JP3952915B2 - Washing and drying machine - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般家庭で使用される洗濯と乾燥を行う洗濯乾燥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の洗濯乾燥機は図7に示すような構成であった(例えば、特許文献1参照)。以下、その構成について説明する。図7に示すように、筐体1は、内部に複数のサスペンション2によって弾性的に吊り下げた外槽3を設け、脱水時の振動をサスペンション2によって吸収する構成としている。外槽3の内部には、略鉛直方向に回転自在に支持され、洗濯物および乾燥対象物(以下、衣類という)を収容する内槽4を洗濯・脱水軸5を中心に回転可能に配設し、内槽4の内底部に衣類を撹拌する回転翼6を回転自在に配設している。また、内槽4の周壁には小孔4aを多数設けている。上方には流体バランサ7を設けている。
【0003】
モータ(駆動手段)8は、外槽3の底部に取り付けられ、その回転力はクラッチ9を切り換えることによって洗濯・脱水軸5に伝達される。洗濯軸5aは回転翼6に、脱水軸5bは内槽4に連結されている。回転翼6は外周部に外周方向に高くなる略鍋型の形状をし、衣類撹拌用の突出リブ6aを有している。乾燥行程においては、回転翼6の回転による遠心力と突出リブ6aの撹拌力によって衣類を上方へと舞い上げる。
【0004】
乾燥用送風機10は、ヒータ11によって加熱された温風を伸縮自在の上部蛇腹状ホース12を通して乾燥用空気の吐出口13から内槽4内に送風するもので、筐体1の略上方に設けており、乾燥用送風機10とヒータ11とで温風送風手段を構成している。循環ダクト14は、内槽4および外槽3を通過した湿った乾燥用空気の除湿を行うもので、一端を外槽3の下部の排出口15に接続した下部蛇腹状ホース16に接続し、他端を乾燥用送風機10に接続している。
【0005】
17は排水弁で、外槽3の底部に位置している。外槽3からの排水と下部蛇腹状ホース16と循環ダクト14からの排水は、排水管18を通して排水弁17に導かれ、排水ホース19から機外へ排水される。外槽カバー20は外槽3の上面を略気密的に覆うもので、この外槽カバー20に中蓋21を開閉自在に設け、衣類の出し入れを可能にしている。冷却用送風機22は筐体1内部に外部から冷却風を導入するもので、筐体1の側壁に設けられ、循環ダクト14および外槽3の外壁を冷却する。
【0006】
上記構成において動作を説明する。乾燥行程では、モータ8を駆動して回転翼6を回転させ、衣類に遠心力を与えることにより、衣類を外へはね飛ばすように衣類を撹拌する。この撹拌を繰り返しながら乾燥用送風機10による送風とヒータ11による発熱により、上部蛇腹状ホース12を通して内槽4内へ温風を送り込む。この温風は、衣類の水分を奪った後、内槽4から外槽3の内側へ出た後、下部蛇腹状ホース16を通過して、循環ダクト14へ至る。
【0007】
衣類の水分を奪って湿気を含んだ温風が、外槽3の内壁や循環ダクト14内を通過しているとき、筐体1の側面に設置した冷却用送風機22による外部空気の流入で、外槽3や循環ダクト14の外壁は冷却されることになり、その内部では、水分の結露が起こり、湿った温風は除湿されて乾燥用送風機10へ戻る。結露水を排出するため、閉じていた排水弁17が所定時間、開かれる。この乾燥用送風機10、ヒータ11、上部蛇腹状ホース12、吐出口13、内槽4、外槽3、排出口15、排水管18、下部蛇腹状ホース16、循環ダクト14の循環路で温風を循環させることにより、内槽4内の衣類を乾燥させることができる。
【0008】
【特許文献1】
特開2001−300177号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の構成では、衣類乾燥に使用される熱は全て冷却用送風機22から送られる外部の空気に奪われて、再利用されることがなかった。また、乾燥に必要な熱は全てヒータ11で電力を熱に変換したものであり、家庭用コンセントの電気容量からその発熱量には限界があり、衣類乾燥時間の短縮には熱量に限界があった。さらに、短時間乾燥に必要な熱量が得られても、周囲の空気で冷却する従来方式では、短時間で衣類から放出された湿気を冷却除湿し、水として回収するための冷却能力に限界があり、そのため、乾燥時間も長くなるものであった。
【0010】
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、略鉛直方向に回転自在に支持される内槽を有する洗濯乾燥機において、通常の家庭用コンセントで得られる電力の範囲内で、外部に放出される熱量を少なくして有効なエネルギー利用を行うことにより、乾燥時間の短縮と省エネを達成することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明は、内槽内に送風される空気を筐体外から吸入する吸気ダクトと、前記内槽を通過して外槽から排気された空気を前記筐体外へ導く排気ダク トと、圧縮機と圧縮後の高温高圧の冷媒の熱を放熱する放熱器と高圧の冷媒の圧力を減圧するための絞り手段と減圧されて低圧となった冷媒が周囲から熱を奪う吸熱器とを冷媒が循環するように管路で連結したヒートポンプ装置を備え、前記放熱器を吸気ダクト内に配設するとともに、前記吸熱器を排気ダクト内に配設し、前記排気ダクトは、下方から前記外槽の上端よりも上方へと伸びてから下方へと折り返すように延長し、上方から下方へと折り返した前記排気ダクト内に吸熱器を設けたものである。
【0012】
これにより、従来では外部に放出されていた熱量を回収し、この回収した熱量によって入力以上の出力を得て、乾燥時間の短縮と省エネルギーを実現するとともに、衣類から水分を奪った後の湿った温風が吸熱器により冷却されて発生する結露水の流れ落ちる向きと排気の向きとを同じにすることができるため、排気とともに結露水を排気ダクト内からすみやかに除去することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、筐体内に支持した外槽と、前記外槽内に略鉛直方向に回転自在に支持された衣類を収容する内槽と、前記内槽を回転させる駆動手段と、前記内槽内に空気を送風する送風手段と、前記内槽内に送風される空気を筐体外から吸入する吸気ダクトと、前記内槽を通過して前記外槽から排気された空気を前記筐体外へ導く排気ダクトと、圧縮機と圧縮後の高温高圧の冷媒の熱を放熱する放熱器と高圧の冷媒の圧力を減圧するための絞り手段と減圧されて低圧となった冷媒が周囲から熱を奪う吸熱器とを冷媒が循環するように管路で連結したヒートポンプ装置を備え、前記放熱器を吸気ダクト内に配設するとともに、前記吸熱器を排気ダクト内に配設し、前記排気ダクトは、下方から前記外槽の上端よりも上方へと伸びてから下方へと折り返すように延長し、上方から下方へと折り返した前記排気ダクト内に吸熱器を設けたものであり、内槽内の衣類を通過した後の排気から、排気ダクト内の吸熱器で熱量を回収し、回収した熱量によって入力以上の出力を得た吸気ダクト内の放熱器により、筐体外から吸入された外気を加熱し、内槽内の衣類に投入することにより、乾燥時間の短縮と、省エネルギーを実現するヒートポンプ装置を、回転中心軸を略鉛直方向に有する洗濯乾燥機にコンパクトに装備することができる。また、衣類から水分を奪った後の湿った温風が吸熱器により冷却されて発生する結露水の流れ落ちる向きと排気の向きとを同じにすることができるため、排気とともに結露水を排気ダクト内からすみやかに除去することができ、排気ダクト内に結露水が滞留したり、結露水が舞ったりすることがなく、送風空気の風量が低下するようなことがない。
【0014】
請求項2に記載の発明は、上記請求項1記載の洗濯乾燥機において、洗濯時において、洗濯水を筐体外へ排水する排水手段を備え、排気ダクトを前記排水手段と連結したものであり、排気及び結露水を筐体外へと導くための経路を排水手段と兼用することができるため、部品点数を削減することができる。
【0015】
請求項3に記載の発明は、上記請求項1または2記載の洗濯乾燥機において、送風空気の内槽への入口となる給気口を外槽上部に備え、吸気ダクトは筐体外から外気を吸入する吸気口を筐体上部に備え、前記吸気口近傍に吸気フィルターを設け、放熱器を筐体上部の高さ位置の吸気ダクト内に設けたものであり、吸気口から吸入する外気の埃が放熱器内や内槽内に侵入することを防止することができ、また使用者が筐体の上部から簡単に吸気フィルターを着脱することができ、また放熱器から給気口までの吸気ダクトの距離を短くすることができるので、放熱器により加熱された送風空気の放熱ロスを少なくして、内槽内の衣類に吹きつけることができるので、乾燥時間のロスを少なくすることができる。
【0016】
請求項4に記載の発明は、上記請求項1または2記載の発明において、送風空気の内槽への入口となる給気口を外槽上部に備え、吸気ダクトは筐体外から外気を吸入する吸気口を筐体上部に備え、前記吸気口の近傍に吸気フィルターを設け、前記吸気ダクトを前記吸気口から下方へと伸ばし、前記吸気口から下方へと伸びる吸気ダクト内に放熱器を設け、さらに下方から上方へと折り返すように延長して給気口と連結したものであり、吸気口から吸入する外気の埃が放熱器内や内槽内に侵入することを防止することができ、また、使用者が筐体の上部から簡単に吸気フィルターを着脱することができ、また、放熱器を上下方向に大きくすることができるので、放熱器の発熱量を大きくすることができ、乾燥時間を短縮することができる。
【0017】
請求項5に記載の発明は、上記請求項1または2記載の発明において、送風空気の内槽への入口となる給気口を外槽上部に備え、吸気ダクトは筐体外から外気を吸入する吸気口を筐体上部に備え、前記吸気口の近傍に吸気フィルターを設け、前記吸気ダクトを前記吸気口から下方へと伸ばし、さらに下方から上方へと折り返すように延長し、下方から上方へと折り返した吸気ダクト内に放熱器を設け、前記吸気ダクトをさらに延長して前記給気口と連結したものであり、吸気口から吸入する外気の埃が放熱器内や内槽内に侵入することを防止することができ、また使用者が筐体の上部から簡単に吸気フィルターを着脱することができ、また、放熱器を上下方向に大きくすることができるので、放熱器の発熱量を大きくすることができ、また、放熱器から給気口までの吸気ダクトの距離を短くすることができるので、放熱器により加熱された送風空気の放熱ロスを少なくして、内槽内の衣類に吹きつけることができるので、乾燥時間をより短縮することができる。
【0018】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0019】
(実施例1)
本発明の第1の実施例の洗濯乾燥機の要部断面図を図1に、斜視図を図2に示す。また、図3は本実施例のヒートポンプサイクルと送風空気の流れを示す模式図であり、矢印57は空気、矢印58はヒートポンプ装置の冷媒の流れを示している。
【0020】
図1に示すように、筐体31は、内部に、複数のサスペンション32によって外槽33を弾性的に吊支し、運転時の振動をサスペンション32によって吸収する構成としている。外槽33の内部には、回転中心軸を略鉛直方向に有し衣類を収容する内槽34を回転自在に支持し、内槽34の内底部に衣類を撹拌する攪拌翼35を回転自在に設けている。
【0021】
外槽33の上部には、蓋36が設けられており、この蓋36を開けることにより、使用者は筐体31の前面側から衣類の内槽34への出し入れを行うことができる。内槽34の側壁には、外槽33と連通する複数の脱水孔37を設け、その上方には流体バランサ38を設けている。そして、外槽33の底部にはモータ39aを備えた駆動手段39が取り付けられており、駆動手段39は、内槽34及び攪拌翼35をクラッチ39bによって選択的に切換えて回転させる。
【0022】
筐体31内には、圧縮機40と、圧縮後の高温高圧の冷媒の熱を放熱する放熱器41と、高圧の冷媒の圧力を減圧するための絞り手段42と、減圧されて低圧となった冷媒が周囲から熱を奪う吸熱器43とを、冷媒が循環するように管路44で連結したヒートポンプ装置を設けており、放熱器41と吸熱器43は、ヒートポンプ装置の冷媒と送風空気の熱を交換する熱交換器からなる。
【0023】
図2に示すように、放熱器41と吸熱器43は、それぞれ外槽33と筐体31の一側壁との間に配設してあり、筐体31の一側壁と略平行に並べて配置している。そして、より具体的には上記一側壁は、筐体31の背面であり、この背面に対向するように、略平行で平面上に並べて設けることにより、筐体31内にコンパクトに収容されている。
【0024】
ここで、放熱器41と吸熱器43は筐体31の背面側に設けられているので、前面に設けた場合のように、前面側に立つ使用者から内槽34が遠くなり、衣類の出し入れが行い難くなるというような構成とはならないし、右側又は左側の側面側に設けた場合のように、筐体31の幅が従来の洗濯乾燥機よりも大きくなり、設置性が悪くなるような構成ともならない。
【0025】
外槽33上方には送風手段45が設けられており、筐体31の背面に設けられた吸気口46から外気を吸入し、吸気口46と連結される吸気ダクト47及び伸縮自在の上部蛇腹状ホース48を介して、外槽33上部に設けられた給気口49から内槽34内に送風空気を送り込む。吸気ダクト47内にはヒートポンプ装置の放熱器41が設けられており、送風空気を加熱する。
【0026】
外槽33の下部には、内槽34内に送風された空気を排気する排気口50を設けている。排気口50は、外槽33内の洗濯水の排水口にもなり、排水弁51を開くことにより、筐体31外へと通じる排水手段52を通して排水することができる。また、排気口50は伸縮自在の下部蛇腹状ホース53を介して排気ダクト54へと通路を構成し、排気ダクト54は、図2に示すように、外槽33下部から外槽33の上端よりも上方へと一旦立ち上がった後、再び上方から下方へと折り返すように延長されている。
【0027】
上方から下方へと折り返した排気ダクト54内にはヒートポンプ装置の吸熱器43が設けられており、排気ダクト54の出口は排水手段52と連結されている。また、吸熱器43よりも上流側の排気ダクト54内に排気フィルター55を設け、乾燥時において、衣類を通過した後の排気中に含まれるリントが吸熱器43に達することを防止している。
【0028】
上記構成において動作を説明する。まず、洗濯行程では、外槽33内に洗濯水の給水を所定の水位に達するまで行う。次に、内槽34が回転可能なクラッチ39bの状態において、駆動手段39を駆動させることにより、衣類と洗濯水の入った内槽34を回転させる。このとき、排水弁51は閉じている。このことにより、内槽34内の洗濯水の外周部分は、遠心力により上昇する。
【0029】
これに伴い、内槽34と外槽33の間の洗濯水は外槽33の内壁に沿って上昇した後、内槽34の上部から内槽34内に散水され、循環することになる。これにより、内槽34内では洗濯水が衣類を通過することになり洗浄される。このとき、洗濯水は、排気ダクト54内に侵入してくることになるが、外槽33の上端よりも上方まで侵入してくることはない。
【0030】
吸熱器43は、外槽33下部から外槽33の上端よりも上方へと一旦立ち上がった後、再び上方から下方へと折り返された排気ダクト54内に設けられているため、吸熱器43にまで洗濯水が達することはなく、吸熱器43が腐食したり、洗濯水中のリントが詰まるようなことはない。また、必要に応じて攪拌翼35が回転可能なクラッチ39bの状態において、駆動手段39を駆動させることにより、攪拌翼35を回転させ、衣類を攪拌させながら洗浄する。
【0031】
その後、洗い行程と同様にして衣類をすすぐすすぎ行程を経て、脱水行程では、排水弁51を開くことにより、排水手段52から排水し、内槽34が回転可能なクラッチ39bの状態において、駆動手段39を駆動させ、衣類が入った内槽34を高速で回転させる。これにより生じる遠心力により、衣類は内槽34の内壁に押しつけられ、この遠心力で水分が衣類から分離されて脱水孔37から外槽33へと抜け、排水手段52より排水され、脱水行程が進行する。
【0032】
乾燥行程では、ヒートポンプ装置の圧縮機40を作動させることにより、冷媒が放熱器41と絞り手段42と吸熱器43を循環する。放熱器41では冷媒の凝縮で熱が放出され、吸熱器43では冷媒の蒸発で熱が吸収される。送風手段45の送風と放熱器41の熱の放出により、筐体31外の外気を吸気口46から吸入し、吸気ダクト47、上部蛇腹状ホース48、給気口49を通して内槽34へ乾いた温風を送り込み、必要に応じて、攪拌翼35が回転可能なクラッチ39bの状態において、駆動手段39を駆動させ、攪拌翼35を回転させることで衣類を上下に入れ替えながら、内槽34内の衣類を乾燥させる。
【0033】
内槽34へ送り込まれた温風は、これら衣類の隙間を通るときに衣類から水分を奪い、湿った状態で、脱水孔37を通って内槽34から外槽33の内側へと抜け、さらに排気口50を通過して排気ダクト54に至る。そして、排気フィルター55によりリントが除去された湿った温風は、吸熱器43を通過する際に顕熱と潜熱を吸熱され、冷却除湿された空気と結露水とに分離され、排気と排水として、排水手段52から排出される。このとき、排気された空気は十分に吸熱器43により除湿されているため、室内の湿度を上昇させるようなことはない。
【0034】
また、吸熱器43は上方から下方へと折り返された排気ダクト54内に設けられているため、結露水の流れ落ちる向きと排気の向きとを同方向とすることができるため、排気とともに結露水を排気ダクト54内からすみやかに除去することができ、排気ダクト54内に結露水が滞留したり、結露水が舞ったりすることがなく、送風空気の風量が低下するようなことがない。また、排気を筐体31外へと導くための経路を、排水を筐体31外へと導くための排水手段52と兼用しているため、部品点数を削減できている。
【0035】
このようにして、内槽34内の衣類の乾燥を進行させるのであるが、ここで、ヒートポンプ装置におけるヒートポンプサイクルを考えると、放熱器41から送風空気に放出される熱量は、圧縮機40の消費電力相当分と吸熱器43で排気から吸熱される熱量の和にほぼ等しい。このため、放熱器41は圧縮機40に入力した電力以上の出力を得て、筐体31外から吸入された外気を加熱し、内槽34内の衣類に投入することができるので、乾燥時間の短縮と省エネを実現することができる。
【0036】
以上述べたように、ヒートポンプ装置の放熱器41を吸気ダクト47内に、吸熱器43を排気ダクト54内に配設し、放熱器41と吸熱器43をそれぞれ外槽33と筐体31の一つの側壁との間において、一つの側壁面の略平行平面上に、並べて設けたので、内槽34内の衣類を通過した後の排気から排気ダクト54内の吸熱器43で熱量を回収し、回収した熱量によって入力以上の出力を得た吸気ダクト47内の放熱器41により筐体31外から吸入された外気を加熱し、内槽34内の衣類に投入することにより、乾燥時間の短縮と省エネを実現するヒートポンプ装置を回転中心軸を略鉛直方向に有する洗濯乾燥機において、コンパクトに設けることができる。
【0037】
また、放熱器41と吸熱器43をそれぞれ外槽33と筐体31の背面との間において、背面の略平行平面上に並べて設けたので、筐体31の前面側に設けた場合のように、前面から内槽34までの距離が大きくなり、使用勝手が悪くなることもなく、また、筐体31の右側又は左側の側面側に設けた場合のように、筐体31の幅が大きくなり設置性が悪くなることもない。
【0038】
また、内槽34内に送風された空気を排気する排気口50を外槽33下部に備え、排気口50と連結される排気ダクト54を下方から外槽33の上端よりも上方へと伸ばし、外槽33の上端よりも上方の位置から筐体31外へと至る排気ダクト54内に吸熱器43を設けたので、洗濯時において、排気ダクト54内の吸熱器43にまで洗濯水が達することがないので、吸熱器43が腐食したり、洗濯水中のリントが詰まるようなことがない。
【0039】
また、下方から外槽33の上端よりも上方へと伸びる排気ダクト54を、上方から下方へと折り返すように延長し、上方から下方へと折り返した排気ダクト54内に吸熱器43を設けたので、衣類から水分を奪った後の湿った温風が吸熱器43により冷却されて発生する結露水の流れ落ちる向きと、排気の向きとを同じにすることができるため、排気とともに結露水を排気ダクト54内からすみやかに除去することができ、排気ダクト54内に結露水が滞留したり、結露水が舞ったりすることがなく、送風空気の風量が低下するようなことがない。
【0040】
また、洗濯時において、洗濯水を筐体31外へ排水する排水手段52を備え、排気ダクト54を排水手段52と連結したので、排気及び結露水を筐体31外へと導くための経路を排水手段52と兼用することができるため、部品点数を削減することができる。
【0041】
(実施例2)
図4は本発明の第2の実施例の洗濯乾燥機の斜視図である。なお、上記実施例1と同じ構成のものは同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0042】
図4に示すように、外槽33上部には、送風空気の内槽34への入口となる給気口49が設けられ、筐体31の背面側上部には、筐体31外から外気を吸入する吸気口46が設けられている。吸気口46と給気口49を連結する吸気ダクト47内には、放熱器41が設けられており、筐体31外から吸入された外気を加熱し、内槽34内へと乾いた温風が送り込まれるように構成されている。放熱器41は、筐体31の上部に設けられているため、放熱器41により加熱された外気は、吸気ダクト47を介して、すぐに外槽33上部の給気口49に達する。
【0043】
このため、放熱器41により加熱された送風空気の放熱ロスをほとんどなくして、内槽34内に乾いた温風を送り込むことができる。また、吸気ダクト47内の吸気口46近傍で放熱器41の上流側には、吸気フィルター56が設けられ、吸気口46から吸入する外気の埃が放熱器41内及び内槽34内に侵入することを防止している。吸気フィルター56の上部は筐体31の上方外側に突き出しており、使用者が筐体31の上部から簡単に吸気フィルター56を着脱することができるように構成されている。
【0044】
以上述べたように、送風空気の内槽34への入口となる給気口49を外槽33上部に備え、吸気ダクト47は筐体31外から外気を吸入する吸気口46を筐体31上部に備え、吸気口46の近傍に吸気フィルター56を設け、放熱器41を筐体31上部の高さ位置の吸気ダクト47内に設けたので、吸気口46から吸入する外気の埃が放熱器41内や内槽34内に侵入することを防止することができ、また使用者が筐体31の上部から簡単に吸気フィルター56を着脱することができ、また、放熱器41から給気口49までの吸気ダクト47の距離を短くすることができるので、放熱器41により加熱された送風空気の放熱ロスを少なくして、内槽34内の衣類に吹きつけることができるので、乾燥時間のロスを少なくすることができる。
【0045】
(実施例3)
図5は本発明の第3の実施例の洗濯乾燥機の斜視図である。なお、上記実施例1、2と同じ構成のものは同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0046】
図5に示すように、外槽33上部には、送風空気の内槽34への入口となる給気口49が設けられ、筐体31の上部には、筐体31外から外気を吸入する吸気口46が設けられている。吸気口46と給気口49を連結する吸気ダクト47は、吸気口46から一旦下方へと伸び、再び下方から上方へと折り返すように延長して、給気口49と連結されている。
【0047】
下方へと伸びる吸気ダクト47内には、放熱器41が設けられており、筐体31外から吸入された外気を加熱し、内槽34内へと乾いた温風が送り込まれるように構成されている。放熱器41は、筐体31の上方の高さ位置から下方への高さ位置にまで伸びる吸気ダクト47内に収まることができる限り、上下方向に大きくすることができるので、放熱器41の発熱量を大きくすることができ、乾燥時間を短縮することができる。
【0048】
また、吸気ダクト47内の吸気口46近傍で、放熱器41の上流側には、吸気フィルター56が設けられ、吸気口46から吸入する外気の埃が放熱器41内及び内槽34内に侵入することを防止している。吸気フィルター56の一部は筐体31の背面外側に突き出しており、使用者が筐体31の上部から簡単に吸気フィルター56を着脱することができるように構成されている。
【0049】
以上述べたように、送風空気の内槽34への入口となる給気口49を外槽33上部に備え、吸気ダクト47は筐体31外から外気を吸入する吸気口46を筐体31上部に備え、吸気口46近傍に吸気フィルター56を設け、吸気ダクト47を吸気口46から下方へと伸ばし、吸気口46から下方へと伸びる吸気ダクト47内に放熱器41を設け、さらに下方から上方へと折り返すように延長して給気口49と連結したので、吸気口46から吸入する外気の埃が放熱器41内や内槽34内に侵入することを防止することができ、また、使用者が筐体31の上部から簡単に吸気フィルター56を着脱することができ、また、放熱器41を上下方向に大きくすることができるので、放熱器41の発熱量を大きくすることができ、乾燥時間を短縮することができる。
【0050】
(実施例4)
図6は本発明の第4の実施例の洗濯乾燥機の斜視図である。なお、実施例1〜3と同じ構成のものは同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0051】
図6に示すように、外槽33上部には、送風空気の内槽34への入口となる給気口49が設けられ、筐体31の上部には、筐体31外から外気を吸入する吸気口46が設けられている。吸気口46と給気口49を連結する吸気ダクト47は、吸気口46から一旦下方へと伸び、再び下方から上方へと折り返すように延長して、給気口49と連結されている。下方から上方へと折り返された吸気ダクト47内には、放熱器41が設けられており、筐体31外から吸入された外気を加熱し、内槽34内へと乾いた温風が送り込まれるように構成されている。
【0052】
放熱器41は、筐体31の下方の高さ位置から上方への高さ位置にまで伸びる吸気ダクト47内に収まることができる限り、上下方向に大きくすることができるので、放熱器41の発熱量を大きくすることができ、乾燥時間を短縮することができる。また、吸気ダクト47は、放熱器41の収まる位置からさらに延長して、給気口49と連結されるのであるが、放熱器41から給気口49までの距離を短くすることができるので、放熱器41により加熱された送風空気の放熱ロスを少なくすることができる。
【0053】
また、吸気ダクト47内の吸気口46近傍には、吸気フィルター56が設けられ、吸気口46から吸入する外気の埃が放熱器41内及び内槽内に侵入することを防止している。吸気フィルター56の一部は筐体31の背面外側に突き出しており、使用者が筐体の上部から簡単に吸気フィルター56を着脱することができるように構成されている。
【0054】
以上述べたように、送風空気の内槽34への入口となる給気口49を外槽33上部に備え、吸気ダクト47は筐体31外から外気を吸入する吸気口46を筐体31上部に備え、吸気口46近傍に吸気フィルター56を設け、吸気ダクト47を吸気口46から下方へと伸ばし、さらに下方から上方へと折り返すように延長し、下方から上方へと折り返した吸気ダクト47内に放熱器41を設け、吸気ダクト47をさらに延長して給気口49と連結したので、吸気口46から吸入する外気の埃が放熱器41内や内槽34内に侵入することを防止することができ、また、使用者が筐体31の上部から簡単に吸気フィルター56を着脱することができ、また、放熱器41を上下方向に大きくすることができるので、放熱器41の発熱量を大きくすることができ、また、放熱器41から給気口49までの吸気ダクト47の距離を短くすることができるので、放熱器41により加熱された送風空気の放熱ロスを少なくして、内槽34内の衣類に吹きつけることができるので、乾燥時間をより短縮することができる。
【0055】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項1〜5に記載の発明によれば、ヒートポンプ装置をコンパクトに筐体内に収納することによって、従来では外部に放出されていた熱量を回収し、回収した熱量によって入力以上の出力を得て乾燥時間の短縮と省エネを実現することができる。また、衣類から水分を奪った後の湿った温風が吸熱器により冷却されて発生する結露水の流れ落ちる向きと排気の向きとを同じにすることができるため、排気とともに結露水を排気ダクト内からすみやかに除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の洗濯乾燥機の要部断面図
【図2】 同洗濯乾燥機の一部切欠斜視図
【図3】 同洗濯乾燥機のヒートポンプサイクルと送風空気の流れを示す模式図
【図4】 本発明の第2の実施例の洗濯乾燥機の一部切欠斜視図
【図5】 本発明の第3の実施例の洗濯乾燥機の一部切欠斜視図
【図6】 本発明の第4の実施例の洗濯乾燥機の一部切欠斜視図
【図7】 従来の洗濯乾燥機の断面図
【符号の説明】
31 筐体
33 外槽
34 内槽
39 駆動手段
40 圧縮機
41 放熱器
42 絞り手段
43 吸熱器
44 管路
45 送風手段
46 吸気口
47 吸気ダクト
49 給気口
50 排気口
52 排水手段
54 排気ダクト
56 吸気フィルター[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a washing / drying machine for washing and drying used in general households.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, this type of washing and drying machine has a configuration as shown in FIG. 7 (see, for example, Patent Document 1). Hereinafter, the configuration will be described. As shown in FIG. 7, the
[0003]
The motor (driving means) 8 is attached to the bottom of the
[0004]
The
[0005]
A
[0006]
The operation in the above configuration will be described. In the drying process, the garment is agitated so that the garment is splashed outward by driving the
[0007]
When the warm air containing moisture from the clothing deprived of moisture passes through the inner wall of the
[0008]
[Patent Document 1]
JP 2001-300197 A
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional configuration, all of the heat used for drying clothes is taken away by the external air sent from the cooling blower 22 and is not reused. In addition, all the heat necessary for drying is obtained by converting electric power into heat by the heater 11, and there is a limit to the amount of heat generated due to the electric capacity of the household outlet, and there is a limit to the amount of heat for shortening the drying time of clothes. It was. Furthermore, even if the amount of heat necessary for drying for a short time is obtained, the conventional method of cooling with ambient air has a limitation in cooling capacity for cooling and dehumidifying the moisture released from the clothing in a short time and collecting it as water. For this reason, the drying time is also long.
[0010]
The present invention solves the above-described conventional problems, and in a washing / drying machine having an inner tub that is rotatably supported in a substantially vertical direction, discharge to the outside within a range of electric power obtained from a normal household outlet. The purpose is to shorten the drying time and achieve energy saving by reducing the amount of heat generated and making effective use of energy.
[0011]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present inventionAn intake duct for sucking air blown into the inner tank from outside the casing, and an exhaust duct for guiding the air exhausted from the outer tank through the inner tank to the outside of the casing A radiator that radiates heat from the compressor and the high-temperature and high-pressure refrigerant after compression, a throttle means for reducing the pressure of the high-pressure refrigerant, and a heat absorber from which the reduced pressure and low-pressure refrigerant takes heat from the surroundings. And a heat pump device connected by a pipe line so that the refrigerant circulates, the radiator is disposed in the intake duct, the heat absorber is disposed in the exhaust duct, and the exhaust duct is Extending upward from the upper end of the outer tub and then extending downward, a heat absorber is provided in the exhaust duct that is folded downward from aboveIs.
[0012]
As a result, the amount of heat that has been released to the outside in the past can be recovered, and the output that exceeds the input can be obtained by this recovered amount of heat, thus reducing the drying time and saving energy.At the same time, the direction of the condensed water flowing down and the direction of the exhaust generated by the wet warm air after the moisture is taken away from the clothing being cooled by the heat sink can be made the same as the exhaust in the exhaust duct. It can be removed immediately.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
According to the first aspect of the present invention, an outer tub supported in a housing, an inner tub that accommodates clothes supported in a substantially vertical direction in the outer tub, and the inner tub is rotated. Drive means, air blowing means for blowing air into the inner tank, an air intake duct for sucking air blown into the inner tank from the outside of the housing, and exhausted from the outer tank through the inner tank An exhaust duct that guides air out of the housing, a radiator that radiates heat from the compressor and the compressed high-temperature and high-pressure refrigerant, a throttle means for reducing the pressure of the high-pressure refrigerant, and a refrigerant that has been decompressed to low pressure A heat pump device connected by a pipe line so that the refrigerant circulates through a heat absorber that takes heat away from the surroundings, and the heat radiator is disposed in the intake duct and the heat absorber is disposed in the exhaust duct. ,The exhaust duct extends from below to extend upward from the upper end of the outer tub and then is folded back downward, and a heat absorber is provided in the exhaust duct that is folded back from above.The amount of heat is recovered from the exhaust after passing through the clothing in the inner tub with the heat absorber in the exhaust duct, and the heat output in the intake duct that is greater than the input by the amount of recovered heat is A heat pump device that shortens drying time and saves energy by heating the outside air sucked from the inside and putting it into clothes in the inner tub is equipped compactly in a washing and drying machine that has a rotation center axis in a substantially vertical direction. can do.In addition, the direction of the condensed water that flows when the wet warm air after removing moisture from the clothing is cooled by the heat sink can be made the same as the direction of the exhaust and the direction of the exhaust. It can be removed immediately, and the condensed water does not stay in the exhaust duct or the condensed water does not fly, and the air volume of the blown air does not decrease.
[0014]
Claim2The invention described in claim 11The washing / drying machine according to
[0015]
Claim3The invention described in claim 11 or 2In the washer / dryer described above, an air supply port serving as an inlet to the inner tub of the blown air is provided in the upper portion of the outer tub, and an air intake duct is provided with an air intake port that sucks outside air from outside the housing in the upper portion of the housing, An air intake filter is installed in the air intake duct at the top of the housing to prevent dust from outside air sucked from the air inlet from entering the heat radiator and the inner tank. In addition, the user can easily attach and detach the intake filter from the top of the housing, and the distance of the intake duct from the radiator to the intake port can be shortened. Since the heat loss of the blown air can be reduced and sprayed on the clothes in the inner tub, the loss of drying time can be reduced.
[0016]
Claim4The invention described in claim 11 or 2In the described invention, an air supply port serving as an inlet to the inner tank of the blown air is provided in the upper part of the outer tank, and the intake duct is provided with an intake port for sucking outside air from the outside of the case at the upper part of the case, in the vicinity of the intake port. An intake filter is provided, the intake duct is extended downward from the intake opening, a radiator is provided in the intake duct extending downward from the intake opening, and is further extended so as to be folded upward from below. It is possible to prevent dust from outside air sucked from the air inlet from entering the radiator or the inner tank, and the user can easily attach and detach the air intake filter from the top of the housing. In addition, since the radiator can be enlarged in the vertical direction, the heat generation amount of the radiator can be increased, and the drying time can be shortened.
[0017]
Claim5The invention described in claim 11 or 2In the described invention, an air supply port serving as an inlet to the inner tank of the blown air is provided in the upper part of the outer tank, and the intake duct is provided with an intake port for sucking outside air from the outside of the case at the upper part of the case, in the vicinity of the intake port. An intake filter is provided, the intake duct extends downward from the intake port, extends so as to be folded back from the bottom, and a radiator is provided in the intake duct folded from the bottom to the top. Further extended and connected to the air supply port, dust from outside air sucked from the air intake port can be prevented from entering the radiator and the inner tank, and the user can Since the intake filter can be easily attached and removed from the top and the radiator can be enlarged vertically, the amount of heat generated by the radiator can be increased, and the intake air from the radiator to the air supply port can be increased. Reduce the distance of the duct Since it is Rukoto, with less heat radiation loss in the blast air heated by the radiator, it is possible to blow the garment of the inner tank, it is possible to shorten the drying time.
[0018]
【Example】
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0019]
Example 1
FIG. 1 is a cross-sectional view of the main part of the washing / drying machine according to the first embodiment of the present invention, and FIG. 2 is a perspective view thereof. FIG. 3 is a schematic diagram showing the heat pump cycle and the flow of blown air in the present embodiment, where
[0020]
As shown in FIG. 1, the
[0021]
A
[0022]
Inside the
[0023]
As shown in FIG. 2, the
[0024]
Here, since the
[0025]
An air blowing means 45 is provided above the
[0026]
An
[0027]
A
[0028]
The operation in the above configuration will be described. First, in the washing process, the washing water is supplied into the
[0029]
Along with this, the washing water between the
[0030]
Since the
[0031]
Thereafter, the garment is rinsed in the same manner as the washing process. In the dehydration process, the
[0032]
In the drying process, by operating the
[0033]
The warm air sent into the
[0034]
In addition, since the
[0035]
In this way, drying of the clothing in the
[0036]
As described above, the
[0037]
Further, since the
[0038]
Further, an
[0039]
Further, since the
[0040]
In addition, since draining means 52 for draining washing water out of the
[0041]
(Example 2)
FIG. 4 is a perspective view of a washing / drying machine according to a second embodiment of the present invention. In addition, the same structure as the said Example 1 attaches | subjects the same code | symbol, and abbreviate | omits detailed description.
[0042]
As shown in FIG. 4, an
[0043]
For this reason, the heat loss of the blown air heated by the
[0044]
As described above, the
[0045]
(Example 3)
FIG. 5 is a perspective view of a washing / drying machine according to a third embodiment of the present invention. In addition, the thing of the same structure as the said Example 1, 2 attaches | subjects the same code | symbol, and abbreviate | omits detailed description.
[0046]
As shown in FIG. 5, an
[0047]
A
[0048]
Further, an
[0049]
As described above, the
[0050]
(Example 4)
FIG. 6 is a perspective view of a washing / drying machine according to a fourth embodiment of the present invention. In addition, the thing of the same structure as Examples 1-3 attaches | subjects the same code | symbol, and abbreviate | omits detailed description.
[0051]
As shown in FIG. 6, an
[0052]
The
[0053]
Further, an
[0054]
As described above, the
[0055]
【The invention's effect】
As described above, claims 1 to 5 of the present invention.5According to the invention described in the above, by storing the heat pump device in a compact housing, the amount of heat that has been released to the outside in the past can be recovered, and the output more than the input can be obtained by the recovered amount of heat to shorten the drying time. Energy saving can be realized.In addition, the direction of the condensed water that flows from the wet warm air after the moisture is taken away from the clothing by the heat sink can be made to flow in the same direction as the direction of the exhaust. It can be removed immediately.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of main parts of a washing / drying machine according to a first embodiment of the present invention.
[Fig. 2] Partial cutaway perspective view of the washer / dryer
FIG. 3 is a schematic diagram showing the heat pump cycle of the washing and drying machine and the flow of blown air.
FIG. 4 is a partially cutaway perspective view of a washing / drying machine according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a partially cutaway perspective view of a washing / drying machine according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 6 is a partially cutaway perspective view of a washing / drying machine according to a fourth embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a cross-sectional view of a conventional washer-dryer
[Explanation of symbols]
31 housing
33 Outer tank
34 Inner tank
39 Driving means
40 Compressor
41 radiator
42 Aperture means
43 Heat absorber
44 pipeline
45 Blower means
46 Inlet
47 Air intake duct
49 Air inlet
50 Exhaust vent
52 Drainage means
54 Exhaust duct
56 Air intake filter
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