JP3945766B2

JP3945766B2 - Screw type transfer / crusher

Info

Publication number: JP3945766B2
Application number: JP2002278286A
Authority: JP
Inventors: 大悟松島; 賢志水城
Original assignee: Maezawa Industries Inc
Current assignee: Maezawa Industries Inc
Priority date: 2002-09-25
Filing date: 2002-09-25
Publication date: 2007-07-18
Anticipated expiration: 2022-09-25
Also published as: JP2004115167A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、同軸状に配設された内スクリュー及び外スクリューを備え、両スクリューの差速を有した回転によってし渣等を移送しながら破砕するスクリュー式移送・破砕装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
スクリュー式移送・破砕装置の従来例として、スクリューシャフトにスクリュー羽根を螺旋状に形成した内スクリューと、該内スクリューと同軸状に配設され、螺旋状に形成された中空状のスクリュー羽根からなる外スクリューと、を備えた装置が挙げられる（例えば、特許文献１及び特許文献２参照）。
【０００３】
【特許文献１】
特開平１０−１３９１２６号公報（第３頁、図１）
【特許文献２】
特開平１１−１０６０２１号公報（第４頁、図３）
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
前記したスクリュー式移送・破砕装置は、し渣等の処理物を移送しつつ、内スクリュー及び外スクリューの回転速度差を利用して、内スクリューと外スクリューとが互いに近接交差する際に処理物をせん断破砕するものである。従来においては、この内スクリューと外スクリューとの回転速度を異ならせる手段として、各スクリューそれぞれに回転駆動用の駆動源を要する構成であった。そのため、製品コストが高くなり、装置も大型化するという問題があった。
【０００５】
本発明は以上のような問題点を解消するために創作されたものであり、内スクリューと外スクリューの回転速度を異ならせるにあたり、簡易な構造であって、経済的となり、装置の小型化が可能となるスクリュー式移送・破砕装置を提供することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記課題を解決するため、スクリューシャフトにスクリュー羽根を螺旋状に形成した内スクリューと、該内スクリューと同軸状に配設され、螺旋状に形成された中空状のスクリュー羽根からなる外スクリューと、を備え、処理物の移送及び破砕を行うスクリュー式移送・破砕装置であって、一端側にモータが連結された駆動軸に軸着される基礎太陽歯車と、該基礎太陽歯車に噛合する基礎遊星歯車と、該基礎遊星歯車に噛合する内歯が形成され、この基礎遊星歯車を囲んで配設される固定歯部と、前記基礎遊星歯車の公転運動に対して一体的に回転する基礎台座と、を有する差速機構を設けるとともに、前記基礎台座に形成された太陽歯車と、この太陽歯車及び前記固定歯部に噛合する遊星歯車と、この遊星歯車の公転運動に対して一体的に回転する台座と、を有する減速機構を設け、前記太陽歯車を中空のリング形状とし、前記駆動軸を、前記太陽歯車の中空部を貫通させてその他端側を前記内スクリューに連結するとともに、前記台座を前記外スクリューに連結し、前記台座を、一対の軸受を介して前記駆動軸及びケーシングに回転可能に支持させた。
【０００９】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図１及び図２はそれぞれスクリュー式移送・破砕装置の外観斜視図及び側断面説明図、図３は図２における差速機構及び減速機構の拡大説明図、図４は基礎太陽歯車及び基礎遊星歯車の概略的な外観斜視図である。
【００１０】
図１に示すように、スクリュー式移送・破砕装置１は、受け台２ｃに下部を支持された横置きの断面略円筒形状のケーシング２内に、内スクリュー３及び外スクリュー６がその軸心を互いに同軸として回転自在に収装されている。ケーシング２は、一端側の上部に供給口２ａが、他端側の下部に排出口２ｂが形成されており、供給口２ａから投入されたし渣等の処理物は各スクリューの回転により移送されながら破砕されて排出口２ｂから排出される。
【００１１】
図２に示すように、内スクリュー３は、スクリューシャフト４及びスクリュー羽根５から構成される。スクリュー羽根５は当径軸のスクリューシャフト４に、等ピッチで、スクリューシャフト４の回転方向の回転成分に対して処理物を排出口２ｂ側に向かって並進させる並進成分を有するように螺旋状に形成されている。スクリュー羽根５の外周部分は外刃部５ａを構成する。
【００１２】
外スクリュー６は、不等ピッチで（図２から判るように供給口２ａの直下に位置する部位のピッチが大きく形成されている）、その回転方向の回転成分に対して処理物を排出口２ｂ側に向かって並進させる並進成分を有するように螺旋状に形成された、中空状のスクリュー羽根７のみから構成され、両端部は筒形状の支持部材８，９に固着されている。スクリュー羽根７の内周部分は内刃部７ａを構成し、外周部分は外刃部７ｂを構成する。
【００１３】
なお本実施形態では、スクリュー羽根７において、処理物の移送方向、つまりケーシング２の長手方向に沿って補強部材１０を取り付けている。補強部材１０は、例えばスクリュー羽根７の円断面方向から見て１２０度間隔で、すなわち３本として取り付けられ、スクリュー羽根７の各ピッチ間に掛け渡されるかたちでスクリュー羽根７に溶接等により固設される。補強部材１０の内周面及び外周面はスクリュー羽根７の内刃部７ａ及び外刃部７ｂにそれぞれ同一面状に連なる。
【００１４】
スクリュー羽根７の内径とスクリュー羽根５の外径との刃先隙間寸法は、対象となる処理物の性質やケーシング２の長さ等により適宜に決定される。以上の内スクリュー３と外スクリュー６は互いに同方向に回転するように構成され、したがって両者のスクリューの螺旋巻き方向も同じ向きとして形成されている。
【００１５】
外スクリュー６が毎分Ｎ回転の速度で回転し、内スクリュー３が外スクリュー６の回転方向と同方向に毎分ｎ回転（例えばＮ<ｎ）の速度で回転する場合、供給口２ａから投入された処理物は、スクリュー羽根５及び７により移送されつつ、この２つのスクリュー羽根の処理物移送速度の差により内スクリュー３の外刃部５ａと外スクリュー６の内刃部７ａが互いに近接することで破砕され、排出口２ｂから排出される。内スクリュー３と外スクリュー６とを同軸に配設することにより、供給口２ａにおける処理物のブリッジ形成が防止され、ケーシング２の内部においては処理物は移送されながら均一的に破砕されることとなる。また、外スクリュー６の外刃部７ｂとケーシング２の内周面との間においても破砕が行われ、ケーシング２内における未破砕の処理物の積層化が防止される。
【００１６】
さて本発明は、図３に示すように、内スクリュー３と同軸状に配設され、内スクリュー３と一体的に回転する基礎太陽歯車１５と、この基礎太陽歯車１５に噛合されるとともに外スクリュー６側に連結され、その公転運動により外スクリュー６を回転させる基礎遊星歯車１６とを有して、内スクリュー３と外スクリュー６との間に回転速度差を与える差速機構１３を備え、内スクリュー３と外スクリュー６とをこの差速機構１３を介して単一の駆動源により回転させる構成としたことを主な特徴とする。
【００１７】
前記構成について以下に具体例を説明する。内スクリュー３において、スクリューシャフト４の下流側端部には駆動軸１４が延設するかたちで取り付けられている。駆動軸１４の先端部には、駆動軸１４を回転駆動させるモータＭが連結される。駆動軸１４におけるモータＭ寄りの部位には、基礎太陽歯車１５が軸着されている。
【００１８】
基礎太陽歯車１５には、本実施形態では３つの基礎遊星歯車１６が１２０度間隔で噛合している（図４も参照）。基礎遊星歯車１６の支持に関しては、例えば駆動軸１４回りに回転可能に取り付けたアーム部材（図示せず）により基礎太陽歯車１５周りに転動支持させることも可能であるが、本実施形態では、基礎遊星歯車１６に噛合する内歯１７ａが形成され、基礎遊星歯車１６を囲んで配設される固定歯部１７により支持させる構成としている。固定歯部１７は筒形状を呈し、差速機構１３の内蔵用の筐体を兼ねる。また、固定歯部１７の端部には支持ブラケット１８を介して前記モータＭが取り付けられる。
【００１９】
符号１９は、基礎遊星歯車１６と外スクリュー６との間に介設され、各基礎遊星歯車１６に連結されて、各基礎遊星歯車１６の公転運動に対して一体的に回転する基礎台座を示す。基礎台座１９は、基礎太陽歯車１５を挟むように位置するリング形状の一対の基礎遊星歯車支持板部１９ａ，１９ｂと、外スクリュー６側寄りとなる基礎遊星歯車支持板部１９ａの内周縁から外スクリュー６側に向けて立ち上がり形成される筒胴部１９ｃと、を備えた形状からなる。基礎遊星歯車支持板部１９ａ及び１９ｂは、基礎太陽歯車１５の径方向外側において、円周方向に間隔的に配設した連結部１９ｄにより互いに連結されている。
【００２０】
基礎台座１９は、基礎遊星歯車支持板部１９ｂ及び筒胴部１９ｃの部位にてそれぞれ軸受２０，２１を介し駆動軸１４回りに回転可能に取り付けられる。基礎遊星歯車１６は基礎遊星歯車支持板部１９ａ，１９ｂ間に掛け渡した支軸２２に回転可能に枢支される。
【００２１】
以上の構成により、モータＭを駆動させて駆動軸１４を回転させると、内スクリュー３が回転するとともに、基礎太陽歯車１５も回転して基礎遊星歯車１６が基礎太陽歯車１５回りに公転することで基礎台座１９が駆動軸１４回りに回転する。遊星歯車機構の作用により駆動軸１４（内スクリュー３）と基礎台座１９との回転速度が互いに異なることは言うまでもない。したがって、この基礎台座１９に支持部材８を介して外スクリュー６を取り付けることにより、内スクリュー３と外スクリュー６との間に回転速度差を与えることができる。なお、図２において、外スクリュー６の供給口２ａ側の端部（支持部材９）は軸受２３を介してケーシング２側に枢支され、内スクリュー３は供給口２ａ側の端部において軸受２４を介して支持部材９に枢支されている。
【００２２】
このように、図３において、内スクリュー３と同軸状に配設され、内スクリュー３と一体的に回転する基礎太陽歯車１５と、この基礎太陽歯車１５に噛合されるとともに外スクリュー６側に連結され、その公転運動により外スクリュー６を回転させる基礎遊星歯車１６とを有して、内スクリュー３と外スクリュー６との間に回転速度差を与える差速機構１３を備え、内スクリュー３と外スクリュー６とをこの差速機構１３を介して単一の駆動源であるモータＭにより回転させる構成とすれば、従来のように、内スクリュー３と外スクリュー６に互いに異なる回転速度を与えるに際し、各々に回転の駆動源を要することがなくなるため、動力の省エネルギ化が図れ、経済的で、且つ小型化が可能な装置となる。
【００２３】
また、差速機構１３として、基礎遊星歯車１６に噛合する内歯１７ａが形成され、基礎遊星歯車１６を囲んで配設される固定歯部１７と、基礎遊星歯車１６と外スクリュー６との間に介設され、基礎遊星歯車１６の公転運動に対して一体的に回転する基礎台座１９と、を備える構成とすれば、部材点数が少なく、構造が簡易で組み付け作業の容易な差速機構１３が実現される。
【００２４】
さらに、本実施形態では、基礎台座１９と外スクリュー６との間において、基礎台座１９に形成された太陽歯車２５と、太陽歯車２５及び前記固定歯部１７に噛合する遊星歯車２６と、遊星歯車２６と外スクリュー６との間に介設され、遊星歯車２６の公転運動に対して一体的に回転する台座２７と、を備えた減速機構２８を設けている。
【００２５】
太陽歯車２５は、基礎台座１９の筒胴部１９ｃの外周に形成されており、遊星歯車２６はこの太陽歯車２５と固定歯部１７の内歯１７ａに噛合する。本実施形態では３つの遊星歯車２６が１２０度間隔で噛合している。台座２７は、太陽歯車２５を挟むように位置するリング形状の一対の遊星歯車支持板部２７ａ，２７ｂと、外スクリュー６側寄りとなる遊星歯車支持板部２７ａの内周縁から外スクリュー６側に向けて立ち上がり形成される筒胴部２７ｃと、を備えた形状からなる。遊星歯車支持板部２７ａ及び２７ｂは、太陽歯車２５の径方向外側において、円周方向に間隔的に配設した連結部２７ｄにより互いに連結されている。
【００２６】
台座２７は、筒胴部２７ｃの部位にてそれぞれ軸受２９，３０を介し駆動軸１４，ケーシング２側に対して回転可能に取り付けられる。遊星歯車２６は遊星歯車支持板部２７ａ，２７ｂ間に掛け渡した支軸３１に回転可能に枢支される。そして、外スクリュー６が支持部材８を介して筒胴部２７ｃに連結している。
【００２７】
以上の構成により、前記したようにモータＭの駆動により基礎台座１９が駆動軸１４回りに回転すると、太陽歯車２５及び遊星歯車２６からなる遊星歯車機構の減速機構により、外スクリュー６の回転速度が減速される。したがって、内スクリュー３と外スクリュー６との間に差速が生じ、し渣等の処理物が効率良く破砕される。このように、基礎台座１９と外スクリュー６との間において、基礎台座に形成された太陽歯車２５と、太陽歯車２５及び前記固定歯部１７に噛合する遊星歯車２６と、遊星歯車２６と外スクリュー６との間に介設され、遊星歯車２６の公転運動に対して一体的に回転する台座２７と、を備えた減速機構２８を設けることで、簡易な構造で内スクリュー３と外スクリュー６との回転速度差を大きく設定することができる。
【００２８】
以上、本発明の好適な実施形態を説明した。説明した形態では、内スクリュー３のスクリュー羽根５を等ピッチとしたが不等ピッチとしても良く、逆に外スクリュー６のスクリュー羽根７を等ピッチとして構成しても良い。その他、各構成要素のレイアウト、形状等は、図面に記載したものに限定されず、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で適宜に設計変更が可能である。
【００２９】
【発明の効果】
本発明によれば、内スクリューと外スクリューに互いに異なる回転速度を与えるに際し、各々に回転の駆動源を要することがなくなるため、経済的で小型化が可能な装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】スクリュー式移送・破砕装置の外観斜視図である。
【図２】スクリュー式移送・破砕装置の側断面説明図である。
【図３】図２における差速機構及び減速機構の拡大説明図である。
【図４】基礎太陽歯車及び基礎遊星歯車の概略的な外観斜視図である。
【符号の説明】
Ｍモータ（駆動源）
１スクリュー式移送・破砕装置
３内スクリュー
４スクリューシャフト
５スクリュー羽根
６外スクリュー
７スクリュー羽根
１３差速機構
１５基礎太陽歯車
１６基礎遊星歯車
１７固定歯部
１７ａ内歯
１９基礎台座
２５太陽歯車
２６遊星歯車
２７台座
２８減速機構[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a screw-type transfer / crushing device that includes an inner screw and an outer screw arranged coaxially, and crushes while transferring residue by rotating with a differential speed of both screws.
[0002]
[Prior art]
As a conventional example of a screw-type transfer / crushing device, it consists of an inner screw in which screw blades are spirally formed on a screw shaft, and a hollow screw blade that is arranged coaxially with the inner screw and formed in a spiral shape. And an external screw (see, for example, Patent Document 1 and Patent Document 2).
[0003]
[Patent Document 1]
JP-A-10-139126 (page 3, FIG. 1)
[Patent Document 2]
Japanese Patent Laid-Open No. 11-106021 (page 4, FIG. 3)
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The above-described screw type transfer / crushing device uses the difference in rotational speed between the inner screw and the outer screw while transferring the processed matter such as residue, and the processed product when the inner screw and the outer screw cross each other in close proximity. Is sheared and crushed. Conventionally, as a means for differentiating the rotational speeds of the inner screw and the outer screw, each screw requires a drive source for rotational driving. Therefore, there has been a problem that the product cost is increased and the apparatus is increased in size.
[0005]
The present invention was created in order to solve the above-described problems, and has a simple structure and economy in making the rotational speeds of the inner screw and the outer screw different. It aims at providing the screw type transfer and crushing device which becomes possible.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention provides an outer screw comprising an inner screw in which screw blades are spirally formed on a screw shaft, and a hollow screw blade that is disposed coaxially with the inner screw and formed in a spiral shape. A screw-type transfer / crushing device for transferring and crushing a processed material, and a basic sun gear that is attached to a drive shaft having a motor connected to one end thereof, and meshed with the basic sun gear a foundation planetary gears, the teeth are formed among meshing with the basic planetary gear, and the fixing teeth are disposed surrounding the basic planetary gear unitarily rotate with respect to the revolution of the base planet gear And a planetary gear meshing with the sun gear and the fixed tooth portion, and a revolving motion of the planetary gear. A reduction mechanism having a physically rotating pedestal, the sun gear having a hollow ring shape, and the drive shaft passing through the hollow portion of the sun gear and connecting the other end to the inner screw. At the same time, the pedestal was connected to the outer screw, and the pedestal was rotatably supported by the drive shaft and the casing via a pair of bearings .
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the invention will be described with reference to the drawings. 1 and 2 are an external perspective view and an explanatory side sectional view of a screw type transfer / crushing device, respectively, FIG. 3 is an enlarged explanatory view of a differential speed mechanism and a speed reduction mechanism in FIG. 2, and FIG. 4 is a basic sun gear and a basic planetary gear. FIG.
[0010]
As shown in FIG. 1, the screw-type transfer / crushing device 1 includes an inner screw 3 and an outer screw 6 that have an axial center in a casing 2 having a horizontal cross-section that is supported by a cradle 2c. They are arranged coaxially and rotatably. The casing 2 has a supply port 2a formed at the upper part on one end side and a discharge port 2b formed at the lower part on the other end side, and the processed material such as residue remaining from the supply port 2a is transferred by the rotation of each screw. While being crushed, it is discharged from the outlet 2b.
[0011]
As shown in FIG. 2, the inner screw 3 includes a screw shaft 4 and screw blades 5. The screw blade 5 is spirally formed on the screw shaft 4 of the same diameter shaft so as to have a translational component that translates the processed material toward the discharge port 2b side with respect to the rotational component in the rotational direction of the screw shaft 4 at an equal pitch. Is formed. The outer peripheral part of the screw blade 5 constitutes an outer blade part 5a.
[0012]
The outer screw 6 has an unequal pitch (as shown in FIG. 2, the pitch of the portion located directly below the supply port 2 a is formed large), and discharges the processed material with respect to the rotational component in the rotation direction. It consists only of a hollow screw blade 7 formed in a spiral shape so as to have a translational component that translates toward the side, and both ends are fixed to cylindrical support members 8 and 9. The inner peripheral portion of the screw blade 7 constitutes an inner blade portion 7a, and the outer peripheral portion constitutes an outer blade portion 7b.
[0013]
In the present embodiment, the reinforcing member 10 is attached in the screw blade 7 along the transfer direction of the processed material, that is, along the longitudinal direction of the casing 2. The reinforcing members 10 are attached, for example, at intervals of 120 degrees when viewed from the circular cross-section direction of the screw blades 7, that is, as three, and are fixed to the screw blades 7 by welding or the like so as to be spanned between the pitches of the screw blades 7. Is done. The inner peripheral surface and the outer peripheral surface of the reinforcing member 10 are connected to the inner blade portion 7a and the outer blade portion 7b of the screw blade 7 in the same plane.
[0014]
The cutting edge clearance dimension between the inner diameter of the screw blade 7 and the outer diameter of the screw blade 5 is appropriately determined depending on the properties of the object to be processed, the length of the casing 2, and the like. The inner screw 3 and the outer screw 6 described above are configured to rotate in the same direction, and therefore, the spiral winding directions of both screws are also formed in the same direction.
[0015]
When the outer screw 6 rotates at a speed of N rotations per minute and the inner screw 3 rotates at the speed of n rotations per minute (for example, N <n) in the same direction as the rotation direction of the outer screw 6, it is introduced from the supply port 2a. While the processed product is transferred by the screw blades 5 and 7, the outer blade portion 5a of the inner screw 3 and the inner blade portion 7a of the outer screw 6 are brought close to each other due to the difference in the processed material transfer speed of the two screw blades. It is crushed and is discharged from the discharge port 2b. By arranging the inner screw 3 and the outer screw 6 coaxially, bridge formation of the processed material at the supply port 2a is prevented, and the processed material is uniformly crushed while being transferred inside the casing 2. Become. Moreover, crushing is also performed between the outer blade portion 7 b of the outer screw 6 and the inner peripheral surface of the casing 2, thereby preventing unprocessed processing from being stacked in the casing 2.
[0016]
Now, as shown in FIG. 3, the present invention is arranged so as to be coaxial with the inner screw 3 and rotates together with the basic sun gear 15. The basic sun gear 15 meshes with the basic sun gear 15 and the external screw. 6 and a basic planetary gear 16 that rotates the outer screw 6 by its revolving motion, and includes a differential speed mechanism 13 that gives a rotational speed difference between the inner screw 3 and the outer screw 6. The main feature is that the screw 3 and the outer screw 6 are rotated by a single drive source via the differential speed mechanism 13.
[0017]
A specific example of the configuration will be described below. In the inner screw 3, a drive shaft 14 is attached to the downstream end portion of the screw shaft 4 so as to extend. A motor M that rotates the drive shaft 14 is connected to the tip of the drive shaft 14. A basic sun gear 15 is attached to a portion of the drive shaft 14 near the motor M.
[0018]
In this embodiment, three basic planetary gears 16 mesh with the basic sun gear 15 at intervals of 120 degrees (see also FIG. 4). Regarding the support of the basic planetary gear 16, it is possible to roll and support the basic sun gear 15 around, for example, an arm member (not shown) rotatably attached around the drive shaft 14. An internal tooth 17 a that meshes with the basic planetary gear 16 is formed, and is supported by a fixed tooth portion 17 that is disposed so as to surround the basic planetary gear 16. The fixed tooth portion 17 has a cylindrical shape and also serves as a housing for incorporating the differential speed mechanism 13. The motor M is attached to the end of the fixed tooth portion 17 via a support bracket 18.
[0019]
Reference numeral 19 denotes a basic pedestal interposed between the basic planetary gear 16 and the outer screw 6 and connected to each basic planetary gear 16 to rotate integrally with the revolving motion of each basic planetary gear 16. . The base pedestal 19 is formed from a pair of ring-shaped basic planetary gear support plate portions 19a and 19b positioned so as to sandwich the basic sun gear 15, and from the inner peripheral edge of the basic planetary gear support plate portion 19a closer to the outer screw 6 side. The cylinder body portion 19c is formed so as to rise toward the screw 6 side. The basic planetary gear support plate portions 19a and 19b are connected to each other by connecting portions 19d disposed at intervals in the circumferential direction on the radially outer side of the basic sun gear 15.
[0020]
The base pedestal 19 is rotatably mounted around the drive shaft 14 via bearings 20 and 21 at the base planetary gear support plate part 19b and the cylindrical body part 19c, respectively. The basic planetary gear 16 is pivotally supported by a support shaft 22 spanned between the basic planetary gear support plate portions 19a and 19b.
[0021]
With the above configuration, when the motor M is driven to rotate the drive shaft 14, the inner screw 3 is rotated, the basic sun gear 15 is also rotated, and the basic planetary gear 16 is revolved around the basic sun gear 15. The base pedestal 19 rotates around the drive shaft 14. It goes without saying that the rotational speeds of the drive shaft 14 (inner screw 3) and the base pedestal 19 are different from each other due to the action of the planetary gear mechanism. Therefore, a rotational speed difference can be given between the inner screw 3 and the outer screw 6 by attaching the outer screw 6 to the base pedestal 19 via the support member 8. In FIG. 2, the end (supporting member 9) on the supply port 2a side of the outer screw 6 is pivotally supported on the casing 2 side via a bearing 23, and the inner screw 3 is a bearing 24 at the end on the supply port 2a side. Is pivotally supported by the support member 9.
[0022]
In this way, in FIG. 3, the basic sun gear 15 that is disposed coaxially with the inner screw 3 and rotates integrally with the inner screw 3 is engaged with the basic sun gear 15 and connected to the outer screw 6 side. And a basic planetary gear 16 that rotates the outer screw 6 by its revolving motion, and includes a differential speed mechanism 13 that gives a rotational speed difference between the inner screw 3 and the outer screw 6. If the screw 6 is rotated by the motor M, which is a single drive source, via the differential speed mechanism 13, when the inner screw 3 and the outer screw 6 are given different rotational speeds as in the prior art, Since each of them does not require a rotational drive source, the energy of the power can be saved, and the apparatus can be economical and downsized.
[0023]
Further, as the differential speed mechanism 13, an internal tooth 17 a that meshes with the basic planetary gear 16 is formed, and a fixed tooth portion 17 that is disposed so as to surround the basic planetary gear 16, and between the basic planetary gear 16 and the outer screw 6. And a base pedestal 19 that rotates integrally with the revolving motion of the basic planetary gear 16, the differential speed mechanism 13 having a small number of members, a simple structure, and easy assembly work. Is realized.
[0024]
Furthermore, in the present embodiment, between the base pedestal 19 and the outer screw 6, a sun gear 25 formed on the base pedestal 19, a planetary gear 26 that meshes with the sun gear 25 and the fixed tooth portion 17, and a planetary gear. A reduction mechanism 28 is provided that includes a base 27 that is interposed between the outer screw 6 and the outer screw 6 and rotates integrally with the revolving motion of the planetary gear 26.
[0025]
The sun gear 25 is formed on the outer periphery of the cylindrical body portion 19 c of the base pedestal 19, and the planetary gear 26 meshes with the sun gear 25 and the internal teeth 17 a of the fixed tooth portion 17. In this embodiment, the three planetary gears 26 are meshed at intervals of 120 degrees. The pedestal 27 is a pair of ring-shaped planetary gear support plate portions 27a and 27b positioned so as to sandwich the sun gear 25, and the inner peripheral edge of the planetary gear support plate portion 27a closer to the outer screw 6 side toward the outer screw 6 side. And a cylindrical body portion 27c formed so as to rise. The planetary gear support plate portions 27a and 27b are connected to each other by a connecting portion 27d disposed at intervals in the circumferential direction on the radially outer side of the sun gear 25.
[0026]
The pedestal 27 is rotatably attached to the drive shaft 14 and the casing 2 side via bearings 29 and 30 at the cylindrical body portion 27c. The planetary gear 26 is pivotally supported by a support shaft 31 spanned between the planetary gear support plate portions 27a and 27b. The outer screw 6 is connected to the cylinder body portion 27 c via the support member 8.
[0027]
With the above configuration, when the base pedestal 19 rotates around the drive shaft 14 by driving the motor M as described above, the rotational speed of the outer screw 6 is reduced by the reduction mechanism of the planetary gear mechanism including the sun gear 25 and the planetary gear 26. Decelerated. Therefore, a differential speed is generated between the inner screw 3 and the outer screw 6, and a processed material such as a residue is efficiently crushed. Thus, between the base pedestal 19 and the outer screw 6, the sun gear 25 formed on the base pedestal, the planetary gear 26 meshing with the sun gear 25 and the fixed tooth portion 17, the planetary gear 26 and the outer screw. 6 and a base 27 that rotates integrally with the revolving motion of the planetary gear 26 and is provided with a speed reduction mechanism 28, so that the inner screw 3 and the outer screw 6 can be connected with a simple structure. Can be set large.
[0028]
The preferred embodiment of the present invention has been described above. In the form described, the screw blades 5 of the inner screw 3 are set at an equal pitch, but may be set at unequal pitches. Conversely, the screw blades 7 of the outer screw 6 may be set at an equal pitch. In addition, the layout, shape, and the like of each component are not limited to those described in the drawings, and the present invention can be appropriately changed in design without departing from the spirit thereof.
[0029]
【The invention's effect】
According to the present invention, when different rotational speeds are given to the inner screw and the outer screw, there is no need for a rotational drive source for each, so that the apparatus can be made economical and downsized.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an external perspective view of a screw type transfer / crushing apparatus.
FIG. 2 is an explanatory side sectional view of a screw type transfer / crushing apparatus.
FIG. 3 is an enlarged explanatory view of a differential speed mechanism and a speed reduction mechanism in FIG. 2;
FIG. 4 is a schematic external perspective view of a basic sun gear and a basic planetary gear.
[Explanation of symbols]
M motor (drive source)
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Screw type transfer and crushing device 3 Inner screw 4 Screw shaft 5 Screw blade 6 Outer screw 7 Screw blade 13 Differential speed mechanism 15 Basic sun gear 16 Basic planetary gear 17 Fixed tooth portion 17a Internal tooth 19 Basic pedestal 25 Sun gear 26 Planetary gear 27 Pedestal 28 Reduction mechanism

Claims

An internal screw having a screw blade spirally formed on the screw shaft, and an outer screw having a spiral screw blade disposed coaxially with the inner screw, and transferring the processed material And a screw-type transfer / crushing device for crushing,
A basic sun gear motor at one end is pivotally attached to the drive shaft connected, and foundation planetary gears meshing with the basic sun gear, the internal teeth meshing with the basic planetary gear is formed, the basic planetary gear Provided with a differential speed mechanism having a fixed tooth portion disposed around and a base pedestal that rotates integrally with the revolving motion of the basic planetary gear,
A reduction mechanism having a sun gear formed on the base pedestal, a planetary gear meshing with the sun gear and the fixed tooth portion, and a pedestal that rotates integrally with the revolving motion of the planetary gear;
The sun gear has a hollow ring shape, the drive shaft passes through the hollow portion of the sun gear and the other end side is connected to the inner screw, and the pedestal is connected to the outer screw,
A screw type transfer / crushing apparatus , wherein the pedestal is rotatably supported by the drive shaft and the casing via a pair of bearings .