JP3951155B2 - Low NOx steam injection combustor - Google Patents

Low NOx steam injection combustor Download PDF

Info

Publication number
JP3951155B2
JP3951155B2 JP04229698A JP4229698A JP3951155B2 JP 3951155 B2 JP3951155 B2 JP 3951155B2 JP 04229698 A JP04229698 A JP 04229698A JP 4229698 A JP4229698 A JP 4229698A JP 3951155 B2 JP3951155 B2 JP 3951155B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressurized air
fuel
air intake
inner cylinder
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP04229698A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JPH11241824A (en
Inventor
潤 細井
康弘 石川
智昭 吉田
秀実 藤
Original Assignee
石川島播磨重工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 石川島播磨重工業株式会社 filed Critical 石川島播磨重工業株式会社
Priority to JP04229698A priority Critical patent/JP3951155B2/en
Publication of JPH11241824A publication Critical patent/JPH11241824A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3951155B2 publication Critical patent/JP3951155B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガスタービン用の低NOx燃焼器に係わり、特に蒸気噴射により出力増大を図った低NOx蒸気噴射燃焼器に関する。
【0002】
【従来の技術】
環境保護のために、ガスタービンの燃焼排ガス中のNOx(窒素酸化物)を低減することが義務付けられており、我国では、全国基準でも例えば70ppm以下、大都市(例えば東京)では例えば25〜30ppm以下にする必要がある。
【0003】
このNOxの発生要因は、燃焼時の高温火炎により空気中の窒素が酸化するものであり、これを低減するには、火炎中のホットスポットを減少させ、高温火炎の発生をなくすことが効果的である。
低NOx化が可能な燃焼器として、希薄予混合燃焼器が知られている。この希薄予混合燃焼器は、燃料を十分な空気量と予混合して均質化し、これを希薄燃焼させるものである。最適の燃焼温度はタービン側の耐熱温度より高いので、燃焼ガスに希釈空気を混入してタービン側に適した温度に低下させて、タービンに供給される。この希釈空気は混合ガスの温度を均一にする働きも有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この希薄予混合燃焼器の出力を増大する場合、蒸気を内筒に噴射し、温度が低下する分燃料を注入して燃焼させ出力を増大させることができる。この場合、蒸気を燃焼領域へ噴射すると燃焼安定性を損なう。また増加した燃料に対応して燃料噴射部の空気取り入れ口からの空気が増大するようにするため、内筒の希釈空気取り入れ口の面積を減少させる装置が必要になる。
【0005】
本発明は、かかる問題点を解決するために創案されたものである。すなわち本発明の目的は、蒸気噴射による燃焼の不安定を防止し、簡単な構造で希釈空気取り入れ口からの空気流入を制限して燃料噴射部の空気取り入れ口からの空気が増大するようにした低NOx蒸気噴射燃焼器を提供することにある。
【0006】
上記目的を達成するため、請求項1の発明では、ほぼ円筒状で上部が燃焼室になっており、この燃焼室下部に希釈空気取り入れ口を有する内筒と、この内筒を包囲する外筒と、その下端が前記内筒の頂部にて前記内筒内に連通し内部が予混合空間となっている円筒形の予混合管と、該予混合空間の上部にて該予混合空間に燃料を噴射する燃料噴射部と、前記希釈空気取り入れ口に近接して蒸気噴射口を有する蒸気噴射部と、を備え、
前記内筒の軸と垂直な前記予混合空間の断面積は、前記内筒の軸と垂直な前記燃焼室の断面積より小さくなっており、
前記燃料噴射部には、加圧空気取り入れ口が設けられ、
前記外筒と内筒の間の空間は前記希釈空気取り入れ口と前記加圧空気取り入れ口に連通しており、該空間に加圧空気が供給され、該加圧空気は前記加圧空気取り入れ口を通して前記燃料噴射部に導入され、
前記燃料噴射部は、前記加圧空気取り入れ口を通して導入された前記加圧空気を燃料と共に前記予混合空間に噴射して、前記予混合空間内で該加圧空気と燃料を予混合し、
通常運転時には、前記外筒と内筒の間の前記加圧空気が、前記加圧空気取り入れ口を通して燃料噴射部に導入されるだけでなく、前記希釈空気取り入れ口を通して前記内筒の内部にも導入され、
出力増加時には、前記燃料噴射部から噴射される燃料量が増加されるとともに、前記蒸気噴射口から蒸気を噴射し、これにより、前記外筒と内筒の間の前記加圧空気が前記希釈空気取り入れ口より流入するのを制限し、この制限された加圧空気が前記加圧空気取り入れ口に供給されることで、前記燃料噴射部に導入される加圧空気が増大される、ことを特徴とする低NOx蒸気噴射燃焼器が提供される。
【0007】
上記構成により、出力増加時、蒸気は燃焼室の下部に設けられた希釈空気取り入れ口より噴射さるので、燃焼領域の燃焼に悪影響を及ぼさない。またこの蒸気噴射により、いままで希釈空気取り入れ口より流入していた空気の量は制限される。この制限されて入らない空気は燃料噴射部の空気取り入れ口から入り、増加した燃料の燃焼に用いられる。このように蒸気を噴射することにより希釈空気の流入を制限できるので、希釈空気の流入制限に特別な装置を設ける必要がない。
【0008】
請求項2の発明では、前記蒸気噴射口は前記希釈空気取り入れ口とほぼ同じ大きさである。
【0009】
蒸気噴射口を希釈空気取り入れ口とほぼ同じ大きさとして、両者を近接して配置し、蒸気噴射口から蒸気を噴射すると全量内筒内に流入するが、エゼクタ作用により周囲の空気も多少吸引する。しかし吸引される空気量は蒸気を噴射しないとき流入する空気量よりも少く、空気流量を蒸気で制限している。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の好ましい実施態様を図面を参照して説明する。なお、各図において、共通する部分には同一の符号を付し重複した説明を省略する。
図1は、本発明によるガスタービン用の低NOx蒸気噴射燃焼器の全体構成図である。この図に示すように、本発明の低NOx蒸気噴射燃焼器1は、中央部に配置されたパイロット燃焼器12と、そのまわりに配置された複数(図には1つのみを示す)の主燃焼器14とを備える。なお、この図において、2は内筒(ライナ)、3はケーシング(外筒)、4は点火栓(イグナイタ)であり、空気6がケーシング3とライナ2の間を流れて燃焼器12、14に達し、この燃焼器12、14とその他の部分を通ってライナ2内に流入して火炎7,8を形成し、発生した燃焼排ガス9がスクロール部2cを通って図示しないガスタービンに導かれ、これを駆動するようになっている。
【0011】
図1において、主燃焼器14は、互いに同軸に配置された主噴射弁15と、主噴射弁15に設けられた空気取り入れ口15aと、予蒸発予混合管16とからなる。主噴射弁15には、ケーシング3を通して外部から燃料Fが供給される。この燃料には、フューエルNOxの要因となる窒素成分が少ない燃料、例えばガス燃料、灯油、軽油、A重油等を用いるのがよい。ケーシング3内には下側から加圧空気が供給されているので、空気取り入れ口15aより空気が流入する。予蒸発予混合管16は、この図で下端部が開口した円筒形の筒であり、内部で燃料と空気が互いに混合しやすくなっている。すなわち、主燃焼器14は、主噴射弁15と空気取り入れ口15aと予蒸発予混合管16で構成された予混合希薄燃焼器である。この構成により、主噴射弁15により予蒸発予混合管16内に燃料Fを噴射し、空気取り入れ口15aより供給される燃料に対応する空気が流入し、予蒸発予混合管16内で燃料Fを十分な空気量と予混合して蒸発させ、これを希薄燃焼させることができる。
【0012】
また、図1において、パイロット燃焼器12は、互いに同軸に配置されたパイロット噴射弁13aとパイロットチャンバ13bと空気取り入れ口13cとからなる。このパイロット燃焼器12は、安定燃焼が可能な拡散燃焼器であり、パイロット噴射弁13aによりパイロットチャンバ13b内に燃料を噴射し、空気取り入れ口13cより空気が流入し、燃料が空気中に拡散しながら燃焼するようになっている。また、パイロットチャンバ13b内に、点火栓4の点火部が位置しており、互いに拡散した混合ガスに着火するようになっている。この構成により、ライナ2の内部に拡散火炎7を安定して形成することができる。
【0013】
図1において、ライナ2(内筒)は中空円筒形で頂板と底板が設けられ、頂板にはパイロット燃焼器12と主燃焼器14が設けられており、さらに空気流入口2dが複数設けられている。ライナ2の周囲を冷却しながら上昇してきた空気のかなりの量がパイロット燃焼器12と主燃焼器14とにそれぞれ設けられた空気取り入れ口13c,15aに流入し、残りがこの空気流入口2dから流入する。また底板には燃焼排ガスがタービンに送られるタービン通路10が設けられている。ライナ2の上部は燃焼室2aを構成し、中央部2bには外周に複数個の希釈空気取り入れ口20が設けられ、下部はスクロール室2cとなり、タービン通路10に接続している。希釈空気取り入れ口20に近接してこの取り入れ口20とほぼ同じ径の蒸気噴射管22が各希釈空気取り入れ口20毎に設けられており、この蒸気噴射管22には図示しない蒸気供給装置が接続されている。なお、加圧空気は希釈空気取り入れ口20の下部から取り入れられ、ライナ2を冷却しながら上昇し、希釈空気取り入れ口20,ライナ頂板の空気流入口2d、およびパイロット燃焼器12と主燃焼器14の空気取り入れ口13c,15aからライナ内部に流入する。
【0014】
図2は希釈空気取り入れ口20と蒸気噴射管22の関係を示し、通常運転時の空気流入状態を示す。希釈空気取り入れ口20と蒸気噴射管22は距離t離れて設けられ、希釈空気取り入れ口20の直径Dと蒸気噴射管22の内径dはほぼ同じ寸法としている。距離tは所望の空気流量が流入し、かつできるだけ短い寸法となっている。希釈空気取り入れ口20の口径Dと蒸気噴射管22の内径dはほぼ同一寸法とする。この通常運転時には、蒸気噴射管22から蒸気を噴射していないので、希釈空気取り入れ口20から空気6が流入するようになっている。
【0015】
図3は蒸気噴射時の状態を示す。蒸気23は周囲の加圧空気6よりも大きな圧力で希釈空気取り入れ口20一杯に噴射され、エゼクタ作用により多少の空気6を吸引するが、空気6の流入は蒸気23の噴射流により大幅に制限される。
【0016】
次に動作について説明する。
通常運転時は、ライナの下部周囲より供給された加圧空気6はライナ2に沿って上昇し、一部は希釈空気取り入れ口20より流入し、残りはライナ2を冷却しながら上昇し、一部はライナ頂板の空気流入口2dより流入し、残りはパイロット燃焼器12と主燃焼器14とにそれぞれ設けられた空気取り入れ口13c,15aに流入する。パイロット燃焼器12と主燃焼器14でこの流入した空気と燃料を予混合し、燃焼室2aで燃焼させる。この燃焼室2aでは空気流入口2dから流入した空気も加わって燃焼が行われる。この燃焼ガスに希釈空気取り入れ口20から流入した空気が加わり、この燃焼ガスの温度をタービン側の要求する温度に低下させるとともに均一な温度分布にする。
【0017】
出力増大時は、蒸気噴射管22より蒸気が噴射される。これにより希釈空気取り入れ口22より流入していた空気6の大部分はパイロット燃焼器12と主燃焼器14とにそれぞれ設けられた空気取り入れ口13c,15aに流入し、一部はライナ頂板の空気流入口2dから流入する。パイロット燃焼器12と主燃焼器14ではこの空気流入量に応じた燃料を増加して供給する。これにより燃料を増大して出力を増しても安定した低NOxの燃焼を持続することができる。流入した蒸気23と一部吸引された空気は燃焼ガスと均一に混合し、燃焼ガスの温度をタービン側の要求する温度に低下させるとともに均一な温度分布にする。
【0018】
図4は燃焼室に蒸気を噴射し燃料を増加した場合の蒸気量と、当量比(燃料/空気)およびNOxとの関係を示す図である。蒸気量を増やしこれに合わせて燃料を増やしてゆくと当量比は増加し、NOxも増大してゆく。
【0019】
図5は本発明の場合で、蒸気を希釈空気取り入れ口20より噴射し、燃料をこれに応じて増加した場合の蒸気量と、当量比およびNOxとの関係を示す図である。この場合、蒸気によって希釈空気取り入れ口20からの流入を制限された空気は、パイロット燃焼器12と主燃焼器14とにそれぞれ設けられた空気取り入れ口13c,15aに流入し、一部はライナ頂板の空気流入口2dから流入するので、燃料が増加しても当量比は変化せず、NOxの発生も変化しない。
【0020】
【発明の効果】
上述したように、本発明は、蒸気噴射により希釈空気取り入れ口から流入する空気を、パイロット燃焼器と主燃焼器とにそれぞれ設けられた空気取り入れ口から流入するようにしたので、燃料を増加しても当量比が変化せず、燃焼安定性を損なうことなく出力を増大させることができる。また燃焼状態を変化させないので、NOxの発生も増加することなく、低NOxの状態を維持できる。特にドライ低NOx燃焼器(特に安定燃焼範囲の狭い予混合燃焼器)と組み合わせれば、蒸気噴射を必要としない負荷域から蒸気噴射域まで、広い負荷範囲で低NOx運転が可能になる。また蒸気噴射による燃焼器への空気の取り入れは、特別な構造を設けていないので、単純な構造になり、製作的にもコスト的にも有利になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による低NOx蒸気噴射燃焼器の全体構成図である。
【図2】希釈空気取り入れ口と蒸気噴射管との関係を示し、空気取り入れ時の状態を示す図である。
【図3】希釈空気取り入れ口と蒸気噴射管との関係を示し、蒸気噴射時の状態を示す図である。
【図4】燃焼室に蒸気を噴射し燃料を増加した場合の蒸気量と、当量比(燃料/空気)およびNOxの関係を示す図である。
【図5】希釈空気取り入れ口に蒸気を噴射し燃料を増加した場合の蒸気量と、当量比(燃料/空気)およびNOxの関係を示す図である。
【符号の説明】
1 低NOx蒸気噴射燃焼器
2 ライナ
2a 燃焼室
2b 中央部
2c スクロール部
2d 空気流入口
3 ケーシング
4 点火栓(イグナイタ)
6 空気
7 拡散火炎
8 予混合火炎
9 燃焼排ガス
10 タービン通路
12 パイロット燃焼器
13a パイロット噴射弁
13b パイロットチャンバー
13c 空気取り入れ口
14 主燃焼器
15 主噴射弁
15a 空気取り入れ口
16 予蒸発予混合管
20 希釈空気取り入れ口
22 蒸気噴射管
23 蒸気
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a low NOx combustor for a gas turbine, and more particularly to a low NOx steam injection combustor in which output is increased by steam injection.
[0002]
[Prior art]
In order to protect the environment, it is obliged to reduce NOx (nitrogen oxides) in the combustion exhaust gas of the gas turbine. Must be:
[0003]
The cause of this NOx is that nitrogen in the air is oxidized by the high temperature flame at the time of combustion. To reduce this, it is effective to reduce the hot spots in the flame and eliminate the generation of the high temperature flame. It is.
A lean premix combustor is known as a combustor capable of reducing NOx. This lean premix combustor premixes fuel with a sufficient amount of air, homogenizes it, and burns it lean. Since the optimum combustion temperature is higher than the heat-resistant temperature on the turbine side, diluted air is mixed into the combustion gas and the temperature is lowered to a temperature suitable for the turbine side, and supplied to the turbine. This diluted air also has the function of making the temperature of the mixed gas uniform.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
When increasing the output of the lean premix combustor, steam can be injected into the inner cylinder, and fuel can be injected and combusted as the temperature decreases, thereby increasing the output. In this case, when the steam is injected into the combustion region, the combustion stability is impaired. Further, in order to increase the air from the air intake port of the fuel injection unit corresponding to the increased fuel, a device for reducing the area of the diluted air intake port of the inner cylinder is required.
[0005]
The present invention has been developed to solve such problems. That is, the object of the present invention is to prevent instability of combustion due to steam injection and to limit the air inflow from the dilution air intake with a simple structure so that the air from the air intake of the fuel injection portion increases. It is to provide a low NOx steam injection combustor.
[0006]
In order to achieve the above object, according to the first aspect of the present invention, an inner cylinder having a substantially cylindrical shape and an upper part serving as a combustion chamber and having a dilution air intake at the lower part of the combustion chamber, and an outer cylinder surrounding the inner cylinder. A cylindrical premixing pipe whose lower end communicates with the inner cylinder at the top of the inner cylinder and has a premixing space inside, and fuel in the premixing space above the premixing space. A fuel injection part for injecting the fuel, and a steam injection part having a steam injection port adjacent to the dilution air intake,
A cross-sectional area of the premix space perpendicular to the axis of the inner cylinder is smaller than a cross-sectional area of the combustion chamber perpendicular to the axis of the inner cylinder;
The fuel injection part is provided with a pressurized air intake,
A space between the outer cylinder and the inner cylinder communicates with the dilution air inlet and the pressurized air inlet, and pressurized air is supplied to the space, and the pressurized air is supplied to the pressurized air inlet. Through the fuel injection part,
The fuel injection unit injects the pressurized air introduced through the pressurized air intake port into the premixing space together with fuel, and premixes the pressurized air and fuel in the premixing space;
During normal operation, the pressurized air between the outer cylinder and the inner cylinder is not only introduced into the fuel injection section through the pressurized air intake, but also into the inner cylinder through the dilution air intake. Introduced,
When the output is increased, the amount of fuel injected from the fuel injection unit is increased, and steam is injected from the steam injection port, so that the pressurized air between the outer cylinder and the inner cylinder becomes the diluted air. Inflow from the intake port is restricted, and the restricted pressurized air is supplied to the pressurized air intake port, whereby the pressurized air introduced into the fuel injection unit is increased. A low NOx steam injection combustor is provided.
[0007]
With the above configuration, when the output is increased, the steam is injected from the diluted air intake provided in the lower part of the combustion chamber, so that the combustion in the combustion region is not adversely affected. In addition, this steam injection limits the amount of air that has flowed from the dilution air intake port until now. This restricted and non-entering air enters from the air intake of the fuel injector and is used for increased fuel combustion. Since the inflow of dilution air can be restricted by injecting steam in this way, it is not necessary to provide a special device for restricting the inflow of dilution air.
[0008]
According to a second aspect of the present invention, the steam injection port is approximately the same size as the dilution air intake port.
[0009]
When the steam injection port is almost the same size as the dilution air intake port and they are arranged close to each other and the steam is injected from the steam injection port, the entire amount flows into the inner cylinder, but the ambient air is also sucked in somewhat by the ejector action. . However, the amount of air sucked is smaller than the amount of air that flows in when steam is not injected, and the air flow rate is limited by steam.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Preferred embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. In each figure, common portions are denoted by the same reference numerals, and redundant description is omitted.
FIG. 1 is an overall configuration diagram of a low NOx steam injection combustor for a gas turbine according to the present invention. As shown in this figure, the low NOx steam injection combustor 1 of the present invention includes a pilot combustor 12 disposed in the central portion and a plurality (only one is shown in the figure) disposed around the pilot combustor 12. And a combustor 14. In this figure, 2 is an inner cylinder (liner), 3 is a casing (outer cylinder), 4 is a spark plug (igniter), and air 6 flows between the casing 3 and the liner 2 to combustors 12 and 14. Reaches the liner 2 through the combustors 12 and 14 and other portions to form flames 7 and 8, and the generated combustion exhaust gas 9 is guided to a gas turbine (not shown) through the scroll portion 2c. , This is supposed to drive.
[0011]
In FIG. 1, the main combustor 14 includes a main injection valve 15 arranged coaxially with each other, an air intake 15 a provided in the main injection valve 15, and a pre-evaporation premixing pipe 16. Fuel F is supplied to the main injection valve 15 from the outside through the casing 3. As this fuel, it is preferable to use a fuel having a small nitrogen component that causes fuel NOx, such as gas fuel, kerosene, light oil, A heavy oil, or the like. Since pressurized air is supplied into the casing 3 from below, air flows in from the air intake port 15a. The pre-evaporation premixing pipe 16 is a cylindrical tube whose lower end is opened in this figure, and the fuel and air are easily mixed inside. That is, the main combustor 14 is a premixed lean combustor configured by a main injection valve 15, an air intake 15 a and a prevaporization premixing pipe 16. With this configuration, the fuel F is injected into the pre-evaporation premixing pipe 16 by the main injection valve 15, the air corresponding to the fuel supplied from the air intake port 15 a flows in, and the fuel F in the pre-evaporation premixing pipe 16. Can be premixed with a sufficient amount of air to evaporate and be lean burned.
[0012]
In FIG. 1, the pilot combustor 12 includes a pilot injection valve 13a, a pilot chamber 13b, and an air intake port 13c arranged coaxially with each other. The pilot combustor 12 is a diffusion combustor capable of stable combustion, in which fuel is injected into the pilot chamber 13b by the pilot injection valve 13a, air flows in from the air intake port 13c, and the fuel diffuses into the air. It is supposed to burn while. Further, the ignition part of the spark plug 4 is located in the pilot chamber 13b, and ignites the mixed gas diffused to each other. With this configuration, the diffusion flame 7 can be stably formed inside the liner 2.
[0013]
In FIG. 1, the liner 2 (inner cylinder) has a hollow cylindrical shape and is provided with a top plate and a bottom plate. The top plate is provided with a pilot combustor 12 and a main combustor 14, and a plurality of air inlets 2d are provided. Yes. A considerable amount of air rising while cooling the periphery of the liner 2 flows into the air intakes 13c and 15a provided in the pilot combustor 12 and the main combustor 14, respectively, and the rest from the air inlet 2d. Inflow. The bottom plate is provided with a turbine passage 10 through which combustion exhaust gas is sent to the turbine. The upper portion of the liner 2 constitutes a combustion chamber 2 a, a plurality of dilution air intakes 20 are provided on the outer periphery of the central portion 2 b, and the lower portion is a scroll chamber 2 c that is connected to the turbine passage 10. In the vicinity of the dilution air intake port 20, a steam injection pipe 22 having the same diameter as the intake port 20 is provided for each dilution air intake port 20, and a steam supply device (not shown) is connected to the vapor injection pipe 22. Has been. The pressurized air is taken in from the lower part of the dilution air intake 20 and rises while cooling the liner 2, and the dilution air intake 20, the air inlet 2 d of the liner top plate, the pilot combustor 12 and the main combustor 14. From the air inlets 13c and 15a.
[0014]
FIG. 2 shows the relationship between the diluted air intake 20 and the steam injection pipe 22 and shows the air inflow state during normal operation. The dilution air intake 20 and the steam injection pipe 22 are provided at a distance t, and the diameter D of the dilution air intake 20 and the inner diameter d of the steam injection pipe 22 are substantially the same size. The distance t has a desired air flow rate and is as short as possible. The diameter D of the dilution air intake 20 and the inner diameter d of the steam injection pipe 22 are set to be substantially the same size. During this normal operation, since the steam is not injected from the steam injection pipe 22, the air 6 flows from the diluted air intake 20.
[0015]
FIG. 3 shows a state at the time of steam injection. The steam 23 is injected over the diluted air intake 20 at a pressure higher than that of the surrounding pressurized air 6 and sucks some air 6 by the ejector action, but the inflow of the air 6 is greatly limited by the jet flow of the steam 23. Is done.
[0016]
Next, the operation will be described.
During normal operation, the pressurized air 6 supplied from the lower periphery of the liner rises along the liner 2, partly flows from the dilution air intake 20, and the rest rises while cooling the liner 2. The part flows in from the air inlet 2d of the liner top plate, and the rest flows into the air intakes 13c and 15a provided in the pilot combustor 12 and the main combustor 14, respectively. The inflowing air and fuel are premixed in the pilot combustor 12 and the main combustor 14 and burned in the combustion chamber 2a. In the combustion chamber 2a, combustion is performed by adding air flowing in from the air inlet 2d. The air flowing from the dilution air intake 20 is added to the combustion gas, and the temperature of the combustion gas is lowered to a temperature required on the turbine side and a uniform temperature distribution is obtained.
[0017]
When the output increases, steam is injected from the steam injection pipe 22. As a result, most of the air 6 flowing in from the dilution air intake 22 flows into the air intakes 13c and 15a provided in the pilot combustor 12 and the main combustor 14, respectively, and a part of the air in the liner top plate. It flows in from the inlet 2d. The pilot combustor 12 and the main combustor 14 increase and supply fuel according to the air inflow amount. Thus, stable low NOx combustion can be maintained even if the fuel is increased to increase the output. The inflowing steam 23 and the partially sucked air are uniformly mixed with the combustion gas, and the temperature of the combustion gas is lowered to a temperature required on the turbine side and a uniform temperature distribution is obtained.
[0018]
FIG. 4 is a diagram showing the relationship between the amount of steam, the equivalent ratio (fuel / air), and NOx when the fuel is increased by injecting steam into the combustion chamber. As the amount of steam is increased and the fuel is increased accordingly, the equivalence ratio increases and NOx also increases.
[0019]
FIG. 5 is a diagram showing the relationship between the amount of steam, the equivalence ratio, and NOx in the case of the present invention when steam is injected from the diluted air intake port 20 and the fuel is increased accordingly. In this case, the air whose inflow from the dilution air intake 20 is restricted by the steam flows into the air intakes 13c and 15a provided in the pilot combustor 12 and the main combustor 14, respectively, and a part of the liner top plate. Therefore, even if the fuel increases, the equivalence ratio does not change and the generation of NOx does not change.
[0020]
【The invention's effect】
As described above, the present invention increases the fuel because the air flowing from the diluted air intake by steam injection flows from the air intake provided in the pilot combustor and the main combustor, respectively. However, the equivalence ratio does not change, and the output can be increased without impairing the combustion stability. Further, since the combustion state is not changed, the low NOx state can be maintained without increasing the generation of NOx. In particular, when combined with a dry low NOx combustor (especially a premixed combustor with a narrow stable combustion range), low NOx operation can be performed over a wide load range from a load range that does not require steam injection to a steam injection range. In addition, since the intake of air into the combustor by steam injection is not provided with a special structure, it becomes a simple structure, which is advantageous in terms of manufacturing and cost.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall configuration diagram of a low NOx steam injection combustor according to the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing a relationship between a diluted air intake port and a steam injection pipe and showing a state at the time of air intake.
FIG. 3 is a diagram showing a relationship between a diluted air intake port and a steam injection pipe and a state at the time of steam injection.
FIG. 4 is a diagram showing the relationship between the amount of steam, the equivalence ratio (fuel / air), and NOx when steam is injected into the combustion chamber to increase the fuel.
FIG. 5 is a diagram showing the relationship between the amount of steam, the equivalent ratio (fuel / air), and NOx when steam is injected into the diluted air intake port to increase the fuel.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Low NOx steam injection combustor 2 Liner 2a Combustion chamber 2b Center part 2c Scroll part 2d Air inlet 3 Casing 4 Spark plug (igniter)
6 Air 7 Diffusion flame 8 Premixed flame 9 Combustion exhaust gas 10 Turbine passage 12 Pilot combustor 13a Pilot injection valve 13b Pilot chamber 13c Air intake 14 Main combustor 15 Main injection valve 15a Air intake 16 Pre-evaporation premixing tube 20 Dilution Air intake port 22 Steam injection tube 23 Steam

Claims (2)

ほぼ円筒状で上部が燃焼室になっており、この燃焼室下部に希釈空気取り入れ口を有する内筒と、この内筒を包囲する外筒と、その下端が前記内筒の頂部にて前記内筒内に連通し内部が予混合空間となっている円筒形の予混合管と、該予混合空間の上部にて該予混合空間に燃料を噴射する燃料噴射部と、前記希釈空気取り入れ口に近接して蒸気噴射口を有する蒸気噴射部と、を備え、
前記内筒の軸と垂直な前記予混合空間の断面積は、前記内筒の軸と垂直な前記燃焼室の断面積より小さくなっており、
前記燃料噴射部には、加圧空気取り入れ口が設けられ、
前記外筒と内筒の間の空間は前記希釈空気取り入れ口と前記加圧空気取り入れ口に連通しており、該空間に加圧空気が供給され、該加圧空気は前記加圧空気取り入れ口を通して前記燃料噴射部に導入され、
前記燃料噴射部は、前記加圧空気取り入れ口を通して導入された前記加圧空気を燃料と共に前記予混合空間に噴射して、前記予混合空間内で該加圧空気と燃料を予混合し、
通常運転時には、前記外筒と内筒の間の前記加圧空気が、前記加圧空気取り入れ口を通して燃料噴射部に導入されるだけでなく、前記希釈空気取り入れ口を通して前記内筒の内部にも導入され、
出力増加時には、前記燃料噴射部から噴射される燃料量が増加されるとともに、前記蒸気噴射口から蒸気を噴射し、これにより、前記外筒と内筒の間の前記加圧空気が前記希釈空気取り入れ口より流入するのを制限し、この制限された加圧空気が前記加圧空気取り入れ口に供給されることで、前記燃料噴射部に導入される加圧空気が増大される、ことを特徴とする低NOx蒸気噴射燃焼器。
It is substantially cylindrical and the upper part is a combustion chamber, an inner cylinder having a dilution air intake at the lower part of the combustion chamber, an outer cylinder surrounding the inner cylinder, and a lower end of the inner cylinder at the top of the inner cylinder . A cylindrical premixing tube that communicates with the inside of the cylinder and has a premixing space inside, a fuel injection section that injects fuel into the premixing space above the premixing space, and the dilution air intake port. A steam injection part having a steam injection port in proximity,
A cross-sectional area of the premix space perpendicular to the axis of the inner cylinder is smaller than a cross-sectional area of the combustion chamber perpendicular to the axis of the inner cylinder;
The fuel injection part is provided with a pressurized air intake,
A space between the outer cylinder and the inner cylinder communicates with the dilution air inlet and the pressurized air inlet, and pressurized air is supplied to the space, and the pressurized air is supplied to the pressurized air inlet. Through the fuel injection part,
The fuel injection unit injects the pressurized air introduced through the pressurized air intake port into the premixing space together with fuel, and premixes the pressurized air and fuel in the premixing space;
During normal operation, the pressurized air between the outer cylinder and the inner cylinder is not only introduced into the fuel injection section through the pressurized air intake, but also into the inner cylinder through the dilution air intake. Introduced,
When the output is increased, the amount of fuel injected from the fuel injection unit is increased, and steam is injected from the steam injection port, so that the pressurized air between the outer cylinder and the inner cylinder becomes the diluted air. Inflow from the intake port is restricted, and the restricted pressurized air is supplied to the pressurized air intake port, whereby the pressurized air introduced into the fuel injection unit is increased. A low NOx steam injection combustor.
前記蒸気噴射口は前記希釈空気取り入れ口とほぼ同じ大きさであることを特徴とする請求項1記載の低NOx蒸気噴射燃焼器。  2. The low NOx steam injection combustor according to claim 1, wherein the steam injection port is substantially the same size as the dilution air intake port.
JP04229698A 1998-02-24 1998-02-24 Low NOx steam injection combustor Expired - Lifetime JP3951155B2 (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04229698A JP3951155B2 (en) 1998-02-24 1998-02-24 Low NOx steam injection combustor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04229698A JP3951155B2 (en) 1998-02-24 1998-02-24 Low NOx steam injection combustor

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11241824A JPH11241824A (en) 1999-09-07
JP3951155B2 true JP3951155B2 (en) 2007-08-01

Family

ID=12632083

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04229698A Expired - Lifetime JP3951155B2 (en) 1998-02-24 1998-02-24 Low NOx steam injection combustor

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3951155B2 (en)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4635324B2 (en) * 2000-10-25 2011-02-23 株式会社Ihi Low NOx combustor for two-fluid cycle and operation method thereof
JP4977522B2 (en) * 2007-04-25 2012-07-18 株式会社日立製作所 Gas turbine combustor
US9279369B2 (en) * 2013-03-13 2016-03-08 General Electric Company Turbomachine with transition piece having dilution holes and fuel injection system coupled to transition piece

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11241824A (en) 1999-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5121597A (en) Gas turbine combustor and methodd of operating the same
US6983605B1 (en) Methods and apparatus for reducing gas turbine engine emissions
US5201181A (en) Combustor and method of operating same
JPH0140246B2 (en)
JPH06221559A (en) Power plant of gas turbine and method of making flame diffusion in its pilot part
WO2007104599A1 (en) Burner, in particular for a gas turbine combustor, and method of operating a burner
JP3990678B2 (en) Gas turbine combustor
CA2599113C (en) Fuel injection valve, combustor using the fuel injection valve, and fuel injection method for the fuel injection valve
JP3951155B2 (en) Low NOx steam injection combustor
JPH0443220A (en) Combustion device for gas turbine
JPS597885B2 (en) gas burner nozzle
JP3959632B2 (en) Diffusion combustion type low NOx combustor
JP3873119B2 (en) In-cylinder swirl combustor
JP3901663B2 (en) Rapid fuel injection valve and low NOx combustor
JPH10160163A (en) Nitrogen oxide reduction structure of gas turbine combustor
JP2001004138A (en) LOW NOx COMBUSTOR FOR GAS TURBINE
JP4524902B2 (en) Low NOx combustor with premixed fuel injection valve
JP2004028352A (en) LOW NOx COMBUSTOR COMPRISING FUEL INJECTION VALVE FOR PREVENTING BACKFIRE AND SELF-IGNITION
JP2666114B2 (en) Gas turbine premix combustor
JPH01267325A (en) Gas turbine combustor for low calorie gas
JP2003130352A (en) LOW NOx COMBUSTOR FOR GAS TURBINE
JPH11270851A (en) Low nox combustor
JPH04324028A (en) Gas firing combustion apparatus
JP4605685B2 (en) Low NOx combustor for gas turbine
JPS6356444B2 (en)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070302

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070329

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070411

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100511

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100511

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100511

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110511

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120511

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120511

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130511

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140511

Year of fee payment: 7

EXPY Cancellation because of completion of term