JP3955217B2 - Industrial robot control method and control apparatus - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、産業用ロボットの制御に関し、特に、ロボットの動作経路を生成するための制御方法及び制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
産業用ロボットの動作を制御する場合には、動作経路が高精度に維持され、直線や曲線が混在する動作経路上を円滑に動作させることが重要である。このため、最近では、平滑な加速及び減速を通じて、ロボットの動作経路を計画することが可能な制御装置が採用されている。
【0003】
平滑な加速及び減速を実現する方法として一般的によく用いられている方法は、加加速度を指定して線速度プロファイルを計算するS字カーブ指定法である。図1は、このS字カーブ指定法により動作経路を計画することが可能な制御装置の一例を示すブロック図である。また、図2は、図1の装置における、線速度プロファイル12、線加速度プロファイル13、線加加速度プロファイル14、を示すグラフである。図1において、1は、図2に示した線速度プロファイル12を加加速区間5、定加速区間6、加減速区間7、定速度区間8、減加速区間9、定減速区間10、減減速区間11に分け、それら各区間の時間などの諸元を計算するプロファイル計算部である。2は、プロファイル計算部1の線速度プロファイル12、線加速度プロファイル13、及び線加加速度プロファイル14の諸元に基づいて補間点の3次元位置を計算する補間処理部である。3は、補間処理部2の出力である補間点に対して逆キネマティクス演算を施すことによりロボット各関節軸の指令位置に変換する逆キネマティクス演算部である。4は、逆キネマティクス演算部3の出力であるロボット各関節軸の指令位置に基づいてロボット各関節軸を動作させるサーボアンプである。
【0004】
しかし、前述したS字カーブ指定法では、図2に示したように、線速度プロファイル12を加加速区間5、定加速区間6、加減速区間7、定速度区間8、減加速区間9、定減速区間10、減減速区間11の7つの区間に分け、これに区間の切り換わり目の境界条件を加えた8つの連立方程式を解くことにより、それぞれの区間の時間を計算する必要があるが、係る計算は複雑なので、この方法を実際に適用することは困難である。
【0005】
そこで、特開平11−249724号公報に開示されているものにおいては、図3に示すように、逆キネマティクス演算部3の出力であるロボット各関節軸の指令位置に対してローパスフィルタ処理を施すローパスフィルタ18を設けるようにしている。これによれば、図4に示すように、線速度プロファイル23は加速部20、定速部21、及び減速部22からなるものとして、それぞれの区間の時間を計算すればよいので、前述したS字カーブ指定法を利用したものに比して計算も容易になるとされ、さらに、滑らかな起動・停止を行わせ、ロボットに振動が生じないようにすることが可能であるとされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この特開平11−249724号公報に開示されているものでは、逆キネマティクス演算部3においてロボット各関節軸のそれぞれの指令位置を生成し、これら各関節軸の指令位置のそれぞれに対して個々にローパスフィルタ処理を行っているので、この場合、ロボット各関節軸が個々に平滑化されることになり、その結果、ロボット各関節軸の動きにアンバランスが生じ、ロボットアーム先端の直線軌跡にずれが生じるという問題がある。
【0007】
本発明は、係る従来技術の問題点を解決するためのものであり、滑らかな起動・停止を行わせることによりロボットの動きを円滑化するとともに、サーボアンプに入力するロボット各関節軸の指令位置に直線軌跡ずれが生じないような、産業用ロボットの制御方法及び制御装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
係る目的を達成するために、本発明では、予め指定された直線軌跡開始点と終了点とから加速度一定としたときの3次元空間中の線速度プロファイル、線速度プロファイルの1階微分値としての線加速度プロファイル、及び線速度プロファイルの2階微分値としての線加加速度プロファイルを生成し、これら線速度プロファイル、線加速度プロファイル、及び線加加速度プロファイルに対してフィルタ処理を施すことにより、平滑化された線速度プロファイル、平滑化された線加速度プロファイル、及び平滑化された線加加速度プロファイルをそれぞれ生成し、これら平滑化された線速度プロファイル、平滑化された線加速度プロファイル、及び平滑化された線加加速度プロファイルに基づいて補間周期毎の補間点の3次元位置を生成し、この補間周期毎の補間点の3次元位置に対して逆キネマティクス演算を実施することによりロボット各関節軸の指令位置を生成し、このロボット各関節軸の指令位置に基づいてロボット各関節軸を動作させるようにしたことを特徴とする産業用ロボットの制御方法を提供した。
【0009】
また、係る制御方法を実現する制御装置として、本発明では、予め指定された直線軌跡開始点と終了点とから加速度一定としたときの3次元空間中の線速度プロファイル、線速度プロファイルの1階微分値としての線加速度プロファイル、及び線速度プロファイルの2階微分値としての線加加速度プロファイルを生成するプロファイル計算部と、これら線速度プロファイル、線加速度プロファイル、及び線加加速度プロファイルに対してフィルタ処理を施すことにより、平滑化された線速度プロファイル、平滑化された線加速度プロファイル、及び平滑化された線加加速度プロファイルをそれぞれ生成するローパスフィルタと、これら平滑化された線速度プロファイル、平滑化された線加速度プロファイル、及び平滑化された線加加速度プロファイルに基づいて補間周期毎の補間点の3次元位置を生成する補間処理部と、この補間周期毎の補間点の3次元位置に対して逆キネマティクス演算を実施することによりロボット各関節軸の指令位置を生成する逆キネマティクス演算部と、このロボット各関節軸の指令位置に基づいてロボット各関節軸を動作させるサーボアンプと、を有することを特徴とする産業用ロボットの制御装置を提供した。
【0010】
係る構成としたことにより、本発明では、教示等により予め指定された直線軌跡開始点と直線軌跡終了点とから、その2点間の3次元ベクトルと加速度一定としたときの線速度プロファイル、線加速度プロファイル、及び線加加速度プロファイル(以下「線速度プロファイル等」と記す)を計算し、低域通過の特性をもつローパスフィルタを利用して線速度プロファイル等を平滑化し、直線軌跡の補間点を平滑化された線速度プロファイル等から計算し、これを逆キネマティクス演算によりロボット各関節軸の指令位置に変換するようにしている。すなわち、本発明では、逆キネマティクス演算においてロボット各関節軸の指令位置を生成する前の段階、具体的には2点間の直線軌跡上の線速度に対してローパスフィルタ処理を行っている。そのため、逆キネマティクス演算部で生成されたロボット各関節軸の指令位置のそれぞれに対して個々にローパスフィルタ処理を行うようにしている従来技術のように、各関節軸の動きにアンバランスが生じることはなく、その結果、ロボットアーム先端の直線軌跡にずれが生じるという問題はなくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。図5は、本発明の一実施形態における、制御装置を示すブロック図である。図5において、24は、予め教示などにより指定された直線軌跡開始点と終了点から、加速度一定としたときの3次元空間中の線速度プロファイル、線速度プロファイルの1階微分値としての線加速度プロファイル、及び線速度プロファイルの2階微分値としての線加加速度プロファイルを生成し、これらを出力するプロファイル計算部である。25は、プロファイル計算部24から線速度プロファイル、線加速度プロファイル、及び線加加速度プロファイルを入力し、これら各プロファイルに対してローパスフィルタ処理を施すことにより、平滑化された線速度プロファイル、平滑化された線加速度プロファイル、及び平滑化された線加加速度プロファイルを生成し、これらを出力するローパスフィルタである。
【0012】
26は、ローパスフィルタ25から平滑化された線速度プロファイル、平滑化された線加速度プロファイル、及び平滑化された線加加速度プロファイルを入力し、これら平滑化された各プロファイルに基づいて補間周期毎の補間点の3次元位置を生成し、これらを出力する補間処理部である。27は、補間処理部26から補間周期毎の補間点の3次元位置を入力し、この補間周期毎の補間点の3次元位置に対して逆キネマティクス演算を実施することにより、ロボット各関節軸の指令位置を生成し、これを出力する逆キネマティクス演算部である。なお、逆キネマティクス演算とは、指定された3次元位置にロボットアーム先端を移動させるための、ロボット各関節軸の指令位置を算出する演算のことである。28は、逆キネマティクス演算部27からロボット各関節軸の指令位置を入力し、このロボット各関節軸の指令位置に基づいてロボット各関節軸を動作させるサーボアンプである。
【0013】
すなわち、本発明の実施形態では3次元空間中の線速度プロファイル、線加速度プロファイル、及び線加加速度プロファイルを計算するプロファイル計算部24と、補間点を計算する補間処理部26との間に、線速度プロファイル等を平滑化するローパスフィルタ25を挿入することにより、直線軌跡上で加速度を滑らかにするようにしており、係る構成において補間処理部2の後にフィルタ処理を施している図3に示した従来技術のものと相違している。
【0014】
図6は、ローパスフィルタ25の構成を示すブロック図である。図6において、29(四角形のブロック)は1補間周期の遅延演算子、30及び32(三角形のブロック)は乗算演算子、31(円形のブロック)は加算演算子である。遅延演算子29は直列接続され、それぞれの出力に乗算演算子30により各ゲインk1 、k2 、・・・、kN をかけて、その出力をすべて加算演算子31にて加算する。この結果に乗算演算子30の各ゲインk1 、k2 、・・・、kN の和の逆数を乗算演算子32で乗ずる。なお、Nは適切に設計されたフィルタの時定数である。
【0015】
ここでk1 =k2 =・・・=kN =1としたとき、ローパスフィルタ25は時定数Nの移動平均操作となり、k1 、k2 、・・・、kN を一般的によく知られたFIRフィルタ設計法で計算し与えると、所謂FIRフィルタとなる。 FIR(Finite Impulse Response)とは、有限インパルス応答のことであり、FIRフィルタとは、離散化された入力信号に対して、その出力応答が有限時間長で表されるデジタルフィルタのことである。このFIRフィルタには、直線位相特性を正確に実現できること、帰還回路がないので常に安定したフィルタ機能を実現できること、フーリエ級数展開等により容易に設計ができること等の利点がある。
【0016】
図7は、ローパスフィルタ25への入力である線速度プロファイル33、その1階微分値(線加速度プロファイル34)及び2階微分値(線加加速度プロファイル35)を示すグラフである。図8は、ローパスフィルタ25の出力である線速度プロファイル36、その1階微分値(線加速度プロファイル37)及び2階微分値(線加加速度プロファイル38)を示すグラフである。このように、図8に示したローパスフィルタ25の各出力36、37、38は、図7に示したローパスフィルタ25の各入力33、34、35に対して平滑化されたものとなる。
【0017】
これら平滑化された各プロファイル36、37、38に対して補間処理部26は補間周期毎の補間点の3次元位置を生成し、この補間周期毎の補間点の3次元位置に基づいて逆キネマティクス演算部27はロボット各関節軸の指令位置を生成することになる。そして、このロボット各関節軸の指令位置に基づいてサーボアンプ28はロボット各関節軸を動作させることになる。このとき、サーボアンプ28に入力されるロボット各関節軸の指令位置は、ローパスフィルタ25において平滑化されたデータが基になっているので、ロボットの動きは円滑なものとなる。さらに、サーボアンプ28に入力されるロボット各関節軸の指令位置は、ロボット各関節軸の指令位置の個々に対して平滑化されたものではなく、直線軌跡開始点と直線軌跡終了点の2点間の直線軌跡上の線速度に対して平滑化されたデータが基になっているので、サーボアンプ28の出力に基づいて動作するロボット各関節軸の動きにアンバランスが生じることはなく、よってロボットアーム先端の直線軌跡の精度が向上することになる。
【0018】
【発明の効果】
本発明によれば、逆キネマティクス演算によりロボット各関節軸の指令位置を生成する前の段階、具体的には2点間の直線軌跡上の線速度に対してローパスフィルタ処理を行っているので、逆キネマティクス演算部で生成されたロボット各関節軸の指令位置のそれぞれに対して個々にローパスフィルタ処理を行うようにしている従来技術のように、ロボット各関節軸の動きにアンバランスが生じることはなくなった。そのため、滑らかな起動・停止を行わせることによりロボットの動きを円滑化するというフィルタ処理による効果を損なうことなく、サーボアンプに入力するロボット各関節軸の指令位置に直線軌跡ずれが生じないような産業用ロボットの制御方法及び制御装置を実現できるものとなった。その結果、本発明においては、ロボットの動きが円滑化されることによる、ロボット各関節軸に用いられている減速機や軸受などの破壊の防止と、ロボット各関節軸の指令位置に直線軌跡ずれが生じないことによる、ロボットアーム先端の直線軌跡の精度向上を両立させることが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術としてのS字カーブ指定法により動作経路を計画することが可能な制御装置の一例を示すブロック図である。
【図2】従来技術としての図1の制御装置における、線速度プロファイル12、線加速度プロファイル13、線加加速度プロファイル14、を示すグラフである。
【図3】従来技術としての特開平11−249724号公報に開示されている制御装置を示すブロック図である。
【図4】従来技術としての図1の制御装置における、線速度プロファイル23を示すグラフである。
【図5】本発明の一実施形態における、制御装置を示すブロック図である。
【図6】図5で示した本発明の制御装置における、ローパスフィルタ25の構成を示すブロック図である。
【図7】図5で示した本発明の制御装置における、ローパスフィルタ25への入力である線速度プロファイル33、線加速度プロファイル34及び線加加速度プロファイル35を示すグラフである。
【図8】図5で示した本発明の制御装置における、ローパスフィルタ25の出力である線速度プロファイル36、線加速度プロファイル37及び線加加速度プロファイル38を示すグラフである。
【符号の説明】
24 プロファイル計算部
25 ローパスフィルタ
26 逆キネマティクス演算部
27 補間処理部
28 サーボアンプ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to control of an industrial robot, and more particularly to a control method and a control apparatus for generating an operation path of a robot.
[0002]
[Prior art]
When controlling the operation of an industrial robot, it is important that the operation path is maintained with high accuracy, and the operation path including a straight line and a curve is smoothly operated. For this reason, recently, a control device that can plan an operation path of a robot through smooth acceleration and deceleration has been adopted.
[0003]
A method that is generally used as a method for realizing smooth acceleration and deceleration is an S-curve specifying method for calculating a linear velocity profile by specifying jerk. FIG. 1 is a block diagram showing an example of a control device capable of planning an operation path by this S-curve specification method. FIG. 2 is a graph showing a linear velocity profile 12, a linear acceleration profile 13, and a linear jerk profile 14 in the apparatus of FIG. In FIG. 1,
[0004]
However, in the S-curve design method described above, as shown in FIG. 2, the linear velocity profile 12 is obtained by adding the acceleration / deceleration section 5, the constant acceleration section 6, the acceleration / deceleration section 7, the constant speed section 8, the decelerating section 9, the constant acceleration section. It is necessary to calculate the time of each section by solving eight simultaneous equations, which are divided into seven sections, a deceleration section 10 and a deceleration section 11, and adding a boundary condition at the section switching. Such a calculation is complicated and it is difficult to actually apply this method.
[0005]
Therefore, in what is disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 11-249724, as shown in FIG. 3, low-pass filter processing is applied to the command position of each joint axis that is the output of the inverse
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the one disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 11-249724, the inverse
[0007]
The present invention is for solving the problems of the related art, and smoothes the movement of the robot by performing smooth start-up and stop, and command positions of each joint axis input to the servo amplifier. It is an object of the present invention to provide an industrial robot control method and control apparatus that does not cause a linear locus deviation.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve such an object, in the present invention, the linear velocity profile in the three-dimensional space when the acceleration is constant from the linear trajectory start point and the end point specified in advance, as the first-order differential value of the linear velocity profile. A linear acceleration profile as a second-order differential value of the linear acceleration profile and the linear velocity profile is generated, and the linear velocity profile, the linear acceleration profile, and the linear jerk profile are subjected to filter processing to be smoothed. Generated linear velocity profile, smoothed linear acceleration profile, and smoothed linear jerk profile, respectively, and the smoothed linear velocity profile, smoothed linear acceleration profile, and smoothed line Based on the jerk profile, a 3D position of the interpolation point for each interpolation cycle is generated. By performing inverse kinematics operation on the three-dimensional position of the interpolation point for each interpolation period, the command position of each robot joint axis is generated, and each robot joint axis is operated based on the command position of each robot joint axis. An industrial robot control method characterized in that it is made to be provided is provided.
[0009]
As a control device for realizing such a control method, in the present invention, the linear velocity profile in the three-dimensional space and the first floor of the linear velocity profile when the acceleration is constant from the linear locus start point and end point specified in advance. A profile calculation unit that generates a linear acceleration profile as a differential value and a linear jerk profile as a second-order differential value of the linear velocity profile, and filter processing for these linear velocity profile, linear acceleration profile, and linear jerk profile The low-pass filter that generates a smoothed linear velocity profile, a smoothed linear acceleration profile, and a smoothed linear jerk profile, and these smoothed linear velocity profiles, Linear acceleration profile and smoothed linear jerk profile An interpolation processing unit that generates a three-dimensional position of an interpolation point for each interpolation period based on a file, and an inverse kinematics operation on the three-dimensional position of the interpolation point for each interpolation period, thereby performing the operation of each joint axis of the robot. An industrial robot control device comprising: an inverse kinematics calculation unit that generates a command position; and a servo amplifier that operates each joint axis of the robot based on the command position of each joint axis of the robot. .
[0010]
By adopting such a configuration, in the present invention, the linear velocity profile and the line when the acceleration is constant from the linear trajectory start point and the linear trajectory end point specified in advance by teaching or the like are set. Acceleration profile and linear jerk profile (hereinafter referred to as “linear velocity profile etc.”) are calculated, the low-pass filter with low-pass characteristics is used to smooth the linear velocity profile, etc. It is calculated from a smoothed linear velocity profile or the like, and converted to a command position of each joint axis of the robot by inverse kinematics calculation. That is, in the present invention, the low-pass filter process is performed on the linear velocity on the linear locus between two points before the generation of the command position of each joint axis of the robot in the inverse kinematics calculation. For this reason, the movement of each joint axis is unbalanced as in the conventional technique in which the low-pass filter processing is individually performed for each of the command positions of each joint axis generated by the inverse kinematics calculation unit. As a result, the problem that the linear locus at the tip of the robot arm is displaced is eliminated.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 5 is a block diagram showing a control device in one embodiment of the present invention. In FIG. 5,
[0012]
26 receives a smoothed linear velocity profile, a smoothed linear acceleration profile, and a smoothed linear jerk profile from the low-pass filter 25, and for each interpolation period based on these smoothed profiles. An interpolation processing unit that generates a three-dimensional position of the interpolation point and outputs these. 27 receives the three-dimensional position of the interpolation point for each interpolation period from the
[0013]
That is, in the embodiment of the present invention, a line between a
[0014]
FIG. 6 is a block diagram showing a configuration of the low-pass filter 25. In FIG. 6, 29 (rectangular block) is a delay operator of one interpolation period, 30 and 32 (triangular blocks) are multiplication operators, and 31 (circular block) is an addition operator. The
[0015]
Here when the k 1 = k 2 = ··· = k N = 1, the low-pass filter 25 becomes the moving average operation time constant N, k 1, k 2, ···, well k N generally When calculated and given by a known FIR filter design method, a so-called FIR filter is obtained. The FIR (Finite Impulse Response) is a finite impulse response, and the FIR filter is a digital filter whose output response is expressed by a finite time length with respect to a discretized input signal. This FIR filter has the advantages that the linear phase characteristic can be accurately realized, a stable filter function can always be realized since there is no feedback circuit, and the design can be easily performed by Fourier series expansion or the like.
[0016]
FIG. 7 is a graph showing a
[0017]
For each of the smoothed
[0018]
【The invention's effect】
According to the present invention, the low-pass filter processing is performed on the linear velocity on the linear locus between two points before the command position of each joint axis of the robot is generated by the inverse kinematics calculation. As in the prior art in which low-pass filter processing is individually performed for each of the robot joint axis command positions generated by the inverse kinematics calculation unit, an unbalance occurs in the movement of each robot joint axis. That was gone. Therefore, linear trajectory deviation does not occur in the command position of each joint axis input to the servo amplifier without impairing the effect of the filter processing of smoothing the robot movement by performing smooth start / stop. An industrial robot control method and control apparatus can be realized. As a result, according to the present invention, the movement of the robot is smoothed to prevent the reduction gears and bearings used for each joint axis of the robot from being broken, and the linear locus shifts to the command position of each robot joint axis. It has become possible to improve both the accuracy of the linear trajectory at the tip of the robot arm due to the fact that no occurrence occurs.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing an example of a control device capable of planning an operation path by a conventional S-curve specifying method.
2 is a graph showing a linear velocity profile 12, a linear acceleration profile 13, and a linear jerk profile 14 in the control device of FIG. 1 as a conventional technology.
FIG. 3 is a block diagram showing a control device disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 11-249724 as a prior art.
4 is a graph showing a linear velocity profile 23 in the control device of FIG. 1 as a prior art.
FIG. 5 is a block diagram showing a control device in one embodiment of the present invention.
6 is a block diagram showing a configuration of a low-pass filter 25 in the control device of the present invention shown in FIG.
7 is a graph showing a
8 is a graph showing a
[Explanation of symbols]
24 Profile Calculation Unit 25
Claims (2)
前記線速度プロファイル、前記線加速度プロファイル、及び前記線加加速度プロファイルに対してフィルタ処理を施すことにより、平滑化された線速度プロファイル、平滑化された線加速度プロファイル、及び平滑化された線加加速度プロファイルをそれぞれ生成し、
前記平滑化された線速度プロファイル、前記平滑化された線加速度プロファイル、及び前記平滑化された線加加速度プロファイルに基づいて補間周期毎の補間点の3次元位置を生成し、
前記補間周期毎の補間点の3次元位置に対して逆キネマティクス演算を実施することによりロボット各関節軸の指令位置を生成し、
前記ロボット各関節軸の指令位置に基づいてロボット各関節軸を動作させるようにしたことを特徴とする産業用ロボットの制御方法。A linear velocity profile in a three-dimensional space when the acceleration is constant from a linear locus start point and an end point designated in advance, a linear acceleration profile as a first-order differential value of the linear velocity profile, and 2 of the linear velocity profile Generate a linear jerk profile as a first derivative,
By performing filtering on the linear velocity profile, the linear acceleration profile, and the linear jerk profile, a smoothed linear velocity profile, a smoothed linear acceleration profile, and a smoothed linear jerk Generate each profile,
Generating a three-dimensional position of an interpolation point for each interpolation cycle based on the smoothed linear velocity profile, the smoothed linear acceleration profile, and the smoothed linear jerk profile;
Generating a command position for each joint axis of the robot by performing inverse kinematics operation on the three-dimensional position of the interpolation point for each interpolation cycle;
A control method for an industrial robot, characterized in that each joint axis of a robot is operated based on a command position of each joint axis of the robot.
前記線速度プロファイル、前記線加速度プロファイル、及び前記線加加速度プロファイルに対してフィルタ処理を施すことにより、平滑化された線速度プロファイル、平滑化された線加速度プロファイル、及び平滑化された線加加速度プロファイルをそれぞれ生成するローパスフィルタと、
前記平滑化された線速度プロファイル、前記平滑化された線加速度プロファイル、及び前記平滑化された線加加速度プロファイルに基づいて補間周期毎の補間点の3次元位置を生成する補間処理部と、
前記補間周期毎の補間点の3次元位置に対して逆キネマティクス演算を実施することによりロボット各関節軸の指令位置を生成する逆キネマティクス演算部と、
前記ロボット各関節軸の指令位置に基づいてロボット各関節軸を動作させるサーボアンプと、
を有することを特徴とする産業用ロボットの制御装置。A linear velocity profile in a three-dimensional space when the acceleration is constant from a linear locus start point and an end point designated in advance, a linear acceleration profile as a first-order differential value of the linear velocity profile, and 2 of the linear velocity profile A profile calculator that generates a linear jerk profile as a differential value;
By performing filtering on the linear velocity profile, the linear acceleration profile, and the linear jerk profile, a smoothed linear velocity profile, a smoothed linear acceleration profile, and a smoothed linear jerk A low-pass filter that generates each profile;
An interpolation processing unit that generates a three-dimensional position of an interpolation point for each interpolation period based on the smoothed linear velocity profile, the smoothed linear acceleration profile, and the smoothed linear jerk profile;
An inverse kinematics calculation unit that generates a command position of each joint axis of the robot by performing an inverse kinematics calculation on the three-dimensional position of the interpolation point for each interpolation period;
A servo amplifier that operates each joint axis of the robot based on a command position of each joint axis of the robot;
An industrial robot control apparatus comprising:
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