JP3947951B2 - Bumper structure for vehicles - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用バンパの上方において車体の外面側にスペアタイヤを設置する型式の車両における車両用バンパ構造に関するものであり、さらに詳しくは、スペアタイヤの直下箇所の車両用バンパ部分を汚染(汚水等による濃黄色汚染)から保護するための車両用バンパ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
RV(Recreational Vehicle)車等では、車体の外観向上を図ると共に車室内の空間を多目的に使用するために、スペアタイヤをバンパの上方において車体外面側に露出状態で設置するようにした型式のものがある。図8は、この種の車両における従来のバンパ構造を示すものであって、車体1の後部に配設されるバンパ(リヤバンパ)2の上部箇所でかつ車体1の背面部3の外側にスペアタイヤ4が設置され、このスペアタイヤ4が車両外部において露出された状態の下で車体1の背面部3に設置(装備)されるようになっている。
【0003】
なお、この種の従来のバンパ構造にあっては、通常、バンパ2の上方におけるスペアタイヤ4の設置場所の高さ位置をできるだけ低くして車両後方側の視界をできるだけ広く確保すべく、スペアタイヤ設置個所に対応するバンパ2の上部箇所に、設置状態のスペアタイヤ4の下端側の一部分を収容するためのスペアタイヤ収容用凹部5が形成されている(図8〜図10参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このようにスペアタイヤ4をバンパ2の上方箇所に設置する型式の車両にあっては、図10に示す如く、スペアタイヤ4に付着した水がスペアタイヤ4からバンパ2のスペアタイヤ収容用凹部5の表面S1 に汚水6となって滴下すると、この汚水6は前記表面S1 並びにこの表面S1 に連なるバンパ2の垂下面S2 を伝わって流れるため、これらの表面S1 、垂下面S2 が濃黄色に汚染(変色)されて濃黄変色部7を生じてしまい、バンパ2の表面ひいては車両全体の外観を損なうおそれがある。そこで、従来では、バンパ2の汚染防止策として次のような各種の対策を採用するようにしているものの、従来の対策では何れの場合にも問題点があるのが実状である。
【0005】
すなわち、バンパ2の汚染防止策の1つとして、図8及び図9において斜線αで示すバンパ2のスペアタイヤ直下箇所2a及び図9において斜線βで示すバンパ2の両側箇所2b,2c、若しくは、前記バンパ2のスペアタイヤ直下箇所2aのみに耐汚染性の高い塗料を塗布して耐汚染用の塗装膜(例えば、フッ素塗装膜等)を形成するようにしている。しかし、このような対策を施す場合には、コストが高くなるわりに耐汚染効果が短期間しか持続しないため、実用性に欠けるという問題点がある。
【0006】
また、別の汚染防止策として、バンパ2のスペアタイヤ直下箇所2aに保護フィルムを貼着するような対策を施すようにしている。しかし、このような対策を採用する場合には、コストが高くなることに加え、スペアタイヤ4の下端側の一部分を収容するバンパ2のスペアタイヤ収容用凹部5の湾曲面5a(図8及び図9参照)に保護フィルムを貼着する作業を行なうのは可成り難しいのが実状である。さらに、保護フィルムの貼着に要する作業時間も長くかかる上に、貼着後に保護フィルムがスペアタイヤ直下箇所2aから剥離してしまうおそれもある。
【0007】
また、さらに別の汚染防止策として、バンパ2のスペアタイヤ直下箇所2aの部分のみ塗装を施さず、濃黄色が目立たないような樹脂材料の着色とするか、或いは、このスペアタイヤ直下箇所2aに黒塗装を施すようにしている。このような対策の場合には、塗装を塗り分けるためにはマスキング作業(塗装しない部分を被覆テープで覆う作業)を行って、塗装したい部分のみを露出状態として当該部分のみに塗料を付着する塗装作業が必要となり、従って作業性が悪く、コスト高になってしまうという問題点がある。
【0008】
本発明は、このような種々の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、簡単でかつ安価な構成でありながら、バンパの上方に設置されたスペアタイヤから滴下する汚水によるバンパ表面の濃黄色汚染を防止することができるような車両用バンパ構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明では、スペアタイヤの下端側の一部分を収容するためのスペアタイヤ収容用凹部が上部箇所に形成されている車両用バンパを備え、前記車両用バンパの前記スペアタイヤ収容用凹部に取付けられて前記車両用バンパの前記スペアタイヤ収容用凹部の上面を覆うプロテクタを前記車両用バンパ上に配設し、前記プロテクタは、前記スペアタイヤの下側部分の湾曲形状に対応する形状の湾曲形状部を有し、前記プロテクタの湾曲形状部に、該湾曲形状部の両側部分からこれよりも下方に位置する中央部分に水を導くための溝部を形成し、左右の前記溝部間において前記湾曲形状部の最下端を含む前記プロテクタの湾曲形状部の中央部分は前記溝部の下方側端部に滑らかに連続されていると共に、前記スペアタイヤから滴下してくる水を前記中央部分から排水するようにしている。
また、本発明では、前記プロテクタの湾曲形状部の前記中央部分から車体後方側に連なる前記プロテクタの中央垂下部分と、前記車両用バンパのスペアタイヤ収容用凹部に連なる前記車両用バンパの縦壁部とを離間させてこれらの間に隙間を形成するようにしている。
また、本発明では、前記プロテクタの下端側の垂下壁部と前記バンパの縦壁部とをそれらのオーバーラップ箇所の全範囲に亘って互いに離間せしめた状態で配置することにより、これらの間に隙間を設けるようにしている。
また、本発明では、前記プロテクタの垂下壁部の下端部に、水を前記プロテクタの湾曲形状部の中央部分へ導くための樋部を設けるようにしている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図1〜図7を参照して説明する。なお、図1〜図7において、図8〜図10と同様の部分には同一の符号を付して重複する説明を省略する。
【0011】
図1は、本発明の第1実施形態に係る車両用バンパ構造を備えた自動車の車体後部を示すものである。図1に示すように、車体1の後面部にはバックドア10が配設されると共に、このバックドア10の下部位置にはバンパ(リヤバンパ)2が配設されている。そして、バックドア10の背面(車体背面)10aの下側箇所であって、かつ、バンパ2の上方箇所にスペアタイヤ4が設置されるように構成されている。具体的には、スペアタイヤ4が設置された状態の下では、バンパ2の上部に設けられたスペアタイヤ収容用凹部5内にスペアタイヤ4の下端側の一部分が収容配置されるようになっている。
【0012】
また、本実施形態においては、図1及び図2に示すように、前記スペアタイヤ収容用凹部5に汚染防止用のプロテクタ11が取付けられている。このプロテクタ11は、濃黄色汚染が目立たない色の樹脂材料を用いて一体成形された樹脂成形部品から成るものであって、図3に明示するように、前記スペアタイヤ収容用凹部5の湾曲面5aに対応する形状の湾曲形状部11aと、この湾曲形状部11aの車体前方側の端部に連設された垂直壁部11bと、前記湾曲形状部11aの車体後方側の端部に連設された垂下壁部11cとをそれぞれ具備している。さらに、上述の湾曲形状部11aには、その最下端中央部Pの左右両側の領域に、下方に窪んで前記湾曲形状部11aに沿ってほぼ車幅方向に延びる複数の溝部12が設けられており、左右の溝部12間において最下端中央部Pを含む中央部分13は前記湾曲形状部11aの湾曲形状の一部として湾曲形状面となされている。なお、この湾曲形状面から成るプロテクタ11の中央部分13は、前記複数の溝部12の下方側端部に滑らかに連続されている。
【0013】
また、図2及び図3に示す如く、プロテクタ11の中央部分13と垂下壁部11cとによって構成される角部であって、かつ、最下端中央部Pに対応する箇所にほぼ球面形状の窪み部14が形成され、この窪み部14が排水路の終端の放水部として配設されている。
【0014】
かくして、プロテクタ11は、バンパ2のスペアタイヤ収容用凹部5内に嵌め込まれてバンパ2の上面に載置された状態の下でボルト締めや接着等の手段にてバンパ2に一体的に取付けられるようになっている。すなわち、バンパ2の上方において車体1のバックドア10の外面側に設置されるスペアタイヤ4の直下領域であって、かつ、スペアタイヤ4に付着した汚水6がこのスペアタイヤ4から滴下してバンパ2を汚染する汚染部領域を覆う位置において、プロテクタ11がバンパ2の上部に取付けられるようになっている。なお、スペアタイヤ4がバックドア10に設置された状態の下では、図4に示すように、スペアタイヤ4の下端部の側面4aがプロテクタ11の垂直壁部11bに部分的に対応配置されると共に、スペアタイヤ4の下方部のトレッド面4bがプロテクタ11の湾曲形状部11aに部分的に対応配置されるように設定されている。
【0015】
一方、プロテクタ11の垂下壁部11cは、バンパ2のスペアタイヤ収容用凹部5に連なる縦壁部2d(図4及び図5参照)に対応配置されている。さらに具体的に述べると、プロテクタ11の垂下壁部11cのうち前記中央部分13の両側部分R1,R2(図3参照)は、図4に示す如くバンパ2の縦壁部2dに当接配置されると共に、前記中央部分13に対応する中央垂下部分R3、すなわち、プロテクタ11の湾曲形状部11aの中央部分13から車体後方側に連なるプロテクタ11の中央垂下部分R3(図3参照)は、図5に示す如くバンパ2の縦壁部2dから離間されて、これらの間に隙間15が設けられている。
【0016】
このような構成の車両用バンパ構造によれば、上述のようにプロテクタ11をバンパ2のスペアタイヤ収容用凹部5に取付けたことにより、スペアタイヤ4から滴下する汚水6によるバンパ上面の濃黄色汚染を防止することができる。すなわち、スペアタイヤ4に付着してこのスペアタイヤ4からプロテクタ11の湾曲形状部11a上に滴下された汚水6は、湾曲形状部11aの複数の溝部12内に取り込まれてこれらの溝部12に沿って湾曲形状部11aの中央部分13に導かれ、しかる後に前記中央部分13の窪み部14に導かれてこの窪み部14からバンパ2の後方側に向けて排水(放水)される。この際、既述の如くプロテクタ11の中央垂下部分R3 とバンパ2の縦壁部2dとの間に隙間15が設けられているので、プロテクタ11の中央部分13に集められた汚水6はバンパ2の縦壁部2dに触れることなく車体後方に放出されることとなる。従って、汚水6がバンパ2の表面上に流れてしまうのを回避することができ、汚水6によりバンパ2の表面上に濃黄色汚染を生じるのを防止することができる。
【0017】
また、本発明の第2実施形態においては、プロテクタ11の下端側の垂下壁部11cとバンパ2の縦壁部2dとをそれらのオーバーラップ箇所の全範囲に亘って互いに離間せしめた状態で配置することにより、これらの間に図5に示す如き隙間15を設けるようにしている。すなわち、プロテクタ11の垂下壁部11cをその車幅方向の全長に亘ってバンパ2の縦壁部2dから離間させてそれらの間に隙間15を設けるようにしている。
【0018】
このような構成によれば、垂下壁部11cに伝わって流れてくる汚水6がこの垂下壁部11cの車幅方向の全領域においてバンパ2の縦壁部2dに触れることなく車体後方側に向けて排水されることとなるので、既述の第1実施形態と同様に汚水6による濃黄色汚染を防止できる。この場合には、既述の第1実施形態で示した複数の溝部12を設けなくても良く、従ってプロテクタ11の成形を容易かつ安価に行なうことが可能である。なお、既述の第1実施形態のように複数の溝部12を併設することも可能であり、このようにすれば、隙間15を設けたことによる相乗効果によりバンパ2への汚水6の接触をより確実に防止し得て濃黄色汚染をより確実に防止することができる。
【0019】
また、本発明の第3実施形態においては、図6及び図7に示す如く、プロテクタ11の垂下壁部11cの下端部に、汚水6をプロテクタ11の湾曲形状部11aの中央部分13の側へ導くための樋部16を設けるようにしている。そして、図7に示すように、樋部16の車幅方向の中央箇所には、排水路の終端の放水部として切欠き部17が設けられている。この場合にも、既述の第1実施形態で示した複数の溝部12を設けなくても良く、従ってプロテクタ11の成形を容易かつ安価に行なうことが可能である。なお、既述の第1実施形態のように複数の溝部12を併設することも可能であり、このようにすれば、樋部16を設けたことによる相乗効果によりバンパ2への汚水6の接触をより確実に防止し得て濃黄色汚染の発生をより確実に防止することができる。
【0021】
【発明の効果】
請求項1に記載の本発明は、スペアタイヤの下端側の一部分を収容するためのスペアタイヤ収容用凹部が上部箇所に形成されている車両用バンパを備え、車両用バンパのスペアタイヤ収容用凹部に取付けられて車両用バンパのスペアタイヤ収容用凹部の上面を覆うプロテクタを車両用バンパ上に配設し、プロテクタは、スペアタイヤの下側部分の湾曲形状に対応する形状の湾曲形状部を有し、プロテクタの湾曲形状部に、該湾曲形状部の両側部分からこれよりも下方に位置する中央部分に水を導くための溝部を形成し、左右の溝部間において湾曲形状部の最下端を含むプロテクタの湾曲形状部の中央部分は溝部の下方側端部に滑らかに連続されていると共に、スペアタイヤから滴下してくる水を中央部分から排水するようにしたものであるから、プロテクタを付加するだけの簡単でかつ安価な構成でありながら、スペアタイヤから滴下する汚水をプロテクタにより受けて車両用バンパに接触するのを防ぐことができるので、車両用バンパの表面上に濃黄色汚染を生じるのを防止することができる。
【0023】
また、請求項1に記載の本発明では、プロテクタの湾曲形状部に、湾曲形状部の両側部分からこれよりも下方に位置する中央部分に水を導くための溝部を形成するようにしているので、スペアタイヤからプロテクタの湾曲形状部に滴下した水を湾曲形状部の中央部分すなわち湾曲形状部の最下方箇所に円滑にかつ確実に集めることができ、集められた水を一纏めにしてバンパの縦壁部に触れない方向に排水することが容易となる。
【0024】
また、請求項2に記載の本発明は、プロテクタの湾曲形状部の中央部分から車体後方側に連なるプロテクタの中央垂下部分と、車両用バンパのスペアタイヤ収容用凹部に連なる車両用バンパの縦壁部とを離間させてこれらの間に隙間を形成するようにしたものであるから、この隙間の存在により、プロテクタの湾曲形状部の中央部分に集められた水をバンパに接触することなく湾曲形状部の中央部分から排水することができる。
【0025】
また、請求項3に記載の本発明は、プロテクタの下端側の垂下壁部とバンパの縦壁部とをそれらのオーバーラップ箇所の全範囲に亘って互いに離間せしめた状態で配置することにより、これらの間に隙間を設けるようにしたものであるから、前記隙間の存在により、プロテクタ上に滴下してプロテクタの垂下壁部に流れてくる水をバンパの縦壁部に接触することのない方向へ向けて排水することができ、バンパ表面上に濃黄色汚染が生じるのを効果的に防止することが可能である。従って、既述の如き溝部を設けて水を集めるような構成を採用しなくても良く、形状が簡素でコストが安いプロテクタの使用が可能となる。
【0026】
また、請求項4に記載の本発明は、プロテクタの垂下壁部の下端部に、水をプロテクタの湾曲形状部の中央部分へ導くための樋部を設けるようにしたものであるから、プロテクタ上に滴下してプロテクタの垂下壁部に流れてくる水を前記樋部にて受け止めて所定箇所に導き、その箇所においてバンパの縦壁部に触れない方向へ向けて排水することが容易に可能となり、これによりバンパ表面上に濃黄色汚染が生じるのを効果的に防止することが可能となる。従って、既述の如き溝部を設けて水を集めるような構成を採用しなくても良く、形状が簡素でコストが安いプロテクタの使用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る車両用バンパ構造を備えた自動車の車体後部を示す斜視図である。
【図2】図1において矢印Xで示す部分を拡大して示す斜視図である。
【図3】バンパの上部に取付けられるプロテクタの拡大斜視図である。
【図4】図2におけるA−A線拡大断面図である。
【図5】図2におけるB−B線拡大断面図である。
【図6】本発明の車両用バンパ構造の別例を示すものであって、樋部を有するプロテクタを用いた車両用バンパ構造を示す断面図である。
【図7】樋部を有するプロテクタの要部の拡大斜視図である。
【図8】従来の車両用バンパ構造を備えた自動車の車体後部を示す斜視図である。
【図9】従来の車両用バンパ構造に用いられているバンパの斜視図である。
【図10】図8におけるC−C線拡大断面図である。
【符号の説明】
1 車体
2 バンパ(リヤバンパ)
2d 縦壁部
4 スペアタイヤ
5 スペアタイヤ収容用凹部
11 プロテクタ
11a 湾曲形状部
11b 垂直壁部
11c 垂下壁部
12 溝部
13 中央部分
14 窪み部
15 隙間
16 樋部
17 切欠き部(排水路)
P 最下端中央部
R1 ,R2 両側部分
R3 中央垂下部分
S1 表面
S2 垂下面[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a vehicle bumper structure in a vehicle of a type in which a spare tire is installed on the outer surface side of a vehicle body above a vehicle bumper, and more specifically, contaminates a vehicle bumper portion immediately below the spare tire ( The present invention relates to a vehicular bumper structure for protecting against deep yellow pollution caused by sewage.
[0002]
[Prior art]
In RV (Recreational Vehicle) vehicles, etc., a spare tire is installed on the outer surface of the vehicle body in an exposed state above the bumper in order to improve the appearance of the vehicle body and to use the interior space of the vehicle for multiple purposes. There is. FIG. 8 shows a conventional bumper structure in this type of vehicle, in which a spare tire is provided at an upper portion of a bumper (rear bumper) 2 disposed at the rear portion of the
[0003]
In the conventional bumper structure of this type, a spare tire is usually used so that the height position of the installation location of the
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
Thus, in the type of vehicle in which the
[0005]
That is, as one of the measures for preventing the contamination of the
[0006]
Further, as another pollution prevention measure, a measure is taken such that a protective film is attached to the
[0007]
Further, as another pollution prevention measure, only the
[0008]
The present invention has been made in view of such various problems, and an object of the present invention is to provide a bumper made of sewage dripping from a spare tire installed above the bumper while having a simple and inexpensive configuration. It is an object of the present invention to provide a vehicle bumper structure that can prevent dark yellow contamination on the surface.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above-described object, the present invention includes a vehicle bumper having a recess for accommodating a spare tire for accommodating a part of the lower end side of the spare tire at an upper portion, A protector that is attached to the spare tire housing recess and covers the upper surface of the spare tire housing recess of the vehicle bumper is disposed on the vehicle bumper, and the protector has a curved shape of a lower portion of the spare tire And a groove for guiding water from both side portions of the curved shape portion to a central portion located below the curved shape portion of the protector. A central portion of the curved shape portion of the protector including the lowermost end of the curved shape portion between the groove portions is smoothly continuous with a lower side end portion of the groove portion, and the spare unit Water dripping from the Ya so that draining from the central portion.
Further, in the present invention, the vertical wall portion of the vehicle bumper connected to the central hanging portion of the protector continuous from the central portion of the curved shape portion of the protector to the rear side of the vehicle body, and the spare tire accommodating recess of the vehicle bumper. Are spaced apart to form a gap therebetween.
Further, in the present invention, the hanging wall portion on the lower end side of the protector and the vertical wall portion of the bumper are disposed in a state where they are separated from each other over the entire range of the overlapping portions. A gap is provided.
Moreover, in this invention, the collar part for guiding water to the center part of the curved shape part of the said protector is provided in the lower end part of the drooping wall part of the said protector.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to FIGS. 1 to 7, the same parts as those in FIGS. 8 to 10 are denoted by the same reference numerals, and redundant description is omitted.
[0011]
FIG. 1 shows a rear part of an automobile equipped with a vehicle bumper structure according to a first embodiment of the present invention. As shown in FIG. 1, a
[0012]
In the present embodiment, as shown in FIGS. 1 and 2, a
[0013]
Further, as shown in FIG. 2 and FIG. 3, a substantially spherical recess is formed at a corner portion constituted by the
[0014]
Thus, the
[0015]
On the other hand, the hanging
[0016]
According to the vehicular bumper structure having such a configuration, the
[0017]
Further, in the second embodiment of the present invention, the suspended
[0018]
According to such a configuration, the
[0019]
In the third embodiment of the present invention, as shown in FIGS. 6 and 7, the
[0021]
【The invention's effect】
The present invention according to
[0023]
Further, in the present invention as set forth in
[0024]
According to a second aspect of the present invention, there is provided a vertical wall of the vehicle bumper connected to the central hanging portion of the protector continuous from the central portion of the curved shape portion of the protector to the rear side of the vehicle body and the spare tire accommodating recess of the vehicle bumper. Since the gap is formed by separating the parts from each other, the presence of this gap makes the curved shape without contacting the water collected in the central part of the curved shape part of the protector with the bumper. It can drain from the central part of the part.
[0025]
Further, the present invention according to
[0026]
Further, the present invention according to
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a rear part of a vehicle equipped with a vehicle bumper structure according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an enlarged perspective view showing a portion indicated by an arrow X in FIG.
FIG. 3 is an enlarged perspective view of a protector attached to the upper part of the bumper.
4 is an enlarged sectional view taken along line AA in FIG. 2. FIG.
5 is an enlarged sectional view taken along line BB in FIG.
FIG. 6 is a sectional view showing another example of the vehicle bumper structure according to the present invention and showing the vehicle bumper structure using a protector having a flange portion.
FIG. 7 is an enlarged perspective view of a main part of a protector having a collar portion.
FIG. 8 is a perspective view showing a rear part of a vehicle body having a conventional vehicle bumper structure.
FIG. 9 is a perspective view of a bumper used in a conventional vehicle bumper structure.
10 is an enlarged sectional view taken along the line CC in FIG.
[Explanation of symbols]
1
2d
P Lowermost center portion R1, R2 Both side portions R3 Central hanging portion S1 Surface S2 Hanging surface
Claims (4)
前記車両用バンパの前記スペアタイヤ収容用凹部に取付けられて前記車両用バンパの前記スペアタイヤ収容用凹部の上面を覆うプロテクタを前記車両用バンパ上に配設し、
前記プロテクタは、前記スペアタイヤの下側部分の湾曲形状に対応する形状の湾曲形状部を有し、
前記プロテクタの湾曲形状部に、該湾曲形状部の両側部分からこれよりも下方に位置する中央部分に水を導くための溝部を形成し、
左右の前記溝部間において前記湾曲形状部の最下端を含む前記プロテクタの湾曲形状部の中央部分は前記溝部の下方側端部に滑らかに連続されていると共に、
前記スペアタイヤから滴下してくる水を前記中央部分から排水するようにしたこと、
を特徴とする車両用バンパ構造。A vehicular bumper having a spare tire accommodating recess for accommodating a portion of the lower end side of the spare tire formed in an upper portion;
A protector that is attached to the spare tire housing recess of the vehicle bumper and covers the upper surface of the spare tire housing recess of the vehicle bumper is disposed on the vehicle bumper;
The protector has a curved shape portion having a shape corresponding to the curved shape of the lower portion of the spare tire,
In the curved shape portion of the protector, a groove portion is formed for guiding water from both side portions of the curved shape portion to a central portion positioned below the curved shape portion,
The central portion of the curved shape portion of the protector including the lowermost end of the curved shape portion between the left and right groove portions is smoothly continuous with the lower side end portion of the groove portion, and
The water dripping from the spare tire is drained from the central portion,
A bumper structure for vehicles.
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