JP3947739B2 - 移動ステーションのメモリリソースの割り当て - Google Patents

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Description

本発明は、エアインターフェイスを経て確認モードにおいて層2リンク上で行われるパケットデータ転送に対するメモリリソースの割り当てに係り、より詳細には、移動ステーションのメモリリソースの割り当てに係る。
移動通信システムとは、一般に、ユーザがシステムのサービスエリア内に位置するときにワイヤレス通信を可能にするテレコミュニケーションシステムを指す。このようなシステムは、例えば、GSM(移動通信用のグローバルシステム)又はそれに対応するシステム、例えば、PCS(パーソナル通信システム)やDCS1800(1800MHz用のデジタルセルラーシステム)、第三世代の移動システム、例えば、UMTS(ユニバーサル移動通信システム)、及び上記システムをベースとするシステム、例えば、GSM2+システム、並びに将来の第四世代システムのようなセルラー移動通信システムである。移動通信システムの1つの典型的な例は、公衆地上移動ネットワークPLMNである。
本発明及びその背景は、GERAN(GSM/EDGE(エンハンスト・データ・レート・フォー・グローバル・エボリューション)無線アクセスネットワーク)リリース5Iuと称されるGSM2+システムを一例として使用して以下に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。「Iu」とは、移動ステーションが無線アクセスネットワークGERANに接続され、該ネットワークが、更に、データ転送を行うコアネットワークにIuインターフェイスで接続されることを意味する。
Umインターフェイスと称されるGERAN Iuのエアインターフェイスのプロトコルアーキテクチャーは、3つのプロトコル層、即ち物理層L1、データリンク層L2及びネットワーク層L3を備えている。GERAN Iuのデータリンク層L2は、無線リンク制御RLCサブ層及び媒体アクセス制御MACサブ層を備え、これらは、ユーザ平面(即ちユーザデータ)及び制御平面(即ちシグナリングデータ)に対して共通である。RLCより上の層は、ユーザ平面に対するPDCP(パケットデータコンバージェンスプロトコル)及び制御平面に対するRRC(無線リソース制御)である。RLCは、エアインターフェイスを経て上位層データを送信するための確認モードARQのような信頼性のあるメカニズムを形成する。
各無線ベアラは、ピア対ピア情報交換のために無線ベアラデータを送信するRLCインスタンスを有する。RLCインスタンスは、無線ベアラに対して確立されたL2リンク上でエアインターフェイスを経てパケットデータ単位と称されるデータブロックにより情報を送信する。確認モード及び未確認モードにおいて、L2リンクは、GERANでは一時的ブロックフローTBFと称される。以下TBFと称されるL2リンクは、パケットデータ単位の一方向性転送をサポートするキャリア(即ち割り当てられた無線リソース)である。各パケットデータ単位PDUは、あるRLCインスタンスから発信する。送信側では、RLCインスタンス(RLC送信器)は、上位層データをPDUにセグメント化してこれに層2制御情報を追加することによりRLCパケットデータ単位を形成する。各PDUは、無線チャンネルにより生じる質低下に対して独立して保護される。受信側では、RLCインスタンス(RLC受信器)は、RLCパケットデータ単位を上位層データに再アッセンブルする。
確認モードでは、スライドウインドウと称されるメカニズムを使用して、送信器内でTBFを横切るRLCパケットデータ単位の流れを制御する。各パケットデータ単位が送信されると、上位ウインドウエッジUWEが1だけ増加される。同様に、各パケットデータ単位が確認されると、下位ウインドウエッジLWEが1/確認パケットデータ単位だけ増加される。UWEとLWEとの間の差がRLC送信ウインドウのサイズに等しくなったときに、新たなパケットデータ単位の送信が停止される。この状態は、ウインドウストーリングと称される。RLCウインドウサイズは、RLCインスタンスに対して指定されたRLCメモリのサイズを表わし、これは、TBFに割り当てられるリソースが利益あるものとなるように充分に大きくなければならない。マルチスロット能力をサポートする公知の移動ステーション、即ち1つのTBFに対して2つ以上のタイムスロットを使用することのできる移動ステーションは、そのマルチスロット能力に対応する最大のRLCウインドウサイズをサポートしなければならない。例えば、移動ステーションがダウンリンクに3つのタイムスロットをそしてアップリンクに1つのタイムスロットを使用できる場合には、移動ステーションは、ダウンリンク方向に384の、そしてアップリンク方向に192のRLCウインドウサイズをサポートしなければならない。
GERANリリース5Iuに基づく移動ステーションは、多数のTBFをサポートし、多数のRLCインスタンスを並列に動作できるようにする。各RLCインスタンスは、RLCウインドウを有し、即ち並列に動作するRLCインスタンスと同数の並列なRLCウインドウがある。RLCウインドウサイズが公知技術に基づいて定義される場合には、移動ステーションは、並列に動作できるRLCインスタンスごとに、RLCインスタンスからパケットデータ単位を転送するTBFに対し移動ステーションがせいぜい使用できるタイムスロットの数に対応する最大ウインドウサイズをサポートしなければならない。例えば、2つのRLCインスタンスを並列に動作でき、それらの両方が2つのタイムスロットTBFを使用できる場合には、移動ステーションは、RLCウインドウサイズが両方とも256である2つの並列なRLCウインドウをサポートしなければならない。これは、別の方法で表わすこともでき、即ち移動ステーションが2つのタイムスロットをサポートし、且つサイズが512のRLCメモリを有する場合には、並列に動作することが許されるのは2つのRLCインスタンスだけである。しかしながら、ネットワークは、例えば、エアインターフェイスのユーザの数又はネットワークのメモリ消費を最適化するために、より小さなウインドウサイズを割り当ててもよい。従って、ネットワークは、上記例の各TBFに対して1つのタイムスロットだけを割り当ててもよく、タイムスロットはウインドウサイズ64に対応して、メモリ消費の問題を引き起こし、即ちウインドウに対して移動ステーションに予約されたメモリの25%しか実際に使用されない。又、並列RLCインスタンスの量を不必要に制限するという問題も見られ、並列に2つのRLCインスタンスしか許されないが、ウインドウサイズ64の8つのRLCインスタンスが並列に動作することができる。更に、移動ステーションのメモリリソースは、ネットワークの場合より著しく制限され、それ故、各許された並列TBFに対しTBFの最大ウインドウサイズに対応するメモリリソースを同時に割り当てできるようにメモリリソースを予約すると、限定されたメモリリソースの浪費となり、並列RLCインスタンスの量を不必要に制限する。移動ステーションが受信サイトにあるときには、正しく受信されて再アッセンブル及び上位層への送信を待機しているパケットデータ単位しか受信器がバッファしないので、問題が強調される。通常、バッファされたパケットデータ単位は、対応する最大ウインドウサイズよりも相当に小さいメモリしか必要としない。
本発明の目的は、上記問題を克服する方法、及びこの方法を実施する装置を提供することである。本発明の目的は、独立請求項に記載されたことを特徴とする方法、移動ステーション、ネットワーク及びワイヤレスシステムにより達成される。本発明の好ましい実施形態は、従属請求項に開示する。
本発明は、上記問題を理解すると共に、RLCに対する共通のメモリリソースと、並列RLCインスタンス間で共通メモリを共用するメカニズムとを定義することによりその問題を解消することをベースとする。本発明の効果は、RLCに対して予約されるメモリのサイズを、同数の並列RLCインスタンスがサポートされた公知解決策に比して制限できることである。或いはメモリのサイズが同じである場合には、本発明は、移動ステーションのマルチスロットクラスに基づく最大ウインドウサイズでメモリを除算したものが並列RLCインスタンスの最大数である公知解決策よりも大きな並列RLCインスタンスの最大数を許す。
本発明の第1の好ましい実施形態では、上記メカニズムは、RLCウインドウサイズを減少及び増加することをベースとし、サイズの調整は、シグナリングにより実行される。
本発明の第2の好ましい実施形態では、上記メカニズムは、受信RLCウインドウごとにRLCバッファをもつという考え方をベースとし、このバッファは、RLCウインドウより小さく、そして並列なバッファが共通のメモリを共用する。送信側は、バッファがストールされたかどうか通知され、この情報を使用して送信を制御する。
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。
本発明は、エアインターフェイスを経てデータ転送を行なういかなる通信システムにも適用できる。このようなシステムは、例えば、上述したシステムを含む。以下、本発明は、GERAN Iuシステムを一例として使用して説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。GPRS(汎用パケット無線サービス)では、TBFが単一のRLCインスタンスからデータを搬送する。GERAN Iuでは、RLCインスタンスが1つの無線ベアラにしか関連しないが、1つのTBFを経て1つ以上のRLCインスタンスからのデータを送信することができる。しかしながら、以下では、明瞭化のため、1つのRLCインスタンスが1つのTBFを使用するだけであると仮定する。
図1は、通信システム1の基本的部分だけを示す非常に簡単なネットワークアーキテクチャーを示している。当業者であれば、システム1は、ここでは詳細に説明する必要のないネットワークノード、ファンクション及び構造を含むことが明らかであろう。
移動ステーションMSは、実際のターミナルと、加入者認識モジュールとも称される取り外し可能に接続された識別カードSIMとを備えている。この点について、移動ステーションとは、一般に、加入者認識モジュール及び実際のターミナルによって形成されるエンティティを意味する。SIMは、スマートカードであり、加入者認識を含み、認証アルゴリズムを実行し、そしてユーザ装置に必要な認証及び暗号キー並びに契約情報を記憶している。本発明の実際にターミナルは、移動通信システムにおいて通信し且つ多数の並列のトラフィック流をサポートすることのできるいかなる装置でもよい。従って、ターミナルは、スピーチのみに意図された単純なターミナルでもよいし、或いはサービスプラットホームとして動作し、種々のサービス関連ファンクションのロード及び実行をサポートする種々のサービス用のターミナルでもよい。又、ターミナルは、種々の装置の組み合せ、例えば、マルチメディアコンピュータと、移動接続を与えるためにそれに接続されたノキアカード電話との組み合せでもよい。
本発明の第1の好ましい実施形態による移動ステーションは、RLCのための共通メモリRLCmemを備え、そのサイズは、少なくとも、MSのマルチスロット能力に対応する最大RLCウインドウサイズであるのが好ましい。このサイズは、通常、RLCブロックの数として表わされる。例えば、MSが一方向に8個のタイムスロットを使用できるときには、RLCmemのサイズは、少なくとも1024であるのが好ましく、即ちウインドウ内に1024個のRLCブロックがあるのが好ましい。又、移動ステーションは、RLCmemからTBFに対するRLCウインドウを割り当てるための割り当てファンクションと、ウインドウサイズを増加/減少するためのウインドウサイズ適応ファンクションも備えている。本発明の第1の好ましい実施形態では、RLCウインドウサイズの最小要求は64であり且つメモリ分解能は32であると仮定する。他の実施形態では、最小サイズ及び/又はメモリ分解能は、他の値でよい。換言すれば、本発明の第1の好ましい実施形態では、RLCウインドウサイズは、32の倍数で増加及び減少することができ、TBFは、移動ステーションとネットワークとの間に確立することができ、サイズが少なくとも64のRLCウインドウをこのTBFに対して割り当てることができ、そしてRLCウインドウのサイズは、64未満に減少することはできない。
本発明の第2の好ましい実施形態では、移動ステーションMSは、RLCインスタンスを受信するために受信バッファにより共用される共通メモリRLCmemを備えている。この共通メモリは、RXmemと称することができる。受信バッファは、ここではRXバッファと称される。RXバッファのサイズは、送信サイトにおいてRLCインスタンスに対して割り当てられたRLCウインドウのサイズより小さくすることができる。RXバッファのサイズが小さいときには、TBFの受信RLCデータに対して必要とされる物理的メモリの量も小さい。新たなダウンリンクTBFが確立されるか又は既存のダウンリンクTBFが解除されるときには、他のRXバッファのサイズが後述するように調整される。本発明の第2の好ましい実施形態では、移動ステーションは、ack/nackメッセージ(「パケットダウンリンクack」又は「パケットダウンリンクnack」)において、RXバッファがオーバーフローするかどうかを1ビットで指示するように構成される。ネットワークは、この情報を使用してポーリングを調整する。本発明の第2の好ましい実施形態では、ネットワークが移動ステーションMSへ送信するパケットデータ単位を確認するのにポーリングメカニズムが使用される。換言すれば、ある数のパケットデータ単位を送信した後に、ネットワークは、パケットデータ単位を確認するように移動ステーションに要求する。この要求に応答して、移動ステーションは、確認を送信し、そしてこの確認に応答して、ネットワークは、否定確認されたパケットデータ単位を再送信する。RXバッファのオーバーフロー後に受信されたRLCパケットデータ単位は、他のRXバッファがオーバーフローしない場合には、RLCmemに記憶することができる。全てのRXバッファがオーバーフローした後に受信されたRLCパケットデータ単位は、否定確認される。
本発明の第3の好ましい実施形態では、移動ステーションMSは、送信RLCインスタンスのための共通メモリRLCmemと、このRLCmemからTBFに対するRLCウインドウを割り当てるための割り当てファンクションと、ウインドウサイズを増加/減少するためのウインドウサイズ適応ファンクションと、RXバッファに対する共通メモリRXmemとを備えている。換言すれば、移動ステーションが送信器であるときには、RLCmemが使用され、そして移動ステーションが受信器であるときには、RXmemが使用される。本発明の第3の好ましい実施形態では、ネットワークがポーリングファンクション及びアクティブなウインドウサイズを使用する。換言すれば、本発明の第3の好ましい実施形態は、RLCmemがアップリンクTBFに対して使用されそしてRXmemがダウンリンクTBFに対して使用される第1及び第2の好ましい実施形態の組み合せである。
本発明の第3の好ましい実施形態をベースとする本発明の別の実施形態では、送信TBFと受信TBFとの間に1つの単一共通メモリが共用される。この実施形態では、RLCmem及びRXbufferにメモリをいかに割り当てるかを定める特別なメモリ割り当てファンクションを定義する必要がある。このメモリ割り当てファンクションは、例えば、アップリンクのニーズ及びダウンリンクのニーズに対して異なるファクタで重み付けされた実際のニーズに基づくものでよい。
本発明の第1又は第2の好ましい実施形態の移動ステーションは、公知技術に基づいてウインドウサイズが計算されたのと同様に、それが有する共通RLCmemをそのMS RAC(移動ステーション無線アクセス能力)内のネットワーク3に指示するように構成される。本発明の第3の好ましい実施形態では、移動ステーションは、好ましくはRLCmem及びRXmemの両方をそのMS RAC内に指示するように構成されてもよい。しかしながら、移動ステーションは、RXバッファに対してそれが有しているメモリのサイズを知らない場合には、そのメモリリソースに関する情報をネットワークに送信しなくてもよい。本発明の他の実施形態では、MSは、それがサポートできる確認モードTBFの最大数をMS RAC内に指示する。ネットワークは、MSに対してリソースを割り当てるときにこの情報を使用する。例えば、MSがネットワークにアタッチするとき(アタッチ手順において)、又はRRC接続の確立中に、MS RACを送信することができる。
図1の例では、システム1は、コアネットワークCN及び無線アクセスネットワークGERANを伴うネットワーク3を備えている。GERANは、GSMのベースステーションサブシステムのような無線ネットワークサブシステムのグループ(図1には示さず)で構成され、これらは、いわゆるIuインターフェイス2を経てコアネットワークCNに接続される。GERANは、GSM/EDGE無線アクセスネットワークでよく、そしてCNは、GSM/UMTSコアネットワークでよい。ネットワークは、少なくとも1つのパケット制御ユニットを備え、これは、RLCを担当するもので、以下に述べるファンクションの少なくとも幾つかを実行するように構成される。このパケット制御ユニットは、通常、GERANのネットワークノードに配置される。このパケット制御ユニットは、通常、ベースステーションコントローラBSCに配置されるが、例えば、ベースステーションBS又はGPRSサポートノードGSNに配置されてもよい。BSC及びBSは、GERANにおけるノードであり、一方、GSNは、CNにおけるノードである。
公知の手段に加えて、本発明のファンクションを実施するシステムの移動ステーションは、RLCに対する共通メモリと、メモリ割り当てを管理する手段とを備えている。このシステムのネットワークは、そのウインドウサイズ割り当てを、移動ステーションのメモリ割り当てに対応するように適応させる手段、及び/又はメモリを割り当てるように移動ステーションをガイドする手段を備えてもよい。現在ネットワークノード及び移動ステーションは、本発明によるファンクションに使用することのできるプロセッサ及びメモリを備えている。本発明を実施するのに必要な全ての変更は、追加又は更新されたソフトウェアルーチンにより行うこともできるし、特定用途向け集積回路(ASIC)及び/又はプログラム可能な回路、例えば、EPLD、FPGAに含まれたルーチンにより行うこともできる。
図2は、本発明の第1の好ましい実施形態において1つのTBFに対するRLCメモリ割り当てを示す。ステップ200において、新たなTBFが導入され、それに応答して、移動ステーションは、ステップ201において、空きRLCメモリRLCmemのサイズが少なくとも64であるかどうかチェックする。もしそうでなければ、ステップ202において、64より大きなメモリを有するTBFが少なくとも1つあるかどうかチェックされる。換言すれば、ウインドウサイズWSが64より大きなTBFがあるかどうかチェックされる。もしあれば、ステップ203において、64より大きなサイズを有するTBFのウインドウサイズを減少して、その減少が全体で少なくとも64にすることができるかどうかチェックされる。換言すれば、メモリから少なくとも64を空けて、既存のTBFの各々が依然として少なくとも64のウインドウサイズをもつことができるかどうかチェックされる。もしそれが可能であれば、ステップ204においてウインドウサイズ(1つ又は複数)が減少される。この減少は、図3を参照して詳細に説明する。減少の後、空きメモリがステップ205において新たなTBFに割り当てられ、そして新たなTBFの確立がステップ206において受け入れられる。
空きメモリのサイズが少なくとも64である場合には(ステップ201)、その空きメモリが新たなTBFに割り当てられ(ステップ205)、そして新たなTBFの確立が受け入れられる(ステップ206)。
64より大きなメモリを有するTBFがないか(ステップ202)、又はメモリを少なくとも64に減少できない(ステップ203)場合には、新たなTBFの確立が受け容れられない(ステップ207)。
図3は、ステップ300においてRLCパケットデータ単位の送信器でウインドウサイズを減少する必要性が確認されたときの本発明の第1の好ましい実施形態に基づくメモリサイズ減少を示す。本発明のこの第1の好ましい実施形態では、スライドウインドウが使用されると仮定する。送信器は、移動ステーションであるか又はネットワークであり、即ち減少は、アップリンク及びダウンリンクの両方向に行うことができる。この必要性を確認するのに応答して、新たなパケットデータ単位の送信がステップ301で停止される。送信を停止することにより、まだ確認されていないRLCパケットデータ単位がドロップするのを回避できる。次いで、ステップ302では、ウインドウが少なくとも32の空きスペース(空きブロック)を有するかどうかチェックされる。もしそうであれば、ステップ303においてウインドウサイズが減少され、そしてその減少を示すメッセージがステップ304において受信器へ送信される。減少は、32又はその倍数である。メッセージは、例えば、「パケットアップリンク指定」、「パケットダウンリンク指定」、又は「パケットタイムスロット再構成」のように、移動ステーションとネットワークとの間に送信される対応TBFに関連したいかなるメッセージでもよい。次いで、ステップ305において、新たな、より小さなウインドウがストールされるかどうかチェックされる。もしそうでなければ、新たなパケットデータ単位が送信されてもよい(ステップ306)。新たな、より小さなウインドウがストールされた場合には、以前に送信されたパケットデータ単位の確認を待機し(ステップ307)、それが受信された後に、ウインドウがストールされたかどうか再びチェックされる(ステップ305)。
充分な空きスペースがない場合には(ステップ302)、以前に送信されたパケットデータ単位の確認をステップ308において待機し、それが受信された後に、充分な空きスペースがあるかどうか再びチェックされる(ステップ302)。
ウインドウサイズの減少は、送信器により制御されるので、ステップ304において送信されたメッセージが受信器に受け取られなくても何ら危険性は生じない。というのは、小さなウインドウでは、確認を待機しているパケットデータ単位が僅かだからである。
本発明の一実施形態では、ウインドウがステップ301の後にスライドすることが許され、従って、おそらく大きな減少を許す。
図4は、ステップ400においてウインドウサイズを増加する必要性が送信器で確認されたときの本発明の第1の好ましい実施形態によるメモリサイズ増加手順を示す。この必要性を確認するのに応答して、ステップ401において、充分な空きメモリがあるかどうかチェックされる。もしあれば、ウインドウサイズをどれほど増加するか指示するメッセージがステップ402において受信器へ送信される。このメッセージは、例えば、「パケットアップリンク指定」、「パケットダウンリンク指定」、又は「パケットタイムスロット再構成」であり、即ち減少で使用されたものと同じメッセージである。次いで、ステップ403において受信器から応答が受け取られ、そしてステップ404において、その応答が、受信器で増加が行なわれたことを示す確認であるかどうかチェックされる。それがackであった場合には、ステップ405においてウインドウサイズが増加され、その後、より大きなウインドウサイズが使用される。その応答が否定確認nackであった場合には、ウインドウサイズが増加されない(ステップ406)。
充分な空きメモリがなければ(ステップ401)、ウインドウサイズは増加されない(ステップ406)。
第1の好ましい実施形態は、移動ステーションの並列な受信及び送信RLCインスタンスが1つの共通のメモリを共用すると仮定して上述したが、当業者であれば、移動ステーションの受信RLCインスタンス又は送信RLCインスタンスのいずれかだけが共通メモリを共用する場合に本発明の第1の好ましい実施形態をいかに実施するか明らかであろう。
本発明の第2の好ましい実施形態では、送信ネットワークが、移動ステーションの各受信RLCインスタンスに対する割り当てられたリソースに基づいてそのポーリングポリシーを調整する。本発明の第2の好ましい実施形態では、各受信RLCインスタンスがそのRXバッファを有し、そしてRXバッファのサイズが、RLCインスタンスの量、及びそれに対応するTBFに対して割り当てられたタイムスロットに依存すると仮定する。例えば、2つのタイムスロットをもつTBF1しかない場合には、全RXmemがRXバッファ1に対して割り当てられる。1つのタイムスロットをもつ第2のTBF、即ちTBF2が確立されて、TBF1と並列に動作するときには、RXバッファ1のサイズがRXmemの2/3に減少され、RXバッファ2のサイズは、例えば、RXmemの1/3である。TBF2が解除されると、RXバッファ1のサイズは、RXmemのサイズと同じに増加される。他の何らかのメモリ割り当て原理を使用してもよく、上記は例示に過ぎないことを強調しておく。
本発明の第2の好ましい実施形態では、ネットワークは、WS_a即ちWS_activeをポーリングパラメータとして、又はポーリングパラメータを決定するための基礎として使用し、このポーリングパラメータは、パケットデータ単位を確認するよう移動ステーションに要求するためにネットワークをトリガーする送信パケットデータ単位の数を指示する。又、WS_aは、受信者のバッファサイズに関する送信者の推定であるとも考えられる。本発明の第2の好ましい実施形態では、ネットワークは、WS_aを、それに対応するRXバッファに等しいか又はそれより小さく適応させて、RXバッファが送信ウインドウサイズと同程度の大きさであったかのように送信器がパケットデータ単位を送信した場合に生じる余計なエラーを防止する。しかしながら、送信ウインドウサイズが大きいときには、確認を待機する間に送信が継続し得る。
図5は、ネットワークがRXバッファに対する共通メモリRXmemのサイズを知っている状況における本発明の第2の好ましい実施形態によるファンクションを示す。明瞭化のために、全ての送信ウインドウが同じWS_aを有すると仮定する。
図5を参照すれば、ステップ501において新たなRLCインスタンスが形成され、そしてRLCインスタンスに対して1つのTBFが確立される。明瞭化のために、TBFの確立が成功したと仮定され、従って、ネットワークと移動ステーションとの間の既存のTBFの数を指示するTBF_noがステップ502において更新される。次いで、ステップ503において、TBFが第1のTBF、即ちTBF_no1であるかどうかチェックされる。もしそうであれば、ステップ504において、RXmemのサイズが、このTBFに割り当てられたウインドウサイズTBF_WSより小さいかどうかチェックされる。もしそうであれば、WS_aは、ステップ505においてRXmemにセットされ、そしてステップ506においてポーリングアルゴリズムが開始される。RXmemのサイズがTBF WSより小さくない場合には(ステップ504)、WS_aがステップ507において好ましくはTBF_WSにセットされ、そしてポーリングアルゴリズムがステップ506において開始される。WS_aは、ステップ507において、TBF_WSより小さい正の値にセットされてもよい。
TBFが第1のTBFでない場合には(ステップ502)、ステップ508において、TBF_WSが、既存のTBF WS_aの和をRXmemから減算したものより大きいかどうかチェックされる。もしそうでなければ、プロセスはステップ507において続き、WS_aがTBF_WSにセットされる。もしそうであれば、RXmemがTBF_noで除算され、その結果がステップ509においてWS_aにセットされる。次いで、このTBFに対するポーリングアルゴリズムがステップ510において開始され、そして既存のポーリングアルゴリズムがステップ511において新たなWS_a値に対応するようにリセットされる。
RXmemが既知でありそしてポーリングアルゴリズムがWS_aとは独立している本発明の他の実施形態では、図5に示すプロセスは、WS_aがセットされるステップ(例えば、ステップ505及び509)の後に、図3のステップ300へ進む。(対応的に、WS_aが増加されたときには、図4のステップ400へ。)
図6は、ネットワークがRXバッファに対する共通メモリRXmemのサイズを知らない状況における本発明の第2の好ましい実施形態によるファンクションを示す。明瞭化のために、全ての送信ウインドウが同じWS_aを有すると仮定する。
図6を参照すれば、新たなRLCインスタンスがステップ601で形成され、RLCインスタンスに対して1つのTBFが確立される。明瞭化のために、TBFの確立が成功したと仮定し、従って、ネットワークと移動ステーションとの間の既存のTBFの数を指示するTBF_noがステップ602において更新される。次いで、ステップ603において、TBFが第1のTBF、即ちTBF_no1であるかどうかチェックされる。もしそうであれば、WS_aは、ステップ604において初期値IN_Vにセットされ、そしてステップ605においてポーリングアルゴリズムが開始される。初期値は、例えば、TBFに割り当てられるウインドウサイズ即ち64の10%のような正の値でよい。初期値とは、RXmemのサイズに対するネットワークの最良の推定である。
TBFが第1のTBFでない場合には(ステップ602)、既存のTBF WS_aの和がTBF_noで除算され、その結果がステップ606においてWS_aにセットされる。次いで、このTBFに対するポーリングアルゴリズムがステップ607で開始され、そして既存のポーリングアルゴリズムがステップ608において新たなWS_a値に対応するようにリセットされる。
既存のTBFが解除されたときには、上記原理に基づいてTBF_noを更新しそしてWS_aを決定することによりWS_aが増加される(が、WS_aの和は、依然、解除されたTBFに対するWS_a値を有する)。WS_aの増加の後に、ポーリングアルゴリズムがリセットされる。
例えば、ネットワークが最初にRXmemを知っているが、何らかの理由で情報を失った状態では、ネットワークは、図5又は図6のいずれかのステップを実行するように構成される。
本発明の第2の好ましい実施形態では、移動ステーションは、RXバッファがオーバーフローするかどうかの情報を確認において送信する。図7は、バッファがストールされているために受信できない要求又はパケットデータ単位がエアインターフェイスに無益にロードされないように、ネットワークがこの情報をいかに使用してポーリングアルゴリズムのファンクションを最適化するかの一例を示す。新たな値をセットするために図7に使用された式は、単なる例示に過ぎず、それらの値は、非常に多数の方法で定義できることを理解されたい。
図7を参照すれば、ステップ701において、ack又はnackが受け取られる。ステップ702において、WS_aをNで除算することにより増分WS_a_Iが計算され、Nは、好ましくは整数、例えば、4である。Nは、定数でもよいし、或いは既存のTBFの量、又は既存のTBFに割り当てられたウインドウサイズに依存してもよい。次いで、ステップ703において、RXバッファがオーバーフローするかどうかチェックされる。オーバーフローしない場合には、ステップ704において、WS_aに対する下限WS_a_LLがWS_aにセットされ、そしてWS_aは、増分WS_a_Iだけ増加される。次いで、ポーリングアルゴリズムがステップ705においてリセットされる。
RXバッファがオーバーフローする場合には(ステップ703)、WS_aに対する上限WS_a_ULがステップ706においてWS_aにセットされる。次いで、ステップ707において、WS_aが下限WS_a_LLより小さいかどうかチェックされる。ステップ704を実行せずにステップ707が実行される場合には、WS_a_LLに対してデフォールト値が使用される。このデフォールト値は、例えば、4である。明瞭化のために、デフォールト値の設定は、図7には示されていない。WS_aが下限WS_a_LLより小さい場合には(ステップ707)、その下限WS_a_LLがステップ708において増分WS_a_Iだけ減少され、そしてステップ709において、上限WS_a_ULと下限WS_a_LLを加算しそしてその結果を2で除算することにより新たな値WS_aが計算される。その後、ポーリングアルゴリズムがステップ705においてリセットされる。
WS_aが下限以上である場合には(ステップ707)、新たな値WS_aがステップ709において計算され、そしてポーリングアルゴリズムがステップ705においてリセットされる。
本発明の第2の好ましい実施形態は、WS_aが全てのTBFに対して同じであると仮定して説明したが、当業者であれば、各TBFが個々のWS_aを有するときに本発明をいかに実施するか明らかであろう。
図2ないし7のステップは、絶対的な時間的順序ではない。例えば、上述したステップの幾つかは、同時に行われてもよいし又は別の順序で行われてもよい。図5のステップ508のようなあるステップはスキップされてもよい。対応的に、図2ないし7に示されない他のステップが、上述したステップ間に行われてもよい。又、これらのステップは、値が計算されるステップと置き換えられてもよいし、及び/又は上述したものとは異なるやり方でセットされてもよい。
本発明は、例えば、全ての受信RLCインスタンスが共通のメモリを共用すると仮定して説明したが、幾つかの受信RLCインスタンスのみが共通のメモリを共用するときに本発明をいかに実施するか、及び他の受信RLCインスタンスに対して専用メモリをいかに割り当てるかは、当業者に明らかであろう。
本発明は、1つのRLCインスタンスのみがTBFを使用すると仮定して説明したが、多数のRLCインスタンスが、移動ステーションにおいて並列に動作するTBFを使用するときに本発明をいかに実施するかは、当業者に明らかであろう。
本発明は、共用メモリリソースが移動ステーションにあると仮定して説明したが、共用メモリリソースがネットワーク側にあるときに本発明をいかに実施するかは、当業者に明らかであろう。
技術の進歩に伴い、本発明の概念は、種々のやり方で実施できることが当業者に明らかであろう。本発明及びその実施形態は、上述した例に限定されるものではなく、特許請求の範囲内で種々変更し得るものである。
通信システムの基本的な部分を示す図である。 本発明の第1の好ましい実施形態によるメモリ割り当て及び調整を示す図である。 本発明の第1の好ましい実施形態によるメモリ割り当て及び調整を示す図である。 本発明の第1の好ましい実施形態によるメモリ割り当て及び調整を示す図である。 本発明の第2の実施形態を示す図である。 本発明の第2の実施形態を示す図である。 本発明の第2の実施形態を示す図である。

Claims (15)

  1. 移動ステーションとネットワークとの間で層2リンクを横切ってデータを確認モードで転送できるワイヤレス通信システムにおいてメモリリソースを割り当てる方法であって、
    少なくとも2つの並列な層2リンクにより共用されるべき共通のメモリを定義し、そして
    上記共通のメモリから上記並列な層2リンクに対するメモリを割り当てる、
    という段階を備えたことを特徴とする方法。
  2. 移動ステーションとネットワークとの間で層2リンクを横切ってデータを確認モードで受信及び転送するためのトランシーバを備えた移動ステーション(MS)において、
    少なくとも2つの並列な層2リンクにより共用されると定義された共通のメモリ(RLCmem)と、
    層2リンクに対して上記共通のメモリ(RLCmem)からメモリリソースを割り当て及び解除すると共に、その割り当てられたメモリリソースを既存の層2リンクに対して調整するためのメモリ割り当てメカニズムと、
    を備えたことを特徴とする移動ステーション。
  3. 移動ステーションとネットワークとの間で層2リンクを横切って確認モードでデータを受信し、転送するためのトランシーバ、を備える移動ステーション(MS)であって、当該移動ステーションが更に、
    少なくとも2つの並列層2リンクによって共有されると定義された共通のメモリ(RLC mem )、及び
    層2リンクのために上記共通のメモリ(RLC mem )からメモリ・リソースを割当てし、開放し、そして、存在する層2リンクのために、当該割当てられたメモリ・リソースを調整するためのメモリ割当てメカニズム、
    を備え、
    上記移動ステーション(MS)は、その移動ステーションの無線アクセス能力内の上記共通のメモリのサイズをネットワークに指示するように構成された、
    ことを特徴とする移動ステーション。
  4. 移動ステーション(MS)とネットワーク(3)との間で層2リンクを横切ってデータを確認モードで転送できるワイヤレス通信システムのネットワーク(3)において、
    上記移動ステーション内で上記並列な層2リンクにより共用されると定義された共通のメモリをどれほど多くの層2リンクが並列に共用するかに基づいて層2リンクを経てデータ転送するためのポーリングパラメータを定義しそして更新するメカニズム
    を備えたことを特徴とするネットワーク。
  5. 移動ステーション(MS)とネットワーク(3)との間で層2リンクを横切ってデータを確認モードで転送できるワイヤレス通信システム(1)において、
    少なくとも2つの並列な層2リンクに対して共用されると定義された共通のメモリ(RLCmem)と、
    層2リンクにより上記共通のメモリ(RLCmem)からメモリリソースを割り当て及び解除すると共に、その割り当てられたメモリリソースを既存の層2リンクに対して調整するためのメモリ割り当てメカニズムと、
    を備えたことを特徴とするワイヤレス通信システム。
  6. 移動ステーション(MS)とネットワーク(3)の間で、層2リンクを横切ってデータが確認モードで転送され得るワイヤレス通信システム(1)であって、当該システムが更に、
    少なくとも2つの並列層2リンクのために共有されると定義された共通のメモリ(RLC mem )、及び、
    層2リンクによって共通のメモリ(RLC mem )からメモリ・リソースを割当てし、開放し、そして、シグナリングにより、存在する層2リンクのために当該割当てられたメモ リ・リソースを調整するためのメモリ割当てメカニズム、
    を備えることを特徴とするワイヤレス通信システム。
  7. ワイヤレス通信システムであって、移動ステーション(MS)とネットワーク(3)の間で、層2リンクを横切ってデータが確認モードで転送され得るワイヤレス通信システム(1)であって、当該システム(1)が更に、
    少なくとも2つの並列層2リンクのために共有されると定義された共通のメモリ(RLC mem )、及び、
    層2リンクによって共通のメモリ(RLC mem )からメモリ・リソースを割当てし、開放し、そして、存在する層2リンクのために当該割当てられたメモリ・リソースを調整するためのメモリ割当てメカニズム、及び、
    受信サイトで上記共通のメモリをどれほど多くの層2リンクが並列に共用するかに基づいて層2リンクを経てデータ転送するためのポーリングパラメータを定義しそして更新する送信サイトにおける第2メカニズム、
    を備えることを特徴とするワイヤレス通信システム。
  8. 上記層2リンクの受信サイトは、その受信サイトで上記層2リンクに対して割り当てられたメモリがオーバーフローするかどうか上記送信サイトに通知するように構成され、そして
    上記送信サイトは、上記情報に基づいて上記ポーリングパラメータを更新するように構成される請求項7に記載のワイヤレスシステム。
  9. 移動ステーションとネットワークとの間で層2リンクを横切ってデータを確認モードで転送できるワイヤレス通信システムにおいてメモリリソースを割り当てる方法であって、
    少なくとも2つの並列な層2リンクにより共用されるべき共通のメモリを定義し、
    上記共通のメモリから上記並列な層2リンクに対するメモリを割り当て、そして、
    存在する層2リンクのために上記割当てられたメモリ・リソースを調整する、
    という段階を備えたことを特徴とする方法。
  10. 移動ステーションとネットワークとの間で層2リンクを横切ってデータを確認モードで転送できるワイヤレス通信システムにおいてメモリリソースを割り当てる方法であって、
    少なくとも2つの並列な層2リンクにより共用されるべき共通のメモリを定義し、
    上記共通のメモリから上記並列な層2リンクに対するメモリを割り当て、そして、
    如何に多くの層2リンクが、上記共通のメモリを並列で共有しているかに基づいて、上記層2リンクを介したデータ転送のためのポーリング・パラメータを定義し、更新する、
    という段階を備えたことを特徴とする方法。
  11. 移動ステーションとネットワークとの間で層2リンクを横切ってデータを確認モードで転送できるワイヤレス通信システムにおいてメモリリソースを割り当てる方法であって、
    少なくとも2つの並列な層2リンクにより共用されるべき共通のメモリを定義し、そして、
    上記共通のメモリから上記並列な層2リンクに対するメモリを割り当てるとともに開放する、
    という段階を備えたことを特徴とする方法。
  12. 存在する層2リンクのための上記割当てられたメモリを調整するステップを更に含むことを特徴とする、請求項11に記載の方法。
  13. 移動ステーションとネットワークとの間で層2リンクを横切ってデータを確認モードで受信及び転送するためのトランシーバを備えた移動ステーション(MS)において、
    少なくとも2つの並列な層2リンクにより共用されると定義された共通のメモリ(RLCmem)と、
    層2リンクに対して上記共通のメモリ(RLCmem)からメモリリソースを割り当て及び解除すると共に、その割り当てられたメモリリソースを既存の層2リンクに対して調整するための手段と、
    を備えたことを特徴とする移動ステーション。
  14. 移動ステーションとネットワークとの間で層2リンクを横切って確認モードでデータを受信し、転送するためのトランシーバ、を備える移動ステーション(MS)であって、当該移動ステーションが更に、
    少なくとも2つの並列層2リンクによって共有されると定義された共通のメモリ(RLC mem )、
    層2リンクのために上記共通のメモリ(RLC mem )からメモリ・リソースを割当てし、開放し、そして、存在する層2リンクのために、当該割当てられたメモリ・リソースを調整するための手段、及び、
    その移動ステーションの無線アクセス能力内の上記共通のメモリのサイズをネットワークに指示するための手段、
    を備えることを特徴とする移動ステーション。
  15. 移動ステーション(MS)とネットワーク(3)との間で層2リンクを横切ってデータを確認モードで転送できるワイヤレス通信システムのネットワーク(3)・ノードにおいて、
    上記移動ステーション内で上記並列な層2リンクにより共用されると定義された共通のメモリをどれほど多くの層2リンクが並列に共用するかに基づいて層2リンクを経てデータ転送するためのポーリングパラメータを定義しそして更新するための手段、
    を備えたことを特徴とするネットワーク・ノード
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