JP3943936B2 - Sheet processing apparatus and image forming apparatus - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置などから排出されるシートの仕分け、綴じ、積載などを行うシート処理装置、及びそのようなシート処理装置を備えた画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、画像形成装置より排紙される画像形成済みの用紙に、仕分け、綴じ、積載、パンチなどの後処理を施すシート処理装置が知られている。
【0003】
これらのシート処理装置において、シートに穿孔するパンチ処理方法には処理トレイに格納されたシート束に穿孔する方法が知られているが、シート束に穿孔するため、パンチ処理中は、次のシートを処理トレイに搬送することが出来ない。また、パンチ手段の能力によって画像形成装置からのシート搬送を中断させ数回に分けてパンチ処理を行う必要があるなど、処理速度を上げることが困難であるという問題があった。
【0004】
そこで画像形成装置から一定間隔で連続して排出されるシートを一枚ずつ穿孔する方法などが知られている。このような、搬送中のシート一枚毎にパンチ処理を行うシート処理装置において、シート搬送方向に対しては、搬送されるシートの先端または後端を検知し、その検知結果に基づき、穿孔するタイミングを変えることでパンチ位置を調整する方法が知られている。また、シート搬送方向と直交するシート幅方向に対しては、搬送中のシート搬送方向と直交する方向のシート端部を検知し、その検知結果に基づき、パンチ手段を、搬送されるシートの幅方向に移動させることで、パンチ位置を調整する方法が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、パンチ処理の高速化を考えた場合、シート搬送方向と直交するシート幅方向に対してのパンチ位置調整の高速化が不可欠である。パンチユニットの高速移動を考えた場合、モータの大型化が必要となり、コストアップにつながるほか、消費電力もアップしてしまう。また、前記パンチユニットは軽いものではなく、重いものを高速で移動させたり、停止させた場合、ユニットの振動などの問題も発生してしまい、前記パンチ手段の穿孔精度に影響を及ぼすというも問題がある。
【0006】
そこで、移動距離を減らすことによってパンチ処理の高速化を考えた場合、上記シート搬送方向と直交するシート幅方向に対しての調整量は、シートが給紙されるカセットに依存度が高い。1つの給紙カセットに着目すれば、そのカセットから給紙された用紙の搬送方向と直交する方向のシート端部ズレの絶対量は少ないが、複数の給紙カセットから給紙された各用紙に対応するための、搬送方向と直交する方向のシート端部ズレの総移動量となると大きくなってしまい、シート搬送方向と直交する方向のシート端部を検知するのに時間がかかり、高速化が困難であるという問題があった。
【0007】
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、シート上への穿孔処理を行う機能を備えたシート処理装置及びそのようなシート処理装置を備えた画像形成装置において、穿孔処理の短縮化・高速化を図ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、シートの所定位置に穿孔処理を施す穿孔手段と、複数のシート格納部からシートを前記穿孔手段に搬送するシート搬送手段と、前記穿孔手段に搬送されるシートを検知するシート検知手段と、シートの搬送方向と交差する方向のシートの位置を検知する交差方向位置検知手段と、前記シート検知手段によりシートが検知された後、前記交差方向位置検知手段によって検知されるシートの位置に対応するように、前記シートの搬送方向と交差する方向における孔空け位置を調節する幅方向孔位置調節手段と、を有するシート処理装置において、前記複数のシート格納部のうち、前記穿孔手段に搬送されるシートが格納されていたシート格納部に対応して前記幅方向孔位置調節手段の動作基準位置を可変設定することを特徴とする。
【0009】
また、前記可変設定される前記幅方向孔位置調節手段の動作基準位置を、前記シート格納部に対応する位置として記憶する記憶手段を有するのがよい。
【0010】
また、他の発明は、シートの所定位置に穿孔処理を施す穿孔手段と、複数のシート格納部からシートを前記穿孔手段に搬送するシート搬送手段と、前記穿孔手段に搬送されるシートを検知するシート検知手段と、シートの搬送方向と交差する方向のシートの位置を検知する交差方向位置検知手段と、前記シート検知手段によりシートが検知された後、前記交差方向位置検知手段によって検知されるシートの位置に対応するように、前記シートの搬送方向と交差する方向における孔空け位置を調節する幅方向孔位置調節手段と、を有するシート処理装置において、前記複数のシート格納部のうち、前記穿孔手段に搬送されるシートが格納されていたシート格納部に応じて前記幅方向孔位置調節手段の動作基準位置を測定するモードを有することを特徴とする。
【0011】
また、前記動作基準位置を測定するモードを通じて測定された前記動作基準位置を、前記シート格納部に対応する位置として記憶する記憶手段を有するのがよい。
【0012】
また、他の発明は、シートを搬送するシート搬送手段と、前記シート搬送手段により複数のシート格納部から搬送されるシートの所定位置に穿孔処理を施す穿孔手段と、前記シート搬送手段により搬送されるシートを検知するシート検知手段と、シートの搬送方向と交差する方向のシートの位置を検知する交差方向位置検知手段と、前記シート検知手段によりシートが検知された後、前記交差方向位置検知手段によって検知されるシートの位置に対応するように、前記シートの搬送方向と交差する方向における穿孔位置を調節する幅方向孔位置調節手段と、を有するシート処理装置において、穿孔処理するシートが格納されていた前記シート格納部が変更された場合、前記幅方向孔位置調節手段の動作基準位置を可変にすることを特徴とする。
【0013】
また、穿孔処理するシートが格納されていた前記シート格納部が変更された場合、前記幅方向孔位置調節手段の動作基準位置を測定する動作を行うのがよい。
【0014】
また、前記動作基準位置を測定する動作によって測定された前記幅方向孔位置調節手段の動作基準位置を、前記シート格納部に対応する位置として記憶する記憶手段を備えるのがよい。
【0015】
また、穿孔処理するシートが格納されていた前記シート格納部が変更された場合、通常、すなわち穿孔処理するシートが格納されていた前記シート格納部が変更されなかった場合のシート搬送間隔よりも長い間隔でシートの搬送を行うのがよい。
【0016】
また、他の発明は、上記各構成からなるシート処理装置に接続される画像形成装置であって、複数のシート格納部と、前記複数のシート格納部から搬送されるシートに画像形成を行う画像形成部と、画像形成されたシートに穿孔処理を施すシート処理装置を備えることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0018】
(第1の実施の形態)
本発明のシート処理装置及び画像形成装置を具体化した第1の実施形態について説明する。図1は、シート処理装置103を本体104に装備した複写機102の概略正面断面図である。なお、シート処理装置は、複写機の本体のみならず、ファクシミリ、プリンタ、およびこれらの複合機器等の画像形成装置の本体にも装備することができるようになっている。
【0019】
複写機本体104の上部には読み取りシート供給装置101が装備されている。読み取りシート供給装置101は、原稿トレイ67にセットされた原稿Pを原稿台ガラス78上の原稿読み取り位置に搬送し、その後、原稿排出位置まで搬送する自動原稿給送部51と、原稿読み取り位置に搬送された原稿Pに光を照射するランプ79と、原稿の画像を検出するCCDラインセンサ76と、原稿Pからの光をCCDラインセンサ76に導く3枚の反射ミラー72,73,74と、原稿の画像をCCDラインセンサ76上に結ぶレンズ75などから構成されている。
【0020】
複写機102の本体下部には、シートS(S1、S2)を積載した複数のシート格納部53,54と、シートを供給するシート供給部55,56などが装備されている。供給されたシートSは、シート搬送路57を介してシート搬送路60へ搬送されるようになっている。レーザースキャナ61は、前述したランプ79、CCDラインセンサ76、3枚の反射ミラー72,73,74、レンズ75などの光学系52により読み取られた画像情報に基づいてレーザー光を走査して画像形成部(画像形成手段)62の感光ドラム66上に潜像(トナー像)を形成するようになっている。
【0021】
画像形成部62は、感光ドラム66上に形成されたトナー画像をシートSに転写することもできるようになっている。画像形成部62によってトナー像が転写されたシートSは、搬送ベルト63、シート上のトナー像を軟化溶融してシートに定着させる定着ローラ64を経て、搬送ローラ対65により、シート処理装置103の搬送路へと搬送される(送り出される)ようになっている。
【0022】
操作部15は、複写機102の本体104内の各装置やシート処理装置103の動作設定や設定内容を確認できるようになっている。操作部15は、設定内容を確認するための表示部、この表示部上に重ねて配置され画像形成動作の詳細設定やシート処理装置の動作設定等を行うためのタッチパネルキー、画像形成部数等の数値を設定するためのテンキー、画像形成動作を停止するためのストップキー、初期設定に戻すためのリセットキー、画像形成動作を開始するためのスタートキー等を有している。
【0023】
シート処理装置103は、複写機102の本体104から搬送されてきたシートSを入り口ローラ対1で受け入れるようになっている。搬送ローラ対(シート搬送手段)2と搬送ローラ対(シート搬送手段)3は図示しない入り口搬送モータによって駆動されて、シートSまたはインサートシートIを搬送するようになっている。シート検知センサ(シート検知手段)31は、搬送されるシートSまたはインサートシートIの通過をパンチユニット(穿孔装置)50の入り口側で検知するようになっている。パンチユニット50は、搬送されてくるシートSまたはインサートシートIに孔を空けるようになっている。
【0024】
図1において、搬送途上に配置された比較的大径のバッファローラ(シート搬送手段)5は、バッファモータ59によって回転し、その外側周囲に配された各押し付けころ12,13,14によってシートをロール面に押圧されて搬送するようになっている。なお、搬送ローラ対2,3、バッファローラ5のいずれもシート搬送手段であるが、パンチユニット50に対してシートを搬送するためには何れか1つのローラを備えていればよい。
【0025】
図3は、シート処理装置103に収納されたパンチユニット50の構成を示す図である。パンチユニット50は、シート搬送方向Aと直交するシート幅方向のシート端部を検知するシート端部検知センサ(幅方向孔位置調節手段)43、穿孔部40等を有している。シート端部検知センサ43は不図示の発光部および受光部を有するフォトカプラである。シート端部検知センサ43は発光部と受光部との間にシートが介在して発光部からの光が遮られることによってシート端部を検知するようになっている。シート端部検知センサ43、後述するセンサスライドモータ49等は、幅方向孔位置調節手段を構成している。
【0026】
図4は、図3のパンチユニット50の穿孔部40をシート搬送方向の上流側から見た図である。図5は、図4の穿孔部40の断面図である。
【0027】
穿孔部40は、パンチ38が矢印B方向に往復移動して、パンチ38と、ダイ48のダイ孔41とによって、シートSまたはインサートシートIに孔を空けることができるようになっている。スライドカム34にはV字溝状のカム35が各パンチ38に対応して形成されている。また、各カム35には、連結ピン39によって各パンチ38が連動されている。なお、本実施形態の穿孔部40は、パンチを3本有して、シートに孔を3つ空けることができるようになっているが、パンチの数はこれに限定されることなく、1本、2本あるいは4本以上あってもよい。
【0028】
図6において、V字溝状のカム35は、パンチ38をダイ孔41(図5参照)に進入させるV状の谷部35aと、パンチ38をダイ孔41から離れた位置に待機させる両端部35b,35bとで形成されている。
【0029】
図4において、スライドカム34はスライドカム駆動モータ36によってシート給送方向に対して交差する矢印D、矢印E方向に円滑に往復移動するようになっている。スライドカム駆動モータ36にはDCモータが使用されている。図3において、穿孔領域検知センサ37aとスライドカム位置検知センサ37bは、スライドカム34に形成されたセンサフラグ42a,42bを検知して、スライドカム34を駆動するスライドカム駆動モータ36を図2に示すシート処理装置制御部205、コントローラ回路部200等と協働して制御するようになっている。シート処理装置制御部205、コントローラ回路部200等は、作動制御手段を構成している。
【0030】
穿孔領域検知センサ37aは、スライドカム34がパンチ38をダイ孔41に進入させた位置にあるか否かを検知するようになっている。スライドカム位置検知センサ37bは、スライドカム34の移動範囲の中心がパンチ38に対して右側にあるか左側にあるかを検知するようになっている。
【0031】
穿孔領域検知センサ37aに対して、センサフラグ42aの透過部が対向しているとき、図6に示すように、穿孔領域検知センサ37aは透過状態となり、信号はオンとなる。スライドカム34がパンチ38をダイ孔41に進入させた位置にあることを検知することができる。また、穿孔領域検知センサ37aに対して、センサフラグ42aの遮光部が対向しているとき、穿孔領域検知センサ37aは遮光状態となり、信号はオフとなる。それにより、スライドカム34がパンチ38をダイ孔41から抜き出させた位置にいることを検知することができる。
【0032】
図3において、シートSまたはインサートシートIは、搬送ローラ対2(図1参照)によって矢印A方向に搬送されて、シート検知センサ31によって先端を検知される。その後、シートSまたはインサートシートIは、搬送ローラ対2,3、バッファローラ5によって搬送され、パンチ位置に合わせた搬送ローラ対2,3、バッファローラ5の停止で所定のタイミングで停止させられる。
そして、シート処理装置制御部205、コントローラ回路部200等によってスライドカム駆動モータ36が始動し、スライドカム34が移動する。スライドカム34は移動しながらV字溝状のカム35によってパンチ38をダイ孔41に進入させ、そしてダイ孔41から抜き出させる。パンチ38は、ダイ孔41に進入しながら、シートSまたはインサートシートIに孔を空ける。
【0033】
パンチ38がダイ孔41から抜け出ると、すなわち、パンチ38がシートの搬送路から退避すると、穿孔領域検知センサ37aは遮光状態となり、信号がオフとなる。それにより、スライドカム駆動モータ36は停止する。これによって、穿孔部40は、穿孔動作を終了する。そして、シートSまたはインサートシートIは、搬送ローラ対2,3、バッファローラ5によって搬送を再開される。そして、パンチスライドモータ58を駆動させ、パンチユニット50を後述する各シートに対する穿孔待機位置に移動させる。
【0034】
また、パンチユニット50には、シートの搬送方向Aと直交するシート幅方向(図3中矢印D−E方向)に移動自在なパンチスライドHP検知センサ44が設けられている。パンチスライドHP検知センサ44は、矢印D−E方向に移動して、シート処理装置103に設けられたパンチスライドHP規定部45を検知するようになっている。
【0035】
さらに、パンチユニット50は、シート端部検知センサ43および横レジストHP検知センサ(交差方向位置検知手段)46を有している。シート端部検知センサ43と横レジストHP検知センサ46は、一体になって、センサスライドモータ49の駆動により、穿孔部40に対して矢印D、または矢印E方向に移動するようになっている。横レジストHP検知センサ46を矢印E方向に移動させると横レジストHP検知センサ46は、横レジストHP規定部47を検知する。そして、シート端部検知センサ43を穿孔部40に対して矢印D方向に移動させるとシート端部検知センサ43は、選択されたシートサイズまたはインサートシートサイズに対応するシート端部検知待機位置(動作基準位置)に待機させておくことができる。シート端部検知待機位置とは、シート端部検知センサ43が、穿孔部40の中心から選択されたシートまたはインサートシートIの幅半分の長さ分、離れた位置のことである。
【0036】
すなわち、シート端部検知センサ43によってシートの搬送方向Aと直交するシート幅方向のシート端部を検知した時、穿孔部40の中心とシートSまたはインサートシートIの中心を一致することができ、シートSまたはインサートシートIの中心に穿孔することが可能となる。
【0037】
このように、シート処理装置制御部205とコントローラ回路部200は、シートがパンチユニット50に搬送されてくる前に、センサスライドモータ49を駆動し、シート端部検知センサ43を、穿孔部40の中心からシート幅の半分の長さ分、離れた位置に、穿孔部40に対してあらかじめ移動させておく。
【0038】
また、シート処理装置制御部205とコントローラ回路部200は、シート端部検知センサ43を上記の位置に移動させた後、パンチスライドモータ58は、パンチスライドHP検知センサ44がパンチスライドHP検知規定部45を検知していない場合、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジHP検知センサ46等を一体に矢印E方向に移動させて、パンチスライドHP検知センサ44がパンチスライドHP検知規定部45を検知した位置で停止させる。
【0039】
または、パンチスライドモータ58は、パンチスライドHP検知センサ44がパンチスライドHP検知規定部45を検知している場合、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジHP検知センサ46等を一体に矢印E方向に移動させて、パンチスライドHP検知センサ44がパンチスライドHP検知規定部45を検知しなくなった位置で停止させる。
【0040】
これによって、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジHP検知センサ46等を、ホームポジションに待機させておくことができる。ここでいうホームポジションとは、シート処理装置103のシート搬送路の略中心にあたる。
【0041】
そして、実際に穿孔動作を行う時には、パンチスライドモータ58を矢印E方向、またはD方向へ駆動させて、各シートが格納されている場所に応じた穿孔待機位置へ移動させる。それによって、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジHP検知センサ46等を各シートに対する穿孔待機位置に移動させる。
【0042】
前記穿孔待機位置について、図7及び図8を用いて説明する。例えば、搬送されてくるシートSが、記録紙格納部53から給紙されたシートS1の場合、と記録紙格納部54から給紙されたシートS2では、シートの搬送方向と直交するシート幅方向のズレ位置の中心位置が異なる。これは、給紙格納部の装置的ばらつきなどが起因していると考えられる。
【0043】
搬送されてくるシートSが、記録紙格納部53から給紙されたシートS1の場合、図8に示すように、シート搬送方向Aと直交するシート幅方向のズレ量はMとなる。また、シート搬送方向Aと直交するシート幅方向のズレ位置の中心位置は、パンチスライドのホームポジション位置から矢印D方向にR1移動した位置となり、パンチスライドモータ58を始動させ、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジHP検知センサ46等を一体に矢印D方向にR1移動させ、シートS1が搬送されるのを待つ。
【0044】
同様に、搬送されてくるシートSが、記録紙格納部54から給紙されたシートS2の場合、図8に示すように、シート搬送方向Aと直交するシート幅方向のズレ量はM′となる。また、シート搬送方向Aと直交するシート幅方向のズレ位置の中心位置は、パンチスライドのホームポジション位置から矢印E方向にR2移動した位置となり、パンチスライドモータ58を始動させ、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジHP検知センサ46等を一体に矢印E方向にR2移動させ、シートS1が搬送されるのを待つ。インサータから給紙されたインサート紙Iの場合も同様に、図示しないR3移動した位置となる。
【0045】
すなわち、装置として、全ての給紙格納部から搬送されてくるシートSの搬送方向と直交するシート幅方向のズレを考えた場合Qとなるが、記録紙格納部53、記録紙格納部54各々のシートの搬送方向と直交するシート幅方向のズレを考えた場合はMまたはM′(Q>M,Q>M′)となり、ズレ量は少なくなる。
【0046】
シート検知センサ31はシートの先端を検知する。シートの先端がシート端部検知センサ43に到達すると、シート処理装置制御部205とコントローラ回路部200はパンチスライドモータ58を始動させる。パンチスライドモータ58は、シート端部検知センサ43によってシート端部を既に検知している場合、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジHP検知センサ46等を一体に矢印E方向に移動させ、シート端部検知センサ43の発光部と受光部との間がシートによって遮られなくなることによりシート端部が検知されなくなることで回転を停止し、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジHP検知センサ46等をシート端部基準に停止させることができる。または、パンチスライドモータ58は、シート端部検知センサ43によってシート端部を検知していない場合、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジHP検知センサ46等を一体に矢印D方向に移動させ、シート端部検知センサ43の発光部と受光部との間がシートによって遮られることによりシート端部が検知されることで回転を停止し、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジHP検知センサ46等をシート端部基準に停止させることができる。
【0047】
この結果、パンチユニット50は、シートSまたはインサートシートIの搬送方向に直交する方向のシート端部に合わせてシートの所定の位置に正確に孔を空けることができる。
【0048】
第1の切り替えフラッパ11は、ノンソートパス4とソートパス8とを選択的に切り替えるようになっている。第2の切り替えフラッパ10は、シートSまたはインサートシートIを一時的に貯えるためのバッファパス23とソートパス8とを切り替えるようになっている。シート検知センサ33はノンソートパス4内のシートを検知するようになっている。シート検知センサ32はソートパス8内のシートを検知するようになっている。
【0049】
搬送ローラ対6はソートパス8の経路に設けられている。処理トレイユニット84は、中間トレイ(以下、「処理トレイ」という)82、整合板88等を有している。処理トレイ82は、シートSまたはインサートシートIを一時的に集積し、集積されたシートSまたはインサートシートIを整合し、ステイプルユニット80によってステイプル処理を行うために設けられている。整合板88は処理トレイ82に積載されたシートSまたはインサートシートIの幅整合を行うようになっている。
【0050】
処理トレイ82の排出端側には、束排出ローラ対を構成する一方の排出ローラ、ここでは、固定側としての下排出ローラ83bが配設されている。第1の排出ローラ対7はソートパス8に配設されて、シートSまたはインサートシートIを処理トレイ82上に排出するようになっている。第2の排出ローラ対9はノンソートパス4に配されシートSまたはインサートシートIをサンプルトレイ85上に排出するようになっている。
【0051】
上排出ローラ83aは揺動ガイド81に支持され、この揺動ガイド81が閉じ位置に傾動したとき、下排出ローラ83bに加圧されて処理トレイ82上のシートSまたはインサートシートIをスタックトレイ86上に束排出するようになっている。束積載ガイド16は、スタックトレイ86、サンプルトレイ85上に積載されるシート束の後端縁(束排出方向に対しての後端縁)を突き当てられて受け止めるようになっており、シート処理装置103の外装を兼ねている。
【0052】
インサートシート格納部20はインサートするインサートシートIをセットする場所である。給紙ローラ21はインサートシートを給送するようになっている。分離ローラ22は、給送されたインサートシートを1枚ずつに分離するようになっている。インサートシートセット検知センサ27は、インサートシート格納部20にインサートシートがセットされているか否かを検知するようになっている。供給されたインサートシートは、搬送ローラ対28,24,25,26によって、搬送ローラ対2に搬送するようになっている。インサートシート検知センサ29は,供給されたインサートシートIの通過を検知するようになっている。第3の切り替えフラッパ89は、サドルパス91とソートパス8とを選択的に切り替えるようになっている。
【0053】
シートSまたはインサートシートIは、搬送ローラ対90,96によって搬送されて、ストッパ92に当接させられる。ストッパ92に突き当てられて積載されたシートSまたはインサートシートIは、整合部材97によって幅方向を整合される。そして、シートSまたはインサートシートIは、シート幅方向中央を基準にして左右対称の位置に2個配設されている(図1では重なっている)ステイプルユニット93によってシート長さ方向(シート搬送方向)の中央位置において2ケ所針止めすることによって綴じられる。
【0054】
次に、図示しないストッパ移動モータが始動し、ストッパ92を下方へ移動させ、前記綴じ位置が折りローラ対94のニップ位置に対向するようにシート束を移動させる。移動完了後、不図示のストッパ突き板ソレノイドが作動し、突き板95によってシート束の綴じ位置を折りローラ対94の方ヘ突く。そして、図示しない折りモータが始動し、シート束が綴じ位置で2つ折りされるように折りローラ対94でニップ搬送する。これによってシート束は、シート長さ方向の中央の綴じ位置で2つ折りにされたことになる。ストッパ92、折りローラ対94、突き板95等は、折り曲げ装置100を構成している。
【0055】
折り処理されたシート束は、図示しないサドル排出モータによって回転する排出ローラ98により、積載トレイ87上に排出されて、積載される。この排出ローラ98の上部には、2つ折されたシート束を押さえるシート束押さえ部材99が回転可能に設けられている。このシート束押さえ部材99は、折り処理されたシート束が排出ローラ98により排出口から積載トレイ87上に排出された際、シート束の端部を押さえて、折りが不十分なシート束Pであっても積載トレイ87上で開かないように積載することができるようにしている。
【0056】
以上説明したように、ユーザが、読み取りシート供給装置101の自動原稿給送部51に原稿をセットし、操作部15に所望の設定を行い、動作開始を指定することで、複写機102は、画像形成動作を開始する。複写機102は、読み取りシート供給装置101で原稿の読み取りを行うと同時に、シートサイズに応じて選択されたシート格納部53(54)からシートの供給を開始し、シート搬送路を介して画像形成部62へシートを搬送する。読み取りシート供給装置101で読み取った画像情報に基づいて感光体ドラム66に形成されたトナー像は、供給されたシートに転写される。そのトナー像は、シートが定着ローラ64を通過するとき、シート上に定着される。そして、シート処理装置103は、トナー像が定着されたシートに、またはインサートシート格納部20から供給されたインサートシートIに、パンチ、シートの分類、ステイプル等の製本処理を行った後、それらのシートを排出する。
【0057】
図2は、複写機102の制御部の構成を示すブロック図である。コントローラ回路部200は、中央処理演算部(以下、CPU)1002、メモリ1001、I/O制御部1003等を有している。CPU1002は所定のプログラムに従って演算し、かつ複写機本体104とシート処理装置103との全体を制御するようになっている。メモリ1001はプログラムや所定のデータを格納するRAMやROM1004、ICカード、フロッピーディスク(登録商標)等の記憶手段を含み、プログラムやデータの読み書きを行うようになっている。I/O制御部1003は入出力信号の伝送や制御を行うようになっている。
【0058】
I/O制御部1003には、操作部制御部201、シート供給制御部202、読み取りシート供給装置制御部203、画像形成制御部204、シート処理装置制御部205が接続されている。
【0059】
また、メモリ1001およびI/O制御部1003は、CPU1002からの制御信号により制御される。さらに、コントローラ回路部200は、I/O制御部1003を介して、操作部制御部201、シート供給制御部202、読み取りシート供給装置制御部203、画像形成制御部204、シート処理装置制御部205を動作させるようになっている。
【0060】
上記構成を有する複写機102は、ユーザが読み取りシート供給装置101の自動原稿給送部51上に原稿をセットし、操作部15で動作モードの設定および複写開始を指定すると、自動原稿給送部51が原稿を1枚ずつ原稿台ガラス78上の読み取り位置に給送し、光学系52で原稿の読み取りを行うようになってい
る。
【0061】
光学系52は、CCDラインセンサ76で露光された原稿画像を光電変換し、画像信号として読み取る。読み取られた画像信号に対し、操作部15からのユーザ設定に応じて各種画像処理の処理を施した後、画像信号は感光体ドラム66を露光するための光信号に変換される。
【0062】
そして、通常の電子写真プロセスの帯電、露光、潜像、現像、転写、分離、定着工程を経てシートS上に画像が形成される。画像が形成されたシートSは搬送ベルト63および搬送ローラ対65により、入り口ローラ対1を介してシート処理装置103の搬送路へと搬送される。シート処理装置103は、操作部15からの設定に応じて、コントローラ回路部200により制御される。
【0063】
複写機102の本体104から排出されたシートSは、シート処理装置103に移送される。操作部15においてパンチ動作が選択されている場合、コントローラ回路部200はシート処理装置制御部205によって、センサスライドモータ49を駆動させ、シート搬送開始前にシート端部検知センサ43をシートサイズに合わせて可変設定される所定位置(シート端部検知待機位置)に移動させる。また、コントローラ回路部200はシート処理装置制御部205によって、パンチスライドモータ58を駆動させ、シートSが格納されていた場所に応じた穿孔待機位置へ移動させる。それによって、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジHP検知センサ46等をシートSに対する穿孔待機位置に移動させる。
【0064】
シート検知センサ31によってシートの先端を検知すると、コントローラ回路部200はシートSの搬送距離をカウントするシート搬送距離カウンタ1005を作動させる。コントローラ回路部200はシート搬送距離カウンタ1005のカウント値から、シートSがシート検知センサ31からZ2(図3参照)の距離移動された、すなわちシート端部検知センサ43によってシートSの先端が検知可能となったと判断した場合、シート処理装置制御部205によって、パンチスライドモータ58を作動させ、穿孔部40およびシート端部検知センサ43をシート幅方向(図3中、矢印D、またはE方向)に移動させる。シート端部検知センサ43がシート端部を検知状態または未検知状態になると、コントローラ回路部200は、パンチスライドモータ58を停止して穿孔部40およびシート端部検知センサ43の位置決めを行う。
【0065】
次に、コントローラ回路部200は、シート搬送距離カウンタ1005のカウント値からシートSの穿孔位置がシート検知センサ31からZ1(図3参照)の距離移動された、すなわちシートSの先端がシート検知センサ31から(Zl+L−X)の距離移動されたと判断したとき、シート処理装置制御部205によって、シートSの搬送を停止させる。なお、Z1はシート検知センサ31からパンチ38までの距離である。LはシートSのシート搬送方向の長さである。Xはシート搬送方向のシート後端部から孔Hを空ける位置までの距離である。そして、コントローラ回路部200は、シート搬送距離カウンタ1005を停止させる。
【0066】
シートSが停止した後、コントローラ回路部200はスライドカム駆動モータ36を駆動し、スライドカム34を動作させ、パンチ38とダイ孔41とでシ−トSに孔をあけさせる。穿孔領域検知センサ37aによって穿孔動作の終了を検知すると、コントローラ回路部200はシート処理装置制御部205によって、スライドカム駆動モータ36を停止させる。
【0067】
その後、コントローラ回路部200はシート処理装置制御部205によって、シートSの搬送を継続させる。そして、コントローラ回路部200はシート処理装置制御部205によって、パンチスライドモータ58を駆動させ、シートSが格納されていた場所に応じた穿孔待機位置へ移動させる。それによって、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジHP検知センサ46等をシートSに対する穿孔待機位置に移動させる。
【0068】
コントローラ回路部200はシート処理装置制御部205によって、第1の切り替えフラッパ11を作動させて搬送経路を切り替える。サンプルトレイ85にシートを積載する場合、シートSは第2の排出ローラ対9を経由して排出される。スタックトレイ86にシートを積載する場合、シートSは搬送ローラ対6を経由して、第1の排出ローラ対7から排出され、処理トレイ82に積載される。
【0069】
操作部15で2つ折製本動作が選択されている場合、コントローラ回路部200はシート処理装置制御部205によって、第3の切り替えフラッパ89を作動させて搬送経路を切り替える。さらにコントローラ回路部200はシート搬送前にシート処理装置制御部205によって、不図示のストッパ移動モータを駆動させて製本するシート長さに応じた位置へ、ストッパ92を移動させる。
【0070】
コントローラ回路部200は、搬送ローラ対90,96によって、シートをストッパ92まで搬送した後、シート処理装置制御部205によって、整合部材97を作動させる。整合部材97は、ストッパ92に突き当てられて積載されたシートSまたはインサートシートIを整合する。シートSまたはインサートシートIの整合ならびに積載が完了したとき、コントローラ回路部200はシート処理装置制御部205によって、ステイプルユニット93を作動させる。ステイプルユニット93は、シートSまたはインサートシートIの中央位置において2ケ所針止めする。そして、コントローラ回路部200はシート処理装置制御部205によって、不図示のストッパ移動モータを駆動させる。ストッパ92は、不図示のストッパ移動モータによって綴じ位置が折りローラ対94のニップ位置に至るように移動する。
【0071】
コントローラ回路部200はシート処理装置制御部205によって、ストッパ突き板ソレノイドを駆動させる。突き板95は、シート束を折りローラ対94の方向へ突く。同時に、不図示の折りモータを駆動させる。折りモータは、折りローラ対94を回転させてシート束をニップ搬送させる。コントローラ回路部200はシート処理装置制御部205によって、不図示のサドル排出モータを駆動させる。不図示のサドル排出モータは、綴じた束を積載トレイ87上に排出する。
【0072】
また、操作部15でステイプル動作が選択されているとき、コントローラ回路部200はシート処理装置制御部205によって、ステイプルユニット80を作動させる。ステイプルユニット80は処理トレイ82に積載したシート束にステイプル処理を行う。また、コントローラ回路部200はシート処理装置制御部205によって、整合板88を作動させる。整合板88は、積載されたシート束を整えるとともに、スタックトレイ86上に積載する束の仕分け方向を制御する。
【0073】
さらに、コントローラ回路部200はシート処理装置制御部205によって、揺動ガイド81を閉じたさせた後、束排紙ローラ対(上排出ローラ83a、下排出ローラ83b)を駆動させる。束排紙ローラ対83a,83bは、処理トレイ82内のシート束を、スタックトレイ86に排出して積載する。
【0074】
図10及び図11は、穿孔処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは、メモリ1001内のROM1004に格納されて、CPU1002によって実行されるようになっている。
【0075】
CPU1002は、操作部制御部201を動作させ、積載動作、ステイプル動作、穿孔動作(パンチ動作)、2つ折製本動作の入力を受け付け、操作部15でのユーザ入力により指定された動作設定に基づき、シート供給制御部202、読み取りシート供給装置制御部203、画像形成制御部204、シート処理装置制御部205を動作させる。CPU1002は、ユーザによってコピースタート動作が選択されたと判断した場合(ステップ(以下、「S−」のように略記する。)1)、画像形成動作を開始する(S−2)。ユーザによってコピースタート動作が選択される前に、ユーザによってパンチ動作が選択されていると判断した場合(S−3)、S−5に移行する。S−3において、ユーザによってパンチ動作が選択されていないと判断した場合、S−4に移行し、ジョブが終了したか否かの判断を行う。S−4において、ジョブが終了したと判断した場合はS−1に移行し、コピースタート動作が選択されるまで待ち、ジョブが終了していないと判断した場合はS−2に移行し、画像形成動作を継続する。
【0076】
CPU1002は、シート処理装置制御部205によって、センサスライドモータ49を駆動させる。センサスライドモータ49は、シート端部検知センサ43をシートサイズに合わせて可変設定された所定位置(シート端部検知待機位置)に移動させる(S−5)。また、CPU1002は、シート処理装置制御部205によって、パンチスライドモータ58を駆動させ、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジHP検知センサ46等をシートSが格納されていた場所に応じた穿孔待機位置へ移動させる(S−6)。そして、CPU1002は、シート検知センサ31によってシートの先端が検知されるのを待つ(S−7)。
【0077】
シートの先端が検知されると、CPU1002はシート搬送距離をカウントするカウンタである、CPU内部のシート搬送距離カウンタ1005をクリアした後(S−8)、シート搬送距離カウンタ1005をスタートさせる(S−9)。
【0078】
シート搬送距離カウンタ1005のカウント値がシート検知センサ31からZ2(図3参照)の距離分の値と等しくなると(S−10)、CPU1002はシート処理装置制御部205によって、パンチスライドモータ58を駆動させる。パンチスライドモータ58は、シート端部検知センサ43がオフの場合、シートの端部を検知するように穿孔部40およびシート端部検知センサ43をシート幅方向(図3の矢印D方向)への移動を開始させる。またはシート端部検知センサ43がオンの場合、シートの端部を検知しないように穿孔部40およびシート端部検知センサ43をシート幅方向(図3の矢印E方向)への移動を開始させる。(S−11)。
【0079】
そして、シート端部検知センサ43によってシート端部が検知されると(S−12)、CPU1002はパンチスライドモータ58を停止させて、穿孔部40およびシート端部検知センサ43の移動を停止させる(S−13)。
【0080】
また、CPU1002はシート搬送距離カウンタ1005によって、シート検知センサ31から(Z1+L−X)の距離移動された値になったことを判断したとき(S−14)、入り口搬送モータおよびバッファモータ59の駆動を停止させ、シート上の穿孔位置がパンチ38の位置で停止するように、シートを停止させる(S−15)。CPU1002はシート搬送距離カウンタ1005のカウント動作を停止させる(S−16)。そして、CPU1002はシート処理装置制御部205によって、スライドカム駆動モータ36を駆動させる(S−17)。CPU1002は穿孔領域検知センサ37aがオンになり(S−18)、そしてオフになるのを待つ(S−19)。すなわち、CPU1002はパンチ38がダイ孔41に進入しながらシートに孔をあけた後、ダイ孔41から離れるのを待つ。
【0081】
そして、CPU1002はシート処理装置制御部205によって、スライドカム駆動モータ36を停止させる(S−20)。また、CPU1002はシート処理装置制御部205によって、入り口搬送モータおよびバッファモータ59の駆動を開始させる(S−21)。そして、CPU1002は、シート処理装置制御部205によって、パンチスライドモータ58を駆動させ、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジHP検知センサ46等をシートSが格納されていた場所に応じた穿孔待機位置へ移動させる(S−22)。そして、処理プログラムはS−4へ移行する。
【0082】
その後、CPU1002はジョブが終了したか否かを判別し(S−4)、ジョブが終了したと判別したとき、S−1へ移行し、次のジョブに備える。
【0083】
一方、S−4でジョブが続行すると判断された場合、すなわち、所定枚数のシートに穿孔処理が終了していないとき、CPU1002はS−2の処理内容を実行しシート供給制御部202、画像形成制御部204等によって、画像形成動作を継続させる。
【0084】
本実施形態のシート処理装置103は、シートを1枚ずつ孔をあけるようになっているが、シートを数枚重ねて孔をあけるようにしてもよい。
【0085】
(第2の実施の形態)
次に、本発明を具体化した第2の実施の形態について、上記第1の実施の形態と異なる点を中心に説明する。なお、当該第2の実施の形態についても、シート処理装置及び画像形成装置の基本的なハードウエア構成は、第1の実施の形態と同一であるため、同一の構成要素については同一の符号を付すこととし、ここでの重複する説明は省略する。
【0086】
操作部15は、複写機102のプリンタ104やシート処理装置103の動作設定や設定内容を確認できるようになっている。
また操作部15は、図12に示すように、設定内容を確認するための表示部306(例として図13,図14,図15のような表示)は、表示部上に配置され、画像形成動作の詳細設定やシート分類装置の動作設定等を行うためのタッチパネルキーを備えている。画像形成部数等の数値を設定するためのテンキー303、画像形成動作を停止するためのストップキー305、初期設定に戻すためのリセットキー304、画像形成動作を開始するためのスタートキー302を有している。ユーザが個別の動作の詳細を設定するためのユーザモードキー307を有している。
【0087】
また前記穿孔待機位置、R1、R2、R3は、穿孔処理するシートの用紙格納部(給紙箇所)が変更された場合、変更された用紙格納部から給紙された1枚目のシートに対して、測定動作を行う。測定動作に関する詳しい説明は後述する。
【0088】
ここで、前記穿孔待機位置R1、R2、R3の測定方法について説明する。記録紙格納部53から給紙されたシートS1の穿孔待機位置をR1、記録紙格納部54から給紙されたシートS2の穿孔待機位置をR2、インサータから給紙されたインサート紙Iの穿孔待機位置をR3とする。前述したように給紙箇所によって、シートの搬送方向と直交するシート幅方向のズレ位置の中心位置が異なる。これは、給紙格納部の装置的ばらつきなどが起因していると考えられる。
【0089】
操作部15からパンチ幅方向補正基準位置設定動作が選択された場合、シートがパンチユニット50に搬送されてくる前に、センサスライドモータ49を駆動し、シート端部検知センサ43を、穿孔部40の中心からシート幅の半分の長さ分、離れた位置に、穿孔部40に対してあらかじめ移動させておく。パンチスライドモータ58は、パンチスライドHP検知センサ44がパンチスライドHP検知規定部45を検知していない場合、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジHP検知センサ46等を一体に矢印E方向に移動させて、パンチスライドHP検知センサ44がパンチスライドHP検知規定部45を検知した位置で停止させる。
【0090】
または、パンチスライドモータ58は、パンチスライドHP検知センサ44がパンチスライドHP検知規定部45を検知している場合、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジHP検知センサ46等を一体に矢印E方向に移動させて、パンチスライドHP検知センサ44がパンチスライドHP検知規定部45を検知しなくなった位置で停止させる。これによって、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジHP検知センサ46等を、ホームポジションに待機させておくことができる。ここでいうホームポジションとは、シート処理装置103のシート搬送路の略中心にあたる。
【0091】
前記、穿孔部40が測定モードの待機動作が完了した後、選択した給紙部から、シートの給紙を開始する。そして、シート検知センサ31はシートの先端を検知する。シートの先端がシート端部検知センサ43に到達しさらにシートの搬送方向長さのL/2搬送したところで、搬送ローラ対2,3、バッファローラ5を停止させ、シートの搬送を一旦停止させる。
【0092】
そして、パンチスライドモータ58を始動させる。パンチスライドモータ58は、シート端部検知センサ43によってシート端部を既に検知している場合、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジHP検知センサ46等を一体に矢印E方向に移動させ、シート端部検知センサ43の発光部と受光部との間がシートによって遮られなくなることによりシート端部が検知されなくなることで回転を停止し、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジHP検知センサ46等をシート端部基準に停止させることができる。または、パンチスライドモータ58は、シート端部検知センサ43によってシート端部を検知していない場合、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジHP検知センサ46等を一体に矢印D方向に移動させ、シート端部検知センサ43の発光部と受光部との間がシートによって遮られることによりシート端部が検知されることで回転を停止し、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジHP検知センサ46等をシート端部基準に停止させることができる。パンチスライドモータ58によって、パンチスライドHPから前記シート端部検知した位置までの移動量を測定し、その給紙段から給紙されたシートの穿孔待機位置として、記録紙格納部53から給紙されたシートS1の穿孔待機位置ならR1、記録紙格納部54から給紙されたシートS2の穿孔待機位置ならR2、インサータから給紙されたインサート紙Iの穿孔待機位置ならR3として、メモリ(書換え可能な不揮発性メモリ)に格納する。
【0093】
そして、搬送ローラ対2,3、バッファローラ5を再度駆動させ、シートの搬送を再開させる。第1の切り替えフラッパ11を切り替え、ノンソートパス4にシートを搬送し、第2の排出ローラ対9によってシートSまたはインサートシートIをサンプルトレイ85上に排出する。
【0094】
(パンチ幅方向補正基準位置の設定)
また、操作部15でパンチ幅方向補正基準位置設定動作が選択されたとき、コントローラ回路部200はシート処理装置制御部205によって、センサスライドモータ49を駆動させ、シート搬送開始前にシート端部検知センサ43をシートサイズに合わせて可変設定される所定位置(シート端部検知待機位置)に移動させる。また、コントローラ回路部200はシート処理装置制御部205によって、パンチスライドモータ58を駆動させ、パンチスライドHPへ移動させる。そして、コントローラ回路部200はシート供給制御部202、シート処理装置制御部205を動作させることによって給紙格納部53,54またはインサートシート格納部20のうち選択された給紙部から給紙を開始する。
【0095】
シート検知センサ31によってシートの先端を検知すると、コントローラ回路部200はシートSの搬送距離をカウントするシート搬送距離カウンタ1005を作動させる。コントローラ回路部200はシート搬送距離カウンタ1005のカウント値から、シートSがシート検知センサ31からZ(図3参照)の距離移動されし更にシートの搬送方向長さのL/2(図9参照)移動されとき、すなわちシート端部検知センサ43によってシートSの先端が検知可能となったと判断した場合、シート処理装置制御部205によって、シートの搬送を停止させる。そして、パンチスライドモータ58を作動させると同時に、パンチ幅方向補正値測定カウンタ1006を動作させる。そして、穿孔部40およびシート端部検知センサ43をシート幅方向(図3中、矢印D、またはE方向)に移動させる。
【0096】
シート端部検知センサ43がシート端部を検知状態または未検知状態になると、コントローラ回路部200は、パンチスライドモータ58を停止して穿孔部40およびシート端部検知センサ43の位置決めを行う。そして、パンチ幅方向補正値測定カウンタ1006を停止させ、カウントした値を記録紙格納部53から給紙されたシートS1の場合の穿孔待機位置をR1に、記録紙格納部54から給紙されたシートS2の場合の穿孔待機位置をR2に、インサータから給紙されたインサート紙Iの場合の穿孔待機位置をR3に、パンチ幅方向補正基準位置としてメモリ1001に格納する。
【0097】
そして、コントローラ回路部200はシート処理装置制御部205によって、シートの搬送を再開すると共に、第1の切り替えフラッパ11を作動させて搬送経路を切り替え、第2の排出ローラ対9を経由してサンプルトレイ85にシートを積載する。
【0098】
図17は、パンチ幅方向補正基準位置設定のためのユーザーモード設定入力手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは、メモリ1001内のROM1004に格納されて、CPU1002によって実行されるようになっている。
【0099】
CPU1002は、先ずステップ(以下、「S−」のように略記する。)1において、操作部15のコピースタートキー302がユーザに押下されたかどうか判断する。S−1において、コピースタートキー302がユーザに押下されたと判断した場合、CPU1002はS−2の処理内容を実行する。S−2において、CPU1002はジョブが終了していないと判断した場合、画像形成動作を継続する。また、S−2においてジョブが終了したと判断した場合は、S−1の処理内容を実行する。
【0100】
S−1において、コピースタートキー302がユーザに押下されていないと判断した場合、CPU1002はS−3の処理内容を実行する。
【0101】
CPU1002は、操作部15のユーザモードキー307がユーザに押下されたかどうか判断する(S−3)。S−3において、ユーザモードキー307がユーザに押下されたと判断した場合、CPU1002は、操作部制御部201を動作させ、図13に示すユーザモード選択画面を操作部15に表示する(S−4)。S−3において、ユーザモードキー307がユーザに押下されていないと判断した場合、CPU1002は、S−1の処理内容を実行する。
【0102】
CPU1002は、操作部15のユーザモード選択画面において、パンチ幅方向検知基準位置設定キー601をユーザが選択したかどうか判断する(S−5)。
【0103】
S−5において、パンチ幅方向検知基準位置設定キー601がユーザに押下されたと判断した場合、CPU1002は、操作部制御部201を動作させ、図14に示すパンチ幅方向検知基準位置設定画面を操作部15に表示する(S−10)。そして、CPU1002は、S−11の処理内容を実行する。
【0104】
S−5において、パンチ幅方向検知基準位置設定キー601がユーザに押下されていないと判断した場合、CPU1002はS−6の処理内容を実行する。S−6において、その他のキーがユーザに押下されたと判断した場合、CPU1002は、操作部制御部201を動作させ、ここでは図示しない所定の画面を操作部15に表示する(S−8)。そして、S−6においてユーザが選択したユーザモードの所定の入力設定処理を実行する(S−9)。そして、CPU1002は、S−15の処理内容を実行する。
【0105】
S−6において、その他のキーがユーザに押下されていないと判断した場合、CPU1002はS−7の処理内容を実行する。S−7において、リセットキー304がユーザに押下されたと判断した場合、CPU1002は、操作部制御部201を動作させ、図16に示すメイン画面を操作部15に表示する(S−15)。S−7において、リセットキー304がユーザに押下されていないと判断した場合、CPU1002はS−4の処理内容を実行する。
【0106】
S−11において、キャンセルキー804がユーザに押下されたと判断した場合、操作部制御部201を動作させ、図16に示すメイン画面を操作部15に表示する。(S−15)。
【0107】
CPU1002は、S−11において、キャンセルキー804が押下されなかったと判断した場合、キャンセルキー以外のキー入力があったかどうか判断する(S−12)。S−12において、キャンセルキー以外のキー入力がなかったと判断した場合、CPU1002はS−10の処理内容を実行する。
【0108】
また、S−12において、キャンセルキー以外のキー入力があったと判断した場合、CPU1002は、操作部制御部201を動作させ、図15に示すパンチ幅方向補正基準位置測定中であることを操作部15に表示する(S−14)。そして、パンチ幅方向補正基準位置測定動作を開始する。パンチ幅方向補正基準位置測定動作に関してのフローについては後述する。そして、CPU1002はS−15の処理内容を実行する。
【0109】
図18は、パンチ幅方向補正基準位置測定動作の処理を示すフローチャートである。この処理プログラムは、メモリ1001内のROM1004に格納されて、CPU1002によって実行されるようになっている。
【0110】
CPU1002は、シート処理装置制御部205によって、センサスライドモータ49を駆動させる。センサスライドモータ49は、シート端部検知センサ43をシートサイズに合わせて可変設定された所定位置(シート端部検知待機位置)に移動させる(S2−5)。また、CPU1002は、シート処理装置制御部205によって、パンチスライドモータ58を駆動させ、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジHP検知センサ46等をパンチスライドHPへ移動させる(S2−6)。CPU1002は、シート供給制御部202またはシート処理装置制御部205によって操作部15によって選択された給紙部から給紙動作を開始する(S2−7)。図14において、左カセットキー801が選択された場合給紙格納部53から、右カセットキー802が選択された場合給紙格納部54からインサータキー803が選択された場合インサータトレイ20からそれぞれ給紙する。そして、CPU1002は、シート検知センサ31によってシートの先端が検知されるのを待つ(S2−8)。
【0111】
シートの先端が検知されると、CPU1002はシート搬送距離をカウントするカウンタである、CPU内部のシート搬送距離カウンタ1005をクリアした後(S2−9)、シート搬送距離カウンタ1005をスタートさせる(S2−10)。
【0112】
シート搬送距離カウンタ1005のカウント値がシート検知センサ31からZ2+L/2(図3、図9 参照)の距離分の値と等しくなると(S2−11)、CPU1002はシート処理装置制御部205によって、入り口搬送モータおよびバッファモータ59の駆動を停止させ、搬送方向のシート略中央部がパンチ38の位置で停止するように、シートを停止させる(S2−12)。CPU1002はシート搬送距離カウンタ1005のカウント動作を停止させる(S2−13)。
【0113】
そして、CPU1002はパンチスライドモータ58の移動距離をカウントするカウンタである、CPU内部のパンチ幅方向補正値カウンタ1006をクリアした後(S2−14)、パンチ幅方向補正値カウンタ1006をスタートさせる(S2−15)。
【0114】
CPU1002はシート処理装置制御部205によって、パンチスライドモータ58を駆動させる。パンチスライドモータ58は、シート端部検知センサ43がオフの場合、シートの端部を検知するように穿孔部40およびシート端部検知センサ43をシート幅方向(図3の矢印D方向)への移動を開始させる。またはシート端部検知センサ43がオンの場合、シートの端部を検知しないように穿孔部40およびシート端部検知センサ43をシート幅方向(図3の矢印E方向)への移動を開始させる(S2−16)。
【0115】
そして、シート端部検知センサ43によってシート端部が検知されると(S2−17)、CPU1002はパンチスライドモータ58を停止させて、穿孔部40およびシート端部検知センサ43の移動を停止させる(S2−18)。CPU1002はパンチ幅方向補正値カウンタ1006のカウント動作を停止させる(S2−19)。
【0116】
CPU1002は前記パンチ幅方向補正値カウンタ1006によってカウントしたカウント値をメモリ1001に格納する。具体的には図14において、左カセットキー801が選択された場合、給紙格納部53に対応するR1を、右カセットキー802が選択された場合、給紙格納部54に対応するR2を、インサータキー803が選択された場合、インサータトレイ20に対応するR3を格納する(S2−20)。
【0117】
そして、CPU1002はシート処理装置制御部205によって、入り口搬送モータおよびバッファモータ59の駆動を開始させる(S2−21)。そして、CPU1002は、シート処理装置制御部205によって、フラッパ11を動作させ、ノンソートパス4にシートを搬送し、第2の排出ローラ対9によってシートSまたはインサートシートIをサンプルトレイ85上に排出する(S2−22)。
【0118】
図19及び図20は、穿孔処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは、メモリ1001内のROM1004に格納されて、CPU1002によって実行されるようになっている。
【0119】
CPU1002は、操作部制御部201を動作させ、積載動作、ステイプル動作、穿孔動作(パンチ動作)、2つ折製本動作の入力を受け付け、操作部15でのユーザ入力により指定された動作設定に基づき、シート供給制御部202、読み取りシート供給装置制御部203、画像形成制御部204、シート処理装置制御部205を動作させる。CPU1002は、ユーザによってコピースタート動作が選択されたと判断した場合(ステップ(以下、「S」という。)−1)、画像形成動作を開始する(S3−2)。ユーザによってコピースタート動作が選択される前に、ユーザによってパンチ動作が選択されていると判断した場合(S3−3)、S3−5に移行する。S3−3において、ユーザによってパンチ動作が選択されていないと判断した場合、S3−4に移行し、ジョブが終了したか否かの判断を行う。S3−4において、ジョブが終了したと判断した場合は(S3−1)に移行し、コピースタート動作が選択されるまで待ち、ジョブが終了していないと判断した場合は(S3−2)に移行し、画像形成動作を継続する。
【0120】
CPU1002は、シート処理装置制御部205によって、センサスライドモータ49を駆動させる。センサスライドモータ49は、シート端部検知センサ43をシートサイズに合わせて可変設定された所定位置(シート端部検知待機位置)に移動させる(S3−5)。また、CPU1002は、シート処理装置制御部205によって、パンチスライドモータ58を駆動させ、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジHP検知センサ46等をシートSが格納されていた場所に応じた穿孔待機位置へ移動させる(S3−6)。そして、CPU1002は、シート検知センサ31によってシートの先端が検知されるのを待つ(S3−7)。
【0121】
シートの先端が検知されると、CPU1002はシート搬送距離をカウントするカウンタである、CPU内部のシート搬送距離カウンタ1005をクリアした後(S3−8)、シート搬送距離カウンタ1005をスタートさせる(S3−9)。
【0122】
シート搬送距離カウンタ1005のカウント値がシート検知センサ31からZ2(図3参照)の距離分の値と等しくなると(S3−10)、CPU1002はシート処理装置制御部205によって、パンチスライドモータ58を駆動させる。パンチスライドモータ58は、シート端部検知センサ43がオフの場合、シートの端部を検知するように穿孔部40およびシート端部検知センサ43をシート幅方向(図3の矢印D方向)への移動を開始させる。またはシート端部検知センサ43がオンの場合、シートの端部を検知しないように穿孔部40およびシート端部検知センサ43をシート幅方向(図3の矢印E方向)への移動を開始させる(S3−11)。
【0123】
そして、シート端部検知センサ43によってシート端部が検知されると(S3−12)、CPU1002はパンチスライドモータ58を停止させて、穿孔部40およびシート端部検知センサ43の移動を停止させる(S3−13)。
【0124】
また、CPU1002はシート搬送距離カウンタ1005によって、シート検知センサ31から(Z1+L−X)の距離移動された値になったことを判断したとき(S3−14)、入り口搬送モータおよびバッファモータ59の駆動を停止させ、シート上の穿孔位置がパンチ38の位置で停止するように、シートを停止させる(S3−15)。CPU1002はシート搬送距離カウンタ1005のカウント動作を停止させる(S3−16)。そして、CPU1002はシート処理装置制御部205によって、スライドカム駆動モータ36を駆動させる(S3−17)。CPU1002は穿孔領域検知センサ37aがオンになり(S3−18)、そしてオフになるのを待つ(S3−19)。すなわち、CPU1002はパンチ38がダイ孔41に進入しながらシートに孔をあけた後、ダイ孔41から離れるのを待つ。
【0125】
そして、CPU1002はシート処理装置制御部205によって、スライドカム駆動モータ36を停止させる(S3−20)。また、CPU1002はシート処理装置制御部205によって、入り口搬送モータおよびバッファモータ59の駆動を開始させる(S3−21)。そして、CPU1002は、シート処理装置制御部205によって、パンチスライドモータ58を駆動させ、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジHP検知センサ46等をシートSが格納されていた場所に応じた穿孔待機位置へ移動させる(S3−22)。そして、処理プログラムは(S3−4)へ移行する。
【0126】
その後、CPU1002はジョブが終了したか否かを判別し(S3−4)、ジョブが終了したと判別したとき、S3−1へ移行し、次のジョブに備える。
【0127】
一方、S3−4でジョブが続行すると判断された場合、すなわち、所定枚数のシートに穿孔処理が終了していないとき、CPU1002はS3−2の処理内容を実行しシート供給制御部202、画像形成制御部204等によって、画像形成動作を継続させる。
【0128】
本実施形態のシート処理装置103は、シートを1枚ずつ孔をあけるようになっているが、シートを数枚重ねて孔をあけるようにしてもよい。
【0129】
また、本実施形態のシート処理装置103は、各給紙部から用紙を1枚搬送し、その端部の位置を測定し、パンチ横幅方向の補正値とし用いているが、複数枚測定した結果の平均値または最大最小値からパンチ横幅方向の補正値を決定してもよい。
【0130】
(第3の実施の形態)
次に、本発明を具体化した第3の実施の形態について、上記第1及び第2の実施の形態と異なる点を中心に説明する。なお、当該第3の実施の形態についても、シート処理装置及び画像形成装置の基本的なハードウエア構成は、第1及び第2の実施の形態と同一であるため、同一の構成要素については同一の符号を付すこととし、ここでの重複する説明は省略する。
【0131】
ここで、穿孔されるシートの格納場所が変更された場合において、当該第3の実施の形態にかかるシート処理装置が実行する前記穿孔待機位置R1、R2、R3の測定動作について説明する。
【0132】
記録紙格納部53から給紙されたシートS1の穿孔待機位置をR1、記録紙格納部54から給紙されたシートS2の穿孔待機位置をR2、インサータから給紙されたインサート紙Iの穿孔待機位置をR3とする。
【0133】
前述したように給紙箇所によって、シートの搬送方向と直交するシート幅方向のズレ位置の中心位置が異なる。これは、給紙格納部の装置的ばらつきなどが起因していると考えられる。
【0134】
穿孔するシートが格納されていた場所が変更された場合、シートがパンチユニット50に搬送されてくる前に、センサスライドモータ49を駆動し、シート端部検知センサ43を、穿孔部40の中心からシート幅の半分の長さ分、離れた位置に、穿孔部40に対してあらかじめ移動させておく。
【0135】
パンチスライドモータ58は、パンチスライドHP検知センサ44がパンチスライドHP検知規定部45を検知していない場合、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジHP検知センサ46等を一体に矢印E方向に移動させて、パンチスライドHP検知センサ44がパンチスライドHP検知規定部45を検知した位置で停止させる。
【0136】
または、パンチスライドモータ58は、パンチスライドHP検知センサ44がパンチスライドHP検知規定部45を検知している場合、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジHP検知センサ46等を一体に矢印E方向に移動させて、パンチスライドHP検知センサ44がパンチスライドHP検知規定部45を検知しなくなった位置で停止させる。
【0137】
これによって、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジHP検知センサ46等を、ホームポジションに待機させておくことができる。ここでいうホームポジションとは、シート処理装置103のシート搬送路の略中心にあたる。
【0138】
そして、シート検知センサ31はシートの先端を検知する。シートの先端がシート端部検知センサ43に到達しさらにシートの搬送方向長さのL/2搬送したところで、搬送ローラ対2,3、バッファローラ5を停止させ、シートの搬送を一旦停止させる。
【0139】
そして、パンチスライドモータ58を始動させる。パンチスライドモータ58は、シート端部検知センサ43によってシート端部を既に検知している場合、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジHP検知センサ46等を一体に矢印E方向に移動させ、シート端部検知センサ43の発光部と受光部との間がシートによって遮られなくなることによりシート端部が検知されなくなることで回転を停止し、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジHP検知センサ46等をシート端部基準に停止させることができる。または、パンチスライドモータ58は、シート端部検知センサ43によってシート端部を検知していない場合、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジHP検知センサ46等を一体に矢印D方向に移動させ、シート端部検知センサ43の発光部と受光部との間がシートによって遮られることによりシート端部が検知されることで回転を停止し、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジHP検知センサ46等をシート端部基準に停止させることができる。パンチスライドモータ58によって、パンチスライドHPから前記シート端部検知した位置までの移動量を測定し、その給紙段から給紙されたシートの穿孔待機位置として、記録紙格納部53から給紙されたシートS1の穿孔待機位置ならR1、記録紙格納部54から給紙されたシートS2の穿孔待機位置ならR2、インサータから給紙されたインサート紙Iの穿孔待機位置ならR3として、メモリ(書換え可能な不揮発性メモリ)に格納する。
【0140】
そして、搬送ローラ対2,3、バッファローラ5を再度駆動させ、シートの搬送を再開させる。そして再びパンチ位置に合わせた搬送ローラ対2,3、バッファローラ5の停止で所定のタイミングで停止させられる。
【0141】
そして、スライドカム駆動モータ36が始動し、スライドカム34が移動する。スライドカム34は移動しながらV字溝状のカム35によってパンチ38をダイ孔41に進入させ、そしてダイ孔41から抜き出させる。パンチ38は、ダイ孔41に進入しながら、シートSまたはインサートシートIに孔を空ける。
【0142】
パンチ38がダイ孔41から抜け出ると、すなわち、パンチ38がシートの搬送路から退避すると、穿孔領域検知センサ37aは遮光状態となり、信号がオフとなる。それにより、スライドカム駆動モータ36は停止する。これによって、穿孔部40は、穿孔動作を終了する。そして、シートSまたはインサートシートIは、搬送ローラ対2,3、バッファローラ5によって搬送を再開される。そして、パンチスライドモータ58を駆動させ、パンチユニット50を後述する各シートに対する穿孔待機位置に移動させる。
【0143】
また、格納されていた場所に応じた穿孔待機位置を測定する動作について説明する。コントローラ回路部200はシート処理装置制御部205によって、センサスライドモータ49を駆動させ、シート搬送開始前にシート端部検知センサ43をシートサイズに合わせて可変設定された所定位置(シート端部検知待機位置)に移動させる。また、コントローラ回路部200はシート処理装置制御部205によって、パンチスライドモータ58を駆動させ、パンチスライドHPへ移動させる。
【0144】
シート検知センサ31によってシートの先端を検知すると、コントローラ回路部200はシートSの搬送距離をカウントするシート搬送距離カウンタ1005を作動させる。コントローラ回路部200はシート搬送距離カウンタ1005のカウント値から、シートSがシート検知センサ31からZ(図3参照)の距離移動されし更にシートの搬送方向長さのL/2(図9参照)移動されとき、すなわちシート端部検知センサ43によってシートSの先端が検知可能となったと判断した場合、シート処理装置制御部205によって、シートの搬送を停止させる。そして、パンチスライドモータ58を作動させると同時に、パンチ幅方向補正値測定カウンタ1006を動作させる。そして、穿孔部40およびシート端部検知センサ43をシート幅方向(図3中、矢印D、またはE方向)に移動させる。
【0145】
シート端部検知センサ43がシート端部を検知状態または未検知状態になると、コントローラ回路部200は、パンチスライドモータ58を停止して穿孔部40およびシート端部検知センサ43の位置決めを行う。そして、パンチ幅方向補正値測定カウンタ1006を停止させ、カウントした値を、記録紙格納部53から給紙されたシートS1の場合の穿孔待機位置をR1に、記録紙格納部54から給紙されたシートS2の場合の穿孔待機位置をR2に、インサータから給紙されたインサート紙Iの場合の穿孔待機位置をR3に、パンチ幅方向補正基準位置としてメモリ1001に格納する。
【0146】
そして、コントローラ回路部200はシート処理装置制御部205によって、シートの搬送を再開する。
【0147】
次に、コントローラ回路部200は、シート搬送距離カウンタ1005のカウント値からシートSの穿孔位置がシート検知センサ31からZ1(図3参照)の距離移動された、すなわちシートSの先端がシート検知センサ31から(Zl+L−X)の距離移動されたと判断したとき、シート処理装置制御部205によって、シートSの搬送を停止させる。なお、Z1はシート検知センサ31からパンチ38までの距離である。LはシートSのシート搬送方向の長さである。Xはシート搬送方向のシート後端部から孔Hを空ける位置までの距離である。そして、コントローラ回路部200は、シート搬送距離カウンタ1005を停止させる。
【0148】
シートSが停止した後、コントローラ回路部200はスライドカム駆動モータ36を駆動し、スライドカム34を動作させ、パンチ38とダイ孔41とでシ−トSに孔をあけさせる。穿孔領域検知センサ37aによって穿孔動作の終了を検知すると、コントローラ回路部200はシート処理装置制御部205によって、スライドカム駆動モータ36を停止させる。
【0149】
その後、コントローラ回路部200はシート処理装置制御部205によって、シートSの搬送を継続させる。そして、コントローラ回路部200はシート処理装置制御部205によって、パンチスライドモータ58を駆動させ、シートSが格納されていた場所に応じた穿孔待機位置へ移動させる。それによって、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジHP検知センサ46等をシートSに対する穿孔待機位置に移動させる。
【0150】
コントローラ回路部200はシート処理装置制御部205によって、第1の切り替えフラッパ11を作動させて搬送経路を切り替える。サンプルトレイ85にシートを積載する場合、シートSは第2の排出ローラ対9を経由して排出される。スタックトレイ86にシートを積載する場合、シートSは搬送ローラ対6を経由して、第1の排出ローラ対7から排出され、処理トレイ82に積載される。
【0151】
操作部15で2つ折製本動作が選択されている場合、コントローラ回路部200はシート処理装置制御部205によって、第3の切り替えフラッパ89を作動させて搬送経路を切り替える。さらにコントローラ回路部200はシート搬送前にシート処理装置制御部205によって、不図示のストッパ移動モータを駆動させて製本するシート長さに応じた位置へ、ストッパ92を移動させる。
【0152】
コントローラ回路部200は、搬送ローラ対90,96によって、シートをストッパ92まで搬送した後、シート処理装置制御部205によって、整合部材97を作動させる。整合部材97は、ストッパ92に突き当てられて積載されたシートSまたはインサートシートIを整合する。シートSまたはインサートシートIの整合ならびに積載が完了したとき、コントローラ回路部200はシート処理装置制御部205によって、ステイプルユニット93を作動させる。ステイプルユニット93は、シートSまたはインサートシートIの中央位置において2ケ所針止めする。そして、コントローラ回路部200はシート処理装置制御部205によって、不図示のストッパ移動モータを駆動させる。ストッパ92は、不図示のストッパ移動モータによって綴じ位置が折りローラ対94のニップ位置に至るように移動する。
【0153】
コントローラ回路部200はシート処理装置制御部205によって、ストッパ突き板ソレノイドを駆動させる。突き板95は、シート束を折りローラ対94の方向へ突く。同時に、不図示の折りモータを駆動させる。折りモータは、折りローラ対94を回転させてシート束をニップ搬送させる。コントローラ回路部200はシート処理装置制御部205によって、不図示のサドル排出モータを駆動させる。不図示のサドル排出モータは、綴じた束を積載トレイ87上に排出する。
【0154】
また、操作部15でステイプル動作が選択されているとき、コントローラ回路部200はシート処理装置制御部205によって、ステイプルユニット80を作動させる。ステイプルユニット80は処理トレイ82に積載したシート束にステイプル処理を行う。また、コントローラ回路部200はシート処理装置制御部205によって、整合板88を作動させる。整合板88は、積載されたシート束を整えるとともに、スタックトレイ86上に積載する束の仕分け方向を制御する。
【0155】
さらに、コントローラ回路部200はシート処理装置制御部205によって、揺動ガイド81を閉じたさせた後、束排紙ローラ対(上排出ローラ83a、下排出ローラ83b)を駆動させる。束排紙ローラ対83a,83bは、処理トレイ82内のシート束を、スタックトレイ86に排出して積載する。
【0156】
図21、図22及び図23は、穿孔処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムは、メモリ1001内のROM1004に格納されて、CPU1002によって実行されるようになっている。
【0157】
CPU1002は、操作部制御部201を動作させ、積載動作、ステイプル動作、穿孔動作(パンチ動作)、2つ折製本動作の入力を受け付け、操作部15でのユーザ入力により指定された動作設定に基づき、シート供給制御部202、読み取りシート供給装置制御部203、画像形成制御部204、シート処理装置制御部205を動作させる。CPU1002は、ユーザによってコピースタート動作が選択されたと判断した場合(ステップ(以下、「S−」のように略記する。)1)、画像形成動作を開始する(S−2)。ユーザによってコピースタート動作が選択される前に、ユーザによってパンチ動作が選択されていると判断した場合(S−3)、S−5に移行する。S−3において、ユーザによってパンチ動作が選択されていないと判断した場合、S−4に移行し、ジョブが終了したか否かの判断を行う。S−4において、ジョブが終了したと判断した場合はS−1に移行し、コピースタート動作が選択されるまで待ち、ジョブが終了していないと判断した場合はS−2に移行し、画像形成動作を継続する。
【0158】
CPU1002は、シート格納部が前に処理したシートが格納されていた場所から変更されたかどうか判断する(S―5)。S−5において、給紙格納部が変更されたと判断した場合は、S−24の処理内容を実行する。S−5において、給紙格納部が変更されなかったと判断した場合、CPU1002は、シート処理装置制御部205によって、センサスライドモータ49を駆動させる。センサスライドモータ49は、シート端部検知センサ43をシートサイズに合わせて可変設定された所定位置(シート端部検知待機位置)に移動させる(S−6)。また、CPU1002は、シート処理装置制御部205によって、パンチスライドモータ58を駆動させ、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジHP検知センサ46等をシートSが格納されていた場所に応じた穿孔待機位置へ移動させる(S−7)。そして、CPU1002は、シート検知センサ31によってシートの先端が検知されるのを待つ(S−8)。
【0159】
シートの先端が検知されると、CPU1002はシート搬送距離をカウントするカウンタである、CPU内部のシート搬送距離カウンタ1005をクリアした後(S−9)、シート搬送距離カウンタ1005をスタートさせる(S−10)。
【0160】
シート搬送距離カウンタ1005のカウント値がシート検知センサ31からZ2(図3参照)の距離分の値と等しくなると(S−11)、CPU1002はシート処理装置制御部205によって、パンチスライドモータ58を駆動させる。パンチスライドモータ58は、シート端部検知センサ43がオフの場合、シートの端部を検知するように穿孔部40およびシート端部検知センサ43をシート幅方向(図3の矢印D方向)への移動を開始させる。またはシート端部検知センサ43がオンの場合、シートの端部を検知しないように穿孔部40およびシート端部検知センサ43をシート幅方向(図3の矢印E方向)への移動を開始させる。(S−12)。そして、シート端部検知センサ43によってシート端部が検知されると(S−13)、CPU1002はパンチスライドモータ58を停止させて、穿孔部40およびシート端部検知センサ43の移動を停止させる(S−14)。
【0161】
また、CPU1002はシート搬送距離カウンタ1005によって、シート検知センサ31から(Z1+L−X)の距離移動された値になったことを判断したとき(S−15)、入り口搬送モータおよびバッファモータ59の駆動を停止させ、シート上の穿孔位置がパンチ38の位置で停止するように、シートを停止させる(S−16)。CPU1002はシート搬送距離カウンタ1005のカウント動作を停止させる(S−17)。そして、CPU1002はシート処理装置制御部205によって、スライドカム駆動モータ36を駆動させる(S−18)。CPU1002は穿孔領域検知センサ37aがオンになり(S−19)、そしてオフになるのを待つ(S−20)。すなわち、CPU1002はパンチ38がダイ孔41に進入しながらシートに孔をあけた後、ダイ孔41から離れるのを待つ。
【0162】
そして、CPU1002はシート処理装置制御部205によって、スライドカム駆動モータ36を停止させる(S−21)。また、CPU1002はシート処理装置制御部205によって、入り口搬送モータおよびバッファモータ59の駆動を開始させる(S−22)。そして、CPU1002は、シート処理装置制御部205によって、パンチスライドモータ58を駆動させ、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジHP検知センサ46等をシートSが格納されていた場所に応じた穿孔待機位置へ移動させる(S−23)。そして、処理プログラムはS−4へ移行する。S−5において、給紙格納部が変更されたと判断した場合は、CPU1002は、シート処理装置制御部205によって、センサスライドモータ49を駆動させる。センサスライドモータ49は、シート端部検知センサ43をシートサイズに合わせて可変設定された所定位置(シート端部検知待機位置)に移動させる(S−24)。また、CPU1002は、シート処理装置制御部205によって、パンチスライドモータ58を駆動させ、穿孔部40、シート端部検知センサ43、横レジHP検知センサ46等をパンチスライドHPへ移動させる(S−25)。そして、CPU1002は、シート検知センサ31によってシートの先端が検知されるのを待つ(S−26)。シートの先端が検知されると、CPU1002はシート搬送距離をカウントするカウンタである、CPU内部のシート搬送距離カウンタ1005をクリアした後(S−27)、シート搬送距離カウンタ1005をスタートさせる(S−28)。
【0163】
シート搬送距離カウンタ1005のカウント値がシート検知センサ31からZ2+L/2(図3及び図9を参照)の距離分の値と等しくなると(S−29)、CPU1002はシート処理装置制御部205によって、入り口搬送モータおよびバッファモータ59の駆動を停止させ、搬送方向のシート略中央部がパンチ38の位置で停止するように、シートを停止させる(S−30)。そして、CPU1002はパンチスライドモータ58の移動距離をカウントするカウンタである、CPU内部のパンチ幅方向補正値カウンタ1006をクリアした後(S−31)、パンチ幅方向補正値カウンタ1006をスタートさせる(S−32)。CPU1002はシート処理装置制御部205によって、パンチスライドモータ58を駆動させる。パンチスライドモータ58は、シート端部検知センサ43がオフの場合、シートの端部を検知するように穿孔部40およびシート端部検知センサ43をシート幅方向(図3の矢印D方向)への移動を開始させる。またはシート端部検知センサ43がオンの場合、シートの端部を検知しないように穿孔部40およびシート端部検知センサ43をシート幅方向(図3の矢印E方向)への移動を開始させる。(S−33)。そして、シート端部検知センサ43によってシート端部が検知されると(S−34)、CPU1002はパンチスライドモータ58を停止させて、穿孔部40およびシート端部検知センサ43の移動を停止させる(S−35)。CPU1002はパンチ幅方向補正値カウンタ1006のカウント動作を停止させる(S−36)。CPU1002は前記パンチ幅方向補正値カウンタ1006によってカウントしたカウント値をメモリ1001に格納する。具体的には給紙格納部53に対応するR1、給紙格納部54に対応するR2、インサータトレイ20に対応するR3を格納する(S−37)。そして、CPU1002はシート処理装置制御部205によって、入り口搬送モータおよびバッファモータ59の駆動を開始させる(S−38)。
【0164】
その後、CPU1002はジョブが終了したか否かを判別し(S−4)、ジョブが終了したと判別したとき、S−1へ移行し、次のジョブに備える。
【0165】
一方、(S−4)でジョブが続行すると判断された場合、すなわち、所定枚数のシートに穿孔処理が終了していないとき、CPU1002はS−2の処理内容を実行しシート供給制御部202、画像形成制御部204等によって、画像形成動作を継続させる。
【0166】
なお、本実施形態のシート処理装置103は、シートを1枚ずつ孔をあけるようになっているが、シートを数枚重ねて孔をあけるようにしてもよい。また、パンチ動作が選択された場合で、かつシート格納部が前のシートと異なると判断した場合、格納されていた場所に応じた穿孔待機位置を測定する動作を実行するが、システムの処理能力が高く、シート給紙間隔の時間が穿孔待機位置を測定する動作の動作時間に対して十分出ない場合、シート格納部を変更した時、穿孔待機位置を測定する動作の動作時間分だけ、次のシート(変更された記録紙格納部からの2枚目)の給紙開始を遅らせる必要がある。
【0167】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、シート搬送方向と直交するシート幅方向(交差方向)のシート端部を検知し、ソートのズレ量を補正して、穿孔動作を行う装置において、各シート格納部に応じた、シート搬送方向と直交するシート幅方向のシート端部検知手段の待機位置を持つことで、シート1枚1枚に対して行う、シート搬送方向と直交するシート幅方向のパンチ位置調整の移動距離を減らすことによってパンチ位置調整の高速化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した第1の実施の形態として、シート処理装置を本体に装備した複写機の主要内部構造を示す正面断面図である。
【図2】図1の複写機制御部の構成を示すブロック図である。
【図3】シート処理装置に収納されたパンチユニットの構成を示す図である。
【図4】図3のパンチユニットの穿孔部をシート搬送方向の上流側から見た図である。
【図5】図3のパンチユニットの穿孔部をシート搬送方向に沿った断面図である。
【図6】穿孔動作処理を行うときのスライドカムおよびパンチの位置と、各センサの動作状態との関係を示す図である。
【図7】給紙格納部とシートの搬送方向と直行する方向のズレ量の関係を示す図である。
【図8】給紙格納部とシートの搬送方向と直行する方向のズレ量の関係を示す図である。
【図9】シート上の穿孔位置を示す図である。
【図10】第1の実施の形態にかかる穿孔動作処理手順を示すフローチャートである。
【図11】第1の実施の形態にかかる穿孔動作処理手順を示すフローチャートである。
【図12】複写機の操作部の構成を示す図である。
【図13】図3の表示部に表示される画面の一例である。
【図14】図3の表示部に表示される画面の一例である。
【図15】図3の表示部に表示される画面の一例である。
【図16】図3の表示部に表示される画面の一例である。
【図17】操作部においてパンチ幅方向補正値測定の設定手順を示すフローチャートである。
【図18】パンチ幅方向補正値測定動作処理手順を示すフローチャートである。
【図19】第2の実施の形態にかかる穿孔動作処理手順を示すフローチャートである。
【図20】第2の実施の形態にかかる穿孔動作処理手順を示すフローチャートである。
【図21】第3の実施の形態にかかる穿孔動作処理手順を示すフローチャートである。
【図22】第3の実施の形態にかかる穿孔動作処理手順を示すフローチャートである。
【図23】第3の実施の形態にかかる穿孔動作処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
P 原稿
S シート
A シート搬送方向
H 孔
2,3 搬送ローラ対(シート搬送手段)
5 バッファローラ(シート搬送手段)
15 操作部
31 シート検知センサ(シート検知手段)
34 スライドカム
35 カム
35a 谷部
35b 両端部
36 スライドカム駆動モータ
37a 穿孔領域検知センサ
37b スライドカム検知センサ
38 パンチ
39 連結ピン
40 穿孔部
41 ダイ孔
42a,42b センサフラグ
43 シート端部検知センサ(幅方向孔位置調節手段)
44 パンチスライドHP検知センサ
45 パンチスライドHP検知規定部
46 横レジストHP検知センサ(交差方向位置検知手段)
47 横レジストHP規定部
48 ダイ
49 センサースラドモータ(幅方向孔位置調節手段)
50 パンチユニット(穿孔装置)
51 自動原稿給送部
53,54 シート格納部
58 パンチスライドモータ
62 画像形成部(画像形成手段)
66 感光体ドラム
93 ステイプルユニット
94 折りローラ対
95 突き板
100 折り曲げ装置
101 読み取り給送装置
102 複写機(画像形成装置)
103 シート処理装置
104 複写機(画像形成装置)の本体
200,2200 コントローラ回路部
201 操作部制御部
202 シート供給制御部
203 読み取りシート供給装置制御部
204 画像形成制御部
205,2205 シート処理装置制御部
1001,2001 メモリ
1002,2002 CPU
1003 I/O制御部
1004,2004 ROM
1005 シート搬送距離カウンタ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a sheet processing apparatus that sorts, binds, and stacks sheets discharged from an image forming apparatus and the like, and an image forming apparatus including such a sheet processing apparatus.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, a sheet processing apparatus that performs post-processing such as sorting, binding, stacking, and punching on an image-formed sheet discharged from an image forming apparatus is known.
[0003]
In these sheet processing apparatuses, as a punching method for punching a sheet, a method for punching a sheet bundle stored in a processing tray is known. Cannot be transported to the processing tray. Further, there is a problem that it is difficult to increase the processing speed, for example, it is necessary to interrupt the sheet conveyance from the image forming apparatus due to the capability of the punching unit and perform the punching process several times.
[0004]
Therefore, one sheet is continuously discharged from the image forming apparatus at regular intervals. One by one A method of drilling is known. In such a sheet processing apparatus that performs punch processing for each sheet that is being conveyed, in the sheet conveying direction, the leading edge or the trailing edge of the conveyed sheet is detected, and punching is performed based on the detection result. A method of adjusting the punch position by changing the timing is known. Also, the sheet conveyance direction and Orthogonal For the sheet width direction to be Orthogonal There is known a method of adjusting a punch position by detecting a sheet end in a direction to be moved and moving a punch unit in a width direction of a conveyed sheet based on the detection result.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, when considering high speed punch processing, Orthogonal It is essential to increase the punch position adjustment in the sheet width direction. When considering the high-speed movement of the punch unit, it is necessary to increase the size of the motor, which leads to an increase in cost and power consumption. In addition, the punch unit is not light, and if a heavy object is moved at high speed or stopped, problems such as vibration of the unit may occur, which may affect the punching accuracy of the punch means. There is.
[0006]
Therefore, when considering speeding up the punching process by reducing the moving distance, Orthogonal The adjustment amount with respect to the sheet width direction is highly dependent on the cassette in which the sheet is fed. Focusing on one paper cassette, the direction of transport of paper fed from that cassette Orthogonal Although the absolute amount of sheet edge misalignment in the direction in which the sheet is fed is small, the conveyance direction for each sheet fed from a plurality of sheet cassettes Orthogonal When the total movement amount of the sheet edge misalignment in the direction of Orthogonal It takes time to detect the end of the sheet in the direction of the sheet, and there is a problem that it is difficult to increase the speed.
[0007]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a sheet processing apparatus having a function of performing punching processing on a sheet, and image formation including such a sheet processing apparatus. The purpose of the apparatus is to shorten and speed up the drilling process.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention comprises a punching means for punching a predetermined position of a sheet; Duplicate Number of sheets storage Rashi Sheet conveying means for conveying the sheet to the punching means, sheet detecting means for detecting the sheet conveyed to the punching means, and cross direction position detecting means for detecting the position of the sheet in the direction intersecting the sheet conveying direction. When, After the sheet is detected by the sheet detecting means, In a sheet processing apparatus having width direction hole position adjusting means for adjusting a hole position in a direction intersecting with the sheet conveying direction so as to correspond to the sheet position detected by the intersecting direction position detecting means, Among the plurality of sheet storage units, The sheet conveyed to the punching means G Corresponds to the stored sheet storage do it The operation reference position of the width direction hole position adjusting means is variably set.
[0009]
Further, it is preferable to have a storage unit that stores the operation reference position of the width direction hole position adjusting unit that is variably set as a position corresponding to the sheet storage unit.
[0010]
In another aspect of the invention, a punching means for punching a predetermined position of the sheet; Duplicate Number of sheets storage Rashi Sheet conveying means for conveying the sheet to the punching means, sheet detecting means for detecting the sheet conveyed to the punching means, and cross direction position detecting means for detecting the position of the sheet in the direction intersecting the sheet conveying direction. When, After the sheet is detected by the sheet detecting means, In a sheet processing apparatus having width direction hole position adjusting means for adjusting a hole position in a direction intersecting with the sheet conveying direction so as to correspond to the sheet position detected by the intersecting direction position detecting means, Among the plurality of sheet storage units, The sheet conveyed to the punching means G It has a mode for measuring an operation reference position of the width direction hole position adjusting means in accordance with the stored sheet storage portion.
[0011]
Further, it is preferable to have a storage unit that stores the operation reference position measured through the operation reference position measurement mode as a position corresponding to the sheet storage unit.
[0012]
Other inventions , Sheet conveying means for conveying the sheet; From the plurality of sheet storage units by the sheet conveying means Punching means for punching a predetermined position of the conveyed sheet; By the sheet conveying means Sheet detection means for detecting the sheet to be conveyed, cross direction position detection means for detecting the position of the sheet in the direction intersecting the sheet conveyance direction, After the sheet is detected by the sheet detecting means, In the sheet processing apparatus, the sheet processing apparatus includes: a width direction hole position adjusting unit that adjusts a hole position in a direction intersecting the sheet conveyance direction so as to correspond to the sheet position detected by the intersecting direction position detecting unit. When the sheet storage unit storing the sheet to be processed is changed, the operation reference position of the width direction hole position adjusting means is made variable.
[0013]
Further, when the sheet storage unit storing the sheet to be punched is changed, it is preferable to perform an operation of measuring an operation reference position of the width direction hole position adjusting means.
[0014]
In addition, it is preferable to include a storage unit that stores the operation reference position of the width direction hole position adjusting unit measured by the operation of measuring the operation reference position as a position corresponding to the sheet storage unit.
[0015]
Further, when the sheet storage unit in which the sheet to be punched is stored is changed, it is longer than the normal sheet conveyance interval when the sheet storage unit in which the sheet to be punched is stored is not changed. It is preferable to convey the sheet at intervals.
[0016]
Another invention is an image forming apparatus connected to the sheet processing apparatus having the above-described configurations, A plurality of sheet storage units; an image forming unit that forms an image on a sheet conveyed from the plurality of sheet storage units; and a sheet processing apparatus that performs punching processing on the image-formed sheet. It is characterized by providing.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Preferred embodiments of the present invention will be exemplarily described in detail below with reference to the drawings. However, the dimensions, materials, shapes, relative arrangements, and the like of the components described in this embodiment are not intended to limit the scope of the present invention only to those unless otherwise specified. Absent.
[0018]
(First embodiment)
A first embodiment embodying a sheet processing apparatus and an image forming apparatus of the present invention will be described. FIG. 1 is a schematic front sectional view of a
[0019]
A reading
[0020]
A plurality of
[0021]
The
[0022]
The
[0023]
The
[0024]
In FIG. 1, a relatively large-diameter buffer roller (sheet conveying means) 5 arranged in the middle of conveyance is rotated by a
[0025]
FIG. 3 is a diagram illustrating a configuration of the
[0026]
FIG. 4 is a view of the punching
[0027]
In the punching
[0028]
In FIG. 6, the V-shaped groove-shaped
[0029]
In FIG. 4, the
[0030]
The perforated
[0031]
When the transmission part of the
[0032]
In FIG. 3, the sheet S or the insert sheet I is conveyed in the direction of arrow A by the conveyance roller pair 2 (see FIG. 1), and the leading edge is detected by the
Then, the slide
[0033]
When the
[0034]
The
[0035]
Further, the
[0036]
That is, when the sheet
[0037]
As described above, the sheet processing
[0038]
Further, after the sheet processing
[0039]
Alternatively, when the punch slide
[0040]
Accordingly, the punching
[0041]
When the punching operation is actually performed, the
[0042]
The punching standby position will be described with reference to FIGS. For example, when the conveyed sheet S is the sheet S1 fed from the recording
[0043]
When the conveyed sheet S is the sheet S1 fed from the recording
[0044]
Similarly, when the conveyed sheet S is the sheet S2 fed from the recording
[0045]
That is, Q is considered when the shift in the sheet width direction orthogonal to the conveyance direction of the sheet S conveyed from all the sheet storage units is considered as an apparatus, but the recording
[0046]
The
[0047]
As a result, the
[0048]
The
[0049]
The
[0050]
On the discharge end side of the
[0051]
The
[0052]
The insert
[0053]
The sheet S or the insert sheet I is conveyed by the conveying
[0054]
Next, a stopper moving motor (not shown) is started, the
[0055]
The folded sheet bundle is discharged onto the stacking
[0056]
As described above, when the user sets a document on the automatic
[0057]
FIG. 2 is a block diagram showing the configuration of the control unit of the copying
[0058]
An operation
[0059]
The
[0060]
When the user sets a document on the automatic
The
[0061]
The
[0062]
Then, an image is formed on the sheet S through charging, exposure, latent image, development, transfer, separation, and fixing steps of a normal electrophotographic process. The sheet S on which the image is formed is conveyed by the
[0063]
The sheet S discharged from the
[0064]
When the leading edge of the sheet is detected by the
[0065]
Next, the
[0066]
After the sheet S stops, the
[0067]
Thereafter, the
[0068]
The
[0069]
When the two-fold bookbinding operation is selected in the
[0070]
The
[0071]
The
[0072]
Further, when the stapling operation is selected by the
[0073]
Further, the
[0074]
10 and 11 are flowcharts showing the drilling processing procedure. This processing program is stored in the
[0075]
The
[0076]
The
[0077]
When the leading edge of the sheet is detected, the
[0078]
When the count value of the sheet
[0079]
When the sheet
[0080]
Further, when the
[0081]
Then, the
[0082]
Thereafter, the
[0083]
On the other hand, when it is determined in S-4 that the job is to be continued, that is, when the punching process has not been completed for a predetermined number of sheets, the
[0084]
Although the
[0085]
(Second Embodiment)
Next, a second embodiment embodying the present invention will be described focusing on differences from the first embodiment. Also in the second embodiment, the basic hardware configuration of the sheet processing apparatus and the image forming apparatus is the same as that of the first embodiment, and thus the same reference numerals are given to the same components. A duplicate description is omitted here.
[0086]
The
As shown in FIG. 12, the
[0087]
The punching standby positions R1, R2, and R3 correspond to the first sheet fed from the changed sheet storage unit when the sheet storage unit (sheet feeding position) of the sheet to be punched is changed. To perform the measurement operation. Detailed description regarding the measurement operation will be described later.
[0088]
Here, the punching standby positions R1, R2, R3 of A measurement method will be described. The punching standby position of the sheet S1 fed from the recording
[0089]
When the punch width direction correction reference position setting operation is selected from the
[0090]
Alternatively, when the punch slide
[0091]
After the
[0092]
Then, the
[0093]
Then, the conveyance roller pairs 2 and 3 and the
[0094]
(Punch width direction correction reference position setting)
Further, when the punch width direction correction reference position setting operation is selected by the
[0095]
When the leading edge of the sheet is detected by the
[0096]
When the sheet
[0097]
Then, the
[0098]
FIG. 17 is a flowchart showing a user mode setting input procedure for setting the punch width direction correction reference position. This processing program is stored in the
[0099]
First, in step (hereinafter abbreviated as “S-”) 1, the
[0100]
If it is determined in S-1 that the copy start key 302 has not been pressed by the user, the
[0101]
The
[0102]
The
[0103]
If it is determined in S-5 that the punch width direction detection reference position setting key 601 has been pressed by the user, the
[0104]
If it is determined in S-5 that the punch width direction detection reference position setting key 601 has not been pressed by the user, the
[0105]
When determining in step S-6 that no other key has been pressed by the user, the
[0106]
If it is determined in S-11 that the cancel key 804 has been pressed by the user, the operation
[0107]
If the
[0108]
If it is determined in S-12 that there is a key input other than the cancel key, the
[0109]
FIG. 18 is a flowchart showing processing of the punch width direction correction reference position measurement operation. This processing program is stored in the
[0110]
The
[0111]
When the leading edge of the sheet is detected, the
[0112]
When the count value of the sheet
[0113]
The
[0114]
The
[0115]
When the sheet
[0116]
The
[0117]
Then, the
[0118]
19 and 20 are flowcharts showing the drilling processing procedure. This processing program is stored in the
[0119]
The
[0120]
The
[0121]
When the leading edge of the sheet is detected, the
[0122]
When the count value of the sheet
[0123]
When the sheet
[0124]
Further, when the
[0125]
Then, the
[0126]
Thereafter, the
[0127]
On the other hand, when it is determined in S3-4 that the job is to be continued, that is, when the punching process has not been completed for a predetermined number of sheets, the
[0128]
Although the
[0129]
Further, the
[0130]
(Third embodiment)
Next, a third embodiment embodying the present invention will be described focusing on differences from the first and second embodiments. In the third embodiment, the basic hardware configurations of the sheet processing apparatus and the image forming apparatus are the same as those in the first and second embodiments, and the same components are the same. The description which overlaps here is abbreviate | omitted.
[0131]
Here, the measurement operation of the punching standby positions R1, R2, and R3 executed by the sheet processing apparatus according to the third embodiment when the storage location of the sheet to be punched is changed will be described.
[0132]
The punching standby position of the sheet S1 fed from the recording
[0133]
As described above, the center position of the shift position in the sheet width direction orthogonal to the sheet conveyance direction differs depending on the sheet feeding location. This is considered to be caused by device variations of the paper feed storage unit.
[0134]
When the location where the sheet to be punched is stored is changed, before the sheet is conveyed to the
[0135]
When the punch slide
[0136]
Alternatively, when the punch slide
[0137]
Accordingly, the punching
[0138]
The
[0139]
Then, the
[0140]
Then, the conveyance roller pairs 2 and 3 and the
[0141]
Then, the slide
[0142]
When the
[0143]
In addition, an operation for measuring the drilling standby position corresponding to the stored location will be described. The
[0144]
When the leading edge of the sheet is detected by the
[0145]
When the sheet
[0146]
Then, the
[0147]
Next, the
[0148]
After the sheet S stops, the
[0149]
Thereafter, the
[0150]
The
[0151]
When the two-fold bookbinding operation is selected in the
[0152]
The
[0153]
The
[0154]
Further, when the stapling operation is selected by the
[0155]
Further, the
[0156]
21, FIG. 22 and FIG. 23 are flowcharts showing the drilling processing procedure. This processing program is stored in the
[0157]
The
[0158]
The
[0159]
When the leading edge of the sheet is detected, the
[0160]
When the count value of the sheet
[0161]
Further, when the
[0162]
Then, the
[0163]
When the count value of the sheet
[0164]
Thereafter, the
[0165]
On the other hand, when it is determined in (S-4) that the job is to be continued, that is, when the punching process has not been completed for a predetermined number of sheets, the
[0166]
Note that the
[0167]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the sheet conveying direction and Orthogonal In the apparatus for detecting the edge of the sheet in the sheet width direction (crossing direction), correcting the amount of misalignment, and performing the punching operation, the sheet conveyance direction corresponding to each sheet storage unit Orthogonal By having a standby position of the sheet edge detection means in the sheet width direction to be performed, the sheet conveying direction to be performed for each sheet, and Orthogonal By reducing the movement distance of the punch position adjustment in the sheet width direction, the punch position adjustment can be speeded up.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front cross-sectional view showing a main internal structure of a copying machine equipped with a sheet processing apparatus as a first embodiment embodying the present invention.
FIG. 2 is a block diagram showing a configuration of a copier control unit of FIG.
FIG. 3 is a diagram illustrating a configuration of a punch unit housed in a sheet processing apparatus.
4 is a view of a punched portion of the punch unit of FIG. 3 as viewed from the upstream side in the sheet conveying direction.
FIG. 5 is a cross-sectional view of the punching unit of FIG. 3 along the sheet conveying direction.
FIG. 6 is a diagram showing the relationship between the position of the slide cam and punch when performing the punching operation process and the operation state of each sensor.
FIG. 7 is a diagram illustrating a relationship between a deviation amount in a direction perpendicular to a sheet feeding storage unit and a sheet conveyance direction.
FIG. 8 is a diagram illustrating a relationship between a paper feed storage unit, a sheet conveyance direction, and a deviation amount in an orthogonal direction.
FIG. 9 is a diagram illustrating a punching position on a sheet.
FIG. 10 is a flowchart showing a drilling operation processing procedure according to the first embodiment;
FIG. 11 is a flowchart showing a drilling operation processing procedure according to the first embodiment;
FIG. 12 is a diagram illustrating a configuration of an operation unit of the copying machine.
13 is an example of a screen displayed on the display unit of FIG.
14 is an example of a screen displayed on the display unit in FIG. 3;
15 is an example of a screen displayed on the display unit in FIG. 3;
16 is an example of a screen displayed on the display unit of FIG. 3;
FIG. 17 is a flowchart showing a setting procedure of punch width direction correction value measurement in the operation unit.
FIG. 18 is a flowchart showing a punch width direction correction value measurement operation processing procedure;
FIG. 19 is a flowchart showing a drilling operation processing procedure according to the second embodiment;
FIG. 20 is a flowchart showing a drilling operation processing procedure according to the second embodiment;
FIG. 21 is a flowchart showing a drilling operation processing procedure according to the third embodiment;
FIG. 22 is a flowchart showing a drilling operation processing procedure according to the third embodiment;
FIG. 23 is a flowchart showing a drilling operation processing procedure according to the third embodiment;
[Explanation of symbols]
P manuscript
S sheet
A Sheet transport direction
H hole
2,3 Conveying roller pair (sheet conveying means)
5 Buffer roller (sheet conveying means)
15 Operation unit
31 Sheet detection sensor (sheet detection means)
34 Slide cam
35 cams
35a Tanibe
35b both ends
36 Slide cam drive motor
37a Perforation area detection sensor
37b Slide cam detection sensor
38 punch
39 Connecting pin
40 Perforated part
41 Die hole
42a, 42b Sensor flag
43 Sheet edge detection sensor (width direction hole position adjusting means)
44 Punch slide HP detection sensor
45 Punch slide HP detection regulation part
46 Horizontal registration HP detection sensor (crossing direction position detection means)
47 Horizontal resist HP regulation part
48 die
49 Sensor thrust motor (width direction hole position adjusting means)
50 Punch unit (Punching device)
51 Automatic document feeder
53, 54 Sheet storage
58 Punch slide motor
62 Image forming unit (image forming means)
66 Photosensitive drum
93 Staple unit
94 Folding roller pair
95 Veneer
100 bending machine
101 Reading and feeding device
102 Copying machine (image forming apparatus)
103 Sheet processing apparatus
104 Main body of copier (image forming device)
200,2200 Controller circuit
201 Operation unit control unit
202 Sheet supply control unit
203 Reading sheet supply device controller
204 Image formation control unit
205, 2205 Sheet processing device control unit
1001,2001 memory
1002, 2002 CPU
1003 I / O control unit
1004, 2004 ROM
1005 Sheet transport distance counter
Claims (9)
複数のシート格納部からシートを前記穿孔手段に搬送するシート搬送手段と、
前記穿孔手段に搬送されるシートを検知するシート検知手段と、
シートの搬送方向と交差する方向のシートの位置を検知する交差方向位置検知手段と、
前記シート検知手段によりシートが検知された後、前記交差方向位置検知手段によって検知されるシートの位置に対応するように、前記シートの搬送方向と交差する方向における孔空け位置を調節する幅方向孔位置調節手段と、
を有するシート処理装置において、
前記複数のシート格納部のうち、前記穿孔手段に搬送されるシートが格納されていたシート格納部に対応して前記幅方向孔位置調節手段の動作基準位置を可変設定することを特徴とするシート処理装置。Punching means for punching a predetermined position of the sheet;
A sheet conveying means for conveying the sheet storage portion or brush over bets multiple to the perforating means,
Sheet detecting means for detecting a sheet conveyed to the punching means;
Cross direction position detection means for detecting the position of the sheet in the direction crossing the sheet conveyance direction;
After the sheet is detected by the sheet detecting means, a width direction hole for adjusting a hole position in a direction intersecting the sheet conveying direction so as to correspond to the position of the sheet detected by the cross direction position detecting means. Position adjusting means;
In a sheet processing apparatus having
Among the plurality of sheet storage unit, characterized by variably setting the operation reference position of the width direction hole positioning means on a sheet storage unit sheet was stored to be transported to the punching means Sheet processing device.
複数のシート格納部からシートを前記穿孔手段に搬送するシート搬送手段と、
前記穿孔手段に搬送されるシートを検知するシート検知手段と、
シートの搬送方向と交差する方向のシートの位置を検知する交差方向位置検知手段と、
前記シート検知手段によりシートが検知された後、前記交差方向位置検知手段によって検知されるシートの位置に対応するように、前記シートの搬送方向と交差する方向における孔空け位置を調節する幅方向孔位置調節手段と、
を有するシート処理装置において、
前記複数のシート格納部のうち、前記穿孔手段に搬送されるシートが格納されていたシート格納部に応じて前記幅方向孔位置調節手段の動作基準位置を測定するモードを有することを特徴とするシート処理装置。Punching means for punching a predetermined position of the sheet;
A sheet conveying means for conveying the sheet storage portion or brush over bets multiple to the perforating means,
Sheet detecting means for detecting a sheet conveyed to the punching means;
Cross direction position detection means for detecting the position of the sheet in the direction crossing the sheet conveyance direction;
After the sheet is detected by the sheet detecting means, a width direction hole for adjusting a hole position in a direction intersecting the sheet conveying direction so as to correspond to the position of the sheet detected by the cross direction position detecting means. Position adjusting means;
In a sheet processing apparatus having
Among the plurality of sheet storage unit, and characterized by having a mode for measuring an operation reference position of the width direction hole position adjustment means according to the sheet storage unit sheet to be transported to the perforation means it has been stored Sheet processing apparatus.
ト格納部に対応する位置として記憶する記憶手段を有することを特徴とする請求項3記載のシート処理装置。4. The sheet processing apparatus according to claim 3, further comprising storage means for storing the operation reference position measured through the operation reference position measuring mode as a position corresponding to the sheet storage unit.
前記シート搬送手段により複数のシート格納部から搬送されるシートの所定位置に穿孔処理を施す穿孔手段と、
前記シート搬送手段により搬送されるシートを検知するシート検知手段と、
シートの搬送方向と交差する方向のシートの位置を検知する交差方向位置検知手段と、
前記シート検知手段によりシートが検知された後、前記交差方向位置検知手段によって検知されるシートの位置に対応するように、前記シートの搬送方向と交差する方向における穿孔位置を調節する幅方向孔位置調節手段と、
を有するシート処理装置において、
穿孔処理するシートが格納されていた前記シート格納部が変更された場合、前記幅方向孔位置調節手段の動作基準位置を可変にすることを特徴とするシート処理装置。A sheet conveying means for conveying the sheet over bets,
Punching means for punching a predetermined position of a sheet conveyed from a plurality of sheet storage units by the sheet conveying means ;
Sheet detecting means for detecting a sheet conveyed by the sheet conveying means ;
Cross direction position detection means for detecting the position of the sheet in the direction crossing the sheet conveyance direction;
A width direction hole position that adjusts a punching position in a direction intersecting with the sheet conveyance direction so as to correspond to the position of the sheet detected by the cross direction position detecting unit after the sheet is detected by the sheet detecting unit. Adjusting means;
In a sheet processing apparatus having
The sheet processing apparatus according to claim 1, wherein the operation reference position of the width direction hole position adjusting unit is made variable when the sheet storage unit storing the sheet to be punched is changed.
前記幅方向孔位置調節手段の動作基準位置を測定する動作を行うことを特徴とする請求項5記載のシート処理装置。When the sheet storage unit that stores the sheet to be punched is changed,
6. The sheet processing apparatus according to claim 5, wherein an operation for measuring an operation reference position of the width direction hole position adjusting means is performed.
前記複数のシート格納部から搬送されるシートに画像形成を行う画像形成部と、
画像形成されたシートに穿孔処理を施す請求項1〜8のうち何れか1項に記載されたシート処理装置を備えた画像形成装置。 A plurality of sheet storage units;
An image forming unit that forms an image on a sheet conveyed from the plurality of sheet storage units;
An image forming apparatus having a sheet processing equipment according to any one of claims 1 to 8 for performing punching on a sheet on which an image is formed.
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