JP3952390B2 - 光ファイバの製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、石英パイプに複数の石英ロッド及び石英キャピラリのうち少なくとも一方を該石英パイプの中心軸に平行に詰め込んで母材とし、該母材を軸方向に溶融延伸する光ファイバの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
偏光子は入射した光の偏光状態に関わらず特定の偏光方向を有する直線偏光を出力する光学素子であり、コヒーレント光通信システムや光回転検出装置等のセンサの主要部品として広く用いられるようになっている。
【0003】
このような偏光子の中でも光ファイバに偏光子の機能を持たせた光ファイバ偏光子は、伝送用の光ファイバとの接続が容易であるため、研究開発が進められている。この光ファイバ偏光子としては、コイル形光ファイバ偏光子、装荷形光ファイバ偏光子、薄膜偏光子挿入形光ファイバ偏光子及び反射形光ファイバ偏光子の4種類が知られている。
【0004】
上記コイル形光ファイバ偏光子は、ボウタイファイバ等の偏波保存ファイバをコイル状にして曲げて、直交する二つの直線偏光モード間に大きな損失差を生じさせるものである。
【0005】
上記装荷形光ファイバ偏光子は、コア近傍に金属を装荷して二つの直線偏光モード間に大きな損失差を与えるもので、光ファイバのクラッドを削ってその削った面に金属膜を蒸着させて作製したり、コア近傍の軸方向に延びる孔にGaやIn/Snといった金属を流し込んで作製する。
【0006】
上記薄膜偏光子挿入形光ファイバ偏光子は、二本の光ファイバの端面間に薄膜偏光子を挟み込んだものであり、偏光機能は薄膜偏光子のものである。
【0007】
上記反射形光ファイバ偏光子は、光ファイバ反射器に偏光依存性をもたせたものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記コイル形光ファイバ偏光子は、コイルの直径を小さくするには限界があるため素子の小型化が困難である。上記装荷形光ファイバ偏光子は、細い光ファイバを加工して作製するため、加工が困難でファイバ強度も低下してしまう。従って、歩留まりも低くコストが非常に高くなる。上記薄膜偏光子挿入形光ファイバ偏光子は、温度変化或いは衝撃等によって光軸がずれたり、製造時の光軸合わせが困難である問題がある。上記反射形光ファイバ偏光子は、波長域が狭い、サイズが大きい等の問題がある。
【0009】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、偏光子として用いられる光ファイバを低コストで簡単に製造することのできる製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、石英ロッド又は石英キャピラリを大径の石英パイプに詰め込んで母材とする際に、光減衰ロッド又は光減衰キャピラリをともに詰め込んで母材として、この母材を線引きすることで光ファイバとすることにした。
【0011】
具体的には、請求項1の発明は、コアの近傍に、伝搬する光を減衰させる減衰物質が配置されている光ファイバの製造方法を対象とする。
【0012】
そして、石英パイプを用意する工程と、上記石英パイプの孔の中心軸にコアとなる石英ロッド又は石英キャピラリを配置し、該石英パイプ孔内残部には少なくともクラッドとなる石英ロッド及び石英キャピラリの少なくとも一方と上記減衰物質を含有する光減衰ロッド又は光減衰キャピラリとを詰め込むとともに、少なくとも一本の該光減衰ロッド又は光減衰キャピラリを該コアとなる石英ロッド又は石英キャピラリの近傍の所定範囲内に配置して母材を作製する工程と、上記母材を軸方向に加熱延伸する工程と、を備えているものとする。
【0013】
ここで、ロッドとは、石英パイプ内径よりも径が小さい棒材であり、キャピラリとは、石英パイプ内径よりも外径が小さい細管である。また、伝搬する光を減衰させる減衰物質とは、光ファイバを伝搬していく光を、吸収等により減衰させる物質であって、例えば金属を挙げることができる。そして、減衰物質を含有する光減衰ロッド又は光減衰キャピラリというのは、減衰物質を石英に添加したロッド又はキャピラリ、或いは減衰物質そのものをロッド又はキャピラリの形状としたものである。なお、石英パイプや石英ロッド、石英キャピラリには、石英以外の物質が添加されていても構わない。
【0014】
また、コアとなる石英ロッド又は石英キャピラリの近傍の所定範囲内というのは、該石英ロッド又は石英キャピラリの径をrとしたときに、該石英ロッド又は石英キャピラリの中心軸から半径6rの範囲内のことであり、好ましくは半径4rの範囲内である。
【0015】
請求項1の製造方法であれば、光減衰物質を光ファイバ横断面における任意の位置に配置すること、特にコアの近傍に光減衰物質を配置することを容易に行える。従って、光ファイバ自体に所望の特性を備えた光ファイバ偏光子や偏波保持ファイバ等を簡単に設計通りの特性に作製することができる。例えば、光ファイバ偏光子であれば小型にすることができ、波長域等の特性も自在に調節できる。そして、製造が容易で歩留まりも良いので、製造コストも従来の他の製造方法に比べて非常に低くすることができる。また、コアになる石英ロッド又はキャピラリとクラッドとなる石英ロッド及び石英キャピラリの少なくとも一方と光減衰ロッド又は光減衰キャピラリとを所望の位置に配置して石英パイプ孔内に詰め込む方法は、例えば、石英パイプの中に予め定められた配置通りに順にそれぞれのロッド及びキャピラリを詰め込んでいく方法やクラッドとなるロッド及びキャピラリの少なくとも一方を石英パイプに密に詰め込んだ後、コアや光減衰部分となるところのみを、それぞれのロッド又はキャピラリで置換する方法などを挙げることができる。なお、石英パイプ内には、コア、クラッド及び光減衰部分となるロッド又はキャピラリ以外のものを詰め込んでも構わない。
【0016】
次に、請求項2の発明は、請求項1において、光減衰ロッド又は光減衰キャピラリは、母材横断面においてコアに関して非軸対称(90度回転時)に配置されているものとする。
【0017】
ここで、母材横断面においてコアに関して非軸対称(90度回転時)というのは、コアを回転軸として光ファイバを90度回転させたときに光減衰ロッド又は光減衰キャピラリの回転前の配置と回転後の配置とが異なっていて重ならないことである。
【0018】
請求項2の製造方法であれば、光ファイバを伝搬する光において、偏波面が直交する二つの偏光のうち一方のみが減衰されて、他方が減衰されずにそのまま伝搬されるため、常に一定方向の直線偏光のみを出射する光ファイバ偏光子を確実且つ簡単に製造することができる。
【0019】
次に、請求項3の発明は、請求項1又は2において、減衰物質は、金属であるものとする。
【0020】
請求項3の製造方法であれば、安価に且つ容易に光ファイバを製造できる。減衰物質としての金属は、Cu、Ni、Al、Co、Fe、Sn、Ag、Au等を好ましく挙げることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0022】
(実施形態1)
図1に、本実施形態に係る光ファイバ母材1の端面を示す。この母材1は、石英パイプ2の孔内に、コアロッド3、クラッドロッド5,5,…及び光減衰ロッド4,4を石英パイプ2の中心軸に平行に詰め込んで充填したものである。以下にこの母材1及びこの母材1から作製される光ファイバの製造方法を説明する。
【0023】
まず、大径の石英パイプ2を用意する(準備工程)。ここでは、石英パイプ2は石英製の円筒で、横断面が円形の孔を有し、内径は外径の約2/3である。この石英パイプ2は石英円柱に孔開け加工を施すことによって得られる。
【0024】
次に、石英パイプ2内に各ロッド3,4,5を詰め込んで母材1を作製する(母材作製工程)。各ロッド3,4,5は全て同じ径の小円柱であり、その径は石英パイプ2の外径の約1/20である。これらのうちコアロッド3は、石英にGeを比屈折率差が約0.3%となるようにドープしたものからなり、光減衰ロッド4,4は、石英にAlを25000ppmドープしたものからなり、クラッドロッド5,5,…は、石英からなる。各ロッド3,4,5は公知の製造方法で作られた石英棒材、Ge又はAlドープ石英棒材を所望の径に加熱延伸して得られる。ここで、コアロッド3は石英パイプ2の中心軸上に配置をし、二本の光減衰ロッド4,4は隣接させてこのコアロッド3の隣に配置し、残りの空間にはクラッドロッド5,5,…を充填する。従って、コアロッド3の径をrとすると、光減衰ロッド4,4はコアロッドの中心軸から半径2rの範囲内に配置されている。クラッドロッド5,5,…は136本である。この各ロッド3,4,5の配置は、母材1の横断面において光減衰ロッド4,4がコアロッド3に関して非軸対称(90度回転時)の配置である。
【0025】
次に、上記母材1を加熱延伸する(加熱延伸工程)。このとき、母材1の一方の端面を封止し他方の端面を真空ポンプに接続して、各ロッド3,4,5及び石英パイプ2の内壁との間の隙間に存する空気を排出する。このように内部を真空とした母材1を炉内で加熱し溶融させて延伸を行って、図2に示すような光ファイバ11とする。
【0026】
このようにして製造された光ファイバ11は、ファイバ横断面においてコア13の片側に伝送光を減衰させるAlを含有している部分(減衰部14)が隣接して配置されている(図ではコア13の上側)。従って、この図において偏波面が上下方向である光は、この減衰部14によって伝送中に減衰していき、偏波面が横方向である(減衰部14と平行)光は減衰部14により減衰しないため、この光ファイバ11は、偏波面が横方向である偏光を出射する光ファイバ偏光子となっている。
【0027】
本実施形態の光ファイバ11の製造方法によれば、石英パイプ2に各種ロッド3,4,5を所定の配置で充填することにより母材1を作製でき、この母材1を加熱延伸することで簡単に光ファイバ偏光子を製造することができる。本実施形態の光ファイバ母材1では、石英パイプ2の中心軸の位置にコアロッド3を配置し、その横に二本の光減衰ロッド4,4を互いに隣接させて並べ、残りはクラッドロッド5,5,…を充填するだけという簡単な配置であるので、製造するのに短時間で済み、安価に光ファイバ偏光子を製造できる。また、各ロッド3,4,5も簡単に安価に作製できるので、安価な光ファイバ偏光子とすることができる。
【0028】
(実施形態2)
図3は、実施形態2に係る光ファイバ母材1の端面を示した図である。本実施形態の母材1は、コアロッド3を挟んで二本の光減衰ロッド4,4がそれぞれ一本ずつ配置されている点以外は実施形態1と同じであるので、実施形態1と異なる点について説明する。
【0029】
本実施形態の光ファイバの製造方法は、まず石英パイプ2の中心軸上にコアロッド3を配置して、その両脇(図では左右)に光減衰ロッド4を一本ずつ配置する。そして、石英パイプ2内の残りの部分はクラッドロッド5,5,…を充填する。こうして母材1を作製する。この母材1を加熱延伸して光ファイバとする。各構成部材の素材及び製造方法は実施形態1と同じである。
【0030】
実施形態2に係る光ファイバ母材1から作製された光ファイバは、実施形態1とは逆に、偏波面が上下方向である光のみが減衰されずに伝送していく光ファイバ偏光子となる。
【0031】
本実施形態の光ファイバの製造方法の作用効果は、実施形態1と同様である。
【0032】
(実施形態3)
図4は、実施形態3に係る光ファイバ母材1の端面を示した図である。本実施形態の母材1は、コアロッド3の両側にそれぞれ二本ずつの光減衰ロッド4,4,…が配置されている点以外は実施形態2と同じであるので、実施形態2と異なる点について説明する。
【0033】
本実施形態の光ファイバの製造方法は、まず石英パイプ2の中心軸上にコアロッド3を配置して、その両脇(図では上下)に光減衰ロッド4,4,…を二本ずつ配置する。そして、石英パイプ2内の残りの部分はクラッドロッド5,5,…を充填する。こうして母材1を作製する。この母材1を加熱延伸して光ファイバとする。各構成部材の素材及び製造方法は実施形態1と同じである。
【0034】
本実施形態に係る光ファイバ母材1から作製された光ファイバは、実施形態1と同様に、偏波面が横方向である光のみが減衰されずに伝送していく光ファイバ偏光子となる。
【0035】
本実施形態の光ファイバの製造方法によれば、コアロッド3の両脇に二本ずつの光減衰ロッド4,4,…を配置しているので、光ファイバ単位長さ当たりの消光比を大きくすることができて、短いファイバ長で必要な偏光子としての能力を発揮するため、伝送光の損失を小さくすることができる。他の作用効果は、実施形態1と同様である。
【0036】
(実施形態4)
図5は、実施形態4に係る光ファイバ母材1の端面を示した図である。本実施形態の母材1は、コアロッド3の両側にそれぞれ十二本ずつの光減衰ロッド4,4,…が直線状に互いに平行に配置されている点以外は実施形態1と同じであるので、実施形態1と異なる点について説明する。
【0037】
本実施形態の光ファイバの製造方法は、まず石英パイプ2の中心軸上にコアロッド3を配置して、その両脇(図では上下)に光減衰ロッド4,4,…を十二本ずつ直線状に互いに平行に配置する。そして、石英パイプ2内の残りの部分はクラッドロッド5,5,…を充填する。こうして母材1を作製する。この母材1を加熱延伸して光ファイバとする。各構成部材の素材及び製造方法は実施形態1と同じである。
【0038】
本実施形態に係る光ファイバ母材1から作製された光ファイバは、実施形態1と同様に、偏波面が横方向である光のみが減衰されずに伝送していく光ファイバ偏光子となる。
【0039】
本実施形態の光ファイバの製造方法によれば、コアロッド3の両脇に十二本ずつの光減衰ロッド4,4,…を直線状に互いに平行に配置しているので、光ファイバ単位長さ当たりの消光比を大きくすることができて、短いファイバ長で必要な偏光子としての能力を発揮するため、伝送光の損失を小さくすることができる。また、光減衰部が直線上に長く延びているので、光ファイバ側面から確認しやすく、二本の光ファイバ同士を接続するときに偏波面の方向を互いに合わせることを容易に行うことができる。他の作用効果は、実施形態1と同様である。
【0040】
(実施形態5)
図6は、実施形態5に係る光ファイバ母材1の端面を示した図である。本実施形態の母材1は、コアロッド3の両側にそれぞれ十本ずつの光減衰ロッド4,4,…が正三角形をなして互いに一辺を平行にして配置されている点以外は実施形態1と同じであるので、実施形態1と異なる点について説明する。
【0041】
本実施形態の光ファイバの製造方法は、まず石英パイプ2の中心軸上にコアロッド3を配置して、その両脇(図では上下)に光減衰ロッド4,4,…を十本ずつ正三角形をなして配置する。二つの正三角形は、コアロッド3に隣接する辺同士が平行になるように配置されている。そして、石英パイプ2内の残りの部分はクラッドロッド5,5,…を充填する。こうして母材1を作製する。この母材1を加熱延伸して光ファイバとする。各構成部材の素材及び製造方法は実施形態1と同じである。
【0042】
本実施形態に係る光ファイバ母材1から作製された光ファイバは、実施形態1と同様に、偏波面が横方向である光のみが減衰されずに伝送していく光ファイバ偏光子となる。
【0043】
本実施形態の光ファイバの製造方法によれば、コアロッド3の両脇に十本ずつの光減衰ロッド4,4,…を正三角形をなして互いに一辺を平行にして配置しているので、光ファイバ単位長さ当たりの消光比を大きくすることができて、短いファイバ長で必要な偏光子としての能力を発揮するため、伝送光の損失を小さくすることができる。他の作用効果は、実施形態1と同様である。
【0044】
(実施形態6)
図7は、実施形態6に係る光ファイバ母材1の端面を示した図である。本実施形態の母材1は、コアロッド3の両側に、コアロッド3との間にクラッドロッド5,5を一層分挟んで、それぞれ三本ずつの光減衰ロッド4,4,…が配置されている点以外は実施形態1と同じであるので、実施形態1と異なる点について説明する。
【0045】
本実施形態の光ファイバの製造方法は、まず石英パイプ2の中心軸上にコアロッド3を配置して、そのまわりに六本のクラッドロッド5,5,…を配置して六角形を形成する。六角形の両脇(図では上下)に光減衰ロッド4,4,…を三本ずつ直線状に配置する。このとき、コアロッド3の径をrとすると、光減衰ロッド4,4,…は全てコアロッド3の中心軸から半径3rの範囲内に配置されている。そして、石英パイプ2内の残りの部分はクラッドロッド5,5,…を充填する。こうして母材1を作製する。この母材1を加熱延伸して光ファイバとする。各構成部材の素材及び製造方法は実施形態1と同じである。
【0046】
本実施形態に係る光ファイバ母材1から作製された光ファイバは、実施形態1と同様に、偏波面が横方向である光のみが減衰されずに伝送していく光ファイバ偏光子となる。また、光減衰ロッド4,4,4とコアロッド3との間にクラッドロッド5が一層分配置されているので、モードフィールド径と消光比とが双方とも適切な値となるように調節できて、伝搬偏光の伝搬ロスを小さくできる。
【0047】
本実施形態の光ファイバの製造方法によれば、コアロッド3の両脇に、クラッドロッド5を一層分挟んで、三本ずつの光減衰ロッド4,4,…を配置しているので、光ファイバ単位長さ当たりの消光比を大きくすることができて、短いファイバ長で必要な偏光子としての能力を発揮するため、伝送光の損失を小さくすることができる。また、同時にモードフィールド径とのバランスも取れて伝搬ロスを小さくできる。他の作用効果は、実施形態1と同様である。
【0048】
(実施形態7)
図8は、実施形態7に係る光ファイバ母材1の端面を示した図である。本実施形態の母材1は、コアロッド3に隣接して四本の光減衰ロッド4,4,…が配置され、これと平行に五本の光減衰ロッド4,4,…が、コアロッド3との間にクラッドロッド5一層分挟んで配置されている点以外は実施形態1と同じである。
【0049】
本実施形態に係る光ファイバ母材1から作製された光ファイバは、実施形態1と同様に、偏波面が横方向である光のみが減衰されずに伝送していく光ファイバ偏光子となる。また、片側の五本の光減衰ロッド4,4,…とコアロッド3との間にクラッドロッド5が一層分配置されているので、モードフィールド径と消光比とが双方とも適切な値となるように調節できて、伝搬偏光の伝搬ロスを小さくできる。本実施形態の光ファイバの製造方法の他の作用効果は、実施形態1と同様である。
【0050】
(実施形態8)
図9は、実施形態8に係る光ファイバ母材1の端面を示した図である。本実施形態の母材1は、コアロッド3との間にクラッドロッド5一層分挟んで、断面長方形の大型の光減衰ロッド(角材)7が一つ配置されている点以外は実施形態1と同じである。この光減衰ロッド7は、断面の長方形の長辺がクラッドロッド5の径の約5倍で、短辺が約2.5倍であり、長辺がコアロッド3の方に向いている。本実施形態において、コアロッド3の径をrとすると、光減衰ロッド7はコアロッド3の中心軸から半径5rの範囲内に存している。
【0051】
本実施形態に係る光ファイバ母材1から作製された光ファイバは、実施形態1と同様に、偏波面が横方向である光のみが減衰されずに伝送していく光ファイバ偏光子となる。また、光減衰ロッド7を一本用いるのみなので、母材1の製造を容易にすることができる。本実施形態の光ファイバの製造方法の他の作用効果は、実施形態1と同様である。
【0052】
(実施形態9)
図10は、実施形態9に係る光ファイバ母材1の端面を示した図である。本実施形態の母材1は、コアロッド3との間にクラッドロッド5一層分挟んで、大径の光減衰ロッド8,8,8が三本隣接して直線状に配置されている点以外は実施形態1と同じである。この光減衰ロッド8は、径がクラッドロッド5の径の約1.5倍である。
【0053】
本実施形態に係る光ファイバ母材1から作製された光ファイバは、実施形態1と同様に、偏波面が横方向である光のみが減衰されずに伝送していく光ファイバ偏光子となる。また、大径の光減衰ロッド8を三本用いるのみで小径の光減衰ロッド4の約五本分の機能を発揮するので、母材1の製造を容易にすることができる。本実施形態の光ファイバの製造方法の他の作用効果は、実施形態1と同様である。
【0054】
(実施形態10)
図11は、実施形態10に係る光ファイバ母材1の端面を示した図である。本実施形態の母材1は、実施形態3の母材1に、ファイバ接続のためのマーキングロッド6,6をクラッドロッド5,5,…の最外層近傍に配置したものである。マーキングロッド6,6は二本であって、コアロッド3を挟んで対称の位置に配置されている。また、マーキングロッド6,6は、光ファイバとしたときに側面から目視観察できるように、石英にGeやB等をドープして作られていて、コアを伝搬する光に影響を与えないように、コアロッド3から十分離れた位置(クラッドロッド5を三本以上挟んだ位置)に配置されている。
【0055】
本実施形態に係る光ファイバ母材1から作製された光ファイバは、実施形態2の作用効果に加えて、光ファイバ同士を接続するときに、伝搬する光の偏波面の方向を簡単に合わせることができ、ファイバ接続時間が短縮でき、コストも下げられる。
【0056】
(実施形態11)
図12は、実施形態11に係る光ファイバ母材1の端面を示した図である。本実施形態の母材1は、実施形態3の母材1のコアロッド3に隣接しコアロッド3を挟んで存する二本のクラッドロッド5,5を、これらと同径のキャピラリ21,21に替えたものである。製造方法は、これらキャピラリ21,21をクラッドロッド5,5に替えて用いる以外は実施形態3と同じである。なお、キャピラリ21,21は石英パイプを加熱延伸する方法等で作製することができる。
【0057】
本実施形態に係る光ファイバ母材1から作製された光ファイバは、キャピラリ21,21由来の空孔部分が光を閉じこめる働きをするので、短い距離で偏波面が縦方向の偏光をのみを取り出すことができる。
【0058】
本実施形態の光ファイバの製造方法によれば、キャピラリ21,21をコアロッド3の両脇に配置しているので、それら由来の空孔部分が光を閉じこめて短い距離で機能する偏光子とすることができる。又製造も容易である。
【0059】
(実施形態12)
図13は、実施形態12に係る光ファイバ母材1の端面を示した図である。本実施形態の母材1は、実施形態6の母材1のコアロッド3に隣接しコアロッド3を挟んで二列の光減衰ロッド4,4,…と平行に存する二本のクラッドロッド5,5を、これらと同径のキャピラリ21,21に替えたものである。製造方法は、これらキャピラリ21,21をクラッドロッド5,5に替えて用いる以外は実施形態6と同じである。なお、キャピラリ21,21は実施形態11と同様に、石英パイプを加熱延伸する方法等で作製することができる。
【0060】
本実施形態に係る光ファイバ母材1から作製された光ファイバは、キャピラリ21,21由来の空孔部分が光を閉じこめる働きをするので、短い距離で偏波面が縦方向の偏光をのみを取り出すことができる。
【0061】
本実施形態の光ファイバの製造方法によれば、キャピラリ21,21をコアロッド3の両脇に配置しているので、それら由来の空孔部分が光を閉じこめて短い距離で機能する偏光子とすることができる。又製造も容易である。
【0062】
(実施形態13)
図14は、実施形態13に係る光ファイバ母材1の端面を示した図である。本実施形態の母材1は、実施形態11の母材1の二本のキャピラリ22,22をコアロッド3に隣接する位置ではなく、コアロッド3との間にクラッドロッド5を介在させて配置したものである。そして、本実施形態のキャピラリ22,22は実施形態11のキャピラリ21,21よりも孔径が大きいものである。製造方法は、実施形態11と同様である。
【0063】
本実施形態に係る光ファイバ母材1から作製された光ファイバは、キャピラリ22,22とコアロッド3の間にクラッドロッド5,5が入っている分、光の閉じこめ度合いが下がるが、キャピラリ22,22の孔径が大きいことにより、小口径のキャピラリ21,21を同じ位置で用いたものと比べると、光の閉じこめ度合いは高い。本実施形態の作用効果は実施形態11とほぼ同じである。
【0064】
(実施形態14)
図15は、実施形態14に係る光ファイバ母材1の端面を示した図である。本実施形態の母材1は、実施形態12の母材1の二本のキャピラリ22,22をコアロッド3に隣接する位置ではなく、コアロッド3との間にクラッドロッド5を介在させて配置したものである。そして、本実施形態のキャピラリ22,22は実施形態11のキャピラリ21,21よりも孔径が大きいものである。製造方法は、実施形態12と同様である。
【0065】
本実施形態に係る光ファイバ母材1から作製された光ファイバは、キャピラリ22,22とコアロッド3の間にクラッドロッド5,5が入っている分、光の閉じこめ度合いが下がるが、キャピラリ22,22の孔径が大きいことにより、小口径のキャピラリ21,21を同じ位置で用いたものと比べると、光の閉じこめ度合いは高い。本実施形態の作用効果は実施形態12とほぼ同じである。
【0066】
(実施形態15)
図16は、実施形態15に係る光ファイバ母材1の端面を示した図である。本実施形態の母材1は、実施形態11の母材1の四本の光減衰ロッド4,4,…をキャピラリ21,21,…に、二本のキャピラリ21,21を光減衰ロッド4,4に替えたものである。製造方法は、実施形態11と同じである。
【0067】
本実施形態の作用効果は、実施形態11に比べて光の閉じ込めの働きが強く、光を減衰させる働きが弱いこと以外は実施形態11とほぼ同じである。
【0068】
(実施形態16)
図17は、実施形態16に係る光ファイバ母材1の端面を示した図である。本実施形態の母材1は、全体の形状はこれまでの実施形態と同様であるが、各ロッドやキャピラリの配置が異なっている。
【0069】
本実施形態の母材1は、石英パイプ2の中心軸上にコアロッド3を配置し、その左右両脇にクラッドロッド5,5を配置し、さらにそれらの脇にコアロッド3及びクラッドロッド5,5と直線状になるように光減衰ロッド4,4を配置している。コアロッド3、クラッドロッド5,5及び光減衰ロッド4,4の上下には、キャピラリ21,21,…がそれぞれ二列に並べられて配置されている。この二列のうちコアロッドに近い側の列は、上記各ロッド3,5,4に隣接した各四本のキャピラリ21,21,…からなり、もう一つの列は各五本のキャピラリ21,21,…からなっている。石英パイプ2孔内の残りの部分はクラッドロッド5,5,…が充填されている。
【0070】
本実施形態の母材1は、実施形態1と同様に製造され、同様に光ファイバにされる。この光ファイバは、この図において偏波面が上下方向である偏光は強く閉じ込められ、偏波面が左右方向である偏光は減衰していく。
【0071】
(その他の実施形態)
今まで説明した実施形態は例であって、本発明はこれらの例に限定されない。石英パイプ2の内径はもっと大きくても小さくてもよいし、孔の形も断面円形以外に六角形等の多角形や楕円形等でも構わない。コアロッド3、クラッドロッド5、光減衰ロッド4,7,8及びキャピラリ21,22は、径や断面形状が異なっているものがあっても構わないし、より大径でもより小径でも構わない。コアロッド3やクラッドロッド5にF、B、Er等を添加してもよい。光減衰ロッド4,7,8は、Al以外にNi、Cr、Cu、Ag、Co等どのような金属を添加したものでもよいし、二種類以上を添加してもよいし、その濃度も伝送光を減衰させることができれば、特に限定されない。また、光減衰ロッド4,7,8を金属そのもので作製してもよいし、石英細管の孔内に金属を詰めたものを用いても良い。光減衰ロッド4,7,8の母材1内での配置も特に限定されず、例えば、実施形態6においてコアロッド3と光減衰ロッド4との間にクラッドロッド5を二層分挟んでもよい。また、石英パイプ2への各ロッド3,4,5及びキャピラリ21,22の詰め込み方法も限定されず、例えば、最初に石英パイプ2内にクラッドロッド5を充填した後に、コアロッド3及び光減衰ロッド4,7,8をクラッドロッド5と置き換えながら挿入しても良い。また、母材1において、コア、クラッド、光減衰部となる部分にロッドではなくてキャピラリを配置しても構わない。また、光減衰ロッド4,7,8と光減衰キャピラリの双方を一つの母材1の中に配置しても構わない。
【0072】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に述べる効果を奏する。
【0073】
石英パイプにコアロッド、クラッドロッド及び光減衰ロッド又はロッドの代わりにキャピラリを詰め込んで母材とし、それを加熱延伸して光ファイバとするので、減衰物質を光ファイバ横断面の任意の位置に簡単に配置することができ、偏光子などの所望の特性を有する光ファイバを容易に且つ安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1に係る光ファイバ母材の端面を示す図である。
【図2】実施形態1に係る光ファイバの端面を示す図である。
【図3】実施形態2に係る光ファイバ母材の端面を示す図である。
【図4】実施形態3に係る光ファイバ母材の端面を示す図である。
【図5】実施形態4に係る光ファイバ母材の端面を示す図である。
【図6】実施形態5に係る光ファイバ母材の端面を示す図である。
【図7】実施形態6に係る光ファイバ母材の端面を示す図である。
【図8】実施形態7に係る光ファイバ母材の端面を示す図である。
【図9】実施形態8に係る光ファイバ母材の端面を示す図である。
【図10】実施形態9に係る光ファイバ母材の端面を示す図である。
【図11】実施形態10に係る光ファイバ母材の端面を示す図である。
【図12】実施形態11に係る光ファイバ母材の端面を示す図である。
【図13】実施形態12に係る光ファイバ母材の端面を示す図である。
【図14】実施形態13に係る光ファイバ母材の端面を示す図である。
【図15】実施形態14に係る光ファイバ母材の端面を示す図である。
【図16】実施形態15に係る光ファイバ母材の端面を示す図である。
【図17】実施形態16に係る光ファイバ母材の端面を示す図である。
【符号の説明】
1 母材
2 石英パイプ
3 コアロッド
4 光減衰ロッド
5,7,8 クラッドロッド
11 光ファイバ
12 クラッド
13 コア
21、22 キャピラリ
Claims (3)
- コアの近傍に、伝搬する光を減衰させる減衰物質が配置されている光ファイバの製造方法であって、
石英パイプを用意する工程と、
上記石英パイプの孔の中心軸にコアとなる石英ロッド又は石英キャピラリを配置し、該石英パイプ孔内残部には少なくともクラッドとなる石英ロッド及び石英キャピラリの少なくとも一方と上記減衰物質を含有する光減衰ロッド又は光減衰キャピラリとを詰め込むとともに、少なくとも一本の該光減衰ロッド又は光減衰キャピラリを該コアとなる石英ロッド又は石英キャピラリの近傍の所定範囲内に配置して母材を作製する工程と、
上記母材を軸方向に加熱延伸する工程と、を備えていることを特徴とする光ファイバの製造方法。 - 請求項1において、
光減衰ロッド又は光減衰キャピラリは、母材横断面においてコアに関して非軸対称(90度回転時)に配置されていることを特徴とする光ファイバの製造方法。 - 請求項1又は2において、
減衰物質は、金属であることを特徴とする光ファイバの製造方法。
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