JP3953450B2 - 3次元オブジェクト姿勢操作方法およびプログラム - Google Patents

3次元オブジェクト姿勢操作方法およびプログラム Download PDF

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本発明は3次元オブジェクトの姿勢を操作する方法に関する。
上記の技術に関連する特許出願として、特許文献1があるが、この特許出願では、操作者が指示する3次元位置や方向を検出するだけであり、対象物の姿勢を操作する方法については述べられていない。また、特許文献2があるが、様々な姿勢の手先画像をテンプレートとしたマッチング方式であるため、検出される姿勢は離散的であり、かつ計算コストがかかる。
特開平10−326148号公報 特開平8−076917号公報
掌や拳などの姿勢を検出し、この姿勢情報により3次元オブジェクトの姿勢を操作することは原理的には可能であるが、掌や拳などの姿勢を十分な精度で検出するためには計算コストがかかり実時間での処理は不可能であり、実用的ではなく、逆に実時間での処理を可能にするには、掌や拳などの姿勢検出の精度をおとさなければならないが、検出される姿勢の離散度が大きく、実用的ではない。
本発明の目的は、計算機内の3次元オブジェクトの姿勢を実時間で操作する3次元オブジェクト姿勢操作方法およびプログラムを提供することにある。
本発明の第1の態様によれば、位置検出手段、領域判定手段、動作モード判定手段、および姿勢算出手段を有する装置が、実空間内の所定の物体の3次元位置により、計算機内の3次元オブジェクトの姿勢を操作するための3次元オブジェクト姿勢操作方法であって、位置検出手段が所定の物体の3次元位置を継続的に検出し、位置検出手段で検出される3次元位置が、固定された基準点を含む、空間座標系に固定された仮想作業領域の内部にあるか外部にあるかを、領域判定手段が判定し、動作モード判定手段が、領域判定手段の判定結果から、所定の物体が仮想作業領域の外部から内部に入ったとき動作モードをアイドルモードから姿勢操作モードに遷移させ、所定の物体が仮想作業領域の内部から外部に出たとき動作モードを姿勢操作モードからアイドルモードに遷移させ、アイドルモードから姿勢操作モードへの遷移時に、動作モード判定手段が、基準点から、所定の物体の仮想作業領域に入ったときの3次元位置に向かう第1の単位ベクトルと、3次元オブジェクトの姿勢とを記録し、姿勢操作モードである間に限り、姿勢算出手段が、第1の単位ベクトルを、基準点から現在の所定の物体の3次元位置に向かう第2の単位ベクトルに重ね合わせるような回転方向および回転角度の回転変換を、3次元オブジェクトに対して施し、回転変換を施した3次元オブジェクトの姿勢を現在の3次元オブジェクトの姿勢とする。
本発明の第2の態様によれば、位置検出手段、領域判定手段、動作モード判定手段、および姿勢算出手段を有する装置が、実空間内の所定の物体の3次元位置により、計算機内の3次元オブジェクトの姿勢を操作するための3次元オブジェクト姿勢操作方法であって、位置検出手段が所定の物体の3次元位置を継続的に検出し、位置検出手段で検出される3次元位置が、固定された基準点を含む、空間座標系に固定された仮想作業領域の内部にあるか外部にあるかと、仮想作業領域に含まれかつ実空間に固定された内部仮想作業領域の内部にあるか外部にあるかとを、領域判定手段が判定し、動作モード判定手段が、領域判定手段の判定結果から、所定の物体が内部仮想作業領域の外部から内部に入ったとき動作モードをアイドルモードから姿勢操作モードに遷移させ、所定の物体が内部仮想作業領域の内部から仮想作業領域の外部に出たとき動作モードを姿勢操作モードからアイドルモードに遷移させ、アイドルモードから姿勢操作モードへの遷移時に、動作モード判定手段が、基準点から、所定の物体の内部仮想作業領域に入ったときの3次元位置に向かう第1の単位ベクトルと、3次元オブジェクトの姿勢とを記録し、姿勢操作モードである間に限り、姿勢算出手段が、第1の単位ベクトルを、基準点から現在の所定の物体の3次元位置に向かう第2の単位ベクトルに重ね合わせるような回転方向および回転角度の回転変換を、3次元オブジェクトに対して施し、回転変換を施した3次元オブジェクトの姿勢を現在の3次元オブジェクトの姿勢とする。
本発明の第3の態様によれば、位置検出手段、領域判定手段、動作モード判定手段、および姿勢算出手段を有する装置が、実空間内の所定の物体の3次元位置により、計算機内の2個以上の3次元オブジェクトからひとつを選択し、3次元オブジェクトの姿勢を操作するための3次元オブジェクト姿勢操作方法であって、位置検出手段が所定の物体の3次元位置を継続的に検出し、位置検出手段で検出される3次元位置が、3次元オブジェクトの個数と同数で、3次元オブジェクトに一対一に対応する、実空間に固定された仮想作業領域のそれぞれの内部にあるか外部にあるかと、それぞれの仮想作業領域に含まれかつ実空間に固定された、3次元オブジェクトの個数と同数の、互いに交わりのない内部仮想作業領域のそれぞれの内部にあるか外部にあるかとを、領域判定手段が判定し、動作モード判定手段が、領域判定手段の判定結果から、所定の物体が全ての3次元オブジェクトの前記仮想作業領域の外部から、1つ目の3次元オブジェクトの前記内部仮想作業領域の内部に入ったとき、動作モードをアイドルモードからその3次元オブジェクトの姿勢操作モードに遷移させ、所定の物体がその3次元オブジェクトの内部仮想作業領域の内部から仮想作業領域の外部に出たとき、動作モードを姿勢操作モードからアイドルモードに遷移させ、アイドルモードから姿勢操作モードへの遷移時に、動作モード判定手段が、その3次元オブジェクトに関する、実空間に固定された基準点から、所定の物体の内部仮想作業領域に入ったときの3次元位置に向かう第1の単位ベクトルと、その3次元オブジェクトの姿勢とを記録し、姿勢操作モードである間に限り、姿勢算出手段が、第1の単位ベクトルを、基準点から現在の所定の物体の3次元位置に向かう第2の単位ベクトルに重ね合わせるような回転方向および回転角度の回転変換を、その3次元オブジェクトに対して施し、回転変換を施した3次元オブジェクトの姿勢を現在の3次元オブジェクトの姿勢とする。
本発明は、指先などの位置を動かすことにより、仮想対象物の把持およびリリースを容易に指定したり、仮想対象物の姿勢を容易に操作することができる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
本実施形態では、指先に取り付けたマーカーを撮像したカメラ画像を解析することで、空間内での指先の3次元的動きを捉え、計算機内の3次元オブジェクトの姿勢を操作する。図1から図5に、空間内での指先の3次元位置を検出する方法を示す。
図1において、カメラ104およびカメラ105は空間座標系190に固定されており、それぞれのカメラ104、105の中心軸は、空間座標系190のZ軸上の基準点102で交差している。表示用モニター103は、カメラ104とカメラ105の間に置かれている。指先に取り付けられたマーカー101は蛍光赤色で塗装された球であるが、波長900ナノメートル程度の発光ダイオードをマーカーとして用いることも可能である。
図2において、画像200,201は指先マーカー101をそれぞれ撮像したカメラ104,105の赤チャネル画像全体をガウシアンフィルターにより処理した画像である。指先マーカー像202,203が輝度の高い領域として表示されている。
図3(a)において、カメラ座標系110は空間座標系190に固定されており、そのZ軸はカメラ104の中心軸に一致している。直線113は、画像面111上の最も高輝度な画素112の位置とカメラ座標系110の原点とを結ぶ直線である。図3(b)において、カメラ座標系120は空間座標系190に固定されており、そのZ軸はカメラ105の中心軸に一致している。直線123は、画像面121上の最も高輝度な画素122の位置とカメラ座標系120の原点とを結ぶ直線である。
図4に、空間座標系190における直線113および直線123を示す。カメラ座標系110およびカメラ座標系120が空間座標系190に固定されているので、それぞれのカメラ座標系110,120での位置姿勢が特定された直線113および直線123は、空間座標系190での位置も特定される。
図5に、実空間内での指先の3次元位置を検出する方法を示す。空間座標系190での位置が特定された直線113および直線123とを最短で結ぶ直線と、直線113および直線123との交点をそれぞれP1およびP2とする。P1とP2の中点PMを、実空間内での指先の3次元位置100とする。
図6から図11に、実空間内での指先の3次元位置により計算機内の3次元オブジェクトを操作する方法を示す。
図6に、基準点102を含むように空間座標系190に固定された仮想作業領域130を示す。
図7に、動作モードが操作開始の前であるアイドルモードの状態を示す。図7(a)はモニター画面で、操作対象の3次元オブジェクト210、指先位置を示すカーソル211、および仮想作業領域130の境界131の像212が表示されている。図7(b)に、指先の3次元位置100が仮想作業領域130の外部にある状態を示す。
図8に、仮想作業領域130の外部にある指先の3次元位置100が、仮想作業領域130に侵入することで、動作モードが姿勢操作モードに遷移した状態を示す。その際に、図10に示す、基準点102から、指先の3次元位置100と仮想作業領域130の境界面131との接点140に向かう単位ベクトル141、および3次元オブジェクト210の姿勢を記憶しておく。このとき、動作モードの遷移をオペレータに知らせる方法として、3次元オブジェクト210の表示色を変化させる、仮想作業領域130の境界131の像212やカーソル211の表示色を変化させる、もしくはチャイムを鳴らすなどの方法がある。指先の3次元位置100が仮想作業領域130の内部もしくは境界131の上にある間は、姿勢操作モードが継続される。
図9に、姿勢操作中の状態を示す。3次元オブジェクト210の現在の姿勢については、動作モードが姿勢操作モードに遷移した際に記憶しておいた3次元オブジェクト210の姿勢を、図10(b)に示す軸143の周りに144で示す角度だけ回転させた姿勢を以って、その現在姿勢とする。ここで、軸143は、図10(a)に示す単位ベクトル141、および基準点102から指先の3次元位置100に向かう単位ベクトル142の両方を含む平面に垂直で、かつ基準点102を通る直線である。また、144で示す角度は、単位ベクトル142が単位ベクトル141に対してなす角度である。
図11に、指先の3次元位置100が仮想作業領域130から出ることにより、動作モードが姿勢操作モードからアイドルモードに遷移し、姿勢操作が完了した状態を示す。この状態は、図7に示す状態と同じである。
[第2の実施形態]
第1の実施形態における、図8で説明したアイドルモードから姿勢操作モードへの動作モードの動作遷移の際や、図11で説明した姿勢操作モードからアイドルモードへの動作モードの遷移の際には、検出された指先の3次元位置100にノイズなどが畳重することで、チャタリングが生じることがある。
第2の実施形態として、図12から図16に、チャタリングを防止しつつ、実空間内での指先の3次元位置により計算機内の3次元オブジェクトを操作する方法を示す。
図12に動作モードがアイドルモードの状態を示す。図12(b)に示すように、図7に示す仮想作業領域130に加え、これに含まれる内部仮想作業領域150を用いる。両仮想作業領域130,150の境界面131と境界面151との距離の最小値は、指先の3次元位置100に畳重しているノイズのレベルと比較し十分に大きいとする。図12(a)に示す表示用モニター103には、仮想作業領域130の境界面131の像215は表示されないか、もしくは淡色で表示される一方、内部仮想作業領域150の境界面151の像213は濃色で表示され、傾注すべき境界面をオペレータに知らせている。
図13に動作モードアイドルモードから姿勢操作モードへの遷移の様子を示す。アイドルモード時に限り、内部仮想作業領域150の外部にある指先の3次元位置100が、内部仮想作業領域150に侵入する、もしくはその境界面151に接触すると、動作モードは姿勢操作モードに遷移する。その際に、図15に示す、基準点102から、指先の3次元位置100と仮想作業領域130の境界面131との接点140に向かう単位ベクトル141、および3次元オブジェクト210の姿勢を記憶しておく。このとき、カーソル211の表示色を変化させる、チャイムを鳴らす、もしくは、内部仮想作業領域150の境界面151の像213を消去、もしくは淡色表示に変更する一方で、仮想作業領域130の境界面131の像215を濃色表示に変更する、などすることで、動作モードの遷移をオペレータに知らせるとともに、傾注すべき境界面も知らせる。指先の3次元位置100が仮想作業領域130の内部にある間は、姿勢操作モードが継続される。
図14に姿勢操作中の状態を示す。3次元オブジェクト210の現在の姿勢については、動作モード、姿勢操作モードに遷移した際に記憶しておいた3次元オブジェクト210の姿勢を、図15(b)に示す軸143の周りに144で示す角度だけ回転させた姿勢を以って、その現在姿勢とする。ここで、軸143は、図15(a)に示す単位ベクトル141、および基準点102から指先の3次元位置100に向かう単位ベクトル142の両方を含む平面に垂直で、かつ基準点102を通る直線である。また、144で示す角度は、単位ベクトル142が単位ベクトル141に対してなす角度である。
図16に、姿勢操作モードからアイドルモードへの動作モードの遷移の様子を示す。姿勢操作モード時に限り、指先の3次元位置100が仮想作業領域130の外部に出るか、もしくはその境界面131に接触するとアイドルモードに遷移する。
[第3の実施形態]
図17に示すように、第2の実施形態における内部仮想作業領域150の代わりに、3次元オブジェクト210と同一形状の領域である内部仮想作業領域160を用いる。
[第4の実施形態]
第4の実施形態では、第の実施形態の図12に示す仮想作業領域と同様の仮想作業領域が2つあり、かつこれらの仮想作業領域が交わっている場合について説明する。
図18に示すように、2つの内部仮想作業領域の交わり領域を、それぞれの内部仮想作業領域から取り除いた領域を、それぞれ内部仮想作業領域150と内部仮想作業領域550とすることで、第の実施形態と同様の方法により、3次元オブジェクトの姿勢を操作する。
第1の実施形態では、指先の3次元位置を検出する手段として、マーカーを用いる方式の検出エンジンを利用していたが、このエンジンの代わりに、何もつけない指先の位置検出を行うエンジンを利用することもできる。このような指先の3次元位置検出エンジンとしては、「Robust Finger Tracking with Multiple Cameras」 Cullen Jennings、1999、などがある。
図19は以上説明した第1から第5の実施形態の3次元オブジェクト姿勢操作方法を実施する装置のブロック図である。
指先もしくはマーカー位置検出部301は指先または指先に取り付けられたマーカー101の3次元位置100を検出する。領域判定部302は、指先またはマーカー101の3次元位置100が仮想作業領域130(第2の実施形態ではさらに内部仮想作業領域150)、仮想作業領域130の外部のいずれかにあるかを判定する。動作モード判定部304は領域判定部302の判定検索から動作モード(アイドルモード、姿勢操作モード)を判定し、判定した動作モードを動作モード記憶部303に記憶するとともに、動作モードがアイドルモードから姿勢操作モードに遷移したときに、単位ベクトル41と3次元オブジェクト210の姿勢を位置情報記憶部305に記憶する。姿勢算出部306は動作モードが姿勢操作モードのとき位置情報記憶部305に記憶した情報を用いて3次元オブジェクト210の姿勢を軸143の周りに角度144だけ回転させる計算を行なう。
なお、以上説明した本発明の3次元オブジェクト姿勢操作方法は、その機能を実現するためのプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することができる。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、フロッピーディスク、光磁気ディスク、CD−ROM等の記録媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク装置等の記憶装置を指す。さらに、コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、インターネットを介してプログラムを送信する場合のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの(伝送媒体もしくは伝送波)、その場合のサーバとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含む。
指先マーカー101を2台のカメラ104,105で撮影する様子を示す図である。 指先マーカー101を撮影したカメラ104,105の赤チャネル画像全体をガウシアンフィルターにより処理した画像を示す図である。 画像面111,121上の最も高輝度な画像112,122とカメラ座標系120の原点とを結ぶ直線113,123を示す図である。 空間座標系190における直線113,123を示す図である。 実空間内での指先の3次元位置を検出する方法を示す図である。 基準点102を含む仮想作業領域130を示す図である。 動作モードがアイドルモードの状態を示す図である。 動作モードが姿勢操作モードに遷移した状態を示す図である。 姿勢操作中の状態を示す図である。 3次元オブジェクト210の姿勢の変化を示す図である。 動作モードが姿勢モードからアイドルモードに遷移し、姿勢操作が完了した状態を示す図である。 第2の実施形態におけるアイドルモードを示す図である。 第2の実施形態におけるアイドルモードから姿勢操作モードへの動作モードの遷移の様子を示す図である。 第2の実施形態における姿勢操作中の状態を示す図である。 第2の実施形態における3次元オブジェクト210の姿勢の変化を示す図である。 第2の実施形態における姿勢操作モードからアイドルモードへの動作モードの遷移の様子を示す図である。 第3の実施形態で用いる内部仮想作業領域を示す図である。 第4の実施形態で用いる仮想作業領域を示す図である。 第1から第5の実施形態の3次元オブジェクト姿勢操作方法を実施する装置のブロック図である。
符号の説明
100 実空間内での推定されたマーカー位置
101 実空間内でのマーカー位置
102 実空間座標系のZ軸上の姿勢操作基準点
103 表示用モニター
104 カメラ
105 カメラ
190 実空間座標系
200 カメラ画像
201 カメラ画像
202 カメラ画像上でのマーカー位置
203 カメラ画像上でのマーカー位置
110 カメラ座標系
111 カメラ撮像面
112 カメラ撮像面上でのマーカー位置
113 カメラ座標系の原点とカメラ撮像面上でのマーカー位置とを結ぶ直線
120 カメラ座標系
121 カメラ撮像面
122 カメラ撮像面上でのマーカー位置
123 カメラ座標系の原点とカメラ撮像面上でのマーカー位置とを結ぶ直線
130 仮想作業領域
131 仮想作業領域の境界面
132 仮想作業領域
151 内部仮想作業領域の境界面
210 モニターに表示された3次元オブジェクト
211 マーカー位置のカーソル
212 モニターに表示された仮想作業領域
140 推定されたマーカー位置と仮想作業領域の境界面との接点
141 姿勢操作基準点から接点に向かう単位ベクトル
142 姿勢操作基準点から推定されたマーカー位置に向かう単位ベクトル
143 2つの単位ベクトルを含む平面に垂直で姿勢操作基準点を通る直線
144 2つの単位ベクトルがなす角
108 3次元オブジェクト
109 3次元オブジェクト
301 指先もしくはマーカー位置検出部
302 領域判定部
303 動作モード記憶部
304 動作モード判定部
305 位置情報記憶部
306 姿勢算出部

Claims (7)

  1. 位置検出手段、領域判定手段、動作モード判定手段、および姿勢算出手段を有する装置が、実空間内の所定の物体の3次元位置により、計算機内の3次元オブジェクトの姿勢を操作するための3次元オブジェクト姿勢操作方法であって、
    前記位置検出手段が前記所定の物体の3次元位置を継続的に検出し、
    前記位置検出手段で検出される前記3次元位置が、固定された基準点を含む、空間座標系に固定された仮想作業領域の内部にあるか外部にあるかを、前記領域判定手段が判定し、
    前記動作モード判定手段が、前記領域判定手段の判定結果から、前記所定の物体が前記仮想作業領域の外部から内部に入ったとき動作モードをアイドルモードから姿勢操作モードに遷移させ、前記所定の物体が前記仮想作業領域の内部から外部に出たとき動作モードを前記姿勢操作モードから前記アイドルモードに遷移させ、
    前記アイドルモードから前記姿勢操作モードへの遷移時に、
    前記動作モード判定手段が、前記基準点から、前記所定の物体の前記仮想作業領域に入ったときの3次元位置に向かう第1の単位ベクトルと、前記3次元オブジェクトの姿勢とを記録し、
    前記姿勢操作モードである間に限り、
    前記姿勢算出手段が、前記第1の単位ベクトルを、前記基準点から現在の前記所定の物体の3次元位置に向かう第2の単位ベクトルに重ね合わせるような回転方向および回転角度の回転変換を、前記3次元オブジェクトに対して施し、前記回転変換を施した前記3次元オブジェクトの姿勢を現在の前記3次元オブジェクトの姿勢とする、3次元オブジェクト姿勢操作方法。
  2. 位置検出手段、領域判定手段、動作モード判定手段、および姿勢算出手段を有する装置が、実空間内の所定の物体の3次元位置により、計算機内の3次元オブジェクトの姿勢を操作するための3次元オブジェクト姿勢操作方法であって、
    前記位置検出手段が前記所定の物体の3次元位置を継続的に検出し、
    前記位置検出手段で検出される前記3次元位置が、固定された基準点を含む、空間座標系に固定された仮想作業領域の内部にあるか外部にあるかと、前記仮想作業領域に含まれかつ前記空間に固定された内部仮想作業領域の内部にあるか外部にあるかとを、前記領域判定手段が判定し、
    前記動作モード判定手段が、前記領域判定手段の判定結果から、前記所定の物体が前記内部仮想作業領域の外部から内部に入ったとき動作モードをアイドルモードから姿勢操作モードに遷移させ、前記所定の物体が前記内部仮想作業領域の内部から前記仮想作業領域の外部に出たとき動作モードを前記姿勢操作モードから前記アイドルモードに遷移させ、
    前記アイドルモードから前記姿勢操作モードへの遷移時に、
    前記動作モード判定手段が、前記基準点から、前記所定の物体の前記内部仮想作業領域に入ったときの3次元位置に向かう第1の単位ベクトルと、前記3次元オブジェクトの姿勢とを記録し、
    前記姿勢操作モードである間に限り、
    前記姿勢算出手段が、前記第1の単位ベクトルを、前記基準点から現在の前記所定の物体の3次元位置に向かう第2の単位ベクトルに重ね合わせるような回転方向および回転角度の回転変換を、前記3次元オブジェクトに対して施し、前記回転変換を施した前記3次元オブジェクトの姿勢を現在の前記3次元オブジェクトの姿勢とする、3次元オブジェクト姿勢操作方法。
  3. 前記内部仮想作業領域として、前記3次元オブジェクトの形状がなす領域を用いる、請求項2記載の3次元オブジェクト姿勢操作方法。
  4. 位置検出手段、領域判定手段、動作モード判定手段、および姿勢算出手段を有する装置が、実空間内の所定の物体の3次元位置により、計算機内の2個以上の3次元オブジェクトからひとつを選択し、前記3次元オブジェクトの姿勢を操作するための3次元オブジェクト姿勢操作方法であって、
    前記位置検出手段が前記所定の物体の3次元位置を継続的に検出し、
    前記位置検出手段で検出される前記3次元位置が、前記3次元オブジェクトの個数と同数で、前記3次元オブジェクトに一対一に対応する、前記空間に固定された仮想作業領域のそれぞれの内部にあるか外部にあるかと、それぞれの前記仮想作業領域に含まれかつ前記実空間に固定された、前記3次元オブジェクトの個数と同数の、互いに交わりのない内部仮想作業領域のそれぞれの内部にあるか外部にあるかとを、前記領域判定手段が判定し、
    前記動作モード判定手段が、前記領域判定手段の判定結果から、前記所定の物体が全ての3次元オブジェクトの前記仮想作業領域の外部から、1つ目の3次元オブジェクトの前記内部仮想作業領域の内部に入ったとき、動作モードをアイドルモードから該3次元オブジェクトの姿勢操作モードに遷移させ、前記所定の物体が該3次元オブジェクトの前記内部仮想作業領域の内部から前記仮想作業領域の外部に出たとき、動作モードを前記姿勢操作モードから前記アイドルモードに遷移させ、
    前記アイドルモードから前記姿勢操作モードへの遷移時に、
    前記動作モード判定手段が、前記3次元オブジェクトに関する、前記実空間に固定された基準点から、前記所定の物体の前記内部仮想作業領域に入ったときの3次元位置に向かう第1の単位ベクトルと、前記3次元オブジェクトの姿勢とを記録し、
    前記姿勢操作モードである間に限り、
    前記姿勢算出手段が、前記第1の単位ベクトルを、前記基準点から現在の前記所定の物体の3次元位置に向かう第2の単位ベクトルに重ね合わせるような回転方向および回転角度の回転変換を、前記3次元オブジェクトに対して施し、前記回転変換を施した前記3次元オブジェクトの姿勢を現在の前記3次元オブジェクトの姿勢とする、3次元オブジェクト姿勢操作方法。
  5. 前記内部仮想作業領域として、前記内部仮想作業領域に対応する3次元オブジェクトの形状がなす領域から、前記3次元オブジェクト以外の全ての3次元オブジェクトの形状がなす領域と前記3次元オブジェクトの形状がなす領域との交わりを取り除いた領域を用いる、請求項4記載の3次元オブジェクト姿勢操作方法。
  6. 前記所定の物体として指先またはマーカーを用いる、請求項1〜5のいずれか1項に記載の3次元オブジェクト姿勢操作方法。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の3次元オブジェクト姿勢操作方法をコンピュータに実行させるための3次元オブジェクト姿勢操作プログラム。
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