JP3944956B2 - Waste landfill method at waste disposal site - Google Patents

Waste landfill method at waste disposal site Download PDF

Info

Publication number
JP3944956B2
JP3944956B2 JP18879097A JP18879097A JP3944956B2 JP 3944956 B2 JP3944956 B2 JP 3944956B2 JP 18879097 A JP18879097 A JP 18879097A JP 18879097 A JP18879097 A JP 18879097A JP 3944956 B2 JP3944956 B2 JP 3944956B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waste
section
water
disposal site
landfill
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP18879097A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JPH1128435A (en
Inventor
克己 小谷
章 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Obayashi Corp filed Critical Obayashi Corp
Priority to JP18879097A priority Critical patent/JP3944956B2/en
Publication of JPH1128435A publication Critical patent/JPH1128435A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3944956B2 publication Critical patent/JP3944956B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00—Technologies for solid waste management
    • Y02W30/30—Landfill technologies aiming to mitigate methane emissions

Landscapes

  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、廃棄物処分場における廃棄物の埋立て方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
産業廃棄物や一般廃棄物を投棄する埋立型の廃棄物処分場は、自然の地形を利用したり地盤の掘削や盛土を行って造成された凹状の地盤の内部に、廃棄物を埋め立て貯留してゆくものである。このような廃棄物処分場によれば、埋め立てた廃棄物から浸出する汚水の地下浸透による環境汚染を防止するために、処分場の底面および斜面（全面）に予め遮水工を実施することが義務付けられている。また、かかる処分場底部の遮水工としては、従来より、経済性や遮水性の面から、例えば軟質の合成樹脂系あるいはゴム系の遮水シートを敷設する方法が、一般に採用されている。
【０００３】
そして、このような廃棄物処分場では、埋立て作業中に処分場に降り注いで廃棄物を浸透して浸出水となった雨水は、処分場の底部において遮水工の上面に配設された浸出水集排水管に集められ、この集排水管を介して処分場の外部に排出されることになる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の埋立て作業中における雨水の処理方法によれば、処分場に降り注いだ雨水のほとんどを廃棄物を通過した浸出水として排出するものであるが、これを例えば河川等の周囲の環境に流出させるためには、前もって水処理をする必要があり、かかる大量の浸出水を処理するために、大規模な水処理施設を必要とすることになるという課題があった。
【０００５】
実際、このような水処理施設の建設費は、廃棄物処分場の建設費全体の多くの部分を占めており、かかる水処理施設の小規模化が望まれている。
【０００６】
そこで、この発明は、このような従来の課題に着目してなされたもので、処分場に降り注いだ雨水の水処理施設による処理量を低減しつつ、廃棄物を埋立てゆくことのできる廃棄物処分場における廃棄物の埋立て方法を提供することを目的とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明の請求項１に係る廃棄物処分場における廃棄物の埋立て方法は、廃棄物処分場を複数の区画に分割し、各区画において、当該区画の各埋立て層の埋立て作業を下り勾配となるように行った後、当該区画の廃棄物を覆って遮水シートを展開敷設し、前記各区画の側辺部に、前記下り勾配に沿って延長する排水路を設け、該排水路に前記遮水シートの側辺部分を係止しつつ廃棄物を覆って遮水シートを展開敷設して行き、さらに、上層に廃棄物を埋め立てて行く際には、他の区画の廃棄物を遮水シートで覆った状態で当該区画の遮水シートを一時撤去して埋立て作業を下り勾配となるように行った後、再び当該区画の廃棄物を覆って遮水シートを展開敷設し、該遮水シートの側辺部分を前記排水路に係止しつつ廃棄物を覆って遮水シートを展開敷設してゆく作業を各区画において繰り返し、前記遮水シート上に降り注いだ雨水を排除しつつ、上層に向かって順次廃棄物を廃棄物処分場内に埋め立てゆくことを特徴とする。
【０００８】
この発明による廃棄物処分場における廃棄物の埋立て方法によれば、廃棄物処分場に廃棄物を埋め立ててゆく際に、廃棄物処分場の各区画において、各埋立て層の埋立て作業が終了した後に、その区画の表面に遮水シートを展開敷設して廃棄物を覆うことになるので、廃棄物処分場に埋め立てられた廃棄物の表面の略全域を遮水シートによって覆うことができる。
そして、さらに上層に廃棄物を埋め立ててゆく際には、他の区画の廃棄物を遮水シートで覆った状態で、埋立て作業を行うべき区画の遮水シートを一時撤去して埋立て作業を行い、埋立て作業が終了した後に、再びその区画の表面に遮水シートを展開敷設して廃棄物を覆うことになる。
そして、このような作業を各区間において繰り返すことにより、廃棄物を上層に向かって廃棄物処分場の全域に亘って埋めてゆくことができる。
従って、廃棄物処分場に雨水が降り注いだ場合であっても、その雨水の大部分を廃棄物中に浸透させることになく、下り勾配の遮水シートの表面及び排水路に沿って流下させることができる。
また、遮水シートは、その側辺部分が排水路に係止されているので、強風等によって遮水シートが剥がされるのを防止できる。
【０００９】
また、この発明の請求項２に係る廃棄物処分場における廃棄物の埋立て方法は、請求項１に記載の廃棄物処分場における廃棄物の埋立て方法であって、下り勾配に沿った上流側の区画に廃棄物が投棄されて埋立て層が形成され、これに隣接する下流側の区画との間に段差が生じた場合に、上流側の区画と下流側の区画に各々配置された前記排水路を前記段差に沿った連通路によって接続することにより、前記排水路の段差を解消することを特徴とする。
【００１０】
この発明による廃棄物処分場における廃棄物の埋立て方法によれば、下り勾配の上流側の区画の埋立て層と下流側の区画の埋立て層との間に段差が生じた場合には、両区画の排水路間を連通路によって接続することにより、その段差を解消することができるので、排水路に沿って雨水をスムーズに流下させることができる。
【００１１】
さらに、この発明の請求項３に係る廃棄物処分場における廃棄物の埋立て方法は、請求項１又は２に記載の廃棄物処分場における廃棄物の埋立て方法であって、前記遮水シートとして、通気性を有する遮水シートを使用することを特徴とする。
【００１２】
この発明による廃棄物処分場における廃棄物の埋立て方法によれば、遮水シートとして、通気性を有する遮水シートを使用することにより、遮水シートによって覆われた廃棄物から発生するガスを容易に放出することができるとともに、外部の空気を内部に取り入れることができるので、好気性分解による安定化を阻害することなく廃棄物の埋立て作業を行ってゆくことができる。
【００１５】
【発明の実施の形態】
次に、この発明の好ましい実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。この実施形態によれば、図１に示すように、自然ないしは人工的な法面１１を利用し、これの前方に盛土工により造成した主堰堤１２や継足堰堤１６との間に形成された凹状の地盤を廃棄物処分場１０として、これの内部に廃棄物１３を埋立て投棄してゆく際に、この発明の廃棄物の埋立て方法を採用したものである。
【００１６】
すなわち、この実施形態によれば、図２に概念図として示すように、廃棄物処分場１０を複数の区画２０に分割し、各区画２０において各埋立て層の埋立て作業が各々終了した後、当該区画２０の廃棄物１３を覆って遮水シート１４を速やかに展開敷設する。
【００１７】
したがって、廃棄物処分場１０に埋立てた廃棄物１３の表面の略全域が、遮水シート１４によって覆われることになる。
【００１８】
そして、さらに上層に廃棄物１３を埋立ててゆく際には、他の区画２０の廃棄物１３を遮水シート１４で覆った状態を保持したまま、埋立て作業を行うべき区画２０’の遮水シート１４を巻き上げることにより一時撤去して埋立て作業を行ない、かかる埋立て作業が完了した後、再び当該区画２０’の廃棄物１３を覆って遮水シート１４を展開敷設する。このような作業を各区画２０において繰り返してゆくことによって、廃棄物１３を、上層に向かって廃棄物処分場１０内の全域にわたって順次埋め立ててゆくことになる。
【００１９】
なお、この実施形態によれば、各廃棄物層は、その表面が主堰堤１２や継足堰堤１６に向かう例えば３〜５％程度の下り勾配となるように埋め立てられるとともに、かかる下り勾配の上流側に位置する区画２０から下流側に位置する区画２０に向けて順次埋立て作業が行われることにより、遮水シート１４の表面に降り注いだ雨水を、主堰堤１２や継足堰堤１６に向って容易に流下させることができるようになっている。
【００２０】
一方、この実施形態によれば、このようにして埋立て作業を行っている際に、降雨により廃棄物処分場１０内に雨水が降り注いだ場合でも、このような雨水の多くを速やかに処分場１０から排水して、雨水が廃棄物１３の内部に浸透するのを容易に防止することができる。
【００２１】
すなわち、埋め立てられた廃棄物１３は、その表面の略全域が遮水シート１４によって覆われているため、廃棄物１３への雨水の浸透が容易に遮断されるとともに、これによって遮水シート１４上に保持される雨水は、主堰堤１２や継足堰堤１６に向かう下り勾配によって、遮水シート１４の表面や図３において後述する各区画２０の側辺部分に設けた排水溝１５を介して、流下してゆくことになる。
【００２２】
そして、このようにして流下した雨水は、遮水シート１４により覆われた廃棄物１３と上記主堰堤１２や継足堰堤１６（図１及び図２参照）とのすり付け部分に滞留するとともに、かかるすり付け部分に設けられた、排水トンネル１７やマンホール１８への排水管路２５、排水溝１９や排水ポンプ２６等を介して、廃棄物処分場１０の外部に容易に排出することができるようになっている。
【００２３】
なお、この実施形態にかかる廃棄物処分場１０によれば、主堰堤１２を構成する盛土の内部には、マンホール１８やこれらのマンホール１８間の連絡管路２３、排水トンネル１７などの、処分場１０の外部と連通する雨水の排水施設が予め設けられており、これらの排水施設に流下してきた処分場１０内の雨水を投入して、これらの雨水を処分場１０から排除することになる。
【００２４】
また、図３は、各区画２０に埋め立てられた廃棄物１３を覆って、遮水シート１４を一時撤去可能に展開敷設した状況を示す斜視図である。ここで、遮水シート１４は、通気性を有する遮水シート１４として、例えばポリテトラフルオロエチレンを特殊延伸加工してつくられる延伸多孔質ポリテトラフルオロエチレンフィルムを、ポリエステル繊維からなるアウターファブリックとナイロンニットからなるインナーファブリックとで挟み込むことにより補強した三層構造からなるものを使用することができ、より具体的には、ゴア・ラミネートTM（ジャパンコアテックス製）を使用することができる。かかる遮水シート１４は、延伸多孔質ポリテトラフルオロエチレンフィルムが、１平方センチに１４億個もの極めて微細な孔（約０．２ミクロン）を有し、この結果、ポリテトラフルオロエチレンの際立って優れた耐候性、耐熱性、耐薬品製を保持しながら、同時に高い気体透過性を実現したものである。すなわち、延伸多孔質ポリテトラフルオロエチレンフィルムは、水接触角が大きい（撥水性が高い）ため、微細な孔を持ちながら毛細管現象が生じず、高い防水性を発揮して、相反する特性である、通気性と防水性を高いレベルで兼ね備えた素材であって、廃棄物１３のカバー材として好ましい素材であると考えられる。また、かかる遮水シート１４の強度は、延伸多孔質ポリテトラフルオロエチレンフィルムを挟み込むアウターファブリックとインナーファブリックの強度によって容易に調整することができる。
【００２５】
そして、このような遮水シート１４は、図３に示すように、矩形形状の各区画２０の側辺部分に沿って、主堰堤１２や継足堰堤１６に向かって下り勾配で延長する排水溝１５に設けられた、ボルト式あるいはフック式のシート固定具に、その一方の対向する側辺部分を係止するとともに、他方の対向する側辺部分を隣接する区画の遮水シート１４の側辺部分と重ね合わせることにより、各区画２０を覆うようにして展開敷設され、これによって、各区画２０における廃棄物１３の埋め立て作業を行う際には、当該区画２０を覆う遮水シート１４を例えば上流側に巻き上げることにより、容易に一時的に撤去しておくことができるとともに、当該区画２０における埋め立て作業が終了したら、容易にこれを巻き降ろして再び展開敷設させることができるようになっている。
【００２６】
すなわち、遮水シート１４は、例えば各区画２０の側辺部に設置された排水溝１５を重りとして一方の対向する側辺部分を係止するとともに、他方の対向する側辺部分を、各遮水シート１４の縁部に設けた係止孔２２を介して、隣接する各遮水シート１４同士でハトの目状に接合し、かつ、上流側の遮水シート１４の下流側端部に設けた舌部２６によって上記ハトの目状の接合部分を覆うことによって、雨水が上流側の遮水シート１４から下流側の遮水シート１４に向かって流下しやすい状態で展開敷設されている。
【００２７】
また、このようにして展開敷設される遮水シート１４の表面には、適宜箇所に、例えばコンクリート製の重石２４が載置されるとともに、遮水シート１４の表面に展開されることにより例えば作業員の歩行路を形成する巻き上げ可能なロール状の固定用桟橋２７が設けられ、これらによって遮水シート１４を廃棄物１３の表面に押さえつけることにより、上述の排水溝１５への係止やハトの目状の接合とともに、遮水シート１４が強風などによって剥がされるのを防止している。
【００２８】
なお、排水溝１５は、廃棄物１３の埋め立て作業に伴って、各区画２０の排水溝１５を一時取り外しながら順次上方に盛り換えて行くことになるが、かかる埋め立て作業によって、上流側の区画２０に設置された排水溝１５と下流側の区画２０に設置された排水溝１５との間に段差部が生じた場合には、図４に示すように、これらの段差部分の排水溝１５を段差に沿って設けた連通溝２８によって接続することにより、かかる排水溝１５における段差部分を解消して、降り注いだ雨水をスムースに流下させることができるようになっている。また、かかる段差解消法として、蛇腹式水路を用いることもでき、このような蛇腹式水路によれば、段差部分の高低差が一定でない場合でも、高低差の変化に容易に追随させることができる。
【００２９】
そして、この実施形態の廃棄物１３の埋立て方法によれば、処分場１０の底面に敷設された、廃棄物１３から浸出する汚水の地下浸透を防止するための遮水工としての底面遮水シート５０の表面を、複数の区画２０に分割し、各分割された区画２０に廃棄物１３を例えば１ｍ程度の層の厚さで埋立てて敷き均した後、各々の区画２０に埋め立てた廃棄物１３を遮水シート１４により覆ってゆく作業を行う。
【００３０】
なお、分割される区画の面積及び埋立てられる廃棄物１３の層の厚さは、一日で搬入され、埋め立てられる廃棄物１３の量を鑑みて適宜設計されるが、当該区画２０における一層分の廃棄物１３の埋め立て作業が、その日のうちに終了するように計画することが望ましい。
【００３１】
このようにして、埋め立てられた各区画２０の廃棄物１３は、埋立て作業が終了したら即座に遮水シート１４によって覆われてゆくことになるため、廃棄物１３の埋立て作業が行われていない間は、処分場１０内の廃棄物１３は、その略全域が遮水シート１４によって覆われることになるとともに、埋立て作業が行われている間でも、当該埋立て作業中の区画２０以外の廃棄物１３は略全域が遮水シート１４によって覆われることになる。したがって、処分場１０内に降り注いだ雨水は、その大部分が廃棄物１３中に浸透することなく遮水シート１４上を流下した後、排水施設を通じて処分場１０の外部に、特別な水処理を必要とすることなく排出されることになる。
【００３２】
一方、埋立てられて遮水シート１４によって覆われた各区画２０の廃棄物１３の上方には、さらに廃棄物１３が埋め立てられて、上層の廃棄物層を順次形成してゆくことになるが、かかる埋め立て作業は、他の区画２０の廃棄物１３を遮水シート１４で覆った状態を保持しつつ、当該埋め立て作業を行う区画２０を覆う遮水シート１４や必要に応じてこれの周囲に隣接する遮水シート１４のみを巻き上げることにより一時撤去して埋立て作業を行った後（図２，図４参照）、当該区画２０における上層の廃棄物１３を覆って遮水シート１４を再び展開敷設することにより行われる。
【００３３】
したがって、この場合においても、埋め立て作業が行われている区画２０’以外の廃棄物１３は、略全域が遮水シート１４によって覆われることになり、処分場１０内に雨水が降り注いだ場合でも、その大部分を廃棄物１３中に浸透させることなく、配水施設を通じて処分場１０の外部に排出することが可能になる。
【００３４】
そして、このような遮水シート１４を一時撤去して行う埋立て作業を、各区画２０において繰り返してゆくことにより、廃棄物１３が処分場１０内に順次埋め立てられてゆくことになるが、この実施形態によれば、このようにして遮水シート１４上に降り注いだ雨水を廃棄物１３中に浸透させることなく排除することにより、水処理の必要な、廃棄物１３から浸出する浸出水の量を大幅に低減することができる。
【００３５】
また、この実施形態では、特に、廃棄物１３を覆う遮水シート１４として、通気性を有する遮水シート１４を使用しているので、この遮水シート１４によって覆われた廃棄物１３の好気性分解による安定化を阻害することなく、廃棄物１３の埋立て作業を行ってゆくことが可能になる。
【００３６】
なお、埋め立て作業が行われる区画２０’への廃棄物１３や各種の重機の搬入は、遮水シート１４を防護しつつこれの上方に設けた工事用の仮設道路を介して容易に行うことができる。
【００３７】
また、上層への破棄物１３の埋め立て作業は、全ての区画２０における下層の埋め立て作業の完了を待って行う必要は必ずしもなく、例えば任意の列の区画２０を複数層先行して埋め立て作業を行ってゆくこともできる。
【００３８】
さらに、埋め立て作業によって生じる隣接する区画２０との間の段差部には、法面を形成するとともに、この法面にも遮水シート１４を展開敷設しておく（図４参照）。
【００３９】
そして、この実施形態によれば、浸透することなく遮水シート１４上を流下した後、配水施設を通過する雨水を回収して、処分場１０内の廃棄物１３に循環させることもでき、これによって廃棄物１３の分解を促進することができるとともに、周囲の河川などに放流することなく、処分場１０内において、全ての雨水を処理することも可能になる。
【００４０】
なお、この発明は、上記実施形態の実施の態様のものに限定されるものではなく、各請求項に記載された構成の範囲内において種々に変更して採用することができる。例えば、遮水シート１７として、通気性を有するものを使用する必要は必ずしもなく、また、各区画２０の側辺部には排水溝１５を設ける必要は必ずしもない。
【００４１】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、この発明の廃棄物処分場における廃棄物の埋立て方法によれば、廃棄物処分場に廃棄物を埋め立ててゆく際に、廃棄物処分場の各区画において、各埋立て層の埋立て作業が終了した後に、その区画の表面に遮水シートを展開敷設して廃棄物を覆うことになるので、廃棄物処分場に埋め立てられた廃棄物の表面の略全域を遮水シートによって覆うことができる。
また、さらに上層に廃棄物を埋め立ててゆく際には、他の区画の廃棄物を遮水シートで覆った状態で、埋立て作業を行うべき区画の遮水シートを一時撤去して埋立て作業を行い、埋立て作業が終了した後に、再びその区画の表面に遮水シートを展開敷設して廃棄物を覆うことになり、このような作業を各区間において繰り返すことにより、廃棄物を上層に向かって廃棄物処分場の全域に亘って埋めてゆくことができる。
従って、廃棄物処分場に雨水が降り注いだ場合であっても、その雨水の大部分を廃棄物中に浸透させることになく、下り勾配の遮水シートの表面及び排水路に沿って流下させることができるので、処分場に降り注いだ雨水の水処理施設による処理量を低減することができる。
また、遮水シートは、その側辺部分が排水路に係止されているので、強風等によって遮水シートが剥がされるのを防止でき、天候に左右されることなく、雨水が廃棄物中に浸透するのを防止できる。
さらに、下り勾配の上流側の区画の埋立て層と下流側の区画の埋立て層との間に段差が生じた場合には、両区画の排水路間を連通路によって接続することにより、その段差を解消することができるので、排水路に沿って雨水をスムーズに流下させることができる。
【００４２】
さらに、遮水シートとして、通気性を有する遮水シートを使用することにより、遮水シートによって覆われた廃棄物から発生するガスを容易に放出することができるとともに、外部の空気を内部に取り入れることができるので、好気性分解による安定化を阻害することなく廃棄物の埋立て作業を行ってゆくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の一実施形態にかかる廃棄物の埋立て方法を採用した廃棄物処分場の一例を示す概略断面図である。
【図２】この発明の一実施形態にかかる廃棄物の埋立て方法を説明する概念図である。
【図３】各区画に遮水シートを一時撤去可能に展開敷設する状況を示す説明図である。
【図４】排水路を連通路によって接続することにより排水路の段差を解消する状況を示す説明図である。
【符号の説明】
１０ 廃棄物処分場
１２ 主堰堤
１３ 廃棄物
１４ 遮水シート
１５ 排水溝（排水路）
１７ 排水トンネル
１８ マンホール
２０，２０’ 区画
２８ 連通溝（連通路）[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a waste landfill method in a waste disposal site.
[0002]
[Prior art]
Landfill-type waste disposal sites that dump industrial waste and general waste store landfills in a concave ground created by using natural landforms or excavating and embedding ground. It will be going. According to such a waste disposal site, in order to prevent environmental pollution due to underground infiltration of sewage leached from landfilled waste, it is possible to implement a water shielding work in advance on the bottom and slopes (entire surface) of the disposal site. Mandatory. In addition, as a water shielding work at the bottom of such a disposal site, a method of laying, for example, a soft synthetic resin-based or rubber-based water shielding sheet has been generally employed from the viewpoint of economy and water shielding.
[0003]
And in such a waste disposal site, rainwater that has poured into the disposal site during landfill work and permeated the waste into leachate was disposed on the top of the impervious work at the bottom of the disposal site. It is collected in the leachate collection drainage pipe and discharged to the outside of the disposal site through this collection drainage pipe.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, according to the conventional method for treating rainwater during landfill work, most of the rainwater poured into the disposal site is discharged as leachate that has passed through the waste. In order to make it flow into the environment, it is necessary to perform water treatment in advance, and there is a problem that a large-scale water treatment facility is required to treat such a large amount of leachate.
[0005]
In fact, the construction cost of such a water treatment facility accounts for a large part of the total construction cost of the waste disposal site, and it is desired to reduce the size of the water treatment facility.
[0006]
Therefore, the present invention has been made paying attention to such a conventional problem, and can reduce the amount of treatment by the water treatment facility of rainwater that has poured into the disposal site while allowing waste to be landfilled. The object is to provide a method for landfilling waste at a disposal site.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a waste landfill method in a waste disposal site according to claim 1 of the present invention divides the waste disposal site into a plurality of sections, and each section has a landfill site. The land reclamation work is performed so as to have a downward slope, and then a water shielding sheet is developed and laid to cover the waste in the section, and is extended along the downward slope on the side of each section. When a drainage channel is provided , the wastewater sheet is covered and spread while the drainage channel is locked to the side portion of the waterproof sheet , and the wastewater is buried in the upper layer. After the wastewater in the other section is covered with the water-proof sheet, the water-proof sheet in the section is temporarily removed and the landfill operation is performed so that the slope becomes a downward slope, and then the waste in the section is covered again. the water shield sheet laying expand, locking the lateral side portions of the shielding water sheet to said drainage channel quality Waste repeating in each compartment the work slide into expanded laying water-impervious sheet covering, while eliminating rainwater poured down on the water shield sheet, Yuku landfill sequentially waste toward the upper waste disposal hall It is characterized by that.
[0008]
According to the method landfill waste in landfills according to the invention, when Yuku reclaimed waste into landfills, in each section of the waste disposal site, the work reclamation of the landfill layer after completion, it means that the cover waste water shield sheet laying deployed on the surface of the partition, and the arc cover substantially the entire area of the surface of the waste that has been buried in landfills by seepage control sheet I can .
And when reclaiming waste further in the upper layer, with the wastewater shielding sheet covering the waste of other compartments , temporarily remove the watertight sheet of the compartment where the landfill work should be performed, After the landfill operation is completed, a water shielding sheet is again laid on the surface of the section to cover the waste .
And by repeating such an operation in each section, the waste can be buried over the entire area of the waste disposal site toward the upper layer .
Therefore, even when rainwater is poured into the waste disposal site, the rainwater should flow down along the surface of the water-impervious sheet and the drainage channel without infiltrating most of the rainwater into the waste. Can do .
Moreover, since the side part of the water shielding sheet is locked to the drainage channel, it is possible to prevent the water shielding sheet from being peeled off by a strong wind or the like .
[0009]
Moreover, the waste landfill method in the waste disposal site according to claim 2 of the present invention is the waste landfill method in the waste disposal site according to claim 1, wherein the upstream side along the downward slope When waste is dumped in the side compartment to form a landfill layer and a step is created between the adjacent downstream compartment, it is placed in the upstream compartment and the downstream compartment, respectively. The step of the drainage channel is eliminated by connecting the drainage channel with a communication path along the step .
[0010]
According to the waste landfill method in the waste disposal site according to the present invention, when a step occurs between the landfill layer of the upstream section and the landfill layer of the downstream section of the downward slope, By connecting the drainage channels of both sections with a communication path, the step can be eliminated, so that rainwater can flow smoothly along the drainage channel .
[0011]
Furthermore, the waste landfill method in the waste disposal site according to claim 3 of the present invention is the waste landfill method in the waste disposal site according to claim 1 or 2, wherein the water shielding sheet As described above, a water-permeable sheet having air permeability is used .
[0012]
According to the waste landfill method in the waste disposal site according to the present invention, the gas generated from the waste covered with the water shielding sheet is generated by using a water shielding sheet having air permeability as the water shielding sheet. Since it can be easily released and external air can be taken into the interior, it is possible to carry out waste landfill work without impeding stabilization due to aerobic decomposition.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. According to this embodiment, as shown in FIG. 1, a natural or artificial slope 11 is used and formed between the main dam 12 and the anchor dam 16 formed by embankment in front of the slope 11. When the concave ground is used as the waste disposal site 10 and the waste 13 is dumped in the land, the waste landfill method of the present invention is adopted.
[0016]
That is, according to this embodiment, as shown as a conceptual diagram in FIG. 2, after the waste disposal site 10 is divided into a plurality of sections 20 and each landfill layer has been landfilled in each section 20. Then, the water-impervious sheet 14 is quickly deployed and laid so as to cover the waste 13 in the section 20.
[0017]
Therefore, substantially the entire surface of the waste 13 buried in the waste disposal site 10 is covered with the water shielding sheet 14.
[0018]
Then, when the waste 13 is further buried in the upper layer, the shielding of the section 20 ′ where the landfill operation is to be performed is maintained while the waste 13 in the other section 20 is covered with the water shielding sheet 14. The water sheet 14 is temporarily removed to perform landfill work, and after the landfill work is completed, the water shielding sheet 14 is spread and covered again covering the waste 13 in the section 20 '. By repeating such operations in each section 20, the waste 13 is sequentially landfilled over the entire area of the waste disposal site 10 toward the upper layer.
[0019]
According to this embodiment, each waste layer is buried so that the surface thereof has a downward gradient of, for example, about 3 to 5% toward the main dam 12 or the anchor dam 16, and upstream of the downward gradient. As the landfill work is sequentially performed from the section 20 located on the side toward the section 20 located on the downstream side, the rainwater poured on the surface of the water shielding sheet 14 is directed toward the main dam 12 and the anchor dam 16. It can be made to flow down easily.
[0020]
On the other hand, according to this embodiment, when the landfill operation is performed in this way, even if rainwater falls into the waste disposal site 10 due to rain, a large amount of such rainwater is promptly disposed of in the disposal site. It is possible to easily prevent the rainwater from penetrating into the inside of the waste 13 by draining from 10.
[0021]
That is, since the landfilled waste 13 is covered with the water-impervious sheet 14 over almost the entire surface thereof, the penetration of rainwater into the waste 13 is easily blocked, and thus the water-impervious sheet 14 The rainwater retained in the water is passed through the drainage grooves 15 provided on the surface of the water shielding sheet 14 and the side portions of the sections 20 described later in FIG. It will flow down.
[0022]
And the rainwater which flowed down in this way stays in the rubbed part of the waste 13 covered with the water-impervious sheet 14 and the main dam 12 and the anchor dam 16 (see FIGS. 1 and 2), It can be easily discharged to the outside of the waste disposal site 10 through the drainage tunnel 25, the drainage pipe 25 to the manhole 18, the drainage groove 19, the drainage pump 26, etc. provided in the rubbed portion. It has become.
[0023]
In addition, according to the waste disposal site 10 according to this embodiment, the disposal site such as the manhole 18, the connecting pipe line 23 between these manholes 18, the drainage tunnel 17, and the like is disposed inside the embankment constituting the main dam 12. The rainwater drainage facilities communicating with the outside of 10 are provided in advance, and the rainwater in the disposal site 10 flowing down to these drainage facilities is input, and these rainwaters are excluded from the disposal site 10.
[0024]
FIG. 3 is a perspective view showing a situation in which the wastewater 13 buried in each section 20 is covered and the water-impervious sheet 14 is developed and laid so as to be temporarily removable. Here, as the water-impervious sheet 14 having air permeability, the water-impervious sheet 14 is made of, for example, a stretched porous polytetrafluoroethylene film produced by specially stretching polytetrafluoroethylene, an outer fabric made of polyester fiber, and nylon. A material having a three-layer structure reinforced by being sandwiched between inner fabrics made of knit can be used, and more specifically, Gore Laminate TM (manufactured by Japan Coretex) can be used. In such a water shielding sheet 14, the stretched porous polytetrafluoroethylene film has as many as 1.4 billion extremely fine pores (about 0.2 microns) per square centimeter. While maintaining excellent weather resistance, heat resistance, and chemical resistance, it achieves high gas permeability at the same time. That is, since the stretched porous polytetrafluoroethylene film has a large water contact angle (high water repellency), it does not cause capillary action while having fine pores, exhibits high waterproofness, and has conflicting characteristics. It is considered to be a material that has a high level of breathability and waterproofness and is preferable as a cover material for the waste 13. The strength of the water shielding sheet 14 can be easily adjusted by the strength of the outer fabric and the inner fabric that sandwich the stretched porous polytetrafluoroethylene film.
[0025]
And such a water-impervious sheet | seat 14 is a drainage groove extended in the downward slope toward the main dam 12 or the anchor dam 16 along the side part of each rectangular-shaped division 20, as shown in FIG. 15 is fixed to the bolt-type or hook-type sheet fixing tool, and one side portion of the opposite side portion is locked, and the other side portion of the opposite side portion is adjacent to the side of the water shielding sheet 14 in the adjacent section. When the waste 13 in each section 20 is reclaimed by being overlapped with the portion, the water shielding sheet 14 covering the section 20 is, for example, upstream. By rolling up to the side, it can be easily removed temporarily, and when the landfill work in the section 20 is finished, it can be easily unwound and deployed again. It has become possible way.
[0026]
That is, the water-impervious sheet 14 locks one opposing side part using, for example, a drainage groove 15 installed in the side part of each section 20 and weights the other opposing side part. The adjacent water-impervious sheets 14 are joined to each other through a locking hole 22 provided in the edge of the water sheet 14 and provided at the downstream end of the upstream water-impervious sheet 14. By covering the eye-shaped joint portion of the pigeon with the tongue 26, rainwater is laid and laid in a state where it can easily flow down from the upstream water shielding sheet 14 toward the downstream water shielding sheet 14.
[0027]
In addition, on the surface of the water-impervious sheet 14 thus deployed and laid, for example, concrete weight stones 24 are placed at appropriate locations, and the surface of the water-impervious sheet 14 is expanded, for example, by working. A roll-like fixing pier 27 that can be rolled up to form a walking path for the worker is provided, and by pressing the water-impervious sheet 14 against the surface of the waste 13 by these, the locking to the drainage groove 15 and the pigeon Together with the eye-like bonding, the water shielding sheet 14 is prevented from being peeled off by a strong wind or the like.
[0028]
In addition, the drainage groove 15 is sequentially replaced upward while temporarily removing the drainage grooves 15 of each section 20 in accordance with the landfilling work of the waste 13. When a step portion is generated between the drainage groove 15 installed in the drainage groove 15 and the drainage groove 15 installed in the downstream section 20, as shown in FIG. By connecting with the communication groove 28 provided along the line, the stepped portion in the drainage groove 15 can be eliminated, and the rainwater poured can be made to flow smoothly. In addition, a bellows type waterway can also be used as such a step difference eliminating method, and according to such a bellows type waterway, even if the height difference of the step portion is not constant, it is possible to easily follow the change in the height difference. .
[0029]
And according to the landfill method of the waste 13 of this embodiment, the bottom water-impervious as a water-impervious work for preventing underground penetration of sewage leached from the waste 13 laid on the bottom of the disposal site 10 The surface of the sheet 50 is divided into a plurality of sections 20, and the waste 13 is buried in each divided section 20 with a layer thickness of about 1 m, for example, and then disposed, and then disposed in each section 20 The work of covering the object 13 with the water shielding sheet 14 is performed.
[0030]
It should be noted that the area of the section to be divided and the thickness of the layer of waste 13 to be landfilled are appropriately designed in view of the amount of waste 13 to be carried and landed in one day. It is desirable to plan so that the landfill work of the waste 13 is completed within the same day.
[0031]
In this way, since the waste 13 in each section 20 that has been landfilled is immediately covered with the water shielding sheet 14 after the landfill work is completed, the landfill work of the waste 13 is being performed. While there is no waste, the waste 13 in the disposal site 10 is almost entirely covered with the water-impervious sheet 14, and even during the landfilling operation, other than the section 20 during the landfilling operation. The substantially entire area of the waste 13 is covered with the water shielding sheet 14. Therefore, most of the rainwater that has poured into the disposal site 10 flows down on the water shielding sheet 14 without penetrating into the waste 13, and is then subjected to a special water treatment outside the disposal site 10 through the drainage facility. It will be discharged without need.
[0032]
On the other hand, the waste 13 is further buried above the waste 13 in each section 20 that has been landfilled and covered by the water shielding sheet 14, and the upper waste layer is sequentially formed. The landfill work is performed around the water shielding sheet 14 covering the section 20 where the landfill work is performed and, if necessary, while maintaining the state where the waste 13 of the other section 20 is covered with the water shielding sheet 14. After removing only the adjacent water-impervious sheet 14 to perform temporary reclamation (see FIGS. 2 and 4), the upper-layer waste 13 in the section 20 is covered and the water-impervious sheet 14 is developed again. This is done by laying.
[0033]
Therefore, also in this case, the waste 13 other than the section 20 ′ in which the landfill work is performed is almost entirely covered with the water shielding sheet 14, and even when rainwater pours into the disposal site 10, Most of the waste can be discharged outside the disposal site 10 through the water distribution facility without penetrating the waste 13.
[0034]
And, by repeating the landfill work performed by temporarily removing the water shielding sheet 14 in each section 20, the waste 13 is sequentially landfilled in the disposal site 10. According to the embodiment, the amount of leachate leached from the waste 13 that requires water treatment is eliminated by removing the rainwater that has poured onto the water-impervious sheet 14 without penetrating into the waste 13. Can be greatly reduced.
[0035]
Further, in this embodiment, since the water-permeable sheet 14 having air permeability is used as the water-permeable sheet 14 that covers the waste 13 in particular, the aerobic property of the waste 13 covered by the water-permeable sheet 14 is used. It is possible to carry out the landfill work of the waste 13 without hindering stabilization due to decomposition.
[0036]
In addition, it is easy to carry in the waste 20 and various heavy machinery into the section 20 ′ where the landfill work is performed through a temporary road for construction provided above the water shielding sheet 14 while protecting it. it can.
[0037]
Further, it is not always necessary to perform the landfill work of the discarded material 13 in the upper layer after the completion of the landfill work of the lower layer in all the sections 20, for example, the landfill work is performed in advance in a plurality of layers of the sections 20 in an arbitrary row. You can also go.
[0038]
Further, a slope is formed at the step between the adjacent sections 20 generated by the landfilling work, and the water shielding sheet 14 is also spread and laid on this slope (see FIG. 4).
[0039]
And according to this embodiment, after flowing down on the water-impervious sheet 14 without penetrating, the rainwater passing through the water distribution facility can be collected and circulated to the waste 13 in the disposal site 10. Can facilitate the decomposition of the waste 13 and can also treat all rainwater in the disposal site 10 without being discharged into the surrounding rivers.
[0040]
In addition, this invention is not limited to the thing of the aspect of the said embodiment, A various change can be employ | adopted within the range of the structure described in each claim. For example, it is not always necessary to use a breathable sheet as the water shielding sheet 17, and it is not always necessary to provide the drainage grooves 15 in the side portions of each section 20.
[0041]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the waste landfill method in the waste disposal site of the present invention, when landfilling the waste in the waste disposal site, in each section of the waste disposal site , After the landfill work of each landfill layer is completed, a water shielding sheet is spread and laid on the surface of the section to cover the waste, so almost the entire surface of the waste landfilled in the waste disposal site Can be covered with a water shielding sheet .
In addition, when landfilling the waste further into the upper layer, the wastewater shielding sheet of the section where the landfill work should be performed is temporarily removed with the wastewater from other sections covered with the watertight sheet. After the landfilling operation is completed, a water shielding sheet is spread and laid again on the surface of the section to cover the waste, and by repeating such work in each section, the waste is turned into an upper layer. It is possible to fill the entire waste disposal site.
Therefore, even when rainwater is poured into the waste disposal site, the rainwater should flow down along the surface of the water-impervious sheet and the drainage channel without infiltrating most of the rainwater into the waste. Therefore , it is possible to reduce the amount of water treated by the rainwater treatment facility that has poured into the disposal site.
In addition, since the side of the water shielding sheet is locked to the drainage channel, it is possible to prevent the water shielding sheet from being peeled off by strong winds, etc., and rainwater can enter the waste without being affected by the weather. Infiltration can be prevented .
Furthermore, when a step is generated between the landfill layer in the upstream section and the landfill layer in the downstream section of the descending slope, the drainage channels in both sections are connected by a communication path, Since the level difference can be eliminated, rainwater can flow smoothly along the drainage channel .
[0042]
Furthermore, by using a water-permeable sheet having air permeability as a water-permeable sheet, it is possible to easily release gas generated from the waste covered with the water-permeable sheet, and to incorporate external air into the interior. Therefore , it is possible to carry out waste landfill work without impeding stabilization due to aerobic decomposition.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic cross-sectional view showing an example of a waste disposal site that employs a waste landfill method according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a conceptual diagram illustrating a waste landfill method according to an embodiment of the present invention.
FIG. 3 is an explanatory view showing a situation in which a water shielding sheet is deployed and laid in each section so as to be temporarily removable.
FIG. 4 is an explanatory diagram showing a situation in which a step of the drainage channel is eliminated by connecting the drainage channel by a communication channel.
[Explanation of symbols]
10 Waste disposal site 12 Main dam 13 Waste 14 Water shielding sheet 15 Drain (drainage)
17 Drain tunnel 18 Manhole 20, 20 'Section 28 Communication groove (communication passage)

Claims (3)

廃棄物処分場を複数の区画に分割し、各区画において、当該区画の各埋立て層の埋立て作業を下り勾配となるように行った後、当該区画の廃棄物を覆って遮水シートを展開敷設し、前記各区画の側辺部に、前記下り勾配に沿って延長する排水路を設け、該排水路に前記遮水シートの側辺部分を係止しつつ廃棄物を覆って遮水シートを展開敷設して行き、
さらに、上層に廃棄物を埋め立てて行く際には、他の区画の廃棄物を遮水シートで覆った状態で当該区画の遮水シートを一時撤去して埋立て作業を下り勾配となるように行った後、再び当該区画の廃棄物を覆って遮水シートを展開敷設し、該遮水シートの側辺部分を前記排水路に係止しつつ廃棄物を覆って遮水シートを展開敷設してゆく作業を各区画において繰り返し、
前記遮水シート上に降り注いだ雨水を排除しつつ、上層に向かって順次廃棄物を廃棄物処分場内に埋め立てゆくことを特徴とする廃棄物処分場における廃棄物の埋立て方法。Divide the waste disposal site into multiple sections, and in each section, perform landfill work for each landfill layer in the section so that it falls downward, and then cover the waste in the section with a water shielding sheet Deploy and lay, and provide drainage channels extending along the descending slope at the side portions of the respective sections , and cover the waste while locking the side portions of the water shielding sheet to the drainage channels and impermeable to water. Unfold and lay the seat ,
In addition, when landfilling the waste in the upper layer, the wastewater shielding sheet in the other section is temporarily removed with the wastewater in the other section covered with the water shielding sheet, so that the landfill operation becomes a downward slope. After that, the water shielding sheet is again spread and covered with the waste in the section, and the water shielding sheet is spread and spread while covering the waste while locking the side portion of the water shielding sheet to the drainage channel. and Yuku work repeatedly in each compartment,
A waste landfill method in a waste disposal site, wherein wastewater that has poured onto the water shielding sheet is removed, and waste is landfilled in the waste disposal site sequentially toward the upper layer. 下り勾配に沿った上流側の区画に廃棄物が投棄されて埋立て層が形成され、これに隣接する下流側の区画との間に段差が生じた場合に、上流側の区画と下流側の区画に各々配置された前記排水路を前記段差に沿った連通路によって接続することにより、前記排水路の段差を解消することを特徴とする請求項１に記載の廃棄物処分場における廃棄物の埋立て方法。 When waste is dumped in the upstream section along the downward slope to form a landfill layer, and there is a step between the downstream section adjacent to this, the upstream section and the downstream section The waste at the waste disposal site according to claim 1 , wherein the steps of the drainage channel are eliminated by connecting the drainage channels arranged in the compartments by a communication path along the step . Landfill method. 前記遮水シートとして、通気性を有する遮水シートを使用することを特徴とする請求項１又は２に記載の廃棄物処分場における廃棄物の埋立て方法。 The method for landfilling waste in a waste disposal site according to claim 1 or 2, wherein a water-permeable sheet having air permeability is used as the sheet .
JP18879097A 1997-07-14 1997-07-14 Waste landfill method at waste disposal site Expired - Fee Related JP3944956B2 (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18879097A JP3944956B2 (en) 1997-07-14 1997-07-14 Waste landfill method at waste disposal site

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18879097A JP3944956B2 (en) 1997-07-14 1997-07-14 Waste landfill method at waste disposal site

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1128435A JPH1128435A (en) 1999-02-02
JP3944956B2 true JP3944956B2 (en) 2007-07-18

Family

ID=16229849

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18879097A Expired - Fee Related JP3944956B2 (en) 1997-07-14 1997-07-14 Waste landfill method at waste disposal site

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3944956B2 (en)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4668465B2 (en) * 2001-06-25 2011-04-13 日本国土開発株式会社 Waste landfill method
JP4409982B2 (en) * 2004-02-13 2010-02-03 タキロン株式会社 Renewal structure of final disposal site
CN105983562A (en) * 2015-01-28 2016-10-05 浩蓝环保股份有限公司 High-dimensional landfill method of waste landfill
CN208695907U (en) * 2018-05-31 2019-04-05 史东晓 A kind of landfill structure stabilizing flying dust
KR102291820B1 (en) * 2019-09-17 2021-08-24 황혜영 Method to landfill waste while constructing a landfill site

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1128435A (en) 1999-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3944956B2 (en) Waste landfill method at waste disposal site
JP3758327B2 (en) How to drain rainwater at a waste disposal site
KR20030021780A (en) Film combined drainage matters of groundwater for protect liner system in landfill sites
JP3365238B2 (en) Collection and drainage structure at waste disposal site
JP4363079B2 (en) Method and system for promoting stabilization of landfill waste
JP3507808B2 (en) Landfill device and method
JP3354920B2 (en) Final earth covering method at the final waste disposal site
JP2002239492A (en) Method for filling waste in landfill
JPH04367775A (en) Method and sheet for landfilling treatment of waste
JP2737440B2 (en) Rainwater treatment method at waste disposal site
JPH0154110B2 (en)
JP4780550B2 (en) Covering method for landfill waste and seepage water capillary barrier layer for landfill waste
JP4664091B2 (en) Covering structure of waste final disposal site
JP2004073908A (en) Method for adjusting rainwater infiltration in waste disposal plant
JPH05138143A (en) Final covering method for waste disposition field
KR102253356B1 (en) Waste leachate removal method in waste landfill
JP3104459B2 (en) Structure to prevent leakage of contaminated water at waste disposal sites
JP3402202B2 (en) Collection and drainage structure of waste disposal site
JP2007196089A (en) Construction method of waste material ultimate disposal facilities
JP2010214337A (en) Soil-covering structure of final waste disposal site, and method of soil-covering final waste disposal site
CN114411540B (en) Transverse buried drainage ditch at rigid-flexible joint of road surface and construction method
JP3554908B2 (en) Installation method of impermeable sheet
KR200266326Y1 (en) Film combined drainage matters of groundwater for protect liner system in landfill sites
JP4578204B2 (en) Capping structure and capping method
JP3477383B2 (en) Waste landfill

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040527

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20040527

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050909

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050913

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051020

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20051021

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070320

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070402

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100420

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110420

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees