JP2002033753A - データ送信を目的とする赤外線及びブルー・ツース・ベース（ＢｌｕｅｔｏｏｔｈＢａｓｅｄ）のワイヤーレス・ネットワーク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 持ち運びが自由にできるＰＤＡ等を使い、ユ
ーザが公共の場、特に電車内などから瞬時に多種の情報
を得られるシステム又はネットワークを造る。 【解決手段】 IRまたはブルー・ツースのプロトコール
を使ったワイヤレス・ネットワーク１２で広告や一般的
な情報を無料でPAD１７などのポータブル情報収集装置
に対して、IR電磁波プロトコールの送受信のできるポー
ト１５，１６、またはブルー・ツース・プロトコールの
送受信ができるポートのどちらか、または両方を使い、
電車、飛行機、客船などの交通機関の中や、室内の空
間、例えば室内の公共施設や小売店、または室外の公共
施設などに設置したインターフェースから送信する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】電子回路、デジタル化した情
報の送受信、ブルー・ツース等のワイヤレス・プロトコ
ール、赤外線ポート(IRポート)、デジタル広告、そし
て、デジタル情報。

【０００２】

【従来の技術】ここ数年の間にパーソナル・デジタル・
アシスタント(PDA)などの持ち運びが自由な情報受信機
が、主にビジネスマンの間で、急速に市場占有率を拡大
してきている。数多くのPDAにはIRポートが装備されて
いるが、従来の技術では一対一の情報交換でお互いに認
識が可能なデータの形態でなければ情報の交換が出来な
かった。また、このような情報の交換はほとんど場合非
常に近い距離で行われている。その結果、PDAのIRポー
トはまれに使われだけであった。

【０００３】PDA を使い情報の送受信をする場合、今ま
で上げられてきた使用法は有料のインターネット接続サ
ービス提供業者を通じて、電話代、情報に対しての料金
などを支払い、特別に向けられた情報の送受信場所を通
して行われた。

【０００４】情報交換用の装置や関連するハード・ウエ
アの開発は急ピッチで進んでいるにも関わらず、ソフト
・ウェアの開発は遅れており、また、PDAなどで受信が
可能なデジタル化した情報も不足している。

【０００５】現在あるPDAは情報の蓄積可能な量が非常
に少ないため、処理が可能な情報量が極端たんに少な
い。

【０００６】一般にインターネットで入手可能な情報
は、追加で費用がかかってしまう。情報の提供者は、情
報の提供をする事によって利益を得ている。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】この発明の課題の一つ
は持ち運びが自由に出来るPDAなどの装置を使い、ユー
ザーが公共の場、特に電車の社内などから瞬時に多種の
情報を得られるシステムまたはネットワークを造る。

【０００８】

【問題を解決するための手段】この発明の一側面では離
れた場所にあるデータ・ベースにネットワークを使いコ
ンピューター・システムが接続される情報送信システ
ム。コンピューター・システムは、一つ、または複数の
ワイヤレス・ターミナルと接続され、指定されたブルー
・ツースやIRなどのプロトコールで情報の交換を行う。
ワイヤレス・ターミナルは一つまたは複数のPDAとプロ
トコールを使い、情報の交換をする。PDAはコンピュー
ター・システムに希望する情報を請求し、コンピュータ
ー・システムは離れた場所にあるデータ。ベースから情
報を集めて、PDA向けに情報送信の管理をする。

【０００９】コンピューター・システムは最低でも情報
の一部を一時的に蓄積が出来る事が好ましく、また、PD
Aも受信した情報の最低でも一部を一時的にでも蓄積を
する事が可能なメモリーを有する。コンピューター・シ
ステムのメモリーはPDAのメモリーよりも数段蓄積でき
る量を多くし、PDAの持つメモリー限度を補助する。

【００１０】コンピューター・システムはモバイル・コ
ンピューターが好ましく、ワイヤレス・ターミナルと供
に、電車などの公共の場所に設置する。コンピューター
・システムは送信可能な範囲のPDAに対して提供が可能
な情報の目次を送信する。送信可能な情報には新聞、雑
誌の記事や広告も含まれる。この発明は、現在無駄に使
われている、移動の時間などを有効に使い、ユーザーに
とって便利で有利な情報の入手が可能な時間となる。

【００１１】実施形態は現在市場で販売されているPDA
に付いているIRポートまたはブルー・ツースの送受信ポ
ートと交通機関、室内の公共設備、小売店舗内、や室外
の公共設備などに新しく設置するIRポートまたはブルー
・ツースの送受信ポートを使い無料で情報の交換を可能
にする。

【００１２】

【発明の実施の形態】第１図と第２図にあるように、ネ
ットワーク10と20はIRポート又はブルー・ツース・ポー
トのどちらか、もしくは両方で情報を送信、また、情報
を情報送信システムに提供する。

【００１３】第1図はIRベースの発明の実施例で、デー
タ・ベース11をネットワーク12でモバイル・コンピュタ
ー１３と接続し、そのモバイル・コンピューターがLAN1
4を使って、最低でも一つのIRターミナル15とつながれ
ている。IRポート16はIRポート15とIR対応のPDA17がつ
ながれ、IRシグナルの送受信が双方で可能になる。ま
た、モバイル・コンピューター13は管理装置18とデータ
・ベース19を含む。

【００１４】第2図はブルー・ツースをベースにした発
明の実施例で、ブルー・ツースのウェブ・サイト、htt
p://www.bluetooth.comで紹介されている従来技術のブ
ルー・ツースのプロトコールをベースにしたワイヤレス
・コミュニケーションを持つネットワーク20。また、ネ
ットワーク20はhttp://www.bluetooth.com/develper/sp
ecification/specification.asp で紹介されているPDA
に対応できるブルー・ツース技術の設定の詳細及び、ht
tp://www.bluetooth.com/developer/whitepaper/whitep
aper.asp のインターネット・サイトに掲載されている
ホワイト・ペーパーで説明されている技術を含む。

【００１５】基本的にブルー・ツースのプロトコールと
ワイヤレス技術を使用する事によって、ワイヤレスでか
つ瞬時に、携帯電話、デスクトップ・コンピューター、
やノート型コンピューターなどのあらゆる情報交換装置
をつなぐ事が可能である。ブルー・ツースのプロトコー
ルはラジオ送信を使うため、瞬時に声とデータの送信が
可能である。ブルー・ツースの高度な技術を使用する事
は、データを混信を防ぎと機密の保護を確実なものにす
る。

【００１６】ブルー・ツースのラジオ装置は、小さなミ
クロ・チップに内蔵され、全世界で利用できる周波数を
使っているため、全世界で利用が可能である。ブルー・
ツースには2つの出力レベルがあり、低い出力レベルは
近距離の同じ部屋内で使用する場合、そして、高い出力
レベルは同じ家の中でも違う部屋で使用する場合などに
使える。ソフト・ウエアによる管理とマイクロ・チップ
に内蔵されている識別コードによって、装置の所有者が
前もって設定した装置のみが通信を出来る。

【００１７】ブルー・ツースのワイヤレス技術は一つの
場所からもう一つの場所へ、または一つの場所から複数
の場所との接続接続が可能である。現在の設定では一つ
のラジオ装置(親)が最高で7つまでの装置(子)と通信す
る事が可能である。このような 党ピコネット媒が他の
媒ピコネット゛と接続し、゛スキャターネット媒を形
成、柔軟で連続的に接続をする形が形成される。ピコネ
ット内の装置はピコネット内の情報交換を自由に行う優
先権を持つが、他の装置の出入りも何時でも可能であ
る。複数のピコネットが柔軟に接続し合う形の全体像が
形成される。

【００１８】第2図のブルー・ツースを使ったネットワ
ーク20は、データ・ベース21をネットワーク22でモバイ
ル・コンピュター23と接続し、そのモバイル・コンピュ
ーターがLAN24を使って、最低でも一つのブルー・ツー
スターミナル25とつながれている。ブルー・ツース・ポ
ート26はブルー・ツース・ポート25とブルー・ツース対
応のPDA27の両方とつながれ、ブルー・ツース技術が設
定した電磁波の波形を使ったシグナルで送受信が双方で
可能になる。また、モバイル・コンピューター23は管理
装置28とデータ・ベース29を含む。

【００１９】第１図と第2図の実施例のネットワーク10
と20を結合し、ブルーツースとIRの両方に対応できるネ
ットワークを作る事も可能である。その場合、同じブル
ー・ツースとIRの使用を可能にする形態と装置の使用に
応じでどちらかの方法で対応する形態が考えられる。

【００２０】ネットワーク10と20を使った場合の全体的
なデータベースへの接続の問題を解決するためにはIRポ
ートまたはブルー・ツース・ポート、もしくは両方のポ
ートを公共設備や交通機関に設置する必要がある。

【００２１】提供する情報の充実とその情報の利用を増
やす必要がある。実用例では、この発明の情報送信シス
テムのネットワーク10と20を交通機関である電車の車両
の中に設置した場合を想定してある。この実施例はこの
ような応用方法を簡単にまとめたものであり、この発明
はこの実施例に限られるものではなく、例をあげると、
IRのシグナルを使っているが、ブルー・ツースのプロト
コールを使用する事も考えられる。

【００２２】電車の中では一般的に人は本を読んだり、
新聞読んだり、睡眠をとったりする者もいれば、何もし
ない者もいる。何もしない人にとって電車の中ですごす
時間は有意義に活用されていない時間になる。この、電
車の中での時間を有意義に活用するのがこの発明の目的
の一つでもある。

【００２３】この発明の送信システム10は、ユーザーが
市販されているIR対応のPDA17を使い、電車の社内に設
置されたIRポートから情報を得る事が出来る。PDA17の
画面は入手可能な情報の目次を表示する。ユーザーはこ
の目次から得たい情報をクリック、情報を受信して読む
事ができる。情報の入手はユーザーにとって簡単で効果
的でなけれがいけない。多量の情報を短い時間の間に受
信できなければならない。送信システム10は送信した情
報にもとづいて料金を請求するシステムではありませ
ん。ユーザーは無料で情報を受信する事が出来る。送信
システム10で情報の提供にかかる費用は情報の提供者が
負担するのが好ましい。そのため、PDA17に表示される
情報には商品の紹介、や販売を促進するため情報なども
含まれる。新聞や雑誌の記事なども商品と見なすことが
ある。

【００２４】PDA17を使って情報の内容を受信する場
合、ポート16からIRターミナル15に適当なシグナルを送
受信し、次にターミナル15が、電車の車内であれば車内
を通るLAN14を通じて管理装置18と独自のデータベース
を持つモバイル・コンピューター13に接続、電車の車内
であれば、電車の中央コンピューターがこの役割をす
る。送受信される情報の整理もこのモバイル・コンピュ
ーターが行う。モバイル・コンピューター13はネットワ
ーク12に接続しており、電車であれば、全ての電車を管
理するコンピュター、または、全国的に交通機関の管理
をするコンピューターと情報網でつながる。ネットワー
ク12を通して、電車とモバイル・コンピューター13はデ
ータ・ベース11と接続し、ニュースなどのデータ・ベー
スから情報を得る事ができる。また、ネットワーク12は
多数のウェブ・サーバーに接続し、ウェブ・サーバーを
複数のデータ・ベース11の一つとする事もできる。

【００２５】複数のユーザーが複数のPDAから、ニュー
スや雑誌の記事、商品の情報などを受信しようとした場
合、モバイル・コンピューターはデータ・ベース11から
受信した情報をローカル・データ・ベースで一時的に保
管、そして管理装置を使って整理してから各ユーザーに
正確な情報を確実に送信することができる。モバイル・
コンピューター13と送信システム10の情報処理の能力と
メモリーを効果的に使う事によって、PDAの情報処理能
力の限度を補う。

【００２６】次の実施例は送信される情報が雑誌の記事
の場合である。また、これから紹介する実施例はこの発
明の応用方法を簡単にまとめたものであり、この発明は
この実施例に限られるものではない。電車の車内に掲載
される雑誌の広告には場所の関係上、情報の量に限界が
ある。ユーザーはこのような車内の広告を見て、簡単に
内容を把握するが、実際に雑誌の購入にまで至らない場
合がある。また、その雑誌によっては広告を出してない
場合もある。

【００２７】ユーザーはPDA17を使い、雑誌に掲載され
ている記事の内容を詳しく読み、雑誌を購入することが
できる。ユーザーが雑誌の内容に興味を示し、購入を考
える場合は駅の売店や書店などの購入先の紹介もでき
る。また、ユーザーは電車に乗っている時間を利用し
て、専門的な雑誌の情報を得る事もできる。このような
情報を提供する事によって、新しい売上をもたらす事も
この発明は可能にする。

【００２８】最新の雑誌情報の他に、この発明の情報送
信システム10は新しく発売されたアルバム、CDの売上順
位や新刊の案内なども提供できる。電車に乗っている時
間を有効に情報収集の場所と時間として有効利用でき
る。

【００２９】上記で説明した実施例は電車の中の閉ざさ
れた空間での情報送信システムの応用例を紹介したが、
その他の空間や場所に合った色々な応用例が考えられ
る。

【００３０】情報送信システム10の応用例としてコンベ
ンション会場などでの応用が上げられる。本会議以外の
会議のスケジュールや開催場所、ホテル情報や会場周辺
の案内などの情報提供にも応用できる。また、情報送信
システム10は電車の時刻標や飛行機の出発時間などの提
供をする事もできる。応用の範囲は無限である。

【００３１】上記で説明した情報送信システム10の応用
例はブルー・ツース・技術を使用する情報送信システム
20のも応用が可能である。

【００３２】この発明が影響を及ぼそうとするのは、PD
Aの開発促進、電子装置製造業界全体の情報産業と比べ
た場合の遅れの取り戻し、一般消費者同士の情報交換、
各会社の宣伝、そして消費者に対しての商品の宣伝を促
進する事である。情報送信システム10と20は消費者の購
買力を向上させ、低コストで的を絞った広告の場所提供
する事が可能になる。

【００３３】ここで紹介した技術に精通したものはこの
発明の基本的な目的や精神、色々なや修正や応用をして
も、変るものではない事がわかるはずである。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１はIRベースの装置とプロトコールを使っ
た、情報送信システム

【図２】図２はブルー・ツースの装置とプロトコールを
使った、情報送信システム

【符号の説明】

10 情報送信システム 11 データ・ベース 12 ネットワーク 13 モバイル・コンピューター 14 LAN 15 IR ターミナル 16 IR ポート 17 IR対応PDA 18 管理装置 19 データ-・ベース 20 情報送信システム 21 データ・ベース 22 ネットワーク 23 モバイル・コンピューター 24 LAN 25 ブルー・ツース ターミナル 26 ブルー・ツース ポート 27 ブルー・ツース対応PDA 28 管理装置 29 データ・ベース

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 5K033 BA04 BA08 CC01 DA01 DA19 DA20 5K067 BB04 BB21 EE02 EE10 EE16 EE35 EE37 GG01 GG11 HH23

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】下記の１から3で形成される情報送信シス
   テムで、PDAがコンピューター・システムに情報請求が
   出来、そのコンピューター・システムが請求のあった情
   報を離れた場所にあるデータベースから選び出し,その
   情報をコンピューター・システム内に蓄積し、その情報
   のPDAへの送信管理が可能なシステム。 (1)設定されたプロトコールを使い、ワイヤーレスで情
   報の送信が可能な一つ、または複数のターミナルと接続
   されたコンピューター・システム、 (2)コンピューター
   ・システムと離れた場所にあるデータとを結ぶネットワ
   ーク、 (3) 1台、または複数のワイヤレスでターミナル
   から情報の入手が可能なパーソナル・デジタル・アシス
   タント（PDA）。
2. 【請求項２】請求項１にある情報送信システムで、PDA
   は送信された情報の最低でも一部を蓄積する事が可能
   で、コンピュータ・システムも同じようにデータ‐ベー
   スから選んだ情報の最低でも一部を蓄積する事が可能
   で、蓄積可能な情報量(メモリー)はコンピューター・シ
   ステムの方がPDAより数段多いシステム。
3. 【請求項3】請求項２にある情報送信システムで、コン
   ピューター・システムがモバイル・コンピューターであ
   るシステム。
4. 【請求項4】請求項３にある情報送信システムで、コン
   ピューター・システムをワイヤレス・ターミナルとをロ
   ーカル・エリア・ネットワーク（LAN）を使って結んだ
   システム。
5. 【請求項5】請求項４にある情報送信システムで、情報
   交換のプロトコールが赤外線プロトコールを使ったシス
   テム。
6. 【請求項6】請求項４にある情報送信システムで、情報
   交換のプロトコールがブルー・ツースプロトコールを使
   ったシステム。
7. 【請求項7】請求項４にある情報送信システムで、コン
   ピューター・システムとワイヤレスのターミナルが公共
   の設備に設置されたシステム。
8. 【請求項8】請求項７にある情報送信システムで、公共
   の設備が電車のシステム。
9. 【請求項9】請求項４にある情報送信システムで、コン
   ピューター・システムが送信可能な情報の目次を各パー
   ソナル・デジタル・アシスタントに対して送信出来るシ
   ステム。
10. 【請求項10】請求項９にある情報送信システムで、送信
    可能情報に新聞や雑誌の記事を含むシステム。
11. 【請求項11】請求項４にある情報送信システムで、コン
    ピューターシステムがパーソナル・デジタル・アシスタ
    ントに広告の送信が可能なシステム。