015】
図2は図1のA−A矢視方向から見たカバーを省略した状態の箱詰め機構6を示すもので、該箱詰め機構6は、上記搬入コンベア53と搬送コンベア7とを上壁部と一対の側壁部とで囲うように設けられた本体61と、該本体61の上部に固定され、180度ずつ間欠的に往復回転する駆動軸62aもつサーボモータでなる旋回用モータ62と、このモータ62の駆動軸62aに固定され、該モータ62により上記商品搬入位置ウの上方と容器設置位置エの上方との間で水平状に往復旋回されるアーム部材63と、上記アーム部材63の両先端部に昇降自在に支持される支持部材64,64aと、これら各支持部材64,64aの下端部に取付けられて上記商品搬入位置ウに搬入された所定個数の商品X…Xを吸引作用により吸着保持し又は解放する吸引パッド65,65aと、上記商品搬入位置ウの上方で各支持部材64,64aと係合し、これらの支持部材64,64aを昇降させる第1昇降機構66と、上記容器設置位置エの上方で各支持部材64,64aと係合し、これらの支持部材64,64aを昇降させる第2昇降機構67とを有する。なお、図1において符号61a,61bは上記本体61の上部前後面を覆うカバーである。
【0016】
上記アーム部材63は、旋回中心から180度反対側の両方に延びており、該アーム部材63の両先端部には、図3に示すように、上下に貫通するガイド溝68′,68a′をもつガイド部材68,68aがそれぞれ固設されている。
【0017】
また、上記支持部材64,64aはいずれも上下方向に延びる角パイプでなり、その一側面には長さ方向に延び、上記ガイド溝68′,68a′に摺動自在に係合するレール部材69,69aが固設され、このレール部材69,69aを介して各支持部材64,64aはアーム部材63に対し昇降自在に支持されている。
【0018】
そして、上記アーム部材63と支持部材64,64aとの間には、図4に示すように支持部材64,64aをその上昇位置にてアーム部材63にロックする第1,第2ロック機構71,71aがそれぞれ設けられている。
【0019】
これらのロック機構71,71aは、いずれも図4に示すようにアーム部材63の両端部の下面にブラケット72,72aを介して設けられ、ロックピン73,73aを進退動させるソレノイド74,74aと、各支持部材64,64aの下端部に取付板75,75aを介して取り付けられた係合孔76′,76a′をもつ係合板76,76aとで構成され、上記アーム部材63を旋回させて支持部材64,64aを移動させるときに、両支持部材64,64aを上昇位置に位置させた状態で上記ソレノイド74,74aによりロックピン73,73aを上記係合板76,76aの係合孔76′,76a′に突入させ、これにより両支持部材64,64aをアーム部材63にロックさせることが可能となっている。
【0020】
また、上記第1昇降機構66は、図2に示すように本体61における商品搬入位置ウ側の内壁上部に支持アーム77を介して固設された昇降用シリンダ78を備え、該昇降用シリンダ78におけるピストンロッド78aの上下方向への伸縮動作に連動させて商品搬入位置ウ側に位置する支持部材64又は64aを昇降させるように構成されている。また、第2昇降機構67は、図5,図6に示すように本体61の容器設置位置エ側の内壁上部に支持フレーム79を介して設けられたサーボモータでなる昇降用モータ81と、該モータ81によりベルト伝動機構82を介して回動されるボールねじ83と、本体61の内壁面に固定され、該ボールねじ83を上下方向に延びるように支持する断面コ字状の案内レール84と、上記ボールねじ83に螺合すると共に案内レール84の案内面84aと係合して、ボールねじ83の回転により案内レール84に沿って上下動される移動体85と、該移動体85の外側面に固定された水平方向に延びる昇降アーム86とで構成されている。
【0021】
そして、これらの第1,第2昇降機構66,67は、上記支持部材64,64aのうちの一方が商品搬入位置ウの上方に位置して第1昇降機構66に係合するとき、他方が上記容器設置位置エの上方に位置して第2昇降機構67に係合する配置関係となるように設けられている。そして、これらの第1,第2昇降機構66,67と各支持部材64,64aとの間に設けられる係合機構87,87aとしては、図7,図8に示すように、各支持部材64,64aの外側面に突設されたL形の係止具88,88aと、上記昇降用シリンダ78のピストンロッド78aの先端部と、上記昇降アーム85の先端部とにそれぞれ設けられた上記係止具88,88aに係合する係合部材89,89aとで構成されている。なお、これらの係合機構87,87aは同様の構造であるので、上記昇降用シリンダ78側に設けられる係合機構87を基にしてそれぞれの構造を同時に説明する。
【0022】
つまり、図7,図8に示すように、上記各係止具88,88aの下面両側部には傾斜面部88′,88′及び88a′,88a′がそれぞれ形成されており、また、各係合部材89,89aとしては、上記係止部89,89aの下面を支持するための支持ローラ91,91aと、該ローラ91,91aを回転自在に支持すると共に、上記係止具88,88aの上面と係合する係合部92,92aとを備えた係合支持体93,93aとで構成され、上記係止具88,88aが係合部材89,89aと係合するとき、係止具88,88aは、図8において仮想線で示すように支持ローラ91,91aと当接する傾斜面部88′,88a′を介して上方に持ち上げられたうえで支持ローラ91,91a上に係合支持されるようになっている。このように係止具88,88a、つまりアーム部材63が持ち上げられることにより、上記した第1,第2ロック機構71,71aの各ロックピン73,73aの係合板76,76aの係合孔76′,76a′への突入時における両者の干渉をなくし、支持部材64,64a側の荷重が上記ロックピン73,73aに作用しないように構成されている。これにより、各ロックピン73,73aの係合孔76′,76a′への突入、退出動作がスムーズに行えるようになっている。
【0023】
一方、上記吸引パッド65,65aは支持部材64,64aの下端部に着脱可能に取り付けられ、これらの吸引パッド65,65aはその交換が自由に行えるようになっている。その場合、図2及び図4に示すように各吸引パッド65,65aの上面には、支持部材64,64aの外側面に添設可能な断面コ字状の取付板94,94aが固設され、該取付板94,94aの各側面に設けられた複数本のノブ付取付ボルト95…95,95a…95aを支持部材64,64aに螺合させることにより着脱自在に取付けられ、商品Xの大きさや形状或はその吸着個数などに応じて適宜交換できるようになっている。
【0024】
また、上記吸引パッド65,65aは、図2に示すようにフレキシブルパイプでなる配管96,97を介して上記搬入コンベア53の下部に配設されたブロワ98にそれぞれ接続されている。これらの配管96,97は、上流配管部96a,97aと下流配管部96b,97bとを有し、上流配管部96a,97aのうちの一方の上流配管部96aはブロワ98の吸気口に、また他方の上流配管部97aはブロワ98の排気口にそれぞれ接続されていると共に、これら上流配管部96a,97aの各先端部には電磁切換弁などでなる切換弁99を介して上記下流配管部96b,97bが接続されている。そして、この切換弁99により上記下流側配管部96b,97bが吸気用上流配管部96aと排気用上流配管部97aとのいずれかに連通するように交互に切換られ、例えば一方の吸引パッド65が商品搬入位置ウにて商品を吸着保持するとき、他方の吸引パッド65aが容器設置位置エにて吸着保持していた商品Xを段ボール箱Y内に投入するようになっている。
【0025】
また、以上の箱詰め機構6には、図9に示すような制御システム100が設けられている。
【0026】
この制御システム100は、箱詰め機構6全体の動作を制御するコントローラ101を有し、該コントローラ101の入力側には、図1に示すように、商品搬入位置ウに所定個数の商品が搬入されたことを検出する搬入センサ102と、各吸引パッド65,65aに設けられ、商品搬入位置での商品の吸着時にその負圧の変化を検出する第1,第2負圧センサ103,104と、上記昇降用シリンダ78に設けられ、支持部材64が商品搬入位置ウの上昇位置に位置したときにこれを検出する上昇センサ105とが接続され、また、出力側には、旋回用モータ62と、昇降用シリンダ78と、昇降用モータ81と、第1及び第2ロック機構71,71aの各ソレノイド74,74aと、電磁切換弁99と、搬入コンベア53とがそれぞれ接続された構成となっている。
【0027】
そして、上記コントローラ101は、上記吸引パッド65a,65aによる商品の吸着時に、上記負圧が所定圧以上に上昇しないとき、上記第1又は第2負圧センサ103又は104からの検出信号によりアーム部材の旋回前に上記吸引パッド65又は65aによる吸引を停止させて、吸着した商品を上記商品搬入位置に戻し、かつ、上記搬入コンベア53を作動させて商品搬入位置に位置する商品を外部に排出させるようになっている。
【0028】
また、図3に示すように、上記アーム部材63の一方の先端部上面には、第1及び第2被検出部材106,107が起立状に設けられている一方、上記旋回用モータ62の下部に、商品搬入位置ウと容器設置位置エとに向かって突出する取付板108,109が固定され、これら取付板108,109の下面には、上記第1被検出部材106を検出することで旋回用モータ62の運転を開始するにあたっての原点を検出する1つ原点センサ110と、旋回中心に対し180度反対側に配置され、かつ上記第2被検出部材107を検出することでアーム部材63が何らかの異常によってオーバーランしたときにこれを検出する一対のオーバーランセンサ111,112とが設けられている。そして、上記オーバーランセンサ111,112が第2被検出部材107を検出したときには、その検出信号に基づいて上記旋回用モータ62の駆動を強制的に停止させて、オーバーランによる機械器具の破損を防止するようになっている。
【0029】
次に、この制御システム100を用いた箱詰め機構6の動作を図10のタイムチャート図に基づいて説明する。
【0030】
ここで、図10に示すタイムチャート図は、コントローラ101により、旋回用モータ62が作動されて、アーム部材63が旋回し終わる少し前の状態から、その旋回終了位置で商品の吸着動作と箱詰め動作とを同時並行的に行った後、アーム部材63が180度旋回して、その旋回が終わるまでの動作を示めしている。
【0031】
先ず、アーム部材63が180度旋回し終わる少し前に、搬入コンベア53上に所定個数の商品X…Xが搬入され、搬入センサ102がONされる。
【0032】
そして、上記アーム部材63が180度旋回し終わるときには、上記各係止具88,88aは図8において仮想線で示すように支持ローラ91,91aと当接する傾斜面部88′,88a′を介して上方に持ち上げられたうえで支持ローラ91,91a上に係合支持されることになる。このように各係止具88,88a、つまりアーム部材63が持ち上げられることにより、旋回時上記ロック機構71,71aの各ロックピン73,73aに作用していた支持部材64,64a側の荷重が作用しなくなる。
【0033】
次に、アーム部材63の旋回が終了して、図11に示すように吸引パッド65が商品搬入位置ウに搬入された商品X…Xの上方に位置し、また吸引パッド65aが容器設置位置エの設置されたダンボール箱Yの上方に位置した後、コントローラ101は、t1秒後に上記第1,第2ロック機構71,71aの各ソレノイド74,74aを作動させて各ロックピン73,73aを係合板76,76aの係合孔76′,76a′から退出させる。上記ロック機構71,71aによるアーム部材63と支持部材64,64aとのロックが解除された後、コントローラ101は、そのt2秒後に昇降用シリンダ78と昇降用モータ81とを作動させて、図2の仮想線で示すように各支持部材64,64aをそれぞれ下降させる。
【0034】
また、コントローラ101は、容器設置位置エ側に位置する例えば支持部材64aに設けられた吸引パッド65aが段ボール箱Yの投入位置まで下降したタイミングに合せて上記切換弁99を作動させて、該切換弁99による各吸引パッド65,65aへの吸気と排気との切換えを行う。この切り換えにより、容器設置位置エ側の吸引パッド65aへの吸引作用が排出作用に変わり、該吸引パッド65aに吸着保持された所定個数の商品X…Xが段ボール箱Y内に投入されて整列状態で箱詰めされることになる。なお、箱詰め作業の開始時でアーム部材63が未だ旋回されていない場合には、容器設置位置エ側に位置する吸引パッドに商品Xが吸着保持されていないので、箱詰め作業は行われない。
【0035】
一方、商品搬入位置ウ側に位置するの吸引パッド65は、上記所定個数の商品X…Xの真上まで下降した時点で、上記切換弁99の切換により排気状態から吸気状態に切り換えられ、該吸引パッド65に上記所定個数の商品X…Xが吸着保持される。そして、この吸引パッド65が図12に示すように商品X…Xを重合状態のまま正常に吸着保持すると、該吸引パッド65側の負圧が所定圧以上に上昇する。これに伴って該吸引パッド65の負圧変化を検出する第1負圧センサ103がONとなり、これによりコントローラ101は、上記昇降用シリンダ78を短縮するように作動させて所定個数の商品X…Xを吸着保持した側の支持部材64を上昇位置に上昇させる。そして、上記商品搬入位置ウ側の支持部材64が上昇位置に上昇したときには、上昇センサ105がONとなり、これに基づいてコントローラ101は、商品搬入位置ウ側の第1ロック機構71の第1ソレノイド74を作動させて、そのロックピン73を係合板76の係合孔76a′に突入させ該支持部材64をアーム部材63にロックさせる。また、この支持部材64の上昇に伴い商品搬入位置上に商品が無くなると搬入センサ102がOFFになる。
【0036】
一方、昇降用モータ81も上記商品の吸着動作と並行して吸引パッド65aを投入位置に下降させた後、そのt3秒後に逆転駆動されて支持部材64aを上昇位置まで上昇させ、また、その支持部材64aが昇降位置に上昇された後、そのt4秒後にコントローラ101は、容器設置位置エ側の第2ロック機構71aの第2ソレノイド74aを作動させて、そのロックピン73aを係合板76aの係合孔76a′に突入させ該支持部材64aをアーム部材63にロックさせる。
【0037】
そして、上記両ロック機構71,71aによりアーム部材63に支持部材64,64aが共にロックされた後に、コントローラ101は、旋回用モータ62を作動させて、図11に示す状態から図13に示すように実線矢印S方向にアーム部材63を180度旋回させる。これにより、所定個数の商品X…Xを吸着保持した一方の吸引パッド65を容器設置位置エの上方に位置に旋回させると同時に箱詰め作業を行って空になった他方の吸引パッド65aを商品搬入位置ウの上方に旋回させることになる。
【0038】
また、このようにアーム部材63が180度旋回し終わる少し前に、搬入コンベア53上に所定個数の商品X…Xが搬入され、搬入センサ102がONとなる。
【0039】
そして、上記アーム部材63が180度旋回し終わるときには、上記した場合と同様に、第1,第2係合機構87,87aの各係止具88,88aは図8において仮想線で示すように支持ローラ91,91aと当接する傾斜面部88′,88a′を介して上方に持ち上げられたうえで支持ローラ91,91a上に係合支持される。また、コントローラ101は、アーム部材63の旋回が終了した後、t1秒後に上記第1,第2ロック機構71,71aの各ソレノイド74,74aを作動させて上記ロック機構71,71aによるアーム部材63と支持部材64,64aとのロックを解除させる。
【0040】
そして、コントローラ101は、上記ロック解除のt2秒後に昇降用シリンダ78と昇降用モータ81とを作動させて各支持部材64,64aをそれぞれ下降させ、上記した場合と同様に、所定個数の商品X…Xの吸着動作と、箱詰め動作とを同時並行的に行わせることになる。
【0041】
そして、所定個数の商品X…Xの吸着動作と、箱詰め動作の終了後、コントローラ101は、旋回用モータ62を作動させて、図11に示す二点鎖線矢印S′方向にアーム部材63を180度反転させ、その反転位置にて、次の商品の吸着動作と箱詰め動作とを繰り返し行うことになる。
【0042】
このように、商品の吸着動作と箱詰め動作とが繰り返し行なわれることにより、上記段ボール箱Y内に箱詰めされた商品X…Xの個数が予め決められた個数となった場合には、該段ボール箱Yが容器設置位置エより排出され、その後、該段ボール箱Yが梱包されて市場に向けて出荷されることになる。
【0043】
そして、上記した箱詰め作業において、上記コントローラ101は、上記商品搬入側に位置する吸着パッド65又は65aによる商品の吸着時に、吸着ミスにより該吸着パッド65又は65aによる吸引圧が所定圧以上に上昇しないとき、上記負圧の変化を検出する第1又は第2負圧センサ103又は104からの検出信号に基づいてアーム部材63の旋回前に上記吸引パッド65又は65aによる吸引を停止させて、吸着した商品を上記商品搬入位置ウに戻し、かつ、これに続いて上記搬入コンベア53を作動させて商品搬入位置ウに位置する商品X…Xを外部に排出させるようになっている。
【0044】
つまり、例えば所定個数の商品X…Xが商品搬入位置ウに不揃いで搬入されたようなとき、図14に示すように商品搬入位置ウ側に位置する例えば吸引パッド65で所定個数の商品を吸着保持しようとしたにもかかわらず、一つの商品を吸着保持できなかったり、或は、図15に示すように商品X…Xを不揃いな状態で吸着する場合がある。このような吸着ミスが生じた場合、図12に示すように、所定個数の商品X…Xを密な状態で吸着した正常な場合のように、吸着パッド65による吸引圧が所定圧以上に上昇しなくなる。
【0045】
そこで、図16の吸着不良時における箱詰め機構の動作を示すタイムチャート図に示すように、例えば電磁切換弁99の切換後、商品搬入位置ウ側の例えば吸引パッド65における負圧センサ103がONしないときには、該吸引パッド65による商品X…Xの吸着にミスが生じたものとして、コントローラ101は一定時間t5後に上記切換弁99を切り換えて該吸引パッド65による吸引を停止させて、吸着した商品Xを上記搬入コンベア53の商品搬入位置ウ上に落下させる。これに続いて昇降用シリンダ78により支持部材64を一旦上昇位置に移動させると共に、搬入コンベア53を作動させて該コンベア53上に戻された商品X…Xを商品搬入位置ウからさらに搬入方向前方側に移動させて外部に排出させることになる。なお、排出された商品は回収された後、再び上記した計量搬送機構2に送り込まれて袋検査搬送機構3、振分搬送機構4、整列搬送機構5を介して商品搬入位置ウに搬入されることになる。
【0046】
また、吸着不良の商品X…Xが排出された後、搬送コンベア53の商品搬入位置ウに次の新たな所定個数の商品X…Xが搬入されたときには、コントローラ101は、上記昇降用シリンダ78と昇降用モータ81とを作動させて各支持部材64,64aをそれぞれ下降させ、上記した場合と同様に、所定個数の商品X…Xの吸着動作と、箱詰め動作とを同時並行的に行わせることになる。
【0047】
これにより、吸引パッド65又は65aが所定個数の商品X…Xを正確に吸着保持して商品X…Xの吸着に伴う吸引パッド65又は65a側の負圧が所定圧以上に上昇したときにのみ、アーム部材63を上記両位置間の上方で移動させて、吸引パッド65又は65aで吸着保持した所定個数の商品X…Xを容器設置位置エに設置された段ボール箱Y内に正確に、かつ整列状態で箱詰めすることが可能となる。また、これに伴って、箱詰め終了後に例えばその容器の重量をチェックしてその重量をもとに予め決められた個数の商品が正確に箱詰めされたかの確認を行うといった作業も不要にできる。
【0048】
また、上記した実施の形態では、商品搬入位置ウの上方で上記支持部材64,64aと係合し、該支持部材64,64aを昇降させる第1昇降機構66と、上記容器設置位置エの上方で支持部材64,64aと係合し、該支持部材64,64aを昇降させる第2昇降機構67とが用いられ、かつ、上記第1昇降機構66が本体61における商品搬入位置ウの上方に、第2昇降機構67が本体61における容器設置位置エの上方にそれぞれ配設されているので、上記アーム部材63上にかかる負荷を軽くすることが可能となり、これにより旋回用モータ62でアーム部材63を旋回させたときに該アーム部材63に作用する慣性力を抑えることが可能となる。これによりアーム部材63の旋回を高速で行わせることが可能となって、箱詰め作業の高速化を図ることができる。
【0049】
さらに、アーム部材63が旋回中心から180度反対側の両方に延出され、その両先端部に上記支持部材64,64aがそれぞれ昇降自在に設けられると共に、これらの支持部材64,64aのうちの一方が商品搬入位置ウの上方に位置して第1昇降機構66に係合するとき、他方が上記容器設置位置エの上方に位置して第2昇降機構67に係合するように構成されているので、商品搬入位置ウの上方に位置する一方の例えば支持部材64を昇降させて吸引パッド65aで商品Xの吸着動作を行うときに、容器設置位置エの上方に位置する他方の支持部材64aを昇降させて吸引パッド65aで吸着した商品の段ボール箱Y内への箱詰め動作を同時に行うことができ、また、アーム部材63の旋回時には、所定個数の商品X…Xを吸着保持した一方の例えば吸引パッド65を容器設置位置エの上方に位置に旋回させると同時に箱詰め作業を行って空になった他方の吸引パッド65aを商品搬入位置ウの上方に旋回させることが可能となる。これにより、上記したアーム部材63の高速旋回による箱詰め作業の高速化に加えて、商品X…Xの吸着作業と箱詰め作業とを同時並行的に行うことができ、箱詰め作業の能率をより一層向上することが可能となる。
【0050】
また、上記した実施の形態では、所定個数の商品X…Xを商品搬入位置ウに搬入するための搬送コンベア53を排出手段として兼用するようにして、構造の簡素化を図るようにしたけれども、搬送コンベア53とは別に搬送コンベア53の商品搬入位置ウ上の商品を外部に押し出し動作により排出する排出手段などを設けてもよい。
【0052】
さらに、上記第1昇降機構66の駆動源としてシリンダを用いる他、モータを用いてもてよい。
【0053】
また、この実施の形態では、上記昇降用サーボモータ81による支持部材64,64aの下降ストロークを、段ボール箱Yへの商品Xの投入すべき高さに合せて、毎回変化するように設定されている。つまり、例えば段ボール箱Yの下部に投入する1回目の箱詰めについては段ボール箱Yの底部近くに至るように下降ストロークを長くし、次に段ボール箱の中間に商品を投入する2回目の箱詰めについてはその下降ストロークを先に詰め込んだ商品の高さだけ短くし、さらに2回目に箱詰めした商品の上部に商品を投入する3回目の箱詰めについては下降ストロークをさらに2回目詰め込んだ商品の高さだけ短くするといったように、その投入すべき高さに合せて順次下降ストロークを変化させ、投入時にばらついたりすることなく整然と箱詰めできるようにしている。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように本願の請求項1に記載の発明によれば、側縁部が重合された所定個数の商品が搬入された搬入位置の上方と、該商品を収容する容器の設置位置の上方との間で水平方向に移動自在なアーム部材の先端部に備えられた吸着手段で商品搬入位置に位置する上記所定個数の商品を負圧により吸着保持するとき、負圧センサにより吸着手段の負圧の変化が検出され、吸着手段が商品を正確に吸着保持できなくて、上記負圧が所定圧以上に上昇しないときには、コントローラが、該負圧センサからの検出信号により吸着ミスを検出し、上記吸着手段による吸引を停止させ、続いて商品搬入位置に設けられた排出手段を作動させて商品搬入位置に戻された商品を排出させることが可能となる。そこ結果、吸着手段が側縁部が重合された所定個数の商品を正確に吸着保持して商品の吸着に伴う吸着手段の負圧が所定圧以上に上昇したときにのみ、アーム部材を上記両位置間の上方で移動させて、吸着手段で吸着保持した所定個数の商品を容器設置位置に設置された容器内に正確に、かつ整列状態で箱詰めすることが可能となる。また、これに伴って、箱詰め終了後に例えばその容器の重量をチェックしてその重量をもとに予め決められた個数の商品が正確に箱詰めされたかの確認を行うといった作業も不要にできる。特にその場合、旋回するアーム部材の両先端部にそれぞれ吸着手段を備えているので、商品の吸着作業と箱詰め作業とを同時並行的に行なうことができ、箱詰め作業の能率をより一層向上することが可能となる。そして、請求項2に記載の発明によれば、商品を箱詰めする際に、投入すべき高さに合わせて順次容器設置位置側の吸着手段の下降ストロークを変化させるので、投入時にばらついたりすることなく整然と箱詰めすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示す箱詰め装置の全体概略正面図である。
【図2】 図1のA−A矢視方向から見たカバーを省略した状態の箱詰め機構の側面図である。
【図3】 図2のB−B線断面図である。
【図4】 同箱詰め機構におけるロック機構の一部切り欠き拡大側面図である。
【図5】 同箱詰め機構における第2昇降機構の一部切り欠き拡大側面図である。
【図6】 図5のC−C線拡大断面図である。
【図7】 図2のD−D線拡大断面図である。
【図8】 図7のE−E線断面図である。
【図9】 同箱詰め機構の制御システム図である。
【図10】 同箱詰め機構の動作を示すタイムチャート図である。
【図11】 商品の吸着及び箱詰め作業状態を示す簡略平面図である。
【図12】 吸引パッドによる商品の吸着状態を示す簡略正面図である。
【図13】 箱詰め作業後におけるアーム部材の旋回途中の状態を示す簡略平面図である。
【図14】 吸引パッドによる商品の吸着不良状態を示す簡略正面図である。
【図15】 吸引パッドによる商品の別の吸着不良状態を示す簡略平面図である。
【図16】 吸着不良時における箱詰め機構の動作を示すタイムチャート図である。
【符号の説明】
1 箱詰め装置
6 箱詰め機構
53 搬入コンベア
63 アーム部材
65,65a 吸引パッド
101 コントローラ
103 第1負圧センサ
104 第2負圧センサ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a boxing device, and more particularly to a boxing device for sequentially packing products in a container such as a cardboard box.
[0002]
[Prior art]
For example, a plurality of products packed in a predetermined weight by a bag making and packaging machine, such as snacks such as potato chips, are packed in a container such as a cardboard box and shipped to the market. In that case, for example, as disclosed in JP-A-6-263106, the packaged products supplied from the bag making and packaging machine are sequentially transported by a transport conveyor that forms a transport path for the products to the boxing station. There is known a boxing device that feeds and automatically packs the commodity into a container such as cardboard by a boxing mechanism provided therein.
[0003]
Further, in such a boxing device, when a container is separately installed at a side position of a packed product carried into a boxing station by a transport conveyor, as the boxing mechanism, for example, for a packaged product to be packed An arm member that is provided so as to be pivotable between a position above the carry-in position and a position above the installation position of the container that accommodates the product, and a suction that is provided at the tip of the arm member to adsorb or release the product. A predetermined number of products carried to the product loading position by the suction pad, and installed at the container installation position by rotating the arm member in the horizontal direction. What is stored in a container and boxed is conceivable.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in the case of the above-described boxing mechanism, when a predetermined number of products are carried in unevenly at the product loading position, when a predetermined number of products are sucked and held by the suction pad, for example, one product cannot be sucked and held. Or, it may be adsorbed in a state where it cannot be sufficiently adsorbed and tends to fall off.
[0005]
However, even in such a case, a container that has been installed at the container installation position while leaving the product that could not be sucked and held at the product carry-in position or in a state in which the product is inclined to fall. It is carried inside and boxed in the container. Therefore, a predetermined number of products may not be accurately boxed in the container, and there is a problem that the container is boxed in a discrete state.
[0006]
In addition, in order to confirm whether a predetermined number of products have been accurately boxed in the container, after the boxing is completed, for example, the weight of the container is checked and checked based on the weight. there were.
[0007]
SUMMARY OF THE INVENTION Accordingly, an object of the present invention is to provide a boxing device that can pack a predetermined number of products accurately and orderly when boxing a predetermined number of products to be boxed into a container installed separately from the carry-in position.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above-mentioned object, the invention according to
[0009]
According to the first aspect of the present invention, A predetermined number of products with side edges overlapped were delivered It is located at the product carry-in position by the suction means provided at the tip of the arm member that is movable in the horizontal direction between above the carry-in position and above the installation position of the container for storing the product. The predetermined number of When holding the product by negative pressure, when the negative pressure sensor detects a change in the negative pressure of the suction means, the suction means cannot accurately hold the product and the negative pressure does not rise above a predetermined pressure, The controller detects a suction error based on the detection signal from the negative pressure sensor, stops the suction by the suction means, and then operates the discharge means provided at the product carry-in position to return the product to the product carry-in position. Will be discharged. As a result, the adsorption means A predetermined number of polymerized side edges The arm member is moved upward between the two positions and held by the suction means only when the product is accurately sucked and held and the negative pressure of the suction means accompanying the suction of the product rises above a predetermined pressure. A predetermined number of Products can be boxed accurately and in an aligned state in a container installed at a container installation position. In particular, in that case, since the suction means are provided at both ends of the revolving arm member, the product suction operation and the boxing operation can be performed simultaneously, and the efficiency of the boxing operation is further improved. Is possible. According to the second aspect of the present invention, when packing a product, the lowering stroke of the suction means on the container installation position side is sequentially changed in accordance with the height to be charged, so that the product may vary at the time of loading. It can be boxed neatly.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below.
[0011]
As shown in FIG. 1, the
[0012]
Further, on the side of the product transport path, a cardboard supply path including a
[0013]
According to the
[0014]
Next, the configuration of the boxing mechanism 6 that is the subject of the present invention will be described in detail.
[0015]
FIG. 2 shows the boxing mechanism 6 in a state where the cover viewed from the direction of arrows AA in FIG. 1 is omitted. The boxing mechanism 6 connects the carry-in
[0016]
The
[0017]
Each of the
[0018]
And between the said
[0019]
As shown in FIG. 4, these
[0020]
Further, as shown in FIG. 2, the first elevating
[0021]
The first and second elevating
[0022]
That is, as shown in FIGS. 7 and 8, inclined
[0023]
On the other hand, the
[0024]
The
[0025]
Further, the above-described boxing mechanism 6 is provided with a
[0026]
This
[0027]
And the
[0028]
Also, FIG. As shown in FIG. 2, the first and second detected
[0029]
Next, operation | movement of the boxing mechanism 6 using this
[0030]
Here, the time chart shown in FIG. 10 shows a product adsorption operation and a boxing operation at a position where the turning ends from a state just before the turning of the turning
[0031]
First, shortly before the
[0032]
When the
[0033]
Next, the pivoting of the
[0034]
Further, the
[0035]
On the other hand, when the
[0036]
On the other hand, the raising / lowering
[0037]
Then, after the
[0038]
Also, a short time before the
[0039]
When the
[0040]
Then, the
[0041]
Then, after the adsorption operation and the boxing operation of the predetermined number of products X... X are completed, the
[0042]
As described above, when the product adsorption operation and the boxing operation are repeated, the number of the products X... X packed in the cardboard box Y reaches a predetermined number. Y is discharged from the container installation position D, and then the cardboard box Y is packed and shipped to the market.
[0043]
In the boxing operation described above, the
[0044]
That is, for example, when a predetermined number of products X ... X are unequally loaded into the product loading position c, the predetermined number of products are sucked by the
[0045]
Therefore, as shown in the time chart of the operation of the boxing mechanism at the time of poor suction in FIG. 16, for example, after switching the
[0046]
When the next predetermined number of products X... X are carried into the product carry-in position c of the
[0047]
As a result, the
[0048]
In the embodiment described above, the first elevating
[0049]
Furthermore, the
[0050]
In the above-described embodiment, the structure is simplified by using the
[0052]
In addition to using a cylinder as a drive source for the
[0053]
In this embodiment, the lowering stroke of the
[0054]
【The invention's effect】
As described above, according to the invention described in
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall schematic front view of a boxing apparatus showing an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a side view of the boxing mechanism in a state where a cover is omitted as viewed from the direction of arrows AA in FIG.
3 is a cross-sectional view taken along line BB in FIG.
FIG. 4 is a partially cutaway enlarged side view of the lock mechanism in the boxing mechanism.
FIG. 5 is a partially cutaway enlarged side view of a second lifting mechanism in the boxing mechanism.
6 is an enlarged cross-sectional view taken along the line CC of FIG.
7 is an enlarged sectional view taken along line DD of FIG.
8 is a cross-sectional view taken along the line EE of FIG.
FIG. 9 is a control system diagram of the boxing mechanism.
FIG. 10 is a time chart showing the operation of the boxing mechanism.
FIG. 11 is a simplified plan view showing the state of product adsorption and boxing work.
FIG. 12 is a simplified front view showing a state in which a product is adsorbed by a suction pad.
FIG. 13 is a simplified plan view showing a state in the middle of turning of the arm member after the boxing operation.
FIG. 14 is a simplified front view showing a state in which a product is poorly adsorbed by a suction pad.
FIG. 15 is a simplified plan view showing another state of poor suction of a product by a suction pad.
FIG. 16 is a time chart showing the operation of the boxing mechanism at the time of suction failure.
[Explanation of symbols]
1 Boxing equipment
6 Packing mechanism
53 Carry-in conveyor
63 Arm member
65,65a Suction pad
101 controller
103 First negative pressure sensor
104 Second negative pressure sensor
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