JP3944203B2 - マルチバンド超広帯域通信システムの受信装置及びその受信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、通信システムの受信装置及びその受信方法に関し、更に詳しくは、マルチバンド(multi-band)を用いる超広帯域(Ultra Wideband:UWB)通信システムにおいて、当該マルチバンドを構成する複数のサブバンドにおいて各サブバンドの中心周波数の差異によって生じる各々のサブバンドごとの受信信号の経路(チャンネル)減衰の差を補償できる通信システムの受信装置及びその受信方法に関する。
無線デジタルパルスであると知られている超広帯域通信は、短距離区間において低電力で広いスペクトル周波数を介し大量のデジタルデータを伝送するための無線通信技術である。超広帯域通信は、無線データの伝送のために数GHzの超広帯域を使用しながら、かつ断続的にデータを伝送できる特性を有していることから周波数スロットの不足現象を解決できると期待されている。超広帯域通信は、500Mbps〜1Gbps(bit per second)の超高速伝送が可能であり、早い伝送速度にもよらずその電力消耗量は携帯電話や無線LANなどの製品が必要とする電力量の100分の1しかならない長所を有している。係る超広帯域通信の主な技術としては、100Mbps級UWBモデム技術、高品質QoS(Quality of Service)リソースのためのMAC(Media Access Control)技術、及び広帯域伝送に適した小型アンテナ技術などがある。
一方、このような超広帯域通信の技術標準として現在はシングルバンドとマルチバンドの2つの案が提案されている。シングルバンドは利用できる周波数帯域の全帯域をカバーする方式であり、マルチバンドは利用できる周波数帯域の全域を多数個のサブバンドに分けて使用する方式である。今のところ、マルチバンド超広帯域通信システムは、3.1Ghzから10.6GHzとの間に存在する使用可能な周波数帯域をM個のサブバンドに分けて使用する。
図1には、M=16個のサブバンドを有するマルチバンド超広帯域通信システムの周波数スペクトルが示されている。同図を参照すると、低周波数セット(Low Frequency Set)に0〜7までのサブバンドが設定されており、高周波数セット(High Frequency Set)に8〜15までのサブバンドが設定されている。図1において、Unexpected Interferenceと表示された領域は、他の通信システムにて使用する周波数帯域と一致し干渉を引き起こしえる領域である。同図に示した各サブバンドごとの中心周波数(Fc)と低域周波数(FL)、及び高域周波数(FH)は次の通りである。
Figure 0003944203
表1において周波数プランBを基準とした場合、最も周波数の高いサブバンドである14Bの中心周波数は9.9GHzであり、最も周波数の低いサブバンドである0Bの中心周波数は3.74GHzであって、この2つの中心周波数を比較すると2.65倍の差異があることが分かる。経路による電波減衰は周波数の二乗に比例するため、9.9GHz帯域を介して伝送された信号は、3.74GHz帯域を介して伝送された信号に比べて7倍(8.45dB)ぐらいの経路減衰の現象が起こる。
図2は、従来のマルチバンドを使用する超広帯域通信システムの受信装置に対する一実施形態を示したブロック図である。同図を参照すると、従来のマルチバンド超広帯域通信システムの受信装置は、マルチバンドインデックス発生部10、マルチバンド周波数発生部12、乗算部13、相関受信部14、及び信号処理部16を備える。
マルチバンドインデックス発生部10は、受信されたマルチバンド超広帯域通信信号の各サブバンドに対応するマルチバンドインデックス(m)を算出する。マルチバンド周波数発生部12は、マルチバンドインデックス発生部10から入力されるマルチバンドインデックス(m)に応じて各サブバンドに対するマルチバンド周波数を生成する。乗算部13は、アンテナを介して受信したマルチバンド超広帯域通信信号とマルチバンド周波数とを乗じた信号を出力する。相関受信部14は、乗算部13から出力される信号を一定の積分時間を用いて積分した値を出力する。そして、信号処理部16は、相関受信部14から出力される信号を信号処理し送信側にて伝送した信号を復元する。
ところが、従来の超広帯域通信システムの受信装置では、相関受信部14がM個の各サブバンドを介して伝送された信号を処理する際、同一な積分時間を用いて各サブバンド当たり同一な時間を経て受信された信号のエネルギーを集める方式を採っている。これによって、表1と関連して詳説したように、サブバンド当たり受信信号のエネルギーの違いが最大8.45dBまでになる。
係るサブバンドごとの受信信号のエネルギーの違いは、サブバンドごとに相異なるビットエラー率(Bit Error Rate、BER)生じさせる。この際、最も経路減衰が大きいサブバンド、即ち、中心周波数の最も高いサブバンドを介して受信された信号のビットエラー率によって全サブバンドの平均ビットエラー率が主として決まるため、それが全マルチバンド超広帯域通信システムの性能を低下させる原因となっている。
本発明は前述した問題点を解決するために案出されたもので、本発明の目的は、マルチバンド超帯域通信を行う通信システムにおいて、サブバンドごとに受信される信号間でエネルギーの差を減少させ、システムの全体性能を向上させることのできる通信システムの受信装置及びその受信方法を提供することにある。
前述した目的を達成するための本発明に係る通信システムの受信装置は、周波数帯域が相異なる複数のサブバンドを順次使用して通信を行ない、受信信号が伝送されたサブバンドに対応するマルチバンドインデックスを生成するマルチバンドインデックス発生部と、前記マルチバンドインデックスに対応して前記受信信号が伝送されたサブバンドに対するマルチバンド周波数を生成するマルチバンド周波数発生部と、前記受信信号と前記マルチバンド周波数を乗じた信号を出力する乗算部と、前記マルチバンドインデックスに対応して設定される積分時間に基づいて前記乗算部で出力される信号を積分して出力する相関受信部と、前記相関受信部から出力される信号が所定のデータ率で出力されるようバッファリングするバッファ部と、を含み、前記積分時間は、前記受信信号が伝送されたサブバンドに対応して可変的に設定される。また、前記バッファ部から出力された信号を信号処理し、送信先より伝送されて来た信号を復元する信号処理部を更に含む。
前記相関受信部は、前記マルチバンドインデックスに対応して前記積分時間を算出する受信積分時間調整器と、前記積分時間を用いて前記乗算部から出力される信号を積分して出力する相関器と、前記相関器から出力される信号を前記積分時間に基づいてサンプリングし出力するサンプラーと、を含むことができる。
さらに、前記積分時間は、中心周波数の高いサブバンドが中心周波数の低いサブバンドより大きくなるように設定され、サブバンドごとの経路減衰の差を補償することができる。そして、本発明の通信システムの受信装置は、マルチバンド超広帯域通信システムに適用可能である。
一方、本発明の通信システムの受信方法は、周波数帯域が相異なる複数のサブバンドを順次使用して通信を行なう通信システムにおいて、受信信号が伝送されたサブバンドに対応するマルチバンドインデックスを生成するステップと、前記マルチバンドインデックスに対応し前記受信信号が伝送されたサブバンドに対するマルチバンド周波数を生成するステップと、前記受信信号と前記マルチバンド周波数とを乗じた信号を出力するステップと、前記マルチバンドインデックスに対応して設定される積分時間に基づいて前記受信信号とマルチバンド周波数とを乗じた信号を積分して出力するステップと、前記積分され出力される信号が所定のデータ率で出力するようにバッファリングするステップと、を含み、前記積分時間は、前記受信信号が伝送されたサブバンドに対応して可変的に設定される。好ましくは、前記バッファリングされて出力される信号を信号処理して送信先で伝送した信号を復元するステップを更に含む。尚、前記積分して出力するステップは、前記マルチバンドインデックスに対応して前記積分時間を算出するステップと、前記積分時間を用いて前記受信信号と前記マルチバンド周波数とを乗じた積分値を出力するステップと、前記積分値を前記積分時間に基づいてサンプリングし出力するステップと、を含むことが可能である。
前記積分時間は、中心周波数の高いサブバンドが中心周波数の低いサブバンドより大きくなるように設定し、各サブバンドの違いによる経路減衰の差を補償している。そして、本発明に係る通信システムの受信方法は、マルチバンド超広帯域通信システムに適用することができる。
本発明によると、マルチバンド超広帯域通信を行う通信システムの受信装置において、相関受信部の積分時間をサブバンドごとに調節することによって、サブバンドごとに相違している経路減衰を補償できる。このような補償によって、全体システムの平均ビットエラー率を低くすることができ、平均ビットエラー率が低くなるにつれ、エラー訂正やそのための信号の再送が不要となり通信システムにおけるデータ伝送速度を更に高速にすることが可能である。
以下、添付の図面を参照して本発明の好適な実施例を詳述する。
図3は本発明に係るマルチバンド超広帯域通信を使用する通信システムの受信装置に対するブロック図である。同図を参照すると、本通信システムの受信装置は、マルチバンドインデックス発生部100、マルチバンド周波数発生部120、乗算部130、相関受信部140、バッファ部160、及び信号処理部180を備える。
マルチバンドインデック発生部100は、受信されたマルチバンド超広帯域通信信号が伝送された各サブバンドに対応するマルチバンドインデック(m)を算出する。マルチバンド周波数発生部120は、マルチバンドインデックス発生部100から算出されたマルチバンドインデックス(m)に応じて各サブバンドに対するマルチバンド周波数を有する信号exp(j2πft)を出力する。乗算部130は、アンテナを介して受信したマルチバンド超広帯域通信信号にマルチバンド周波数を乗じた信号を出力する。相関受信部140は、マルチバンドインデックス発生部100から算出されたマルチバンドインデックス(m)に基づいて可変的に設定される積分時間を用いて乗算器130から出力される信号に対する積分値を算出する。バッファ160は、相関受信部140から出力される信号を格納し、出力時点が一定に保たれるようバッファリングし、格納した信号を出力する。そして、信号処理部180は、バッファ部160から出力される信号を信号処理して送信先から伝送されて来た信号を復元する。
図4は、図3の相関受信部140の詳細ブロック図である。同図を参照すると、相関受信部140は、相関器141、受信積分時間調整器143、及びサンプラー145を備える。受信積分時間調整器143は、マルチバンドインデックス発生部100から算出されたマルチバンドインデックス(m)を受信し、これに対する積分時間(Tm)を算出する。受信積分時間調整器143から算出された積分時間(Tm)は、相関器141及びサンプラー145に出力される。相関器141は、受信積分時間調整器143から伝達される積分時間に(Tm)応じて乗算部130で出力される信号を積分し出力する。サンプラー145は、相関器141の出力をTmごとにサンプリングしてバッファ部160に出力する。
図5は、本発明に係る通信システムの受信装置に対する動作方法を説明するための流れ図である。図3ないし図5を参照すると、先ずアンテナを介してマルチバンド超広帯域通信信号を受信する(S200)。
マルチバンド超広帯域通信システムにおける送信先で生成される送信信号は次のように表すことができる。
Figure 0003944203
尚、Pは送信電力、d(t)は2進データ信号、mは全サブバンドの数を示す。そして、fm、θmはそれぞれサブバンドの中心周波数及び位相を示している。係る送信信号はそれぞれT秒の分時間遅延をおいてサブバンドごとに順次伝送されるので、アンテナを介して受信される信号は次のように表せる。
Figure 0003944203
尚、Lm 、Gm はそれぞれサブバンドごとに伝播中に生じる経路減衰と多重経路フェードにより生じるチャネル電力利得を示す。n(t)は白色ガウス(Gaussian)ノイズ、τはチャネルにおいて生じる遅延、そしてφm=θm−2πfmτである。
マルチバンドインデックス発生部100は、受信されたマルチバンド超広帯域通信信号が伝送された各サブバンドに対応するマルチバンドインデックス(m)を発生させる(S205)。マルチバンドインデックス発生部100から生じたマルチバンドインデックス(m)はマルチバンド周波数発生器120に伝達され、マルチバンド周波数発生部120はマルチバンドインデックス(m)に対応してサブバンドに対するマルチバンド周波数が発生される(S210)。乗算部130は、受信したマルチバンド超広帯域通信信号にマルチバンド周波数を乗じた信号を生成する(S215)。乗算部130で生成された信号は相関受信部140に出力される。
相関受信部140は、マルチバンドインデックス(m)を入力し、これに応じた積分時間 Tmを算出し、算出された積分時間を用いて乗算部130から出力される信号を積分した値を出力する(S220)。相関受信部140で算出された積分時間は、マルチバンドインデックスに応じて増加される値であって、これを式で示すと次の通りである。
Figure 0003944203
つまり、従来の超広帯域通信システムの受信装置では一定の積分時間を用いるものの、本発明に係る超広帯域通信システムにおいては、サブバンドごとに積分時間を可変的に使用する。このような積分時間に関して相関受信部140から出力されるビットエネルギーは次の通りである。
Figure 0003944203
相関受信部140から出力される信号はバッファ部160に格納され(S225)、バッファ部160は格納された信号を出力時点が一定になるようバッファリングして格納した信号を出力する。このようなバッファリングが必要な理由として、相関受信部140から出力される信号の出力時点が変化するためである。バッファ部160で出力される信号は信号処理部180伝達されて信号処理され(S230)、これによって送信側で伝送した信号が復元される。
図6には受信信号対ノイズ比に係るビットエラー率をNakagami fadingパラメータmについて示されている。同図を参照すると、m値が大きいほど受信信号対ノイズ比の変化によってビットエラー率が急激に変化することが分かる。よって、マルチバンド超高周波通信システムにおいてサブバンドごとのビットエラー率の差異は、m値が大きくなるほど、つまり通信環境が向上されるほどさらに大きくなって、全体マルチバンド超広帯域通信システムの性能を低下させることが予測できる。
図7は、本発明に係る通信システムの受信装置を適用した場合、時間―周波数領域において相関受信部140の動作を説明するための図である。同図で、マルチバンド超広帯域通信信号が次の表2のようなタイム周波数シーケンス(time-frequency sequence)にてSを使用する場合を仮定する。即ち、マルチバンド超広帯域通信信号は、マルチバンドのインデックスが0-3-6-2-5-1-4に変化するシーケンスを用いて順次伝送される場合である。
Figure 0003944203
図7を参照すると、マルチバンドインデックスが0、1、2である場合には積分時間を T0 =T1=T2=T−sとし、マルチバンドインデックスが4、5、6である場合には T4=T5=T6=T+sとし、マルチバンドインデックスが3である場合にはT3=Tとした。このような経路損失の少ないサブバンドを介して伝送された信号は積分時間を短くして相対的にわずかなエネルギーを受信し、逆に経路損失の多いサブバンドを介して伝送された信号は積分時間を長くし相対的により多くのエネルギーを受信するようにする。同図に示したように、積分段階を分ける場合、1/T Hz、1/s Hzなる2つのシステムクロックにて相関受信部140で使用される積分時間を具現することができるので、既存の超広帯域通信システムの受信装置と比べて、1/s Hzクロック1つのみを加えることで本発明に係る通信システムの受信装置が具現される。そして、積分時間を多段階に分けるほど性能改善の効果は著しい。
図8は本発明に係る通信システムの受信装置と従来の受信装置との性能をシミュレーションした結果を示した図である。同図において、送信信号対ノイズ比が20dBであり、Nakagami fadingパラメータmが4である場合シミュレーション結果を比較した図である。同図に示したように、本発明に係る通信システムの受信装置は、積分時間を可変的に使用し平均ビットエラー率に悪影響を及ぼす周波数帯域が高い信号のビットエラー率を低くし、周波数帯域が低い信号のビットエラー率はむしろ高くすることで、全体システムの平均ビットエラー率を低下させ得ることを示している。
図9は、本発明に係る通信システムの受信装置に対する性能を送信信号対ノイズ比について多数個のチャネルパラメータm値について示したものである。図7において予測したように、mが増加するほど本発明に係る超広帯域通信システムがさらなる性能利得を得ることが分かる。例えば、m=16であり、求められるビットエラー率が10-5である場合、本発明に係る超広帯域通信システムの受信装置は1dBの性能利得を得る。係る性能利得は、図7で説明した積分段階を有する場合であり、さらに多くの積分手順で積分時間を調整する場合はさらなる性能が得られる。
以上、図面を参照して本発明の好適な実施形態を図示及び説明してきたが本発明の保護範囲は、前述の実施形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物にまで及ぶものである。
本発明は、マルチバンド超広帯域通信を行う通信システムの受信装置及び受信方法に使用されることが可能である。
マルチバンド超広帯域通信システムにおいて周波数スペクトルを示した図である。 従来のマルチバンド超広帯域通信システムの受信装置に対するブロック図である。 本発明に係る通信システムの受信装置に対するブロック図である。 図3の相関受信部の詳細ブロック図である。 本発明に係る通信システムの受信装置に対する動作方法を説明するための流れ図である。 受信信号対ノイズ比に係るビットエラー率を示した図である。 本発明に係る通信システムの受信装置において積分時間を説明するための図である。 本発明に係る通信システムの受信装置と従来の超広帯域通信システムの受信装置に対する性能をシミュレーションした結果を示した図である。 本発明に係る通信システムの受信装置に対する性能を示した図である。
符号の説明
100 マルチバンドインデックス発生部
120 マルチバンド周波数発生部
130 乗算部
140 相関受信部
160 バッファ部
180 信号処理部

Claims (10)

  1. 周波数帯域が相異なる複数のサブバンドを順次使用して通信を行なう通信システムの受信装置であって、
    受信信号が伝送されたサブバンドに対応するマルチバンドインデックスを生成するマルチバンドインデックス発生部と、
    前記マルチバンドインデックスに対応して前記受信信号が伝送されたサブバンドに対するマルチバンド周波数を生成するマルチバンド周波数発生部と、
    前記受信信号と前記マルチバンド周波数を有する信号を乗じた信号を出力する乗算部と、
    前記マルチバンドインデックスに対応して設定される積分時間に基づいて前記乗算部で出力される信号を積分して出力する相関受信部と、
    前記相関受信部から出力される信号が所定のデータ率で出力されるようバッファリングするバッファ部と、
    を含み、
    前記積分時間は、前記受信信号が伝送されたサブバンドに対応して可変的に設定されることを特徴とする通信システムの受信装置。
  2. 前記バッファ部から出力された信号を信号処理し、送信先より伝送されて来た信号を復元する信号処理部を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の通信システムの受信装置。
  3. 前記相関受信部は、
    前記マルチバンドインデックスに対応して前記積分時間を算出する受信積分時間調整器と、
    前記積分時間を用いて前記乗算部から出力される信号を積分して出力する相関器と、
    前記相関器から出力される信号を前記積分時間に基づいてサンプリングし出力するサンプラーと、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の通信システムの受信装置。
  4. 前記積分時間は、中心周波数の高いサブバンドが中心周波数の低いサブバンドより大きくなるように設定することを特徴とする請求項1に記載の通信システムの受信装置。
  5. 前記通信システムは、使用周波数帯域の全域を多数個のサブバンドに分けて当該サブバンドを情報の伝送に使用するマルチバンド超広帯域通信システムであることを特徴とする請求項1に記載の通信システムの受信装置。
  6. 周波数帯域が相異なる複数のサブバンドを順次使用して通信を行なう通信システムの受信方法であって、
    受信信号が伝送されたサブバンドに対応するマルチバンドインデックスを生成するステップと、
    前記マルチバンドインデックスに対応し前記受信信号が伝送されたサブバンドに対するマルチバンド周波数を生成するステップと、
    前記受信信号と前記マルチバンド周波数とを乗じた信号を出力するステップと、
    前記マルチバンドインデックスに対応して設定される積分時間に基づいて前記受信信号とマルチバンド周波数とを乗じた信号を積分して出力するステップと、
    前記積分され出力される信号が所定のデータ率で出力するようにバッファリングするステップと、
    を含み、
    前記積分時間は、前記受信信号が伝送されたサブバンドに対応して可変的に設定されることを特徴とする通信システムの受信方法。
  7. 前記バッファリングされて出力される信号を信号処理して送信より伝送されて来た信号を復元するステップを更に含むことを特徴とする請求項6に記載の通信システムの受信方法。
  8. 前記積分して出力するステップは、
    前記マルチバンドインデックスに対応して前記積分時間を算出するステップと、
    前記積分時間を用いて前記受信信号と前記マルチバンド周波数とを乗じた積分値を出力するステップと、
    前記積分値を前記積分時間に基づいてサンプリングし出力するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項6に記載の通信システムの受信方法。
  9. 前記積分時間は、中心周波数の高いサブバンドが中心周波数の低いサブバンドより大きくなるように設定することを特徴とする請求項6に記載の通信システムの受信方法。
  10. 前記通信システムは、使用周波数帯域の全域を多数個のサブバンドに分けて当該サブバンドを情報の伝送に使用するマルチバンド超広帯域通信システムであることを特徴とする請求項6に記載の通信システムの受信方法。
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