JP3949085B2 - 広告システムおよび広告看板 - Google Patents

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Description

本発明は、広告システムおよび広告看板に関し、特に、広告が載せられた広告看板上の商品やサービスに関するデータをネットワークを利用して送受信する広告システムおよび広告看板に関する。
[広告看板]
街中やビルや駅などにおいては、商品やサービスに関する広告を載せた看板である広告看板がよく見かけられる。この広告看板を見て、その商品やサービスに関する詳細な情報を知りたくなったユーザ、または、この広告看板を見て、その商品の購入やサービスの提供を受けたいと考えたユーザは、たとえば、次のような行動をとる。
すなわち、その商品やサービスを取り扱う店舗に行く行動、または、商品やサービスの詳細なデータを提供し商品の販売やサービスの提供を取り扱うインターネット上のサーバのURL(Uniform Resource Locator)などのアドレス情報が広告看板に記載されている場合には、このURLなどのアドレス情報をメモして、これをコンピュータやPDA(Personal Digital(Data) Assistants:携帯情報端末)や携帯電話に入力し、上記サーバにインターネットを介してアクセスするなどの行動である。
[無線装置]
一般に、電磁波(電波または光)または音波(超音波を含む)の無線を利用してデータを送受信する装置であってFDMA(Frequency Division Multiple Access)やTDMA(Time Division Multiple Access)などのマルチプルアクセス方式を利用する装置は、1対多の通信を行うことができるが、高価であるため、安価な装置、たとえば、赤外線を利用したリモコン装置などでは、FDMAやTDMAなどのマルチプルアクセス方式を利用しない装置が採用されている(例えば、非特許文献1を参照)。
したがって、赤外線を利用したリモコン装置などの安価な装置では、単一のチャネルでの1対1の通信が前提とされている。
この単一のチャネルでの1対1の通信が前提とされる従来の無線装置の受信指向性を図21に示す。
図21に示すように、1対1の通信を前提にした従来の無線装置200には、リモコン装置などから送信される赤外線などをどの角度からでも受信可能としたいため、無線受信部201には非常に広範囲な指向性を持つ赤外線受光素子が利用されている。なお、図中の符号202は無線受信部201の指向性パターンを示している。
高木弘之、中塚重行、「特集*ワイヤレス・データ伝送の技法:赤外線リモコンを理解する」、トランジスタ技術、第33巻、第386号、CQ出版社、1996年11月、pp.261−268。 「モバイル対応バーコードリーダー活用の流通管理システム」、モバイルメディア・マガジン、第79巻、株式会社シーメディア、2002年3月、p.15。
[広告看板]
しかし、商品やサービスを取り扱う店舗に行ったり、広告看板上のURLをメモして、このメモしたURLをコンピュータやPDAや携帯電話に入力したりすることは、時間や手間のかかることである。
したがって、従来の広告看板では、広告看板上のアドレス情報、たとえば、商品やサービスを取り扱うサーバのURLなどが活用されていないという問題があった。
よって、従来は、広告看板が直接的な売買手段にはならないという問題があった。
この問題を解決する方法として、バーコードリーダと携帯電話を利用したシステムがある(例えば、非特許文献2を参照)。このシステムでは、携帯電話とバーコードリーダを接続し、広告上のバーコードをバーコードリーダで読み取り、このバーコードの値を携帯電話で利用している。広告上のバーコードがURLを示している場合、バーコードを読み取ることで、ユーザはURLの文字列を入力することなく、携帯電話にURLのデータを取り込むことができる。しかし、バーコードリーダを用いた場合、広告看板に記載されている情報がバーコードであるため、バーコードがURLを示していることがユーザには直感的に分からない。しかも、ユーザがこのバーコードを読み取るためにはバーコードリーダを広告に十分近づける必要があり、携帯電話にURLを取り込むことができる範囲が限定されてしまう。
[無線装置]
また、上記従来の無線装置200は、非常に広範囲な指向性を持つ赤外線受光素子を有しているものの、上述したように、FDMAやTDMAなどのマルチプルアクセス方式が利用されていない。したがって、上記従来の無線装置200では、複数の無線装置から同時にデータが送信された場合、データが混信し、受信を受け付けることができないという問題があった。
また、従来のリモコン装置などにおいては、可視光ではない赤外線などが利用されているため、この赤外線などがどこに向けて送信されているのかが不明であった。したがって、図21に記載の従来の無線装置200が複数ある場合、所望の無線装置ではない無線装置がリモコン装置から送信された赤外線を受信してしまうという問題があった。
そこで、本発明は、かかる事情に鑑み、広告看板上のアドレス情報を活用でき、広告看板が直接的な売買手段になり、広告看板が複数の無線装置から同時に送信されたデータを混信せず、広告看板に送信される電磁波または音波の送信方向が明確になる、広告システムおよび広告看板を提供することを目的とする。
本発明によれば、上記課題は、以下の手段により解決される。
発明は、無線装置と、1つ以上の看板装置を有する広告看板と、広告データを端末に送信する広告サーバと、を有し、前記無線装置は、前記端末のアドレスを示す端末アドレス情報を前記看板装置へ送信し、前記看板装置は、それぞれ狭範囲の指向性を有し、それぞれの前記指向性のパターンが重なり合わないように配置されることにより所望の通信空間からの信号の受信をカバーする複数の無線受信部であって、複数の無線装置から電波または光である電磁波または超音波を含む音波としてそれぞれ送信された前記端末アドレス情報をそれぞれ受信する複数の無線受信部と、前記複数の無線受信部がそれぞれ受信した前記端末アドレス情報を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されている前記端末アドレス情報を読み出す中央制御部と、前記中央制御部が読み出した前記端末アドレス情報を入力し、該入力された端末アドレス情報を、前記広告サーバに前記公衆ネットワークまたは前記インターネットを介して送信する外部インタフェースと、を備え、前記広告サーバは、前記看板装置から送信された前記端末アドレス情報を受信し、該受信した端末アドレス情報が示すアドレスを有する端末へ前記広告データを送信することを特徴とする広告システムである。
また本発明は、無線装置が接続された端末と、1つ以上の看板装置を有する広告看板と、広告データを前記端末に送信する広告サーバと、を有し、前記端末は、前記広告サーバのアドレスを示す広告サーバアドレス情報の送信要求を前記無線装置を介して前記看板装置へ送信し、前記看板装置は、それぞれ狭範囲の指向性を有し、それぞれの前記指向性のパターンが重なり合わないように配置されることにより所望の通信空間からの信号の受信をカバーする複数の無線受信部であって、複数の無線装置から電波または光である電磁波または超音波を含む音波としてそれぞれ送信された前記端末アドレス情報をそれぞれ受信する複数の無線受信部と、広告データおよび前記無線受信部がそれぞれ受信した前記端末アドレス情報を記憶する記憶部と、前記記憶部が記憶する前記広告データまたは前記端末アドレス情報をそれぞれ読み出す中央制御部と、それぞれ狭範囲の指向性を有し、それぞれの前記指向性のパターンが重なり合わないように配置されることにより所望の通信空間への信号の送信をカバーする複数の無線送信部であって、前記中央制御部が読み出した前記広告データを前記中央制御部が読み出した前記端末アドレス情報が示すアドレスの端末へ電波または光である電磁波または超音波を含む音波としてそれぞれ送信する複数の無線送信部と、を備え、前記広告サーバは、前記広告サーバアドレス情報を受信した前記端末から送信される広告データの送信要求を受信し、該受信した広告データの送信要求に応じて、公衆ネットワークまたはインターネットを介して該広告データを前記端末へ送信することを特徴とする広告システムである。
また本発明は、無線装置が接続された端末と、1つ以上の看板装置を有する広告看板と、広告データを前記端末に送信する広告サーバと、を有し、前記看板装置は、前記広告サーバアドレス情報を記憶する記憶部と、前記記憶部が記憶する前記広告サーバアドレス情報を読み出す中央制御部と、それぞれ狭範囲の指向性を有し、それぞれの前記指向性のパターンが重なり合わないように配置されることにより所望の通信空間への信号の送信をカバーする複数の無線送信部であって、前記中央制御部が読み出した前記広告サーバアドレス情報を電波または光である電磁波または超音波を含む音波として前記端末へ送信する複数の無線送信部と、を備え、前記端末は、前記看板装置から送信された前記広告サーバアドレス情報を前記無線装置を介して受信し、該受信した広告サーバアドレス情報が示すアドレスの広告サーバヘ、広告データの送信要求を送信し、前記広告サーバは、前記端末から送信された前記広告データの送信要求を受信し、該受信した広告データの送信要求に応じて、公衆ネットワークまたはインターネットを介して該広告データを前記端末へ送信することを特徴とする広告システムである。
また本発明は、前記端末は、携帯電話またはパーソナルコンピュータまたは携帯情報端末であることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、広告看板がデータの送信機能または受信機能または送受信機能を有する。
したがって、本発明によれば、この広告看板が無線や音波または公衆ネットワークを介してユーザと通信を行うことにより、商品やサービスの広告を出した広告主とユーザとが、直接または間接に商品やサービスに関するデータを送受信できる。
よって、本発明によれば、商品やサービスの広告を見たユーザと、この広告を出した広告主との間の情報の伝達効率を向上できる。
また、本発明によれば、広告看板を見たユーザは、直接その場で、商品の売買を行うことが可能となる。
また、本発明によれば、ユーザは、商品やサービスを取り扱うインターネット上のアドレスを携帯電話やPDAに入力する手間と時間を省けるため、広告看板上のアドレス情報を活用できる。
また、本発明によれば、看板装置は、複数の無線装置から同時に送信されたデータを混信せずに受信できる。
また、本発明によれば、看板装置において送信部と受信部とが独立しているため、情報量の少ない受信部では、駆動電力の低い媒体を利用でき、待ち受けの駆動電源を低減させることができる。
さらに、本発明によれば、駆動電源に電池などを利用することによって、その駆動時間を延ばすことができるため、保守費用の低減も図れる。
また、本発明によれば、マーカ機能を用いることができるため、他の無線装置が送信している電磁波または音波の方向や場所を知ることができる。よって、本発明によれば、結果として、複数の無線装置の1つの看板装置に対する電磁波または音波の同時送信を回避できる。
また、本発明によれば、看板装置は無線装置から送られてきた端末アドレス情報を広告サーバアドレス情報に添付して無線装置へ送信しているため、無線装置は自己の無線装置が要求した広告サーバアドレス情報だけを端末に送ることが可能となる。
以下に添付した図面を参照しつつ、本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
[本発明の第1の態様による実施の形態]
(本発明の第1の態様による第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の態様による第1の実施の形態に係る広告システムを示す図である。
図1に示すように、本発明の第1の態様による第1の実施の形態に係る広告システムは、携帯電話10と、この携帯電話10に接続され、その内部の記憶部(図示略)にこの携帯電話10の電子メールアドレスを記憶している無線装置11と、商品を取り扱っている商品Aサーバ12A,商品Bサーバ12B,商品Cサーバ12C,商品Dサーバ12Dと、インターネット13に接続され、無線装置11から送信された電子メールアドレスをそれぞれ無線受信部14A〜14Dで受信した場合、この受信した電子メールアドレス宛にそれぞれ商品Aサーバ12A,商品Bサーバ12B,商品Cサーバ12C,商品Dサーバ12Dのホームページのアドレス(URL)を送信する4つの看板装置15A〜15Dを有する広告看板16と、を有している。
以下、本発明の第1の態様による第1の実施の形態に係る広告システムにおける信号の流れを図2のフローチャートを参照しつつ、説明する。
本発明の第1の態様による第1の実施の形態に係る広告システムにおいては、広告看板16に商品A、商品B、商品C、商品Dに関する広告が載せられており、ユーザは、これら商品に関する広告を見て、商品Aを購入したいと思ったとする。
商品Aを購入したいと思ったユーザは、携帯電話10の電子メールアドレスを無線装置11から広告看板16が有する商品Aに係る看板装置15Aの無線受信部14Aに送信する(ステップS11)。
無線装置11から送信された電子メールを受信した商品Aに係る看板装置15Aは、商品Aを販売する商品Aサーバ12AのURLを含む電子メールを、インターネット13、携帯電話網17、基地局18を介して、この電子メールアドレスを有する携帯電話10に送信する(ステップS12)。
商品Aに係る看板装置15Aから送信された電子メールを受信した携帯電話10は、受信した電子メールを画面に表示する(ステップS13)。
画面に表示された電子メールを見たユーザは、この電子メールに含まれる商品Aサーバ12AのURLを選択する(ステップS14)。
そして、ユーザは、携帯電話10から、選択したURLを有する商品Aサーバ12Aへアクセスし、商品Aをインターネット13上で購入する(ステップS15)。
以上のようにして、本発明の第1の態様による第1の実施の形態に係る広告システムにおけるユーザは、広告看板16を見て商品Aを購入したいと思った場合、この商品Aをインターネット13上で販売する商品Aサーバ12Aに対して、広告看板16を見たその場から直ちにアクセスできる。
(本発明の第1の態様による第2の実施の形態)
図3は、本発明の第1の態様による第2の実施の形態に係る広告システムを示す図である。
図3に示すように、本発明の第1の態様による第2の実施の形態に係る広告システムは、携帯電話20と、この携帯電話20に接続され、その内部の記憶部(図示略)にこの携帯電話20の電話番号を記憶している無線装置21と、商品を取り扱っている商品Aサーバ22A,商品Bサーバ22B,商品Cサーバ22C,商品Dサーバ22Dと、インターネット23に接続され、無線装置21から送信された電話番号をそれぞれ無線受信部24A〜24Dで受信した場合、この受信した電話番号へ商品の購入窓口から電話を掛けるように要求するデータをそれぞれ商品Aサーバ22A,商品Bサーバ22B,商品Cサーバ22C,商品Dサーバ22Dヘ送信する4つの看板装置25A〜25Dを有する広告看板26と、を有している。
以下、本発明の第1の態様による第2の実施の形態に係る広告システムにおける信号の流れを、図4のフローチャートを参照しつつ、説明する。
本発明の第1の態様による第2の実施の形態に係る広告システムにおいては、広告看板26に商品A、商品B、商品C、商品Dに関する広告が載せられており、ユーザは、これら商品に関する広告を見て、商品Bを購入したいと思ったとする。
商品Bを購入したいと思ったユーザは、無線装置21から、携帯電話20の電話番号を含むデータを広告看板26が有する商品Bに係る看板装置25Bの無線受信部24Bに送信する(ステップS21)。
無線装置21から送信された電話番号を受信した商品Bに係る看板装置25Bは、受信したデータに含まれる電話番号を、インターネット23を介して、商品Bを販売する商品Bサーバ22Bに送信する(ステップS22)。
商品Bに係る看板装置25Bから送信された電話番号を受信した商品Bサーバ22Bは、携帯電話網27および基地局28を介して、受信したデータに含まれる電話番号を有する携帯電話20に電話をかける(ステップS23)。商品Bサーバ22Bから電話をかけられた携帯電話20は、商品Bサーバ22Bから発せられた呼を着信する(ステップS24)。
そして、ユーザは、この携帯電話20から商品Bサーバ22Bに商品Bを注文する(ステップS25)。
以上のようにして、本発明の第1の態様による第2の実施の形態に係る広告システムにおけるユーザは、広告看板26を見て商品Bを購入したいと思った場合、広告看板26を見たその場から携帯電話20を用いて直ちに商品Bを商品Bサーバ22Bに対して注文できる。
(本発明の第1の態様による第3の実施の形態)
図5は、本発明の第1の態様による第3の実施の形態に係る広告システムを示す図である。
図5に示すように、本発明の第1の態様による第3の実施の形態に係る広告システムは、パーソナルコンピュータ30と、その内部の記憶部(図示略)にこのパーソナルコンピュータ30の電子メールアドレスを記憶している無線装置31と、商品を取り扱っている商品Aサーバ32A,商品Bサーバ32B,商品Cサーバ32C,商品Dサーバ32Dと、インターネット33に接続され、無線装置31から送信された電子メールアドレスを無線受信部34A〜34Dで受信した場合、この受信した電子メールアドレス宛に商品の詳細なデータ(たとえば、カタログ)を送信する要求をそれぞれ商品Aサーバ32A,商品Bサーバ32B,商品Cサーバ32C,商品Dサーバ32Dに送信する4つの看板装置35A〜35Dを有する広告看板36と、を有している。
以下、本発明の第1の態様による第3の実施の形態に係る広告システムにおける信号の流れを、図6のフローチャートを参照しつつ、説明する。
本発明の第1の態様による第3の実施の形態に係る広告システムにおいては、広告看板36に商品A、商品B、商品C、商品Dに関する簡単な広告が載せられており、ユーザは、これら商品に関する広告を見て、商品Cの詳細なデータを取得したいと思ったとする。
商品Cの詳細なデータを取得したいと思ったユーザは、無線装置31から、ユーザのパーソナルコンピュータ30の電子メールアドレスを含むデータを、広告看板36が有する商品Cに係る看板装置35Cの無線受信部34Cに送信する(ステップS31)。
無線装置31から送信されたデータを受信した商品Cに係る看板装置35Cは、受信したデータに含まれる電子メールアドレスを電子メールとして、インターネット33を介して、商品Cを販売する商品Cサーバ32Cに送信する(ステップS32)。
商品Cに係る看板装置35Cから送信された電子メールを受信した商品Cサーバ32Cは、商品Cの詳細なデータ(たとえば、カタログ)に係るURLを含む電子メールを、看板装置35Cから送信された電子メールに含まれる電子メールアドレスを有するパーソナルコンピュータ30に送信する(ステップS33)。
ユーザは、パーソナルコンピュータ30により受信された電子メールに含まれる商品Cの詳細なデータに係るURLを選択する(ステップS34)。
そして、パーソナルコンピュータ30が、選択されたURLにアクセスし、商品Cの詳細なデータを画面に表示する(ステップS35)。
以上のようにして、本発明の第1の態様による第3の実施の形態に係る広告システムにおけるユーザは、広告看板36を見て商品Cの詳細なデータを取得したいと思った場合、広告看板36上のURLを紙や携帯電話の記憶部に手作業でメモすることなく、自宅などにあるパーソナルコンピュータ30で電子メールを受信し、商品Cの詳細なデータを得ることができる。
(本発明の第2の態様による実施の形態)
本発明の第2の態様による実施の形態の広告システムにおける無線装置を図7に示す。
図7に示す無線装置は、上述した、本発明の第1の態様による第1の実施の形態、第2の実施の形態、第3の実施の形態に用いられ、1つの無線送信部40、送信するデータが外部から入力される外部インタフェース部41、送信するデータを保持する記憶部42、記憶部42に保持したデータから送信データを選択可能な入力インタフェース部43、送信信号の方向を示すマーカ部44、記憶部42から無線送信部40ヘデータを転送する中央制御部45から構成される。
外部インタフェース部41から入力し記憶部42で保持されているデータは、入力インタフェース部43にて選択される。入力インタフェース部43の選択を検出した中央制御部45は、選択された記憶部42のデータを無線送信部40へ転送し、送信する。
マーカ部44は可視光を送出できる素子(例えば可視光半導体レーザなど)を実装しており、マーカ部44を無線送信部40と同一軸上または近傍に配置し、送信波と同一方向に光を放つポインタを利用することで送信波の方向を目視することが可能となる。 また、マーカ部44のマーカ機能により他の無線装置が送信しているかどうかを知ることができるため、同一看板装置に対する無線送信のアクセス競合を目視により回避できる。
なお、「同一軸上または近傍」とは、無線送信部40とマーカ部44が送信波の方向と直交する同一の平面上に配置されているか、または、無線送信部40が配置されている送信波の方向と直交した平面とマーカ部44が配置されている送信波の方向と直交した平面とが近接していることを意味する。
さらに、無線送信装置のマーカ部44から発光する可視光のポインタをスキャンミラーや偏光板を用いて星型や楕円形等の固有形状にすることで、複数の無線送信装置から同一の無線受信装置(看板装置)へ送信している場合に、自無線送信装置の送信先が分かりやすくなる。
外部インタフェース部41をUSB(Universal Serial Bus)などで構成すれば直接パソコン等からデータを入力可能であり、携帯電話のインタフェ一スとすれば携帯電話からデータを入力可能である。
記憶部42に保持されるデータとしては、無線装置のアドレス情報や、電子メールアドレス、携帯電話番号などが考えられる。
(本発明の第3の態様による実施の形態)
本発明の第3の態様に係る広告看板の実施の形態を図8に示す。
図8に示す広告看板50は、上述した、本発明の第1の態様による第1の実施の形態、第2の実施の形態、第3の実施の形態に用いられ、複数の看板装置51を有している。
この各看板装置51の実施の形態、すなわち、本発明の第3の態様に係る広告看板50が有する各看板装置51の実施の形態を図9に示す。
図9の看板装置は、1つ以上の無線受信部61、無線受信部61から受信したデータを保持する記憶部62、受信データを外部装置(図示略)に出力する外部インタフェース部63、記憶部62から外部インタフェース部63ヘデータを転送する中央制御部64から構成される。
無線受信部61で受信したデータは、記憶部62に送られ保持される。中央制御部64は記憶部62にデータが保持されると、該当データを外部インタフェース部63へ転送し、外部への出力を行う。
中央制御部64では、異なる無線受信部61から受信したデータの順序性を保証するために、記憶部62におけるバッファ制御も行う。たとえば、先入れ先出しのポリシーでデータを転送する場合、記憶部62はFIFO(First−In First−Out)の様に構成され、中央制御部64はこのFIFOを制御する。
図9に示す看板装置では、各無線受信部61が記憶部62へそれぞれ個別に接続されているが、記憶部62がバスアービタ機能を持つ場合、バス接続の構成も考えられる。
また、システムバスアービタ機能を持つ場合、中央制御部64が接続されるシステムバスに各無線受信部61が接続される構成も考えられる。
図9の看板装置における無線受信部61の配置例を示す図10に示す。図10において符号1〜5は無線受信部,符号6は無線受信部1の指向性パターン,符号7は看板装置である。
図10に示すように、図9の看板装置においては、無線受信部61(図10では無線受信部1,2,3,4,5,…,)を環状に配置することにより1つの看板装置の受信可能な方向を1平面上で最大360度まで向上することが可能である。たとえば、1つの無線受信部の指向性を図10に示すように左右上下15度とすれば、最大1平面上で12個の無線受信部を配置可能となり、12個の送信装置から同時に受信することが可能になる。
このため、たとえば、図11に示すように、複数の無線装置70A,70B,70C,70Dから送信されたデータが、広告看板71を構成する1つの看板装置72の無線受信部73に達しても、これら複数のデータは混信しない。
このように、従来の無線装置では図21に示したように広範囲な指向性を持つ単一の無線受信部201で必要となる通信空間をカバーしていた。これに対して図10では、従来の無線装置よりも指向性を絞った1以上の無線受信部を用いて所望の通信空間(最大で360度)をカバーするようにしている。また、2以上の無線受信部を用いて所望の通信空間をカバーする場合には、できる限り指向性パターンが重なり合わないようにしながらこれら無線受信部を配置するようにしている。
したがって、本発明の第3の態様に係る広告看板の実施の形態によれば、マルチプルアクセス方式を利用せずとも、複数のユーザの各送信装置から同時に送信されるデータを受信できる。
よって、本発明の第3の態様に係る広告看板の実施の形態によれば、商品やサービスの広告を、街中やビルや駅や電車構内などのユーザが集まる場所において有効に行うことができる。
また、図9の看板装置における無線受信部61に太陽光などの光をさえぎるフードをつければ、無線として赤外線などを利用した場合の受信感度を向上させることができ、赤外線の到達距離を伸ばすといった効果も期待できる。
なお、図8の広告看板50または図9の看板装置においては、看板装置51または無線受信部61の隙間を、白色ペイントまたはレトロリフレクタとすることにより、図7の無線装置のマーカ部44から発光される可視光の位置を分かりやすくすることができる。このように、無線受信部61の隙間を白色ペイントまたはレトロリフレクタ81とした図9の広告看板の例を図12に示しておく。なお、図12において符号82A〜82Cはポインタである。
なお、本発明の第3の態様に係る広告看板の構成は、図8および図9には限られず、図13のように、各看板装置の中央制御部、記憶部、外部インタフェース部が行う処理をそれぞれ1つの中央制御部、1つの記憶部、1つの外部インタフェース部に行わせ、この1つの中央制御部、1つの記憶部、1つの外部インタフェース部を、図9の看板装置の外に設けることもできる。
すなわち、図13は、本発明の第3の態様に係る広告看板の第2の実施の形態を示す図であって、図13に示す広告看板は、1つ以上の無線受信部90を備えた1つ以上の看板装置91、公衆ネットワークまたはインターネットに接続可能な外部インタフェース部92、外部インタフェース部92よりデータを書き換え可能な記憶部93、受信したデータを解読可能な中央制御部94から構成される。
中央制御部94は、無線受信部90が受信したデータに基づき前記記憶部93からデータを選択し、前記外部インタフェース部92ヘデータを送信する。中央制御部94は外部インタフェース部92ヘ接続するために必要なプロトコルも実装する。たとえば、外部インタフェースとしてIEEE802.3を利用し、インターネットヘ接続する場合、中央制御部94はTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)と言ったインターネットプロトコルを実装する。
無線受信部90がデータを受信すると、この受信データが記憶部93に書き込まれ、中央制御部94に受信が知らされる。中央制御部94は、記憶部93の受信データに基づき、記憶部93の中から外部インタフェース部92ヘ送信すべきデータを構築し、外部インタフェース部92ヘデータを送出する。
(本発明の第4の態様による実施の形態)
本発明の第4の態様による実施の形態に係る広告システムを図14に示す。
図14に示すように、本発明の第4の態様による実施の形態に係る広告システムは、携帯電話100と、この携帯電話100に接続され、その内部の記憶部(図示略)にこの携帯電話100の電子メールアドレスを記憶している無線装置101と、商品Aを取り扱っている商品Aサーバ102と、商品Aサーバ102のアドレス(URL)が記憶されており、無線装置101から送信された電子メールアドレスを無線受信部103で受信した場合、この受信した電子メールアドレス宛に記憶している商品Aサーバ102のアドレス(URL)を無線送信部104から送信する看板装置を1つ有する広告看板105と、を有している。
無線装置101の内部の記憶部に記憶される電子メールアドレスは、携帯電話の番号、無線装置の管理番号などで代用することができる。
以下、本発明の第4の態様による実施の形態に係る広告システムにおける信号の流れを、図15のフローチャートを参照しつつ、説明する。
広告看板105を見て商品Aを購入しようとするユーザは、携帯電話100の電子メールアドレスを含むデータを、無線装置101から広告看板105が有する看板装置の無線受信部103に送信する(ステップS41)。
無線装置101から送信されたデータを受信した看板装置は、商品Aサーバ102のURLを含む電子メールを、無線装置101を介して、携帯電話100から送信されたデータに含まれる電子メールアドレスを有する携帯電話100に送信する(ステップS42)。
なお、看板装置から送られる商品Aサーバ102のURLを含む情報の形式は、電子メールに限られず、たとえば、商品Aサーバ102のURLの文字列のみといった他のデータ形式でもかまわない。
携帯電話100は、看板装置から送信された電子メールを無線装置101を介して受信する(ステップS43)。このステップS43で、無線装置101は、看板装置から送信された電子メールの宛先電子メールアドレスが、自己が記憶部において記憶する電子メールアドレスであるか否かを判断して、当該電子メールが自装置宛の電子メールであることを確認し、この確認後、受信した電子メールに含まれるURLを外部インタフェース(図示略)経由で携帯電話100へ送信する。
無線装置101から外部インタフェース経由でURLを送信された携帯電話100は、受信したURLを画面に表示する。
したがって、ユーザは、画面に表示された商品Aサーバ102のURLを選択して(ステップS44)、基地局106,携帯電話網107,インターネット108を介して、このURLを有する商品Aサーバ102ヘ携帯電話100からアクセスすることにより(ステップS45)、URLを自身で携帯電話100に入力することなく、商品Aを取り扱う商品Aサーバ102にアクセス(ステップS46)できる。
なお、本発明の第4の態様による実施の形態においては、看板装置が送信するURLを商品Aの問合せ電話番号にすることができ、この場合、ユーザは、看板装置から送信されてきた電話番号に電話をかけることにより、自身で電話番号を入力することなく、商品Aの問合せ先へ電話可能である。
(本発明の第5の態様による実施の形態)
本発明の第5の態様による実施の形態の広告システムにおける無線装置を図16に示す。
図16の無線装置は、図7に示す無線装置に無線受信部110を追加した構成であり、この無線受信部110から受信した信号は、中央制御部45にて解読され、外部インタフェース部41経由で外部機器へ出力される。
一般に、情報要求信号はID(IDentifier)のみで構成され、情報信号はURLなどの長い文字列で構成される。したがって、情報要求信号と情報信号とでは、その情報量が大きく異なる。よって、情報要求信号の送受信は低速な回線でも十分に間に合うが、情報信号の送受信には高速な回線が必要となる。
この点、本発明の第5の態様による実施の形態においては、無線装置内で送信部、受信部が独立しており、各無線送信部40、各無線受信部110は、それぞれ、異なる速度や異なる媒体を利用できる。したがって、本発明の第5の態様による実施の形態においては、無線受信部110に低速の装置を実装し、無線送信部40に高速の装置を実装できる。よって、本発明の第5の態様による実施の形態においては、装置全体のコストを抑えることができる。
また、同一の通信距離を実現する場合、高速の装置の方が低速の装置よりも一般に駆動電力が大きい。この点、上記したように、本発明の第5の態様による実施の形態においては、無線送信部40を高速な装置で構成する一方で、無線受信部110を低速な装置で構成することができる。したがって、本発明の第5の態様による実施の形態においては、広告側の装置コストの低減とともに待ち受けの駆動電源を低減させることができる。さらに、本発明の第5の態様による実施の形態においては、駆動電源に電池等を利用することにより、その駆動時間を延ばすことができ、保守費用の低減も図れる。
(本発明の第6の態様による実施の形態)
本発明の第6の態様に係る広告看板が有する各看板装置の実施の形態を図17に示す。
図17に示す広告看板は、1つ以上の無線受信部120、1つ以上の無線送信部121、無線送信部121から送信するデータを記憶する記憶部122、受信したデータを解読し、無線受信部120、無線送信部121を制御する中央制御部123から構成される。中央制御部123は、無線受信部120が受信したデータに基づき前記記憶部122からデータを選択し、無線送信部121へデータを送信する。
また、中央制御部123は、送信するデータが1つしかない場合には、記憶部122の送信データを周期的に送信する機能も具備する。
本発明の第6の態様による実施の形態においては、1つ以上の無線受信部120を、図10で示すように配置できる。また、本発明の第6の態様による実施の形態においては、1つ以上の無線送信部121の配置を、図10で示す無線受信部の配置と同じような配置とすることができる。また、本発明の第6の態様による実施の形態において、1つの無線受信部120と1つの無線送信部121とを近隣に設置して指向性を同じような空間とし、空間を分割すれば、複数の端末は、混信することなく通信できる。
本発明の第6の態様による実施の形態における無線受信部と無線送信部との配置例を図18に示す。
図18では、無線受信部120と無線送信部121とを上下に配置して一対の双方向通信部とし、無線受信部120と無線送信部121との指向性をそろえ、双方向の通信空間を作り出している。無線受信部120と無線送信部121とは、図18の例では2次元上に配置されているが、図12で示すように3次元上に配置することも可能であり、この場合は、上下の空間においても通信空間を分割できる。
(本発明の第7の態様による実施の形態)
本発明の第7の態様による実施の形態に係る広告システムを図19に示す。
図19に示すように、本発明の第7の態様による実施の形態に係る広告システムは、携帯電話130と、この携帯電話130に外部インタフェース(図示略)で接続される無線装置131と、商品Aを取り扱っている商品Aサーバ132と、商品Aサーバ132のアドレス(URL)が記憶されており、この商品Aサーバ132のアドレス(URL)を自律的かつ周期的に無線送信部133から送信する看板装置を1つ有する広告看板134と、を有している。
以下、本発明の第7の態様による実施の形態に係る広告システムにおける信号の流れを、図20のフローチャートを参照しつつ、説明する。
まず、広告看板134が有する看板装置が、商品Aサーバ132のURLを、無線装置131に対して自律的かつ周期的に送信する(ステップS51)。
広告看板134からのデータを受信した無線装置131は、受信データ中のURLを外部インタフェース経由で携帯電話130へ送信する(ステップS52)。
携帯電話130では、無線装置131から外部インタフェース経由で受信したURLを画面に表示する(ステップS53)。
そして、ユーザは、画面に表示されたURLを選択し(ステップS54)、基地局135,携帯電話網136,インターネット137を介して、このURLを有する商品Aサーバ132ヘアクセスする(ステップS55)。
したがって、本発明の第7の態様による実施の形態に係る広告システムによれば、URLを自身で携帯電話130に入力することなく、商品Aを取り扱う商品Aサーバ132にアクセスできる。
また、本発明の第7の態様による実施の形態に係る広告システムによれば、無線装置131には無線送信部を設ける必要がなく、広告看板134の看板装置に無線受信部を設ける必要がない。したがって、本発明の第7の態様による実施の形態に係る広告システムによれば、無線装置および看板装置の低価格化を実現できる。なお、無線装置131に無線送信部を設けないことから、本実施の形態ではマーカ部44が受信信号の方向を示すことになる。
なお、上述した本発明の各実施の形態に係る広告看板は、商品に関する広告を掲載するものであるが、本発明に係る広告看板は、これに限られるものではない。したがって、本発明に係る広告看板には、商品に関する広告のみならず、サービスに関する広告をも掲載できる。
また、上述した実施の形態では携帯電話等の端末と無線装置を別体としていたが、無線装置の機能を携帯電話に組み込むようにしても良い。
本発明の第1の態様による第1の実施の形態に係る広告システムを示す図である。 本発明の第1の態様による第1の実施の形態に係る広告システムにおける信号の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1の態様による第2の実施の形態に係る広告システムを示す図である。 本発明の第1の態様による第2の実施の形態に係る広告システムにおける信号の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1の態様による第3の実施の形態に係る広告システムを示す図である。 本発明の第1の態様による第3の実施の形態に係る広告システムにおける信号の流れを示すフローチヤートである。 本発明の第2の態様による実施の形態の広告システムにおける無線装置を示す図である。 本発明の第3の態様に係る広告看板の第1の実施の形態を示す図である。 本発明の第3の態様に係る広告看板が有する各看板装置の第1の実施の形態を示す図である。 本発明の第3の態様に係る広告看板が有する各看板装置における無線受信部の配置例を示す図である。 本発明の第3の態様に係る発明の第1の実施の形態の効果を説明する図である。 本発明の第3の態様に係る広告看板が有する各看板装置における無線受信部の隙間を白色ペイントまたはレトロリフレクタとした様子を示す図である。 本発明の第3の態様に係る広告看板の第2の実施の形態を示す図である。 本発明の第4の態様による実施の形態に係る広告システムを示す図である。 本発明の第4の態様による実施の形態に係る広告システムにおける信号の流れを示すフローチャートである。 本発明の第5の態様による実施の形態の広告システムにおける無線装置を示す図である。 本発明の第6の態様に係る広告看板が有する各看板装置の実施の形態を示す図である。 本発明の第6の態様による実施の形態に係る無線送受信部の配置例を示す図である。 本発明の第7の態様による実施の形態に係る広告システム示す図である。 本発明の第7の態様による実施の形態に係る広告システムにおける信号の流れを示すフローチャートである。 単一のチャネルでの1対1の通信が前提とされる従来の無線装置の受信指向性を示す図である。
符号の説明
1〜5 無線受信部
6 無線受信部1の指向性パターン
7 看板装置
10,20,100,130 携帯電話
11,21,31,70A〜70D,101,131 無線装置
12A,22A,32A,102,132 商品Aサーバ
12B,22B,32B 商品Bサーバ
12C,22C,32C 商品Cサーバ
12D,22D,32D 商品Dサーバ
13,23,33,137 インターネット
14A〜14D,24A〜24D,34A〜34D,73 無線受信部
15A〜15D,25A〜25D,35A〜35D,72 看板装置
16,26,36,71,105 広告看板
17,27,107,136 携帯電話網
18,28,106,135 基地局
30 パーソナルコンピュータ
40,104,121 無線送信部
41,63,92 外部インタフェース部
42,62,93,122 記憶部
43 入力インタフェース部
44 マーカ部
45,64,94,123 中央制御部
50,91,134 広告看板
51 看板装置
61,90,103,110,120,133 無線受信部
81 白色ペイントまたはレトロリフレクタ
82A〜82C ポインタ

Claims (4)

  1. 無線装置と、
    1つ以上の看板装置を有する広告看板と、
    広告データを端末に送信する広告サーバと、を有し、
    前記無線装置は、前記端末のアドレスを示す端末アドレス情報を前記看板装置へ送信し、
    前記看板装置は、
    それぞれ狭範囲の指向性を有し、それぞれの前記指向性のパターンが重なり合わないように配置されることにより所望の通信空間からの信号の受信をカバーする複数の無線受信部であって、複数の無線装置から電波または光である電磁波または超音波を含む音波としてそれぞれ送信された前記端末アドレス情報をそれぞれ受信する複数の無線受信部と、
    前記複数の無線受信部がそれぞれ受信した前記端末アドレス情報を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶されている前記端末アドレス情報を読み出す中央制御部と、
    前記中央制御部が読み出した前記端末アドレス情報を入力し、該入力された端末アドレス情報を、前記広告サーバに前記公衆ネットワークまたは前記インターネットを介して送信する外部インタフェースと、を備え、
    前記広告サーバは、前記看板装置から送信された前記端末アドレス情報を受信し、該受信した端末アドレス情報が示すアドレスを有する端末へ前記広告データを送信することを特徴とする広告システム。
  2. 無線装置が接続された端末と、
    1つ以上の看板装置を有する広告看板と、
    広告データを前記端末に送信する広告サーバと、を有し、
    前記端末は、前記広告サーバのアドレスを示す広告サーバアドレス情報の送信要求を前記無線装置を介して前記看板装置へ送信し、
    前記看板装置は、
    それぞれ狭範囲の指向性を有し、それぞれの前記指向性のパターンが重なり合わないように配置されることにより所望の通信空間からの信号の受信をカバーする複数の無線受信部であって、複数の無線装置から電波または光である電磁波または超音波を含む音波としてそれぞれ送信された前記端末アドレス情報をそれぞれ受信する複数の無線受信部と、
    広告データおよび前記無線受信部がそれぞれ受信した前記端末アドレス情報を記憶する記憶部と、
    前記記憶部が記憶する前記広告データまたは前記端末アドレス情報をそれぞれ読み出す中央制御部と、
    それぞれ狭範囲の指向性を有し、それぞれの前記指向性のパターンが重なり合わないように配置されることにより所望の通信空間への信号の送信をカバーする複数の無線送信部であって、前記中央制御部が読み出した前記広告データを前記中央制御部が読み出した前記端末アドレス情報が示すアドレスの端末へ電波または光である電磁波または超音波を含む音波としてそれぞれ送信する複数の無線送信部と、を備え、
    前記広告サーバは、前記広告サーバアドレス情報を受信した前記端末から送信される広告データの送信要求を受信し、該受信した広告データの送信要求に応じて、公衆ネットワークまたはインターネットを介して該広告データを前記端末へ送信することを特徴とする広告システム。
  3. 無線装置が接続された端末と、
    1つ以上の看板装置を有する広告看板と、
    広告データを前記端末に送信する広告サーバと、を有し、
    前記看板装置は、
    前記広告サーバアドレス情報を記憶する記憶部と、
    前記記憶部が記憶する前記広告サーバアドレス情報を読み出す中央制御部と、
    それぞれ狭範囲の指向性を有し、それぞれの前記指向性のパターンが重なり合わないように配置されることにより所望の通信空間への信号の送信をカバーする複数の無線送信部であって、前記中央制御部が読み出した前記広告サーバアドレス情報を電波または光である電磁波または超音波を含む音波として前記端末へ送信する複数の無線送信部と、を備え、
    前記端末は、前記看板装置から送信された前記広告サーバアドレス情報を前記無線装置を介して受信し、該受信した広告サーバアドレス情報が示すアドレスの広告サーバヘ、広告データの送信要求を送信し、
    前記広告サーバは、前記端末から送信された前記広告データの送信要求を受信し、該受信した広告データの送信要求に応じて、公衆ネットワークまたはインターネットを介して該広告データを前記端末へ送信することを特徴とする広告システム。
  4. 前記端末は、携帯電話またはパーソナルコンピュータまたは携帯情報端末であることを特徴とする請求項1から請求項に記載の広告システム。
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