JP3950113B2 - グリッドシステムにおけるジョブ割付方法、グリッド仲介装置及びそのプログラム - Google Patents

グリッドシステムにおけるジョブ割付方法、グリッド仲介装置及びそのプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP3950113B2
JP3950113B2 JP2004014511A JP2004014511A JP3950113B2 JP 3950113 B2 JP3950113 B2 JP 3950113B2 JP 2004014511 A JP2004014511 A JP 2004014511A JP 2004014511 A JP2004014511 A JP 2004014511A JP 3950113 B2 JP3950113 B2 JP 3950113B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reference data
resource
network
computer
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004014511A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005208920A (ja
Inventor
直人 武藤
利幸 岡
英明 因幡
隆 中津
智晴 三ッ谷
岳 中野
辰郎 伊部
圭二郎 根元
敦 銭本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone West Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone West Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp, Nippon Telegraph and Telephone West Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2004014511A priority Critical patent/JP3950113B2/ja
Publication of JP2005208920A publication Critical patent/JP2005208920A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3950113B2 publication Critical patent/JP3950113B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Multi Processors (AREA)

Description

本発明は、ネットワークに接続された複数のコンピュータの余剰処理能力(余剰リソース)を用いて所定のデータ処理を行う仮想コンピュータを形成するグリッドコンピュータシステム(単にグリッドシステムともいう。)に関する。
従来より、サービス利用者がインターネット等のネットワークを介して所定のデータ処理の実行を依頼すると、該処理を実行し、その結果を返却する情報処理システムがあり、そのようなシステムの1つとして、余剰リソースを提供する複数のコンピュータ(以下、リソース計算機と呼ぶ。)に処理を実行させるグリッドシステムがあった(特許文献1及び非特許文献1参照)。
特開2002−229937号公報 "Gloubus:あなたの知りたいこと教えます"、産業技術総合研究所 グリッド研究センター、[平成15年12月18日検索]、インターネット<http://www.jpgrid.org/tech−info/jpgrid−globus−tutorial.ppt>
しかし、前述した従来のグリッドシステムでは、サービス利用者から依頼を受けた後、処理に必要な全てのデータを各リソース計算機へ転送し、その後、実際の計算処理等を行っていたため、依頼を受けてから結果を返却するまでの時間が長いという問題点があった。
本発明の目的は、特に解析用データを参照データと比較計算するような、処理に必要なデータの一部に固定的なデータが含まれる場合において、サービス利用者から依頼を受けてから結果を返却するまでの時間を短縮可能とするグリッドシステムにおけるジョブ割付方法、グリッド仲介装置及びそのプログラムを提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明の方法は、余剰リソースを提供する少なくとも2つのリソース計算機と、各リソース計算機とネットワークを介して接続されたグリッド仲介装置とを少なくとも備え、グリッド仲介装置が全部又は一部のリソース計算機に所定のデータ処理を構成する複数のジョブを割り付けて実行させ、その実行結果を取りまとめることにより、当該所定のデータ処理を行う仮想コンピュータを形成するグリッドシステムに対し、解析用データと参照データとの比較計算をジョブとする所定のデータ処理を行わせる場合のジョブ割付方法であって、グリッド仲介装置が、予め保持しているもしくはネットワークを介して通信可能な他の装置に予め保持されている複数の参照データを、ネットワークを介して各リソース計算機に個別に配布して保有させるステップと、各リソース計算機に保有させた参照データの内容とその種別ID、並びに各リソース計算機の遊休状態か非遊休状態かの状態を、直接もしくはネットワークを介してアクセス可能な管理データベースに蓄積・管理させるステップと、サービス利用者端末からの解析用データと参照データとの比較計算をジョブとする所定のデータ処理の依頼を当該解析用データ及び参照データの種別IDとともに受け付けるステップと、サービス利用者端末から受け取った参照データの種別IDに合致する参照データを保有するリソース計算機を前記管理データベースを参照して選択するステップと、該選択したリソース計算機に解析用データをネットワークを介して送り、保有する参照データとの比較計算を要求するステップとを行うグリッドシステムにおけるジョブ割付方法において、グリッド仲介装置が、選択したリソース計算機が遊休状態か非遊休状態かを管理データベースを参照して調べ、非遊休状態の一のリソース計算機がある場合、遊休状態の他のリソース計算機を再選択するステップと、該選択した他のリソース計算機に解析用データをネットワークを介して送るとともに、該解析用データの比較計算に必要な参照データの前記一のリソース計算機もしくは前記他の装置からのネットワークを介した取り寄せを命じ、比較計算を要求するステップとを行うことを特徴とする。
また、本発明の方法は、余剰リソースを提供する少なくとも2つのリソース計算機と、各リソース計算機とネットワークを介して接続されたグリッド仲介装置とを少なくとも備え、グリッド仲介装置が全部又は一部のリソース計算機に所定のデータ処理を構成する複数のジョブを割り付けて実行させ、その実行結果を取りまとめることにより、当該所定のデータ処理を行う仮想コンピュータを形成するグリッドシステムに対し、解析用データと参照データとの比較計算をジョブとする所定のデータ処理を行わせる場合のジョブ割付方法であって、グリッド仲介装置が、予め保持しているもしくはネットワークを介して通信可能な他の装置に予め保持されている複数の参照データを、ネットワークを介して各リソース計算機に個別に配布して保有させるステップと、各リソース計算機に保有させた参照データの内容とその種別ID、並びに各リソース計算機の遊休状態か非遊休状態かの状態を、直接もしくはネットワークを介してアクセス可能な管理データベースに蓄積・管理させるステップと、サービス利用者端末からの解析用データと参照データとの比較計算をジョブとする所定のデータ処理の依頼を当該解析用データ及び参照データの種別IDとともに受け付けるステップと、サービス利用者端末から受け取った参照データの種別IDに合致する参照データを保有するリソース計算機を前記管理データベースを参照して選択するステップと、該選択したリソース計算機に解析用データをネットワークを介して送り、保有する参照データとの比較計算を要求するステップとを行うグリッドシステムにおけるジョブ割付方法において、グリッド仲介装置が、サービス利用者端末から受け取った参照データの種別IDに合致する参照データを保有するリソース計算機が存在しない場合、遊休状態の任意のリソース計算機を再選択するステップと、該選択した任意のリソース計算機に解析用データをネットワークを介して送るとともに、該解析用データの比較計算に必要な参照データの前記他の装置からのネットワークを介した取り寄せを命じ、比較計算を要求するステップとを行うことを特徴とする。
また、本発明の装置は、余剰リソースを提供する少なくとも2つのリソース計算機と、各リソース計算機とネットワークを介して接続されたグリッド仲介装置とを少なくとも備え、グリッド仲介装置が全部又は一部のリソース計算機に所定のデータ処理を構成する複数のジョブを割り付けて実行させ、その実行結果を取りまとめることにより、当該所定のデータ処理を行う仮想コンピュータを形成するグリッドシステムにおけるグリッド仲介装置であって、予め保持しているもしくはネットワークを介して通信可能な他の装置に予め保持されている複数の参照データを、ネットワークを介して各リソース計算機に個別に配布して保有させるとともに、該各リソース計算機に保有させた参照データの内容とその種別ID、並びに各リソース計算機の遊休状態か非遊休状態かの状態を、直接もしくはネットワークを介してアクセス可能な管理データベースに蓄積・管理させる手段と、サービス利用者端末からの解析用データと参照データとの比較計算をジョブとする所定のデータ処理の依頼を当該解析用データ及び参照データの種別IDとともに受け付ける手段と、サービス利用者端末から受け取った参照データの種別IDに合致する参照データを保有するリソース計算機を前記管理データベースを参照して選択し、該選択したリソース計算機が遊休状態か非遊休状態かを管理データベースを参照して調べ、非遊休状態の一のリソース計算機がある場合、遊休状態の他のリソース計算機を再選択する手段と、該選択したリソース計算機に解析用データをネットワークを介して送り、保有する参照データとの比較計算を要求し、かつ該選択した他のリソース計算機に解析用データをネットワークを介して送るとともに、該解析用データの比較計算に必要な参照データの前記一のリソース計算機もしくは前記他の装置からのネットワークを介した取り寄せを命じ、比較計算を要求する手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の装置は、余剰リソースを提供する少なくとも2つのリソース計算機と、各リソース計算機とネットワークを介して接続されたグリッド仲介装置とを少なくとも備え、グリッド仲介装置が全部又は一部のリソース計算機に所定のデータ処理を構成する複数のジョブを割り付けて実行させ、その実行結果を取りまとめることにより、当該所定のデータ処理を行う仮想コンピュータを形成するグリッドシステムにおけるグリッド仲介装置であって、予め保持しているもしくはネットワークを介して通信可能な他の装置に予め保持されている複数の参照データを、ネットワークを介して各リソース計算機に個別に配布して保有させるとともに、該各リソース計算機に保有させた参照データの内容とその種別ID、並びに各リソース計算機の遊休状態か非遊休状態かの状態を、直接もしくはネットワークを介してアクセス可能な管理データベースに蓄積・管理させる手段と、サービス利用者端末からの解析用データと参照データとの比較計算をジョブとする所定のデータ処理の依頼を当該解析用データ及び参照データの種別IDとともに受け付ける手段と、サービス利用者端末から受け取った参照データの種別IDに合致する参照データを保有するリソース計算機を前記管理データベースを参照して選択し、この際、当該参照データを保有するリソース計算機が存在しなければ、遊休状態の任意のリソース計算機を再選択する手段と、該選択したリソース計算機に解析用データをネットワークを介して送り、保有する参照データとの比較計算を要求し、かつ該選択した任意のリソース計算機に解析用データをネットワークを介して送るとともに、該解析用データの比較計算に必要な参照データの前記他の装置からのネットワークを介した取り寄せを命じ、比較計算を要求する手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明のプログラムは、コンピュータ上に前述したグリッド仲介装置の各手段として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、予め参照データを各リソース計算機に配布して保有させておき、データ処理の依頼を受け付けると、必要な参照データを保有するリソース計算機に解析用データを送って処理を割り当てることによって、データ処理を行う時点での参照データの転送を不要とし、依頼を受けてから結果を返却するまでの時間を短縮することができ、サービス利用者は処理結果を早く得ることができ、また、システム側はサービス利用者からのより多くの依頼を処理することができる利点がある。また、参照データを保有するリソース計算機が非遊休状態等であって使用できない場合は、他の遊休状態にあるリソース計算機に処理を割り付けることで、必要な参照データを持たないリソース計算機の有効利用が図れる利点がある。
本発明を実施するための最良の形態は、複数のリソース計算機とグリッド仲介装置とこれらを接続するネットワークとからなるグリッドシステムにおいて、該グリッド仲介装置が、予め複数の参照データを、ネットワークを介して各リソース計算機に配布して保有させておき、サービス利用者から比較計算処理の依頼を解析用データとともにネットワークを介して受け付けると、比較計算に必要な参照データを保有するリソース計算機を選択して解析用データをネットワークを介して送り、保有する参照データとの比較計算を要求し、また、選択したリソース計算機が比較計算を実行できないもしくは比較計算に必要な参照データを保有するリソース計算機が見つからない場合は、他のリソース計算機を再選択して解析用データをネットワークを介して送るとともに、該解析用データの比較計算に必要な参照データの前記一のリソース計算機あるいはコンテンツ提供者端末からのネットワークを介した取り寄せを命じ、比較計算を要求することにより、データ処理を行う時点での参照データの転送を不要とし、依頼を受けてから結果を返却するまでの時間を短縮する。
図1は本発明に係わるグリッドシステムの実施例を示すもので、図中、1はグリッド仲介装置(グリッド仲介サーバ)、1−1はグリッド仲介サーバ1の管理データベース、2は参照データ提供者のコンテンツ提供者端末、2−1は参照データ群を記憶するコンテンツ提供者端末2の記憶装置、3は比較解析を依頼するサービス利用者のサービス利用者端末、3−1は比較解析の対象となる解析用データを記憶するサービス利用者端末の記憶装置、4はネットワーク(IP網)、A,B,Cはリソース提供者の計算機(リソース計算機)、A−1,B−1,C−1は各リソース計算機A,B,Cにおいて参照データを記憶する記憶装置、A−2,B−2,C−2は各リソース計算機A,B,Cの状態(遊休状態か非遊休状態か)を判断し管理する状態管理部である。
また、Ta−1,Ta−2,…,Tb−1,Tb−2,…,Tz−1,Tz−2,…はコンテンツ提供者端末の記憶装置2−1に記憶されている参照データ、Xはサービス利用者端末3の記憶装置3−1に記憶されている解析用データである。また、参照データTa−1,Ta−2,…はデータ種別を表すデータ種別IDとしてTaSを含み、また、参照データTb−1,Tb−2,…はデータ種別を表すデータ種別IDとしてTbSを含み、…、また、参照データTz−1,Tz−2,…はデータ種別を表すデータ種別IDとしてTzSを含むものとする。なお、本発明でいうデータ種別とは、比較計算対象のデータがDNAデータであった場合、人、猿、豚、ウイルス等といったデータの内容そのものの種別のことを表す。
また、図2はグリッド仲介サーバ1の管理データベース1−1に格納されるリソース計算機の管理テーブルの一例を示すものである。図中、F−1はリソース計算機の管理番号、F−2は参照データの配布やジョブの割付に使用するリソース計算機のIPアドレス、F−3はリソース計算機に配布した参照データ(実際にはその識別子)、F−4はリソース計算機に配布した参照データの種別ID、F−5はリソース計算機の状態(遊休状態か非遊休状態か)、F−6はリソース計算機の記憶装置の空き容量、F−7はリソース計算機における比較解析の実施回数を表しており、また、DB−1,DB−2,DB−3は各リソース計算機A,B,Cに対応するデータ内容を表している。
図3は各リソース計算機の状態管理部A−2,B−2,C−2におけるデータの一例を示すものである。図中、G−1はCPU使用率の閾値、G−2は空きメモリ容量の閾値、G−3はリソース計算機が遊休状態か非遊休状態かを判断する場合の前記のCPU使用率の閾値G−1と空きメモリ容量の閾値G−2の論理演算子(“AND”又は“OR”)である。そして、G−3が“AND”であればCPU使用率が閾値G−1を越えかつ空きメモリ容量が閾値G−2を下回った時に非遊休状態と判断し、また、G−3が“OR”であればCPU使用率が閾値G−1を越えるかもしくは空きメモリ容量が閾値G−2を下回った時に非遊休状態と判断する。
図4は本発明の第1の実施例(但し、特許請求の範囲には含まれない。)に対応する動作シーケンスを示すもので、図1、図2、図3及び図4を用いて本発明の第1の実施例を説明する。
まず、各リソース計算機A〜Cは、管理データベース1−1に、計算機状態F−5及び記憶装置の空き容量F−6を通知し、それを受けた管理データベース1−1はそれぞれ記憶する(S−1)。
一方、グリッド仲介サーバ1は、コンテンツ提供者端末2から比較解析計算に用いる参照データTa−1,Ta−2,Tb−1,Tb−2の配布の依頼を受け付ける(S−2)。
グリッド仲介サーバ1は、管理データベース1−1を参照し、各リソース計算機が既に保有している参照データとは別のデータ種別の参照データを持てるように、しかも各リソース計算機の記憶装置の空き容量に余裕が残るように前記参照データの配布先を選択する(S−3)。その結果、例えばリソース計算機Aには参照データTa−1と参照データTb−1を、リソース計算機Bには参照データTb−1を、リソース計算機Cには参照データTa−2をそれぞれ配布する(S−4)。リソース計算機A,B,Cは、配布された参照データを、該リソース計算機の記憶装置A−1,B−1,C−1にそれぞれ記憶する(S−5)。
また、グリッド仲介サーバ1は、各リソース計算機に配布した参照データをそのデータ種別IDとともに管理データベース1−1に記憶する(S−6)。具体的には、図2に示すように、リソース計算機Aに対応するデータ内容DB−1には参照データTa−1,Tb−1(の識別子)とそれらの種別IDであるTaS,TbSを、リソース計算機Bに対応するデータ内容DB−2には参照データTb−2とその種別IDであるTbSを、リソース計算機Cに対応するデータ内容DB−3には参照データTa−2とその種別IDであるTaSをそれぞれ記憶する。
次に、グリッド仲介サーバ1は、サービス利用者端末3から比較解析処理の依頼を、解析用データ及び参照データの種別ID(データ種別IDは複数選択可能)、例えば解析用データX及びデータ種別ID TaSとともに受け付ける(S−7)。グリッド仲介サーバ1は、管理データベース1−1を参照し、参照データ種別ID TaSに合致する参照データを持つリソース計算機を選択する(S−8)。本例では図2に示す管理データベースからリソース計算機A及びCが選択される。
次に、グリッド仲介サーバ1は、リソース計算機A及びCに解析用データXを送って比較解析計算を依頼する。また、各リソース計算機A及びCの状態管理部A−2及びC−2は、管理データベース1−1にそれぞれの状態が遊休状態から非遊休状態に変わったことを通知する(S−9)。
リソース計算機A及びCはそれぞれ、保有する参照データTa−1及びTa−2と送られてきた解析用データXとの比較解析を行い、その結果をグリッド仲介サーバ1へ返送する。また、各リソース計算機A及びCの状態管理部A−2及びC−2は、管理データベース1−1にそれぞれの状態が非遊休状態から遊休状態に変わったことを通知する(S−10)。
グリッド仲介サーバ1は、比較解析を依頼した全てのリソース計算機から結果が返ってくると、それらをまとめてサービス利用者端末3へ解析結果として返すことでサービスを完了する(S−11)。
本発明の第2の実施例は、第1の実施例において、参照データを保有するリソース計算機が非遊休状態等であって比較解析計算を実行できない場合でも処理可能とするものである。
図5は本発明の第2の実施例に対応する動作シーケンスを示すもので、図1、図2、図3及び図5を用いて本発明の第2の実施例を説明する。
図5において動作ステップS−6までは、第1の実施例の場合と同様である。
グリッド仲介サーバ1は、サービス利用者端末3から比較解析処理の依頼を、解析用データ及び参照データの種別ID、ここでは解析用データX及びデータ種別ID TbSとともに受け付ける(S−21)。
次に、リソース計算機Bの状態管理部B−2が、図3に示したデータより当該リソース計算機Bの状態が非遊休状態になったことを判断し、管理データベース1−1に通知する(S−22)。
グリッド仲介サーバ1は、管理データベース1−1を参照し、参照データ種別ID TbSに合致する参照データを持つリソース計算機を選択した結果、リソース計算機A及びBが選択されるが、リソース計算機Bは非遊休状態であり、比較解析が不可能であることが分かるために、管理データベース1−1を参照し、遊休状態のリソース計算機の中から比較解析の実施回数F−7が平均的になるようにリソース計算機を再選択、例えばCを選択する(S−23)。
次に、グリッド仲介サーバ1は、リソース計算機Aに解析用データXを送って比較解析計算を依頼し、また、リソース計算機Cに解析用データXを送るとともに必要な参照データはリソース計算機Bが保有しており、そこから取り寄せることを命じて比較解析計算を依頼する(なお、この際、コンテンツ提供者端末2から取り寄せることを命じても良い。)。また、各リソース計算機A及びCの状態管理部A−2及びC−2は、管理データベース1−1にそれぞれの状態が遊休状態から非遊休状態に変わったことを通知する(S−24)。
リソース計算機Cは、リソース計算機Bから参照データTb−2を取り寄せ(S−25)、これと解析用データXとの比較解析処理を行い、また、リソース計算機Aも同様に、保有している参照データTb−1と解析用データXとの比較解析を行い、その結果をグリッド仲介サーバ1へ返送する。また、各リソース計算機A及びCの状態管理部A−2及びC−2は、管理データベース1−1にそれぞれの状態が非遊休状態から遊休状態に変わったことを通知する(S−26)。
グリッド仲介サーバ1は、比較解析を依頼した全てのリソース計算機から結果が返ってくると、それらをまとめてサービス利用者端末3へ解析結果として返すことでサービスを完了する(S−27)。
本発明の第3の実施例は、第1の実施例において、参照データを保有するリソース計算機がオフライン等であって選択できない場合でも処理可能とするものである。
図6は本発明の第3の実施例に対応する動作シーケンスを示すもので、図1、図2、図3及び図6を用いて本発明の第3の実施例を説明する。
図6において動作ステップS−6までは、第1の実施例の場合と同様である。
グリッド仲介サーバ1は、サービス利用者端末3から比較解析処理の依頼を、解析用データ及び参照データの種別ID、ここでは解析用データX及びデータ種別ID TcSとともに受け付ける(S−31)。
グリッド仲介サーバ1は、管理データベース1−1を参照し、参照データ種別ID TcSに合致する参照データを持つリソース計算機を選択するが、該当するリソース計算機がオフライン等で存在しないので、遊休状態のリソース計算機の中から比較解析の実施回数F−7が平均的になるようにリソース計算機を再選択、例えばA及びCを選択する(S−32)。
次に、グリッド仲介サーバ1は、リソース計算機A及びCに解析用データXを送るとともに必要な参照データはコンテンツ提供者端末2が保有しており、そこから取り寄せることを命じて比較解析計算を依頼する。また、各リソース計算機A及びCの状態管理部A−2及びC−2は、管理データベース1−1にそれぞれの状態が遊休状態から非遊休状態に変わったことを通知する(S−33)。
リソース計算機A及びリソース計算機Cはそれぞれ、コンテンツ提供者端末2から参照データTc−1及びTc−2を取り寄せ(S−34)、これらと解析用データXとの比較解析処理を行い、その結果をグリッド仲介サーバ1へ返送する。また、各リソース計算機A及びCの状態管理部A−2及びC−2は、管理データベース1−1にそれぞれの状態が非遊休状態から遊休状態に変わったことを通知する(S−35)。
グリッド仲介サーバ1は、比較解析を依頼した全てのリソース計算機から結果が返ってくると、それらをまとめてサービス利用者端末3へ解析結果として返すことでサービスを完了する(S−36)。
図7は前述した各実施例に対応するグリッド仲介サーバの実施例を示すもので、図中、11は計算機状態管理手段、12は参照データ管理手段、13は依頼受け付け手段、14はリソース計算機選択手段、15はデータ処理要求手段、16は結果取りまとめ手段である。
計算機状態管理手段11は、各リソース計算機から通知される計算機状態(遊休状態であるか非遊休状態であるかの状態)及び記憶装置の空き容量を受領し、管理データベース1−1に蓄積・管理させる。
参照データ管理手段12は、コンテンツ提供者端末2からの参照データの配布の依頼を受け付け、管理データベース1−1を参照し、各リソース計算機が既に保有している参照データとは別のデータ種別の参照データを持てるように、しかも各リソース計算機の記憶装置の空き容量に余裕が残るように前記参照データの配布先を選択し、該選択したリソース計算機にコンテンツ提供者端末2の記憶装置2−1に記憶された複数の参照データを配布して保有させるとともに、該各リソース計算機に保有させた参照データの種別を管理データベース1−1に蓄積・管理させる。
依頼受付手段13は、サービス利用者端末3からの解析用データと参照データとの比較計算をジョブとする所定のデータ処理の依頼を、当該解析用データ及び参照データの種別IDとともに受け付ける。
リソース計算機選択手段14は、管理データベース1−1を参照し、サービス利用者端末3から受け取った参照データ種別IDに合致する参照データを持つリソース計算機を選択する。この際、参照データを保有するリソース計算機が非遊休状態等であって比較解析計算を実行できない場合、もしくは参照データを保有するリソース計算機がオフライン等であって見つからない場合は、遊休状態のリソース計算機の中から任意のリソース計算機再選択、好ましくは比較解析の実施回数が平均的になるようにリソース計算機を再選択する。
データ処理要求手段15は、選択したリソース計算機が前記参照データ種別IDに合致する参照データを保有する場合は、解析用データを送って保有する該参照データとの比較計算を要求する。また、他のリソース計算機が前記参照データ種別IDに合致する参照データを保有する場合は、選択したリソース計算機に解析用データを送るとともに必要な参照データは他のリソース計算機(もしくはコンテンツ提供者端末2)が保有しており、そこから取り寄せることを命じて比較計算を依頼する。さらにまた、前記参照データ種別IDに合致する参照データを保有するリソース計算機がオフライン等であって見つからない場合は、選択したリソース計算機に解析用データを送るとともに必要な参照データはコンテンツ提供者端末2が保有しており、そこから取り寄せることを命じて比較計算を依頼する。
実行結果受領手段16は、比較解析を依頼した全てのリソース計算機から結果が返ってくると、それらをまとめてサービス利用者端末3へ解析結果として返す。
なお、本発明のグリッド仲介サーバは、周知のコンピュータに媒体もしくは通信回線を介して、図7の構成図に示された機能を実現するプログラムをインストールすることによっても実現可能である。
本発明に係わるグリッドシステムの実施例を示す構成図 グリッド仲介サーバの管理データベースに格納される管理テーブルの一例を示す説明図 リソース計算機の状態管理部におけるデータの一例を示す説明図 本発明の第1の実施例に対応する動作シーケンス図 本発明の第2の実施例に対応する動作シーケンス図 本発明の第3の実施例に対応する動作シーケンス図 グリッド仲介サーバの実施例を示すブロック構成図
符号の説明
1:グリッド仲介サーバ、1−1:管理データベース、2:コンテンツ提供者端末、2−1:参照データ記憶装置、3:サービス利用者端末、3−1:解析用データ記憶装置、4:IP網、11:計算機状態管理手段、12:参照データ管理手段、13:処理依頼受付手段、14:計算機選択手段、15:処理要求手段、16:実行結果受領手段、A,B,C:リソース計算機、A−1,B−1,C−1:リソース計算機の記憶装置、A−2,B−2,C−2:リソース計算機の状態管理部、Ta−1,Ta−2,…,Tb−1,Tb−2,…,Tz−1,Tz−2,…:参照データ、X:解析用データ、TaS,TbS,…,TzS:データ種別ID、S−1,S−2,…S−n:動作ステップ。

Claims (6)

  1. 余剰リソースを提供する少なくとも2つのリソース計算機と、各リソース計算機とネットワークを介して接続されたグリッド仲介装置とを少なくとも備え、グリッド仲介装置が全部又は一部のリソース計算機に所定のデータ処理を構成する複数のジョブを割り付けて実行させ、その実行結果を取りまとめることにより、当該所定のデータ処理を行う仮想コンピュータを形成するグリッドシステムに対し、解析用データと参照データとの比較計算をジョブとする所定のデータ処理を行わせる場合のジョブ割付方法であって、
    グリッド仲介装置が、
    予め保持しているもしくはネットワークを介して通信可能な他の装置に予め保持されている複数の参照データを、ネットワークを介して各リソース計算機に個別に配布して保有させるステップと、
    各リソース計算機に保有させた参照データの内容とその種別ID、並びに各リソース計算機の遊休状態か非遊休状態かの状態を、直接もしくはネットワークを介してアクセス可能な管理データベースに蓄積・管理させるステップと、
    サービス利用者端末からの解析用データと参照データとの比較計算をジョブとする所定のデータ処理の依頼を当該解析用データ及び参照データの種別IDとともに受け付けるステップと、
    サービス利用者端末から受け取った参照データの種別IDに合致する参照データを保有するリソース計算機を前記管理データベースを参照して選択するステップと、
    該選択したリソース計算機に解析用データをネットワークを介して送り、保有する参照データとの比較計算を要求するステップとを行うグリッドシステムにおけるジョブ割付方法において、
    グリッド仲介装置が、
    選択したリソース計算機が遊休状態か非遊休状態かを管理データベースを参照して調べ、非遊休状態の一のリソース計算機がある場合、遊休状態の他のリソース計算機を再選択するステップと、
    選択した他のリソース計算機に解析用データをネットワークを介して送るとともに、該解析用データの比較計算に必要な参照データの前記一のリソース計算機もしくは前記他の装置からのネットワークを介した取り寄せを命じ、比較計算を要求するステップとを行う
    ことを特徴とするグリッドシステムにおけるジョブ割付方法。
  2. 余剰リソースを提供する少なくとも2つのリソース計算機と、各リソース計算機とネットワークを介して接続されたグリッド仲介装置とを少なくとも備え、グリッド仲介装置が全部又は一部のリソース計算機に所定のデータ処理を構成する複数のジョブを割り付けて実行させ、その実行結果を取りまとめることにより、当該所定のデータ処理を行う仮想コンピュータを形成するグリッドシステムに対し、解析用データと参照データとの比較計算をジョブとする所定のデータ処理を行わせる場合のジョブ割付方法であって、
    グリッド仲介装置が、
    予め保持しているもしくはネットワークを介して通信可能な他の装置に予め保持されている複数の参照データを、ネットワークを介して各リソース計算機に個別に配布して保有させるステップと、
    各リソース計算機に保有させた参照データの内容とその種別ID、並びに各リソース計算機の遊休状態か非遊休状態かの状態を、直接もしくはネットワークを介してアクセス可能な管理データベースに蓄積・管理させるステップと、
    サービス利用者端末からの解析用データと参照データとの比較計算をジョブとする所定のデータ処理の依頼を当該解析用データ及び参照データの種別IDとともに受け付けるステップと、
    サービス利用者端末から受け取った参照データの種別IDに合致する参照データを保有するリソース計算機を前記管理データベースを参照して選択するステップと、
    該選択したリソース計算機に解析用データをネットワークを介して送り、保有する参照データとの比較計算を要求するステップとを行うグリッドシステムにおけるジョブ割付方法において、
    グリッド仲介装置が、
    サービス利用者端末から受け取った参照データの種別IDに合致する参照データを保有するリソース計算機が存在しない場合、遊休状態の任意のリソース計算機を再選択するステップと、
    選択した任意のリソース計算機に解析用データをネットワークを介して送るとともに、該解析用データの比較計算に必要な参照データの前記他の装置からのネットワークを介した取り寄せを命じ、比較計算を要求するステップとを行う
    ことを特徴とするグリッドシステムにおけるジョブ割付方法。
  3. 余剰リソースを提供する少なくとも2つのリソース計算機と、各リソース計算機とネットワークを介して接続されたグリッド仲介装置とを少なくとも備え、グリッド仲介装置が全部又は一部のリソース計算機に所定のデータ処理を構成する複数のジョブを割り付けて実行させ、その実行結果を取りまとめることにより、当該所定のデータ処理を行う仮想コンピュータを形成するグリッドシステムにおけるグリッド仲介装置であって、
    予め保持しているもしくはネットワークを介して通信可能な他の装置に予め保持されている複数の参照データを、ネットワークを介して各リソース計算機に個別に配布して保有させるとともに、該各リソース計算機に保有させた参照データの内容とその種別ID、並びに各リソース計算機の遊休状態か非遊休状態かの状態を、直接もしくはネットワークを介してアクセス可能な管理データベースに蓄積・管理させる手段と、
    サービス利用者端末からの解析用データと参照データとの比較計算をジョブとする所定のデータ処理の依頼を当該解析用データ及び参照データの種別IDとともに受け付ける手段と、
    サービス利用者端末から受け取った参照データの種別IDに合致する参照データを保有するリソース計算機を前記管理データベースを参照して選択し、該選択したリソース計算機が遊休状態か非遊休状態かを管理データベースを参照して調べ、非遊休状態の一のリソース計算機がある場合、遊休状態の他のリソース計算機を再選択する手段と、
    該選択したリソース計算機に解析用データをネットワークを介して送り、保有する参照データとの比較計算を要求し、かつ該選択した他のリソース計算機に解析用データをネットワークを介して送るとともに、該解析用データの比較計算に必要な参照データの前記一のリソース計算機もしくは前記他の装置からのネットワークを介した取り寄せを命じ、比較計算を要求する手段とを備えた
    ことを特徴とするグリッド仲介装置。
  4. 余剰リソースを提供する少なくとも2つのリソース計算機と、各リソース計算機とネットワークを介して接続されたグリッド仲介装置とを少なくとも備え、グリッド仲介装置が全部又は一部のリソース計算機に所定のデータ処理を構成する複数のジョブを割り付けて実行させ、その実行結果を取りまとめることにより、当該所定のデータ処理を行う仮想コンピュータを形成するグリッドシステムにおけるグリッド仲介装置であって、
    予め保持しているもしくはネットワークを介して通信可能な他の装置に予め保持されている複数の参照データを、ネットワークを介して各リソース計算機に個別に配布して保有させるとともに、該各リソース計算機に保有させた参照データの内容とその種別ID、並びに各リソース計算機の遊休状態か非遊休状態かの状態を、直接もしくはネットワークを介してアクセス可能な管理データベースに蓄積・管理させる手段と、
    サービス利用者端末からの解析用データと参照データとの比較計算をジョブとする所定のデータ処理の依頼を当該解析用データ及び参照データの種別IDとともに受け付ける手段と、
    サービス利用者端末から受け取った参照データの種別IDに合致する参照データを保有するリソース計算機を前記管理データベースを参照して選択し、この際、当該参照データを保有するリソース計算機が存在しなければ、遊休状態の任意のリソース計算機を再選択する手段と、
    該選択したリソース計算機に解析用データをネットワークを介して送り、保有する参照データとの比較計算を要求し、かつ該選択した任意のリソース計算機に解析用データをネットワークを介して送るとともに、該解析用データの比較計算に必要な参照データの前記他の装置からのネットワークを介した取り寄せを命じ、比較計算を要求する手段とを備えた
    ことを特徴とするグリッド仲介装置。
  5. 余剰リソースを提供する少なくとも2つのリソース計算機と、各リソース計算機とネットワークを介して接続されたグリッド仲介装置とを少なくとも備え、グリッド仲介装置が全部又は一部のリソース計算機に所定のデータ処理を構成する複数のジョブを割り付けて実行させ、その実行結果を取りまとめることにより、当該所定のデータ処理を行う仮想コンピュータを形成するグリッドシステムにおけるグリッド仲介装置を実現するプログラムであって、
    コンピュータを、
    予め保持しているもしくはネットワークを介して通信可能な他の装置に予め保持されている複数の参照データを、ネットワークを介して各リソース計算機に個別に配布して保有させるとともに、該各リソース計算機に保有させた参照データの内容とその種別ID、並びに各リソース計算機の遊休状態か非遊休状態かの状態を、直接もしくはネットワークを介してアクセス可能な管理データベースに蓄積・管理させる手段と、
    サービス利用者端末からの解析用データと参照データとの比較計算をジョブとする所定のデータ処理の依頼を当該解析用データ及び参照データの種別IDとともに受け付ける手段と、
    サービス利用者端末から受け取った参照データの種別IDに合致する参照データを保有するリソース計算機を前記管理データベースを参照して選択し、該選択したリソース計算機が遊休状態か非遊休状態かを管理データベースを参照して調べ、非遊休状態の一のリソース計算機がある場合、遊休状態の他のリソース計算機を再選択する手段と、
    該選択したリソース計算機に解析用データをネットワークを介して送り、保有する参照データとの比較計算を要求し、かつ該選択した他のリソース計算機に解析用データをネットワークを介して送るとともに、該解析用データの比較計算に必要な参照データの前記一のリソース計算機もしくは前記他の装置からのネットワークを介した取り寄せを命じ、比較計算を要求する手段として機能させる
    ことを特徴とするグリッド仲介プログラム。
  6. 余剰リソースを提供する少なくとも2つのリソース計算機と、各リソース計算機とネットワークを介して接続されたグリッド仲介装置とを少なくとも備え、グリッド仲介装置が全部又は一部のリソース計算機に所定のデータ処理を構成する複数のジョブを割り付けて実行させ、その実行結果を取りまとめることにより、当該所定のデータ処理を行う仮想コンピュータを形成するグリッドシステムにおけるグリッド仲介装置を実現するプログラムであって、
    コンピュータを、
    予め保持しているもしくはネットワークを介して通信可能な他の装置に予め保持されている複数の参照データを、ネットワークを介して各リソース計算機に個別に配布して保有させるとともに、該各リソース計算機に保有させた参照データの内容とその種別ID、並びに各リソース計算機の遊休状態か非遊休状態かの状態を、直接もしくはネットワークを介してアクセス可能な管理データベースに蓄積・管理させる手段と、
    サービス利用者端末からの解析用データと参照データとの比較計算をジョブとする所定のデータ処理の依頼を当該解析用データ及び参照データの種別IDとともに受け付ける手段と、
    サービス利用者端末から受け取った参照データの種別IDに合致する参照データを保有するリソース計算機を前記管理データベースを参照して選択し、この際、当該参照データを保有するリソース計算機が存在しなければ、遊休状態の任意のリソース計算機を再選択する手段と、
    該選択したリソース計算機に解析用データをネットワークを介して送り、保有する参照データとの比較計算を要求し、かつ該選択した任意のリソース計算機に解析用データをネットワークを介して送るとともに、該解析用データの比較計算に必要な参照データの前記他の装置からのネットワークを介した取り寄せを命じ、比較計算を要求する手段として機能させる
    ことを特徴とするグリッド仲介プログラム。
JP2004014511A 2004-01-22 2004-01-22 グリッドシステムにおけるジョブ割付方法、グリッド仲介装置及びそのプログラム Expired - Fee Related JP3950113B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004014511A JP3950113B2 (ja) 2004-01-22 2004-01-22 グリッドシステムにおけるジョブ割付方法、グリッド仲介装置及びそのプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004014511A JP3950113B2 (ja) 2004-01-22 2004-01-22 グリッドシステムにおけるジョブ割付方法、グリッド仲介装置及びそのプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005208920A JP2005208920A (ja) 2005-08-04
JP3950113B2 true JP3950113B2 (ja) 2007-07-25

Family

ID=34900281

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004014511A Expired - Fee Related JP3950113B2 (ja) 2004-01-22 2004-01-22 グリッドシステムにおけるジョブ割付方法、グリッド仲介装置及びそのプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3950113B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007102666A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Dainippon Printing Co Ltd 並列処理システム、サーバ、処理端末装置、並列処理方法、プログラム、及び、記録媒体
JP4926774B2 (ja) * 2007-03-20 2012-05-09 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ グリッドシステム、グリッド処理方法、及び、コンピュータプログラム
CN112631743B (zh) * 2019-09-24 2023-08-04 杭州海康威视数字技术股份有限公司 任务调度方法、装置及存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005208920A (ja) 2005-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11418620B2 (en) Service request management
US7065526B2 (en) Scalable database management system
US8499086B2 (en) Client load distribution
US20050228855A1 (en) Acquisition system for distributed computing resources
US8156217B2 (en) Dynamically balancing load for servers
US8578053B2 (en) NAS load balancing system
US20220318071A1 (en) Load balancing method and related device
CN112445774A (zh) 一种分布式共享文件系统及其数据处理方法
CN117149445B (zh) 一种跨集群负载均衡方法及装置、设备及存储介质
CN113094179B (zh) 作业分配方法、装置、电子设备及可读存储介质
CN114466031B (zh) 一种cdn系统节点配置方法、装置、设备及存储介质
CN110213365B (zh) 基于用户分区的用户访问请求处理方法及电子设备
US6922832B2 (en) Execution of dynamic services in a flexible architecture for e-commerce
WO2018037930A1 (ja) データストア装置およびデータ管理方法
CN111556123A (zh) 一种基于边缘计算的自适应网络快速配置及负载均衡系统
JP3950113B2 (ja) グリッドシステムにおけるジョブ割付方法、グリッド仲介装置及びそのプログラム
JP3927181B2 (ja) グリッドシステムにおけるジョブ割付方法及びグリッド仲介装置
US20030145109A1 (en) Front-end processor and a routing management method
CN110636072A (zh) 一种目标域名的调度方法、装置、设备及存储介质
US20220124151A1 (en) Task allocation among devices in a distributed data storage system
KR100478346B1 (ko) 그래프 파티션을 이용한 클러스터 서버 환경에서의 로드밸런싱 방법 및 그 시스템
JP4995300B2 (ja) サーバ選択制御装置、サービス要求装置、サーバ選択制御方法、サービス要求方法、サーバ選択制御プログラム、サービス要求プログラム、サービス提供システムおよびサービス提供方法
JP2006209465A (ja) 負荷分散システム、負荷分散装置、サーバ、負荷分散プログラム、及び負荷分散方法
US20120167096A1 (en) Managing the Processing of Processing Requests in a Data Processing System Comprising a Plurality of Processing Environments
JP5690287B2 (ja) 負荷分散プログラムおよび負荷分散装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060613

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060810

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070417

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070419

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100427

Year of fee payment: 3

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100427

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100427

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110427

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110427

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120427

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120427

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130427

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140427

Year of fee payment: 7

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees